JP2009033468A - 低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法及び生成装置 - Google Patents

低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法及び生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低フレームレート動画像のフレームレート変換を行う場合にも高品位な動画像を表示する。
【解決手段】ベクトル類似度算出部5は、動きベクトル情報算出部3が算出する動きベクトル情報に基づいて、動きベクトルのベクトル類似度を算出する。補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、上記ベクトル類似度が所定範囲外の値であるとき、現在のフレーム画像の表示開始時刻と次のフレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻から、次のフレーム画像の表示開始時刻までの間で決定し、補間フレーム画像の表示時間を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は動画像のフレームレート変換技術において、特に低フレームレート動画像のフレームレート変換技術に関するものである。
動画像のフレームレート変換技術において、フレームレート変換の対象は2つある。第1のフレームレート変換は、フレームレートが24フレーム毎秒である映画フィルムの動画像を、テレビのフィールドもしくはフレームレートが30フレーム毎秒である動画像に変換することを目的とする。第2のフレームレート変換は、液晶パネルを用いた液晶テレビ等において動画像を表示する際のフレームレートである60フレーム毎秒を、120フレーム毎秒というより高いフレームレートに変換することを目的とする。
フレームレート変換では、複数のフレーム画像から構成される動画像が入力され、上記複数のフレーム画像の各フレーム画像間に補間フレーム画像を生成する。これにより、例えば1秒間等の単位時間当たりのフレーム数、即ちフレームレートが増加し、フレームレート変換が完了する。
上記補間フレーム画像生成の方法には多種多様な先行技術があり、一般的には図7のブロック図で示される構成の補間フレーム画像生成装置100により補間フレーム画像が生成される。補間フレーム画像生成装置100は、ブロック分割部101、動きベクトル情報算出部102、及び補間フレーム画像生成部103を備えている。ブロック分割部101は、入力フレーム画像を複数の画像領域、即ちブロックに分割する。動きベクトル情報算出部102は、MPEG-2等の動画像復号化処理で求められる動きベクトルから、分割された複数のブロック毎に動きベクトル情報を算出する。補間フレーム画像生成部103は、上記動きベクトルに基づいて、入力されるフレーム画像から、2つの連続して入力されるフレーム画像の中間を補間する画像、即ち補間フレーム画像を生成する。
補間フレーム画像生成部103による補間フレーム画像生成方法の一例を以下に示す。補間フレーム画像生成部103は、ある時刻で表示されるフレーム画像の分割された各ブロックにおける動きベクトルから、当該フレーム画像(以降「第1フレーム画像」と称する)の各ブロックがどの方向へ動いているのかを求める。次に、上記第1フレーム画像が表示されてから上記補間フレーム画像が表示されるまでの時間を、上記第1フレーム画像が表示されてから次の第2フレーム画像が表示されるまでの時間の半分に設定する。即ち、上記補間フレーム画像は、上記第1フレーム画像の表示開始時刻と上記第2フレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻で表示される。
この場合、上記補間フレーム画像を生成するために必要な動きベクトルは、上記第1フレーム画像が有する動きベクトルの大きさを半分にすることにより求められる。従って、上記補間フレーム画像は、上記第1フレーム画像の各ブロックの画像を、求められた動きベクトル分移動させることにより生成される。
この補間フレーム画像生成において、動きベクトルの情報に誤りがあった場合、生成される補間フレーム画像は、静止画として見た場合にノイズとして知覚化されやすい場合がある。例として、アナログテレビ放送で用いられるNTSC規格の動画像のフレームレートである29.97フレーム毎秒よりも比較的高いフレームレートである60フレーム毎秒の画像に対してフレームレート変換を行う場合を考える。
フレームレートが60フレーム毎秒であるので、ある時刻にフレーム画像が入力されてから1/60秒が経過すると、次のフレーム画像が入力される。上記フレームレート変換のために生成された補間フレーム画像は、通常は入力される2つの連続したフレーム画像の中間に配置される。従って、この補間フレーム画像は、補間フレーム画像生成装置100の後段に設けられる図示しない液晶パネル等の画面上において1/120秒間表示される。
上記1/120秒間という時間は、補間フレーム画像を視覚的に捉える時間としては短く、そのため補間フレーム画像に仮にノイズが現れた場合でも、1/120秒後には次のフレーム画像が表示されるので、ノイズが視覚的に捉えられ難い場合がある。
しかしフレームレートが映画フィルムの24フレーム毎秒、あるいはアナログテレビ放送の29.97フレーム毎秒より低い15フレーム毎秒程度である、即ち、約1/15秒毎にフレーム画像が入力される低フレームレート動画像をフレームレート変換する場合、次のような不都合が生じる。この場合、仮に補間フレーム画像にノイズが現れると、上記補間フレーム画像は1/30秒間表示され続ける。このため、上記ノイズは、補間フレーム画像が表示される間に顕著に現れ、視覚的に捉えられ易くなる。また、低フレームレート動画像が入力され、かつ動きベクトルの情報に誤りがあった場合、生成された補間フレーム画像の画質が、フレームレート変換後の動画像の画質へ及ぼす影響は、高フレームレート動画像が入力された場合と比較してさらに大きくなる。従って、品質の低い動画像しか表示できない。
これに対する従来技術として、特許文献1では、ブロック内に複数の動きが含まれる場合に生じる歪が抑制された補間フレームを作成する方法が開示されている。また、非特許文献1に記載されたフレーム補間手法では、背景画像と動きのあるオブジェクトを分離して補間フレーム画像を生成するなどして、視覚的に捉えられ易いノイズを抑えている。
特開2006−66987号公報(平成18年3月9日公開) 東 正史、渡辺 裕 共著 「動きオブジェクトベースのフレーム補間手法に関する検討」FIT2006第5回情報科学技術フォーラム 2006年
このように従来技術においては、補間フレーム画像の生成時に発生する歪あるいはノイズを抑えることで動画像の画質改善を行っているが、補間されたフレーム画像の表示開始時刻、即ち表示タイミングへの考慮はなかった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、低フレームレート動画像のフレームレート変換を行う場合にも高品位な動画像を表示出来る低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法を提供することにある。
本発明の低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法は、上記課題を解決するために、複数の画素から構成される複数のフレーム画像により構成される低フレームレート動画像における各フレーム画像を複数の画像領域に分割し、上記画像領域それぞれについて動きベクトルを求め、上記動きベクトルから動きベクトル情報を算出し、上記動きベクトルに基づいて補間フレーム画像を生成し、上記補間フレーム画像を上記複数のフレーム画像の各フレーム画像間に表示する補間フレーム画像表示方法において、上記動きベクトル情報に基づいて、上記動きベクトルのベクトル類似度を算出し、上記補間フレーム画像の表示開始時刻を、上記ベクトル類似度が所定範囲外の値であるとき、現在のフレーム画像の表示開始時刻と次のフレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻から、次のフレーム画像の表示開始時刻までの間で決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整することを特徴とする。
上記発明によれば、上記補間フレーム画像の表示開始時刻を、上記ベクトル類似度が所定範囲外の値であるとき、現在のフレーム画像の表示開始時刻と次のフレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻から、次のフレーム画像の表示開始時刻までの間で決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整することで、上記補間フレーム画像が知覚化されやすいノイズを含む場合に、上記補間フレーム画像の表示タイミングを遅くし、上記補間フレーム画像の表示時間を短く出来る。従って、上記補間フレーム画像に現れたノイズが視覚的に捉えられ難くなるので、動画像の画像品位を高く出来る。
上記低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法では、上記動きベクトル情報は、MPEG-2等の動画復号化処理で求められてもよい。
これにより、MPEG-2等の動画像を復号化処理して得た動画像を入力する場合に、動きベクトル情報を算出しなくてもよいので、処理速度が向上する。
上記低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法では、上記複数のフレーム画像の内、ある時刻に表示される第1のフレーム画像が有する第1の画像領域に対応する画像領域を、上記第1のフレーム画像の次に表示される第2のフレーム画像から検索して第2の画像領域とし、上記第1の画像領域と上記第2の画像領域との間のベクトルを算出して上記第1の画像領域における動きベクトルとし、上記第1の画像領域における動きベクトルから上記動きベクトル情報を算出し、上記動きベクトル情報の算出を、上記第1のフレーム画像の全ての画像領域に対して行ってもよい。
これにより、MPEG-2等の動画像の復号化処理が行われず、複数のフレーム画像のみで構成され、動きベクトル情報が無い動画像においても、補間フレーム画像を表示出来る。
上記低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法では、上記複数の画像領域それぞれに存在する上記動きベクトルを、X成分及びY成分に分解し、これら2つの成分を数値化することにより、上記動きベクトル情報を算出し、上記複数の画像領域の全て動きベクトル情報に基づき、以下の式により上記ベクトル類似度を算出してもよい。
ベクトル類似度=Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|+
Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|
(但し、上式において、|Σ動きベクトルX成分|=0の場合、Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|=0、|Σ動きベクトルY成分|=0の場合、Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|=0とする。)
これにより、上記ベクトル類似度に基づいて上記補間フレーム画像の表示開始時刻を決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整出来る。さらに、補間フレーム画像の画像品位が高い場合はベクトル類似度の数値が小さく、補間フレーム画像の画像品位が低い場合はベクトル類似度の数値が大きくなるので、補間フレーム画像の画像品位を簡易的に評価することが出来る。
本発明の低フレームレート動画像の補間フレーム画像生成装置は、上記課題を解決するために、複数の画素から構成される複数のフレーム画像により構成される低フレームレート動画像における各フレーム画像を複数の画像領域に分割する画像領域分割手段と、上記画像領域それぞれについて動きベクトルを求め、上記動きベクトルから動きベクトル情報を算出する動きベクトル情報算出手段と、上記動きベクトルに基づいて補間フレーム画像を生成する補間フレーム画像生成手段とを備え、後段に設けられる表示手段の画面上において上記補間フレーム画像を上記複数のフレーム画像の各フレーム画像間に表示する補間フレーム画像生成装置において、上記動きベクトル情報に基づいて、上記動きベクトルのベクトル類似度を算出するベクトル類似度算出手段と、上記補間フレーム画像の表示開始時刻を、上記ベクトル類似度が所定範囲外の値であるとき、現在のフレーム画像の表示開始時刻と次のフレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻から、次のフレーム画像の表示開始時刻までの間で決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整する補間フレーム画像表示開始時刻調整手段とを備えることを特徴とする。
上記発明によれば、上記補間フレーム画像が、静止画として見た場合にノイズとして知覚化されやすい場合でも、表示時間を調整された補間フレーム画像を生成出来るので、該補間フレーム画像を含む動画像の画像品位を高く出来る。
上記低フレームレート動画像の補間フレーム画像生成装置では、上記複数の画像領域それぞれに存在する上記動きベクトルを、X成分及びY成分に分解し、これら2つの成分を数値化することにより、上記動きベクトル情報を算出し、上記複数の画像領域の全て動きベクトル情報に基づき、以下の式により上記ベクトル類似度を算出してもよい。
ベクトル類似度=Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|+
Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|
(但し、上式において、|Σ動きベクトルX成分|=0の場合、Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|=0、|Σ動きベクトルY成分|=0の場合、Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|=0とする。)
これにより、上記ベクトル類似度に基づいて上記補間フレーム画像の表示開始時刻を決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整出来る。さらに、補間フレーム画像の画像品位が高い場合はベクトル類似度の数値が小さく、補間フレーム画像の画像品位が低い場合はベクトル類似度の数値が大きくなるので、補間フレーム画像の画像品位を簡易的に評価することが出来る。
本発明の低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法及び生成装置は、以上のように、動きベクトルから算出された動きベクトル情報に基づいて、上記動きベクトルのベクトル類似度を算出し、上記ベクトル類似度に基づいて補間フレーム画像の表示時間を調整する。
それゆえ、低フレームレート画像から生成された補間フレーム画像を表示するタイミングを調整出来るので、補間フレーム画像に見られるノイズを視覚に捉えられ難くし、高品位な動画像を表示出来るという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1〜図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
低フレームレート動画像の補間フレーム画像の表示は、図1のブロック図で示される構成の補間フレーム画像生成装置1を用いて行われる。補間フレーム画像生成装置1は、ブロック分割部2、動きベクトル情報算出部3、補間フレーム画像生成部4、ベクトル類似度算出部5、及び補間フレーム画像表示タイミング調整部6を備えている。
本実施形態において補間フレーム画像生成装置1に入力される動画像は、そのフレームレートが15フレーム毎秒である。上記動画像は、図2に示すフレーム画像7〜9のように、複数のフレーム画像が連続して配置された構成である。本実施形態で述べるフレーム画像は、全て図示しない複数の画素から構成されている。
図2に示す各フレーム画像の入力シーケンスにおいて、フレーム画像7が時刻Nで入力された後、フレーム画像8は、時刻(N+1/15秒)で入力される。フレーム画像9は、フレーム画像8が時刻(N+1/15秒)で入力されてから、さらに1/15秒に2以上の整数Lを掛けた時間を経過した時刻Mで入力される。なお、フレームレートが10フレーム毎秒である動画像が入力される場合も各フレーム画像は同様に入力されるが、ある時刻でフレーム画像が入力されてから1/10秒経過後に次のフレーム画像が入力される点のみ異なる。本実施の形態では、フレーム画像7及び8に注目する。
図1のブロック分割部2は、補間フレーム画像生成装置1に入力された動画像を構成する各フレーム画像を、複数の画像領域、即ちブロックに分割する。上記ブロックの形、数、及び大きさは、特に限定されない。本実施の形態のブロック分割部2は、説明を容易にするために、フレーム画像を5×5=計25個の矩形ブロックに分割するものとする。また、上記矩形ブロックの大きさは、全て同一とする。複数のブロックに分割されたフレーム画像は、動きベクトル情報算出部3に入力される。
本実施形態において、入力となる動画像は、H.264、MPEG-4、及びMPEG-2等の規格に従い圧縮された動画像を復号化処理することにより得られたものとする。この場合、図1の動きベクトル情報算出部3において、図2のフレーム画像7の各ブロックに対して動きベクトル情報を算出する。
図3(a)は、フレーム画像7の5×5=計25個の矩形ブロックそれぞれにおける動きベクトルを示すベクトル図である。動きベクトル情報は、上記動きベクトルを利用して算出出来る。
上記動きベクトルは、上記動画像の復号化処理により求めてもよい。これにより、MPEG-2等の動画像を復号化処理して得た動画像を入力する場合に、動きベクトル情報を算出しなくてもよいので、処理速度が向上する。
また上記動きベクトルは、時刻Nで入力されるフレーム画像7が有する第1の矩形ブロックに対応する矩形ブロックを、フレーム画像7の次に入力されるフレーム画像8から検索して第2の矩形ブロックとし、上記第1の矩形ブロックと上記第2の矩形ブロックとの間のベクトルを算出して上記第1の矩形ブロックにおける動きベクトルとしてもよい。これにより、MPEG-2等の動画像の復号化処理が行われず、複数のフレーム画像のみで構成され、動きベクトル情報が無い動画像においても、補間フレーム画像を表示出来る。
図3(b)に図3(a)に示す動きベクトルから算出された動きベクトル情報を示す。図3(b)の動きベクトル情報は、矩形ブロック毎に存在する動きベクトルを、X成分及びY成分に分解し、これら2つの成分を数値化し、動きベクトルと同じ位置関係で並べたものである。また、個々のブロックにおいて、X成分の数値を左側に、Y成分の数値を右側に配置している。但し、上記配置は、あくまで動きベクトルと動きベクトル情報との対応関係を容易に理解するためのものであり、動きベクトル情報は、他の配置により示されてもよい。X成分の数値は、図3(a)に示す動きベクトルのX成分の大きさから求められ、Y成分の数値は、図3(a)に示す動きベクトルのY成分の大きさから求められる。以下に例を示す。
図3(a)の破線で示す矩形ブロック10の動きベクトル11は、X軸に対して平行であり、X成分、即ちX軸方向の成分のみが存在する。本実施の形態では、動きベクトル11の大きさを5とする。この場合、X=5となる。また、上述したように、動きベクトル11はX軸に対して平行であり、Y成分、即ちY軸方向の成分が存在しないので、Y=0である。従って、X=5、Y=0となるので、図3(b)の破線で示すれた部分13は、動きベクトル情報として左側に5が記載され、右側に0が記載されている。部分13は、左から2番目かつ上から1番目、即ち図3(a)における動きベクトル11に相当する位置に配置されている。
一方、図3(a)の一点鎖線で示す矩形ブロック12には、動きベクトルが存在しない。この場合、数値X及びYは共に0であるので、図3(b)の一点鎖線で示す部分14は、動きベクトル情報として左側、右側の両方に0が記載されている。
次に、図1の補間フレーム画像生成部4は、動きベクトル情報算出部3で算出された動きベクトル情報から、補間フレーム画像15を生成する。補間フレーム画像15は、図4の表示シーケンスで示されるように、フレーム画像7の次に表示される。以下に補間フレーム画像15の生成方法を示す。
図1の補間フレーム画像生成部4は、例えば図7に示す従来の補間フレーム画像生成装置100が備える補間フレーム画像生成部103と同様の方法で補間フレーム画像を生成する。以下に本実施形態における具体例を示す。
最初に図3(a)の動きベクトルから、フレーム画像7の各ブロックがどの方向へ動いているのかを求める。次に、フレーム画像7が表示されてから補間フレーム画像15が表示されるまでの時間を1/30秒と設定する。この時間は、フレーム画像7が表示されてからフレーム画像8が表示されるまでの時間1/15秒の半分であるので、補間フレーム画像15を生成するために必要な動きベクトルは、図3(a)の動きベクトルの大きさを半分にすることにより求められる。従って、補間フレーム画像15は、フレーム画像7の各ブロックの画像を、上記補間フレーム画像15を生成するために必要な動きベクトル分移動させることにより生成される。
補間フレーム画像生成部4において生成された補間フレーム画像15は、フレーム画像7の表示開始時刻とフレーム画像8の表示時刻との中間の時刻で表示される。15フレーム毎秒から30フレーム毎秒へのフレームレート変換の場合、補間フレーム画像15は、フレーム画像7が時刻Qで表示されてから1/30秒後の時刻(Q+1/30)秒で画面に表示される。フレーム画像8は、補間フレーム画像15が表示されてから1/30秒後、即ちフレーム画像7が表示されてから1/15秒後の時刻(Q+1/15)秒で表示され、フレーム画像9は、フレーム画像8が時刻(Q+1/15秒)で入力されてから、さらに1/15秒に2以上の整数Lを掛けた時間を経過した時刻Pで表示される。
次に、図1のベクトル類似度算出部5は、フレーム画像7の全ブロックの動きベクトル情報から、ベクトル類似度を算出する。ベクトル類似度は、1フレーム画像内の矩形ブロック毎に存在する動きベクトルが一様な方向へ向いているか否かを判定する指標であり、次式(1)により算出出来る。
ベクトル類似度=Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|+
Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分| (1)
但し、式(1)において、|Σ動きベクトルX成分|=0の場合、Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|=0、|Σ動きベクトルY成分|=0の場合、Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|=0とする。
ここで、矩形ブロック毎に存在する動きベクトルについて、全ての動きベクトルX成分の符号が等しい場合、動きベクトルX成分の絶対値和であるΣ|動きベクトルX成分|と、動きベクトルX成分の和の絶対値である|Σ動きベクトルX成分|とが等しくなる。即ちΣ|動きベクトルX成分|=|Σ動きベクトルX成分|となり、1つでも符号が異なる動きベクトルX成分が存在する場合は、Σ|動きベクトルX成分|>|Σ動きベクトルX成分|となる。これは動きベクトルY成分についても同様である。
これにより、上式(1)の第1項は、動きベクトルX成分の符号が全て等しい場合は1となり、1つでも符号が異なる動きベクトルX成分が存在する場合は1より大きくなる。同様に、上式(1)の第2項は、動きベクトルY成分の符号が全て等しい場合は1となり、1つでも符号が異なる動きベクトルY成分が存在する場合は1より大きくなる。
以上のことから、動きベクトルX成分の符号が全て等しい場合は、1つでも符号が異なる動きベクトルX成分が存在する場合よりベクトル類似度がより小さくなる。動きベクトルY成分についても同様に、動きベクトルY成分の符号が全て等しい場合は、1つでも符号が異なる動きベクトルY成分が存在する場合よりベクトル類似度がより小さくなる。従って、ベクトル類似度が小さいほど、動きベクトルが一様な方向へ向いていると言うことができ、生成される補間フレーム画像の画像品位がより高くなると判断できる。このように、ベクトル類似度は、補間フレーム画像の画像品位を簡易的に評価する指標にもなる。
以下ではベクトル類似度の具体的な数値について説明する。本実施形態において、ベクトル類似度の閾値(以下では単に閾値とする)を1及び8と設定する。上記ベクトル類似度が上記閾値で定まる1以上8以下の範囲内である場合、図1の補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、フレーム画像16の各ブロックの動きベクトルが画面内で一様な方向へ向いている、即ち類似していると判定する。上記ベクトル類似度が、上記閾値で定まる範囲外、即ち1未満及び8より大きい場合、補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、フレーム画像16の各ブロックの動きベクトルが画面内で一様な方向へ向いていない、即ち類似していないと判定する。
次に、全ての動きベクトルが一様な方向を向いているのは、ベクトル類似度が1、即ち上記閾値で定まる1以上8以下の範囲内で最小となる場合である。この場合に該当するのは、|Σ動きベクトルY成分|=0で全ての動きベクトルがX成分のみを有する場合、及び|Σ動きベクトルX成分|=0で全ての動きベクトルがY成分のみを有する場合である。
また、ベクトル類似度が1未満になるのは、|Σ動きベクトルX成分|及び|Σ動きベクトルY成分|が共に0となる場合のみであり、この時ベクトル類似度は0になる。例えば動きベクトルX成分がx、及び動きベクトルY成分が−yの動きベクトルと、動きベクトルX成分が−x、及び動きベクトルY成分がyの動きベクトルのみが存在する場合、ベクトル類似度が0になる。
この場合の2つの動きベクトルは互いに逆向きであり、一様な方向に向いているとはいえない。このように、ベクトル類似度が0の場合に、動きベクトルが一様な方向に向いていないことが起こり得る。従って、ベクトル類似度が0の場合は、補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、フレーム画像16の各ブロックの動きベクトルが画面内で一様な方向へ向いていない、即ち類似していないと判定する。
なお、上述したように、本実施形態において、閾値を1及び8としたが、例えば閾値を1及び7として、動きベクトルが類似していると判定されるベクトル類似度の範囲を狭めてもよい。これにより、補間フレーム画像の画像品位の評価基準がより厳しくなり、動きベクトルが類似しているか否かをより厳しく判定することが可能となる。従って、後述する補間フレーム画像表示タイミング調整部6による、ベクトル類似度を用いた補間フレーム画像の表示時間の調整をより厳密に行うことが出来る。
図3(b)に示す動きベクトル情報の場合、ベクトル類似度は、ベクトル類似度算出部5により、
ベクトル類似度=62/62+0
=1
と算出される。
図1の補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、ベクトル類似度算出部5からベクトル類似度及び閾値を受け取る。次に上記ベクトル類似度及び上記閾値を比較し、上記ベクトル類似度が上記閾値で定まる1以上8以下の範囲内である場合、補間フレーム画像15の表示開始時刻を、フレーム画像7の表示開始時刻とフレーム画像8の表示開始時刻との中間の時刻に決定する。あるいは上記ベクトル類似度が上記範囲外である場合、補間フレーム画像15の表示開始時刻を、上記中間の時刻より遅い時刻に決定する。最後に決定された時刻に補間フレーム画像15を出力する。
この場合、上記算出されたベクトル類似度は上記範囲内である。従って、図1の補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、フレーム画像7の各ブロックの動きベクトルが画面内で一様な方向へ向いている、即ち類似していると判定する。この場合、生成された補間フレーム画像15は,時刻(Q+1/30)秒で表示される。フレーム画像8は、補間フレーム画像15が表示されてからさらに1/30秒後、即ちフレーム画像7が表示されてから1/15秒後に表示される。
次に、図5に示すように、時刻Qでフレーム画像7と動きベクトルが異なるフレーム画像16が表示される例について説明する。図5に示す複数のフレーム画像の表示シーケンスでは、フレーム画像16が時刻Qで表示された後、フレーム画像17は、時刻(Q+1/15秒)で入力される。フレーム画像18は、フレーム画像17が時刻(Q+1/15秒)で表示されてから、さらに1/15秒に2以上の整数Lを掛けた時間を経過した時刻Pで表示される。
フレーム画像16の各ブロックの動きベクトルを図6(a)に、図6(a)の動きベクトルから算出された動きベクトル情報を図6(b)に示す。この場合、ベクトル類似度は、フレーム画像7が入力される場合と同様に算出され、
ベクトル類似度=109/15+29/19=7.27+1.53
=8.8
となる。
この場合、上記算出されたベクトル類似度が上記範囲外となる。従って、図1の補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、フレーム画像16の各ブロックの動きベクトルが画面内で一様な方向へ向いていない、即ち類似していないと判定する。この場合、生成された補間フレーム画像に知覚化されやすいノイズがあるとして、図1の補間フレーム画像表示タイミング調整部6は、図5に示すように、補間フレーム画像19の表示時刻、即ち表示タイミングを、Q+1/30+1/60=(Q+3/60)秒と調整することにより、補間フレーム画像19の表示タイミングを遅くする。フレーム画像17は、時刻(Q+3/60)秒で補間フレーム画像19が表示されてからさらに1/60秒後に表示される。即ち、フレーム画像16の表示時間が3/60秒間、補間フレーム画像19の表示時間が1/60秒間となり、知覚化されやすいノイズを含むと考えられる補間フレーム画像の表示時間は、従来の1/30秒間より短くなる。これにより上記補間フレーム画像に現れたノイズが視覚的に捉えられ難くなるので、動画像の画像品位を高く出来る。
ベクトル類似度の閾値については、補間フレーム画像生成方法によって変更することで、その画像生成方法に適した補間フレーム画像の表示タイミングを決定することが可能になる。
なお、補間フレーム画像の表示タイミングは、ベクトル類似度に応じて、現在のフレーム画像の表示タイミングと次のフレーム画像の表示タイミングとの中間の表示タイミングから、次のフレーム画像の表示タイミングまでの間で決定してもよい。これにより、補間フレーム画像の表示時間を1/30秒間からさらに細かい時間粒度(1/R秒間隔、Rは30以上の整数)にも調整出来るので、さらに細かい表示タイミング調整による動画像品位を向上出来る。
以上のように、本実施の形態の補間フレーム画像生成装置1は、上記課題を解決するために、複数の画素から構成される複数のフレーム画像により構成される低フレームレート動画像における各フレーム画像を複数の画像領域に分割するブロック分割部2と、上記画像領域それぞれについて動きベクトルを求め、上記動きベクトルから動きベクトル情報を算出する動きベクトル情報算出部3と、上記動きベクトルに基づいて補間フレーム画像を生成する補間フレーム画像生成部4とを備え、後段に設けられる図示しない液晶パネル等の画面上において上記補間フレーム画像を上記複数のフレーム画像の各フレーム画像間に表示する補間フレーム画像生成装置において、上記動きベクトル情報に基づいて、上記動きベクトルのベクトル類似度を算出するベクトル類似度算出部5と、上記補間フレーム画像の表示開始時刻を、上記ベクトル類似度が所定範囲外の値であるとき、現在のフレーム画像の表示開始時刻と次のフレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻から、次のフレーム画像の表示開始時刻までの間で決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整する補間フレーム画像表示タイミング調整部6とを備えている。
これにより、上記補間フレーム画像が、静止画として見た場合にノイズとして知覚化されやすい場合でも、表示時間を調整された補間フレーム画像を生成出来るので、該補間フレーム画像を含む動画像の画像品位を高く出来る。
本実施の形態の補間フレーム画像生成装置1では、動きベクトル情報算出部3により、上記複数の画像領域それぞれに存在する上記動きベクトルを、X成分及びY成分に分解し、これら2つの成分を数値化することにより、上記動きベクトル情報を算出し、上記複数の画像領域の全て動きベクトル情報に基づき、以下の式により上記ベクトル類似度を算出してもよい。
ベクトル類似度=Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|+
Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|
(但し、上式において、|Σ動きベクトルX成分|=0の場合、Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|=0、|Σ動きベクトルY成分|=0の場合、Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|=0とする。)
これにより、上記ベクトル類似度に基づいて上記補間フレーム画像の表示開始時刻を決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整出来る。さらに、補間フレーム画像の画像品位が高い場合はベクトル類似度の数値が小さく、補間フレーム画像の画像品位が低い場合はベクトル類似度の数値が大きくなるので、補間フレーム画像の画像品位を簡易的に評価することが出来る。
本発明は、低フレームレート動画像を入力とするフレームレート変換において、補間フレーム画像の表示タイミングを調整することで、高品質な動画像を表示出来るので、フレームレートが15フレーム毎秒であるH.264規格により圧縮された動画像に好適に利用することが出来る。
本発明の補間フレーム画像生成装置のブロック図である。 上記補間フレーム画像生成装置に入力される低フレームレート動画像の各フレーム画像の入力シーケンスである。 図3(a)は動きベクトルのベクトル図であり、図3(b)は動きベクトル情報を示す図である。 補間フレーム画像を加えた複数のフレーム画像の表示シーケンスである。 他の補間フレーム画像を加えた複数のフレーム画像の表示シーケンスである。 図6(a)は他の動きベクトルのベクトル図であり、図6(b)は他の動きベクトル情報を示す図である。 従来の補間フレーム画像生成装置のブロック図である。
符号の説明
1 補間フレーム画像生成装置
2 ブロック分割部(画像領域分割手段)
3 動きベクトル情報算出部(動きベクトル情報算出手段)
4 補間フレーム画像生成部(補間フレーム画像生成手段)
5 ベクトル類似度算出部(ベクトル類似度算出手段)
6 補間フレーム画像表示タイミング調整部(補間フレーム画像表示タイミング調整手段)
7〜9、16〜18 フレーム画像
10、12 矩形ブロック
11 動きベクトル
13、14 動きベクトル情報を記載する部分
15、19 補間フレーム画像
L、R 整数
M,N フレーム画像入力時刻
P,Q フレーム画像表示時刻

Claims (4)

  1. 複数の画素から構成される複数のフレーム画像により構成される低フレームレート動画像における各フレーム画像を複数の画像領域に分割し、
    上記画像領域それぞれについて動きベクトルを求め、上記動きベクトルから動きベクトル情報を算出し、
    上記動きベクトルに基づいて補間フレーム画像を生成し、
    上記補間フレーム画像を上記複数のフレーム画像の各フレーム画像間に表示する補間フレーム画像表示方法において、
    上記動きベクトル情報に基づいて、上記動きベクトルのベクトル類似度を算出し、
    上記補間フレーム画像の表示開始時刻を、上記ベクトル類似度が所定範囲外の値であるとき、現在のフレーム画像の表示開始時刻と次のフレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻から、次のフレーム画像の表示開始時刻までの間で決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整することを特徴とする低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法。
  2. 上記複数の画像領域それぞれに存在する上記動きベクトルを、X成分及びY成分に分解し、これら2つの成分を数値化することにより、上記動きベクトル情報を算出し、
    上記複数の画像領域の全て動きベクトル情報に基づき、以下の式により上記ベクトル類似度を算出することを特徴とする請求項1に記載の低フレームレート動画像の補間フレーム画像表示方法。
    ベクトル類似度=Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|+
    Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|
    (但し、上式において、|Σ動きベクトルX成分|=0の場合、Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|=0、|Σ動きベクトルY成分|=0の場合、Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|=0とする。)
  3. 複数の画素から構成される複数のフレーム画像により構成される低フレームレート動画像における各フレーム画像を複数の画像領域に分割する画像領域分割手段と、
    上記画像領域それぞれについて動きベクトルを求め、上記動きベクトルから動きベクトル情報を算出する動きベクトル情報算出手段と、
    上記動きベクトルに基づいて補間フレーム画像を生成する補間フレーム画像生成手段とを備え、
    後段に設けられる表示手段の画面上において上記補間フレーム画像を上記複数のフレーム画像の各フレーム画像間に表示する補間フレーム画像生成装置において、
    上記動きベクトル情報に基づいて、上記動きベクトルのベクトル類似度を算出するベクトル類似度算出手段と、
    上記補間フレーム画像の表示開始時刻を、上記ベクトル類似度が所定範囲外の値であるとき、現在のフレーム画像の表示開始時刻と次のフレーム画像の表示開始時刻との中間の時刻から、次のフレーム画像の表示開始時刻までの間で決定し、上記補間フレーム画像の表示時間を調整する補間フレーム画像表示開始時刻調整手段とを備えることを特徴とする低フレームレート動画像の補間フレーム画像生成装置。
  4. 上記複数の画像領域それぞれに存在する上記動きベクトルを、X成分及びY成分に分解し、これら2つの成分を数値化することにより、上記動きベクトル情報を算出し、
    上記複数の画像領域の全て動きベクトル情報に基づき、以下の式により上記ベクトル類似度を算出することを特徴とする請求項3に記載の低フレームレート動画像の補間フレーム画像生成装置。
    ベクトル類似度=Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|+
    Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|
    (但し、上式において、|Σ動きベクトルX成分|=0の場合、Σ|動きベクトルX成分|/|Σ動きベクトルX成分|=0、|Σ動きベクトルY成分|=0の場合、Σ|動きベクトルY成分|/|Σ動きベクトルY成分|=0とする。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110121022A (zh) * 2019-06-28 2019-08-13 Oppo广东移动通信有限公司 拍摄装置的控制方法、拍摄装置和电子设备

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