JP2009040631A - ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供することであり、また、そのような水酸化ユーロピウム被覆カーボンナノチューブの製造方法を提供することである。
【解決手段】ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブは以下の工程を経て製造される。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(f−CNT)を、所定濃度となるように希硝酸ユーロピウム溶液中に分散する;
(iii)反応混合物を混合し、室温に約2週間放置する;そして
(iv)得られた個々の水酸化ユーロピウム被覆カーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。
【選択図】 図1
【解決手段】ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブは以下の工程を経て製造される。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(f−CNT)を、所定濃度となるように希硝酸ユーロピウム溶液中に分散する;
(iii)反応混合物を混合し、室温に約2週間放置する;そして
(iv)得られた個々の水酸化ユーロピウム被覆カーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆(コート)されているカーボンナノチューブに関するもので、これはナノバイオセンサ、ナノエレクトロニクス・デバイス等々の分野に役立つであろう。本発明はまた、上記ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの製造方法にも関する。
カーボンナノチューブと無機の酸化物/水酸化物とを基礎とするコンポジット材料は、優れた性質をもつ先進の機能材料をつくり出すことが期待されるゆえに、我々に非常な興味を抱かせてきた。被覆精度の高いカーボンナノチューブは、絶縁性チップ用(M. J. Esplandiu et al, 2004)、ナノ電極用(J. K. Campbell et al, 1999)、ナノエレクトロニクス・デバイスのナノワイヤリング用(A. Star et al, 2003; G. B. Blanchet et al, 2004)、あるいはバイオ・アフィニティーを制御するために(A. Merkoci et al, 2005)、製作された。
ランタニド元素の特有な光学的、化学的、電子的性質は、これら(ランタニド元素)を蛍光体、触媒、レーザ物質のような広範囲の応用に非常に役立たせている。中でもユーロピウム(III)の蛍光は、それがよく知られた赤色光エミッター(C. T. Chen, 2004)であるため、特に興味深い。
ナノメータの厚み精度で制御可能な薄膜で被覆されたカーボンナノチューブを作製することは、広範囲の応用が期待できる重要な技術である。最近、ナノメータ厚みのポリマーやセラミック酸化物により多層カーボンナノチューブを被覆することが報告された(A. Gomathi et al, 2005)。特に興味があるのは、カーボンナノチューブとユーロピウム(III)のようなランタニド元素とを結合させた性質である。文献上では、液体の臨界値を越えた硝酸ユーロピウムによる被覆とそれに続く熱分解とを介して、MWCNTをユーロピウム・オキサイドで被覆したものが一つだけある(非特許文献1)。
L. Fu, Z. Liu, Y. Liu, B. Han, J. Wang, P. Hu, L. Cao, D. Zhu, Adv. Mater. 2004, 16, 350-352
〔発明の動機又は目的〕
しかし、全てのLn2O3(Eu2O3を含む)は、塩基性で水不溶性であるものの、周囲から水を吸収して水酸化物を形成する事実があるために、よく分かった水酸化ユーロピウムで被覆したカーボンナノチューブを創製することは大いに有用であろう。
本発明の目的は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供することである。
しかし、全てのLn2O3(Eu2O3を含む)は、塩基性で水不溶性であるものの、周囲から水を吸収して水酸化物を形成する事実があるために、よく分かった水酸化ユーロピウムで被覆したカーボンナノチューブを創製することは大いに有用であろう。
本発明の目的は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供することである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、我々は、多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の上に水酸化ユーロピウムを超薄にたやすくコートする化学的方法を検討した。そして、MWCNTの上に、従来には無い5nm−20nmの厚み範囲(その厚みは吸着時間によって制御できる)の均一な水酸化ユーロピウムのナノ被覆を、ソフトケミストリーによるMWCNT上への水酸化ユーロピウムの堆積によって作製することに成功し、本発明を完成した。
上記目的を達成するために、我々は、多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の上に水酸化ユーロピウムを超薄にたやすくコートする化学的方法を検討した。そして、MWCNTの上に、従来には無い5nm−20nmの厚み範囲(その厚みは吸着時間によって制御できる)の均一な水酸化ユーロピウムのナノ被覆を、ソフトケミストリーによるMWCNT上への水酸化ユーロピウムの堆積によって作製することに成功し、本発明を完成した。
1番目には、本発明は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供する。
2番目には、本発明は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されている上記カーボンナノチューブの製造方法を提供するものであり、その製造方法は以下の工程を含んでいる。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(f−CNT)を、所定濃度となるように希硝酸ユーロピウム溶液中に分散する;
(iii)反応混合物を混合し、室温に約2週間放置する;そして
(iv)得られた個々の水酸化ユーロピウム被覆カーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(f−CNT)を、所定濃度となるように希硝酸ユーロピウム溶液中に分散する;
(iii)反応混合物を混合し、室温に約2週間放置する;そして
(iv)得られた個々の水酸化ユーロピウム被覆カーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。
<略語>
略語は、本明細書では、次の意味をもつ。
・CNT:カーボンナノチューブ
・f−CNT:カルボン酸機能化カーボンナノチューブ
・MWCNT:多層(multiwalled)カーボンナノチューブ
・f−MWCNT:カルボン酸機能化多層(multiwalled)カーボンナノチューブ
略語は、本明細書では、次の意味をもつ。
・CNT:カーボンナノチューブ
・f−CNT:カルボン酸機能化カーボンナノチューブ
・MWCNT:多層(multiwalled)カーボンナノチューブ
・f−MWCNT:カルボン酸機能化多層(multiwalled)カーボンナノチューブ
本発明の、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブは新規であり、ナノバイオセンサ、ナノエレクトロニクスデバイス、等々の分野に役立つであろう。
本発明の製造方法によれば、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されている上記カーボンナノチューブが容易に製造できる。
本発明の製造方法によれば、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されている上記カーボンナノチューブが容易に製造できる。
〔更に詳しい発明の説明〕
上で述べたように、本発明は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供する。
ここで、水酸化ユーロピウム層の厚みは、好ましくは5nm−20nmであり、厚み偏差(変動係数)は好ましくは、20%以下である。
上で述べたように、本発明は、ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供する。
ここで、水酸化ユーロピウム層の厚みは、好ましくは5nm−20nmであり、厚み偏差(変動係数)は好ましくは、20%以下である。
上記ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブは、上で述べた工程(i)−(iv)を経て製造できる。
この製造方法で用いるカーボンナノチューブは、炭素の異型(allotype)の一つである。これは、その直径が2nm〜100nmの柱状分子の形態を有しており、グラファイトシートを丸めた形状をしている。カーボンナノチューブとして、単層カーボンナノチューブも多層カーボンナノチューブもいずれも使用できるが、好ましくは多層カーボンナノチューブ(MWCNT)である。
この方法の工程(i)における「機能化する(させる)」とは、カーボンナノチューブの外側のグラファイトシートにカルボキシル基、カルボニル基、及び/又は水酸基を導入することを意味する。
工程(i)における「高温」とは、「70℃ないしは90℃」の範囲中の一定温度に維持することを意味する。その高温処理は反応が終わるまで、例えば、12〜36h行なわれる。
この製造方法で用いるカーボンナノチューブは、炭素の異型(allotype)の一つである。これは、その直径が2nm〜100nmの柱状分子の形態を有しており、グラファイトシートを丸めた形状をしている。カーボンナノチューブとして、単層カーボンナノチューブも多層カーボンナノチューブもいずれも使用できるが、好ましくは多層カーボンナノチューブ(MWCNT)である。
この方法の工程(i)における「機能化する(させる)」とは、カーボンナノチューブの外側のグラファイトシートにカルボキシル基、カルボニル基、及び/又は水酸基を導入することを意味する。
工程(i)における「高温」とは、「70℃ないしは90℃」の範囲中の一定温度に維持することを意味する。その高温処理は反応が終わるまで、例えば、12〜36h行なわれる。
工程(ii)における「希硝酸ユーロピウム溶液」とは、好ましくは0.01mM〜1mM(更に好ましくは0.05mM〜0.2mM)の硝酸ユーロピウム溶液を意味する。
工程(ii)における「f−CNTの所定濃度」とは、0.1〜1.0mg/mLの濃度を意味する。
そして、工程(iii)における「約2週間」とは、好ましくは1〜4週間を意味する。
工程(ii)における「f−CNTの所定濃度」とは、0.1〜1.0mg/mLの濃度を意味する。
そして、工程(iii)における「約2週間」とは、好ましくは1〜4週間を意味する。
多層カーボンナノチューブ(MWCNT)上への水酸化ユーロピウム被覆層の厚みに対する水酸化ユーロピウム堆積時間の影響は、以下の通りである。室温でのコーティング時間が余りに短い(例えば、1日)ときは、MWCNT上の水酸化ユーロピウム被覆層の平均厚みは、約1〜2nmである。しかし、そのような短い時間では水酸化ユーロピウム被覆は均一ではない。コーティング時間が7日に及ぶときは、水酸化ユーロピウム被覆層は均一で、その平均厚みは約7nm(変動係数が約8%)であり、サンプル中で観察されるMWCNTは全て超薄の水酸化ユーロピウム被覆層で覆われている。コーティング時間を更に15日又は34日までに延ばすと、水酸化ユーロピウム被覆層は12〜20nmの厚みまで増加した。
実施例1 ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの調製
(1)調製
図1に、典型的なコーティング・プロセスを示す。先ず、MWCNT(図1、A)を6M硝酸中、80℃で24h還流させ、そのナノチューブの外側グラフェン層の欠陥部位に、カルボキシ基、カルボニル基及び水酸基を含む表面酸素含有基を付与して、これを機能化する(図1、B)。引き続いて、得られたf−MWCNT(カルボン酸機能化多層カーボンナノチューブ)を精製水で洗浄し、そして乾燥する。乾燥されたf−MWCNTは、0.1mM硝酸ユーロピウム含有の水に濃度0.5mg/mlに分散させた。硝酸ユーロピウムは加水分解されて、nm厚みの水酸化ユーロピウム層が室温でf−MWCNTの上に自発的に堆積し(水酸化ユーロピウムはMWCNTの表面上で生じた酸素含有基に配位するようにして、共有結合を形成する)、数日の間に水酸化ユーロピウム被覆MWCNTが生じる(図1、C)。
(1)調製
図1に、典型的なコーティング・プロセスを示す。先ず、MWCNT(図1、A)を6M硝酸中、80℃で24h還流させ、そのナノチューブの外側グラフェン層の欠陥部位に、カルボキシ基、カルボニル基及び水酸基を含む表面酸素含有基を付与して、これを機能化する(図1、B)。引き続いて、得られたf−MWCNT(カルボン酸機能化多層カーボンナノチューブ)を精製水で洗浄し、そして乾燥する。乾燥されたf−MWCNTは、0.1mM硝酸ユーロピウム含有の水に濃度0.5mg/mlに分散させた。硝酸ユーロピウムは加水分解されて、nm厚みの水酸化ユーロピウム層が室温でf−MWCNTの上に自発的に堆積し(水酸化ユーロピウムはMWCNTの表面上で生じた酸素含有基に配位するようにして、共有結合を形成する)、数日の間に水酸化ユーロピウム被覆MWCNTが生じる(図1、C)。
(2)特性評価
得られたナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを、エネルギー分散X線スペクトロスコピーを備える透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、X線フォトエレクトロンスペクトロスコピー、電導度測定及びフォトルミネッセンス測定により特性評価した。
得られたナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを、エネルギー分散X線スペクトロスコピーを備える透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、X線フォトエレクトロンスペクトロスコピー、電導度測定及びフォトルミネッセンス測定により特性評価した。
図2は、15日後に得られたナノ精度の水酸化ユーロピウムで被覆された多層カーボンナノチューブの典型的TEM像を示すものである。この像によれば、得られた水酸化ユーロピウム被覆多層カーボンナノチューブは、MWCNTがnm厚みの水酸化ユーロピウム層で包まれた同軸構造であることを示している。この水酸化ユーロピウム被覆MWCNTナノワイヤの表面は、非常に滑らかなように見える。その厚みは約12nmで、そのバラツキ(偏差)は同じナノチューブについて約1.2nmである。このような均一なコーティングは、加水分解により引き起こされる水酸化ユーロピウムの吸着の結果によるものである。
水酸化ユーロピウム被覆MWCNTの元素組成を、エネルギー分散X線スペクトロスコピーを備える透過型電子顕微鏡(TEM/EDS)により分析した。図3に示されるナノチューブ断面のTEM/EDS分析によれば、特徴的なEuLα及びEuLβ線の発生により示されるように、ユーロピウムの存在が強く示されている。
図4に示されるSEM像は、均一な水酸化ユーロピウム層被覆MWCNTが凝集していないことを示している。f−MWCNTサンプル(A)の形態は、本発明の水酸化ユーロピウム被覆MWCNT(B)と非常に類似している。
f−MWCNT(図5、a)及び水酸化ユーロピウム被覆MWCNT(図5、b)の膜についての電流−電圧曲線(n=5、膜厚は電導度測定用と同じ)は次の通りであった。I−V曲線の傾きは、両者でかなり異なる;f−MWCNT膜のI−V曲線の傾きは23.8mA・V−1であるのに対して、水酸化ユーロピウム被覆MWCNT膜のI−V曲線の傾きは5.44mA・V−1を示した。このような差は、水酸化ユーロピウム被覆層が多層カーボンナノチューブを有効に絶縁する事実を反映している。
水酸化ユーロピウム被覆MWCNTの室温における(f−MWCNTブランク差し引き後の)フォトルミネッセンススペクトルを測定した(図6)。593nmに著しい励起ピークが観察されたが、これはユーロピウムの4f殻内における転移から生じており、その強い発生スペクトルはEu3+の5D0 → 7F1への電子転移により生じている。
Claims (3)
- ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブ。
- 請求項1のカーボンナノチューブであって、水酸化ユーロピウム膜の厚みは5nm〜20nmであり、その厚みバラツキ(変動係数)は20%以下である、カーボンナノチューブ。
- 上記ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの製造方法であって、次の工程を含む製造方法。
(i)カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する;
(ii)得られた機能化カーボンナノチューブ(f−CNT)を、所定濃度となるように希硝酸ユーロピウム溶液中に分散する。
(iii)反応混合物を混合し、室温に約2週間放置する;そして
(iv)得られた個々の水酸化ユーロピウム被覆カーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007206502A JP2009040631A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | ナノ精度の水酸化ユーロピウム超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブ |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015008615A1 (ja) * | 2013-07-17 | 2015-01-22 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | 金属水酸化物配向電極材料、金属水酸化物含有電極とそれらの製造方法及び金属水酸化物含有キャパシター |
JP2015020920A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | Co(OH)2垂直配向グラフェン/CNT複合体、その製造方法、Co(OH)2垂直配向グラフェン/CNT複合体電極及びCo(OH)2垂直配向グラフェン/CNT複合体キャパシター |
JP2015026714A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | 板状金属水酸化物含有シート状電極、その製造方法及び板状金属水酸化物含有キャパシター |
-
2007
- 2007-08-08 JP JP2007206502A patent/JP2009040631A/ja active Pending
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