JP2009011669A - ネブライザキャビネット - Google Patents

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直樹 濱上
Nobusada Kochiya
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Abstract

【課題】ネブライザキャビネットを用いて薬液噴霧の吸入を行う患者にとって、治療時間を長く感じさせないようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、上記課題の解決手段として、キャビネット本体内部に薬液収容部を設けた噴霧装置を内蔵し、一端側が前記噴霧装置に接続され、他端側が薬液を患者に噴霧する噴霧部に接続されている薬液吐出用ホースを備え、加圧空気を前記噴霧装置内に導入し、前記薬液収容部内の薬液と混合して噴霧状態にして噴霧するネブライザキャビネットにおいて、前記ネブライザキャビネットの正面に設けられ、薬液の噴霧時間、静止画及び動画のうち少なくとも1つを表示する表示部を備えたことを特徴とするネブライザキャビネットを提供するものである。

【選択図】図1

Description

本発明は、耳鼻咽喉科の治療の際に患者に薬液を噴霧するネブライザキャビネットに関する。
従来より、耳鼻咽喉科などの治療においては、加圧空気源からの加圧空気によって薬液霧を患者の咽頭や鼻腔に吸入させるネブライザキャビネットが用いられていた。薬液の噴霧時間は治療内容により若干異なるが、平均的には3〜5分程度である。患者はその3〜5分程度の間中、噴霧された薬液を吸入している必要があったが、その間は何もすることがなく、ただじっと座っておくだけであった。
その後、患者の正面に噴霧の残時間を示すタイマーが設けられるようになり、患者は薬液の噴霧に残りどれくらいの時間が掛かるのかを認識できるようになったが、タイマーの表示が減ってくるのを見て過ごす以外、ただじっと座っておくだけであり退屈であった。特に患者が子どもの場合、じっと座っておくことができずに途中でネブライザキャビネットの正面から離れてしまい、適切な薬液の吸入が妨げられる場合があった。
ネブライザキャビネットの機能に関しては、特許文献1のように様々な改良がなされてきた。特許文献1に記載のネブライザ装置は、連結保持具板と噴霧装置保持片のいずれか一方を可動自在に設けるとともに、連結保持板と噴霧装置保持片との相互の間を接近させるためのばねを設けることを特徴とする。また、医療機関の施設自体に関する改善のため、例えば特許文献2のように、医療機関内に配設されたモニタにネットワークを介して放映スケジュールにしたがって放映番組を送信し、医療サービスを受ける者の待ち時間を短縮し、医療サービスの質を向上させることのできるシステムが提案されている。しかし、これら特許文献を含む従来の技術においては、ネブライザキャビネットが使用されている最中に患者が受ける負担を軽減する点については、考慮されていなかった。
特開2001−321442 特開2002−064453
そこで本願発明は、上記の事情を鑑みなされたもので、患者が薬液噴霧の吸入を行っている間に、装置に設けられた表示部により、薬液の噴霧残時間、静止画及び動画のうち少なくとも1つ、例えば医療情報やその他の映像を流すことによって、薬液噴霧の吸入を行う患者にとって治療時間を長く感じさせないようにすることを目的とする。
本発明は、上記課題の解決手段として、キャビネット本体内部に薬液収容部を設けた噴霧装置を内蔵し、一端側が前記噴霧装置に接続され、他端側が薬液を患者に噴霧する噴霧部に接続されている薬液吐出用ホースを備え、加圧空気を前記噴霧装置内に導入し、前記薬液収容部内の薬液と混合して噴霧状態にして噴霧するネブライザキャビネットにおいて、前記ネブライザキャビネットの正面に設けられ、薬液の噴霧時間、静止画及び動画のうち少なくとも1つを表示する表示部を備えたことを特徴とするネブライザキャビネットを提供するものである。
本発明にかかるネブライザキャビネットは、その正面、すなわち患者が正対する位置に、表示部を設ける。その表示部、例えば液晶ディスプレイには、薬液の噴霧時間または噴霧時間の残量を表示したり、医療情報その他の映像を静止画や動画で表示したりすることができる。
本発明にかかるネブライザキャビネットによれば、患者が、ネブライザ装置で薬液の噴霧を受けている際に、薬液の噴霧時間または噴霧時間の残量が表示されるため、従来のタイマーに比べて見易い情報を視覚的に知ることができ、術者にとっても患者にとっても分かり易い。また、同じ表示部を利用して、静止画や動画を表示することもでき、その場合患者は、3〜5分間の時間を有意義に過ごすことができる。表示する映像等は、年代によって選択することができる。例えば、患者が子どもの場合には動物の映像やアニメを流し、患者が大人の場合には予防方法や治療方法などの医療情報を流すようにすることができる。このような構成にすれば、子供にとっては好きな映像を放映してもらうことによって、3〜5分間じっと座っていることができるだけでなく、大人にとっても予防方法や治療方法等を知ることができ、再発防止等の啓蒙が効果的に行える。
以下に、本発明の実施の形態について図とともに説明する。
図1は、本発明のネブライザキャビネットの一例を示す図である。図2は、薬液吐出口にアダプタを介してホースが接続されている一例を示す図である。
図1に示すネブライザキャビネット1は、その内部に噴霧装置2を内蔵している。噴霧装置2は、薬液収容部(不図示)を備え、該薬液収容部に収容された薬液と加圧空気とを混合して霧状にし、薬液吐出口3から薬液を噴霧する。加圧空気は、診療室の外または内に設けられたエアコンプレッサ等によって噴霧装置2に所定の圧力で供給される。また、ネブライザキャビネット1は、表示部4と操作パネル5とを備えるが、これら表示部4及び操作パネル5については後述する。
ネブライザキャビネット1は、その正面に位置した薬液の吸入を必要とする患者の鼻や喉に薬液を噴霧するため、アダプタ6、薬液吐出用ホース7、及び噴霧部マスク8を備える。図2に示すとおり、アダプタ6は薬液吐出口3とホース7とを接続しており、噴霧される薬液は、薬液吐出口4からアダプタ6を経由してホース7へ流れ、最終的に吸入を行う患者の鼻腔及び口腔へ流入するよう噴霧部マスク8から噴霧される。
上記構成により、ネブライザキャビネット1は、その正面に据えられた椅子(不図示)に座るなどの方法で位置づけられた患者が、霧状の薬液を吸入することを可能にする。この薬液の吸入時間は、治療内容により若干異なるが、平均的には3〜5分程度である。患者はその3〜5分程度の間、ネブライザキャビネット1の正面でじっと座っている必要があるが、この3〜5分程度の間に、表示部4に表示される薬液噴霧時間の残量を見たり、静止画または動画の放映を鑑賞したりすることができる。
表示部4では、患者に合わせて、あるいは噴霧時間に合わせて、様々な表示を行うことができる。
例えば薬液噴霧時間あるいは薬液噴霧時間の残量を表示部4で表示すれば、薬液の吸入を行う患者は、自分が行う吸入にどれだけの時間がかかるのか、またはあとどれだけの時間で吸入を終えることができるのかを、視覚的に確認することができる。この薬液噴霧時間あるいは薬液噴霧時間の残量を表示部4に表示するにあたっては、単に数値を表示してもよいし、バーグラフや円グラフなどの模式図で表示してもよい。また、砂時計の画像を表示することで薬液噴霧時間の残量を視覚的に表示することもできる。
また、表示部4では、様々な静止画や動画を表示してもよい。ここで、例えば患者が子どもの場合には、動物の映像やアニメを流し、患者が大人の場合には予防方法や治療方法などの医療情報を流すようにすることができる。このような構成にすれば、子供にとっては好きな映像を放映してもらうことによって、3〜5分間じっと座っていることができるだけでなく、大人にとっても予防方法や治療方法等を知ることができ、再発防止等の啓蒙が効果的に行える。表示部4はさらにスピーカ(不図示)を備えることができ、静止画や動画と共に音響、音声、音楽等を流すようにしてもよい。また、1台のネブライザキャビネット1に表示部4が複数設けられる場合、それら複数の表示部4が同時に同じ表示を行ってもよいし、異なる表示を行うよう構成してもよい。
表示部4に表示される画像や音響等のデータは、診療所内のデータ伝送ネットワークを利用して外部記憶装置からネブライザキャビネット1に送信されるようにしてもよい。また、ネブライザキャビネット1に内蔵されたビデオ再生機やDVD再生機より取り出す、あるいはネブライザキャビネット1に内蔵されたデータディスクに保存しておく、といった形態としてもよい。
表示部4の近傍に設けられた操作パネル5では、表示部4の動作のON/OFFを切り替えたり、ネブライザキャビネット1が保有する複数の画像から表示部4に表示する画像を選択したり、音量を調節したりする、というように、術者や患者が適宜表示部4の表示を操作することができ、各所望の操作態様に応じて、操作パネル5に操作スイッチ等を設ければよい。図1ではネブライザキャビネット1に操作パネル5を内蔵させているが、ネブライザキャビネット1と別体のリモートコントローラに操作パネル5の機能を設けてもよい。また、図1のように各表示部4に操作パネル5を設けてもよいし、操作パネルを一つとして複数の表示部4の動作を集中管理する形態としてもよい。
以上のとおり、ネブライザキャビネット1の表示部4は、薬液噴霧時間、静止画及び動画のうち少なくとも1つを表示することができるが、もちろん薬液噴霧時間と静止画を同時に、あるいは薬液噴霧時間と動画を同時に表示してもよいし、それらのいずれか1つを表示するよう切り替えてもよい。また、図1の机型のネブライザキャビネット1を基に本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこの机型のネブライザキャビネットに限らず、例えば箪笥のような形状のものであっても、薬液の吸入を行う患者の正面に表示部4が位置する構成を採りうるものであればよい。
本発明のネブライザキャビネットの一例を示す図である。 薬液吐出口にアダプタを介してホースが接続されている一例を示す図である。
符号の説明
1 ネブライザキャビネット,2 噴霧装置,3 薬液吐出口,4 表示部,5 操作パネル,6 アダプタ,7 薬液吐出用ホース,8 噴霧部マスク

Claims (1)

  1. キャビネット本体内部に薬液収容部を設けた噴霧装置を内蔵し、一端側が前記噴霧装置に接続され、他端側が薬液を患者に噴霧する噴霧部に接続されている薬液吐出用ホースを備え、加圧空気を前記噴霧装置内に導入し、前記薬液収容部内の薬液と混合して噴霧状態にして噴霧するネブライザキャビネットにおいて、
    前記ネブライザキャビネットの正面に設けられ、薬液の噴霧時間、静止画及び動画のうち少なくとも1つを表示する表示部を備えたことを特徴とするネブライザキャビネット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217500A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Morita Mfg Co Ltd 耳鼻咽喉科用噴霧装置
JP2015198774A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社モリタ東京製作所 薬液霧発生装置
JP5921011B1 (ja) * 2015-09-29 2016-05-24 株式会社トマーレ 透析情報共有システム及び透析情報共有方法

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