JP2009038588A - 無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置 - Google Patents

無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができ、また、送信を停止するノードを増やすことで一度に送信を試みるノードの数を減らす。
【解決手段】一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義してアクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数のノード10の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う場合に、複数のノード10の各々が、各タイムスロットにおける衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージを次のアクティブ期間又は現在のアクティブ期間の複数のタイムスロットの所定のタイムスロットに送信するとともに、次のアクティブ期間又は現在のアクティブ期間を伸長する。
【選択図】図6

Description

本発明は、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義してアクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置に関する。
本発明は特に、定期的にデータを送信しながら移動を行う無線通信装置(ノード)が双方向にデータ交換する場合の低消費電力メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)に関する。
無線機器における無線ハードウェアの消費電力の低減は、重要な要求事項である。無線通信システムにおいて、特に省電力メカニズムが必要とされるアプリケーションの例としては、アクティブ電子タグシステムやセンサネットワークシステムなどが挙げられる。これらのアクティブ電子タグやセンサネットワークにおけるセンサノードなどは、携帯性、設置の容易/柔軟性が求められており、通常は小型の電池を内蔵した電池式ノードである。これらのアクティブ電子タグシステムやセンサネットワークシステムなどのアプリケーションは、低トラフィックを特徴としている。アクティブ電子タグシステムでは、通常はアクティブ電子タグ自身のID(識別情報)を含む小さなデータの送信が行われる。また、非特許文献1に示されるようなZigBee(登録商標)を用いたセンサネットワークシステムにおいても、センサノードは、小さなセンシングデータの間欠的な送信を行うことが多い。
近距離無線通信規格として下記の非特許文献1に示されるようなZigBee(登録商標)では、ビーコン信号を同期信号として一定周期内の所定期間をアクティブ期間(スーパーフレーム期間)、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う。また、他の従来例として下記の特許文献1には、多数の無線通信ノードが基地局や制御局などの他のノードを介することなく直接非同期の無線通信を行うアドホック通信システムとして、各無線通信ノードが送信するビーコン信号の直後に受信区間を設け、残りを未使用期間とする方法が提案されている。また、下記の特許文献2には、各無線通信ノードが送信するビーコン信号を同期信号として一定周期のスーパーフレーム期間を設定する場合に、ビーコン信号を送信するタイムスロットを決定する方法が提案されている。
ところで、交差点、電車の中、被災地での避難場所などに、移動ノードを所持する人が密集することで移動ノードが密集して存在している場合、相互にデータ交換を行うと送信タイミングが同一となって、データ送信エラーを起こす衝突が発生しやすくなることが課題となる。
省電力無線通信を可能とする非特許文献1では、衝突の発生を回避する手段として二つの手法が定義されている。一つは、各ノードに、送信に使用することを選択したタイムスロット内にてCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)を実施させることで、チャネル(タイムスロット)の空きを確認してから送信させる手法である。このチャネルの空き状態を確認する処理をCCA(Clear Channel Assessment)と呼ぶ。CCAによって無線通信を行っているノードを検知した時には送信をやめることで、衝突の発生を回避することができる。図12はCSMA/CAにより空きタイムスロットを検出して送信する手順を示す。最初のアクティブ期間AP1(タイムスロット=0,1〜7)では、ノード1はノード2、3に対してタイムスロット=1でデータを送信し、ノード2はノード1、3に対してタイムスロット=4でデータを送信し、ノード3はノード1、2に対してタイムスロット=6でデータを送信している。次のアクティブ期間AP2(タイムスロット=0,1〜7)では、ノード3はノード1、2に対してタイムスロット=1でデータを送信し、ノード2はノード1、3に対してタイムスロット=5でデータを送信し、ノード1はノード1、3に対してタイムスロット=7でデータを送信している。
二つには、タイムスロットの予約を要求してきたノードに対して、コーディネータが各ノードに対してタイムスロットの割り当てを実施することで、衝突発生の回避を保証する手法である。非特許文献1では、ネットワークの立ち上げと維持、各ノードの送信タイミングの指定などを行うコーディネータの制御下にノードを置くネットワーク構成を取ることができる。この場合、各ノードはコーディネータの指示するタイミングでデータを送信するので衝突を発生しない。
また、特許文献1には、周辺ノードがデータを送信しているタイミングを記録し、データ送信タイミングの衝突を避けて自ノードのデータ送信のタイミングを決定する手法が開示されている。この手法は、一定の周期(スーパーフレーム)でデータを送信するノード間でデータ交換を行うシステムであり、データ送信開始前にスーパーフレーム内でのスキャンを行い、周辺ノードがデータを送信しているタイミングを避けて自ノードのデータ送信のタイミングを決定する。以降、決定した送信タイミングでデータ送信を実行し続ける。また、送信タイミングが周辺ノードと異なればよいので、スーパーフレームの開始位置の同期を必要としていない。
IEEE802.15.4 特開2006−121332号公報(要約書)
しかしながら、上記の手法は、移動を行う通信ノードが双方向にデータ交換する通信システムにおいてノードが密集している場合には、必ずしも適用できる手法ではない。非特許文献1における一つ目の手法は、送信タイミングを各ノードのランダム性に依存して選択しているので、分散制御での送信を可能としている。しかし、一回のアクティブ期間内のタイムスロット数の倍のノードが相互の伝播範囲内に存在した場合に、通信が全くできない状態となる可能性がある。同一タイムスロット内において同一タイミングでCCAを実施した2つのノードの組が、タイムスロットの数だけ存在すると、そのアクティブ期間内では通信が可能であったノードが存在できないことになる。これは、同一の無線伝播範囲内に密集して存在するノードの数が増えれば増えるほど、通信が不可能となる可能性が高まる。
非特許文献1における二つ目の手法は、送信路を保証しているので、コーディネータからタイムスロットの割り当てを受けたノードは確実にデータを送信できる。しかし、この保証機能は、ネットワークトポロジがコーディネータを中心としたスター型である場合に限定されている。ノードが移動することでノードの存在位置を固定できない通信システムにおいては、コーディネータという特殊な機能を持つノードを常に近隣に持つことはできない。また、コーディネータが移動ノードの近隣に常に存在したとしてもノードが移動する通信システムにおいてスター型トポロジの構成を行うことは非常に困難である。スター型トポロジを形成するための制御データの交換においても衝突を回避できなくては、データ送信を開始するができないことが問題となる。
また、データ送信のたびにタイムスロットの割り当てをコーディネータから受けなくてはならない。したがって、移動ノードがタイムスロットの割り当てを受けるために行うデータ交換においても衝突を回避できなくては、データ送信を開始することができないという問題を生じる。
特許文献1における手法では、データを送信するノードが増え続けると、スーパーフレーム内での送信タイミングの空きが少なくなり、データを送信できないノードが発生する。また、同時にスキャンを行い、同じ送信タイミングを選択したノード同士は、それ以降必ず送信衝突が発生する。したがって、移動するノードが集まり、ノードの通信可能範囲内の密集度が上がった場合に、データ送信要求を持つノードに対する送信機会を減らしてしまう。また、繰り返し送信衝突を発生していても、送信タイミングを変更する仕組みを持たないので、受信エラーを起こしたデータを再度送信する機会を持つことができない。
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、低消費電力を実現する移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができ、また、送信を停止するノードを増やすことで一度に送信を試みるノードの数を減らすことができる無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信方法において、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出するステップと、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージを次のアクティブ期間の前記複数のタイムスロットの所定のタイムスロットに送信するとともに、前記次のアクティブ期間を伸長するステップとを、
備えたことを特徴とする。
この構成により、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができる。
また本発明は上記目的を達成するために、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信方法において、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出するステップと、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、現在のアクティブ期間を伸長するとともに、衝突広告メッセージを現在のアクティブ期間の所定のタイムスロットに送信するステップとを、
備えたことを特徴とする。
この構成により、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができる。
また本発明は上記目的を達成するために、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおいて、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージを次のアクティブ期間の前記複数のタイムスロットの所定のタイムスロットに送信するとともに、前記次のアクティブ期間を伸長する手段とを、
備えたことを特徴とする。
この構成により、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができる。
また本発明は上記目的を達成するために、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおいて、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、現在のアクティブ期間を伸長するとともに、衝突広告メッセージを現在のアクティブ期間の所定のタイムスロットに送信する手段とを、
備えたことを特徴とする。
この構成により、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができる。
また本発明は上記目的を達成するために、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおける前記無線通信装置であって、
前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
前記衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージを次のアクティブ期間の前記複数のタイムスロットの所定のタイムスロットに送信するとともに、前記次のアクティブ期間を伸長する手段とを、
備えた構成とした。
この構成により、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができる。
また本発明は上記目的を達成するために、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおける前記複数の無線通信装置であって、
前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
前記衝突を検出した場合に、現在のアクティブ期間を伸長するとともに、現在のアクティブ期間の所定のタイムスロットに衝突広告メッセージを送信する手段とを、
備えた構成とした。
この構成により、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができる。
また、衝突を検出した前記無線通信装置が、前記衝突広告メッセージを前記所定のタイムスロットに加えて、現在のアクティブ期間においてデータを送信する他のタイムスロットに前記データととともに送信することを特徴とする。
この構成により、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができる。
また、前記衝突広告メッセージは、前記衝突を検出したタイムスロットを示すタイムスロット識別情報を含み、
前記衝突広告メッセージを受信した前記複数の無線通信装置の各々が、自身が前回送信したタイムスロットと前記衝突広告メッセージ内のタイムスロット識別情報が一致しない場合に、次回の送信を停止することを特徴とする。
この構成により、送信を停止するノードを増やすことで一度に送信を試みるノードの数を減らすことができる。
本発明によれば、低消費電力を実現する移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができ、また、送信を停止するノードを増やすことで一度に送信を試みるノードの数を減らすことができる。この結果、自律的にノードに送信の機会を増やし、ノードが密集している状態でも送信の成功率を上げることができる。また、送信衝突によって受信されなかったデータの再送機会を得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置を示す説明図である。本発明では、一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間AP、残りをスリープ(インアクティブ)期間iAPと定義してアクティブ期間APを複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置(ノード)の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う際、複数のノードの各々が各タイムスロットにおける衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージ1を次のアクティブ期間APの複数のタイムスロットの所定のタイムスロット(図1ではタイムスロット=0)に送信するとともに、次のアクティブ期間APを伸長する。
また、衝突広告メッセージ1を送信するノードは、次のアクティブ期間APにおいてCSMAによりランダムに検出した空きタイムスロット(図1ではタイムスロット=6)に、自データに加えて衝突広告メッセージ1(図1の0、i、ii、iii)含むパケット2を送信する。また、伸長されたアクティブ期間APにおいて衝突が検出されなくなると、伸長されたアクティブ期間APを元の長さに戻す(縮退)。
図2は衝突広告メッセージ1のフォーマット例を示す構成図である。衝突広告メッセージ1は、メッセージの種類を示すタイプ(Type)(例えばType=1)と、衝突を起こしたタイムスロットを示す衝突スロットと、この衝突広告メッセージ1を連続で送信した回数(Report No.)と、送信元のノードIDの各フィールドにより構成されている。衝突スロットのフィールドは、一例としてタイムスロット数と同じビット数で構成して、衝突を起こしたタイムスロット位置をビット=1,衝突を起こしていないタイムスロット位置をビット=0のビットマップで示す。これにより、衝突広告メッセージ1を受信したノードは、前回データを送信したタイムスロットで衝突が発生したかを知得することができる。
<第1の実施の形態>
図3、図4、図5は、第1の実施の形態のノードの動作を説明するためのフローチャートである。図3において、まず、パケット送信を停止中か否かを判断し(ステップS1)、停止中であればステップS2に進み、他方、停止中でなければステップS5に分岐する。ステップS2では図4に詳しく示すパケット受信処理を実行し、次いでタイムスロットのタイミングが最終スロットか否かを判断し(ステップS3)、最終タイムスロットのタイミングでなければステップS1に戻り、他方、最終タイムスロットのタイミングであればステップS4に進んで図5に詳しく示す伸長制御処理を実行し、次いでステップS1に戻る。1つのアクティブ期間AP内の各タイムスロットで検出される衝突及び各タイムスロットで受信する衝突広告メッセージの処理結果のすべてを利用して伸長制御処理(ステップS4)を行うため、ステップS3での判定を実施する。
次に、図4を参照してステップS2のパケット受信処理を詳しく説明する。まず、衝突を検出したか否かを判断し(ステップS31)、検出した場合にはステップS32に進み、他方、検出していなければステップS35に分岐する。ステップS32では衝突を検出したタイムスロットを記録し、次いでそのタイムスロットが現在のアクティブ期間APの最初のタイムスロット(=0)か否かを判断する(ステップS33)。そして、タイムスロット=0であれば次のアクティブ期間APを一定の長さに伸長し(ステップS34)、次いで終了する。他方、タイムスロット=0でなければそのまま終了する。
ステップS31において衝突を検出していなければ、ステップS35においてそのタイムスロットがタイムスロット=0か否かを判断し、タイムスロット=0であればステップS36に進み、他方、タイムスロット=0でなければステップS41に分岐する。ステップS36では衝突広告メッセージ1を受信したか否かを判断し、受信した場合にはステップS37に進み、他方、受信していない場合にはそのまま終了する。ステップS37では次のアクティブ期間APを一定の長さに伸長し、次いで、受信した衝突広告メッセージ1(図1の衝突スロットのフィールド)に、前のアクティブ期間APで自ノードの衝突発生が記載されているか否かを判断する(ステップS38)。そして、衝突発生が記載されている場合にはそのまま終了し、他方、記載されていない場合には、パケット送信を停止するアクティブ期間APの数を決定し(ステップS39)、次いでパケット送信を停止し(ステップS40)、次いで終了する。
ステップS35においてそのタイムスロットがタイムスロット=0でない場合、ステップS41において、受信したパケットのデータ部分を処理し、次いで衝突広告メッセージ1を含んだパケット2を受信したか否かを判断する(ステップS42)。そして、受信した場合にはステップS43に進み、他方、受信していない場合にはそのまま終了する。ステップS43では次のアクティブ期間APを一定の長さに伸長し、次いで、受信した衝突広告メッセージ1に、前のアクティブ期間APで自ノードの衝突発生が記載されているか否かを判断する(ステップS44)。そして、衝突発生が記載されている場合にはそのまま終了し、他方、記載されていない場合には、パケット送信を停止するアクティブ期間APの数を決定し(ステップS45)、次いでパケット送信を停止し(ステップS46)、次いで終了する。
次に、図5を参照してステップ4の伸長制御処理を詳しく説明する。まず、パケット受信処理(ステップ2)によって、次のアクティブ期間APを伸長するかしないかを判定し(ステップS51、S52)、伸長する場合にはステップS53に進み、他方、伸長しない場合にはステップS55に分岐する。ステップS53では衝突広告メッセージ1を生成し、次いで次のアクティブ期間APを一定の長さに伸長し(ステップS54)、次いで終了する。ステップS55では次のアクティブ期間APを通常の長さで実施し、次いで衝突広告メッセージ1を現在送信中か否かを判定する(ステップS56)。そして、衝突広告メッセージ1を送信中であれば衝突広告メッセージ1の送信を停止し(ステップS57)、次いで衝突広告メッセージ1のReport No.を0にし(ステップS58)、次いで終了する。ステップS56において衝突広告メッセージ1を送信中でなければそのまま終了する。
次に、図1に戻ってステップS5以下について説明する。ステップS1においてパケット送信を停止中の場合、アクティブ期間APを伸長中か否かを判断する(ステップS5)。そして、伸長中であれば、伸長したアクティブ期間AP内でパケットを送信するタイムスロットを決定し(ステップS6)、次いでステップS8に進む。他方、ステップS5においてアクティブ期間APを伸長中でなければ、伸長していないアクティブ期間AP内でパケットを送信するタイムスロットを決定し(ステップS7)、次いでステップS8に進む。
ステップS8では図4のステップS31、S32の処理に基づいて衝突広告メッセージ1を送信するか否かを判断し、送信する場合にはステップS9に進み、他方、送信しない場合にはステップS18に分岐する。ステップS9ではタイムスロットのタイミングがタイムスロット=0か否かを判断し、タイムスロット=0のタイミングであればステップS10に進み、他方、タイムスロット=0のタイミングでなければステップS12に分岐する。ステップS10では衝突広告メッセージ1を送信し、次いで衝突広告メッセージ連続送信回数(Report No.)に1を加算し(ステップS11)、次いでステップS21に進む。
ステップS9においてタイムスロット=0のタイミングでない場合、自ノードの送信タイムスロットのタイミングか否かを判断し(ステップS12)、そうであればステップS13に進み、他方、そうでなければステップS17に分岐する。ステップS13ではReport No.=1か否かを判断し、そうであれば衝突広告メッセージ1とデータを含めたパケット2を送信し(ステップS14)、次いでReport No.に1を加算し(ステップS15)、次いでステップS21に進む。ステップS13においてReport No.=1でない場合、データを含めたパケットを送信し(ステップS16)、次いでステップS21に進む。ステップS12において自ノードの送信タイムスロットのタイミングでない場合、図4に詳しく示すパケット受信処理を実行し(ステップS17)、次いでステップS21に進む。
ステップS8において衝突広告メッセージ1を送信しない場合、自ノードの送信タイムスロットのタイミングか否かを判断し(ステップS18)、そうであればデータを含めたパケットを送信し(ステップS19)、次いでステップS21に進む。他方、自ノードの送信タイムスロットのタイミングでない場合、図4に詳しく示すパケット受信処理を実行し(ステップS20)、次いでステップS21に進む。ステップS21では最終タイムスロットのタイミングか否かを判断し、そうでなければステップS8に戻り、他方、そうであればステップS22に進んで図5に詳しく示す伸長制御処理を実行し、次いでステップS1に戻る。
図6は第1の実施の形態の動作例を示す。まず、最初のアクティブ期間AP1の長さは通常の長さ(タイムスロット=0,1〜7)であり、タイムスロット=1、2、3、5で周辺ノードが送信したパケットが衝突したことを検出した場合を示す。この場合には、図4に示す受信処理では、衝突を検出したタイムスロット=1、2、3、5を記録し、また、次のアクティブ期間AP2を一定の長さ(タイムスロット=0,1〜15)に伸長することを決定する。また、図5に示す伸長制御処理では衝突広告メッセージ1を生成し、また、次のアクティブ期間AP2を一定の長さ(タイムスロット=0,1〜15)に伸長する。
次のアクティブ期間AP2では、図3に示す処理では、ステップS8〜S11において衝突広告メッセージ1をタイムスロット=0で送信し、また、衝突広告メッセージ1とデータを含むパケット2をタイムスロット=6で送信する。次いでこのアクティブ期間AP2で衝突が検出された場合には、次のアクティブ期間AP3(タイムスロット=0,1〜15)のタイムスロット=0で衝突広告メッセージ1が送信され、また、このアクティブ期間AP3で衝突が検出されなかった場合には、次のアクティブ期間AP4が元の長さ(タイムスロット=0,1〜7)に戻され、タイムスロット=0では衝突広告メッセージ1の送信が停止される。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、衝突を検出した場合に次のアクティブ期間APを長くしたが、第2の実施の形態では、衝突を検出した場合に現在のアクティブ期間APを長くしている。図7〜10を参照して第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態において、通常のアクティブ期間AP内のタイムスロット数及び伸長したアクティブ期間AP内のタイムスロット数にそれぞれ(タイムスロット=0,1〜7)と(タイムスロット=0,1〜15)のように具体的な数字を規定しているが、本実施の形態はこの数での実施に限定されない.まず、図7では、図3に示すステップS5とステップS6の間にステップS5aが追加され、また、ステップS9とステップS10、S12の間にステップS9aが追加され、さらに、ステップS21aの処理が図3に示すステップS21と少し異なる。ステップS5においてアクティブ期間APを伸長中か否かを判断すると、伸長中であればステップS5aに進み、送信タイムスロットが未決定か否かを判断する。そして、未決定の場合にはステップS6に進んで、伸長したアクティブ期間AP内でパケットを送信するタイムスロットを決定し、次いでステップS8に進む。他方、ステップS5aにおいて送信タイムスロットが未決定でない場合にはそのままステップS8に進む。
また、ステップS9においてタイムスロットのタイミングがタイムスロット=0か否かを判断して、タイムスロット=0のタイミングでなければステップS9aに進み、タイムスロット=7であり、かつ衝突広告メッセージ連続送信回数(Report No.)が0か否かを判断する。そして、もしそうであればステップS10に進んで衝突広告メッセージ1を送信し、他方、そうでなければステップS12に分岐する。また、ステップS21aの処理では、最終タイムスロット(=6もしくは15)か否かを判断し、そうでなければステップS8に戻り、他方、そうであればステップS22に進む。他の処理は図3と同じであるので、説明を省略する。なお、ステップS21aにおいて、タイムスロット6を最終タイムスロットと判定するタイムスロットとして挙げているのは、通常のアクティブ期間の長さ(タイムスロット=0,1〜7)の先頭のタイムスロット0と最後のタイムスロット7を衝突広告メッセージの送信に使用する所定のタイムスロットとしているためである。
図8に示すパケット受信処理では、ステップS34a、S37a、S43aの処理がそれぞれ図4に示すステップS34、S37、S43と異なり、今のアクティブ期間APを一定の長さ(タイムスロット=0〜15)に伸長する。他の処理は図4と同じであるので、説明を省略する。また、図9に示す伸長制御処理では、ステップS54aの処理が図5に示すステップS54と異なり、また、ステップS54aの後にステップS59、S60が追加されている。ステップS54aでは今のアクティブ期間APを一定の長さ(タイムスロット=0〜15)に伸長し、次いでタイムスロット=7か否かを判断する(ステップS59)。タイムスロット=7の場合には、伸長した分のアクティブ期間AP内でパケット送信スロットを決定し(ステップS60)、次いで終了する。他方、タイムスロット=7でない場合にはそのまま終了する。他の処理は図5と同じであるので、説明を省略する。
図10は第2の実施の形態の動作例として、最初のアクティブ期間AP1の最初の長さ(タイムスロット=0,1〜7)において、タイムスロット=1、2、3、5で周辺ノードが送信したパケットが衝突したことを検出した場合を示す。この場合には、図7に示す受信処理では、ステップS32において衝突を検出したタイムスロット=1、2、3、5を記録し、また、ステップS34aにおいて今のアクティブ期間AP1を一定の長さ(タイムスロット=0,1〜15)に伸長する。そして、伸長した今のアクティブ期間AP1のタイムスロット=7で衝突広告メッセージ1を送信し、また、タイムスロット=13で衝突広告メッセージ1とデータを含むパケット2を送信する。次いでこのアクティブ期間AP1で衝突が検出された場合には、次のアクティブ期間AP2(タイムスロット=0,1〜15)のタイムスロット=0で衝突広告メッセージ1が送信され、また、このアクティブ期間AP2で衝突が検出されなかった場合には、次のアクティブ期間AP3が元の長さに戻され、タイムスロット=0では衝突広告メッセージ1の送信が停止される。
図11は本発明に係る無線通信装置(ノード)10の構成を示す。各タイムスロット上のキャリアは無線アンテナ11を経由して受信され、次いで無線受信手段12により復調されて衝突検知手段13と、受信スロット解析手段15と衝突広告メッセージ解析手段16に印加される。各タイムスロット上のキャリアの衝突は衝突検知手段13で検知され、検知された衝突発生スロット18aは情報記憶手段18に記憶される。また、各タイムスロット上の受信スロットは受信スロット解析手段15で解析され、また、衝突広告メッセージ1は衝突広告メッセージ解析手段16で解析される。「アクティブ期間伸長の制御手段」14は、衝突検知手段13で検知された衝突発生スロット18aと、受信スロット解析手段15で解析された受信スロットと、衝突広告メッセージ解析手段16で解析された衝突広告メッセージ解析手段16で解析された衝突広告メッセージ1に基づいてアクティブ期間を伸長するか否かを判断してアクティブ期間の長さ18cを決定し、この決定されたアクティブ期間の長さ18cは情報記憶手段18に記憶される。また、「パケット送信停止の制御手段」17は衝突広告メッセージ解析手段16で解析された衝突広告メッセージ1に基づいてパケット送信停止期間18bを決定し、この決定されたパケット送信停止期間18bは情報記憶手段18に記憶される。
情報記憶手段18に記憶されている衝突発生スロット18aと、パケット送信停止期間18bとアクティブ期間の長さ18cに基づいて、「データ送信用スロットの決定手段」19はデータ送信用のタイムスロットを決定し、また、衝突広告メッセージ生成手段21は衝突広告メッセージ1を生成する。生成された衝突広告メッセージ1は「衝突広告メッセージの送信制御手段22により、衝突広告メッセージ1の前述した送信タイムスロット=0,7で送信されるように送信タイミングが制御される。また、「データを含むパケットの生成手段」20は、「データ送信用スロットの決定手段」19により決定されたタイムスロットで「データを含むパケット」が、また、「衝突広告メッセージ1及びデータを含むパケット2」が生成される。この「データを含むパケット」と「衝突広告メッセージ1及びデータを含むパケット2」は、無線送信手段23により変調されて無線アンテナ11を経由して送信される。
なお、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又はすべてを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブ ル・プロセッサーを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の適用などが可能性としてあり得る。
本発明は、移動ノードが密集した状態で衝突が発生した場合に自律的に送信の機会を増やすことができ、また、送信を停止するノードを増やすことで一度に送信を試みるノードの数を減らすことができるという効果を有し、無線通信ネットワークの小型の電池式ノード、特に交換するデータの小さい電子タグシステムのほか、他のネットワーク機器に適用することができる。
本発明に係る無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置を示す説明図 本発明に係る衝突広告メッセージの構成を示す説明図 本発明に係る無線通信装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート 図3のパケット受信処理を詳しく説明するためのフローチャート 図3の伸長制御処理を詳しく説明するためのフローチャート 第1の実施の形態の動作例を示す説明図 本発明に係る無線通信装置の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート 図7のパケット受信処理を詳しく説明するためのフローチャート 図7の伸長制御処理を詳しく説明するためのフローチャート 第2の実施の形態の動作例を示す説明図 本発明に係る無線通信装置の第1、第2の実施の形態を示すブロック図 CSMA/CDにより空きタイムスロットを検出して送信する手順を示す説明図
符号の説明
1 衝突広告メッセージ
2 衝突広告メッセージとデータを含むパケット
10 無線通信装置(ノード)
11 無線アンテナ
12 無線受信手段
13 衝突検知手段
14 アクティブ期間伸長の制御手段
15 受信スロット解析手段
16 衝突広告メッセージ解析手段
17 パケット送信停止の制御手段
18 情報記憶手段
18a 衝突発生スロット
18b パケット送信停止期間
18c アクティブ期間の長さ
19 データ送信用スロットの決定手段
20 データを含むパケットの生成手段
21 衝突広告メッセージ生成手段
22 衝突広告メッセージの送信制御手段
23 無線送信手段

Claims (12)

  1. 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信方法において、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出するステップと、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージを次のアクティブ期間の前記複数のタイムスロットの所定のタイムスロットに送信するとともに、前記次のアクティブ期間を伸長するステップとを、
    備えたことを特徴とする無線通信方法。
  2. 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信方法において、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出するステップと、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、現在のアクティブ期間を伸長するとともに、衝突広告メッセージを現在のアクティブ期間の所定のタイムスロットに送信するステップとを、
    備えたことを特徴とする無線通信方法。
  3. 前記衝突を検出した前記無線通信装置が、前記衝突広告メッセージを前記所定のタイムスロットに加えて、現在のアクティブ期間においてデータを送信する他のタイムスロットに前記データととともに送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信方法。
  4. 前記衝突広告メッセージは、前記衝突を検出したタイムスロットを示すタイムスロット識別情報を含み、
    前記衝突広告メッセージを受信した前記複数の無線通信装置の各々が、自身が前回送信したタイムスロットと前記衝突広告メッセージ内のタイムスロット識別情報が一致しない場合に、次回の送信を停止することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の無線通信方法。
  5. 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージを次のアクティブ期間の前記複数のタイムスロットの所定のタイムスロットに送信するとともに、前記次のアクティブ期間を伸長する手段とを、
    備えたことを特徴とする無線通信システム。
  6. 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
    前記複数の無線通信装置の各々が、前記衝突を検出した場合に、現在のアクティブ期間を伸長するとともに、衝突広告メッセージを現在のアクティブ期間の所定のタイムスロットに送信する手段とを、
    備えたことを特徴とする無線通信システム。
  7. 前記衝突を検出した前記無線通信装置が、前記衝突広告メッセージを前記所定のタイムスロットに加えて、現在のアクティブ期間においてデータを送信する他のタイムスロットに前記データととともに送信することを特徴とする請求項5又は6に記載の無線通信システム。
  8. 前記衝突広告メッセージは、前記衝突を検出したタイムスロットを示すタイムスロット識別情報を含み、
    前記衝突広告メッセージを受信した前記複数の無線通信装置の各々が、自身が前回送信したタイムスロットと前記衝突広告メッセージ内のタイムスロット識別情報が一致しない場合に、次回の送信を停止することを特徴とする請求項5から7のいずれか1つに記載の無線通信システム。
  9. 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおける前記無線通信装置であって、
    前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
    前記衝突を検出した場合に、衝突広告メッセージを次のアクティブ期間の前記複数のタイムスロットの所定のタイムスロットに送信するとともに、前記次のアクティブ期間を伸長する手段とを、
    備えた無線通信装置。
  10. 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおける前記複数の無線通信装置であって、
    前記各タイムスロットにおける衝突を検出する手段と、
    前記衝突を検出した場合に、現在のアクティブ期間を伸長するとともに、衝突広告メッセージを現在のアクティブ期間の所定のタイムスロットに送信する手段とを、
    備えた無線通信装置。
  11. 前記衝突を検出した前記無線通信装置が、前記衝突広告メッセージを前記所定のタイムスロットに加えて、現在のアクティブ期間においてデータを送信する他のタイムスロットに前記データととともに送信することを特徴とする請求項9又は10に記載の無線通信装置。
  12. 前記衝突広告メッセージは、前記衝突を検出したタイムスロットを示すタイムスロット識別情報を含み、
    前記衝突広告メッセージを受信した前記複数の無線通信装置の各々が、自身が前回送信したタイムスロットと前記衝突広告メッセージ内のタイムスロット識別情報が一致しない場合に、次回の送信を停止することを特徴とする請求項9から10のいずれか1つに記載の無線通信装置。
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