JP2009038548A - ケーブル放送受信装置 - Google Patents

ケーブル放送受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009038548A
JP2009038548A JP2007200486A JP2007200486A JP2009038548A JP 2009038548 A JP2009038548 A JP 2009038548A JP 2007200486 A JP2007200486 A JP 2007200486A JP 2007200486 A JP2007200486 A JP 2007200486A JP 2009038548 A JP2009038548 A JP 2009038548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
management unit
ocap
cable broadcast
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007200486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5092608B2 (ja
Inventor
Hiroshi Aoki
博司 青木
Tsuneki Yasuho
恒喜 保甫
Yasunobu Kanzaki
安宣 神崎
Keisuke Iwata
圭介 岩田
Takeshi Ide
剛氏 井出
Tatsuto Horibe
達人 堀部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007200486A priority Critical patent/JP5092608B2/ja
Priority to US12/183,362 priority patent/US20090049500A1/en
Publication of JP2009038548A publication Critical patent/JP2009038548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5092608B2 publication Critical patent/JP5092608B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】内蔵アプリケーションによる制御とダウンロードアプリケーションによる制御間の調整を行い、ユーザの操作上の混乱を防止するケーブル放送受信装置を提供する。
【解決手段】ダウンロードアプリケーションと内蔵アプリケーションとを処理可能なケーブル放送受信装置であって、ダウンロードアプリケーションの制御を行う第1管理部と、内蔵アプリケーションの制御を行う第2管理部と、ダウンロードアプリケーション及び内蔵アプリケーションの動作状態を保持する動作管理部と、ダウンロードアプリケーションと内蔵アプリケーションとの優先順位を示す排他共有情報を保持し、排他共有情報又は動作管理部が管理する動作状態により第1又は第2管理部に排他制御を行わせる重複機能管理部とを備え、重複機能管理部はダウンロードアプリケーションの起動時に、起動中の内蔵アプリケーションを終了させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ケーブル放送等の受信装置であって、特に、内蔵アプリケーションとダウンロードしたアプリケーションに基づき種々の機能を実現するケーブル放送受信装置に関する。
近年、ケーブル放送においてもデジタル化が進み、種々のサービスが提供されている。このようなケーブル放送の受信装置として種々の技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。次世代の北米向けケーブル放送の標準規格としてOCAP(Open Cable Application Platform)が提案されている。
OCAPによれば、TV、STB(Set Top Box)等のケーブル放送受信装置は、放送局から電子番組表(EPG)やVOD(Video On Demand)視聴用アプリケーション等の種々のアプリケーション(Java(登録商標)アプリケーション)をダウンロード可能であり、ダウンロードしたアプリケーション(以下、OCAPアプリケーションという。)をOCAP規格で定まるAPI(Application Program Interface)に基づいて実行することにより所定の機能を実現する。
ケーブル放送受信装置は、ケーブル放送局側から送信されるOCAPアプリケーション以外に、元々組み込まれているアプリケーション(以下、内蔵アプリケーションという。)を保持している。ケーブル放送受信装置は、OCAPアプリケーションがない場合、内蔵アプリケーションに従い機能を実行する。
特表2006−511106号公報
しかしながら、OCAP規格では、OCAPアプリケーションと内蔵アプリケーションが同時に動作する場合の具体的な処理について規定されていないという問題がある。
そのため、ケーブル放送受信装置では、OCAPアプリケーションと内蔵アプリケーションが同時に同様の機能を実現する状況が発生し、ユーザの操作上の混乱を招くという実装上の問題がある。
また、内蔵アプリケーションが動作している状況において、OCAPアプリケーションのバージョンアップのタイミングも明確に規定されていないため、例えば、現在起動中のOCAPアプリケーションに対してバージョンアップが要求された場合に、即座にOCAPアプリケーションのバージョンアップをしてしまう状況が発生し、ユーザに混乱を招くという実装上の問題もある。
本発明の請求項1に係るケーブル放送受信装置は、放送局から受信した第1のアプリケーションと予め組み込まれた第2のアプリケーションとを処理可能なケーブル放送受信装置であって、第1のアプリケーションの制御を行う第1のアプリケーション管理部と、第2のアプリケーションの制御を行う第2のアプリケーション管理部と、第1のアプリケーション及び第2のアプリケーションの動作状態を保持する動作管理部と、第1のアプリケーションと第2のアプリケーションとの優先順位を示す排他共有情報を保持し、排他共有情報又は動作管理部が管理する動作状態に基づいて、第1のアプリケーション管理部又は第2のアプリケーション管理部に排他制御を行わせる重複機能管理部と、を備え、重複機能管理部は、第1のアプリケーションの起動時に、起動中の第2のアプリケーションを終了させることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るケーブル放送受信装置は、放送局から受信した第1のアプリケーションと予め組み込まれた第2のアプリケーションとを処理可能なケーブル放送受信装置であって、第1のアプリケーションの制御を行う第1のアプリケーション管理部と、第2のアプリケーションの制御を行う第2のアプリケーション管理部と、第1のアプリケーション及び第2のアプリケーションの動作状態を保持する動作管理部と、第1のアプリケーションと第2のアプリケーションとの優先順位を示す排他共有情報を保持し、排他共有情報又は動作管理部が管理する動作状態に基づいて、第1のアプリケーション管理部又は第2のアプリケーション管理部に排他制御を行わせる重複機能管理部と、を備え、第1のアプリケーションは、重複機能管理部の排他制御結果に基づいて、第1のアプリケーションに関連する第3のアプリケーションを起動させないことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るケーブル放送受信装置は、請求項1にかかるケーブル放送受信装置の構成において、第1のアプリケーションは、起動時に第1のアプリケーション管理部に対し所定の問い合わせ要求を送信し、第1のアプリケーション管理部は、重複機能管理部から所定の問い合わせ要求に対する情報を取得し、取得した情報を所定の問い合わせ要求に対する応答として第1のアプリケーションに通知する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るケーブル放送受信装置は、請求項2にかかるケーブル放送受信装置の構成において、第1のアプリケーションは、起動時に第1のアプリケーション管理部に対し所定の問い合わせ要求を送信し、第1のアプリケーション管理部は、重複機能管理部から所定の問い合わせ要求に対する情報を取得し、取得した情報を所定の問い合わせ要求に対する応答として第1のアプリケーションに通知する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係るケーブル放送受信装置は、請求項3にかかるケーブル放送受信装置の構成において、第1のアプリケーションは、所定の問い合わせ要求に対する応答を受け、第1のアプリケーションに関連する第3のアプリケーションを起動させ、第3のアプリケーションは、起動時に重複機能管理部に対し所定の通知を行い、重複機能管理部は、所定の通知を受け、第2のアプリケーション管理部に第2のアプリケーションを終了させることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係るケーブル放送受信装置は、請求項4にかかるケーブル放送受信装置の構成において、第1のアプリケーションは、所定の問い合わせ要求に対する応答を受け、第1のアプリケーションに関連する第3のアプリケーションを起動させないことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係るケーブル放送受信装置は、請求項5、6のいずれかにかかるケーブル放送受信装置の構成において、第2のアプリケーション及び第3のアプリケーションは、同機能を有するアプリケーションであることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係るケーブル放送受信装置は、請求項7にかかるケーブル放送受信装置の構成において、同機能は、PIN入力機能であることを特徴とする。
また、本発明の請求項9に係るケーブル放送受信装置は、請求項1にかかるケーブル放送受信装置の構成において、第2のアプリケーションは、少なくともバナー表示、チューニングエラー表示に関連するアプリケーションであることを特徴とする。
また、本発明の請求項10に係るケーブル放送受信装置は、放送局から受信した第1のアプリケーションと予め組み込まれた第2のアプリケーションとを処理可能なケーブル放送受信装置であって、少なくとも第1のアプリケーションのバージョン情報及び第1のアプリケーションの格納場所を受信するケーブルカード管理部と、第1のアプリケーションを保持するアプリケーション保持部と、起動中の第1のアプリケーションの情報を保持する第1のアプリケーション管理部と、第2のアプリケーションの制御を行うとともに、スタンバイオフ状態を検知する第2のアプリケーション管理部と、アプリケーション保持部が保持する第1のアプリケーションのバージョン情報を保持するとともに、第1のアプリケーションのバージョンアップを制御するバージョン管理部と、を備え、バージョン管理部は、ケーブルカード管理部から取得したバージョン情報、第1のアプリケーション管理部から取得した起動中の第1のアプリケーションの情報及び保持したバージョン情報に基づいてバージョンアップが必要か否かを判断し、起動中の第1のアプリケーションのバージョンアップが必要であると判断した場合は、第2のアプリケーション管理部からのスタンバイオフ通知に基づいてケーブルカード管理部に格納場所から最新の第1のアプリケーションを受信させ、アプリケーション保持部の第1のアプリケーションを最新の第1のアプリケーションに書き換えることを特徴とする。
また、本発明の請求項11に係るケーブル放送受信装置は、請求項10にかかるケーブル放送受信装置の構成において、バージョン管理部は、アプリケーション保持部の第1のアプリケーションを最新の第1のアプリケーションに書き換えた後に、第1のアプリケーション管理部に書き換え完了通知を行い、第1のアプリケーション管理部は、書き換え完了通知に基づいて再起動することを特徴とする。
本発明によれば、ケーブル放送受信装置において、内蔵アプリケーションによる制御とOCAPアプリケーションによる制御間の調整を行い、ユーザの操作上の混乱を防止することができる。
また、本発明によれば、OCAPアプリケーションのバージョンアップを効率的に行うことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るケーブル放送受信装置のハードウェア構成を示す図である。ケーブル放送受信装置100は、ケーブル250を介して、ケーブル放送局に設置されたケーブル放送を提供する局内サーバ200と接続されており、特定のケーブル放送局からケーブル放送を受信するためのケーブルカード300を挿入し所定の処理を行うことによってケーブル放送を受信する。また、ケーブル放送受信装置100は、リモコン400を介してユーザ操作情報(キーコード)を受信し、受信したキーコードに応じた処理を実行する。更に、ケーブル放送受信装置100は、DVD等の外部録画機器へ映像音声信号を出力するための出力系統(出力)と、ケーブル放送からの情報以外に複数の映像音声信号の入力系統(入力1、入力2、入力3)を有する。ここで、本実施の形態1のケーブル放送受信装置100は、OCAP規格に準拠したケーブル放送を受信可能である。なお、図1では、音声信号を処理するための構成は説明の簡略化のために省略してある。
ケーブル放送受信装置100は、CPU10と、ディスプレイ11と、合成部12と、プレーン管理部13と、AVデコーダ14と、TDデコーダ15と、チューナ16と、ケーブルカードインターフェース(ケーブルカードI/F)17と、リモコン受信部18と、ハードディスクドライブ(HDD)19と、メモリ20と、キャッシュメモリ21と、セレクタ22及び処理回路23a〜23cから構成される。
CPU10は、ケーブル放送受信装置100の動作を制御するコントローラである。CPU10には、データの記憶手段としてHDD19と、揮発性メモリ20及び不揮発性記憶手段であるキャッシュメモリ21が接続されている。また、リモコン受信部18から入力されたキーコードに基づき、ケーブル放送及び入力1〜3のうちのいずれか1つをディスプレイ11に表示させる。
ディスプレイ11は、合成部12から出力された映像を表示する。合成部12は、プレーン管理部13から出力されたプレーンを合成し、ディスプレイ11への出力又は外部録画機器への出力を行う。ここで、ディスプレイ11へプレーンを出力する場合は、内蔵アプリケーション専用プレーン、ビデオプレーン、スチルプレーン、OSDプレーン、OCAPアプリケーション専用プレーンを内蔵アプリケーションとOCAPアプリケーションの動作状態に応じて夫々合成して出力し、外部録画機器へ出力する場合は、ビデオプレーン、スチルプレーン及びOSDプレーンを合成して出力する。
プレーン管理部13は、内蔵アプリケーション専用プレーン、ビデオプレーン、スチルプレーン、OSDプレーン及びOCAPアプリケーション専用プレーンを管理する。プレーンとは、1画面分の画素データを記憶しておくためのメモリ領域である。内蔵アプリケーション専用プレーンは、内蔵アプリケーションのOSD情報を記憶するためのメモリ領域である。ビデオプレーンは、映像を記憶するためのメモリ領域であり、スチルプレーンは、OCAPアプリケーション(52a、52b)が背景画として用いる静止画像を記憶するためのメモリ領域である。OSDプレーンは、OCAPアプリケーション(52a、52b)が使用するOSD情報を記憶するためのメモリ領域である。OCAP専用プレーンは、OCAPアプリケーション(52a、52b)が外部録画機器へ出力したくないOSD情報を記憶するためのメモリ領域である。
AVデコーダ14は、局内サーバ200よりMPEG形式等で配信された音声/映像データを復号する。TDデコーダ15は、音声/映像/データを多重化したトランスポートストリームをフィルタリングする。チューナ16は、局内サーバ200よりケーブル250を介して配信された信号を受信する。受信された信号はケーブルカード300でデスクランブルされTDデコーダ15へ出力される。
ケーブルカードI/F17は、ケーブルカード300とデータのやりとりを行う。リモコン受信部18は、リモコン400からユーザ操作情報を受信し、キーコードとしてCPU10へ出力する。
セレクタ22は、処理回路23a〜23cからの出力のうちの1つの出力を選択し、合成部12へ出力する。処理回路23a〜23cは、入力系統(入力1、入力2、入力3)から入力された映像音声信号を処理し、セレクタ22へ出力する。
次に、図2を用いて、ケーブル放送受信装置100の機能的構成を説明する。図2に示す機能的構成はCPU10が所定のプログラムを実行することで実現される。なお、図2においては説明の便宜上、主要な機能のみを示している。図2に示されていない機能であっても、後述するケーブル放送受信装置100の機能は、CPU10が所定のプログラムを実行することで実現され得ることは言うまでもない。
ケーブル放送受信装置100は、内蔵アプリケーション(51a、51b)と、OCAPアプリケーション(52a、52b)と、内蔵アプリケーション管理部53と、OCAPアプリケーション管理部54と、動作モード管理部55と、キー配送部56と、重複機能管理部57と、データ管理部58と、ケーブルカード管理部59と、OCAPバージョン管理部60と、OCAPアプリケーション保持部61及びOS62から構成される。
内蔵アプリケーション(51a、51b)は、例えば、選局アプリケーション、ペアレンタルコントロール表示アプリケーション、設定アプリケーション等の出荷時に組み込まれているあるいはネットワーク経由やSDカード等の記憶媒体を介してインストールされたアプリケーションである。OCAPアプリケーション(52a、52b)は、例えば、選局アプリケーション、ペアレンタルコントロール表示アプリケーション、設定アプリケーション等の局内サーバ200からダウンロードして取得したアプリケーションである。
内蔵アプリケーション管理部53は、内蔵アプリケーション(51a、51b)の起動及びキー配送制御、OCAPアプリケーション管理部54の起動を制御する。OCAPアプリケーション管理部54は、OCAPアプリケーション(52a、52b)を実行するミドルウェアであって、OCAPアプリケーション(52a、52b)の起動及びキー配送制御を行う。
動作モード管理部55は、ケーブル放送受信装置100の動作モードを管理する。動作モードはIDTVモードとOCAPモードであって、内蔵アプリケーション(51a、51b)のみが動作している状態をIDTVモードとし、OCAPアプリケーション(52a、52b)が更に動作している状態をOCAPモードとする。また、内蔵アプリケーション(51a、51b)の状態を管理するとともに、OCAPアプリケーション管理部54から通知されたOCAPアプリケーション(52a、52b)の起動及び終了を管理する。
キー配送部56は、リモコン400からのキーコードを内蔵アプリケーション管理部53又はOCAPアプリケーション管理部54へ配送する。
重複機能管理部57は、内蔵アプリケーション(51a、51b)とOCAPアプリケーション(52a、52b)の動作状態及び予め設定された排他共有情報に基づいて内蔵アプリケーション(51a、51b)とOCAPアプリケーション(52a、52b)の排他/共有の判断を行う。ここで、排他共有情報とは、両アプリケーション間で実行する同様の機能に関して、機能毎にOCAP優先かIDTV優先かを記載している情報である。重複機能管理部57の処理については後ほど詳述する。
データ管理部58は、例えばPIN(Personal IdentificaionNumber)情報、ペアレンタル情報、字幕設定情報等の内蔵アプリケーション(51a、51b)とOCAPアプリケーション(52a、52b)の両方で共有するデータを管理する。ケーブルカード管理部59は、ケーブルカード300からの要求を受信し、管理し、実行するモジュールである。
OCAPバージョン管理部60は、OCAPアプリケーション保持部61で保持されているOCAPアプリケーション(52a、52b)のバージョンを管理するとともに、受信したXAIT(Extended Application Information Table)に基づいてOCAPアプリケーション(52a、52b)のバージョンアップ処理を行う。ここで、XAITとは、局内サーバ200から送信されるOCAPアプリケーション(52a、52b)の管理情報であって、少なくとも起動するOCAPアプリケーション(52a、52b)の情報として、バージョン情報、OCAPアプリケーション(52a、52b)の格納場所(URL情報等)を含む。ケーブル放送受信装置100は、局内サーバ200から定期的にXAITを受信している。OCAPアプリケーション保持部61は、XAITに基づいて局内サーバ200からダウンロードしたOCAPアプリケーション(52a、52b)を保持する。OS62は、ケーブル放送受信装置100全体を管理するソフトウェアである。
次に、図3を用いてケーブル放送受信装置100のOCAP起動時の状態遷移を説明する。ここで、OCAP起動時とは、OCAP規格により定義されたServiceContextの取得が完了した時又はOSDが不可視状態から可視状態に変更された時を意味する。なお、OCAP起動時は、上記以外に、OCAP規格により定義されたXletのロード完了時、intXlet処理時、あるいはstartXlet処理時であってもよい。
ケーブル放送受信装置100は、主電源Off状態301と、初期化状態302と、ケーブルカード300が挿入されていない状態であるNoCard状態303と、ケーブルカード300が挿入された状態であってOCAPが起動していない状態であるLegacyService状態304及びOCAPが起動した状態であるOCAPService状態305の5つの状態を有する。
ケーブル放送受信装置100は、主電源Off状態301においてAC電源をONした場合、ケーブルカード300の挿入有無によってNoCard状態303、LegacyService状態304へ遷移する。そして、LegacyService状態304においてXAITを受信すると、OCAPService状態305へ遷移する。
次に、図4を用いて、ケーブル放送受信装置100において内蔵アプリケーション(51a、51b)とOCAPアプリケーション(52a、52b)が同時に動作する場合の機能分類を説明する。
ケーブル放送受信装置100において、ケーブル放送受信装置100の全機能は、IDTVドメイン401に属する。IDTVドメイン401は、受信機ドメイン402とそれ以外に分割される。受信機ドメイン402には、STBやTVなどの受信機が持つ共通の機能が属する。受信機ドメイン402に属さない領域には、ディスプレイやスピーカなどTV特有の機能が属する。受信機ドメイン402は、チューナサービスドメイン403と、外部入力サービスドメイン405と、受信機独自サービスドメイン406及びそれ以外に 分割される。チューナサービスドメイン403には、放送を受信する機能が属する。外部入力サービスドメイン405には、外部入力から受信したサービスをユーザに提供する機能が属する。受信機独自サービスドメイン406には、受信機が内蔵する独自サービスをユーザに提供する機能が属する。チューナサービスドメイン403は、さらにCableサービスドメイン404とそれ以外に分割される。Cableサービスドメイン404には、ケーブル放送局が送出するサービスをユーザに提供する機能が属する。
ケーブル放送受信装置100では、内蔵アプリケーション(51a、51b)とOCAPアプリケーション(52a、52b)が同時に動作している場合に、Cableサービスドメイン404に属する機能が夫々のアプリケーション毎で同時に実行されてしまうことがあるため、本発明では、受信機ドメイン402に属する機能に関して、内蔵アプリケーション(51a、51b)、OCAPアプリケーション(52a、52b)間で排他制御を行う。以降、ロック機能(特にPIN入力機能)を代表例として説明する。
まず、PIN入力機能に関する排他制御を説明する前に、OCAP起動時のケーブル放送受信装置100の処理について図2を用いて説明する。
ケーブルカード管理部59は、OS62を介してXAITを受信した場合、内蔵アプリケーション管理部53へのXAIT受信通知及びOCAPバージョン管理部60へのXAIT送信を行う。内蔵アプリケーション管理部53は、XAIT受信通知を受け、OCAPアプリケーション管理部54を起動させる。
OCAPアプリケーション管理部54は、OCAPバージョン管理部60に対し、受信したXAITと既に記憶しているXAITとの比較を行わせ、比較結果に基づいてOCAPアプリケーション保持部61で保持しているOCAPアプリケーション(52a、52b)を起動させるとともに、動作モード管理部55に対しOCAP起動通知を行う。
動作モード管理部55は、動作モードをIDTVモードからOCAPモードに設定すると共に、重複機能管理部57に対し、OCAP起動通知を行う。
重複機能管理部57は、OCAP起動通知を受け、動作モード管理部55から内蔵アプリケーション(51a、51b)の動作状態を取得する。これがOCAP起動時の一連の処理である。
では、ここでPIN入力機能の排他制御について図2、図5及び図6を用いて説明する。PIN入力機能に関しては、重複機能管理部57の排他共有情報は「OCAP優先」となっている。図5は、OCAP起動時のPIN入力画面制御を示す図であり、図6は、PIN入力時の排他制御に関する処理を示すフローチャートである。
前提として、ケーブル放送受信装置100では、内蔵アプリケーション(51a、51b)として選局アプリケーションが動作しAV表示が行われている状態であって、動作モード管理部55は、動作モードとして「IDTVモード」、内蔵アプリケーションの状態として「選局アプリケーション動作中」という情報を保持している。
ここで、OS62、キー配送部56を介してユーザからチャンネル切替のキーコードが内蔵アプリケーション管理部53に入力された場合、内蔵アプリケーション管理部53は、選局アプリケーションに対してチャンネル切替のキーコードを配送する。選局アプリケーションは配送されたキーコードに基づいてチャンネル切替を行う。この際、チャンネル切替後のAVは、ペアレンタルロックがかかっているとする。そのため、選局アプリケーションは内蔵アプリケーション管理部53に対し、ペアレンタルコントロール表示アプリケーション起動要求を送信する。
内蔵アプリケーション管理部53は、ペアレンタルコントロール表示アプリケーション起動要求を受け、内蔵アプリケーション(51a、51b)の1つであるペアレンタルコントロール表示アプリケーションを選局アプリケーションの前面で起動させる(500、S601)。そして、ペアレンタルコントロール表示アプリケーションは、起動通知を動作モード管理部55に通知する。動作モード管理部55は、内蔵アプリケーションの状態として、「選局アプリケーション動作中、PIN未解除」を保持する。
ユーザは、リモコン400を介してPIN入力を行う。PIN入力情報は、キー配送部56、内蔵アプリケーション管理部53を介してペアレンタルコントロール表示アプリケーションに入力される。
所定文字数入力後、ペアレンタルコントロール表示アプリケーションは、データ管理部58にて管理されているPIN情報と入力されたPIN入力情報とを比較する。一致した場合、「PIN解除済み」を動作モード管理部55へ通知すると共に、ペアレンタルコントロール表示アプリケーションは終了する(S602でYES)。ペアレンタルコントロール表示アプリケーションの終了と共に、ユーザは選局アプリケーションが表示しているAVを視聴することができる(S603)。この一連の処理により、動作モード管理部55は、内蔵アプリケーションの状態として、「選局アプリケーション動作中、PIN解除済み」を保持する。
ここで、上記状態において、上述のOCAP起動時の一連の処理に基づいてOCAP起動が行われ、OCAPアプリケーション(52a、52b)としてOCAPの選局アプリケーションが起動したとする。そして、OCAPの選局アプリケーションが表示するAVにはペアレンタルロックがかかっているとする。OCAP起動によって、動作モード管理部55が管理する動作モードは「OCAPモード」となり、内蔵アプリケーションの状態は「選局アプリケーション動作中、PIN解除済み」、OCAPアプリケーションの状態は「OCAPアプリケーション動作中」となる。また、重複機能管理部57は、内蔵アプリケーション及びOCAPアプリケーションの各状態を動作モード管理部55から取得している(S604で「YES」)。
起動したOCAPの選局アプリケーションはOCAPアプリケーション管理部54に対し、PIN解除問い合わせ要求を行う。OCAPアプリケーション管理部54は重複機能管理部57に対して、PIN解除問い合わせを行う。重複機能管理部57は、排他共有情報として「OCAP優先」、内蔵アプリケーションの状態として「PIN解除済み」情報を保持しているため、OCAPアプリケーション管理部54に対して「PIN解除済み」を通知する。これを受け、OCAPアプリケーション管理部54は、OCAPの選局アプリケーションに対し「PIN解除済み」を応答する。
上記処理によって、OCAPの選局アプリケーションはOCAPのペアレンタルコントロール表示アプリケーションを起動させない。これにより、ユーザはOCAPの選局アプリケーションが表示しているAVをPIN入力を行うことなく表示することができる(501、S605)。
ところで、上記処理では、OCAP起動時に内蔵アプリケーション(51a、51b)のペアレンタルコントロール表示アプリケーションのPIN解除済み情報をOCAPアプリケーション(52a、52b)のペアレンタルコントロール表示アプリケーションで利用(共有)させ、PIN入力時の排他制御を行った。しかしながら、上記処理では、ユーザがPIN入力中においてOCAPが起動した場合の処理については言及していない。そこで、以下で、上記処理においてPIN入力中にOCAPが起動した場合のPIN入力画面の排他制御について説明する。
ユーザがリモコン400を介してPIN入力を行っている途中で、上述のOCAP起動時の一連の処理に基づいてOCAP起動が行われ、OCAPアプリケーション(52a、52b)としてOCAPの選局アプリケーションが起動したとする。そして、OCAPの選局アプリケーションが表示するAVにはペアレンタルロックがかかっているとする。OCAP起動によって、動作モード管理部55が管理する動作モードは「OCAPモード」となり、内蔵アプリケーションの状態は「選局アプリケーション動作中、PIN未解除」、OCAPアプリケーションの状態は「OCAPアプリケーション動作中」となる。また、重複機能管理部57は、内蔵アプリケーション及びOCAPアプリケーションの各状態を動作モード管理部55から取得している(S602で「NO」、S606で「YES」)。
起動したOCAPの選局アプリケーションはOCAPアプリケーション管理部54に対し、PIN解除問い合わせ要求を行う。OCAPアプリケーション管理部54は重複機能管理部57に対して、PIN解除問い合わせを行う。重複機能管理部57は、排他共有情報として「OCAP優先」、内蔵アプリケーションの状態として「PIN未解除」情報を保持しているため、OCAPアプリケーション管理部54に対して「PIN未解除」を通知する。OCAPアプリケーション管理部54は、OCAPの選局アプリケーションに対し「PIN未解除」を応答する。
これを受け、OCAPの選局アプリケーションは、OCAPアプリケーション管理部54に対しペアレンタルコントロール表示アプリケーション起動要求を送信する。OCAPアプリケーション管理部54は、ペアレンタルコントロール表示アプリケーション起動要求を受け、OCAPアプリケーション(52a、52b)の1つであるペアレンタルコントロール表示アプリケーションを選局アプリケーションの前面で起動させる(502、S607)。起動したOCAPのペアレンタルコントロール表示アプリケーションは、PIN入力中通知を重複機能管理部57に通知する。
重複機能管理部57は、PIN入力中通知を受け、内蔵アプリケーション管理部53に対し、ペアレンタルコントロール表示アプリケーション終了要求を送信する。内蔵アプリケーション管理部53は、表示中の内蔵アプリケーションのペアレンタルコントロール表示アプリケーションを終了させる(S608)。ペアレンタルコントロール表示アプリケーションは終了時に動作モード管理部55に対し「PIN未解除」を通知する。
上記処理によって、ユーザは通常のOCAPでのPIN入力処理を行った後(S609で「YES」)、OCAPの選局アプリケーションが表示しているAVを視聴することができる(S605)。
以上により、内蔵アプリケーション(51a、51b)とOCAPアプリケーション(52a、52b)が同時にPIN入力機能を動作させる状況において、アプリケーション間の調整を効率的に行うことができる。
なお、本実施の形態1では、代表例としてPIN入力機能について説明したが、バナー表示機能、選局関連表示機能(例えば、チューニングエラー表示機能)等の両アプリケーション間で同時に動作する機能に関しても、OCAPアプリケーションが起動した場合は、内蔵アプリケーション(51a、51b)として動作している、バナー表示機能、選局関連表示機能(例えば、チューニングエラー表示機能)等に関連するアプリケーションを終了させる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、OCAPバージョン管理部60での比較処理について詳述する。特に、OCAPアプリケーション(52a、52b)のバージョンアップの観点から、図2及び図7を用いて説明する。なお、バージョンアップはOCAP起動時になされる場合と、OCAP動作中にXAITを受信し、その受信に基づいて行われる場合がある。いずれにしても、トリガがXAITを受信であることには変わりない。そこで、本実施の形態2では、OCAP動作中にバージョンアップを通知するXAITを受信した場合を例として説明する。
ケーブルカード管理部59は、OS62を介してXAITを受信した場合、OCAPバージョン管理部60へのXAIT送信を行う(S701)。
XAITを受信したOCAPバージョン管理部60は、OCAPアプリケーション管理部54から少なくとも現在起動しているOCAPアプリケーション(52a、52b)の識別子とバージョン情報を取得する。そして、OCAPアプリケーション管理部54から取得した情報と、受信したXAIT、及び記憶しているOCAPアプリケーション保持部61で保持されているOCAPアプリケーション(52a、52b)のバージョンに基づいてバージョンアップが必要か否かを判断し(S702)、バージョンアップが必要と判断した場合であって(S702で「YES」)、バージョンアップ対象のOCAPアプリケーション(52a、52b)が動作中でない場合は(S703で「NO」)、受信したXAITに記載されている格納場所から所定の方法でOCAPアプリケーション(52a、52b)を取得し、OCAPアプリケーション保持部61の対象OCAPアプリケーション(52a、52b)を書き換える(S704)。
一方、バージョンアップ対象のOCAPアプリケーション(52a、52b)が動作中の場合は(S703で「YES」)、ケーブル放送受信装置100がスタンバイオフ状態になるまで所定のバージョンアップ処理は実行しない。ここで、スタンバイオフ状態は、ユーザのリモコン400操作あるいはケーブル放送受信装置100に設置されたボタン等により、キーコードとしてOS62、キー配送部56を介して内蔵アプリケーション管理部53へ通知される。そして、内蔵アプリケーション管理部53はスタンバイオフを検知した場合、OCAPアプリケーション管理部54に対してスタンバイオフ通知を送信する。これを受け、OCAPアプリケーション管理部54はOCAPバージョン管理部60に対し、スタンバイオフ通知を行う。この一連の処理によってOCAPバージョン管理部60はスタンバイオフ状態を検知し、受信したXAITに記載されている格納場所から所定の方法でOCAPアプリケーション(52a、52b)を取得し、OCAPアプリケーション保持部61の対象OCAPアプリケーション(52a、52b)を書き換える。書き換え完了後、OCAPバージョン管理部60は書き換え完了通知をOCAPアプリケーション管理部54に通知し、OCAPアプリケーション管理部54は書き換え完了通知を受け、再起動する(S705)。
なお、本実施の形態2では、ステップS705の処理において、書き換え完了通知を受けてOCAPアプリケーション管理部54が再起動しているが、起動中のバージョンアップ対象OCAPアプリケーション(52a、52b)のみを再起動させるようにしてもよい。
また、スタンバイオフ通知のトリガをユーザの直接操作であるリモコン400操作あるいはケーブル放送受信装置100に設置されたボタン操作としているが、トリガは内部のイベントであってもよい。
以上の処理によって、OCAPアプリケーション(52a、52b)のバージョンアップを効率的に行うことができる。
本発明は、放送データを受信する受信装置であって、内蔵のアプリケーションとダウンロードしたアプリケーションの双方により機能が実現されるTV、STB等の放送受信装置で有用である。
本発明の実施の形態1に係るケーブル放送受信装置のハードウェア構成を示す図 同実施の形態に係るケーブル放送受信装置の機能的構成を示す図 同実施の形態に係るケーブル放送受信装置の状態遷移を示す図 同実施の形態に係るケーブル放送受信装置の機能分類を示す図 同実施の形態に係るPIN入力画面制御を示す図 同実施の形態に係るPIN入力時の排他制御に関する処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係るXAITバージョンアップに関する処理を示すフローチャート
符号の説明
100 ケーブル放送受信装置
11 ディスプレイ
12 合成部
13 プレーン管理部
14 AVデコーダ
15 TDデコーダ
16 チューナ
17 ケーブルカードI/F
18 リモコン受信部
19 HDD
20 メモリ
21 キャッシュメモリ
22 セレクタ
23a〜23c 処理回路
200 局内サーバ
250 ケーブル
300 ケーブルカード
400 リモコン
51a、51b 内蔵アプリケーション
52a、52b OCAPアプリケーション
53 内蔵アプリケーション管理部
54 OCAPアプリケーション管理部
55 動作モード管理部
56 キー配送部
57 重複機能管理部
58 データ管理部
59 ケーブルカード管理部
60 OCAPバージョン管理部
61 OCAPアプリケーション保持部
62 OS

Claims (11)

  1. 放送局から受信した第1のアプリケーションと予め組み込まれた第2のアプリケーションとを処理可能なケーブル放送受信装置であって、
    前記第1のアプリケーションの制御を行う第1のアプリケーション管理部と、
    前記第2のアプリケーションの制御を行う第2のアプリケーション管理部と、
    前記第1のアプリケーション及び前記第2のアプリケーションの動作状態を保持する動作管理部と、
    前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとの優先順位を示す排他共有情報を保持し、前記排他共有情報又は前記動作管理部が管理する動作状態に基づいて、前記第1のアプリケーション管理部又は前記第2のアプリケーション管理部に排他制御を行わせる重複機能管理部と、を備え、
    前記重複機能管理部は、前記第1のアプリケーションの起動時に、起動中の前記第2のアプリケーションを終了させることを特徴とするケーブル放送受信装置。
  2. 放送局から受信した第1のアプリケーションと予め組み込まれた第2のアプリケーションとを処理可能なケーブル放送受信装置であって、
    前記第1のアプリケーションの制御を行う第1のアプリケーション管理部と、
    前記第2のアプリケーションの制御を行う第2のアプリケーション管理部と、
    前記第1のアプリケーション及び前記第2のアプリケーションの動作状態を保持する動作管理部と、
    前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとの優先順位を示す排他共有情報を保持し、前記排他共有情報又は前記動作管理部が管理する動作状態に基づいて、前記第1のアプリケーション管理部又は前記第2のアプリケーション管理部に排他制御を行わせる重複機能管理部と、を備え、
    前記第1のアプリケーションは、前記重複機能管理部の排他制御結果に基づいて、前記第1のアプリケーションに関連する第3のアプリケーションを起動させないことを特徴とするケーブル放送受信装置。
  3. 前記第1のアプリケーションは、起動時に前記第1のアプリケーション管理部に対し所定の問い合わせ要求を送信し、
    前記第1のアプリケーション管理部は、前記重複機能管理部から前記所定の問い合わせ要求に対する情報を取得し、取得した前記情報を前記所定の問い合わせ要求に対する応答として前記第1のアプリケーションに通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル放送受信装置。
  4. 前記第1のアプリケーションは、起動時に前記第1のアプリケーション管理部に対し所定の問い合わせ要求を送信し、
    前記第1のアプリケーション管理部は、前記重複機能管理部から前記所定の問い合わせ要求に対する情報を取得し、取得した前記情報を前記所定の問い合わせ要求に対する応答として前記第1のアプリケーションに通知する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のケーブル放送受信装置。
  5. 前記第1のアプリケーションは、前記所定の問い合わせ要求に対する応答を受け、前記第1のアプリケーションに関連する第3のアプリケーションを起動させ、
    前記第3のアプリケーションは、起動時に前記重複機能管理部に対し所定の通知を行い、
    前記重複機能管理部は、前記所定の通知を受け、前記第2のアプリケーション管理部に前記第2のアプリケーションを終了させることを特徴とする請求項3に記載のケーブル放送受信装置。
  6. 前記第1のアプリケーションは、前記所定の問い合わせ要求に対する応答を受け、前記第1のアプリケーションに関連する第3のアプリケーションを起動させないことを特徴とする請求項4に記載のケーブル放送受信装置。
  7. 前記第2のアプリケーション及び前記第3のアプリケーションは、同機能を有するアプリケーションであることを特徴とする請求項5、6のいずれかに記載のケーブル放送受信装置。
  8. 前記同機能は、PIN入力機能であることを特徴とする請求項7に記載のケーブル放送受信装置。
  9. 前記第2のアプリケーションは、少なくともバナー表示、チューニングエラー表示に関連するアプリケーションであることを特徴とする請求項1に記載のケーブル放送受信装置。
  10. 放送局から受信した第1のアプリケーションと予め組み込まれた第2のアプリケーションとを処理可能なケーブル放送受信装置であって、
    少なくとも前記第1のアプリケーションのバージョン情報及び前記第1のアプリケーションの格納場所を受信するケーブルカード管理部と、
    前記第1のアプリケーションを保持するアプリケーション保持部と、
    起動中の前記第1のアプリケーションの情報を保持する第1のアプリケーション管理部と、
    前記第2のアプリケーションの制御を行うとともに、スタンバイオフ状態を検知する第2のアプリケーション管理部と、
    前記アプリケーション保持部が保持する前記第1のアプリケーションのバージョン情報を保持するとともに、前記第1のアプリケーションのバージョンアップを制御するバージョン管理部と、を備え、
    前記バージョン管理部は、前記ケーブルカード管理部から取得した前記バージョン情報、前記第1のアプリケーション管理部から取得した起動中の前記第1のアプリケーションの情報及び保持した前記バージョン情報に基づいてバージョンアップが必要か否かを判断し、起動中の前記第1のアプリケーションのバージョンアップが必要であると判断した場合は、前記第2のアプリケーション管理部からのスタンバイオフ通知に基づいて前記ケーブルカード管理部に前記格納場所から最新の前記第1のアプリケーションを受信させ、前記アプリケーション保持部の前記第1のアプリケーションを最新の前記第1のアプリケーションに書き換えることを特徴とするケーブル放送受信装置。
  11. 前記バージョン管理部は、前記アプリケーション保持部の前記第1のアプリケーションを最新の前記第1のアプリケーションに書き換えた後に、前記第1のアプリケーション管理部に書き換え完了通知を行い、
    前記第1のアプリケーション管理部は、前記書き換え完了通知に基づいて再起動することを特徴とする請求項10に記載のケーブル放送受信装置。
JP2007200486A 2007-08-01 2007-08-01 受信装置 Expired - Fee Related JP5092608B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007200486A JP5092608B2 (ja) 2007-08-01 2007-08-01 受信装置
US12/183,362 US20090049500A1 (en) 2007-08-01 2008-07-31 Receiving device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007200486A JP5092608B2 (ja) 2007-08-01 2007-08-01 受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009038548A true JP2009038548A (ja) 2009-02-19
JP5092608B2 JP5092608B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=40440088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007200486A Expired - Fee Related JP5092608B2 (ja) 2007-08-01 2007-08-01 受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5092608B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244430A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 受信機及びプログラム
CN104469532A (zh) * 2014-12-23 2015-03-25 三星电子(中国)研发中心 提示电视功能的方法和装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015889A (ja) * 2001-06-27 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
WO2006107662A2 (en) * 2005-04-01 2006-10-12 Microsoft Corporation System for running applications in a resource-constrained set-top box environment

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015889A (ja) * 2001-06-27 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
WO2006107662A2 (en) * 2005-04-01 2006-10-12 Microsoft Corporation System for running applications in a resource-constrained set-top box environment

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244430A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 受信機及びプログラム
CN104469532A (zh) * 2014-12-23 2015-03-25 三星电子(中国)研发中心 提示电视功能的方法和装置
CN104469532B (zh) * 2014-12-23 2018-06-05 三星电子(中国)研发中心 提示电视功能的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5092608B2 (ja) 2012-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101215350B1 (ko) 케이블 방송 수신기 및 펌웨어 업그레이드 방법
KR101526967B1 (ko) 방송 송신기, 방송 수신기 및 케이블 방송의 소프트웨어수신 방법
US9961409B2 (en) Reception device, reception method, broadcasting device, broadcasting method, and link application control system
US9154833B2 (en) Information processing apparatus, data management method, and program
US20060294574A1 (en) Apparatuses and methods for receiving software/firmware
CN103210660A (zh) 接收设备、接收方法、程序和广播系统
KR100785078B1 (ko) 설정환경 알림 기능을 구비한 호스트장치 및 그 방법
US10063923B2 (en) Digital device and control method thereof
US9065733B2 (en) Method and system for registering a client device in a multi-room digital video recording system
CN101345851B (zh) 图像处理设备及其控制方法
US20090282434A1 (en) Digital broadcast receiver
CN103561326A (zh) 一种基于数字电视浏览器的播放方法
JP4960175B2 (ja) デジタル放送受信機
JP2006135589A (ja) デジタル放送受信装置および方法
JP5092608B2 (ja) 受信装置
JP2009044401A (ja) 受信装置
US20110067022A1 (en) Method and system for updating a software image at a client device
US20090049500A1 (en) Receiving device
KR20070056778A (ko) 디지털 데이터 방송 수신기의 해상도 제어 방법, 장치 및그 디지털 데이터 방송 수신기
JPWO2009019828A1 (ja) 受信装置
EP3720139A1 (en) Controlling connected tv with a mobile device
JP2010282071A (ja) 表示装置、表示制御方法、表示制御用プログラムおよび記憶媒体
CN112292798A (zh) 电子设备和电源状态设定方法
JP2019103034A (ja) 放送受信装置及び放送受信方法
KR20060067730A (ko) 디지털 멀티미디어 방송 수신 장치의 전자 프로그램 안내정보 처리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091116

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees