JP2008545748A - C型肝炎ウイルスに関連する障害を処置するために有用な徐放処方物 - Google Patents
C型肝炎ウイルスに関連する障害を処置するために有用な徐放処方物 Download PDFInfo
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Abstract
Description
本発明は、HCVプロテアーゼ(例えば、HCV NS3/NS4aプロテアーゼ)を阻害することによるC型肝炎ウイルスに関連する広く種々の疾患または障害、および/またはカテプシン活性およびカテプシン活性阻害に関連する病気または障害を治療するのに有用な徐放投薬処方物に関連する。
HCVは、肝硬変および肝細胞癌腫の誘導に関連付けられてきた。HCV感染を罹った患者のに対する予後は現在芳しくない。HCV感染は、HCV感染に関する免疫または緩解の欠如のため、肝炎の他の形態より治療するのが困難である。現在のデータは、硬変診断から4年後において50%未満の生存率を示す。局所化された切除可能な肝細胞癌腫と診断された患者は10〜30%の5年生存率を有し、他方、局所化された切除不能肝細胞癌腫を持つ患者は1%未満の5年生存率を有する。
Levicar et al.,(2003)Cancer Gene Ther.,10(2):141−51。 Katunama et al.,(2002)Arch Biochem Biophys.,397(2):305−11 Rousselet et al.,(2004)Cancer Res.,64(1):146−51 Colella et al.,(2003)Biotech Histochem.,78(2):101−8 Krueger et al.,(2001)Cancer Gene Ther.,8(7):522−8 Frohlich et al.,(2204)Arch Dermatol Res.,295(10):411−21
本発明は、被験体においてC型肝炎ウイルス(HCV)プロテアーゼの活性を変調するための徐放投薬処方物を提供し、該徐放投薬処方物は、少なくとも1つHCVプロテアーゼインヒビターおよび該少なくとも1つのHCVプロテアーゼインヒビターの放出を制御する徐放担体を含み、該被験体に、下に示される種々の構造式の少なくとも1つのHCVプロテアーゼインヒビター化合物の有効量を投与する工程を包含する。本明細書中に開示されるHCVプロテアーゼインヒビター化合物はまた、カテプシンインヒビターであり得る。
Yは以下の部分:アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノおよびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、但し、Yは所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
X11はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、但し、X11は加えて所望によりX12で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり、但し、該アルキル、アルコキシ、およびアリールは、加えて所望により独立してX12から選択される部分で置換されていてもよく;
R1はCOR5またはB(OR)2であり、ここに、R5はH、OH、OR8、NR9R10、CF3、C2F5、C3F7、CF2R6、R6またはCOR7であり、ここに、R7はH、OH、OR8、CHR9R10、またはNR9R10であり、ここに、R6、R8、R9およびR10は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、[CH(R1’)]PCOOR11、[CH(R1’)]PCONR12R13、[CH(R1’)]PSO2R11、[CH(R1’)]PCOR11、[CH(R1’)]PCH(OH)R11、CH(R1’)CONHCH(R2)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2)R’、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)COOR11、およびCH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)CONR12R13よりなる群から選択され、ここに、R1’、R2’、R3’、R4’、R5’、R11、R12、R13、およびR’は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アルキル−ヘテロアリール、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択され;
ZはO、N、CHまたはCRから選択され、
Wは存在しても存在しなくてもよく、もし、Wが存在すれば、WはC=O、C=S、C(=N−CN)、またはSO2から選択され;
Qは存在しても存在しなくてもよく、Qが存在する場合、QはCH、N、P、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、O、NR、S、またはSO2であり;Qが存在しない場合、Mは存在しても存在しなくてもよく;QおよびMが存在しないの場合、AはL直接連結し;
AはO、CH2、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、(CRR’)P、NR、S、またはSO2または結合であり;
EはCH、N、CR、またはA、LもしくはGに対する二重結合であり;
Gは存在しても存在しなくてもよく、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、およびEは、Gが連結されているように、式Iにおける炭素原子に直接的に連結され、
Jは存在するか、または存在しなくてもよく、Jが存在する場合、Jは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)P、SO2、NH、NRまたはOであり;Jが存在しない場合、Gは存在し、かつEはJに連結するように式Iに示されるNに直接的に連結され;
Lは存在してもしなくてもよく、Lが存在する場合、LはCH、CR、O、SまたはNRであり;Lが存在しない場合、Mは存在してもしなくてもよく;もしMが存在し、Lが存在しない場合、Mは直接的かつ独立してEに連結され、およびJはEに直接的かつ独立して連結され;
Mは存在してもしなくてもよく、Mが存在する場合、MはO、NR、S、SO2、(CH2)P、(CHR)P(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;
pは0ないし6の数であり;そして
R、R’、R2、R3およびR4は、独立して、H;C1−C10アルキル;C2−C10アルケニル;C3−C8シクロアルキル;C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン;(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子および、0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子からなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子であり;アリール;ヘテロアリール;アルキル−アリール;およびアルキル−ヘテロアリールよりなる群から選択され;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は、所望により化学的に適切に置換されていてもよく、該用語「置換された」はアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジド、およびヒドロキサメートよりなる群から選択される1以上の部分での所望による化学的に適切な置換をいうか;あるいは
さらに、該単位N−C−G−E−L−J−Nは5員または6員の環状環構造を表し、但し、該単位N−C−G−E−L−J−Nが5員の環状環構造を表す場合、またはN、C、G、E、L、J、N、A、Q、およびMを含む式I中の二環構造が5員の環状環構造を表す場合、該5員の環状環構造は環状環の一部としてのカルボニル基を欠如する]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
ZはO、NHまたはNR12であり;
Xはアルキルスルホニル、ヘテロシクリルスルホニル、ヘテロシクリルアルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アルコキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、またはヘテロアリールアミノカルボニル部分であり、但し、Xは加えて所望により、R12またはR13で置換されていてもよく、
X1はH;C1−C4直鎖アルキル;C1−C4分岐鎖アルキルまたは;CH2−アリール(置換または非置換)で置換されていてもよく;
R12はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルへテロアリール、またはヘテロアリールアルキル部分であり、但し、R12は加えて、所望によりR13で置換されていてもよく;
R13はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキシアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、またはニトロ部分であり、但し、該アルキル、アルコキシおよびアリールは加えて、所望により、独立してR13から選択される部分で置換されていてもよく;
P1a、P1b、P2、P3、P4、P5、およびP6は独立して、H;C1−C10の直鎖アルキルまたは分岐鎖アルキル;C2−C10の直鎖アルケニルまたは分岐鎖アルケニルであり;
C3−C8シクロアルキル、C3−C8複素環;(シクロアルキル)アルキルまたは(ヘテロシクリル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子からなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;
アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキル、ここに、該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;
ここに、該アルキル、アルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル;(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクリル)アルキル部分は所望によりR13で置換されていてもよく、さらに、ここに、該P1aおよびP1bは所望により相互に連結されて、スピロ環状またはスピロ複素環の環を形成してもよく、該スピロ環状またはスピロ複素環の環は0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子を含有し、かつ加えて所望によりR13で置換されていてもよく;そして
P1’はH、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−アルキル、アリール、アリール−アルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアリール−アルキルであり;但し、該P1’は加えて所望によりR13で置換されていてもよい]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
G、JおよびYは同一かまたは異なってもよく、独立して、部分:H、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノおよびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、但し、Yは加えて所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
X11は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキル部分よりなる群から選択され、但し、X11は加えて所望によりX12で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキシアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノまたはニトロであり、但し、該アルキル、アルコキシおよびアリールは加えて、所望により、独立してX12から選択される部分で置換されていてもよく;
R1はCOR5またはB(OR)2であり、ここに、R5はH、OH、OR8、NR9R10、CF3、C2F5、C3F7、CF2R6、R6およびCOR7よりなる群から選択され、ここに、R7はH、OH、OR8、CHR9R10、およびNR9R10よりなる群から選択され、ここに、R6、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってもよく、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、CH(R1’)COOR11、CH(R1’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)R’、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)COOR11、およびCH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)CONR12R13より群から選択され、ここに、R1’、R2’、R3’、R4’、R5’、R11、R12、R13、およびR’は同一かまたは異なってもよく、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アルキル−ヘテロアリール、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択され;
ZはO、N、またはCHから選択され;
Wは存在してもしなくてもよく、もしWが存在すれば、WはC=O、C=S、またはSO2から選択され;そして
R、R’、R2、R3およびR4は、独立して、H;C1−C10アルキル;C2−C10アルケニル;C3−C8シクロアルキル;C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ;酸素、窒素、硫黄またはリン原子(該酸素、窒素、硫黄またはリン原子は0ないし6の数であり);(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子よりなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;アリール;ヘテロアリール;アルキル−アリール;およびアルキル−ヘテロアリールよりなる群から選択され;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は所望により置換されていてもよく、該用語「置換された」とは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジドおよびヒドロキサメートよりなる群から選択される1以上の部分での所望による化学的に適当な置換をいう]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
Yは以下の部分:アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、およびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、但し、Yは所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
X11はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、但し、X11は加えて所望によりX12で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシル、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノまたはニトロであり、但し、該アルキル、アルコキシ、およびアリールは加えて、所望により、独立してX12から選択される部分で置換されていてもよく;
R1は以下の構造:
ここに、kは0ないし5の数であり、これは同一かまたは異なってもよく、R11は所望による置換基を示し、該置換基の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロシクロアルキルアミノ、ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシル、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミド、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノおよびニトロよりなる群から選択され、但し、R11は、R11≠Hの場合、所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
ZはO、N、CHまたはCRから選択され;
Wは存在してもしなくてもよく、もしWが存在すれば、WはC=O、C=S、C(=N−CN)、またはS(O2)から選択され;
Qは存在してもしなくてもよく、Qが存在する場合、QはCH、N、P、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、O、N(R)、S、またはS(O2)であり;Qが存在しない場合、Mは存在してもしなくてもよく;QおよびMが存在しない場合、AはLに直接的に連結されており;
AはO、CH2、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、(CRR’)P、N(R)、S、またはS(O2)または結合であり;
EはCH、N、CR、またはA、LもしくはGに対する二重結合であり;
Gは存在してもしなくてもよく、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、かつEは、Gが連結するように式Iにおける炭素原子に直接的に連結され;
Jは存在してもしなくてもよく、Jが存在する場合、Jは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)P、S(O2)、NH、N(R)またはOであり;Jが存在しない場合、Gは存在し、かつEは、Jに連結するように式Iに示されるNに直接的に連結され;
Lは存在してもしなくてもよく、Lが存在する場合、LはCH、C(R)、O、SまたはN(R)であり;Lが存在しない場合、Mは存在してもしなくてもよく;もしMが存在し、かつLが存在しなければ、Mは直接的にかつ独立してEに連結され、そしてJは直接的にかつ独立してEに連結され;
Mは存在してもしなくてもよく、Mが存在する場合、MはO、N(R)、S、S(O2)、(CH2)P、(CHR)P(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;
pは0ないし6の数であり;そして
R、R’、R2、R3およびR4は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H;C1−C10アルキル;C2−C10アルケニル;C3−C8シクロアルキル;C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン、(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子からなり、かつ該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;アリール;ヘテロアリール;アルキル−アリール;およびアルキル−ヘテロアリールよりなる群から選択され;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は所望により置換されていてもよく、該用語「置換された」とは、同一かまたは異なってもよく、各々が、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジドおよびヒドロキサメードよりなる群から選択される1以上の部分での置換をいい;
さらに、ここに、該単位N−C−G−E−L−J−Nは5員の環状の環構造または6員の環状の環構造を表し、但し、該単位N−C−G−E−L−J−Nが5員の環状の環構造を表す場合、またはN、C、G、E、L、J、N、A、Q、およびMを含む式Iにおける二環構造が5員の環状の環構造を表す場合、該5員の環状の環構造は該5員の環状の環の部分としてのカルボニル部分を欠如する]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
(1)R1は−C(O)R5または−B(OR)2であり;
(2)R5はH、−OH、−OR8、−NR9R10、−C(O)OR8、−C(O)NR9R10、−CF3、−C2F5、C3F7、−CF2R6、−R6、−C(O)R7またはNR7SO2R8であり;
(3)R7はH、−OH、−OR8、または−CHR9R10であり;
(4)R6、R8、R9およびR10は、独立して、H:アルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、R14、−CH(R1’)CH(R1’)C(O)OR11、[CH(R1’)]PC(O)OR11、−[CH(R1’)]PC(O)NR12R13、−[CH(R1’)]PS(O2)R11、−[CH(R1’)]PC(O)R11、−[CH(R1’)]PS(O2)NR12R13、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)(R’)、CH(R1’)CH(R1’)C(O)NR12R13、−CH(R1’)CH(R1’)S(O2)R11、−CH(R1’)CH(R1’)S(O2)NR12R13、−CH(R1’)CH(R1’)CH(R1’)C(O)R11、―[CH(R1’)]PCH(OH)R11、−CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)OR11、C(O)N(H)CH(R2’)C(O)OR11、−C(O)N(H)CH(R2’)C(O)R11、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)NR12R13、−CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)R’、C(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)OR11、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)CH(R3’)NR12R13、C(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)NR12R13、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)OR11、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)NR12R13、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)N(H)CH(R5’)C(O)OR11、およびCH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)N(H)CH(R5’)C(O)NR12R13よりなる群から選択され;
R1’、R2’、R3’、R4’、R5’、R11、R12、およびR13は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルケニル、アルキニル、アルキル−アリール、アルキル−ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択されるか;あるいは
R12およびR13は一緒に連結し、ここに、該組合せはシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
R14は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アリル、アルキル−ヘテロアリール、アルコキシ、アリール−アルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択され;
(5)RおよびR’は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、同一かまたは異なってもよく、各々、独立して、H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アミノ、アミド、アリールチオアミノ、アリールカルボニルアミノ、アリールアミノカルボキシ、アルキルアミノカルボキシ、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、(アリール)アルキル、ヘテロアリールアルキル、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン、(シクロアルキル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、(アルキル)アリール、アルキルヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリールおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキルよりなる群から選択され、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子よりなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;
(6)L’はH、OH、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクリルであり;
(7)M’はH、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロシクリルまたはアミノ酸側鎖であるか;
あるいはL’およびM’は一緒に結合して、
ここに、式2においては、
Eは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、C、CH、NまたはC(R)であり;
Jは存在するか、または存在せず、Jが存在しない場合、Jは(CH2)P、(CHR−CHR’)P、(CHR)P、(CRR’)P、S(O2)、N(H)、N(R)またはOであり;Jが存在せず、かつGは存在する場合、Lは位置2でマークされる窒素原子に直接的に連結され;
pは0ないし6の数であり;
Lは存在するか、または存在せず、Lが存在する場合、LはC(H)またはC(R)であり;Lが存在しない場合、Mは存在するか、または存在せず;もしMが存在し、かつLが不存在であれば、Mは、直接的にかつ独立してEに連結され、そしてJは直接的かつ独立してEに連結され;
Gは存在するか、または存在せず、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、(CHR−CHR’)Pまたは(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、かつEは位置1でマークされる炭素原子に直接的に連結され;
Qは存在するか、または存在せず、Qが存在する場合、QはNR、PR、(CR=CR)、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、(CHR−CHR’)P、O、NR、S、SO、またはSO2であり;Qが存在しない場合、Mは(i)Aに直接的に連結されているか、あるいは(ii)L上の独立した置換基であり、該独立した置換基は−OR、−CH(R)(R’)、S(O)0−2Rまたは−NRR’から選択されるか、あるいは(iii)存在せず;QおよびMが共に存在しない場合、AはLに直接的に連結されているか、またはAはE上の独立した置換基であり、該独立した置換基は−OR、−CH(R)(R’)、S(O)0−2Rもしくは−NRR’から選択されるか、あるいはAは存在せず;
Aは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、AはO、O(R)、(CH2)P、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、(CRR’)P、N(R),NRR’、S、S(O2),−OR、CH(R)(R’)またはNRR’であるか;あるいはAはMに連結されて、脂環式、脂肪族またはヘテロ脂環式ブリッジを形成し;
Mは存在するか、または存在せず、Mが存在する場合、Mはハロゲン、O、OR、N(R)、S、S(O2)、(CH2)P、(CHR)P(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;あるいはMはAに連結されて、脂環式、脂肪族またはヘテロ脂環式ブリッジを形成し;
(8)Z’は構造式3:
ここに、式3において、YはH、アリール、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、ヘテロアルキル−ヘテロアリール、ヘテロアルキル−ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノおよびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、そしてYは置換されていないか、あるいは所望により同一かまたは異なって、独立してX11またはX12から選択される1または2の置換基で置換されていてもよく;
X11はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、そしてX11は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して選択されるX12部分の1以上で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、スルホニル尿素、シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリール−シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリール−スルホンアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり、該アルキル、アルコキシおよびアリールは置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルから選択される1以上の部分で独立して置換されていてもよく;
ZはO、N、C(H)またはC(R)であり;
R31はH、ヒドロキシル、アリール、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、ヘテロアルキル−ヘテロアリール、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノまたはヘテロシクロアルキルアミノであり、そしてR31は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立してX13またはX14から選択される1または2の置換基で置換されていてもよく;
X13はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、そしてX13は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して選択される1以上のX14部分で置換されていてもよく;
X14はヒドロキシ、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリール−シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリールスルホンアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノまたはニトロであり、そして該アルキル、アルコキシ、およびアリールは置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルから選択される1以上の部分で置換されていてもよく;
Wは存在しても存在しなくてもよく、もしWが存在すれば、WはC(=O)、C(=S)、C(=N−CN)、またはS(O2)であり;
(9)Xは構造式4:
ここに、式4においては、aは2、3、4、5、6、7、8または9であり;
b、c、d、eおよびfは0、1、2、3、4または5であり;
AはC、N、SまたはOであり;
R29およびR29’は、独立して、存在するか、または存在せず、もし存在すれば、同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルアミノカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アミノ、−NH(アルキル)、−NH(シクロアルキル)、−N(アルキル)2、カルボキシル、C(O)O−アルキル、ヘテロアリール、アラルキル、アルキルアリール、アラルケニル、ヘテロアラルキル、アルキルヘテロアリール、ヘテロアラルケニル、ヒドロキシアルキル、アリールオキシ、アラルコキシ、アシル、アロイル、ニトロ、アリールオキシカルボニル、アラルコキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アルキルスルフィニル、アリールスルフィニル、ヘテロアリールスルフィニル、アリールチオ、ヘテロアリールチオ、アラルキルチオ、ヘテロアラルキルチオ、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、Y1Y2N−アルキル−、Y1Y2NC(O)−およびY1Y2NSO2−よりなる群から選択される1または2の置換基であり、ここに、Y1およびY2は同一かまたは異なってもよく、独立して、水素、アルキル、アリールおよびアラルキルよりなる群から選択されるか;あるいは
R29およびR29’は、該組み合わせが0ないし6の炭素原子の脂肪族またはヘテロ脂肪族鎖であるように一緒に連結され;
R30は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、H、アルキル、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルよりなる群から独立して選択される1または2の置換基であり;
(10)Dは構造式5:
ここに、式5においては、R32、R33およびR34は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、H、ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアミノ、スピロアルキル、シクロアルキルアミノカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アミノ、−NH(アルキル)、−NH(シクロアルキル)、−N(アルキル)2、カルボキシル、−C(O)O−アルキル、ヘテロアリール、アラルキル、アルキルアリール、アラルケニル、ヘテロアラルキル、アルキルヘテロアリール、ヘテロアラルケニル、ヒドロキシアルキル、アリールオキシ、アラルコキシ、アシル、アロイル、ニトロ、アリールオキシカルボニル、アラルコキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アルキルスルフィニル、アリールスルフィニル、ヘテロアリールスルフィニル、アリールチオ、ヘテロアリールチオ、アラルキルチオ、ヘテロアラルキルチオ、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、Y1Y2N−アルキル−、Y1Y2NC(O)−およびY1Y2NSO2−よりなる群から独立して選択される1または2の置換基であり、ここに、Y1およびY2は同一かまたは異なってもよく、独立して、水素、アルキル、アリール、およびアラルキルよりなる群から選択されるか;あるいは
R32およびR34は、該組合せがシクロアルキル基の部分を形成するように一緒に連結され;
gは1、2、3、4、5、6、7、8または9であり;
h、i、j、k、lおよびmは0、1、2、3、4または5であり;そして
AはC、N、SまたはOであり、
(11)但し、構造式2:
条件排除(i):Z’は、R36はH、C6または10アリール、ヘテロアリールである−NH−R36、−R37がC1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルである−C(O)−R37、−C(O)−OR37または−C(O)−NHR37ではなく:および
条件排除(ii):R1は−C(O)OH、−C(O)OHの医薬上許容される塩、−C(O)OHのエステル、またはR38がC1−8アルキル、C3−6シクロアルキル、C6ないし10アリールまたはC7−16アラルキルよりなる群から選択される−C(O)NHR38ではない]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
CapおよびP’は、独立して、H、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、シクロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、カルボキシアルキルアミノ、アリールアルキルオキシまたはヘテロシクリルアミノであり、ここに、該アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、シクロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、カルボキシアルキルアミノ、アリールアルキルオキシまたはヘテロシクリルアミノの各々は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なってよく、かつ独立してX1およびX2から選択される1または2の置換基で置換されていてもよく;
X1はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アリールヘテロアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルアミノ、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、およびX1は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なってもよく、かつ独立して選択される1以上のX2部分で独立して置換されていてもよく;
X2はヒドロキシ、アルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、ケト、エステルまたはニトロであり、ここに、該アルキル、アルコキシ、およびアリールの各々は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なってよく、かつ独立してアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アリールヘテロアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルアミノ、アルキルヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから選択される1以上の部分で独立して置換されていてもよく;
Wは存在してもしなくてもよく、Wが存在する場合、WはC(=O)、C(=S)、C(=NH)、C(=N−OH)、C(=N−CN)、S(O)またはS(O2)であり;
Qは存在してもしなくてもよく、Qが存在する場合、QはN(R)、P(R)、CR=CR’、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、(CHR−CHR’)P、O、S、S(O)またはS(O2)であり;Qが存在しない場合、Mは(i)直接的にAに連結されているか、あるいは(ii)MはL上の独立した置換基であり、そしてAはE上の独立した置換基であり、該独立した置換基は−OR、−CH(R’)、S(O)0−2Rまたは−NRR’から選択され;QおよびMが共に存在しない場合、AはLに直接的に連結されるか、あるいはAは、−OR、CH(R)(R’)、−S(O)0−2Rまたは−NRR’から選択される、E上の独立した置換基であり;
Aは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、Aは−O−、−O(R)CH2−、−(CHR)P−、−(CHR−CHR’)P−、(CRR’)P、N(R)、NRR’、S、またはS(O2)であり、Qが存在しない場合、Aは−OR、−CH(R)(R’)または−NRR’であり;Aが存在しない場合、QおよびEは結合によって連結されているか、あるいはQはM上の独立した置換基であり;
Eは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、EはCH、N、C(R)であり;
Gは存在してもしなくてもよく、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、そしてEは位置1でマークされる炭素原子に直接的に連結され;
Jは存在してもしなくてもよく、Jが存在する場合、Jは(CH2)P、(CHR−CHR’)P、(CHR)P、(CRR’)P、S(O2)、N(H)、N(R)またはOであり;Jが存在せず、かつGが存在する場合、Lは位置2でマークされる窒素原子に直接的に連結され;
Lは存在してもしなくてもよく、Lが存在する場合、LはCH、N、またはCRであり;Lが存在しない場合、Mは存在するか、または存在せず;もしMが存在し、かつLが存在しない場合、Mは直接的かつ独立してEに連結され、そしてJは直接的かつ独立してEに連結され;
Mは存在してもしなくてもよく、Mが存在する場合、MはO、N(R)、S、S(O2)、(CH2)P、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;
pは0ないし6の数であり;
R、R’およびR3は同一かまたは異なってよく、各々はH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アリールチオアミノ、アリールカルボニルアミノ、アリールアミノカルボキシ、アルキルアミノカルボキシ、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、アルケニル、アルキニル、アリール−アルキル、ヘテロアリールアルキル、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン、(シクロアルキル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキル−アリール、アルキルヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリールおよび(ヘテロシクリル)アルキルよりなる群から選択され;
(CRR’)におけるRおよびR’は、該組合せがシクロアルキルまたはヘテロシクリル部分を形成するように一緒に連結でき;そして
R1はN(R)またはOである]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
ここに、R6およびR7は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノおよびアルキルアミノよりなる群から選択され;
R4およびR5は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、R4およびR5は、部分
ここに、pは1ないし2であり、qは1ないし3であり、そしてP2はアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ジアルキルアミノ、アルキルアミノ、アリールアミノまたはシクロアルキルアミノであり;そして
R3はアリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、
ここに、YはO、SまたはNHであり、そしてZはCHまたはNであり、そしてR8部分は同一かまたは異なってよく、各R8は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、アルキルチオ、アリールチオおよびアルキルオキシよりなる群から選択される]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
ここに、R6およびR7は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノおよびアルキルアミノよりなる群から選択され;
P1はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルハロアルキルよりなる群から選択され;
P3はアルキル、シクロアルキル、アリール、およびアリールと縮合したシクロアルキルよりなる群から選択され;
R4およびR5は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、R4およびR5は、部分
ここに、pは1ないし2であり、qは1ないし3であり、そしてP2はアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ジアルキルアミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、またはシクロアルキルアミノであり;そして
R3はアリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、
ここに、YはO、SまたはNHであり、そしてZはCHまたはNであり、そしてR8部分は同一かまたは異なってよく、各R8は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、アルキルチオ、アリールチオおよびアルキルオキシよりなる群から選択される]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
ここに、R6およびR7は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノおよびアルキルアミノよりなる群から選択され;
R4およびR5は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、R4およびR5は、部分
ここに、pは1ないし2であり、qは1ないし3であり、そしてP2はアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ジアルキルアミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、またはシクロアルキルアミノであり;そして
R3はアリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、
ここに、YはO、SまたはNHであり、そしてZはCHまたはNであり、そしてR8部分は同一かまたは異なってよく、各R8は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、アルキルチオ、アリールチオおよびアルキルオキシよりなる群から選択される]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示される部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R),またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17およびR18は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のシクロアルキル、ヘテロアリールまたはシクロアルキル構造を形成し、同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結されて、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、所望により、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で独立して置換されていてもよい]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、NR9R10、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示された部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NR9R10が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
Yは以下の部分:
XはO、NR15、NC(O)R16、S、S(O)およびSO2から選択され;
GはNHまたはOであり;そして
R15、R16、R17、R18、R19、T1、T2、T3およびT4は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、R17およびR18は相互に連結されて、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換されていてもよい]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、およびR19は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、(i)R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員の環状構造を形成するか、あるいはR15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員の環状構造を形成し、そして(ii)同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノ、およびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換されていてもよい]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2R、およびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり、そしてR15、R16、R17、R18、R19およびR20は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、C1−C10アルキル、C1−C10ヘテロアルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10ヘテロアルケニル、C2−C10アルキニル、C2−C10ヘテロアルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールよりなる群から選択され、あるいは代替的に:(i)R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルを形成できるか、またはR15およびR19は相互に連結して、5員ないし8員のヘテロアルキルまたはヘテロシクリルを形成するか、あるいはR15およびR20は相互に連結して、5員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、そして(ii)同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アリールスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノ、およびニトロよりなる群から選択される1以上の基で置換できる]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2R、およびハロから選択されるか;
あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’はNRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、およびR18は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールよりなる群から選択され、あるいは代替的に、(i)R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員の環状構造を形成し、そして(ii)同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アリール−、ヘテロアルキル、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;EおよびJは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR7、SR、ハロ、およびS(O2)Rよりなる群から選択されるか、あるいはEおよびJは相互に直接的に連結して、3員ないし8員のシクロアルキル、または3員ないし8員のヘテロシクリル部分を形成でき;
ZはN(H)、N(R)、またはOであり、但し、ZがOである場合、Gは存在するか、または存在せず、もしGが存在し、ZがOであれば、GはC(=O)であり;
Gは存在してもしなくてもよく、もしGが存在すれば、GはC(=O)またはS(O2)であり、Gが存在しない場合、Zは直接的にYに連結され;
Yは:
R、R7、R2、R3、R4およびR5は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択され、ここに、該ヘテロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルの各々が、独立して、1ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子を有し;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリル部分の各々は置換されていないか、または所望により、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロ、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジド、およびヒドロキサメートよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、NR9R10におけるR9およびR10は、NR9R10が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され、そして同様に、独立して、代替的に、CHR9R10におけるR9およびR10は、CHR9R10が4員ないし8員のシクロアルキルを形成するように相互に連結され;
R2およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
Yは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、(i)R17およびR18は、独立して、相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;(ii)同様に、独立して、R15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iii)同様に、独立して、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iv)同様に、独立して、R15およびR20は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(v)同様に、独立して、R22およびR23は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたは4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;そして(vi)同様に、独立して、R24およびR25は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたは4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の基で置換できる]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記に示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;または代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
Yは以下の部分から選択され:
ここに、uは0ないし1であり;
XはO、NR15、NC(O)R16、S、S(O)およびSO2から選択され;
GはNHまたはOであり;そして
R15、R16、R17、R18、R19、T1、T2、およびT3は同一かまたは異なってよく、各々、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、または所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R8はアルキル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、およびヘテロシクロアルキルよりなる群から選択され;
R9はH、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、N(H)R、N(RR’)、SR、S(O2)R、およびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
RおよびR’は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−、アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、N(RR’)におけるRおよびR’は、N(RR’)が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
R2およびR3は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、スピロ−連結シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
Yは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、R19、およびR20は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、(i)R17およびR18は独立して相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;(ii)同様に、独立して、R15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iii)同様に、独立して、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;そして(iv)同様に、独立して、R15およびR20は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、スピロ−連結シクロアルキル、およびヘテロシクリルの各々は置換されていないか、または所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
Zはヘテロシクリル部分、N(H)(アルキル)、−N(アルキル)2、−N(H)(シクロアルキル)、−N(シクロアルキル)2、−N(H)(アリール)、−N(アリール)2、−N(H)(ヘテロシクリル)、−N(ヘテロシクリル)2、−N(H)(ヘテロアリール)、および−N(ヘテロアリール)2よりなる群から選択され;
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、NR9R10におけるR9およびR10は、NR9R10が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され、同様に、独立して、代替的に、CHR9R10におけるR9およびR10は、CHR9R10が4員ないし8員のシクロアルキルを形成するように相互に連結され;
R2およびR3は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
Yは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、R19、R20およびR21は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、(i)R17およびR18は独立して相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;(ii)同様に、独立して、R15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iii)同様に、独立して、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;そして(iv)同様に、独立して、R15およびR20は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、または所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、カルボキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
の化合物である。
aは0または1であり;bは0または1であり;YはHまたはC1−6アルキルであり;
BはH、式R7−C(O)−のアシル誘導体、または式R7−SO2のスルホニルであり、ここに、
R7は(i)所望によりカルボキシル、C1−6アルカノイルオキシまたはC1−6アルコキシで置換されていてもよいC1−10アルキル;
(ii)所望によりカルボキシル、(C1−6アルコキシ)カルボニルまたはフェニルメトキシカルボニルで置換されていてもよいC3−7シクロアルキル;
(iii)所望によりC1−6アルキル、ヒドロキシ、あるいは所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミノで置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキル;あるいは
(iv)所望によりC1−6アルキル、ヒドロキシ、所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミノ、または所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミドで置換されていてもよいHet;
であり;
R6は、存在する場合、カルボキシルで置換されたC1−6アルキルであり;
R5は、存在する場合、所望によりカルボキシル置換されていてもよいC1−6アルキルであり;
R4はC1−10アルキル、C3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であり;
R3はC1−10アルキル、C3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であり;
R2はCH2−R20、NH−R20、O−R20またはS−R20であり、ここに、R20は、所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい飽和または不飽和のC3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であるか、あるいはR20は、所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよいC6またはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであるか、
あるいはR20は所望によりR21で一置換、二置換、または三置換されていてもよいHetまたは(低級アルキル)−Hetであり、ここに、各R21は独立してC1−6アルキル;C1−6アルコキシ;所望によりC1−6アルキルで一置換または二置換されていてもよいアミノ;スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;所望によりC1−6アルキル、C6またはC10のアリール、C7−16アラルキル、Hetまたは(低級アルキル)−Hetで一置換されていてもよいアミド;カルボキシル;カルボキシ(低級アルキル);C6またはC10のアリール、C7−16アラルキルあるいはHetであり、該アリール、アラルキルまたはHetは所望によりR22で置換されていてもよく;
ここに、R22はC1−6アルキル;C1−6アルコキシ;所望によりC1−6アルキルで一置換または二置換されていてもよいアミノ;スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;カルボキシル;アミドまたは(低級アルキル)アミドであり;
R1は所望によりハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルまたはC2−6アルケニルであり;そして
WはヒドロキシまたはN置換アミノである]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
BはH、C6もしくはC10のアリール、C7−16アラルキル;その全てが所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいHetもしくは(低級アルキル)−Het;C1−6アルコキシ;C1−6アルカノイル;ヒドロキシ;ヒドロキシアルキル;ハロ;ハロアルキル;ニトロ;シアノ;シアノアルキル;所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミノ;アミド;または(低級アルキル)アミドであるか;
あるいはBは式R4−C(O)−のアシル誘導体;式R4−O−C(O)−のカルボキシル;式R4−N(R5)−C(O)−のアミド;式R4−N(R5)−C(S)−のチオアミド;または式R4−SO2のスルホニルであり、ここに、
R4は(i)所望によりカルボキシル、C1−6アルカノイル、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノ、アミド、または低級アルキルアミドで置換されていてもよいC1−10アルキル;
(ii)全てが、所望により、ヒドロキシ、カルボキシル、(C1−6アルコキシ)カルボニル、所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノ、アミド、または(低級アルキル)アミドで置換されていてもよい、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルコキシ、もしくはC4−10アルキルシクロアルキル;
(iii)所望によりC1−6アルキルで一置換または二置換されていてもよいアミノ;アミド;または(低級アルキル)アミド;
(iv)全てが、所望により、C1−6アルキル、ヒドロキシ、アミド、(低級アルキル)アミド、または所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノで置換されていてもよい、C6もしくはC10のアリールもしくはC7−16アラルキル;あるいは
(v)共に所望によりC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミド、(低級アルキル)アミド、またはC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノで置換されていてもよい、Hetもしくは(低級アルキル)−Het;
であり;
R5はHまたはC1−6アルキルであり;
但し、R4がアミドまたはチオアミドである場合、R4は(ii)シクロアルコキシではなく;
YはHまたはC1−6アルキルであり;
R3は、全て所望により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6チオアルキル、アミド、(低級アルキル)アミド、C6もしくはC10のアリール、またはC7−16アラルキルで置換されていてもよい、C1−8アルキル、C3−7シクロアルキル、またはC4−10アルキルシクロアルキルであり;
R2はCH2−R20、NH−R20、O−R20またはS−R20であり、ここに、R20は、その全てが所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい、飽和または不飽和のC3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であるか、あるいはR20は、全てが所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい、C6もしくはC10のアリールまたはC7−14アラルキルであり、
あるいはR20は、共に所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい、Hetまたは(低級アルキル)−Hetであり、
ここに、各R21は、独立して、C1−6アルキル;C1−6アルコキシ;低級チオアルキル;スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;所望によりC1−6アルキル、C6もしくはC10のアリール、C7−14アラルキル、Hetまたは(低級アルキル)−Hetで一置換または二置換されていてもよいアミノ;所望によりC1−6アルキル、C6もしくはC10のアリール、C7−14アラルキル、Hetまたは(低級アルキル)−Hetで一置換されていてもよいアミド;カルボキシル;カルボキシ(低級アルキル);C6もしくはC10のアリール、C7−14アラルキルまたはHetであり、該アリール、アラルキルまたはHetは所望によりR22で置換されていてもよく;
ここに、R22はC1−6アルキル;C3−7シクロアルキル;C1−6アルコキシ;所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノ;スルホニル;(低級アルキル)スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;カルボキシル;アミド;(低級アルキル)アミド;または所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいHetであり;
R1はH;C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、またはC2−6アルキニルであり、全て、所望によりハロゲンで置換されていてもよい]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
WはCHまたはNであり、
R21はH、ハロ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルコキシ、ヒドロキシ、またはN(R23)2であり、ここに、各R23は独立してH、C1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであり;
R22はH、ハロ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6チオアルキル、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルコキシ、C2−7アルコキシアルキル、C3−6シクロアルキル、C6もしくは10のアリールまたはHetであり、ここに、Hetは窒素、酸素および硫黄から選択される1ないし4のヘテロ原子を含有する5員、6員または7員の飽和または不飽和の複素環であり;
該シクロアルキル、アリールまたはHetはR24で置換されており、ここに、R24はH、ハロ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルコキシ、NO2、N(R25)2、NH−C(O)−R25またはNH−C(O)−NH−R25であり、ここに、各R25は独立して:H、C1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであるか;あるいはR24はNH−C(O)−OR26であり、ここに、R26はC1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであり;
R3はヒドロキシ、NH2、または式−NH−R31の基であり、ここに、R31はC6もしくは10のアリール、ヘテロアリール、−C(O)−R32、−C(O)−NHR32または−C(O)−OR32であり、ここに、R32はC1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであり;
Dは、所望により:O、S、またはN−R41から独立して選択される1ないし3のヘテロ原子を含有してもよい5原子ないし10原子の飽和または不飽和のアルキレン鎖であり、ここに、R41はH、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキルまたは−C(O)−R42であり、ここに、R42はC1−6アルキル、C3−6シクロアルキルまたはC6もしくは10のアリールであり;
R4はH、または該鎖Dのいずれかの炭素原子における1ないし3の置換基であり、該置換基は、独立して:C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、オキソ、チオおよびC1−6チオアルキルよりなる群から選択され、そして
Aは式−C(O)−NH−R5のアミドであり、ここに、R5は:C1−8アルキル、C3−6シクロアルキル、C6もしくは10のアリールおよびC7−16アラルキルよりなる群から選択されるか;
あるいはAはカルボン酸である]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
R0は結合またはジフルオロメチレンであり;
R1は水素、所望により置換されていてもよい脂肪族基、所望により置換されていてもよい環状基または所望により置換されていてもよい芳香族基であり;
R2およびR9は、各々、独立して、所望により置換されていてもよい脂肪族基、所望により置換されていてもよい環状基または所望により置換されていてもよい芳香族基であり;
R3、R5およびR7は、各々、独立して、所望により置換されていてもよい(1,1−または1,2−)シクロアルキレン;または所望により置換されていてもよい(1,1−または1,2−)ヘテロシクリレン;または所望により置換されていてもよい脂肪族、所望により置換されていてもよい環状基または所望により置換されていてもよい芳香族基よりなる群から選択される1つの置換基で置換されたメチレンまたはエチレンであり、ここに、該メチレンまたはエチレンはさらに所望により脂肪族基置換基で置換されていてもよく;あるいは
R4、R6、R8およびR10は、各々、独立して、水素または所望により置換されていてもよい脂肪族基であり;
但し、
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
mは0または1であり;
各R1はヒドロキシ、アルコキシまたはアリールオキシであるか、あるいは各R1は酸素原子であって、それらが各々結合するホウ素と一緒になって、5員ないし7員の環を形成し、ここに、該環原子は炭素、窒素または酸素であり;
各R2は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、アラルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロアラルキルであるか、あるいは同一の窒素原子に結合した2つのR2基はその窒素原子と一緒になって、5員ないし7員の単環複素環系を形成し;ここに、任意のR2炭素原子は所望によりJで置換されていてもよく;
Jはアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアルキル、ケト、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、アラルカノイルアミノ、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキサミドアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ホルミル、アシル、スルホニル、またはスルホンアミドであり、所望により1ないし3のJ1基で置換されていてもよく;
J1はアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ケト、ヒドロキシ、アミノ、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキサミドアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ホルミル、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
Lはアルキル、アルケニル、またはアルキニルであり、ここに、任意の水素は所望によりハロゲンで置換されていてよく、ここに、任意の末端炭素原子に結合した任意の水素またはハロゲン原子は所望によりスルフヒドリルまたはヒドロキシで置換されていてもよく;
A1は結合であり;
R4はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
R5およびR6は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、アラルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
Xは結合、−C(H)(R7)−、−O−、−S−、またはN(R8)−であり;
R7は水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
R8は水素、アルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アラルカノイル、ヘテロシクラノイル、ヘテロアラルカノイル、−C(O)R14、−SO2R14またはカルボキサミドであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよいか;あるいはR8およびZは、それらが結合する原子と一緒になって、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよい窒素含有単環系または窒素含有二環系を形成し;
R14はアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキルであり;
Yは結合、−CH2−、−C(O)−、−C(O)C(O)−、−S(O)−、−S(O)2−、または−S(O)(NR7)−であり、ここに、R7は前記定義に同じであり;
Zはアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、−OR2、または−N(R2)2であり、ここに、任意の炭素原子は所望によりJで置換されていてもよく、ここに、R2は上で定義した通りであり;
A2は結合または
R9はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
Mは、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよい、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアラルキルであり、ここに、任意のアルキル炭素原子はヘテロ原子によって置換されていてもよく;
Vは結合、−CH2−、−C(H)(R11)−、−O−、−S−、または−N(R11)−であり;
R11は水素またはC1−3アルキルであり;
Kは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−S(O)−、−S(O)2−、または−S(O)(NR11)−であり、ここに、R11は上で定義した通りであり;
Tは−R12、−アルキル−R12、−アルケニル−R12、−アルキニル−R12、―OR12、−N(R12)2、−C(O)R12、−C(=NOアルキル)R12、または
R12は水素、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、シクロアルキリデニル、またはヘテロシクロアルキリデニルであり、これは所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよいか、あるいは第一のR12および第二のR12は、それらが結合している窒素と一緒になって、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよい単環系または二環系を形成し;
R10はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、これは所望により1ないし3の水素J基で置換されていてもよく;
R15はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、これは、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;そして
R16は水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクリルである]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
EはCHOまたはB(OH)2であり;
R1は低級アルキル、ハロ−低級アルキル、シアノ−低級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキル、ヘテロアリール低級アルキル、低級アルケニルまたは低級アルキニルを表し;
R2は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、カルボキシ低級アルキル、アリール−低級アルキル、アミノカルボニル−低級アルキルまたは低級シクロアルキル−低級アルキルを表し;そして
R3は水素または低級アルキルを表すか;
あるいはR2およびR3は、一緒になって、所望によりヒドロキシによって置換されていてもよいジメチレンまたはトリメチレンを表し;
R4は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、低級シクロアルキル−低級アルキル、カルボキシ−低級アルキル、アリール低級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル、シアノ−低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキルチオ−低級アルキル、低級アルケニル、アリールまたは低級シクロアルキルを表し;
R5は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキル、アリール−低級アルキルチオ−低級アルキル、シアノ−低級アルキルチオ−低級アルキルまたは低級シクロアルキルを表し;
R6は水素または低級アルキルを表し;
R7は低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル、カルボキシ低級アルキル、アリール−低級アルキル、低級シクロアルキル−低級アルキルまたは低級シクロアルキルを表し;
R8は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、カルボキシ低級アルキルまたはアリール−低級アルキルを表し;
R9は低級アルキルカルボニル、カルボキシ−低級アルキルカルボニル、アリールカルボニル、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニル、低級アルコキシカルボニルまたはアリール−低級アルコキシカルボニルを表す]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
Bは式R11−C(O)−のアシル誘導体であり、ここに、R11は所望によりカルボキシルで置換されていてもよいCl−10アルキルであるか;あるいはR11は所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであり;
aは0または1であり;
R6は存在する場合、カルボキシ(低級)アルキルであり;
bは0または1であり;
R5は、存在する場合、C1−6アルキル、またはカルボキシ(低級)アルキルであり;
YはHまたはC1−6アルキルであり;
R4はC1−10アルキル;C3−10シクロアルキルであり
R3はC1−10アルキル;C3−10シクロアルキルであり;
Wは式:
ここに、R2は所望によりカルボキシルで置換されていてもよいC1−10アルキルもしくはC3−7シクロアルキル;C6もしくはC10のアリール;またはC7−16アラルキルであるか;あるいは
Wは式:
ここに、XはCHまたはNであり;そして
R2’は、Xと連結して5員または6員の環を形成するC3−4アルキレンであり、該環は所望によりOH;SH;NH2;カルボキシル;R12;OR12、SR12、NHR12またはNR12R12’で置換されていてもよく、ここに、R12およびR12’は独立して:環状C3−16アルキルまたは非環状C1−16アルキルまたは環状C3−16アルケニルまたは非環状C2−16アルケニルであり、該アルキルまたはアルケニルは所望によりNH2、OH、SH、ハロまたはカルボキシルで置換されていてもよく;該アルキルまたはアルケニルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよいか;あるいは
R12およびR12’は、独立して、所望によりC1−6アルキル、NH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキルで置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであり;該アリールまたはアラルキルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよく;
該環状アルキル、環状アルケニル、アリールまたはアラルキルは所望により第二の5員、6員または7員の環と縮合して、環状系または複素環を形成してもよく、該第二の環は所望によりNH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキル;C6もしくはC10のアリールまたは複素環で置換されていてもよく;該第二の環は、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有し;
Qは式:
ここに、ZはCHまたはNであり;
XはOまたはSであり;
R1はH、共に所望によりチオまたはハロで置換されていてもよいC1−6アルキルまたはC1−6アルケニルであり;そして
ZがCHである場合、R13はH;CF3;CF2CF3;CH2−R14;CH(F)−R14;CH2−R14;NR14R14’;S−R14;またはCO−NH−R14であり、ここに、R14およびR14’は独立して水素、環状C3−10アルキルまたは非環状C1−10アルキルまたは環状C3−10アルケニルまたは非環状C2−10アルケニルであり、該アルキルまたはアルケニルは所望によりNH2、OH、SH、ハロまたはカルボキシルで置換されていてもよく;該アルキルまたはアルケニルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよいか;あるいは
R14およびR14’は、独立して、所望によりC1−6アルキル、NH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキルで置換されていてもよいか、あるいはさらなるC3−7シクロアルキル、C6もしくはC10のアリール、または複素環で置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであり、該アリールまたはアラルキルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよく;
該環状アルキル、環状アルケニル、アリールまたはアラルキルは所望により第二の5員、6員または7員の環と縮合して、環状系または複素環を形成してもよく、該第二の環は、所望により、NH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキルで置換されていてもよいか、あるいはさらなるC3−7シクロアルキル、C6もしくはC10のアリール、または複素環で置換されていてもよく;該第二の環は、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよいか;
あるいはR14およびR14’は、独立して、Nと一緒に結合した場合に、所望によりさらなるC3−7シクロアルキル、C6もしくはC10のアリールまたは複素環と縮合してもよい3員ないし6員の窒素含有環を形成するC1−4アルキルであり;
但し、ZがCHである場合、R13はα−アミノ酸またはそのエステルではなく;ZがNである場合、R13はH;カルボキシ;所望によりカルボキシで置換されていてもよいC1−6アルキル;CH2−R14;CHR14R14’;CH(F)−R14;O−R14;NR14R14’またはS−R14であり、ここに、R14およびR14’は上で定義した通りであるか;あるいは
Qは式:
ここに、R15およびR16は独立してC6−20アリールオキシであり;そしてR1は上で定義した通りである]
の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステルである。
本発明は、徐放投薬処方物およびそれを使用する処置方法に関する。上記処方物は、上で考察されるような式I〜XXVIの少なくとも1つの(1つ以上の)化合物および徐放担体を含む。医薬分野の当業者は、徐放投薬処方物の潜在的な利点(すなわち、必要とされる部位に対する増強された送達、必要とされる速度における送達、患者のコンプライアンスを増大させるより少ない投与、過量投与または副作用の危険の減少);およびまた、より効率的な投薬に起因する経済的利点(おそらくより複雑な製造の費用における)を容易に認識する。
本発明の化合物のプロドラッグおよび溶媒和物もここでは考えられる。プロドラッグの開示は、T.Higuchi and V.Stella,Pro−drugs as Novel Delivery Systems(1987)14 of the A.C.S.Symposium Series、およびBioreversible Carriers in Drug Design,(1987)Edward B.Roche,ed.,American Pharmaceutical Association and Pergamon Pressに供される。用語「プロドラッグ」は、イン・ビボで変換されて、式(I)の化合物、または該化合物の医薬上許容される塩、水和物または溶媒和物を生じる化合物(例えば、薬物前駆体)を意味する。該変換は、例えば、血液中での加水分解を介する等の、(例えば、代謝または化学的プロセスによる)種々のメカニズムによって起こり得る。プロドラッグの使用についての考察は、T.Higuchi and W.Stella,“Pro−drugs as Novel Delivery Systems,” Vol.14 of the A.C.S.Symposium Series、およびBioreversible Carriers in Drug Design,ed.Edward B.Roche,American Pharmaceutical Association and Pergamon Press,1987に提供されている。
心臓:肉腫(血管肉腫、線維肉腫、横紋筋肉腫、脂肪肉腫)、粘液腫、横紋筋腫、線維腫、脂肪腫および奇形腫;
肺:気管支原生癌(扁平上皮細胞、未分化小細胞、未分化大細胞、腺癌)、肺胞(細気管支)癌、気管支腺腫、肉腫、リンパ腫、軟骨性過誤腫、中皮腫;
胃腸:食道(扁平上皮癌、腺癌、平滑筋肉腫、リンパ腫)、胃(癌腫、リンパ腫、平滑筋肉腫)、膵臓(導管腺癌、インシュリノーマ、グルカゴノーマ、ガストリノーマ、カルチノイド腫瘍、ビポーマ)、小腸(腺癌、リンパ腫、カルチノイド腫瘍、カポジ肉腫、平滑筋腫、血管腫、脂肪腫、神経線維腫、線維腫)、大腸(腺癌、管状腺腫、絨毛腺腫、過誤腫、平滑筋腫);
尿生殖器:腎臓(腺癌、ウィルムス腫瘍(腎芽細胞腫)、リンパ腫、白血病)、膀胱および尿道(扁平上皮癌、移行上皮癌、腺癌)、前立腺(腺癌、肉腫)、精巣(精上皮腫、奇形腫、精上皮腫、奇形癌、絨毛膜癌、肉腫、間質細胞癌、線維腫、線維腺腫、類腺腫瘍、脂肪腫);
肝臓:肝臓癌(肝細胞癌)、胆管癌、肝芽腫、血管肉腫、肝細胞腺腫、血管腫;
骨:骨原性肉腫(骨肉腫)、線維肉腫、悪性線維性組織球腫、軟骨肉腫、ユーイング肉腫、悪性リンパ腫(細網肉腫)、多発性骨髄腫、悪性巨細胞腫脊索腫、オステオクロンフローマ(osteochronfroma)(骨軟骨腫)、良性軟骨腫、軟骨芽細胞腫、軟骨粘液線維腫、類骨骨腫および巨細胞腫;
神経系:頭骨(骨腫、血管腫、肉芽腫、黄色腫、変形性骨炎)、髄膜(髄膜腫、髄膜肉腫、神経膠腫症)、脳(星状細胞腫、髄芽細胞腫、神経膠腫、上衣細胞腫、胚細胞腫(松果体腫)、膠芽腫、多形、オリゴデンデログリオーム、神経鞘腫、網膜芽細胞腫、先天性腫瘍)、脊髄神経線維腫、髄膜腫、神経膠腫、肉腫;
婦人科:子宮(子宮内膜癌)、頚部(子宮頚癌、前腫瘍子宮頸部形成異常)、卵巣(卵巣癌(漿液性嚢胞腺癌、ムチン性嚢胞腺癌、未分類の癌腫)、果粒層−卵胞膜細胞腫瘍、セルトリ−ライディッヒ細胞腫、未分化胚細胞腫、悪性奇形腫)、外陰(扁平上皮癌、上皮内癌腫、腺癌、線維肉腫、黒色腫)、膣(明細胞癌、扁平上皮癌、ブドウ状肉腫(胎児性横紋筋肉腫)、ファロピアン管(癌腫);
血液性:血液(骨髄性白血病(急性および慢性)、急性リンパ芽球性白血病、急性および慢性リンパ球性白血病、骨髄増殖性疾患、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群)、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫)、B細胞リンパ腫、T細胞性リンパ腫、毛様細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、前骨髄性白血病;
皮膚:悪性黒色腫、基底細胞癌、扁平上皮癌、カポジ肉腫、モルズ(moles)異形成性母斑、脂肪腫、血管腫、皮膚線維腫、ケロイド、乾癬;
副腎:神経芽腫;ならびに
他の腫瘍:キセノデローマ・ピグメントサム(xenoderoma pigmentosum)、ケラトカントーマ(keratoctanthoma)および甲状腺濾胞癌を含む。
本明細書中で使用される場合、癌の治療は、上述の状態のいずれか1つによって苦しむ細胞を含む、癌性細胞の処理を含む。
ポリアルキレンオキシド、特にポリ(エチレンオキシド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)コポリマー;
セルロース系ポリマー;
アクリル酸ポリマーおよびメタクリル酸ポリマー、そのコポリマーおよびエステル、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルおよびそのコポリマーから、互いにまたはアクリル酸アミノエチルなどのさらなるアクリル酸類と共に形成されたもの;
無水マレイン酸コポリマー;
ポリマレイン酸;
ポリアクリルアミド自体、ポリ(メタクリルアミド)、ポリ(ジメチルアクリルアミド)、およびポリ(N−イソプロピル−アクリルアミド)などのポリ(アクリルアミド);
ポリ(ビニルアルコール)などのポリ(オレフィンアルコール);
ポリ(ビニルピロリドン)、ポリ(N−ビニルカプロラクタム)およびそのコポリマーなどのポリ(N−ビニルラクタム);
1つ以上のポリアルキレンオキシドで置換されたグリセロール、ポリグリセロール(特に高度に分岐したポリグリセロール)、プロピレングリコールおよびトリメチレングリコール、例えばモノ−、ジ−およびトリ−ポリオキシエチル化グリセロール、モノ−およびジ−ポリオキシエチル化プロピレングリコール、ならびにモノ−およびジ−ポリオキシエチル化トリメチレングリコールなどのポリオール;
ポリオキシエチル化ソルビトールおよびポリオキシエチル化グルコース;
ポリ(メチルオキサゾリン)およびポリ(エチルオキサゾリン)を含むポリオキサゾリン;
ポリビニルアミン;
ポリ酢酸ビニル自体および酢酸エチレン−ビニルコポリマー、ポリ酢酸フタル酸ビニル等を含むポリ酢酸ビニル;
ポリエチレンイミンなどのポリイミン;
デンプンおよびデンプンベースのポリマー;
ポリウレタンヒドロゲル;
キトサン;
多糖類ガム;
ゼイン;ならびに
セラック、アンモニア処理セラック、セラック−アセチルアルコールおよびセラックステアリン酸n−ブチル。
錠剤
成分 量
活性化合物 200mg
膨潤性ポリマー 2〜75%
微結晶性セルロース 0〜60重量%
ラクトース 0〜60重量%
ナトリウムクロスカルメロース 2〜10重量%
ラウリル硫酸ナトリウム 0〜10重量%
酒石酸 0〜10重量%
二酸化ケイ素 0〜3重量%
ステアリン酸マグネシウム 1〜10重量%
カプセルシェル 1単位
合計充填重量 350〜500mg
粉末の活性化合物を成分のいくつかとブレンドし、ローラーコンパクターでコンパクト化して、粉末を高密度化される。得られたコンパクトを粉砕し、粉砕したコンパクトを残りの成分とブレンドし、カプセルに充填する。
以下のスキーム、調製および例の記載で用いられる略語は以下の通りである:
THF:テトラヒドロフラン
DMF:N,N−ジメチルホルモアミド
EtOAc:酢酸エチル
AcOH:酢酸
HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン
EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NMM:N−メチルモルホリン
ADDP:1,1’−(アゾジカルボビル)ジピペリジン
DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート
MeOH:メタノール
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
DMSO:ジメチルスルホキシド
HOBt:N−ヒドロキシベンゾトリアゾール
PyBrOP:ブロモ−トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
DCM:ジクロロメタン
DCC:1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
TEMPO:2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ
Phg:フェニルグリシン
Chg:シクロヘキシルグリシン
Bn:ベンジル
Bzl:ベンジル
Et:エチル
Ph:フェニル
iBoc:イソブトキシカルボニル
iPr:イソプロピル
tBuまたはBut:tert−ブチル
Boc:tert−ブチルオキシカルボニル
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
Cp:シクロペンチルジエニル
Ts:p−トルエンスルホニル
MCPBA:3−クロロ過安息香酸
Me:メチル
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
DMAP:4−N,N−ジメチルアミノピリジン
Bop:ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ヘキサフルオロホスフェート
PCC:ピリジニウムクロロクロメート
他の略語は、Journal of Organic Chemistryによって好評されたガイドラインに従った通常に使用される略語である。
本発明の化合物は、以下に記載した一般的スキーム(方法A〜E)を用いて合成した。
酸性条件下での1.01のN−Boc官能性の脱保護により塩酸塩1.02が供され、これを、引き続いて、ペプチドカップリング方法下でN−Boc−tert−ロイシンとカップリングさせて(Louis A Carpino et al.“Preparation of uronium and immonium salts for peptide coupling”,WO 2002094822,pp.76)、1.03を得た。N−Boc脱保護、続いての、適当なイソシアネートでの処理により尿素1.05を得た。メチルエステルの加水分解により酸1.06を得た。酸1.06と適当なP1−P’第一級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.07を得た。酸化(Moffatt,またはDess−Martin’s)の結果、標的化合物1.08を得た。
酸1.06と適当なP1−P’第二級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.09を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、標的化合物1.10を得た。
もう1つの変形において、N−Boc−P2−P3−酸1.03と適当なP1−P’アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.11を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、ケト−アミド1.12を得た。ジオキサン中のギ酸または4 M HClを用いるN−Bocの脱保護により、フォルメートまたは塩酸塩1.13を得た。適当なイソシアネート(またはイソシアネート同等物)での処理の結果、標的化合物1.14を得た。
なおもう1つの変形において、塩酸塩1.13を、クロロギ酸4−ニトロフェニルとの反応によってカルバミン酸4−ニトロフェニル1.15に変換した。引き続いての選択されたアミン(またはアミン塩酸塩)での処理により、標的化合物1.14を得た。
なおもう1つの変形において、ジペプチド塩酸塩1.04を上述のようにカルバミン酸4−ニトロフェニルに変換した。選択したアミン(またはアミン塩酸塩)での処理により、尿素誘導体1.05を得た。加水分解および方法A/Bに記載したさらなる技術により、標的化合物1.14を得た。
以下のスキーム、調製および例の記載で用いる略語である:
THF:テトラヒドロフラン
DMF:N,N−ジメチルホルモアミド
EtOAc:酢酸エチル
AcOH:酢酸
HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン
EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NMM:N−メチルモルホリン
ADDP:1,1’−(アゾジカルボビル)ジピペリジン
DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート
MeOH:メタノール
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
DMSO:ジメチルスルホキシド
HOBt:N−ヒドロキシベンゾトリアゾール
PyBrOP:ブロモ−トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
DCM:ジクロロメタン
DCC:1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
TEMPO:2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ
Phg:フェニルグリシン
Chg:シクロヘキシルグリシン
Bn:ベンジル
Bzl:ベンジル
Et:エチル
Ph:フェニル
iBoc:イソブトキシカルボニル
iPr:イソプロピル
tBuまたはBut:tert−ブチル
Boc:tert−ブチルオキシカルボニル
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
Cp:シクロペンチルジエニル
Ts:p−トルエンスルホニル
Me:メチル
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロフォスフェート
DMAP:4−N,N−ジメチルアミノピリジン
BOP:ベンゾトリアゾール−1−イル−オキソ−トリス(ジメチルアミノ)ヘキサフルオロホスフェート
PCC:ピリジニウムクロロクロメート
標的化合物の調製のための一般的スキーム
本発明の化合物は以下に記載する一般的スキーム(方法A〜E)を用いて合成した。
方法A
酸性条件下での1.01のN−Boc官能性の脱保護により塩酸塩1.02が得られ、これを、引き続いて、ペプチドカップリング方法下でN−Boc−tert−ロイシンとカップリングさせて、1.03を得た。N−Boc脱保護、続いての適当なイソシアネートでの処理により、尿素1.05を得た。メチルエステルの加水分解により酸1.06を得た。酸1.06の適当なP1−P’第一級アミド基でのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.07を得た。酸化(Moffattまたは関連プロセス−T.T.Tidwell,Synthesis,1990,857;or Dess−Martin’s −J.Org.Chem.,1983,48,4155)の結果、標的化合物1.08を得た。
酸1.06と適当なP1−P’第二級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.09を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、標的化合物1.10を得た。
もう1つの変形において、N−Boc−P2−P3−酸1.17と適当なP1−P’アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.11を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、ケトアミド1.12を得た。N−Boc官能性の脱保護により、塩酸塩1.13を得た。適当なイソシアネート(またはイソシアネート同等物)での処理の結果、標的化合物1.14を得た。
なおもう1つの変形において、クロロギ酸4−ニトロフェニルとの反応によって、塩酸塩1.13をカルバミン酸4−ニトロフェニル1.15に変換した。引き続いての選択したアミン(またはアミン塩酸塩)での処理により、標的化合物1.14を得た。
なおもう1つの変形において、ジペプチド塩酸塩1.03を上述のようにカルバミン酸4−ニトロフェニルに変換した。選択したアミン(またはアミン塩酸塩)での処理により、尿素誘導体1.05を得た。加水分解、および方法A/Bに記載したさらなる技術により、標的化合物1.14を得た。
以下のスキーム、調製および例で用いらる略語は以下の通りである:
THF:テトラヒドロフラン
DMF:N,N−ジメチルホルモアミド
EtOAc:酢酸エチル
AcOH:酢酸
HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン
EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NMM:N−メチルモルホリン
ADDP:1,1’−(アゾジカルボビル)ジピペリジン
DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート
DIAD:ジイソプロピルアゾジカルボキシレート
MeOH:メタノール
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
DMSO:ジメチルスルホキシド
HOBt:N−ヒドロキシベンゾトリアゾール
PyBrOP:ブロモ−トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
DCM:ジクロロメタン
DCC:1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
TEMPO:2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ
Phg:フェニルグリシン
Chg:シクロヘキシルグリシン
Bn:ベンジル
Bz:ベンジル
Et:エチル
Ph:フェニル
iBoc:イソブトキシカルボニル
iPr:イソブチル
tBuまたはBut:tert−ブチル
Boc:tert−ブチルオキシカルボニル
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
Cp:シクロペンチルジエニル
Ts:p−トルエンスルホニル
Me:メチル
MsまたはMesyl:メタンスルホニル
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
DMAP:4−N,N−ジメチルアミノピリジン
Bop:ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ヘキサフルオロホスフェート
PCC:ピリジニウムクロクロメート
DIBAL−H:水素化アルミニウムジイソプロピル
rtまたはRT:室温
quant.:定量的収率
hまたはhr:時間
min:分
TFA:トリフルオロ酢酸
標的化合物の調製のための一般的スキーム
本発明の化合物は以下に記載する一般的スキーム(方法A〜E)を用いて合成した。
酸性条件下での1.01のN−Boc官能性の脱保護により、塩酸塩1.02が得られ、これを、引き続いて、ペプチドカップリング方法下でN−Boc−tert−ロイシンとカップリングさせて、1.03を得た。N−Boc脱保護、続いての適当なイソシアネートでの処理により、尿素1.05を得た。メチルエステルの加水分解により、酸1.06を得た。酸1.06と適当なP1−P’第一級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.07を得た。酸化(Moffattまたは関連プロセス−T.T.Tidwell,Synthesis,1990,857;or Dess−Martin’s periodinane−J.Org.Chem.,1983,48,4155)の結果、標的化合物1.08を得た。
酸1.06と適当なP1−P’第二級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.09を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、標的化合物1.10を得た。
もう1つの変形において、N−Boc−P2−P3−酸1.17と適当なP1−P’アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.11を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、ケトアミド1.12を得た。N−Boc官能性の脱保護により、塩酸塩1.13を得た。適当なイソシアネート(またはイソシアネート同等物)での処理の結果、標的化合物1.14を得た。
なおもう1つの変形において、クロロギ酸4−ニトロフェニルとの反応によって、塩酸塩1.13をカルバミン酸4−ニトロフェニル1.15に変換した。選択したアミン(またはアミン塩酸塩)でのその後の処理により、標的化合物1.14を得た。
さらにもう1つの変形において、ジペプチド塩酸塩1.03を上述のようにカルバミン酸4−ニトロフェニルに変換した。選択したアミン(またはアミン塩酸塩)での処理により、尿素誘導体1.05を得た。加水分解および方法A/Bに記載したさらなる技術により、標的化合物1.14を得た。
以下に記載した手法のために、以下の略語を用いる:
THF:テトラヒドロフラン
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド
EtOAc:酢酸エチル
AcOH:酢酸
HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン
EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NMM:N−メチルモルホリン
ADDP:1,1’−(アゾジカルボビル)ジピペリジン
DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート
MeOH:メタノール
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
DMSO:ジメチルスルホキシド
HOBt:N−ヒドロキシベンゾトリアゾール
PyBrOP:ブロモ−トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
DCM:ジクロロメタン
DCC:1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
TEMPO:2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ
Phg:フェニルグリシン
Chg:シクロヘキシルグリシン
Bn:ベンジル
Bzl:ベンジル
Et:エチル
Ph:フェニル
DMF−DMA:N,N−ジメチルホルムアミド−ジメチルアセタール
iBoc:イソブトキシカルボニル
iPr:イソプロピル
tBuまたはBut:tert−ブチル
Boc:tert−ブチルオキシカルボニル
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
Cp:シクロペンチルジエニル
Ts:p−トルエンスルホニル
Me:メチル
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
DMAP:4−N,N−ジメチルアミノピリジン
Bop:ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ヘキサフルオロホスフェート
PCC:ピリジニウムクロロクロメート
KHMDS:カリウムヘキサメチルジシラジドまたはカリウムビス(トリメチルシリルアミド)
NaHMDS:ナトリウムヘキサメチルジシラジドまたはナトリウムビス(トリメチルシリルアミド)
LiHMDS:リチウムヘキサメチルジシラジドまたはリチウムビス(トリメチルシリルアミド)
10% Pd/C:炭素上の10%パラジウム(重量)
TG:チオグリセロール
標的化合物の調製のための一般的スキーム
本発明の化合物は以下に記載する一般的スキーム(方法A〜E)を用いて合成した。
酸性条件下での1.01のN−Boc官能性の脱保護により塩酸塩1.02が得られ、これを続いて、ペプチドカップリング方法下でN−Boc−tert−ロイシンとカップリングさせて、1.03を得た。N−Boc脱保護と、その後の適当なイソシアネートでの処理とにより、尿素1.05を得た。メチルエステルの加水分解により、酸1.06を得た。酸1.06と適当なP1−P’第一級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.07を得た。酸化(Moffatt酸化または関連プロセス−T.T.Tidwell,Synthesis,1990,857;or Dess−Martin’s Periodinane−J.Org.Chem.,(1983)48,4155参照)の結果、標的化合物1.08を得た。
酸1.06と適当なP1−P’第二級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.09を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、標的化合物1.10を得た。
もう1つの変形において、N−Boc−P2−P3−酸1.17と適当なP1−P’アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.11を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin Periodinane)の結果、ケトアミド1.12を得た。N−Boc官能性の脱保護により、塩酸塩1.13を得た。適当なイソシアネート(またはイソシアネート同等物)での処理の結果、標的化合物1.14を得た。
なおさらなる変形において、クロロギ酸4−ニトロフェニルとの反応によって、塩酸塩1.13をカルバミン酸4−ニトロフェニル1.15に変換した。選択したアミン(またはアミン塩酸塩)でのその後の処理により標的化合物1.14を得た。
もう1つの変形において、ジペプチド塩酸塩1.03を上述のようにカルバミン酸4−ニトロフェニルに変換した。選択されたアミン(またはアミン塩酸塩)での処理により尿素誘導体1.05を得た。加水分解および方法A/Bに記載されたさらなる技術により、標的化合物1.14を得た。
以下に記載する手法では、以下の略語を用いる:
THF:テトラヒドロフラン
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド
EtOAc:酢酸エチル
AcOH:酢酸
HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン
EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NMM:N−メチルモルホリン
ADDP:1,1’−(アゾジカルボビル)ジピペリジン
DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート
MeOH:メタノール
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
DMSO:ジメチルスルホキシド
HOBt:N−ヒドロキシベンゾトリアゾール
PyBrOP:ブロモ−トリス−ピリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
DCM:ジクロロメタン
DCC:1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
TEMPO:2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ
Phg:フェニルグリシン
Chg:シクロヘキシルグリシン
Bn:ベンジル
Bzl:ベンジル
Et:エチル
Ph:フェニル
iBoc:イソブトキシカルボニル
iPr:イソプロピル
tBuまたはBut:tert−ブチル
Boc:tert−ブチルオキシカルボニル
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
Cp:シクロペンチルジエニル
Ts:p−トルエンスルホニル
Me:メチル
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
DMAP:4−N,N−ジメチルアミノピリジン
BOP:ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ヘキサフルオロホスフェート
PCC:ピリジニウムクロロクロメート
KHMDS:カリウムヘキサメチルジシラジドまたはカリウムビス(トリメチルシリルアミド)
NaHMDS:ナトリウムヘキサメチルジシラジドまたはなナトリウムビス(トリメチルシリルアミド)
LiHMDS:リチウムヘキサメチルジシラジドまたはリチウムビス(トリメチルシリルアミド)
10% Pd/C:炭素上の10%パラジウム(重量)
調製例1:
(注記:報告された合成の変形において、スルホニウムイリドを対応するホスホニウムイリドで置き換えた)
工程D
調製例A
当業者であれば、式XVIの他の適当な化合物を前記開示と同様にして調製することができるのを理解するであろう。
以下のスキーム、調製および例の記載で用いられる略語は以下の通りである:
THF:テトラヒドロフラン
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド
EtOAc:酢酸エチル
AcOH:酢酸
HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン
EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NMM:N−メチルモルホリン
ADDP:1,1’−(アゾジカルボビル)ジピペリジン
DEAD:ジエチルアゾジカルボキシレート
MeOH:メタノール
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
DMSO:ジメチルスルホキシド
HOBt:N−ヒドロキシベンゾトリアゾール
PyBrOP:ブロモ−トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
DCM:ジクロロメタン
DCC:1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
TEMPO:2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ
Phg:フェニルグリシン
Chg:シクロヘキシルグリシン
Bn:ベンジル
Bzl:ベンジル
Et:エチル
Ph:フェニル
iBoc:イソブトキシカルボニル
iPr:イソプロピル
tBuまたはBut:tert−ブチル
Boc:tert−ブチルオキシカルボニル
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
Cp:シクロペンチルジエニル
Ts:p−トルエンスルホニル
Me:メチル
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
DMAP:4−N,N−ジメチルアミノピリジン
BOP:ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ヘキサフルオロホスフェート
PCC:ピリジニウムクロロクロメート
KHMDS:カリウムヘキサメチルジシラジドまたはカリウムビス(トリメチルシリルアミド)
NaHMDS:ナトリウムヘキサメチルジシラジドまたはナトリウムビス(トリメチルシリルアミド)
LiHMDS:リチウムヘキサメチルジシラジドまたはリチウムビス(トリメチルシリルアミド)
10% Pd/C:炭素上の10%パラジウム(重量)
TG:チオグルセロール
標的化合物の調製のための一般的スキーム
本発明の化合物は以下に記載する一般的スキーム(方法A〜E)を用いて合成した。
酸性条件下での1.01のN−Boc官能性の脱保護により塩酸塩1.02が得られ、これを、引き続いて、ペプチドカップリング方法下でN−Boc−tert−ロイシンとカップリングさせて、1.03を得た。N−Boc脱保護、続いての適当なイソシアネートでの処理により、尿素1.05を得た。生じたメチルエステルの加水分解により酸1.06を得た。酸1.06と適当なP1−P’第一級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.07を得た。酸化(Moffatt酸化または関連プロセス−T.T.Tidwell,Synthesis,1990,857,またはDess−Martin Periodinane−J.Org.Chem.,(1983)48,4155)の結果、標的化合物1.08を得た。
酸1.06と適当なP1−P’第二級アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.09を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin’s)の結果、標的化合物1.10を得た。
もう1つの変形において、N−Boc−P2−P3−酸1.17と適当なP1−P’アミド基とのペプチドカップリングにより、ヒドロキシルアミド1.11を得た。酸化(MoffattまたはDess−Martin Periodinane)の結果、ケトアミド1.12を得た。N−Boc官能性の脱保護により、塩酸塩1.13を得た。適当なイソシアネート(またはイソシアネート同等物)での処理の結果、標的化合物1.14を得た。
さらにもう1つの変形において、クロロギ酸4−ニトロフェニルとの反応によって、塩酸塩1.13をカルバミン酸4−ニトロフェニル1.15に変換した。選択したアミン(またはアミン塩酸塩)でのその後の処理により、標的化合物1.14を得た。
さらにもう1つの変形において、ジペプチド塩酸塩1.03を上述のようにカルバミン酸4−ニトロフェニルに変換した。選択したアミン(またはアミン塩酸塩)での処理により、尿素誘導体1.05を得た。加水分解、および方法A/Bに記載したさらなる技術により、標的化合物1.14を得た。
1.09(100.0mg,0.36ミリモル)の冷却された溶液(0℃)にHATU(Aldrich,76.05mg,0.20ミリモル)、続いてDIPEA(0.102mL,6ミリモル)を加えた。反応混合物を2日間攪拌し、室温まで暖め、酢酸エチル(40.0mL)で希釈し、0.05容量1M H3PO4を含有する5%KH2PO4、およびブラインで濃縮した。有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。残渣を、アセトン−CH2Cl2(1:9〜1:1)を用いるシリカゲルで精製して、8.0mgの式3の生成物(6.5%収率)を得た;LCMS:(590.1)。
調製例の合成
実施例101の合成
工程1
略語:
以下のスキーム、調製および例の記載で用いる略語は以下の通りである:
THF:テトラヒドロフラン
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド
EtOAc:酢酸エチル
AcOH:酢酸
HOOBt:3−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン
EDCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
NMM:N−メチルモルホリン
MeOH:メタノール
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
DMSO:ジメチルスルホキシド
KtBuO:カリウムtert−ブトキシド
DCM:ジクロロメタン
Chg:シクロヘキシルグリシン
Bn:ベンジル
Et:エチル
Ph:フェニル
iPr:イソプロピル
tBuまたはBut:tert−ブチル
Boc:tert−ブチルオキシカルボニル
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テロラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
BOP:ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ヘキサフルオロホスフェート
10%Pd/C:炭素上の10%パラジウム(重量)
実施例:
(1R,5S)−N−[3−アミノ−1−(シクロブチルメチル)−2,3−ジオキソプロピル]−3−[2(S)−[[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]アミノ]−3,3−ジメチル−1−オキソブチル]−6,6−ジメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]へキサン−2(S)−カルボキサミド(構造Ia)の合成:
*代替的に、AcClを乾燥メタノールに添加することによって調製された6M HClを用いることもできる。
用いるカラム:NORMAL PHASE YMC DIOL−NP COLUMN 120Å,S−10/20;50mm×500mm I.D/長さ
溶媒A:へキサン
溶媒B:4Lの溶媒を作製するためのもの(1.7Lイソプロパノール+300mLのCH3CN+2LのCH2Cl2)
HPLC条件:12%の溶媒B/88%の溶媒A
液速:120mL/分
手法:1gの化合物1aを10mLのCH2Cl2/25mLのヘキサンに溶解させ、カラムに注入した。それを120mL/分で溶出させ、2つのピークを独立して収集し、濃縮した。固体残渣を高真空中でさらに乾燥し、分析HPLCによって分析した。極性の(第二の異性体)は2.6%の非極性ジアステレオマー(第一の異性体)を含有したので、それをもう1回精製して、純粋なジアステレオマーを単離した。
用いるカラム:NORMAL PHASE YMC DIOL−NP COLUMN 200Å,S−5μM;150mm×3mm長/I.D
溶媒A:へキサン
溶媒B:4Lの溶媒を作製するためのもの(1.7Lイソプロパノール+300mLのCH3CN+2LのCH2Cl2)
HPLC条件:8.5%の溶媒B/91.5%の溶媒A
液速:0.7mL/分
保持時間 非極性異性体(化合物Ib)=13.2分
極性異性体(化合物Ic)=16.1分
1mL中の2.5mgの化合物を用い、20μLを注入し、λ=254nmにおいてU.Vディテクターで分析した。
化合物3[極性ジアステレオマー]
1H NMR(d6−dmso、500MHz):δ8.26(d、1H、J=7.0Hz)、8.00(s、1H)、7.75(s、1H)、5.96(s、1H)、5.84(d、1H、J=10Hz)、4.96(m、1H)、4.28(s、1H)、4.11(d、1H、J=11Hz)、3.94(d、1H、J=10Hz),3.73(dd、1H、J=10&5Hz)、2.48(m、1H)、1.95(m、2H)、1.61(m、1H)、1.59(m、1H)、1.77(m、1H)、1.57(m、1H)、1.74(m、2H)、1.42(dd、1H、J=7.5&5Hz)、1.28(d、1H、J=7.5Hz)、1.17(s、9H)、1.01(s、3H)、0.90(s、9H)、0.85(s、3H)。13C NMR(d6−dmso、125MHz):δ197.8、170.9、170.8、162.8、157.4、59.1、56.8、51.8、48.9、47.4、36.7、34.0、32.0、30.6、29.1、27.8、27.3、27.1、26.4、26,1、18.5、17.7、12.5。MS[FAB]520(55)、421(100)、308(75)、213(90)。HRMS C27H46O5N5[M+1]+として 計算値 520.3499;実測値520.3505。
1H NMR(d6−dmso、500MHz):δ8.15(d、1H、J=7.0Hz)、7.96(s、1H)、7.74(s、1H)、5.96(s、1H)、5.86(d、1H、J=10Hz)、4.85(m、1H)、4.27(s、1H)、4.13(d、1H、J=11.0Hz)、3.97(d、1H、J=10Hz),3.76(dd、1H、J=10&5Hz)、2.36(m、1H)、1.97(m、2H)、1.60(m、2H)、1.78(m、1H)、1.64(m、1H)、1.75(m、2H)、1.44((dd、1H、J=7.5&5Hz)、1.27(d、1H、J=7.5Hz)、1.17(s、9H)、1.00(s、3H)、0.89(s、9H)、0.82(s、3H)。13C NMR(d6−dmso、125MHz):δ197.1、171.1、170.7、163.0、157.3、59.4、56.9、52.1、48.9、47.4、36.6、34.0、32.1、30.5、29.1、27.9、27.4、26.8、26.4、26.1、18.5、17.8、12.4、MS[FAS]520(40)、421(100)、308(60)、213(65)。HRMS C27H46O5N5[M+1]+として 計算値520.3499;実測値520.3514。
Claims (33)
- 式I〜式XXVI:
Yは以下の部分:アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノおよびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、但し、Yは所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
X11はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、但し、X11は加えて所望によりX12で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり、但し、該アルキル、アルコキシ、およびアリールは、加えて所望により独立してX12から選択される部分で置換されていてもよく;
R1はCOR5またはB(OR)2であり、ここに、R5はH、OH、OR8、NR9R10、CF3、C2F5、C3F7、CF2R6、R6またはCOR7であり、ここに、R7はH、OH、OR8、CHR9R10、またはNR9R10であり、ここに、R6、R8、R9およびR10は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、[CH(R1’)]PCOOR11、[CH(R1’)]PCONR12R13、[CH(R1’)]PSO2R11、[CH(R1’)]PCOR11、[CH(R1’)]PCH(OH)R11、CH(R1’)CONHCH(R2)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2)R’、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)COOR11、およびCH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)CONR12R13よりなる群から選択され、ここに、R1’、R2’、R3’、R4’、R5’、R11、R12、R13、およびR’は、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アルキル−ヘテロアリール、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択され;
ZはO、N、CHまたはCRから選択され、
Wは存在しても存在しなくてもよく、もし、Wが存在すれば、WはC=O、C=S、C(=N−CN)、またはSO2から選択され;
Qは存在しても存在しなくてもよく、Qが存在する場合、QはCH、N、P、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、O、NR、S、またはSO2であり;Qが存在しない場合、Mは存在しても存在しなくてもよく;QおよびMが存在しないの場合、AはL直接連結し;
AはO、CH2、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、(CRR’)P、NR、S、またはSO2または結合であり;
EはCH、N、CR、またはA、LもしくはGに対する二重結合であり;
Gは存在しても存在しなくてもよく、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、およびEは、Gが連結されているように、式Iにおける炭素原子に直接的に連結され、
Jは存在するか、または存在しなくてもよく、Jが存在する場合、Jは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)P、SO2、NH、NRまたはOであり;Jが存在しない場合、Gは存在し、かつEはJに連結するように式Iに示されるNに直接的に連結され;
Lは存在してもしなくてもよく、Lが存在する場合、LはCH、CR、O、SまたはNRであり;Lが存在しない場合、Mは存在してもしなくてもよく;もしMが存在し、Lが存在しない場合、Mは直接的かつ独立してEに連結され、およびJはEに直接的かつ独立して連結され;
Mは存在してもしなくてもよく、Mが存在する場合、MはO、NR、S、SO2、(CH2)P、(CHR)P(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;
pは0ないし6の数であり;そして
R、R’、R2、R3およびR4は、独立して、H;C1−C10アルキル;C2−C10アルケニル;C3−C8シクロアルキル;C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン;(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子および、0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子からなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子であり;アリール;ヘテロアリール;アルキル−アリール;およびアルキル−ヘテロアリールよりなる群から選択され;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は、所望により化学的に適切に置換されていてもよく、該用語「置換された」はアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジド、およびヒドロキサメートよりなる群から選択される1以上の部分での所望による化学的に適切な置換をいうか;あるいは
さらに、該単位N−C−G−E−L−J−Nは5員または6員の環状環構造を表し、但し、該単位N−C−G−E−L−J−Nが5員の環状環構造を表す場合、またはN、C、G、E、L、J、N、A、Q、およびMを含む式I中の二環構造が5員の環状環構造を表す場合、該5員の環状環構造は環状環の一部としてのカルボニル基を欠如する]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
ZはO、NHまたはNR12であり;
Xはアルキルスルホニル、ヘテロシクリルスルホニル、ヘテロシクリルアルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アルコキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、またはヘテロアリールアミノカルボニル部分であり、但し、Xは加えて所望により、R12またはR13で置換されていてもよく、
X1はH;C1−C4直鎖アルキル;C1−C4分岐鎖アルキルまたは;CH2−アリール(置換または非置換)で置換されていてもよく;
R12はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルへテロアリール、またはヘテロアリールアルキル部分であり、但し、R12は加えて、所望によりR13で置換されていてもよく;
R13はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキシアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、またはニトロ部分であり、但し、該アルキル、アルコキシおよびアリールは加えて、所望により、独立してR13から選択される部分で置換されていてもよく;
P1a、P1b、P2、P3、P4、P5、およびP6は独立して、H;C1−C10の直鎖アルキルまたは分岐鎖アルキル;C2−C10の直鎖アルケニルまたは分岐鎖アルケニルであり;
C3−C8シクロアルキル、C3−C8複素環;(シクロアルキル)アルキルまたは(ヘテロシクリル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子からなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;
アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキル、ここに、該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;
ここに、該アルキル、アルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル;(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクリル)アルキル部分は所望によりR13で置換されていてもよく、さらに、ここに、該P1aおよびP1bは所望により相互に連結されて、スピロ環状またはスピロ複素環の環を形成してもよく、該スピロ環状またはスピロ複素環の環は0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子を含有し、かつ加えて所望によりR13で置換されていてもよく;そして
P1’はH、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−アルキル、アリール、アリール−アルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアリール−アルキルであり;但し、該P1’は加えて所望によりR13で置換されていてもよい]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
G、JおよびYは同一かまたは異なってもよく、独立して、部分:H、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノおよびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、但し、Yは加えて所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
X11は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキル部分よりなる群から選択され、但し、X11は加えて所望によりX12で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキシアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノまたはニトロであり、但し、該アルキル、アルコキシおよびアリールは加えて、所望により、独立してX12から選択される部分で置換されていてもよく;
R1はCOR5またはB(OR)2であり、ここに、R5はH、OH、OR8、NR9R10、CF3、C2F5、C3F7、CF2R6、R6およびCOR7よりなる群から選択され、ここに、R7はH、OH、OR8、CHR9R10、およびNR9R10よりなる群から選択され、ここに、R6、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってもよく、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、CH(R1’)COOR11、CH(R1’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)R’、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)COOR11、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONR12R13、CH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)COOR11、およびCH(R1’)CONHCH(R2’)CONHCH(R3’)CONHCH(R4’)CONHCH(R5’)CONR12R13より群から選択され、ここに、R1’、R2’、R3’、R4’、R5’、R11、R12、R13、およびR’は同一かまたは異なってもよく、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アルキル−ヘテロアリール、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択され;
ZはO、N、またはCHから選択され;
Wは存在してもしなくてもよく、もしWが存在すれば、WはC=O、C=S、またはSO2から選択され;そして
R、R’、R2、R3およびR4は、独立して、H;C1−C10アルキル;C2−C10アルケニル;C3−C8シクロアルキル;C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ;酸素、窒素、硫黄またはリン原子(該酸素、窒素、硫黄またはリン原子は0ないし6の数であり);(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子よりなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;アリール;ヘテロアリール;アルキル−アリール;およびアルキル−ヘテロアリールよりなる群から選択され;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は所望により置換されていてもよく、該用語「置換された」とは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジドおよびヒドロキサメートよりなる群から選択される1以上の部分での所望による化学的に適当な置換をいう]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
Yは以下の部分:アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、およびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、但し、Yは所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
X11はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、但し、X11は加えて所望によりX12で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシル、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノまたはニトロであり、但し、該アルキル、アルコキシ、およびアリールは加えて、所望により、独立してX12から選択される部分で置換されていてもよく;
R1は以下の構造:
ここに、kは0ないし5の数であり、これは同一かまたは異なってもよく、R11は所望による置換基を示し、該置換基の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロシクロアルキルアミノ、ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシル、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミド、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノおよびニトロよりなる群から選択され、但し、R11は、R11≠Hの場合、所望によりX11またはX12で置換されていてもよく;
ZはO、N、CHまたはCRから選択され;
Wは存在してもしなくてもよく、もしWが存在すれば、WはC=O、C=S、C(=N−CN)、またはS(O2)から選択され;
Qは存在してもしなくてもよく、Qが存在する場合、QはCH、N、P、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、O、N(R)、S、またはS(O2)であり;Qが存在しない場合、Mは存在してもしなくてもよく;QおよびMが存在しない場合、AはLに直接的に連結されており;
AはO、CH2、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、(CRR’)P、N(R)、S、またはS(O2)または結合であり;
EはCH、N、CR、またはA、LもしくはGに対する二重結合であり;
Gは存在してもしなくてもよく、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、かつEは、Gが連結するように式Iにおける炭素原子に直接的に連結され;
Jは存在してもしなくてもよく、Jが存在する場合、Jは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)P、S(O2)、NH、N(R)またはOであり;Jが存在しない場合、Gは存在し、かつEは、Jに連結するように式Iに示されるNに直接的に連結され;
Lは存在してもしなくてもよく、Lが存在する場合、LはCH、C(R)、O、SまたはN(R)であり;Lが存在しない場合、Mは存在してもしなくてもよく;もしMが存在し、かつLが存在しなければ、Mは直接的にかつ独立してEに連結され、そしてJは直接的にかつ独立してEに連結され;
Mは存在してもしなくてもよく、Mが存在する場合、MはO、N(R)、S、S(O2)、(CH2)P、(CHR)P(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;
pは0ないし6の数であり;そして
R、R’、R2、R3およびR4は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H;C1−C10アルキル;C2−C10アルケニル;C3−C8シクロアルキル;C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン、(シクロアルキル)アルキルおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキル、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子からなり、かつ該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;アリール;ヘテロアリール;アルキル−アリール;およびアルキル−ヘテロアリールよりなる群から選択され;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル部分は所望により置換されていてもよく、該用語「置換された」とは、同一かまたは異なってもよく、各々が、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、複素環、ハロゲン、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジドおよびヒドロキサメードよりなる群から選択される1以上の部分での置換をいい;
さらに、ここに、該単位N−C−G−E−L−J−Nは5員の環状の環構造または6員の環状の環構造を表し、但し、該単位N−C−G−E−L−J−Nが5員の環状の環構造を表す場合、またはN、C、G、E、L、J、N、A、Q、およびMを含む式Iにおける二環構造が5員の環状の環構造を表す場合、該5員の環状の環構造は該5員の環状の環の部分としてのカルボニル部分を欠如する]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
(1)R1は−C(O)R5または−B(OR)2であり;
(2)R5はH、−OH、−OR8、−NR9R10、−C(O)OR8、−C(O)NR9R10、−CF3、−C2F5、C3F7、−CF2R6、−R6、−C(O)R7またはNR7SO2R8であり;
(3)R7はH、−OH、−OR8、または−CHR9R10であり;
(4)R6、R8、R9およびR10は、独立して、H:アルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、R14、−CH(R1’)CH(R1’)C(O)OR11、[CH(R1’)]PC(O)OR11、−[CH(R1’)]PC(O)NR12R13、−[CH(R1’)]PS(O2)R11、−[CH(R1’)]PC(O)R11、−[CH(R1’)]PS(O2)NR12R13、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)(R’)、CH(R1’)CH(R1’)C(O)NR12R13、−CH(R1’)CH(R1’)S(O2)R11、−CH(R1’)CH(R1’)S(O2)NR12R13、−CH(R1’)CH(R1’)CH(R1’)C(O)R11、―[CH(R1’)]PCH(OH)R11、−CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)OR11、C(O)N(H)CH(R2’)C(O)OR11、−C(O)N(H)CH(R2’)C(O)R11、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)NR12R13、−CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)R’、C(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)OR11、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)CH(R3’)NR12R13、C(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)NR12R13、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)OR11、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)NR12R13、CH(R1’)C(O)N(H)CH(R2)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)N(H)CH(R5’)C(O)OR11、およびCH(R1’)C(O)N(H)CH(R2’)C(O)N(H)CH(R3’)C(O)N(H)CH(R4’)C(O)N(H)CH(R5’)C(O)NR12R13よりなる群から選択され;
R1’、R2’、R3’、R4’、R5’、R11、R12、およびR13は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルケニル、アルキニル、アルキル−アリール、アルキル−ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリール−アルキルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択されるか;あるいは
R12およびR13は一緒に連結し、ここに、該組合せはシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
R14は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、H、アルキル、アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキル−アリール、アリル、アルキル−ヘテロアリール、アルコキシ、アリール−アルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロアラルキルよりなる群から選択され;
(5)RおよびR’は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、同一かまたは異なってもよく、各々、独立して、H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アミノ、アミド、アリールチオアミノ、アリールカルボニルアミノ、アリールアミノカルボキシ、アルキルアミノカルボキシ、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、(アリール)アルキル、ヘテロアリールアルキル、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン、(シクロアルキル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、(アルキル)アリール、アルキルヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリールおよび(ヘテロシクロアルキル)アルキルよりなる群から選択され、ここに、該シクロアルキルは3ないし8の炭素原子、および0ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子よりなり、そして該アルキルは1ないし6の炭素原子のものであり;
(6)L’はH、OH、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクリルであり;
(7)M’はH、アルキル、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、アリールアルキル、ヘテロシクリルまたはアミノ酸側鎖であるか;
あるいはL’およびM’は一緒に結合して、
ここに、式2においては、
Eは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、C、CH、NまたはC(R)であり;
Jは存在するか、または存在せず、Jが存在しない場合、Jは(CH2)P、(CHR−CHR’)P、(CHR)P、(CRR’)P、S(O2)、N(H)、N(R)またはOであり;Jが存在せず、かつGは存在する場合、Lは位置2でマークされる窒素原子に直接的に連結され;
pは0ないし6の数であり;
Lは存在するか、または存在せず、Lが存在する場合、LはC(H)またはC(R)であり;Lが存在しない場合、Mは存在するか、または存在せず;もしMが存在し、かつLが不存在であれば、Mは、直接的にかつ独立してEに連結され、そしてJは直接的かつ独立してEに連結され;
Gは存在するか、または存在せず、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、(CHR−CHR’)Pまたは(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、かつEは位置1でマークされる炭素原子に直接的に連結され;
Qは存在するか、または存在せず、Qが存在する場合、QはNR、PR、(CR=CR)、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、(CHR−CHR’)P、O、NR、S、SO、またはSO2であり;Qが存在しない場合、Mは(i)Aに直接的に連結されているか、あるいは(ii)L上の独立した置換基であり、該独立した置換基は−OR、−CH(R)(R’)、S(O)0−2Rまたは−NRR’から選択されるか、あるいは(iii)存在せず;QおよびMが共に存在しない場合、AはLに直接的に連結されているか、またはAはE上の独立した置換基であり、該独立した置換基は−OR、−CH(R)(R’)、S(O)0−2Rもしくは−NRR’から選択されるか、あるいはAは存在せず;
Aは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、AはO、O(R)、(CH2)P、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、(CRR’)P、N(R),NRR’、S、S(O2),−OR、CH(R)(R’)またはNRR’であるか;あるいはAはMに連結されて、脂環式、脂肪族またはヘテロ脂環式ブリッジを形成し;
Mは存在するか、または存在せず、Mが存在する場合、Mはハロゲン、O、OR、N(R)、S、S(O2)、(CH2)P、(CHR)P(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;あるいはMはAに連結されて、脂環式、脂肪族またはヘテロ脂環式ブリッジを形成し;
(8)Z’は構造式3:
ここに、式3において、YはH、アリール、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、ヘテロアルキル−ヘテロアリール、ヘテロアルキル−ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノおよびヘテロシクロアルキルアミノよりなる群から選択され、そしてYは置換されていないか、あるいは所望により同一かまたは異なって、独立してX11またはX12から選択される1または2の置換基で置換されていてもよく;
X11はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、そしてX11は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して選択されるX12部分の1以上で置換されていてもよく;
X12はヒドロキシ、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、スルホニル尿素、シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリール−シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリール−スルホンアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、またはニトロであり、該アルキル、アルコキシおよびアリールは置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルから選択される1以上の部分で独立して置換されていてもよく;
ZはO、N、C(H)またはC(R)であり;
R31はH、ヒドロキシル、アリール、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクロアルキルオキシ、ヘテロアルキル−ヘテロアリール、シクロアルキルオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノまたはヘテロシクロアルキルアミノであり、そしてR31は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立してX13またはX14から選択される1または2の置換基で置換されていてもよく;
X13はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、そしてX13は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して選択される1以上のX14部分で置換されていてもよく;
X14はヒドロキシ、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリール−シクロアルキルスルホンアミド、ヘテロアリールスルホンアミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノまたはニトロであり、そして該アルキル、アルコキシ、およびアリールは置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なって、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルから選択される1以上の部分で置換されていてもよく;
Wは存在しても存在しなくてもよく、もしWが存在すれば、WはC(=O)、C(=S)、C(=N−CN)、またはS(O2)であり;
(9)Xは構造式4:
ここに、式4においては、aは2、3、4、5、6、7、8または9であり;
b、c、d、eおよびfは0、1、2、3、4または5であり;
AはC、N、SまたはOであり;
R29およびR29’は、独立して、存在するか、または存在せず、もし存在すれば、同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルアミノカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アミノ、−NH(アルキル)、−NH(シクロアルキル)、−N(アルキル)2、カルボキシル、C(O)O−アルキル、ヘテロアリール、アラルキル、アルキルアリール、アラルケニル、ヘテロアラルキル、アルキルヘテロアリール、ヘテロアラルケニル、ヒドロキシアルキル、アリールオキシ、アラルコキシ、アシル、アロイル、ニトロ、アリールオキシカルボニル、アラルコキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アルキルスルフィニル、アリールスルフィニル、ヘテロアリールスルフィニル、アリールチオ、ヘテロアリールチオ、アラルキルチオ、ヘテロアラルキルチオ、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、Y1Y2N−アルキル−、Y1Y2NC(O)−およびY1Y2NSO2−よりなる群から選択される1または2の置換基であり、ここに、Y1およびY2は同一かまたは異なってもよく、独立して、水素、アルキル、アリールおよびアラルキルよりなる群から選択されるか;あるいは
R29およびR29’は、該組み合わせが0ないし6の炭素原子の脂肪族またはヘテロ脂肪族鎖であるように一緒に連結され;
R30は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、H、アルキル、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキルよりなる群から独立して選択される1または2の置換基であり;
(10)Dは構造式5:
ここに、式5においては、R32、R33およびR34は存在するか、または存在せず、もし存在すれば、H、ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアミノ、スピロアルキル、シクロアルキルアミノカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アミノ、−NH(アルキル)、−NH(シクロアルキル)、−N(アルキル)2、カルボキシル、−C(O)O−アルキル、ヘテロアリール、アラルキル、アルキルアリール、アラルケニル、ヘテロアラルキル、アルキルヘテロアリール、ヘテロアラルケニル、ヒドロキシアルキル、アリールオキシ、アラルコキシ、アシル、アロイル、ニトロ、アリールオキシカルボニル、アラルコキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アルキルスルフィニル、アリールスルフィニル、ヘテロアリールスルフィニル、アリールチオ、ヘテロアリールチオ、アラルキルチオ、ヘテロアラルキルチオ、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクレニル、Y1Y2N−アルキル−、Y1Y2NC(O)−およびY1Y2NSO2−よりなる群から独立して選択される1または2の置換基であり、ここに、Y1およびY2は同一かまたは異なってもよく、独立して、水素、アルキル、アリール、およびアラルキルよりなる群から選択されるか;あるいは
R32およびR34は、該組合せがシクロアルキル基の部分を形成するように一緒に連結され;
gは1、2、3、4、5、6、7、8または9であり;
h、i、j、k、lおよびmは0、1、2、3、4または5であり;そして
AはC、N、SまたはOであり、
(11)但し、構造式2:
条件排除(i):Z’は、R36はH、C6または10アリール、ヘテロアリールである−NH−R36、−R37がC1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルである−C(O)−R37、−C(O)−OR37または−C(O)−NHR37ではなく:および
条件排除(ii):R1は−C(O)OH、−C(O)OHの医薬上許容される塩、−C(O)OHのエステル、またはR38がC1−8アルキル、C3−6シクロアルキル、C6ないし10アリールまたはC7−16アラルキルよりなる群から選択される−C(O)NHR38ではない]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
CapおよびP’は、独立して、H、アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、シクロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、カルボキシアルキルアミノ、アリールアルキルオキシまたはヘテロシクリルアミノであり、ここに、該アルキル、アルキル−アリール、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、アリール−ヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、アルキルオキシ、アルキル−アリールオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、シクロアルキルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキル−アリールアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、カルボキシアルキルアミノ、アリールアルキルオキシまたはヘテロシクリルアミノの各々は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なってよく、かつ独立してX1およびX2から選択される1または2の置換基で置換されていてもよく;
X1はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アリールヘテロアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルアミノ、アルキルヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルであり、およびX1は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なってもよく、かつ独立して選択される1以上のX2部分で独立して置換されていてもよく;
X2はヒドロキシ、アルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロゲン、シアノ、ケト、エステルまたはニトロであり、ここに、該アルキル、アルコキシ、およびアリールの各々は置換されていないか、あるいは所望により、同一かまたは異なってよく、かつ独立してアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アリールヘテロアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルアミノ、アルキルヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから選択される1以上の部分で独立して置換されていてもよく;
Wは存在してもしなくてもよく、Wが存在する場合、WはC(=O)、C(=S)、C(=NH)、C(=N−OH)、C(=N−CN)、S(O)またはS(O2)であり;
Qは存在してもしなくてもよく、Qが存在する場合、QはN(R)、P(R)、CR=CR’、(CH2)P、(CHR)P、(CRR’)P、(CHR−CHR’)P、O、S、S(O)またはS(O2)であり;Qが存在しない場合、Mは(i)直接的にAに連結されているか、あるいは(ii)MはL上の独立した置換基であり、そしてAはE上の独立した置換基であり、該独立した置換基は−OR、−CH(R’)、S(O)0−2Rまたは−NRR’から選択され;QおよびMが共に存在しない場合、AはLに直接的に連結されるか、あるいはAは、−OR、CH(R)(R’)、−S(O)0−2Rまたは−NRR’から選択される、E上の独立した置換基であり;
Aは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、Aは−O−、−O(R)CH2−、−(CHR)P−、−(CHR−CHR’)P−、(CRR’)P、N(R)、NRR’、S、またはS(O2)であり、Qが存在しない場合、Aは−OR、−CH(R)(R’)または−NRR’であり;Aが存在しない場合、QおよびEは結合によって連結されているか、あるいはQはM上の独立した置換基であり;
Eは存在するか、または存在せず、もし存在すれば、EはCH、N、C(R)であり;
Gは存在してもしなくてもよく、Gが存在する場合、Gは(CH2)P、(CHR)P、または(CRR’)Pであり;Gが存在しない場合、Jは存在し、そしてEは位置1でマークされる炭素原子に直接的に連結され;
Jは存在してもしなくてもよく、Jが存在する場合、Jは(CH2)P、(CHR−CHR’)P、(CHR)P、(CRR’)P、S(O2)、N(H)、N(R)またはOであり;Jが存在せず、かつGが存在する場合、Lは位置2でマークされる窒素原子に直接的に連結され;
Lは存在してもしなくてもよく、Lが存在する場合、LはCH、N、またはCRであり;Lが存在しない場合、Mは存在するか、または存在せず;もしMが存在し、かつLが存在しない場合、Mは直接的かつ独立してEに連結され、そしてJは直接的かつ独立してEに連結され;
Mは存在してもしなくてもよく、Mが存在する場合、MはO、N(R)、S、S(O2)、(CH2)P、(CHR)P、(CHR−CHR’)P、または(CRR’)Pであり;
pは0ないし6の数であり;
R、R’およびR3は同一かまたは異なってよく、各々はH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アリールチオアミノ、アリールカルボニルアミノ、アリールアミノカルボキシ、アルキルアミノカルボキシ、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、アルケニル、アルキニル、アリール−アルキル、ヘテロアリールアルキル、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、ハロゲン、(シクロアルキル)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキル−アリール、アルキルヘテロアリール、アルキル−ヘテロアリールおよび(ヘテロシクリル)アルキルよりなる群から選択され;
(CRR’)におけるRおよびR’は、該組合せがシクロアルキルまたはヘテロシクリル部分を形成するように一緒に連結でき;そして
R1はN(R)またはOである]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
MはO、N(H)、またはCH2であり;
nは0ないし4であり;
R1は−OR6、−NR6R7または
ここに、R6およびR7は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノおよびアルキルアミノよりなる群から選択され;
R4およびR5は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、R4およびR5は、部分
Xは:
ここに、pは1ないし2であり、qは1ないし3であり、そしてP2はアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ジアルキルアミノ、アルキルアミノ、アリールアミノまたはシクロアルキルアミノであり;そして
R3はアリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、
ここに、YはO、SまたはNHであり、そしてZはCHまたはNであり、そしてR8部分は同一かまたは異なってよく、各R8は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、アルキルチオ、アリールチオおよびアルキルオキシよりなる群から選択される]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
MはO、N(H)、またはCH2であり;
R1は−OR6、NR6R7または
ここに、R6およびR7は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノおよびアルキルアミノよりなる群から選択され;
P1はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルハロアルキルよりなる群から選択され;
P3はアルキル、シクロアルキル、アリール、およびアリールと縮合したシクロアルキルよりなる群から選択され;
R4およびR5は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、R4およびR5は、部分
Xは:
ここに、pは1ないし2であり、qは1ないし3であり、そしてP2はアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ジアルキルアミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、またはシクロアルキルアミノであり;そして
R3はアリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、
ここに、YはO、SまたはNHであり、そしてZはCHまたはNであり、そしてR8部分は同一かまたは異なってよく、各R8は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、アルキルチオ、アリールチオおよびアルキルオキシよりなる群から選択される]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
MはO、N(H)、またはCH2であり;
nは0ないし4であり;
R1は−OR6、−NR6R7または
ここに、R6およびR7は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノおよびアルキルアミノよりなる群から選択され;
R4およびR5は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、R4およびR5は、部分
Xは
ここに、pは1ないし2であり、qは1ないし3であり、そしてP2はアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ジアルキルアミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、またはシクロアルキルアミノであり;そして
R3はアリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、
ここに、YはO、SまたはNHであり、そしてZはCHまたはNであり、そしてR8部分は同一かまたは異なってよく、各R8は、独立して、水素、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、アミノ、アリールアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ、アルキルチオ、アリールチオおよびアルキルオキシよりなる群から選択される]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示される部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R),またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17およびR18は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のシクロアルキル、ヘテロアリールまたはシクロアルキル構造を形成し、同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結されて、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、所望により、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で独立して置換されていてもよい]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、NR9R10、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示された部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NR9R10が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
Yは以下の部分:
XはO、NR15、NC(O)R16、S、S(O)およびSO2から選択され;
GはNHまたはOであり;そして
R15、R16、R17、R18、R19、T1、T2、T3およびT4は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、R17およびR18は相互に連結されて、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換されていてもよい]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、およびR19は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、(i)R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員の環状構造を形成するか、あるいはR15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員の環状構造を形成し、そして(ii)同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノ、およびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換されていてもよい]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2R、およびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり、そしてR15、R16、R17、R18、R19およびR20は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、C1−C10アルキル、C1−C10ヘテロアルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10ヘテロアルケニル、C2−C10アルキニル、C2−C10ヘテロアルキニル、C3−C8シクロアルキル、C3−C8ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリールよりなる群から選択され、あるいは代替的に:(i)R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルを形成できるか、またはR15およびR19は相互に連結して、5員ないし8員のヘテロアルキルまたはヘテロシクリルを形成するか、あるいはR15およびR20は相互に連結して、5員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、そして(ii)同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し、
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アリールスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノ、およびニトロよりなる群から選択される1以上の基で置換できる]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2R、およびハロから選択されるか;
あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、NRR’におけるRおよびR’はNRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
そしてYは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、およびR18は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、およびヘテロアリールよりなる群から選択され、あるいは代替的に、(i)R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員の環状構造を形成し、そして(ii)同様に、独立して、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アリール−、ヘテロアルキル、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;EおよびJは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR7、SR、ハロ、およびS(O2)Rよりなる群から選択されるか、あるいはEおよびJは相互に直接的に連結して、3員ないし8員のシクロアルキル、または3員ないし8員のヘテロシクリル部分を形成でき;
ZはN(H)、N(R)、またはOであり、但し、ZがOである場合、Gは存在するか、または存在せず、もしGが存在し、ZがOであれば、GはC(=O)であり;
Gは存在してもしなくてもよく、もしGが存在すれば、GはC(=O)またはS(O2)であり、Gが存在しない場合、Zは直接的にYに連結され;
Yは:
R、R7、R2、R3、R4およびR5は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択され、ここに、該ヘテロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルの各々が、独立して、1ないし6の酸素、窒素、硫黄またはリン原子を有し;
ここに、該アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリル部分の各々は置換されていないか、または所望により、独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ハロ、ヒドロキシ、チオ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、エステル、カルボン酸、カルバメート、尿素、ケトン、アルデヒド、シアノ、ニトロ、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン、スルホニル尿素、ヒドラジド、およびヒドロキサメートよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、NR9R10におけるR9およびR10は、NR9R10が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され、そして同様に、独立して、代替的に、CHR9R10におけるR9およびR10は、CHR9R10が4員ないし8員のシクロアルキルを形成するように相互に連結され;
R2およびR3は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
Yは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、(i)R17およびR18は、独立して、相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;(ii)同様に、独立して、R15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iii)同様に、独立して、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iv)同様に、独立して、R15およびR20は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(v)同様に、独立して、R22およびR23は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたは4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;そして(vi)同様に、独立して、R24およびR25は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたは4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、あるいは所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の基で置換できる]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、NHR、NRR’、SR、SO2Rおよびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記に示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
R、R’、R2、およびR3は同一かまたは異なってよく、各々、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−アルキル−よりなる群から選択されるか;または代替的に、NRR’におけるRおよびR’は、NRR’が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
Yは以下の部分から選択され:
ここに、uは0ないし1であり;
XはO、NR15、NC(O)R16、S、S(O)およびSO2から選択され;
GはNHまたはOであり;そして
R15、R16、R17、R18、R19、T1、T2、およびT3は同一かまたは異なってよく、各々、独立して、H、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され、あるいは代替的に、R17およびR18は相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、または所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R8はアルキル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、ヘテロアリールアルキル−、およびヘテロシクロアルキルよりなる群から選択され;
R9はH、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールおよびシクロアルキルよりなる群から選択され;
AおよびMは同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、R、OR、N(H)R、N(RR’)、SR、S(O2)R、およびハロから選択されるか;あるいはAおよびMは、式Iにおいて前記で示した部分:
EはC(H)またはC(R)であり;
LはC(H)、C(R)、CH2C(R)、またはC(R)CH2であり;
RおよびR’は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、シクロアルキル−、ヘテロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリール−、ヘテロアリール−、(シクロアルキル)アルキル−、(ヘテロシクリル)アルキル−、アリール−アルキル−、およびヘテロアリール−、アルキル−よりなる群から選択されるか;あるいは代替的に、N(RR’)におけるRおよびR’は、N(RR’)が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され;
R2およびR3は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、スピロ−連結シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
Yは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、R19、およびR20は同一かまたは異なってもよく、各々は、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、(i)R17およびR18は独立して相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;(ii)同様に、独立して、R15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iii)同様に、独立して、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;そして(iv)同様に、独立して、R15およびR20は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、スピロ−連結シクロアルキル、およびヘテロシクリルの各々は置換されていないか、または所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
Zはヘテロシクリル部分、N(H)(アルキル)、−N(アルキル)2、−N(H)(シクロアルキル)、−N(シクロアルキル)2、−N(H)(アリール)、−N(アリール)2、−N(H)(ヘテロシクリル)、−N(ヘテロシクリル)2、−N(H)(ヘテロアリール)、および−N(ヘテロアリール)2よりなる群から選択され;
R1はH、OR8、NR9R10、またはCHR9R10であり、ここに、R8、R9およびR10は同一かまたは異なってよく、各々は、独立して、H、アルキル−、アルケニル−、アルキニル−、アリール−、ヘテロアルキル−、ヘテロアリール−、シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、アリールアルキル−、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、NR9R10におけるR9およびR10は、NR9R10が4員ないし8員のヘテロシクリルを形成するように相互に連結され、同様に、独立して、代替的に、CHR9R10におけるR9およびR10は、CHR9R10が4員ないし8員のシクロアルキルを形成するように相互に連結され;
R2およびR3は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択され;
Yは以下の部分:
ここに、GはNHまたはOであり;そしてR15、R16、R17、R18、R19、R20およびR21は同一かまたは異なってよく、各々が、独立して、H、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、ヘテロアルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルよりなる群から選択されるか、あるいは代替的に、(i)R17およびR18は独立して相互に連結して、3員ないし8員のシクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;(ii)同様に、独立して、R15およびR19は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;(iii)同様に、独立して、R15およびR16は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;そして(iv)同様に、独立して、R15およびR20は相互に連結して、4員ないし8員のヘテロシクリルを形成し;
ここに、該アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルの各々は置換されていないか、または所望により、独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アミド、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホンアミド、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、ケト、カルボキシ、カルバルコキシ、カルボキサミド、アルコキシカルボニルアミノ、カルボキシカルボニルオキシ、アルキルウレイド、アリールウレイド、ハロ、シアノおよびニトロよりなる群から選択される1以上の部分で置換できる]
aは0または1であり;bは0または1であり;YはHまたはC1−6アルキルであり;
BはH、式R7−C(O)−のアシル誘導体、または式R7−SO2のスルホニルであり、ここに、
R7は(i)所望によりカルボキシル、C1−6アルカノイルオキシまたはC1−6アルコキシで置換されていてもよいC1−10アルキル;
(ii)所望によりカルボキシル、(C1−6アルコキシ)カルボニルまたはフェニルメトキシカルボニルで置換されていてもよいC3−7シクロアルキル;
(iii)所望によりC1−6アルキル、ヒドロキシ、あるいは所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミノで置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキル;あるいは
(iv)所望によりC1−6アルキル、ヒドロキシ、所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミノ、または所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミドで置換されていてもよいHet;
であり;
R6は、存在する場合、カルボキシルで置換されたC1−6アルキルであり;
R5は、存在する場合、所望によりカルボキシル置換されていてもよいC1−6アルキルであり;
R4はC1−10アルキル、C3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であり;
R3はC1−10アルキル、C3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であり;
R2はCH2−R20、NH−R20、O−R20またはS−R20であり、ここに、R20は、所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい飽和または不飽和のC3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であるか、あるいはR20は、所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよいC6またはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであるか、
あるいはR20は所望によりR21で一置換、二置換、または三置換されていてもよいHetまたは(低級アルキル)−Hetであり、ここに、各R21は独立してC1−6アルキル;C1−6アルコキシ;所望によりC1−6アルキルで一置換または二置換されていてもよいアミノ;スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;所望によりC1−6アルキル、C6またはC10のアリール、C7−16アラルキル、Hetまたは(低級アルキル)−Hetで一置換されていてもよいアミド;カルボキシル;カルボキシ(低級アルキル);C6またはC10のアリール、C7−16アラルキルあるいはHetであり、該アリール、アラルキルまたはHetは所望によりR22で置換されていてもよく;
ここに、R22はC1−6アルキル;C1−6アルコキシ;所望によりC1−6アルキルで一置換または二置換されていてもよいアミノ;スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;カルボキシル;アミドまたは(低級アルキル)アミドであり;
R1は所望によりハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルまたはC2−6アルケニルであり;そして
WはヒドロキシまたはN置換アミノである]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
BはH、C6もしくはC10のアリール、C7−16アラルキル;その全てが所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいHetもしくは(低級アルキル)−Het;C1−6アルコキシ;C1−6アルカノイル;ヒドロキシ;ヒドロキシアルキル;ハロ;ハロアルキル;ニトロ;シアノ;シアノアルキル;所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいアミノ;アミド;または(低級アルキル)アミドであるか;
あるいはBは式R4−C(O)−のアシル誘導体;式R4−O−C(O)−のカルボキシル;式R4−N(R5)−C(O)−のアミド;式R4−N(R5)−C(S)−のチオアミド;または式R4−SO2のスルホニルであり、ここに、
R4は(i)所望によりカルボキシル、C1−6アルカノイル、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノ、アミド、または低級アルキルアミドで置換されていてもよいC1−10アルキル;
(ii)全てが、所望により、ヒドロキシ、カルボキシル、(C1−6アルコキシ)カルボニル、所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノ、アミド、または(低級アルキル)アミドで置換されていてもよい、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルコキシ、もしくはC4−10アルキルシクロアルキル;
(iii)所望によりC1−6アルキルで一置換または二置換されていてもよいアミノ;アミド;または(低級アルキル)アミド;
(iv)全てが、所望により、C1−6アルキル、ヒドロキシ、アミド、(低級アルキル)アミド、または所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノで置換されていてもよい、C6もしくはC10のアリールもしくはC7−16アラルキル;あるいは
(v)共に所望によりC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミド、(低級アルキル)アミド、またはC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノで置換されていてもよい、Hetもしくは(低級アルキル)−Het;
であり;
R5はHまたはC1−6アルキルであり;
但し、R4がアミドまたはチオアミドである場合、R4は(ii)シクロアルコキシではなく;
YはHまたはC1−6アルキルであり;
R3は、全て所望により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6チオアルキル、アミド、(低級アルキル)アミド、C6もしくはC10のアリール、またはC7−16アラルキルで置換されていてもよい、C1−8アルキル、C3−7シクロアルキル、またはC4−10アルキルシクロアルキルであり;
R2はCH2−R20、NH−R20、O−R20またはS−R20であり、ここに、R20は、その全てが所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい、飽和または不飽和のC3−7シクロアルキルまたはC4−10(アルキルシクロアルキル)であるか、あるいはR20は、全てが所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい、C6もしくはC10のアリールまたはC7−14アラルキルであり、
あるいはR20は、共に所望によりR21で一置換、二置換または三置換されていてもよい、Hetまたは(低級アルキル)−Hetであり、
ここに、各R21は、独立して、C1−6アルキル;C1−6アルコキシ;低級チオアルキル;スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;所望によりC1−6アルキル、C6もしくはC10のアリール、C7−14アラルキル、Hetまたは(低級アルキル)−Hetで一置換または二置換されていてもよいアミノ;所望によりC1−6アルキル、C6もしくはC10のアリール、C7−14アラルキル、Hetまたは(低級アルキル)−Hetで一置換されていてもよいアミド;カルボキシル;カルボキシ(低級アルキル);C6もしくはC10のアリール、C7−14アラルキルまたはHetであり、該アリール、アラルキルまたはHetは所望によりR22で置換されていてもよく;
ここに、R22はC1−6アルキル;C3−7シクロアルキル;C1−6アルコキシ;所望によりC1−6アルキルで一置換もしくは二置換されていてもよいアミノ;スルホニル;(低級アルキル)スルホニル;NO2;OH;SH;ハロ;ハロアルキル;カルボキシル;アミド;(低級アルキル)アミド;または所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいHetであり;
R1はH;C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、またはC2−6アルキニルであり、全て、所望によりハロゲンで置換されていてもよい]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
WはCHまたはNであり、
R21はH、ハロ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルコキシ、ヒドロキシ、またはN(R23)2であり、ここに、各R23は独立してH、C1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであり;
R22はH、ハロ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6チオアルキル、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルコキシ、C2−7アルコキシアルキル、C3−6シクロアルキル、C6もしくは10のアリールまたはHetであり、ここに、Hetは窒素、酸素および硫黄から選択される1ないし4のヘテロ原子を含有する5員、6員または7員の飽和または不飽和の複素環であり;
該シクロアルキル、アリールまたはHetはR24で置換されており、ここに、R24はH、ハロ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C3−6シクロアルコキシ、NO2、N(R25)2、NH−C(O)−R25またはNH−C(O)−NH−R25であり、ここに、各R25は独立して:H、C1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであるか;あるいはR24はNH−C(O)−OR26であり、ここに、R26はC1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであり;
R3はヒドロキシ、NH2、または式−NH−R31の基であり、ここに、R31はC6もしくは10のアリール、ヘテロアリール、−C(O)−R32、−C(O)−NHR32または−C(O)−OR32であり、ここに、R32はC1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルであり;
Dは、所望により:O、S、またはN−R41から独立して選択される1ないし3のヘテロ原子を含有してもよい5原子ないし10原子の飽和または不飽和のアルキレン鎖であり、ここに、R41はH、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキルまたは−C(O)−R42であり、ここに、R42はC1−6アルキル、C3−6シクロアルキルまたはC6もしくは10のアリールであり;
R4はH、または該鎖Dのいずれかの炭素原子における1ないし3の置換基であり、該置換基は、独立して:C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、オキソ、チオおよびC1−6チオアルキルよりなる群から選択され、そして
Aは式−C(O)−NH−R5のアミドであり、ここに、R5は:C1−8アルキル、C3−6シクロアルキル、C6もしくは10のアリールおよびC7−16アラルキルよりなる群から選択されるか;
あるいはAはカルボン酸である]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
R0は結合またはジフルオロメチレンであり;
R1は水素、所望により置換されていてもよい脂肪族基、所望により置換されていてもよい環状基または所望により置換されていてもよい芳香族基であり;
R2およびR9は、各々、独立して、所望により置換されていてもよい脂肪族基、所望により置換されていてもよい環状基または所望により置換されていてもよい芳香族基であり;
R3、R5およびR7は、各々、独立して、所望により置換されていてもよい(1,1−または1,2−)シクロアルキレン;または所望により置換されていてもよい(1,1−または1,2−)ヘテロシクリレン;または所望により置換されていてもよい脂肪族、所望により置換されていてもよい環状基または所望により置換されていてもよい芳香族基よりなる群から選択される1つの置換基で置換されたメチレンまたはエチレンであり、ここに、該メチレンまたはエチレンはさらに所望により脂肪族基置換基で置換されていてもよく;あるいは
R4、R6、R8およびR10は、各々、独立して、水素または所望により置換されていてもよい脂肪族基であり;
但し、
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
Wは
mは0または1であり;
各R1はヒドロキシ、アルコキシまたはアリールオキシであるか、あるいは各R1は酸素原子であって、それらが各々結合するホウ素と一緒になって、5員ないし7員の環を形成し、ここに、該環原子は炭素、窒素または酸素であり;
各R2は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、アラルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルアルケニル、ヘテロアリールまたはヘテロアラルキルであるか、あるいは同一の窒素原子に結合した2つのR2基はその窒素原子と一緒になって、5員ないし7員の単環複素環系を形成し;ここに、任意のR2炭素原子は所望によりJで置換されていてもよく;
Jはアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアルキル、ケト、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、アラルカノイルアミノ、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキサミドアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ホルミル、アシル、スルホニル、またはスルホンアミドであり、所望により1ないし3のJ1基で置換されていてもよく;
J1はアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ケト、ヒドロキシ、アミノ、アルカノイルアミノ、アロイルアミノ、カルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキサミドアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ホルミル、スルホニル、またはスルホンアミドであり;
Lはアルキル、アルケニル、またはアルキニルであり、ここに、任意の水素は所望によりハロゲンで置換されていてよく、ここに、任意の末端炭素原子に結合した任意の水素またはハロゲン原子は所望によりスルフヒドリルまたはヒドロキシで置換されていてもよく;
A1は結合であり;
R4はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
R5およびR6は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、アラルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
Xは結合、−C(H)(R7)−、−O−、−S−、またはN(R8)−であり;
R7は水素、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
R8は水素、アルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アラルカノイル、ヘテロシクラノイル、ヘテロアラルカノイル、−C(O)R14、−SO2R14またはカルボキサミドであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよいか;あるいはR8およびZは、それらが結合する原子と一緒になって、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよい窒素含有単環系または窒素含有二環系を形成し;
R14はアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアラルキルであり;
Yは結合、−CH2−、−C(O)−、−C(O)C(O)−、−S(O)−、−S(O)2−、または−S(O)(NR7)−であり、ここに、R7は前記定義に同じであり;
Zはアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、−OR2、または−N(R2)2であり、ここに、任意の炭素原子は所望によりJで置換されていてもよく、ここに、R2は上で定義した通りであり;
A2は結合または
R9はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;
Mは、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよい、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアラルキルであり、ここに、任意のアルキル炭素原子はヘテロ原子によって置換されていてもよく;
Vは結合、−CH2−、−C(H)(R11)−、−O−、−S−、または−N(R11)−であり;
R11は水素またはC1−3アルキルであり;
Kは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−S(O)−、−S(O)2−、または−S(O)(NR11)−であり、ここに、R11は上で定義した通りであり;
Tは−R12、−アルキル−R12、−アルケニル−R12、−アルキニル−R12、―OR12、−N(R12)2、−C(O)R12、−C(=NOアルキル)R12、または
R12は水素、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、シクロアルキリデニル、またはヘテロシクロアルキリデニルであり、これは所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよいか、あるいは第一のR12および第二のR12は、それらが結合している窒素と一緒になって、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよい単環系または二環系を形成し;
R10はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、これは所望により1ないし3の水素J基で置換されていてもよく;
R15はアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、カルボキシアルキル、またはカルボキサミドアルキルであり、これは、所望により1ないし3のJ基で置換されていてもよく;そして
R16は水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクリルである]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
EはCHOまたはB(OH)2であり;
R1は低級アルキル、ハロ−低級アルキル、シアノ−低級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキル、ヘテロアリール低級アルキル、低級アルケニルまたは低級アルキニルを表し;
R2は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、カルボキシ低級アルキル、アリール−低級アルキル、アミノカルボニル−低級アルキルまたは低級シクロアルキル−低級アルキルを表し;そして
R3は水素または低級アルキルを表すか;
あるいはR2およびR3は、一緒になって、所望によりヒドロキシによって置換されていてもよいジメチレンまたはトリメチレンを表し;
R4は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、低級シクロアルキル−低級アルキル、カルボキシ−低級アルキル、アリール低級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル、シアノ−低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキルチオ−低級アルキル、低級アルケニル、アリールまたは低級シクロアルキルを表し;
R5は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル、アリール−低級アルキル、アリール−低級アルキルチオ−低級アルキル、シアノ−低級アルキルチオ−低級アルキルまたは低級シクロアルキルを表し;
R6は水素または低級アルキルを表し;
R7は低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル、カルボキシ低級アルキル、アリール−低級アルキル、低級シクロアルキル−低級アルキルまたは低級シクロアルキルを表し;
R8は低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、カルボキシ低級アルキルまたはアリール−低級アルキルを表し;
R9は低級アルキルカルボニル、カルボキシ−低級アルキルカルボニル、アリールカルボニル、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニル、低級アルコキシカルボニルまたはアリール−低級アルコキシカルボニルを表す]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル、
Bは式R11−C(O)−のアシル誘導体であり、ここに、R11は所望によりカルボキシルで置換されていてもよいCl−10アルキルであるか;あるいはR11は所望によりC1−6アルキルで置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであり;
aは0または1であり;
R6は存在する場合、カルボキシ(低級)アルキルであり;
bは0または1であり;
R5は、存在する場合、C1−6アルキル、またはカルボキシ(低級)アルキルであり;
YはHまたはC1−6アルキルであり;
R4はC1−10アルキル;C3−10シクロアルキルであり
R3はC1−10アルキル;C3−10シクロアルキルであり;
Wは式:
ここに、R2は所望によりカルボキシルで置換されていてもよいC1−10アルキルもしくはC3−7シクロアルキル;C6もしくはC10のアリール;またはC7−16アラルキルであるか;あるいは
Wは式:
ここに、XはCHまたはNであり;そして
R2’は、Xと連結して5員または6員の環を形成するC3−4アルキレンであり、該環は所望によりOH;SH;NH2;カルボキシル;R12;OR12、SR12、NHR12またはNR12R12’で置換されていてもよく、ここに、R12およびR12’は独立して:環状C3−16アルキルまたは非環状C1−16アルキルまたは環状C3−16アルケニルまたは非環状C2−16アルケニルであり、該アルキルまたはアルケニルは所望によりNH2、OH、SH、ハロまたはカルボキシルで置換されていてもよく;該アルキルまたはアルケニルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよいか;あるいは
R12およびR12’は、独立して、所望によりC1−6アルキル、NH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキルで置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであり;該アリールまたはアラルキルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよく;
該環状アルキル、環状アルケニル、アリールまたはアラルキルは所望により第二の5員、6員または7員の環と縮合して、環状系または複素環を形成してもよく、該第二の環は所望によりNH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキル;C6もしくはC10のアリールまたは複素環で置換されていてもよく;該第二の環は、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有し;
Qは式:
ここに、ZはCHまたはNであり;
XはOまたはSであり;
R1はH、共に所望によりチオまたはハロで置換されていてもよいC1−6アルキルまたはC1−6アルケニルであり;そして
ZがCHである場合、R13はH;CF3;CF2CF3;CH2−R14;CH(F)−R14;CH2−R14;NR14R14’;S−R14;またはCO−NH−R14であり、ここに、R14およびR14’は独立して水素、環状C3−10アルキルまたは非環状C1−10アルキルまたは環状C3−10アルケニルまたは非環状C2−10アルケニルであり、該アルキルまたはアルケニルは所望によりNH2、OH、SH、ハロまたはカルボキシルで置換されていてもよく;該アルキルまたはアルケニルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよいか;あるいは
R14およびR14’は、独立して、所望によりC1−6アルキル、NH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキルで置換されていてもよいか、あるいはさらなるC3−7シクロアルキル、C6もしくはC10のアリール、または複素環で置換されていてもよいC6もしくはC10のアリールまたはC7−16アラルキルであり、該アリールまたはアラルキルは、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよく;
該環状アルキル、環状アルケニル、アリールまたはアラルキルは所望により第二の5員、6員または7員の環と縮合して、環状系または複素環を形成してもよく、該第二の環は、所望により、NH2、OH、SH、ハロ、カルボキシルまたはカルボキシ(低級)アルキルで置換されていてもよいか、あるいはさらなるC3−7シクロアルキル、C6もしくはC10のアリール、または複素環で置換されていてもよく;該第二の環は、所望により、O、S、およびNよりなる群から独立して選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含有してもよいか;
あるいはR14およびR14’は、独立して、Nと一緒に結合した場合に、所望によりさらなるC3−7シクロアルキル、C6もしくはC10のアリールまたは複素環と縮合してもよい3員ないし6員の窒素含有環を形成するC1−4アルキルであり;
但し、ZがCHである場合、R13はα−アミノ酸またはそのエステルではなく;ZがNである場合、R13はH;カルボキシ;所望によりカルボキシで置換されていてもよいC1−6アルキル;CH2−R14;CHR14R14’;CH(F)−R14;O−R14;NR14R14’またはS−R14であり、ここに、R14およびR14’は上で定義した通りであるか;あるいは
Qは式:
ここに、R15およびR16は独立してC6−20アリールオキシであり;そしてR1は上で定義した通りである]
あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはエステル;
のうちの少なくとも1つの化合物と、式I〜式XXVIのうちの少なくとも1つ化合物の放出を制御する徐放担体とを含む、徐放投薬処方物。 - 被験体においてC型肝炎ウイルス(HCV)プロテアーゼの活性を変調するための方法であって、該方法は、そのような処置が必要な被験体に、少なくとも1つのHCVプロテアーゼインヒビターを、請求項1に記載の徐放処方物においてその医薬上有効な量で投与する工程を包含する、方法。
- 被験体においてカテプシン活性に関連する疾患もしくは障害を処置するためおよび/または被験体においてカテプシン活性を阻害するための方法であって、該方法は、そのような処置が必要な被験体に、少なくとも1つのHCVプロテアーゼインヒビターを、請求項1に記載の徐放処方物においてその医薬上有効な量で投与する工程を包含する、方法。
- 前記少なくとも1つの化合物は、HCVに関連する障害を処置、予防、および/または改善する、請求項1または2のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記少なくとも1つの化合物は、HCVに関連する徴候および/または症状を処置および/または軽減する、請求項1または2のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、少なくとも1つの投薬単位を含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、複数の投薬単位を含む、請求項9に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、2投薬単位〜100投薬単位を含む、請求項10に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、前記少なくとも1つの化合物の適切な治療上効果的な平均Cmin血漿濃度を維持し得る、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、前記少なくとも1つの化合物の平均Cmin血漿濃度を、約10ng/ml以上に維持し得る、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、前記少なくとも1つの化合物の平均Cmin血漿濃度を、約50ng/ml以上に維持し得る、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、前記少なくとも1つの化合物の平均Cmin血漿濃度を、約100ng/ml以上に維持し得る、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、前記少なくとも1つの化合物の平均Cmin血漿濃度を、約150ng/ml以上に維持し得る、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、前記少なくとも1つの化合物の平均Cmin血漿濃度を、約200ng/ml以上に維持し得る、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、経口投薬処方物である、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記経口投薬処方物は、錠剤、カプセル、およびカプレットよりからなる群から選択される、請求項18に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記投薬処方物は、約1mg〜約3000mgの前記少なくとも1つの化合物を含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記徐放投薬処方物は、概日リズムと一致するように非対称パターンで投与される、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記少なくとも1つの化合物は、前記少なくとも1つの化合物および/または免疫変調剤と異なる少なくとも1つの抗ウイルス剤との組合せ療法として投与される、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記少なくとも1つの化合物および/または免疫変調剤と異なる少なくとも1つの抗ウイルス剤は、該少なくとも1つの化合物と同時か、または連続して投与される、請求項22に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記少なくとも1つの化合物および/または免疫変調剤と異なる少なくとも1つの抗ウイルス剤は、前記徐放投薬処方物の一部である、請求項22に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記少なくとも1つの化合物および/または免疫変調剤と異なる少なくとも1つの抗ウイルス剤は、リバビリン、レボビリン、VP 50406、ISIS 14803、ヘプタザイム、VX 497、サイモシン、マキサミン、マイコフェノレートモヘチル、インターフェロン、およびそれらの混合物よりからなる群から選択される、請求項22に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記インターフェロンは、インターフェロン−アルファ、PEG−インターフェロンアルファコンジュゲートおよびコンセンサスインターフェロンよりからなる群から選択される、請求項25に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 少なくとも1つの抗癌剤をさらに含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記徐放担体は、イオン交換樹脂、および膨潤性ポリマーよりからなる群から選択される、請求項1ないし5のいずれかに記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記膨潤性ポリマーは、生体適合性の親水性ポリマーである、請求項28に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記生体適合性の親水性ポリマーは、セルロース系ポリマーである、請求項29に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記セルロース系ポリマーは、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびそれらの混合物よりからなる群から選択される、請求項30に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記膨潤性ポリマーの十分量は、約2%〜約50%の前記投薬処方物の重量増加レベルを得るように存在する、請求項28に記載の徐放投薬処方物または方法。
- 前記膨潤性ポリマーは、約10重量%(wt.%)〜75重量%(wt.%)で存在する、請求項28に記載の徐放投薬処方物または方法。
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