JP2009053510A - 液晶駆動装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置および液晶表示装置を提供することを可能にする。
【解決手段】nを3または4とし、mを0以上2未満の整数としたとき、小数点以下が(1/2)×mである強調補正係数を記憶する記憶部と、第1フレームの1フレーム前の第2フレームのディジタルの画像情報を保持するフレームメモリ2と、第1フレームのディジタルの画像情報と第2フレームのディジタルの画像情報との差を演算する第1演算部41と、差と強調補正係数とに基づいて、液晶パネルに画像を強調表示するための強調画像情報を演算する第2演算部42と、強調画像情報に第2フレームのディジタルの画像情報を加算して加算情報を演算する第3演算部43と、加算情報に基づいて液晶パネルを駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成部6と、を備えている。
【選択図】図10

Description

本発明は、液晶駆動装置および液晶表示装置に関する。
近年、液晶ディスプレイは、パソコン用モニタ、ノートパソコン、テレビといった広い分野にわたって普及してきており、それに伴い、液晶ディスプレイで動画を見る機会が非常に増えてきている。しかし、液晶ディスプレイは、液晶の応答速度が十分に速くはないために、動画を表示した際にボケや残像のような画質劣化が生じる。一般に、液晶ディスプレイのリフレッシュレートは、60Hzであるため、動画表示に対応するために16.7ms以下の応答速度が目標とされている。しかし、最近の液晶ディスプレイは、2値の応答速度、例えば256階調表示の液晶ディスプレイでは、0階調から255階調もしくは、255階調から0階調への応答速度が16.7ms以下となっているが、中間調間の応答速度は、16.7ms以上である。
一般の動画には中間調間の応答が非常に多く含まれており、中間調間の応答速度が十分ではないという問題は、動画の画質劣化を招く。このため、更なる応答速度の改善が求められている。
従来の液晶材料を用いた液晶ディスプレイの駆動方法を改良することにより、液晶ディスプレイの応答速度を改善する手法の開発としては、液晶ディスプレイに表示されている階調が変化する際の書き込み階調に、必要に応じて所定の階調を加算した階調を液晶ディスプレイに書き込む方法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。この方法の動作は以下の通りである。
予め、液晶ディスプレイの階調間の応答を測定し、1フレーム後(一般に16.7ms後)に到達する階調を求める。この結果より、1フレーム後に、ある階調からある階調に変化させるために必要となる書き込み階調が求まり、これを2次元の配列データとして記憶させておく。すなわち、液晶ディスプレイが256階調である場合、全階調間のデータを記憶するためには、256×256個の配列データが必要となる。液晶ディスプレイに入力された画像情報は、各画素の赤、緑、青のサブ画素毎に、どの階調からどの階調に変化するかを調べ、1フレーム後に応答が完了するための書き込み階調を強調画像情報として、上記配列データを参照して決定する。つまり、画像情報(階調)がLからLに変化する場合、L階調を液晶ディスプレイに書き込むのではなく、1フレーム後にL階調に到達できるLα階調を、配列データを参照して液晶ディスプレイに書き込む。この方法を用いることにより、全階調から0階調及び、全階調から255階調(256階調の液晶ディスプレイの場合)への応答が1フレーム以内に完了する液晶ディスプレイであれば、ほぼ全階調間の応答を1フレーム以内に完了することが可能となる。
しかし、強調画像情報Lαとして上記配列データを参照する方式は処理数が多いことから強調補正係数を線形近似することによって強調画像情報を求めることにより処理数を軽減する方法も提案されている(例えば、特許文献1、非特許文献2参照)。この方法においては、Lα−LとL−Lの関係を直線で近似し、近似した直線を最小二乗法等で算出し、算出された直線の傾きを強調補正係数αとして全階調で用いることにより、演算量を低減している。
上記従来の駆動方法を実現する具体的なシステム構成を簡単に説明する。入力画像情報は、フレームメモリ部により1フレーム期間遅延された画像情報とともにゲートアレイに入力される。ゲートアレイでは、入力画像情報及び1フレーム期間遅延された画像情報に基づき、上記の配列データを記憶している配列データ保持部のどのデータを参照するかを示すアドレス情報を配列データ保持部に出力する。配列データ保持部は、入力されたアドレス情報に基づき、記憶されている配列データをゲートアレイに出力する。ゲートアレイは、入力された配列データを強調画像情報として液晶表示装置に出力し、液晶表示装置に画像が表示される。
特開2006−251793号公報 2001 SID International Symposium Digest of Technical Papers/Volume XXXII/ISSN-0001-966X P.488 M. Baba et al. "Software Processed Level-Adaptive Overdrive Method for Multi-Media LCDs with YUV Video Data"EuroDisplay2002 P155-158
近年、携帯電話でもワンセグ放送など動画を見る機会が増えており、動画ボケのない鮮明な画像表示が求められている。携帯電話などの携帯機器においては、低消費電力、装置の小型化、軽量化が強く要求されており、液晶駆動装置も小さくすることが求められている。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置および液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による液晶駆動装置は、nを3または4とし、mを0以上2未満の整数としたとき、小数点以下が(1/2)×mである強調補正係数を記憶する記憶部と、第1フレームの1フレーム前の第2フレームのディジタルの画像情報を保持するフレームメモリと、前記第1フレームのディジタルの画像情報と前記第2フレームのディジタルの画像情報との差を演算する第1演算部と、前記差と前記強調補正係数とに基づいて、液晶パネルに画像を強調表示するための強調画像情報を演算する第2演算部と、前記強調画像情報に前記第2フレームのディジタルの画像情報を加算して加算情報を演算する第3演算部と、前記加算情報に基づいて前記液晶パネルを駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様による液晶表示装置は、液晶パネルと、前記液晶パネルを駆動する第1の態様の液晶駆動装置と、を備えていることを特徴とする
本発明によれば、画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置および液晶表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による液晶表示装置の構成を図1に示す。本実施形態の液晶表示装置1は、入力画像信号の1フレーム分の色信号(例えば、R(赤)、G(緑)、B(青)の色信号)のそれぞれの階調Lを保持するフレームメモリ2と、強調画像情報演算部4と、駆動信号生成部6と、液晶パネル8と、を備えている。
液晶表示装置1に入力される入力画像信号の各色信号の階調(入力画像情報ともいう)Lは、フレームメモリ2に送られて記憶されるとともに強調画像情報演算部4に送られる。強調画像情報演算部4は、入力画像信号の階調Lと、フレームメモリ2に保持されて1フレーム遅延された画像信号の各色信号の階調(遅延された画像情報ともいう)Lとに基づいて、強調画像情報Lαを演算し、この演算された強調画像情報Lαを駆動信号生成部6に送る。駆動信号生成部6は上記強調画像情報Lαに基づいて、液晶パネル8を駆動する駆動信号(例えば、ディジタルからアナログに変換された強調画像信号)を生成する。この生成された駆動信号に基づいて液晶パネル8が駆動されて、画像が表示される。
強調画像情報Lαは、αを強調補正係数とすると、次式のよって求められる。
α=α(L―L)+L
強調補正係数αは、(Lα−L)と(L−L)との関係を直線で近似した場合、最小二乗法等を用いて近似直線の傾きを算出することができる。そして、この強調補正係数αは、2進数で表示した場合、一般に小数点以下が例えば16桁程度の値となる。
本発明者達は、鋭意研究に努めた結果、nを3または4とし、mを0以上2未満の整数とし、強調補正係数αの整数値をβ(すなわちαを超えない最大の整数値)としたとき、強調補正係数αをβ+(1/2)×mで近似しても、画質的に劣ることなく表示できるという知見を得た。以下、これを説明する。
(Lα−L)と(L−L)の近似直線の傾きとして求めた値αを強調補正係数として用いた場合を基準として、n=1、2、3、4のときの(α+1/2)の値を強調補正係数として用いた場合の動画の質を比較したところ、下記の表の通りの結果を得た。
Figure 2009053510
すなわち、n=1、2では両者の違いがわかるのに対して、n=3のときは違いがわかるものの、その差がほとんどわかりにくくなる。更に、n=4の時には違いがわからない、つまり元の動画像と同等の画質が得られる。従って、強調補正係数は直線近似の傾きから±1/2以内であれば、視覚的に画質劣化が感じられない。また、近似直線の傾きから±1/2以内の場合も元の動画像との違いがほとんどわからないという結果から、大きな画質劣化は感じられない。したがって、nを3または4としたとき、強調補正係数をβ+1/2×mで近似しても、画質的な劣化がほとんどない良好な動画像を表示することができることがわかる。
そこで、本実施形態においては、液晶表示装置の製品出荷前の試験結果に基づいて、液晶パネル8の特性から予め求めた強調補正係数α’を、β+1/2×mで近似した値を、強調画像情報Lαを演算する際の強調補正係数αとして用いる。ここで、nは3または4であり、mは1以上2未満の整数であり、βは予め求められた上記強調補正係数α’を超えない最大の整数である。すなわち、本実施形態においては、液晶パネル8の特性から予め求めた強調補正係数α’の小数点以下、4桁または5桁の値を切り捨てるか、または切り上げた値をα(=β+1/2×m)とした構成となっている。なお、強調画像情報演算部4の具体的な回路構成については、後述する。
このように、強調画像情報Lαの演算に用いる強調補正係数αをβ+1/2×mとすることで、強調画像情報演算部4の回路規模を大幅に縮小することが可能となる。これは、強調画像情報演算部4においては回路規模として乗算器回路が最も大きいので、近似された上記強調補正係数αを用いることで、強調補正係数を少ないビット数で表すことが可能となるからである。これにより、強調画像情報演算部4および駆動信号生成部6を含む液晶駆動装置を小さくすることができ、本実施形態の液晶表示装置を携帯電話等、軽量小型化が求められる機器に搭載しても、高品位な動画表示が可能となる。
なお、本実施形態においては、入力画像信号として、R、G、Bの色信号を用いたが、輝度信号と色差信号からなる色信号を用いてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置および液晶表示装置を提供することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による液晶表示装置を図2に示す。この実施形態の液晶表示装置1Aは、図1に示す第1実施形態の液晶表示装置1において、強調補正係数入力部3を設けた構成となっている。この強調補正係数入力部3を介してユーザーが強調補正係数を入力することができる。この強調補正係数入部3内には複数の強調補正係数は設定されており、これらの強調補正係数からユーザーが選択することも可能であり、また、ユーザーが新たに設定してもよい。すなわち、強調補正係数3は、強調補正係数をユーザーが選択、または設定更可能なインターフェースとなっている。この選択または設定可能な強調補正係数は、β+1/2×mの型の値となっている。ここで、nは3または4であり、mは1以上2未満の整数であり、βは整数である。この強調補正係数入力部3を介してユーザーが選択または設定した強調補正係数は、強調画像情報演算部4に送られ、強調画像情報Lαを演算するときの強調補正係数αとして用いられる。なお、ユーザーが強調補正係数入力部3を用いて強調補正係数を選択または設定しない場合は、第1実施形態の場合と同様に、搭載された液晶パネル8の応答特性に基づいて予め設定された値を強調補正係数として用いて、強調画像情報Lαの演算が行われる。
本実施形態の液晶表示装置において、強調補正係数入力部3を用いて、強調補正係数αを1.00(強調補正しない場合)、1.25、1.50、1.75、2.00、2.25、2.50に設定した場合の、液晶表示装置に表示された画像の画質を複数の人が評価した結果を図3に示す。黒い菱形は平均値を示し、上下の直線はバラツキを示す。図3からわかるように、多くの人は、より強い強調処理した画像を良いと評価している。ただし、評価値にばらつきが見られるように、個人により好ましさが異なる。
以上説明したように、本実施形態の液晶表示装置においては、液晶パネルの応答速度に基づいて、予め決定されている強調補正係数αを調整することができるので、ユーザーの好みに合わせた表示を行う等の調整を行うことができる。
本実施形態も、第1実施形態の液晶表示装置と同様に、画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置および液晶表示装置を提供することができることはいうまでもない。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による液晶表示装置を説明する。
第1実施形態の液晶表示装置における強調画像情報Lαと、入力画像情報Lとの関係を、
遅延された画像情報Lをパラメータとして測定した結果を図4に示す。この測定は、遅延された画像情報Lを0階調から256階調まで16階調毎に変化させて行っている。Lが0階調から256階調に変化するに連れて、強調画像情報Lαと入力画像情報Lとの関係を示すグラフは、段々と左から右に変化している。この測定結果に基づいて、縦軸に(Lα−L)をとり、横軸に(L−L)とってプロットしたグラフを図5に示す。図5からわかるように(Lα−L)と(L−L)はほぼ線形の関係がある。しかし、図5からわかるように、遅延された画像情報Lが、ある領域の値となるところでは、(Lα−L)および(L−L)の実際の値と、最小二乗法で求めた近似直線との乖離が大きい。これは液晶分子と配向膜との界面でのアンカリングの影響によるものである。
そこで、本実施形態においては、実際の値と、最小二乗法で求めた近似直線との乖離が大きくなる階調領域については、強調補正係数を求める直線を折れ線で近似した構成となっている。
本実施形態の液晶表示装置を図6に示す。本実施形態の液晶表示装置1Bは、図1に示す第1実施形態の液晶表示装置において、強調補正係数変更部7を設けた構成となっている。この強調補正係数変更部7は、遅延された画像情報Lが240階調〜255階調の場合には、強調画像情報Lαの演算に用いる強調補正係数を変更する。しかし、遅延された画像情報Lが240階調〜255階調と異なる場合には、強調画像情報Lαの演算に用いる強調補正係数を変更しない。この場合は、第1実施形態の場合と同様に、搭載された液晶パネルの応答特性に基づいて予め設定された値を強調補正係数として用いて、強調情報演算部4において、強調画像情報Lαの演算が行われる。
遅延された画像情報Lが240階調〜255階調の場合には、強調補正係数は以下の様な値に変更される。この変更される強調補正係数は次にようにして求めた。図7に遅延された画像情報Lが255階調であるときの、縦軸に(Lα−L)を取り、横軸に(L−L)を取ったときの関係を示す。図7において、傾きの大きい領域として、(L−L)が−31〜0の範囲であると定義し、この範囲の近似直線を直線gとした。直線gについて、最小二乗法を用いて(Lα−L)と(L−L)との関係から求めたところ、
(Lα−L)=4.75(L−L
が得られた。
次に、(L−L)が−31〜0以外の範囲の近似直線を直線gとし、同様に最小二乗法を用いて直線gの関係式を求めた。その結果、直線g
(Lα−L)=0.44(L−L)+148
と表された。
これらの得られた関係式に対して、直線gは(Lα−L)=4.75(L−L)、直線gは(Lα−L0)=0.5(L1−L0)+148であるとして強調画像情報を演算した。
このように構成された本実施形態の液晶表示装置においては、乖離の大きな領域では、(Lα−L)と(L−L)との関係を折れ線で近似しているので、実際の(Lα−L)および(L−L)の値と、近似した折れ線との間の乖離は少なくなり、更に高品位の動画像を得ることができる。
また、本実施形態も、第1実施形態と同様に、画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置および液晶表示装置を提供することができることはいうまでもない。
(第4実施形態)
第3実施形態では近似直線と乖離の大きな階調領域の強調補正係数を、折れ線を用いて求めた。本実施形態の液晶表示装置では、近似直線と乖離の大きな階調領域では、近似直線の切片を適宜選択することにより、乖離を可及的に小さくした構成となっている。
本実施形態の液晶表示装置を図8に示す。本実施形態の液晶表示装置1Cは、第3実施形態の液晶表示装置1Bにおいて、強調補正係数変更部7を強調補正係数変更部7Aに置き換えた構成となっている。
この強調補正係数変更部7Aは、遅延された画像情報Lが240階調および255階調のデータについて切片を選択することとする。すなわち、Lが232階調〜255階調のときに適宜、近似直線の切片の選択を行う。
図9に、遅延された画像情報L0が240階調および255階調のときの、縦軸に(Lα−L)を取り、横軸に(L−L)を取ったときの関係を示す。本実施形態では3本の直線g、g、gを用いて強調補正係数を求めた。遅延された画像情報Lが0階調から231階調までは第1実施形態と同様にして決定された原点を通る近似直線(図9中直線g)により強調補正係数を求めた。
が240階調および255階調のデータから、直線gと乖離した領域では、直線gあるいは直線gを用いて強調補正係数を求めた。直線g、直線gはそれぞれ、傾きは直線gと同じであるが、切片がそれぞれ42、88である。直線gは主にLが240階調の、直線gは主にLが255階調のデータから、誤差がもっとも小さくなるように切片の値を求めた。より具体的には直線gはLが240階調、Lが224階調〜128階調およびLが255階調、Lが112階調〜144階調のデータから切片を算出した。直線gはLが255階調、Lが240階調〜160階調のデータから切片を算出した。
これによりLが240階調〜255階調の多い画像においても、第3実施形態と同様に高品位の動画像を得ることができる。
また、本実施形態も、第1実施形態と同様に、画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置および液晶表示装置を提供することができることはいうまでもない。
次に、本発明の実施例による液晶駆動装置を説明する。以下の実施例の液晶駆動装置は、第1乃至第4実施形態のいずれかの液晶表示装置に用いられる液晶駆動装置の具体的なハードウェアである。
(第1実施例)
本発明の第1実施例による液晶駆動装置を図10に示す。本実施例の液晶駆動装置100は、第1実施形態または第2実施形態の液晶表示装置に用いられる、例えば携帯電話用液晶駆動ICである。本実施例の液晶駆動装置100は、強調補正係数レジスタ20aを有する入力/制御回路20と、フレームメモリ2と、強調画像情報演算部4と、駆動信号生成部6とを備えている。
強調補正係数レジスタ20aには、液晶パネルの応答特性に基づいて予め設定された強調補正係数値か、またはユーザーが選択または設定した強調補正係数値が記憶されている。強調画像情報演算部4は、減算器41と、乗算器42と、加算器43とを備えている。入力/制御回路20はフレームメモリ2および強調画像情報演算部4の減算器41に、入力画像情報Lを送出するとともに、強調補正係数レジスタ20aを介して強調補正係数αを強調画像情報演算部4の乗算器42に送出する。
減算器41は、入力/制御回路20から送られてくる入力画像情報Lと、フレームメモリ2から送られてくる、遅延された画像情報Lとの差(=L−L)を演算する。乗算器42は減算器41の出力(=L−L)に、強調補正係数レジスタ20aから送られてくる強調補正係数αを乗算する。加算器43は、乗算器42の出力(=α(L−L))と、フレームメモリ2から送られる遅延された画像情報Lとの和Lα(=α(L−L)+L)を演算する。この和Lαに基づいて駆動信号生成部によって液晶パネル(図示せず)の駆動信号が生成され、液晶パネルに画像が表示される。
本実施例の乗算器42の具体的な回路構成を図11(a)に示す。本具体例は、強調補正係数α(=β+1/2×m)として、βが1でnが3である場合の例である。すなわちαは1.000、1.125、1.250、1.375、1.500、1.625、1.750、1.875である場合の回路である。乗算器42は、3個の加算器42a、42a、42aと、3個の1bitシフタ(1ビットシフタ)42b、42b、42bとを備えている。1bitシフタ42bは減算器41の出力(=L−L)を1桁左にシフトし、減算器41の出力(=L−L)に2−1を乗算した値を得る。1bitシフタ42bは1bitシフタ42bの出力を1桁左にシフトし、1bitシフタ42bの出力に2−1を乗算した値を得る。すなわち、1bitシフタ42bの出力は、減算器41の出力(=L−L)に2−2を乗算した値となる。1bitシフタ42bは1bitシフタ42bの出力を1桁左にシフトし、1bitシフタ42bの出力に2−1を乗算した値を得る。すなわち、1bitシフタ42bの出力は、減算器41の出力(=L−L)に2−3を乗算した値となる。
レジスタ20aに保持されている強調補正係数αを2進数で表現したときの小数第1位の値をD1、小数第2位の値をD2、小数第3位の値をD3とする。強調補正係数αを2進数で表現したときの小数点以下のビットは、D1D2D3で表されことになる。このD1D2D3の値に対応する強調補正係数αの十進数の値を図11(b)に示す。加算器42aは、D1が「0」であれば減算器41の出力をそのまま通過させ、D2が「1」のときに、減算器41の出力と1bitシフタ42bの出力とを加算し、その和を加算器42aに送出する。加算器42aは、D2が「0」のとき加算器42aの出力をそのまま通過させ、D2が「1」のとき加算器42aの出力と1bitシフタ42bの出力とを加算し、その和を加算器42aに送出する。加算器42aは、D3が「0」のとき加算器42aの出力をそのまま通過させ、D3が「1」のとき加算器42aの出力と1bitシフタ42bの出力とを加算し、その和を加算器43に送出する。したがって、加算器42aの出力はα(L−L)となっている。
以上説明したように、乗算器42の回路構成を大幅に縮小することができ、画質の劣化が少なくかつ回路規模が可及的に小さな液晶駆動装置を得ることができる。
なお、本実施例においては、強調補正係数α(=β+1/2×m)はnが3の場合であったが、nが4の場合は、乗算器42は、もう一個の加算器と、もう一個の1bitシフタを更に備える必要がある。また、本実施例においては、強調補正係数α(=β+1/2×m)は1以上2未満の値であったが、2以上の値のとき、すなわちβが2以上の整数のときは、kを1以上の整数とし、2≦β<2k+1とすると、乗算器42は、k個の加算器と、k個の1bitシフタを更に備える必要がある。したがって、本実施例においては、強調補正係数を2進数で表現した時の桁数に等しい個数の、加算器および1ビットシフタが必要である。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例による液晶駆動装置を図12に示す。本実施例の液晶駆動装置200は、第3実施形態の液晶表示装置に用いられる、例えば携帯電話用液晶駆動ICである。本実施例の液晶駆動装置200は、強調補正係数演算部4と、強調補正係数変更部7と、図示しない駆動信号生成部とを備えている。
強調画像情報演算部4は、減算器41と、α乗算器42Aと、加算器42aと、加算器43とを備えている。減算器41は、入力画像情報Lと、遅延された画像情報Lとの差(=L−L)を演算する。α乗算器42Aは減算器41の出力(=L−L)に、近似した直線の切片データを考慮しない場合の強調補正係数を乗算する。加算器42aは、α乗算器42Aの出力と、後述するスイッチ7dによって選択された切片データとを加算する。加算器43は、加算器42aの出力(=α(L−L))と、遅延された画像情報Lとの和Lα(=α(L−L)+L)を演算する。この和Lαに基づいて駆動信号生成部によって液晶パネル(図示せず)の駆動信号が生成され、液晶パネルに画像が表示される。
強調補正係数変更部7は、遅延された画像情報Lの階調がどのレベルにあるかを判定する階調判定部7aと、複数の強調補正係数のデータを保持し階調判定部7aの判定結果に応じて変更すべき強調補正係数のデータを出力する強調補正係数レジスタ7bと、近似した直線の切片のデータを格納する複数のレジスタを有するメモリ7cと、メモリ7cのレジスタに格納されている切片データを選択するスイッチ7dとを備えている。メモリ7cには、近似する直線の数だけのレジスタが用意されている。例えば、第3実施形態では、直線の数が3であるので3個のレジスタが必要である。階調判定部7aからスイッチ7dに指令信号を送り、開閉動作させることにより近似する直線の切片のデータ(切片データ)が選択される。この選択された切片データが、加算器42aに送られる。
α乗算器42Aは、減算器41の出力(=L−L)と、強調補正係数レジスタ7bから出力される変更すべき強調補正係数のデータとに基づいて、切片データを考慮しない場合のα(L−L)を演算する。α乗算器42Aは、複数の0付きシフトレジタS1、S2、S3と、複数の加算器42A、42Aと、を備えている。一般に、0付きシフトレジタは複数個であり、必要とする精度に応じて増やす。ここでは、3個の0付きシフタが存在する場合を例にとり説明する。0付きシフタの具体例を、図13に示す。0付きシフタとは、入力を単にシフトするだけでなく、ゼロ制御信号により値「0」を出力することもできるシフタである。ゼロ制御信号の値が「1」になったときに、値「0」を出力する。ゼロ制御信号の値が「0」のときには、スイッチSWにより入力をシフトしたデータを出力する。各0付きシフトレジタSi(i=1,2,3)は、減算器41の出力をシフトする。加算器42Aは、0付きシフトレジタS1の出力と、0付きシフトレジタS2の出力とを加算する。加算器42Aは、加算器42Aの出力と、0付きシフトレジタS3の出力とを加算する。
スイッチSWの一般的な具体例を図14に示す。入力Jは入力データのJビット番目とする。例えば、値を2倍にするには、J−1ビット番目のデータをJビット番目にシフトすることで実現できる。そこで、図14には、4倍、2倍、1倍、1/2倍、1/4倍のシフトに関した部分を明示的に表示している。どのデータを選択するかは、その期待する倍率値で示すこととする。例えば、4倍を選択するときは、SW=4と表記する。また、一般的には、必要とする倍数に応じてシフト入力を決めればよい。
図15と図16に、第2実施形態を実現する場合の強調補正係数αを選択するためのスイッチの状態例を示す。プログラマブル化はこれらの状態を選択することで実現している。0付きシフタS1の中のスイッチSWをSW1とする。同様に0付きシフタS2の中のスイッチSWをSW2とする。0付きシフタS3の中のスイッチSWをSW3とする。スイッチSW1を図17に示し、スイッチSW2を図18に示し、スイッチSW3を図19に示す。
図20は、階調判定部7aにより直線を選択し、その選択された直線に関する係数αと切片の値を示し、さらにその選択時でのスイッチの設定状態を示す。例えば、階調が0から255のときには、第1実施形態の場合の直線(直線g)となり、例えば、α=1.250、切片=0である。これをSW1=0、SW2=1、SW3=1/4で実現する。階調が−31から−1のときには、第3実施形態で説明した直線gとなり、α=4.750、切片=0である。これをSW1=4、SW2=1/2、SW3=1/4で実現する。最後に、階調が−255から−32のときには、直線gであり、α=0.500、切片=148である。これをSW=1/2、SW2=0、SW3=0で実現する。
図15は直線gに関して、微調整するプログラマビリティに相当し、図16は直線gに関して、微調整するプログラマビチティに相当している。ここでは明示していないが、直線gに関しても、同様に微調整できている。
図14に示したように一般には多数のシフト入力から選択すればより精度が高くかつプログラム範囲の広い実現が可能となる。しかし、一方、スイッチする量も増加し、ハードウェア量は大きくなってしまう。そこで、ハードゥエア量を削減することを考えて、入力数をできるだけ少なくした具体例が図17から図19のスイッチである。SW1は2入力、SW2は3入力、SW3は3入力と削減している。
図21はレイアウトをイメージしながら、回路ブロックの構成を示している。α乗算器が、シフタと加算器でさらに構成され、それらが積み重ねられている。
図22に、α乗算器の第2の具体例によるスイッチ状態を示す。図23および図24は、これに対応したスイッチSW2およびスイッチSW3を示す。スイッチSW1は前述したα乗算器の図17に示すスイッチSW1と同じである。第2の具体例のα乗算器は、入力本数が増加しており、ハードウェア量も増加している。しかし、一方、図22においては、状態数も増加し、対応範囲を広くできている。例えば、図16では、図22に示すようにα=2やα=7は実現できていない。
図25はα乗算器の第3の具体例を示す。図12に示す加算器42Aを加減算器42A2aに変更した構成である。加減算器42A2aの詳細を図26に示す。この加減算器42A2aは、0付きシフタS3の出力の補正を生成する補数生成回路400と、補数選択信号に基づいて、0付きシフタS3の出力と補数生成回路400の出力との一方を選択するスイッチ405と、このスイッチ405によって選択された値と、加算器42Aの出力とを加算する加算器410とを備えている。このように、減算を可能にすることで、さらに精度を向上している。この場合、スイッチSW3の値として−1/16をとることが可能となり、図27に示すように、1/16キザミでα値が設定できている。例えば、図15では+1/8と+1/16での実現であり、7/16は実現できていなかった。減算は2の補数をとって(ビット反転して、1を加算する)、加算することで実現できる。そこで、図26では、補数生成回路が追加され、減算・加算の場合を制御する「補数選択制御信号」によりスイッチを選択している。以上、第1の具体例のα乗算器、第2の具体例のα乗算器、第3の具体例のα乗算器を示したが、これらに限定する必然はなく、ハードウェアとその精度・対応範囲におけるトレードオフを考慮して、実際の回路構成を考えればよい。さらに、0付きシフタの個数を3個に限定する必然はなく、必要に応じて、その0付きシフタの構成を変えることも可能である。また、0設定機能をすべてが利用する必要もなく、必要に応じて各種の変形例を考えることも可能である。
(第3実施例)
最後に第3実施例による液晶駆動装置を図28に示す。本実施例の液晶駆動装置は、第4実施形態の液晶表示装置に用いられる。本実施例の液晶駆動装置は、第2実施例の液晶駆動装置と基本的な構成については同じであるが、階調に関係なく補正係数αの値は一定であるので指定された値で計算される。このため、図12に示す強調補正係数レジスタ7bを削除した構成となっている。
以上説明したように、本発明の各実施例によれば、演算処理量を簡素化が可能となり、携帯電話などの低消費電力、軽量小型化が強く求められるモバイル機器においても高品質な動画を液晶表示装置に表示することが可能となる。
第1実施形態による液晶表示装置を示すブロック図。 第2実施形態による液晶表示装置を示すブロック図。 強調補正係数による画質評価結果を示す図。 第1実施形態における液晶ディスプレイの特性の測定結果を示す図。 図4に示す測定結果を縦軸に(Lα−L)をとり、横軸に(L−L)をとってプロットした場合のグラフ。 第3実施形態による液晶表示装置を示すブロック図。 第3実施形態に用いられる折れ線近似を説明する図。 第4実施形態による液晶表示装置を示すブロック図。 第4実施形態に用いられる切片の選択を説明する図。 第1実施例による液晶駆動装置を示すブロック図。 第1実施例に係る乗算器を示すブロック図。 第2実施例による液晶駆動装置を示すブロック図。 0付きシフタを示すブロック図。 0付きシフタにおけるスイッチの一具体例を示す図。 強調補正係数αの状態選択を示す表。 強調補正係数αの状態選択を示す表。 スイッチSW1の一具体例を示す図。 SW2の一具体例を示す図。 SW3の一具体例を示す図。 階調判定による直線選択とその実現を示す表。 レイアウト構成を示す図。 第2の具体例のα乗算器のα状態選択を示す表。 第2の具体例のα乗算器における0付きシフタのスイッチSW2を示す図。 第2の具体例のα乗算器における0付きシフタのスイッチSW3を示す図。 第3の具体例のα乗算器を示す図。 第3具体例のα乗算器における加減算器を示す図。 第3具体例のα乗算器におけるα状態選択を示す表。 第3実施例による液晶駆動装置を示すブロック図。
符号の説明
1 液晶表示装置
1A〜1C 液晶表示装置
2 フレームメモリ
3 強調補正係数入力部
4 強調補正係数演算部
6 駆動信号生成部
7 強調補正係数変更部
8 液晶パネル

Claims (10)

  1. nを3または4とし、mを0以上2未満の整数としたとき、小数点以下が(1/2)×mである強調補正係数を記憶する記憶部と、
    第1フレームの1フレーム前の第2フレームのディジタルの画像情報を保持するフレームメモリと、
    前記第1フレームのディジタルの画像情報と前記第2フレームのディジタルの画像情報との差を演算する第1演算部と、
    前記差と前記強調補正係数とに基づいて、液晶パネルに画像を強調表示するための強調画像情報を演算する第2演算部と、
    前記強調画像情報に前記第2フレームのディジタルの画像情報を加算して加算情報を演算する第3演算部と、
    前記加算情報に基づいて前記液晶パネルを駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
    を備えたことを特徴とする液晶駆動装置。
  2. 前記記憶部に記憶される強調補正係数を設定する設定部を更に備えていることを特徴とする請求項1記載の液晶駆動装置。
  3. 前記第2演算部は、前記差に前記強調補正係数を乗算する乗算器であることを特徴とする請求項1または2記載の液晶駆動装置。
  4. 前記第2演算部は、前記強調補正係数を2進数で表現した時の桁数に等しい個数の、加算器および1ビットシフタを備えていることを特徴とする請求項3記載の液晶駆動装置。
  5. 前記第1および第2フレームのディジタルの画像情報は階調情報であって、
    前記第2演算部は、
    前記第2フレームの階調情報の値が第1領域では、
    前記第1フレームの画像情報から前記第2フレームの画像情報との差分である階調差分と、
    前記第1フレームを前記液晶パネルに表示するための強調画像情報と前記第2フレームの画像情報との差分である強調階調差分と、の関係を線形近似した値を前記強調補正係数として用い、
    前記第2フレームの階調情報の値が第1領域と異なる第2領域では、
    前記階調差分と前記強調階調差分との関係を複数の直線からなる折れ線で近似し、前記折れ線の各直線の傾きと、前記折れ線の各直線の切片と、前記差とを用いて前記強調画像情報を演算することを特徴とする請求項1または2記載の液晶駆動装置。
  6. 前記第1および第2フレームのディジタルの画像情報は階調情報であって、
    前記第2演算部は、
    前記第2フレームの階調情報の値が第1領域では、
    前記第1フレームの画像情報から前記第2フレームの画像情報との差分である階調差分と、
    前記第1フレームを前記液晶パネルに表示するための強調画像情報と前記第2フレームの画像情報との差分である強調階調差分と、の関係を線形近似した値を前記強調補正係数として用い、
    前記第2フレームの階調情報の値が第1領域と異なる第2領域では、
    前記階調差分と前記強調階調差分との関係を平行な複数の直線で近似し、前記平行な直線の切片と、前記差とを用いて前記強調画像情報を演算することを特徴とする請求項1または2記載の液晶駆動装置。
  7. 前記第2演算部は、複数の0付きシフタと、直列に接続された複数の加算器とを備えていることを特徴とする請求項5または6記載の液晶駆動装置。
  8. 前記第2演算部は、前記複数の加算器のうちの少なくとも最終段の加算器が加減算器に置き換えられていることを特徴する請求項7記載の液晶駆動装置。
  9. 前記加減算器は補数生成回路を備えていることを特徴とする請求項8記載の液晶駆動装置。
  10. 液晶パネルと、前記液晶パネルを駆動する請求項1乃至9のいずれかに記載の液晶駆動装置と、を備えていることを特徴とする液晶表示装置。
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