JP2009018702A - スピード測定器付きサーフボード - Google Patents

Abstract

【課題】
本発明は、サーフボードに係り、特にサーフィン時のスピードを自己測定できることを特徴とするサーフボードに関するもので、サーフボード本体を含み、前記サーフボードにはサーフィン時の速度を自己測定でき、またサーフィン時の速度およびその数値を記録できるスピード測定器が設けられている。
【解決手段】
本発明は、他の測定器や人的手段で測定する必要がなく、操作する本人がサーフィン時のスピードや記録を知り得、またサーフボード上の測定器のディスプレイにも表示されることを特徴とする、スピード測定器付きのサーフボードを提供するものである。
【選択図】図１

Description

本発明は、サーフボードに係り、特にサーフィン時のスピードを自己測定できるサーフボードに関するものである。

サーフィンは非常にスリル感の溢れるエキサイティングなウォーター・スポーツであり、サーフボードを用いるサーファーは通常、細長いサーフボード上に立って波に乗り水面を滑走する。このほかに、「ボディ・サーフィン」と呼ばれるサーフボードを使用しないサーフィンもあるが、いずれにしても、サーファーは非常に正確にタイミングを捉える必要があり、また同時に高い機敏性や体のバランス感覚が求められる。昨今では、サーフィンは人気の高いスポーツとなっており、サーファーは波に乗る面白さを享受している。しかし、サーファーが通常のサーフボードを使用する場合、ライディング時の水流バランスや乱流に制限され、サーフィン時のスピードや数値記録を知り得ることができず、他の測定器や人的手段で測定する以外、そのスピードを知り得る術がなかった。上記の通常のサーフボードにおける欠点に対し、本発明は「スピード測定器付きサーフボード」を提供するものである。

本発明の主な目的は、上記の既存技術における欠点に対し、サーフィン時のスピードを自己測定でき、またその速度および数値を記録できるサーフボードを提供することにある。

上記目的を達成するためになされた本発明は、サーフボード本体、および前記サーフボードにはサーフィン時の速度を自己測定でき、またサーフィン時の速度およびその数値を記録できるスピード測定器が設けられていることを特徴とする、スピード測定器付きサーフボードであることを要旨とする。

本発明では、前記サーフボード本体に続くスピード測定器は、電気回路機能を実現するためのプリント基板、プリント基板を固定するためのプリント基板ケース、防水タイプのＰＶＣ製プッシュ・ボタンが順に取り付けられて構成されており、スピード測定器内には、さらに電源装置が設けられており、前記電源装置は電源より通電するためのメタルドーム、および電源ボックス、防水用の電源ボックスのＯリングより構成されており、前記電源ボックスは、ねじ、およびナットによりサーフボード本体に固定されていることを特徴とする、スピード測定器付きサーフボードであることを要旨とする。

前記サーフボード本体には、スピード測定器を嵌め込むための嵌め込み部分が設けられており、スピード測定器は嵌め込み部分に固く取り付けられており、このような嵌め込み構造全体は、スピード測定器とサーフボード本体がよりいっそう密着し合うようになっているため、サーファーにとってスピード測定器の操作がさらに容易となり、このほかにまた、サーフボード本体に取り付けるだけのプラグイン式のスピード測定器も使用できることを特徴とする、スピード測定器付きサーフボードであることを要旨とする。

本発明のスピード測定器付きのサーフボードによれば、他の測定器や人的手段で測定する必要がなく、操作する本人がサーフィン時のスピードや記録を知り得、またサーフボード上にある測定器のディスプレイにも表示される効果を有する。

以下、添付の図１より図３を参照して、本発明のスピード測定器付きサーフボードの好適な実施の形態を詳細に説明する。

本発明のスピード測定器付きサーフボードは、サーフボード本体（１０）を含み、サーフボード本体（１０）にはサーフィン時の速度を自己測定でき、またサーフィン時の速度およびその数値を記録できるスピード測定器（２０）が設けられている。

前記サーフボード本体（１０）に続くスピード測定器（２０）は、ＬＣＤディスプレイ（２５）および電気回路機能を実現するためのプリント基板（２１）、プリント基板（２１）を固定するためのプリント基板ケース（２２）、防水タイプのＰＶＣ製プッシュ・ボタン（２３）が順に取り付けられて構成されており、スピード測定器（２０）内には、さらに電源装置（２４）が設けられており、前記電源装置（２４）は電源（２４１）より通電するためのメタルドーム（２４２）、および電源ボックス（２４３）、防水用の電源ボックスＯリング（２４４）より構成されており、スピード測定器（２０）の底側には、さらにＬＣＤディスプレイ（２５）とプリント基板（２１）を固定するための位置付けボード（２６）が設けられている。そのほかさらに、電源ボックス（２４３）上にＯリング（２７）を用いて防水作用を持たせており、電源ボックス（２４３）は、ねじ（２８）およびナット（２９）によりサーフボード本体に固定されている。

サーフボード本体（１０）には、スピード測定器（２０）を嵌め込むための嵌め込み部分（１１）が設けられており、スピード測定器（２０）全体が嵌め込み部分（１１）に強固に取り付けられている。この嵌め込み構造全体は、スピード測定器（２０）とサーフボード本体（１０）がよりいっそう密着し合うようになっているため、サーファーにとってスピード測定器（２０）の操作がさらに容易となる。このほかにまた、プラグイン式のスピード測定器（２０）も使用でき、スピード測定器（２０）をサーフボード本体（１０）に取り付けることで使用者のさまざまな要望に応じられるようになっている。

図３に示す、スピード測定器（２０）の工程フローについては、まず、センサー（１）が移動信号を相応に変化する電気信号に変換した後、それぞれ３グループのＸ、Ｙ、Ｚの３軸に対応して変化する信号をマイクロ・プロセッサ（２）へ出力し、マイクロ・プロセッサ（２）は、アナログ／デジタル変換および演算ソフトにより処理した後、直ちに相応する加速度データを算出し、その後、直接ＬＣＤディスプレイ（３）を起動して、測定したデータを表示し、データをメモリ（５）に保存した後、電源コントローラ（４）で上記の各部品に電源を提供し、キーボード（６）で入力するとマイクロ・プロセッサ（２）をコントロールできるという仕組みになっている。

以上は、本発明のスピード測定器付きサーフボードについて、その良好な実施例を述べたものであり、本発明の技術範囲に対して何ら制限を行うものではない。本発明の技術に基づき、実質的に上記の実施例で行ういかなる微細な修正や、同等の変更、追加も本発明の技術案の範疇に属すものとする。

本発明の構造全体についての概略図である。 本発明の構造についての分解図である。 本発明のスピード測定器の原理についてのブロック図である。

符号の説明

１０、サーフボード本体 １１、嵌め込み部分 ２０、スピード測定器
２１、プリント基板 ２２、プリント基板ケース ２３、ＰＶＣ製プッシュ・ボタン
２４、電源装置 ２４１、電源 ２４２、メタルドーム
２４３、電源ボックス ２４４、電源ボックスＯリング ２５、ＬＣＤディスプレイ
２６、位置付けボード ２７、Ｏリング ２８、ねじ
２９、ナット
１、センサー ２、ミニ・コントローラ ３、ＬＣＤディスプレイ
４、電源コントローラ ５、メモリ ６、キーボード

Claims (5)

1. サーフボード本体（１０）を含むスピード測定器付きサーフボードにおいて、前記サーフボード本体（１０）には、サーフィン時の速度を自己測定でき、またサーフィン時の速度、およびその数値を記録できるスピード測定器（２０）が設けてあることを特徴とする、スピード測定器付きサーフボード。
2. 前記サーフボード本体（１０）に続くスピード測定器（２０）には、ＬＣＤディスプレイ（２５）、および電気回路機能を実現するためのプリント基板（２１）、プリント基板（２１）を固定するためのプリント基板ケース（２２）、防水タイプのＰＶＣ製プッシュ・ボタン（２３）が順に取り付けられて構成されており、スピード測定器（２０）内には、さらに電源装置（２４）が設けられており、前記電源装置（２４）は電源（２４１）より通電するためのメタルドーム（２４２）、および電源ボックス（２４３）、防水するための電源ボックスＯリング（２４４）より構成されることを特徴とする、請求項１に記載のスピード測定器付きのサーフボード。
3. 前記スピード測定器（２０）の底側には、さらにＬＣＤディスプレイ（２５）とプリント基板（２１）を固定するための位置付けボード（２６）が設けられていることを特徴とする、請求項２に記載のスピード測定器付きのサーフボード。
4. 前記サーフボード本体（１０）には、スピード測定器（２０）を嵌め込むための嵌め込み部分（１１）が設けられており、スピード測定器（２０）が嵌め込み部分（１１）に固く取り付けられていることを特徴とする、請求項１または２に記載のスピード測定器付きのサーフボード。
5. 前記電源ボックス（２４３）は、ねじ（２８）およびナット（２９）によりサーフボード本体に固定されていることを特徴とする、請求項２に記載のスピード測定器付きのサーフボード。