JP2009034818A - 切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切刃の取り付け位置精度を高めるとともに、強固に拘束できる切削工具用ホルダおよび切削工具を提供する。
【解決手段】 先端に切刃を有する略棒状のスローアウェイチップを、ホルダ先端から長手方向に形成された略棒状孔から挿入し、該略棒状孔の後端側に設けた係止部にて前記スローアウェイチップの後端面を当接させて固定するとともに、前記ホルダおよび前記スローアウェイチップの側面の両方に嵌合して前記スローアウェイチップを後端方向に引き込みつつ側面を拘止する固定部材にて前記スローアウェイチップを固定するとともに、前記固定部材が、前記スローアウェイチップの側面と当接して固定する押え金具と、該押え金具と前記ホルダとに螺合されて両者を嵌合するねじ部材と、を具備し、前記押え金具の複数面が前記スローアウェイチップの側面に当接して該スローアウェイチップを固定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、略棒状をなすスローアウェイチップを装着するための切削工具に関する。
従来、溝入れ加工やねじ切り加工に用いられる切削工具として、図12に示すように、一端または両端に切刃41を有する略棒状(バー状)のスローアウェイチップ42をホルダ43の孔44内に挿入し、ボルト45等で締めこんで固定したものが知られている。
また、特許文献1には、両端に切刃を有するバー状のスローアウェイチップを固定する方法として収納される方の切刃に近接する部分をホルダの後端側からはめ込んだボルトに当接して固定する方法が記載されている。
特開2001−71204号公報
しかしながら、上記図12に示す従来のバー状のスローアウェイチップ42では、バーの突出し長さが可変であるために、チップ42の交換時に突出し長さがばらつき易く切刃41の位置ずれを生じるという問題があり、また、バーの側面をボルト45で締め込んで固定するために特にチップ42の回転方向に対する拘束力が弱く、切削中にチップ42が回転して切刃41位置がずれたり、チップ42が緩みやすかったりするという問題があった。
また、特開2001−71204号公報に記載される切削工具では、ボルトに当接される部分に近接した切刃が装着時または切削中の振動により欠損する恐れがあり、また、反対側の切刃を使用する際には切刃の欠損や摩耗の度合いがその都度異なるために切刃の位置精度がずれてしまうという問題があり、さらにチップの拘束力が不十分であった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的は、切刃の回転軸方向および先端方向への取り付け位置精度を高めるとともに、チップの回転方向および長手方向に対して強固に拘束できる切削工具を提供することにある。
本発明者らは、以下の構成を採用することにより、チップ交換時においても切刃の回転軸方向および先端方向への取り付け位置精度が高くできるとともに、特にチップの長手方向に対する拘束力を向上させることができ、安定した加工が可能となることを発明した。
すなわち、本発明の実施形態にかかる切削工具は、先端に切刃を有する略棒状のスローアウェイチップを、ホルダ先端から長手方向に形成された略棒状孔から挿入し、該略棒状孔の後端側に設けた係止部にて前記スローアウェイチップの後端面を当接させて固定するとともに、前記ホルダおよび前記スローアウェイチップの側面の両方に嵌合して前記スローアウェイチップを後端方向に引き込みつつ側面を拘止する固定部材にて前記スローアウェイチップを固定するとともに、前記固定部材が、前記スローアウェイチップの側面と当接して固定する押え金具と、該押え金具と前記ホルダとに螺合されて両者を嵌合するねじ部材と、を具備し、前記押え金具の複数面が前記スローアウェイチップの側面に当接して該スローアウェイチップを固定することを特徴とするものである。
また、本発明の他の実施形態にかかる切削工具は、先端に切刃を有する略棒状のスローアウェイチップを、ホルダ先端から長手方向に形成された略棒状孔から挿入し、該略棒状孔の後端側に設けた係止部にて前記スローアウェイチップの後端面を当接させて固定するとともに、前記ホルダおよび前記スローアウェイチップの側面の両方に嵌合して前記スローアウェイチップを後端方向に引き込みつつ側面を拘止する固定部材にて前記スローアウェイチップを固定するとともに、前記スローアウェイチップの後端面が長手方向に対して先端からの長さが部分的に異なるように形成されているとともに、前記ホルダの係止部が前記略棒状孔の長手方向に対して斜めに傾斜してなり、前記スローアウェイチップの後端面の一部を前記斜めに傾斜したホルダの係止部の一部に当接して固定することを特徴とする。
本発明によれば、チップを切刃の回転軸方向および先端方向について常に規定の位置に装着することができ、切刃の位置決めが容易にかつ高精度にできるとともに、チップの回転方向への拘束力を高めて切刃の位置ずれ、チップのゆるみを防止することができる。
本発明の切削工具についてその第一の実施態様をホルダ内にスローアウェイチップを装着した一例である内径加工用の切削工具についての側面図である図1(a)〜(c)、図1(a)の切削工具をA方向から見た矢視図である図2、および図1(a)の切削工具をB方向からみた矢視図である図3に基づいて説明する。
図1によれば、切削工具(以下、単に工具と略す。)1はホルダ2の先端に略棒状孔3が形成され、この略棒状孔3内にスローアウェイチップ(以下、単にチップと略す。)5を装着してなる。
図1(a)によれば、チップ5は、略棒状をなし、長手方向の先端外側に切刃6を有するとともに、後端に長手方向に対して先端からの長さが部分的に異なるような斜拘止面9aを有する形状からなり、この斜拘止面9aをホルダ2に取り付けられた係止部(図1(a)では円柱状の固定ピン10)に当接して固定する構成となっており、これにより、チップ5を交換する際にも切刃6を精度よく位置決めして装着することができるとともに、チップ5を強固に拘束できることから切削中にチップ5が回転して切刃6の位置がずれたりチップ5が緩んだりすることを防止できる。
ここで、本発明によれば、ホルダ2とチップ5の側面の両方に嵌合する固定部材11にて、チップ5を後端方向に引き込みつつチップ5の側面を拘止することが大きな特徴であり、これによって、チップ5を切刃の先端方向について常に規定の位置に装着することができ、切刃の位置決めが容易にかつ高精度にできるとともに、チップ5の長手方向への拘束力を高めて切刃の位置ずれ、チップ5の緩みを防止することができる。
また、本発明における第1の実施形態では、図1に示すように、固定部材11が、チップ5の側面と当接して固定される押え金具12と、押え金具12とホルダ2とに螺合されて両者を嵌合するねじ部材13と、を具備する形態からなる。この形態によれば、押え金具12にねじ部材13を螺合することによって押え金具12が後端側に引き込まれる構造となっており、この押え金具12の移動に伴ってチップ5が押え金具12に引きずられるようにしてホルダ2の略棒状孔3の後端側に引き込まれる構成となっている。
さらに、図1の固定部材11によれば、押え金具12はホルダ2の先端から後端側に向かってチップ5側に近づくように傾斜しており、これによってねじ部材13を締め込むにつれて押え金具12がチップ5の側面を拘束する方向にも傾くことから、固定部材11にてチップ5の側面を拘束しつつ後端の固定位置に確実に当接することができる。
なお、上述した第1の実施形態における構成では、図2に示すように特にチップ5の側面に拘止面14を設けて、拘止面14と押え金具12の一面とを当接した状態で固定する形状となっているが、この構成に代えて、図4のように、チップ5の側面形状は横断面が円形として、押え金具15の複数面がチップ5の側面に当接して固定するものであってもチップ5を強固に拘束できる。
また、図1(b)に示すように、チップ5の後端面が長手方向に対して先端からの長さが部分的に異なるような突出曲面9bを有するとともに、ホルダ2の係止部が前記略棒状孔の長手方向に対して斜めに傾斜した斜係止面(略棒状孔の後端側に設けた斜め係止面)19を有してなり、チップ5の後端面を斜係止面19に当接して固定した構成であっても、精度よくかつ高い拘束力によってチップ5の固定が可能となる。
なお、この突出曲面9bは図1(b)に示すようにホルダ側面視において凸曲面形状でありかつホルダ上面視(図1(b)のB矢視図)においては長方形形状をなしており、突出曲面9bと斜係止面19とは線接触した状態にあることが強い拘束力を得る点で望ましい。
さらに、図1(c)に示すように、チップ5の後端面およびホルダ2の係止部が通常の垂直断面形状をなして面接触していてもよい。
一方、本発明の第2の実施態様を示す図5では、固定部材16が偏芯ピン17を具備し、偏芯ピン17の外周がチップ5の側面に当接されるとともに、偏芯ピン17を締め込むことによって偏芯ピン17が回転しながらチップ5を後端側に引き込む構成となっており、かかる構成によって簡単な構成で強固な拘束力が得られる。この場合、偏芯ピン17をさらにボルト18にて固定することによって、偏芯ピン17が緩んでチップ5を後端側に引き込む力が減ずることなく後端側に引き込む力を切削中も維持することができる。
ちなみに本実施例(図5)においては、偏芯ピン17を左ねじで締めこむことによってチップ5を後端側に引き込むことができる。
さらに、固定部材20の具体的な第三の形態としては、図6〜8に示すように、固定部材20がコレットチャック21からなること、特に、前記コレットチャック21が、ホルダ2内に嵌合されるコレット22と、コレット22の外周に内壁面がかつホルダ先端外輪部25の内周に外壁面がそれぞれ螺合されるロックナット23と、を具備し、ホルダ先端外輪部25が回転してロックナット23がホルダ2後端側に引き込まれ、スローアウェイチップ5を係止部(図6、7、8では円柱状の固定ピン10)に押圧することが、切刃6の位置精度を高めることができるとともに、強固な拘束力を得られる点で望ましい。
また、図6〜8によれば、ホルダ先端外輪部25とコレット22との間でロックナット23が嵌め込まれた部分以外のホルダ先端中間部分(以下、ホルダ先端中間部と略す。)28と、先端外輪部25との境界部にベアリング26が組み込まれている。これによってホルダ先端中間部28とホルダ先端外輪部25との外れを防止できるとともに、ホルダ先端中間部28とホルダ先端外輪部25との間にクリアランスを生じさせることでホルダ先端外輪部25をスムーズに回転させることができ、ホルダ先端中間部28およびホルダ先端外輪部25の摺動部の摩耗を防ぐことができる。さらに、コレット22の先端にはコレット22と接着される等により一体的に形成されたナット27が備えられており、コレット22を外す際にナット27を回すことによってコレット22を容易に取り外すことができる。
一方、本発明によれば、ホルダ2の固定ピン10や固定部材11、16、20は鋼であってもよいが、耐摩耗性、耐塑性変形性の点で超硬合金、サーメットまたはセラミックスから構成されてもよい。
また、固定ピン10はチップ5と当接する部分を精度よく合わせられるとともに加工が容易な円柱形状に形成されることが望ましいが、側面が長手方向に一部切り欠かれてチップ5と当接する部分が平面をなす形状や多角柱形状であってもよい。
さらに、固定ピン10は当接部分が摩耗や変形を起こしやすいことから、取替え可能として定数交換することが望ましい。また、固定ピン10は複数個設けられてもよい。他方、チップ5は超硬合金やサーメットからなる。
なお、図1、5、7によれば、チップ5の斜拘止面9aは棒状体の長手方向に対して斜めに形成されており、製造上寸法精度が高く、製造が容易であるというメリットがある。図1に示すように斜拘止面9の傾き角度θ(チップの長手方向と垂直な方向S1と斜拘止面9の方向S2とのなす角)は30〜60°、特に40〜50°であることがチップ5の拘束力向上および斜拘止面9の欠損防止、製造の容易性の点で望ましい。
また、本発明において後端面9の形状は上記構成に限定されるものではなく、図9に示すように、(a)段階的に長手方向における長さが短くなる、すなわち後端面9が複数の面からなる構成、(b)斜拘止面9aが曲面をなすように連続的に長さが短くなる構成等斜拘止面9aの長さが連続的または段階的に変化するように形成されているものであってもよく、または(c)断面方向の中央部に長手方向の長さが短くなる凹部18を設ける構成、またはこれらの組み合わせ等いずれの構成であってもよい。寸法精度、製造の容易性および局所的に応力が集中して局所的な摩耗や破損を防止する点で、後端面9の形状は、長さが連続的または段階的に短くなる構成、中でも斜めに形成された構造が最良である。
さらに、上述したとおり、図9(d)に示すように、チップ5の後端面が長手方向に対して長さの長い突出曲面9bを有するとともに、ホルダ2の係止部が前記略棒状孔の長手方向に対して斜めに傾斜した斜係止面19を有してなり、チップ5の後端面を斜係止面19に当接して固定した構成であってもよく、精度よくかつ高い拘束力によってチップ5の固定が可能となる。さらにまた、図9(e)に示すように、チップ5の後端面およびホルダ2の係止部が通常の垂直断面形状をなしていてもよい。
また、図1〜9のチップ5についての拡大図である図10によれば、チップ5はホルダ2の孔3内に固定されるホルダ拘束部30とホルダ2から突出する突出基部31とからなり、ホルダ拘束部30の径r1よりも突出基部31の径r2が小さくなるように形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ホルダ拘束部30の径r1と突出基部31の径r2が同じであってもよい。
なお、小径の内径加工が可能である点、ホルダ2の拘束力を向上できる点でr2/r1の比は0.15〜1、特に0.3〜0.8であることが望ましい。
さらに、チップ5を強固に拘束できるとともにチップ5を小型化する点では、チップ5の全長Lに対する突出基部31の長さL2の比L2/Lは、0.4〜3、特に0.5〜2であることが望ましい。
また、チップ5は用途に応じて突出基部31の直径、長さを変えることができ、かつホルダ拘束部30は同じ直径、長さとすることによって突出基部31のサイズが異なるチップ5であっても同じホルダ2を用いて取り付けることができる。
なお、図10のチップ5をA方向から見た図である図11(a)に示すように、切刃6は突出基部31の横切刃6bに続く側面からわずかs=0.1〜1.0mmに断面方向の外側に形成され突出基部31が被削材に干渉することを防止する。切刃6の先端はシャープエッジであってもよいがR=0.2mm以下のR面であってもよい。ここで、切刃6を形成する方法としては、棒状の突出基部31を作製した後、突出基部31の切刃6より後端の部分を研磨して作製してもよいし、予め切刃6が棒状の突出基部31よりも大きくなるように棒状体を作製してもよい。
また、切刃6の上面にはすくい面7が形成されており、すくい面7はブレーカとして機能するように凹曲面をなしている。一方、切刃6の先端面側には前切刃6aが、切刃6の側面側には横切刃6bがそれぞれ形成されている。さらに、突出基部31における切刃6側の外周側面には切屑を効率よく排出するため突出基部31の横断面を円と仮定した形状から内側に切り欠かれた切り欠き部8が形成されている。
さらに、チップ5の突出基部31は基本的には断面が円形にて形成されるが、内径加工の際に切屑の排出性をよくし、かつ加工後の被削材壁面との干渉を防止するために、図10のチップ5のB−B断面図である図11(b)に示すように、突出基部31の断面が楕円形状、または円や楕円の一部を切り欠いた拘止面を有する形状からなるものであってもよい。
さらに、本発明のホルダおよび工具は、特に直径が4mm以下の極小径の内径加工用として最適であり、かかる極小内径加工においても高精度で品質の高い加工を安定して達成することができる。
(a)〜(c)は本発明の切削工具の第1の実施態様を示す側面図である。 図1の切削工具のA方向から見た矢視図である。 図1の切削工具のB方向から見た矢視図である。 図1の切削工具のA方向から見た矢視図であり、押え金具の変形例を示す図である。 本発明の切削工具の第2の実施態様を示す側面図である。 本発明の切削工具の第3の実施態様を示す断面図である。 図6の切削工具をA方向から見た断面図である。 図6の切削工具の概略斜視図である。 (a)〜(e)は本発明の切削工具について後端面の変形例を示す概略図である。 図1のスローアウェイチップの拡大図である。 (a)は図10のスローアウェイチップをA方向から見た矢視図、(b)は図6のB−B断面図である。 従来のバー形状のスローアウェイチップをホルダに装着した状態を示す概略図である。
符号の説明
1 切削工具(工具)
2 ホルダ
3 略棒状孔
5 スローアウェイチップ(チップ)
6 切刃
6a 前切刃
6b 横切刃
7 すくい面
8 切り欠き部
9 後端面
9a 斜拘止面
9b 突出曲面
10 固定ピン
11、16、20 固定部材
12、15 押え金具
13 ねじ部材
14 拘止面
17 偏芯ピン
18 ボルト
19 斜係止面(略棒状孔の後端側に設けた斜め係止面)
21 コレットチャック
22 コレット
23 ロックナット
25 ホルダ先端外輪部
26 ベアリング
27 ナット
28 ホルダ先端中間部
30 ホルダ拘束部
31 突出基部

Claims (6)

  1. 先端に切刃を有する略棒状のスローアウェイチップを、ホルダ先端から長手方向に形成された略棒状孔から挿入し、該略棒状孔の後端側に設けた係止部にて前記スローアウェイチップの後端面を当接させて固定するとともに、前記ホルダおよび前記スローアウェイチップの側面の両方に嵌合して前記スローアウェイチップを後端方向に引き込みつつ側面を拘止する固定部材にて前記スローアウェイチップを固定するとともに、
    前記固定部材が、前記スローアウェイチップの側面と当接して固定する押え金具と、該押え金具と前記ホルダとに螺合されて両者を嵌合するねじ部材と、を具備し、
    前記押え金具の複数面が前記スローアウェイチップの側面に当接して該スローアウェイチップを固定することを特徴とする切削工具。
  2. 先端に切刃を有する略棒状のスローアウェイチップを、ホルダ先端から長手方向に形成された略棒状孔から挿入し、該略棒状孔の後端側に設けた係止部にて前記スローアウェイチップの後端面を当接させて固定するとともに、前記ホルダおよび前記スローアウェイチップの側面の両方に嵌合して前記スローアウェイチップを後端方向に引き込みつつ側面を拘止する固定部材にて前記スローアウェイチップを固定するとともに、
    前記スローアウェイチップの後端面が長手方向に対して先端からの長さが部分的に異なるように形成されているとともに、前記ホルダの係止部が前記略棒状孔の長手方向に対して斜めに傾斜してなり、前記スローアウェイチップの後端面の一部を前記斜めに傾斜したホルダの係止部の一部に当接して固定することを特徴とする切削工具。
  3. 前記固定部材が偏芯ピンを具備し、該偏芯ピンの外周が前記スローアウェイチップの側面に当接されるとともに、前記偏芯ピンを締め込むことによって前記スローアウェイチップを後端側に引き込むことを特徴とする請求項1に記載の切削工具。
  4. 前記偏芯ピンをさらにボルトにて固定することを特徴とする請求項3に記載の切削工具。
  5. 前記固定部材がコレットチャックからなることを特徴とする請求項1に記載の切削工具。
  6. 前記コレットチャックが、前記ホルダ内に嵌合されて前記スローアウェイチップを拘束するコレットと、該コレットの外周に内壁面が、かつ前記ホルダ先端外輪部の内周に外壁面がそれぞれ螺合されるロックナットとを具備し、前記ホルダ先端外輪部が回転して前記ロックナットがホルダ後端側に引き込まれながら、前記スローアウェイチップを後端方向に引き込みつつ前記スローアウェイチップの側面を拘止することを特徴とする請求項5に記載の切削工具。
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