JP2009005304A - 照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】照明システムにおいて、隣接する照明器具から光が重複して照射される領域においても高精度な可視光通信を可能とする。
【解決手段】照明システムは、可視光通信用信号を送信可能な照明器具2A、2Bを備える。照明器具2A、2Bは隣接している。照明器具2A、2Bの各々は、それらから出力される可視光通信用信号が同期するように構成されている。また、照明器具2A、2Bの各々は、それらから出力される可視光通信用信号の送信タイミングが相互にずれるように制御されている。このため、可視光通信用信号が同時に送信されることがなくなる。従って、隣接する照明器具2A、2Bから光が重複して照射される領域においても、高精度な可視光通信が可能となる。
【選択図】図4
【解決手段】照明システムは、可視光通信用信号を送信可能な照明器具2A、2Bを備える。照明器具2A、2Bは隣接している。照明器具2A、2Bの各々は、それらから出力される可視光通信用信号が同期するように構成されている。また、照明器具2A、2Bの各々は、それらから出力される可視光通信用信号の送信タイミングが相互にずれるように制御されている。このため、可視光通信用信号が同時に送信されることがなくなる。従って、隣接する照明器具2A、2Bから光が重複して照射される領域においても、高精度な可視光通信が可能となる。
【選択図】図4
Description
本発明は、可視光通信用信号を送信可能な複数の照明器具を備えた照明システムに関する。
従来から、図6に示されるような照明システム100が知られている。この照明システム100は、可視光通信用信号を光源を用いて出力可能な複数の照明器具101と、照明器具101から送信された可視光通信用信号を受信可能な受信端末102とを備えている。この照明システム100において、受信端末102が、隣接する照明器具101により重複して光照射される領域A内に位置した状態で、照明器具101が同時に可視光通信用信号を出力した場合、受信端末102は、複数の可視光通信用信号のそれぞれから通信信号を高精度に抽出することは困難となる。
また、照明器具の各々が、可視光通信用信号を受信可能な受信部を有し、受信部により受信された可視光通信用信号に含まれる信号と、自身が出力した可視光通信用信号に含まれる通信信号とに基づいて、双方の一致、不一致の判別を行う照明システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この照明システムにおいては、判別結果が不一致である場合、照明器具は、他の照明器具と異なる所定時間の経過後に、同じ可視光通信用信号を再送信する。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、隣接する照明器具が同時に可視光通信用信号を出力した後の対策を施すことは可能であるが、それらの照明器具による可視光通信用信号の同時出力を防ぐことはできない。このため、隣接する照明器具により光が重複して照射される領域内では、依然として高精度な可視光通信を行うことが難しい。
特開2005−176257号公報
本発明は、上記の従来の問題を解決するためになされたものであり、隣接する照明器具から光が重複して照射される領域においても、高精度な可視光通信が可能な照明システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、可視光通信用信号を送信可能な複数の照明器具を備えた照明システムにおいて、各照明器具は、それらから出力される可視光通信用信号が同期するように構成され、隣接する各照明器具は、それらから出力される可視光通信用信号の送信タイミングが相互にずれるように制御されているものである。
請求項1の発明によれば、可視光通信用信号が同時に送信されることがなくなるので、隣接する照明器具から光が重複して照射される領域においても、高精度な可視光通信が可能となる。
本発明の一実施形態に係る照明システムについて図面を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る照明システム1の構成を示し、特に照明システム1の照明器具及び同期信号生成部の構成を示す。この照明システム1は、照明光により可視光通信用信号(以下、通信用信号という)を送信可能な複数の照明器具2と、照明器具2における通信用信号の送信動作を同期させるための同期信号を生成する同期信号生成部3と、照明器具2からの通信用信号を受信する受信器4とを備える。隣接する各照明器具2は、それらから出力される通信用信号の送信タイミングが相互にずれるように、すなわち通信用信号の送信期間(以下、通信期間という)が重複しないように制御されている。同図においては、隣接する2個の照明器具2として照明器具2A、2Bが図示されている。照明器具2の個数は上記に限定されない。
照明器具2(照明器具2A、2B)は、照明光を輻射するランプ21と、ランプ21に電力を供給するための直流電源22とを備える。直流電源22とランプ21との間には、直流電源22に接続された昇圧チョッパ回路23と、この昇圧チョッパ回路23と並列に接続され、さらにランプ21が接続されたインバータ回路24とが設けられている。インバータ回路24は、高周波信号を用いてランプ21を点滅させる回路である。
さらに、照明器具2は、インバータ回路24における高周波信号の周波数を制御することにより通信制御を行う可視光制御部25と、隣接する照明器具2との間で通信期間が重ならないように、同期信号生成部3からの同期信号に応じて可視光制御部25を制御する排他制御回路26と、を備える。この排他制御回路26は、通信用信号の送信又はその停止を指示するための制御信号を可視光制御部25に送出する。可視光制御部25は、制御信号の内容が通信用信号の送信を指示するものである場合、所定の期間、通信用信号の値に応じて高周波信号の周波数を変化させる。このようにして、通信用信号が周波数変調されて受信器4に送信され、受信器4との間で通信が行われる。この間、ランプ21は、通信用信号の送信手段及び照明手段として機能する。この期間は通信期間となる。また、可視光制御部25は、制御信号の内容が通信用信号の送信停止を指示するものである場合、所定の期間、高周波信号の周波数を通信時とは異なる値とし、通信用信号の送信を停止する。この間、ランプ21は照明手段としてのみ機能する。この期間は非通信期間となる。通信期間と非通信期間の時間的長さは略等しい。
ランプ21は、例えば蛍光灯から成る。ランプ21は、蛍光灯に限定されず、HID(High Intensity Discharge)ランプ等の放電灯により構成されていてもよい。ランプ21の灯数は、1灯に限定されず、複数であってもよい。
直流電源22では、商用電源22aの交流電圧が全波整流回路22bにより整流されて直流電圧に変換される。この直流電圧が昇圧チョッパ回路23に出力される。昇圧チョッパ回路23では、スイッチング制御回路23aにより、例えばMOSFETから成るスイッチング素子Q1がスイッチング制御される。このスイッチング制御により、直流電源22から出力された直流電圧は高周波化される。この高周波化された直流電圧はコンデンサC1により平滑化される。この平滑化された直流電圧は、昇圧チョッパ回路23の出力電圧としてインバータ回路24のそれぞれに印加される。
インバータ回路24は、例えば、ハーフブリッジ式のインバータ回路により構成される。この回路は、例えばMOSFETから成るスイッチング素子Q2、Q3と、これらを駆動するための駆動回路24aとを有している。スイッチング素子Q2、Q3と駆動回路24aとは電気的に接続されている。この駆動回路24aは、スイッチング素子Q2、Q3の駆動のため、それらの素子への出力電圧をシフト可能なレベルシフト機能を有する。スイッチング素子Q3には、直列接続されたコンデンサC2、インダクタL1及びランプ21が並列接続されている。ランプ21には、コンデンサC3が並列接続されている。上記の回路構成において、駆動回路24aは、可視光制御部25により制御されたスイッチング周波数でスイッチング素子Q2、Q3を駆動させてスイッチング制御を行う。このスイッチング制御に基づき、スイッチング素子Q2、Q3は交互にオン・オフする。昇圧チョッパ回路23から直流電圧として入力されたエネルギーは、スイッチング素子Q2、Q3のオン・オフにより、高周波の交流電流(高周波信号)すなわちランプ電流iLとしてランプ21に供給される。以下、照明器具2Aにおけるランプ電流iLをiLaといい、照明器具2Bにおけるランプ電流iLをiLbという。
可視光制御部25は、CPUを含むマイクロコンピュータ等により構成される。このマイクロコンピュータは、駆動回路24aによるスイッチング制御時のスイッチング周波数を制御することにより、ランプ電流iLの周波数を制御する。この周波数制御は、排他制御回路26からの制御信号及び受信器4へ送信する通信用信号に応じて行われる。
例えば、通信用信号がHigh、Lowの2値を有し、制御信号の内容が通信用信号の送信を指示するものである場合、可視光制御部25は、通信用信号の値Highに対応してランプ電流iLの周波数が所定の期間だけf1となるようにスイッチング周波数を制御する。また、可視光制御部25は、通信用信号の値Lowに対応してランプ電流iLの周波数が所定の期間だけf2となるようにスイッチング周波数を制御する。これらの期間の長さは略等しい。このため、通信期間中、所定の周期で、ランプ電流iLの周波数がf1又はf2となることにより、ランプ21の光出力の周波数がf1又はf2となる。その結果、通信用信号が周波数変調されて受信器4に送信される。通信用信号の値とランプ電流iLの周波数との対応関係は上記に限定されない。
また、制御信号の内容が通信用信号の送信停止を指示するものである場合、可視光制御部25は、ランプ電流iLの周波数がf3となるようにスイッチング周波数を制御する。この非通信期間と通信期間との長さは略等しい。周波数f1、f2及びf3は、例えば数十kHz程度であり、これらはf1≠f2≠f3を満たしている。また、f1とf2の比は整数比になる。可視光制御部25は、制御信号が2値を有する場合、制御信号を、その値に対応して通信用信号の送信指示又はその送信停止の指示として認識する。
排他制御回路26は、ディップスイッチを含む。この排他制御回路26は、専用線やLANケーブル等の電気通信線により同期信号生成部3と電気的に接続されており、同期信号生成部3からの同期信号を上記の電気通信線を介して受信する。排他制御回路26は、ディップスイッチがオン状態であるか又はオフ状態であるかに応じて同期信号の値と制御信号の値との対応関係を変え、その制御信号を可視光制御部25に出力する。
同期信号生成部3は、商用電源31と、商用電源31の交流電圧が正から負に又は負から正になるゼロクロスタイミングを検知するゼロクロス検知回路32と、このゼロクロス検知回路32の検知出力に応じてパルス信号を生成し、このパルス信号を同期信号として照明器具2に送信するパルス信号生成回路33とを備える。
パルス信号生成回路33は、パルス信号すなわち同期信号が、例えば、交流電圧が負から正になるゼロクロスタイミングに立ち上がり、交流電圧が正から負になるゼロクロスタイミングに立ち下がるようにそれを生成する。このようにして生成される同期信号は、High、Lowの2値を有する。パルス信号生成回路33は、複数の照明器具2に、例えば照明器具2A、2Bに、この同じ同期信号を送出する。同期信号は、値が商用電源31の交流電圧の周期でHigh又はLowに交互に変化するので、照明器具2の通信期間と非通信期間とは上記の周期で交互に切り替わる。このように、照明器具2の通信期間と非通信期間とは同期信号に応じて所定の周期で切り替わり、通信期間中には、ランプ電流iLの周波数が所定の周期で通信用信号に対応した値となるので、複数の照明器具2で、それらから出力される通信用信号を同期させることができる。
次に、照明器具2の可視光制御部25及び排他制御回路26の動作の一例を説明する。ここで、同期信号はHigh、Lowの2値を有するとする。また、可視光制御部25は、制御信号の値がHighのときにそれを通信用信号の送信指示として認識し、制御信号の値がLowのときにそれを通信用信号の送信停止指示として認識するとする。なお、制御信号の値とその指示内容との対応関係は上記に限定されない。
同期信号の値がHighとなったとき、排他制御回路26は、ディップスイッチがオン状態である場合、制御信号の値をHighにして出力する。この制御信号に応じて、可視光制御部25は受信器4への通信用信号の送信を開始する。一方、ディップスイッチがオフ状態である場合、排他制御回路26は、制御信号の値をLowにして出力する。この制御信号に応じて、可視光制御部25は通信用信号の送信を停止する。
同期信号の値がLowとなったとき、排他制御回路26は、ディップスイッチがオン状態である場合、制御信号の値をLowにして出力する。この制御信号に応じて、可視光制御部25は通信用信号の送信を停止する。一方、ディップスイッチがオフ状態である場合、排他制御回路26は、制御信号の値をHighにして出力する。この制御信号に応じて、可視光制御部25は受信器4への通信用信号の送信を開始する。
従って、隣接する照明器具2において、一方の照明器具2のディップスイッチをオン状態とし、他方の照明器具2のディップスイッチをオフ状態とすることにより、同一の同期信号に基づいて、一方の照明器具2から通信用信号を送信させ、他方の照明器具2では通信用信号の送信を停止させることができる。このため、隣接する照明器具2において、それらから出力される通信用信号の送信タイミングを相互にずらすことができる。すなわち、通信期間が重複しないようにすることができる。なお、同期信号の値と、ディップスイッチのオン/オフ状態に応じた制御信号の値との対応関係は上記に限定されない。
図3は、受信器4の構成を示す。受信器4は、受光素子40と、受光素子40から出力される電気信号を増幅する増幅回路41と、増幅回路41により増幅された電気信号から、通信用信号に対応する周波数成分を抜き出すフィルタ42と、フィルタ42により抜き出された電気信号をパルス信号に変換する波形整形回路43と、波形整形回路43出力のパルス信号を所定の時間だけ通過させるゲート回路44とを備える。受光素子40は、例えばPIN(Positive Intrinsic Negative)フォトダイオードから成る。この受光素子40は、ランプ21が発した光の合成出力を受信し、その光の合成出力の強弱を検知し、その強さに応じて電気信号を出力する。電気信号の値は、光の合成出力の強さに対応している。受光素子40の前段には、受信精度向上のため、特定波長の光のみを透過させる光学フィルタが設けられていてもよい。フィルタ42は、例えばバンドパスフィルタから成り、通信用信号の値に対応する周波数f1及びf2の成分を抜き出す。ゲート回路44は、ゲート信号に基づいて駆動する。
また、受信器4は、水晶発振回路により構成されるクロック発生回路45と、クロック発生回路45出力のクロック信号につき、その発振周波数を分周して周波数を低め、且つ、所定のパルス幅を持たせることによりゲート信号を生成するゲート信号生成回路46と、このゲート信号をゲート回路44に加えるタイミングを制御するゲート制御回路47と、を備える。
さらに、受信器4は、所定の期間にゲート回路44を通過したパルスの数を計測することにより周波数を検出する計数回路48と、計数回路48の出力に基づき、照明器具2出力の通信用信号を解読する解読部49と、を備える。計数回路48は、上記の周波数検出により、ランプ21の光出力の強弱の周波数を検出する。解読部49は、CPUを含むマイクロコンピュータ等により構成される。この解読部49は、周波数に対応付けされた通信用信号の値を記憶している。ランプ21の光出力の周波数は通信用信号に応じて変化するので、その周波数を検知することにより、通信用信号の解読が可能となる。
図4は、同期信号と照明器具2A、2Bのランプ電流iLa、iLbの波形の一例を示す。同期信号の値がHighであるとき、照明器具2Aの排他制御回路26は、制御信号の値をHighに設定し、この信号を可視光制御部25に送出する。可視光制御部25は、この制御信号をトリガとして、所定の期間、通信用信号に応じてランプ電流iLaの周波数がf1又はf2となるように制御し、通信を行う。これに対して、照明器具2Bの排他制御回路26は、制御信号の値をLowに設定し、この信号を可視光制御部25に送出する。可視光制御部25は、この制御信号をトリガとして、上記と同じ長さの期間、ランプ電流iLbの周波数がf3となるように制御し、通信を停止する。従って、照明器具2Bは通信について待機状態となる。
次に、同期信号の値がLowとなったとき、照明器具2Aの排他制御回路26は、制御信号の値をLowに設定し、この信号を可視光制御部25に送出する。可視光制御部25は、この制御信号をトリガとして、所定の期間、ランプ電流iLaの周波数がf3となるように制御し、通信を停止する。従って、照明器具2Aは通信について待機状態となる。これに対して、照明器具2Bの排他制御回路26は、制御信号の値をHighに設定し、この信号を可視光制御部25に送出する。可視光制御部25は、この制御信号をトリガとして、上記と同じ期間、通信用信号に応じてランプ電流iLbの周波数がf1又はf2となるように制御し、通信を行う。
上記のように、隣接する照明器具2A、2Bから出力される通信用信号の送信タイミングは相互にずれる。具体的には、照明器具2Aが通信を行っている間、照明器具2Bは非通信状態となり、照明器具2Bが通信を行っている間、照明器具2Aは非通信状態となる。このため、通信用信号が、隣接する照明器具2A、2Bから同時に送信されることがなくなる。従って、隣接する照明器具2A、2Bから光が重複して照射される領域においても、高精度な可視光通信が可能となる。
図5は、照明器具2におけるランプ電流iLの振幅対周波数特性を示す。この特性に示されるように、ランプ電流iL(照明器具2A、2Bにおいてはランプ電流iLa、iLb)の振幅は特定の周波数f0以上で低下する。この周波数f0は共振周波数である。上述の振幅低下は、インバータ回路24におけるコンデンサC2、C3のリアクタンス成分及びインダクタL1のインダクタンス成分による共振特性等に起因している。ランプ電流iLの振幅とランプ21の光出力とは略比例するので、上述の振幅低下によりランプ21の光出力が低下する。
そこで、本実施形態においては、通信期間中のランプ電流iLの周波数f1、f2と非通信期間中のランプ電流iLの周波数f3とが、共振周波数f0以上の値となるように、且つ、f1<f3<f2の関係を満たすように設定されている。さらに、周波数f3として、そのときの振幅I3が、周波数がf1であるときの振幅I1とf2であるときの振幅I2の略中間の値となる周波数が設定されている。このため、通信期間の平均光出力と非通信期間の平均光出力を略等しくすることができる。従って、通信期間と非通信期間とで平均光出力が変動することにより生ずる光のちらつきを抑制することできる。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、インバータ回路24は、ハーフブリッジ式に限定されず、フルブリッジ式、一石式又は定電流プッシュプル式のインバータ回路であってもよい。また、スイッチング素子Q1乃至Q5は、MOSFETに限定されず、トランジスタ、GTO(Gate Turn-Off thyristor)又はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)により構成されていても構わない。また、周波数f3は、周波数f1とf2の略中間の周波数であってもよい。また、照明システム1が3個以上の照明器具2を有する場合、個数に応じて所定の時間を分割し、それぞれに割り当ててもよい。
1 照明システム
2、2A、2B 照明器具
21 ランプ
26 排他制御回路
3 同期信号生成部
4 受信器
2、2A、2B 照明器具
21 ランプ
26 排他制御回路
3 同期信号生成部
4 受信器
Claims (1)
- 可視光通信用信号を送信可能な複数の照明器具を備えた照明システムにおいて、
各照明器具は、それらから出力される可視光通信用信号が同期するように構成され、
隣接する各照明器具は、それらから出力される可視光通信用信号の送信タイミングが相互にずれるように制御されていることを特徴とする照明システム。
Priority Applications (1)
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JP2007166868A JP2009005304A (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | 照明システム |
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JP2007166868A Withdrawn JP2009005304A (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | 照明システム |
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- 2007-06-25 JP JP2007166868A patent/JP2009005304A/ja not_active Withdrawn
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