JP2009046176A - Porous container and its manufacturing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、焼酎やワインの熟成処理や混合処理などの促進に好適な多孔質容器とその製造方法に関する。 The present invention relates to a porous container suitable for accelerating shochu and wine aging and mixing, and a method for producing the same.
2以上の流体の混合率を高めると、その後の処理や反応がより効果的に行われることは多数存在する。例えば、泡盛のような蒸溜酒やワインなどを熟成する場合にも、緩慢に進行する熟成をより効率化し、熟成速度を速めることができる。そこで、本発明の発明者は、特願2001−346786号(特許文献1)において、流体クラスターの微細化方法並びに微細化装置を提案した。 When the mixing ratio of two or more fluids is increased, there are many cases where subsequent treatments and reactions are performed more effectively. For example, when aging a distilled liquor such as Awamori, wine, etc., the aging which proceeds slowly can be made more efficient and the aging speed can be increased. Therefore, the inventors of the present invention have proposed a fluid cluster miniaturization method and a miniaturization apparatus in Japanese Patent Application No. 2001-346786 (Patent Document 1).
図1は特許文献1で提案した流体クラスターの極微細化装置の実施形態を示す縦断面図である。1は回転容器であり、底壁1aと円筒状の側壁1bからなっている。この容器の少なくとも側壁1bは、素焼き物などのように無秩序に連続した無数の微細孔で内外が連通している。そして、この容器1は、底壁1aが回転駆動源Mに連結されていて、高速回転によって遠心力が発生するので、以下「側壁1b」を「回転壁」と呼ぶ。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of a fluid cluster ultrafine device proposed in
この回転容器1の中には、必要に応じて、処理液を供給する供給管2と、気体を供給する送気管3を挿入してある。また、必要に応じて回転軸4を挿入して、回転羽根5を駆動し、攪拌できるようにしてあってもよい。回転容器1は、用途に応じて、固定式の容器6の内部に配置する構造にする。すなわち、遠心力により強制的に無数の微細孔の回転側壁1bを通過してきた溶液を受ける容器6を設置する。いま、この装置において、供給管2から回転容器1中に例えばある液体を供給すると共に、駆動源Mによって回転容器1を高速回転させる。すると、遠心力によって、回転容器の回転側壁1bを液体が通過する。
A
すなわち、回転側壁1bは、素焼き物などのように無秩序に連続した無数の微細孔で内外が連通しているため、遠心力によって内部の液体Iが微細孔を通過して、回転側壁1bの外側に移動する。この移動の際の液体クラスターの挙動を図2に模式的に示す。つまり、液体の通路が、無秩序に連続した無数の微細孔でできているため、遠心力によって液体が微細孔を前進する際に分岐通路で分断され、さらに前進すると再度分断される、という動作を繰り返す。その結果、回転側壁1bを通過する頃には、通過液体のクラスターが、分断の繰り返しで細分化される。すなわち、クラスターがより小さな液体IIとなって出てくる。
That is, since the rotating
さらに詳述すると、いま回転側壁1bが停止しているか、低速回転していると仮定すると、回転側壁1bが無数の連続微細孔からなっているため、液体は回転側壁1bの外へしみ出してくる。そして、素焼き物の回転側壁1bの厚さTによって、しみ出てくる液体の細かさ、すなわちクラスターの大きさが異なる。自然としみ出てくるのを待っていると効率が悪いので、モータなどの回転駆動源Mで回転させ、遠心力を利用することによって、その効率を高めるのである。
More specifically, assuming that the rotating
回転側壁1bの微細孔を進行するに伴って、液体は物理的に分断または分割される。しかし、分断後に仮に同じ液体が出くわしたとしても、それが回転側壁1bを通過する前の液体Iのクラスター状態に戻るには、長い時間が必要であるから、ある時間は分断後の状態が維持される。また、回転側壁1bの通過による通過液体のクラスターの微細化を連続的に進行させるには、通過液体を回転側壁1bから効率的に消失させ、後続の微細化液体が回転側壁1bを通過し易くすることが必要である。
The liquid is physically divided or divided as it proceeds through the fine holes in the rotating
そのため、回転側壁1bを遠心力で通過してクラスターが微細化された液体IIは、遠心力によって回転側壁1bの外面から振り切られて、容器6の内壁に当たり、流下して容器6の底に溜まる。あるいは、回転側壁1bの外面を伝わって流れ落ちて、溜まる。通過液体IIが、回転側壁1bの外面から遠心力によって振り切られる様子を詳述すると、次のようになる。
いま、半径rの回転側壁1bが角速度ωで回転していると、その円筒外側の質量mの物質に働く力Fは、F=mrω2 である。
それを速さvで表すと、
v=rω
Now, when the rotating
Expressing it with speed v,
v = rω
また、F=mαであるから(αは加速度として)
したがって、質量mの大きい小さいにかかわらず、
図3は、回転側壁1bの内部の液体Iと外の液体IIとのクラスターの大きさを模式的に示した図である。回転側壁1bの内部では、各物質A、B、C…のクラスターは大きいのに対し、回転側壁1bを通過した後の各物質a、b、c…のクラスターは、小さくなっており、その結果、各物質A、B、C…は、より細かく、かつより均一に混ざり合っていることになる。回転側壁1bの外に押し出されて来た液体IIのクラスターは、そのままにしておくと、時間の経過と共に、回転容器1内の元のクラスターの粗い液体へと戻っていく。ところが、図1の回転容器1内の回転軸4を回転して、回転羽根5で液体Iを攪拌混合しながら、回転容器1を回転させると、均一化の効果が上がる。また、送気管3から気体を液体I中に吹き込むと、気体がより細かく付着した溶液の製造が可能となる。すなわち、気体も液体と一緒に回転側壁1bを通過することで、通過した液体クラスターには気体も付着しているため、液体と気体との混合がより確実に行われることになる。
FIG. 3 is a diagram schematically showing the size of the cluster of the liquid I inside the rotating
図3において、無数の微細孔質の回転側壁1bで囲まれた回転容器1内に入っているのは普通の状態の液体である。A、B、C…のように異なった物質からなる液体が各クラスターを作って、マクロ的に見ると均一に混合している。ところが、図1において、回転側壁1bを高速回転させて、遠心力により無数の連続微細孔壁を通過して出てきた状態は、図3(II) のようになる。すなわち、a、b、c…それぞれのクラスターが微細化されて混合した状態となっている。この状態も、時間の経過と共に、図3(I) の状態に戻ることになるかもしれない。しかし、戻る前に、微細化や均一混合の効果が働いて、有用な化学変化が効率的に起こる。
In FIG. 3, what is contained in the rotating
結局、回転側壁1bの無秩序に連続した無数の微細孔が、本発明におけるクラスターの微細化の要になっている。この連続微細孔の形成は、粘土によって素焼き物を焼成する際に、例えばメリケン粉などのような微細な可燃物を粘土に均一に混ぜた状態で焼成すると、メリケン粉は焼失して、連続した微細孔が開くことになる。したがって、材料となる粘土や微細可燃物の材質や混合量や焼成条件などによって、いろいろな微細孔を形成できる。また、極微細孔にすることもできる。もちろん、液体のクラスターよりも小さな超極微細孔を形成することもできる。
After all, the innumerable minute holes in the rotating
次に、回転側壁1bが、もし膜みたいに薄ければ、分断された液体は、ジッパーが閉まっていくように、その膜を通り過ぎた後に、また結合することになる確率が高い。しかし、その膜を厚くし、三次元的な分断を繰り返していくと、位置のずれが生じる可能性が高くなり、分断された状態で単に接触していることになる。壁が厚くなるということは、同時に三次元を変化させられることとなるため、それぞれが細かく分断されて通過して来ることとなる。容器の中の液体が一種類であれ、複数種類であれ、クラスターは細かくされることとなる。
Next, if the
液体のクラスターが細かくなるということは、その液体の中に他の種類のクラスターが入り易くなるということである。つまり、いろいろな種類の物質が均一に混合されるということである。その結果、例えば、これまで混合ムラがあったために反応が遅かったいろいろな部門に活用できる。例えば、ワインとか泡盛などの焼酎である。ワインを寝かしたり、焼酎を古酒にする場合、図3の回転側壁1bの内側の状態で保存されていると思われる。したがって、各物質A、B、C…の化合効率が悪く、5年も10年も寝かさないと均一に混合されないと考えられる。ところが、回転側壁1bの外側の状態で寝かせると、短期間で熟成すると考えられる。
The fact that a liquid cluster becomes fine means that other types of clusters are likely to enter the liquid. In other words, various kinds of substances are uniformly mixed. As a result, for example, it can be used in various departments that have been slow to react due to uneven mixing. For example, shochu such as wine or awamori. When wine is laid down or shochu is used as old liquor, it is considered that the wine is stored in a state inside the
したがって、まろやかさを出すために、貯蔵する前のワインを図の回転容器1の中へ入れる。ワインは、アルコール、水分、微生物、その他の化学物質が混合されている。マクロ的に見れば均一な溶液だが、ミクロ的に見れば、各物質のカタマリの集まりであって、均一ではない。それが遠心力で回転側壁1bの多孔質を通過して分断され、容器6に溜まる時点では、より均一かつ小さなクラスターになっている。その結果、化学変化や微生物による変化が促進され、まことに飲みやすいワインになる。泡盛などの焼酎の場合も同じことである。
Therefore, in order to bring out mellowness, the wine before storage is put into the
このように、各種類の物質を微細孔の回転側壁1bを通過させることにより、そのカタマリは細分化された後にまた集合することとなる。結局、より均一な溶液になっている筈である。したがって、図1の外側の容器6中の液体IIを再度回転側壁1bの内部に移動させ、循環させれば、だんだん均一度が増し、かつクラスターがより小さな溶液になっていくことになる。さらに、微細孔の回転側壁1bに入っている焼酎などの溶液に気体を送入すると、気体も焼酎などの液体と共に同時に微細孔の中へ入り、焼酎と結合して排出されることとなる。
微細孔の壁には、液体や気体が接着している筈であるから、それに後から来た液体や気体が接触して化学変化が効率よく起こるのである。微細孔壁そのものは、液体や気体を細分化する働きも大きい。
In this way, by passing each kind of substance through the
Since the liquid or gas should be adhered to the wall of the micropore, the liquid or gas coming later comes into contact therewith and the chemical change occurs efficiently. The microporous wall itself has a great function of subdividing liquid and gas.
いま、水分子間の水素結合を切って、クラスターを細かくする。水のクラスターは、複数の分子が結合して作る集合体である。クラスターが大きければ大きいほど、他の物質が入り込む余地が小さくなる。そこで、クラスターを物理的に細かくしてやると、他の物質が入り込む度合が高くなる。したがって、本発明において、液体のクラスターを小さくするということは、複数種類の物質をより均一に混ざり易くするということでもある。 Now, the hydrogen bonds between water molecules are broken to make the clusters finer. A water cluster is an aggregate formed by combining multiple molecules. The larger the cluster, the less room for other substances to enter. Therefore, if the clusters are physically made finer, the degree of entry of other substances increases. Therefore, in the present invention, reducing the liquid cluster also means making it easier to mix a plurality of types of substances more uniformly.
以上のような本発明は、液体のクラスターを細かくし、物を溶かし込む能力をアップするので、前記のように、ワインや焼酎の発酵の段階や、貯蔵熟成の段階で、アルコール分と水分と発酵菌の混合を図3のIからIIの状態へ変化させて、その熟成度を速めるのに適している。したがって、回転容器1内に入れて処理する「液体」には、発酵菌のような微生物などが混入している液体も含まれるものとする。
Since the present invention as described above makes the liquid cluster finer and improves the ability to dissolve the product, as described above, at the stage of fermentation of wine or shochu or at the stage of storage aging, the alcohol content and moisture It is suitable for changing the mixing of fermenting bacteria from I to II in FIG. Therefore, the “liquid” to be processed in the
図1の装置において、回転容器1の上部は、アルコール度の高い焼酎のように揮発性の高い処理液の場合は、蓋で閉じるのがよい。その他の場合は、蓋で閉じてあってもよいし、図示のように開放状態でもよいが、遠心力で溢れ出す恐れがある場合は、外周側のみ蓋1cを設けるのがよい。外側の容器6の上部も、処理液の供給管2や送気管3、回転軸4の挿入位置以外は、蓋6cを設けるのがよい。なお、揮発性の高い液体を処理する場合のように、回転容器1や外側容器6の上部を閉鎖する場合は、供給管2や送気管3、回転軸4を上昇させて退避させれば、回転容器1の回転に支障は生じない。
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では、メリケン粉などを粘土に均一に混ぜて焼成するため、メリケン粉の焼失痕の連続性が悪く、微細な連通孔を効果的に形成することが困難で、効率的でない。メリケン粉の焼失痕の連続性を高めるために大量のメリケン粉を用いると、焼失痕が増えて巣になり、強度低下を来す。本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、容器の内面から外面まで複雑かつ無秩序に連続する微細孔を効果的かつ効率的に形成することで、焼酎やワインの熟成を促進するのに好適な多孔質容器とその製造方法を実現することにある。
However, in the prior art described in
本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、少なくとも、外径が1mm以下の細長い可燃物を粘土に混合して原料土とし、この原料土で容器又は容器壁部を形成し、かつ焼成することによって、容器壁部の内面から外面に通じる微細連通孔を多数形成することを特徴とする多孔質容器の製造方法である。容器壁部には、側壁も底壁も含まれる。また、側壁や底壁の一部も含まれるものとする。このように、少なくとも、外径が1mm以下の細長い可燃物を粘土に混合して原料土とし、この原料土で容器又は容器壁部を形成し、かつ焼成する方法によると、細長い可燃物が高温で焼失した後に、微細連通孔が無秩序に交差し合って連続することによって、容器壁部の内面から外面に通じる微細連通孔が無秩序に多数形成される。したがって、容器内の液体が遠心力や重力で微細連通孔を通過する間に、処理が効果的に促進されるような用途に最適である。
The technical problem of the present invention is solved by the following means.
請求項2は、前記の細長い可燃物は、2種以上の長さが混在していることを特徴とする請求項1に記載の多孔質容器の製造方法である。このように、前記の細長い可燃物は、2種以上の長さが混在しているため、長い方の細長可燃物同士の間を短い方の細長可燃物で橋渡しすることでも微細連通孔が形成されるので、長い方の細長可燃物の使用量を低減できる。その結果、長い方の細長可燃物同士が絡み合って団子状になるのを防止でき、製造が容易になる。 A second aspect of the present invention is the method for manufacturing a porous container according to the first aspect, wherein two or more kinds of the elongated combustible materials are mixed. As described above, since the two or more kinds of the elongated combustible materials are mixed, a fine communication hole can be formed by bridging between the longer elongated combustible materials with the shorter elongated combustible material. As a result, the amount of the longer elongated combustible material can be reduced. As a result, it is possible to prevent long and slender combustible materials from being entangled with each other to form a dumpling, thereby facilitating production.
請求項3は、外径が1mm以下の粒状体ないし粉状体も粘土に混合して原料土とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多孔質容器の製造方法である。このように、外径が1mm以下の粒状体ないし粉状体も粘土に混合して原料土とする製法によると、細長い可燃物に加えて1mm以下の粉粒体が混在した状態で焼失するため、その焼失痕跡によって、微細連通孔同士を無秩序に連通させることになり、より多数の微細連通孔同士がより複雑かつ無秩序に連通し合って連通率が高まり、焼酎やワインなどの処理がより効果的に行われる。
請求項4は、前記の細長い可燃物として、動物の体毛、糸、綱、ワラ、紐、ヤシ殻の繊維、松葉、モクマオウの葉の中のいずれか1以上を用い、前記の粒状体ないし粉状体として、おが屑、米粒、麦粒、豆粒、米ガラ若しくはぬかの1以上又はこれらの1以上の粉砕物を用いることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の多孔質容器の製造方法である。このように、前記の細長い可燃物として、人間や犬猫その他の動物の体毛、糸、綱、ワラ、紐、ヤシ殻の繊維、松葉、モクマオウの葉の中のいずれか1以上を用い、前記の粒状体ないし粉状体として、おが屑、米粒、麦粒、豆粒、米ガラ若しくはぬかの1以上又はこれらの1以上の粉砕物を用いるため、粘土に混合して原料土とする際の可燃物として容易に入手し、用いることができ、安価な多孔質容器を実現できる。
請求項5は、請求項1の製法によって、少なくとも、外径が1mm以下の細長い可燃物を混合してなる原料土で容器又は容器壁部を形成し、かつ焼成することによって、容器壁部の内面から外面に通じる細長い連通孔を形成してなることを特徴とする多孔質容器である。このように、請求項1の製法によって、少なくとも、外径が1mm以下の細長い可燃物を混合してなる原料土で容器又は容器壁部を形成し、かつ焼成することによって、内壁から外壁に通じる微細連通孔を形成してなる多孔質容器は、外径が1mm以下の細長い可燃物の焼失痕によって、容器壁部の内面から外面に通じる微細連通孔が無秩序に多数形成されているので、容器内の液体が遠心力や重力で細長い連通孔を通過する間に、処理が効果的に促進される。
According to a fifth aspect of the present invention, the container wall portion is formed by firing the raw material soil formed by mixing at least a long and narrow combustible material having an outer diameter of 1 mm or less by the manufacturing method of the first aspect, and firing the container wall portion. It is a porous container characterized by forming a long and narrow communication hole leading from the inner surface to the outer surface. Thus, according to the manufacturing method of
請求項6は、前記の細長い可燃物は、2種以上の長さが混在していることを特徴とする請求項5に記載の多孔質容器である。このように、前記の細長い可燃物は、2種以上の長さが混在しているため、長い方の細長可燃物同士の間が短い方の細長可燃物で橋渡しされることでも微細連通孔が形成されるので、長い方の細長可燃物の使用量を節減できる。その結果、長い方の細長可燃物同士が絡み合って団子状になるのを防止できて製造が容易になり、しかも微細連通孔が均一に分散した製品となる。 A sixth aspect of the present invention is the porous container according to the fifth aspect, wherein two or more kinds of the elongated combustible materials are mixed. In this way, since the above-mentioned elongated combustible material has two or more kinds of lengths mixed together, a fine communication hole can be formed even when the longer elongated combustible material is bridged by the shorter elongated combustible material. Since it is formed, the amount of long and narrow combustibles used can be saved. As a result, it is possible to prevent the long and narrow combustible materials from being entangled with each other to form a dumpling, thereby facilitating the production, and further, a product in which fine communication holes are uniformly dispersed is obtained.
請求項7は、外径が1mm以下の粒状体ないし粉状体も原料土に混合してあることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の多孔質容器である。このように、外径が1mm以下の粒状体ないし粉状体も原料土に混合してあるため、外径が1mm以下の細長い可燃物に加えて1mm以下の粉粒体も混在した状態で焼失するため、その焼失痕によって、微細連通孔同士がさらに無秩序に互いに連通することになり、より多数の微細連通孔同士がより複雑かつ無秩序に連通し合って、焼酎やワインなどの処理がより効果的に行われる。 A seventh aspect of the present invention is the porous container according to the fifth or sixth aspect, wherein a granular or powdery body having an outer diameter of 1 mm or less is also mixed with the raw material soil. In this way, since granular materials or powdery bodies having an outer diameter of 1 mm or less are also mixed with the raw material soil, in addition to elongated combustibles having an outer diameter of 1 mm or less, they are burned down in a state where powders of 1 mm or less are also mixed Therefore, the burnt-out traces cause the fine communication holes to communicate with each other more disorderly, and more fine communication holes communicate with each other in a more complex and disorderly manner, so that treatments such as shochu and wine are more effective. Done.
請求項1のように、外径が1mm以下の細長い可燃物を粘土に混合してなる原料土で容器又は容器壁部を形成し、かつ焼成する方法によると、細長い可燃物が高温で焼失した後に、微細連通孔が無秩序に交差し合って連続することによって、容器壁部の内面から外面に通じる微細連通孔が無秩序に多数形成される。その結果、容器内の液体が遠心力や重力で微細連通孔を通過する間に、処理が効果的に促進されるような用途に最適である。
According to the method of forming a container or a container wall with a raw soil obtained by mixing an elongated combustible material having an outer diameter of 1 mm or less with clay and firing it as in
請求項2のように、前記の細長い可燃物は、2種以上の長さが混在しているため、長い方の細長可燃物同士の間を短い方の細長可燃物で橋渡しすることでも微細連通孔が形成されるので、長い方の細長可燃物の使用量を低減できる。その結果、長い方の細長可燃物同士が絡み合って団子状になるのを防止でき、製造が容易になる。 Since the two or more kinds of the elongated combustible materials are mixed, the fine communication can be achieved by bridging the long and narrow combustible materials with the short and narrow combustible materials. Since the hole is formed, the amount of the longer elongated combustible material can be reduced. As a result, it is possible to prevent the longer elongated combustible materials from being entangled with each other and form a dumpling, thereby facilitating production.
請求項3のように、外径が1mm以下の粒状体ないし粉状体も粘土に混合して原料土とする製法によると、細長い可燃物に加えて1mm以下の粉粒体が混在した状態で焼失するため、その焼失痕跡によって、微細連通孔同士をより無秩序に連通させることになり、より多数の微細連通孔同士がより複雑かつ無秩序に連通し合って連通率が高まり、焼酎やワインなどの処理がより効果的に行われる。
As in
請求項4のように、前記の細長い可燃物として、人間や犬猫その他の動物の体毛、糸、綱、ワラ、紐、ヤシ殻の繊維、松葉、モクマオウの葉の中のいずれか1以上を用い、前記の粒状体ないし粉状体として、おが屑、米粒、麦粒、豆粒、米ガラ若しくはぬかの1以上又はこれらの1以上の粉砕物を用いるため、粘土に混合して原料土とする際の可燃物として容易に入手し、用いることができ、安価な多孔質容器を実現できる。
As in
請求項5のように、請求項1の製法によって、外径が1mm以下の細長い可燃物を混合してなる原料土で容器又は容器壁部を形成し、かつ焼成することによって、内壁から外壁に通じる微細連通孔を形成してなる多孔質容器は、外径が1mm以下の細長い可燃物の焼失痕によって、容器壁部の内面から外面に通じる微細連通孔が無秩序に多数形成されているので、容器内の液体が遠心力や重力で細長い連通孔を通過する間に、処理が効果的に促進される。
As in
請求項6のように、前記の細長い可燃物は、2種以上の長さが混在しているため、長い方の細長可燃物同士の間が短い方の細長可燃物で橋渡しされることでも微細連通孔が形成されるので、長い方の細長可燃物の使用量を節減できる。その結果、長い方の細長可燃物同士が絡み合って団子状になるのを防止できて製造が容易になり、しかも微細連通孔が均一に分散した製品となる。
As described in
請求項7のように、外径が1mm以下の粒状体ないし粉状体も原料土に混合してあるため、外径が1mm以下の細長い可燃物に加えて1mm以下の粉粒体も混在した状態で焼失するため、その焼失痕によって、微細連通孔同士がさらに無秩序に互いに連通することになり、より多数の微細連通孔同士がより複雑かつ無秩序に連通し合って、焼酎やワインなどの処理がより効果的に行われる。 Since the granular material or powdery body having an outer diameter of 1 mm or less is also mixed with the raw material soil as in claim 7, in addition to the elongated combustible material having an outer diameter of 1 mm or less, powders of 1 mm or less were also mixed. Because the burnout marks cause burnout, the fine communication holes communicate more randomly with each other, and a larger number of fine communication holes communicate with each other more complexly and disorderly, so that shochu and wine are treated. Is done more effectively.
次に本発明による多孔質容器とその製造方法が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図4は、本発明による多孔質容器とその製造方法を示す縦断面図、すなわち、原料土で容器状に形成した状態で、焼成前である。11は、本発明の第1実施形態による多孔質容器で、細長い可燃物8を粘土9と混合して原料土89とし、この原料土89で容器又は容器壁部を形成する。次いで、乾燥させ、焼成すると、多孔質容器や容器壁部が完成する。粘土9と混ぜる細長い可燃物8としては、外径が1mm以下が適している。
Next, an embodiment of how the porous container and the manufacturing method thereof according to the present invention are actually realized will be described. FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a porous container and a manufacturing method thereof according to the present invention, that is, in a state of being formed into a container shape with raw material soil and before firing. 11 is a porous container according to the first embodiment of the present invention, in which an elongated
このように、外径が1mm以下の細長い可燃物8を粘土9と混ぜて形成した容器を焼成し、焼物を完成すると、細長い可燃物8が高温で焼失して、焼失痕が空隙となって残るので、この細長い空隙によって、素焼きの容器11の側壁や底壁の内面iから外面oに通じる微細連通孔が形成される。図3のように細長可燃物8の長さが肉厚tより長い場合は、1本の細長可燃物81で側壁内面iから外面oまで連通される場合もある。この場合でも、焼失後の微細孔の角度はまちまちで、また曲がっていたりするので、中心軸Cを中心にして回転する際の遠心力が作用しても、液体が容易に連通孔を通過することは殆どない。
In this way, when the container formed by mixing the elongated
各細長い可燃物8同士が交差し、交わることで、焼失跡孔同士も交わることになり、複数の細長い可燃物8の焼失空隙が無秩序に連続することによって、内面iと外面oとの間は、複数の細長い焼失空隙の連続によって連通する。しかも、各細長い可燃物8の交差する部位では、焼失空隙は急角度の経路を形成する。したがって、図1〜図3のような用途の無数の微細連通孔を形成するのに好適で、内面iから外面oに達するまでに、紆余曲折を経て複雑な経路を通過し、内面iと外面o間の壁厚の割りには、長い経路をたどるので、長時間かけて素焼物の壁部を通過する。その結果、複数の流体同士や微細連通孔内面の物質との接触や離合する機会が増え、化学的な反応のチャンスが増加するので、ワインや焼酎などの熟成に適している。
When each elongated
前記の細長い可燃物8としては、人体や犬猫などの動物の体毛、糸、綱、ワラ、紐、ヤシ殻の繊維、松葉、モクマオウの葉などを利用できる。これらは単一種で使用してもよいが、複数種類を併用すると、焼失空隙の太さや経路などもより複雑となるので、好ましい。体毛や糸、綱、ワラ、紐、ヤシ殻の繊維、松葉、モクマオウの葉などは、より細いほど望ましい。したがって、糸は、縒る前の単一糸が適している。織物を織る際又は製糸時に発生する糸屑などを廃物利用できる。なお、綱やワラ、紐、ヤシ殻の繊維、松葉、モクマオウの葉などは太いように思われるが、素焼きして焼き締めた後は、焼失後の微細孔も細くなるので、肉厚tの大きな大型容器には適用可能である。しかし、綱やワラ、紐、ヤシ殻などを叩いて細くした繊維を用いることもできるが、作業の負担が増え、コスト高となる。
As the elongate
図5は、本発明の第2実施形態による多孔質容器12を示す縦断面図である。図4のような細長い可燃物8と粘土9に、さらに粒状体ないし粉状体pを加えて混合し、原料土89pとする。このような粉粒体入りの原料土89pで容器12を形成してから乾燥させ、焼成すると、素焼きの多孔質容器が完成する。粘土9と混ぜる粉粒体としては、外径1mm以下が適している。具体的には、おが屑や米粒、麦粒、豆粒、米ガラ、ぬかなどが適しているが、これらの1以上を粉砕して用いるのが好ましい。したがって、これらの加工場や製粉工場などにおける廃棄物や散逸物などを集めて用いることもできる。この場合も、複数種類を併用すると、複雑多様な焼失空隙が発生するので、微細連通孔を形成するのに適している。
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a
このように、外径1mm以下の細長い可燃物8のほかに外径1mm以下の粉粒体pも粘土9と混ぜてから焼成すると、細長い可燃物8と粉粒体pの焼失痕による空隙が発生する。その結果、細長い可燃物8による各連通孔の間が、粉粒体pの焼失空隙でも互いに連通されるので、細長い可燃物8の焼失空隙同士が互いに連通する確率が増えることになり、内面iと外面o間により多数の、より複雑な微細連通孔を形成することができる。しかも、細長い可燃物8による各連通孔同士が交差することによって互いに連通する部位とは、粉粒体pの焼失空隙による連通部位の連通路の形態が異なるので、複数の流体を限られた肉厚の内面iと外面o間で効率的に離合させて処理するのに好都合である。
In this way, in addition to the elongated
すなわち、図4のように多数の細長い可燃物8の焼失空隙同士を交差させて連通させ、さらには粉粒体pも併用して粉粒体pの焼失空隙によっても互いに連通させると、内面iと外面o間における流体の移動経路が単調ではなく、より複雑かつ無秩序な経路が形成されるので、ワインや泡盛などの熟成の作用が促進される。したがって、容器壁部の肉厚tを薄くできるが、より確実に熟成反応させるには、容器側壁の厚さtは厚い方がよい。なお、反応が不十分な場合は、図1の循環処理と同様に、微細連通孔を通過した流体を再度容器11・12中に戻して複数回回転通過させると、処理効果が増大する。
That is, as shown in FIG. 4, when the burnt voids of a large number of
細長可燃物8は、図6のように、長い物81、短い物83、中間の物82など、様々な長さが混在していることが望ましい。長い細長可燃物81だけだと、粘土中に混入する際に、互いに絡み合って団子状になってしまい、均一に分散させるのが困難である。ところが、長い細長可燃物81は少なめにして、より短い細長可燃物82、83も混在させると、より長い細長可燃物81・82同士の間をより短い細長可燃物82、83で橋渡しすることでも微細連通孔が形成される。しかも、肉厚tの内面から外面までの経路が複雑に折れ曲がった形状となるので、より長時間に渡って接触や剥離処理が行われる。なお、長さの異なる細長可燃物81・82・83を用いる場合、当初から長さの異なる各種の細長可燃物を用意してもよいし、切断処理することで、各種の長さを揃えてもよい。動物の体毛であれば、理容店や美容院、ペットショップなどで容易に入手できる。
As shown in FIG. 6, it is desirable that the elongated combustible 8 has various lengths such as a
図1〜図3のように回転によって処理する場合は、側壁のみを円筒状に素焼き形成して、金属製等の底部を設ける容器構造も可能である。
また、大型容器の場合は、複数の容器壁部を素焼き品として製造しておき、継手を介して組立てることもできる。このような大型容器としては、直径が例えば数m又は数m以上で、肉厚tが例えば50cm以上も可能である。
処理時間として長時間を許容できる場合は、図1の外容器6の中に、図4、図5のような素焼き容器を内蔵し、処理液自体の重力で微細連通孔を通過させることも可能である。自重を利用する場合は、回転不能な大型容器も可能であり、この場合は、容器形状も円筒状である必要はなく、四角状のタンクでもよい。また、容器底壁部の微細連通孔も処理に有効利用できる。
When processing by rotation as shown in FIGS. 1 to 3, a container structure in which only a side wall is formed into a cylindrical shape and a bottom made of metal or the like is provided is also possible.
In the case of a large container, a plurality of container wall portions may be manufactured as unglazed products and assembled through joints. Such a large container can have a diameter of several meters or several meters, for example, and a wall thickness t of, for example, 50 cm or more.
If the processing time can be long, an unglazed container as shown in FIGS. 4 and 5 is incorporated in the
以上のように、微細連通孔を形成する目的で長さの異なる細長可燃物や粉粒体を粘土に混ぜるが、微細連通孔を通過後の処理品質向上の目的で、サンゴ石灰岩の粉末や苦汁などを粘土に混ぜると、各種のミネラル成分が強化された原料土となるので、素焼きの微細連通孔を通過する処理液と接触反応し、処理液の品質向上が可能となる。 As mentioned above, long combustibles and powders with different lengths are mixed with clay for the purpose of forming fine communication holes, but coral limestone powder and bitter juice are used to improve processing quality after passing through the fine communication holes. When clay is mixed with clay, it becomes a raw soil in which various mineral components are reinforced, so that it reacts with the treatment liquid passing through the fine communicating holes of the unglazed baking, and the quality of the treatment liquid can be improved.
以上のように、本発明によると、外径1mm以下の細長い可燃物81〜83や外径1mm以下の粉粒体pと粘土9とを混ぜてから容器や壁部を形成して焼成し、素焼き物を製造するので、細長い可燃物81〜83同士が交差した焼失空隙や細長い可燃物81〜83と粉粒体pとの焼失痕による連通孔が発生する。その結果、容器壁の内面iと外面o間の限られた肉厚において、複雑多様で紆余曲折した微細通路となるので、液体と酸素などのような複数の流体や微生物などを互い反応させたり、泡盛などの味覚や旨味成分に影響する脂肪成分を分割したり微細孔内面から剥離して微細化するなど、微細連通孔の内面の物質と反応させることで、熟成処理を促進するのに好適である。
As described above, according to the present invention, the
1 回転容器
1a 回転容器の底壁
1b 回転側壁
I 処理前の液体
II 処理後の液体
M・m 回転駆動源
2 被処理液の供給管
3 送気管
4 回転軸
5 攪拌羽根
6 容器
11 本発明の第1実施形態による多孔質容器
8 細長い可燃物
81・82・83 長さの異なる細長可燃物
9 粘土
89 原料土
12 本発明の第2実施形態による多孔質容器
p 粉粒体
89p 原料土
t 肉厚
DESCRIPTION OF
II Liquid M / m after processing
11
81 ・ 82 ・ 83 Long combustible materials with
89 Raw material soil
12 Porous container p powder according to second embodiment of the present invention
89p Raw material soil
t thickness
Claims (7)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007215277A JP2009046176A (en) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | Porous container and its manufacturing method |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101614499B1 (en) | 2014-05-16 | 2016-04-21 | 신라연 | Method of Manufacturing Porcelain Using Lacquer |
-
2007
- 2007-08-21 JP JP2007215277A patent/JP2009046176A/en active Pending
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