JP2009005203A - 通信方法及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】40MHz帯域の通信期間中において、20MHz帯域を用いて送信する遅延許容時間を有するデータパケットの送信が出来ない。
【解決手段】40MHz帯域の通信期間中に20MHz帯域を用いて通信を行う遅延許容時間を有するデータパケットが発生した場合、遅延許容時間と送信遅延時間を比較し送信遅延時間が遅延許容時間を上回る場合、ポーリングを行い送信する機会を取得し40MHz帯域の通信期間中に20MHz帯域を用いてデータパケットを送信する。
【選択図】図8

Description

第1の周波数帯域を使用する端末と第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域を使用する端末が混在する通信環境において遅延許容時間に基づいて周波数帯域を割り当てる通信方法及び通信装置に関する。
従来、無線通信システムの通信速度の高速化方法として、使用する無線周波数チャネルの周波数帯域を増やす方法がある。例えば、高速無線LAN規格として標準化が進められているIEEE802.11nでは、従来の20MHz帯域に加えて、隣接する2つの20MHz帯域の周波数帯域を同時に利用して40MHz帯域の周波数チャネルを設けることで通信速度を高速化している。
しかしながら、20MHz帯域を使用する端末と40MHz帯域を使用する端末が混在無線通信システムにおいて、40MHz帯域を使用する端末がキャリアセンスにより送信機会を得るには、各々の20MHz帯域をキャリアセンスしてアイドル状態であることを確認しなければならないため、40MHz帯域を確実に確保することが困難であった。
そこで、20MHz帯域を用いて通信を行う端末と40MHz帯域を用いて通信を行う端末とが混在するシステムにおいて、40MHz帯域を用いて通信を行うための帯域を確保する方法として、下記のような方法がある。
図10は、特許文献1に記載された20MHz帯域を用いて通信を行う端末と40MHz帯域を用いて通信を行う端末とが混在するシステムにおいて、40MHz帯域を確保する方法を示したフローチャートである。
図1を用いて説明する。図1において、40MHz帯域を確保する制御局101と、40MHz帯域を用いて通信を行う40MHz端末102と、20MHz帯域を用いて通信を行う20MHz端末103、104、105から構成される無線通信システムである。
制御局101、40MHz端末102、20MHz端末103は同一の無線通信システムで、20MHz端末104、105は他の無線通信システムである。
図2を用いて図1の無線通信システムで使用される周波数帯域を示す。制御局101と20MHz端末103は第1の20MHz帯域を用いて通信を行い、20MHz端末104と105は第1の20MHz帯域に隣接する第2の20MHz帯域を用いて通信を行う。制御局101と40MHz端末102は第1及び第2の20MHz帯域を同時に使用して40MHz帯域を用いて通信を行う。
図1の無線通信システムにおいて制御局101が40MHz帯域を確保する方法を図10のフローチャートを用いて説明する。
制御局101はステップ1001において、第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域をキャリアセンスする。ステップ1002では、ステップ1001のキャリアセンスの結果に基づき第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域がアイドルか判定する。第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域が共にアイドルの場合(ステップ1002のYES)、ステップ1003に移る。第1の20MHz帯域または第2の20MHz帯域の少なくともどちらか1つのチャネルがビジーである場合(ステップ1002のNO)、ステップ1009に移る。ステップ1003では、第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域に対してNAV(Network Allocation Vector)を設定する。ステップ1009では、第1の20MHz帯域または第2の20MHz帯域のどちらか一方の20MHz帯域がアイドルの場合(ステップ1009のYES)、ステップ1010に移る。第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域が共にビジーの場合(ステップ1009のNO)、ステップ1001に移り、再び第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域のキャリアセンスを行う。ステップ1010では、アイドルと判断された第1または第2の20MHz帯域に対してNAVを設定する。ステップ1011では、ステップ1002でビジーと判断された残りの20MHz帯域に対して再度キャリアセンスを行う。ステップ1012では、ステップ1011のキャリアセンスの結果、残りの20MHz帯域がアイドルと判断されれば(ステップ1012のYES)、ステップ1013に移る。ステップ1011においてキャリアセンスの結果、再度ビジーと判断されれば(ステップ1012のNO)、ステップ1011に移る。ステップ1013では、アイドルと判断された残りの20MHz帯域に対してNAVを設定し、ステップ1004に移る。
ステップ1004では、40MHz端末102に対してステップ1003で設定したNAV解除し、40MHz端末102は設定されたNAVが解除され、40MHz帯域を用いて通信が行えるようになる。ステップ1005では、確保した40MHz帯域を用いて40MHz端末102と通信を開始する。ステップ1006では、40MHz帯域の通信が終了したか判断し、40MHz端末102との通信が終了した場合(ステップ1006のYES)、ステップ1007に移る。40MHz端末102との通信が終了していない場合(ステップ1006のNO)、ステップ1005に移り、40MHz端末102との通信を継続する。ステップ1007では、40MHz端末102に対して40MHz帯域による通信期間の終了するため、40MHz端末102に対してNAVを設定する。ステップ1008では、第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域を使用する端末に対してステップ1003または、ステップ1010及び1013で設定したNAVを解除し、40MHz帯域を解放する。
上記の方法を用いて特許文献1では40MHz帯域を確保している。
特開2006−14258号公報
しかし、上述の方法により40MHz帯域を確保した場合、第1の20MHz帯域で通信を行う20MHz端末103は、40MHz帯域の通信期間の間に通信を行うことができずパケットの遅延が発生する。40MHz帯域で通信を行う端末が多い場合や40MHz帯域の通信期間が長い場合、この遅延時間が長くなり通信品質が低下する。特に20MHz端末がVoIP(Voice over Internet Protocol)による音声通信を行う場合、音声の途切れ等が発生する。
本願は、上記課題を解決する方法及び装置を提供することを目的とする。
第1の周波数帯域を用いて、遅延許容時間の制限があるデータパケットの通信を行う第1の端末と、前記第1の周波数帯域の全部あるいは一部の帯域を含む第2の周波数帯域を用いて通信を行う第2の端末とを少なくとも含む通信システムにおいて、前記通信システムの制御局が通信の制御を行う通信方法であって、前記制御局が前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間を設定する通信期間設定ステップと、前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間の残存期間が前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの遅延許容時間を越える場合は、前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの通信可能となるよう制御を行う通信制御ステップとを含む通信方法である。
上記の方法によと、20MHz帯域で通信を行う端末が通信するデータパケットが遅延許容時間を超えてしまう可能性を低減させることができ、映像や音声の途切れを防ぐことができる。
(実施の形態1)
本願の実施の形態1は、40MHz帯域を用いた通信期間が20MHz帯域を用いた通信を行う端末が送信するデータパケットが有する遅延許容時間を超える場合は、一時的に40MHz帯域を解放し、20MHz帯域を用いた端末がパケットの送信を終了後に再度40MHz帯域を確保する構成である。
本願の実施の形態1に係る通信装置を用いた無線通信システムについて説明する。図1は、実施の形態1に係る通信装置(制御局101)を用いた無線通信システムである。図1に示されるように、無線通信システムは、40MHz帯域を確保する制御局101と、40MHz帯域を用いた通信を行う40MHz端末102と、20MHz帯域を用いた通信を行う20MHz端末103,104、105で構成されている。本願の実施の形態1に係る通信装置は、制御局101に相当する。
本願の実施の形態1では、遅延許容時間を有するデータパケットを送信する20MHz端末103として、VoIPを用いた音声通信を行うVoIP端末、そしてVoIPを用いて音声通信を行う20MHz端末103と送受信されるデータパケットがVoIPパケットの場合を例に説明する。
図2を用いて、図1に示す無線通信システムで用いられる周波数帯域を説明する。図1の無線通信システムでは、fMHzから(f+20)MHzの周波数帯域を用いる第1の20MHz帯域と、fMHzから(f+40)MHzの周波数帯域を用いる40MHz帯域を用いる。従って、fMHzから(f+20)MHzの周波数帯域は、第1の20MHz帯域と40MHz帯域で重複して用いられる。制御局101が40MHz端末102との通信には40MHz帯域を用い、20MHz端末103との通信には第1の20MHz帯域を用いる。(f+20)MHzから(f+40)MHzの周波数帯域を用いる第2の20MHz帯域は、20MHz端末104、105との通信で用いられる。
図3は、本願の実施の形態1における通信装置を含む制御局101の構成を示すブロック図である。図3において301は無線送信部、302はチャネル制御部、303はアンテナ、304は無線受信部である。図3を用いて本願の実施の形態1に係る制御局101を構成する各ブロックの動作の概要を説明する。無線送信部301は送信信号を変調し、高周波信号に変換し、アンテナ303から送信する。チャネル制御部302は20MHz帯域と40MHz帯域を切り替える制御を行う。無線受信部304はアンテナ303で受信した高周波信号をベースバンド信号に変換し復調を行い、受信信号を取得する。
図4は制御局101の通信方法の一例を示すフローチャートである。図1、2、4を用いて本願の実施の形態1に係る制御局101の通信方法を説明する。
ステップ401では、40MHz帯域を確保する。制御局101が40MHz帯域を確保する方法について以下に簡単に説明する。40MHz帯域を確保する詳細な方法については特許文献1を参照されたい。
制御局101は40MHz帯域を確保するため、図2に示すように隣接する2つの20MHz帯域である第1の20MHz帯域及び第2の20MHz帯域の両方の周波数帯域を確保するため、第1及び第2の20MHz帯域を確保する。第1及び第2の20MHz帯域を確保する方法として、例えば第1及び第2の20MHz帯域に対してNAV(Network Allocation Vector)を設定する。これにより制御局101は第1及び第2の20MHz帯域を用いて通信を行う40MHz端末102、20MHz端末103、20MHz端末全てにNAVが設定される。その後、制御局101は40MHz端末102に対して、先に設定したNAVを解除する。40MHz端末102に設定したNAVを解除することで40MHz帯域を確保する。
ステップ402では、制御局101はステップ401で確保した40MHz帯域を用いて40MHz端末102と通信を行う。
ステップ403では40MHz帯域の通信期間中20MHz端末103宛に送信するデータパケットが発生したか判断する。MAC層で発生したデータパケットを判別する方法として、データパケットのアドレス情報(送信元アドレス、宛先アドレス)やTID(Traffic Identifier)を解釈することで判別出来る。20MHz端末103宛に送信するデータパケットが発生した場合(ステップ403のYES)、ステップ404に移る。送信するデータパケットが入力されなければ(ステップ403のNO)、ステップ408に移る。
ステップ404では、ステップ403で発生した20MHz端末103宛のデータパケットがVoIPパケットであるか判断する。入力されたデータパケットがVoIPパケットかどうか判別する方法として、発生したデータパケットの発生間隔を測定し、データパケットの発生間隔が20msecであればVoIPパケットと判定出来る。なお、VoIPパケットの発生間隔はVoIPシステムや音声符号化方式等によって異なるため必ずしも20msecではないが、本願の実施の形態1ではVoIPパケットの発生間隔を20msecとして説明する。またVoIPパケットかどうか判別する他の方法としてRTCP(RTP Control Protocol)パケットを解析することで判別しても良い。
ステップ405では、ステップ404で判断した結果に基づき、送信するデータパケットがVoIPパケットの場合(ステップ405のYES)、ステップ406に移る。送信するデータパケットがVoIPパケットでない場合(ステップ405のNO)、ステップ408に移る。
ステップ406では、図5に示すように、データパケットが発生してから40MHz帯域の通信期間終了後にデータパケットを送信する場合の送信遅延時間Taを計算する。
ステップ407では、VoIPの品質を許容出来る伝送路上における遅延許容時間Tbと、ステップ406で計算した送信遅延時間Taを比較する。図5の(a)の場合、遅延許容時間Tbが50msecとすると、送信遅延時間Taが70msecであれば、送信遅延時間Taが遅延許容時間Tbを上回り、送信遅延が発生する。この場合通信品質を満足出来ないとして、ステップ410に移る(ステップ407のNO)。図5の(b)の場合、遅延許容時間Tbが50msecとすると、送信遅延時間Taが30msecであれば、40MHz帯域の通信期間終了後にデータパケットを送信しても通信品質を満足出来るので(ステップ407のYES)、ステップ408に移る。
ステップ408では、40MHz帯域の通信期間が終了したか否かを判定する。40MHz帯域の通信期間が終了した場合(ステップ408のYES)は、ステップ409に移る。40MHz帯域の通信期間が終了していない場合(ステップ408のNO)、ステップ402に移る。
ステップ409では、ステップ408において40MHz帯域の通信期間が終了したので、40MHz帯域を解放して、20MHz端末103へデータパケットの送信を行い、処理を終了する。
ステップ410では、遅延許容時間を満足出来ないデータパケットを送信するために40MHz帯域の通信期間を終了させる。40MHz帯域の通信期間を終了させる方法として、40MHz端末102に対してNAVを設定し、40MHz端末102、20MHz端末103、104に対して設定したNAVを解除する。これによって、40MHz帯域を用いた通信期間中に制御局101は40MHz帯域の通信期間を終了することが出来る。
ステップ411では、20MHz端末103に対してデータパケットの送信を行う。これによって40MHz帯域の通信期間が終了するまで送信することが出来なかったデータパケットを送信することが出来るようになり、音声通信の途切れを低減させることが出来る。
ステップ412では、20MHz端末103との通信が終了したか判定し、通信が終了した場合(ステップ412のYES)ステップ401に移る。20MHz端末103との通信が終了していない場合(ステップ412のNO)、ステップ411に移り、再度40MHz帯域の帯域を確保する。再度40MHz帯域を確保する方法としてステップ401を用いることで一時解放した40MHz帯域を確保することが出来る。制御局101は第1及び第2の20MHz帯域に対してキャリアセンスを行い、第1及び第2の20MHz帯域がアイドルであれば、第1及び第2の20MHz帯域にNAVを設定し40MHz帯域を確保する。また第1又は第2の20MHz帯域が使用されている場合は、まず使用されていない20MHz帯域に対してNAVを設定し、再度ビジーと判断された20MHz帯域に対してキャリアセンスを行い、アイドルと判断されればNAVを設定し、第1及び第2の20MHz帯域に対してNAVが設定されたことを受けて40MHz帯域を確保することが出来る。40MHz帯域を再度確保した後、制御局101は40MHz端末102との通信を再開する。
なお、ステップ411において、データパケットを送信する際に、予め定めた最短送信ギャップ時間をおいて、データパケットを送信しても良い。これによりデータパケットの送信遅延時間をさらに短くすることが出来る。
なお、上記の通信方法によれば、40MHz帯域の通信期間を終了後に制御局101はパケットの送信を行うが、40MHz帯域の通信期間を終了させているため、20MHz端末103もデータパケットの送信が可能となる。特に20MHz端末103がVoIPによる音声通信を行うVoIP端末である場合、音声通信の特性上、制御局101から20MHz端末103への単方向通信ではなく、20MHz端末103から制御局101への送信も行う双方向通信であることが考えられるため、本願を用いることで、20MHz端末103が送信するデータパケットの送信遅延時間を短くすることも出来る。
上記の方法によれば、20MHz帯域で通信を行う端末に対して送信するデータパケットが遅延許容時間を超えてしまう可能性を低減させることができ、映像や音声の途切れを防ぐことができる。
(実施の形態2)
本願の実施の形態2は、40MHz帯域を用いた通信期間が20MHz帯域を用いた通信を行うパケットが有する遅延許容時間を超える場合は、第1又は第2の20MHz帯域に設定されたNAVを解除し、20MHz帯域を用いた端末がパケットの送信を終了後に再度20MHz帯域にNAVを設定する構成である。
図6は本願の実施の形態2に係る制御局101の通信方法の一例を示すフローチャートである。図7において、本願の実施の形態1に係る制御局101の通信方法を示すフローチャートと同様の部分については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。図7に示すように実施の形態2に係る制御局101の制御方法を示すフローチャートでは、ステップ601からステップ604が新たに追加されている点が第1の実施の形態と異なる。
本願の実施の形態1では、データパケットが有する遅延許容時間Tbと送信遅延時間Taを比較し、送信遅延時間Taが遅延許容時間Tbを上回る場合(ステップ408のNO)、40MHz帯域の通信期間を終了させ(ステップ411)、20MHz端末103との通信を行い(ステップ412)、再度40MHz帯域を確保する(ステップ401)通信方法を開示した。
本願の実施の形態1に対し、本願の実施の形態2では、送信遅延時間Taが遅延許容時間Tbを上回る場合(ステップ409のNO)、40MHz端末102に対して、既に確保している40MHz帯域を用いた通信を終了させ40MHz帯域を解放せずに、40MHz帯域を確保するときに20MHz端末103に設定したNAVを解除することで、40MHz帯域の通信期間中に20MHz端末103との通信を行う通信方法である。
図6を用いて本願の実施の形態2に係る通信方法を説明する。
制御局101は、送信遅延時間Taが遅延許容時間Tbを上回る場合(ステップ409のNO)、ステップ601に移り、40MHz帯域を用いて通信を行っている40MHz端末102に対して、40MHz端末102に対してデータパケットの送信を中止させるためにNAVを設定しステップ602に移る。これにより制御局101は40MHz帯域を解放することなく、40MHz端末との通信を一時的に中止させることが出来る。
ステップ602では、40MHz帯域の通信期間を確保するために20MHz端末103に設定したNAVを解除しステップ411に移る。ステップ602で20MHz端末に設定したNAVを解除することで、20MHz端末103は40MHz帯域を確保するときに設定されたNAVが解除されるので、制御局101との通信が可能となる。
ステップ411では、ステップ602によって20MHz端末103に設定されたNAVが解除されたので、制御局101は20MHz端末103に対して遅延許容時間の有するデータパケットの送信を行いステップ412に移る。なお、20MHz端末103に設定されたNAVが解除されているので、20MHz端末103がVoIPによる音声通信を行うVoIP端末である場合、音声通信の特性上、制御局101から20MHz端末103への単方向通信ではなく、20MHz端末103から制御局101への送信も行う双方向通信であることが考えられるため、本願を用いることで、20MHz端末103が送信するデータパケットの送信遅延時間を短くすることも出来る。
ステップ412では、制御局101と20MHz端末103との通信が終了したか判断し、20MHz端末103との通信が終了した場合(ステップ412のYES)、ステップ603に移る。20MHz端末103との通信が終了していない場合(ステップ412のNO)、ステップ411に移り、20MHz端末103との通信を継続する。
ステップ603では、制御局101が40MHz端末102との通信を再開するために、ステップ602でNAVを解除した20MHz端末103に対して再びNAVを設定し、ステップ604に移る。ステップ603により、40MHz帯域を再度確保出来るので40MHz端末102との通信が可能となる。
ステップ604ではステップ601で40MHz端末102に対して設定したNAVを解除しステップ402に移り、40MHz帯域を用いた通信を再開する。
上記の方法によれば、NAVの設定を解除した第1又は第2の20MHz帯域において遅延許容量を有するデータパケットの通信を行う端末との通信完了を確認した時点で再度NAVの設定を行い、40MHz帯域を確保することができる。そのため、第1及び第2の20MHz帯域に対してNAVの設定を行う場合に比べて、40MHz帯域の確保に要する時間を短縮することができる。
なお、実施の形態2に係る制御局101の通信方法を図7に示すようにしても良い。図7を用いて説明する。図7において、図6に示す本願の実施の形態2に係る制御局101の通信方法を示すフローチャートと同様の部分については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。図7に示すようにステップ701及び702が新たに追加されている点が図6と異なる。
ステップ412において20MHz端末103との通信が終了後(ステップ412のYES)、ステップ701に移る。
ステップ701では、20MHz端末103との通信に要した期間だけ、ステップ401で確保した40MHz帯域の通信期間を延長してステップ702に移る。例えば、制御局101は、ステップ601で40MHz端末102に対してNAVを設定した時点からステップ412で20MHz端末103との通信が終了した時点までの期間を測定しておく。この測定した期間だけ40MHz帯域の通信期間が減少したので、測定した20MHz帯域との通信に要した期間だけ40MHz帯域を延長することで、40MHz端末102が40MHz帯域を用いて通信を行う通信期間を確保することが出来る。
ステップ702では、ステップ701で延長した40MHz帯域の通信期間分だけ、20MHz端末103及び104に対して設定しているNAVの延長を行う。ステップ702において20MHz端末103及び104に対してNAVの延長を行った後、ステップ604に移り、40MHz端末に対してステップ601で設定したNAVを解除し、ステップ402に移り40MHz帯域を用いた通信を再開する。
上記の方法によれば、制御局は40MHz帯域の通信期間中に20MHz帯域を用いて遅延許容時間を有するデータパケットを送信する場合、40MHz帯域の通信期間を確保したまま20MHz帯域を割り当てることが出来る。
なお、ステップ602において40MHz端末102に設定したNAV解除後、予め定めた最短送信ギャップ時間をおいて、遅延許容時間を有するデータパケットを送信しても良い。
(実施の形態3)
本願の実施の形態3は、40MHz帯域を用いた通信期間が20MHz帯域を用いて通信を行うデータパケットの遅延許容時間を超える場合は、40MHz帯域を用いた通信期間中に20MHz帯域を用いて遅延許容時間を有するデータパケットの送信を行う構成である。
図8は本願の第3の実施の形態に係る制御局101の通信方法の一例を示すフローチャートである。図8を用いて本願の第3の実施の形態に係る制御局101の通信方法を説明する。図8において、本願の実施の形態1に係る制御局101の通信方法を示すフローチャートと同様の部分については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。図8に示すように第3の実施の形態に係る制御局101の通信方法を示すフローチャートでは、ステップ801が新たに追加されている点が実施の形態1と異なる。
ステップ407において送信遅延時間Taが遅延許容時間Tbを上回る場合(ステップ407のNO)、ステップ801に移る。
本願の実施の形態1では、送信遅延時間Taが遅延許容時間Tbを上回る場合(ステップ407のNO)制御局101は40MHz帯域の通信期間を終了させる通信方法を開示し、本願の実施の形態2では、20MHz端末103に設定したNAVを解除させる通信方法を開示した。本願の第3の実施の形態では、ポーリングを用いる通信方法を開示する。
ステップ801では、40MHz帯域の通信期間中に20MHz端末103宛に遅延許容時間を有するデータパケットを送信するため、ポーリングを行いステップ411に移る。ポーリングを行うことで制御局101は40MHz帯域の通信期間中に20MHz端末103に遅延許容時間を有するデータパケットを送信する機会を取得することが出来る。ポーリングを行うことで40MHz端末102、20MHz端末103、104に対して制御局101がパケットの送信を通知出来るので、データパケットを送信する際に、データパケットの衝突を防ぐことが出来る。
なお、制御局101はポーリングの他にも、20MHz端末103宛に遅延許容時間を有するデータパケットが発生してから、最短送信ギャップ時間後にデータパケットを送信しても良い。これによりデータパケットの遅延を抑えることが出来る。
ステップ411では、ステップ801で40MHz帯域の通信期間中に20MHz端末103へ遅延許容時間を有するデータパケットを送信する。
ステップ412では、20MHz端末103との通信が終了した場合(ステップ412のYES)、ステップ402に移り、40MHz端末102との通信を再開する。
なお遅延許容時間を有するデータパケットとしてVoIPパケットを例に説明しているが、VoIPパケットは一定間隔で発生するので、ステップ403で発生するデータパケットの発生間隔で40MHz帯域の通信期間中にポーリングを行い送信する機会を取得しても良い。例えば、データパケットの送信間隔が20msec間隔である場合、40MHz帯域の通信期間中に20msec間隔でポーリングを行う。これによって40MHz帯域の通信期間中に確実にデータパケットを送信することが出来る。
なお上記の方法では、ポーリングを行って制御局101は40MHz帯域の通信期間中に送信する機会を取得し、20MHz端末103にパケットの送信を行う構成であるが、制御局101がパケットを送信後、再度ポーリングを行い20MHz端末103に送信する機会を与えても良い。これによって20MHz端末103に送信する機会が与えられ、20MHz端末103が送信するデータパケットの遅延を低減させることが出来、40MHz帯域の開放と確保を行う必要がなく、40MHz帯域の開放や確保に要する時間を省略することができる。
なお、制御局101が20MHz端末103に対して送信する機会を付与する方法を、図9を用いて説明する。図9は、制御局101が40MHz帯域の通信期間中に20MHz端末103に対して送信する機会を付与する通信方法の一例を示したフローチャートである。
ステップ901において、制御局101は20MHz帯域の通信期間中に20MHz端末103が送信するデータパケットを受信する。この20MHz帯域の通信期間とは、40MHz帯域の通信期間ではない期間を指し、この20MHz帯域の通信期間は本願の第1、第2及び第3の実施の形態で開示した通信方法により40MHz帯域の通信期間中に20MHz端末103に対して送信する機会を与えた期間も含まれる。
ステップ902では、受信したパケットの受信間隔を測定し。この受信間隔を制御局101は保持しておく。20MHz端末103が20msec間隔でデータパケットを送信した場合、制御局101が受信するデータパケットの受信間隔は20msecとなる。ステップ903では、20MHz帯域の通信期間が終了したか判断し、20MHz帯域の通信期間が終了後(ステップ903のYES)、ステップ401に移り、40MHz帯域を確保する。40MHz帯域を確保する方法については第1、第2実施の形態を参照されたい。ステップ904では、ステップ401で確保した40MHz帯域の通信期間とデータパケットの遅延許容時間Tbを比較するデータパケットの遅延許容時間Tbを50msecとすると、40MHz帯域の通信期間がパケットの遅延許容時間Tbを上回る場合、20MHz端末103から制御局101に対してパケットの送信が出来ずに遅延が発生する。従って、ステップ904でパケットの遅延許容時間Tbを50msecとすると、40MHz帯域の通信期間がデータパケットの遅延許容時間Tbを上回る場合(ステップ904のYES)、ステップ905に移る。データパケットの遅延許容時間Tbを50msecとすると、40MHz帯域の通信期間がデータパケットの遅延許容時間Tbを上回らない場合(ステップ904のNO)、40MHz帯域の通信期間が終了後に20MHz端末103が制御局101に対してデータパケットを送信しても遅延の影響は少ないと判断し、ステップ907に移る。ステップ905では、制御局101は40MHz帯域の通信期間中にステップ901で測定した20msec間隔でポーリングを行い、20MHz端末103に対して送信する機会を付与しステップ906に移る。ステップ906では、制御局101は20MHz端末103が送信するデータパケットを受信する。ステップ907では、制御局101は40MHz帯域が終了後に20MHz端末103が送信するデータパケットを受信する。
上記の方法によれば、制御局101から20MHz端末103へのデータパケットの送信が無い場合でも20MHz端末が送信する遅延許容時間を有するデータパケットの遅延を抑えることが出来る。
なお、本願の全ての実施の形態において、遅延許容時間を有する20MHz端末103としてVoIPによる音声通信を行う端末として説明したが、VoIPによる音声通信を行う端末に限定されることはなく、遅延許容時間を有する端末であれば本願を適用することが出来、本願で示した20MHz端末103がVoIP端末の場合と同様の効果が得られる。遅延許容時間を有するデータパケットの送受信を行う端末として、例えば高速応答性が必要な映像端末が挙げられる。高速応答性が必要な映像端末を備える無線通信システムの通信制御を行う制御局101に本願を適用すれば、映像の途切れを軽減させることが出来る。
なお、制御局101が40MHz帯域を用いた通信期間中にポーリングによって20MHz端末103に対してデータパケットを送信する機会を与えた場合、ポーリングされた時点で20MHz端末103が制御局101に対して送信するデータパケットが無い場合は、制御局101に対して再度送信する機会を付与してもらう制御信号を送信しても良い。例えば、ポーリングしてもらうタイミングを通知する制御信号を送信することで、制御局101がポーリングするタイミングを認識することが出来る。これによって、制御局101が不要にポーリングすることを防ぎ、周波数帯域を有効に利用することが出来る。
なお、本願の各実施の形態で説明した制御局101が備える各機能ブロックは、典型的には、集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィグラブル・プロセッサを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてあり得る。
本願は、第1の周波数帯域を使用する端末と第1の周波数帯域を含む第2の周波数帯域を使用する端末が混在する無線通信システム等に用いるものとして有用である。
本願に係る通信装置(制御局)を備えた無線通信システムの一例を示す図 無線通信システムで用いる周波数帯域を示す図 本願の実施の形態1に係る通信装置(制御局)の構成の一例を示すブロック図 本願の実施の形態1に係る通信方法の一例を示すフローチャート 送信遅延時間と遅延許容時間を説明する図 本願の実施の形態2に係る通信方法の一例を示すフローチャート 本願の実施の形態2に係る通信方法の一例を示すフローチャート 本願の第3の実施の形態に係る通信方法の一例を示すフローチャート 本願の第3の実施の形態に係る通信方法の一例を示すフローチャート 従来の通信方法の一例を示すフローチャート
符号の説明
101 制御局
102 40MHz端末
103,104,105 20MHz端末
301 無線送信部
302 チャネル制御部
303 アンテナ
304 無線受信部

Claims (15)

  1. 第1の周波数帯域を用いて、遅延許容時間の制限があるデータパケットの通信を行う第1の端末と、前記第1の周波数帯域の全部あるいは一部の帯域を含む第2の周波数帯域を用いて通信を行う第2の端末とを少なくとも含む通信システムにおいて、
    前記通信システムの制御局が通信の制御を行う通信方法であって、前記制御局が前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間を設定する通信期間設定ステップと、
    前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間の残存期間が前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの遅延許容時間を越える場合は、前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの通信可能となるよう制御を行う通信制御ステップとを含む通信方法。
  2. 前記通信制御ステップは、
    前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間の設定を解除する通信期間解除ステップと、
    前記第1の周波数帯域を用いて前記遅延許容時間の制限があるデータパケットを送信するデータパケット送信ステップと、
    前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信完了後に前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間を再設定する通信期間再設定ステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  3. 前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間を設定に伴い前記第1の周波数帯域における通信が禁止されている場合には、前記第1の周波数帯域における通信の禁止を解除する通信許可ステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の通信方法。
  4. 前記通信制御ステップは、
    前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間中に前記第1の周波数帯域における通信の許可を行う通信許可ステップと、
    前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信完了後に前記第1の周波数帯域における通信を再度禁止する通信禁止ステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  5. 前記通信制御ステップは、
    前記制御局から前記第1の端末宛へ前記データパケットを送信する場合、前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間中に前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信を行うデータパケット送信ステップを含むことを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  6. 前記データパケット送信ステップは、
    前記第2の周波数帯域を用いた端末間の通信が終了後、最短送信ギャップ時間で前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信を行うことを含むことを特徴とする請求項5記載の通信方法。
  7. 前記通信制御ステップは、前記第1の端末から前記制御局宛へ前記遅延許容時間の制限があるデータパケットを送信するパケットの場合、前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間中に前記制御局から前記第1の端末へ前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信を許可する通信許可ステップを含むことを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  8. 前記通信許可ステップは、
    前記制御局から前記第1の端末に対し、前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信を許可するポーリングを行うことを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
  9. 前記通信許可ステップは、
    前記制御局から前記第1の端末に対し、データパケット送信時に前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信を許可情報を埋め込むことを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
  10. 前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信を許可された前記第1の端末は、送信する前記遅延許容時間の制限があるデータパケットがない場合には、制御局に対し前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信を許可を再度与えてもらうための許可情報を送信することを特徴とする請求項7に記載の通信制御情報。
  11. 前記通信許可ステップは、
    前記第1の端末が送信する前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信間隔を測定する送信間隔測定ステップと、
    前記測定した遅延許容時間の制限があるデータパケットの送信間隔で前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間中に送信許可を与えることを含む請求項7記載の通信方法。
  12. 前記第2の周波数帯域は隣接する2つの前記第1の周波数帯域を結合してなることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  13. 第1の周波数帯域を用いて、遅延許容時間の制限があるデータパケットを含むデータパケットの通信を行う通信期間と、前記第1の周波数帯域以外の帯域とを含む第2の周波数帯域を用いて通信を行う通信期間を周期的に設定した通信システムにおいて、前記通信システムの制御を行う通信装置であって、
    データパケットの送受信を行う通信手段と、
    前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域を切替えるチャネル切替手段と、
    前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間を設定する通信期間設定手段と、
    前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間の残存期間が前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの遅延許容時間を越える場合は、前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの通信可能となるよう制御を行う通信制御手段とを含むことを特徴とする通信装置。
  14. 第1の周波数帯域を用いて、遅延許容時間の制限があるデータパケットを含むデータパケットの通信を行う通信期間と、前記第1の周波数帯域以外の帯域とを含む第2の周波数帯域を用いて通信を行う通信期間を周期的に設定した通信システムにおいて、前記通信システムの制御を行う通信制御回路を含む集積回路であって、前記通信制御回路は、
    データパケットの送受信を行う通信部と、
    前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域を切替えるチャネル切替部と、
    前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間を設定する通信期間設定部と、
    前記第2の周波数帯域を用いた通信用の通信期間の残存期間が前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの遅延許容時間を越える場合は、前記遅延許容時間の制限があるデータパケットの通信可能となるよう制御を行う通信制御部とを含むことを特徴とする集積回路。
  15. 前記請求項1から12までに記載の通信方法が有する機能の全部あるいは一部をコンピュータで実現するためのプログラムを格納して構成されていることを特徴とするプログラム記録媒体。
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