JP2009044737A - 無線通信システムにおける基地局の動作方法及びその装置 - Google Patents

無線通信システムにおける基地局の動作方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおけるサービスフローのQoSを管理するための基地局の動作方法及びその装置を提供する。
【解決手段】PDF(policy decision function)を含むネットワーク構成要素(entity)又は隣接基地局から端末のQoSポリシー(quality of service policy)の情報を受信して保存するステップと、再接続を試みている端末を検知するステップと、前記再接続を試みている端末が検知された時点で、前記端末のQoSポリシーを判断するステップと、前記QoSポリシーに従って前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信システムにおけるサービスフローのサービス品質(QoS:Quality of Service)を管理する装置及び方法に関し、特に、例えば、端末がIEEE802.16においてネットワーク再エントリーと呼ばれる速い接続設定(QCS:Quick Connection Setup)を行うとき、またはハードハンドオーバー(HHO:Hard Hand Over)を行うとき、または速い基地局の切換え(FBSS:Fast Base Station Switching、ソフトハンドオーバーとも呼ばれる)を行うときに発生する、既に割り当てられたサービスフローに対して再びコネクションを設定するときに、QoSを管理するための無線通信システムにおける基地局の動作方法及びその装置に関する。
近年、互いに異なるトラフィック特性を有するサービス、例えば、VoIP(Voice of IP)、リアルタイムゲーム、VoD(Video on Demand)のような様々なマルチメディア・アプリケーション(multimedia application)サービスに対する需要が増加している。このように、サービスの種類の増加、トラフィックの混雑及びユーザのサービス要求レベルの多様化によって、現在、通信システムは、それ自体の能力とともにユーザの満足度を示すQoSを考慮して運用されている。さらに、無線通信システムは、時変チャンネル環境(time−variable environment)及び端末の移動によって活用可能なリソースが変化するため、QoSを保証するためのポリシー(policy)が必ず要求される。
一方、今日、高速の移動通信のために多くの無線通信技術が候補として提案されており、その中、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技法は、現在最も有力な次世代の無線通信技術として認められている。今後、多くの無線通信技術では、OFDM技術が用いられるものと予想され、現在3.5世代技術と呼ばれるIEEE802.16系のWMAN(Wireless Metropolitan Area Network)においても、OFDM技術を標準規格として採択している。
ところが、現在、広帯域無線接続に対する標準は、MAC(Media Access Control)階層のQoS連動手続きのみが規格化されているだけであり、ユーザが体感する終端間(End−to−End)のQoSを保障するためのネットワークとの連動手続きは整えられていない。
言い換えると、PHY(PHYsical)/MACを担うIEEE802.16系は、基地局と端末との間のDSx連動手続きに対してのみ規格化されている。ここで、DSA(Dynamic Service Addition)は、サービス生成を示し、DSD(Dynamic Service Deletion)は、サービス削除を示し、DSC(Dynamic Service Change)は、サービス変更を示す。
ユーザが体感するサービスの品質を高めるためには、アプリケーション階層の終端間のQoSが保障されなければならない。そのため、現在、MAC階層のQoSだけ定義されている広帯域無線接続システムの場合、端末−アクセスネットワーク−コアネットワークの間に、QoS設定のための連動手続きが定義されなければならない。
特に、現在の規格は、QCS、またはHHO、またはFBSSのような端末の再接続のとき、端末が管理しているサービスフロー〔SFID(service flow identifier:サービスフロー識別子)が割り当てられたフロー〕のフロー別のモード(per−flow mode)に対する運用方案が整えられていない。これにより、無線ネットワークが混雑している場合、CAC(Connection Admission Control)の結果によってコール(例えば、接続)が切れる現象が生じることもあり、非効率的な無線リソース管理によってリソースが無駄になる結果をもたらし得るという問題がある。
そこで、本発明は上記従来の無線通信システムにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、無線通信システムにおけるサービスフローのQoSを管理するための基地局の動作方法及びその装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、無線通信システムにおいて既に割り当てられたサービスフローに対してさらにコネクションを設定するときにQoSを管理するための基地局の動作方法及びその装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、無線通信システムにおいて端末のQoSポリシーによってQCS、ハンドオーバー、及び速い基地局の切換えを処理するための基地局の動作方法及びその装置を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による無線通信システムにおける基地局の動作方法は、PDF(policy decision function)を含むネットワーク構成要素(entity)又は隣接基地局から端末のQoSポリシー(quality of service policy)の情報を受信して保存するステップと、再接続を試みている端末を検知するステップと、前記再接続を試みている端末が検知された時点で、前記端末のQoSポリシーを判断するステップと、前記QoSポリシーに従って前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップとを有することを特徴とする。
前記PDFを含むネットワーク構成要素は、ポリシーサーバ(policy server)又はAAAサーバ(authentication authorization accounting server)であることが好ましい。
前記再接続を試みている端末は、ネットワーク再エントリーを行なう端末、ハードハンドオーバー(hard handover)を行なう端末、及びソフトハンドオーバー(soft handover)を行なう端末のうちの一つであることが好ましい。
前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップは、前記再接続を試みている端末がネットワーク再エントリーを行なう端末の場合、前記端末のサービスフローを以前の状態に戻すか否かを検証するステップと、サービスフローを以前の状態に戻さない場合、前記端末のすべてのサービスフローを準備状態に移行させるステップと、サービスフローを以前の状態に戻す場合、前記端末に対してCAC(connection admission control)を行ない、前記CACで許諾されたサービスフローを活性状態又は許諾状態に移行させるステップとを含むことが好ましい。
前記CACで許諾されなかったサービスフローを前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップをさらに含むことが好ましい。
前記CACで許諾されなかったサービスフローを前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップは、前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記CACで許諾されなかったサービスフローを準備状態に移行させるステップと、前記QCSポリシーが第2ポリシーの場合、前記QCSを失敗として処理するステップと、前記QCSポリシーが第3ポリシーの場合、すべてのサービスフローが以前の状態に戻るまでCACを行なうステップと、前記QCSポリシーが第4ポリシーの場合、ロードバランシング(load balancing)を行うステップとを含むことが好ましい。
前記CACで許諾されたサービスフローに割り当てられたTCID(transport connection identifier)を含むメッセージを前記端末に伝送するステップをさらに含むことが好ましい。
前記隣接基地局から受信される前記端末のQoSポリシーの情報は、CACの実行可否を示すパラメータ、及びCACで許諾されなかったサービスフローに対する処理方法を示すパラメータのうちの少なくとも一つを含むことが好ましい。
前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップは、前記再接続を試みている端末がハードハンドオーバーを行なう端末の場合、前記端末に対してCACを行うか否かを判断するステップと、前記CACを行なわない場合、前記端末の活性状態及び許諾状態のサービスフローにTCIDを割り当てるステップと、前記CACを行う場合、前記端末に対してCACを行なって、前記CACで許諾されたサービスフローにTCIDを割り当てるステップとを含むことが好ましい。
前記CACで許諾されなかったサービスフローを、前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップをさらに含むことが好ましい。
前記CACで許諾されなかったサービスフローを、前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップは、前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記CACで許諾されなかったサービスフローを準備状態に移行させるステップと、前記QoSポリシーが第2ポリシーの場合、前記CACで許諾されるまでネットワーク再エントリープロセスを行い続けるステップと、前記QoSポリシーが第3ポリシーの場合、前記CACで許諾されなかったサービスフローを削除するステップと、前記QoSポリシーが第4ポリシーの場合、ロードバランシングを行うステップとを含むことが好ましい。
前記CACで許諾されたサービスフローに割り当てられたTCIDを含むメッセージを前記端末に伝送するステップをさらに含むことが好ましい。
前記隣接基地局から前記ソフトハンドオーバーを行なう端末のQoSポリシーの情報が受信された場合、前記QoSポリシーに従って前記端末のサービスフローにTCIDを割り当てるステップと、前記割り当てられたTCIDを含むメッセージを前記隣接基地局に伝送するステップとをさらに有することが好ましい。
前記QoSポリシーに従って前記端末のサービスフローにTCIDを割り当てるステップは、前記端末に対してCACを行うか否かを検証するステップと、前記CACを行なわない場合、前記端末の活性状態及び許諾状態のサービスフローにTCIDを割り当てるステップと、前記CACを行う場合、前記端末に対してCACを行ない、前記CACで許諾されたサービスフローにTCIDを割り当てるステップとを含むことが好ましい。
前記隣接基地局から前記端末の基地局の切換えを知らせる確認メッセージを受信した時点で、前記端末にCQICH(channel quality information channel)リソースを割り当て、前記QCICH割り当てメッセージを送信(broadcast)するステップをさらに含むことが好ましい。
前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップは、前記再接続を試みている端末がソフトハンドオーバーを行なう端末の場合、TCIDが割り当てられていないサービスフローに対するQoSポリシーを判断するステップと、前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを準備状態に移行させるステップと、前記QoSポリシーが第2ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを削除するステップとを含むことが好ましい。
前記ソフトハンドオーバーを実施中の端末に対して新しいサービスフローを生成する場合、前記端末に割り当てられたSFID(service flow identifier)とTCIDを含むダイバーシティセットアップデート要請メッセージ(diversity set update request message)を前記端末に伝送するステップをさらに有することが好ましい。
前記ダイバーシティセットアップデート要請メッセージは、BSHO_REQ(base station handover request)メッセージ又はBSHO_RSP(base station handover response)メッセージであることが好ましい。
上記目的を達成するためになされた本発明による無線通信システムにおける基地局装置は、端末のQoSポリシーの情報を保存する保存部と、各々の端末に対して動作モード及びサービスフロー状態を管理する状態管理部と、端末の動作モードの移行及び前記サービスフローの状態の移行に要するタイマーを管理するタイマー管理部と、前記タイマーが満了した時、対応する端末の動作モード又はサービスフロー状態を移行させ、端末の再接続が検知された時点で、前記端末のQoSポリシーに従って前記端末に割り当てられたサービスフローの状態を制御する制御部とを有することを特徴とする。
前記端末のQoSポリシーの情報は、PDFを含むネットワーク構成要素又は隣接基地局から受信されることが好ましい。
前記PDFを含むネットワーク構成要素は、ポリシーサーバ又はAAAサーバであることが好ましい。
前記端末のQoSポリシーの情報は、ネットワーク再エントリーに対するQoSポリシーの情報、ハードハンドオーバーに対するQoSポリシーの情報、及びソフトハンドオーバーに対するQoSポリシーの情報のうちの少なくとも一つを含むことが好ましい。
前記制御部は、再接続を試みている端末がネットワーク再エントリーを行なう端末の場合、前記端末のサービスフローを以前の状態に戻すか否かを検証し、サービスフローを以前の状態に戻さない場合、前記端末のすべてのサービスフローを準備状態に移行させ、サービスフローを以前の状態に戻す場合、前記端末に対してCACを行なった後、該CACで許諾されたサービスフローを活性状態又は許諾状態に移行させることが好ましい。
前記制御部は、前記CACで許諾されなかったサービスフローを前記端末のQoSポリシーに従って処理することが好ましい。
前記制御部は、再接続を試みている端末がハードハンドオーバーを行なう端末の場合、前記端末に対してCACを行うか否かを判断し、前記CACを行なわない場合、前記端末の活性状態及び許諾状態のサービスフローにTCIDを割り当て、前記CACを行う場合、前記端末に対してCACを行なった後、前記CACで許諾されたサービスフローにTCIDを割り当てることが好ましい。
前記制御部は、隣接基地局からソフトハンドオーバーを行なう端末のQoSポリシーの情報が受信された場合、前記端末のQoSポリシーに従って前記端末のサービスフローにTCIDを割り当て、割り当てられたTCIDを含むメッセージを前記隣接基地局に伝送することが好ましい。
前記制御部は、再接続を試みている端末が前記ソフトハンドオーバーを行なう端末の場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローに対するQoSポリシーを判断し、前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを準備状態に移行させ、前記QoSポリシーが第2ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを削除することが好ましい。
本発明に係る無線通信システムにおける基地局の動作方法及びその装置によれば、現在の標準で規格化されていないQoSサービスフローに対するQCS、HHO、FBSSの処理方案を提案する。本発明は、QCS、HHO及びFBSSの実行時に、基地局におけるCACをQoSポリシーによって行うことにより、コール断絶及び無線リソースの浪費を防ぐことができるという効果があり、基地局と端末との間のフロー別の状態の不一致による誤動作を防ぐことができるという効果がある。
また、本発明は、既存のコール処理インターフェースをそのまま活用して、各インターフェースの情報伝達を最小化しているため、QoSの呼びかけ処理のための全伝送遅延を減らし、処理容量を増加させることができるという効果がある。
次に、本発明に係る無線通信システムにおける基地局の動作方法及びその装置を実施するための最良の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
また、本発明を説明するにおいて、関連した公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略すべきである。さらに、後述の用語は、本発明における機能を考えて定義された用語であり、これらは、ユーザ、運用者の意図または慣例などによって変わる。よって、その定義は、本明細書の全般にわたる内容に基づいて行われるべきである。
以下、本発明は、広帯域無線接続システムにおいてQCS(quick connection setup)(又はネットワーク再エントリー)、HHO(hard hand over)又はFBSS(fast base station switching)〔又は、ソフトハンドオーバー(soft handover)〕を行う際の、QoSオペレーティング方法について述べる。
以下の説明において、ネットワーク構成要素(NE:Network Entity、またはNetwork Element)の名称は、該当機能によって定義されたものであり、標準化グループあるいは運用者の意図によって変わり得る。例えば、基地局は、RAS(Radio Access Station)又はBS(Base Station)であってもよい。また、制御局は、ACR(Access Control Router)又はASN−GW(Access Service Network−Gateway:接続サービスネットワークゲートウェイ)であってもよい。ここで、ASN−GWは、制御局の機能だけでなく、ルーターの機能を行なってもよい。
説明に先立って、本発明による想定は、以下のとおりである。
先ず、フロー別のQoSプロファイル情報(またはQoSパラメータセット)は、端末がアウェイク(awake)モードでサービング基地局(serving BS)を変更するか、またはアンカー〔あるいはFA(foreign agent)(担当)〕の制御局(ASN_GW)を変更するとき、該当ネットワーク構成要素に伝達することとする。
また、ユーザ別のQoS情報は、アンカー制御局で引き続き管理され、QoSプロファイル情報は、該当端末がヌル(null)モードに移行する場合にすべて解除される。
すべての無線ネットワークは、限定された無線容量により“アウェイク”ユーザ数が制限され、スリープモードを支援する場合も、CID(Connection Identifier)リソース管理などの理由により“スリープ”ユーザ数も制限されることがある。同様に、アイドルモードもCS(ClasSification)規則及びQoSプロファイル情報管理などの理由により“アイドル”ユーザ数も制限されることがある。
通常、アイドルモードでQCSを通じてアウェイクモードに移行する場合、基地局がSFID vs TCID(Service Flow IDentifier vs Transport Connection IDentifier)をレンジング応答(RNG_RSP:Ranging response)メッセージを通じて端末に伝達し、端末は、既にSFID情報を有しているので、TCIDをSFIDにマッピングすることによりコネクションを設定することができる。
ハードハンドオーバー(HHO)の場合、端末は、ターゲット基地局にハンドオーバーした後、レンジング応答メッセージを通じてTCIDを更新する。ソフトハンドオーバー(FBSS)の場合、ダイバーシティセット(Diversity set)の候補ターゲット基地局(Candidate target BS)がTCIDを生成してサービング基地局に伝達し、サービング基地局は、候補ターゲット基地局のTCIDをハンドオーバー応答(HO_RSP)メッセージを通じて端末に伝達する。これにより、端末がハンドオーバーターゲット基地局を決めるとき、自動的にターゲット基地局のTCIDが割り当てられる。
MAC階層のネームタグ(name tag)であるSFIDは、制御局(ACR又はASN−GW)から独立的に割り当てられ、CIDは、基地局(BS)から独立的に割り当てられるとする。CIDは、基地局内でフロー別にユニークに割り当てられるが、SFIDは、端末内でフロー別にユニークであればよい。
また、各フローの状態は、準備(provisioned)状態、許諾(admitted)状態、活性(active)状態に分類されるとする。
ここで、準備状態は、SFIDだけを割り当てられた状態を示し、許諾状態と活性状態は、SFIDのみでなく、トラフィックCID(TCID)もすべて割り当てられた状態を示す。このとき、TCIDにトラフィックが流れると、活性状態と定義することができる。
また、以下の説明で接続許可制御(connection admission control:CAC)は、無線容量及びフロー別の帯域幅の要請に基づいた狭義のCACだけでなく、CPUロードによる過負荷制御、加入者数及びフロー数の制限によるCACも含む意味である。例えば、ハンドオーバー候補基地局の選択時、加入者制限及び過負荷制御を満足すれば候補基地局として選択される。
図1は、本発明の実施形態によるネットワーク構成を示す概略図である。
図1に示すように、ネットワークは、端末(MS:Mobile Station)110、基地局(BS:Base Station)120、制御局(ASN_GW:Access Service Network−Gateway)130、ポリシーサーバ(Policy Server)140、AAA(Authentication、Authorization、Accounting)サーバ150、及びシステム管理器(WSM:WiBro System Manager)160を含んで構成される。
ここで、基地局120と制御局130とで構成されるネットワークをASN(Access Service Network:アクセスサービスネットワーク)と定義することができる。
また、システム管理器160は、WSM又はEMS(Element Management System)と呼ばれることもある。ポリシーサーバ140は、図に示すように、別途のサーバで構成することができ、他の例として、特定のネットワーク構成要素(例えば、AAAサーバ)の内部機能として搭載されてもよい。
図1を参照すると、先ず、AAAサーバ150は、制御局130と連動して端末に対する認証及び課金などを行う。
本発明の実施形態において、AAAサーバ150は、端末に対する認証が成功する場合、端末に対する情報をポリシーサーバ140に提供する。他の実施形態として、ユーザ情報を管理するSPR(Subscription Profile Repository)サーバがAAAサーバ150によってトリガーされてポリシーサーバ140に端末に対する情報を伝達したり、逆に、ポリシーサーバ140がSPRサーバに要請して端末に対する情報を取得することができる。
ここで、端末に対する情報は、PDF(policy decision function)の入力パラメータとして、5タプル(5−tuple)(source & destinationのIPアドレス、source & destinationのポート番号、プロトコルID)、または6タプル(6−tuple)(5タプル+ToS(Type of service)、ユーザクラス(例えば、プレミアム、ゴールド、シルバー、ブロンズなど)、QoS設定タイプなどを含んでもよい。
また、AAAサーバ150は、端末に対する課金を行なう。ここで、課金統計区間は、実際のサービスフローが活性化されている区間で決まる。端末が移動する場合、トラフィックの流れの開始時点、中間時点及び終了時点を担う制御局が異なることがあるが、それぞれの制御局は、実際のサービング時間をAAAサーバ150に報告する。
他の例として、コール処理担当制御局が変更される度に、今まで蓄積された課金統計情報をターゲット制御局に渡し、サービス終了時点の制御局が、収集された課金統計情報をAAAサーバ150に報告してもよい。
もし、端末にシムカード(SIMカード)が装着されている場合、AAAサーバ150は、制御局130から収集された課金統計情報をアプリケーション階層を介して端末に伝送することができる。このような場合、端末のシムカードで課金が行なわれる。他の例として、シムカードが自身で課金を行うことができる。この場合、課金統計情報は、端末自ら収集するか、または制御局から提供されてもよい。AAAサーバ150とASNとの間は、COPS(Common Open Policy service)インターフェース、ラジウス(remote authentication dial in user service:Radius)インターフェース、又はダイアメータ(Diameter)インターフェースを用いてもよい。
上述のように、ユーザ情報は、SPRサーバ(図示せず)で管理されてもよい。すなわち、SPRサーバでユーザクラス、QoSセットアップタイプ(例えば、固定タイプ、ダイナミックタイプ、セミダイナミックタイプなど)、ユーザ位置などを管理することができる。この場合、ユーザクラスID及びQoS設定タイプなどは、SPRサーバからポリシーサーバ140に提供される。SPRサーバの機能は、AAAサーバあるいは他のサーバに含まれるか、または別途のサーバとして存在してもよい。
ポリシーサーバ140は、AAAサーバ150又はSPRサーバからのPDFの入力パラメータを利用してPDFの出力パラメータを生成し、生成されたPDFの出力パラメータを対応するネットワーク構成要素に提供する。本発明によるPDFの出力パラメータは、QCS、HHO、又はFBSSの実行時に適用されるQoSポリシーに関するパラメータであって、以後に示す表1を参照して詳しく述べる。ポリシーサーバ140は、認証に成功した端末に対するQoSポリシー情報を、端末が接続されたASNに伝達する。
ここで、ポリシーサーバ140とASNとの間は、COPSインターフェース、ラジウスインターフェース、又はダイアメータインターフェースを用いてもよい。
ここで、ポリシーサーバ140のPDF(Policy Decision Function)と課金とを一つの機能で具現することができるが、このような機能をPCRF(Policy Charging Rule Function)と定義することができる。PDFは、IMS(Internet Multimedia Subsystem)サーバ内に具現されてもよく、図1とともに別途のサーバとして存在してもよい。
例えば、PDFとP−CSCF(Proxy−Call Session Control Function)が一つのサーバに搭載され、I−CSCF(Interrogating−CSCF)とS−CSCF(Serving−CSCF)が別のサーバに搭載されてもよい。また、PDF機能は、いくつかのサブ機能に分割されて異なるネットワーク構成要素に存在してもよい。すなわち、ポリシーサーバ140のPDFとSPRは、AAAサーバ150に存在してもよく、それぞれ別途のサーバとして存在してもよく、SPRとPDFが一つのサーバで具現されてもよい。以下の説明では、AAAサーバ150にPDFとSPRが両方存在するものとして述べる。
システム管理器160は、ネットワーク構成に係わる情報をASNに伝達して、ASNを構成する制御局130と基地局120を管理する役割を果す。ここで、システム管理器160とASNとの間は、COPSインターフェース、ラジウスインターフェース、又はダイアメータインターフェースを用いてもよい。
制御局130は、コアネットワーク(CSN:Core Service Network)からのトラフィックを基地局120に伝送し、基地局120からのトラフィックをコアネットワークに伝送する。
ここで、制御局130は、各端末に対しサービスフロー(SF:Service Flow)、接続及び移動性を管理する。ここで、アップリンク及びダウンリンクの接続別に固有のサービスフローを生成する。例えば、固定QoS(static QoS)の場合、AAAサーバ150から特定の端末に対するDSAトリガーが要請されると、制御局130は、端末に対し固定サービスフローを生成し、SFID(サービスフロー識別子)を基地局120に伝達してDSAトリガーを要請する。
基地局120は、制御局130からのトラフィックを端末110に伝送し、端末110からのトラフィックを制御局130に伝送する。ここで、基地局120は、制御局130とは有線で接続され、端末110とは無線で接続される。
基地局120は、MAC(Media Access Control)階層のQoSに基づいてスケジューリングを行なって端末110にリソースを割り当てる。例えば、固定QoSの場合、制御局130からDSAトリガーが要請されると、基地局120は、制御局130からのサービスプロファイル識別子を利用してQoSマッピングテーブルからQoSパラメータを取得し、QoSパラメータをもって端末とDSAプロセスを行う。
ここで、QoSマッピングテーブルは、ASN内の特定のネットワーク構成要素に備えられてもよい。また、このように、基地局120内に備えられてもよく、他の例として、制御局130内に備えられてもよく、基地局120と制御局130の両方に備えられてもよい。このように、DSAプロセスを通じてサービスフローを生成し、実際のサービスフローの活性化は、DSAプロセス、またはDSCプロセスを通じて行なわれる。サービスフローが許諾状態または活性状態に活性化される場合、基地局は、CACを行なってTCID(Traffic Connection IDentifier)を割り当て、TCIDを利用してトラフィックを通信する。
また、本発明に従って、基地局120は、AAAサーバ150から認証に成功した端末に対するQoSポリシーの情報(per−flow QoSパラメータ、CS規則、ドメイン、またはMVNO(Mobile Virtual Network Operator)識別子、及びユーザ別のアイドルタイマーなどを含むper−user QoSパラメータなど)を受信して保存し、保存されたQoSポリシーの情報によって端末のQCSまたはHHOまたはFBSSを制御する。
例えば、端末がQCSを行うとき、QoSポリシーによってCACを行うか否かを決定する。CACを行う場合、基地局は、CACを通じてサービスフローを以前の状態に戻す。また、基地局は、以前の状態に戻らないフローをQoSポリシーによって処理することができる。QCS、HHO、又はFBSSの実行時のQoSオペレーティング方法は、以後、図面を参照して詳しく説明する。
一方、ASNは、ユーザ別のモードとサービスフロー別の状態をともに管理する。ここで、ユーザ別のモードは、例えばアウェイク(awake)モード、スリープ(sleep)モード、アイドル(idle)モードを示し、サービスフロー別の状態は、活性状態、許諾状態、準備状態を示す。例えば、固定的にサービスフローを割り当てられる端末がアイドルモードに移行する場合、端末に対するSFID(Service Flow ID)及びQoSプロファイル情報のみを維持することができる。
端末がアイドルモードからQCSを通じてアウェイクモードに移行する場合、基地局は、QoSポリシー(すなわち、per−user QoS情報)に従ってCACを行ない、CACで許諾された場合、「SFID vs TCID」を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを端末に伝達する。このとき、端末は、既にSFIDとQoS情報を有しているため、それぞれのSFIDに対応するTCIDをマッピングして管理する。また、制御局130と基地局120との間のネットワークは、図に示すように、L2〔layer2:Ethernet(登録商標)〕ネットワークあるいはL3(layer3:IP)ネットワークで構成されてもよい。
端末110は、基地局120とDSAプロセスを行なってQoSサービスフローを生成する。固定QoSの場合、端末110は、初期接続時にDSAプロセスを実行して固定的なサービスフローを準備状態で生成し、以後、DSCプロセスを実行してTCIDを割り当てられてトラフィックを通信することができる。また、セミダイナミックQoS又はダイナミックQoSタイプのサービスフローのQoSの変更が必要な場合、端末110は、基地局120とDSCプロセスを行なってQoSパラメータを変更してもよい。
アウェイクモード又はスリープモードにある端末が同一のASN内の別のサブネットに移動しても、アンカー制御局(またはFA担当制御局)は、変更されない。この場合、端末に対するサービス別のQoSプロファイル情報(per−flow QoS profile information)は、トンネリング又はL2拡張を通じて新しいサービング基地局に伝達される。さらに、端末のユーザ別のQoS情報は、アンカー制御局において引き続き管理するものと想定する。もちろん、ヌルモードへの移行がなされると、ASNは、該当端末のQoSポリシー情報をすべて解除する。端末がASN間を移動する場合、(つまり、inter−ASN ハンドオーバーの場合)アンカー制御局を移転するものと想定する。
図1に示されてはいないが、端末にIPアドレスを割り当てるためのネットワーク構成要素〔例えば、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)、HA(Home Agent)、FA(Foreign Agent)〕、及びネットワークアクセス識別子(NAI:Network Access Identifier)とIPアドレスとの間の関係マッピングを管理するDNS(Domain Name System)サーバなどが提供されることは自明である。
PDFの入力パラメータと出力パラメータを定義した後、詳細な動作の説明を行う。
先ず、PDFの入力パラメータは、5−タプル(すなわち、source & destinationのIPアドレス、source & destinationのポート番号、プロトコルID)、又は6−タプル(すなわち、5−タプル+ToS、ユーザクラス(例えば、プレミアム、ゴールド、シルバー、ブロンズなど)、QoS設定タイプ(例えば、固定、ダイナミック、セミダイナミックタイプなど)などを含む。ここで、5−タプル及び6−タプルは、フローを区別するために用いられるので、CS(ClasSification)の規則を担当するネットワーク構成要素(例えば、ASN_GW)に伝達しなければならない。
次に、PDFの出力パラメータは、IP QoS〔例えば、DSCP(Diff Serv Code Point)〕及びMAC QoS(例えば、IEEE 802.16 QoSパラメータ)のためのQoSパラメータセット(又はグループ)と定義され得る。ここで、IEEE 802.16 QoSパラメータの例として、トラフィック優先順位(traffic priority)、最大持続伝送率(Maximum Sustained Rate)、最小予約伝送率(minimum reserved rate)、最大遅延(maximum latency)、許可間隔(grant interval)などがある。
加えて、本発明は、上述のPDFの出力パラメータの他に、以下の表1に定義されるようなユーザ別のQoSパラメータ情報が提供される。
Figure 2009044737
表1は、本発明によるユーザ別のQoSパラメータ情報を示したものであって、その他にPDFの出力パラメータとして、IPヘッダの圧縮、非圧縮及び圧縮方式を示すパラメータ、TEK(Traffic Encryption Key)使用、不使用を示すパラメータ、現状態がプレプロビジョンド(Pre−Provisioned)状態かどうかを示すパラメータ、現状態がプレプロビジョンド状態でない時、準備状態/許諾状態/活性状態の内から1つ選択するためのパラメータ、DSCを利用したQoS変更の許可、不許可を示すパラメータ、活性状態におけるQoS変更回数を指定するパラメータ、DS
Cを利用した交換されないQoSパラメータに対する処理方式を指定するパラメータ、求される信頼性を指定するパラメータ、コール強制解除条件を指定するパラメータ、再伝送方法を指定するパラメータ、サービング基地局の活性モードのユーザ数が臨界値を超過する場合、処理方式を指定するパラメータ、対称的なQoSフローの提供が行われたかどうかを示すパラメータ、最大許容可能DSC使用回数を指定するパラメータ、フロータイマーの許可、不許可及びタイマー値を指定するパラメータ、水平ハンドオーバーの可否を示すパラメータ、垂直ハンドオーバーの可否を示すパラメータ、DSD(Dynamic Service Delete)に対する許可、不許可を示すパラメータなどが含まれてもよい。
DSCが実行されたとき、コアネットワークに問い合わせずに制御局のA−PCEF(Policy and Charging Enforcement Function)が独自に許可、不許可を決定するようにするために、PDF(例えば、AAA、PCRF、又はUSI(Universal Service Interface)サーバあるいはEMS)がローカルポリシーをASNに与えることもできる。
例えば、IEEE 802.16に定義されたように、準備状態、許諾状態、活性状態のそれぞれについてパラメータセットをASNに知らせ、活性状態パラメータセットの特定のQoSパラメータ変更は、許諾状態又は準備状態パラメータセットの対応するQoSパラメータ値の範囲内で可能とする。同様に、許諾状態パラメータセットの特定のQoSパラメータ変更は、準備状態パラメータセットの対応するQoSパラメータ値の範囲内で可能とする。
セミダイナミックQoSの場合、上記のようにASNのA−PCEFが独自にQoS変更の可否を決定してもよく、コアネットワーク(例えば、AAA、PCRF、又はUSIサーバ)と連動してコアネットワークのPDFポリシーに従ってQoSの変更の可否を決定してもよい。
初期接続が実行されている時、事業者の予め設定されたポリシーに従ってQoSプロファイルが設定されるが、再接続が実行されている時、コアネットワーク(例えば、AAA、PCRF、又はUSIサーバ)が関与して事業者のポリシーに従って初期接続時のQoSポリシー状態に復帰させたり、事業者の変更されたQoSポリシーに従ってQoSプロファイルがをアップデートすることもできる。
上述したように、QoS設定タイプは、例えば、固定、セミダイナミック、ダイナミックなどのタイプがある。
以下では、説明の便宜のために、端末のQoS設定タイプが固定タイプであると想定して説明する。
図2は、本発明の実施形態による無線ネットワークにおけるQoSポリシーに基づいてQCSの実行動作を説明するためのフローチャートである。
図2を参照すると、先ず、初期接続を試みる端末は、基地局から受信されるプリアンブル信号を利用して同期を得、同期が得られると、MAPメッセージ、DCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージ、及びUCD(Uplink Channel Descriptor)メッセージを受信して、通信に必要なシステムパラメータを取得する。
以後、端末は、基地局と初期ネットワークエントリー(initial network entry)プロセスを行う。初期ネットワークエントリープロセスは、レンジングプロセス(すなわち、RNG−REQ/RNG−RSP)、基本能力交渉プロセス(すなわち、SBC−REQ/SBC−RSP)、認証プロセス(すなわち、private key management:PKM)、登録プロセス(すなわち、REG−REQ/REG−RSP)などを含み得る。つまり、初期ネットワークエントリーに当たり、端末は、ステップS201において、基地局と認証プロセスを行う。このとき、基地局は、AAAサーバと連動して端末に対する認証を行う。
AAAサーバは、認証に成功した端末の情報を利用してPDFの出力パラメータ(例えば、QoSポリシー情報)を生成する。QoSポリシー情報は、フロー別のQoSプロファイル情報だけでなく、表1に示したように、ユーザ別のQoS情報を含んでもよい。AAAサーバは、ステップS203において、端末に対するQoSポリシー情報をASNに伝達する。すると、基地局は、ステップS205において、AAAサーバからのQoSポリシー情報を保存する。
一方、ステップS207において、端末はASN及びCSN(Core Service Network)と連動してQoSサービスフローを生成し、QoSサービスフローを通じてトラフィック通信を行う。例えば、QoS設定タイプが固定タイプの場合、端末は、初期ネットワークエントリープロセス(初期接続)時に、基地局とDSAプロセスを行なって固定QoSサービスフローを準備状態で生成し、以後、DSCプロセスを通じてTCIDを割り当てられてトラフィック通信を行う。ISF(Initial Service Flow)のダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)に対するベストエフォート(best effort)は、IP割り当て連動プロセスに用いられるため、初期接続時から活性状態で生成することは言うまでもない。
このように、トラフィック通信中に、端末は、ステップS209において、アイドルタイマーが満了したか否かを判断する。アイドルタイマーは、予め設定された時間内にトラフィックの流れがない場合に満了するタイマーであり、アイドルタイマーは、端末だけでなく基地局においても運用される。端末と基地局のいずれか一方でアイドルタイマーが満了した場合、端末は、ステップS211において、基地局とメッセージを交換した後、アイドルモードに移行する。
アイドルモードの実行中にトラフィックが発生した場合、端末は、速い接続設定(以下、QCS)プロセスの実行によりアウェイクモードに移行することができる。すなわち、端末は、ステップS213において、QCSが要求されたか否かを判断する。QCSが要求される場合、端末は、ステップS215において、基地局とQCSプロセスを行う。このとき、端末は、基地局にレンジングコード(ranging code)を伝送し、基地局は、それに応答してレンジング応答(RNG−RSP)メッセージとリソース割り当てメッセージ(すなわち、CDMA_alloc_IE)とを端末に伝送する。すると、端末は、割り当てられたリソースを通じてレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを伝送する。この時点で基地局は、端末を識別することができる。
QCSを行う端末が識別されると、基地局は、ステップS217において、端末のQoSポリシー情報を確認する。つまり、QCSプロセスを行うときに適用すべきQoSポリシーを確認(判断)する。以後、基地局は、ステップS219において、QoSポリシーに従って端末のサービスフローを以前の状態に戻すか否かを決定する。ここで、以前の状態に戻さない場合、基地局は、端末のサービスフローを準備状態に移行させる(1.)。もし、以前の状態に戻る場合、基地局は、CACを実行してサービスフローを以前の状態に戻す(2.)。
ここで、サービスフローの以前の状態が準備状態である場合、サービスフローは準備状態を継続しうる。
このとき、以前の状態に戻っていないサービスフローが存在する場合、基地局は、ステップS221において、以前の状態に戻っていないサービスフローをQoSポリシーに従って処理する。
QoSポリシーに従って戻っていないサービスフローを準備状態にしてQCSを完了、または削除したり、QCS自体を失敗処理したり、すべてのサービスフローが戻るまでQCSを行ない続けたり、ロードバランシング(load balancing)を行なったりしてもよい。
QCSを完了する場合、基地局は、「SFID vs TCID」を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを端末に伝送する。
準備状態のサービスフローに対しては、レンジング応答メッセージを用いたCIDのアップデートは実行されず、SFIDに対応するCIDが“ヌル(null)”に設定されたレンジング応答メッセージを伝送するか、SFIDのみを含むレンジング応答メッセージを伝送する。
もし、QCSを失敗処理する場合、基地局は、レンジング状態が“中止”(abort)と設定されたレンジング応答メッセージを端末に伝送する。
もし、すべてのサービスフローが以前の状態に戻るまでQCSを実行する場合、基地局は、レンジング状態が“継続(continue)”と設定されたレンジング応答メッセージを端末に伝送する。
また、準備状態で管理するサービスフローに対して、基地局と端末とは、別途のプロセスを実行することなく該当サービスフローを準備状態で管理したり、DSCプロセスの実行によって準備状態への移行を互いに交渉する。
また、CAC結果は、レンジング応答メッセージのSLP(Service Level Prediction)フィールドに設定されてもよい。すなわち、すべてのサービスフローの復帰が可能であるか、一部のサービスフローのみ可能であるか、又はリソースが不十分なためにすべてのサービスフローの復帰が不可能であるかを、レンジング応答メッセージに設定して端末に知らせることができる。また、CACで許諾されたサービスフローは、QoSポリシーに従って活性状態又は許諾状態で管理される。
図3は、本発明の実施形態による無線ネットワークにおけるQoSポリシーに基づいてHHOの実行動作を説明するためのフローチャートである。
図3を参照すると、先ず、初期接続を試みる端末は、基地局から受信されるプリアンブル信号を利用して同期を得、同期が得られると、MAPメッセージ、DCDメッセージ、及びUCDメッセージを受信して、通信に必要なシステムパラメータを取得する。以後、端末は、基地局と初期ネットワークエントリープロセスを行う。
つまり、初期ネットワークエントリーに当たり、端末は、ステップS301において、基地局と認証プロセスを行う。このとき、基地局は、AAAサーバと連動して端末に対する認証を行う。
AAAサーバは、認証に成功した端末の情報を利用してPDFの出力パラメータ(例えば、QoSポリシー情報)を生成する。QoSポリシー情報は、フロー別のQoSプロファイル情報だけでなく、表1に示したように、ユーザ別のQoS情報を含んでもよい。AAAサーバは、ステップS303において、端末に対するQoSポリシー情報をASNに伝達する。すると、サービング基地局は、ステップS305において、AAAサーバからのQoSポリシー情報を保存する。
一方、端末は、ステップS307において、サービングASN(サービング基地局)及びコアネットワークと連動してQoSサービスフローを生成し、QoSサービスフローを通じてサービング基地局とトラフィック通信を行う。例えば、QoS設定タイプが固定タイプの場合、端末は、初期接続時に基地局とDSAプロセスを行なって、固定サービスフローを準備状態で生成し、以後、DSCプロセスを通じてTCIDが割り当てられてトラフィック通信を行う。
トラフィック通信中に、端末は、ステップS309において、周辺の基地局をスキャンし、サービング基地局の信号の強さと周辺の基地局の信号の強さとを比べてハンドオーバーが必要か否かを判断する。
ハンドオーバーが必要と判断された場合、端末は、ステップS311において、サービング基地局とハンドオーバープロセスを行う。例えば、端末は、候補基地局の受信の強さを含むハンドオーバー要請メッセージを基地局に伝送し、基地局は、候補基地局のサービス能力情報(例えば、帯域幅及びサービスレベルなど)を受信した後、ハンドオーバーのターゲットとなる基地局(ターゲット基地局)を決定する。このとき、サービス能力情報は、帯域幅及びサービスレベルだけでなく、該当端末に対するCAC結果を含んでもよい。
よって、サービス能力情報を含む通知メッセージは、すべてのサービスフローがCACで許諾されたか、一部のサービスフローのみが許諾されたか、すべてのサービスフローが拒絶されたかを示すパラメータ、各サービスフローに対してCACで許諾されたか否かのを示すパラメータ、CACで許諾されたサービスフローの数を示すパラメータなどを含んでもよい。以後、基地局は、ターゲット基地局についての情報を含むハンドオーバー応答メッセージを端末に伝送し、ターゲット基地局へのハンドオーバーが最終決定された場合、端末は、サービング基地局にハンドオーバー指示メッセージを伝送した後、ターゲット基地局への接続を試みる。
ハンドオーバー指示メッセージが受信された時点で、サービング基地局は、ステップS313において、ターゲット基地局に端末に対するQoSポリシー情報を伝送する。このとき、各サービスフローに対するQoSプロファイル識別子(あるいはQoSプロファイル情報)だけでなく、ユーザ別のQoS情報をターゲット基地局に伝送する。そして、ターゲット基地局は、ステップS315において、QoSポリシー情報を保存する。
以後、ターゲット基地局は、ステップS317において、端末とネットワーク再エントリープロセスを行う。このとき、端末は、ターゲット基地局にレンジングコードを伝送し、ターゲット基地局は、その応答としてレンジング応答メッセージとリソース割り当てメッセージ(すなわち、CDMA_alloc_IE)を端末に伝送する。すると、端末は、割り当てられたリソースを通じてレンジング要請メッセージを伝送する。この時点において、ターゲット基地局は、端末を識別することができる。
このようにハンドオーバーを行なう端末が識別されると、ターゲット基地局は、ステップS319において、端末のQoSポリシー情報を確認する。すなわち、ハンドオーバーするときに端末に適用すべきQoSポリシーを確認(判断)する。以後、ターゲット基地局は、ステップS321において、QoSポリシーに従って端末に対しCACを行うか否かを決める。ここで、CACを行なわない場合、ターゲット基地局は、端末のすべての活性状態及び許諾状態のサービスフローに対してTCIDを割り当てる(1.)。もし、CACを行う場合、基地局はCACを行ない(2.)、CACの結果に従ってTCIDを割り当てる。
このとき、CACで許諾されないサービスフローが存在する場合、ターゲット基地局は、ステップS323において、CACで許諾されないサービスフローをQoSポリシーに従って処理する。QoSポリシーに従ってCACで許諾されないサービスフローを準備状態で管理するか、またはCACで許諾されるまでネットワーク再エントリープロセス(例えば、レンジングプロセス)を行ない続けるか、またはCACで許諾されないサービスフローに対してCIDアップデートを行なわないことにより削除するか、またはロードバランシングを行う。
また、端末のQoSタイプがダイナミックタイプの場合、TCIDが割り当てられていないサービスフローに対して準備状態に移行させる手続きを行なうか、または自動的に削除するか、またはDSDプロセスを実行して該当サービスフローを削除することもできる。一方、サービスフローにTCIDが割り当てられた場合、ターゲット基地局は、「SFID vs TCID」を含むレンジング応答メッセージを端末に伝送する。
準備状態のサービスフローに対しては、レンジング応答メッセージを用いたCIDのアップデートは実行されず、SFIDに対応するCIDが“ヌル(null)”に設定されたレンジング応答メッセージを伝送するか、SFIDのみを含むレンジング応答メッセージを伝送する。
もし、該当サービスフローのすべてがCACで許諾されるまでレンジングプロセスを行ない続ける場合、ターゲット基地局は、レンジング状態が“継続”であると設定されたレンジング応答メッセージを端末に伝送する。
もし、サービスフローを準備状態で管理する場合、ターゲット基地局と端末とは、別途のプロセスなしに該当サービスフローを準備状態で管理するか、またはDSCプロセスの実行によって準備状態への移行を互いに交渉する。準備状態に移行されるサービスフローに対しては、以前のサービング基地局、ターゲット基地局、及びアンカー制御局でそれ以上ベアラートラフィック(bearer traffic)をバッファする必要がない。
また、CAC結果は、レンジング応答メッセージのSLP(Service Level Prediction)フィールドに設定されてもよい。すなわち、すべてのサービスフローが復帰可能であるか、一部のサービスフローのみ可能であるか、又はリソースが不十分なためにすべてのサービスフローの復帰が不可能であるかをレンジング応答メッセージに設定して端末に通知することができる。
図4は、本発明の実施形態による無線ネットワークにおけるQoSポリシーに基づいてFBSSの実行動作を説明するためのフローチャートである。
図4を参照すると、先ず、初期接続を試みる端末は、基地局から受信されるプリアンブル信号を利用して同期をを得、同期が得られると、MAPメッセージ、DCDメッセージ及びUCDメッセージを受信して、通信に必要なシステムパラメータを取得する。以後、端末は、基地局と初期ネットワークエントリープロセスを行う。
つまり、初期ネットワークエントリーに当たり、端末は、ステップS401において、基地局と認証プロセスを行う。このとき、基地局は、AAAサーバと連動して端末に対する認証を行う。
AAAサーバは、認証に成功した端末の情報を利用してPDFの出力パラメータ(例えば、QoSポリシー情報)を生成する。QoSポリシー情報は、フロー別のQoSプロファイル情報だけでなく、表1に示したように、ユーザ別のQoS情報を含んでもよい。AAAサーバは、ステップS403において、端末に対するQoSポリシー情報をASNに伝達する。すると、サービング基地局は、ステップS405において、AAAサーバからのQoSポリシー情報を保存する。
一方、端末は、ステップS407において、サービングASN(サービング基地局)及びコアネットワークと連動してQoSサービスフローを生成し、ステップS409において、QoSサービスフローを通じてサービング基地局とトラフィック通信を行う。
端末とサービング基地局は、トラフィック通信中に、FBSSのためにダイバーシティセット(diversity set)を、イベント−トリガーにより、あるいは周期的に更新(アップデート)する。ここで、ダイバーシティセットは、端末が移動することができる候補基地局のグループを示す。具体的には、サービング基地局は、ステップS411において、サービス能力を問い合わせる要請メッセージをバックボーンネットワークを通じて候補基地局に伝送する。このとき、要請メッセージは、端末のQoSポリシーを示すパラメータを含むことができる。
すると、候補基地局は、ステップS413において、要請メッセージを解析して端末のQoSポリシーを確認(判断)する。次に、候補基地局は、ステップS415において、QoSポリシーに従って端末に対してCACを行うか否かを決める。ここで、CACを行なわない場合、候補基地局は、端末のすべての活性及び許諾状態のサービスフローにTCIDを割り当てる(1.)。もし、CACを行う場合、候補基地局はCACを行ない(2.)、CAC結果に従ってサービスフローにTCIDを割り当てる。
以下の説明では、候補基地局がCACを実行するものと想定して説明する。
以後、候補基地局は、ステップS417において、CAC結果を含む応答メッセージを構成してサービング基地局に伝送する。このとき、応答メッセージは、すべてのサービスフローが許諾されたか、一部のサービスフローのみ許諾されたか、すべて拒絶されたかを示すパラメータ、許諾されたサービスフローに割り当てられたTCID情報などを含むことができる。
一方、少なくとも一つの候補基地局からCAC結果を受信した後、サービング基地局は、ステップS419において、受信した情報に基づいてダイバーシティセットの更新要請(BSHO_REQ)メッセージを構成し、ダイバーシティセットの更新要請メッセージを端末に伝送する。
すると、端末は、ステップS421において、ダイバーシティセットの更新要請メッセージに基づいて自ら管理するダイバーシティセットを更新する。ここで、ダイバーシティセットは、各候補基地局で端末のために割り当てた各サービスフローのTCID情報などを含む。さらに、端末は、ステップS422において、その応答としてダイバーシティセットの更新応答メッセージをサービング基地局に伝送する。ダイバーシティセットの更新は、基地局又は端末の要請によって行なわれか、さらに、特定のイベント−トリガーにて、又は周期的に行なわれ得る。
次に、トラフィック通信中に、端末は、ステップS423において、FBSSが必要であるか否かを判断する。すなわち、ダイバーシティセット内のどの候補基地局への切換えが必要であるか否かを判断する。
FBSSが必要であると判断される場合、端末は、ステップS425において、サービング基地局とFBSSプロセスを行う。このとき、端末は、候補基地局中からターゲット基地局を最終決定し、ターゲット基地局に関する情報を含む指示メッセージをサービング基地局に伝送した後、ターゲット基地局への切り換えを実行する。一方、指示メッセージを受信した時点で、サービング基地局は、ステップS427において、端末の基地局の切換えを知らせる確認メッセージをターゲット基地局に伝送する。
指示メッセージを伝送した後、端末は、ステップS429において、ターゲット基地局からのプリアンブル信号を受信して同期を得、同期が得られると、ステップS431において、MAPメッセージを受信して分析する。このとき、端末は、自身に割り当てられたCQICH(Channel Quality Indicator CHannel)リソースの情報を含む割り当てメッセージ(すなわち、CQICH_alloc_IE)を確認(判断)することができる。すなわち、確認メッセージが受信された場合、ターゲット基地局は、端末にCQICHリソースを割り当て、割り当てられたリソース情報を含む割り当てメッセージ(すなわち、CQICH_alloc_IE)を送信(broadcast)する。
また、ターゲット基地局は、ステップS433において、TCIDが割り当てられていないサービスフローを端末のQoSポリシーに従って処理する。QoSポリシーに従ってTCIDが割り当てられていないサービスフローを準備状態で管理するか、またはタイマーを設定して予め設定された時間の間CACを行ない続けることもできる。
また、端末のQoSタイプがダイナミックタイプの場合、TCIDが割り当てられていないサービスフローに対して準備状態で管理するか、または自動的に削除をするか、またはDSDプロセスを実行して該当サービスフローを削除することもできる。
上記のような動作を通じてサービスフローにTCIDが割り当てられた場合、基地局は、「SFID vs TCID」を含むレンジング応答メッセージを端末に伝送することができる。
準備状態のサービスフローに対しては、レンジング応答メッセージを用いたCIDのアップデートは実行されず、SFIDに対応するCIDが“ヌル(null)”に設定されたレンジング応答メッセージを伝送するか、SFIDのみを含むレンジング応答メッセージを伝送する。
一方、ターゲット基地局に切り換えられた端末は、ステップS435において、ターゲット基地局によって割り当てられたTCIDを利用してトラフィック通信を行う。
もし、サービスフローを準備状態で管理する場合、基地局と端末は、別途のプロセスなしに該当サービスフローを準備状態で管理するか、またはDSCプロセスの実行によって準備状態への移行を互いに交渉する。準備状態に移行されるサービスフローに対しては、以前のサービング基地局、ターゲット基地局、及びアンカー制御局でそれ以上ベアラートラフィックをバッファする必要がない。
一方、サービング基地局に接続していながらFBSSを進行中の端末が新しいサービスフローを生成するか、あるいは既存のサービスフローを削除又は変更する場合、端末とサービング基地局は、BSHO_REQ/MSHO_REQメッセージを通じてダイバーシティセットの更新プロセスを行うことができる。
新しいサービスフローを生成する場合、ASNでSFIDとTCIDを割り当てるようになり、現在の規格に従って、BSHO_REQ/BSHO_RSPメッセージにはTCIDを知らせるフィールドはあるものの、SFIDを知らせるフィールドはないため、フィールドの追加が要求される。このとき、要請メッセージは、候補基地局が変更されたサービスフローに対してのみCACを実行するか、またはすべてのサービスフローに対してCACを再実行するかを示すQoSパラメータを含むことができる。
図5は、本発明の実施形態による基地局におけるQCSの実行動作を説明するためのフローチャートである。
図5を参照すると、基地局は、ステップS501において、初期接続を試みている端末のQoSポリシー情報をAAAサーバから受信し、ステップS503において、端末のQoSポリシー情報を保存する。QoSポリシー情報は、サービスフロー別のQoSプロファイル情報だけでなく、表1に示したように、ユーザ別のQoS情報を含むことができる。
次に、基地局は、ステップS505において、端末及びコアネットワークと連動してQoSサービスフローを生成し、生成されたサービスフローを通じてトラフィック通信を行う。例えば、端末のQoS設定タイプが固定タイプ、あるいはセミダイナミックタイプの場合、基地局は、初期接続時に端末とDSAプロセスを行なって固定サービスフローを準備状態で生成し、以後、DSCプロセスを通じてTCIDを割り当ててトラフィック通信を行うことができる。
次に、トラフィック通信中に、基地局は、ステップS507において、アイドルタイマーが満了したか否かを判断する。アイドルタイマーは、予め設定された時間の間にトラフィックの流れがない場合に満了するタイマーであり、基地局だけでなく端末においても運用される。アイドルタイマーが満了する場合、基地局は、ステップS509に進んで端末とメッセージを交換した後、端末のモードをアイドルモードに移行させる。
アイドルモードの間、基地局は、ステップS511において、端末とQCSプロセスが行なわれるか否かを判断する。QCSプロセスの実行時、端末は、基地局にレンジングコードを伝送し、基地局は、その応答としてレンジング応答メッセージとリソース割り当てメッセージ(すなわち、CDMA_alloc_IE)を端末に伝送する。すると、端末は、割り当てられたリソースを通じてレンジング要請メッセージを伝送する。この時点で基地局はQCSを行う端末を識別することができる。
QCSを行う端末が識別されると、基地局は、ステップS513において、既に保存された端末のQoSポリシー情報を確認する。つまり、QCSを行うときに端末に適用すべきQoSポリシーを確認(判断)する。さらに、基地局は、ステップS515において、QoSポリシーに従って端末のサービスフローを以前の状態に戻すか否かを決定する。
もし、以前の状態に戻さない場合、基地局は、ステップS519に進んで、すべてのサービスフローを準備状態で管理する。もし、以前の状態に戻す場合、基地局は、ステップS517に進んでCACを行なってサービスフローを以前の状態で戻す。このとき、CACで許諾されたサービスフローのみが以前の状態に戻される。
よって、基地局は、ステップS521において以前の状態に戻されていないサービスフローを端末のQoSポリシーに従って処理する。すなわち、QoSポリシーに従って、戻されていないサービスフローを準備状態にしてQCSを完了するか、またはQCS自体を失敗処理するか、またはすべてのサービスフローが戻されるまでにQCSを行ない続けるか、またはロードバランシングを行なってもよい。
一方、QCSを完了する場合、基地局は、ステップS523に進んで「SFID vs TCID」を含むレンジング応答メッセージを端末に伝送する。このとき、レンジング応答メッセージは、CAC結果情報を含んでもよい。また、準備状態で管理するサービスフローに対して、基地局と端末は、別途のプロセスなしに該当サービスフローを準備状態で管理するか、またはDSCプロセスを実行して準備状態への移行を交渉する。
図6は、本発明の実施形態による基地局におけるHHOの実行動作を説明するためのフローチャートである。
特に、図6は、端末のHHOの実行時、ターゲット基地局の処理動作を示すものである。
図6を参照すると、先ず、基地局は、ステップS601において、ハンドオーバーを行なう端末のQoSポリシー情報を以前のサービング基地局から受信する。すなわち、以前のサービング基地局は、端末のハンドオーバーが最終決定されるとき、ターゲット基地局に端末のQoSポリシー情報を伝送する。このとき、各サービスフローに対するQoSプロファイル情報だけでなくユーザ別のQoS情報をターゲット基地局に伝送する。さらに、基地局(例えば、ターゲット基地局)は、ステップS603において端末のQoSポリシー情報を保存する。
次に、基地局は、ステップS605において端末とネットワーク再エントリープロセスが行なわれたか否かを判断する。ネットワーク再エントリープロセスの実行時、端末は、基地局にレンジングコードを伝送し、基地局は、その応答としてレンジング応答メッセージとリソース割り当てメッセージ(すなわち、CDMA_alloc_IE)を伝送する。すると、端末は、割り当てられたリソースを通じてレンジング要請メッセージを伝送する。この時点で、基地局は、端末を識別することができる。
ハンドオーバーを行なう端末が識別された時点で、基地局は、ステップS607において以前のサービング基地局から受信された端末のQoSポリシーを確認する。すなわち、HHOを行うときに、端末に適用すべきQoSポリシーを確認(判断)する。さらに、基地局は、ステップS609において、QoSポリシーに従って端末のフローに対してCACを行うか否かを決める。もし、CACを行う必要がない場合、基地局は、ステップS613に進んですべての活性及び許諾状態のサービスフローに対してTCIDを割り当てる。もし、CACを行う場合、基地局は、サービスS611に進んでCACを行ない、CACの結果に従って該当サービスフローにTCIDを割り当てる。このとき、CACで許諾されたサービスフローにのみTCIDを割り当てる。
次に、基地局は、ステップS615において、TCIDが割り当てられていないサービスフローを端末のQoSポリシーに従って処理する。すなわち、QoSポリシーに従ってCACで許諾されないサービスフローを準備状態で管理するか、またはCACで許諾されるまでネットワーク再エントリープロセス(例えば、レンジングプロセス)を行ない続けるか、またはCACで許諾されないサービスフローに対してCIDアップデートを行なわないことにより削除するか、またはロードバランシングを行うことができる。
また、端末のタイプがダイナミックタイプの場合、TCIDが割り当てられていないサービスフローを自動削除するか、またはDSDプロセスを実行して該当サービスフローを削除してもよい。
一方、ネットワーク再エントリープロセスを完了する場合、基地局は、ステップS617において、「SFID vs TCID」を含むレンジング応答メッセージを端末に伝送する。このとき、レンジング応答メッセージは、CAC結果情報を含んでもよい。もし、サービスフローを準備状態で管理する場合、基地局と端末は、別途のプロセスなしに該当サービスフローを準備状態で管理するか、またはDSCプロセスの実行により準備状態への移行を交渉する。
図7は、本発明の実施形態による基地局におけるQoSポリシーに基づくFBSSの実行動作を説明するためのフローチャートである。
特に、図7は、端末のFBSSの実行時、候補基地局の処理動作を示すものである。
図7を参照すると、先ず、基地局は、ステップS701において、サービング基地局からサービス能力を問い合わせる要請メッセージが受信しているか否かを判断する。このとき、要請メッセージは、FBSSを行う端末が現在維持しているサービスフローのプロファイル識別子(profile IDs)及びユーザ別のQoS情報を含んでもよい。サービング基地局と端末は、特定のイベント−トリガーによるか又は周期的に、端末が移動することができる候補基地局のグループ(又は、ダイバーシティセット)を更新し、この過程において、サービング基地局は、隣接基地局に要請メッセージを伝送する。
要請メッセージが受信された時点で、基地局は、ステップS703において、要請メッセージを解析して端末のQoSポリシーを確認する。すなわち、FBSSを行うときに端末に適用すべきQoSポリシーを確認(判断)する。さらに、基地局は、ステップS705において、QoSポリシーに従って端末のサービスフローに対してCACを行うか否かを決める。
もし、CACを行なわない場合、基地局は、ステップS709に進んですべての活性状態及び許諾状態のサービスフローに対してTCIDを割り当てる。もし、CACを行う場合、基地局は、ステップS707に進んでCACを行ない、CAC結果に従って該当サービスフローにTCIDを割り当てる。このとき、CACで許諾されたサービスフローにのみTCIDを割り当てる。以下の説明では、CACを実行するものと想定して説明する。
基地局は、ステップS711においてCAC結果を含む応答メッセージを構成してサービング基地局に伝送する。すると、サービング基地局は、候補基地局から受信されたCAC結果に基づいてダイバーシティセットの更新要請(すなわち、BSHO_REQ)メッセージを構成して端末に伝送する。
すると、端末は、自身が管理するダイバーシティセットを更新した後、応答メッセージをサービング基地局に伝送する。以後、FSBBが最終決定されると、端末は、ターゲット基地局の情報を含む指示メッセージを伝送した後、ターゲット基地局に切り換える。一方、指示メッセージを受信したサービング基地局は、端末のターゲット基地局への切換えを知らせる確認メッセージをターゲット基地局に伝送する。
したがって、基地局は、ステップS713において、サービング基地局から確認メッセージが受信されるか否かを判断する。確認メッセージが受信された時点で、基地局は、ステップS715に進んで、現在、TCIDが割り当てられていないサービスフローを端末のQoSポリシーに従って処理する。QoSポリシーに従って、TCIDが割り当てられていないサービスフローを準備状態で管理するか、またはタイマーをセットして予め設定された時間の間、CACを行ない続けることができる。また、端末のQoS設定タイプがダイナミックタイプの場合、TCIDが割り当てられていないサービスフローに対して自動的に削除するか、またはDSDプロセスの実行によって該当サービスフローを削除することができる。
次に、基地局は、ステップS717において端末にCQICHリソースを割り当て、割り当てられたリソース情報を含む割り当てメッセージ(すなわち、CQICH_alloc_IE)を送信(broadcast)する。このように端末にCQICHリソースを割り当てた後、基地局は、ステップS719において、端末とトラフィック通信を行う。
もし、サービスフローを準備状態で管理する場合、基地局と端末は、別途のプロセスなしに該当サービスフローを準備状態で管理するか、またはDSCプロセスの実行によって準備状態への移行を交渉することができる。
図8は、本発明の実施形態による広帯域無線接続システムでの基地局の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、本発明による基地局は、制御部800、送信モデム802、RF送信部804、デュプレクサ806、RF受信部808、受信モデム810、状態管理部812、タイマー管理部814、及びQoS情報保存部816を含んで構成される。
図8を参照すると、送信モデム802は、チャンネル符号化ブロック、変調ブロックなどを含んで構成され、制御部800からのメッセージ(またはパケット)を基底帯域変調して出力する。
ここで、チャンネル符号化ブロックは、チャンネルエンコーダ、インタリバー(interleaver)、及び変調器などで構成され、変調ブロックは、送信データを複数の直交する副搬送波に乗せるためのIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算器などで構成されてもよい。これは、OFDMシステムを考慮してのものであり、CDMAシステムの場合、IFFT演算器は、コード拡散変調器などに置き換えられる。
RF送信部804は、周波数変換器及び増幅器などで構成され、送信モデム802からの基底帯域信号をRF帯域の信号に変換して出力する。
デュプレクサ806は、デュプレクス方式に従ってRF送信部804からの送信信号をアンテナを介して送信し、アンテナからの受信信号をRF受信部808に提供する。RF受信部808は、増幅器及び周波数変換器などで構成され、アンテナを介して受信されたRF帯域の信号を基底帯域信号に変換して出力する。
受信モデム810は、復調ブロック、チャンネル復号化ブロックなどを含んで構成され、RF受信部808から受信した信号を基底帯域復調して出力する。ここで、復調ブロックは、各副搬送波に乗せたデータを抽出するためのFFT演算器などで構成され、チャンネル復号化ブロックは、復調器、デインタリバー(de−interleaver)、及びチャンネルデコーダなどで構成されてもよい。
QoS情報保存部816は、ポリシーサーバ又は他のネットワーク構成要素(例えば、PDFが搭載されたAAAサーバ)から受信される端末のQoSポリシー情報を管理、保存する。また、QoS情報保存部816は、ハードハンドオーバー(HHO)又はソフトハンドオーバー(速い基地局の切換え:FBSS)を行なう端末のQoS情報を以前のサービングASNから受信して管理する。例えば、QoSポリシー情報は、サービスフロー別のQoSプロファイル情報(またはQoSパラメータセット)及びユーザ別のQoS情報を含んでもよい。
状態管理部812は、各端末に対して動作モード(例えば、アウェイク、スリープ、及びアイドルモード)及びサービスフローのそれぞれに対する状態(例えば、活性、許諾、及び準備状態)を管理する。サービスフローの状態は、予め決められたQoSポリシーによって管理される。
タイマー管理部814は、端末のモードの移行のためのタイマー及びサービスフロー状態の移行のためのタイマーを運用(operate)する。すなわち、タイマー管理部814は、状態管理部812の制御下で対応するタイマーを駆動し、対応するタイマーが満了する場合、これを状態管理部812に知らせる。すると、状態管理部812は、対応するタイマー満了によるモードの移行あるいは状態の移行を行う。
制御部800は、QoSサービスのための全般的な作業及び制御を行う。本発明に従えば、制御部800は、QoSポリシーに従うQCS、HHO、及びFBSSを処理する。
QCSが検知される場合、制御部800は、該当端末のQoSポリシーを確認(判断)し、QoSポリシーに従って端末のサービスフローを以前の状態に戻すか否かを決定する。もし、以前の状態に戻さない場合、制御部800は、端末のサービスフローを準備状態に移行させる。もし、以前の状態に戻す場合、制御部800はCACを行ない、その結果に従ってサービスフローを以前の状態に戻す。
また、隣接基地局からハンドオーバーを行なう端末が検知される場合、制御部800は、端末のQoSポリシーを確認(判断)し、QoSポリシーに従って端末に対するCACの実行が必要かどうかを決定する。もし、CACを行なわない場合、制御部800は、端末の活性及び許諾状態のサービスフローに対してTCIDを割り当てる。もし、CACを行う場合、制御部800はCACを行ない、その結果に従ってTCIDを割り当てる。
また、隣接基地局内の端末がFBSSを行う場合、制御部800は、端末にTCIDを予め割り当てることができる。このとき、制御部800は、端末のQoSポリシーに従って端末に対するCACの実行が必要かどうかを決定する。もし、CACを行なわない場合、制御部800は、端末の活性及び許諾状態のサービスフローに対してTCIDを割り当てる。もしも、CACを行う場合、制御部800はCACを行ない、その結果に従ってTCIDを割り当てる。
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
本発明の実施形態によるネットワーク構成を示す概略図である。 本発明の実施形態による無線ネットワークにおけるQoSポリシーに基づいてQCSの実行動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による無線ネットワークにおけるQoSポリシーに基づいてHHOの実行動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による無線ネットワークにおけるQoSポリシーに基づいてFBSSの実行動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による基地局におけるQCSの実行動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による基地局におけるHHOの実行動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による基地局におけるQoSポリシーに基づくFBSSの実行動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による広帯域無線接続システムでの基地局の構成を示すブロック図である。
符号の説明
800 制御部
802 送信モデム
804 RF送信部
806 デュプレクサ
808 RF受信部
810 受信モデム
812 状態管理部
814 タイマー管理部
816 QoS情報保存部

Claims (27)

  1. PDF(policy decision function)を含むネットワーク構成要素(entity)又は隣接基地局から端末のQoSポリシー(quality of service policy)の情報を受信して保存するステップと、
    再接続を試みている端末を検知するステップと、
    前記再接続を試みている端末が検知された時点で、前記端末のQoSポリシーを判断するステップと、
    前記QoSポリシーに従って前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップとを有することを特徴とする無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  2. 前記PDFを含むネットワーク構成要素は、ポリシーサーバ(policy server)又はAAAサーバ(authentication authorization accounting server)であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  3. 前記再接続を試みている端末は、ネットワーク再エントリーを行なう端末、ハードハンドオーバー(hard handover)を行なう端末、及びソフトハンドオーバー(soft handover)を行なう端末のうちの一つであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  4. 前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップは、前記再接続を試みている端末がネットワーク再エントリーを行なう端末の場合、前記端末のサービスフローを以前の状態に戻すか否かを検証するステップと、
    サービスフローを以前の状態に戻さない場合、前記端末のすべてのサービスフローを準備状態に移行させるステップと、
    サービスフローを以前の状態に戻す場合、前記端末に対してCAC(connection admission control)を行ない、前記CACで許諾されたサービスフローを活性状態又は許諾状態に移行させるステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  5. 前記CACで許諾されなかったサービスフローを前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  6. 前記CACで許諾されなかったサービスフローを前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップは、前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記CACで許諾されなかったサービスフローを準備状態に移行させるステップと、
    前記QCSポリシーが第2ポリシーの場合、前記QCSを失敗として処理するステップと、
    前記QCSポリシーが第3ポリシーの場合、すべてのサービスフローが以前の状態に戻るまでCACを行なうステップと、
    前記QCSポリシーが第4ポリシーの場合、ロードバランシング(load balancing)を行うステップとを含むことを特徴とする請求項5に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  7. 前記CACで許諾されたサービスフローに割り当てられたTCID(transport connection identifier)を含むメッセージを前記端末に伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  8. 前記隣接基地局から受信される前記端末のQoSポリシーの情報は、CACの実行可否を示すパラメータ、及びCACで許諾されなかったサービスフローに対する処理方法を示すパラメータのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  9. 前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップは、前記再接続を試みている端末がハードハンドオーバーを行なう端末の場合、前記端末に対してCACを行うか否かを判断するステップと、
    前記CACを行なわない場合、前記端末の活性状態及び許諾状態のサービスフローにTCIDを割り当てるステップと、
    前記CACを行う場合、前記端末に対してCACを行なって、前記CACで許諾されたサービスフローにTCIDを割り当てるステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  10. 前記CACで許諾されなかったサービスフローを、前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  11. 前記CACで許諾されなかったサービスフローを、前記端末のQoSポリシーに従って処理するステップは、前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記CACで許諾されなかったサービスフローを準備状態に移行させるステップと、
    前記QoSポリシーが第2ポリシーの場合、前記CACで許諾されるまでネットワーク再エントリープロセスを行い続けるステップと、
    前記QoSポリシーが第3ポリシーの場合、前記CACで許諾されなかったサービスフローを削除するステップと、
    前記QoSポリシーが第4ポリシーの場合、ロードバランシングを行うステップとを含むことを特徴とする請求項10に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  12. 前記CACで許諾されたサービスフローに割り当てられたTCIDを含むメッセージを前記端末に伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  13. 前記隣接基地局から前記ソフトハンドオーバーを行なう端末のQoSポリシーの情報が受信された場合、前記QoSポリシーに従って前記端末のサービスフローにTCIDを割り当てるステップと、
    前記割り当てられたTCIDを含むメッセージを前記隣接基地局に伝送するステップとをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  14. 前記QoSポリシーに従って前記端末のサービスフローにTCIDを割り当てるステップは、前記端末に対してCACを行うか否かを検証するステップと、
    前記CACを行なわない場合、前記端末の活性状態及び許諾状態のサービスフローにTCIDを割り当てるステップと、
    前記CACを行う場合、前記端末に対してCACを行ない、前記CACで許諾されたサービスフローにTCIDを割り当てるステップとを含むことを特徴とする請求項13に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  15. 前記隣接基地局から前記端末の基地局の切換えを知らせる確認メッセージを受信した時点で、前記端末にCQICH(channel quality information channel)リソースを割り当て、前記QCICH割り当てメッセージを送信(broadcast)するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  16. 前記端末のために生成されたサービスフローの状態を制御するステップは、前記再接続を試みている端末がソフトハンドオーバーを行なう端末の場合、TCIDが割り当てられていないサービスフローに対するQoSポリシーを判断するステップと、
    前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを準備状態に移行させるステップと、
    前記QoSポリシーが第2ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを削除するステップとを含むことを特徴とする請求項13に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  17. 前記ソフトハンドオーバーを実施中の端末に対して新しいサービスフローを生成する場合、前記端末に割り当てられたSFID(service flow identifier)とTCIDを含むダイバーシティセットアップデート要請メッセージ(diversity set update request message)を前記端末に伝送するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  18. 前記ダイバーシティセットアップデート要請メッセージは、BSHO_REQ(base station handover request)メッセージ又はBSHO_RSP(base station handover response)メッセージであることを特徴とする請求項17に記載の無線通信システムにおける基地局の動作方法。
  19. 端末のQoSポリシーの情報を保存する保存部と、
    各々の端末に対して動作モード及びサービスフロー状態を管理する状態管理部と、
    端末の動作モードの移行及び前記サービスフローの状態の移行に要するタイマーを管理するタイマー管理部と、
    前記タイマーが満了した時、対応する端末の動作モード又はサービスフロー状態を移行させ、端末の再接続が検知された時点で、前記端末のQoSポリシーに従って前記端末に割り当てられたサービスフローの状態を制御する制御部とを有することを特徴とする無線通信システムにおける基地局装置。
  20. 前記端末のQoSポリシーの情報は、PDFを含むネットワーク構成要素又は隣接基地局から受信されることを特徴とする請求項19に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
  21. 前記PDFを含むネットワーク構成要素は、ポリシーサーバ又はAAAサーバであることを特徴とする請求項20に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
  22. 前記端末のQoSポリシーの情報は、ネットワーク再エントリーに対するQoSポリシーの情報、ハードハンドオーバーに対するQoSポリシーの情報、及びソフトハンドオーバーに対するQoSポリシーの情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項19に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
  23. 前記制御部は、再接続を試みている端末がネットワーク再エントリーを行なう端末の場合、前記端末のサービスフローを以前の状態に戻すか否かを検証し、
    サービスフローを以前の状態に戻さない場合、前記端末のすべてのサービスフローを準備状態に移行させ、
    サービスフローを以前の状態に戻す場合、前記端末に対してCACを行なった後、該CACで許諾されたサービスフローを活性状態又は許諾状態に移行させることを特徴とする請求項19に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
  24. 前記制御部は、前記CACで許諾されなかったサービスフローを前記端末のQoSポリシーに従って処理することを特徴とする請求項23に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
  25. 前記制御部は、再接続を試みている端末がハードハンドオーバーを行なう端末の場合、前記端末に対してCACを行うか否かを判断し、
    前記CACを行なわない場合、前記端末の活性状態及び許諾状態のサービスフローにTCIDを割り当て、
    前記CACを行う場合、前記端末に対してCACを行なった後、前記CACで許諾されたサービスフローにTCIDを割り当てることを特徴とする請求項19に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
  26. 前記制御部は、隣接基地局からソフトハンドオーバーを行なう端末のQoSポリシーの情報が受信された場合、前記端末のQoSポリシーに従って前記端末のサービスフローにTCIDを割り当て、割り当てられたTCIDを含むメッセージを前記隣接基地局に伝送することを特徴とする請求項19に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
  27. 前記制御部は、再接続を試みている端末が前記ソフトハンドオーバーを行なう端末の場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローに対するQoSポリシーを判断し、
    前記QoSポリシーが第1ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを準備状態に移行させ、
    前記QoSポリシーが第2ポリシーの場合、前記TCIDが割り当てられていないサービスフローを削除することを特徴とする請求項26に記載の無線通信システムにおける基地局装置。
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