JP2009050052A - Indirect live-line tool - Google Patents
Indirect live-line tool Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009050052A JP2009050052A JP2007212016A JP2007212016A JP2009050052A JP 2009050052 A JP2009050052 A JP 2009050052A JP 2007212016 A JP2007212016 A JP 2007212016A JP 2007212016 A JP2007212016 A JP 2007212016A JP 2009050052 A JP2009050052 A JP 2009050052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- insulating
- operation rod
- tool
- insulating operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
Description
この発明は、高圧の架空配電線等の間接活線作業において使用される間接活線工具に関する。 The present invention relates to an indirect hot wire tool used in indirect hot wire work such as high-voltage overhead distribution lines.
従来から高圧の架空配電線等の間接活線作業を安全かつ効率よく行うため、絶縁操作棒の先端に把持具等の間接活線作業具を装備し、この間接活線作業具を絶縁操作棒の後端側に装備した操作部を介して遠隔操作を行うようにした間接活線工具が使用されている(例えば、特許文献1参照)。 In order to perform indirect hot line work for high-voltage overhead distribution lines, etc., safely and efficiently, an indirect live line work tool such as a gripper has been installed at the tip of the insulation operation bar. An indirect hot wire tool is used which is remotely operated via an operation unit provided on the rear end side (see, for example, Patent Document 1).
図7は、従来の間接活線工具の一例としての絶縁ヤットコ200の構成例を示している。この絶縁ヤットコ200は、絶縁操作棒210と、把持具220と、操作部230とを備えている。把持具220は、被把持物(対象物)を把持するためのものであり、絶縁操作棒210の先端に設けられている。操作部230は、把持具220を操作するためのものであり、絶縁操作棒210の後端側に取り付けられている。
FIG. 7 shows an example of the configuration of an insulating Yatco 200 as an example of a conventional indirect hot wire tool. The
絶縁操作棒210は、円筒状(パイプ状)の絶縁性部材により形成されている。絶縁性部材としては、エポキシ樹脂系強化プラスチック、ポリエステル樹脂系強化プラスチック等の、変形し難く、かつ絶縁性が低下しない絶縁性部材が用いられる。この絶縁操作棒210の中間部には、感電事故を防ぐために、把持してよい部分とそれ以外の部分との境界を明確にするための安全限界つば211が嵌合固定されている。把持具220が取り付けられた先端から、当該安全限界つば211までの長さは、600mm(安全限界距離)以上とされている。また、降雨時対策として、絶縁操作棒210の、先端と安全限界つば211の固定位置との中間には、水切りつば212が嵌合固定されている。安全限界つば211および水切りつば212は、軟質性の合成ゴムにより形成されている。
The
また、この絶縁操作棒210の後端には、足し棒を連結するためのアルミニウム合金で形成された筒状の連結金具219が固定されている。この連結金具219には、正面側と裏面側とに一対のL字状のガイド溝241a,241bが形成されている。このガイド溝241a,241bの端部には係止凹部242a,242bが形成されている。
In addition, a cylindrical connection fitting 219 made of an aluminum alloy for connecting the addition rod is fixed to the rear end of the
把持具220は、間接活線作業において、被把持物(対象物)を把持するための部分であり、例えば、アルミニウム合金で形成されている。把持具220は、固定把持片221と、この固定把持片221に対して先端部が接離可能に設けられた回動把持片222とから構成されている。固定把持片221は、絶縁操作棒210の先端に固定具223によって配置固定されている。また、回動把持片222は、その後端側部分が枢着ピン224を介して固定具223に回動(揺動)可能に固定されている。また、回動把持片222の後端部は、絶縁操作棒210とほぼ平行に設けられている連結棒213(リンク機構)の先端部に連結されている。この連結部は、図示しない連結ピンによって回動可能に連結されている。
The
連結棒213は、絶縁操作棒210と同様に、円筒状(パイプ状)の絶縁性部材により形成されている。この連結棒213の中間部には、水切りつば214が嵌合固定されている。この連結棒213の後端部は接続部材215を通じて操作部230に接続されている。この場合、接続部材215の、連結棒213に接続される側とは反対側の端部は、連結ピン218を介して、操作レバー231の突出部232に回動可能に連結されている。
The connecting
操作部230は、操作レバー231を備えている。この操作レバー231は、アルミニウム合金により形成されている。この操作レバー231には上述した突出部232が一体的に形成されている。この操作レバー231の一端は、絶縁操作棒210の後端側に設けられた支持具233に、支持ピン234を介して回動(揺動)可能に固定されている。支持具233は、アルミニウム合金により形成されており、絶縁操作棒210が貫通した状態で、当該絶縁操作棒210にねじ止めされている。
The
図7に示す絶縁ヤットコ200においては、作業者が操作レバー231を握り込むことで、当該操作レバー231が矢印A方向に回動し、連結棒213が矢印B方向に移動し、その結果、把持具220を構成する回動把持片222が矢印C方向に回動し、固定把持片221の先端と回動把持片222の先端とが接近して把持具220は閉じた状態となり、被把持部物(対象物)を把持できる。一方、操作レバー231を矢印Aとは反対の方向に回動させると、連結棒213は矢印Bとは反対の方向に移動し、回動把持片222が矢印C方向とは反対の方向に回動し、把持具220は開いた状態となり、被把持物(対象物)を解放できる。
In the insulated Yatco 200 shown in FIG. 7, when the operator grasps the operation lever 231, the operation lever 231 rotates in the arrow A direction, and the connecting
図7に示す絶縁ヤットコ200においては、上述したように、絶縁操作棒210の後端に連結金具219が取り付けられており、作業位置および活線近接限界距離等の制限で、必要により、足し棒300を接続して、作業を行うことが可能となっている。
7, the connecting
図8は、足し棒300の構成例を示している。この足し棒300は、パイプ状の絶縁性部材で形成された絶縁棒301により構成されている。この絶縁棒301の先端には、上述した連結金具219と連結される連結金具302が取り付けられている。なお、この連結金具302の前部には、半径方向に突出する一対の係止ピン303a,303bが設けられていると共に、その後部にロックナット304が螺装されている。また、この絶縁棒301の後端には、例えばEPゴムで形成されているキャップ305が装着されている。
FIG. 8 shows a configuration example of the adding
図9は、絶縁ヤットコ200の後端に、足し棒300を接続する際の手順を示している。まず、図9(a)に示すように、絶縁ヤットコ200の後端に取り付けられている連結金具219に、足し棒300の先端に取り付けられた連結金具302の前部が挿入されていく。この場合、連結金具302の前部に設けられた係止ピン303a,303bが、連結金具219の案内溝241a,241bに案内されていく。
FIG. 9 shows a procedure for connecting the adding
次に、図9(b)に示すように、足し棒300が回されて、係止ピン303a,303bが、係止凹部242a,242bにツイストロックされ、絶縁ヤットコ200の連結金具219に足し棒300の連結金具302が連結される。この場合、図示しないが、連結金具219には弾発部材が内蔵されており、連結金具219に足し棒300の連結金具302が挿入されるとき、当該連結金具302は押し込み方向とは反対の方向に付勢された状態となる。そのため、係止ピン303a,303bは、係止凹部242a,242bに、抜け止め状態に係止される。
Next, as shown in FIG. 9B, the adding
次に、図9(c)に示すように、連結金具302の後部に螺装されているロックナット304が締結され、絶縁ヤットコ200の後端に足し棒300の前端が強固に固定保持される。
Next, as shown in FIG. 9C, a
図10は、絶縁ヤットコ200の後端に足し棒300を連結させた状態を示しており、足し棒300の分だけ全体の長さが長くなることがわかる。
上述したように絶縁ヤットコ200に足し棒300を連結することで、全体の長さを長くできる。しかし、把持具220を操作する操作部230は、依然として、安全限界つば211の近傍に存在する。図11(a)は足し棒300を連結していない場合を示し、図11(b)は足し棒300を連結した場合を示し、絶縁操作棒210における操作部230の取り付け位置に変化がないことを示している。
As described above, the entire length can be increased by connecting the
そのため、例えば、体に近い位置から段々と遠い位置に高圧線があり、体から一番遠い位置の高圧線での作業をするときに、絶縁操作棒210を持つ方の手を活線近接限界距離(横、下は80cm、頭上は40cm)の外に位置させることができても、操作レバー231を操作する方の手が活線近接限界距離内に入ってしまうということが起こる。その際には、高所作業車の設置位置を変える等して作業位置を変更し、あるいは、直接活線作業または高圧停電作業に変更しなければならない場合も生じる。
Therefore, for example, when there is a high-voltage line at a position that is gradually far from a position close to the body, and when working on the high-voltage line that is the farthest position from the body, the hand holding the
この発明の目的は、足し棒の連結による作業の範囲を広げ、作業性の向上を図ることにある。 An object of the present invention is to widen the range of work by connecting a stick and improve workability.
この発明の概念は、
絶縁操作棒の先端に間接活線作業具を設け、上記絶縁操作棒の後端側に該間接活線作業具を操作する操作部を設けた間接活線工具であって、
上記操作部を上記絶縁操作棒の長手方向にスライドさせて該操作部の上記絶縁操作棒に対する取り付け位置を変更する取り付け位置変更機構を備える
ことを特徴とする間接活線工具にある。
The concept of this invention is
An indirect hot wire tool provided with an indirect hot wire working tool at the front end of the insulating operation rod, and provided with an operation unit for operating the indirect hot wire work tool on the rear end side of the insulating operation rod,
An indirect hot-wire tool comprising an attachment position changing mechanism for changing the attachment position of the operation portion relative to the insulation operation rod by sliding the operation portion in the longitudinal direction of the insulation operation rod.
この発明においては、取り付け位置変更機構により、絶縁操作棒に対する操作部の取り付け位置を変更できる。例えば、間接活線作業具の可動部と操作部の可動部との間に連結棒が介在されている場合には、この連結棒は、絶縁操作棒に対する操作部の取り付け位置に応じて伸縮される。 In this invention, the attachment position of the operation part with respect to the insulating operation rod can be changed by the attachment position changing mechanism. For example, when a connecting rod is interposed between the movable part of the indirect hot-wire working tool and the movable part of the operating unit, the connecting bar is expanded and contracted according to the mounting position of the operating unit with respect to the insulating operating bar. The
このように、この発明においては、絶縁操作棒に対する操作部の取り付け位置を変更できることから、間接活線工具の後端に足し棒を連結して使用する際には、絶縁操作棒に対する操作部の取り付け位置を後端側にずらすことができる。これにより、絶縁操作棒を持つ方の手が活線近接限界距離の外にあるのに、操作レバーを操作する方の手が活線近接限界距離内に入ってしまうということを回避でき、足し棒の連結による作業の範囲が広がり、作業性の向上を図ることができる。 Thus, in this invention, since the attachment position of the operation part with respect to the insulating operation rod can be changed, when the additional bar is connected to the rear end of the indirect live tool, the operation unit with respect to the insulation operation rod is used. The mounting position can be shifted to the rear end side. As a result, it is possible to avoid that the hand operating the operating lever is within the live line proximity limit distance while the hand holding the insulating operation rod is outside the live line proximity limit distance. The range of work by connecting the rods is widened, and workability can be improved.
この発明においては、例えば、操作部は絶縁操作棒が貫通した状態で該絶縁操作棒の長手方向にスライド可能とされ、取り付け位置変更機構は、操作部に設けられ、先端が絶縁操作棒の側面に当接するように常に付勢されているロックピンと、絶縁操作棒の側面長手方向に所定の間隔で設けられているロックピンの挿入穴とを有してなるものとされてもよい。この場合、ロックピンを外方に引っ張るだけで、当該ロックピンの挿入穴への挿入状態を解除でき、操作部を絶縁操作棒の長手方向にスライドさせることができ、位置変更の操作を簡単に行うことができる。 In the present invention, for example, the operating portion is slidable in the longitudinal direction of the insulating operating rod in a state where the insulating operating rod penetrates, the attachment position changing mechanism is provided in the operating portion, and the tip is a side surface of the insulating operating rod. It is also possible to have a lock pin that is always urged so as to abut against it, and a lock pin insertion hole that is provided at a predetermined interval in the longitudinal direction of the side surface of the insulating operating rod. In this case, by simply pulling the lock pin outward, the state of insertion of the lock pin into the insertion hole can be released, and the operation section can be slid in the longitudinal direction of the insulation operation rod, making it easy to change the position. It can be carried out.
また、この発明においては、例えば、取り付け位置変更機構は、絶縁操作棒の側面長手方向に所定間隔で設けられているロックピンの挿入穴をつなげるように形成されている案内溝をさらに有してなるものとされてもよい。この場合、ロックピンは案内溝に沿ってスライドしていくので、操作部の位置を変更して固定(ロック)する際に、ロックピンを挿入穴に容易に挿入できる。 In the present invention, for example, the attachment position changing mechanism further includes a guide groove formed so as to connect insertion holes of lock pins provided at predetermined intervals in the longitudinal direction of the side surface of the insulating operation rod. May be. In this case, since the lock pin slides along the guide groove, the lock pin can be easily inserted into the insertion hole when the position of the operation portion is changed and fixed (locked).
また、この発明においては、取り付け位置変更機構は、絶縁操作棒の側面に形成された、長手方向に延びる案内凸条と、操作部の絶縁操作棒との接触面に形成され、案内凸条に嵌合する嵌合凹部とを有してなるものとされてもよい。この場合、操作部をスライドしていったときに、当該操作部が絶縁操作棒の周方向に回転して位置ずれを起こすことを防止できる。 Further, in the present invention, the attachment position changing mechanism is formed on the contact surface between the guide projection extending in the longitudinal direction and the insulation operation rod of the operation portion formed on the side surface of the insulation operation rod. A fitting recess may be provided. In this case, when the operation unit is slid, the operation unit can be prevented from rotating in the circumferential direction of the insulating operation rod and causing a positional shift.
この発明によれば、足し棒の連結による作業の範囲が広がり、作業性の向上を図ることができる。 According to this invention, the range of work by connecting the adder bar is widened, and workability can be improved.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての絶縁ヤットコ100の構成例を示している。この絶縁ヤットコ100は、絶縁操作棒110と、把持具120と、操作部130とを備えている。把持具120は、被把持物(対象物)を把持するためのものであり、絶縁操作棒110の先端に設けられている。操作部130は、把持具120を操作するためのものであり、絶縁操作棒110の後端側に設けられている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows an example of the configuration of an insulating
絶縁操作棒110は、円筒状(パイプ状)の絶縁性部材により形成されている。絶縁性部材としては、エポキシ樹脂系強化プラスチック、ポリエステル樹脂系強化プラスチック等の、変形し難く、かつ絶縁性が低下しない絶縁性部材が用いられる。この絶縁操作棒110の中間部には、感電事故を防ぐために、把持してよい部分とそれ以外の部分との境界を明確にするための安全限界つば111が嵌合固定されている。把持具120が取り付けられた先端から、当該安全限界つば111までの長さは、600mm(安全限界距離)以上とされている。また、降雨時対策として、絶縁操作棒110の、先端と安全限界つば111の固定位置との中間には、水切りつば112が嵌合固定されている。安全限界つば111および水切りつば112は、軟質性の合成ゴムにより形成されている。
The insulating
また、この絶縁操作棒110の後端には、足し棒を連結するためのアルミニウム合金で形成された筒状の連結金具119が固定されている。この連結金具119には、正面側と裏面側とに一対のL字状のガイド溝141a,141bが形成されている。このガイド溝141a,141bの端部には係止凹部142a,142bが形成されている。
In addition, a cylindrical connection fitting 119 made of an aluminum alloy for connecting the addition rod is fixed to the rear end of the insulating
把持具120は、間接活線作業において、被把持物(対象物)を把持するための部分であり、例えば、アルミニウム合金で形成されている。把持具120は、固定把持片121と、この固定把持片121に対して先端部が接離可能に設けられた回動把持片122とから構成されている。固定把持片121は、絶縁操作棒110の先端に固定具123によって配置固定されている。また、回動把持片122は、その後端側部分が枢着ピン124を介して固定具123に回動(揺動)可能に固定されている。また、回動把持片122の後端部は、絶縁操作棒110とほぼ平行に設けられている連結棒113(リンク機構)の先端部に連結されている。この連結部は、図示しない連結ピンによって回動可能に連結されている。
The gripping tool 120 is a part for gripping an object to be gripped (target object) in indirect hot-line work, and is made of, for example, an aluminum alloy. The gripping tool 120 includes a fixed
連結棒113は、絶縁操作棒110と同様に、円筒状(パイプ状)の絶縁性部材により形成されている。この連結棒113の中間部には、水切りつば114が嵌合固定されている。この連結棒113の後端部は接続部材115を通じて操作部130に接続されている。この場合、接続部材115の、連結棒113に接続される側とは反対側の端部は、連結ピン118を介して、操作レバー131の突出部132に回動可能に連結されている。
The connecting
操作部130は、操作レバー131を備えている。この操作レバー131は、アルミニウム合金により形成されている。この操作レバー131には上述した突出部132が一体的に形成されている。この操作レバー131の一端は、絶縁操作棒110の後端側に設けられた支持具133に、支持ピン134を介して回動(揺動)可能に固定されている。支持具133は、アルミニウム合金により形成されており、絶縁操作棒110が貫通した状態で、当該絶縁操作棒110に取り付けられている。
The
この実施の形態においては、操作部130を絶縁操作棒110の長手方向にスライドさせて、当該操作部130の絶縁操作棒110に対する取り付け位置を変更する取り付け位置変更機構が備えられている。
In this embodiment, there is provided an attachment position changing mechanism that slides the
すなわち、上述したように、操作部130を構成する支持具133の内部を絶縁操作棒110が貫通した状態とされているが、当該支持具133は絶縁操作棒110の長手方向にスライド可能とされている。そして、支持具133は、所望の位置に移動した状態で、絶縁操作棒110に固定可能とされている。
In other words, as described above, the insulating
そのため、絶縁操作棒110の側面長手方向に、所定の間隔で、後述する支持具133に設けられているロックピン171の挿入穴161が設けられている。また、この絶縁操作棒110の側面長手方向に、上述したロックピン171の挿入穴161をつなげるように、案内溝162が形成されている。また、絶縁操作棒110の側面に、長手方向に延びる案内凸条163が形成されている。
Therefore, insertion holes 161 for lock pins 171 provided in a
また、支持具133には、図2に示すように、ロックピン171が取り付けられていると共に、支持具133の絶縁操作棒110との接触面に、上述した案内凸条163に嵌合する嵌合凹部176が形成されている。なお、この図2においては、図面の簡略化を図るため、支持具133の形状が直方体であるとして示している。
In addition, as shown in FIG. 2, a
ロックピン171は、先端が絶縁操作棒110の側面に当接するように常に付勢されている。すなわち、支持具133の側面に箱体172が固定されている。ロックピン171のピン部は、当該箱体172の上面に設けられた穴173および支持具133の側面に設けられた穴135を通じて、挿入された状態におかれる。このロックピン171のピン部の中間位置には係止片174が固定されており、当該係止片174と箱体172の上面との間に圧縮コイルバネ175が配されている。このような構成によって、ロックピン171には、圧縮コイルバネ175により、先端が絶縁操作棒110の側面に当接するように常に付勢力が与えられる。
The
図2(a)は、ロックピン171の先端側が、絶縁操作棒110の側面に形成された挿入穴161に挿入されている状態を示している。この状態では、支持具133、従って操作部130は、絶縁操作棒110の所定位置に、固定されている。これに対して、図2(b)は、圧縮コイルバネ175のバネ力に抗してロックピン171の頭部が引っ張られ、ロックピン171の先端側が挿入穴161から抜け出た状態を示している。この状態では、支持具133、従って操作部130は、絶縁操作棒110の長手方向にスライド可能であり、当該操作部130の絶縁操作棒110に対する取り付け位置の調整が可能となる。
FIG. 2A shows a state in which the distal end side of the
このように、この実施の形態においては、操作部130の絶縁操作棒110に対する取り付け位置を変更できるが、上述の連結棒113は、操作部130の絶縁操作棒110に対する取り付け位置に応じて伸縮する伸縮機構を備えている。
As described above, in this embodiment, the mounting position of the
すなわち、接続部材115の先端部には連結棒113と同様の絶縁性部材で形成された棒状の延長軸181が接続されており、この延長軸181は連結棒113に出し入れ自在に挿入されている。また、連結棒113にロックピン182が取り付けられていると共に、上述した延長軸181の側面長手方向に、所定の間隔、つまり上述した絶縁操作棒110の側面長手方向に形成された挿入穴161の間隔とほぼ同じ間隔で、ロックピン182の挿入穴183が形成されている。また、この延長軸181の側面長手方向に、上述したロックピン182の挿入穴183をつなげるように、案内溝184が形成されている。
That is, a rod-shaped
連結棒113へのロックピン182の取り付けは、図3に示すようになされている。すなわち、連結棒113の側面に箱体185が固定されている。ロックピン182のピン部は、当該箱体185の上面に設けられた穴186および連結棒113の側面に設けられた穴187を通じて、挿入された状態におかれる。このロックピン182のピン部の中間位置には係止片188が固定されており、当該係止片188と箱体185の上面との間に圧縮コイルバネ189が配されている。このような構成によって、ロックピン182には、圧縮コイルバネ189により、先端が延長軸181の側面に当接するように常に付勢力が与えられる。
The
図3(a)は、ロックピン182の先端側が、延長軸181の側面に形成された挿入穴183に挿入されている状態を示している。この状態では、延長軸181は、連結棒113の所定位置に固定されている。これに対して、図3(b)は、圧縮コイルバネ189のバネ力に抗してロックピン182の頭部が引っ張られ、ロックピン182の先端側が挿入穴183から抜け出た状態を示している。この状態では、延長軸181は、連結棒113に出し入れが可能となり、操作部130の取り付け位置に応じた連結棒113の伸縮が可能となる。
FIG. 3A shows a state in which the distal end side of the
図4(a),(b)は、操作部130の絶縁操作棒110に対する取り付け位置の変更例を示している。図4(a)は、操作部130が最も先端側に取り付けられた状態を示している。この場合、延長軸181の全体が連結棒113に挿入された状態に置かれる。図4(b)は、操作部130の取り付け位置が後端側の7個目の挿入穴161に対応した位置に移動された状態を示している。この場合、連結棒113から延長軸181が操作部130の移動量だけ引き出された状態に置かれる。
4A and 4B show examples of changing the mounting position of the
図1に示す絶縁ヤットコ100においては、作業者が操作レバー131を握り込むことで、当該操作レバー131が矢印A方向に回動し、連結棒113が矢印B方向に移動し、その結果、把持具120を構成する回動把持片122が矢印C方向に回動し、固定把持片121の先端と回動把持片122の先端とが接近して把持具120は閉じた状態となり、被把持部物(対象物)を把持できる。一方、操作レバー131を矢印Aとは反対の方向に回動させると、連結棒113は矢印Bとは反対の方向に移動し、回動把持片122が矢印C方向とは反対の方向に回動し、把持具120は開いた状態となり、被把持物(対象物)を解放できる。
In the insulating
図1に示す絶縁ヤットコ100においては、絶縁操作棒110の後端に連結金具119が取り付けられており、必要により、足し棒300(図8参照)を接続して、作業を行うことができる。図1に示す絶縁ヤットコ100においては、操作部130の絶縁操作棒110に対する取り付け位置を変更できることから、上述したように足し棒300を連結して使用する場合には、操作部130の取り付け位置を後端側に移動して使用できる。図5(a)は足し棒300が連結されていない状態を示している。図5(b)は足し棒300が連結されている状態を示しており、操作部130の取り付け位置は、図5(a)の状態と比べて、後端側に移動されている。なお、図5(a)、図5(b)においては、挿入穴161,183の図示は省略している。
1, a
以上説明したように、図1に示す絶縁ヤットコ100においては、絶縁操作棒110に対する操作部130の取り付け位置を変更できることから、後端に足し棒300を連結して使用する際には、絶縁操作棒110に対する操作部130の取り付け位置を後端側にずらすことができる(図5(b)参照)。これにより、絶縁操作棒110を持つ方の手が活線近接限界距離の外にあるのに、操作部130の操作レバー131を操作する方の手が活線近接限界距離内に入ってしまうということを回避でき、足し棒300の連結による作業の範囲が広がり、作業性の向上を図ることができる。
As described above, in the insulating
また、図1に示す絶縁ヤットコ100においては、操作部130は絶縁操作棒110が貫通した状態で当該絶縁操作棒110の長手方向にスライド可能とされ、操作部130の支持具133には先端が絶縁操作棒の側面に当接するように常に付勢されているロックピン171が設けられ、絶縁操作棒110の側面長手方向には所定の間隔でロックピン171の挿入穴161が形成されている。そのため、ロックピン171を外方に引っ張るだけで、当該ロックピン171の挿入穴161への挿入状態を解除でき、操作部130を絶縁操作棒110の長手方向にスライドさせることができ、位置変更の操作を簡単に行うことができる。
In addition, in the
また、図1に示す絶縁ヤットコ100においては、絶縁操作棒110の側面長手方向に所定間隔で設けられているロックピン171の挿入穴161をつなげるように案内溝162が形成されている。そのため、操作部130を絶縁操作棒110の長手方向にスライドさせていくとき、ロックピン171は案内溝162に沿ってスライドしていくので、操作部130の取り付け位置を変更して固定(ロック)する際に、ロックピン171を挿入穴161に容易に挿入できる。
Further, in the insulating
また、図1に示す絶縁ヤットコ100においては、絶縁操作棒110の側面に長手方向に延びる案内凸条163が形成され、また、操作部130の支持具133の絶縁操作棒110との接触面に、案内凸条163に嵌合する嵌合凹部176が形成されている。そのため、操作部130が絶縁操作棒110の長手方向にスライドしていくとき、支持具133の嵌合凹部176が常に案内凸状163に嵌合した状態におかれることから、操作部130が絶縁操作棒110の周方向に回転して位置ずれを起こすことを防止できる。
In addition, in the insulating
なお、上述実施の形態においては、連結棒113に対する延長軸181の固定を、ロックピン182を用いて行うものを示したが、図6に示すように、ねじ191を用いて行うこともできる。この場合、連結棒113の側面にはねじ穴192が設けられており、ねじ191は、当該ねじ穴192を介してねじ込まれ、その先端を延長軸181に当接させることで、連結棒113に対する延長軸181の固定が行われる。図6(a)は固定状態を示し、図6(b)はねじ191が緩められ、連結棒113に対する延長軸181の出し入れが可能とされた状態を示している。また、詳細説明は省略するが、絶縁操作棒110に対する支持具133の固定も、上述したロックピン171を用いる代わりに、ねじを用いることも考えられる。ねじを用いる場合には、構造が簡単となり、挿入穴も不要となる。
In the above-described embodiment, the
また、上述実施の形態においては、この発明を絶縁ヤットコに適用したものであるが、この発明は、絶縁操作棒の先端に把持具等の間接活線作業具を装備し、この間接活線作業具を絶縁操作棒の後端側に装備した操作部を介して遠隔操作を行うようにしたその他の間接活線工具にも同様に適用できることは勿論である。 Moreover, in the above-described embodiment, the present invention is applied to an insulated Yatco. However, the present invention is equipped with an indirect live work tool such as a gripping tool at the tip of an insulation operation rod, and this indirect live work Of course, the present invention can be similarly applied to other indirect hot-line tools in which a remote operation is performed via an operation unit equipped with a tool on the rear end side of an insulating operation rod.
この発明は、足し棒の連結による作業の範囲が広がり、作業性の向上を図ることができるものであり、絶縁操作棒の先端に装備した把持具等の間接活線作業具を当該絶縁操作棒の後端側に装備した操作部を介して遠隔操作を行うようにした間接活線工具に適用できる。 The present invention expands the range of work by connecting the add-on rods and can improve workability. An indirect live-line work tool such as a gripping tool provided at the tip of the insulated operation rod is used as the insulation operation rod. The present invention can be applied to an indirect hot tool that is remotely operated via an operation unit provided on the rear end side.
100・・・絶縁ヤットコ、110・・・絶縁操作棒、111・・・安全限界つば、112,114・・・水切りつば、113・・・連結棒、115・・・接続部材、118・・・連結ピン、119・・・連結金具、120・・・把持具、121・・・固定把持片、122・・・回動把持片、123・・・固定具、130・・・操作部、131・・・操作レバー、132・・・突出部、133・・・支持具、134・・・支持ピン、135・・・穴、141a,141b・・・案内溝、142a,142b・・・係止凹部、161・・・挿入穴、162・・・案内溝、163・・・案内凸条、171・・・ロックピン、172・・・箱体、173・・・穴、174・・・係止片、175・・・圧縮コイルバネ、176・・・嵌合凹部、181・・・延長軸、182・・・ロックピン、183・・・挿入穴、184・・・案内溝、185・・・箱体、186,187・・・穴、188・・・係止片、189・・・圧縮コイルバネ、191・・・ねじ、192・・・ねじ穴
DESCRIPTION OF
Claims (5)
上記操作部を上記絶縁操作棒の長手方向にスライドさせて該操作部の上記絶縁操作棒に対する取り付け位置を変更する取り付け位置変更機構を備える
ことを特徴とする間接活線工具。 An indirect hot wire tool provided with an indirect hot wire working tool at the front end of the insulating operation rod, and provided with an operation unit for operating the indirect hot wire work tool on the rear end side of the insulating operation rod,
An indirect hot tool, comprising: an attachment position changing mechanism that slides the operation portion in a longitudinal direction of the insulating operation rod to change an attachment position of the operation portion with respect to the insulation operation rod.
上記取り付け位置変更機構は、
上記操作部に設けられ、先端が上記絶縁操作棒の側面に当接するように常に付勢されているロックピンと、
上記絶縁操作棒の側面長手方向に所定の間隔で設けられている上記ロックピンの挿入穴とを有してなる
ことを特徴とする請求項1に記載の間接活線工具。 The operation portion is slidable in the longitudinal direction of the insulating operation rod in a state where the insulating operation rod penetrates,
The mounting position changing mechanism is
A lock pin that is provided in the operation portion and is always biased so that a tip abuts against a side surface of the insulating operation rod;
The indirect hot tool according to claim 1, further comprising insertion holes for the lock pins provided at predetermined intervals in a longitudinal direction of the side surface of the insulating operation rod.
上記絶縁操作棒の側面長手方向に上記所定間隔で設けられているロックピンの挿入穴をつなげるように形成されている案内溝をさらに有してなる
ことを特徴とする請求項2に記載の間接活線工具。 The mounting position changing mechanism is
3. The indirect according to claim 2, further comprising a guide groove formed so as to connect insertion holes of the lock pins provided at the predetermined interval in a longitudinal direction of a side surface of the insulating operation rod. Hot wire tool.
上記絶縁操作棒の側面に形成された、長手方向に延びる案内凸条と、
上記操作部の上記絶縁操作棒との接触面に形成され、上記案内凸条に嵌合する嵌合凹部とを有してなる
ことを特徴とする請求項1に記載の間接活線工具。 The mounting position changing mechanism is
Guide ridges formed on the side surfaces of the insulating operation rod and extending in the longitudinal direction;
The indirect hot wire tool according to claim 1, further comprising a fitting recess formed on a contact surface of the operation portion with the insulating operation rod and fitted to the guide protrusion.
上記連結棒は、上記操作部の上記絶縁操作棒に対する取り付け位置に応じて伸縮する伸縮機構を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の間接活線工具。 A connecting rod is interposed between the movable part of the indirect live wire work tool and the movable part of the operation part,
The indirect hot wire tool according to claim 1, wherein the connecting rod includes an expansion / contraction mechanism that expands and contracts according to an attachment position of the operation portion with respect to the insulating operation rod.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007212016A JP2009050052A (en) | 2007-08-16 | 2007-08-16 | Indirect live-line tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007212016A JP2009050052A (en) | 2007-08-16 | 2007-08-16 | Indirect live-line tool |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009050052A true JP2009050052A (en) | 2009-03-05 |
Family
ID=40501746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007212016A Pending JP2009050052A (en) | 2007-08-16 | 2007-08-16 | Indirect live-line tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009050052A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010239839A (en) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nagaki Seiki Co Ltd | Remote control bar set |
CN108389738A (en) * | 2018-05-03 | 2018-08-10 | 广东电网有限责任公司 | Insulating bar adapter assembly and insulation operating device |
-
2007
- 2007-08-16 JP JP2007212016A patent/JP2009050052A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010239839A (en) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nagaki Seiki Co Ltd | Remote control bar set |
CN108389738A (en) * | 2018-05-03 | 2018-08-10 | 广东电网有限责任公司 | Insulating bar adapter assembly and insulation operating device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101623254B1 (en) | Robot arm having control mechnism | |
US9636805B2 (en) | Retractable pliers | |
JP2009050054A (en) | Indirect hot-line tool and centroid position changing device | |
JP5100269B2 (en) | Connection aid for insulated operation rod | |
JP6459060B2 (en) | Indirect hot wire gripping tool | |
JP4446942B2 (en) | Insulated operation rod for indirect hot wire work | |
JP2008206254A (en) | Hot-line distribution method | |
JP5519036B1 (en) | Wire cutter | |
JP5274066B2 (en) | Indirect hot wire tool | |
JP2009050052A (en) | Indirect live-line tool | |
US10081315B2 (en) | Positioning device for fixing vehicle registration plate on vehicle | |
JP5882378B2 (en) | Shared operation stick | |
KR101650671B1 (en) | Cutting tool | |
JP5456140B1 (en) | Gripping tool | |
JP2015165739A (en) | Indirect live-line gripping tool | |
KR102425231B1 (en) | Sleeve mounting tool, and sleeve mounting method | |
JP5795183B2 (en) | Indirect hot wire tool | |
JP2013043235A (en) | Extensible implement for tool | |
JP2005313782A (en) | Cord guide | |
TWI284081B (en) | Coordinated opening/closing screw clamping and releasing device | |
JP2007205112A (en) | Latch lock | |
JP5882379B2 (en) | Multifunctional indirect hot wire gripping tool | |
JP2014138456A (en) | Hydraulic tool for indirect hot-line work | |
JP5281490B2 (en) | Overhead wire widening tool and overhead wire widening holding method | |
JP2011142781A (en) | Gripping tool and indirect hot-line tool |