JP2009063180A - Refrigerator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は貯蔵室のドアを貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態から前方へ移動操作するドア操作装置を備えた冷蔵庫に関する。 The present invention relates to a refrigerator provided with a door operation device that moves a door of a storage room forward from a closed state in which a front surface of the storage room is closed.
上記冷蔵庫には操作子が操作されたときには電磁ソレノイドのソレノイドコイルに駆動電源を印加し、電磁ソレノイドのプランジャを後から前へ移動操作することに基づいてドアを閉鎖状態から前方へ押圧操作する構成のものがある。この構成の場合、電磁ソレノイドが異常昇温しているか否かを推測し、電磁ソレノイドが異常昇温していることが推測されているときには操作子が操作されたときであってもソレノイドコイルに駆動電源を印加しないようにすることで操作子を無効化している。
上記冷蔵庫の場合、ドアに表示器が前方から視覚的に認識可能に設けられており、電磁ソレノイドが異常昇温していることが推測されているときには表示器に異常メッセージを表示することで操作子が無効化されていることを使用者に報知している。しかしながら、ドアに表示器が設けられていない場合には使用者に操作子が無効化されていることを報知することができず、使用者に機能不良と誤解される虞がある。 In the case of the refrigerator described above, an indicator is provided on the door so that it can be visually recognized from the front. When it is estimated that the electromagnetic solenoid is abnormally heated, an operation is performed by displaying an abnormal message on the indicator. The user is informed that the child is invalidated. However, if the door is not provided with an indicator, the user cannot be notified that the operating element has been invalidated, and the user may be mistaken for a malfunction.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的はドアに表示器が設けられていない場合であっても使用者に操作子が無効化されていることを報知することができる冷蔵庫を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is a refrigerator capable of notifying the user that the operating element has been invalidated even when the display is not provided on the door. Is to provide.
請求項1記載の冷蔵庫は、前面が開口する箱状のキャビネットと、前記キャビネットの内部に設けられ前面が開口する空間状をなすものであって冷気が供給される貯蔵室と、前記貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間で移動可能に設けられたドアと、使用者が前方から操作することが可能な操作子と、前記操作子が操作されたか否かに応じて電気的な状態が相互に変化するスイッチと、前記ドアの閉鎖状態で作動することに基づいて前記ドアを閉鎖状態から前方へ移動操作するものであって電気的な駆動源を有するドア操作装置と、使用者に音を出力する出音器と、前記ドア装置操作の駆動源を制御するものであって前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温しているか否かを判断する処理および前記スイッチの電気的な状態に基づいて前記操作子が操作されたか否かを判断する処理のそれぞれを行う制御回路を備え、前記制御回路は前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを判断しているときには前記操作子が操作されたことを検出することに基づいて前記ドア操作装置の駆動源を作動させ、前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記操作子が操作されても前記ドア操作装置の駆動源を作動させない処理を行うものであって、前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記出音器から音を出力することに基づいて前記ドア操作装置の駆動源が作動しない動作禁止状態にあることを使用者に報知する処理を行うところに特徴を有する。
The refrigerator according to
請求項2記載の冷蔵庫は、前面が開口する箱状のキャビネットと、前記キャビネットの内部に設けられ前面が開口する空間状をなすものであって冷気が供給される第1の貯蔵室と、前記キャビネットの内部に設けられ前面が開口する空間状をなすものであって冷気が供給される第2の貯蔵室と、前記第1の貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記第1の貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間で移動可能に設けられた第1のドアと、前記第1の貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記第1の貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間または前記第2の貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記第2の貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間で移動可能に設けられた第2のドアと、使用者が前方から操作することが可能な第1の操作子と、前記第1の操作子が操作されたか否かに応じて電気的な状態が相互に変化する第1のスイッチと、使用者が前方から操作することが可能な第2の操作子と、前記第2の操作子が操作されたか否かに応じて電気的な状態が相互に変化する第2のスイッチと、前記第1のドアの閉鎖状態で作動することに基づいて前記第1のドアを閉鎖状態から前方へ移動操作するものであって電気的な駆動源を有する第1のドア操作装置と、前記第2のドアの閉鎖状態で作動することに基づいて前記第2のドアを閉鎖状態から前方へ移動操作するものであって電気的な駆動源を有する第2のドア操作装置と、 前記第1の貯蔵室内に設けられ前記第1のドアの開放状態で前方から視覚的に認識可能な表示器と、前記第1のドア装置操作の駆動源および前記第2のドア装置操作の駆動源のそれぞれを制御するものであって前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温しているか否かを判断する処理と前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温しているか否かを判断する処理と前記第1のスイッチの電気的な状態に基づいて前記第1の操作子が操作されたか否かを判断する処理と前記第2のスイッチの電気的な状態に基づいて前記第2の操作子が操作されたか否かを判断する処理のそれぞれを行う制御回路を備え、前記制御回路は前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを判断しているときには前記第1の操作子が操作されたことを検出することに基づいて前記第1のドア操作装置の駆動源を作動させ、前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記第1の操作子が操作されても前記第1のドア操作装置の駆動源を作動させない処理を行い、前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを判断しているときには前記第2の操作子が操作されたことを検出することに基づいて前記第2のドア操作装置の駆動源を作動させ、前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記第2の操作子が操作されても前記第2のドア操作装置の駆動源を作動させない処理を行い、前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを条件に前記表示器に前記第2のドア操作装置の駆動源が作動しない動作禁止状態にあることを表示する処理および前記第1のドア操作装置の駆動源を作動することに基づいて前記第1のドアを閉鎖状態から前方へ操作する処理のそれぞれを行うところに特徴を有する。
The refrigerator according to
1.請求項1記載の冷蔵庫の作用および効果の説明
ドア操作装置の駆動源が異常昇温していないときには使用者が操作子を操作することに基づいてドア操作装置が作動し、ドアを閉鎖状態から前方へ移動操作する。このドア操作装置の駆動源が異常昇温しているときには出力器から使用者に音が出力され、操作子を操作してもドア操作装置が作動しないことが使用者に音で報知される。このため、ドアに表示器が設けられていない場合であっても使用者に操作子が無効化されていることを報知することができる。
2.請求項2記載の冷蔵庫の作用および効果の説明
第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないときには使用者が第1の操作子を操作することに基づいて第1のドア操作装置が作動し、第1のドアを閉鎖状態から前方へ移動操作する。第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないときには使用者が第2の操作子を操作することに基づいて第2のドア操作装置が作動し、第2のドアを閉鎖状態から前方へ移動操作する。この第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温しているときには第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを条件に第2のドア操作装置の異常が表示器に表示され、第1のドア操作装置の駆動源が作動することに基づいて第1のドアを閉鎖状態から前方へ操作する。このため、表示器の表示内容が視覚的に認識可能になるので、第1のドアおよび第2のドアのそれぞれに表示器が設けられていない場合であっても使用者に第2の操作子が無効化されていることを報知することができる。
1. Description of action and effect of refrigerator according to
2. Description of operation and effect of refrigerator according to
[実施例1]
キャビネット1は、図1に示すように、外箱2と内箱3と断熱材4(図2参照)から構成されたものである。外箱2および内箱3のそれぞれは前面が開口する縦長な長方形状をなすものであり、底板と左側板と右側板と天板と後板を有している。この外箱2の底板〜後板のそれぞれは鋼板からなるものであり、内箱3の底板〜後板のそれぞれは合成樹脂からなるものであり、内箱3は両底板相互間〜両後板相互間のそれぞれに空間部が形成されるように外箱2の内部に収納され、断熱材4は、図2に示すように、両底板相互間の空間部〜両後板相互間の空間部のそれぞれに充填されている。
[Example 1]
The
キャビネット1の内部には、図1に示すように、水平な断熱仕切壁5が固定されている。この断熱仕切壁5は中空状のケース内に発泡スチロール等の固形状の断熱材を収納することから構成されたものであり、キャビネット1の内部には断熱仕切壁5の上方に位置して冷蔵室6が形成されている。この冷蔵室6は前面が開口する空間部を称するものであり、貯蔵室および第1の貯蔵室のそれぞれに相当する。この冷蔵室6の室壁には後面に位置して冷気吹出口が固定されており、冷蔵室6内は冷気吹出口から冷気が供給されることに基づいて食品を冷蔵保存することが可能な温度帯域にコントロールされる。
As shown in FIG. 1, a horizontal heat
キャビネット1には、図1に示すように、冷蔵室6の前方に位置して左ドア7および右ドア8のそれぞれが装着されている。左ドア7は冷蔵室6の前面のうち左半部を閉鎖する閉鎖状態および左半部を開放する開放状態相互間で垂直な軸9を中心に回動可能にされたものであり、ドアおよび第2のドアのそれぞれに相当する。右ドア8は冷蔵室6の前面のうち右半部を閉鎖する閉鎖状態および右半部を開放する開放状態相互間で垂直な軸10を中心に回動可能にされたものであり、ドアおよび第1のドアのそれぞれに相当する。これら左ドア7および右ドア8のそれぞれの後面には、図2に示すように、ゴム製のガスケット11が固定されている。左ドア7のガスケット11は左ドア7を取囲む枠状をなすものであり、左ドア7の閉鎖状態で冷蔵室6の室壁に前方から接触する。右ドア8のガスケット11は右ドア8を取囲む枠状をなすものであり、右ドア8の閉鎖状態で冷蔵室6の室壁に前方から接触する。
As shown in FIG. 1, a
キャビネット1の内部には、図1に示すように、断熱仕切壁5の下方に位置して冷凍エリアが形成されている。この冷凍エリアは前面が開口する空間部を称するものであり、キャビネット1には、図3に示すように、冷凍エリア内に位置して前板12が固定されている。この前板12は左右方向へ延びる垂直な板状をなすものであり、前板12の後面には前板12に沿って左右方向へ延びる前枠13が固定され、冷凍エリア内は、図1に示すように、前枠13の下方の下冷凍室14と前枠13の左上方の製氷室15と前枠13の右上方の上冷凍室16に区分けされている。これら下冷凍室14と製氷室15と上冷凍室16のそれぞれの室壁には、図3に示すように、後面に位置して冷気吹出口17が固定されており、下冷凍室14内と製氷室15内と上冷凍室16内のそれぞれは冷気吹出口17から冷気が供給されることに基づいて食品を冷凍保存することが可能な温度帯域にコントロールされる。この下冷凍室14は貯蔵室および第2の貯蔵室のそれぞれに相当するものである。
As shown in FIG. 1, a refrigeration area is formed inside the
キャビネット1には、図1に示すように、下冷凍室14の前方に位置して下スライドドア18が装着されており、下スライドドア18の後面には、図3に示すように、下スライドドア18を取囲む枠状のビード19が形成されている。この下スライドドア18はドアおよび第2のドアのそれぞれに相当するものであり、下冷凍室14の前面を閉鎖する閉鎖状態および下冷凍室14の前面を開放する開放状態相互間で前後方向へ直線的に移動可能にされている。キャビネット1には、図1に示すように、製氷室15の前方に位置して左スライドドア20が装着され、上冷凍室16の前方に位置して右スライドドア21が装着されている。これら左スライドドア20および右スライドドア21のそれぞれは前後方向へ直線的に移動可能にされたものであり、製氷室15の前面は左スライドドア20が前後方向へ直線的に移動操作されることに基づいて開閉され、上冷凍室16の前面は右スライドドア21が前後方向へ直線的に移動操作されることに基づいて開閉される。
As shown in FIG. 1, the
下スライドドア18と左スライドドア20と右スライドドア21のそれぞれの後面には、図3に示すように、ゴム製のガスケット22が固定されている。下スライドドア18のガスケット22は下スライドドア18を取囲む枠状をなすものであり、下スライドドア18の閉鎖状態で下冷凍室14の室壁に前方から接触する。左スライドドア20のガスケット22は左スライドドア20を取囲む枠状をなすものであり、左スライドドア20の閉鎖状態で製氷室15の室壁に前方から接触する。右スライドドア21のガスケット22は右スライドドア21を取囲む枠状をなすものであり、右スライドドア21の閉鎖状態で上冷凍室16の室壁に前方から接触する。
As shown in FIG. 3,
キャビネット1の上面には、図1に示すように、左ドア7の後方に位置して凹部23が形成されている。この凹部23は、図2に示すように、上面が開口するものであり、凹部23の上面はキャビネット1の上面にカバー24を装着することに基づいて閉鎖されている。この凹部23内にはドア操作装置および第2のドア操作装置のそれぞれに相当する左ドア操作装置25が収納されており、左ドア操作装置25はカバー24によって視覚的に認識不能に覆われている。この左ドア操作装置25は電磁ソレノイド26を駆動源とするものであり、次のように構成されている。
As shown in FIG. 1, a
電磁ソレノイド26は、図2に示すように、凹部23内に収納されたものであり、ソレノイドコイル27およびプランジャ28を備えている。ソレノイドコイル27は前面および後面のそれぞれが開口する筒状をなすものであり、プランジャ28はソレノイドコイル27の内部に前後方向へ直線的に移動可能に挿入されている。このプランジャ28は前後方向へ延びる円柱状をなすものであり、凹部23内にはプランジャ28の後方に位置してストッパ29が固定されている。
As shown in FIG. 2, the electromagnetic solenoid 26 is housed in the
プランジャ28の後端部には、図2に示すように、鍔部30が固定されている。この鍔部30はプランジャ28に比べて直径寸法が大きな円板状をなすものであり、プランジャ28の外周面には鍔部30およびソレノイドコイル27相互間に位置してリターンスプリング31が挿入されている。このリターンスプリング31は圧縮コイルスプリングからなるものであり、プランジャ28はソレノイドコイル27のオフ状態でプランジャ28の後端部がストッパ29に接触した後退位置にリターンスプリング31のバネ力で操作され、ソレノイドコイル27のオン状態でリターンスプリング31の線材相互間が接触した前進位置にリターンスプリング31のバネ力に抗して操作される。
As shown in FIG. 2, a
プランジャ28には、図2に示すように、前後方向へ延びるロッド32が固定されている。このロッド32はプランジャ28に対して同心な円柱状をなすものであり、ロッド32の前端部には円柱状のプッシャ33が固定されている。このプッシャ33はソレノイドコイル27のオフ状態でプランジャ28を介して後退位置に操作されるものであり、プッシャ33の後退位置ではプッシャ33が左ドア7の後面に隙間を介して対向する。このプッシャ33はソレノイドコイル27のオン状態でプランジャ28を介して前進位置に操作されるものであり、プッシャ33が左ドア7の閉鎖状態で後退位置から前進位置へ移動したときには左ドア7の後面を後から前に向けて押圧することに基づいて左ドア8を閉鎖状態から前方へ回動操作する。左ドア操作装置25は以上のように構成されている。
A
キャビネット1の上面には、図1に示すように、右ドア8の後方に位置して凹部23が形成されており、凹部23の上面はカバー24によって閉鎖されている。この凹部23内にはドア操作装置および第1のドア操作装置のそれぞれに相当する右ドア操作装置34(図2参照)が収納されている。この右ドア操作装置34は、図2に示すように、電磁ソレノイド26とストッパ29と鍔部30とリターンスプリング31とロッド32とプッシャ33を有するものであり、右ドア操作装置34のプッシャ33はソレノイドコイル27のオフ状態でプランジャ28を介して後退位置に操作され、ソレノイドコイル27のオン状態でプランジャ28を介して前進位置に操作される。この右ドア操作装置34のプッシャ33は後退位置で右ドア8の後面に隙間を介して対向するものであり、右ドア操作装置34のプッシャ33が右ドア8の閉鎖状態で後退位置から前進位置へ移動したときには右ドア8の後面を後から前に向けて押圧することに基づいて右ドア8を閉鎖状態から前方へ回動操作する。
As shown in FIG. 1, a
前枠13には、図3に示すように、水平な板状のベース35が固定されており、ベース35にはドア操作装置および第2のドア操作装置のそれぞれに相当する下スライドドア操作装置36が固定されている。この下スライドドア操作装置36は電磁ソレノイド37を駆動源とするものであり、次のように構成されている。ベース35にはボックス38が固定されており、ボックス38の内部には電磁ソレノイド37が収納されている。この電磁ソレノイド37はソレノイドコイル39およびプランジャ40を有するものであり、ソレノイドコイル39は前面および後面のそれぞれが開口する筒状をなしている。プランジャ40はソレノイドコイル39の内部に前後方向へ直線的に移動可能に挿入されたものであり、前後方向へ延びる円柱状をなしている。
As shown in FIG. 3, a horizontal plate-
プランジャ40の後端部には、図3に示すように、鍔部41が固定されている。この鍔部41はプランジャ40に比べて直径寸法が大きな円板状をなすものであり、プランジャ40の外周面には鍔部41およびソレノイドコイル39相互間に位置してリターンスプリング42が挿入されている。このリターンスプリング42は圧縮コイルスプリングからなるものであり、プランジャ40はソレノイドコイル39のオフ状態でプランジャ40の後端部がボックス38の後板に接触した後退位置にリターンスプリング42のバネ力で操作され、ソレノイドコイル39のオン状態でリターンスプリング42の線材相互間が接触した前進位置にリターンスプリング42のバネ力に抗して操作される。
As shown in FIG. 3, a
プランジャ40には、図3に示すように、前後方向へ延びるロッド43が固定されている。このロッド43はプランジャ40に対して同心な円柱状をなすものであり、ロッド43の前端部にはアーム44の後端部が固定されている。このアーム44の前端部には垂直な板状のプッシャ45が曲折されている。このプッシャ45はソレノイドコイル39のオフ状態でプランジャ40を介して後退位置に操作されるものであり、プッシャ45の後退位置ではプッシャ45が下スライドドア18のビード19の後面に隙間を介して対向する。このプッシャ45はソレノイドコイル39のオン状態でプランジャ40を介して前進位置に操作されるものであり、プッシャ45が下スライドドア18の閉鎖状態で後退位置から前進位置へ移動したときにはビード19の後面を後から前に向けて押圧することに基づいて下スライドドア18を閉鎖状態から前方へ移動操作する。下スライドドア操作装置36は以上のように構成されている。
As shown in FIG. 3, a
キャビネット1内には、図4に示すように、マイクロコンピュータを主体に構成された制御回路46が収納されている。この制御回路46はCPUとROMとRAMを有するものであり、左ドア操作装置25のソレノイドコイル27を駆動制御することに基づいて左ドア7を閉鎖状態から前方へ操作し、右ドア操作装置34のソレノイドコイル27を駆動制御することに基づいて右ドア8を閉鎖状態から前方へ操作し、下スライドドア操作装置36のソレノイドコイル39を駆動制御することに基づいて下スライドドア18を閉鎖状態から前方へ操作する。この制御回路46にはサーミスタからなる温度センサ47が接続されている。この温度センサ47はキャビネット1の表面に装着されたものであり、制御回路46のCPUは温度センサ47から出力される温度信号に基づいてキャビネット1が設置された部屋内の温度である室温を検出する。
As shown in FIG. 4, a
制御回路46には、図4に示すように、ブザー48が接続されている。このブザー48は出力器に相当するものであり、図1に示すように、外箱1の後板に装着されている。この外箱1の後板にはブザー48の後方に位置して網状のカバーが固定されており、ブザー48の作動時にはカバーを通して外箱1の外部に音が出力される。制御回路46には、図4に示すように、表示器49が接続されている。この表示器49は、図1に示すように、冷蔵室6の右側壁に固定されたものであり、左ドア7および右ドア8のそれぞれが閉鎖された状態では表示器49の表示内容が視覚的に認識不能になり、右ドア8が開放された状態では表示器49の表示内容が視覚的に認識可能になる。この表示器49は液晶表示器からなるものであり、制御回路46は表示器49に冷蔵室6の庫内温度等の運転情報を表示する。
As shown in FIG. 4, a
左ドア7には、図1に示すように、左ドアボタン50が装着され、右ドア8には右ドアボタン51が装着され、下スライドドア18には下スライドドアボタン52が装着されている。これら左ドアボタン50と右ドアボタン51と下スライドドアボタン52のそれぞれは使用者が前方から操作可能なものであり、初期位置および初期位置より後方の押込み位置相互間で前後方向へ直線的に移動可能にされている。これら左ドアボタン50と右ドアボタン51と下スライドドアボタン52のそれぞれは操作子に相当するものであり、左ドアボタン50および下スライドドアボタン52のそれぞれは第2の操作子に相当し、右ドアボタン51は第1の操作子に相当する。
As shown in FIG. 1, the
制御回路46には、図4に示すように、左ドア開放スイッチ53と右ドア開放スイッチ54と下スライドドア開放スイッチ55のそれぞれが接続されている。左ドア開放スイッチ53は左ドアボタン50が押込み位置に操作されていない状態でオフされるものであり、左ドアボタン50が初期位置から押込み位置に操作されることに基づいてオンされる。右ドア開放スイッチ54は右ドアボタン51が押込み位置に操作されていない状態でオフされるものであり、右ドアボタン51が初期位置から押込み位置に操作されることに基づいてオンされる。下スライドドア開放スイッチ55は下スライドドアボタン52が押込み位置に操作されていない状態でオフされるものであり、下スライドドアボタン52が初期位置から押込み位置に操作されることに基づいてオンされる。これら左ドア開放スイッチ53と右ドア開放スイッチ54と下スライドドア開放スイッチ55のそれぞれはスイッチに相当するものであり、左ドア開放スイッチ53および下スライドドア開放スイッチ55のそれぞれは第2のスイッチに相当し、右ドア開放スイッチ54は第1のスイッチに相当する。
As shown in FIG. 4, a left
制御回路46には、図4に示すように、左ドアスイッチ56と右ドアスイッチ57と下スライドドアスイッチ58のそれぞれが接続されている。左ドアスイッチ56は左ドア7が閉鎖状態に操作されている場合にオンされるものであり、左ドア7が閉鎖状態に操作されていない場合にはオフされる。右ドアスイッチ57は右ドア8が閉鎖状態に操作されている場合にオンされるものであり、右ドア8が閉鎖状態に操作されていない場合にはオフされる。下スライドドアスイッチ58は下スライドドア18が閉鎖状態に操作されている場合にオンされるものであり、下スライドドア18が閉鎖状態に操作されていない場合にはオフされる。
As shown in FIG. 4, a
制御回路46のROMには制御プログラムが予め記録されており、制御回路46のCPUは左ドア操作装置25のソレノイドコイル27と右ドア操作装置34のソレノイドコイル27と下スライドドア操作装置36のソレノイドコイル39のそれぞれを制御プログラムに基づいて駆動制御する。以下、制御回路46の処理内容を図5〜図8のそれぞれに基づいて説明する。
A control program is recorded in the ROM of the
CPUは電源が投入されると、図5のステップS1で異常昇温フラグFlをオフし、ステップS2で異常昇温フラグFrをオフし、ステップS3で異常昇温フラグFdをオフする。異常昇温フラグFlは左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26の異常昇温の有無を示すものであり、左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温していない正常状態でオフされ、左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温している異常状態でオンされる。異常昇温フラグFrは右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26の異常昇温の有無を示すものであり、右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温していない正常状態でオフされ、右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温している異常状態でオンされる。異常昇温フラグFdは下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37の異常昇温の有無を示すものであり、下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37が異常昇温していない正常状態でオフされ、下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37が異常昇温している異常状態でオンされる。
When the power is turned on, the CPU turns off the abnormal temperature rise flag Fl in step S1 of FIG. 5, turns off the abnormal temperature rise flag Fr in step S2, and turns off the abnormal temperature rise flag Fd in step S3. The abnormal temperature increase flag Fl indicates whether or not the electromagnetic solenoid 26 of the left
CPUはステップS3で異常昇温フラグFdをオフすると、ステップS4で温度センサ47から出力される温度信号に基づいて室温を検出し、ステップS5でROMに予め記録された定数Kを室温の検出結果に乗算することに基づいてポイントPoを初期設定する。この定数Kは「10」に設定されたものであり、例えば室温の検出結果が「30℃」であるときにはポイントPoが「300(=10×30)」に初期設定される。
When the CPU turns off the abnormal temperature rise flag Fd in step S3, the CPU detects the room temperature based on the temperature signal output from the
CPUはステップS5でポイントPoを初期設定すると、ステップS6でポイントPoの初期設定結果をカウンタNlにセットし、ステップS7でポイントPoの初期設定結果をカウンタNrにセットし、ステップS8でポイントPoの初期設定結果をカウンタNdにセットする。カウンタNlは左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温しているか否かを推測するための基礎データであり、カウンタNrは右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温しているか否かを推測するための基礎データであり、カウンタNdは下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37が異常昇温しているか否かを推測するための基礎データである。
When the point Po is initially set in step S5, the initial setting result of the point Po is set in the counter Nl in step S6, the initial setting result of the point Po is set in the counter Nr in step S7, and the point Po is set in step S8. The initial setting result is set in the counter Nd. The counter Nl is basic data for estimating whether the electromagnetic solenoid 26 of the left
CPUはステップS8でカウンタNdを初期設定すると、ステップS9でタイマTを「0」にリセットする。このタイマTはCPUが一定の時間間隔でタイマ割込み処理を起動し、タイマ割込み処理を起動する毎に単位値だけ加算するものであり、CPUはステップS9でタイマTをリセットしたときにはステップS10の左ドア開放処理へ移行する。 When the CPU initially sets the counter Nd in step S8, the CPU resets the timer T to “0” in step S9. The timer T starts timer interrupt processing at regular time intervals, and adds a unit value every time the timer interrupt processing is started. When the CPU resets the timer T in step S9, the left side of step S10. Shift to door opening process.
図6は左ドア開放処理の詳細を示すものであり、CPUはステップS21で左ドア開放スイッチ53がオンされているか否かを判断する。例えば使用者が左ドアボタン50を押込み位置に操作していないときにはCPUはステップS5で左ドア開放スイッチ53がオンされていないことを判断し、ステップS26へ移行する。
FIG. 6 shows the details of the left door opening process, and the CPU determines whether or not the left
CPUは左ドアボタン50が押込み位置に操作されたときにはステップS21で左ドア開放スイッチ53がオンされていることを判断し、ステップS22で左ドアスイッチ56がオンされているか否かを判断する。例えば左ドア7が閉鎖状態に操作されていないときにはCPUはステップS22で左ドアスイッチ56がオンされていないことを判断し、ステップS26へ移行する。
When the
CPUは左ドア7が閉鎖状態に操作されているときにはステップS22で左ドアスイッチ56がオンされていることを判断し、ステップS23で異常昇温フラグFlがオフされているか否かを判断する。例えば左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温しているときには異常昇温フラグFlがオンされており、CPUはステップS23で異常昇温フラグFlがオンされていることを判断してステップS26へ移行する。
When the
CPUは左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温していないときにはステップS23で異常昇温フラグFlがオフされていることを判断し、ステップS24で左ドア操作装置25のソレノイドコイル27に駆動電源を印加する。この駆動電源の印加はROMに予め記録されたオン時間(例えば0.5sec)だけ継続して行われるものであり、CPUはステップS24で左ドア操作装置25のソレノイドコイル27に駆動電源を印加したときにはステップS25へ移行し、カウンタNlにROMに予め記録された単位値(例えば4)を加算する。即ち、左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温しておらず左ドア7が閉鎖状態に操作されている状態で使用者が左ドアボタン50を押込み位置に操作した場合には左ドア操作装置25のソレノイドコイル27がオンされ、左ドア7が閉鎖状態から前方へ操作される。
When the electromagnetic solenoid 26 of the left
CPUはステップS26へ移行すると、タイマTの加算結果をROMに予め記録された限度時間(例えば3時間)と比較する。ここでタイマTの加算結果が限度時間に到達していないことを判断したときにはステップS27へ移行し、カウンタNlの計測結果を異常判定値(例えば1000)と比較する。この異常判定値は制御回路46のROMに予め記録されたものであり、CPUはステップS27で「Nl<1000」を判断したときにはステップS32へ移行し、異常昇温フラグFlをオフすることに基づいて左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温していないことを記録する。そして、ステップS33へ移行し、ブザー48をオフする。
In step S26, the CPU compares the addition result of the timer T with a limit time (for example, 3 hours) recorded in advance in the ROM. When it is determined that the addition result of the timer T has not reached the limit time, the process proceeds to step S27, and the measurement result of the counter Nl is compared with an abnormality determination value (for example, 1000). This abnormality determination value is recorded in advance in the ROM of the
CPUはステップS33でブザー48をオフすると、ステップS34でタイマTの加算結果をROMに予め記録された単位時間「60sec×N(Nは自然数)」と比較する。ここで「T=60sec×N」であることを判断したときにはステップS35へ移行し、カウンタNlの計測結果をROMに予め記録された閾値(例えば800)と比較する。ここで「Nl≧800」を判断したときにはステップS36へ移行し、カウンタNlの計測結果から単位値(例えば10)を減算する。この単位値は制御回路46のROMに予め記録されたものであり、CPUはステップS35で「Nl<800」を判断したときにはステップS37へ移行し、カウンタNlの計測結果からROMに予め記録された単位値(例えば3)を減算する。即ち、左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温していないときには単位時間(60秒)が経過する毎に左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26の現在温度の高低がカウンタNlの計測結果に応じて判断され、現在温度の判断結果が高いときにはカウンタNlの計測結果から単位値「10」が減算され、現在温度の判断結果が低いときにはカウンタNlの計測結果から単位値「3」が減算される。
When the
左ドアボタン50の押込み操作が左ドア7の閉鎖状態で繰返されたときにはカウンタNlの計測結果が異常判定値(1000)に到達する。この場合にはCPUはステップS27で「Nl≧1000」を判断し、ステップS28で異常昇温フラグFlをオンすることに基づいて左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温していることを記録し、ステップS29でブザー48をオンする。このブザー48のオンは制御回路46のROMに予め記録された左ドア操作装置25の専用パターンPlで行われるものであり、ブザー48から専用パターンPlで音が出力されている状態で使用者が左ドアボタン50を操作したときにはステップS23で異常昇温フラグFlのオンが判断されるので、左ドア操作装置25のソレノイドコイル27に駆動電源が印加されない。即ち、ブザー48は使用者に左ドア操作装置25が動作禁止状態にあることを報知するものである。
When the pushing operation of the
CPUは左ドア操作装置25の動作禁止状態ではステップS27で「Nl≧1000」を判断する。この場合にはステップS28からステップS29を経てステップS30へ移行し、タイマTの加算結果を単位時間「60sec×N(Nは自然数)」と比較する。ここで「T=60sec×N」であることを判断したときにはステップS31へ移行し、カウンタNlの計測結果からROMに予め記録された単位値(例えば10)を減算する。このカウンタNlの減算結果が異常判定値未満に下降したときにはステップS27で「Nl≧1000」ではないことを判断し、ステップS32で異常昇温フラグFlをオフすることに基づいて左ドア操作装置25の動作禁止を解除し、ステップS33でブザー48をオフすることに基づいて使用者に左ドア操作装置25の動作禁止が解除されたことを報知する。
When the operation of the left
CPUはステップS26でタイマTの加算結果が限度時間に到達したことを判断すると、ステップS38で温度センサ47から出力される温度信号に基づいて室温を検出する。そして、ステップS39で室温の検出結果に定数kを乗算することに基づいてポイントPoを再び演算し、ステップS40でポイントPoの演算結果をカウンタNlの計測結果と比較する。ここで「Nl≦Po」であることを判断したときにはステップS41でポイントPoの演算結果をカウンタNlにセットし、「Nl>Po」であることを判断したときにはカウンタNlの計測結果にポイントPoの演算結果をセットしない。即ち、ポイントPoの演算結果がカウンタNlの計測結果以下であるときにはカウンタNlがポイントPoの演算結果を基準に再び加減算され、ポイントPoの演算結果がカウンタNlの計測結果を上回るときにはカウンタNlが現在の計測結果を基準に再び加減算される。
When the CPU determines that the addition result of the timer T has reached the limit time in step S26, the CPU detects the room temperature based on the temperature signal output from the
CPUは図5のステップS10の左ドア開放処理を終えると、ステップS11の右ドア開放処理へ移行する。図7は右ドア開放処理の詳細を示すものであり、CPUは右ドアボタン51が押込み位置に操作されていない状態ではステップS51で右ドア開放スイッチ54がオンされていないことを判断し、ステップS56でタイマTの計測結果が限度時間(3時間)に到達していないことを判断し、ステップS57でカウンタNrの計測結果を異常判定値(1000)と比較する。例えば右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温していない状態ではステップS57で「Nr<1000」を判断し、ステップS62で異常昇温フラグFrをオフし、ステップS63でブザー48をオフし、ステップS64で単位時間(60秒)の経過の有無を判断する。このステップS64で単位時間が経過したことを判断したときにはステップS65でカウンタNrの計測結果を閾値(800)と比較し、「Nr≧800」を判断したときにはステップS66でカウンタNrの計測結果から単位値(10)を減算し、「Nr<800」を判断したときにはステップS67でカウンタNrの計測結果から単位値(3)を減算する。
When the CPU completes the left door opening process in step S10 in FIG. 5, the CPU proceeds to the right door opening process in step S11. FIG. 7 shows details of the right door opening process, and the CPU determines that the right
右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温しておらずに右ドア8が閉鎖状態に操作された状態で使用者が右ドアボタン51を押込み位置に操作したときにはCPUはステップS51で右ドア開放スイッチ54のオンを検出し、ステップS52で右ドアスイッチ57がオンされていることを判断し、ステップS53で異常昇温フラグFrがオフされていることを判断する。そして、ステップS54で右ドア操作装置34のソレノイドコイル27をオンすることに基づいて右ドア8を閉鎖状態から前方へ回動操作し、ステップS55でカウンタNrの計測結果に単位値(4)を加算する。この右ドアボタン51の押込み操作が繰返されたときにはCPUはステップS57で「Nr≧1000」を判断し、ステップS58で異常昇温フラグFrをオンし、ステップS59でブザー48から右ドア装置34の専用パターンPrで音を出力する。このブザー48の作動状態で使用者が右ドアボタン51を押込み位置に操作したときにはステップS53で異常昇温フラグFrのオンが判断されるので、右ドア操作装置34のソレノイドコイル27に駆動電源が印加されずに右ドアボタン51の操作が無効化される。
When the user operates the
CPUは異常昇温フラグFrのオン状態ではステップS60で単位時間(60秒)が経過したことを判断する毎にステップS61でカウンタNrの計測結果から単位値(10)を減算しており、カウンタNrの計測結果は時間が経過することに応じて下降する。このカウンタNrの計測結果が異常判定値未満に下降したときにはCPUはステップS57で「Nr<1000」を判断し、ステップS62へ移行する。ここで異常昇温フラグFrをオフすることに基づいて右ドア操作装置34の動作禁止状態を解除し、ステップS63でブザー48をオフすることに基づいて右ドア操作装置34の動作禁止状態が解除されたことを使用者に報知する。
The CPU subtracts the unit value (10) from the measurement result of the counter Nr in step S61 every time it determines that the unit time (60 seconds) has elapsed in step S60 when the abnormal temperature increase flag Fr is on. The measurement result of Nr falls as time passes. When the measurement result of the counter Nr falls below the abnormality determination value, the CPU determines “Nr <1000” in step S57, and proceeds to step S62. Here, the operation prohibition state of the right
CPUはステップS56でタイマTの加算結果が限度時間に到達したことを判断すると、ステップS68でポイントPoの演算結果をカウンタNrの計測結果と比較する。このポイントPoはCPUが図6の左ドア開放処理のステップS39で演算したものであり、CPUは図7のステップS68で「Nr≦Po」を判断したときにはステップS69でカウンタNrにポイントPoの演算結果をセットし、「Nr>Po」を判断したときにはカウンタNrの計測結果にポイントPoの演算結果をセットしない。 When the CPU determines that the addition result of the timer T has reached the limit time in step S56, the CPU compares the calculation result of the point Po with the measurement result of the counter Nr in step S68. This point Po is calculated by the CPU in step S39 of the left door opening process of FIG. 6, and when the CPU determines “Nr ≦ Po” in step S68 of FIG. 7, the point Po is calculated in the counter Nr in step S69. When the result is set and “Nr> Po” is determined, the calculation result of the point Po is not set in the measurement result of the counter Nr.
CPUは図5のステップS11の右ドア開放処理を終えると、ステップS12の下スライドドア開放処理へ移行する。図8は下スライドドア開放処理の詳細を示すものであり、CPUは下スライドドアボタン52が押込み位置に操作されていない状態ではステップS71で下スライドドア開放スイッチ55がオンされていないことを判断し、ステップS76でタイマTの計測結果が限度時間に到達していないことを判断し、ステップS77でカウンタNdの計測結果を異常判定値と比較する。例えば下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37が異常昇温していない状態ではステップS77で「Nd<1000」を判断し、ステップS82で異常昇温フラグFdをオフし、ステップS83でブザー48をオフし、ステップS84で単位時間の経過の有無を判断する。このステップS84で単位時間が経過したことを判断したときにはステップS85でカウンタNdの計測結果を閾値と比較し、「Nd≧800」を判断したときにはステップS86でカウンタNdの計測結果から単位値を減算し、「Nd<800」を判断したときにはステップS87でカウンタNdの計測結果から別の単位値を減算する。
When the CPU completes the right door opening process in step S11 in FIG. 5, the CPU proceeds to the lower slide door opening process in step S12. FIG. 8 shows details of the lower slide door opening process, and the CPU determines that the lower slide
下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37が異常昇温しておらずに下スライドドア18が閉鎖状態に操作された状態で使用者が下スライドドアボタン52を押込み位置に操作したときにはCPUはステップS71で下スライドドア開放スイッチ55のオンを検出し、ステップS72で下スライドドアスイッチ58がオンされていることを判断し、ステップS73で異常昇温フラグFdがオフされていることを判断する。そして、ステップS74で下スライドドア操作装置36のソレノイドコイル39をオンすることに基づいて下スライドドア18を閉鎖状態から前方へ移動操作し、ステップS75でカウンタNdの計測結果に単位値を加算する。この下スライドドアボタン52の押込み操作が繰返されたときにはCPUはステップS77で「Nd≧1000」を判断し、ステップS78で異常昇温フラグFdをオンし、ステップS79でブザー48から下スライドドア操作装置36の専用パターンPdで音を出力する。このブザー48の作動状態で使用者が下スライドドアボタン52を押込み位置に操作したときにはステップS73で異常昇温フラグFdのオンが判断されるので、下スライドドア操作装置36のソレノイドコイル39に駆動電源が印加されずに下スライドドアボタン52の操作が無効化される。
When the
CPUは異常昇温フラグFdのオン状態ではステップS80で単位時間が経過したことを判断する毎にステップS81でカウンタNdの計測結果から単位値を減算しており、カウンタNdの計測結果は時間が経過することに応じて下降する。このカウンタNdの計測結果が異常判定値未満に下降したときにはCPUはステップS77で「Nd<1000」を判断し、ステップS82へ移行する。ここで異常昇温フラグFdをオフすることに基づいて下スライドドア操作装置36の動作禁止状態を解除し、ステップS83でブザー48をオフすることに基づいて下スライドドア操作装置36の動作禁止状態が解除されたことを使用者に報知する。
The CPU subtracts the unit value from the measurement result of the counter Nd in step S81 every time it determines that the unit time has elapsed in step S80 when the abnormal temperature increase flag Fd is on, and the measurement result of the counter Nd It descends as time passes. When the measurement result of the counter Nd falls below the abnormality determination value, the CPU determines “Nd <1000” in step S77, and proceeds to step S82. Here, the operation prohibition state of the lower slide
CPUはステップS76でタイマTの加算結果が限度時間に到達したことを判断すると、ステップS88でポイントPoの演算結果をカウンタNdの計測結果と比較する。このポイントPoはCPUが図6の左ドア開放処理のステップS39で演算したものであり、CPUは図8のステップS88で「Nd≦Po」を判断したときにはステップS89でカウンタNdにポイントPoの演算結果をセットし、「Nd>Po」を判断したときにはカウンタNdの計測結果にポイントPoの演算結果をセットせず、いずれの場合にもステップS90でタイマTを「0」にリセットする。 When the CPU determines that the addition result of the timer T has reached the limit time in step S76, the CPU compares the calculation result of the point Po with the measurement result of the counter Nd in step S88. This point Po is calculated by the CPU in step S39 of the left door opening process of FIG. 6, and when the CPU determines “Nd ≦ Po” in step S88 of FIG. 8, the point Po is calculated in the counter Nd in step S89. When the result is set and “Nd> Po” is determined, the calculation result of the point Po is not set in the measurement result of the counter Nd. In any case, the timer T is reset to “0” in step S90.
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温していないときには使用者が左ドアボタン50を操作することに基づいて左ドア操作装置25を作動させ、左ドア7を閉鎖状態から前方へ移動操作した。この左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温しているときにはブザー48から使用者に音を出力し、左ドアボタン50を操作しても左ドア操作装置25が作動しないことを音で報知した。このため、左ドア7と右ドア8と下スライドドア18と左スライドドア20と右スライドドア21のそれぞれに表示器が設けられていない場合であっても使用者に左ドアボタン50が無効化されていることを知らせることができる。この効果は右ドアボタン51および下スライドドアボタン52のそれぞれについても同一である。
[実施例2]
図9は制御回路46のCPUが図6の左ドア開放処理に換えて実行する左ドア開放処理を示すものであり、CPUはカウンタNlが異常判定値に到達している状態ではステップS28で異常昇温フラグFlをオンし、ステップS29でブザー48を専用パターンPlで鳴動させ、ステップS42で異常昇温フラグFrがオフされているか否かを判断する。例えば右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温していない状態ではステップS42で異常昇温フラグFrがオフされていることを判断し、ステップS43で右ドアスイッチ57がオンされているか否かを判断する。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
When the electromagnetic solenoid 26 of the left
[Example 2]
FIG. 9 shows the left door opening process executed by the CPU of the
CPUは右ドア8が閉鎖状態に操作されているときにはステップS43で右ドアスイッチ57がオンされていることを判断し、ステップS44で右ドア操作装置34のソレノイドコイル27に駆動電源を印加する。そして、ステップS45へ移行し、表示器49に異常メッセージ「左ドアボタンは操作できません。左ドアは手動で操作して下さい」を表示することに基づいて左ドア操作装置25が動作禁止状態にあることを報知する。即ち、左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温したときには右ドア8が閉鎖状態から前方へ強制的に操作されることに基づいて表示器49が視覚的に認識可能に開放され、左ドアボタン50が無効化されていることが表示器49を用いて使用者に報知される。この右ドア8の強制操作は右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温していないことを条件に実行されるものであり、右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温しているときには右ドア8の強制操作および異常メッセージの表示のそれぞれが実行されない。
When the
CPUはステップS27でカウンタNlの計測結果が異常判定値未満に下降したことを判断すると、ステップS32で異常昇温フラグFlをオフし、ステップS33でブザー48をオフする。そして、ステップS46へ移行し、表示器49から異常メッセージ「左ドアボタンは操作できません。左ドアは手動で操作して下さい」を消去する。
When the CPU determines in step S27 that the measurement result of the counter Nl has decreased below the abnormality determination value, the CPU turns off the abnormal temperature increase flag Fl in step S32 and turns off the
図10は制御回路46のCPUが図8の下スライドドア開放処理に換えて実行する下スライドドア開放処理を示すものであり、CPUはカウンタNdが異常判定値に到達している状態ではステップS78で異常昇温フラグFdをオンし、ステップS79でブザー48を専用パターンPdで鳴動させ、ステップS91で異常昇温フラグFrがオフされているか否かを判断する。例えば右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温していない状態ではステップS91で異常昇温フラグFrがオフされていることを判断し、ステップS92で右ドアスイッチ57がオンされているか否かを判断する。
FIG. 10 shows a lower slide door opening process executed by the CPU of the
CPUは右ドア8が閉鎖状態に操作されているときにはステップS92で右ドアスイッチ57がオンされていることを判断し、ステップS93で右ドア操作装置34のソレノイドコイル27に駆動電源を印加する。そして、ステップS94へ移行し、表示器49に異常メッセージ「下スライドドアボタンは操作できません。下スライドドアは手動で操作して下さい」を表示することに基づいて下スライドドア操作装置36が動作禁止状態にあることを報知する。即ち、下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37が異常昇温したときには右ドア8が閉鎖状態から前方へ強制的に操作されることに基づいて表示器49が視覚的に認識可能に開放され、下スライドドアボタン52が無効化されていることが表示器49の表示内容によって使用者に報知される。この右ドア8の強制操作は右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温していないことを条件に実行されるものであり、右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温しているときには右ドア8の強制操作および異常メッセージの表示のそれぞれが実行されない。
When the
CPUはステップS77でカウンタNdの計測結果が異常判定値未満に下降したことを判断すると、ステップS82で異常昇温フラグFdをオフし、ステップS83でブザー48をオフする。そして、ステップS95へ移行し、表示器49から異常メッセージ「下スライドドアボタンは操作できません。下スライドドアは手動で操作して下さい」を消去する。
When the CPU determines that the measurement result of the counter Nd has decreased below the abnormality determination value in step S77, the CPU turns off the abnormal temperature increase flag Fd in step S82 and turns off the
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温しているときには右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温していないことを条件に表示器49に異常メッセージ「左ドアボタンは操作できません。左ドアは手動で操作して下さい」を表示し、右ドア操作装置34を作動させることに基づいて右ドア8を閉鎖状態から前方へ操作した。このため、表示器49の表示内容が視覚的に認識可能になるので、左ドア7と右ドア8と下スライドドア18と左スライドドア20と右スライドドア21のそれぞれに表示器が設けられていない場合であっても使用者に左ドアボタン50が無効化されていることを知らせることができる。この効果は下スライドドア18についても同一である。
According to the said Example 2, there exist the following effects.
When the electromagnetic solenoid 26 of the left
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、ブザー48に換えて出力器に相当するスピーカを用いても良い。この構成の場合、左ドア操作装置25の電磁ソレノイド26が異常昇温しているときにはスピーカから「左ドアボタンは操作できません。左ドアは手動で操作して下さい」等の音声を出力し、右ドア操作装置34の電磁ソレノイド26が異常昇温しているときにはスピーカから「右ドアボタンは操作できません。右ドアは手動で操作して下さい」等の音声を出力し、下スライドドア操作装置36の電磁ソレノイド37が異常昇温しているときにはスピーカから「下スライドドアボタンは操作できません。下スライドドアは手動で操作して下さい」等の音声を出力すると良い。
In each of the first to second embodiments, a speaker corresponding to an output device may be used instead of the
上記実施例1〜実施例2のそれぞれにおいては、左ドア7と右ドア8と下スライドドア18と左スライドドア20と右スライドドア21のいずれかにブザー48またはスピーカを装着しても良い。
In each of the first to second embodiments, a
1はキャビネット、6は冷蔵室(貯蔵室,第1の貯蔵室)、7は左ドア(ドア,第2のドア)、8は右ドア(ドア,第1のドア)、14は下冷凍室(貯蔵室,第2の貯蔵室)、18は下スライドドア(ドア,第2のドア)、25は左ドア操作装置(ドア操作装置,第2のドア操作装置)、26は電磁ソレノイド(駆動源)、34は右ドア操作装置(ドア操作装置,第1のドア操作装置)、36は下スライドドア操作装置(ドア操作装置,第2のドア操作装置)、37は電磁ソレノイド(駆動源)、46は制御回路、48はブザー(出音器)、49は表示器、50は左ドアボタン(操作子,第2の操作子)、51は右ドアボタン(操作子,第1の操作子)、52は下スライドドアボタン(操作子,第2の操作子)、53は左ドア開放スイッチ(スイッチ,第2のスイッチ)、54は右ドア開放スイッチ(スイッチ,第1のスイッチ)、55は下スライドドア開放スイッチ(スイッチ,第2のスイッチ)を示している。 1 is a cabinet, 6 is a refrigerator compartment (storage room, first storage room), 7 is a left door (door, second door), 8 is a right door (door, first door), and 14 is a lower freezer room (Storage chamber, second storage chamber), 18 is a lower slide door (door, second door), 25 is a left door operation device (door operation device, second door operation device), and 26 is an electromagnetic solenoid (drive) ), 34 is a right door operation device (door operation device, first door operation device), 36 is a lower slide door operation device (door operation device, second door operation device), and 37 is an electromagnetic solenoid (drive source). , 46 is a control circuit, 48 is a buzzer (sound generator), 49 is a display, 50 is a left door button (operator, second operator), 51 is a right door button (operator, first operator). ), 52 is a lower slide door button (operator, second operator), 53 is a left door release switch ( Switch, the second switch), 54 the right door opening switch (switch, a first switch), 55 denotes a lower sliding door open switch (switch, a second switch).
Claims (2)
前記キャビネットの内部に設けられ、前面が開口する空間状をなすものであって冷気が供給される貯蔵室と、
前記貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間で移動可能に設けられたドアと、
使用者が前方から操作することが可能な操作子と、
前記操作子が操作されたか否かに応じて電気的な状態が相互に変化するスイッチと、
前記ドアの閉鎖状態で作動することに基づいて前記ドアを閉鎖状態から前方へ移動操作するものであって、電気的な駆動源を有するドア操作装置と、
使用者に音を出力する出音器と、
前記ドア装置操作の駆動源を制御するものであって、前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温しているか否かを判断する処理および前記スイッチの電気的な状態に基づいて前記操作子が操作されたか否かを判断する処理のそれぞれを行う制御回路を備え、
前記制御回路は、
前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを判断しているときには前記操作子が操作されたことを検出することに基づいて前記ドア操作装置の駆動源を作動させ、前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記操作子が操作されても前記ドア操作装置の駆動源を作動させない処理を行うものであって、
前記ドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記出音器から音を出力することに基づいて前記ドア操作装置の駆動源が作動しない動作禁止状態にあることを使用者に報知する処理を行うことを特徴とする冷蔵庫。 A box-shaped cabinet with an open front,
A storage room that is provided inside the cabinet and has a space shape with an open front surface, to which cold air is supplied,
A door movably provided between a closed state for closing the front surface of the storage chamber and an open state for opening the front surface of the storage chamber;
An operator that can be operated from the front by the user;
A switch whose electrical state changes mutually depending on whether or not the operation element is operated;
A door operating device that operates to move the door forward from the closed state based on operating in the closed state of the door, and has an electrical drive source;
A sound output device that outputs sound to the user;
Controlling the drive source of the door device operation, the operation element based on the process of determining whether the drive source of the door operation device is abnormally heated and the electrical state of the switch Provided with a control circuit that performs each of the processes for determining whether or not it has been operated,
The control circuit includes:
When it is determined that the drive source of the door operation device is not abnormally heated, the drive source of the door operation device is activated based on detecting that the operation element has been operated, and the door operation When it is determined that the temperature of the drive source of the device is abnormally high, processing is performed that does not operate the drive source of the door operation device even if the operation element is operated,
When it is determined that the drive source of the door operation device is abnormally heated, the drive source of the door operation device is in an operation prohibited state based on outputting sound from the sound output device. The refrigerator which performs the process which alert | reports to a user.
前記キャビネットの内部に設けられ、前面が開口する空間状をなすものであって冷気が供給される第1の貯蔵室と、
前記キャビネットの内部に設けられ、前面が開口する空間状をなすものであって冷気が供給される第2の貯蔵室と、
前記第1の貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記第1の貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間で移動可能に設けられた第1のドアと、
前記第1の貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記第1の貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間または前記第2の貯蔵室の前面を閉鎖する閉鎖状態および前記第2の貯蔵室の前面を開放する開放状態相互間で移動可能に設けられた第2のドアと、
使用者が前方から操作することが可能な第1の操作子と、
前記第1の操作子が操作されたか否かに応じて電気的な状態が相互に変化する第1のスイッチと、
使用者が前方から操作することが可能な第2の操作子と、
前記第2の操作子が操作されたか否かに応じて電気的な状態が相互に変化する第2のスイッチと、
前記第1のドアの閉鎖状態で作動することに基づいて前記第1のドアを閉鎖状態から前方へ移動操作するものであって、電気的な駆動源を有する第1のドア操作装置と、
前記第2のドアの閉鎖状態で作動することに基づいて前記第2のドアを閉鎖状態から前方へ移動操作するものであって、電気的な駆動源を有する第2のドア操作装置と、
前記第1の貯蔵室内に設けられ、前記第1のドアの開放状態で前方から視覚的に認識可能な表示器と、
前記第1のドア装置操作の駆動源および前記第2のドア装置操作の駆動源のそれぞれを制御するものであって、前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温しているか否かを判断する処理と前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温しているか否かを判断する処理と前記第1のスイッチの電気的な状態に基づいて前記第1の操作子が操作されたか否かを判断する処理と前記第2のスイッチの電気的な状態に基づいて前記第2の操作子が操作されたか否かを判断する処理のそれぞれを行う制御回路を備え、
前記制御回路は、
前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを判断しているときには前記第1の操作子が操作されたことを検出することに基づいて前記第1のドア操作装置の駆動源を作動させ、前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記第1の操作子が操作されても前記第1のドア操作装置の駆動源を作動させない処理を行い、
前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを判断しているときには前記第2の操作子が操作されたことを検出することに基づいて前記第2のドア操作装置の駆動源を作動させ、前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記第2の操作子が操作されても前記第2のドア操作装置の駆動源を作動させない処理を行い、
前記第2のドア操作装置の駆動源が異常昇温していることを判断しているときには前記第1のドア操作装置の駆動源が異常昇温していないことを条件に前記表示器に前記第2のドア操作装置の駆動源が作動しない動作禁止状態にあることを表示する処理および前記第1のドア操作装置の駆動源を作動することに基づいて前記第1のドアを閉鎖状態から前方へ操作する処理のそれぞれを行うことを特徴とする冷蔵庫。
A box-shaped cabinet with an open front,
A first storage chamber that is provided inside the cabinet and has a space shape with an open front surface, to which cold air is supplied;
A second storage chamber that is provided inside the cabinet and has a space shape with an open front surface and is supplied with cold air;
A first door movably provided between a closed state that closes the front surface of the first storage chamber and an open state that opens the front surface of the first storage chamber;
A closed state in which the front surface of the first storage chamber is closed and an open state in which the front surface of the first storage chamber is opened, or a closed state in which the front surface of the second storage chamber is closed, and the second storage chamber. A second door movably provided between the open states that open the front of
A first operator that a user can operate from the front;
A first switch whose electrical state changes mutually depending on whether or not the first operator is operated;
A second operator that the user can operate from the front;
A second switch whose electrical state changes mutually depending on whether or not the second operator is operated;
A first door operating device for operating the first door to move forward from the closed state based on operating in the closed state of the first door, and having an electrical drive source;
A second door operation device for moving the second door forward from the closed state based on operating in the closed state of the second door, and having an electrical drive source;
An indicator provided in the first storage chamber and visually recognizable from the front in the opened state of the first door;
Whether to control each of the drive source for operating the first door device and the drive source for operating the second door device, and whether the drive source of the first door device is abnormally heated Based on the processing for determining whether the drive source of the second door operating device is abnormally heated and the electrical state of the first switch. A control circuit for performing each of a process for determining whether or not the second operation element is operated based on an electrical state of the second switch,
The control circuit includes:
When it is determined that the drive source of the first door operating device is not abnormally heated, the first door operating device is detected based on detecting that the first operating element has been operated. When the drive source is activated and it is determined that the drive source of the first door operation device is abnormally heated, the drive of the first door operation device is performed even if the first operator is operated. Do not operate the source,
When it is determined that the drive source of the second door operating device is not abnormally heated, the second door operating device is detected based on detecting that the second operating element has been operated. When the drive source is operated and it is determined that the drive source of the second door operation device is abnormally heated, the second door operation device is driven even if the second operation element is operated. Do not operate the source,
When it is determined that the temperature of the drive source of the second door operation device is abnormally high, the display unit is provided with the condition that the temperature of the drive source of the first door operation device is not abnormally high. The first door is moved forward from the closed state based on the processing for displaying that the drive source of the second door operation device is in an operation prohibition state and the operation of the drive source of the first door operation device. A refrigerator characterized by performing each of the operations to operate.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102141335A (en) * | 2011-02-25 | 2011-08-03 | 海尔集团公司 | Multi-door refrigerator |
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JP2001082867A (en) * | 1999-09-14 | 2001-03-30 | Toshiba Corp | Refrigerator |
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2007
- 2007-09-04 JP JP2007229156A patent/JP2009063180A/en active Pending
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