JP2009062139A - 在庫部品設定システム、在庫部品設定方法及び在庫部品設定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サービス部品在庫設定システム10の制御部11は、全国方式、都道府県別方式及びCE別方式による推奨基準値データを生成する。全国方式及び都道府県方式においては、過去の消費実績と市場稼働台数から保守交換率を算出し、この保守交換率と予測対象月の予測対象CEが担当する市場稼動台数とから件数期待値を算出する。制御部11は、件数期待値に補正係数を乗算した推奨基準値の統合処理を行ない、非在庫部品の除去処理、据置処理及び在庫基準設定処理を行なった後、CEの保管区分の容積及び保有する部品点数の制約から、統合された推奨基準値の高い順に、CEの在庫部品を特定して、その部品に関するデータを記録する。
【選択図】図1
Description
が担当する管理対象機器の市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、特定した消費時期において前記特定したサービス拠点において消費された部品毎の消費個数を前記消費実績データ記憶手段から取得し、この消費個数を前記取得した市場稼動台数で除算して部品毎の保守交換率を算出する保守交換率算出手段と、前記予測時期において前記予測対象の保守作業者が担当する市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、この市場稼動台数に対して部品毎の保守交換率を乗算して件数期待値を算出する件数期待値算出手段と、この件数期待値の高い部品を、前記保守作業者の在庫部品として特定して予測する在庫部品特定手段を備えることを要旨とする。
た部品のうち、前記件数期待値の高い部品を、在庫部品として含める据置処理を実行する据置特定手段を更に備えたことを要旨とする。
本発明によれば、制御手段は、管理対象機器の市場稼動台数と実際に消費された部品の数から保守交換率を算出し、この保守交換率と、予測時期における予測対象の保守作業者が担当する市場稼動台数から、予測時期において部品が消費される件数期待値を算出する。このため、制御手段は、保守作業者が担当する管理対象機種と同じ機種の保守作業状況から、予測時期に消費される可能性の高い部品を、この保守作業者の在庫部品として特定することができる。従って、その保守作業者に、消費する可能性の高い部品を在庫部品として保管させることにより、作業効率の向上を図ることができる。
ち、保守作業者であるカスタマーエンジニア(CE)の手元に置くべき部品(在庫部品)を設定する。ここでは、この在庫部品は月毎に設定される。また、本実施形態では、各CEに対して、全国方式、都道府県別方式及びCE別方式の3つの方式から件数期待値を算出して予測を行なう。ここで、件数期待値とは、月別の部品別の消費個数の予測値である。この値が高いほど、この部品の在庫を保有することにより修理に対応できる割合が高いことを意味する。
補正係数算出手段は、予測結果データの予測時期に対応する消費期間に実際に消費された消費個数であるヒット件数を消費実績データに基づいて特定し、予測結果データに含まれる件数期待値の高い部品のヒット件数の合計を、これら部品の件数期待値の合計で除算して補正係数を算出する。補正手段は、算出された補正係数を、件数期待値に乗算して補正後の件数期待値を算出する。
ここで、件数ヒット率最低値は、CEの在庫部品の効率性を所定水準以上に保つために予め設定される件数ヒット率の下限値である。件数ヒット率とは、選択された在庫部品の効率を示す値であり、予測された在庫部品で実際に消費された(ヒットした)件数を在庫部品の点数で除算した値である。件数期待値の上位から部品を選択した場合、部品点数の増加に対応して件数ヒット率は下降する。
た件数である。件数期待値を算出する方式の特徴や各CEに対する各方式の適合性により、件数期待値と実消費件数の格差にバラツキが生じる。このバラツキを平均化するために、補正係数を乗算して各CEの消費傾向に適した値に各方式で算出した件数期待値を補正する。
容積データ領域には、この部品の大きさ(容積)に関するデータが記録されている。
0が記録されている。この消費実績データ220には、部品が消費されると記録される。消費実績データ220は、図2(b)に示すように、年月日、課所コード、CEコード、機種、部品番号及び消費個数に関するデータが含まれる。
課所コード領域には、このメンテナンスを行なったCEの所属(ここでは、サービス拠点であるサービスステーション(SS))を特定するための識別子に関するデータが記録される。
機種データ領域には、メンテナンスを行なった本体の機種を特定するための識別子に関するデータが記録される。
消費個数データ領域には、その日に、そのCEが、その機種のその部品を消費した個数に関するデータが記録される。
課所コードデータ領域には、本体についてメンテナンスを行なうCEの所属を特定するための識別子に関するデータが記録される。
機種データ領域には、このCEが担当しており、この月に市場で稼動している本体の機種を特定するための識別子に関するデータが記録される。
台数データ領域には、このCEがこの年月に担当する、この機種の台数に関するデータが記録される。
機種データ領域には、この機種を特定する識別子に関するデータが記録されている。
CEマスタデータ記憶部26には、CEに関するCEマスタデータ260が記録されている。このCEマスタデータ260は、新しいCEが配属された場合に記録され、CEが属するSSやCEの保管区分が変更された場合等に更新される。CEマスタデータ260には、図3(c)に示すように、課所コード、CEコード及び保管区分に関するデータが含まれる。
CEコードデータ領域には、このCEを特定するための識別子に関するデータが記録されている。
課所マスタデータ記憶部27には、CEが所属するSSに関する課所マスタデータ270が記録されている。この課所マスタデータ270は、SSが新設されると記録される。課所マスタデータ270には、図3(d)に示すように、課所コード及び都道府県識別子に関するデータが記録されている。
都道府県識別子データ領域には、このSSがある都道府県を特定するための識別子に関
するデータが記録されている。なお、本実施形態では、都道府県がエリア範囲に相当する。
CEコードデータ領域には、予測対象であるCEを特定するための識別子に関するデータが記録される。
部品番号データ領域には、予測された部品を特定するための識別子(部品番号)に関するデータが記録される。
件数期待値データ領域には、予測された部品の件数期待値に関するデータが記録される。
CEコードデータ領域には、このCEを特定するための識別子に関するデータが記録される。
補正件数期待値データ領域には、補正された件数期待値(推奨基準値)に関するデータが記録される。本実施形態では、後述する統合処理を行なった後の推奨基準値が記録される。
据置月数データ領域には、この部品が、後述する据置処理により在庫部品として含められた連続月数に関するデータが記録される。後述する統合後の推奨基準値から在庫部品として特定された場合には、この据置月数は「0」に設定される。
補充点データ領域には、この部品を補充するときの個数に関するデータが記録される。本実施形態では、この補充点は、基準点と同じ値に設定される。
この場合、対象となるCEを特定するためのCEコード、全国方式を示す方式識別子及び算出するシリーズを特定するためのシリーズ識別子を含む過去12ヶ月の方式別予測結果データ310を、方式別予測結果データ記憶部31から取得する。
れぞれのヒット件数が「3」及び「2」であるため、「((3+2)/2×100%=)250%」になる。
に関連付けて、算出した方式(ここでは、全国方式)を特定する識別子、予測対象月の年月、予測対象のCEを特定するCEコード、シリーズ識別子及び部番を方式別予測結果データ記憶部31に記録する。
4から取得し、CE別機種別の市場稼動台数を算出する。制御部11は、算出したCE別機種別の市場稼動台数と、算出した保守交換率C2とを乗算して、機種別部品別の件数期待値を算出する。次に、制御部11は、算出した機種別部品別の件数期待値を合計して、CE別シリーズ別部品別の件数期待値を算出する。
この場合、対象となるCEを特定するためのCEコード及びCE別方式を示す方式識別子を含む過去12ヶ月の方式別予測結果データ310を、方式別予測結果データ記憶部31から取得する。
数期待値とを用いて、件数期待値下限値及び補正係数を算出する。
タにおいて、更新した据置月数が在庫据置月数より大きい部番のデータと、ステップS1−3において在庫候補の部品として特定された部番のデータとを除いた残りを、据置対象の部品の在庫部品設定データとして特定する。更に、制御部11は、据置対象の部品の在庫部品設定データを、据置月数が少ない順に、同じ据置月数においては補正件数期待値が高い順に、予測対象月の在庫候補の部品として特定する。この場合、部品の特定は、ステップS1−3において特定された部番の部品の数と合わせて、据置後最大点数(本実施形態では35点)を超えない範囲で行なう。
・ 本実施形態では、制御部11は、全国方式及び都道府県別方式において、予測対象月の件数期待値の算出処理を実行する(ステップS2−2,S3−2)。この場合、制御部11は、機種部品マスタデータ250、市場稼動台数データ240及び消費実績データ220を用いて、消費個数の合計を市場稼動台数の合計で除算して、シリーズ別部品別の保守交換率C1,C2を算出する。制御部11は、市場稼動台数データ240から取得した予測対象月のCEの市場稼動台数と、算出した保守交換率C1,C2とを乗算して機種毎の件数期待値を算出し、これらを更にシリーズ毎に合計して、シリーズ毎の件数期待値を算出する。その後、制御部11は、この件数期待値の補正処理を実行して推奨基準値を算出する(ステップS2−4,S3−4)。そして、制御部11は、非在庫部品の除去処
理(ステップS1−3)、据置処理(ステップS1−4)、在庫基準設定処理(ステップS1−5)、容積・点数制約の適用処理(ステップS1−6)を実行した後、推奨基準値が高い部品を在庫部品として在庫部品設定データ記憶部32に記録する。このため、制御部11は、CEが予測対象月に保守作業によって消費する可能性の高い部品を、CEが担当する本体機種と同じ機種の保守作業状況から、この保守作業者の在庫部品として特定する。従って、過去の消費実績から、その保守作業者に、消費する可能性の高い部品を在庫部品として携帯させることにより、作業効率の向上を図ることができる。
ヒット率最低値以上の部品のみを選択しておくことにより、平均ヒット率が小さい部品を、在庫部品の候補から予め除去しておく。従って、各方式の推奨基準値を加算により統合する場合、各方式のそれぞれにおいて件数ヒット率が低く効率が悪い部品を、在庫部品にしないようにできる。
○ 上記実施形態においては、制御部11は、全国の直近1ヶ月の消費実績及びこの期間における市場稼動台数を用いて保守交換率C1を算出し、これを用いて全国方式の件数
期待値を算出した。また、制御部11は、CEが所属するSSの都道府県の直近6ヶ月の消費実績及びこの期間における消費稼動台数を用いて保守交換率C2を算出し、これを用いて都道府県方式の件数期待値を算出した。これに限らず、件数期待値を算出するために、消費実績及び市場稼動台数から保守交換率を算出する条件は、他の条件であってもよい。例えば同じ都道府県であっても気候が大きく異なる場合には、同じ気候とみなせるエリアに応じて季節毎(例えば過去3ヶ月)の市場稼動台数と、それに対応する消費実績から保守交換率を算出してもよい。
Claims (7)
- 管理対象機器の種類を特定する機種識別子に対して、この機種に用いられる部品を特定する部品識別子を記録した機種部品データ記憶手段と、
保守作業者が属するサービス拠点を特定する拠点識別子、機種識別子、部品識別子に対して、この部品を消費した消費時期、消費個数に関するデータを含めた消費実績データを記録した消費実績データ記憶手段と、
サービス拠点に対して、このサービス拠点に属する保守作業者が担当する管理対象機器の市場稼動台数を市場稼動台数登録時期毎に記録した市場稼動台数データ記憶手段と、
保守作業者を特定する保守作業者識別子に対して、この保守作業者が属するサービス拠点を記録した保守作業者データ記憶手段と、
サービス拠点が含まれるエリア範囲を記録したエリア範囲データ記憶手段と、
保守作業者が保管する部品の予測を行なう制御手段とを備えた在庫部品設定システムであって、
前記制御手段が、
前記保守作業者データ記憶手段に記録されたデータから予測対象の保守作業者が属するサービス拠点を特定し、この特定したサービス拠点が属するエリア範囲を前記エリア範囲データ記憶手段に記録されたデータから特定し、このエリア範囲に属するサービス拠点を特定し、予測時期に基づいて市場稼動台数登録時期及び消費時期を特定し、
この市場稼動台数登録時期において前記特定したサービス拠点に属する保守作業者が担当する管理対象機器の市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、
特定した消費時期において前記特定したサービス拠点において消費された部品毎の消費個数を前記消費実績データ記憶手段から取得し、
この消費個数を前記取得した市場稼動台数で除算して部品毎の保守交換率を算出する保守交換率算出手段と、
前記予測時期において前記予測対象の保守作業者が担当する市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、この市場稼動台数に対して部品毎の保守交換率を乗算して件数期待値を算出する件数期待値算出手段と、
この件数期待値の高い部品を、前記保守作業者の在庫部品として特定して予測する在庫部品特定手段を備えることを特徴とする在庫部品設定システム。 - 前記保守交換率を算出するために、市場稼動台数を特定するためのエリア種別と、これに関連付けられた算出期間とを含む算出条件を複数記録した算出条件データ記憶手段と、
複数の件数期待値が算出された同じ部品について、この件数期待値を統合する統合条件を記録した統合条件データ記憶手段とを更に備え、
前記保守交換率算出手段が、前記予測対象の保守作業者が属するサービス拠点とエリア種別からエリア範囲を特定し、前記予測時期と前記算出期間から市場稼動台数登録時期及び消費時期を特定して、各算出条件に応じた保守交換率を算出し、
前記件数期待値算出手段は、算出された各保守交換率を用いて各算出条件に応じた各件数期待値を算出し、
前記制御手段は、前記統合条件に基づいて前記各件数期待値を統合して統合後の件数期待値を算出する統合処理手段を更に備え、
前記在庫部品特定手段は、前記統合後の件数期待値が高い部品を、前記在庫部品として特定することを特徴とする請求項1に記載の在庫部品設定システム。 - 予測対象の保守作業者、予測時期、前記件数期待値算出手段により算出された部品の件数期待値に関するデータを含めた予測結果データを記録する予測結果データ記憶手段を更に備え、
前記制御手段は、
前記予測結果データの予測時期に対応する消費期間に実際に消費された消費個数である
ヒット件数を前記消費実績データに基づいて特定し、前記予測結果データに含まれる件数期待値の高い部品のヒット件数の合計を、これら部品の件数期待値の合計で除算して補正係数を算出する補正係数算出手段と、
この補正係数を前記件数期待値に乗算して補正後の件数期待値を算出する補正手段とを更に備え、
前記統合処理手段は、前記補正後の件数期待値から、統合後の件数期待値を算出することを特徴とする請求項2に記載の在庫部品設定システム。 - 各部品の大きさに関するデータを記録した部品データ記憶手段と、
前記保守作業者が用いる搬送手段における部品の保管容積に関するデータを記録した保管対象物量データ記憶手段とを更に備え、
前記制御手段は、
前記件数期待値の高い部品の累積容積を算出する容積算出手段と、
算出した累積容積と、予測対象の保守作業者が用いる搬送手段の保管容積とを比較する容積比較手段とを更に備え、
前記容積算出手段は、前記累積容積が前記保管容積以下の場合には、この部品の次に件数期待値が高い部品を含めた部品の累積容積を算出し、
前記在庫部品特定手段は、前記累積容積が前記保管容積を超えた場合には、最後に候補に含めた部品を除き、それよりも件数期待値の高い部品を、前記保守作業者の在庫部品として特定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の在庫部品設定システム。 - 予測対象の保守作業者、予測時期、在庫部品として特定された部品の部品識別子に関するデータを含めた在庫部品データを記録する在庫部品データ記憶手段を更に備え、
前記在庫部品特定手段は、前記予測時期において前記予測対象の保守作業者の在庫部品として予測した部品に関する保守作業者、予測時期、部品の識別子を前記在庫部品データ記憶手段に記録し、
前記制御手段は、
前記件数期待値から在庫部品として特定されなかった部品で、この予測時期の前の予測時期に、予測対象の保守作業者の部品として特定された部品のうち、前記件数期待値の高い部品を、在庫部品として含める据置処理を実行する据置特定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の在庫部品設定システム。 - 管理対象機器の種類を特定する機種識別子に対して、この機種に用いられる部品を特定する部品識別子を記録した機種部品データ記憶手段と、
保守作業者が属するサービス拠点を特定する拠点識別子、機種識別子、部品識別子に対して、この部品を消費した消費時期、消費個数に関するデータを含めた消費実績データを記録した消費実績データ記憶手段と、
サービス拠点に対して、このサービス拠点に属する保守作業者が担当する管理対象機器の市場稼動台数を市場稼動台数登録時期毎に記録した市場稼動台数データ記憶手段と、
保守作業者を特定する保守作業者識別子に対して、この保守作業者が属するサービス拠点を記録した保守作業者データ記憶手段と、
サービス拠点が含まれるエリア範囲を記録したエリア範囲データ記憶手段と、
制御手段とを用いて、保守作業者が保管する部品の予測を行なう在庫部品設定方法であって、
前記制御手段が、
前記保守作業者データ記憶手段に記録されたデータから予測対象の保守作業者が属するサービス拠点を特定し、この特定したサービス拠点が属するエリア範囲を前記エリア範囲データ記憶手段に記録されたデータから特定し、このエリア範囲に属するサービス拠点を特定し、予測時期に基づいて市場稼動台数登録時期及び消費時期を特定し、
この市場稼動台数登録時期において前記特定したサービス拠点に属する保守作業者が担当する管理対象機器の市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、
特定した消費時期において前記特定したサービス拠点において消費された部品毎の消費個数を前記消費実績データ記憶手段から取得し、
この消費個数を前記取得した市場稼動台数で除算して部品毎の保守交換率を算出する保守交換率算出段階と、
前記予測時期において前記予測対象の保守作業者が担当する市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、この市場稼動台数に対して部品毎の保守交換率を乗算して件数期待値を算出する件数期待値算出段階と、
この件数期待値の高い部品を、前記保守作業者の在庫部品として特定して予測する在庫部品特定段階を備えることを特徴とする在庫部品設定方法。 - 管理対象機器の種類を特定する機種識別子に対して、この機種に用いられる部品を特定する部品識別子を記録した機種部品データ記憶手段と、
保守作業者が属するサービス拠点を特定する拠点識別子、機種識別子、部品識別子に対して、この部品を消費した消費時期、消費個数に関するデータを含めた消費実績データを記録した消費実績データ記憶手段と、
サービス拠点に対して、このサービス拠点に属する保守作業者が担当する管理対象機器の市場稼動台数を市場稼動台数登録時期毎に記録した市場稼動台数データ記憶手段と、
保守作業者を特定する保守作業者識別子に対して、この保守作業者が属するサービス拠点を記録した保守作業者データ記憶手段と、
サービス拠点が含まれるエリア範囲を記録したエリア範囲データ記憶手段と、
制御手段とを用いて、保守作業者が保管する部品の予測を行なう在庫部品設定プログラムであって、
前記制御手段を、
前記保守作業者データ記憶手段に記録されたデータから予測対象の保守作業者が属するサービス拠点を特定し、この特定したサービス拠点が属するエリア範囲を前記エリア範囲データ記憶手段に記録されたデータから特定し、このエリア範囲に属するサービス拠点を特定し、予測時期に基づいて市場稼動台数登録時期及び消費時期を特定し、
この市場稼動台数登録時期において前記特定したサービス拠点に属する保守作業者が担当する管理対象機器の市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、
特定した消費時期において前記特定したサービス拠点において消費された部品毎の消費個数を前記消費実績データ記憶手段から取得し、
この消費個数を前記取得した市場稼動台数で除算して部品毎の保守交換率を算出する保守交換率算出手段、
前記予測時期において前記予測対象の保守作業者が担当する市場稼動台数を前記市場稼動台数データ記憶手段から取得し、この市場稼動台数に対して部品毎の保守交換率を乗算して件数期待値を算出する件数期待値算出手段、及び
この件数期待値の高い部品を、前記保守作業者の在庫部品として特定して予測する在庫部品特定手段として機能させることを特徴とする在庫部品設定プログラム。
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