JP2009034230A - 生体寸法周波数変換装置、生体寸法周波数変換方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

生体寸法周波数変換装置、生体寸法周波数変換方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009034230A
JP2009034230A JP2007199782A JP2007199782A JP2009034230A JP 2009034230 A JP2009034230 A JP 2009034230A JP 2007199782 A JP2007199782 A JP 2007199782A JP 2007199782 A JP2007199782 A JP 2007199782A JP 2009034230 A JP2009034230 A JP 2009034230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
biometric
data
height
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007199782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5177362B2 (ja
Inventor
Kenji Shiba
建次 柴
Toshio Tsuji
敏夫 辻
Eiji Murakuni
英二 村国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiroshima University NUC
Original Assignee
Hiroshima University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hiroshima University NUC filed Critical Hiroshima University NUC
Priority to JP2007199782A priority Critical patent/JP5177362B2/ja
Publication of JP2009034230A publication Critical patent/JP2009034230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5177362B2 publication Critical patent/JP5177362B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】効率良く無線で情報を送ることができる通信周波数を送信機と受信機とに設定することができる生体寸法周波数変換装置を提供する。
【解決手段】生体寸法周波数変換装置1は、身長を表わす身長データを入力する入力部2と、入力部2によって入力された身長データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する変換部4と、変換部4により変換された周波数データによって表わされる周波数を、互いに無線で通信する送信機6及び受信機7に設定する設定部4とを備え、変換部3は、身長データと周波数データとを対応付けた変換テーブル5に基づいて、身長データを周波数データに変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、人間、動物または部材に埋め込まれ、または取り付けられる送信機と、この送信機から送信された無線信号を受信する受信機との間の無線通信のための周波数データを生成する装置、その方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
カプセル型内視鏡、埋め込み型人工心臓、及び体内診断治療ロボット等の埋め込み型医療機器は、生体の体内に埋め込まれて体外の受信機との間で情報をリアルタイムで伝送する。このような埋め込み型医療機器の情報伝送方法の一つに、電磁波を利用して無線で情報伝送するものがある。
例えば、カプセル型内視鏡は、体内に飲み込まれ、内蔵した電池から供給される電力により、体内で撮像した体内画像データを、体外に設けられた受信機に無線で送信する。
特開平11−32982号公報(平成11年(1999)2月9日公開) 特開2001−224552号公報(平成13年(2001)8月21日公開) 特開2002−345743号公報(平成14年(2002)12月3日公開) 特開2004−357794号公報(平成15年(2003)6月2日公開)
このような埋め込み型医療機器で使用される無線情報伝送方式は、電磁波を媒体としているため、通信可能距離、情報伝送距離共に小さく、これらを改善するためには、使用する通信周波数帯において双方にトレードオフの問題が発生する。
また、伝送する情報量を高めるために通信周波数を大きくすると、電磁波の生体への吸収率が高まって透過特性が悪くなり、生体の透過特性を高めるために通信周波数を小さくすると、伝送する情報量が少なくなるという問題がある。また、透過しやすくするために、電磁波のパワーを大きくすると、消費電力が大きくなるという問題がある。
特に、カプセル型内視鏡は、電池切れにより、体内で動作が停止してしまうという問題があり、消費電力を低減して、電池により動作可能な時間を延ばすという要望が大きい。
本願発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、消費電力が小さく、効率良く無線で情報を送ることができる通信周波数を送信機と受信機とに設定することができる生体寸法周波数変換装置を提供することにある。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置は、生体寸法を表わす生体寸法データを入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する変換手段とを備えることを特徴とする。
上記特徴によれば、無線通信のための周波数を生体寸法データに基づいて決定することができるので、生体そのものをアンテナとして用いることのできる周波数により無線通信をすることができ、最小電力で効率良く無線で情報を送ることができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記生体寸法データは、生体の身長を表わす身長データを含み、前記変換手段は、前記身長データを、前記身長の4倍の長さの波長に対応する周波数を表わす周波数データに変換することが好ましい。
この構成によれば、生体の身長の高さが発振周波数の波長の四分の一と等しくなり、生体そのものにアンテナの働きをさせることができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記生体寸法データは、生体の身長を表わす身長データを含み、前記変換手段は、前記身長データを座高データに変換し、前記座高データを前記座高の4倍の長さの波長に対応する周波数を表わす周波数データに変換することが好ましい。
この構成によれば、座っている生体にアンテナの働きをさせることができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記変換手段は、前記生体寸法と前記周波数とを対応付けた変換テーブルに基づいて、前記生体寸法データを前記周波数データに変換することが好ましい。
この構成によれば、予め与えられた生体寸法と周波数との変換テーブルに基づいて、最適な周波数を生成することができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記変換手段により変換された周波数データによって表わされる周波数を、互いに無線で通信する送信機及び受信機に設定する設定手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、送信機及び受信機は、変換手段により変換された周波数データによって表わされる周波数により、互いに無線で通信するので、送信機は、最小電力で効率良く無線で受信機に情報を送ることができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記送信機は、埋め込み型医療機器を含み、前記生体寸法データは、前記埋め込み型医療機器を埋め込む患者の身長であることが好ましい。
この構成によれば、埋め込み型人工心臓、バイオセンサ、心臓ペースメーカ、DBS用脳ペースメーカ、人工膀胱、人工膵臓、電気刺激装置、植え込み型除細動器は、最小電力で効率良く無線で受信機に情報を送ることができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記埋め込み型医療機器は、カプセル型内視鏡を含み、前記生体寸法データは、前記カプセル型内視鏡を服用する患者の身長であることが好ましい。
この構成によれば、体内画像を、最小電力で効率良く無線で体外の受信機に送ることができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記送信機は、前記生体の表面に装着されて前記受信機と通信することが好ましい。
この構成によれば、生体の表面に装着された送信機が、周囲の受信機と最小電力で効率良く通信することができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記送信機は、人体に巻きつけられて前記人体の心電図を生成するための情報を前記受信機に送信することが好ましい。
この構成によれば、人体の心電図を生成するための情報を、最小電力で効率良く周囲の受信機に送信することができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置では、前記送信機は、動物の表面に装着されて前記送信機の位置を示す位置情報を前記受信機に送信することが好ましい。
この構成によれば、動物の位置を示す位置情報を、最小電力で効率良く周囲の受信機に送信することができる。
本発明に係る生体寸法周波数変換方法は、生体寸法を表わす生体寸法データを入力し、前記入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換することを特徴とする。
この特徴によれば、無線通信のための周波数を生体寸法データに基づいて決定することができるので、生体そのものをアンテナとして用いることのできる周波数により無線通信をすることができ、最小電力で効率良く無線で情報を送ることができる。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、生体寸法を表わす生体寸法データを入力する手順と、前記入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する手順とを実行させることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、生体寸法を表わす生体寸法データを入力する手順と、前記入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する手順とを実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明に係る生体寸法周波数変換装置は、以上のように、入力手段によって入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する変換手段を備えているので、生体そのものをアンテナとして用いることのできる周波数により無線通信をすることができ、最小電力で効率良く無線で情報を送ることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図35に基づいて説明すると以下の通りである。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る生体寸法周波数変換装置1の構成を示すブロック図である。生体寸法周波数変換装置1は、入力部2を備えている。入力部2は、身長を表わす身長データhを入力して、変換部3に供給する。
変換部3は、入力部2から供給された身長データhを、下記に示す計算式(式1)により、無線通信のための周波数を表わす周波数データfに変換する。
f=(3×10)/4h …(式1)
ここで、
h:身長データ(m)
f:周波数データ(Hz)
である。
この(式1)に従えば、身長データhは、この身長の4倍の長さ4hの波長に対応する周波数を表わす周波数データfに変換される。
変換部3によって変換された周波数データfは、設定部4に供給される。設定部4は、変換部3から供給された周波数データfを送信機6及び受信機7に設定する。送信機6及び受信機7は、設定部4によって設定された周波数データfに相当する通信周波数により互いに無線通信する。
送信機6は、例えば、カプセル型内視鏡である。送信機6は、RFタグであってもよい。
カプセル型内視鏡である送信機6は、カプセル型内視鏡を服用した患者の全身をアンテナとして受信機7と通信する。この場合、通信周波数データfに対応する波長の4分の1の長さ(患者の身長)のアンテナで、送信機6と受信機7とが通信するので、最小電力で効率良く情報を送ることができる。
変換部3は、身長データと通信周波数とを対応付けた変換テーブル5に基づいて、身長データを周波数データに変換してもよい。図2(a)(b)(c)は、それぞれ、生体寸法周波数変換装置1の変換部3に設けられた変換テーブル5・5a・5bの例を示す図である。
図2(a)を参照すると、変換テーブル5は、各身長hに対する周波数fを用意している。各身長h1、h2、h3、…、hNは、上記(式1)に従って算出された周波数f1、f2、f3、…、fNに対応する。
図2(b)を参照すると、変換テーブル5aは、数cm刻みでグループ化された身長に対する周波数fを用意する。各周波数fは、対応する身長の範囲の平均である。140cm−149cmの身長h1に対しては、周波数f1が準備されている。150cm−159cmの身長h2に対しては、周波数f2が準備されている。180cm−189cmの身長hNに対しては、周波数fNが準備されている。
図2(c)を参照すると、変換テーブル5bは、変換テーブル5aに追加して、座った場合の高さhN’を予測して周波数fN’が用意されている。即ち、140cm−149cmの身長h1に対しては、座高h1’が用意され、座った場合の周波数f1’が用意されている。150cm−159cmの身長h2に対しては、座高h2’が用意され、座った場合の周波数f2’が用意されている。180cm−189cmの身長hNに対しては、座高hN’が用意され、座った場合の周波数fN’が用意されている。このように、変換テーブル5bによれば、座高に基づいて周波数を生成することができる。
図3は、生体寸法周波数変換装置1によって設定された送信機6及び受信機7の通信周波数を説明するための図である。伝送する情報量を高めるために通信周波数を大きくすると、電磁波の生体への吸収率が高まって透過特性が悪くなり、生体の透過特性を高めるために通信周波数を小さくすると、伝送する情報量が少なくなるというトレードオフの関係が存在する。
本発明者らは、体内に埋め込まれた埋め込み型医療機器である送信機6が、体外に配置された受信機7に、消費電力、温度情報、pH、体内動画、静止画等を表わすデータを送信するために適した通信周波数を検討した。具体的には、電磁界解析で透過特性を調べることにより検討した。
図4は、送信機及び受信機の通信周波数のための実験構成を示す図である。解析空間を説明する。底面がグラウンド面でありその他の5面が吸収壁から構成されている一辺480mmの立方体の中に円柱状部材を入れ、円柱状部材に設けたアンテナの出力電圧Pを測定し、立方体の外部の地上2000mmの測定点で電界強度E2、磁界強度H2とを測定した。解析周波数は、50MHz、100MHz、150MHz、200MHz、250MHz、300MHz、350MHz、400MHz、500MHz、700MHz、及び1000MHz、とし、できるだけ高い周波数で検討した。
図5は、通信周波数のための実験の解析モデルを示す図である。円柱状の生体組織を模擬した部材は、標準モデル、拡大モデル及び縮小モデルの3種類を用意し、円柱の高さhを変化させて解析した。円柱状部材に設けたアンテナ(仮想通信機器)の大きさは同一にした。
標準モデルは、直径300mm、高さh=400mm、仮想通信機器取り付け高さ200mmである。拡大モデルは、直径300mm、高さh=600mm、仮想通信機器取り付け高さ300mmである。縮小モデルは、直径300mm、高さh=200mm、仮想通信機器取り付け高さ100mmである。
図6は、通信周波数のための実験の解析結果を示すグラフである。横軸は解析周波数を示し、縦軸は評価値GE(f)である。評価値GE(f)は、下記の式により表わされる。
評価値GE(f)=E2/P
曲線C1は、拡大モデルによる解析結果を示し、曲線C2は、標準モデルによる解析結果を示す。曲線C3は、縮小モデルによる解析結果を示す。図6から、評価値GE(f)が最大となる周波数fmaxがモデルに応じて変化することが分かる。
図7は、上記解析結果(共振周波数)の妥当性を確認するための検証実験の構成を説明するための図である。この実験システムは、送信部と受信部とを備えている。送信部は、、容器12を備えている。容器12の中には、水が収納されており、水の中には、ビニール袋に覆われたFM送信機14が沈められている。この容器12は、1m×2mのアルミ板15の上の一端に載置されている。
受信部は、アルミ板15の他端に載置されたバイコニカルアンテナ16(受信帯域:100〜450MHz)と、バイコニカルアンテナ16に接続されたプリアンプ17(hp8447D、25dB増幅)と、プリアンプ17に接続されたスペクトラムアナライザ18(MICRONIX MSA338)とを備えている。
図8は、上記通信周波数のための検証実験結果を示すグラフである。図9は、上記通信周波数のための検証実験における理論値と実測値とを示す図である。図8を参照すると、横軸は容器12の水位h(cm)を示しており、縦軸は送信部と受信部との間の無線通信に必要な正規化電力を示している。使用周波数帯は、80MHz、88MHz及び96MHzの3パターンを使用し、アンテナ間距離dは、180cmとした。水位hは、40cm〜95cmの間で5cm毎に変化させた。図8に示すように、使用周波数帯が80MHzである曲線C6では、水位90cmのときに正規化電力が最大になり、使用周波数帯が88MHzである曲線C5では、水位85cmのときに正規化電力が最大になる。使用周波数帯が96MHzである曲線C4では、水位77.5cmのときに正規化電力が最大になる。
使用周波数帯が80MHzであるときのλ/4の理論値は、93.8cmであり、使用周波数帯が88MHzであるときのλ/4の理論値は、85.2cmであり、使用周波数帯が96MHzであるときのλ/4の理論値は、78.1cmであるので、図9に示すように、理論値とほぼ同一の水位で共振が発生することが確認された。
このように、通信周波数に対応する波長の4分の1の高さの水柱により送信したときに共振が発生するので、送信機を装着した生体の身長の4倍の長さの波長に対応する周波数により、当該送信機からデータを送信すれば、生体そのものをアンテナとして用いることができ、最小電力で効率良く無線で情報を送ることができることを本発明者らは見出した。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2に係る生体寸法周波数変換装置1を説明するための図である。図11は、実施の形態2に係る生体寸法周波数変換装置によって周波数が設定されるカプセル型内視鏡(Capsule Endoscope:CES)を説明するための図である。
実施の形態2に係る生体寸法周波数変換装置では、カプセル型内視鏡を服用する患者の身長データ及び氏名が入力される。生体寸法周波数変換装置1は、身長h=波長λ/4より、または変換テーブルに基づいて、当該患者が服用するカプセル型内視鏡の通信周波数fを算出し、算出した通信周波数fと、当該カプセル型内視鏡を特定するIDとを出力する。算出した通信周波数fは、当該カプセル型内視鏡に設定される。
実施の形態2に係る生体寸法周波数変換装置1によれば、例えば、通信周波数f1が設定された2個のカプセル型内視鏡9と、通信周波数f2が設定された2個のカプセル型内視鏡9と、通信周波数f3が設定された2個のカプセル型内視鏡9と、通信周波数f4が設定された2個のカプセル型内視鏡9とを用意することができる。例えば、同じ通信周波数f1が設定されたカプセル型内視鏡は、ID(例えば、f1−001、f1−002)によって分別することができる。そして、身長、氏名、通信周波数f、及びカプセル型内視鏡のIDの4つの情報が管理用コンピュータに登録される。
図12は、上記カプセル型内視鏡の動作を説明するための図である。図13は、上記カプセル型内視鏡から送信されたデータの利用態様を説明するための図である。患者の身長に基づいた通信周波数f1が設定され、f1−001というIDが付与されたカプセル型内視鏡9は、患者に服用され、患者の体内に到達する。体内に到達したカプセル型内視鏡9は、体外に設けられた受信機7に体内画像データを送信する。体内画像データは、患者の身長に基づいた通信周波数f1により送信されるので、人体全身の共振により、小電力で遠くまで送信することができる。
このようにしてカプセル型内視鏡9から送信された体内画像データは、医師に表示され、提供される。体内画像データは、カプセル型内視鏡のIDにより登録されるため、過去のデータをいつでも取り出して検証し、比較することができる。
図14は、上記カプセル型内視鏡から送信されたデータの他の利用態様を説明するための図である。患者の身長に基づいた通信周波数をカプセル型内視鏡に設定し、そのカプセル型内視鏡をIDで管理すると、2台のカプセル型内視鏡を飲む場合にも有効である。例えば、通信周波数f1が設定され「001」のIDが付与されたカプセル型内視鏡9と、通信周波数f1が設定され「002」のIDが付与されたカプセル型内視鏡9とを服用し、「001」のIDが付与されたカプセル型内視鏡9が腸の撮像画像を送信し、「002」のIDが付与されたカプセル型内視鏡9が胃の撮像画像を送信する場合でも、受信機7は、IDで判別して双方のカプセル型内視鏡9からの送信データを受信することができるので、2台のカプセル型内視鏡により同時に胃と腸とを撮影することができる。
図15は、カプセル型内視鏡9の構成を説明するための図である。カプセル型内視鏡9は、体内画像を撮像し、撮像した体内画像を体外の受信機に送信するための電力を供給する電池を備えている。このカプセル型内視鏡9は、これを服用する患者の身長に基づいて定められた患者の人体を透過しやすい通信周波数により、体内画像を体外の受信機に送信する。このため、データを小電力で送信することができ、これにより、カプセル型内視鏡9の電池の寸法を小さくすることができる。つまり、カプセル型内視鏡9自体を小型化することができる。
図16は、変換テーブル5・5aに基づいて通信周波数を設定されたカプセル型内視鏡を説明するための図である。変換テーブル5は、各身長hに対する周波数fを有している。各身長h1、h2、h3、…、hNは、上記(式1)に従った周波数f1、f2、f3、…、fNに対応する。各周波数は、それぞれ、IDによって特定される複数個のカプセル型内視鏡9に設定され得る。
変換テーブル5aは、数cm刻みでグループ化された身長に対する周波数fを有している。各周波数fは、対応する身長の範囲の平均である。これらの周波数も、それぞれ、IDによって特定される複数個のカプセル型内視鏡9に設定され得る。変換テーブル5aを用いて通信周波数をカプセル型内視鏡9に設定することにより、予め準備しておくカプセル型内視鏡の種類及び数を低減することができる。
本実施の形態に係る生体寸法周波数変換装置1によって通信周波数を設定されたカプセル型内視鏡9による無線通信では、カプセル型内視鏡9を服用した患者の体全体がアンテナとして働く。このため、患者の体内に到達したカプセル型内視鏡9は、患者の体全体という長いモノポールアンテナを取り付けたことになる。これにより、身長の4倍に相当する周波数の電磁波を用いて無線で通信することが可能になる。この身長の4倍に相当する周波数の電磁波は、比較的低い周波数であり、より遠方へ電波を送信することが可能になる。この結果、体外に配置する受信機の受電アンテナは、患者の体表面に装着しなくてもよく、人体から数m離れた場所に配置しても受電可能になる。
図17は、上記カプセル型内視鏡9に付与された識別符号(ID)と上記カプセル型内視鏡9に設定された通信周波数との関係を説明するための図である。従来技術の構成では、カプセル型内視鏡に付与されたIDによって、複数個のカプセル型内視鏡から送信された電波を区別していた。しかしながら、本実施の形態では、カプセル型内視鏡のIDと通信周波数との2つを用いて、複数個のカプセル型内視鏡から送信された電波を区別することができる。このため、カプセル型内視鏡の特定が混乱無く可能となり、さらに、IDと通信周波数とを掛け合わせて用いることにより、識別数を増大させることもできる。
なお、カプセル型内視鏡を服用する患者は、人間に限定されない。動物に対しても本実施の形態を適用することができる。
(実施の形態3)
図18は、実施の形態3に係る生体寸法周波数変換装置1aを説明するための図である。図19は、生体寸法周波数変換装置1aによって通信周波数を設定される計測バンド10を説明するための図である。
実施の形態3に係る生体寸法周波数変換装置では、計測バンド10を装着する人物の身長データ及び氏名が入力される。生体寸法周波数変換装置1は、前述した(式1)より、または変換テーブルに基づいて、当該人物が装着する計測バンド10の通信周波数fを算出し、算出した通信周波数fと、当該計測バンド10を特定するIDとを出力する。算出した通信周波数fは、当該計測バンド10に設定される。
実施の形態3に係る生体寸法周波数変換装置1aによれば、例えば、通信周波数f1が設定された2個の計測バンド10と、通信周波数f2が設定された2個の計測バンド10と、通信周波数f3が設定された2個の計測バンド10と、通信周波数f4が設定された2個の計測バンド10とを用意することができる。例えば、同じ通信周波数f1が設定された計測バンドは、ID(例えば、f1−001、f1−002)によって分別することができる。そして、身長、氏名、通信周波数f、及び計測バンドのIDの4つの情報が管理用コンピュータに登録される。
図20は、計測バンド10の動作を説明するための図である。図21(a)は、計測バンド10の構成を説明するための図である。図21(b)は、心電図測定用バンド10aの構成を説明するための図である。図22は、計測バンド10の全体構成を説明するための図である。計測バンド10は、体に巻き付けるためのゴムベルト19を備えている。ゴムベルト19には、筋電図を作成するためのデータを取得するために設けられた測定電極20と、アース電極21と、体温測定用の温度センサ31とが設けられている。ゴムベルト19は、体に計測バンドを固定することができる材料具であればよく、ゴムに限定されない。例えば、マジックテープ(登録商標)や伸縮性の布地等が利用できる。計測バンド10は、体に巻き付けて心電図を作成するためのデータを送信する送信部22に接続されている。送信部22は、計測バンド10に設けられた測定電極20等の体表センサからデータを受け取って変調・増幅する変調・増幅回路と、変調・増幅回路からのデータを受信機7に送信する送信回路と、送信機からの出力を人体に伝達する人体接続用電極32と、体に巻き付けるためのゴムベルト19とを有している。ただし、送信部22は、計測バンド10の内部に組み込んで用いてもよい。
図21(b)を参照すると、計測バンド10の替わりに心電図測定用バンド10aを設けてもよい。心電図測定用バンド10aは、体に巻き付けるためのゴムベルト19aを備えている。ゴムベルト19aには、平板状をした本体が設けられている。心電図測定用バンド10aは、心電図を測定するためにコードを介して本体にそれぞれ取り付けられた2個の測定電極20aと、コードを介して本体に取り付けられたアース電極21aと、体温を測定するためにコードを介して本体に取り付けられた温度センサ31aとを有している。なお、測定電極20aのうち1個と、アース電極21aと、温度センサ31aは、平板状をした本体の裏面に固定して取り付ける形状をとってもよい。
心電図計測用バンド10aは、図22で示した計測バンド10と同じように、送信部22a(図23)を組み合わせて用いる。送信部22aは、心電図計測バンド10aの外に取り付ける形状でも良いし、心電図計測バンド10aの平板状をした本体の中に組み込んで用いてもよい。
図23は、計測バンド10と受信機7との動作を説明するための図である。このように構成された計測バンド10は、例えばランニング等のスポーツをする使用者の手首、足首または胴体に巻きつけられ、巻きつけられた計測バンド10は、スポーツをする使用者の心電図情報、または体温情報を受信機7に送信する。
本実施の形態に係る計測バンド10によれば、計測バンド10を装着した人物の人体全身がアンテナとして働く。このため、従来技術の構成では必要であった外付けのアンテナが不要になる。従って、計測バンドを軽く小型にすることができ、スポーツ時等に邪魔にならない計測バンドを実現することができる。
本実施の形態に係る計測バンド10は、小電力で心電図データを送信可能であるため、計測バンド内の電池を小型化することができる。これにより、計測バンド10自体を小型・軽量化することが可能となる。このように小型・軽量化された計測バンドは、例えば、スポーツ時においては最適である。また、高齢者の健康診断時の負担も軽減される。
本実施の形態に係る計測バンド10は、データをより遠方まで送信することができる。これは、本実施の形態に係る計測バンド10は、全身をアンテナとして用いているため、従来のアンテナよりもアンテナ長が長くなり(150cm〜170cm)、従って、通信周波数は低くなり、より遠方まで電波が届くからである。
これにより、受信機7は、広範囲な領域に配置された複数の計測バンド10からのデータを1台で受信することが可能となり、このため、受信機7の数を減らすことができ、好ましい。
本実施の形態に係る計測バンド10は、スポーツ時のみならず、普段の生活の健康管理にも使用することができる。
従来までは、複数個の計測バンド10からの送信電波を、計測バンド10に付与されたIDによって区別していたが、本実施の形態に係る計測バンド10では、IDと周波数との2つを用いて、複数個の計測バンド10からの送信電波を区別する。これにより、IDと周波数の2つを組み合わせて用いれば、計測バンドを混乱無く特定できる。さらに、IDと通信周波数とを掛け合わせて用いることにより、識別数を増大させることもできる。
(実施の形態4)
図24は実施の形態4に係る生体寸法周波数変換装置の適用例を示す図であり、(a)は電動車椅子を示す図であり、(b)は筋電マウスを示す図であり、(c)は義手を示す図である。図25は、実施の形態4に係る生体寸法周波数変換装置の適用例を示す図であり、演奏インターフェースを示す図である。図26は、通信手段を説明するための図である。
本発明者らは、筋肉を動かすときに発生する筋電信号を利用して、操作されるバリアフリーロボット(機器)、例えば、図24(a)に示される電動車椅子について特許出願をし(特開2007−143886号公報)、図24(b)に示される筋電マウスについて特許出願をし(特開2005−011037号公報)、図24(c)に示される義手について特許出願をし(特開2004−180817号公報)、及び図25に示される演奏インターフェースの発明について特許出願をしている(特願2006−139613号)。このようなバリアフリーロボット(機器)に筋電信号を送信する無線機に対しても本発明を適用することができる。
図27は、実施の形態4に係る生体寸法周波数変換装置1bの構成を示す図である。図28は、生体寸法周波数変換装置1bによって通信周波数が設定される無線機23を説明するための図である。
実施の形態4に係る生体寸法周波数変換装置1bでは、筋肉を動かすときに発生する筋電信号を送信する無線機23を装着する操作者の身長データ及び氏名が入力される。生体寸法周波数変換装置1bは、前述した(式1)より、または変換テーブルに基づいて、当該操作者が装着する無線機23の通信周波数fを算出し、算出した通信周波数fと、当該無線機23を特定するIDとを出力する。算出した通信周波数fは、当該無線機23に設定される。
実施の形態4に係る生体寸法周波数変換装置1bによれば、例えば、通信周波数f1が設定された2個の無線機23と、通信周波数f2が設定された2個の無線機23と、通信周波数f3が設定された2個の無線機23と、通信周波数f4が設定された2個の無線機23とを用意することができる。例えば、同じ通信周波数f1が設定された無線機は、ID(例えば、f1−001、f1−002)によって分別することができる。そして、身長、氏名、通信周波数f、及び無線機のIDの4つの情報が管理用コンピュータに登録される。
図29は、無線機23の動作を説明するための図である。図30は、無線機23の構成を説明するための図である。図31は、無線機23に設けられた体表センサ24の構成を示す図である。無線機23は、生体の体表に巻きつけられて筋肉を動かすときに発生する筋電信号を検出する体表センサ24と、体表センサ24によって検出された筋電信号を変調して増幅する変調・増幅回路25と、変調・増幅回路25によって変調・増幅された筋電信号を受信機に送信する送信機26とを備えている。
体表センサ24は、体に巻き付けるためのゴムベルト19bを備えている。ゴムベルト19bには、筋電信号を検出するために設けられた2個の測定電極20bと、アース電極21bと、体温測定用の温度センサ31bとが設けられている。
このように構成された無線機23は、例えば、電動車椅子、筋電マウス、義手、または演奏インターフェースを操作する操作者の手首に装着される。操作者の手首に装着された無線機23は、操作者が筋肉を動かすときに発生する筋電信号を、操作者の身長に基づいて設定された通信周波数により、電動車椅子等に設けられた受信機に送信する。
本実施の形態に係る無線機23によれば、無線機23を装着した人物の人体全身がアンテナとして働く。このため、従来技術の構成では必要であった外付けのアンテナが不要になる。従って、無線機を軽く小型にすることができ、操作時等に邪魔にならない計測バンドを実現することができる。
本実施の形態に係る無線機23は、小電力で筋電信号を送信可能であるため、無線機内の電池を小型化することができる。これにより、無線機23自体を小型・軽量化することが可能となる。
(実施の形態5)
図32は、実施の形態5に係る生体寸法周波数変換装置1cを説明するためのブロック図である。図33は、生体寸法周波数変換装置1cによって通信周波数が設定される通信機器27を説明するための図である。
実施の形態5に係る生体寸法周波数変換装置1cでは、動物の位置情報及び体内情報を送信する通信機器27を装着する動物の身長データ及び名前が入力される。生体寸法周波数変換装置1cは、前述した(式1)より、または変換テーブルに基づいて、当該動物が装着する通信機器27の通信周波数fを算出し、算出した通信周波数fと、当該通信機器27を特定するIDとを出力する。算出した通信周波数fは、当該通信機器27に設定される。
実施の形態5に係る生体寸法周波数変換装置1cによれば、例えば、通信周波数f1が設定された2個の通信機器27と、通信周波数f2が設定された2個の通信機器27と、通信周波数f3が設定された2個の通信機器27と、通信周波数f4が設定された2個の通信機器27とを用意することができる。例えば、同じ通信周波数f1が設定された通信機器は、ID(例えば、f1−001、f1−002)によって分別することができる。そして、身長、氏名、通信周波数f、及び無線機のIDの4つの情報が管理用コンピュータに登録される。
図34は、通信機器27の動作を説明するための図である。図35は、通信機器27の構成を説明するための図である。通信機器27は、動物の体内情報を検出する体内センサ28と、高周波信号を供給する電源30と、体内センサ28によって検出された体内情報を変調し、電源30から供給された高周波信号に基づいて受信機7に送信する変調回路29とを備えている。
このように構成された通信機器27は、例えば、象の背中に装着される。象は身長がより高いため、この象に装着される通信機器27の通信周波数fはより低く設定される。このため、長距離送信が可能となる。通信機器27は、例えば、兎のような小動物に装着してもよい。兎は象よりも身長が低いため、兎に装着される通信機器27の通信周波数fはより高く設定される。このため、兎に装着される通信機器27は、短距離通信に適している。
図36は、通信機器27の利用態様を説明するための図である。通信機器27を象、キリン等の動物に装着し、通信機器27を装着した動物を所定の領域に放ち、この所定の領域に複数の受信機7を配置すると、これらの複数の受信機7の受信アンテナを用いて、通信機器27を装着した動物の位置を管理することができる。また、動物の心電図、体温等の体内情報を把握し管理することができる。
本実施の形態に係る通信機器27は、装着する動物の身長に基づいて設定された周波数により通信するので、省電力でデータを送信することができる。このため、トランスポンダ(通信機器)自体を小型・軽量化することが可能となる。動物への装着負担を軽減することができる。
本実施の形態に係る通信機器27は、装着した動物の全身がアンテナとして働くため、より遠方へ電波を送信することが可能となる。また、全身をアンテナとすることは、通信機器27に長いアンテナを取り付けたことと同等となり外付けアンテナは不要となる。従って、動物の体表面に通信機器27を取り付ける場合は、通信機器27をむしりとられることが少なくなる。これにより、c/(4×身長)に相当する周波数の電磁波を効率良く送電することが可能となる。ここで、cは、光速(3×10(km/時間))である。
本実施の形態に係る通信機器に設定される通信周波数は、例えば、象等の身長の高い大きな動物ほど、低くなり、リス等の身長の低い小さな動物ほど高くなる。一般的に、大きい動物ほど広い範囲を移動すると考えられるため、通信距離を長くすることが好ましい。動物園等においても、檻のサイズが大きい動物ほど大きい。
本実施の形態では、大きい動物ほど通信周波数が低く、遠方へ電波を伝送することが可能であるため、動物の移動範囲に適した通信を行うことができ、好ましい。
なお、本実施の形態では、動物に通信機器を取り付ける例を示したが、本発明はこれに限定されない。本実施の形態に係る通信機器は、動物以外の物体に取り付けても良く、例えば、スキー板の管理、商品の管理に対しても本発明を適用することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、人間、動物または部材に埋め込まれ、または取り付けられる送信機と、この送信機から送信された無線信号を受信する受信機との間の無線通信のための周波数データを生成する装置、その方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に適用することができる。
実施の形態1に係る生体寸法周波数変換装置の構成を示すブロック図である。 (a)(b)(c)は、上記生体寸法周波数変換装置に設けられた変換テーブルの例を示す図である。 上記生体寸法周波数変換装置によって設定された送信機及び受信機の通信周波数を説明するための図である。 上記送信機及び受信機の通信周波数のための実験構成を示す図である。 上記通信周波数のための実験の解析モデルを示す図である。 上記通信周波数のための実験の解析結果を示すグラフである。 上記通信周波数のための検証実験の構成を説明するための図である。 上記通信周波数のための検証実験結果を示すグラフである。 上記通信周波数のための検証実験における理論値と実測値とを示す図である。 実施の形態2に係る生体寸法周波数変換装置を説明するための図である。 実施の形態2に係る生体寸法周波数変換装置によって周波数が設定されるカプセル型内視鏡を説明するための図である。 上記カプセル型内視鏡の動作を説明するための図である。 上記カプセル型内視鏡から送信されたデータの利用態様を説明するための図である。 上記カプセル型内視鏡から送信されたデータの他の利用態様を説明するための図である。 上記カプセル型内視鏡の構成を説明するための図である。 変換テーブルに基づいて通信周波数を設定されたカプセル型内視鏡を説明するための図である。 上記カプセル型内視鏡に付与された識別符号と上記カプセル型内視鏡に設定された通信周波数との関係を説明するための図である。 実施の形態3に係る生体寸法周波数変換装置を説明するための図である。 上記生体寸法周波数変換装置によって通信周波数を設定される計測バンドを説明するための図である。 上記計測バンドの動作を説明するための図である。 (a)は上記計測バンドの構成を説明するための図であり、(b)は心電図測定用バンドの構成を説明するための図である。 上記計測バンドの全体構成を説明するための図である。 上記計測バンドと受信機との動作を説明するための図である。 実施の形態4に係る生体寸法周波数変換装置の適用例を示す図であり、(a)は電動車椅子を示す図であり、(b)は筋電マウスを示す図であり、(c)は義手を示す図である。 実施の形態4に係る生体寸法周波数変換装置の適用例を示す図であり、演奏インターフェースを示す図である。 通信手段を説明するための図である。 上記生体寸法周波数変換装置の構成を示す図である。 上記生体寸法周波数変換装置によって通信周波数が設定される無線機を説明するための図である。 上記無線機の動作を説明するための図である。 上記無線機の構成を説明するための図である。 上記無線機に設けられた体表センサの構成を示す図である。 実施の形態5に係る生体寸法周波数変換装置を説明するためのブロック図である。 上記生体寸法周波数変換装置によって通信周波数が設定される通信機器を説明するための図である。 上記通信機器の動作を説明するための図である。 上記通信機器の構成を説明するための図である。 上記通信機器の利用態様を説明するための図である。
符号の説明
1 生体寸法周波数変換装置
2 入力部
3 変換部
4 設定部
5 変換テーブル
6 送信機
7 受信機
9 カプセル型内視鏡
10 計測バンド
10a 心電図測定用バンド
11 通信機器
12 容器
13 FM送信機
14 ビニール袋
15 アルミ板
16 バイコニカルアンテナ
17 プリアンプ
18 スペクトラムアナライザ
19 ゴムベルト
20 測定電極
21 アース電極
22 送信部
22a 送信部
23 無線機
24 体表センサ
25 変調・増幅回路
26 送信機
27 通信機器
28 体内センサ
29 変調回路
30 発振回路
31 温度センサ
32 人体接続用電極

Claims (13)

  1. 生体寸法を表わす生体寸法データを入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する変換手段とを備えることを特徴とする生体寸法周波数変換装置。
  2. 前記生体寸法データは、生体の身長を表わす身長データを含み、
    前記変換手段は、前記身長データを、前記身長の4倍の長さの波長に対応する周波数を表わす周波数データに変換する請求項1記載の生体寸法周波数変換装置。
  3. 前記生体寸法データは、生体の身長を表わす身長データを含み、
    前記変換手段は、前記身長データを座高データに変換し、前記座高データを前記座高の4倍の長さの波長に対応する周波数を表わす周波数データに変換する請求項1記載の生体寸法周波数変換装置。
  4. 前記変換手段は、前記生体寸法と前記周波数とを対応付けた変換テーブルに基づいて、前記生体寸法データを前記周波数データに変換する請求項1記載の生体寸法周波数変換装置。
  5. 前記変換手段により変換された周波数データによって表わされる周波数を、互いに無線で通信する送信機及び受信機に設定する設定手段をさらに備える請求項1記載の生体寸法周波数変換装置。
  6. 前記送信機は、埋め込み型医療機器を含み、
    前記生体寸法データは、前記埋め込み型医療機器を埋め込む患者の身長である請求項5記載の生体寸法周波数変換装置。
  7. 前記埋め込み型医療機器は、カプセル型内視鏡を含み、
    前記生体寸法データは、前記カプセル型内視鏡を服用する患者の身長である請求項6記載の生体寸法周波数変換装置。
  8. 前記送信機は、前記生体の表面に装着されて前記受信機と通信する請求項5記載の生体寸法周波数変換装置。
  9. 前記送信機は、人体に巻きつけられて前記人体の心電図を生成するための情報を前記受信機に送信する請求項5記載の生体寸法周波数変換装置。
  10. 前記送信機は、動物の表面に装着されて前記送信機の位置を示す位置情報を前記受信機に送信する請求項5記載の生体寸法周波数変換装置。
  11. 生体寸法を表わす生体寸法データを入力し、
    前記入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換することを特徴とする生体寸法周波数変換方法。
  12. コンピュータに、
    生体寸法を表わす生体寸法データを入力する手順と、
    前記入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータに、
    生体寸法を表わす生体寸法データを入力する手順と、
    前記入力された生体寸法データを、無線通信のための周波数を表わす周波数データに変換する手順とを実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2007199782A 2007-07-31 2007-07-31 生体寸法周波数変換装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Fee Related JP5177362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007199782A JP5177362B2 (ja) 2007-07-31 2007-07-31 生体寸法周波数変換装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007199782A JP5177362B2 (ja) 2007-07-31 2007-07-31 生体寸法周波数変換装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009034230A true JP2009034230A (ja) 2009-02-19
JP5177362B2 JP5177362B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=40436730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007199782A Expired - Fee Related JP5177362B2 (ja) 2007-07-31 2007-07-31 生体寸法周波数変換装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5177362B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017154178A1 (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 国立大学法人東北大学 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317278A (ja) * 1992-05-26 1993-12-03 Suzuken:Kk 無線伝送式生体情報検出記録装置
JP2005087552A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Olympus Corp エネルギー供給用コイルおよびこれを用いた無線型被検体内情報取得システム
WO2007028035A2 (en) * 2005-09-01 2007-03-08 Proteus Biomedical, Inc. Implantable zero-wire communications system

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317278A (ja) * 1992-05-26 1993-12-03 Suzuken:Kk 無線伝送式生体情報検出記録装置
JP2005087552A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Olympus Corp エネルギー供給用コイルおよびこれを用いた無線型被検体内情報取得システム
WO2007028035A2 (en) * 2005-09-01 2007-03-08 Proteus Biomedical, Inc. Implantable zero-wire communications system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017154178A1 (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 国立大学法人東北大学 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5177362B2 (ja) 2013-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108781314B (zh) 用于贴身数据和电力传输的系统、设备和方法
JP5771199B2 (ja) 医療用インプラント、診断装置又は生物学的手法をモニタリング及び/又は制御するための測定信号を、処理及び伝送するための装置
CA2475920C (en) Energy transfer amplification for intrabody devices
US11877862B2 (en) Medical system having a position measurment patch device for providing measurement data or a therapy
JP2014217707A (ja) 生体情報計測装置及び生体情報計測システム
EP3488778A1 (en) Device for electromagnetic structural characterization
JP5177362B2 (ja) 生体寸法周波数変換装置、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
Lee Miniaturized human insertable cardiac monitoring system with wireless power transmission technique
Rosa et al. Feasibility Study on Subcutaneously Implanted Devices in Male Rodents for Cardiovascular Assessment Through Near‐Field Communication Interface
Chiao Batteryless wireless gastric implants
Ohta et al. A more acceptable endoluminal implantation for remotely monitoring ingestible sensors anchored to the stomach wall
Stango et al. Wireless radio channel for intramuscular electrode implants in the control of upper limb prostheses
Moiz et al. An embedded multichannel telemetry unit for bone strain monitoring
Abd Prof. Dr. Abdulkareem Mokif Obais
Nattar Ranganathan Wireless Biomedical Sensing: Wireless Power, Communication and Computation for Wearable and Implantable Devices
Lee Biocompatible Cardiac Sensor with Continuous Arrhythmia Monitoring for Human Wellness
Lee Implantable Medical Device for Measuring Electrocardiogram to Improve Human Wellness
Karathanasis et al. Emerging Technologies for Mobile Health
Huang Wireless Sensor Systems for In-Vivo Applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100721

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5177362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees