JP2009035924A - Water supply system for water saving - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、既設の給水装置を、その一部を残して改装することで構成した節水用給水装置に関するものである。 The present invention relates to a water-saving water supply device configured by refurbishing an existing water supply device while leaving a part thereof.
従来から業務用厨房で食器を洗うために給水するに当たって、節水するための節水装置が特許文献1により知られている。
Conventionally,
この特許文献1に示された従来例は、水道菅に取付けられた電磁弁と、業務用厨房の洗い場の天井などに取付けられて洗い場の床に向けて赤外線を照射する赤外線センサと、電磁弁を開閉するためのスタート/ストップ釦と、貯水釦と、赤外線センサによる洗い場に人が居ることの検知と、スタート/ストップ釦や、貯水釦の操作に基づいて電磁弁の開閉制御を行うための制御部とを備えたものである。
The conventional example shown in
そして、赤外線センサで洗い場に人がいることを検知した状態で、スタート/ストップ釦を押すと電磁弁を開いて給水を開始し、スタート/ストップ釦を再度押すと電磁弁を閉じて給水を停止するもので、上記給水中に洗い場から人が去って人を検知しないと電磁弁を閉じて給水を停止するようになっている。 Then, with the infrared sensor detecting that there is a person in the washing area, pressing the start / stop button opens the solenoid valve to start water supply, and pressing the start / stop button again closes the solenoid valve to stop water supply. Therefore, if a person leaves the washing place during the water supply and does not detect the person, the solenoid valve is closed to stop the water supply.
また、赤外線センサで洗い場に人がいることを検知した状態で、貯水釦を押すと電磁弁を開いて所定時間給水し、所定時間が経過すると電磁弁を閉じて給水を停止する。この間、上記給水中に洗い場から人が去って人を検知しなくても、所定時間経過するまでは給水を継続し、所定時間経過すると電磁弁を閉じて給水を停止するようになっている。 In addition, when the infrared sensor detects that a person is in the washing area, when the water storage button is pressed, the electromagnetic valve is opened to supply water for a predetermined time, and when the predetermined time has elapsed, the electromagnetic valve is closed to stop water supply. During this time, even if the person leaves the washing place during the water supply and does not detect the person, the water supply continues until a predetermined time elapses, and when the predetermined time elapses, the electromagnetic valve is closed to stop the water supply.
上記の従来例にあっては、赤外線センサで洗い場に人がいることを検知した状態で、スタート/ストップ釦を押すと電磁弁を開いて給水を開始し、スタート/ストップ釦を再度押すと電磁弁を閉じて給水を停止するもので、上記給水中に洗い場から人が去って人を検知しないと電磁弁を閉じて給水を停止するものであるから、洗い場に立って(赤外線センサでその存在を検知された状態で)、スタート/ストップ釦を押した後は、食器の手洗い作業(前洗い作業)をしていない場合(例えば、洗い場に立ってはいるが食器の手洗い作業を具体的に開始していない時、あるいは、作業の途中で、食器の手洗いを一時的に中止した場合、あるいは、洗浄した食器を本洗浄装置に移送する作業をしている場合、あるいは、洗い場に立った姿勢で洗剤の補給をしている場合等)であっても、洗い場に立っている間は継続して給水が行われるようになっており、食器を手洗いする際の節水効果が十分であるとはいえない。 In the above conventional example, when the start / stop button is pressed with the infrared sensor detecting that there is a person in the washing area, the solenoid valve is opened to start water supply, and when the start / stop button is pressed again, the electromagnetic The water supply is stopped by closing the valve. If the person leaves the washing area during the water supply and does not detect the person, the electromagnetic valve is closed and the water supply is stopped. After the start / stop button is pressed, the tableware handwashing work (pre-washing work) is not performed (for example, the tabletop handwashing work is specifically performed while standing at the washing place) When it has not started, or when hand washing of dishes is temporarily stopped during the work, or when the work of transferring the washed dishes to the cleaning device is being performed, or at the washing place With detergent Even if, etc.) that the replenishment, while standing in washing place are adapted to the water supply is continued, water-saving effect when hand washing dishes can not be said to be sufficient.
また、ホテル、旅館、レストラン等の業務用の厨房における食器の手洗い作業においては、大別して中華料理、西洋料理、日本料理に使用した3種類の汚れた食器が発生する。ここで、上記3種類の汚れた食器のうち、一般的には中華料理に使用した食器や西洋料理に使用した食器は油分やソースが付着しているため、食器に付着した残滓を落とすのに手間がかかり、これに対して日本料理に使用した食器は中華料理や西洋料理に使用した食器に比べて残滓を落とすのが簡単である。 In addition, in the hand washing operation of tableware in commercial kitchens such as hotels, inns, restaurants, etc., three types of dirty tableware used for Chinese, Western, and Japanese dishes are generated. Here, among the above three types of dirty dishes, the dishes used for Chinese dishes and the dishes used for Western dishes are attached with oil and sauce, so it is necessary to remove the residue attached to the dishes. In contrast, the dishes used for Japanese cuisine are easier to remove than the dishes used for Chinese and Western dishes.
しかしながら、上記従来例にあっては、手洗いする食器が上記中華料理、西洋料理、日本料理のどれに使用したか、あるいは、汚れ状態に関係なく、スタート/ストップ釦を押して同じ水量の水を連続して供給して食器の手洗いをするものであるから、汚れ状態に応じた効果的な食器の洗浄ができず、特に、日本料理に使用した食器のように、中華料理や西洋料理に使用した食器に比べると油分、ソース等の付着が少なく、残滓が比較的取れ易いものの場合、食器の洗浄に当たって必要以上に水を使用することになり、この点でも節水が十分ではなかった。 However, in the above conventional example, regardless of whether the dishes to be hand-washed are used in the above Chinese dishes, Western dishes, or Japanese dishes, or whether the dishes are dirty, the start / stop button is pressed to continuously supply the same amount of water. Since the dishes are hand-washed, the dishes cannot be washed effectively according to the soiled condition, and especially used for Chinese and Western dishes like the dishes used in Japanese cuisine. Compared to tableware, if there is less adhesion of oil, sauce, etc., and the residue is relatively easy to remove, water will be used more than necessary to clean the tableware, and water saving was not sufficient in this respect as well.
また、一般に、上記のような節水装置を既設の業務用厨房に設置するには、既設の給水装置をすべて撤去して、既設の給水装置に代えて新規の節水装置付の給水装置を新たに設置するのが一般的であり、このため、コストが高くなるという問題があり、更に、上記従来例にあっては、これに加えて、水道工事とは別に、赤外線センサを洗い場の天井に取付ける作業をしなければならず、作業も煩雑となるという問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、水張りの際の節水、食器の前洗いの際における食器の汚れ状態に応じて最適の給水をすることによる節水が図れ、しかも、既設の業務用厨房の給水装置を節水効果の優れたものとするに当たって低コストで設置ができると共に、施工も簡略化できる節水用給水装置を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-mentioned conventional problems, and can save water by performing optimal water supply according to the state of soiling of the tableware during water-washing and pre-washing of the tableware, Moreover, it is an object of the present invention to provide a water-saving water supply device that can be installed at low cost and can be simplified in constructing a water supply device for an existing commercial kitchen with an excellent water-saving effect.
上記課題を解決するために本発明に係る節水用給水装置は、取付け基台40に設けられた既設給水配管41及び既設給湯配管42と、湯温調整用操作部19cと給水量調整操作手段19dとを備えた既設湯水混合装置19と、既設湯水混合装置19を上記既設給水配管41及び既設給湯配管42に接続するための給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44と、既設の既設湯水混合装置19に接続した既設蛇口菅45とを備え、既設蛇口菅45の先端の給水口46から前洗い用シンク7に給水するようにした既設の給水装置50を、その一部を残して改装することで構成した節水用給水装置6であって、電磁弁14を備えた給水用新設接続菅16と、電磁弁14を備えた給湯用新設接続菅18と、給水口12の近くに下方の一定領域に被検知物が存在することを検知する検知センサ15を有する新設蛇口菅20と、上記電磁弁14を開閉して複数の給水モードの制御を行うための制御部9と、複数の給水モードのうちいずれかの給水モードを選択して設定するためのモード設定手段21を備えた節水用新設給水部材セットを形成し、上記複数の給水モードとして、給水口12の下方に被検知物が存在することを検知センサ15で検知した場合に上記電磁弁14を自動的に開いて給水口12から給水し且つ検知センサ15で給水口12の下方に被検知物の存在を検知しない場合に上記電磁弁14を自動的に閉にして給水を停止するセンサ自動給・停止モードと、上記電磁弁14を開いて給水口12から給水を開始して所定時間経過するか、又は、給水口12からの給水が所定量になると自動的に電磁弁14を閉じて給水停止をする前洗い用シンク7への自動水張りモードと、上記電磁弁14の開と閉とを交互に間欠的に行って給水口12から間欠的に給水する間欠給水モードとの3つの給水モードを有し、上記給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44に代えて、電磁弁14を備えた給水用新設接続菅16及び電磁弁14を備えた給湯用新設接続菅18を用いて上記既設湯水混合装置19を上記既設給水配管41及び既設給湯配管42に接続し、既設蛇口菅45に代えて検知センサ15付の新設蛇口菅20を上記既設湯水混合装置19に接続して成ることを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problems, a water-saving water supply device according to the present invention includes an existing
このような構成とすることで、3つの給水モードのいずれかをモード設定手段21で選択して設定することで、自動水張りモードを選択して設定した時は前洗い用シンク7への自動水張りができ、また、食器2の前洗いに当たって、中華料理や西洋料理に使用した食器2や汚れがひどい食器2の前洗いの場合は、センサ自動給・停止モードを選択して設定することで、給水口12の下方に汚れた食器を位置さて前洗いをしている間中連続して給水して効果的に汚れのひどい食器2の前洗いができると共に、センサ自動給・停止モード中に、センサが給水口12の下方に被検知物(食器2)を検知しない時、つまり、具体的に食器2の前洗い洗浄作業が行われていない時(例えば、前洗い作業を開始する前、あるいは、前洗い作業を一時中断したり、次の食器2の洗浄までに時間がある時)はセンサで被検知物(食器2)を検知しないので自動的に給水が停止されて、不必要に水を垂れ流しにすることがなく、また、日本料理に使用した食器2や汚れの程度が比較的少ない食器2の場合は、間欠給水モードに設定することで、前洗い用シンク7内に水張りした水で汚れを取り、間欠的に給水される水ですすぎをするといったように、少ない給水量で効果的に前洗いができ、これにより効果的に節水、省エネルギーを図ることができる。しかも、節水用給水装置6を構成するに当たって、給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44に代えて、電磁弁14を備えた給水用新設接続菅16及び電磁弁14を備えた給湯用新設接続菅18を用いて上記既設湯水混合装置19を上記既設給水配管41及び既設給湯配管42に接続し、既設蛇口菅45に代えて検知センサ15付の新設蛇口菅20を上記既設湯水混合装置19に接続するだけで節水用給水装置6を構成でき、現場施工が簡単に行えるものであり、また、既設の給水装置50の一部である既設湯水混合装置19を残して節水用給水装置6を構成できるので、低コストで節水効果に優れた節水用給水装置6を提供できる。
By adopting such a configuration, any one of the three water supply modes is selected and set by the mode setting means 21. When the automatic water filling mode is selected and set, automatic water filling to the
本発明は、上記のようにセンサ自動給・停止モードと、自動水張りモードと、間欠給水モードとの3つの給水モードを有しているので、自動水張りや、食器の汚れ状態に対応した効果的な自動給水を選択できて、目的に応じた効果的な給水、給水停止を行って、水張りの際の節水、食器の前洗いの際における食器の汚れ状態に応じて最適の給水をすることによる節水が図れ、しかも、既設の業務用厨房の給水装置を節水効果の優れたものとするに当たって、給水用既設接続菅及び給湯用既設接続菅に代えて、電磁弁を備えた給水用新設接続菅及び電磁弁を備えた給湯用新設接続菅を用いて上記既設湯水混合装置を既設給水配管及び既設給湯配管に接続し、既設蛇口菅に代えて検知センサ付の新設蛇口菅を既設湯水混合装置に接続するだけで節水用給水装置を構成でき、施工を簡略化でき、また、既設の給水装置の一部である既設湯水混合装置を残して節水用給水装置を構成するので、低コストで設置ができる。 Since the present invention has the three water supply modes of the sensor automatic water supply / stop mode, the automatic water filling mode, and the intermittent water supply mode as described above, it is effective for automatic water filling and the state of dirt on dishes. Automatic water supply can be selected, effective water supply according to the purpose, water supply stop, water saving when filling the water, optimal water supply according to the dirty state of the tableware when washing the tableware In order to save water and make the existing commercial kitchen water supply device excellent in water-saving effect, it replaces the existing water supply connection and the water supply existing connection water with the new water supply connection with a solenoid valve. The existing hot water mixing device is connected to the existing water supply piping and the existing hot water supply piping using a new hot water supply connection rod equipped with a solenoid valve, and the existing tap water bath with a detection sensor is used instead of the existing tap water tap. Just connect You can configure the use water supply device, to simplify the construction, also, since constituting the water-saving water supply system, leaving existing hot and cold water mixing device which is part of the existing water supply device, it is installed at a low cost.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
図9には業務用厨房に設置される食器洗浄装置1の概略構成図が示してあり、食器洗浄装置1は、汚れた食器2の前洗いを行うための食器前洗い部3と、前洗い部3で手洗いにより前洗いされた食器2を洗浄する食器本洗浄部4とを備えている。
FIG. 9 shows a schematic configuration diagram of a dishwashing
前洗い部3は、汚れた食器2を置くための台5と、台5に隣接して設けた前洗い用シンク7と、汚れた食器2を手洗いにより前洗いするために前洗い用シンク7に給水するための本発明の節水用給水装置6を備えている。
The
本発明の節水用給水装置6は、既設の給水装置50の一部を残して新たに用意した節水用新設給水セットを用いて改装することで構成する。
The water-saving
改装のために用いる部材である節水用新設給水セットは、電磁弁14を備えた給水用新設接続菅16と、電磁弁14を備えた給湯用新設接続菅18と、給水口12の近くに下方の一定領域に被検知物が存在することを検知する検知センサ15を有する新設蛇口菅20と、上記電磁弁14を開閉して複数の給水モードの制御を行うための制御部9と、複数の給水モードのうちいずれかの給水モードを選択して設定するためのモード設定手段21を備えて構成してある。上記制御部9、モード設定手段21は操作パネル11に設けてある。
A new water supply set for water saving, which is a member used for refurbishment, has a new water
図4に示すように、上記節水用新設給水セットの一構成要素である電磁弁14を備えた給水用新設接続菅16の上流側端部には、後述の既設給水配管41の下流側端部に設けられた既設下流側接続部41aに接続するための新設上流側接続部16aが設けてあると共に、下流側端部には後述の既設湯水混合装置19の既設給水側接続部19aに接続するための新設下流側接続部16bが設けてある。
As shown in FIG. 4, the downstream end of an existing
また、電磁弁14を備えた給湯用新設接続菅18の上流側端部には後述の既設給湯配管42の下流側端部に設けられた既設下流側接続部42aに接続するための新設上流側接続部18aが設けてあると共に、下流側端部には後述の既設湯水混合装置19の既設給湯側接続部19bに接続するための新設下流側接続部18bが設けてある。
A new upstream side for connecting to an existing downstream
また、検知センサ15を有する新設蛇口菅20の上流側端部には後述の既設湯水混合装置19の上流側端部の既設吐出側接続部19cに接続するための新設上流側接続部20aが設けてある。
In addition, a new
図5、図6には改装前の既設の給水装置50が示してある。この給水装置50は、厨房の壁や前洗い用シンクの水切用バックガードやカウンターのような取付け基台40に設けられた既設給水配管41及び既設給湯配管42と、湯温調整用操作部19cと給水量調整操作手段19dとを備えた既設湯水混合装置19と、既設湯水混合装置19を上記既設給水配管41及び既設給湯配管42に接続するための給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44と、既設湯水混合装置19に接続した既設蛇口菅45とを備えている。
5 and 6 show an existing
ここで、既設給水配管41及び既設給湯配管42の下流側端部にはそれぞれ既設下流側接続部41a、42aが設けてあり、この既設給水配管41及び既設給湯配管42の下流側端部の既設下流側接続部41a、42aにそれぞれ給水用既設接続菅43の既設上流側接続部43a及び給湯用既設接続菅44の既設上流側接続部44aが接続してある。また、既設湯水混合装置19には既設給水側接続部19aと既設給湯側接続部19bと既設吐出側接続部19cとが設けてあって、既設給水側接続部19aに給水用既設接続菅43の既設下流側接続部43bを接続し、既設給湯側接続部19bに給湯用既設接続菅44の既設下流側接続部44bを接続し、既設吐出側接続部19cに既設蛇口菅45の既設上流側接続部45aを接続してある。
Here, downstream ends of the existing
この図5、図6に示す既設の給水装置50を図1乃至図4に示すような本発明の節水用給水装置6に改装するには、以下のようにして行う。
The existing
まず、既設湯水混合装置19から給水用既設接続菅43を取り外し、また、既設湯水混合装置19を給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44から取り外し、更に、給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44をそれぞれ既設給水配管41及び既設給湯配管42から取り外す。
First, the existing water
次に、既設給水配管41の既設下流側接続部41aに、本発明の節水用新設給水セットの一構成要素である電磁弁14を備えた給水用新設接続菅16の新設上流側接続部16aを接続する。また、既設給湯配管42の既設下流側接続部42aに、本発明の節水用新設給水セットの一構成要素である電磁弁14を備えた給湯用新設接続菅18の新設上流側接続部18aを接続する。
Next, a new
次に、既設湯水混合装置19の既設給水側接続部19a及び既設給湯側接続部19bをそれぞれ上記給水用新設接続菅16の新設上流側接続部16a及び給湯用新設接続菅18の新設上流側接続部18aに接続する。
Next, the existing water supply
また、既設湯水混合装置19の既設吐出側接続部19cに、本発明の節水用新設給水セットの一構成要素である検知センサ15を有する新設蛇口菅20に設けた新設上流側接続部20aを接続することで、図3に示すような節水用給水装置6の配管作業を完了する。
In addition, the existing upstream
なお、この新設蛇口菅20の既設湯水混合装置19の接続は、既設湯水混合装置19を給水用新設接続菅16及び給湯用新設接続菅18への接続前であっても、接続後であってもよい。
In addition, the connection of the existing tap
ここで、本発明の節水用新設給水セットの構成要素である給水用新設接続菅16の新設上流側接続部16a及び給湯用新設接続菅18の新設上流側接続部18aはいずれも、給水用既設接続菅43の既設上流側接続部43a及び給湯用既設接続菅44の既設上流側接続部44aと同じ構造となっており、また、給水用新設接続菅16の新設下流側接続部16b及び給湯用新設接続菅18の新設下流側接続部18bはいずれも、給水用既設接続菅43の既設下流側接続部43b及び給湯用既設接続菅44の既設下流側接続部44bと同じ構造となっており、また、本発明の節水用新設給水セットの構成要素である新設蛇口菅20の新設上流側接続部20aは、既設蛇口菅45の既設上流側接続部45aと同じ構造となっており、このため、給水用既設接続菅43、給湯用既設接続菅44、既設蛇口菅45に代えて、給水用新設接続菅16、給湯用新設接続菅18、新設蛇口菅20を取付けることができる。
Here, both the new
図7にはその具体的な一例が示してある。図7に示す実施形態では、既設給水配管41の既設下流側接続部41a、既設給湯配管42の既設下流側接続部42aはいずれも管の下流側端部の内面に設けた雌ねじ部60により形成してある。また、給水用既設接続菅43の既設上流側接続部43a、給湯用既設接続菅44の既設上流側接続部44a、給水用新設接続菅16の新設上流側接続部16a、給湯用新設接続菅18の新設上流側接続部18aは、いずれも菅の上流側端部外周に雄ねじ部61を設けることで構成してあり、上記雄ねじ部61にシールテープを巻いて雌ねじ部60に螺合することで接続するようになっている。
FIG. 7 shows a specific example. In the embodiment shown in FIG. 7, the existing
また、既設湯水混合装置19の既設給水側接続部19a、既設給湯側接続部19b、既設吐出側接続部19cはいずれも筒部の外周に雄ねじ部62を設けることで構成してある。また、給水用新設接続菅16の新設下流側接続部16b、給湯用新設接続菅18の新設下流側接続部18b、新設蛇口菅20の新設上流側接続部20aは、給水用新設接続菅16の下流側端部、給湯用新設接続菅18の下流側端部、新設蛇口菅20の上流側端部に設けたストッパ部63と、給水用新設接続菅16、給湯用新設接続菅18、新設蛇口菅20にそれぞれ移動自在に被嵌した一端部に内鍔部64を有するナット部65とで構成してあり、ナット部65を雄ねじ部62に螺合することでパッキン66を介在させた状態で接続するようになっている。
Moreover, the existing water supply
上記のようにして、既設の給水装置50を図1、図2に示すような本発明の節水用給水装置6に改装するのである。
As described above, the existing
ここで、給水用新設接続菅16及び給湯用新設接続菅18の上下寸法、前後寸法はそれぞれ給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44の上下寸法、前後寸法と同じ寸法となり、また、新設蛇口菅20の上下寸法、前後寸法はそれぞれ既設蛇口菅45の上下寸法、前後寸法と同じ寸法となっている。
Here, the vertical dimension and the front and rear dimensions of the new water
したがって、既設の給水装置50のうち、給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44に代えて、給水用新設接続菅16及び給湯用新設接続菅18を用いて既設湯水混合装置19を既設給水配管41及び既設給湯配管42に接続し、既設蛇口菅45に代えて新設蛇口菅20を上記既設湯水混合装置19に接続することで、本発明の節水用給水装置6に改装しても、前洗い用シンク7に対する既設蛇口菅45の吐水口の位置は同じであって、作用者に違和感を与えることがない。
Therefore, in the existing
節水用新設給水セットの一構成要素である操作パネル11には前述のように制御部9が設けてあるが、この制御部9には図10の制御ブロック図に示すように、電磁弁制御部9a、モード切換処理部9b、水張り初期設定処理部9c、水張り量選択処理部9d、間欠時間設定処理部9e、表示処理部9f、登録部9gが設けてある。
As described above, the
制御部9に設けた電磁弁制御部9aは、モード切換処理部9bや水張り初期設定処理部9cや水張り量選択処理部9dや間欠時間設定処理部9eにおける情報に基づいて電磁弁14(14a、14b)の開閉制御を行うものであり、この電磁弁制御部9aによる動作制御モードとしては、給水口12の下方に被検知物が存在することを検知センサ15で検知した場合に自動的に電磁弁14を開いて給水口12から給水し且つ検知センサ15で給水口12の下方に被検知物の存在を検知しない場合に自動的に電磁弁14を閉にして給水を停止するセンサ自動給・停止モードと、電磁弁14を開いて給水口12から給水を開始して給水口12からの給水が所定量(実施形態では電磁弁14の開時間が所定時間)になると自動的に電磁弁14を閉じて給水停止をする前洗い用シンク7への自動水張りモードと、電磁弁14の開と閉とを交互に間欠的に行って給水口12から間欠的に給水する間欠給水モードとの、3つの給水モードがある。
The electromagnetic valve control unit 9a provided in the
操作パネル11には、図8に示すように、制御部9、表示画面10の他に、上記3つの給水モードを選択していずれかの給水モードに設定するためのモード設定手段21を構成するセンサ自動給・停止モード用の操作部21aと、自動水張りモード用の操作部21bと、間欠給水モード用の操作部21cを備え、これら、3つの操作部21a、21b、21cのいずれかを操作することで、モード切換処理部9bによりいずれか1つの給水モードとなるように処理され、設定された給水モードで電磁弁制御部9aにより電磁弁14(14a、14b)の開閉制御がなされる。
As shown in FIG. 8, in addition to the
操作パネル11には、更に、自動水張りモードにおける給水量の初期設定を行うための初期設定用操作部22と、初期設定表示部23が設けてあり、初期設定用操作部22を操作することで、水張り初期設定処理部9cにより自動水張りモードにおける給水量の初期設定処理がなされて登録部9gに登録されると共に、初期設定用操作部22により設定した給水量の初期設定量が初期設定表示部23に表示されるようになっている。添付図面に示す実施形態では、自動水張りモードにおける給水量の初期設定に当たっては、給水時間の設定を行うことで、給水時間から給水流量を求めるようにしている。
The
操作パネル11には、更に、間欠給水モードにおける電磁弁14の1回毎の開時間を設定する開時間設定用操作部24と、開時間表示部25と、間欠給水モードにおける電磁弁14の1回毎の閉時間を設定する閉時間設定用操作部26と、閉時間表示部27とが設けてあり、開時間設定用操作部24や閉時間設定用操作部26を操作することで、間欠時間設定処理部9eにより間欠給水モードにおける電磁弁14の1回毎の開時間や、間欠給水モードにおける電磁弁14の1回毎の閉時間が設定処理がなれて登録部9gに登録されると共に、設定した開時間や閉時間を開時間表示部25や閉時間表示部27に表示する処理がなされる。
The
操作パネル11には、更に、自動水張りモード運転の際に上記最大給水量(実施形態では給水時間により給水量を求めている)と、これよりも少ない給水量(実施形態では給水時間で給水量を求めているので、短い給水時間)とを選択する水張り量選択スイッチ28と、水張り量選択スイッチ28で設定した給水量を表示する給水量表示部29(実施形態では給水時間で表示している)とを備えている。上記自動水張りモードにおける最大給水量とは上記初期設定用操作部22によって設定した初期設定値(初期設定した給水時間から求めた給水量)のことである。
The
そして、水張り量選択スイッチ28を操作することで、水張り量選択処理部9dにより自動水張りモード運転の際に上記最大給水量、又はこれよりも少ない給水量を選択処理して、水張りモードにおける電磁弁制御部9aによる電磁弁14の開閉処理がなされ、同時に、給水量表示部29に水張り量選択スイッチ28で設定した給水量を表示する処理がなされる。図8に示す実施形態においては、水張り量選択スイッチ28と自動水張りモード用の操作部21bとが一つのスイッチで兼用してある。すなわち、実施形態においては自動水張りモード用の操作部21bを1回押すと自動水張りモード運転となると共にこの場合の給水量が例えば最大給水量の1/3に設定され、自動水張りモード用の操作部21bを2回押すと自動水張りモード運転となると共にこの場合の給水量が例えば最大給水量の2/3に設定され、自動水張りモード用の操作部21bを3回押すと自動水張りモード運転となると共にこの場合の給水量が最大給水量に設定されるようになっている。
Then, by operating the water filling
更に操作パネル11には電源スイッチ30が設けてある。
Further, a
操作パネル11に設けた表示画面10は液晶などのディスプレー表示装置により構成してあり、該表示画面10には、節水用給水装置6を設置する以前における食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間毎の使用量の変化の実測値を表示する設置前表示31と、上記節水用給水装置6を設置することによる食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間毎の使用量の変化の目標値を表示する目標値表示32と、上記節水用給水装置6を設置した状態での食器2の前洗いのための本日における給水の一定時間毎の使用量の変化の実測値を表示する現在使用量表示33とが表示されるようになっている。
The
表示画面10にはグラフ表示部が生成形成される。図8に示す実施形態ではグラフ表示部として、縦軸又は横軸の一方が使用量(給水量)で他方が時間となった棒グラフ表示部34が生成表示され、該一つの共通の棒グラフ表示部34に、設置前表示31と、目標値表示32と、現在使用量表示33とが棒グラフとして表示されるようになっている。この場合、図8に示すように一つの共通の棒グラフ表示部34に一定時間毎に設置前表示31と目標値表示32と現在使用量表示33とが重なって表示される。
A graph display unit is generated and formed on the
設置前表示31として表示される節水用給水装置6を設置する以前における食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間毎の使用量の変化の実測値は、実際に、本発明の節水用給水装置6を設置しようとする特定の業務用厨房における食器の前洗いのために一日における一定時間(例えば1時間)毎の給水の使用量を実測し、この測定を一定期間(例えば5日、あるいは1週間、あるいは10日)行い、一定期間における一定時間毎の測定値の平均値を求めることで、当該業務用厨房に特徴的な節水用給水装置6を設置する以前における食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間毎の使用量の変化の実測値を求めるものであり、このようにして求めたデータを制御部9の登録部9gに入力して登録するようになっている。
The actual measured value of the change in the amount of water used for a certain period of time during the day for pre-washing the
上記データが登録部9gに登録されると、該登録されたデータに基づいて表示処理部9fによりグラフ作成処理が行われて、図8のように一つの共通の棒グラフ表示部34に一日における一定時間(例えば1時間)毎の設置前表示31が表示される。
When the data is registered in the
この棒グラフ表示部34に表示された設置前表示31を見ることで、本発明の節水用給水装置6を設置する以前における食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間(例えば1時間)毎の使用量の変化が一目で判ることになる。
By looking at the
目標値表示32として表示される節水用給水装置6を設置することによる食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間毎の使用量の変化の目標値は、上記のようにして求めた節水用給水装置6を設置する以前における食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間毎の使用量の変化の実測値を基準にして求める。
The target value of the change in the amount of water used for a certain period of time in the day for pre-washing the
つまり、業務用厨房において、本発明の節水用給水装置6を設置した場合と、設置しなかった場合との、給水の使用量の違いを実験により求めた結果、本発明の節水用給水装置6を設置した場合は、設置しない場合に比べて使用量が略58%であったので、本実施形態においては、上記節水用給水装置6を設置する以前における食器2の前洗いのための一日における給水の一定時間毎の使用量の変化の実測値の58%が目標値となり、これに基づき、表示処理部9fによりグラフ作成処理が行われて、図8のように一つの共通の棒グラフ表示部34に一定時間(例えば1時間)毎の目標値表示32が表示される。
In other words, in a commercial kitchen, the difference in the amount of water used between the case where the water-saving
この目標表示32は、一つの共通の棒グラフ表示部34に一定時間(例えば1時間)毎に表示された設置前表示31に重ねて表示されるもので、実施形態では、一定時間(例えば1時間)毎に設置前表示31の58%の位置に太線として表示され、設置前表示31の先端と、太線の目標表示32の差がそれぞれ、一日の一定時間(例えば1時間)毎の節水目標量となる。これにより、例えば、節水用給水装置6を設置した当該業務用厨房における午前8時から午前9時までの1時間の節水目標量がどのくらいか、あるいは、午後6時から午後7までの1時間の節水目標量がどのくらいかといったことが一目で把握できる。
The
現在使用量表示33に表示される節水用給水装置6を設置した状態での食器2の前洗いのための本日における給水の一定時間毎の使用量の変化の実測値は、電磁弁制御部9aによる電磁弁14(14a、14b)の開時間と、電磁弁14(14a、14b)を開にした際の流量センサ17で求めた瞬間流量に基づいて演算が行われて一定時間毎の実測値を求め、表示処理部9fによりグラフ作成処理が行われ、図8のように一つの共通の棒グラフ表示部34に一定時間(例えば1時間)毎の現在使用量表示33が表示される。
The actual value of the change in the amount of water used for a certain period of time for pre-washing the
この現在使用量表示33は、一つの共通の棒グラフ表示部34に一定時間(例えば1時間)毎に表示された設置前表示31、目標値表示32に重ねて棒グラフとして表示されるもので、一定時間(例えば1時間)毎に表示された設置前表示31の先端と現在使用量表示33の先端との差がそれぞれ、一日の一定時間(例えば1時間)毎の節水量となる。これにより、例えば、節水用給水装置6を設置した当該業務用厨房における午前8時から午前9時までの1時間の実際の節水量がどのくらいか、あるいは、午後6時から午後7までの1時間の実際の節水量がどのくらいかといったことが一目で把握できる。
The current
また、一定時間(例えば1時間)毎に表示された目標値表示32と現在使用量表示33の先端とを見比べることで、現在使用している給水の使用量が目標とする使用量に対してどのくらい少ないかあるいはどのくらい多いかが一目で把握できるようになっている。
Further, by comparing the
次に、前述のようにして既設の給水装置50の一部である既設湯水混合装置19のみ残して新たに用意した節水用新設給水セットを用いて改装することで構成した本発明の節水用給水装置6を用いた業務用厨房における食器2の前洗い作業について説明する。
Next, the water-saving water supply of the present invention constructed by refurbishing using the newly prepared water-saving water supply set newly prepared while leaving only the existing hot
本発明の節水用給水装置6を設置すると、初期設定用操作部22を操作して当該節水用給水装置6を設置した業務用厨房の前洗い用シンク7に対する水張り水量の初期設定を行う。この場合、初期設定される水張り水量とは当該業務用厨房の前洗い用シンク7が満水となる水量のことであり、この水量は本発明の節水用給水装置6が設置される業務用厨房の前洗い用シンク7毎に異なる。
When the water-saving
上記のようにして水張り水量の初期設定がなされた後、実際に使用されることになる。以下、その使用例を詳細に説明する。 After the initial setting of the amount of water filled as described above, it is actually used. Hereinafter, the usage example will be described in detail.
図9に示す実施形態の業務用厨房においては、当日の食器の前洗い作業を行うには、まず、作業者が操作パネル11の電源スイッチ30をオン操作をし、更に、自動水張りモード用の操作部21bを操作して自動水張りモードに設定する。図11には本発明の節水用給水装置6における自動水張りモードの制御フロー図が示してあり、この制御フロー図の流れにしたがって、電磁弁14(14a、14b)の開閉制御がなされて前洗い用シンク7に自動的に水張りがされる。
In the commercial kitchen of the embodiment shown in FIG. 9, in order to perform the pre-washing work of the tableware on the day, the operator first turns on the
ここで、添付図面に示す実施形態では、自動水張りモード用の操作部21bが水張り量選択スイッチ28を兼用しているので、自動水張りモード用の操作部21bを1回又は2回又は3回押すことで、初期設定された水張り水量の1/3、又は、2/3、初期設定された水張り水量(満水)の何れかに設定する。これにより、電磁弁14が自動的に開いて給水口12から給水を開始して給水口12からの給水が所定量(実施形態では電磁弁14の開時間が所定時間)になると自動的に電磁弁14(14a、14b)を閉じて給水を停止し、前洗い用シンク7に水張りがなされる(前洗い用シンク7内に満水の1/3又は満水の2/3又は満水の水張りがされる)。
Here, in the embodiment shown in the attached drawings, since the
このように、前洗い用シンク7に水張りをして、食器2の前洗いの待機をする。次に、汚れた食器2が発生すると、汚れた食器2はいったん台5に置かれ、この台5に置かれた汚れた食器2を手洗いにより前洗いする。この場合、食器2の汚れ状態に応じて、センサ自動給・停止モード用の操作部21a又は間欠給水モード用の操作部21cのいずれかを操作して、センサ自動給・停止モード又は間欠給水モードのいずれかの給水モードに設定する。
In this manner, the
食器2が中華料理や西洋料理に使用して油分やソースの残滓が洗い流し難いものや汚れのひどいものの場合は、センサ自動給・停止モード用の操作部21aを操作してセンサ自動給・停止モードに設定する。図12にはセンサ自動給・停止モードにおける制御フロー図が示してあり、この制御フロー図の流れにしたがって、電磁弁14(14a、14b)の開閉制御がなされ、給水口12からの給水、給水停止がなされる。
If the
すなわち、センサ自動給・停止モードに設定すると、検知センサ15により給水口12の下方の一定の領域に被検知物(食器や作業者の手)を検知することで、検知センサ15が食器や作業者の手を検知している間中自動的に電磁弁14(14a、14b)を開いて連続給水を行う。したがって、給水口12の下方の一定領域において食器2の手洗い作業をしている間中給水が継続され、油分やソースの残滓やひどい汚れを確実に前洗いにより洗い流すことができる。
That is, when the sensor automatic supply / stop mode is set, the
上記汚れのひどい食器2の前洗いに当たっては、食器2の全体又は一部を前洗い用シンク7内に張った水内に浸けたり、あるいは、食器2の全体を前洗い用シンク7内に張った水の水面上に出したりしながら給水口12から供給する水により残滓を洗い流し、すすぎを行って前洗いを行うものである。
When pre-washing the above-mentioned
センサ自動給・停止モードにおける運転中、食器2のすすぎが終わって検知センサ15により給水口12の下方の一定の領域に被検知物を検知しなくなると、つまり、給水口12の下方の一定の領域に食器や作業者の手が存在しなくなると、自動的に電磁弁14(14a、14b)を閉じ、センサ自動給・停止モードにおいて一時的に給水が停止される。その後、検知センサ15が給水口12の下方の一定の領域に被検知物である食器や作業者の手を検知すると、再び、自動的に電磁弁14(14a、14b)を開いて検知センサ15が食器や作業者の手を検知している間中自動的に電磁弁14(14a、14b)を開いて連続給水を行い、汚れのひどい食器2の前洗いを行うことになる。
During the operation in the sensor automatic supply / stop mode, when the
このように、センサ自動給・停止モードにおいては、給水口12の下方の一定領域において食器2の手洗い作業をしている間中給水が継続されるので、油分やソースの残滓やひどい汚れを確実に前洗いにより洗い流すことができると共に、センサ自動給・停止モードにおいて一時的に食器2の前洗いを中止している間は給水が停止されるので、センサ自動給・停止モードにおける給水の無駄がなくなって、節水することができる。
As described above, in the automatic sensor supply / stop mode, the water supply is continued during the hand washing operation of the
上記センサ自動給・停止モードを終了するには、センサ自動給・停止モード用の操作部21aをもう一度操作することでセンサ自動給・停止モードがオフになって該モードが終了する。
To end the sensor automatic feed / stop mode, the sensor automatic feed / stop mode is turned off by operating the sensor automatic feed / stop
一方、食器2が日本料理に使用されたものや汚れが比較的少ないものの場合は、間欠給水モード用の操作部21cを操作して間欠給水モードに設定する。図13には間欠給水モードにおける制御フロー図が示してあり、この制御フロー図の流れにしたがって、電磁弁14(14a、14b)の開閉制御がなされ、給水口12からの給水、給水停止がなされる。
On the other hand, if the
すなわち、間欠給水モードに設定すると、電磁弁14(14a、14b)の開と閉が交互に間欠的に行われて、給水口12から間欠的に給水される。したがって、作業者は間欠的な給水を利用した食器2の手洗いと、前洗い用シンク7に張った水に漬けての食器2の手洗いとを併用しながら、食器2の手洗い作業を行って、最後にすすぎを行う。この場合、食器2の汚れが比較的少ないので、給水口12からの給水を連続給水することなく間欠的に給水するものであっても、十分に前洗いを行うことができて、節水をすることができる。
That is, when the intermittent water supply mode is set, the electromagnetic valve 14 (14a, 14b) is alternately opened and closed alternately, and water is intermittently supplied from the
上記間欠給水モード用の操作部21cを終了するには、間欠給水モード用の操作部21cをもう一度操作することで間欠給水モードをオフにして終了することができる。
To end the intermittent water supply
上記、食器2の前洗いにおけるセンサ自動給・停止モードの際の食器2の手洗い作業や間欠給水モードの際の食器の手洗い作業に当たって、洗剤を適宜使用して手洗いをする。使用する洗剤は作業者がその都度必要に応じて手作業で食器2や洗浄スポンジなどに付けて使用したり、あるいは、洗剤自動供給装置から自動的に供給して使用するようにする。
When washing the
また、前洗い用シンク7に張った水が汚れてくると、必要に応じて前洗い用シンク7に設けた排水弁(図示せず)を開いて前洗い用シンク7内の汚れた水を排水し、排水後排水弁を閉じて、前述と同様にして自動水張りモード用の操作部21bを操作して前洗い用シンク7に水張りを行い、その後、センサ自動給・停止モード又は間欠給水モードのいずれかを選択して食器2の手洗いによる前洗いを行う。
Further, when the water stretched on the
上記のように、センサ自動給・停止モード又は間欠給水モードを選択して前洗い処理された食器は、食器本洗浄部4に送られて本洗浄される。この食器本洗浄部4においてはコンベアのような自動搬送手段により食器2を搬送しながら、洗剤を使った自動洗浄、自動すすぎを行う。
As described above, the tableware that has been prewashed by selecting the sensor automatic supply / stop mode or the intermittent water supply mode is sent to the
ところで、本発明においては、上記のようにしてセンサ自動給・停止モード、間欠給水モードを選択して、給水口12から給水しながら食器2の前洗い作業を行うのであるが、これら給水口12からの実際に供給されている本日の給水量を一定時間毎(実施形態では1時間毎)表示画面10に表示することに特徴がある。
By the way, in this invention, the sensor automatic feed / stop mode and the intermittent water supply mode are selected as described above, and the pre-washing operation of the
すなわち、電源スイッチ30をオン操作をすると、表示画面10の棒グラフ表示部34に設置前表示31と、目標値表示32がなされる。
That is, when the
次に、前述のように給水モードを選択し、設定した給水モードに応じて電磁弁14(14a、14b)の開閉制御をして給水口12から給水しながら食器2の前洗い作業をするのであるが、このときの電磁弁制御部9aにより電磁弁14(14a、14b)の開閉を監視し、開にした際の瞬間流量に基づいて演算が行われて一定時間毎の実測値を求め、棒グラフ表示部34に表示されている設置前表示31、目標値表示32に重ねて現在使用量表示33が一定時間(例えば1時間)毎に表示される。この一定時間毎の表示に当たっては、例えば、電磁弁14が1分開放する毎に現在の時間帯(例えば図8の例では14時から15時)に瞬時流量(例えば10L/min)分グラフが積み上がって表示される。
Next, since the water supply mode is selected as described above, the table 2 is pre-washed while supplying water from the
この現在使用量表示33は本日における電源スイッチ30をオンにしてから現時点までの給水量が一定時間(例えば1時間)毎に表示されるので、本日における食器の前洗いに使用する一定時間毎の水の使用量が、設置前表示31、目標値表示32に対してどの程度の使用量であるかが、作業者が一目で把握でき、設置前表示31と現在使用量表示33との差により本発明の節水用給水装置6を設置したことによる節水量を把握できる。
The current
また、現在使用量表示33が目標値表示32を下回っていると、前洗い作業が効率よく行なわれて節水効果が上がっていることを作業者に強く意識させ、よりいっそう目標表示32より下回るような効率のよい前洗い作業をしようとする強い意欲を作業者に与えることができる。
Further, when the current
また、現在使用量表示33が目標値表示32を上回っていると、現在おこなっている前洗い作業のやり方に改善の余地があることを作業者に強く認識させ、食器2の汚れに応じて選択した給水モードの設定が適切であったか、あるいは、食器2を手洗いする際の作業手順や手洗いに要する時間が適切であったか、といった手洗い作業上の問題点を意識させるという効果がある。
Further, if the current
一方、業務用厨房の管理者は、食器2の前洗い作業の一日における一定時間毎の水の使用量が適正であるか否か、あるいは、どの程度節水されているかということを知ることができ、水の使用量の管理を適切に行うことができる。
On the other hand, the manager of the commercial kitchen knows whether or not the amount of water used at regular intervals in the day of the pre-washing operation of the
このように、設置前表示31、目標値表示32、現在使用量表示33の表示をする表示画面10を設けることで、作業者、管理者の双方に対して、本発明の節水用給水装置6を設置したことによる節水効果をアピールすると共に、節水に対する強い動機付けを与え、食器の前洗い作業の効率化とコストダウンを図ることができる。また、給水モードを選択して選択した給水モードに基づいて自動的に給水するので、作業者が機器に触れて操作する回数を少なくし、衛生的である。
Thus, by providing the
ところで、本発明においては、給水口12から給水するに当たり、給水用新設接続菅16から供給される水と、給湯用新設接続菅18から供給される湯とが既設湯水混合装置19で混合されて給水口12から供給されるようになっている。
By the way, in the present invention, when water is supplied from the
既設湯水混合装置19には水と湯との混合割合を手動で調整する湯温調整操作手段19cが設けてあり、湯温調整操作手段19cを調整することで、食器2の前洗いの際に給水口12から供給する水(湯)の湯温を調整することができるようになっている。
The existing hot and cold
また、図1、図2に示す実施形態では、既設湯水混合装置19に混合した混合水の給水量を手動で調整するための給水量調整操作手段19dを設けてある。
Moreover, in embodiment shown in FIG. 1, FIG. 2, the water supply amount adjustment operation means 19d for adjusting manually the water supply amount of the mixed water mixed with the existing hot
図1、図2に示す実施形態においては既設湯水混合装置19に設けた一つの操作レバーが湯温調整操作手段19cと給水量調整操作手段19dを兼用しており、操作レバーを手に持って左右方向に回動することで水と湯との混合割合を変えて混合湯温の調整を行い、操作レバーを手に持って上下方向に回動することで湯量の調整、つまり、給水口12からの単位時間当たりの給水量の調整を行うようにしている。もちろん、湯温調整操作手段19cと給水量調整操作手段19dとが別々の手動の操作部であってもよい。
In the embodiment shown in FIGS. 1 and 2, one operating lever provided in the existing hot
この給水量調整操作手段19dの調整は例えば以下のようにして行う。例えば、自動水張りモードにおいて前洗い用シンク7に水張りするに当たっては短時間で水張りする必要があるので、給水量調整操作手段19dを操作して単位時間当たりの給水量を最大(例えば、20L/min)にして給水する。したがって、自動水張りモードにおける給水量の初期設定を、添付図面に示す実施形態のように、初期設定用操作部22を操作して給水時間の設定を行うことで給水量の初期設定をする場合は、給水量調整操作手段19dを操作して最大に開放して単位時間当たりの給水量を最大にした状態において給水口12から連続給水して前洗い用シンク7を満水にするまでの給水時間を設定することになる。
The adjustment of the water supply amount adjusting operation means 19d is performed as follows, for example. For example, since it is necessary to fill the
したがって、給水量調整操作手段19dを設けた実施形態においては、自動水張りモード用の操作部21bを操作して自動水張りモードに設定する際に、給水量調整操作手段19dを操作して給水量を最大にし、この状態で前洗い用シンク7に自動的に水張りをするものである。これにより最短時間で前洗い用シンク7に目的とする水量の水張りができる。
Therefore, in the embodiment provided with the water supply amount adjusting operation means 19d, when the automatic water filling
一方、センサ自動給・停止モードや間欠給水モードの場合は、給水量調整操作手段19dを操作して開放度を調整して、センサ自動給・停止モードや間欠給水モードにおける単位時間当たりの給水量を任意に調整する(例えば、約10L/min)。これにより、食器2の前洗いに当たっての単位時間当たりの最適の給水量で前洗いができて、よりいっそうの節水を図りながら作業性を向上することができる。
On the other hand, in the case of the sensor automatic water supply / stop mode or the intermittent water supply mode, the water supply amount adjustment operation means 19d is operated to adjust the degree of opening, and the water supply amount per unit time in the sensor automatic water supply / stop mode or the intermittent water supply mode. Is arbitrarily adjusted (for example, about 10 L / min). Thereby, pre-washing can be performed with an optimal water supply amount per unit time for pre-washing the
そして、上記のような節水効果にすぐれた節水用給水装置6を構成するに当たって、本発明においては、給水用既設接続菅43及び給湯用既設接続菅44に代えて、電磁弁14を備えた給水用新設接続菅16及び電磁弁14を備えた給湯用新設接続菅18を用いて上記既設湯水混合装置19を上記既設給水配管41及び既設給湯配管42に接続し、既設蛇口菅45に代えて検知センサ15付の新設蛇口菅20を上記既設湯水混合装置19に接続するだけで節水用給水装置6を構成でき、現場施工が簡単に行える。
In constructing the water-saving
また、既設の給水装置50の一部である既設湯水混合装置19を残して節水用給水装置6を構成できるので、低コストで節水効果に優れた節水用給水装置6を提供できることになる。
Further, since the water-saving
6 節水用給水装置
9 制御部
12 給水口
14 電磁弁
15 検知センサ
16 給水用新設接続菅
19 既設湯水混合装置
19a 湯温調整操作手段
19b 給水量調整操作手段
20 新設蛇口菅
21 モード設定手段
40 取付け基台
41 既設給水配管
42 既設給湯配管
43 給水用既設接続菅
44 給湯用既設接続菅
45 既設蛇口菅
46 給水口
50 既設の給水装置
6 Water-saving
Claims (1)
電磁弁を備えた給水用新設接続菅と、電磁弁を備えた給湯用新設接続菅と、給水口の近くに下方の一定領域に被検知物が存在することを検知する検知センサを有する新設蛇口菅と、上記電磁弁を開閉して複数の給水モードの制御を行うための制御部と、複数の給水モードのうちいずれかの給水モードを選択して設定するためのモード設定手段を備えた節水用新設給水部材セットを形成し、複数の給水モードとして、給水口の下方に被検知物が存在することを検知センサで検知した場合に上記電磁弁を自動的に開いて給水口から給水し且つ検知センサで給水口の下方に被検知物の存在を検知しない場合に上記電磁弁を自動的に閉にして給水を停止するセンサ自動給・停止モードと、上記電磁弁を開いて給水口から給水を開始して所定時間経過するか、又は、給水口からの給水が所定量になると自動的に電磁弁を閉じて給水停止をするシンクへの自動水張りモードと、上記電磁弁の開と閉とを交互に間欠的に行って給水口から間欠的に給水する間欠給水モードとの3つの給水モードを有し、
上記給水用既設接続菅及び給湯用既設接続菅に代えて、電磁弁を備えた給水用新設接続菅及び電磁弁を備えた給湯用新設接続菅を用いて上記既設湯水混合装置を上記既設給水配管及び既設給湯配管に接続し、既設蛇口菅に代えて検知センサ付の新設蛇口菅を上記既設湯水混合装置に接続して成ることを特徴とする節水用給水装置。 An existing hot water supply pipe and an existing hot water supply pipe provided on the mounting base, an existing hot water mixing apparatus provided with a hot water temperature adjusting operation means and a water supply amount adjusting operation means, and an existing hot water mixing apparatus are connected to the existing hot water supply pipe and the existing hot water supply pipe. An existing water supply connection for water supply and an existing water supply connection for hot water supply, and an existing water tap connected to the existing hot water mixing device, and the water supply to the sink from the water supply port at the tip of the existing water tap A water-saving water supply device constructed by renovating a water supply device while leaving a part of it,
A new water tap with a solenoid valve, a new hot water connection with a solenoid valve, and a new faucet with a detection sensor for detecting the presence of an object to be detected in a fixed area near the water inlet A water-saving unit comprising a paddle, a control unit for opening and closing the solenoid valve to control a plurality of water supply modes, and a mode setting means for selecting and setting one of the plurality of water supply modes A new water supply member set is formed and, as a plurality of water supply modes, when the detection sensor detects that an object to be detected exists below the water supply port, the electromagnetic valve is automatically opened to supply water from the water supply port, and When the detection sensor does not detect the presence of an object to be detected below the water supply port, the sensor automatically closes the solenoid valve to stop water supply, and the sensor opens the solenoid valve to supply water from the water supply port. Elapses and a predetermined time elapses Or, when the water supply from the water supply port reaches a predetermined amount, the automatic water filling mode to the sink that automatically closes the electromagnetic valve and stops the water supply and the opening and closing of the electromagnetic valve are alternately and intermittently performed. It has three water supply modes with intermittent water supply mode that supplies water intermittently from the water supply port,
The existing hot water mixing device is replaced with the existing hot water supply pipe by using the new hot water supply connection with a solenoid valve and the new hot water supply connection with a solenoid valve instead of the existing hot water supply connection and the existing hot water supply connection. A water-saving water supply device, wherein the water-saving water supply device is connected to an existing hot water supply pipe, and a new faucet rod equipped with a detection sensor is connected to the existing hot water mixing device in place of the existing water tap.
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