JP2009032607A - 映像投射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フォトダイオード(出力レベル抽出部)が劣化した場合でも、光源や光源周辺ICに負荷をかけることなく調光制御ができる映像投射装置を提供する。
【解決手段】リアプロジェクションテレビにおいて、光源に流れる電流値を測定する電流測定部と、前記電流測定部で測定した電流値から前記出力レベルの調整可能範囲を検出する検出部とを備え、光源の出力レベルと光源に流れる電流値から、出力レベル抽出部の劣化を検知することができる。
【選択図】図1
【解決手段】リアプロジェクションテレビにおいて、光源に流れる電流値を測定する電流測定部と、前記電流測定部で測定した電流値から前記出力レベルの調整可能範囲を検出する検出部とを備え、光源の出力レベルと光源に流れる電流値から、出力レベル抽出部の劣化を検知することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像投射装置における光源の性能劣化に関する補正方法である。
従来は、リアプロジェクションテレビの経時劣化による補正は、スクリーン上に設置した光センサーから、RGB光量の劣化率を算出し、RGBの中で最も劣化が進んだ信号を基準として、RGB信号の補正を行っている(特許文献1参照)。
また、照明光学系の内部にCCD撮像装置を設置して、撮影された点光源(スポット)の大きさからランプの劣化具合を判断し、レンズの位置調整やレンズの交換を行うことで、ランプ輝度の補正を行っている(特許文献2参照)。
また、輝度の制御が高速に行える光源を使用している場合には、出力輝度を一定に維持するために、光源の明るさをフォトダイオードで検出して、アンプに流れる電流を制御するフィードバック回路が採用されている。
特開2007−65574号公報
特開2005−242089号公報
しかしながら、上記のようなフィードバック回路が搭載された構成の光源では、フォトダイオードの経時劣化(熱または紫外線による影響)により、光源の明るさ検出能力が低下すると光源が暗いと判断し、さらに明るくしようと光源に流れる電流を上昇させ、バルブや光源周辺のICの熱破壊が起こるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、フォトダイオードの経年変化による、バルブや光源周辺ICの熱破壊を防止することを可能とした映像投射装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の映像投射装置は、光源と、前記光源の出力レベルを指定する出力レベル指定部と、前記光源の出力レベルを抽出する出力レベル抽出部と、前記レベル指定部により指定された出力レベルと、前記出力レベル抽出部からの出力レベルが同じになるように、前記光源への電流を制御する光源制御部を備える映像投射装置において、前記光源に流れる電流値を測定する電流測定部と、前記電流測定部で測定した電流値から前記出力レベルの調整可能範囲を検出する検出部とを備えたことを特徴としたものである。
また、本発明の前記検出部は、前記電流測定部からの電流値が予め設定された値になるように、前記出力レベル指定部を制御することを特徴としたものである。
また、本発明の前記検出部は、前記出力レベル指定部に与える値を最大値から徐々に減少させ、前記電流測定部からの電流値が線形に減少し始めるポイントを抽出することを特徴としたものである。
本発明の映像投射装置によれば、熱や紫外線等によるフォトダイオード(出力レベル抽出部)が劣化した場合でも、光源や光源周辺ICに負荷をかけることなく調光制御ができる。
また、本発明によれば、バルブが熱で溶解して光源の出力が落ちた場合においても、出力レベルの調整可能範囲の検出により、同様の効果を実現することができる。
以下に、本発明の映像投射装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
以下に、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における映像投射装置のブロック図を示す。
光源1の光は、ダイクロイックミラーB3によりBの成分のみを反射し、ミラー6aで反射し、液晶パネル7aに入射する。ダイクロイックミラーB3を通過した光は、ダイクロイックミラーG4によりGの成分のみ反射し、液晶パネル7cに入射する。ダイクロイックミラーG4を通過した光は、ミラー6c、ミラー6bにより反射し、液晶パネル7bに入射する。液晶パネル7a、7b、7cは、RとGとBの画像を形成し、それぞれ入射してきた光を通過し、Xキューブ8で合成を行うことでカラー画像を形成し、スクリーン2に投射する。
平均輝度算出部12は映像信号10を入力とし、フレーム毎に平均輝度を算出する。
出力レベル指定部24は平均輝度値が低い(暗い)場合は光源1の出力を下げるように、高い(明るい)場合は光源1の出力を上げるように光源1の出力指定レベルを決定する。これによって、暗いシーンはより暗く、明るいシーンはより明るくなるように、映像のダイナミックレンジを広げている。また、出力指定レベルが光源1の出力範囲内で制御できるようにレベル補正を行う。
光源制御部11は、出力レベル指定部24からの出力指定レベルと、出力レベル抽出部21から抽出した光源1の出力レベルが同じになるように、光源1へ供給する電流を制御する。
電流測定部22は、光源1に流れている電流値を抽出する。
出力レベル調整可能範囲検出部23は、出力レベル指定部24の出力指定レベルと、電流測定部22から抽出した光源1の電流値から、輝度調整が可能な調整範囲を検出する。
ここで、図1と図2を用いて出力レベル調整可能範囲を検出する処理の流れを説明する。
スクリーン2に映像が表示されていない状態において、出力指定レベルを最大値100%に設定する(S201)。次に、S202の光源電流の設定は、出力レベル抽出部21と光源制御部11を制御して、出力指定レベルと出力レベルが同じになるように、光源に供給する電流を制御する。次に、光源に供給される電流が安定するまで待つ(S203)。S204の光源電流の測定は、電流測定部22から光源1に供給している電流値を抽出する。そして、S205に示すように、前記抽出した電流値と、光源の調整電流値とを比較して、(a)調整電流値よりも大きい場合は、出力指定レベルを1%減少(S206)させ、S202にもどって再度光源の電流制御を行う。(b)調整電流値よりも小さい場合は、次の処理S207に進む。調整電流値は、出力レベル抽出部21が劣化していないときの出力指定レベル最大値100%時の光源に流れる電流値が望ましい。最後に、現在の出力指定レベル値を光源1が出力できる最大輝度として決定する(S207)。
また、出力レベル抽出部21が劣化した場合は、光源1の最大出力輝度に合わせて、出力指定レベルを補正することが望ましい。
また、上記処理の流れでは、出力指定レベルを最大値100%から徐々に減少させていたが、もちろん最小値から徐々に増加させても良い。
以上のように、実施の形態1においては、出力指定レベルを任意に変化させ、そのときの光源1への供給電流値を抽出することで、出力レベル抽出部21の劣化を検知することが可能である。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態について、図1及び図3を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態について、図1及び図3を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
スクリーン2に映像が表示されていない状態において、出力指定レベルを最大値100%に設定する(S301)。次に、S302とS303の処理を行うが、詳細については前述のS202とS203と同じであるため説明を割愛する。次に、S304のステップで、光源1に供給している電流値を電流測定部22から抽出する。次に、出力レベルを90%に設定する(S305)。次に、S306とS307の処理を行い、S308のステップで、光源1に供給している電流値を電流測定部22から抽出する。
次に、S304で測定した電流値とS308で測定した電流値の差が、任意の値より大きいかどうかを比較する(S309)。任意の値は、出力レベル抽出部21が劣化していないときの出力指定レベル100%と出力指定レベル90%のそれぞれの電流値の差を設定するのが望ましい。そして、任意の値よりも電流差が小さい場合は、出力レベル抽出部が劣化していると判断して、S310へ進む。S310の調整電流値の設定は、S304で測定した電流値から電流のオーバーシュートを考慮した値を設定する。例えば、0.3A減算した値を設定する。次に、S311の出力レベル調整可能最大値の検索を行うが、前述の実施の形態1で説明しているので説明を割愛する。
以上のように、実施の形態においては、出力指定レベルを任意に変化させ、そのときの光源1への供給電流値の変化量により、出力レベル抽出部21の劣化を検知することが可能である。
以上のように、実施の形態においては、出力指定レベルを任意に変化させ、そのときの光源1への供給電流値の変化量により、出力レベル抽出部21の劣化を検知することが可能である。
本発明にかかる映像投射装置は、熱や紫外線等によるフォトダイオード(出力レベル抽出部)が劣化した場合でも、光源や光源周辺ICに負荷をかけることなく調光制御を行う用途に有効である。
1 光源
2 スクリーン
3 ダイクロイックミラーB
4 ダイクロイックミラーG
6a ミラー
6b ミラー
6c ミラー
7a 液晶パネル
7b 液晶パネル
7c 液晶パネル
8 Xキューブ
10 映像信号
11 光源制御部
12 平均輝度算出部
13 液晶パネル駆動部
21 出力レベル抽出部
22 電流測定部
23 出力レベル調整可能範囲検出部
24 出力レベル指定部
2 スクリーン
3 ダイクロイックミラーB
4 ダイクロイックミラーG
6a ミラー
6b ミラー
6c ミラー
7a 液晶パネル
7b 液晶パネル
7c 液晶パネル
8 Xキューブ
10 映像信号
11 光源制御部
12 平均輝度算出部
13 液晶パネル駆動部
21 出力レベル抽出部
22 電流測定部
23 出力レベル調整可能範囲検出部
24 出力レベル指定部
Claims (3)
- 光源と、前記光源の出力レベルを指定する出力レベル指定部と、前記光源の出力レベルを抽出する出力レベル抽出部と、前記レベル指定部により指定された出力レベルと、前記出力レベル抽出部からの出力レベルが同じになるように、前記光源への電流を制御する光源制御部を備える映像投射装置において、前記光源に流れる電流値を測定する電流測定部と、
前記電流測定部で測定した電流値から前記出力レベルの調整可能範囲を検出する検出部とを備えた映像投射装置。 - 前記検出部は、前記電流測定部からの電流値が予め設定された値になるように、前記出力レベル指定部を制御することを特徴とする請求項1記載の映像投射装置。
- 前記検出部は、前記出力レベル指定部に与える値を最大値から徐々に減少させ、前記電流測定部からの電流値が線形に減少し始めるポイントを抽出することを特徴とする請求項1記載の映像投射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007197098A JP2009032607A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | 映像投射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007197098A JP2009032607A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | 映像投射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009032607A true JP2009032607A (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=40402905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007197098A Pending JP2009032607A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | 映像投射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009032607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101840063A (zh) * | 2009-03-12 | 2010-09-22 | 卡西欧计算机株式会社 | 具备考虑到产生的热的影响的光源的投影装置及投影方法 |
-
2007
- 2007-07-30 JP JP2007197098A patent/JP2009032607A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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