JP2009021772A - 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理対象フレーム画像の過去と未来のフレーム画像と、記録されたフレーム画像を抽出する第1の画素抽出手段と、過去のフレーム画像と未来のフレーム画像を抽出する第2の画素抽出手段と、第1の画素抽出手段で抽出された所定領域内の注目画素と所定領域の複数画素、および第2の画素抽出手段で抽出された所定領域に対応する複数画素との時空間距離を算出する第1の距離算出手段と、第1の画素抽出手段で抽出された所定領域内の注目画素の画素値と、第1の画素抽出手段で抽出された所定領域の複数画素の画素値および第2の画素抽出手段で抽出された所定領域に対応する領域の複数画素の画素値との画素値間距離を算出する第2の距離算出手段と、第1と第2の距離算出手段で算出された画素距離とに基づいて、処理対象フレーム画像をノイズ低減する手段を備える。
【選択図】図1
Description
本発明に係る画像処理装置は、時系列で入力されるフレーム画像あるいはフィールド画像のノイズを低減処理する画像処理装置であって、処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像と該処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像に対して過去および未来のフレーム画像あるいはフィールド画像とを記録する記録手段と、前記記録手段によって記録された前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像において所定領域の複数画素を抽出する第1の画素抽出手段と、前記記録手段によって記録された前記過去のフレーム画像あるいはフィールド画像および前記未来のフレーム画像あるいはフィールド画像において前記所定領域に対応する領域の複数画素を抽出する第2の画素抽出手段と、前記第1の画素抽出手段で抽出された前記所定領域内の注目画素と前記所定領域の複数画素、および前記第2の画素抽出手段で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素との時空間距離を算出する第1の距離算出手段と、前記第1の画素抽出手段で抽出された前記所定領域内の注目画素の画素値と、前記第1の画素抽出手段で抽出された前記所定領域の複数画素の画素値および前記第2の画素抽出手段で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素の画素値との画素値間距離を算出する第2の距離算出手段と、前記第1の距離算出手段によって算出された前記時空間距離と前記第2の距離算出手段によって算出された前記画素値間距離とに基づいて、前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像のノイズを低減処理するノイズ低減手段と、を備えることを特徴とする。
以下に、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態についての基本構成を示す機能ブロック図であり、以下に詳細を説明する。
本実施形態に係る画像処理装置は、スイッチ101と、フレームメモリ102、フレームメモリ103、スイッチ104、スイッチ105、フレームメモリ109、フレームメモリ110、およびNラインメモリ106からなるメモリ群(記録手段)と、ノイズ低減部(ノイズ低減手段)107と、スイッチ108と、スイッチ111と、制御部112と、ブロック抽出部(第1の画素抽出手段)113と、ブロック抽出部(第2の画素抽出手段)114と、を備えている。
不図示の撮像部の撮像素子で撮像されデジタル化された動画像信号は、スイッチ101に入力される。ここで、スイッチ101は、制御部112の制御信号によって、フレーム期間毎にフレームメモリ102、或いはフレームメモリ103に対して交互に接続する。したがって、スイッチ101に入力した動画像信号は、フレーム期間毎にフレームメモリ102、或いはフレームメモリ103に格納される。
スイッチ104とスイッチ105は、それぞれNラインメモリ106とブロック抽出部114にそれぞれ接続されている。ここで、制御部112は、スイッチ104およびスイッチ105の出力信号をフレーム期間毎に切り替えるように、スイッチ104およびスイッチ105を制御する。具体的には、フレームメモリ102がスイッチ104を介してNラインメモリ106に接続されると、フレームメモリ103はスイッチ105を介してブロック抽出部114に接続されることとなる。逆に、フレームメモリ102がスイッチ105を介してブロック抽出部114に接続されると、フレームメモリ103はスイッチ104を介してNラインメモリ106に接続されることとなる。
Nラインメモリ106への出力信号は、Nフレームメモリ106に格納されているノイズ低減前の処理対象画素値をノイズ低減画素で上書きするのに使われる。これにより、現在フレームに対してもノイズ低減後の画素を使用する巡回型フィルタを形成できるようになるので、より効果的にノイズを低減することができる。
ノイズ低減部107は、過去ブロックメモリ201、未来ブロックメモリ202、現在ブロックメモリ203、距離算出部(第1の距離算出手段および第2の距離算出手段)204、フレーム間相関算出部(フレーム間相関量算出手段)205、修正係数算出部(修正係数算出手段)206、フィルタ係数算出部(重み係数算出手段)207、フィルタ処理部(加重平均値算出手段)208、およびノイズ低減量算出部(ノイズ低減量算出手段)209を備えている。
ブロック抽出部113からは、処理対象画素P(r0,t0)とその周辺領域Nx×Nyからなる現在ブロック302が出力され、現在ブロックメモリ203に格納される。また、ブロック抽出部114からは、処理対象画素P(r0,t0)と空間的に同一位置であるP(r0,t0−1)とその周辺領域Nx×Nyからなる過去ブロック301が出力され、過去ブロックメモリ201に格納される。更に、ブロック抽出部114からは、処理対象画素P(r0,t0)と空間的に同一位置であるP(r0,t0+1)とその周辺領域Nx×Nyからなる未来ブロック303が出力され、未来ブロックメモリ202に格納される。
t≧t0の場合 Ds=α1|t−t0|+β|r−r0|
t<t0の場合 Ds=α2|t−t0|+β|r−r0|
Dv=|P(r,t)−P(r0,t0)|
Sp=Σr|P(r,t0−1)−P(r,t0)|
Sf=Σr|P(r,t0+1)−P(r,t0)|
ここで、ΣrはブロックNx×Ny内での総和を示す。
NRave=Σr0|Pn(r0,t0)−P(r0,t0)|/フレーム内総画素数
ここで、上記例ではNRaveは平均値としたが、フレーム内総画素数が変化しない装置においては差分絶対値の和で代用しても良い。
修正係数算出部206において、減算器601には、ノイズ低減量算出部209から出力されるフレーム平均ノイズ低減量NRaveと、制御部112から出力される目標ノイズ低減量NRtargetが入力される。減算器601は、これらの入力値を減算し、減算した値である低減誤差量Er=NRave―NRtargetを基準修正係数決定部602に出力する。
Er>THの場合 基準修正係数Tbase=V1
TH≧Er≧−THの場合 基準修正係数Tbase=V2
Er<−THの場合 基準修正係数Tbase=V3
ここで、V1、V2、およびV3は、V1<V2<V3となるように、予め決定された係数である。
図4の例では、画素値が小さい場合は基準修正係数補正値Rvが1より大きく、画素値が大きくなるに従って基準修正係数補正値Rvが1より小さくなることが示されている。つまり、暗い領域では基準修正係数がより大きくなることによってノイズ低減量を重視した設定となり、明るい領域では逆に基準修正係数をより小さくすることによって解像度を重視した設定となる。なお、画素値によらず、補正値Rv=1として基準修正係数を画素値に依存させないようにしても良い。
Sp≦THp、且つ、Sf≦THfの場合 Rp=Rc=Rf
Sp≦THp、且つ、Sf>THfの場合 Rp=Rc>Rf
Sp>THp、且つ、Sf≦THfの場合 Rp<Rc=Rf
Sp>THp、且つ、Sf>THfの場合 Rp=Rc=Rf
ここでRp+Rc+Rf=1である。
ここで上記説明では、基準修正係数と補正値とブロック割り当て比率を全て可変制御する例を示したが、その内1つ或いは2つを可変制御し、その他を所定定数にすることも可能である。
距離算出部204から出力される距離Dは、LUT_R1701、LUT_R2702、…、LUT_RN703と補間処理部705に出力される。
LUT_R1701、LUT_R2702、…、LUT_RN703は、図5に示した有理関数{T/(x+T)}において、Tが異なる値のグラフ501、502、および503に対応するテーブルになっており、Tはゼロより大きい値である。
つまり、距離Dを基にLUT_R1701、LUT_R2702、…、LUT_RN703を参照するアドレスが決定され、この決定したアドレスaに格納されている始点Rj(a)と傾きαj(a)が選択部704へ出力される。
補間処理部705には、選択部704から出力された始点R(a)と傾きα(a)と、距離Dの所定下位ビット分が入力されて距離Dに対する精度の高い重み係数R’(D,Ti)が算出されて、メモリ706に順次格納される。
フィルタ処理部208には、前記フィルタ係数算出部207から出力されるフィルタ係数C(r,t)と、ブロックメモリ201、202、203に格納されている画素値P(r,t)と、制御部112から出力されるノイズモデルテーブルが入力される。
フィルタ係数C(r,t)と画素値P(r,t)は積和演算部(積和演算手段)801にて以下の処理が実行され、処理対象画素P(r0,t0)での平滑化処理画素値P’(r0,t0)がノイズ量推定部(ノイズ量推定手段)802とコアリング処理部803へ出力される。
P’(r0,t0)=ΣrΣtC(r,t)P(r,t)
P(r0,t0)−P’(r0,t0)>Nampの場合 Pn(r0,t0)=P(r0,t0)−Namp
P(r0,t0)−P’(r0,t0)<Nampの場合 Pn(r0,t0)=P(r0,t0)+Namp
|P(r0,t0)−P’(r0,t0)|≦Nampの場合 Pn(r0,t0)=P’(r0,t0)
まず、入力された動画像信号をスイッチ101を介して未来フレームとしてフレームメモリ102或いは103に格納する。(S1101)
次に、本発明の第2の実施形態について、図9を用いて説明する。
本実施形態に係る画像処理装置が第1の実施形態と異なる点は、ブロック抽出部114の代わりに動き補償部901を設けた点である。以下、本実施形態に係る画像処理装置について、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
不図示の撮像部の撮像素子で撮像されデジタルデータとなった動画像信号は、スイッチ101に入力され、制御部112の制御信号によりフレームメモリ102、或いはフレームメモリ103とフレーム期間毎に交互に接続されてフレーム期間毎にフレームメモリ102、或いはフレームメモリ103に格納される。
Nラインメモリ106の出力は、ブロック抽出部113を介してノイズ低減部107、及び動き補償部901の入力に接続されている。
動き補償部901に入力される過去フレームの所定探索範囲の抽出画像が、探索範囲格納メモリ1001に格納される。また、未来フレームの所定探索範囲の抽出画像が、探索範囲格納メモリ1002に格納される。
ブロック抽出部1005は、探索範囲格納メモリ1001に格納されている過去フレームの抽出画像が入力され、決定された過去フレームへの動ベクトルに基づいて過去ブロックが抽出されノイズ低減部107へ出力される。
ブロック抽出部1006は、探索範囲格納メモリ1002に格納されている未来フレームの抽出画像が入力され、決定された未来フレームへの動ベクトルに基づいて未来ブロックが抽出されノイズ低減部107へ出力される。
103 フレームメモリ
106 Nラインメモリ
107 ノイズ低減部
109 フレームメモリ
110 フレームメモリ
113 ブロック抽出部
114 ブロック抽出部
204 距離算出部
205 フレーム間相関算出部
206 修正係数算出部
207 フィルタ係数算出部
208 フィルタ処理部
209 ノイズ低減量算出部
705 補間処理部
707 正規化係数算出部
802 ノイズ量推定部
901 動き補償部
1003 動ベクトル決定部
1004 動ベクトル決定部
Claims (11)
- 時系列で入力されるフレーム画像あるいはフィールド画像のノイズを低減処理する画像処理装置であって、
処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像と該処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像に対して過去および未来のフレーム画像あるいはフィールド画像とを記録する記録手段と、
前記記録手段によって記録された前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像において所定領域の複数画素を抽出する第1の画素抽出手段と、
前記記録手段によって記録された前記過去のフレーム画像あるいはフィールド画像および前記未来のフレーム画像あるいはフィールド画像において前記所定領域に対応する領域の複数画素を抽出する第2の画素抽出手段と、
前記第1の画素抽出手段で抽出された前記所定領域内の注目画素と前記所定領域の複数画素、および前記第2の画素抽出手段で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素との時空間距離を算出する第1の距離算出手段と、
前記第1の画素抽出手段で抽出された前記所定領域内の注目画素の画素値と、前記第1の画素抽出手段で抽出された前記所定領域の複数画素の画素値および前記第2の画素抽出手段で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素の画素値との画素値間距離を算出する第2の距離算出手段と、
前記第1の距離算出手段によって算出された前記時空間距離と前記第2の距離算出手段によって算出された前記画素値間距離とに基づいて、前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像のノイズを低減処理するノイズ低減手段と、
を備える画像処理装置。 - 前記記録手段は、
記録した前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像および前記過去のフレーム画像あるいはフィールド画像をノイズ低減処理した画像により上書きする上書き手段を有し、
前記第1の画素抽出手段は、
前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像の画素の一部についてノイズ低減処理した画素を抽出し、
前記第2の画素抽出手段は、
前記過去のフレーム画像あるいはフィールド画像の画素の全てについてノイズ低減処理した画素を抽出する請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記ノイズ低減手段は、
前記第1の距離算出手段によって算出された前記時空間距離および前記第2の距離算出手段によって算出された前記画素値間距離に基づいて、前記所定領域の複数画素に対する重み係数を算出する重み係数算出手段と、
前記重み係数算出手段によって算出された前記重み係数に基づいて、前記注目画素と前記所定領域の複数画素との加重平均値を算出する加重平均値算出手段と、
を有する請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記ノイズ低減手段は、
前記注目画素のノイズ量を推定するノイズ量推定手段を有し、
前記ノイズ量推定手段によって推定された前記ノイズ量に基づいて前記注目画素のノイズを低減処理する請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記ノイズ低減手段は、
前記所定領域の複数画素の画素値と前記重み係数算出手段によって算出された前記重み係数との積和演算を行う積和演算手段を有し、
前記ノイズ量推定手段は、
前記積和演算手段によって算出された積和演算値に基づいて前記ノイズ量を推定する請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記ノイズ低減手段は、
前記注目画素のノイズ低減処理前後の画素値に基づいてノイズ低減量を算出するノイズ低減量算出手段と、
前記ノイズ低減量算出手段によって算出された前記ノイズ低減量に基づいて修正係数を算出する修正係数算出手段と、
を有し、
前記修正係数算出手段によって算出された前記修正係数に基づいて前記重み係数を修正する請求項3から5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記ノイズ低減手段は、
前記第1の画素抽出手段で抽出された前記注目画素の画素値に基づいて修正係数を算出する修正係数算出手段を有し、
前記修正係数算出手段によって算出された前記修正係数に基づいて前記重み係数を修正する請求項3から6のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記ノイズ低減手段は、
前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像の所定領域の複数画素と前記過去および未来のフレーム画像あるいはフィールド画像の所定領域の複数画素とに基づいてフレーム間相関量を算出するフレーム間相関量算出手段と、
前記フレーム間相関量算出手段によって算出された前記フレーム間相関量に基づいて修正係数を算出する修正係数算出手段と、
を有し、
前記修正係数算出手段によって算出された前記修正係数に基づいて前記重み係数を修正する請求項3から7のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記第2の画素抽出手段は、
前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像と前記過去および未来のフレーム画像あるいはフィールド画像との相関量に基づいて動ベクトルをそれぞれ検出する動ベクトル検出手段を有し、
前記動ベクトル検出手段によって検出された前記動ベクトルに基づいて、前記記録手段に記録された前記過去および未来のフレーム画像あるいはフィールド画像から所定領域の複数画素を抽出する請求項1から8のいずれかに記載の画像処理装置。 - 時系列で入力されるフレーム画像あるいはフィールド画像のノイズの低減処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、
処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像と該処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像に対して過去および未来のフレーム画像あるいはフィールド画像とを記録する記録処理と、
前記記録処理によって記録された前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像において所定領域の複数画素を抽出する第1の画素抽出処理と、
前記記録処理によって記録された前記過去のフレーム画像あるいはフィールド画像および前記未来のフレーム画像あるいはフィールド画像において前記所定領域に対応する領域の複数画素を抽出する第2の画素抽出処理と、
前記第1の画素抽出処理で抽出された前記所定領域内の注目画素と前記所定領域の複数画素、および前記第2の画素抽出処理で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素との時空間距離を算出する第1の距離算出処理と、
前記第1の画素抽出処理で抽出された前記所定領域内の注目画素の画素値と、前記第1の画素抽出処理で抽出された前記所定領域の複数画素の画素値および前記第2の画素抽出処理で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素の画素値との画素値間距離を算出する第2の距離算出処理と、
前記第1の距離算出処理によって算出された前記時空間距離と前記第2の距離算出処理によって算出された前記画素値間距離とに基づいて、前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像のノイズを低減処理するノイズ低減処理と、
をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。 - 時系列で入力されるフレーム画像あるいはフィールド画像のノイズを低減処理する画像処理方法であって、
処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像と該処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像に対して過去および未来のフレーム画像あるいはフィールド画像とを記録する記録工程と、
前記記録工程によって記録された前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像において所定領域の複数画素を抽出する第1の画素抽出工程と、
前記記録工程によって記録された前記過去のフレーム画像あるいはフィールド画像および前記未来のフレーム画像あるいはフィールド画像において前記所定領域に対応する領域の複数画素を抽出する第2の画素抽出工程と、
前記第1の画素抽出工程で抽出された前記所定領域内の注目画素と前記所定領域の複数画素、および前記第2の画素抽出工程で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素との時空間距離を算出する第1の距離算出工程と、
前記第1の画素抽出工程で抽出された前記所定領域内の注目画素の画素値と、前記第1の画素抽出工程で抽出された前記所定領域の複数画素の画素値および前記第2の画素抽出工程で抽出された前記所定領域に対応する領域の複数画素の画素値との画素値間距離を算出する第2の距離算出工程と、
前記第1の距離算出工程によって算出された前記時空間距離と前記第2の距離算出工程によって算出された前記画素値間距離とに基づいて、前記処理対象フレーム画像あるいはフィールド画像のノイズを低減処理するノイズ低減工程と、
を有する画像処理方法。
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