JP2009006026A - 鼻汁吸引補助器 - Google Patents
鼻汁吸引補助器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009006026A JP2009006026A JP2007171698A JP2007171698A JP2009006026A JP 2009006026 A JP2009006026 A JP 2009006026A JP 2007171698 A JP2007171698 A JP 2007171698A JP 2007171698 A JP2007171698 A JP 2007171698A JP 2009006026 A JP2009006026 A JP 2009006026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction force
- main body
- nasal
- nozzle
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
【課題】
息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器に、家庭用電気掃除機を接続して、利用することで、低コストで安定した吸引力と持続力を持たせる。
【解決手段】
筒状の本体の一端に、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器5の吸い口用チューブ6と連結する第一ノズル2を有し、筒状の本体の他端に、家庭用電気掃除機のホース7と連結する第二ノズル4を有し、本体の内部空間を大気に開放させることで吸引力を調整する開口部を有することを特徴とする鼻汁吸引補助器。
【選択図】 図1
息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器に、家庭用電気掃除機を接続して、利用することで、低コストで安定した吸引力と持続力を持たせる。
【解決手段】
筒状の本体の一端に、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器5の吸い口用チューブ6と連結する第一ノズル2を有し、筒状の本体の他端に、家庭用電気掃除機のホース7と連結する第二ノズル4を有し、本体の内部空間を大気に開放させることで吸引力を調整する開口部を有することを特徴とする鼻汁吸引補助器。
【選択図】 図1
Description
本発明は、市販の息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器を利用した、鼻汁吸引補助器に関するものである。
市販の息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の一例として、特公平11−178916号に開示されたベビー用鼻汁吸い取り器がある。この考案は、有底円筒状の本体部の上方に接続された円筒状の管を鼻にあて、本体部から出ている吸い口用チューブから、息を吸い込んで鼻汁を吸い取るようにしたものである(従来技術1)。
家庭用電気掃除機を利用した鼻汁吸い取り器の一例として、特公平10−99427号に開示された鼻汁吸引器がある。この考案は、本体容器に接合した吸入ノズル先端を家庭用電気掃除機に接続し、チューブホースを通じて鼻汁を吸引するものである(従来技術2)。
吸引装置を備えた鼻汁吸い取り器の一例として、特公2001−218831号に開示された携帯用鼻水吸引器がある。この考案は、バッテリーによって駆動する吸引駆動源が、鼻汁吸い取り器に内蔵されているものである(従来技術3)。
このように、市販の鼻汁吸い取り器のほとんどが、息を吸い込むことによる口吸引であるため、安定した吸入力を持続的に保持して、完壁に鼻水を除去することが難しい。
また、従来技術2のような家庭用電気掃除機を利用した鼻汁吸い取り器は、家庭用電気掃除機用の吸引ノズルを鼻汁吸い取り器に備えているもので、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器を活用し、補助する目的の鼻汁吸引補助器ではない。
加えて、従来技術2のような家庭用電気掃除機用の吸引ノズルを備えた鼻汁吸い取り器は、市販されていない。
従来技術3のような、吸引装置を本体に内蔵している鼻汁吸い取り器は非常に高価である。
特公平11−178916号公報
特公平10−99427号公報
特公2001−218831号公報
従来技術1の鼻汁吸い取り器では、息を吸い込むことで吸引するため、吸引力は個人の肺活量や体力・体調などに左右され、安定した吸入力を持続的に保持して、完壁に鼻水を除去することが難しい。
また、従来技術2のような、家庭用電気掃除機用の吸引ノズルを備えたタイプの鼻汁吸引機は市販されていない上、市販されている息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器を活用できない。
従来技術3のような、吸引装置を本体に内蔵している鼻汁吸い取り器は非常に高価であるため、家庭で気軽に購入し、使用できるものではない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、家庭用電気掃除機を利用して、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器に、安価で、安定した吸引力と持続力を持たせることを目的としたものである。
筒状の本体の一端に、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブと連結する第一ノズルを有し、筒状の本体の他端に、家庭用電気掃除機のホースと連結する第二ノズルを有することを特徴とする。
息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブと連結する第一ノズルは、どのメーカーでも連結可能なように先が細くなる形状である。
家庭用電気掃除機のホースと連結する第二ノズルは、どのメーカーでも連結可能なように先が細くなる形状である。
この鼻汁吸引補助器における吸引力調整の仕組みは、本体の内部空間を大気に解放させる本体開口部と、吸引力を調整するための吸引力調整リングからなる。吸引力調整リングは、本体開口部とほぼ同じ面積の開口部を有し、本体の軸線回りに回転させることにより、接続した息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の吸引力を容易に調整することができる。すなわち、吸引力が不足する場合には、吸引力調整リングを回して本体の開口面積を小さく、もしくは本体開口部に蓋をすることで、効果的に鼻水を吸引することができる。逆に吸引力が強すぎる場合には、本体開口部の開口面積を大きくして、吸引力を低下させることができる。
以上説明したように本発明によれば、既に所有している息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器と家庭用電気掃除機を簡単に接続できることにより、個人の肺活量や体力・体調などに左右されることなく、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器に安定した吸引力と持続力を有することが可能となる。
息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器では取りづらかった、粘度の高い青い鼻汁も、家庭用電気掃除機を利用することで、耳鼻咽喉科に行かずとも、簡単に取ることができる。これにより、自分で鼻をかめない乳幼児の不快感を和らげ、鼻汁が溜まることで乳幼児がかかりやすいとされる中耳炎や副鼻腔炎の予防ができる。また、鼻汁を吸引するために、頻繁に耳鼻咽喉科に通う必要がなくなるので、母親の負担も減らすことができる。
また、すでに安価に市販されている息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器を活用することで、コストが抑えられるため、家庭でも気軽に購入できる。
構造も簡単なことから、万が一鼻汁が鼻汁吸い取り器を通過し、本発明品に流入したとしても洗浄が可能で、また簡単である。
吸引力を調整する開口部を有しているので、鼻水の粘度や、個人の嗜好によって吸引力を調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜5は、本発明の一実施形態であり、図1はその組立図、図2は本発明品と鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブ、及び家庭用電気掃除機のホースとの接続図、図3は本体正面図、図4は吸引力調整リングの正面図、図5は吸引力調整リングを回して、本発明品の吸引力を最大にしたときの正面図である。
図3に示すように、筒状の本体8は、一端に息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器5の吸い口用チューブ6と連結する第一ノズル2を、他端には家庭用電気掃除機のホース7と連結する第二ノズル4を有し、本体の内部空間を大気に開放させて吸引力を調整するための開口部8aからなる。
図1に示すように、各メーカーの鼻汁吸い取り器に対応できるように第一ノズル2は、先が細くなる形状である。
図1に示すように、各メーカーの家庭用電気掃除機に対応できるように第二ノズル4は、先が細くなる形状である。
吸引力調整リング3は、図3及び図5に示すとおり、本体8bの外径と略々同じ内径を有するリング状に形成され、本体の軸線回りに回動可能となっている。また、図4に示される吸引力調整リング3の開口部3aは、本体の開口部8aと略々同じ面積を有している。この吸引力調整リング3を、図5のように回転し、本体の内部空間を大気に解放させる量を調整することにより、吸引力を簡単に調整することができる。
図2に示すように、本発明品1の第一ノズル2は鼻汁吸い取り器5の吸い口用チューブ6と接続し、第二ノズル4は家庭用電気掃除機のホース7と接続する。
本発明品1の使用方法は、図2に示すように、鼻汁吸い取り器5の吸い口用チューブ6及び家庭用電気掃除機のホース7を本発明品1にそれぞれ接続させたのち、鼻汁吸い取り器5の本体容器上方にある円筒状の管を鼻にあて、家庭用電気掃除機のスイッチを入れて、鼻汁を吸引する。
吸引力を調節したい場合には、図5に示すとおり、吸引力調整リング3を本体の軸線回りに回して、調整する。すなわち、吸引力が強い場合には、図2のように、吸引力調整リング3の開口部3aと、本体8の開口部8aの面積を合わせ、開口面積を最大にすることによって吸引力を弱める。吸引力が不足する場合には、図5のように吸引力調整リング3を回して、本体8の開口部8aの面積を小さく又は開口部8aに蓋をすることによって吸引力を強める。
1 本発明品
2 鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブと連結する第一ノズル
3 吸引力調整リング
3a 吸引力調整リングの開口部
4 家庭用電気掃除機のホースと連結する第二ノズル
5 息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器
6 息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブ
7 家庭用電気掃除機のホース
8 本体
8a 本体開口部
8b 吸引力調整リングとの接続面
2 鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブと連結する第一ノズル
3 吸引力調整リング
3a 吸引力調整リングの開口部
4 家庭用電気掃除機のホースと連結する第二ノズル
5 息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器
6 息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブ
7 家庭用電気掃除機のホース
8 本体
8a 本体開口部
8b 吸引力調整リングとの接続面
Claims (2)
- 筒状の本体の一端に、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブと連結する第一ノズルを有し、筒状の本体の他端には、家庭用電気掃除機のホースと連結する第二ノズルを有することを特徴とする鼻汁吸引補助器。
- 筒状の本体の一端に、息を吸い込むタイプの鼻汁吸い取り器の吸い口用チューブと連結する第一ノズルを有し、筒状の本体の他端には、家庭用電気掃除機のホースと連結する第二ノズルを有し、本体の内部空間を大気に開放させて吸引力を調整するための開口部を備えることを特徴とする鼻汁吸引補助器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171698A JP2009006026A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 鼻汁吸引補助器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171698A JP2009006026A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 鼻汁吸引補助器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009006026A true JP2009006026A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40321748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007171698A Pending JP2009006026A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 鼻汁吸引補助器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009006026A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017531508A (ja) * | 2014-10-16 | 2017-10-26 | ジャイラス・エーシーエムアイ・インコーポレーテッド | 可変吸引コントロール |
KR102625282B1 (ko) * | 2023-03-29 | 2024-01-12 | 이호근 | 진공 청소기를 이용한 콧물 흡입기 |
-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007171698A patent/JP2009006026A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017531508A (ja) * | 2014-10-16 | 2017-10-26 | ジャイラス・エーシーエムアイ・インコーポレーテッド | 可変吸引コントロール |
US11607484B2 (en) | 2014-10-16 | 2023-03-21 | Gyrus Acmi, Inc. | Variable suction control |
KR102625282B1 (ko) * | 2023-03-29 | 2024-01-12 | 이호근 | 진공 청소기를 이용한 콧물 흡입기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6729707B2 (ja) | 鼻粘液アスピレータ用付属品、鼻粘液アスピレータ、キット | |
CN211244784U (zh) | 一种呼吸内科用痰液吸引装置 | |
JP2009006026A (ja) | 鼻汁吸引補助器 | |
US20090105674A1 (en) | Snivel aspirator | |
JP5993645B2 (ja) | 鼻汁吸引器 | |
CN206342735U (zh) | 一种新型儿科便携式一次性吸痰器 | |
CN109847115A (zh) | 一种呼吸内科用吸痰装置 | |
CN211096435U (zh) | 一种儿科医生用快速吸痰器 | |
CN202920777U (zh) | 冲洗式吸痰管 | |
CN209713773U (zh) | 气切患者脱机后用痰液清理装置 | |
CN106362227A (zh) | 吸鼻器 | |
CN208319599U (zh) | 一种负压式耳鼻喉科吸痰器 | |
CN220327736U (zh) | 一种带柔性管的吸痰装置 | |
CN2829767Y (zh) | 一次性多功能吸氧面罩 | |
CN215134148U (zh) | 硬质吸痰管 | |
CN215309281U (zh) | 一种雾化口含吸嘴及雾化器 | |
CN212789342U (zh) | 一种可调节式雾化器 | |
CN217310405U (zh) | 一种防堵塞的吸唾牵拉一体化口腔拉钩 | |
CN221384547U (zh) | 一种儿科吸痰器 | |
JP6637522B2 (ja) | 気道器具 | |
CN214633797U (zh) | 一种儿童口鼻分离呼吸训练辅助器 | |
CN213312758U (zh) | 一种一次性胸肺吸痰管 | |
KR200279591Y1 (ko) | 콧물 흡입기 | |
CN211327532U (zh) | 一种内科护理用药物涂抹装置 | |
US20130112196A1 (en) | Disposable protective device for suction tube |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090716 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090728 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091201 |