JP2009007908A - Door of kitchen storage chest - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ガラス板からなる扉を備えているキッチン用収納庫の扉に関する。 The present invention relates to a door of a kitchen storage room provided with a door made of a glass plate.
上記キッチン用収納庫の扉としては、高級感や意匠感を高める目的で一枚のガラス板を用いた扉が用いられている(例えば特許文献1参照)。このような一枚のガラス板でなる扉では、強度面において有利になるように強化ガラスを用いることが一般的であるが、ガラスが強化ガラスになるとガラスの厚みの割には重量が重いだけでなく、コスト面においても不利になっていた。
そこで、通常の安価なガラス板を用い、そのガラス板の四辺それぞれの外周縁が嵌まり込む強度のある金属製の外枠を用いてガラス板を補強できるように構成したものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
Then, what was comprised so that a glass plate can be reinforced using the metal outer frame with the intensity | strength which the outer periphery of each of the four sides of the glass plate fits in using the normal cheap glass plate is also proposed. (For example, refer to Patent Document 2).
上記特許文献2の構成のガラス扉では外枠にてガラス板の外周縁が覆い隠されることになるため、前面に露出されるガラス面が少なくなり、高級感や意匠感を高めることができないものであった。このように高級感や意匠感を高めるためには、前述したような強化ガラスを用いなければならないものであり、改善の余地があった。
In the glass door of the structure of the said
本発明は前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、強度面及びコスト面において有利にしながらも、高級感や意匠感を高めることができるキッチン用収納庫の扉を提供するものである。 In view of the above-mentioned situation, the present invention is to provide a kitchen storage door that can enhance a sense of quality and a design while being advantageous in terms of strength and cost.
本発明のキッチン用収納庫の扉は、前述の課題解決のために、基材の表面側にガラス板を連結手段にて一体化して構成された扉本体と、該扉本体の外周面を覆う枠部材とを備えて構成したことを特徴としている。
上記のように、基材の表面側にガラス板を連結手段にて一体化することによって、強化ガラスを用いることなく、ガラス板の強度を飛躍的に高めることができる。しかも、枠部材にて扉本体の外周面を覆うことによって、ガラス板と基材との境界部を扉本体の外周面側から見ることができないだけでなく、ガラス板の露出面積が大きく減るようなことがないから、高級感や意匠感を高めることができる。
The door of the kitchen storage of the present invention covers the door body formed by integrating the glass plate on the surface side of the base material by the connecting means and the outer peripheral surface of the door body in order to solve the above-described problem. It is characterized by comprising a frame member.
As described above, by integrating the glass plate on the surface side of the substrate by the connecting means, the strength of the glass plate can be dramatically increased without using tempered glass. Moreover, by covering the outer peripheral surface of the door body with the frame member, not only the boundary between the glass plate and the base material cannot be seen from the outer peripheral surface side of the door main body, but also the exposed area of the glass plate is greatly reduced. There is nothing that can enhance the sense of quality and design.
前記基材の外周面に、周方向に沿って連続する溝又は断続する凹部を形成し、前記枠部材に、前記溝又は凹部に入り込んで該枠部材を前記基材に係止保持させるための係止部を備えていてもよい。 Forming grooves or continuous recesses along the circumferential direction on the outer peripheral surface of the base material, and entering the grooves or recesses into the frame member to lock and hold the frame member on the base material You may provide the latching | locking part.
前記枠部材の前端部に、内側に突出する鍔を、前記ガラス板の前面周縁部の前側に位置する状態で備えさせてもよい。 You may make the front edge part of the said frame member provide the edge | side protrusion which protrudes inside in the state located in the front side of the front-surface peripheral part of the said glass plate.
前記ガラス板の前面周縁部は、周縁部の厚さを薄肉にすることにより、前面中央部よりも後方側へ位置していてもよい。 The front peripheral edge portion of the glass plate may be located rearward from the front central portion by reducing the thickness of the peripheral edge portion.
前記鍔の後面と前記ガラス板の前面周縁部との間にパッキンを設けていてもよい。 A packing may be provided between the rear surface of the basket and the front peripheral edge of the glass plate.
前記基材が木製又は合成樹脂製でなり、その基材の裏面側を、該基材とほぼ同一の大きさを有する化粧板にて覆っていてもよい。 The base material may be made of wood or synthetic resin, and the back side of the base material may be covered with a decorative board having approximately the same size as the base material.
基材の表面側にガラス板を連結手段にて一体化して構成された扉本体と、該扉本体の外周面を覆う枠部材とを備えることによって、扉を正面から見たときのガラス板が占める面積(露出されるガラスの面積)を増大させることができることから、強度面及びコスト面において有利にしながらも、高級感や意匠感を高めることができるキッチン用収納庫の扉を提供することができる。 A glass plate when the door is viewed from the front is provided with a door body configured by integrating a glass plate on the surface side of the base material with a connecting means and a frame member covering the outer peripheral surface of the door body. Since the area occupied (the area of the exposed glass) can be increased, it is possible to provide a kitchen storage door capable of enhancing a sense of quality and design while being advantageous in terms of strength and cost. it can.
前記基材の外周面に、周方向に沿って連続する溝又は断続する凹部を形成し、前記枠部材に、前記溝又は凹部に入り込んで該枠部材を前記基材に係止保持させるための係止部を備えている場合には、枠部材を基材に例えばビス止め等により固定する場合に比べて、組付け作業を迅速に行えるだけでなく、ビスの頭部も見えず意匠感を高めることができる利点もある。 Forming grooves or continuous recesses along the circumferential direction on the outer peripheral surface of the base material, and entering the grooves or recesses into the frame member to lock and hold the frame member on the base material When equipped with a locking part, compared to the case where the frame member is fixed to the base material by, for example, screwing, not only can the assembly work be performed quickly, but the head of the screw can not be seen and the design feeling can be seen. There are also benefits that can be enhanced.
前記枠部材の前端部に、内側に突出する鍔を、前記ガラス板の前面周縁部の前側に位置する状態で備えさせている場合には、例えば扉の開閉時において、他物が接当し易い箇所であるガラス板の前面周縁部に他物が接当しようとしても、鍔にて阻止することができるから、ガラス板の耐久性を更に高めることができる。 If the front edge of the frame member is provided with a ridge that protrudes inward in a state of being positioned on the front side of the front peripheral edge of the glass plate, for example, when the door is opened and closed, other objects are in contact. Even if another object tries to contact the peripheral edge of the front surface of the glass plate, which is an easy place, it can be blocked with scissors, so that the durability of the glass plate can be further enhanced.
前記ガラス板の前面周縁部は、周縁部の厚さを薄肉にすることにより、前面中央部よりも後方側へ位置していることから、鍔がガラス板の前方に大きく突出することを回避することができ、扉がそれの厚み方向に大型化することを抑制することができる。 Since the front peripheral edge of the glass plate is positioned rearward of the front central portion by reducing the thickness of the peripheral edge, it is avoided that the wrinkle protrudes greatly in front of the glass plate. It is possible to suppress the door from becoming large in the thickness direction.
前記鍔の後面と前記ガラス板の前面周縁部との間にパッキンを設けることによって、例えば扉の開閉時において、鍔に他物が接当した場合でも、そのときの衝撃力をパッキンにて和らげることができる。 By providing a packing between the rear surface of the heel and the front peripheral edge of the glass plate, for example, when the door is opened and closed, even if another object contacts the heel, the impact force at that time is reduced by the packing. be able to.
前記基材が木製又は合成樹脂製でなり、その基材の裏面側を、該基材とほぼ同一の大きさを有する化粧板にて覆うことによって、扉を開放状態にしたときに、基材の裏面側における高級感や意匠感を高めることができ、完成度の高い扉にすることができる。 When the door is opened by covering the back side of the base material with a decorative board having substantially the same size as the base material, the base material is made of wooden or synthetic resin. It is possible to enhance the sense of quality and design on the back side of the door, and to make a door with a high degree of perfection.
図1に、システムキッチンを示している。前記システムキッチンは、IHクッキングヒータ1を上部に備えたヒータキャビネット2と、蛇口J及び流し台3を上部に備えたシンクキャビネット4と、一段低くなった作業スペース用の凹部5を上部に備えた作業台用キャビネット6とを左右方向に併設しているが、これらのキャビネットに代えて、他のキャビネットを併設してもよいし、各キャビネット2,4,6を単独で使用することもできる。又、前記3つのキャビネット2,4,6の下方には、スライド自在な引出し7,8,9を備えているが、それらキャビネット2,4,6自体の具体的構成も、自由に変更可能である。
FIG. 1 shows a system kitchen. The system kitchen has a
前記作業台用キャビネット6に備えている引出し9の上側には、図示していないキャビネット6内に取り付けられたガイドレールにより前後に移動自在に構成されたスライド式の収納庫Hを備えている。そして、前記収納庫Hを構成する前側に位置する本発明の扉10を備えている。ここでは、前後に移動自在な扉10を示しているが、縦軸又は横軸周りで揺動開閉自在な扉であってもよい。尚、前記扉10には図示していないが、上方から収納物を収納することができる上方開放型の箱型収納部が後面側に連結されることになる。
On the upper side of the
前記扉10は、図2及び図3に示すように、縦に長い長方形状の木製の基材11の表面側にほぼ同一形状でほぼ同一の大きさのガラス板12を連結手段である接着剤13にて一体化して構成された扉本体14と、該扉本体14の4辺の外周面を覆う4つの枠部材15とを基本構成部材として備えている。前記基材11は、それの厚みがガラス板12よりも厚く構成しているが、材質等によっては同一の厚み又はガラス板12よりも薄い厚みに設定することもできる。又、前記基材11は、正方形や円形あるいは多角形等、どのような形状であってもよい。又、基材11の材料としては、木の他、合成樹脂等を用いることができ、例えばステンレス等の金属で構成する場合には、後述する化粧板19を省略することができる。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図3および図4に示すように、前記基材11の外周面に、周方向に沿って連続する(又は断続する凹部であってもよい)断面形状矩形状の溝11Mを形成し、前記枠部材15の前後幅方向ほぼ中央部に、前記溝11Mに入り込んで該枠部材15を前記基材11に係止保持させるための係止部16を備えている。
As shown in FIG. 3 and FIG. 4, a
前記枠部材15及び係止部16は、アルミニウムを押し出し成形することにより一体形成されており、枠部材15の長手方向全域に渡って係止部16が連続形成されている。前記係止部16は、枠部材15の内側に突出した基部16Cと、この基部16Cの先端に備えられ、溝11M内へ入り込んで該溝11Mの前後方向の両側面11m,11mに入り込み方向2箇所で食い込む2段の山形状の突起16A,16Bとからなっており、枠部材15内へ前記突起16A,16Bを入り込ませることにより、溝11Mの両側面11m,11mに食い込むことにより枠部材15を基材11に固定することができるようになっている。前記溝11Mを突起16A,16Bの挿入方向手前側ほど狭くなるようにテーパー面(傾斜面)を備えさせておけば、溝11M内に入り込んだ突起16A,16Bが溝11Mから離脱する側へ移動するほど、突起16A,16Bが溝11Mに食い込んでいく構成になり、突起16A,16Bが溝11Mから抜け難い構成にしてもよい。又、ここでは、突起16A,16Bが溝11Mに食い込む構成としたが、係止する構成であってもよいし、ネジ止め手段によって固定する構成であってもよい。
The
前記枠部材15の前端部に、内側に突出する鍔17を、前記ガラス板12の前面周縁部の前側に位置する状態で備えており、扉の開閉時に他物がガラス板12の前面周縁部に接当することを鍔17にて阻止することができるようになっているが、鍔17を省略して実施すれば、扉を正面から見たときのガラス板12が占める面積(露出されるガラスの面積)を更に増大させることができる利点がある。そして、前記鍔17の後面17Aから枠部材15の前端の内面15aに渡る部分とこれに対応する前記ガラス板12の前面周縁部から外周面へ渡る部分との間にパッキン18を設けている。つまり、ガラス板12の前面周縁部から外周面へ渡る部分(鍔17の後面17Aから枠部材15の前端の内面15aに渡る部分でもよい)にパッキン18を接着剤を用いて固定している(パッキン18の一方の面に粘着層を備えたものであってもよい)。又、鍔17の後面17Aとガラス板12の前面周縁部のみに設けてもよい。前記パッキン18は、環状に形成された1枚のものを貼り付けてもよいし、多数の板状パッキン18を連続的又は間隔を置いて断続的に設けてもよい。
The front end portion of the
前記ガラス板12の前面周縁部は、周縁部の厚さを薄肉にすることにより、前面中央部よりも後方側へ位置している凹部12Aを備えさせている。従って、凹部12Aに前記鍔17の一部(全部でもよい)が入り込むことにより扉が前後方向に大型化することを抑制しているが、凹部12Aは無くてもよい。
The front peripheral edge portion of the
前記基材11が木製でなり、その基材11の裏面側を、該基材11とほぼ同一の大きさを有する化粧板19にて覆っており、高級感や意匠感を高めるようにしているが、化粧用の金属で基材11が構成されている場合や化粧が不要である材料である場合には、化粧板19を省略することができる。
The
前記化粧板19は、接着剤20にて基材11の裏面に固定されているとともに、前方側に曲がった環状のスカート部19Aを備えている。そして、基材11の外周面の裏面側部分に内側に削り取られて形成された環状の段部11Sに、前記化粧板19のスカート部19Aを入り込ませている。
The
図3〜図5に示すように、前記枠部材15の内面のうちの、前記突起15A,15Bの基部15Cの前後両側部分に、枠部材15の外周面側に凹んだ溝15m,15mを枠部材15の長手方向全域に渡って形成している。そして、前記周方向で隣り合う2つの枠部材15,15それぞれの端部から該枠部材15の一対の溝15m,15mに係止して両者を連結する連結部材としてのコーナー部材21を備えている。
As shown in FIGS. 3 to 5,
前記コーナー部材21は、合成樹脂又は合成ゴム等(金属や木でもよい)からなり、周方向で隣り合う2つの枠部材15,15の端部間に入り込むほぼ角柱状のコーナー本体21Aと、このコーナー本体21Aの前記2つの枠部材15,15の端部に対向位置する2つの端面にそれぞれ備えられ、該各枠部材15の一対の溝15m,15mに入り込んで係止する係止解除自在な棒状の一対の係止突起21B,21Bからなっている。前記係止突起21B,21Bの先端は、溝15m,15mに入り込み易いように先細り形状になっている。
The
前記扉のガラス板12の前面の上部には、裏面側から差し込まれるボルト(図示せず)により左右両端が固定されて取り付けられる左右方向に長い取っ手22を備えて、この取っ手22を持って収納庫を前後にスライドさせることができるようになっている。前記取っ手22は、ガラス板12の前方に位置する角柱状の取っ手本体22Aと、その取っ手本体22Aの左右両端に連結されるとともに、前記ボルトによりガラス板12に固定される端部材22B,22Bとからなっているが、他の構成であってもよい。
At the upper part of the front surface of the
1…クッキングヒータ、2…ヒータキャビネット、3…流し台、4…シンクキャビネット、5…凹部、6…作業台用キャビネット、7,8,9…引出し、10…扉、11…基材、11M…溝、11S…段部、11m…側面、12…ガラス板、12A…凹部、13…接着剤、14…扉本体、15…枠部材、15A,15B…突起、15C…基部、15a…内面、15m…溝、16…係止部、16A,16B…突起、16C…基部、17…鍔、17A…後面、18…パッキン、19…化粧板、19A…スカート部、20…接着剤、21…コーナー部材(連結部材)、21A…コーナー本体、21B,21B…係止突起、22…取っ手、22A…取っ手本体、22B…端部材、H…収納庫、J…蛇口 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Cooking heater, 2 ... Heater cabinet, 3 ... Sink cabinet, 4 ... Sink cabinet, 5 ... Recessed part, 6 ... Worktable cabinet, 7, 8, 9 ... Drawer, 10 ... Door, 11 ... Base material, 11M ... Groove, 11S ... Step, 11m ... Side, 12 ... Glass plate, 12A ... Recess, 13 ... Adhesive, 14 ... Door body, 15 ... Frame member, 15A, 15B ... Protrusion, 15C ... Base, 15a ... Inner, 15m ... Groove , 16 ... locking part, 16A, 16B ... projection, 16C ... base, 17 ... collar, 17A ... rear face, 18 ... packing, 19 ... decorative plate, 19A ... skirt part, 20 ... adhesive, 21 ... corner member (connection) Member), 21A ... corner body, 21B, 21B ... locking projection, 22 ... handle, 22A ... handle body, 22B ... end member, H ... storage, J ... faucet
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