JP2009060364A - 受信装置とこれを用いた移動用受信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、低消費電力化を可能とする受信装置を提供する。
【解決手段】この目的を達成するために本発明は、復調部21から出力される複数個の受信品質信号が入力される受信品質検出部25と、この受信品質検出部25からの出力信号に基づいて受信部17の受信条件を切替える受信制御部27と、高周波信号のフェージング周波数を検出できるフェージング検出部31を設け、このフェージング検出部31に基づいて固定受信あるいは移動速度が遅い受信時に高い検出精度を有する受信品質信号を選択し、この選択された受信品質信号が予め定められた閾値より良好な場合に通常電力の受信条件から低消費電力の受信条件への切替えを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動受信あるいは固定受信の受信環境に対応した受信品質信号を選択することにより低消費電力化を可能とした受信装置とこれを用いた移動用受信機器に関するものである。
近年の上記移動用受信機器は、特にデジタル放送が開始され、テレビ受信装置の搭載がますます増してきている。特に、市街地で移動中のテレビ受信品質は、フェージングの影響により、固定受信時のテレビ受信品質に比べて劣化する。
これを改善するために、受信装置は、シングル受信条件からダイバシティ受信条件とし、あるいは受信部の初段に増幅器を設けて改善した。
このため、特に携帯用の受信機器として消費電力が必要とされ、テレビ受信を楽しめる時間が短くなった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平5−300129号公報
そこで本発明は、フェージング周波数(移動速度)に対応して最適な受信品質信号を選択してテレビ受信品質を改善することにより、低消費電力化を可能としたテレビ受信装置を提供することを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、復調部から出力される複数個の受信品質信号が入力される受信品質検出部と、この受信品質検出部からの出力信号に基づいて受信部の受信条件を切替える受信制御部と、高周波信号のフェージング周波数を検出できるフェージング検出部を設け、このフェージング検出部に基づいて固定受信あるいは移動速度が遅い受信時に高い検出精度を有する受信品質信号を選択し、この選択された受信品質信号が予め定められた閾値より良好な場合に通常電力の受信条件から低消費電力の受信条件への切替えを行う。
これにより所期の目的を達成するものである。
以上の如く本発明は、復調部から出力される複数個の受信品質信号が入力される受信品質検出部と、この受信品質検出部からの出力信号に基づいて受信部の受信条件を切替える受信制御部と、高周波信号のフェージング周波数を検出できるフェージング検出部を設け、このフェージング検出部に基づいて固定受信あるいは移動速度が遅い受信時に高い検出精度を有する受信品質信号を選択し、この選択された受信品質信号が予め定められた閾値より良好な場合に通常電力の受信条件から低消費電力の受信条件への切替えを行う。
これにより、受信品質検出部では、フェージング検出部に基づいて固定受信あるいは移動速度が遅い受信時に高い検出精度を有する受信品質信号を選択する。この選択された受信品質信号が予め定められた閾値より良好な場合に、受信制御部により、通常電力の受信条件から低消費電力の受信条件への切替えを行うことができる。
これにより、テレビ受信の可能な時間を延長することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施形態における受信装置の回路ブロック図である。図1において、移動用受信機器1は、受信装置3と、この受信装置3の出力が接続されるデコーダ部5と、このデコーダ部5の出力が接続される表示部7と、これら受信装置3、デコーダ部5および表示部7を制御するシステム制御部9とが設けられている。
この受信装置3は、アンテナ13、15からの高周波信号が入力端子17b、19bを介してそれぞれ供給される受信部17、19と、これら受信部17、19の出力が出力端子17c、19cを介してそれぞれ接続される復調部21と、この復調部21からの復調信号が出力される復調出力端子23と、復調部21から出力される受信品質信号が入力端子25aに供給される受信品質検出部25と、この受信品質検出部25からの検出信号が入力端子27aに供給される受信制御部27と、受信制御部27に制御用データを入力するデータ入力端子29と、受信した高周波信号のフェージング周波数を検出するフェージング検出部31が設けられている。
また、受信制御部27から出力される第1、第2の制御信号は、受信部17、19の制御用端子17a、19aにそれぞれ接続されている。
さらに、受信部17、19には、アンテナ13、15からの高周波信号が入力端子17b、19bを介してそれぞれ供給される増幅器33、35と、これら増幅器33、35からの出力信号がそれぞれ供給される混合器37、39と、これら混合器からの出力信号が入力にそれぞれ供給されるとともに出力が増幅器33、35の利得制御入力33a、35aに接続される利得制御器41、43が設けられている。
これら利得制御器41、43から出力される信号は、フェージング検出部31の入力端子31a、31bにそれぞれ接続されている。このフェージング検出部31の出力は受信品質検出部25の入力端子25bに接続されている。
このように構成された移動用受信機器1の動作について以下説明する。アンテナ13、15からの高周波信号は、受信部17、19に設けられた入力端子17b、19bを介して増幅器33、35に入力されて利得制御される。
これら増幅器33、35の出力信号は混合器37、39の一方にそれぞれ入力される。これら混合器37、39の他方には発振器38、40からの発振信号が入力されることにより、混合器37、39からは周波数変換されたIF信号あるいはベースバンド信号が出力端子17c、19cから出力される。
さらに、これらIF信号あるいはベースバンド信号は、利得制御器41、43にそれぞれ供給される。これら利得制御器41、43から出力される利得制御信号は、増幅器33、35の利得制御入力33a、35aに入力されている。これにより、増幅器33、35は、利得制御器41、43により、混合器37、39からの出力信号レベルが一定レベルになるように利得制御される。
また、出力端子17c、19cから出力されるIF信号あるいはベースバンド信号の出力信号は、復調部21にそれぞれ入力される。この復調部21の復調出力端子23からは復調信号が出力される。この復調信号は、デコーダ部5により復号化され、表示部7により映像、音声を視聴できる。
また、データ入力端子29から入力される制御用データは、受信制御部27に入力され、この受信制御部27から出力される第1、第2の制御信号により、受信部17、19への電源電圧の供給および受信部17、19の選局チャンネルを選択することができる。
表1は、受信条件A、B、C、Dにそれぞれ対応した受信装置3の消費電流を表している。
表1において、ダイバシティ受信とは、受信部17、19からの出力信号を復調部21にて合成して受信感度を良好にするものである。シングル受信とは、受信部17、19のうち少なくとも一方を用いて受信するものである。
通常電力とは、受信部17、19の一方または両方を通常の電流値により動作させるものである。
低消費電力とは、受信部17、19の一方または両方を通常より小さい電流値により動作させるものである。この小さい電流値とする部分は、例えば、受信部17、19にそれぞれ設けられた混合器37、39、あるいはこの混合器の入力側に設けられた増幅器33、35とできる。なお、電流値を小さくすることにより低消費電力としたが、駆動電圧を下げて低消費電力としてもよい。
例えば、受信条件Aは、ダイバシティ受信で通常電力での受信条件である。受信条件Bは、受信条件Aから低消費電力とした受信条件である。受信条件Cは、受信条件Aからシングル受信とした受信条件である。受信条件Dは、受信条件Aからシングル受信、かつ低消費電力とした受信条件である。
このようにして、受信条件A、B、C、Dにおける受信装置3のそれぞれの消費電流は、例えば210mA、170mA、122mA、102mAとできる。
例えば、受信装置3によりテレビ信号を受信開始時には、受信環境が不明であるので最も優れたテレビ受信品質を有する受信条件Aを選択する。この後、受信品質検出部25によりテレビ受信品質が良好であれば受信条件Bとする。さらに、受信品質検出部25によるテレビ受信品質の検出に応じて、受信条件A〜Dを選択することができる。
次に、受信品質検出部25の入力端子25bに信号が入力されるフェージング検出部31について説明する。このフェージング検出部31では、移動用受信機器1の移動速度に対するフェージング周波数を検出することができる。
図2(a)は、静止時にアンテナ13、15から入力されるテレビ信号特性101であり、横軸は、時間103を表し、縦軸は信号レベル105を表している。このテレビ信号特性101は、静止時の受信状態であり、フェージングによる影響がない平坦な信号特性となっている。
図2(b)は、静止時における利得制御器41または43から出力される利得制御信号107を表している。すなわち、テレビ信号特性101にフェージングによる影響がないため、平坦な信号特性となる。
図2(c)は、市街地を移動する場合においてアンテナ13、15から入力されるテレビ信号特性109を表している。このテレビ信号特性109は、ビル等の反射波によるフェージングが発生する状態を表している。また、フェージング周波数110は、移動速度の大きさにほぼ比例して決定される。
図2(d)は、移動時における利得制御器41または43から出力される利得制御信号112を表している。この利得制御信号112により、テレビ信号特性109が入力されたとしても、混合器37、39の出力信号は一定レベルに制御されることになる。この利得制御信号112のフェージング周波数113は、フェージング周波数110とほぼ一致している。
このようにして、利得制御器41、43から出力される利得制御信号は、移動用受信機器1の移動速度が速い場合には、フェージング周波数113が大きくなり、移動速度が遅い場合には、フェージング周波数113が小さくなり、また固定受信においては、フェージング周波数113がなくなって利得制御信号107のようになる。
図3は、本実施の形態の受信装置3におけるフェージング周波数に対する所要C/Nの特性図である。所要C/N特性130は、フェージング周波数131(あるいは移動速度)に対応したビット誤り率が0.0002となる場合のC/N133である。
図3において、所要C/N特性130は、フェージング周波数が低い低速移動領域135(移動速度が遅い)と、フェージング周波数が高い高速移動領域137(移動速度が高速)では、大きい値が必要となっている。一方、フェージング周波数が中間の中速移動領域139(移動速度が中速)では、所要C/Nは、低速移動領域135、高速移動領域137に比較して小さな値でよい。
発明者らの実験によれば、フェージング周波数が約20Hz(13ch受信時において移動速度で約45km/H相当)以下の低速移動領域135においては、移動速度が遅くなるにつれて所要C/N値が大きくなることを確認した。また、フェージング周波数が約70Hz(13ch受信時に移動速度で約130km/H相当)以上の高速移動領域137において、移動速度が速くなるにつれて所要C/N値が大きくなることも確認した。
そしてこの間の中速移動領域139では、所要C/N値に大きな変化はなく、かつこの状態において所要C/Nは最も小さな値となることも確認している。
さらに、移動速度が0のポイント140では、フェージングが無いので所要C/N141は小さな値となる。
この所要C/N130に対する所要BER(ビットエラーレート)、所要PER(パケットエラーレート)について以下説明する。受信品質を検出する検出精度は、PER、BER、C/Nの順でPERが最も優れている。
このため、所要BERと予め定められたビット誤り率の閾値Vbとの余裕度Vbmは、所要C/Nと予め定められたビット誤り率の閾値Vcとの余裕度Vcmより小さくできる。さらに、所要PERと予め定められた閾値Vpとの余裕度Vpmは、所要BERと予め定められたビット誤り率の閾値Vbとの余裕度Vbmより小さくできる。
しかしながら、検出時間は、C/N、BER、PERの順でC/Nが最も短時間で検出できるので、フェージング周波数に応じてこれらC/N、BER、PERの受信品質信号を使い分けることが必要となる。
次に、このフェージング周波数を表す信号が入力され、C/N、BER、PERの受信品質信号を選択する受信品質検出部25について説明する。
この受信品質検出部25は、フェージング検出部31からのフェージング周波数を表す信号に基づいて、C/N、BER、PERの受信品質信号を用いることができる。これにより、移動用受信機器1の移動速度に応じて、最適な受信品質信号を選択することができる。
例えば、高速移動領域137、中速移動領域139では、フェージング周波数が高く、また刻々と変化する。この変化に対応するため、PERの検出時間に比べて短い検出時間を有するC/N、あるいはBERを用いることができる。
また、例えば、低速移動領域135、静止時のポイント140では、フェージング周波数が低い。このため、C/N、BERの検出時間に比べて長い検出時間を必要とするPERを用いることができる。
このPERによる受信品質の検出は、C/N、BERに比べて、最も長い時間を必要とするが最も精度が高い。このため、所要PERの予め定められた閾値Vpに対する余裕度Vpmは、所要BERの予め定められた閾値Vbに対する余裕度Vbm、あるいは所要C/Nの予め定められた閾値Vcに対する余裕度Vcmより小さく設定できる。
このようにして、PERを用いた場合のテレビ受信品質の劣化した検出回数は、C/N、BERの劣化した検出回数に比べて少なくできる。すなわち、低消費電力での受信状態から通常消費電力の受信状態に切替える回数を減らすことが可能となる。その結果として低消費電力化を実現できる。
図4は、本実施の形態における受信制御部27の動作フローチャートである。図4において、システム制御部9を介して受信のための制御信号が受信制御部27に入力される。
ダイバシティ受信および通常電力ステップ151では、受信制御部27により、受信部17、19の双方を動作させることによりダイバシティ受信とし、また通常の電力消費の設定とし、次にBER判定ステップ153が行われる。
このBER判定ステップ153では、受信品質検出部25においてBERの閾値Vb1との判定が行われる。このBERが閾値Vb1より小さいか同じ場合には、フェージング周波数の検出比較ステップ155が行われる。一方、BERが閾値Vb1より大きい場合には、ダイバシティ受信および通常電力ステップ151とされ、ダイバシティ受信が継続される。
次に、フェージング周波数の検出比較ステップ155では、フェージング検出部31においてフェージング周波数fdが周波数閾値frより大きいあるいは同じ場合には、BERまたはC/N判定ステップ157が行われる。一方、フェージング周波数fdが、周波数閾値frより低い場合には、PER判定ステップ159が行われる。
このBERまたはC/N判定ステップ157において、BERまたはC/Nが閾値Vb2より小さいまたは同じ場合にはシングル受信および低消費電力ステップ161が行われたのちBER判定ステップ153に戻る。一方、BERまたはC/Nが閾値Vb2より大きい場合には、ダイバシティ受信および通常電力ステップ151に戻ってダイバシティ受信が継続される。
また、PER判定ステップ159において、PERが閾値Vpより小さいまたは同じ場合には、シングル受信および低消費電力ステップ161が行われたのちBER判定ステップ153に戻る。一方、PERが閾値Vpより大きい場合には、ダイバシティ受信および通常電力ステップ151に戻ってダイバシティ受信が継続される。
なお、閾値Vb2は、表1よりフェージング周波数fdにより最適なBERあるいはC/Nを設定することができる。これにより、テレビ受信品質の劣化した検出回数を少なくできる。すなわち、低消費電力での受信状態から通常消費電力の受信状態に切替える回数を減らすことが可能となる。その結果として低消費電力化を実現できる。
なお、表1から明らかなように、PERの閾値Vp、あるいはBERの閾値Vb2は、フェージング周波数fdに応じて最適値が異なっている。この表1の最適値を例えばシステム制御部9に予め記憶させておき、PERの閾値Vp、あるいはBERの閾値Vb2を設定することができる。
さらに、シングル受信および低消費電力ステップ161は、シングル受信のみ実施するシングル受信ステップ161a(図示せず)としてもよい。
また、受信装置3が、受信部17、19からダイバシティ受信の構成でなく、受信部17または19の一方のみからなるシングル受信の構成の場合には、図4において、ダイバシティ受信および通常電力ステップ151は、通常電力ステップ151a(図示せず)とし、シングル受信および低消費電力ステップ161は、低消費電力ステップ161a(図示せず)とすればよい。
以上のように、受信品質検出部では、フェージング検出部に基づいて固定受信あるいは移動速度が遅い受信時に高い検出精度を有する受信品質信号を選択する。この選択された受信品質信号が予め定められた閾値より良好な場合に、受信制御部により、通常電力の受信条件から低消費電力の受信条件への切替えを行うことができる。
これにより、固定受信、あるいはフェージング周波数が低い低速移動の受信時における消費電力を削減できるので、テレビ受信の可能な時間を延長することができる。
なお、本実施の形態においては、受信部17、19によりダイバシティ受信の可能な受信装置3としたが、例えば受信部19を削除し、受信部17のみでシングル受信する受信装置3a(図示せず)とした場合においても、低消費電力の効果は同様である。
すなわち、受信品質検出部25によりテレビ受信品質を検出し、受信条件Cから受信条件Dに切替える。これにより、消費電流を小さく設定できるので、低消費電力化が可能となる。
なお、フェージング検出部31の代わりにGPS45(図示せず)からの移動速度の信号を受信品質検出部25に供給しても同様の効果を得ることができる。
図5(a)、(b)、図6(a)、(b)は、表1で表した受信条件A、B、C、Dにおけるそれぞれの表示部7の表示内容を表す図である。
図5(a)、(b)に示すように、ダイバシティ受信は、アンテナ表示61、62の2本のアンテナによりダイバシティ受信を表示する。
図6(a)、(b)に示すように、シングル受信は、アンテナ表示61、62のいずれか一方のアンテナによりシングル受信を表示する。
このようにして、ダイバシティ受信、シングル受信の表示を行うことにより、移動用受信機器1の受信条件を把握できる。
図5(b)、図6(b)に示すように、低消費電力による受信は、アンテナ表示61、62に挟まれた位置に例えば「PLOW」の表示を行う。このように、低消費電力の表示を行うことにより、低消費電力の受信条件を把握できる。
このようにして、表示部7にアンテナ表示61、62あるいは低消費電力の表示64が表示されるので、テレビ受信の可能な状態を認識しながら視聴できる。このため、テレビ受信が突然切れて慌てることがない。
以上の如く本発明は、テレビ受信品質を良好にするとともに低消費電力化を可能とする受信装置とこれを用いた移動用受信機器に用いることができる。
本発明の実施の形態1における移動用受信機器の回路ブロック図 (a)同、固定受信におけるテレビ信号を示す図、(b)同、固定受信に対する利得制御信号を示す図、(c)同、移動受信におけるテレビ信号を示す図、(d)同、移動受信に対する利得制御信号を示す図 同、フェージング周波数に対する所要C/Nの特性図 同、受信制御部の動作フローチャート (a)同、ダイバシティ受信および通常電力における表示部の図、(b)同、ダイバシティ受信および低消費電力における表示部の図 (a)同、シングル受信および通常電力における表示部の図、(b)同、シングル受信および低消費電力における表示部の図
符号の説明
3 受信装置
17 受信部
21 復調部
23 復調出力端子
25 受信品質検出部
27 受信制御部
31 フェージング検出部

Claims (9)

  1. 高周波信号を受信する受信部と、この受信部の出力が接続される復調部と、この復調部からの復調信号が出力される復調出力端子とを備え、前記復調部から出力される複数個の受信品質信号が入力される受信品質検出部と、この受信品質検出部からの出力信号に基づいて前記受信部の受信条件を切替える受信制御部と、前記高周波信号のフェージング周波数を検出できるフェージング検出部を設け、このフェージング検出部に基づいて固定受信あるいは移動速度が遅い受信時に高い検出精度を有する受信品質信号を選択し、この選択された受信品質信号が予め定められた閾値より良好な場合に通常電力の受信条件から低消費電力の受信条件への切替えが行われる受信装置。
  2. 検出精度の高い受信品質信号にはPERが用いられる請求項1に記載の受信装置。
  3. 受信部は、高周波信号が入力される増幅器と、この増幅器の出力信号が供給される混合器とが設けられ、前記増幅器、前記混合器のうち少なくともいずれかの電力を低減することにより低消費電力の受信条件とした請求項1に記載の受信装置。
  4. 受信部は、高周波信号が入力される増幅器と、この増幅器の出力信号が供給される混合器と、この混合器の出力信号が供給されるとともに前記増幅器を利得制御する利得制御器とを備え、前記増幅器を利得制御する利得制御信号がフェージング検出部に供給される請求項1に記載の受信装置。
  5. 受信部を複数個の受信部から構成することによりシングル受信とダイバシティ受信との切替えを可能とする受信装置であって、受信制御部が低消費電力の受信条件と通常電力の受信条件の切替え、シングル受信とダイバシティ受信との切替えのうち少なくともいずれかを行うことにより低消費電力の受信条件とした請求項1に記載の受信装置。
  6. 受信品質検出部の入力には、フェージング検出部の出力の代わりにGPSからの移動速度の信号が供給される請求項1または請求項5に記載の受信装置。
  7. 請求項1または請求項5に記載の受信装置を用いた移動用受信機器において、前記受信装置の復調出力端子に接続される復調信号を復号するデコーダ部と、このデコーダ部からの映像、音声が入力される表示部と、前記受信装置、前記デコーダ部、前記表示部を制御するシステム制御部とからなる移動用受信機器。
  8. 表示部には、シングル受信条件、ダイバシティ受信条件に対応して、1本のアンテナ、2本のアンテナがそれぞれ表示される請求項7に記載の移動用受信機器。
  9. 表示部には、低消費電力の場合に、2本のアンテナに挟まれて前記低消費電力の状態が表示される請求項7に記載の移動用受信機器。
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