JP2009007976A - Electromagnetic pump - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電磁ポンプに関し、さらに詳細には電磁コイルの操作により液体を吐出することができる電磁ポンプの構造に関する。 The present invention relates to an electromagnetic pump, and more particularly to a structure of an electromagnetic pump capable of discharging a liquid by operating an electromagnetic coil.
従来、この種の電磁ポンプは電磁コイルの励磁時に発生する電磁力(吸引力)により圧油を吐出し、該電磁コイルの非励磁時に吸引力により撓まされているばね部材の弾発力により電磁ポンプのピストンの位置が復元される際に、タンクポートより油を吸入するようにした技術が本出願人によって提案されている((例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されている電磁ポンプは電磁コイルを頻繁に励磁することが多く、この場合、電磁コイルの温度が上昇するので該電磁コイルの抵抗が上がる。その結果、同一の電圧を電磁コイルに励磁し続けているにも関らず、電流値は減少し、電磁コイルの吸引力は低下する。
また、気温が低いときなど、電磁ポンプの電磁コイルの温度が低い場合は電磁コイルの抵抗が低下するので、逆に電流値が増加し吸引力は上昇することになる。
さらに、従来の電磁ポンプの設定圧力は、電磁コイルの吸引力、ばね部材の弾発力及び発生する油圧を含む圧力バランスによって決定される。よって、電磁ポンプの作動中に吸引力が変化すると、当初に設定した圧力を保持できなくなるという問題が発生する可能性がある。
本発明は、上記の不具合を解決するためになされたもので、電磁コイルの励磁時に該コイルの吸引力により圧油を吸入し、コイルの非励磁時に該コイルの吸引力によって撓まされたばね部材の弾発力により圧油を吐出することにより、電磁ポンプのコイル温度変化に関わらず、設定した圧力を保持し続けることができる電磁ポンプを提供することを目的とする。
However, the electromagnetic pump disclosed in Patent Document 1 often excites the electromagnetic coil frequently. In this case, the temperature of the electromagnetic coil rises, so that the resistance of the electromagnetic coil increases. As a result, although the same voltage is continuously excited in the electromagnetic coil, the current value decreases and the attractive force of the electromagnetic coil decreases.
Further, when the temperature of the electromagnetic coil of the electromagnetic pump is low, such as when the air temperature is low, the resistance of the electromagnetic coil decreases, and conversely, the current value increases and the attractive force increases.
Furthermore, the set pressure of the conventional electromagnetic pump is determined by a pressure balance including the attractive force of the electromagnetic coil, the elastic force of the spring member, and the generated hydraulic pressure. Therefore, if the suction force changes during the operation of the electromagnetic pump, there is a possibility that the initially set pressure cannot be maintained.
The present invention has been made in order to solve the above-described problems. The spring member sucks pressure oil by the suction force of the coil when the electromagnetic coil is excited, and is bent by the suction force of the coil when the coil is not excited. It is an object of the present invention to provide an electromagnetic pump that can continue to maintain a set pressure regardless of changes in coil temperature of the electromagnetic pump by discharging pressure oil with the elastic force.
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明は、電磁コイルを有する電磁弁部材と、
前記電磁弁部材に液密に係合されたポンプ本体を有するポンプ部材と、
を備えた電磁ポンプであって、
前記電磁コイルの励磁時に該電磁コイルの吸引力により油を吸入し、電磁コイルの非励磁に電磁コイルの吸引力によって撓まされたばね部材の弾発力により圧油を吐出することを特徴とする。
本発明によれば、電磁コイルの励磁時に該コイルの吸引力により油を吸入し、コイルの非励磁時に該コイルの吸引力によって撓まされたばね部材の弾発力により圧油を吐出するようにしたので、電磁ポンプのコイル温度変化に関わらず、設定した圧力を保持し続けることができる。
In order to achieve the above object, an invention according to claim 1 includes an electromagnetic valve member having an electromagnetic coil,
A pump member having a pump body liquid-tightly engaged with the electromagnetic valve member;
An electromagnetic pump comprising:
Oil is sucked by the suction force of the electromagnetic coil when the electromagnetic coil is excited, and pressure oil is discharged by the elastic force of the spring member bent by the suction force of the electromagnetic coil when the electromagnetic coil is not excited. .
According to the present invention, the oil is sucked by the suction force of the coil when the electromagnetic coil is excited, and the pressure oil is discharged by the elastic force of the spring member bent by the suction force of the coil when the coil is not excited. As a result, the set pressure can be maintained regardless of changes in the coil temperature of the electromagnetic pump.
本発明は、圧油を吐出する力を、電磁コイルの吸引力ではなく、ばね部材に弾発力により設定できるようにしたので、油温や電磁コイルの温度変化による設定圧力の変動がなくなり、設定した圧力を保持し続けることができる。 In the present invention, the force for discharging the pressure oil can be set not by the suction force of the electromagnetic coil but by the elastic force on the spring member, so there is no fluctuation in the set pressure due to the oil temperature or the temperature change of the electromagnetic coil, The set pressure can be maintained.
本発明の電磁ポンプにつき好適な実施の形態を挙げ図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電磁ポンプ30の概略構造を示す縦断面図である。
図1に示すように、電磁ポンプ30は、基本的には吸引力を発生する電磁弁(電磁弁部材)31と、ポンプ部(ポンプ部材)32とから構成されている。
A preferred embodiment of the electromagnetic pump of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a schematic structure of an
As shown in FIG. 1, the
前記電磁弁31は、磁界を発生させる電磁コイル34と、コイルボビン35と、外部磁路となるコイルケース35a、リング36、37とを備えるコイル本体33と、磁界が付与されると固定鉄心の機能を有するストッパ38に吸引される可動鉄心であるプランジャ39と、前記プランジャ39を支持し、かつ該プランジャ39に磁界を付与するためのガイド40と、該ガイド40からストッパ38にプランジャ39を介して磁界が流れるように溶接した非磁性材41とを備えるスリーブ本体42から形成される。この場合、電磁コイル34はコイルボビン35に装着され、かつコイルケース35a、リング36及び37とともにコイルボビン35に嵌挿された状態で、金型(図示しない)にインサートされて射出成形機によりコイル本体33が成形される。
The
前記ストッパ38には、その軸心部に前記プランジャ39に当接したロッド43が変位自在に嵌挿され、該ロッド43の一端部がポンプ部32の本体48(ポンプ本体)に摺動自在に嵌挿されているピストン部材49に当接している。
なお、コイル本体33とスリーブ本体42とを組付けるときは、該コイル本体33の孔33aにスリーブ44を挿入し、該スリーブ44のボス部45に形成されたねじ部45aに固定ナット46が螺着されている。さらに、ストッパ38の一端部に形成される突出部47は、ポンプ部32の本体48のポンプ室53に形成するねじ機構59aに接合される。
A
When the coil
前記本体48には、ピストン部材49がロッド43の同軸上に摺動自在に嵌挿され、該ピストン49部材は一端部がロッド43に当接され、他端部がリテーナ50によりばね部材51を介してピストン軸52に接合されている。前記ピストン軸52は、本体48の端面に開口したポンプ室54にねじ機構59bに螺着したボス部55に設けたねじ機構(図示しない)に進退自在に設けられ、該ピストン軸52を軸心方向に変位させると、ばね部材51の弾発力が調整される。よって、前記ばね部材51の弾発力の調整により、該電磁弁31の非励磁時におけるピストン部材49の復帰力が調整される。
In the
一方、ポンプ室53には、本体48に穿設された吸込路64、吐出路57が連通している。前記吸入路64はバルブの戻り油を通過するタンクポート68に吸入逆止弁(圧力調整機構)60を介して連通しており、前記吐出路57は液体の供給先(図示しない)であるAポート66に接続されている。さらに、吐出路57の途中には、吐出逆止弁(圧力調整機構)62が設けられている。前記吐出逆止弁62は、液体がポンプ室53から吐出路57に流れる際に開口し、液体が吸入路64からポンプ室53に流れるときに閉塞する。ここで、ポンプ室53、吸入路64、吐出路57、吸入逆止弁60、吐出逆止弁62によりポンプ機構63が形成される。
また、ポンプ室54には、タンクポート68に連通した流路56が接続される。前記流路56は、ピストン部材49が矢印X方向に変位した際、タンクポート68から液体をポンプ室54に吸入する機能を有する。Y方向に変位した場合は、ポンプ室54に収納された液体をタンクポート68に戻す。参照符号65は図示しない圧力供給源に接続する圧力ポートを示し、参照符号67は、液体の供給先に連通するBポートを示す。取付孔69は、電磁ポンプ30をサブプレート(図示しない)に取り付けるためのものである。
On the other hand, the
The
本発明の実施の形態に係る電磁ポンプ30は基本的には以上のように構成されるものであり、図2により電磁ポンプ30の動作について説明する。
図2(A)は、電磁コイル34が非励磁(OFF)の状態を示している。この状態では、ばね部材51の弾発力によりピストン部材49がリテーナ50を介して矢印X方向に変位する。よって、ロッド43がプランジャ39とともに矢印X方向に変位する。
The
FIG. 2A shows a state where the
次いで、図2(B)に示すように、電磁コイル34を励磁(ON)にすると、プランジャ39は、ストッパ38に吸着されるため矢印Y方向に変位する。よって、ピストン部材49はロッド43により押圧され、ばね部材51がリテーナ50により矢印Y方向に撓む。これにより、ポンプ室53の容積は増加するため、該ポンプ室53が負圧なり、容積増加分だけ吸入逆止弁60を開いてタンクポート68から吸入路64を介して圧油が吸入される。
また、ポンプ室54の容積は減少するので、減少した分の余剰の圧油は流路56を通じてタンクポート68に戻される。
Next, as shown in FIG. 2B, when the
Further, since the volume of the
一方、電磁コイル34が励磁(ON)の状態から非励磁(OFF)の状態にすると、図2(A)に示すように、該電磁コイル34の吸引力によって撓まされていたばね部材51の弾発力によってピストン部材49がリテーナ50を介して矢印X方向に変位する。よって、ロッド43がプランジャ39とともに矢印X方向に変位する。そのとき、ポンプ室53の容積は減少し、該ポンプ室53の容積減少分の余剰の圧油は吐出逆止弁62を開き、該吐出逆止弁62を介してAポート66に吐出される。この場合、ポンプ室54の容積はピストン部材49が矢印X方向に変位した分だけ増加するので、タンクポート68から容積増加分の油が吸入路56を介してポンプ室54に充填される。
On the other hand, when the
30 電磁ポンプ 31 電磁弁
32 ポンプ部 34 電磁コイル
48 本体 56 吸入路
57 吐出路 60 吐出逆止弁
62 吸入逆止弁 65 圧力ポート
66 Aポート 67 Bポート
68 タンクポート
30
32
Claims (1)
前記電磁弁部材に液密に係合されたポンプ本体を有するポンプ部材と、
を備えた電磁ポンプであって、
前記電磁コイルの励磁時に該電磁コイルの吸引力により油を吸入し、電磁コイルの非励磁時に電磁コイルの吸引力によって撓まされたばね部材の弾発力により油を吐出することを特徴とする電磁ポンプ。
An electromagnetic valve member having an electromagnetic coil;
A pump member having a pump body liquid-tightly engaged with the electromagnetic valve member;
An electromagnetic pump comprising:
Oil is sucked by the suction force of the electromagnetic coil when the electromagnetic coil is excited, and oil is discharged by the elastic force of the spring member bent by the suction force of the electromagnetic coil when the electromagnetic coil is not excited. pump.
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