JP2009054556A - 炭の機能を活用した照明器具 - Google Patents

Abstract

【課題】吸着機能と健康機能を有する、遠赤外線放射による健康な生活空間創造、消臭、を併せもつ、炭の機能を活用した照明器具を提供する。
【解決手段】汚れない、耐水性、難燃性の炭成形部物が容易に成形できる炭成形物原料が開発されたので、これを加工し、発光体３を複数の穴２を有する炭成形物で覆った照明器具を製作し、発光体より生じる光が穴から出て照明となるものと、発光体より生じる熱と光が炭成形物に吸収されて遠赤外線放射量を増大する機構である。この遠赤外線が体内に吸収されると水素分子の運動が加速されて細胞が活性化して体温を上昇させ、健康を増進させる。
【選択図】図２

Description

吸着機能と健康機能を有する照明器具に関する。

特願平０９−１４６６９３のような集煙濾過装置及び集煙濾過装置を取り付けた照明器具はあるが、発光体が炭成形物に覆われた照明器具はない。

参考文献

特願平０９−１４６６９３

遠赤外線放射による健康な生活空間創造、消臭、を併せ持つ照明器具が望ましいが、従来は無かった。

しかし近年、汚れない、耐水性、難燃性の炭成形物が容易に成形できる炭成形物原料が開発された。この原料は炭の含有比率が９２パーセントであり、炭と同様の特性を有する。

この炭成形物原料を使用すれば、消臭機能と健康機能を有する照明器具の製作が可能になる。

図１のように発光体の外部に炭成形物原料を加工して得た炭成形物を配して、炭成形物の間隙より明かりが空間に届く構造の照明器具を製作した。

本炭成形物の５μｍ〜２５μｍでの分光放射出力は黒体炉とほぼ同じ曲線上にあり、分光放射率も０．９５と非常に高く、理想的な遠赤外線放射特性を有する。放射出力は温度上昇によって増加する。

本照明器具では、明かりの一部は炭成形物外に出て照明となり、一部は炭成形物に衝突して吸収され熱になり発光体の発熱と併せて炭成形物を加熱する。

炭成形物の温度上昇に伴って遠赤外線放射出力は増大するため、近接する身体は多くの遠赤外線を吸収する。体内に遠赤外線が吸収されると水素分子の運動が加速されて細胞が活性化して体温を上昇させる。結果、健康を増進する。

また、炭は吸着作用に優れているため、室内の有機溶剤臭を含む不快な臭いを吸着して、室内環境を最適な状態にする。

このように炭成形物を使用して制作された本発明の照明器具は、照明機能以外に遠赤外線放出機能、消臭機能を併せ持つことが特徴である。

過半が炭で構成された照明器具であるため、照明不使用時も常時部屋の空気を浄化し、遠赤外線を放出して生体の健康を保持する。照明使用時は遠赤外線の放射出力が増大するため更に健康を増進する。

照明の明かりの多くが炭に吸収されるため、深い森に木漏れ日がさすような、神秘的な装いになって落ち着いた雰囲気になり、心が癒される。

発明を実施するための最良の方法

照明器具のデザインに基づいて、図４のように炭成形物原料を所定の形にプレス成形し乾燥させ炭成形物を得て加工した後、図１のように発光体を含む所定の各部品を組み立てて照明器具を製作する。

健康機能と消臭機能を有する照明器具

は円筒形の炭成形物内に発光体を取り付けた照明器具 は立法体の炭成形物内に発光体を取り付けた照明器具 は炭成形物で制作されたシェードを取り付けた照明器具 は照明器具の工程図

符号の説明

１ 炭成形物
２ 穴
３ 発光体
４ シェード
５ スタンド

Claims (1)

1. 発光体を、複数の穴を有する炭成形物で覆った照明器具であり、発光体より生じる明かりが穴から出て照明となるものと、発光体より生じる熱と明かりが炭成形物に吸収されて遠赤外線放射量を増大して放出する機能を有する機構である。

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