JP2008542883A - 位置顕著性に基づくローカル検索結果のスコアリング - Google Patents

Abstract

システムは、地理的エリア内の地理的な位置に対応付けられた第１の文書を特定し、地理的エリア外の地理的な位置に対応付けられた第２の文書を特定することができる。システムは、第１のスコアリング関数に基づいて第１の文書に第１のスコアを割当て、第２のスコアリング関数に基づいて第２の文書に第２のスコアを割当てることもできる。

Description

背景
発明の分野
本願明細書に記載された実現例は概して情報検索に関し、より特定的には位置顕著性（location prominence）に基づいたローカル検索結果のスコアリングに関する。

関連技術の説明
ワールドワイドウェブ（「ウェブ」）は大量の情報を含む。しかしながら、情報の、ある所望の部分を探し当てることは困難なことがある。この問題は、ウェブ上の情報量およびウェブ検索に不慣れな新規ユーザの数の急速な増加によって悪化している。

検索エンジンは、ユーザが関心を持つウェブページへのハイパーリンクを返そうとする。一般に、検索エンジンは、ユーザによって入力された検索語（検索クエリと呼ばれる）に基づいてユーザの関心を判断する。検索エンジンの目的は、ユーザに対し、検索クエリに基づいて、高品質な関連結果（たとえばウェブページ）へのリンクを提供することである。典型的には、検索エンジンは、検索クエリの中の用語を、予め記憶されたウェブページのコーパスと突き合わせることによりこれを達成する。ユーザの検索語を含むウェブページは「ヒット」であり、リンクとしてユーザに返される。

ローカル検索エンジンは、特定の地理的エリア内の事業者一覧および／または関連ウェブページを返そうとする検索エンジンである。ローカル検索のためには、ユーザは検索クエリを入力し、その近くで検索クエリが実行されるべきある地理的エリアを特定することができる。ローカル検索エンジンは、その地理的エリアにおける事業者一覧および／または地理的エリアに関係する関連ウェブページの一覧などの関連結果をユーザに返す。

結果をスコアリングするとき、ローカル検索エンジンは地理的エリア内である位置を特定する。この特定された位置は、市庁舎、繁華街、またはそのエリアの地理的な中心の位置に対応付けられ得る。ローカル検索エンジンは、その特定された位置から一定の半径内にある事業者一覧および／またはウェブページをすべて特定する。次いで、ローカル検索エンジンは、検索クエリと一致する事業者一覧および／またはウェブページを特定することができる。特定された事業者一覧および／またはウェブページは、特定された位置からの距離に応じてスコアを割当てられ、そのスコアに基づいてランク付けされる。ユーザが特定された位置の近くに住んでいない場合、または特定された位置の近くの事業者一覧および／またはウェブページに関心を持たない場合、検索結果はユーザにとって意味がない。

他のローカル検索エンジンは、事業者一覧および／またはウェブページをアルファベット順、または町ごとにアルファベット順にランク付けすることができる。しばしば、この種のランク付けはユーザにとって意味がない。

概要
１つの局面によれば、システムは、あるエリア内の地理的な位置に対応付けられた第１の文書を特定するための手段と、そのエリア外の地理的な位置に対応付けられた第２の文
書を特定するための手段と、第１のスコアリング関数（scoring function）に基づいて第１の文書に第１のスコアを割当てるための手段と、第２のスコアリング関数に基づいて第２の文書に第２のスコアを割当てるための手段とを含む。

別の局面によれば、方法は、検索クエリを受取るステップと、地理的エリアを特定するステップと、検索クエリに関連する地理的エリア内の地理的な位置に対応付けられた文書を特定するステップと、検索クエリに関連せず地理的エリアに関連しない要因に基づいて文書にスコアを割当てるステップとを含み得る。

さらに別の局面によれば、システムは、命令を記憶するメモリと、ある地理的エリアに割付けられた郵便番号の集合によってその地理的エリアを表わし、ある文書に対応付けられた郵便番号を決定し、その郵便番号がその地理的エリアに対応付けられた郵便番号の集合に含まれるか否かを判断し、その郵便番号がその地理的エリアに対応付けられた郵便番号の集合に含まれている場合に第１のスコアリング関数に基づいてその文書をスコアリングし、その郵便番号がその地理的エリアに割付けられた郵便番号の集合に含まれていない場合に第２のスコアリング関数に基づいてその文書をスコアリングするための命令を実行するプロセッサとを含むことができる。

さらなる局面によれば、システムは、命令を記憶するためのメモリと、ある地理的エリアに対応付けられた緯度経度座標の集合によってその地理的エリアを表わし、ある文書に対応付けられた緯度経度座標を決定し、その緯度経度座標がその地理的エリアに対応付けられた緯度経度座標の集合に含まれるか否かを判断し、その緯度経度座標がその地理的エリアに対応付けられた緯度経度座標の集合に含まれている場合、第１のスコアリング関数に基づいてその文書をスコアリングし、その緯度経度座標がその地理的エリアに対応付けられた緯度経度座標の集合に含まれていない場合、第２のスコアリング関数に基づいてその文書をスコアリングするための命令を実行するためのプロセッサとを含むことができる。

別の局面によれば、方法は、ある文書について権威があるとして特定された別の文書に対応付けられたスコア、その文書に対応付けられたある事業者に言及している文書の合計数、その事業者に言及する文書に対応付けられた最も高いスコアと、その事業者の批評を伴う文書の合計数、またはその事業者について述べた情報文書の数のうち２つ以上の組合せに基づいて、その文書についてスコアを割当てるステップと、そのスコアをその文書のランク付けに用いるステップとを含み得る。

添付の図面は、本願明細書に組込まれて本願明細書の一部を構成しており、本発明の実施例を例示し、明細書の説明とともに本発明を説明している。

詳細な説明
本発明の以下の詳細な説明は添付の図面を参照する。異なる図面における同一の参照番号は同一または類似の要素を特定する。また、以下の詳細な記載は本発明を限定するものではない。

概観
本発明の原理に従うローカル検索システムは、地理的エリアに関連の文書をその位置顕著性に基づいて特定することができる。位置顕著性は、ある文書が対応付けられた地理的エリアに関連しない１つ以上の要因、ユーザによって実行された検索、および／またはユーザによって与えられた検索クエリに基づいて、その文書について生成されたスコアを指すことができる。その結果、ローカル検索システムは、ユーザにとってより意味のある検
索結果を示すことができる。

図１Ａおよび図１Ｂは本発明の原理に従う概念を示す。あるユーザがワシントンＤＣエリアのピザレストランの検索を実行したと仮定する。図１Ａは、既存の手法に基づいてスコアリングされた検索結果を示す。既存の手法によれば、検索結果文書は、ワシントンＤＣの特定の位置からの距離に基づいてスコアリングされる。図１Ａの文字入りの印は文書およびそのスコアに対応付けられた地理的な位置を表わし、印Ａが、ワシントンＤＣの特定の位置に最も接近しているので、最も高くスコアリングされている。

図１Ｂは、本発明の原理に従う手法に基づいてスコアリングされた検索結果を示す。この手法によれば、検索結果文書は、ワシントンＤＣの特定の位置からの距離の代わりに、またはこれに加えて、位置顕著性に基づいてスコアリングされる。図１Ｂの文字入りの印は、文書およびそのスコアに対応付けられた地理的な位置を表わし、印Ａが最も高い位置顕著性スコアを得ている。位置顕著性は、専ら地理的エリア内の特定の位置からの距離に基づいた文書ではなく、地理的エリアについての「最善の」文書を伝えるように意図される要因を用いることができる。

本願明細書に用語「文書」が用いられる場合、いかなる機械可読および機械記憶可能な作業生成物をも含むよう広く解釈されるべきである。文書は、たとえば、ウェブサイト、ファイル、ファイルの組合せ、他のファイルへのリンクが埋込まれた１つ以上のファイル、ニュースグループ投稿、ブログ、ウェブ広告、電子メールなどを含み得る。ローカル検索のコンテキストでは、一般的な文書は、事業者一覧またはウェブページである。ウェブページは文字情報を含むことが多く、埋込情報（メタ情報、画像、ハイパーリンクなど）および／または埋込命令（ジャバスクリプトなど）を含んでもよい。本願明細書に用語「リンク」が用いられる場合、別の文書または同一文書の別の部分からの／への、文書への／または文書からの、いかなる参照をも含むよう広く解釈されるべきである。

代表的なネットワーク構成
図２は、本発明の原理に従うシステムおよび方法が実現され得るネットワーク２００の例示的な図である。ネットワーク２００は、複数のサーバ２２０−２４０にネットワーク２５０を介して接続された複数のクライアント２１０を含んでもよい。簡潔にするために、ネットワーク２５０に接続された２つのクライアント２１０と３つのサーバ２２０−２４０とが示される。実際には、クライアントおよびサーバは、これより多くても少なくてもよい。また、場合によっては、クライアントはサーバの機能を果たすことができ、サーバはクライアントの機能を果たすことができる。

クライアント２１０はクライアントエンティティを含んでもよい。エンティティは、パーソナルコンピュータ、無線電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ラップトップ、または別の種類の計算もしくは通信装置などの装置、これらの装置の１つで動くスレッドもしくはプロセス、および／またはこれらの装置の１つによって実行可能なオブジェクトとして規定されてもよい。サーバ２２０−２４０は、本発明の原理に従う態様で文書を集め、処理し、検索し、および／または維持するサーバエンティティを含んでもよい。

本発明の原理に従う実現例では、サーバ２２０は、クライアント２１０が使用可能なローカル検索システム２２５を含んでもよい。サーバ２２０は、文書（たとえばウェブ文書）のコーパス内を移動し、文書に索引を付け、文書に対応付けられた情報を文書のレポジトリに保存することができる。サーバ２２０は、代替的にまたは追加的に、事業者に関する情報を集め、この情報に索引を付け、それをレポジトリに保存する。サーバ２３０および２４０は、サーバ２２０が移動して分析することができる文書を保存し、または維持することができる。

サーバ２２０−２４０は別個のエンティティとして示されているが、サーバ２２０−２４０のうち１つ以上が、別の１つ以上のサーバ２２０−２４０の機能のうち１つ以上を実行することが可能であってもよい。たとえば、サーバ２２０−２４０のうち２つ以上が単一のサーバとして実現されることがあり得る。サーバ２２０−２４０のうち１つのサーバが、２つ以上の別個の（恐らくは分散された）装置として実現されることも可能であってもよい。

ネットワーク２５０は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）、公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）などの電話網、イントラネット、インターネット、メモリ装置またはネットワークの組合せを含んでもよい。クライアント２１０およびサーバ２２０−２４０は、有線、無線および／または光学的接続を介してネットワーク２５０に接続することができる。

代表的なクライアント／サーバアーキテクチャ
図３は、クライアントまたはサーバのエンティティ（本願明細書で以下「クライアント／サーバエンティティ」と呼ばれる）の代表的な図であり、本発明の原理に従う実現例による、クライアント２１０および／またはサーバ２２０−２４０の１つ以上に対応することができる。クライアント／サーバエンティティは、バス３１０、プロセッサ３２０、メインメモリ３３０、読出専用メモリ（ＲＯＭ）３４０、記憶装置３５０、入力装置３６０、出力装置３７０、および通信インターフェース３８０を含むことができる。バス３１０は、クライアント／サーバエンティティの要素間の通信を可能にするパスを含んでもよい。

プロセッサ３２０は、従来のプロセッサ、マイクロプロセッサ、または命令を翻訳して実行する処理ロジックを含んでもよい。メインメモリ３３０は、プロセッサ３２０による実行のための情報および命令を記憶することができるランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）または別の種類の動的記憶装置を含んでもよい。ＲＯＭ３４０は、プロセッサ３２０による使用のための静的な情報および命令を記憶することができる従来のＲＯＭ装置または別の種類の静的記憶装置を含んでもよい。記憶装置３５０は、磁気的かつ／または光学的記録媒体およびそれに対応するドライブを含んでもよい。

入力装置３６０は、キーボード、マウス、ペン、音声認識および／または生体認証メカニズムなどの、オペレータがクライアント／サーバエンティティに情報を入力することができるようにする従来のメカニズムを含んでいてもよい。出力装置３７０は、表示装置、プリンタ、スピーカなどを含む、オペレータに情報を出力する従来のメカニズムを含んでいてもよい。通信インターフェース３８０は、クライアント／サーバエンティティが他の装置および／またはシステムと通信することができるようにするすべてのトランシーバ様のメカニズムを含んでいてもよい。たとえば、通信インターフェース３８０は、ネットワーク２５０などのネットワークを介して別の装置またはシステムと通信するためのメカニズムを含んでいてもよい。

下記に詳細に記載されるように、本発明の原理に従うクライアント／サーバエンティティは、一定の文書処理関連の動作を実行することができる。クライアント／サーバエンティティは、メモリ３３０などのコンピュータ可読媒体に含まれるソフトウェア命令を実行するプロセッサ３２０に応答して、これらの動作を実行することができる。コンピュータ可読媒体は、物理または論理メモリ装置および／または搬送波として規定されてもよい。

ソフトウェア命令は、データ記憶装置３５０などの別のコンピュータ可読媒体から、または別の装置から、通信インターフェース３８０を介して、メモリ３３０に読込むことが
できる。メモリ３３０に含まれるソフトウェア命令は、プロセッサ３２０に後述のプロセスを実行させてもよい。代替的には、ハードワイヤード回路を、ソフトウェア命令の代わりにまたはソフトウェア命令と組合わせて用いて、本発明の原理に従うプロセスを実現してもよい。このように、本発明の原理に従う実現例は、ハードウェア回路とソフトウェアとの特定の組合せに限定されるものではない。

代表的な処理
図４Ａおよび図４Ｂは、本発明の原理に従う実現例によるローカル検索を実行するための代表的な処理のフローチャートである。１つの実現例では、図４Ａおよび図４Ｂの処理は、サーバ２２０内の１つ以上のソフトウェアおよび／またはハードウェア構成要素によって実行され得る。別の実現例では、処理は、サーバ２２０とは別個の、もしくはこれを含む、別の装置または一群の装置内の、１つ以上のソフトウェアおよび／またはハードウェア構成要素によって実行され得る。

処理は、検索クエリを受取ることから始まり得る（ブロック４１０）（図４Ａ）。１つの実現例では、ユーザは、検索クエリを与えるためにクライアント２１０に対応付けられたウェブブラウザを用いてもよい。検索クエリがローカル検索に関連すると仮定する。たとえば、検索クエリは、ある事業者一覧に関連する１つ以上の検索語を含み得る。検索クエリは、さらに任意である地理的エリアに関する情報を含んでいてもよい。

検索クエリに対応付けられたとして広範なエリアが特定され得る（ブロック４２０）。「広範なエリア」という句は、たとえば、不完全な（すなわち完全な郵便宛先より少ない）郵便宛先として特定されるすべての地理的な位置を指すよう意図される。たとえば、街路名および街路番地より少ない表示で特定されるいかなる地理的な位置も広範なエリアと考えることができる。したがって、広範なエリアは、市、ジップコード（zip code）、街路、市のブロック、州、国、地区、郡、大都市圏、大きなエリア（たとえばタホ湖エリア）、エリアの組合せ（たとえばサニーヴェール（Sunnyvale）とマウンテンビュー（Mountain View））などを含み得る。

検索クエリがある地理的エリアに関する情報を含んでいる場合には、検索クエリから広範なエリアが特定され得る。たとえば、ある検索クエリが「マウンテンビュー」という句を含んでいる場合、「マウンテンビュー」として広範なエリアが特定されるかもしれない。広範なエリアに対応する「ｚコード（ｚcode）」の集合が特定され得る。「ｚコード」は、米国における米国郵政公社（U.S.Postal Service）のジップコードなどの郵便番号（postal code）、または米国外ではジップコードに類似のものを指すことができる。

広範なエリアに対応するｚコードの集合は、広範なエリアに対応付けられた地理的エリアに割付けられたジップコードを含んでもよい。上記のマウンテンビューの例について、ｚコードの集合がジップコード９４０３９、９４０４０、９４０４１、９４０４２および９４０４３を含むと仮定する。スペースを圧縮するために、ｚコードの集合は一連の範囲として記憶されてもよい。マウンテンビューの場合には、ｚコードの集合は９４０３９：５として記憶され得、それは９４０３９から９４０４３までのジップコードの範囲に対応する。あるジップコードが他のいかなる広範なエリアにも割付けられない場合には、その周囲の、または隣接したｚコードの集合の範囲に加えられ得る。たとえば、ジップコード９４０４４が割付けられていない場合、それはマウンテンビューのｚコードの集合に加えられ得る。

検索クエリがある地理的エリアに関する情報を含んでいない場合には、広範なエリアは別の方法で特定され得る。たとえば、ユーザが地図にアクセスしているときには、地図ウィンドウ内の視認可能な地図領域全体が広範なエリアと考えられ得る。１つの実現例では
、ユーザは、グーグル（Google）マップなどの地図プロバイダに対応付けられたウェブサイトにアクセスしてもよい。ユーザは、広範なエリアが地図ウィンドウ内にあるように、地図上でズームインまたはズームアウトしたり、地図を左右に動かしたり、かつ／または、必要に応じて、関心のある地理的エリアに関する識別子を与えたりすることができる。地図プロバイダによって与えられるインターフェースは、以前に特定された検索クエリをユーザが入力できるようにすることもできる。

地図ウィンドウの緯度および経度が広範なエリアを規定することができる。たとえば、地図ウィンドウの上部の隅が緯度３７．５５７８００、経度−１２２．２７６０３１、かつ地図ウィンドウの下部の隅が緯度３８．５５７８００、経度−１２３．２７６０３１にあると仮定する。その場合地図ウィンドウは、緯度１に等しい高さおよび経度１に等しい幅の箱となる。

次いで、広範なエリアに対応付けられた検索エリアが特定され得る（ブロック４３０）。１つの実現例では、広範なエリア内である位置が決定され得る。この位置は、市庁舎、繁華街エリア、地理的な中心、または広範なエリア内の他の何らかの場所の位置と対応付けられていてもよい。一定の半径（たとえば３０マイル、４５マイル、９０マイルなど）を備えた円がこの位置のまわりに有効に描かれ得る。この円の面積が検索エリアを構成することができる。

その検索エリア内に入る文書が特定され得る（ブロック４４０）。たとえば、文書のコーパスが検索されて文書がその検索エリア内にあるか否かを判断する。文書の各々は特定の郵便宛先および／または緯度経度座標と対応付けられていてもよい。文書の郵便便宛先および／または緯度経度座標は、検索エリアに対応する地理的エリア内にその文書があるか否かを判断するために用いられてもよい。

特定された文書の関連集合が検索クエリに基づいて決定され得る（ブロック４５０）。たとえば、文書の題名、内容、および／またはカテゴリストリングに検索クエリの用語を含む文書が関連集合に含まれ得る。検索クエリが複数の用語を含む場合、用語を句として含む文書、必ずしもまとめてではないがすべての用語を含む文書、すべての用語またはその用語の同義語よりも少ない用語を含む文書が、関連集合に含まれていてもよい。

次いで、関連集合における各文書についてその文書が広範なエリア以内にあるか否かが判断され得る（ブロック４６０）（図４Ｂ）。以前に説明されたように、文書の各々は特定の郵便宛先および／または緯度経度座標に対応付けられることができる。広範なエリアがｚコードのある集合に対応する場合、その文書に対応付けられた郵便宛先のジップコードがｚコードのその集合に含まれるか否かが判断され得る。文書のジップコードがｚコードの集合に含まれている場合、文書は広範なエリア内にある。広範なエリアが地図ウィンドウの視認可能な領域に対応するとき、文書に対応付けられた緯度経度座標が地図ウィンドウの緯度経度座標内に含まれるか否かが判断され得る。文書の緯度経度座標が地図ウィンドウの緯度経度座標内に含まれている場合、文書は広範なエリア内にある。

文書が広範なエリア内にない場合（４６０ブロック−ＮＯ）、次に文書に対応付けられた距離スコアが決定され得る（ブロック４７０）。１つの実現例では、文書に対応付けられた距離スコアは、文書に対応付けられた郵便宛先および／または緯度経度座標の、広範なエリア内の位置（たとえば検索エリアの真ん中を表わす位置）からの距離に基づいて決定され得る。上述のように、この位置は、市庁舎、繁華街エリア、地理的な中心または広範なエリア内の他の何らかの位置と対応付けられてもよい。距離スコアは、この位置からの距離に依存して、０から１の間の値を有し得る。

文書が広範なエリア内にある場合（ブロック４６０−ＹＥＳ）には、文書に対応付けられた位置顕著性スコアが決定され得る（ブロック４７０）。位置顕著性スコアは、ユーザが検索している地理的エリアに関連しない要因の集合に基づくことができる。１つの実現例では、要因の集合は、下記の要因の１つ以上を含み得る：（１）権威のある文書に対応付けられたスコア、（２）文書に対応付けられた事業者に言及する文書の合計数、（３）事業者に言及する文書の最も高いスコア、（４）事業者の批評を伴う文書の数、および（５）事業者について述べた情報文書の数、である。他の実現例では、要因の集合は追加的な、または異なる要因を含んでもよい。

権威のある文書に対応付けられたスコアが、文書について位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。権威のある文書は、位置顕著性スコアが決定されている文書に対応付けられた事業者について権威があるとして特定された文書に言及していてもよい。たとえば、ある文書のグループは、事業者の名前、事業者の住所および／または事業者に対応付けられた電話番号について述べることにより、事業者に言及していてもよい。グループの文書のうちの１つが他の文書よりも事業者についてより権威があってもよい。たとえば、あるレストランのホームページに対応する文書は、そのレストランの批評に対応する文書よりも、そのレストランについてより権威があると考えられ得る。１つの実現例では、権威のある文書のリンクに基づいたスコアが、事業者に対応付けられた文書について位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。

文書に対応付けられた事業者に言及する文書の合計数が、その文書について位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。上述のように、ある文書のグループは、事業者の名前、事業者の住所および／または事業者に対応付けられた電話番号について述べることにより、事業者に言及していてもよい。１つの実現例では、これらの言及している文書の合計数は、事業者に対応付けられた文書の位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。

文書に対応付けられた事業者に言及する文書の最も高いスコアが、文書の位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。上述のように、あるグループの文書は、事業者の名前、事業者の住所および／または事業者に対応付けられた電話番号について述べることにより、事業者に言及していてもよい。言及している文書の各々が、対応付けられたリンクに基づくスコアを有することができる。１つの実現例では、これらの言及している文書のリンクに基づく最も高いスコアが、事業者に対応付けられた文書の位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。

文書に対応付けられた事業者の批評を伴う文書の数が、文書の位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。事業者の批評が、新聞、雑誌、ウェブページおよびブログなどのいくつかの文書に現われる場合がある。１つの実現例では、事業者の批評を伴う文書の数が、事業者に対応付けられた文書の位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。

文書に対応付けられた事業者について述べた情報文書の数が、文書の位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。情報文書は、事業者の住所、電話番号、および／または営業時間、事業者の批評および／または雰囲気、事業者がクレジットカード支払いを受付けるかなど、事業者についての重要な情報を与える文書を指すことができる。情報文書の例はＤｉｎｅ．ｃｏｍ、ＣｉｔｙｓｅａｒｃｈおよびＺａｇａｔ．ｃｏｍを含み得る。１つの実現例では、事業者について述べた情報文書の合計数が、事業者に対応付けられた文書の位置顕著性スコアを決定する際の要因として用いられてもよい。

１つの実現例では、文書についての位置顕著性スコアは、上記で特定された要因を組合
わせることにより決定されてもよい。要因はいかなる態様で組合わせられても重みが加えられてもよい。たとえば、要因は「押し潰され（squashed）」て直線的に組合わせられてもよい。押し潰すとは、１つの大きい信号が他の信号を圧倒するのを妨ぐ機能である。必要であれば、いくつかの要因は０から１の値を有するよう正規化されてもよい。

任意に、文書についての位置顕著性スコアは、その文書の距離スコアと組合わされてもよく、その組合されたスコアも本願明細書において位置顕著性スコアと呼ばれ得る。上述のように、文書に対応付けられた距離スコアは、文書に対応付けられた郵便宛先および／または緯度経度座標の、広範なエリア内の位置（たとえば検索エリアの真ん中を表わす位置）からの距離に基づいて決定され得る。この要因は、分散して存在するのではなく一緒にまとまった事業者に対応付けられた文書をユーザに提示することにより、よりよいユーザ経験を与えることができる。

１つの実現例では、位置顕著性スコア（距離スコアが組合わされていてもそうでなくても）は最小値（たとえば１）と組合わせられ得る。この最小値は、広範なエリア内にある文書が広範なエリア内にない文書よりも高くスコアリングされることを確実にすることができる。これはまた、関心のある地理的エリアにおける関連結果がユーザに与えられることを確実にすることができる。

文書コーパスにおける文書について位置顕著性スコアを前もって計算することが可能となり得る。次いで、位置顕著性スコアは文書に対応付けられたメタデータとしてメモリに記憶され得る。この場合、文書について位置顕著性スコアを決定することは、メモリからスコアを読出すことを含んでもよい。

次いで、関連集合における文書がそのスコアに基づいて示され得る（ブロック４９０）。たとえば、文書はそのスコアに基づいて仕分けられてもよい。次いで、仕分けられた文書は、できればこれらの文書のうち少なくともいくつかに対応付けられた位置を特定する地図と共に示されてもよい。

例
図５−図１１は、本発明の原理に従う実現例によって実行され得る例示的なローカル検索の図である。図５に示されるように、ユーザはローカル検索エンジンインターフェースを介して「ワシントンＤＣ」エリアで「ピザ」の検索を入力する。この場合、ユーザは検索クエリを入力し、地理的エリアに関する情報を与える。代替的に、図６に示されるように、ユーザは、地図プロバイダのインターフェースを介してワシントンＤＣエリアの地図にアクセスしつつ「ピザ」の検索を入力する。この場合、ユーザは、まずユーザの関心のあるエリアの地図にアクセスしてもよい。次いで、ユーザはこの関心のあるエリアに関する検索を実行することができる。

図７に示されるように、検索クエリと対応付けられたとして広範なエリアが特定され得る。以前に記載されたように、広範なエリアは、（たとえば図５に示されたように）検索クエリから、または（たとえば図６に示されたように）ユーザによってアクセスされた現在の地図ウィンドウから、特定され得る。

次いで、広範なエリアに対応付けられた検索エリアが特定され得る。図７に示されるように、広範なエリア内の位置が決定され得る（図７に「Ｏ」として示される）。一定の半径を備えた円がこの位置のまわりに有効に描かれ得る。この円の面積が検索エリアを構成することができる。

図８に示されるように、文書のコーパスが検索されて、その検索エリア内にある文書を
特定し得る。検索によって特定された文書のうちのいくつかは広範なエリア内にあってもよく、他は広範なエリア外にあってもよい。

図９に示されるように、検索エリア内の文書は検索クエリに基づいてフィルタリングされてもよく、検索クエリの用語をその題名、内容および／またはカテゴリストリングに含む文書が文書の関連集合に含まれていてもよい。検索クエリの用語を含む文書は図９で「Ｘ」と特定される。

図１０に示されるように、広範なエリア内にある文書は広範なエリア外の文書とは異なるようにスコアリングされ得る。広範なエリア内にある文書は上述のように位置顕著性に基づいてスコアリングされ得る。広範なエリア外に位置する文書はやはり上述したように距離に基づいてスコアリングされ得る。文書はそのスコアに基づいた順で仕分けられ、ユーザに提示され得る。

図１１に示されるように、スコアリングされた文書は、広範なエリア、検索エリア、または広範なエリアおよび／または検索エリアの部分の地図を含む地図ウィンドウとともに示され得る。各文書について、対応する事業者名、事業者に対応付けられた情報（たとえば事業者一覧）へのリンク、および恐らくは事業者の住所および／または事業者に対応付けられた電話番号などの他の情報が与えられ得る。営業時間、道案内のためのリンク、事業者の批評へのリンク、およびユーザにとって有用と思われる他の情報などのさらなる情報を与えることが有益であろう。

少なくとも文書のうちのいくつかについては、対応する文書の位置を示すために、地図ウィンドウ内に印が配置されてもよい。任意に、ユーザが印のうちの１つを選択するか、またはその上にカーソルを置けば、対応付けられた事業者に関するより多くの詳細な情報が示され得る。

図１１にさらに示されるように、リンク１１００が与えられて、位置顕著性機能のオンとオフとを切替えることができる。たとえば、「位置顕著性をオフにしてください」と示されてユーザがリンク１１００を選択すれば、位置顕著性機能はオフになり得る。すなわち文書の関連集合におけるすべての文書が距離に基づいてスコアリングされ、そのいずれもが位置顕著性に基づいてはスコアリングされないことを意味する。代替的に、「位置顕著性をオンにしてください」と示されてユーザがリンク１１００を選択すれば、位置顕著性機能がオンになり得る（示されない）。すなわち、文書の関連集合における文書が上述のように位置顕著性に基づいてスコアリングされることを意味する。

別の実現例では、より詳細なインターフェースによって、ユーザは位置顕著性機構をオンにしたりオフにしたりする以上のことができるようになる。たとえば、インターフェースにより、ユーザがさまざまな要因を自分の関数として設定するか、一定の要因を排除することができるようになる。たとえば、ユーザは、位置顕著性スコアを決定する際にＺａｇａｔ．ｃｏｍからの情報を用いることを望まないと明示することができる。

結論
本発明の原理に従うシステムおよび方法は、地理的エリア内の位置からの距離の代わりに、またはこれに加えて、位置顕著性に基づいて、地理的エリアに関連する文書を特定することができる。その結果、このシステムおよび方法は、検索を実行するユーザにとってさらに意味のある検索結果を示すことができる。

本発明の好ましい実施例の前述の記載は図および説明を与えるが、排他的であったり、本発明を開示された通りのものに限定したりするようには意図されない。修正例および変
化例が上記の教示に照らして可能であり、または本発明を実行することにより得ることができる。

たとえば、一連の行為が図４Ａおよび図４Ｂを参照して記載される一方、行為の順序は本発明の原理に従う他の実現例では修正されてもよい。さらに、独立した行為が平行して実行されてもよい。

さらに、例示的なユーザインタフェースが図５、図６および図１１を参照して記載された。本発明の原理に従う他の実現例では、ユーザインタフェースはより多くもしくはより少ない、または異なるいくらかの情報を含んでいてもよい。

さらに、位置顕著性スコアは下記の要因の１つ以上を含む要因の集合に基づいて生成され得ることが記載された：権威のある文書に対応付けられたスコア、文書に対応付けられた事業者に言及する文書の合計数、事業者に言及する文書の最も高いスコア、事業者の批評を伴う文書の数、および事業者について述べた情報文書の数、である。別の実現例では、要因の集合は追加的な、または異なる要因を含んでいてもよい。

たとえば、１つの要因は、批評（たとえば、星または賞賛／非難の数）の数値的なスコアに関連し得る。別の要因は、批評のすべてのスコアの何らかの関数（たとえば平均）に関連し得る。さらに別の要因は、批評（たとえばレストランのブログ、Ｚａｇａｔ．ｃｏｍ、Ｃｉｔｙｓｅａｒｃｈまたはミシュラン（Michelin））を含む種類の文書に関連し得る。さらなる要因は、批評の中で用いられる言葉の種類（たとえば、騒々しい、親しみやすい、汚い、最高など）に関連し得る。別の要因は、ユーザが詳細な情報を得るためにどの事業者を頻繁にクリックするか、および／または、どの事業者からドライブの道案内を得るか、などのユーザのログに由来してもよい。さらに別の要因は、事業者に対応付けられた年間収入および／または事業者の従業員数などの事業者についての財務データに関連し得る。別の要因は、事業者の営業年数または事業者がどの程度長くさまざまな一覧に存在したかに関連し得る。さらに当業者には他の要因が明らかである。

マシンラーニング手法を用いてモデルを訓練するために要因を用いることも可能かもしれない。モデルはたとえば、ユーザが検索結果において特定の文書を選択する確率を決定するために用いられてもよい。

上述されたように、図面で例示された実現例においてさまざまな形式のソフトウェア、ファームウエアおよびハードウェアで本発明の局面が実現され得ることが当業者には明らかであろう。本発明の原理に従う局面を実現するために用いられる実際のソフトウェアコードまたは専用制御ハードウェアは、本発明を限定するものではない。したがって、局面の動作および作用は具体的なソフトウェアコードを参照することなく記載された。すなわち、当業者は、本願明細書の記載に基づいて局面を実現するようソフトウェアおよび制御ハードウェアを設計し得ることが理解されるであろう。

本発明で用いられる要素、行為もしくは命令はいずれも、明記されない限り、不可欠または本質的なものとして解釈されてはならない。さらに、本願明細書に用いられるように、不定冠詞「a（ある）」は１つ以上のアイテムを含むように意図される。１つの品目だけが意図される場合、用語「１つの（one）」または同様の言葉が用いられる。さらに、「基づいて」という句は、明示的に別の意味が示されていない限り「少なくとも部分的に、基づいて」と意味するように意図される。

本発明の原理に従う概念を示す図である。 本発明の原理に従う概念を示す図である。 本発明の原理に従うシステムおよび方法が実現され得るネットワークの例示的な図である。 本発明の原理に従う実現例による、図２のクライアントまたはサーバの例示的な図である。 本発明の原理に従う実現例による、ローカル検索を実行するための例示的な処理のフローチャートである。 本発明の原理に従う実現例による、ローカル検索を実行するための例示的な処理のフローチャートである。 本発明の原理に従う実現例によって実行され得る、例示的なローカル検索の図である。 本発明の原理に従う実現例によって実行され得る、例示的なローカル検索の図である。 本発明の原理に従う実現例によって実行され得る、例示的なローカル検索の図である。 本発明の原理に従う実現例によって実行され得る、例示的なローカル検索の図である。 本発明の原理に従う実現例によって実行され得る、例示的なローカル検索の図である。 本発明の原理に従う実現例によって実行され得る、例示的なローカル検索の図である。 本発明の原理に従う実現例によって実行され得る、例示的なローカル検索の図である。

Claims (45)

1. 地理的エリア内の地理的な位置に対応付けられた文書の第１の集合を特定するステップと、
   前記地理的エリア外の地理的な位置に対応付けられた文書の第２の集合を特定するステップと、
   第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップと、
   前記第１および第２スコアリング関数が異なる場合に、第２のスコアリング関数に基づいて前記文書の第２の集合に第２のスコアを割当てるステップとを含む、方法。
2. 前記第１のスコアリング関数は前記地理的エリアに関連しない要因に基づき、前記第２のスコアリング関数は前記地理的エリアに関連する要因に基づく、請求項１に記載の方法。
3. 前記地理的エリアを特定するステップをさらに含む、請求項１に記載の方法。
4. 前記地理的エリアを特定するステップは、
   前記地理的エリアに関する情報を含む検索クエリを受取るステップと、
   前記検索クエリの前記情報に基づいて前記地理的エリアを特定するステップとを含む、請求項３に記載の方法。
5. 前記地理的エリアを特定するステップはさらに、
   前記地理的エリアと対応付けられた郵便番号の集合によって前記地理的エリアを表わすステップをさらに含む、請求項４に記載の方法。
6. 地理的エリア内の地理的な位置に対応付けられた文書の第１の集合を特定するステップは、
   前記文書の第１の集合の前記文書のうち１つに対応付けられた郵便番号を決定するステップと、
   前記郵便番号が前記地理的な位置に対応付けられた前記郵便番号の集合に含まれるか否かを判断するステップとを含む、請求項５に記載の方法。
7. 前記地理的エリアを特定するステップは、
   地図に関する入力を受取るステップと、
   地図ウィンドウ内に前記地図を与えるステップとを含み、前記地理的エリアが前記地図ウィンドウにおいて前記地図の視認可能な部分を表わす、請求項３に記載の方法。
8. 前記地理的エリアを特定するステップはさらに、
   前記地図の視認可能な前記部分に対応付けられた緯度経度座標の集合を特定するステップと、前記緯度経度座標の集合によって前記地理的エリアを表わすステップとを含む、請求項７に記載の方法。
9. 地理的エリア内で地理的な位置に対応付けられた文書の第１の集合を特定するステップは、
   前記文書の第１の集合における前記文書のうち１つに対応付けられた緯度経度座標を決定するステップと、
   前記緯度経度座標が前記地理的エリアを表わす前記緯度経度座標の集合に含まれるか否かを判断するステップとを含む、請求項８に記載の方法。
10. 前記地理的エリア内の位置を特定するステップと、
    前記特定された位置を中心とする一定の半径を備えた検索エリアを決定するステップと、
    前記検索エリア内の地理的な位置に対応付けられた複数の文書を特定するステップとを含む、請求項１に記載の方法。
11. 検索クエリを受取るステップと、
    前記検索クエリに基づいて前記複数の文書をフィルタリングするステップとを含む、請求項１０に記載の方法。
12. 前記複数の文書をフィルタリングするステップは、
    前記検索クエリの用語をその題名、内容またはカテゴリストリングに含む前記複数の文書を特定するステップを含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記複数の文書のうち特定された前記文書は、前記文書の第１の集合および前記文書の第２の集合を含む、請求項１２に記載の方法。
14. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つについて権威があるとして特定された別の文書に対応付けられたスコアに基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうちの前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
15. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つに対応付けられた事業者に言及する文書の合計数に基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
16. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つに対応付けられた事業者に言及する文書に対応付けられた最も高いスコアに基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
17. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つと対応付けられた事業者の批評を伴う文書の合計数に基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
18. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つと対応付けられた事業者について述べた情報文書の数に基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
19. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つについて権威があるとして特定された別の文書に対応付けられたスコア、前
    記文書の前記１つに対応付けられた事業者に言及する文書の合計数、前記事業者に言及する前記文書に対応付けられた最も高いスコア、前記事業者の批評を伴う文書の合計数、または前記事業者について述べた情報文書の数のうち２つ以上の組合せに基づいて、前記文書の前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
20. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    前記地理的エリアに関連しない要因および前記地理的エリアに関連した要因の組合せに基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
21. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    前記文書の１つに対応付けられた事業者の批評の数値スコアに関連する要因、前記事業者の批評の複数のスコアの関数に対応付けられた要因、前記事業者の批評を含む一種の文書に関連する要因、または前記事業者の批評の中で用いられた一種の言葉に関連する要因の少なくとも１つに基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
22. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    前記文書の第１の集合における前記文書とのユーザ対話に関連するユーザのログに由来した要因に基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
23. 第１のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合に第１のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つに対応付けられた事業者に対応付けられた財務データに関連する要因、または前記事業者の営業年数に関連する要因の少なくとも１つに基づいて、前記文書の第１の集合における前記文書のうち前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
24. 第２のスコアリング関数に基づいて前記文書の第２の集合に第２のスコアを割当てるステップは、
    文書の１つと対応付けられた第１の地理的な位置と前記地理的エリア内の第２の地理的な位置と間の距離に基づいて、前記文書の第２の集合における前記文書のうち前記１つについてスコアを決定するステップを含む、請求項１に記載の方法。
25. 入力を受取るステップと、
    前記入力を受取るステップに応答して前記第２のスコアリング関数に基づいて前記文書の第１の集合をスコアリングするステップとをさらに含む、請求項１に記載の方法。。
26. エリア内の地理的な位置に対応付けられた第１の文書を特定するための手段と、
    前記エリア外の地理的な位置に対応付けられた第２の文書を特定するための手段と、
    第１のスコアリング関数に基づいて前記第１の文書に第１のスコアを割当てるための手段と、
    第２のスコアリング関数に基づいて前記第２の文書に第２のスコアを割当てるための手段とを含む、システム。
27. 検索クエリを受取るステップと、
    地理的エリアを特定するステップと、
    前記検索クエリに関連する前記地理的エリア内の地理的な位置に対応付けられた文書を特定するステップと、
    前記検索クエリに関連せず前記地理的エリアに関連しない要因に基づいて前記文書にスコアを割当てるステップとを含む、方法。
28. 前記検索クエリは前記地理的エリアに関する情報を含み、
    地理的エリアを特定するステップは、
    前記検索クエリにおける前記情報に基づいて前記地理的エリアを特定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
29. 地理的エリアを特定するステップはさらに、
    前記地理的エリアと対応付けられた郵便番号の集合によって前記地理的エリアを表わすステップを含む、請求項２８に記載の方法。
30. 前記地理的エリア内の地理的な位置に対応付けられた文書を特定するステップは、
    前記文書に対応付けられた郵便番号を決定するステップと、
    前記郵便番号が前記地理的エリアに対応付けられた前記郵便番号の集合に含まれるか否かを判断するステップとを含む。請求項２９に記載の方法。
31. 地理的エリアを特定するステップは、
    地図に関する入力を受取るステップと、
    地図ウィンドウ内に前記地図を与えるステップとを含み、前記地理的エリアが前記地図ウィンドウの前記地図の視認可能な部分を表わす、請求項２７に記載の方法。
32. 地理的エリアを特定するステップはさらに、
    前記地図の視認可能な前記部分に対応付けられた緯度経度座標の集合を特定するステップと、
    前記緯度経度座標の集合によって前記地理的エリアを表わすステップとを含む、請求項３１に記載の方法。
33. 前記地理的エリア内の地理的な位置に対応付けられた文書を特定するステップは、
    前記文書に対応付けられた緯度経度座標を決定するステップと、
    前記緯度経度座標が前記地理的エリアを表わす緯度経度座標の前記集合に含まれるか否かを判断するステップとを含む、請求項３２に記載の方法。
34. スコアを割当てるステップは、
    前記文書について権威があるとして特定された別の文書に対応付けられたスコアに基づいて前記文書についてスコアを決定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
35. スコアを割当てるステップは、
    前記文書に対応付けられた事業者に言及する文書の合計数に基づいて前記文書についてスコアを決定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
36. スコアを割当てるステップは、
    前記文書と対応付けられた事業者に言及する文書に対応付けられた最も高いスコアに基づいて前記文書についてスコアを決定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
37. スコアを割当てるステップは、
    前記文書と対応付けられた事業者の批評を伴う文書の合計数に基づいて前記文書につい
    てスコアを決定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
38. スコアを割当てるステップは、
    前記文書と対応付けられた事業者について述べた情報文書の数に基づいて前記文書についてスコアを決定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
39. スコアを割当てるステップは、
    前記文書について権威があるとして特定された別の文書に対応付けられたスコア、前記文書に対応付けられた事業者に言及する文書の合計数、前記事業者に言及する文書に対応付けられた最も高いスコア、前記事業者の批評を伴う文書の合計数、または前記事業者について述べた情報文書の数のうち２つ以上の組合せに基づいて、前記文書についてスコアを決定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
40. スコアを割当てるステップは、
    前記検索クエリと関連せず、前記地理的エリアと関連しない前記要因と、前記地理的エリアに関連した要因との組合せに基づいて前記文書についてスコアを決定するステップを含む、請求項２７に記載の方法。
41. 命令を記憶するためのメモリと、
    地理的エリアに割付けられた郵便番号の集合によって前記地理的エリアを表わし、
    文書に対応付けられた郵便番号を決定し、
    前記地理的エリアに対応付けられた前記郵便番号の集合に前記郵便番号が含まれるか否かを判断し、
    前記郵便番号が前記地理的エリアに対応付けられた前記郵便番号の集合に含まれている場合に第１のスコアリング関数に基づいて前記文書をスコアリングし、
    前記郵便番号が前記地理的エリアに割付けられた前記郵便番号の集合に含まれていない場合に第２のスコアリング関数に基づいて前記文書をスコアリングするための、
    前記命令を実行するプロセッサとを含む、システム。
42. 命令を記憶するためのメモリと、
    地理的エリアに対応付けられた緯度経度座標の集合によって前記地理的エリアを表わし、
    文書に対応付けられた緯度経度座標を決定し、
    前記緯度経度座標が前記地理的エリアに対応付けられた前記緯度経度座標の集合に含まれるか否かを判断し、
    前記緯度経度座標が前記地理的エリアに対応付けられた前記緯度経度座標の集合に含まれている場合に第１のスコアリング関数に基づいて前記文書をスコアリングし、
    前記緯度経度座標が前記地理的エリアに対応付けられた前記緯度経度座標の集合に含まれていない場合に第２のスコアリング関数に基づいて前記文書をスコアリングするための、
    前記命令を実行するプロセッサとを含む、システム。
43. 前記文書について権威があるとして特定された別の文書に対応付けられたスコア、前記文書に対応付けられた事業者に言及する文書の合計数、前記事業者に言及する前記文書に対応付けられた最も高いスコア、前記事業者の批評を伴う文書の合計数、または前記事業者について述べた情報文書の数のうち２つ以上の組合せに基づいて、前記文書についてスコアを割当てるステップと、
    前記文書をランク付けするために前記スコアを用いるステップとを含む、方法。
44. ローカル検索に関する検索クエリを受取るステップと、
    前記検索クエリを受取るステップに応答して前記文書に割当てられた前記スコアに基づいて前記文書を提示するステップとをさらに含む、請求項４３に記載の方法。
45. 少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、
    前記文書について権威があるとして特定された別の文書に対応付けられたスコア、前記文書に対応付けられた事業者を参照する文書の合計数、前記事業者に言及する前記文書に対応付けられた最も高いスコア、前記事業者の批評を伴う文書の合計数、前記事業者について述べた情報文書の数、前記事業者の批評の数値スコア、前記事業者の批評の複数のスコアの関数、前記事業者の批評を含む一種の文書、前記事業者の批評の中で用いられた一種の言葉、前記文書とのユーザ対話に関連するユーザのログ、前記事業者に対応付けられた財務データ、または前記事業者の営業年数の２つ以上の組合せに基づいて、前記文書についてスコアを割当てるための命令と、
    前記文書をランク付けするために前記スコアを用いるための命令とを含む、コンピュータ可読媒体。

Images