JP2009016910A - 映像再生装置及び映像再生方法 - Google Patents

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Masaru Ishimaru
大 石丸
Takeaki Kobayashi
丈朗 小林
Kazutoshi Horiguchi
和俊 堀口
Shunichi Kawabata
俊一 川端
Atsushi Koyanagi
敦史 小柳
Ryohei Furumachi
亮平 古町
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Abstract

【課題】再生しようとしている記録媒体に収容されている字幕の言語が希望する言語とは異なる場合に、記録媒体から取得した字幕の言語を翻訳することにより希望する言語の字幕として映像とともに再生(出力)可能な映像再生装置を提供する。
【解決手段】
この発明の1つの実施の形態である映像データ、オーディオデータ及び字幕データを含む記録媒体から少なくとも映像データと字幕データを再生する映像再生装置を用いることで、字幕データを抽出部151により抽出し、抽出した字幕データの言語を翻訳部152により別の言語に翻訳し、翻訳した言語の字幕データを映像データとともに再生することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、再生する映像コンテンツに付属した付属映像コンテンツを用いて付属映像コンテンツとは異なる言語の付属映像コンテンツを提供可能な言語/字幕翻訳機能付映像再生装置に関する。
光ディスクを記録媒体として提供される映像(含むオーディオ情報)を再生可能な装置として、DVD規格の光ディスクから映像を再生するプレイヤー装置や、同規格の光ディスクに映像情報を記録可能なレコーダー装置が実用化されて久しい。
今日、DVD規格を発展させたHD(High−Definition) DVD規格の光ディスクや、HD DVD規格と同様に1枚のディスクに多くの映像を高密度に記録可能なBlu−Ray(ブルーレイ)規格の光ディスクも既に実用化され、それぞれ、プレイヤー装置やレコーダー装置が入手可能である。
なお、HD DVD規格の光ディスクにおいては、Standard content(スタンダードコンテンツ)規格に加え、スタンダードコンテンツと独立して用意されたAdvaced content(アドバンスドコンテンツ)規格が規定されており、アドバンスドコンテンツ規格に準拠したアドバンスドコンテンツが収容されている映像ソフトも、既に入手可能である。
アドバンスドコンテンツとしては、例えば映像コンテンツに付属する付属コンテンツとして、映像コンテンツが作成された言語圏(国あるいは地域)以外の言語圏における視聴及びコンテンツの有料配布(販売)のために、異なる言語の字幕情報と表示タイミング等がある。しかしながら、字幕情報として、総ての国と地域で視聴(販売)可能に、情報を用意することは、実質的に不可能である。また、コンテンツの販売(有料配布)に際しては、当初予定された任意数の言語の字幕情報が総て収録されているとは限らない。
特許文献1には、収録されていない言語の字幕を、収録されている他の言語の字幕の情報から翻訳して表示することのできる字幕表示装置が記載されている。
特開平7−250282
特許文献1には、収録されている他の言語の字幕の情報から翻訳して異なる言語の字幕を表示することが示されているが、翻訳方法の具体的な構造や変換のための情報の管理方法について何ら開示されていない。
この発明の目的は、再生しようとしている記録媒体に収容されている字幕の言語が希望する言語とは異なる場合に、記録媒体から取得した字幕の言語を翻訳することにより希望する言語の字幕として映像とともに再生(出力)可能な映像再生装置を提供することである。
この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、映像データ、オーディオデータ及び字幕データを含む記録媒体から少なくとも映像データと字幕データを再生する映像再生装置において、字幕データを抽出し、抽出した字幕データの言語を別の言語に翻訳し、翻訳した言語の字幕データを映像データとともに再生することを特徴とする映像再生装置である。
この発明の1つの実施の形態を用いることで、再生(表示)させようとする字幕情報として、希望する言語の字幕情報とは異なる特定の言語の字幕情報しか用意されていないコンテンツであっても、プレイヤー装置側で、プレイヤー装置が持つ言語へ変換することができる。これにより、異なる言語圏でもその言語での字幕を表示して再生できる。
また、コンテンツ制作側には、言語の異なる国や地域(言語圏)に向けて異なる製品を製造することが要求されていたが、特定の1言語による製品をつくることにより、任意の言語の字幕表示が可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る動画像再生装置(映像再生装置,プレイヤー装置とも称される)100の構成を示す。なお、本発明の映像再生装置は、プレイヤー装置に限定されるものではなく、映像及び音声が記録可能なレコーダー装置やビデオカメラ等も含まれる。もちろん、パーソナルコンピュータ(PC)やPCに接続可能なディスクドライブ装置、あるいは自動車等に搭載されるナビゲーション装置であってもよいことはいうまでもない。
動画像再生装置100は、情報記憶媒体としてのHD DVD規格に則ったHD(High Definition) DVDディスクや、DVD規格に則った現行のDVDディスク1から、データエリアに格納されている動画像情報を読み出して再生するものである。
動画像再生装置(プレイヤー装置)100のディスクドライブ部101に装填された光ディスク1がHD DVDディスクである場合、HD DVDディスクに格納されているコンテンツとしては、図2を用いて以下に説明するように、標準(Standard Content)コンテンツに加えて、アドバンスドコンテンツ(Advanced Content)と呼ばれるコンテンツを含んでいる。なお、アドバンスドコンテンツに含まれるそれぞれのファイルは、図3を用いて以下に説明するように、ディレクトリ構造が与えられていることが好ましい。
図2に示すように、アドバンスドコンテンツとしては、アドバンスドナビゲーション(Advanced Navigation)、アドバンスドサブタイトル(Advanced Sub title)、アドバンスドエレメント(Advanced Element)、プライマリビデオセット(Primary Video Set)、セカンダリビデオセット(Secondary Video Set)などがある。
アドバンスドストリーム(Advanced Stream)は、プライマリビデオセットを除く何れかのタイプのアドバンスドコンテンツファイルをアーカイブ化するデータフォーマットである。アドバンスドストリームは、プライマリエンハンスドビデオオブジェクトタイプ2(P−EVOBS−TY2)に多重化され、プライマリビデオプレイヤーに供給されるP−EVOBS−TY2データとともに引き出される。
アドバンスドストリームにアーカイブ化され、アドバンスドコンテンツ再生用に必須な同一のファイルは、ファイルとして保存する必要がある。これらの複製されたコピーは、アドバンスドコンテンツの再生を保証するものである。これは、プライマリビデオセットの再生をジャンプしたときに、アドバンスドストリームの供給が完了していないことがあるためである。この場合、指定されたジャンプ位置から再生を再開する前に、必要なファイルが直接ディスクからデータキャッシュ(Data Cache)に読み込まれる。
アドバンスドナビゲーション(Advanced Navigation):
アドバンスドナビゲーションは、ファイルとして位置づけられる。アドバンスドナビゲーションファイルは、起動シーケンスの間に読み込まれ、アドバンスドコンテンツの再生用に解釈される。
アドバンスドサブタイトル(Advanced Sub title):
アドバンスドサブタイトルは、字幕データを保持したファイルである。
アドバンスドエレメント(Advanced Element):
アドバンスドエレメントは、ファイルとして位置づけることができ、またP−EVOB−TY2データに多重化されるアドバンスドストリームにアーカイブ化することもできる。
プライマリビデオセット(Primary Video Set):
ディスク上には、ただ一つのプライマリビデオセットが設けられる。
セカンダリビデオセット(Secondly Video Set(s)):
セカンダリビデオセットは、ファイルとして位置づけることができ、またP−EVOB−TY2データに多重化されるアドバンスドストリームにアーカイブ化することもできる。
その他のファイル(Other File):
アドバンスドコンテンツによっては、その他のファイルが用意されている(存在する)こともある。
図3は、図2に示したHD DVDディスクに保存されるファイルシステム、すなわちディレクトリ(directory)とファイルの構成(file)を説明する概略図である。図3に示すように、アドバンスドコンテンツ用のファイルは、ADV_OBJディレクトリ内に位置づけられる。
HD DVD_TSディレクトリ(HD DVD_TS directory):
「HD DVD_TS」ディレクトリ41は、ルートディレクトリ(Root Directory)のすぐ下層に規定されている。
「HD DVD_TS」ディレクトリ41には、プライマリビデオセット用の少なくとも一つのアドバンスドVTS(IFO and TMAPファイル)42とアドバンスドVTS(EVO for EVOBSファイル)43および一つまたは複数の標準ビデオセット(VTS)が定義されている。
ADV_OBJディレクトリ(Advanced Video_Object):
「ADV_OBJ」ディレクトリ44は、「HD DVD_TS」ディレクトリと同層すなわちルートディレクトリ41のすぐ下層に規定されている。
アドバンスドナビゲーション45に属する起動ファイルは、総てこのディレクトリに位置されている。
アドバンスドサブタイトル46、アドバンスドエレメント47、セカンダリビデオセット48の全ファイルがこのディレクトリに位置されている。
ADV_OBJディレクトリ44には、さらに、アドバンスドコンテンツ用のその他のディレクトリ(Other Directory for Advanced content)49が位置されている。
「アドバンスドコンテンツ用のその他のディレクトリ」49は、「ADV_OBJ」ディレクトリ以下にのみ存在することができる。なお、詳細は、省略する。
再び図1を参照し、動画像再生装置100の動作を説明する。
ディスク1が装着されたディスクドライブ部101は、装着されたディスク1を所定の速度で回転し、図示しない光ピックアップ(図示せず)により、ディスク1に格納されている情報を読み取る。
ディスクドライブ部101で読み取られた情報は、データプロセッサ部104に供給され、エラー訂正処理が施された後、データプロセッサ部104内の図示しないバッファメモリに格納される。
図示しないバッファメモリに格納された情報のうち、動画像情報は、分離部106に転送され、ビデオ、グラフィックユニット、オーディオ及びサブタイトル毎に分離される。
分離されたビデオの情報は、ビデオデコーダ部107に、サブタイトルの情報は、サブタイトルデコーダ部108に、グラフィックユニットの情報は、グラフィックデコーダ部109に、オーディオの情報は、オーディオデコーダ部110にそれぞれ供給され、デコード処理が行なわれる。なお、サブタイトルとは、字幕データのことである。
サブタイトルデコーダ部108は、情報テキスト抽出部151を含み、(情報テキスト抽出部151において)分離部106で分離された字幕データを、字幕のテキストデータとメタデータ(タイミングや文字色など)に分離する。
分離されたテキストデータは、機械翻訳部152において、プレイヤー装置(動画像再生装置)100にフォントデータ160として予め収容されているフォントデータの中から、特定の1つの言語(たとえば英語から日本語)に変換される。なお、フォントデータ160から特定の言語を選択する手段については問わない。
字幕再合成部153は、情報テキスト抽出部151で分離されたメタデータと機械翻訳部152で変換された翻訳後の字幕テキストデータから、字幕データを再合成する。この際に、フォントデータとしてプレイヤー内部に保持しているフォントデータ160の中から前述の選択されたフォントを用いる。また、字幕再合成部153では、翻訳後の字幕テキストデータ長に応じて、表示するタイミングや、一度に表示する内容(以下に説明する映像表示装置の画面に1表示単位で表示すべき文字数)を調整することもできる。
ビデオデコーダ部107でデコード処理された主映像情報と、サブタイトルデコーダ部108でデコード処理されたサブタイトル情報と、グラフィックデコーダ部109でデコード処理されたグラフィック情報は、ビデオプロセッサ部111において、重畳処理が施された後、映像信号として図示しない映像表示装置(例えばCRTや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等)に出力される。
オーディオデコーダ部110でデコード処理された音声情報は、音声信号として図示しない音声再生装置(例えばスピーカ等)に出力される。
次に、アドバンスドサブタイトルから字幕情報を再生し、図示しない映像表示装置(例えばCRTや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等)に出力する方法の一例を説明する。
字幕情報(Advanced Sub title)は、ディスク1に、特定の言語のデータとして収容されている。このため、前述した情報テキスト抽出部151、機械翻訳部152及び字幕再合成部153を併せ持たない通常の動画像再生装置(プレイヤー装置)では、あらかじめ収容された特定の言語による字幕しか表示することができないことはいうまでもない。
分離部106で分離された字幕情報は、図4に示すように、Manifest(マニフェスト)ファイル、XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル、フォントファイルを少なくとも含む。
プレイヤー装置(動画像再生装置)100においては、まず、Manifestファイルが読み込まれる。
Manifestファイルは、図5に示すように、XML(Extensible Markup Language)形式のテキストファイルである。
Manifestファイルには、<Markup>タグのsrc属性に、XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル名がかかれており、また<Resource(リソース)>タグのsrc属性に表示に用いる全リソースのファイルが記述されている。
リソースは、図5のように個々のファイルを用いる場合と、複数のファイルをアーカイブ化して1つのファイルにまとめて用いる場合がある。本実施例では、個々のファイルを用いる場合を例としてあげているが、アーカイブ化したファイルを用いてもかまわない。
プレイヤー装置100は、Manifestファイルを読み込み後、リソースとして挙げられたファイルがメモリにあることを確認したのち、Manifestファイルの<markup>タグのsrc属性に記述されたXASファイルを読み込み、構文解析(パース)する。
XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイルは、図6のようなXML形式のテキストファイルになっている。
XASファイルには、大きく分けて3つの情報が入っている。1つは実際に画面に表示する表示内容の字幕テキストデータ、2つめは画面に表示するタイミングを指定したタイミングデータ、3つめ表示位置や色を指定するスタイルデータである。なお、スタイルデータの中には、文字フォントを指定する部分があり、前述のフォントファイルが指定することになっている。
情報テキスト抽出部151、機械翻訳部152及び字幕再合成部153を併せ持たない通常の動画像再生装置(プレイヤー装置)では、これらの情報に従い、指定された時間に指定されたスタイルで指定された文字を、プレイヤー装置内部のサブピクチャープレーン(レイヤーと称される場合もある)に生成する(図7により以下に説明するプレーン3相当)。
以下、図7に概略を示すが、ビデオデコーダ部107によって生成されたメインビデオ(Main Video)プレーン(プレーン5)、サブビデオ(Sub Video)プレーン(プレーン4)、グラフィックデコーダ部109によって生成されたグラフィック(Graphic)プレーン(プレーン2)、カーソル(cursol)プレーン(プレーン1)らとビデオプロセッサ111により合成され、映像信号として、映像出力部に接続される図示しない映像表示装置(例えばCRTや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等)に出力される。
なお、この場合、プレーン1〜5の5つの画像3−1〜画像3−5のうち、まず、プレーン2〜4の画像3−2,3−3,3−4についてスケーリング処理(7−11)が実行され、さらにプレーン4の画像3−4についてルーマキー処理(7−12)が実行され、このスケーリング処理およびルーマキー処理の完了後、プレーン1〜5の5つの画像7−1〜7−5が重ね合わせられて、目的の画像(出力映像)7−14が作成される。
本実施例では、XASファイルをパース(構文解析)した以降の処理が通常プレイヤー装置と異なる。
前述のように、Manifestファイルの<markup>タグのsrc属性に記述され、読み込み、パースされたXASファイルは、まず字幕テキスト抽出部151によって処理をされる。
字幕テキスト抽出部では、実際に画面に表示する表示内容の字幕テキストデータとその他のメタデータに分離される。なお、アドバンスドサブタイトルの字幕テキストデータは、必ずXASファイルの<p>タグ内に存在するため、分離方法については、<p>タグ内のテキストを抜き出せばよい。
なお、本実施例の場合は、プレイヤー装置100においてXASファイルをパースする際に、その内容を、図8に示すデータテーブルとして記憶するものとする。
より詳細には、字幕テキスト抽出部151において抽出された字幕テキストデータは、機械翻訳部152に送られる。なお、字幕テキストデータは、図8のテーブルの1アイテムごとに送るのではなく、「.(ピリオド)」などによる文末判定を行い、複数のアイテムを1文として機械翻訳部に送ってもよい。
機械翻訳部152では、プレイヤー装置100内部に存在する1つもしくは複数のフォントデータ160の中から選択されている特定の言語(たとえば日本語)に、前記字幕テキストデータを機械翻訳する。なお、特定の言語の選択方法は、特に問わない。例を挙げると、例えば図示しないリモコン(リモートコントロール端末)に、「日本語」、「中文(中国語)」というボタン設け、これらのボタンを押すことで選択する方式や、詳述しないが、OSD(On Screen Display)表示などにより、接続されているモニター装置やディスプレイ装置にアイコン(Icon)などを表示させた状態で、図示しないリモコン端末に設けられたカーソルキーに選択する方式などが考えられる。
機械翻訳部152で変換された字幕テキストデータは、字幕再合成部153において、字幕テキスト抽出部151で分離された前述のその他のメタデータと再合成される。
本実施例の場合では、図8に示すデータテーブル内の表示内容およびfont(フォント)を変更することで実現する。表示内容は、字幕テキスト抽出部151において、機械翻訳された字幕テキストデータに変更する。フォント(font)については、前記選択された言語に対応するプレイヤー装置100内部のフォントデータに対応する識別子に変更する(図9において、「Internal/jp.ttf」と表記)。
なお、図8及び図9を用いて説明した字幕翻訳が選択された場合(字幕変換が実行された場合)、図5により説明したManifestファイルは、図10に示すように、書き換えられる。
また、字幕再合成部153において、前記変換された字幕テキストデータのデータ長によって、データテーブルの再構築を行い、表示内容の調整を行う。例えば、図11に示すように、複数行に1文がまたがっているデータの場合、翻訳後の文書を元データと同じように分断(分割)して、図12のように変換後のテーブルを作成する。
同様に、図13のように、元データの1文を構成するアイテムが時間軸(表示時間の区切り)にまたがっている場合、図14のように翻訳後のデータを分断したあと、同じく、時間軸をまたぐように、配置する。
さらに、変換後文章が長すぎて画面内に収まらない場合、たとえば、画面上の2行を3行に変更したり、または時間軸方向に2分割だったものを3分割に変更するようにしてもいい。
具体的には、図15に示すように、15秒から18秒と18秒から21秒の合計6秒間に1文がまたがっていた時に、これを変換した文章(<例>『HD DVDのアドバンスド字幕はとても美しい』)が2分割では画面に表示しきれないような場合に、図16に示すように、15秒から21秒の6秒間を3分割するとともに、変換(翻訳)後の文章も3分割することで、画面(表示出力)1回(1画面)あたりの表示文字数を減らして、対応する時間内で、総ての文章を表示できるように調整を行うことも考えられる。
なお、変換後の文字列のすべてが対応する1画面に表示できるかどうかは、表示内容・フォントファイル(フォント幅)・画面幅より計算することが出来る。
このとき、プレイヤー装置100は、図8のデータテーブルを、通常の字幕ルーチンで処理をすることにより、画面上には変換された字幕が表示されることとなる。ただし、フォントファイルは通常ルーチンとは異なり、プレイヤー装置100内部に予め用意したフォントファイルを用いる。
なお、上記一連の処理は、通常ディスク挿入後、映像再生前に行うこともできる。従って、変換を、動画像の再生に対応したリアルタイムである必要がなく、映像再生中のプレイヤー装置100にかかる負荷は、変換(翻訳)を行わないプレイヤー装置にかかる負荷とほとんど変わらない。
このように、特定の字幕情報を持つコンテンツを、コスト及びプレイヤー装置への負荷が増加することなく、別の言語の字幕に変換しながら再生することができるようになる。
なお、上述した実施の形態に換えて、XASファイルをパースした後、図8に示すデータテーブル作成前に翻訳する方法が考えられる。この場合、図10に示す変換後XASファイルが生成される。このファイルは、図6で示される元のXASファイルのうち表示内容テキストを機械翻訳部152で生成された特定言語のテキストに置き換えてある。また表示に用いるフォントを、変換に用いた特定の言語に対応するプレイヤーが内部に持つフォントに置き換えてある。すなわち、ここでは、「internal:」をプレイヤー内部にあるフォントの識別子として利用しているが、別の文字列や別の形式であっても構わない。
この方法によれば、プレイヤー装置100は、図10のXASファイルを通常の字幕ルーチンで処理をすることにより、画面上には変換された字幕が表示されることとなる。ただし、フォントファイルは通常ルーチンとは異なり、プレイヤー内部に持つフォントファイルを用いることになる。
従って、特定の字幕情報を持つコンテンツを別の言語の字幕に変換しながら再生することができるようになる。
以上、本発明によれば、再生(表示)させようとする字幕情報として、希望する言語の字幕情報とは異なる特定の言語の字幕情報しか用意されていないコンテンツであっても、プレイヤー装置側で、プレイヤー装置が持つ言語へ変換することができる。これにより、異なる言語圏でもその言語での字幕を表示して再生できる。
また、コンテンツ制作側には、言語の異なる国や地域(言語圏)に向けて異なる製品を製造することが要求されていたが、特定の1言語による製品をつくることにより、任意の言語の字幕表示が可能となる。
なお、本発明の内容はここに記述した形態だけに限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で、他にも様々な形態を取り得ることはいうまでもない。また、各実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて、もしくは一部を削除して実施されてもよく、その場合は、組み合わせもしくは削除に起因したさまざまな効果が得られる。
この発明の実施の形態が適用される動画像再生装置(映像再生装置)の一例を示す概略図。 図1に示した動画像再生装置において再生可能なHD DVD規格の光ディスクに収容されるコンテンツを説明する概略図。 図2に示したHD DVD規格の光ディスクに収容されるコンテンツのディレクトリを説明する概略図。 図2および図3により説明したアドバンスドコンテンツのうちの字幕情報の構成の一例を示す概略図。 図4に示したアドバンスドコンテンツのうちの字幕情報ファイルとして用意される「Manifest(マニフェスト)ファイル」の一例を説明する概略図。 図4に示したアドバンスドコンテンツのうちの字幕情報ファイルとして用意される「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の一例を説明する概略図。 HD DVD 規格のコンテンツの画像構成の一例を説明する概略図。 図6に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データの一例を説明する概略図。 図8に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データを翻訳した後のデータの一例を説明する概略図。 図4に示したアドバンスドコンテンツのうちの字幕情報ファイルとして用意される「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の翻訳した後のデータの一例を説明する概略図。 図6に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データの一例を説明する概略図(データが複数行である場合)。 図11に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データを翻訳した後のデータの一例を説明する概略図(データが複数行である場合)。 図6に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データの一例を説明する概略図(時間が複数画面にまたがる場合)。 図13に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データを翻訳した後のデータの一例を説明する概略図(時間が複数画面にまたがる場合)。 図6に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データの一例を説明する概略図(文字数が複数画面にまたがる場合)。 図15に示した「XAS(アドバンスドサブタイトル)ファイル」の内部データを翻訳した後のデータの一例を説明する概略図(文字数が複数画面にまたがる場合)。
符号の説明
1…HD DVDディスク(記録媒体)、100…動画像再生装置(プレイヤー装置、映像再生装置)、101…ディスクドライブ部、104…データプロセッサ、106…(字幕情報)分離部、107…ビデオデコーダ部、108…アドバンスドサブタイトル(字幕情報)デコーダ部、109…グラフィックデコーダ部、110…オーディオデコーダ部、111…ビデオプロセッサ、151…字幕テキスト抽出部、152…翻訳部、153…字幕再合成部、160…フォントファイル。

Claims (9)

  1. 映像データ、オーディオデータ及び字幕データを含む記録媒体から少なくとも映像データと字幕データを再生する映像再生装置において、
    字幕データを抽出し、
    抽出した字幕データの言語を別の言語に翻訳し、
    翻訳した言語の字幕データを映像データとともに再生する
    ことを特徴とする映像再生装置。
  2. 翻訳した言語に対応するフォントが記録媒体中に収容されていない場合に、自身が保持するフォントデータを用いて翻訳した言語の字幕データを映像データとともに再生する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  3. 翻訳した言語の文字数と対応する映像が表示される時間とを比較して、翻訳した言語を対応する映像が表示される時間内で複数に分けて映像データとともに再生する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の映像再生装置。
  4. 翻訳した言語を表示すべき時間を対応する映像が表示される時間の時間内で複数に分割して映像データとともに再生する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の映像再生装置。
  5. 翻訳した言語の文字数と対応する映像が表示される時間とを比較して、翻訳した言語を対応する映像が表示される時間内で複数に分割する際に、文字数に応じて分割数を変更して映像データとともに再生する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の映像再生装置。
  6. 記録媒体から映像データとオーディオデータとアドバンスドサブタイトルすなわち字幕データを読み出すディスクドライブ装置と、
    前記ディスクドライブ装置により読み出された映像データ、オーディオデータ及び字幕データから字幕データを抽出する字幕抽出部と、
    前記字幕抽出部で抽出した字幕データの言語を、異なる言語に変換する翻訳部と、
    前記翻訳部で翻訳された異なる言語の字幕データを、映像データとともに映像表示可能に出力する映像表示部と、
    を有することを特徴とする映像再生装置。
  7. 前記記録媒体はHD DVD規格であって、少なくともアドバンスドサブタイトルコンテンツを含むことを特徴とする請求項6記載の映像再生装置。
  8. 光ディスクがアドバンスドサブタイトルコンテンツを含むHD DVD規格ディスクであることを検出し、
    アドバンスドサブタイトルコンテンツから字幕情報を抽出し、
    抽出した字幕情報をデコードし、
    でコードした字幕情報の言語を異なる言語に翻訳し、
    翻訳された言語の字幕情報をデコードされた映像データと合成し、
    表示装置に表示可能に出力する
    を有することを特徴とする映像再生方法。
  9. 前記記録媒体に翻訳語の字幕に用いるフォントが収容されていない場合、再生装置が保持するフォントを用いることを特徴とする請求項8記載の映像再生方法。
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