JP2009048029A - Developing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、現像装置に関し、詳しくは、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置に関する。 The present invention relates to a developing device, and more particularly to a developing device that is used in an image forming apparatus such as a copying machine, a facsimile machine, and a printer, and that develops an electrostatic latent image formed on a photoreceptor.
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、感光体に形成された静電潜像を、トナー及びキャリアを用いた2成分現像剤によって現像する現像装置が発明されている。このような現像装置としては、例えば、特許文献1に示すような現像装置が発明されているが、特許文献1に示す装置の他にも、図5に示すような現像装置100が存在する。
2. Description of the Related Art Conventionally, developing devices have been invented that are used in image forming apparatuses such as copying machines, facsimiles, and printers, and that develop an electrostatic latent image formed on a photosensitive member with a two-component developer using toner and carrier. As such a developing device, for example, a developing device as shown in
図5に示す現像装置100は、筐体101を備えており、該筐体101の内部には、撹拌部材102、供給部材103、磁性部材104、円筒形部材105、厚み制限部材106、及び、固定部材107が設けられている。このような現像装置100では、筐体101の内部に充填され、撹拌部材102で撹拌されて供給部材103により供給された現像剤が、磁性部材104の磁力によって円筒形部材105の表面に積層される。円筒形部材105の表面に積層された現像剤は、円筒形部材105の回転によって、該円筒形部材105の表面に保持されたまま感光体200と対向する位置まで搬送される。円筒形部材105の表面に積層された現像剤は、搬送の過程で、円筒形部材105の表面から所定の距離の位置に固定部材107によって筐体101に固定された厚み制限部材106の端部1060によって、層の厚みが一定の厚みに制限される。
A developing
図5に示すように、厚み制限部材106は、現像剤の厚みを制限するその端部1060の先端が、固定部材107の端部1070の先端より所定の長さLだけ突出している。そして、この端部1060の先端と端部1070の先端との間の距離Lは、現像装置100の小型化に伴い、短くすることが要求されている。
しかし、厚み制限部材106の端部1060の先端と固定部材107の端部1070の先端との間の距離Lが短くなると、固定部材107の端部1070の先端から円筒形部材105の表面までの距離も短くなる。固定部材107の端部1070の先端から円筒形部材105の表面までの距離が短くなると、厚み制限部材106の端部1060で削ぎ落とされた円筒形部材105の現像剤が固定部材107の端部1070と円筒形部材105の表面との間に凝集されやすくなる。大量の枚数の記録紙の印刷に使用され、記録紙の紙粉が混入し、また、キャリアにトナーが埋まり込んで流動性が悪化した現像剤の場合にはこの凝集の現象が顕著となる。このような流動性が悪化した現像剤の凝集が発生した場合には、凝集した現像剤が円筒形部材105の回転方向の後方から搬送される現像剤を塞き止め、現像剤が凝集した箇所に対応する円筒形部材105の表面に現像剤が積層されなくなる。その結果、記録紙へ印刷された画像において、記録紙の搬送方向に白い線状の色抜け(以下、“白抜け”と呼ぶ。)が起こるという問題が発生する。
However, when the distance L between the distal end of the end portion 1060 of the
そこで、本発明は、現像剤の凝集に起因する印刷画像における白抜けの発生を抑制することができる現像装置を提供することを目的とする。 SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is that it provides a developing device capable of suppressing the occurrence of white spots in a printed image caused by aggregation of the developer.
上記目的を達成するために、本発明に係る現像装置は、筐体と、前記筐体の内部に充填された現像剤を撹拌する撹拌部材と、円柱形状を有し、軸を中心に回転可能な非磁性の円筒形部材を周外に同軸に備え、感光体に対向する位置で磁束密度のピークが107±5mTとなるS極及びN極のうち一方の極である第1の磁極を有し、前記第1の磁極の磁束密度のピークを基点として前記円筒形部材の回転の逆方向に64±5°の位置で磁束密度のピークが66±5mTとなるS極及びN極のうち他方の極である第2の磁極を有し、前記基点から前記円筒形部材の回転の順方向に84±5°の位置で磁束密度のピークが63±5mTとなるS極及びN極のうち他方の極である第3の磁極を有し、前記基点から前記順方向に196±5°の位置で磁束密度のピークが前記第2の磁極の磁束密度のピークの50%から80%となるS極及びN極のうち他方の極である第4の磁極を有し、前記基点から前記順方向に240±5°の位置で磁束密度のピークが前記第2の磁極の磁束密度のピークの50%から70%となる極磁力のS極及びN極のうち一方の極である第5の磁極を有し、前記撹拌部材によって撹拌された前記現像剤を前記円筒形部材の表面に保持して搬送して前記感光体に供給する磁性部材と、前記円筒形部材の前記撹拌部材が位置する側に該円筒形部材の表面から所定の距離を隔てて配置され、前記円筒形部材の表面に保持して搬送される前記現像剤の層の厚みを一定の厚みに制限する厚み制限部材と、前記厚み制限部材を前記筐体に固定する固定部材と、を備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a developing device according to the present invention has a casing, a stirring member that stirs the developer filled in the casing, and a cylindrical shape, and is rotatable about an axis. A non-magnetic cylindrical member is provided coaxially on the outer periphery, and has a first magnetic pole that is one of the S and N poles having a magnetic flux density peak of 107 ± 5 mT at a position facing the photoreceptor. The other of the S and N poles having a magnetic flux density peak of 66 ± 5 mT at a position of 64 ± 5 ° in the reverse direction of the rotation of the cylindrical member with the magnetic flux density peak of the first magnetic pole as a base point The other of the S and N poles having a magnetic flux density peak of 63 ± 5 mT at a position of 84 ± 5 ° in the forward direction of rotation of the cylindrical member from the base point. A magnetic pole density at a position of 196 ± 5 ° in the forward direction from the base point. It has a fourth magnetic pole which is the other of the S and N poles whose peak is 50% to 80% of the magnetic flux density peak of the second magnetic pole, and 240 ± 5 in the forward direction from the base point. A fifth magnetic pole which is one of the S and N poles of polar magnetic force where the magnetic flux density peak is 50% to 70% of the magnetic flux density peak of the second magnetic pole at the position of °; A magnetic member that holds and conveys the developer stirred by the stirring member to the surface of the cylindrical member and supplies the developer to the photosensitive member, and the cylindrical member on the side of the cylindrical member where the stirring member is located. A thickness limiting member that is disposed at a predetermined distance from the surface of the member and that limits the thickness of the developer layer that is held and conveyed on the surface of the cylindrical member to a certain thickness; and the thickness limiting member; And a fixing member that is fixed to the housing.
なお、“磁束密度のピーク”とは、磁性部材の各磁極に起因する磁束密度の垂直成分のピークのことである。 The “magnetic flux density peak” is a peak of the vertical component of the magnetic flux density caused by each magnetic pole of the magnetic member.
本発明に係る現像装置によれば、第4の磁極の磁束密度のピークは第2の磁極の磁束密度のピークの50%から80%であり、第5の磁極の磁束密度のピークは第2の磁極の磁束密度のピークの50%から70%である。したがって、現像剤の凝集に起因する印刷画像における白抜けの発生を抑制することができるという効果が得られる。 According to the developing device of the present invention, the magnetic flux density peak of the fourth magnetic pole is 50% to 80% of the magnetic flux density peak of the second magnetic pole, and the magnetic flux density peak of the fifth magnetic pole is second. It is 50% to 70% of the peak of the magnetic flux density of the magnetic pole. Therefore, it is possible to suppress the occurrence of white spots in the printed image due to developer aggregation.
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る現像装置1について説明する。現像装置1は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、図1に示すように、感光体200の表面に形成された静電潜像を、トナー及びキャリアを用いた2成分現像剤(以下、“現像剤”と呼ぶ。)によって現像するものである。現像装置1は筐体2を備えている。そして、現像装置1は、この筐体2の内部に、撹拌部材3,4、供給部材5、現像部材6、厚み制限部材7、及び、固定部材8を備えている。
Hereinafter, the developing
撹拌部材3,4は、断面が円状の棒状部材に板状の羽部材がらせん状に巻かれたスクリューの形状となっており、棒状部材の軸を中心とする回転によって筐体2の内部に充填された現像剤を撹拌する。
The
筐体2に充填される現像剤は、着色するための粉体であるトナーと磁性を有する粉体であるキャリアとから構成されている。そして、トナーは、例えば、スチレンアクリル系、又は、ポリエステル系の樹脂で構成されており、キャリアは、例えば、マグネタイト、フェライトなどの磁性体を樹脂コートして構成されている。
The developer filled in the
供給部材5は、断面が円状の棒状部材の表面に断面が略三角形状である羽部材が棒状部材の軸に並行に、例えば、5本だけ配置されており、撹拌部材3,4によって撹拌された現像剤を、棒状部材の軸を中心とする回転によって現像部材6に供給する。
In the
現像部材6は、断面が円状の棒状であり磁性を有する磁性部材9と、円筒形状で磁性を有さない円筒形部材10とから構成される。磁性部材9は、円筒形部材10の中空部分に同軸に収容されている。また、磁性部材9は、長手方向の両端が筐体2に固定されており、軸を中心とした回転は行われない。一方、円筒形部材10は、軸を中心として回転することが可能になっている。なお、撹拌部材3,4、供給部材5、及び、円筒形部材10は、複写機などの画像形成装置が備える駆動部(不図示)から伝達される駆動力によってそれぞれの軸を中心に回転される。
The developing
現像部材6は、磁性部材9の磁力によって、供給部材5によって供給された現像剤を円筒形部材10の表面に保持し、円筒形部材10の回転によって、保持された現像剤を搬送して感光体200に供給する。
The developing
磁性部材9は、図2に示すように、周方向に放射状に5つの磁極N1,S1,S2,S3,N2を有している。以下、現像部材1が複写機などの画像形成装置に取り付けられた場合の水平方向であって、磁性部材9の撹拌部材3,4が位置する側を基点P(0°)として5つの磁極N1,S1,S2,S3,N2の位置及び磁力の強さについて説明する。
As shown in FIG. 2, the
まず、磁性部材9は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向(図1及び図2の時計回り方向)に105±5°の位置で磁束密度のピークが107±5mT(milli-Tesla)となるN極の磁極N1(第1の磁極)を備えている。なお、“磁束密度のピーク”とは、磁束密度の垂直成分のピークのことを意味する。この磁極N1は、感光体200に対向する箇所に位置する。また、磁性部材9は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に41±5°の位置で磁束密度のピークが66±5mTとなるS極の磁極S1(第2の磁極)を備えている。(この磁極S1の磁束密度のピークの位置は、磁極N1の磁束密度のピークの位置を基準とすると、円筒形部材10の回転の逆方向に、64±5°である。)さらに、磁性部材9は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に189±5°の位置で磁束密度のピークが63±5mTとなるS極の磁極S2(第3の磁極)を備えている。(この磁極S2の磁束密度のピークの位置は、磁極N1の磁束密度のピークの位置を基準とすると、円筒形部材10の回転の順方向に、84±5°である。)また、磁性部材9は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に301±5°の位置で磁束密度のピークの値が磁極S1の磁束密度のピークの値の50%から80%となるS極の磁極S3(第4の磁極)を備えている。(この磁極S3の磁束密度のピークの位置は、磁極N1の磁束密度のピークの位置を基準とすると、円筒形部材10の回転の順方向に、196±5°である。)さらに、磁性部材9は、基点Pから円筒形部材10の回転の順方向に345±5°の位置で磁束密度のピークの値が磁極S1の磁束密度のピークの値の50%から70%となるN極の磁極N2(第5の磁極)を備えている。(この磁極N2の磁束密度のピークの位置は、磁極N1の磁束密度のピークの位置を基準とすると、円筒形部材10の回転の順方向に、240±5°である。)なお、角度の値及び磁束密度の値における±5°及び±5mTは公差である。また、図3は、このように磁極が配置された磁性部材9における磁束密度の垂直成分の分布を示す説明図である。
First, the
また、図3は、このように磁極が配置された磁性部材9における磁束密度の垂直成分の分布を示す説明図である。図3からわかるように、磁極S3の磁束密度のピークの値は、磁極S1の磁束密度のピークの値の50%から80%となっており、磁極N2の磁束密度のピークの値は、磁極S1の磁束密度のピークの値の50%から70%となっている。
FIG. 3 is an explanatory diagram showing the distribution of the vertical component of the magnetic flux density in the
このような磁性部材9において、磁極S3は、供給部材5によって供給された現像剤を円筒形部材10の表面に引き寄せて積層させる働きをする。そして、磁極N2は、同じく、供給部材5によって供給された現像剤を円筒形部材10の表面に引き寄せて積層させるとともに、当該表面に保持する働きをする。また、磁極S1は、現像剤を円筒形部材10の表面に保持する働きをする。さらに、磁極N1は、円筒形部材10の表面に保持された現像剤に含まれるトナーを感光体200の表面に供給し、感光体200の表面に形成された静電潜像を現像する働きをする。また、磁極S2は、磁極S3の磁力を相殺して、円筒形部材10の表面に保持された現像剤を磁極S2と磁極S3との磁力の境界で円筒形部材10の表面から引き剥がす働きをする。
In such a
このような磁性部材9を備える現像部材6の供給部材5が位置する側には、厚み制限部材7が配置されている。厚み制限部材7は、細長い板状の部材であり、板の一方の長辺である端部70が円筒形部材10の表面から0.55から0.60mmの間隔を隔てた状態で、固定部材8によって筐体2に固定されている。この厚み制限部材7は、磁性部材9の磁極S3及びN2によって円筒形部材10の表面に積層された現像剤の厚みを、円筒形部材10の回転に伴って、積層された現像剤を端部70で削ぎ落とすことによって所定の厚みに制限する。なお、固定部材8は、厚み制限部材7の長辺と同程度の長さであり、その長辺の端部80の先端と円筒形部材10の表面との距離は、厚み制限部材7の端部70の先端と円筒形部材10の表面との距離よりも長くなっている。
On the side where the
前述のように本発明の現像装置1は、磁極S3の磁束密度のピークを磁極S1の磁束密度のピークの50%から80%とし、磁極N2の磁束密度のピークを磁極S1の磁束密度のピークの50%から70%としている。このような現像装置1によれば、厚み制限部材7の端部70及び固定部材8の端部80における現像剤の凝集に起因する印刷画像における白抜けの発生を抑制できる。この磁極S1の磁束密度のピークと磁極S3及び磁極N2の磁束密度のピークとの関係は実験により導き出されたものである。図4は、磁極S3及び磁極N2の磁束密度のピークの値と印刷画像における白抜けの発生に関する実験の条件及び結果のデータを示す説明図である。
As described above, the developing
図4に示すように、現像部材6の磁性部材9の条件を変えてNo.1からNo.8の8つの実験を行った。これらの実験においては、100000枚以上の記録紙に対してベタ塗りの画像を印刷して流動性を悪化させた現像剤を使用している。また、実験の結果、10000(10k)枚未満の記録紙への印刷で白抜けが発生した場合、白抜けの発生を防止する効果がないとし、10000(10k)枚以上の記録紙への印刷で白抜けが発生した場合、白抜けの発生を防止する効果があるとする。実験で記録紙に印刷する画像もベタ塗りの画像である。なお、実験No.1では、厚み制限部材7の位置を、基準P(図2参照)から円筒形部材10の回転の順方向に9°の位置とし、実験No.2から実験No.8では、17°としている。厚み制限部材7の位置が基準Pから9°である場合には、厚み制限部材7の端部70は、磁極N2の磁力の範囲内であり、端部70における磁束密度は磁極N2の磁束密度のピークの20%である。また、厚み制限部材7の位置が基準Pから17°である場合には、厚み制限部材7の端部70は、磁極S1の磁力の範囲内であり、端部70における磁束密度は磁極S1の磁束密度のピークの25%である。なお、No.1からNo.8の実験の現像部材6の磁性部材9の条件(以下、“現像部材条件”と呼ぶ。)において、磁極S3及び磁極N2以外の磁極についても磁束密度のピークの値が変化しているが、これは公差の範囲内における変化であり、意図したものではない。各磁極の角度(位置)についても同様に公差の範囲内の変化である。
As shown in FIG. 4, the condition of the
以下において、磁極S3の磁束密度のピークが磁極S1の磁束密度のピークの50%から80%であるという条件を“条件1”と呼び、磁極N2の磁束密度のピークが磁極S1の磁束密度のピークの50%から70%であるという条件を“条件2”と呼ぶ。
Hereinafter, the condition that the magnetic flux density peak of the magnetic pole S3 is 50% to 80% of the magnetic flux density peak of the magnetic pole S1 is referred to as “
No.1の実験の現像部材条件は、従来の現像装置における条件である。No.1の実験の現像部材条件は、条件1を満たしているが条件2を満たしていない。そして、実験の結果、1枚目の記録紙への印刷で白抜けが2本発生した。したがって、No.1の実験の現像部材条件では、白抜けの発生を抑制する効果は得られなかった。
No. The developing member condition of the
No.2の実験の現像部材条件は、磁極N2の磁束密度のピークの値をNo.1の実験の値から小さくしたものであり、条件1を満たすが条件2は満たさない。そして、実験の結果、9500(9.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.2の実験の現像部材条件では、白抜けの発生を抑制する効果は得られなかった。
No. The developing member condition of the experiment of No. 2 is that the peak value of the magnetic flux density of the magnetic pole N2 is No.2. The value is smaller than the value of the experiment of 1 and satisfies the
No.3の実験の現像部材条件は、磁極S3の磁束密度のピークの値を、No.2の実験の条件と同じとして、磁極N2の磁束密度のピークの値の磁極S1の磁束密度のピークの値に対する割合(以下、単に“割合”と呼ぶ。)を、No.2の実験の値から小さくしたものであり、条件1及び条件2を満たす。そして、実験の結果、17500(17.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生した。したがって、No.3の実験の現像部材条件では、白抜けの発生を抑制する効果が得られた。
No. The developing member condition of the experiment No. 3 is the peak value of the magnetic flux density of the magnetic pole S3. 2, the ratio of the peak value of the magnetic flux density of the magnetic pole N2 to the peak value of the magnetic flux density of the magnetic pole S1 (hereinafter simply referred to as “proportion”) It is made smaller than the value of the experiment of 2 and satisfies the
No.4からNo.6の実験の現像部材条件は、磁極S3の磁束密度のピークの値の割合を一定とし、磁極N2の磁束密度のピークの値の割合を順次に小さくしたものである。No.4及びNo.5の実験の現像部材条件は、条件1及び条件2を満たし、No.6の実験の現像部材条件は、条件1を満たすが条件2を満たさない。そして、実験の結果、No.4の実験では、20500(20.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生し、白抜けの発生の抑制効果が認められた。また、No.5の実験では、19500(19.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが1本発生し、白抜けの発生の抑制効果が認められた。一方、No.6の実験では、現像剤の凝集による白抜けの発生以前に“供給部材ピッチ抜け”が発生した。この供給部材ピッチ抜けとは、記録紙に印刷されたベタ塗りの画像に、記録紙の搬送方向に対して垂直方向の白い線が、供給部材の5つの板状羽部材の間隔に応じたピッチで現れたものである。この供給部材ピッチ抜けは、現像部材6の円筒形部材10の表面に積層される現像剤が少ないことにより発生する。
No. 4 to No. The developing member condition of the
No.7及びNo.8の実験の現像部材条件は、磁極N2の磁束密度のピークの値の割合を一定とし、磁極S3の磁束密度のピークの値の割合を条件1の下限以下と上限以上としたものである。No.7及びNo.8の実験の現像部材条件は、ともに、条件1を満たさないが条件2を満たす。そして、実験の結果、No.7の実験では、現像剤の凝集による白抜けの発生以前に“撹拌部材ピッチ抜け”が発生した。この撹拌部材ピッチ抜けとは、記録紙に印刷されたベタ塗りの画像に、撹拌部材3,4の棒状部材にらせん状に巻かれた羽部材に起因して、斜めに白い線が現れたものである。この撹拌部材ピッチ抜けは、現像部材6の円筒形部材10の表面に積層される現像剤が少ないことにより発生する。また、No.8の実験では、6500(6.5k)枚目の記録紙への印刷で白抜けが2本発生し、白抜けの発生の抑制効果が認められなかった。
No. 7 and no. The developing member condition of the experiment No. 8 is such that the ratio of the peak value of the magnetic flux density of the magnetic pole N2 is constant, and the ratio of the peak value of the magnetic flux density of the magnetic pole S3 is not more than the lower limit and more than the upper limit of
以上に説明したように、条件1及び条件2をともに満たしているNo.3からNo.5の実験においてのみ現像剤の凝集に起因する白抜けの発生の抑制効果が認められた。したがって、条件1及び条件2をともに満たした本発明の現像装置1によれば、現像剤の凝集に起因する白抜けの発生を抑制することができる。
As described above, No. 1 that satisfies both
なお、上述の実施の形態は、発明の技術的思想の範囲で適宜に変更してもよい。例えば、上述の実施の形態では、第1の磁極(N1)、及び、第5の磁極(N2)をN極とし、第2の磁極(S1)、第3の磁極(S2)、及び、第4の磁極(S3)をS極としたが、これらの磁極の極性は逆であってもよい。 In addition, you may change the above-mentioned embodiment suitably in the range of the technical idea of invention. For example, in the above-described embodiment, the first magnetic pole (N1) and the fifth magnetic pole (N2) are N poles, the second magnetic pole (S1), the third magnetic pole (S2), and the first magnetic pole The four magnetic poles (S3) are the S poles, but the polarities of these magnetic poles may be reversed.
本発明は、例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられ、感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置に適用可能である。 The present invention is applicable to, for example, a developing device that is used in an image forming apparatus such as a copying machine, a facsimile machine, and a printer and develops an electrostatic latent image formed on a photosensitive member.
1 現像装置
2 筐体
3 撹拌部材
4 撹拌部材
5 供給部材
6 現像部材
7 厚み制限部材
8 固定部材
9 磁性部材
10 円筒形部材
200 感光体
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記筐体の内部に充填された現像剤を撹拌する撹拌部材と、
円柱形状を有し、軸を中心に回転可能な非磁性の円筒形部材を周外に同軸に備え、感光体に対向する位置で磁束密度のピークが107±5mTとなるS極及びN極のうち一方の極である第1の磁極を有し、前記第1の磁極の磁束密度のピークを基点として前記円筒形部材の回転の逆方向に64±5°の位置で磁束密度のピークが66±5mTとなるS極及びN極のうち他方の極である第2の磁極を有し、前記基点から前記円筒形部材の回転の順方向に84±5°の位置で磁束密度のピークが63±5mTとなるS極及びN極のうち他方の極である第3の磁極を有し、前記基点から前記順方向に196±5°の位置で磁束密度のピークが前記第2の磁極の磁束密度のピークの50%から80%となるS極及びN極のうち他方の極である第4の磁極を有し、前記基点から前記順方向に240±5°の位置で磁束密度のピークが前記第2の磁極の磁束密度のピークの50%から70%となる極磁力のS極及びN極のうち一方の極である第5の磁極を有し、前記撹拌部材によって撹拌された前記現像剤を前記円筒形部材の表面に保持して搬送して前記感光体に供給する磁性部材と、
前記円筒形部材の前記撹拌部材が位置する側に該円筒形部材の表面から所定の距離を隔てて配置され、前記円筒形部材の表面に保持して搬送される前記現像剤の層の厚みを一定の厚みに制限する厚み制限部材と、
前記厚み制限部材を前記筐体に固定する固定部材と、を備えることを特徴とする現像装置 A housing,
An agitating member for agitating the developer filled in the housing;
A non-magnetic cylindrical member having a columnar shape and rotatable about an axis is coaxially provided on the outer periphery, and the S pole and the N pole have a magnetic flux density peak of 107 ± 5 mT at a position facing the photoreceptor. The first magnetic pole is one of the poles, and the peak of the magnetic flux density is 66 at a position of 64 ± 5 ° in the reverse direction of the rotation of the cylindrical member with the peak of the magnetic flux density of the first magnetic pole as a base point. It has a second magnetic pole which is the other of the S and N poles of ± 5 mT, and the peak of the magnetic flux density is 63 at a position of 84 ± 5 ° in the forward direction of rotation of the cylindrical member from the base point. It has a third magnetic pole which is the other of the S and N poles of ± 5 mT, and the peak of the magnetic flux density is 196 ± 5 ° in the forward direction from the base point. The magnetic flux of the second magnetic pole It has a fourth magnetic pole that is the other of the S and N poles, which is 50% to 80% of the density peak. , One of S pole and N pole of polar magnetic force where the magnetic flux density peak is 50% to 70% of the magnetic flux density peak of the second magnetic pole at a position of 240 ± 5 ° in the forward direction from the base point. A magnetic member having a fifth magnetic pole as a pole, holding the developer stirred by the stirring member on the surface of the cylindrical member, and feeding the developer to the photoreceptor;
The thickness of the developer layer that is disposed on the side of the cylindrical member at a predetermined distance from the surface of the cylindrical member and is conveyed while being held on the surface of the cylindrical member. A thickness limiting member for limiting to a certain thickness;
And a fixing member that fixes the thickness limiting member to the housing.
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