JP2009017530A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄積された文書画像等について効率のよい閲覧作業を行わせることのできる画像処理装置を提供する。
【解決手段】複数のユーザによるスキャン画像、FAX送受信画像を含む文書情報を蓄積する文書蓄積手段と、上記文書蓄積手段に蓄積された文書情報のメタデータを生成して配信するメタデータ出力手段と、上記メタデータからリンクされる表示変換用のファイルを提供する表示整形用ファイル提供手段と、上記メタデータからリンクされるズーミング処理用のファイルを提供するズーミング処理用ファイル提供手段と、表示時に要求される文書情報を上記文書蓄積手段から読み出して提供する文書情報提供手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、多機能複写機(MFP:Multi Function Printer)等の画像処理装置に関する。
文書画像を蓄積する機能やFAX(Facsimile)の送受信機能を有している多機能複写機では、蓄積した文書画像やFAXの送受信画像を閲覧する機能が設けられているものがある。昨今では、Webサイトの見出しや要約等のメタデータを構造化して記述するXML(Extensible Markup Language)ベースのフォーマットであるRSS(Rich Site Summary、Really Simple Syndication、RDF(Resource Description Framework) Site Summary)を用い、FAX送受信履歴等のメタデータを配信できるようにした機器が提供されるに至っている(例えば、特許文献1参照。)。RSS配信を行うことにより、専用の閲覧用ソフトウェアを必要とすることなく、RSSに対応した汎用のブラウザにより閲覧が可能となる。
RSSの配信を受けたPC(Personal Computer)等のクライアントでは、汎用のブラウザによりRSSに含まれる書誌情報やサムネイル画像を閲覧した上で、画像本体の参照を行うか否かの判断を行い、必要に応じて画像本体のファイルにアクセスして内容の閲覧を行う。画像本体のファイルへのアクセスは、書誌情報に含まれる画像本体のファイルのURL(Uniform Resource Locator)のリンク(ホットテキスト等)を選択(マウスクリック等)することで行われる。
特開2006−50373号公報
上述したように、RSS配信によれば汎用のブラウザにより容易に画像の閲覧が行えるという利点があるが、RSSに含まれる書誌情報やサムネイル画像だけでは欲する画像であるか否かの判断に迷う場合が往々にしてある。すなわち、書誌情報だけでは判断がつかない場合、サムネイル画像により判断せざるを得ないが、サムネイル画像では細かい文字や図形を読み取ることはできず、欲している内容であるか否かの判断ができない場合が多い。また、サムネイル画像は第1ページ目等の代表ページの画像であるため、複数のページにわたる文書画像やFAX送受信画像の場合は、他のページの画像を読み取ることはできない。
そのため、画像本体の参照を行わざるを得ない場合が多くなるが、画像本体を閲覧した上で欲している内容でなかった場合には再び書誌情報等の閲覧画面に戻って他の画像について同様の処理を繰り返さなければならず、作業の連続性を妨げ、効率のよい閲覧が行えない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、蓄積された文書画像等について効率のよい閲覧作業を行わせることのできる画像処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、複数のユーザによるスキャン画像、FAX送受信画像を含む文書情報を蓄積する文書蓄積手段と、上記文書蓄積手段に蓄積された文書情報のメタデータを生成して配信するメタデータ出力手段と、上記メタデータからリンクされる表示変換用のファイルを提供する表示整形用ファイル提供手段と、上記メタデータからリンクされるズーミング処理用のファイルを提供するズーミング処理用ファイル提供手段と、表示時に要求される文書情報を上記文書蓄積手段から読み出して提供する文書情報提供手段とを備える画像処理装置を要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、請求項1に記載の画像処理装置において、ログインするユーザを認証し、ユーザ情報を提供する認証手段を更に備え、上記メタデータ出力手段は、上記ユーザ情報に従って、閲覧権限のある文書情報についてのメタデータを生成して配信し、上記文書情報提供手段は、上記ユーザ情報に従って、閲覧権限のある文書情報を配信するようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、請求項1または2のいずれか一項に記載の画像処理装置において、上記ズーミング処理用のファイルは、上記表示変換用のファイルにより変換された表示用のファイルに含まれる表示要素をズーミング処理に対応付けるマッピングスクリプトと、ユーザの操作に応答して上記表示要素に対してズーミング処理を行うイベント処理スクリプトとを備えるようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、上記文書蓄積手段は、文書情報を当該文書情報の構成要素に応じて階層的に管理するようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、請求項4に記載の画像処理装置において、上記メタデータ出力手段は、上記メタデータを文書情報の構成要素の階層に応じて配信するようにすることができる。
また、請求項6に記載されるように、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、上記メタデータは、XMLベースのフォーマットであるRSSフィードであるようにすることができる。
また、請求項7に記載されるように、請求項6に記載の画像処理装置において、上記表示変換用のファイルは、上記RSSフィードをHTML形式に変換・生成するXSLファイルであるものとすることができる。
また、請求項8に記載されるように、請求項6に記載の画像処理装置において、上記表示変換用のファイルは、上記RSSフィードをHTML形式に変換・生成する整形スクリプトファイルおよびCSSファイルであるものとすることができる。
また、請求項9〜16に記載されるように、閲覧制御方法として構成することができる。
本発明の画像処理装置にあっては、画面に表示された表示要素を指定して自由にズームイン/ズームアウトを行うことができるため、作業の連続性を妨げることなく、蓄積された文書画像等について効率のよい閲覧作業を行わせることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。
図1において、画像処理装置としてのMFP1と、ユーザUの操作するPC等のクライアント3と、MFP1からのRSSの配信を仲介(MFP1から配信されたRSSフィードを蓄積してクライアント3に提供)するRSSサーバ4とがネットワーク2を介して接続されている。MFP1からクライアント3に直接にRSSフィードを提供する場合にはRSSサーバ4を省略することができる。
MFP1は、文書画像(本体画像、サムネイル画像)および書誌情報(日付、タイトル、作成者、要約等)を保持する文書保管部11と、文書画像の内容を解析して領域(文字領域、画像領域等)を識別し、文書保管部11に領域に関する情報を付加する領域識別部12と、文書保管部11に保持された文書画像、書誌情報等に基づいてRSSフィードを生成してネットワーク2側に出力するRSS出力部13と、RSS出力部13から出力するRSSフィードにリンクするXSL(Extensible Stylesheet Language)ファイルおよびズーミングスクリプトファイルを保持し、要求に応じて提供するXSL/スクリプト保管部14と、閲覧できる者を制限する必要がある場合に認証処理を行う認証処理部15とを備えている。
クライアント3には、MFP1もしくはRSSサーバ4からRSSフィード、XSLファイルおよびスクリプトファイルを受信し、これらからHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルを生成して画面表示を行う汎用のブラウザ31が設けられている。
図2は図1のシステムにおける情報の流れの概要を示す図である。
図2において、MFP1の文書保管部11では文書(Document)、ページ(Page)、領域(Region)の階層に分かれて文書画像および書誌情報が管理されている。すなわち、文書は単一もしくは複数のページから構成され、各ページには単一もしくは複数の領域が含まれる。なお、領域まで階層を細分化する必要がない場合は領域の階層を設ける必要はない。反対に、領域をより細分化したサブ領域等に展開することも可能である。
MFP1のXSL/スクリプト保管部14には、RSSフィードをHTML形式に変換・生成するためのXSLファイルF2と、生成されたHTMLファイルに含まれる表示要素(オブジェクト)に対してズーミング動作を可能とするためのズーミングスクリプトファイルF3とが保持されている。なお、XSLファイルF2は、スタイルシート記述を別のCSS(Cascading Style Sheets)ファイルとして分離することもできる。また、ズーミングスクリプトファイルF3は、生成されたHTMLファイルに含まれる表示要素をズーミング処理に対応付ける(マッピングする)マッピングスクリプトファイルと、ユーザUによるマウスもしくはキーボードの操作に応答してズーミング処理を行うイベント処理スクリプトファイルとから構成される。
RSS出力部13は文書保管部11に保持された情報に基づいてRSSフィードF1を生成し、クライアント3もしくはRSSサーバ4に配信する。RSSフィードF1にはXSLファイルF2およびズーミングスクリプトファイルF3がリンクされており、ブラウザ31においてRSSフィードF1を処理する際にXSLファイルF2およびズーミングスクリプトファイルF3が読み込まれる。
図3は各種ファイル等の関係を示す図であり、印刷ログとFAXログに適用した例である。
図3において、印刷ログRSSフィードF1aと印刷ログ用XSLファイルF2aと印刷ログ用マッピングスクリプトファイルF3aと共通ズーミングスクリプトファイルF3cの共通マッピングスクリプト部分から印刷ログHTMLファイルF4aが生成される。また、FAXログRSSフィードF1bとFAXログ用XSLファイルF2bとFAXログ用マッピングスクリプトファイルF3bと共通ズーミングスクリプトファイルF3cの共通マッピングスクリプト部分からFAXログHTMLファイルF4bが生成される。
そして、印刷ログHTMLファイルF4aもしくはFAXログHTMLファイルF4bに対してユーザUがマウス操作等を行うことで、共通ズーミングスクリプトファイルF3cのイベント処理スクリプト部分の動作により、ズーミング処理が行われる。
図4はRSSフィードの階層の例を示す図であり、(a)〜(c)は印刷ログRSSフィードF1aの例、(d)、(e)はFAXログRSSフィードF1bの例である。
印刷ログRSSフィードF1aは(a)に示すようにトップの印刷ログRSSフィードF1a-1から構成され、複数の文書のエントリEa-1を含んでいる。文書のエントリEa-1は(b)に示すように文書RSSフィードF1a-2から構成され、複数のページのエントリEa-2を含んでいる。ページのエントリEa-2は(c)に示すようにページRSSフィードF1a-3から構成され、複数の領域のエントリEa-3を含んでいる。
FAXログRSSフィードF1bは(d)に示すようにトップのFAXログRSSフィードF1b-1から構成され、複数のFAX文書のエントリEb-1を含んでいる。FAX文書のエントリEb-1は(e)に示すようにFAX文書RSSフィードF1b-2から構成され、複数のページのエントリEb-2を含んでいる。更に領域レベルまで細分化してもよい。
図5はRSSフィードおよびXSLファイルの例を示す図であり、(a)はRSSフィードF1の例、(b)はXSLファイルF2の例を示している。
(a)において、RSSフィードF1は、XSLファイルF2へのリンクの記述「<?xml−stylesheet href="zooming.xsl"?>」と、RSS出力を行うMFPのURLを示す記述「<title>MFP:192.168.21.12...</title>」と、複数のエントリの記述「<entry>...</entry>」とを含んでいる。
(b)において、XSLファイルF2は、CSSファイルへのリンクの記述「<link rel="stylesheet" href="./hogehge.css" type="text/css" />」「 <link rel="stylesheet" href="./hgoe.css" type="text/css" />」と、ズーミングスクリプトファイルへのリンクの記述「<script type="text/javascript" src="./zooming.js">//</script>」とを含んでいる。
図6はRSSフィードF1、XSLファイルF2およびズーミングスクリプトファイルF3から生成されたHTMLファイルF4内のブロック要素の記述とズーミングオブジェクト記述の例を示す図である。
ズーミングスクリプトファイルF3に含まれるマッピングスクリプトは、(a)におけるブロック要素「<div...>...</div>」の記述301、302に含まれるクラスの記述「class="thumbnail"」「class="summary"」に着目し、例えば、"thumbnail"は代表画像に対応し、"summary"は要約に対応するものとして、そのID「id="01"」「id="02 "」をズーミングオブジェクト記述のIDにマッピングする。
(b)はズーミングオブジェクト記述の構造例を示しており、HTMLファイルF4内の表示対象の各オブジェクトに対応してズーミングオブジェクト記述303が設けられる。ズーミングオブジェクト記述303には、オブジェクトを識別する「id」、初期表示時のズーム値を示す「initZoomFactor」、当該オブジェクトへのズーム操作を伝搬する他のオブジェクトの関係および伝搬比率を示す「relatedTo」等のパラメータが設定される。「id」にはマッピングスクリプトにより対応するブロック要素(図6(a))のIDが設定される。「initZoomFactor」には、ズームの度合を示す値が設定される(例えば、「0.0」とすることで元の表示サイズで表示され、正の値を設定することで拡大され、負の値を設定することで縮小される。)。「relatedTo」には、例えば、「children:0.8」とすることで当該オブジェクトに包含される他のオブジェクトに対して「0.8」の比率で伝搬させることができる。また、「brother:−0.5」とすることで当該オブジェクトと並列関係にある他のオブジェクトに対して逆極性(当該オブジェクトがズームインすると他のオブジェクトがズームアウトされる。)で「0.5」の比率で伝搬させることができる。
更に、ズーミングオブジェクト記述303内には、包含される他のオブジェクト毎に、表示の挙動を定める被包含ズーミングオブジェクト挙動記述304が含まれる。被包含ズーミングオブジェクト挙動記述304には、そのオブジェクトが表示されるズーム値の範囲を示す「zoomFactor」、オブジェクトを識別する「id」、ズーム値の範囲に対応した表示サイズを示す「Size」等のパラメータが設定される。「id」にはマッピングスクリプトにより対応するブロック要素(図6(a))のIDが設定される。「zoomFactor」は、例えば、「0.0 1.0」とすることで親のオブジェクトのズーム値が「0.0」から「1.0」の範囲においてそのオブジェクトが表示されるようにすることができ、「0.1 1.0」とすることでズーム値が「0.0」の場合は非表示で「0.1」になった場合に表示されるようにすることができる。「Size」には、例えば、オブジェクトが画像である場合には「20% 50%」とすることにより、「zoomFactor」の範囲に対応して、画像サイズを20%〜50%の範囲で変化させることができる。オブジェクトがテキスト(文字列)である場合には「8pt 12pt」(pt:文字サイズを示すポイント)とすることにより、「zoomFactor」の範囲に対応して、文字サイズを8pt〜12ptの範囲で変化させることができる。ズーム値によらず一定のサイズとする場合には「50%」「8pt」というように一つの値とすることができる。
図7は上記の第1の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。
図7において、ユーザUがブラウザ31に対してユーザID、パスワード等を特定してMFP1へのログインを行うと(ステップS101)、ブラウザ31はMFP1との間で認証処理(Basic認証等)を行う(ステップS102)。認証が正常に行われた場合はその旨が返され、正常に行われなかった場合はエラーが返される。なお、閲覧に対してセキュリティを確保する必要がない場合は、ログインおよび認証処理を省略することができる。また、ログインされた場合とログインされていない場合において後続の処理を変化させることができる。
次いで、ユーザUがブラウザ31に対して一覧表示を要求すると(ステップS103)、ブラウザ31はMFP1からRSSを取得し(ステップS104)、続いてRSSに含まれるリンクの記述に基づいてXSL、ズーミングスクリプト、サムネイル画像等をMFP1から順次に取得する(ステップS105〜S107)。この際、MFP1では、一覧表示を要求してきたユーザUが自装置(MFP1)にログインしていない場合は、RSS、XSL、ズーミングスクリプト、サムネイル画像等を提供しないようにしたり、提供する内容をセキュリティ上問題のない範囲に制限したりすることができる。
次いで、ブラウザ31は取得したRSS、XSL、ズーミングスクリプト、サムネイル画像等に基づいてHTMLを生成し、表示を行う(ステップS108)。すなわち、ブラウザ31はRSSにXSLおよびズーミングスクリプトを適用することでHTMLを生成し、これを表示する。
その後、ユーザUがブラウザ31に対してマウス操作もしくはキーボード操作によりズーミング操作を行うと(ステップS109)、ブラウザ31は必要に応じて不足する情報をMFP1から取得し(ステップS110)、ズーミング操作に応じた表示を行う(ステップS111)。不足する情報とは、例えば、ズーミング操作前に表示されていなかったオブジェクトを表示する必要になった場合の当該オブジェクトの情報等である。
図8〜図13はブラウザ31での画面表示の例を示す図である。
図8は初期の閲覧画面311の例を示したものであり、複数(図では8個)の「文書」オブジェクト312が均等なサイズで表示されている。「文書」オブジェクト312内には、「タイトル」オブジェクト313、「作成者」オブジェクト314、「作成日」オブジェクト315が表示されている。これらのオブジェクト313〜315は初期表示時において表示されるように「zoomFactor」(図6(b))の開始値が親のズーミングオブジェクト記述の「initZoomFactor」と同じ値に設定されている。また、この時点で表示されていないオブジェクトの「zoomFactor」の開始値は親のズーミングオブジェクト記述の「initZoomFactor」よりも大きな値に設定されている。
この図8の閲覧画面311において、いずれかの「文書」オブジェクト312を選択することなくズーミング操作を行った場合、例えば、閲覧画面311の余白部分で上方向スクロール操作を行った場合の閲覧画面311の例を示したのが図9である。図9では、複数の「文書」オブジェクト312が均等に拡大され、それまでは表示されていなかった「代表画像」オブジェクト(サムネイル画像)316が表示されている。複数の「文書」オブジェクト312を包含する画面全体のオブジェクトのズーミングオブジェクト記述における「relatedTo」(図6(b))に「children:1.0」等が設定されていることで、複数の「文書」オブジェクト312が均等に拡大される。また、「代表画像」オブジェクト316の「zoomFactor」の開始値が親である「文書」オブジェクト312のズーミングオブジェクト記述の「initZoomFactor」よりも大きな値に設定されていることで、あるズーム値を超えた時点で表示が行われる。なお、表示エリアに入りきれなくなった「文書」オブジェクトが欄外に押し出され、表示個数が8個から6個に減少している。これは、通常のブラウザ31の表示機能により行われる。
この図9の閲覧画面311において、特定の「文書」オブジェクト312を選択してズーミング操作を行った場合の閲覧画面311の例を示したのが図10である。図10では、選択された「文書」オブジェクト312のみが拡大され、他の「文書」オブジェクトは縮小されている。「文書」オブジェクト312のズーミングオブジェクト記述における「relatedTo」(図6(b))に「brother:−1.0」等が設定されていることで、選択された「文書」オブジェクト312が拡大されると同時に他の「文書」オブジェクトを同率で縮小させることができる。また、選択された「文書」オブジェクト312では、「代表画像」オブジェクト316が拡大するとともに、それまでは表示されていなかった「要約」オブジェクト317と「ページ画像」オブジェクト318が表示されている。「要約」オブジェクト317と「ページ画像」オブジェクト318は、「zoomFactor」の開始値が親である「文書」オブジェクト312のズーミングオブジェクト記述の「initZoomFactor」よりも大きな値に設定されていることで、あるズーム値を超えた時点で表示が行われる。その他の「文書」オブジェクトでは全てのオブジェクトが更に縮小されている。
この図10の閲覧画面311において、特定の「文書」オブジェクト312を選択して更にズーミング操作を行った場合の閲覧画面311の例を示したのが図11である。図11では、選択された「文書」オブジェクト312のみが更に拡大され、他の「文書」オブジェクトは更に縮小されている。また、選択された「文書」オブジェクト312では、「要約」オブジェクト317が拡大するとともに、「ページ画像」オブジェクト318の個数が増やされている。その他の「文書」オブジェクトでは、それまで表示されていた「作成者」オブジェクトと「代表画像」オブジェクトが除去され、「タイトル」オブジェクトと「作成日」オブジェクトが表示されている。「作成者」オブジェクトと「代表画像」オブジェクトの「zoomFactor」(図6(b))の範囲がある大きさの負のズーム値で範囲外となるように設定されていることで、ある負のズーム値を超えた時点で非表示となる。
この図11の閲覧画面311において、特定の「文書」オブジェクト312を選択して更にズーミング操作を行い、更にその「文書」オブジェクト312の中の特定の「ページ画像」オブジェクト318を選択してズーミング操作を行った場合の閲覧画面311の例を示したのが図12である。図12では、選択された「文書」オブジェクト312のみが更に拡大され、他の「文書」オブジェクトは更に縮小されている。また選択された、「文書」オブジェクト312では、「ページ画像」オブジェクト318の表示個数が増やされるとともに、ズーミング操作された「ページ画像」オブジェクトが拡大されている。その他の「文書」オブジェクトでは、それまで表示されていた「作成日」オブジェクトが除去され、「タイトル」オブジェクトのみとなっている。
図13は特定の領域に対してズーミング操作を行った場合の表示の例を示している。すなわち、(a)における「ページ画像」オブジェクト318の中の「領域」オブジェクト319を選択してズーミング操作を行った場合、(b)に示すように「領域詳細情報」オブジェクト320が表示される。「領域詳細情報」オブジェクト320には、「画像ファイル(URL情報)」「タイトル」「サムネイル(URL情報)」「キー(URL情報)」「名前」「タイプ」「テキスト」「周囲のテキスト」「X0(位置)」「Y0(位置)」「X1(位置)」「Y1(位置)」等が表示されている。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態ではXSLファイルF2(図2等)を用いて画面表示用のHTMLファイルを生成するようにしていたが、第2の実施形態では、XSLファイルを用いず、Javascript等による整形スクリプトファイルとCSS(Cascading Style Sheets)ファイルを用いることにより画面表示用のHTMLファイルを生成するようにしている。XSLファイルによるHTMLファイルの生成は変換のための処理時間が若干長くかかるため画面表示が行われるまでの時間が長くなるが、整形スクリプトファイルとCSSファイルを用いることで、高速にHTMLファイルを生成し、画面表示が行われるまでの時間を短縮することができる。
図14は第2の実施形態における第1パターンの構成例を示す図である。
図14において、画像処理装置としてのMFP1と、ユーザUの操作するPC等のクライアント3とがネットワークを介して接続されている。
MFP1は、文書画像(本体画像、サムネイル画像)および書誌情報(日付、タイトル、作成者、要約等)を保持する文書保管部11と、文書画像の内容を解析して領域(文字領域、画像領域等)を識別し、文書保管部11に領域に関する情報を付加する領域識別部12とを備えている。
また、MFP1は、クライアント3のブラウザ31からの表示要求に対してログイン用エリアを含む操作画面のHTMLファイルを提供するHTML提供部16と、文書保管部11に保持された文書画像、書誌情報等に基づいてRSSフィードを生成して要求元に出力するRSS出力部13と、RSS出力部13から出力するRSSフィードにリンクする各種のスクリプトファイルを保持し、要求に応じて提供するスクリプト保管部141と、CSSファイルを保持し、要求に応じて提供するCSS保管部142と、ユーザの認証処理を行う認証処理部15とを備えている。
スクリプト保管部141には、表示対象一覧毎のマッピングスクリプトファイルF31と、同じく表示対象一覧毎の整形スクリプトファイルF32と、表示対象一覧によらない共通の共通ズーミングスクリプトファイルF33とが保持されている。
マッピングスクリプトファイルF31は、図3の印刷ログ用マッピングスクリプトファイルF3aおよびFAXログ用マッピングスクリプトファイルF3bに相当し、FAXログ、印刷ログ等のドキュメントのモデルとズーミング動作を対応付けるファイルである。
整形スクリプトファイルF32は、図2のXSLファイルF2で行っていたのと同様の処理、すなわちRSSフィードからHTMLファイルへの変換処理自体を記述したJavascript等によるスクリプトファイルである。すなわち、ドキュメントのモデルに対応して、CSSファイルF5で指定されるレイアウトの設定を行う。また、モデルに従ってメタデータ、詳細画像(ページ、領域等)へのさかのぼり方を示す。例えば、"/{$page no}{$region no}"のような関係をさかのぼることができる。また、アクセス権のない情報はモデル内で欠けた情報となるが、その場合は代替画像等に置き換えることでマスキングを実現できるようにする。
共通ズーミングスクリプトファイルF33は、図3の共通ズーミングスクリプトファイルF3cに相当し、ズーミングのための基本スクリプトである。
CSS保管部142には、スクリプト保管部141の整形スクリプトファイルF32とリンクする、表示対象一覧毎のCSSファイルF5が保持されている。
図15は第2の実施形態における第2パターンの構成例を示す図であり、認証処理部15をMFP1の外部に設けたものである。認証処理部15をMFP1とは別にすることで、ネットワーク上に配置されている既存の認証システムを使用することができ、権限を含むユーザ情報を新たに設定する必要がないことから、システム構築の納期およびコストを低減することができる。
図16は第2の実施形態における第3パターンの構成例を示す図であり、図15に示した第2パターンからHTML提供部16、スクリプト保管部141およびCSS保管部142を切り出してWebアプリサーバ5上に配置したものである。その結果、MFP1は文書保管とRSSフィードを出力できる機能があればよいため、MFP1として利用可能な機種の範囲が広がり、既存の製品を有効利用することができる。
図17〜図19は上記の各パターンにおける処理例を示すシーケンス図である。
図17は図14に示した第1パターンの処理例を示すシーケンス図である。
図17において、ユーザUがブラウザ31に対して表示要求を行うと(ステップS201)、ブラウザ31はHTML提供部16からログイン用エリアを含む操作画面のHTMLファイルを取得して表示する(ステップS202)。
これに対し、ユーザUはブラウザ31に対してユーザID、パスワード等を特定してログインを行うと(ステップS203)、ブラウザ31は認証処理部15にユーザID、パスワード等を伴って認証を要求し、正常に認証された場合は認証トークンを取得する(ステップS204)。認証が正常に行われなかった場合はエラーが返される。
次いで、ユーザUがブラウザ31に対して、例えばFAX一覧取得操作を行うと(ステップS205)、ブラウザ31はRSS出力部13に対し認証トークンを伴ってRSSフィードの取得を要求し(ステップS206)、RSS出力部13は認証処理部15に認証トークンの確認を求め、確認された場合にはユーザ情報を取得し(ステップS207)、RSS出力部13はブラウザ31にRSSフィードを出力する(ステップS208)。確認が正常に行われなかった場合はエラーが返される。
図20は認証直後にブラウザ31に出力されるRSSフィードの例を示す図であり、共通ズーミングスクリプトファイルF33へのリンクを示す記述101と、整形スクリプトファイルF32へのリンクを示す記述102と、マッピングスクリプトファイルF31へのリンクを示す記述103とが含まれている。また、初期表示用コンテンツの記述104も含まれている。
図21はRSSフィードに含まれる初期表示用コンテンツの例を示す図であり、<div>・・</div>タグにより囲まれた複数の項目が記述されている。なお、RSS出力部13は、事前に認証処理部15により行われた認証トークンの確認により得られたユーザ情報に基づき、RSSフィードに含める項目のフィルタリングを行う。すなわち、文書保管部11において文書、ページ、領域の各単位にユーザ権限に応じた表示の可否が付加情報として設定されており、RSS出力部13は例えば閲覧権限のある文書についての項目のみをRSSフィードに含める。図21では、例えば、ある項目の記述105につき現在のユーザに閲覧権限がない場合、項目の記述105はRSSフィードに含まれなくなる。
図17に戻り、ブラウザ31はRSSフィードに含まれるリンクの記述に基づいて共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31をRSS出力部13から順次に取得する(ステップS209〜S211)。また、取得したスクリプトの内容に応じて必要なサムネイル画像等のファイルをRSS出力部13から取得する(ステップS212)。
次いで、ブラウザ31は取得した共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32、マッピングスクリプトファイルF31、サムネイル画像等に基づいてHTMLファイルを生成し、表示を行う(ステップS213)。すなわち、ブラウザ31は共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31を実行することで、RSSフィードからHTMLファイルを生成し、これを表示する。なお、生成されたHTMLファイルにはズーミング操作のためのズーミングオブジェクト記述303(図6)が含まれている。
その後、ユーザUがブラウザ31に対してマウス操作もしくはキーボード操作によりズーミング操作を行うと(ステップS214)、ブラウザ31は必要に応じて不足する情報の取得をRSS出力部13に要求する(ステップS215)。不足する情報とは、例えば、ズーミング操作前に表示されていなかったオブジェクトを表示する必要になった場合の当該オブジェクトの情報等である。
RSS出力部13はユーザ情報とアクセス権をチェックし(ステップS216)、ユーザ情報とアクセス権に応じた適切なFAX画像、メタデータ等をブラウザ31に返す(ステップS217)。そして、ブラウザ31はズーミング操作に応じた表示を行う(ステップS218)。ズーミング操作による表示例は図8〜図13に示したものと同様である。
図22はズーミング操作の過程における表示のマスキングの例を示す図であり、閲覧画面311において、「タイトル」オブジェクト313、「作成日」オブジェクト315、「要約」オブジェクト317、「代表画像」オブジェクト316等の現在のユーザに閲覧権限があるもののみが表示され、その他の「作成者」オブジェクト314、「ページ画像」オブジェクト318等がマスキングされて見えない状態を示している。マスキングの手法としては、完全にブランクにしてしまうほか、モザイク処理を施したり、ぼけた状態で表示させる等の種々の手法がある。
図18は図15に示した第2パターンの処理例を示すシーケンス図である。
図18において、ユーザUがブラウザ31に対して表示要求を行うと(ステップS221)、ブラウザ31はHTML提供部16からログイン用エリアを含む操作画面のHTMLファイルを取得して表示する(ステップS222)。
これに対し、ユーザUはブラウザ31に対してユーザID、パスワード等を特定してログインを行うと(ステップS223)、ブラウザ31はHTML提供部16にユーザID、パスワード等を伴って認証を要求し(ステップS224)、HTML提供部16は同要求を認証処理部15に転送し、正常に認証された場合は認証トークンを取得し(ステップS225)、認証トークンをブラウザ31に転送する(ステップS226)。認証が正常に行われなかった場合はエラーが返される。
次いで、ユーザUがブラウザ31に対して、例えばFAX一覧取得操作を行うと(ステップS227)、ブラウザ31はRSS出力部13に対し認証トークンを伴ってRSSフィードの取得を要求し(ステップS228)、RSS出力部13は認証処理部15に認証トークンの確認を求め、確認された場合にはユーザ情報を取得し(ステップS229)、RSS出力部13はブラウザ31にRSSフィードを出力する(ステップS230)。確認が正常に行われなかった場合はエラーが返される。
次いで、ブラウザ31はRSSフィードに含まれるリンクの記述に基づいて共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31をRSS出力部13から順次に取得する(ステップS231〜S233)。また、取得したスクリプトの内容に応じて必要なサムネイル画像等のファイルをRSS出力部13から取得する(ステップS234)。
次いで、ブラウザ31は取得した共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32、マッピングスクリプトファイルF31、サムネイル画像等に基づいてHTMLファイルを生成し、表示を行う(ステップS235)。すなわち、ブラウザ31は共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31を実行することで、RSSフィードからHTMLファイルを生成し、これを表示する。
その後、ユーザUがブラウザ31に対してマウス操作もしくはキーボード操作によりズーミング操作を行うと(ステップS236)、ブラウザ31は必要に応じて不足する情報の取得をRSS出力部13に要求する(ステップS237)。
RSS出力部13はユーザ情報とアクセス権をチェックし(ステップS238)、ユーザ情報とアクセス権に応じた適切なFAX画像、メタデータ等をブラウザ31に返す(ステップS239)。そして、ブラウザ31はズーミング操作に応じた表示を行う(ステップS240)。
図19は図16に示した第3パターンの処理例を示すシーケンス図である。
図19において、ユーザUがブラウザ31に対して表示要求を行うと(ステップS251)、ブラウザ31はHTML提供部16からログイン用エリアを含む操作画面のHTMLファイルを取得して表示する(ステップS252)。
これに対し、ユーザUはブラウザ31に対してユーザID、パスワード等を特定してログインを行うと(ステップS253)、ブラウザ31はHTML提供部16にユーザID、パスワード等を伴って認証を要求し(ステップS254)、HTML提供部16は同要求を認証処理部15に転送し、正常に認証された場合は認証トークンを取得し(ステップS255)、認証トークンをブラウザ31に転送する(ステップS256)。認証が正常に行われなかった場合はエラーが返される。
次いで、ユーザUがブラウザ31に対して、例えばFAX一覧取得操作を行うと(ステップS257)、ブラウザ31はHTML提供部16に対し認証トークンを伴ってRSSフィードの取得を要求し(ステップS258)、HTML提供部16は認証処理部15に認証トークンの確認を求め、確認された場合にはユーザ情報を取得し(ステップS259)、HTML提供部16はブラウザ31にRSSフィードを出力する(ステップS260)。確認が正常に行われなかった場合はエラーが返される。
次いで、ブラウザ31はRSSフィードに含まれるリンクの記述に基づいて共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31をHTML提供部16から順次に取得する(ステップS261〜S263)。また、取得したスクリプトの内容に応じて必要なサムネイル画像等のファイルをHTML提供部16を介してRSS出力部13から取得する(ステップS264〜S266)。ブラウザ31はRSS出力部13から直接に必要なサムネイル画像等のファイルを取得してもよい。
次いで、ブラウザ31は取得した共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32、マッピングスクリプトファイルF31、サムネイル画像等に基づいてHTMLファイルを生成し、表示を行う(ステップS267)。すなわち、ブラウザ31は共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31を実行することで、RSSフィードからHTMLファイルを生成し、これを表示する。
その後、ユーザUがブラウザ31に対してマウス操作もしくはキーボード操作によりズーミング操作を行うと(ステップS268)、ブラウザ31は必要に応じて不足する情報の取得をHTML提供部16を介してRSS出力部13に要求する(ステップS269、S270)。
RSS出力部13はユーザ情報とアクセス権をチェックし(ステップS271)、ユーザ情報とアクセス権に応じた適切なFAX画像、メタデータ等をHTML提供部16を介してブラウザ31に返す(ステップS272、S273)。ブラウザ31はRSS出力部13に直接に要求して不足する情報を取得してもよい。
そして、ブラウザ31はズーミング操作に応じた表示を行う(ステップS274)。
上記の図17〜図19では、ブラウザ31において共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31を実行してHTMLファイルを生成しているが、ブラウザ31に代わり、HTML提供部16が共通ズーミングスクリプトファイルF33、整形スクリプトファイルF32(CSSファイルF5を含む)、マッピングスクリプトファイルF31を実行してHTMLファイルを生成し、生成したHTMLファイルをブラウザ31に提供するようにしてもよい。
<総括>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば次のような利点がある。
(1)RSS配信をベースとしているため、PC等のクライアントに標準的に装備されている汎用のブラウザにより閲覧を行うことができる。
(2)画面に表示されたオブジェクトを指定して自由にズームイン/ズームアウトを行うことができるため、作業の連続性を妨げることなく、自分が欲している内容であるか否かを納得いくまで細かく閲覧することができる。
(3)総じて、効率のよい閲覧作業を行うことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明の第1の実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 情報の流れの概要を示す図である。 各種ファイル等の関係を示す図である。 RSSフィードの階層の例を示す図である。 RSSフィードおよびXSLファイルの例を示す図である。 生成されたHTMLファイル内のブロック要素の記述とズーミングオブジェクト記述の例を示す図である。 第1の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。 ブラウザでの画面表示の例を示す図(その1)である。 ブラウザでの画面表示の例を示す図(その2)である。 ブラウザでの画面表示の例を示す図(その3)である。 ブラウザでの画面表示の例を示す図(その4)である。 ブラウザでの画面表示の例を示す図(その5)である。 ブラウザでの画面表示の例を示す図(その6)である。 第2の実施形態における第1パターンの構成例を示す図である。 第2の実施形態における第2パターンの構成例を示す図である。 第2の実施形態における第3パターンの構成例を示す図である。 第1パターンの処理例を示すシーケンス図である。 第2パターンの処理例を示すシーケンス図である。 第3パターンの処理例を示すシーケンス図である。 認証直後にブラウザに出力されるRSSフィードの例を示す図である。 RSSフィードに含まれる初期表示用コンテンツの例を示す図である。 ズーミング操作の過程における表示のマスキングの例を示す図である。
符号の説明
1 MFP
11 文書保管部
12 領域識別部
13 RSS出力部
14 XSL/スクリプト保管部
141 スクリプト保管部
142 CSS保管部
15 認証処理部
16 HTML提供部
2 ネットワーク
3 クライアント
31 ブラウザ
4 RSSサーバ
F1 RSSフィード
F1a 印刷ログRSSフィード
F1b FAXログRSSフィード
F2 XSLファイル
F2a 印刷ログ用XSLファイル
F2b FAXログ用XSLファイル
F3 ズーミングスクリプトファイル
F3a 印刷ログ用マッピングスクリプトファイル
F3b FAXログ用マッピングスクリプトファイル
F3c 共通ズーミングスクリプトファイル
F4 HTMLファイル
F4a 印刷ログHTMLファイル
F4b FAXログHTMLファイル
F31 マッピングスクリプトファイル
F32 整形スクリプトファイル
F33 共通ズーミングスクリプトファイル
F5 CSSファイル
5 Webアプリサーバ

Claims (16)

  1. 複数のユーザによるスキャン画像、FAX送受信画像を含む文書情報を蓄積する文書蓄積手段と、
    上記文書蓄積手段に蓄積された文書情報のメタデータを生成して配信するメタデータ出力手段と、
    上記メタデータからリンクされる表示変換用のファイルを提供する表示整形用ファイル提供手段と、
    上記メタデータからリンクされるズーミング処理用のファイルを提供するズーミング処理用ファイル提供手段と、
    表示時に要求される文書情報を上記文書蓄積手段から読み出して提供する文書情報提供手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    ログインするユーザを認証し、ユーザ情報を提供する認証手段を更に備え、
    上記メタデータ出力手段は、上記ユーザ情報に従って、閲覧権限のある文書情報についてのメタデータを生成して配信し、
    上記文書情報提供手段は、上記ユーザ情報に従って、閲覧権限のある文書情報を配信することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    上記ズーミング処理用のファイルは、
    上記表示変換用のファイルにより変換された表示用のファイルに含まれる表示要素をズーミング処理に対応付けるマッピングスクリプトと、
    ユーザの操作に応答して上記表示要素に対してズーミング処理を行うイベント処理スクリプトとを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    上記文書蓄積手段は、文書情報を当該文書情報の構成要素に応じて階層的に管理することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    上記メタデータ出力手段は、上記メタデータを文書情報の構成要素の階層に応じて配信することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    上記メタデータは、XMLベースのフォーマットであるRSSフィードであることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    上記表示変換用のファイルは、上記RSSフィードをHTML形式に変換・生成するXSLファイルであることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    上記表示変換用のファイルは、上記RSSフィードをHTML形式に変換・生成する整形スクリプトファイルおよびCSSファイルであることを特徴とする画像処理装置。
  9. 複数のユーザによるスキャン画像、FAX送受信画像を含む文書情報を蓄積する文書蓄積工程と、
    蓄積された文書情報のメタデータを生成して配信するメタデータ出力工程と、
    上記メタデータからリンクされる表示変換用のファイルを提供する表示整形用ファイル提供工程と、
    上記メタデータからリンクされるズーミング処理用のファイルを提供するズーミング処理用ファイル提供工程と、
    表示時に要求される文書情報を読み出して提供する文書情報提供工程とを備えたことを特徴とする閲覧制御方法。
  10. 請求項9に記載の閲覧制御方法において、
    ログインするユーザを認証し、ユーザ情報を提供する認証工程を更に備え、
    上記メタデータ出力工程は、上記ユーザ情報に従って、閲覧権限のある文書情報についてのメタデータを生成して配信し、
    上記文書情報提供工程は、上記ユーザ情報に従って、閲覧権限のある文書情報を配信することを特徴とする閲覧制御方法。
  11. 請求項9または10のいずれか一項に記載の閲覧制御方法において、
    上記ズーミング処理用のファイルは、
    上記表示変換用のファイルにより変換された表示用のファイルに含まれる表示要素をズーミング処理に対応付けるマッピングスクリプトと、
    ユーザの操作に応答して上記表示要素に対してズーミング処理を行うイベント処理スクリプトとを備えたことを特徴とする閲覧制御方法。
  12. 請求項9乃至11のいずれか一項に記載の閲覧制御方法において、
    上記文書蓄積工程は、文書情報を当該文書情報の構成要素に応じて階層的に管理することを特徴とする閲覧制御方法。
  13. 請求項12に記載の閲覧制御方法において、
    上記メタデータ出力工程は、上記メタデータを文書情報の構成要素の階層に応じて配信することを特徴とする閲覧制御方法。
  14. 請求項9乃至13のいずれか一項に記載の閲覧制御方法において、
    上記メタデータは、XMLベースのフォーマットであるRSSフィードであることを特徴とする閲覧制御方法。
  15. 請求項14に記載の閲覧制御方法において、
    上記表示変換用のファイルは、上記RSSフィードをHTML形式に変換・生成するXSLファイルであることを特徴とする閲覧制御方法。
  16. 請求項14に記載の閲覧制御方法において、
    上記表示変換用のファイルは、上記RSSフィードをHTML形式に変換・生成する整形スクリプトファイルおよびCSSファイルであることを特徴とする閲覧制御方法。
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