JP2009005322A - 赤外線受信距離自動調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外部物体で反射した赤外線を受光することで適宜のアクションを行う機器に用いるにあたって、機器周囲の天井や壁、その他の固定物体を検知しないようにする。
【解決手段】 赤外線受信距離自動調整装置10は、赤外線発光手段11と赤外線受光手段12とを上向き状態で並べて配置し、赤外線発光手段から照射された赤外線が外部物体で反射して赤外線受光手段で受光されることにより適宜のアクションを行う機器に用いられる。この赤外線受信距離自動調整装置は、赤外線発光手段からの赤外線の周波数を調整する周波数調整手段31を備えている。この周波数調整手段により周波数を徐々に変化させて外部物体からの反射が返ってこない周波数まで調整する手段21を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】 赤外線受信距離自動調整装置10は、赤外線発光手段11と赤外線受光手段12とを上向き状態で並べて配置し、赤外線発光手段から照射された赤外線が外部物体で反射して赤外線受光手段で受光されることにより適宜のアクションを行う機器に用いられる。この赤外線受信距離自動調整装置は、赤外線発光手段からの赤外線の周波数を調整する周波数調整手段31を備えている。この周波数調整手段により周波数を徐々に変化させて外部物体からの反射が返ってこない周波数まで調整する手段21を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、赤外線の受信距離を自動的に調整するための赤外線受信距離自動調整装置に関する。
赤外線発光手段から照射した赤外線が、人間の手等の外部物体で反射することによりこれを受光して外部物体の存在を感知し、これによって適宜のアクション、例えば音を鳴らしたり、動きなどの動作を行わせる玩具が、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このような玩具において問題となることは、このような玩具を机上に設置した状態で、赤外線発光手段から赤外線を照射したときに屋内の天井や壁、その他の固定物体で反射し、この反射した赤外線が赤外線受光手段で受光されてしまうことである。
このような問題を防ぐためには、赤外線を弱くすることが考えられるが、このようにすると、該玩具を床面等に設置したときに手をかざしても反応しない等の問題を生じることである。
このような問題を防ぐためには、赤外線を弱くすることが考えられるが、このようにすると、該玩具を床面等に設置したときに手をかざしても反応しない等の問題を生じることである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、外部物体で反射した赤外線を受光することで適宜のアクションを行う機器に用いるにあたって、機器周囲の天井や壁、その他の固定物体を検知しないようにする赤外線受信距離自動調整装置を得ることを目的とする。
このような目的に応えるために本発明(請求項1記載の発明)に係る赤外線受信距離自動調整装置は、赤外線発光手段と赤外線受光手段とを上向き状態で並べて配置し、赤外線発光手段から照射された赤外線が外部物体で反射して赤外線受光手段で受光されることにより適宜のアクションを行う機器に用いる赤外線受信距離自動調整装置であって、赤外線発光手段からの赤外線の周波数を調整する周波数調整手段を備え、この周波数調整手段により周波数を徐々に変化させて外部物体からの反射が返ってこない周波数まで調整する手段を設けたことを特徴とする。
本発明(請求項2記載の発明)に係る赤外線受信距離自動調整装置は、請求項1において、2個の赤外線発光手段を用い、これらの赤外線発光手段を、赤外線受光手段を挟んで対角線上に配置したことを特徴とする。
本発明(請求項3記載の発明)に係る赤外線受信距離自動調整装置は、請求項2において、2個の赤外線発光手段のいずれからの赤外線が外部物体で反射して受光されたか否かを判断する手段を備えたことを特徴とする。
以上説明したように本発明に係る赤外線受信距離自動調整装置によれば、外部物体で反射した赤外線を受光することで適宜のアクションを行う機器に用いるにあたって、機器周囲の天井や壁、その他の固定物体を検知しないように、赤外線の強さを自動的に調整し、所要の赤外線の強さとすることが可能であり、外部物体の検知を簡単かつ確実に行うことができるのである。
また、本発明によれば、2個の赤外線発光手段を用いることにより、外部物体の方向性をも検知することができるという優れた利点がある。
図1および図2は本発明に係る赤外線受信距離自動調整装置の一実施形態を示すものであり、これらの図において、この実施形態では、本発明を、外部物体として手を振りかざしたりすることでこれを検知し蓋を開閉したり音を出したりすることができる宝石箱1に適用した場合を説明する。
ここで、本発明による赤外線受信距離自動調整装置10を適用する宝石箱1の概略を、図2を用いて以下に簡単に説明する。
この宝石箱1は、上部に開閉自在な蓋体2を有し、この蓋体2を開けたときに収納凹部3に入れた宝石、アクセサリー等を取り出したり、収納したりすることができるようになっている。なお、この宝石箱1は左右側部にも開閉自在な翼部4,5が設けられ、蓋体2の開動作と共に開動作するようになっている。たとえばこれらの翼部4,5の内側に鏡等を設けると宝石箱1として面白みのあるものを提供できるのである。
この宝石箱1は、上部に開閉自在な蓋体2を有し、この蓋体2を開けたときに収納凹部3に入れた宝石、アクセサリー等を取り出したり、収納したりすることができるようになっている。なお、この宝石箱1は左右側部にも開閉自在な翼部4,5が設けられ、蓋体2の開動作と共に開動作するようになっている。たとえばこれらの翼部4,5の内側に鏡等を設けると宝石箱1として面白みのあるものを提供できるのである。
図2(a)において符号11は赤外線を照射する赤外線発光手段である赤外線LED、12は該LED11から発光された赤外線の反射を受光する赤外線受光手段である赤外線センサであり、これらを上向き状態で並列に配置することにより宝石箱1の蓋体2を開けたり、音楽等が流れるように構成されている。
13は蓋体2の開閉を検知するスイッチであり、図1においては13a,13bで示す開、閉スイッチS1,S2に相当するものである。
また、この宝石箱1には、図1において符号14で示したスイッチS3がメインスイッチとして設けられている。
また、この宝石箱1には、図1において符号14で示したスイッチS3がメインスイッチとして設けられている。
前記宝石箱1には、図1に示すように、手を振りかざしたりしたときに、その状態を検知する赤外線受信距離自動調整装置10が設けられている。この赤外線受信距離自動調整装置10は、前記赤外線LED11への適宜の音楽やメロディ等の音を発生させる音発生手段を兼ねるIC21と、このIC21からの音を出力するスピーカ22と、前記蓋体2や翼部4,5を開動作させるための電動モータ23と、これらの電源であるバッテリ24,25とを備えている。なお、音声IC21には、音楽、音声およびそれらを駆動制御する内容がプログラムされて記憶されている。
31はLED11に適宜の周波数で通電するトランジスタであり、これをIC21とにより赤外線の周波数を調整する周波数調整手段と、この周波数調整手段により周波数を徐々に変化させて外部物体からの反射が返ってこない周波数まで調整する手段とが構成されている。
また、32はモータ23の駆動を制御するトランジスタである。
また、32はモータ23の駆動を制御するトランジスタである。
以上の構成において、宝石箱1のうえに手をかざすと、赤外線LED11と赤外線センサ12の上を手が通過したときに赤外線が反射して跳ね返り、その受光により回路が作動して適宜のアクション、たとえばモータ23が適宜回転されたり、IC21から音を発生させたりするのである。
ここで、問題になることは、赤外線LED21の光が天井に反射して返ってくると反応しっぱなしになってしまうことである。また、机の上等に設置したときに天井で反射しないようにLED21からの赤外線を弱くしてしまうと、地面に置いたときに反応しなくなってしまうことである。
そして、このような机の上と地面との両方で誤作動せず、手の動作で反応するようにするために、本発明がなされたのである。
すなわち、センサ22としては、既存の赤外線受信センサを使用するとともに、LED21から出る赤外線の周波数を調整することにより、赤外線センサ22が受信する感度を下げるようにする。これは、赤外線センサ22はそれ自体が最も強く受け取る周波数を有し、周波数(たとえば38KHz)がずれると、センサ22の感度が徐々に減っていくという特性を利用し、出力する赤外線の周波数を徐々に変えていき、天井の反射が返ってこなくなった周波数まで調整を行うことで対処する。
すなわち、センサ22としては、既存の赤外線受信センサを使用するとともに、LED21から出る赤外線の周波数を調整することにより、赤外線センサ22が受信する感度を下げるようにする。これは、赤外線センサ22はそれ自体が最も強く受け取る周波数を有し、周波数(たとえば38KHz)がずれると、センサ22の感度が徐々に減っていくという特性を利用し、出力する赤外線の周波数を徐々に変えていき、天井の反射が返ってこなくなった周波数まで調整を行うことで対処する。
そして、天井等の固定物体からの反射がなくなった時点で、この自動調整を止め、この状態において、手がセンサ22の上を通過すると、天井より低いため、反射が返ってくることから、これをセンサ22が受信し、IC21に伝え、音を鳴らしたり、モータ23により適宜の動作を行わせることができるのである。
図3は本発明の別の実施形態を示すものであり、この実施形態では、赤外線を発光させる赤外線LED41,42を二個用いている。そして、これらの赤外線LED41,42を、赤外線センサ12を挟んで配置することにより、手をかざしたときに手が通過する方向性を検知することができるのである。
すなわち、いずれのLED41,42からの赤外線がセンサ12で受光されたか否かを判定することにより、いずれの方向からなのかを検知し、違ったアクション(たとえば音程や音色を変えること)を行わせることができるのである。
ここで、43,44はLED41,42への周波数の調整を行うためのトランジスタである。
ここで、43,44はLED41,42への周波数の調整を行うためのトランジスタである。
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。たとえば上述した実施形態では、赤外線LEDを1個または2個用いた場合を説明したが、これに限定されず、2個以上の複数個のLEDを用いてもよいことは勿論である。
また、上述した実施形態では、本発明に係る赤外線受信距離自動調整装置を宝石箱1に適用した場合を説明したが、これに限定されず、種々の分野の機器、装置に適用できることは言うまでもない。
また、上述した実施形態では、本発明に係る赤外線受信距離自動調整装置を宝石箱1に適用した場合を説明したが、これに限定されず、種々の分野の機器、装置に適用できることは言うまでもない。
1…宝石箱、2…蓋体、3…収納凹部、4,5…翼部、11…赤外線LED、12…赤外線センサ、13(13a,13b)…スイッチ、14…スイッチ、21…IC、22…スピーカ、23…電動モータ、24,25…バッテリ、31,32…トランジスタ、41,42…赤外線LED、43,44…トランジスタ。
Claims (3)
- 赤外線発光手段と赤外線受光手段とを上向き状態で並べて配置し、赤外線発光手段から照射された赤外線が外部物体で反射して赤外線受光手段で受光されることにより適宜のアクションを行う機器に用いる赤外線受信距離自動調整装置であって、
赤外線発光手段からの赤外線の周波数を調整する周波数調整手段を備え、
この周波数調整手段により周波数を徐々に変化させて外部物体からの反射が返ってこない周波数まで調整する手段を設けたことを特徴とする赤外線受信距離自動調整装置。 - 請求項1記載の赤外線受信距離自動調整装置において、
2個の赤外線発光手段を用い、
これらの赤外線発光手段を、赤外線受光手段を挟んで対角線上に配置したことを特徴とする赤外線受信距離自動調整装置。 - 請求項2記載の赤外線受信距離自動調整装置において、
2個の赤外線発光手段のいずれからの赤外線が外部物体で反射して受光されたか否かを判断する手段を備えたことを特徴とする赤外線受信距離自動調整装置。
Priority Applications (1)
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JP2007190192A JP2009005322A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 赤外線受信距離自動調整装置 |
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JP2007190192A JP2009005322A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 赤外線受信距離自動調整装置 |
Publications (1)
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JP2007190192A Pending JP2009005322A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 赤外線受信距離自動調整装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109991615A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-07-09 | 广东深莱特科技股份有限公司 | 一种红外线障碍物距离检测电路 |
CN111367270A (zh) * | 2018-12-26 | 2020-07-03 | 北京奇虎科技有限公司 | 红外引导回充电路及充电座 |
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2007
- 2007-06-22 JP JP2007190192A patent/JP2009005322A/ja active Pending
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