JP2009017127A - 符号化装置および符号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】符号化難易度の高い絵柄の画質を保持することができる符号化装置および符号化方法を提供する。
【解決手段】符号化装置は、画像データに対してフィルタ処理を行うプリフィルタ部と、プリフィルタ部によりフィルタ処理された画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化部と、複数のビットレート制御から1つのビットレート制御を選択し、該ビットレート制御に基づきプリフィルタ部および符号化部を制御する制御部とを備える。制御部は、可変ビットレート制御、最小固定ビットレート制御および最大固定ビットレート制御のうちから1つのビットレート制御を選択する。
【選択図】図1

Description

この発明は、符号化装置および符号化方法に関する。詳しくは、画像データを符号化する符号化装置および符号化方法に関する。
送信側で画像データを圧縮して送信すると共に、受信側では圧縮された画像データを伸張する通信システムや、画像データを圧縮して記録すると共に、再生時には圧縮された画像データを伸張して出力する圧縮画像記録再生装置等において、画像データの圧縮の方法としては、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)規格で採用されている予測符号化方式がある。この予測符号化方式では、時間方向の予測を用いることで符号化効率を向上させている。
ところで、上述のMPEG規格で採用されている予測符号化方式等を用いて、画像符号化装置で画像データを圧縮符号化すると共に、圧縮符号化された画像データを画像復号化装置で復号化して伸張するシステムでは、符号化し更に復号化した後の画質は、入力される映像素材の絵柄によって大きく左右される。すなわち、映像が高周波成分を多く含んでいる場合や、動きの激しい絵柄の場合には、空間方向および時間方向の冗長度が少ない、すなわち符号化難易度が大きいので、ある一定のビットレートで符号化し更に復号化する場合には、符号化歪みが発生しやすい。
上述のような符号化難易度が大きい映像素材が画像符号化装置に入力された場合の符号化歪みを軽減する目的で、画像符号化装置の入力部分において空間方向もしくは時間方向についてのローパスフィルタを使用して、入力映像素材の空間的な高周波成分もしくは動き成分を、予め低減させる手法が一般に知られている。このような目的のために用いられるローパスフィルタは、プリフィルタと呼ばれている。
ところで、上述のようなプリフィルタを常時使用すると、符号化難易度の大きい絵柄の情報量削減には有効であっても、符号化難易度の小さい絵柄、例えば静止画のようなものにおいてもフィルタで高周波成分を落としてしまうため、復号化後の映像は全体としてぼけた印象を与えてしまうことが多いという問題点がある。
例えば特許文献1では、上記問題点を解決すべく、入力画像の特徴に応じてプリフィルタを適応的に使用することができるようにした符号化装置および符号化方法が公開されている。特許文献1では、入力画像の特徴と符号化後のビット量などから、閾値を用いてあらかじめ用意していたプリフィルタを選択するものである。
図5は、特許文献1に記載された画像符号化装置の概略の構成を示すブロック図である。この図に示したように、この画像符号化装置は、空間方向についてのプリフィルタとしての空間フィルタ152と、時間方向についてのプリフィルタとしての時間フィルタ153とを備え、入力画像信号S11は、空間フィルタ152、時間フィルタ153を順に通過するようになっている。空間フィルタ152は空間方向のローパスフィルタからなり、具体的には例えば、ディジタルフィルタによって実現される。時間フィルタ153は、時間方向のローパスフィルタからなり、具体的には例えば、空間フィルタ152の出力信号を1フレーム分格納するフレームメモリ154と、空間フィルタ152の出力信号とフレームメモリ154に格納された1フレーム前の信号とを所定の重み付けK:(1−K)で加算して出力する加算器155とで実現される。なお、Kは重み付け係数であり、0≦K≦1である。空間フィルタ152は、フィルタ係数を変えることによって、通過帯域幅等のフィルタの特性を変えることができるようになっている。同様に、時間フィルタ153は、重み付け係数Kの値を変えることによって、通過帯域幅等のフィルタの特性を変えることができるようになっている。
エンコーダ制御部111は、プリフィルタ部150の出力信号を入力し、符号化する順番に従ってピクチャ(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)の順番を並べ替える画像並べ替え回路121と、この画像並べ替え回路121の出力データを入力し、フレーム構造かフィールド構造かを判別し、判別結果に応じた走査変換および16×16画素のマクロブロック化を行う走査変換・マクロブロック化回路122と、この走査変換・マクロブロック化回路122の出力データを入力し、IピクチャにおけるイントラACを算出し、イントラACデータS13を符号化制御部115に送ると共に、走査変換・マクロブロック化回路22の出力データをFIFO(First-In First-Out)メモリ112および動き検出回路114に送るイントラAC演算回路123とを備えている。イントラACとは、Iピクチャにおいて、8×8画素のDCT(Discrete Cosine Transform)ブロック内の各画素の画素値とDCTブロック内の画素値の平均値との差分の絶対値の総和として定義され、絵柄の複雑さを表すものと言える。
エンコーダ113は、FIFOメモリ112の出力データと予測画像データとの差分をとる減算回路131と、この減算回路131の出力データに対して、DCTブロック単位でDCTを行い、DCT係数を出力するDCT回路132と、このDCT回路132の出力データを量子化する量子化回路133と、この量子化回路133の出力データを可変長符号化する可変長符号化回路134と、この可変長符号化回路134の出力データを一旦保持し、一定のビットレートのビットストリームからなる圧縮画像データS12として出力するバッファメモリ135と、量子化回路133の出力データを逆量子化する逆量子化回路136と、この逆量子化回路136の出力データに対して逆DCTを行う逆DCT回路137と、この逆DCT回路137の出力データと予測画像データとを加算して出力する加算回路138と、この加算回路138の出力データを保持し、動き検出回路114から送られる動きベクトルに応じて動き補償を行って予測画像データを減算回路131および加算回路138に出力する動き補償回路139とを備えている。バッファメモリ135は、可変長符号化回路134より発生されるビット量を表す発生ビット量データS15を符号化制御部115に送るようになっている。
動き検出回路114は、エンコーダ制御部111の出力データに基づいて、圧縮符号化の対象となるピクチャの注目マクロブロックと、参照されるピクチャにおいて注目マクロブロックとの間の画素値の差分の絶対値和あるいは自乗和が最小となるマクロブロックを探して、動きベクトルを検出して動き補償回路139に送るようになっている。また、動き検出回路114は、動きベクトルを求める際に、最小となったマクロブロック間における画素値の差分の絶対値和あるいは自乗和を、ME残差データS14として符号化制御部115に送るようになっている。
符号化制御部115は、動き検出回路114からのME残差データS14をピクチャ全体について足し合わせた値であるME残差を算出するME残差計算部141と、このME残差計算部141によって算出されたME残差とイントラAC演算回路123からのイントラACデータS13とに基づいて、ピクチャの符号化の難易度を表す符号化難易度を算出する符号化難易度計算部142と、バッファメモリ135からの発生ビット量データS15に基づいて、画像符号化装置によって圧縮符号化された画像データを伸張する画像復号化装置における入力バッファに対応する仮想的なバッファであるVBV(Video Buffering Verifier)バッファのデータ占有量(以下、単に占有量と言う。)を算出するVBVバッファ占有量計算部143とを備えている。なお、ME残差は、映像の動きの速さおよび絵柄の複雑さを表すものと言える。
符号化制御部115は、更に、符号化難易度計算部142によって算出された符号化難易度とVBVバッファ占有量計算部143によって算出されたVBVバッファの占有量とに基づいて、目標符号量を決定する目標符号量決定部144と、エンコーダ113における発生符号量が目標符号量決定部144によって決定された目標符号量となるように量子化回路133における量子化特性値に対応する量子化インデックスを決定し、量子化回路33に送る量子化インデックス決定部145とを備えている。
プリフィルタ制御部151は、符号化制御部115における符号化難易度計算部142によって算出された符号化難易度に基づいてプリフィルタ部150を制御するようになっている。
また、通常、画像符号化装置では、固定符号化レート(CBR:Constant Bit Rate)または可変符号化レート(VBR:Variable Bit Rate)で画像信号を符号化してビットストリームとして出力する。CBRでは、転送するデータを常に一定のビットレートで圧縮する。VBR制御では、符号化難易度の高い絵柄の場合は、符号量を多く与えることよって、画質を保持する。
特許文献2には、複雑な画像の後、易しい画像に急変した場合、あるいはその逆の場合でも、そのような急変する遷移状態における画質の低下が起きない、画像符号化装置および画像符号化方法が提案されている。
特開2007−20216号公報 特開2006−157853号公報
ところが、上述した適応型プリフィルタは画像の複雑さに応じて高周波数成分を落としてしまうため、当該適応型プリフィルタをVBR制御の画像符号化装置に適用すると、符号化難易度の高い絵柄を符号化した場合、復号化後の映像はぼけた印象を与えてしまうという問題がある。
したがって、この発明の目的は、符号化難易度の高い絵柄の画質を保持することができる符号化装置および符号化方法を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明の符号化装置は、
画像データに対してフィルタ処理を行うプリフィルタ部と、
プリフィルタ部によりフィルタ処理された画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化部と、
複数のビットレート制御から1つのビットレート制御を選択し、該ビットレート制御に基づきプリフィルタ部および符号化部を制御する制御部と
を備えることを特徴とする。
本発明の符号化方法は、
複数のビットレート制御から1つのビットレート制御を選択するステップと、
選択されたビットレート制御に基づき、画像データに対してフィルタ処理を行うステップと、
選択されたビットレート制御に基づき、プリフィルタ部によりフィルタ処理された画像データを符号化して符号化画像データを生成するステップと
を備えることを特徴とする。
本発明では、符号化難易度の高い絵柄が入力され、符号量を多く与えることができる場合、プリフィルタ処理を行わない、または、その強度を弱めることにより、符号化難易度の高い絵柄の画質を保持することができ、また、符号量を多く与えることができない場合、プリフィルタ処理の強度を強めることで、画質の破綻を防ぐことができる。
以上説明したように、この発明によれば、符号化難易度の高い絵柄の画質を保持することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像符号化装置の概略の構成を示すブロック図である。この画像符号化装置は、入力画像信号S1を入力し、その情報量を削減するためのプリフィルタ部50と、このプリフィルタ部50の出力信号を入力し、圧縮符号化のための前処理等を行うエンコーダ制御部11と、このエンコーダ制御部11の出力データを所定時間だけ遅延して出力するためのFIFO(先入れ先出し)メモリ12と、このFIFOメモリ12の出力データを入力し、ピクチャ毎にピクチャタイプに応じた符号化方法によって圧縮符号化して、圧縮画像データS2を出力する符号化部としてのエンコーダ13と、エンコーダ制御部11の出力データに基づいて動きベクトルを検出し、エンコーダ13に送る動き検出回路14と、エンコーダ制御部11から出力されるイントラACデータS3と動き検出回路14から出力されるME残差データS4とエンコーダ13から出力される発生ビット量データS5とに基づいてエンコーダ13を制御する符号化制御部15と、この符号化制御部15からのデータに基づいて、プリフィルタ制御信号S6によってプリフィルタ部50の特性を制御するプリフィルタ制御部51とを備えている。図1に示した画像符号化装置は、圧縮符号化する前の画像データの特徴に基づいて発生符号量の制御を行うフィードフォワード型のレート制御を行うように構成されている。
符号化制御部15およびプリフィルタ制御部51は、互いにバスを介して接続されたCPU(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)およびRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を有するコンピュータによって構成され、CPUが、RAMをワーキングエリアとして、ROMに格納されたプログラムを実行することによって、後述する符号化制御部15およびプリフィルタ制御部51における各機能を実現するようになっている。ROMは、本発明に係る画像符号化制御用プログラムを記憶したものであり、IC(集積回路)でも良いし、ハードディスク、フロッピィディスク等の磁気ディスクを記録媒体とする記憶装置でも良いし、CD(コンパクトディスク)−ROM等の光ディスクを記録媒体とする記憶装置でも良いし、その他の種類の記録媒体を用いる記憶装置でも良い。いずれの場合にも、ICや種々の記録媒体は、本発明に係る画像符号化制御用プログラムを記録した媒体に相当する。
図2は、図1に示した画像符号化装置の詳細な構成を示すブロック図である。この図に示したように、プリフィルタ部50は、空間方向についてのプリフィルタとしての空間フィルタ52と、時間方向についてのプリフィルタとしての時間フィルタ53とを備え、入力画像信号S1は、空間フィルタ52、時間フィルタ53を順に通過するようになっている。空間フィルタ52は空間方向のローパスフィルタからなり、具体的には例えば、ディジタルフィルタによって実現される。時間フィルタ53は、時間方向のローパスフィルタからなり、具体的には例えば、空間フィルタ52の出力信号を1フレーム分格納するフレームメモリ54と、空間フィルタ52の出力信号とフレームメモリ54に格納された1フレーム前の信号とを所定の重み付けK:(1−K)で加算して出力する加算器55とで実現される。なお、Kは重み付け係数であり、0≦K≦1である。空間フィルタ52は、フィルタ係数を変えることによって、通過帯域幅等のフィルタの特性を変えることができるようになっている。同様に、時間フィルタ53は、重み付け係数Kの値を変えることによって、通過帯域幅等のフィルタの特性を変えることができるようになっている。
プリフィルタ部50のフィルタ強度は、空間フィルタ52のフィルタ係数と、時間フィルタ53の重み付け係数Kとにより調整される。具体的には、空間フィルタ52では、通過帯域幅が狭くなるようにフィルタ係数を変えるとフィルタ強度が強くなる。また、時間フィルタ53では、重み付け係数Kを小さくするとフィルタ強度が強くなる。
エンコーダ制御部11は、プリフィルタ部50の出力信号を入力し、符号化する順番に従ってピクチャ(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)の順番を並べ替える画像並べ替え回路21と、この画像並べ替え回路21の出力データを入力し、フレーム構造かフィールド構造かを判別し、判別結果に応じた走査変換および16×16画素のマクロブロック化を行う走査変換・マクロブロック化回路22と、この走査変換・マクロブロック化回路22の出力データを入力し、IピクチャにおけるイントラACを算出し、イントラACデータS3を符号化制御部15に送ると共に、走査変換・マクロブロック化回路22の出力データをFIFOメモリ12および動き検出回路14に送るイントラAC演算回路23とを備えている。イントラACとは、Iピクチャにおいて、8×8画素のDCTブロック内の各画素の画素値とDCTブロック内の画素値の平均値との差分の絶対値の総和として定義され、絵柄の複雑さを表すものと言える。
エンコーダ13は、FIFOメモリ12の出力データと予測画像データとの差分をとる減算回路31と、この減算回路31の出力データに対して、DCTブロック単位でDCTを行い、DCT係数を出力するDCT回路32と、このDCT回路32の出力データを量子化する量子化回路33と、この量子化回路33の出力データを可変長符号化する可変長符号化回路34と、この可変長符号化回路34の出力データを一旦保持し、一定のビットレートのビットストリームからなる圧縮画像データS2として出力するバッファメモリ35と、量子化回路33の出力データを逆量子化する逆量子化回路36と、この逆量子化回路36の出力データに対して逆DCTを行う逆DCT回路37と、この逆DCT回路37の出力データと予測画像データとを加算して出力する加算回路38と、この加算回路38の出力データを保持し、動き検出回路14から送られる動きベクトルに応じて動き補償を行って予測画像データを減算回路31および加算回路38に出力する動き補償回路39とを備えている。バッファメモリ35は、可変長符号化回路34より発生されるビット量を表す発生ビット量データS5を符号化制御部15に送るようになっている。
動き検出回路14は、エンコーダ制御部11の出力データに基づいて、圧縮符号化の対象となるピクチャの注目マクロブロックと、参照されるピクチャにおいて注目マクロブロックとの間の画素値の差分の絶対値和あるいは自乗和が最小となるマクロブロックを探して、動きベクトルを検出して動き補償回路39に送るようになっている。また、動き検出回路14は、動きベクトルを求める際に、最小となったマクロブロック間における画素値の差分の絶対値和あるいは自乗和を、ME残差データS4として符号化制御部15に送るようになっている。
符号化制御部15は、動き検出回路14からのME残差データS4をピクチャ全体について足し合わせた値であるME残差を算出するME残差計算部41と、このME残差計算部41によって算出されたME残差とイントラAC演算回路23からのイントラACデータS3とに基づいて、ピクチャの符号化の難易度を表す符号化難易度を算出する符号化難易度計算部42と、バッファメモリ35からの発生ビット量データS5に基づいて、本実施の形態に係る画像符号化装置によって圧縮符号化された画像データを伸張する画像復号化装置における入力バッファに対応する仮想的なバッファであるVBV(Video Buffering Verifier)バッファのデータ占有量(以下、単に占有量と言う。)を算出するVBVバッファ占有量計算部43とを備えている。なお、ME残差は、映像の動きの速さおよび絵柄の複雑さを表すものと言える。
符号化制御部15は、更に、符号化難易度計算部42によって算出された符号化難易度と、VBVバッファ占有量計算部43によって算出されたVBVバッファの占有量とに基づいて、VBRの量子化スケールVBRq、最大CBRの量子化スケールCBRmaxq、最小CBRの量子化スケールCBRmixqを求めて、出力するビットレート制御部44と、ビットレート制御部44から出力された量子化スケールから適切なものを選択し、エンコーダ13に出力するレート制御選択部48とを備えている。
ここで、符号化難易度について説明する。符号化難易度は、ピクチャの符号化の難易度を表すものであるが、これは、同じ画質を保つために必要なデータ量の比率と言い換えることができる。符号化難易度を数値化する方法は種々考えられるが、本実施の形態では、IピクチャについてはイントラACを用いて符号化難易度を求め、PピクチャおよびBピクチャについてはME残差を用いて符号化難易度を求めることとしている。前述のように、イントラACは絵柄の複雑さを表し、ME残差は映像の動きの速さおよび絵柄の複雑さを表し、これらは符号化の難易度と強い相関があることから、イントラACやME残差を変数とする一次関数等により、イントラACやME残差から符号化難易度を算出することが可能である。
ビットレート制御部44は、VBR制御部45と、最大CBR(CBRmax)制御部46と、最小CBR(CBRmin)制御部47とを備える。
VBR制御部45は、第1画像処理単位、たとえば、複数のピクチャからなるGOP単位で画像符号化を行うための第1量子化スケールを設定する第1量子化スケール設定部であり、目標ビットレートに対して、第1画像処理単位で入力画像信号S1の符号化の難易度に応じて、緩やかに変化する第1量子化スケールQS1を設定する。
具体的には、VBR制御部45は、符号化難易度計算部42から供給された符号化難易度と、VBVバッファ占有量計算部43から供給されたVBVバッファの占有量とに基づいて、VBRの量子化スケールVBRqを求めてレート制御選択部48に出力する。
VBR制御において、符号化難易度の高い絵柄が入力され、符号量を多く与えることができる場合は、プリフィルタ処理を行わない、または、その強度を弱めることにより、符号化難易度の高い絵柄の画質を保持することができ、また、符号量を多く与えることができない場合は、プリフィルタの強度を強めることで、画質の破綻を防ぐことができる。
最大CBR制御部46は、上記第1画像処理単位、たとえば、GOP単位より短い第2画像処理単位、たとえば、ピクチャまたはマクロ・ブロック(MB)単位で、ビットストリームの先頭のシーケンスヘッダによって指定した最大のビットレートに対して当該最大のビットレートを越えないように迅速に変化する第2量子化スケールQS2を設定する第2量子化スケール設定部である。
具体的には、最大CBR制御部46は、符号化難易度計算部42から供給された符号化難易度と、VBVバッファ占有量計算部43から供給されたVBVバッファの占有量とに基づいて、最大CBRの量子化スケールCBRmaxqを求めてレート制御選択部48に出力する。
最小CBR制御部47は、上記第1画像処理単位、たとえば、GOP単位より短い第2画像処理単位、たとえば、ピクチャまたはマクロ・ブロック(MB)単位で、ビットストリームの先頭のシーケンスヘッダによって指定した最小のビットレートに対して当該最小のビットレートを越えないように迅速に変化する第3量子化スケールQS3を設定する第3量子化スケール設定部である。
具体的には、最小CBR制御部47は、符号化難易度計算部42から供給された符号化難易度と、VBVバッファ占有量計算部43から供給されたVBVバッファの占有量とに基づいて、最小CBRの量子化スケールCBRminqを求めてレート制御選択部48に出力する。
レート制御選択部48は、VBR制御部45から入力されたVBRの量子化スケールVBRqと、最大CBR制御部46から入力された最大CBRの量子化スケールCBRmaxqと、最小CBR制御部47から入力された最小CBRの量子化スケールCBRminqとを比較し、これらの量子化スケールのうち適切な量子化スケールを符号化対象の入力画像信号S1に対して符号化処理を行うための量子化スケールQSCとし、量子化回路33に出力する。
レート制御選択部48は、例えば、以下のようにして量子化スケールQSCを算出する。まず、レート制御選択部48は、例えば、VBR制御部45から供給されたVBRの量子化スケールVBRqと、最小CBR制御部47から供給された最小CBRの量子化スケールCBRminqとを比較して小さい方を選ぶ。これにより、量子化スケールが大き過ぎてビットレートが下がり過ぎないように、量子化スケールの最大値が制限される。次に、レート制御選択部48は、上記比較結果と、最大CBR制御部46から供給された最大CBRの量子化スケールCBRmaxqを比較して大きい方を選ぶ。これにより、量子化スケールが小さ過ぎてビットレートが上がり過ぎないように量子化スケールの最小値が制限される。
プリフィルタ制御部51は、レート制御選択部48において選択されたレート制御方法に基づいてプリフィルタ部50を制御するようになっている。すなわち、プリフィルタ制御部51は、レート制御選択部48で選択された量子化スケール(パラメータ)が、VBR制御部45、最大CBR制御部46、最小CBR制御部47のいずれのものであるかを判断し、それぞれに応じたフィルタ特性を選択する。
具体的には例えば、レート制御選択部48で選択された量子化スケールが、VBR制御部45で出力した量子化スケールVBRqである場合、プリフィルタ制御部51はプリフィルタ1を選択し、最大CBR制御部46で出力した最大CBRの量子化スケールCBRmaxqである場合、プリフィルタ制御部51はプリフィルタ2を選択し、最小CBR制御部47で出力した最小CBRの量子化スケールCBRminqである場合、プリフィルタ制御部51はプリフィルタ3を選択する。
プリフィルタ制御部51は、例えば、プリフィルタ部50を制御してフィルタ強度を調整することにより、フィルタ1〜3を設定する。プリフィルタ1〜3の強度の関係は、例えばプリフィルタ3<プリフィルタ1<プリフィルタ2となっている。
また、レート制御選択部48で選択された量子化スケールが、VBR制御部45で決定したVBRの量子化スケールVBRqもしくは最小CBR制御部47で決定した最小CBRの量子化スケールCBRminqである場合、プリフィルタ制御部51は入力画像信号S1に対してプリフィルタ処理を行わないようにプリフィルタ部50を制御し、レート制御選択部48で選択された量子化スケールが、最大CBR制御部46で決定した最大CBRの量子化スケールCBRmaxqである場合、符号化難易度計算部42において算出された符号化難易度に基づきプリフィルタ部50を制御するようにしてもよい。このプリフィルタ部50の制御方法としては、例えば特開2007−20216号公報に記載された方法が挙げられる。
なお、レート制御選択部48において、VBR制御部45、最大CBR制御部46、最小CBR制御部47のいずれかの量子化スケールを決定するときに、同時にどのフィルタを選択するかを決定して、その結果をプリフィルタ制御部51に送ったり、レート制御選択部48においてフィルタを制御したりするようにしても良い。
また、VBR制御部、CBR制御部が複数ある場合、その個数に応じたプリフィルタの特性を用意することでプリフィルタを細かく制御することも可能である。
次に、本実施の形態に係る画像符号化装置の動作について説明する。入力画像信号S1は、プリフィルタ部50の空間フィルタ52、時間フィルタ53を順に通過した後、エンコーダ制御部11に入力される。エンコーダ制御部11では、まず、画像並べ替え回路21によって、符号化する順番に従ってピクチャ(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)の順番を並べ替え、次に、走査変換・マクロブロック化回路22によって、フレーム構造かフィールド構造かを判別し、判別結果に応じた走査変換およびマクロブロック化を行い、次に、Iピクチャの場合には、イントラAC演算回路23によってイントラACを算出してイントラACデータS3を符号化制御部15に送る。また、走査変換・マクロブロック化回路22の出力データは、イントラAC演算回路23を経て、FIFOメモリ12および動き検出回路14に送られる。
FIFOメモリ12は、符号化難易度計算部42において、符号化が終了したピクチャに引き続くN枚分のピクチャの符号化難易度を算出するのに必要な時間だけ、入力した画像データを遅延して、エンコーダ13に出力する。動き検出回路14は、動きベクトルを検出して動き補償回路39に送ると共に、ME残差データS4をME残差計算部41に送る。
Iピクチャの場合には、エンコーダ13では、減算回路31において予測画像データとの差分をとることなく、FIFOメモリ12の出力データをそのままDCT回路32に入力してDCTを行い、量子化回路33によってDCT係数を量子化し、可変長符号化回路34によって量子化回路33の出力データを可変長符号化し、バッファメモリ35によって可変長符号化回路34の出力データを一旦保持し、一定のビットレートのビットストリームからなる圧縮画像データS2として出力する。また、逆量子化回路36によって量子化回路33の出力データを逆量子化し、逆DCT回路37によって逆量子化回路36の出力データに対して逆DCTを行い、逆DCT回路37の出力画像データを加算回路38を介して動き補償回路39に入力して保持させる。
Pピクチャの場合には、エンコーダ13では、動き補償回路39によって、保持している過去のIピクチャまたはPピクチャに対応する画像データと動き検出回路14からの動きベクトルとに基づいて予測画像データを生成し、予測画像データを減算回路31および加算回路38に出力する。また、減算回路31によって、FIFOメモリ12の出力データと動き補償回路39からの予測画像データとの差分をとり、DCT回路32によってDCTを行い、量子化回路33によってDCT係数を量子化し、可変長符号化回路34によって量子化回路33の出力データを可変長符号化し、バッファメモリ35によって可変長符号化回路34の出力データを一旦保持し圧縮画像データS2として出力する。また、逆量子化回路36によって量子化回路33の出力データを逆量子化し、逆DCT回路37によって逆量子化回路36の出力データに対して逆DCTを行い、加算回路38によって逆DCT回路37の出力データと予測画像データとを加算し、動き補償回路39に入力して保持させる。
Bピクチャの場合には、エンコーダ13では、動き補償回路39によって、保持している過去および未来のIピクチャまたはPピクチャに対応する2つの画像データと動き検出回路14からの2つの動きベクトルとに基づいて予測画像データを生成し、予測画像データを減算回路31および加算回路38に出力する。また、減算回路31によって、FIFOメモリ12の出力データと動き補償回路39からの予測画像データとの差分をとり、DCT回路32によってDCTを行い、量子化回路33によってDCT係数を量子化し、可変長符号化回路34によって量子化回路33の出力データを可変長符号化し、バッファメモリ35によって可変長符号化回路34の出力データを一旦保持し圧縮画像データS2として出力する。なお、Bピクチャは動き補償回路39に保持させない。
なお、バッファメモリ35は、可変長符号化回路34より発生されるビット量を表す発生ビット量データS5を符号化制御部15に送る。
符号化制御部15では、符号化難易度計算部42が、イントラAC演算回路23からのイントラACデータS3とME残差計算部41で算出したME残差とより、符号化難易度を計算し、VBVバッファ占有量計算部43が、VBVバッファの占有量を計算する。そして、VBR制御部45、最大CBR制御部46、最小CBR制御部47がそれぞれ、符号化難易度計算部42から供給された符号化難易度と、VBVバッファ占有量計算部43から供給されたVBVバッファの占有量とに基づき、VBR、最大CBR、最小CBRに対応する量子化スケールを出力する。レート制御選択部48が、VBR制御部45、最大CBR制御部46、最小CBR制御部47から供給された量子化スケールから、1つの量子化スケールを選択し、選択した量子化スケールに基づき、量子化回路33を制御する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS11において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されたか否かを判断する。
ステップS11においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されたと判断された場合、ステップS12において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ1を選択する。
ステップS11においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されなかったと判断された場合、ステップS13において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたか否かを判断する。
ステップS13においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたと判断された場合、ステップS14において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ2を選択する。
ステップS13においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されなかったと判断された場合、ステップS15において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ3を選択する。
次に、本発明第2の実施の形態について説明する。本発明第2の実施の形態に係る画像符号化装置は、HQ(ハイクオリティ)モード、SP(スタンダードプレイ)モード、およびLP(ロングプレイ)モードなどの複数の記録モードを有し、プリフィルタ制御部51が、選択された記録モードとビットレート制御とに基づき、プリフィルタ部50を制御するものである。
プリフィルタ制御部51は、例えば、プリフィルタ部50を制御してフィルタ強度を調整することにより、フィルタ1〜5を設定する。プリフィルタ1〜5の強度の関係は、例えば、プリフィルタ1<プリフィルタ2<プリフィルタ3<プリフィルタ4<プリフィルタ5となっている。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS21において、プリフィルタ制御部51が、記録モードがHQモードであるか否かを判断する。ステップS21において記録モードがHQモードであると判断された場合、ステップS22において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されたか否かを判断する。
ステップS22においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されたと判断された場合、ステップS23において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ部50を制御してプリフィルタ処理を入力画像信号S1に対して行わないようにする。
ステップS22においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されなかったと判断された場合、ステップS24において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたか否かを判断する。
ステップS24においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたと判断された場合、ステップS25において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ1を選択する。
ステップS24においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールが選択されなかったと判断された場合、ステップS26において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ部50を制御してプリフィルタ処理を入力画像信号S1に対して行わないようにする。
ステップS21において記録モードがHQモードでないと判断された場合、ステップS27において、プリフィルタ制御部51が、記録モードがSPモードであるか否かを判断する。
ステップS27において記録モードがSPモードであると判断された場合、ステップS28において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されたか否かを判断する。
ステップS28においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されたと判断された場合、ステップS29において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ2を選択する。
ステップS28においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されなかったと判断された場合、ステップS30において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたか否かを判断する。
ステップS30においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたと判断された場合、ステップS31において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ3を選択する。
ステップS30においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されなかったと判断された場合、ステップS32において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ2を選択する。
ステップS27において記録モードがSPモードでないと判断された場合、ステップS33において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRqが選択されたか否かを判断する。
ステップS33においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRが選択されたと判断された場合、ステップS34において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ4を選択する。
ステップS33においてレート制御選択部48にてVBRの量子化スケールVBRが選択されなかったと判断された場合、ステップS35において、プリフィルタ制御部51が、レート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたか否かを判断する。
ステップS35においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されたと判断された場合、ステップS36において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ5を選択する。
ステップS35においてレート制御選択部48にて最大CBRの量子化スケールCBRmaxqが選択されなかったと判断された場合、ステップS37において、プリフィルタ制御部51が、プリフィルタ4を選択する。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
また、符号化難易度は、実施の形態で挙げたイントラAC、ME残差、グローバル・コンプレキシティ等を用いたものに限らず、ピクチャの符号化の難易度を表すものであれば、他のパラメータでも良い。
また、実施の形態ではプリフィルタ部50が空間フィルタ52と時間フィルタ53の双方を有する例を挙げたが、本発明は、プリフィルタとして空間フィルタと時間フィルタのいずれか一方をのみを有する画像符号化装置にも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像符号化装置の概略の構成を示すブロック図である。 図1に示した画像符号化装置の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像符号化装置の動作の一例を示すフローチャートである。 従来の画像符号化装置の概略の構成を示すブロック図である。
符号の説明
11・・・エンコーダ制御部、12・・・FIFOメモリ、13・・・エンコーダ、14・・・動き検出回路、15・・・符号化制御部、21・・・画像並べ替え回路、22・・・走査変換マクロブロック回路、23・・・イントラAC演算回路、31・・・減算回路、32・・・DCT回路、33・・・量子化回路、34・・・可変長符号化回路、35・・・バッファメモリ、36・・・逆量子化回路、37・・・逆DCT回路、38・・・加算回路、39・・・動き補償回路、41・・・ME残差計算部、42・・・符号化難易度計算部、43・・・VBVバッファ占有量計算部、44・・・ビットレート制御部、45・・・VBR制御部、46・・・最大CBR制御部、47・・・最小CBR制御部、48・・・レート制御部、50・・・プリフィルタ、51・・・プリフィルタ制御部、52・・・空間フィルタ、53・・・時間フィルタ、54・・・フレームメモリ、55・・・加算器1 フィルタ

Claims (5)

  1. 画像データに対してフィルタ処理を行うプリフィルタ部と、
    上記プリフィルタ部によりフィルタ処理された画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化部と、
    複数のビットレート制御から1つのビットレート制御を選択し、該ビットレート制御に基づき上記プリフィルタ部および上記符号化部を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  2. 上記制御部は、可変ビットレート制御、最小固定ビットレート制御および最大固定ビットレート制御のうちから1つのビットレート制御を選択することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  3. 上記制御部は、可変ビットレート制御を選択した場合、画像データに対してフィルタ処理を行わないように上記プリフィルタ部を制御することを特徴とする請求項2記載の符号化装置。
  4. 複数の記録モードを有し、
    上記制御部は、
    選択された上記記録モードおよび上記ビットレート制御に基づき、上記プリフィルタ部を制御することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  5. 複数のビットレート制御から1つのビットレート制御を選択するステップと、
    選択された上記ビットレート制御に基づき、画像データに対してフィルタ処理を行うステップと、
    選択された上記ビットレート制御に基づき、フィルタ処理された上記画像データを符号化して符号化画像データを生成するステップと
    を備えることを特徴とする符号化方法。
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