JP2009064300A - リムーバブルメモリユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】リムーバブルメモリユニットに記憶されたOSをコンピュータ装置に読み込むことなくリムーバブルメモリユニット上で起動することができるようにする。
【解決手段】メモリ部13はCD−ROMドライブとして認識される第1の記憶領域13aとフラッシュメモリとして認識される第2の記憶領域13bとからなり、第1の記憶領域13aをCD−ROMドライブとして、第2の記憶領域13bをフラッシュメモリとして認識させるための情報を記憶した制御記憶部14を備え、第1の記憶領域13aにMBR30と、第1の記憶領域13aをサーチしてOS本体32の記憶場所を特定するサーチスクリプトを含むOS起動プログラム31と、OS起動プログラム31に基づいてUSBメモリユニット10上で起動されるOS本体32を記憶し、第2の記憶領域13bに起動されたOS本体32によって書込、復元が可能なデータを記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ装置のOS(オペレーティングシステム)を記憶したリムーバブルメモリユニットに関するものであり、特に、リムーバブルメモリユニットに記憶されたOSをコンピュータ装置に読み込むことなくリムーバブルメモリユニット上で起動することができるようにしたリムーバブルメモリユニットに関するものである。
現在、多数のユーザにより使用されているコンピュータ装置は、プロセッサチップと、OS起動プログラム、OS(オペレーティングシステム/演算・制御プログラム)をコンピュータ装置に内蔵されるハードディスクにインストールし、OS起動プログラムによりOSを起動してプロセッサチップがそのOSに従ってコンピュータ装置内の各種リソースを制御し、演算操作を行うように構成されている。
ハードディスク装置はOSが管理、使用する領域とユーザが使用する領域に分離され、ユーザがコンピュータ装置を利用するために必要なアプリケーションプログラムはOSの管理のもと、ハードディスク装置のユーザ使用領域にインストールされ、OSの管理下で動作する。また、ユーザがコンピュータ装置を操作して(所望のアプリケーションを起動して)作成されたデータもまたハードディスク装置のユーザ使用領域に保存することができる。
また、コンピュータ装置がネットワーク環境下に置かれた場合には、ネットワークおよびユーザのコンピュータ装置に対して設定されたネットワーク環境条件に従って、ネットワーク内の各種サーバや共用ファイル装置などのリソースにアクセスして当該コンピュータ装置に許容されているデータを取得したり、当該データを書き換えたりすることができる。
更に、コンピュータ装置が、LAN(ローカルエリアネットワーク)からインターネットを介して外部ネットワークにアクセスできるネットワーク環境下に置かれる場合には、インターネット網を介してアクセスすることのできる外部のWEBサーバなど、各種リソースを利用することもできる。
このようなコンピュータ装置は、企業等における機密性の高い情報を作成、保存する作業にも使用されることから、コンピュータ装置の盗難や本来使用を許されていない第3者によりコンピュータ装置が使用され機密情報が流出するような事態が生ずる恐れがある。このような事態を防止するために、コンピュータ装置やネットワークに対するセキュリティ対策が必要になる。
コンピュータ装置のセキュリティ対策として種々の方法が提案され、現実に適用されている方法も多い。一般的にはOSの起動プログラムに個人認証機能を搭載し、OS起動時に本来のユーザが設定したパスワードを入力させ、設定パスワードと照合してOSを起動させるようにした方法が採られる。この方法ではパスワードを盗まれたり、他人にパスワードを教えたりした場合には、本来のセキュリティ機能を果たすことができなくなり、高度なセキュリティ対策とはいえない。
コンピュータ装置のセキュリティ対策として、例えば、下記の特許文献1(特開2002−341957号公報)には、フラッシュメモリなどのリムーバブルユニットを使用したコンピュータの起動方法が開示されている。この特許文献1に開示されたコンピュータの起動方法は、コンピュータ本体から着脱可能なリムーバブルユニットが、フラッシュメモリからなる一般データ記録部およびユーザーコード記録部を含み、かつ、MP3プレーヤーとして使用でき、コンピュータ本体のBIOS−ROMが、ユニットコード記録部と、リムーバブルユニットが接続されるインターフェース部と、ユーザーコードとユニットコードが一致するとシステムの起動を許可する制御部を含んで構成されたものである。
コンピュータのユーザがコンピュータを起動する場合、リムーバブルユニットをコンピュータ本体に接続する。そしてリムーバブルユニットからユーザーコードがインターフェース部を経由してコンピュータ本体に送信され、コンピュータ本体の制御部はユーザーコードの内容とユニットコードの内容とを比較し、これらが一致していればシステムの起動を許可し、一致していなければシステムの起動を不許可とする。このようにすることによって、パスワードを使用することなく、リムーバブルユニットをコンピュータ本体に接続するだけで、正しいリムーバブルユニットが接続された場合のみコンピュータを起動することができる。
この方法によれば、ユーザによりリムーバブルユニットの管理が適正に行われる限りにおいてはパスワードの入力などの操作が不要であり、便利であるが、リムーバブルユニットが盗難にあったり、第3者に貸し出されたりした場合にはセキュリティ機能を果たすことができなくなり、パスワードを使用する方法と大きな差異はない。
このような問題に対して、セキュリティを完備したサーバールームを設け、クライアントにハードディスクを持たせないシステムを構築した場合、ハードディスクの持ち出しや盗難は防げても、ネットワークを経由してのアクセスは比較的容易に可能である。
最近では、リムーバブルユニットの記憶容量が飛躍的に大きくなったことから、USBメモリスティックのようなリムーバブルユニットを利用することが一般的になってきている。例えば、下記の特許文献2(特開2005−166049号公報)には、指紋センサを備えたメモリ保存装置が開示されている。
この特許文献2に開示された指紋センサを備えたメモリ保存装置は、ホストに接続されたホストインタフェース、ホストインタフェースに接続されたコントローラ、コントローラに接続された指紋センサ及びメモリモジュールを具え、コントローラとホストがハンドシェークによりコミュニケートし、ホストに適合する駆動プログラム及びアプリケーションプログラムをメモリモジュールよりホストにダウンロードし、ホストはこの二つのプログラムを通して使用者の命令を受け取り、コントローラに通知して指紋センサを制御させて使用者の認識待機指紋データを読み取らせ、アプリケーションプログラムを利用して認識待機指紋データを処理してメモリモジュールに保存されたテンプレート指紋データと比較し両者がマッチするかを比較し、比較結果によりホストがメモリモジュールの特定ブロックにアクセス可能になるように構成したものである。
このように、リムーバブルユニットの記憶容量が飛躍的に大きくなったことから、コンピュータ装置にOS起動プログラムやOSそのものをインストールせず、コンピュータ装置は表示手段やキーボード等の入力手段とUSBポートのようなリムーバブルユニット接続手段のみを設け、リムーバブルユニットが接続されない状態ではコンピュータ装置として機能しないように構成することが可能である。
図4は、このようなリムーバブルユニットとコンピュータ装置を示すブロック図であり、リムーバブルユニットとしてUSBメモリユニット100が使用さている。コンピュータ装置200は、液晶表示ユニットなどの表示手段210、キーボード、マウスなどの入力手段220、USBメモリユニット100を接続するためのUSBポート230を備えている。なお、図示していないがコンピュータ装置200は、表示手段210、入力手段220、USBポート230を制御するマイクロプロセッサチップを搭載している。
一方、USBメモリユニット100は、USBコントローラ110、入出力部120と、OS起動プログラム131、OS132、メモリ133を有するプロセシングモジュール130を備えている。使用者はコンピュータ装置200を使用する場合、USBメモリユニット100をコンピュータ装置200のUSBポート230に接続し、OS起動プログラム131を作動させてOS132を起動すると、入出力部120、USBポート230を経由してコンピュータ装置200の表示手段210、入力手段220との間で情報の送受信が可能になり、USBメモリユニット100のプロセシングモジュール130がコンピュータ装置200の一部として動作するようになる。
一般にコンピュータ装置のOSを起動するには、MBR(Master Boot Record:マスタブートレコード)と呼ばれる情報が用いられる。このMBRは記憶装置の先頭アドレスに記録されており、通常は512バイト程度の情報である。また、MBRはコンピュータ装置の電源が投入されBIOS(Basic Input Output System)が起動された後に、OSを起動するために最初に読まれる記憶領域に記憶され、OS本体の記憶場所のアドレスや初期表示画面情報などが記録されている。従って、USBメモリユニット100のOS起動プログラム131にはその先頭の512バイトにMBRを記憶しておく。
コンピュータ装置の電源が投入されるとBIOS(Basic Input Output System)が起動され、BIOSによって記憶装置の先頭512バイトに記録されたMBRが読み出される。MBRにはOS132の記憶領域のアドレスや初期表示画面情報などが記録されているから、BIOSは表示手段に初期画面を表示し、OS132を起動することができる。
このような構成にすれば、コンピュータ装置本体にはOS、ハードディスクが不要であり、コンピュータ装置本体内にはデータがいっさい残らない為、情報漏洩を完全にシャットアウトできる。更に、このUSBメモリユニット(メモリスティック型クライアント装置ということもできる)に認証システムを組み合わせればより高いレベルの個別セキュリティを併せ持たせることができる。
また、USBメモリユニットに種々のアプリケーションソフトを記憶させておき、USBメモリ上でアプリケーションソフトを起動させることもできる。この場合、アプリケーションソフトはCD−ROMのような読み出し専用の記憶領域に記憶されることが好ましい。ところが、USBメモリユニットは一般的にはコンピュータ装置からハードディスクユニットとして認識され、CD−ROMとして認識されないため、アプリケーションソフトは書き換えできない記憶領域に記憶することができないという問題点があった。
このような問題点を解消するUSBメモリユニットは、例えば、下記の特許文献3(特開2004−171536号公報)に開示されている。このUSBメモリユニットは、記憶領域を、データの読み出し、書き込み及び削除を実行可能な領域と読み出しのみ実行可能な領域とに分け、これらの領域を、情報の読み出し、書き込み及び削除を実行可能なディスクデバイスと認識させるための情報と、情報の読み出しのみを実行可能なCD−ROMデバイスとして認識させるための情報と、を記憶して、ホストが有するUSBマスストレージクラスドライバに、USBストレージデバイスの前記各領域を、ディスクデバイス及びCD−ROMデバイスという異なる2つの種類のデバイスとして認識させるように構成したものである。
特開2002−341957号公報(図3) 特開2005−166049号公報(図1、図4) 特開2004−171536号公報(図1、図2)
ところで、図4に示すようなOSを記憶したUSBメモリユニットをコンピュータ装置に接続し、USBメモリユニット上でOSを動作させる場合、USBメモリユニットがどのようなコンピュータ装置に接続されて使用されるかはユーザによってそれぞれ異なるものであるから、コンピュータ装置の機種による依存性がないことが好ましい。
例えば、コンピュータ装置がハードディスクドライバを有し、ハードディスクドライブを接続できる場合でも、SCSI規格のハードディスクドライブやIDE規格のハードディスクドライブに対応するハードディスクドライバであるかにより接続できるハードディスクドライブが制約される。同様にコンピュータ装置の機種によりCD−ROMドライバやCD−RWドライバなどが異なる場合そのコンピュータ装置に接続可能なデバイスが制約を受ける。
コンピュータ装置にUSBメモリユニットを接続して使用する場合、コンピュータ装置にはUSBドライバが組み込まれており、一般にはこのUSBドライバはUSBメモリユニットをハードディスクドライブとして認識する。ハードディスクドライブは通常、パーティションで区分された複数の記憶領域を有する構造としてコンピュータ装置から認識される。従って、図4に示すようにOSをUSBメモリユニットに記憶しておき、USBメモリユニット上でOSを動作させる場合、USBメモリユニットのデータ記憶領域の先頭にMBRを記録しておき、MBRにはOS本体が記憶されている記憶場所を記録しておく必要がある。すなわち、OS本体の記憶場所がどのパーティションによって区切られた領域に記憶されているかを記録しておく必要がある。
USBメモリユニットの記憶領域は、図5に示すように複数のパーティションによって区分された複数の記憶領域sda1〜sda4を有する構造として認識される。図5において、sdaはディスクドライブaを表しており、複数の物理ドライブを有する場合はそれぞれのディスクドライブはsdb・・・sdnのように表される。なお、sdaはハードディスクドライブがSCSI規格によるものであることを示し、ハードディスクドライブがIDE規格によるものである場合は、hda・・・hdnのように表される。同様にディスクドライブがCD規格によるものである場合はsrで表される。また、パーティションによる区分数はSCSI規格においては基本パーティション4、論理パーティション5の最大9つのパーティションに区分できる。IDE規格においても同様である。
コンピュータ装置がどのハードディスクドライブの規格を採用しているかは製造メーカや機種に依存する。USBメモリユニットは各種のコンピュータ装置に接続されるので、機種依存があってはならず、SCSI規格、IDE規格やCD規格などのいずれにも適用できるようなドライブ情報を有している。
先に、OSを起動する方法として、MBRにOS132の記憶領域のアドレスや初期表示画面情報などを記録しておき、BIOSが表示手段に初期画面を表示し、OS132を起動する例を説明したが、OSを起動する別の方法としては、MBRにOS本体の記憶位置を直接記憶せず、MBRの記憶位置(メモリの先頭アドレス)に対する相対アドレスで特定される記憶位置にOS本体の記憶場所をサーチするサーチスクリプトを含むOS起動プログラムを記録しておき、パーティションで区分された各記憶領域を順次サーチしてOS本体を特定するように構成することも考慮される。
図6はこのOS起動プログラムの構成を示す図である。このOS起動プログラムはOS本体の記憶場所をサーチするサーチスクリプトを含むものであり、サーチスクリプトを実行することにより、パーティションで区分された各記憶領域を順次サーチしてOS本体を特定するように構成されている。このOS起動プログラムはMBRの記憶アドレスに対して相対アドレスで示される位置に記憶し、MBRに相対アドレス位置を指定しておくことにより読み出して実行することができる。
図6に示すようにOS起動プログラムに含まれるサーチスクリプトは、ディスクドライブsdaのパーティションsda1〜sda9を順にサーチするスクリプト、・・・ディスクドライブsddのパーティションsdd1〜sdd9を順にサーチするスクリプト、ディスクドライブhdaのパーティションhda1〜hda9を順にサーチするスクリプト、・・・ディスクドライブhddのパーティションhdd1〜hdd9を順にサーチするスクリプトのように、USBメモリユニットが接続されるコンピュータ装置の機種依存性がないように全てのディスクドライブ規格に適合できるようにサーチスクリプトが用意されている。これにより、OS本体の記憶されたパーティションをサーチし、OS本体を起動できる。
しかしながら、図4に示すようなOSを記憶したUSBメモリユニットをコンピュータ装置に接続し、USBメモリユニット上でOSを動作させる場合、上記特許文献3に開示されたUSBメモリユニットを適用したとしても、コンピュータ装置はUSBメモリユニットのメモリ部を、ハードディスクドライブとして認識する部分と、CD−ROMドライブとして認識する部分と、を有するものとして認識することはできるが、それ以外のものとして認識することはできない。しかも、ハードディスクドライブとして認識されるUSBメモリユニットはコンピュータ装置からOS起動可能媒体として認識されることは少ない。このため、コンピュータ装置の機種による依存性を完全には無くすことができないという問題点があった。
本願の発明者は、上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、CD−ROMとして認識される媒体は、ほとんどのコンピュータ装置からOS起動可能媒体として認識される点に着目し、USBメモリユニットをCD−ROMとして認識される記憶領域とフラッシュメモリとして認識される記憶領域とに区分し、CD−ROMとして認識される記憶領域にMBRとOS起動プログラムとOS本体を記憶し、フラッシュメモリとして認識される記憶領域に設定ファイルやログファイルなどを記憶するようになせば、上記の問題点を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は上記の問題点を解消することを課題とし、コンピュータ装置の機種によらず、リムーバブルメモリユニットに記憶されたOSをコンピュータ装置に読み込むことなくリムーバブルメモリユニット上で起動することができるようにしたリムーバブルメモリユニットを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、
表示手段と入力手段とリムーバブルメモリユニットを接続するポートを有するコンピュータ装置に接続されるリムーバブルメモリユニットにおいて、
前記リムーバブルメモリユニットは、CD−ROMドライブとして認識される第1の記憶領域とフラッシュメモリとして認識される第2の記憶領域とからなるメモリ部と、前記第1の記憶領域をCD−ROMドライブとして、第2の記憶領域をフラッシュメモリとして認識させるための情報を記憶した制御記憶部と、を備え、
前記第1の記憶領域には、マスタブートレコードと、少なくとも前記第1の記憶領域をサーチしてOS本体の記憶場所を特定するサーチスクリプトを含むOS起動プログラムと、前記マスタブートレコードにより読み出されたOS起動プログラムに基づいて当該第1の記憶領域をサーチすることによって記憶場所が特定されて、該リムーバブルメモリユニット上で起動されるOS本体と、を記憶し、
前記第2の記憶領域には、起動された前記OS本体によって書込、復元が可能なデータを記憶する
ことを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかるリムーバブルメモリユニットにおいて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータは、バイナリデータであることを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2にかかるリムーバブルメモリユニットにおいて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータは、ループファイルシステムに基づいて書込、復元されることを特徴とする。
請求項1にかかる発明においては、リムーバブルメモリユニットは、CD−ROMドライブとして認識される第1の記憶領域とフラッシュメモリとして認識される第2の記憶領域とからなるメモリ部と、前記第1の記憶領域をCD−ROMドライブとして、第2の記憶領域をフラッシュメモリとして認識させるための情報を記憶した制御記憶部と、を備え、前記第1の記憶領域には、マスタブートレコードと、少なくとも前記第1の記憶領域をサーチしてOS本体の記憶場所を特定するサーチスクリプトを含むOS起動プログラムと、前記マスタブートレコードにより読み出されたOS起動プログラムに基づいて当該第1の記憶領域をサーチすることによって記憶場所が特定されて、該リムーバブルメモリユニット上で起動されるOS本体と、を記憶し、前記第2の記憶領域には、起動された前記OS本体によって書込、復元が可能なデータを記憶する。
このような構成によれば、リムーバブルメモリユニットに記憶されたOSをコンピュータ装置に読み込むことなくリムーバブルメモリユニット上で起動することができるようになり、また、MBR、OS本体をサーチするサーチスクリプトを含むOS起動プログラムをコンピュータ装置がCD−ROMドライブとして認識するメモリ領域(第1の記憶領域)に記憶してあるため、BIOSはこの領域からMBR、OS起動プログラムを読み出してOS本体を起動でき、コンピュータ装置の機種依存性を解消することができるようになる。
また、コンピュータ装置がフラッシュメモリとして認識するメモリ領域(第2の記憶領域)は、生のデータの復元方法を公開しない限りセキュリティ上も安全なので、リムーバブルメモリユニットのセキュリティを向上させることができるようになる。
請求項2にかかる発明においては、請求項1にかかるリムーバブルメモリユニットにおいて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータはバイナリデータとする。
このような構成によれば、フラッシュメモリとして認識するフラッシュメモリ領域(第2の記憶領域)にダイレクトに生のデータを書き込み、このメモリ領域からダイレクトにデータを取り出すことができるようになる。
請求項3にかかる発明においては、請求項1または請求項2にかかるリムーバブルメモリユニットにおいて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータは、ループファイルシステムに基づいて書込、復元される。
このような構成によれば、OSからマウントできない未フォーマット領域であるフラッシュメモリ領域に対してデータの書き込みやデータの復元を行うため、セキュリティ機能を向上させることができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのリムーバブルメモリユニットを例示するものであって、本発明をこのリムーバブルメモリユニットに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のリムーバブルメモリユニットにも等しく適用し得るものである。
図1は、本発明の実施例にかかるリムーバブルメモリユニットおよびコンピュータ装置の構成を示す図である。本実施例において、リムーバブルメモリユニットはUSBメモリユニット10から構成され、コンピュータ装置20にはUSBメモリユニット10を接続するためのUSBポート23を備えている。
図4と同様に、コンピュータ装置20は、リムーバブルメモリユニットの接続ポートであるUSBポート23の他に、表示手段21、入力手段22とこれらを制御する図示していないマイクロプロセッサなどの制御手段、電源ユニットを備えているが、通常のコンピュータ装置のようにOS起動プログラムやOSをインストールしたハードディスク装置を備えていない。従って、コンピュータ装置20単体ではコンピュータ装置として動作することができない構成である。
USBメモリユニット10は、一般のUSBメモリユニットと同様にUSBコントローラ11、入出力部12、メモリ部13、制御記憶部14を備えている。メモリ部13は、フラッシュメモリなどのメモリチップで構成されており、コンピュータ装置20からCD−ROMドライブとして認識される第1の記憶領域13aと、コンピュータ装置20からフラッシュメモリとして認識される第2の記憶領域13bとに区分されている。
制御記憶部14にはメモリ部13のどの論理ブロックがCD−ROMドライブとして使用される領域であるか、メモリ部13のどの論理ブロックがフラッシュメモリとして使用される領域であるかを示す情報が記憶される。制御記憶部14に記憶する情報は前述の特許文献3におけるCD−ROMドライブに対する情報と同様である。
これによりコンピュータ装置20のUSBドライバは、USBメモリユニット10が接続された時、メモリ部13の第1の記憶領域13aをCD−ROMドライブとして、また、第2の記憶領域13bをフラッシュメモリとして認識する。図2に示すように、第1の記憶領域13aはメモリ部13の先頭アドレスから所定の記憶容量の論理ブロックが割り当てられ、その先頭の512バイトにはMBR30が記憶され、MBR30の記憶位置に対する相対アドレスで特定される記憶場所からOS起動プログラム31が記憶されている。さらに、第1の記憶領域13aには、図2に示すようにOS本体32が記憶されている。
一方、第2の記憶領域13bは、図2に示すようにユーザが作成したファイルなどを記憶するためのメモリ33として使用される。OS起動プログラム31は、OS本体32を起動するための最小限のプログラムが記憶されたものであり、OS本体32の記憶された領域をサーチするサーチスクリプトが含まれる。また、OS起動プログラム31には、例えばOSのデスクトップ画面を表示するプログラムなど、OS本体32を起動するために最小限必要になるプログラムが記憶されている。
OS起動プログラム31の記憶位置の先頭アドレスはMBR30に記憶されるが、MBR30の記憶位置に対して相対アドレスとして記憶される。従ってMBR30を読み出して、そこに記憶された相対アドレス位置を先頭として記憶されているOS起動プログラム31を読み出して実行することができる。OS起動プログラム31にはOS本体32が記憶された領域をサーチするサーチスクリプトが記憶されているから、これを実行することによってOS本体32の記憶位置を特定してOSを起動することができる。OS起動プログラム31のサーチスクリプトは、通常のサーチスクリプトの構成、すなわち、図6に示したサーチスクリプトと同様の構成である。
本発明の実施例のUSBメモリユニット10においては、CD−ROMドライブとして認識されるメモリ部13の第1の記憶領域13aの先頭にMBR30が記憶されているから、BIOSがCD−ROMドライブからこのMBR30を読み出してOSを起動する手順が開始される。従って、コンピュータ装置の機種に依存することなく、全てのコンピュータ装置が備えているCD−ROMドライバによりOSを起動することができるようになる。
第1の記憶領域13aから読み出されたMBR30にはMBR30の記憶位置(メモリ部13の先頭の512バイト)に対する相対アドレスでOS起動プログラム31の位置が記憶されているから、MBR30からOS起動プログラム31を読み出してサーチスクリプトを実行する。サーチスクリプトは第1の記憶領域13aのCD−ROMドライブとして認識される部分をサーチしてOS本体32が記憶されている場所を検索してOS本体32を起動することができる。
図3は、本発明の実施例にかかるUSBメモリユニット10におけるOS起動の手順を示すフローチャートである。先ずステップS101においてコンピュータ装置20の電源がオンされる。そしてステップS102の処理においてUSBメモリユニット10がコンピュータ装置20のUSBポート23に接続される。
次いで、ステップS103の処理においてUSBメモリユニット10のメモリ部13の第1の記憶領域13aから先頭の512バイトに記憶されているMBR30(マスタブートレコード)が読み出される。次いでステップS104の処理でMBR30に基づいてOS起動プログラム31が読み出される。OS起動プログラム31はMBR30に対する相対アドレスで記憶位置が特定されており、MBR30にはこの相対アドレスが記憶されているから、MBR30を読み出して実行することによりOS起動プログラム31を読み出すことができる。
OS起動プログラム31は、OS本体32を起動するための最小限のプログラムが記憶されたものであり、OS本体32の記憶位置をサーチするサーチスクリプト(図6参照)を含む。ステップS105の処理においてこのサーチスクリプトを順次実行してOS本体32の記憶場所をサーチし、OS本体32の記憶場所がわかったら、ステップS106の処理においてOSデスクトップ表示画面をコンピュータ装置20の表示手段21に表示してOS本体32の起動が完了する。
以上、詳細に説明したように本発明によれば、コンピュータ装置のOS(オペレーティングシステム)を記憶したリムーバブルメモリユニットであって、リムーバブルメモリユニットに記憶されたOSをコンピュータ装置に読み込むことなくリムーバブルメモリユニット上で起動することができるようにしたリムーバブルメモリユニットを提供することができるようになる。
また、本発明によれば、MBR、OS本体をサーチするサーチスクリプトを含むOS起動プログラムをコンピュータ装置がCD−ROMドライブとして認識するメモリ領域(第1の記憶領域)に記憶してあるため、BIOSはこの領域からMBR、OS起動プログラムを読み出してOS本体を起動できる。
すなわち、リムーバブルメモリユニットである1つのUSBメモリに、例えば、LinuxOSなどのOSを組み込み、ハードディスクを持たないコンピュータ装置、いわゆるシンクライアントPCで起動させるには、USBメモリがブート可能な媒体としてOSから認識される必要がある。このため、CD−ROMとして認識される媒体は、ほとんどのコンピュータ装置からOS起動可能媒体として認識されるので、OSからCD−ROMとして認識される領域(仮想USB−CDとしてフォーマットした領域)を設けることにより、コンピュータ装置の機種依存性を解消することができるようになる。
また、設定ファイルやコンピュータ装置自体の使用に伴ってデータが追加されるログファイルなどは書き込み可能な領域に格納される必要がある。このため、OSからマウントできないフラッシュメモリ領域(未フォーマット領域)を設けることにより、コンピュータ装置は生のデータを書き込み、復元して利用することができるようになる。
このように、物理メモリ上に2つの種類の記憶領域(仮想USB−CDとしてフォーマットした領域とフラッシュメモリ領域)を設けることによって、コンピュータ装置の幅広い機種でOSを起動させることができるUSBメモリとなり、さらに、フラッシュメモリ領域は、生のデータの復元方法を公開しない限りセキュリティ上も安全性を保つことができるので、USBメモリに組み込んだOSにより起動できるシンクライアントの汎用性を広げることができる。
なお、未フォーマット領域であるフラッシュメモリ領域にデータを書き込む際には、コンピュータ装置内のRAM上でループファイルシステムを用いてバイナリデータであるイメージデータを作成するように構成し、ダイレクトに生のデータをフラッシュメモリ領域に書き込めばよい。
また、未フォーマット領域であるフラッシュメモリ領域からデータを復元する際には、フラッシュメモリ領域からダイレクトにデータを取り出すように構成し、ループファイルシステムを用いてデータを復元すればよい。
ループファイルシステムは、内部的にファイルシステムの構造をもっており、loopデバイス(/dev/loop)を使って作成される。loopデバイスとは、例えば、Linux Programmer's Manual(8)[http://www.linux.or.jp/JM/html/util−linux/man8/mount.8.html]にも開示されているように、ファイルをブロックデバイスとしてマウント(mount)することによりその中に構成されているファイルシステムを解釈することができるデバイスドライバである。
ループファイルシステムは、アンマウント(umount)の状態では1つのファイルであるが、マウント(mount)された状態ではディレクトリ構造を持った1つのファイルシステムである。なお、ループファイルシステムは、マウントされていないときは1つのファイルなので、cpコマンドによってコピーすることも、ddコマンドによってメモリ上に直接書き込むことも可能である。
ここで、ループファイルシステムの用例として次のようなものがある。例えば、Linuxの起動において、カーネルvmlinuzの動作によって最初にルートファイルシステムがRAMディスク上にマウントされる。このルートファイルシステムは、ファイル名がinitrd.imgのファイルであるが、ループファイルシステムとして作成されており、内部的にはファイルシステムの構造(タイプはext2など)を持ってルートファイルシステムとしてのファイル一式を保有している。これがマウントされることによって、LinuxOSとしての起動に必要なファイルが揃うことになる。
本発明の実施例1にかかるリムーバブルメモリユニットの構成を示すブロック図である。 リムーバブルメモリユニットのメモリ部の構成を示す模式図である。 本発明にかかるリムーバブルメモリユニットにおけるOS起動の手順を示すフローチャートである。 OS起動プログラムとOS本体を記憶したリムーバブルメモリユニットの概念を示すブロック図である。 リムーバブルメモリユニットの記憶領域構成を説明するための概念図である。 OS起動プログラムにおけるサーチスクリプトとOSサーチ手順を示す概念図である。
符号の説明
10・・・・USBメモリユニット
11・・・・USBコントローラ
12・・・・入出力部
13・・・・メモリ部
13a・・・第1の記憶領域(CD−ROMドライブ)
13b・・・第2の記憶領域(フラッシュメモリ)
14・・・・制御記憶部
20・・・・コンピュータ装置
21・・・・表示手段
22・・・・入力手段
23・・・・USBポート
30・・・・MBR(マスタブートレコード)
31・・・・OS起動プログラム
32・・・・OS本体
33・・・・メモリ

Claims (3)

  1. 表示手段と入力手段とリムーバブルメモリユニットを接続するポートを有するコンピュータ装置に接続されるリムーバブルメモリユニットにおいて、
    前記リムーバブルメモリユニットは、CD−ROMドライブとして認識される第1の記憶領域とフラッシュメモリとして認識される第2の記憶領域とからなるメモリ部と、前記第1の記憶領域をCD−ROMドライブとして、第2の記憶領域をフラッシュメモリとして認識させるための情報を記憶した制御記憶部と、を備え、
    前記第1の記憶領域には、マスタブートレコードと、少なくとも前記第1の記憶領域をサーチしてOS本体の記憶場所を特定するサーチスクリプトを含むOS起動プログラムと、前記マスタブートレコードにより読み出されたOS起動プログラムに基づいて当該第1の記憶領域をサーチすることによって記憶場所が特定されて、該リムーバブルメモリユニット上で起動されるOS本体と、を記憶し、
    前記第2の記憶領域には、起動された前記OS本体によって書込、復元が可能なデータを記憶する
    ことを特徴とするリムーバブルメモリユニット。
  2. 前記第2の記憶領域に記憶されたデータは、バイナリデータであることを特徴とする請求項1に記載のリムーバブルメモリユニット。
  3. 前記第2の記憶領域に記憶されたデータは、ループファイルシステムに基づいて書込、復元されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリムーバブルメモリユニット。
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