JP2008542140A - 密閉部材の内外両面にシーリング材を有する再閉可能なジッパー - Google Patents
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Abstract
樹脂製バッグにおいて用いられる、貼り付けられたシーリング材を有する再閉可能なジッパーである。再閉可能なジッパーは、内面と外面とを有する第一の密閉部材及び第二の密閉部材を備える。第一のシーリング材は、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの外面に存在し、バッグのボディを形成する高分子フィルムに貼り付けられている。第二のシーリング材は、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの内面に存在し、バッグの側縁部での密閉部材間のシール性を向上させる。
【選択図】図7
【選択図】図7
Description
本出願は、アメリカ合衆国を除く全ての国を指定する出願人であるアメリカ合衆国企業のレイノルズ コンシューマー プロダクツ、インク.と、アメリカ合衆国のみを指定する出願人であるアメリカ合衆国民のメイ、ティモシー、ジェイムズ及びメルクワイア、グレッグ、ダブリュー.と、の名において2006年5月31日に出願されたPCT国際特許出願として出願されており、2005年6月1日に出願された米国特許出願番号60/686,519に基づいて優先権を主張する。
本開示は、再閉可能なバッグを対象とする。より詳細には、本開示は、再閉可能なバッグのジッパーを形成する密閉部材の内外両面に存在する接着性物質を有する再閉可能なバッグを対象とする。
図1に示すように、再閉可能なバッグ2は、再閉可能なバッグ2の全長に沿って一端部から他端部まで延設された再閉可能なジッパー4を備える。再閉可能なジッパー4は、第一のフランジすなわち密閉部材6と、第二のフランジすなわち密閉部材8と、を備える。第一の密閉部材6及び第二の密閉部材8は、結合したり離隔したりし、密閉したり開放したりし、すなわち、閉じたり開いたりすることによって、バッグ2の内部を利用する機会を提供する。第一の密閉部材6は、第一の外形部12を備え、第二の密閉部材8は、第二の外形部14を備える。第一の外形部12は、第二の外形部14を係入させるように構成される。
部材6,8のそれぞれの付属物は、バッグ2の全体を形成する高分子パネルすなわちフィルム18である。通常、部材6,8は、押出ポリマーである。各パネル18は、部材6,8のいずれかよりも低い融点を有するシーリング材によって対応する部材6,8に取り付けられており、一般的に加熱及び加圧によって行われるパネル18の取り付けの際に、部材6,8が融解することが防止されている。図1において、高分子パネル18は、各部材6,8の外面に貼り付けられたシーリング材によって、各部材6,8に取り付けられる。
製品が入った再閉可能なバッグを製造するプロセスは、一般的に、三つのステップを含む。はじめに、高分子フィルムが半分に折り畳まれることによって、第一のパネル及び第二のパネルが形成される。第一のパネルは第一の密閉部材に取り付けられ、第二のパネルは第二の密閉部材に取り付けられる。前記したように、パネルすなわちフィルムは、各部材の外面に貼り付けられたシーリング材によって、密閉部材に取り付けられる。密閉部材とパネルとの間のシーリング材を融解させる熱によって、高分子パネルが対応する密閉部材に結合する。この時点で、再閉可能なバッグは、第一の端部と第二の端部とを有する。
第一の部材及び第二の部材は、各パネルすなわちフィルムに取り付けられた後、再閉可能なバッグの第一の端部及び第二の端部が、第一のパネルを第二のパネルに結合させることによって形成される。各パネルは、パネルがともに融解するのに十分な熱を加えることによって互いに結合され、それによって、第一のパネルと第二のパネルとの間にシールが形成される。また、再閉可能なバッグの第一の端部及び第二の端部を形成するために用いられる熱は、第一の密閉部材の第一の端部及び第二の端部を第二の密閉部材の端部を密閉する。すなわち、第一の密閉部材の第一の端部及び第二の端部は、それぞれ、第二の密閉部材の第一の端部及び第二の端部に結合される。かかる結合は、再閉可能なバッグの第一の端部及び第二の端部を形成するために加えられる熱によって、各密閉部材の温度がそれらの融解温度を超えるために生じる。しかし、再閉可能なバッグの第一の端部及び第二の端部が形成されるスピードが速いと、第一の密閉部材の第一の端部及び第二の端部が第二の密閉部材の対応する端部にシールされない場合がある。換言すると、ジッパーの第一の端部及び第二の端部が完全にシールされない場合がある。
再閉可能なバッグの第一の端部及び第二の端部が形成された後、再閉可能なバッグは、製品が充填され、通常、第一の密閉部材を第二の密閉部材に係止することによって密閉される。第一の密閉部材及び第二の密閉部材は、第一の外形部を第二の外形部に機械的に係合させることによって、互いに係止される。かかる係止は、一般的には、外形部を互いに押す、すなわち、押圧する力を加えることによって実現される。
再閉可能なバッグが形成され、充填され、密閉された後、バッグは、ジッパーの第一の端部及び/又は第二の端部が外気に露出した隣のバッグから分離すなわち切断される。ジッパーの第一の端部及び第二の端部が完全にシールされていない場合には、空気が、第一の密閉部材及び第二の密閉部材の対向する内面の間に拡散すなわち流れ込むことによって再閉可能なバッグの内部に導入されてしまうので、再閉可能なバッグ内に入っている製品の品質が低下するおそれがある。シールは気密性を有していない。
ジッパーの端部がシールされていない確率を下げるために、一般的には、再閉可能なバッグが製造される速度が下げられる。かかる事項は、ジッパーの第一の密閉部材を第二の密閉部材にシールするのに十分な時間、十分な熱がジッパーの両端部に加えられる確率を上げる。しかし、この手法の欠点として、所与の時間あたりに製造される再閉可能なバッグの総量が減ってしまうことが挙げられる。
それゆえ、高速で製造可能な気密シールを有する再閉可能なバッグが要望されている。
本発明は、かかる要望に対して、ジッパーの内面に貼り付けられたシーリング材を有するジッパーを提供し、それによって再閉可能なバッグがシールされる際に気密シールが形成されることを保証することによって応えるものである。
本開示は、シーリング材を有する再閉可能なジッパー、及び、当該ジッパーを用いて製造されたバッグに関する。再閉可能なジッパーは、ジッパーを開閉するための第一の密閉部材及び第二の密閉部材を備える。第一のシーリング材は、第一の密閉部材及び第二の密閉部材の外面上に存在する。このシーリング材は、バッグのボディを形成する高分子フィルムを取り付けるために用いられる。第二のシーリング材は、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの内面上に存在し、バッグの側縁部で密閉部材間のシール性を向上させる。
特定の一態様において、本開示は、第一の端部と、第一の端部と対向する第二の端部と、第一の端部と、第二の端部と、内面と、外面と、を有する第一の密閉部材及び第二の密閉部材を備える再閉可能なジッパーに関する。各密閉部材は、第一の縁部と第二の縁部との間の内面に存在する密閉外形部を有し、第一の密閉部材の密閉外形部は、第二の密閉部材の外形部と解放可能に係合するように構成される。第一のシーリング材は、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの外面上に存在し、これら密閉部材の融点よりも低い融点を有する。第二のシーリング材は、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの内面上に存在し、これら密閉部材の融点よりも低い融点を有する。第一の密閉部材上の第二のシーリング材は、密閉部材の第一の端部及び第二の端部では第二の密閉部材にシールされているが、密閉部材の第一の端部と第二の端部との間の位置ではシールされていない。かかる第二のシーリング材は、密閉部材の端部のみに位置していてもよく、密閉部材の全長にわたっていてもよい。
特定の他の態様において、本開示は、第一の縁部と、第二の縁部と、第一の端部と、第二の端部と、内面と、外面と、を有する第一の密閉部材及び第二の密閉部材を備える再閉可能なジッパーに関する。第一の密閉部材の内面に延設された第一の外形部があり、第一の外形部は、第二の密閉部材の内面に延設された第二の外形部と機械的に係合可能である。ジッパーは、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの外面上で第一の縁部に隣接する第一のシーリング材を備える。高分子フィルムは、第一のシーリング材によって、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの外面に取り付けられている。また、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの第一の端部及び第二の端部の内面上で第二の縁部に隣接して第二のシーリング材が設けられている。第一の密閉部材上の第二のシーリング材は、密閉部材の第一の端部及び第二の端部では第二の密閉部材の第二のシーリング材に取り付けられており、第一の端部と第二の端部との間の位置では取り付けられていない。
他の態様において、本開示は、第一の側縁部及び第二の側縁部を有し、再閉可能なジッパーを有する再閉可能なバッグに関する。かかるジッパーは、第一の縁部と、第二の縁部と、内面と、外面と、を有する第一の密閉部材及び第二の密閉部材を備え、各密閉部材は、第一の縁部と第二の縁部との間の内面上に位置する密閉外形部を有し、第一の密閉部材の密閉外形部は、第二の密閉部材の密閉外形部と解放可能に係合するように構成されている。高分子フィルムは、密閉部材の融点及び高分子フィルムの融点よりも低い融点を有する第一のシーリング材によって、各密閉部材の外面に取り付けられている。第二のシーリング材は、バッグの第一の側縁部及び第二の側縁部において、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの内面にあり、各密閉部材の第一の側縁部と密閉外形部との間に存在し、バッグの第一の側縁部及び第二の側縁部で第二の密閉部材の第二のシーリング材とシールされており、第一の側縁部と第二の側縁部との間の位置ではシールされておらず、密閉部材の融点及び高分子フィルムの融点よりも低い融点を有する。
また、本開示は、再閉可能なバッグの製造方法に関し、本方法は、高分子樹脂を押し出し加工することによって、内面及び外面を有し、内面から延びる密閉外形部を有する密閉部材を形成するステップと、密閉部材の融点よりも低い融点を有する第一のシーリング材を密閉部材に貼り付けるステップと、密閉部材の融点よりも低い融点を有する第二のシーリング材を内面上の密閉部材の縁部と密閉外形部との間に貼り付けるステップと、を含む。第一のシーリング材及び/又は第二のシーリング材の貼り付けは、シーリング材の一方又は両方を密閉外形部とともに共押し出し加工によるものであってもよい。
また、再閉可能なバッグの製造方法が提供され、本方法は、第一の縁部と、第二の縁部と、第一の端部と、第二の端部と、内面と、外面と、内面から延びる密閉外形部と、を有するジッパーを提供するステップと、第一の密閉部材及び第二の密閉部材のそれぞれの内面に、密閉部材の融点よりも低い融点を有するシーリング材を貼り付けるステップと、第一のパネルを第一の密閉部材の外面に取り付けるとともに第二のパネルを第二の密閉部材の外面に取り付けるステップと、第一のパネル及び第二のパネルを加熱することによって、第一のパネルを第二のパネルに結合させて第一の側縁部及び第二の側縁部を形成するステップと、第一の密閉部材及び第二の密閉部材を第一の側縁部及び第二の側縁部で加熱することによって、第一の側縁部及び第二の側縁部では第一の密閉部材の第二のシーリング材を第二の密閉部材の第二のシーリング材にシールするが、第一の側縁部と第二の側縁部との間の位置ではシールしないステップと、を含む。
以下、本発明の好ましい実施形態について、以下の添付図面及び記述によって説明する。しかし、再閉可能なバッグ及びジッパーの当業者であれば、任意の細部を修正することによって、本明細書において図示されて記述された構造及び方法の新規な特性を他の状況において採用することが可能であると考えられる。したがって、図面及び記述は、本発明の範囲を制限するものとして捉えられるべきではなく、広義かつ一般的な教示として理解されるべきである。数値の範囲に言及している際には、かかる範囲は述べられた範囲の最小値と最大値との間の全ての数及び/又は分数を包含すると理解されるべきである。以下の本明細書の記述を目的として、「上」「下」「右」「左」「鉛直」「水平」「上端」「底」という用語及びこれらの派生語は、本発明では、図面における向きとする。
図2に示すように、既存の再閉可能なジッパーの構造は、一般的に、第一の部材6及び第二の部材8を有するジッパー4を備える。各部材6,8は、第一の端部20と、第一の端部20と対向する第二の端部22と、外面24と、内面26と、を有する。密閉部材6,8は、内面26が互いに向かい合うように位置する。図1のバッグ等といったバッグに組み込まれると、各部材6,8は、一般的にはバッグ2の縁部に相当する第一の端部28及び第二の端部30を有する。図2を参照すると、説明するように、第一の部材6及び第二の部材8は、実質的に鉛直方向に向けられる。第一の密閉部材6は、第一の外形部12を備えており、第一の外形部12は、例示の実施形態において、第一の密閉部材6から実質的に垂直に、すなわち図2における水平方向に延設されている。第二の密閉部材8は、第二の外形部14を備えており、第二の外形部14は、例示の実施形態において、第二の密閉部材の内面26から実質的に垂直方向に延設されている。
第一の外形部12は、第二の外形部14と係合するように構成されている。第一の外形部12及び第二の外形部14は、係止部材とも呼ばれ、互いに機械的に係合することによって、第一の部材6が第二の部材8に係止されて再閉可能なバッグ2が閉じられる。いくつかの実施形態において、第一の外形部12及び第二の外形部14は、雌型及び雄型であり、雌型が雄型の部材の少なくとも一部を係入させるように構成されている。図2において、第二の外形部14は、第二の密閉部材8の内面26から実質的に垂直方向に延設されており、第二の外形部14に実質的に平行なガイド部材15を備える。ガイド部材15は、第二の外形部14の第一の外形部12内への係合のガイドを容易にする。
図3は、各部材6,8の外面24に存在する密閉シーリング材、詳細には低融点シーリング材をさらに有する図2のジッパーを説明する図である。前段落に記載したように、再閉可能なジッパー4は、実質的に鉛直方向に延設された第一の部材6及び第二の部材8を備える。図3の密閉部材6,8は、図2に関して記載されたように、第一の端部20と、第二の端部22と、外面24と、内面26と、第一の端部28と、第二の端部30と、を有している。また、密閉部材6,8は、互いに機械的に係合することによって第一の部材6を第二の部材8に係止するように構成された第一の外形部12及び第二の外形部14をそれぞれ備える。ガイド部材15も存在する。
従来のジッパーの構造において、低融点シーリング材は、各部材6,8の外面24のみに貼り付けられている。各部材6,8の外面24に存在する、低融点シーリング材は、第一のシーリング材34として示されている。図3に示すように、第一のシーリング材34は、一般的に、二箇所に貼り付けられており、第一の場所は各部材6,8の第一の端部20に隣接しており、第二の場所は各部材6,8の第二の端部22に隣接している。シーリング材34は、フィルム18(図1)を密閉部材6,8に取り付けるために用いられる。
図4は、第一のパネル部分36に取り付けられた第一の部材6と、第二のパネル部分38に取り付けられた第二の部材8と、を有する図3のジッパーを示す図である。各パネル部分36,38は、高分子材料からなるシートである。第一の端部20及び第二の端部22に隣接する各部材6,8の外面24上のシーリング材34は、各パネル36,38を対応する部材6,8に接続する。
図4は、第二の外形部14に機械的に係合される第一の外形部12、すなわち、第二の密閉部材8に第一の密閉部材6を係止する第一の外形部12を示す図である。各外形部12,14は、第二の外形部14が第一の外形部12に係入された後に、外形部12,14に対して係合を促す力を加えることによって、互いに機械的に係合される。ジッパー4の端部28,30で、外形部12,14は、例えば圧縮され、融解され、及び/又は、押しつぶされることによって、互いに永久的に結合される。
しかし、第一のシーリング材34を各部材6,8の外面24のみに貼り付けることの欠点として、形成、充填及びシールプロセス等によってジッパー4が再閉可能なバッグ2に組み込まれた際に、再閉可能なバッグ2が端部28,30の一方又は両方で漏れやすくなることが挙げられる。かかる漏れは、内面26間及び外形部12,14の下側の領域を介して生じる。したがって、バッグが気密性すなわち気密シールに欠けてしまうので、再閉可能なバッグ2の内容物が漏れやすく、すなわちこぼれやすくなる。
図5は、本発明に係るジッパーの一実施形態を提供する図である。図2〜図4のジッパー4と同様に、図5における再閉可能なジッパー104は、ともに実質的に鉛直方向に延設された第一の密閉部材106及び第二の密閉部材108を備える。各密閉部材106,108は、第一の端部120と、第一の端部120と対向する第二の端部122と、外面124と、内面126と、を有する。密閉部材106,108は、二つの内面126が互いに向かい合うように位置している。
第一の密閉部材106は、内面126から延びる第一の外形部112を備えており、図5に説明された実施形態において、第一の外形部112は、第一の部材106の内面126から実質的に垂直方向に延設されている。第二の密閉部材108は、内面126から延びる第二の外形部114を備えており、図5に説明された実施形態において、第二の外形部114は、第二の部材108の内面126から実質的に垂直方向に延設されている。第一の外形部112は、第二の外形部114を係入させて第二の外形部114と機械的に係合するように構成されており、それによって第一の部材6が第二の部材8に係止される。ガイド部材115は、第二の外形部114の第一の外形部112内へのガイドを容易にするために存在しており、説明された実施形態において、ガイド部材115は、第二の部材108の内面126から実質的に垂直方向に延設されている。
図5は、第一の外形部112及び第二の外形部114を各部材106,108の中心近傍で第一の部材106及び第二の部材108の内面126から延びるものとして示しているが、外形部112,114は、本発明から逸脱しない範囲で、追加的又は選択的に、各部材106,108の第一の端部120近傍の内面126から、又は、各部材106,108の第二の端部122近傍の内面126から延びていてもよい。
図7のバッグ102等といったパッケージに組み込まれると、各密閉部材106,108は、第一の端部128及び第二の端部130を有するようになり、これらの端部128,130は一般的にバッグ102の縁部129,131に対応する。
図5に示される再閉可能なジッパー104は、各部材106,108の異なる二箇所に低融点シーリング材を備える。第一のシーリング材134は、各部材106,108の外面124上に第一の端部120に隣接して存在する。しかし、図3〜図4の再閉可能なジッパー4とは異なり、図5のジッパー104は、各部材106,108の内面126上にも低融点シーリング材を備えており、かかる内面126上のシーリング材は、第二のシーリング材140と呼ばれる。第二のシーリング材140は、各部材106,108の内面126上に第二の端部122に隣接して存在する。
多くの実施形態において、第二のシーリング材140は、第二の端部122から外形部112,114(外形部114は、ガイド部材115を備えていてもよい)まで延設されている。いくつかの実施形態において、第二のシーリング材140は、外形部112,114を超えて延設されていてもよく、外形部112,114まで延設されていてもよい(すなわち、外形部112,114と第一の端部120との間に存在してもよい)。外形部112,114が第一の端部120に位置する、又は、第一の端部120に隣接する場合には、第二のシーリング材140は、各部材106,108の内面126のかなりの部分を被覆することになる。
他の実施形態において、各部材106,108は、第一の外形部112及び第二の外形部114等といった、部材106,108の内面126から延びる二つの外形部を有する。かかる実施形態において、第一の部材106から延びる第二の外形部114は、第二の部材108上に位置する第一の外形部112内に係入され、第二の部材108から延びる第二の外形部114は、第一の部材106上に位置する第一の外形部112に係入される。
第一のシーリング材134及び第二のシーリング材140の一般的な領域すなわち体積が図に説明されたが、これらのシーリング材134,140は、様々なパターン及び/又は形状を有する非連続的な被膜であってもよい。例えば、シーリング材134,140の一方又は両方は、複数の円形ドット、菱形、平行な直線、平行な波線、交差する線若しくは他のパターン、及び/又はそれらの間に被覆されていない領域を有する形状を有する被膜として存在していてもよい。シーリング材は、単一のドットすなわち柱、又は、他の単一の領域として存在してもよい。しかし、通常、密閉部材106,108が第二のシーリング材140を介してシールされている場合には、シーリング材140の領域は、鉛直方向(すなわち、第二の端部と外形部112,114との間)において連続的かつ不断であることが好ましい。さらには後記するように、第一の密閉部材106のシーリング材140及び第二の密閉部材108のシーリング材140は、ジッパー104の端部128,130のみで互いにシールされており、すなわち、第一の密閉部材106のシーリング材140及び第二の密閉部材108のシーリング材140は、ジッパー104の全長にわたって互いにシールされているわけではない。
図4と同様に、図6は、パネル部分に取り付けられたジッパー104、詳細には、第一のパネル部分136に取り付けられた第一の部材106及び第二のパネル部分138に取り付けられた第二の部材108を示す図である。各パネル部分136,138は、一般的には、高分子ウェブ材料である。図6において、外形部112,114は、機械的に係合された状態である。さらに、かかる図6は、例えば端部128又は端部130から見たジッパー104の端面図であるので、外形部112,114は、例えば圧縮され、融解され、及び/又は、押しつぶされることによって、互いに取り外せないように結合される。
さらに図4と同様に、図6における各パネル部分136,138は、第一のシーリング材134によって、各部材106,108の外面24上に第一の端部120に隣接して、対応する部材106,108に固定される。いくつかの実施形態において、外面124上に第一のシーリング材134の第二の領域を備えることによって、パネル136,138の取り付け強度を大きくすることが望ましい。
図6に示すように、第一の部材106上の第二のシーリング材140は、端部128,130で、第二の部材108上の第二のシーリング材140に貼り付けられる。端部128,130で各第二のシーリング材140を互いにシールすることによって、ジッパー104の全長にわたる(端部128から端部130まで)外形部112と外形部114との係合とともに、再閉可能なジッパー104の全長にわたる気密シールが形成される。
第二のシーリング材140はジッパー104の全長にわたってシールされるわけではないので、ジッパー104がパッケージ102内の内容物の利用を密閉することができるようになることが理解される。正確には、第二のシーリング材140は、第一の端部128及び第二の端部130で互いにシールされており、かかるシールは、後記するように、バッグ102の側縁部129,131の形成中に実現される。
図7を参照すると、再閉可能なバッグ102は、パネル136に取り付けられた第一の密閉部材106と、パネル138に取り付けられた第二の密閉部材108と、を有する、当該バッグ102に組み込まれた再閉可能なジッパー104を有するものとして説明される。密閉部材106,108上の第一のシーリング材134及び第二のシーリング材140は、一般的には、第一の端部128から第二の端部130まで、第一の部材106及び第二の部材108の全長にわたって延設されている。他の実施形態において、第一のシーリング材134及び第二のシーリング材140の一方又は両方は、端部128,130に存在するが、ジッパー104の全長にわたって存在するわけではない。
多くの実施形態において、バッグ102は、形成、充填及びシールプロセスによって製造される。再閉可能なバッグ102が製品で充填された後、バッグ102がシールされることによって、バッグ102内の製品の品質が低下することが防止される。バッグ102は、第一の外形部112と第二の外形部114とを機械的に係合することによって閉じられ、それによって、第一の部材106が第二の部材108に係止される。気密シールが第一の部材106と第二の部材108との間で実現されていることを保証するために、第二のシーリング材140に熱が加えられ、それによって第一の部材106の内面126に位置する第二のシーリング材140が第二の部材108の内面126に位置する第二のシーリング材140にシールされる。第一の部材106上の第二のシーリング材140を第二の部材108上の第二のシーリング材140にシールすることによって、気密シールが互いに係止された第一の部材106及び第二の部材108の全長にわたって形成される。
低融点シーリング材、すなわち、第一のシーリング材134及び第二のシーリング材140は、ともに接着性材料に用いられる多くの低融点化合物のいずれかであってもよい。しかし、シーリング材134,140は、複数のホットメルト材料であるか、又はホットメルト化合物を含むことが好ましい。好適な化合物の例としては、例えば、メタロセン、エチレン酢酸ビニル(EVA)、サーリン(登録商標)(surlyn)及びニュクレル(登録商標)(nucrel、エチレンメタクリル酸共重合樹脂)等が挙げられる。第一のシーリング材134は、第二のシーリング材140と同じであってもよく、異なってもよい。一般的には、第一のシーリング材134及び第二のシーリング材140に用いられる化合物は、パネル136,138の融点未満、かつ、密閉部材106,108の融点未満の温度で融解しはじめる。多くの実施形態において、シーリング材134,140とパネル136,138及び/又は密閉部材106,108との融点の差は、少なくとも1℃であり、大抵の場合、少なくとも2℃である。他の実施形態において、融点の差は、少なくとも3℃又は少なくとも4℃である。いくつかの実施形態は、少なくとも5℃の融点の差を有する。多くの実施形態において、シーリング材の軟化点すなわち融解しはじめる温度は、約71℃(160°F)から約74℃(165°F)である。
密閉部材106,108は、高分子樹脂を、少なくとも一部が融解状態で、押し出しダイスを介して押し出し加工することによって形成される。一般的には、低融点シーリング材は、高分子樹脂とともに押し出し加工されることによって、好適に位置するシーリング材、例えば第一のシーリング材134及び第二のシーリング材140を備える部材が製造される。他の実施形態において、シーリング材134,140の一方又は両方は、これらの押し出し加工に続いて、例えば後続の被膜形成プロセスによって、部材106,108に貼り付けられてもよい。ほとんどの実施形態において、シーリング材134,140の厚みは、約0.0127mm(0.0005インチ)から0.0254mm(0.001インチ)である。
また、本開示は、本発明のジッパーを有する再閉可能なバッグを製造する方法を提供する。本発明の再閉可能なバッグを形成し、充填し、密閉するステップの全体は、前記したものと同様である。
はじめに、高分子フィルムが半分に折り畳まれることによって、第一のパネル(例えば、パネル136)及び第二のパネル(例えば、パネル138)が形成される。第一のパネルは第一の密閉部材(例えば、密閉部材106)に取り付けられ、第二のパネルは第二の密閉部材(例えば、密閉部材108)に取り付けられる。別のプロセスにおいては、二つの高分子フィルムが用いられる。第一のフィルムは第一の密閉部材に取り付けられ、第二のフィルムは第二の密閉部材に取り付けられ、二つのフィルムがそれらの底縁部で互いに取り付けられることによって、継ぎ目が形成される。
本発明によると、パネル又はフィルム(例えば、パネル136,138)は、各密閉部材の外面上に存在する第一のシーリング材(例えば、シーリング材134)によって密閉部材(例えば、密閉部材106,108)に取り付けられる。密閉部材とパネルとの間の第一のシーリング材を活性化する(例えば、融解する)ために熱及び/又は圧力が加えられることによって、高分子パネルが、対応する密閉部材に結合される。第一のシーリング材はパネル及び密閉部材よりも低い融点を有するので、シーリング材は活性化するが、パネル及び密閉部材は、通常、融解せずに残るか、それ以外の場合には破損する。
第一の密閉部材及び第二の密閉部材が対応するパネルすなわちフィルムに取り付けられた後、再閉可能なバッグの第一の縁部及び第二の縁部(例えば、縁部129,131)が、第一のパネル(例えば、パネル136)を第二のパネル(例えば、パネル138)に結合させることによって形成される。これらのパネルは、パネルをともに融解させるのに十分な熱及び/又は圧力を加えることによって互いに結合され、それによって第一のパネルと第二のパネルとの間にシールが生成される。また、再閉可能なバッグの第一の縁部及び第二の縁部(例えば、縁部129,131)を形成するために用いられる熱及び/又は圧力は、第一の密閉部材(例えば、密閉部材106)を第二の密閉部材(例えば、密閉部材108)の対応する端部に対して取り外せないように結合させることによって、ジッパー(例えば、ジッパー104)の第一の端部及び第二の端部(例えば、端部128,130)をシールする。すなわち、第一の密閉部材の第一の端部及び第二の端部は、第二の密閉部材の第一の端部及び第二の端部に結合される。再閉可能なバッグの第一の縁部及び第二の縁部を形成するために加えられた熱及び/又は圧力は、少なくとも、各密閉部材をそれらの端部で部分的に融解及び破砕又は変形させるのに十分であり、それによって、密閉部材がそれらの端部で取り外せないように互いに結合される。
再閉可能なバッグの第一の縁部及び第二の縁部が生成された後、再閉可能なバッグは、製品で充填される。再閉可能なバッグが製品で充填された後、バッグは、一般的に、第一の密閉部材を第二の密閉部材に係止させ、第一の外形部を第二の外形部に機械的に係合させることによって密閉される。第一の外形部及び第二の外形部が機械的に係合するように、一般的には、第一の密閉部材及び第二の密閉部材に熱が加えられることによって、各密閉部材の内面に位置する第二のシーリング材が融解する。第二のシーリング材がパネル及び密閉部材よりも低い融点を有するので、シーリング材が活性化しても、パネル及び密閉部材は、一般的に、融解したり他の損傷を受けたりせずに、元の状態を維持する。密閉部材間のシーリング材の活性化によって、第一の密閉部材に位置する第二のシーリング材が、第二の密閉部材に位置する第二のシーリング材と結合するようになり、それによって、密閉部材間に気密シールが形成される。シーリング材の活性化はジッパーの端部のみで生じる。ジッパーの全体がシールされるわけではなく、バッグの内部へのアクセスを妨害するようになる。すなわち、ジッパーの端部間の第二のシーリング材の一部はシールされない。
再閉可能なジッパーにおいて用いられる外形部のサイズ、形状及び数は、本発明を制限するものではない。すなわち、本発明は、規則的な幾何学的形状及び不規則な幾何学的形状を有する第二の外形部だけでなく、拡大された円錐形状の頭部を有し、実質的に円筒形状を呈するシャフトを有する第二の外形部を用いるジッパー構造において具現化可能である。前記した好ましい実施形態によって、本発明は、添付の特許請求の範囲内で変形可能であると理解されるべきである。
Claims (14)
- 第一の縁部と、前記第一の縁部と対向する第二の縁部と、第一の端部と、第二の端部と、内面と、外面と、前記内面上の前記第一の縁部と前記第二の縁部との間に存在する密閉外形部と、をそれぞれ有する第一の密閉部材及び第二の密閉部材と、
前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材のそれぞれの前記外面上に存在し、前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材の融点よりも低い融点を有する第一のシーリング材と、
前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材のそれぞれの前記内面上に存在し、前記第二の縁部と前記密閉外形部との間に位置し、前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材の融点よりも低い融点を有する第二のシーリング材と、
を備え、前記第一の密閉部材の前記密閉外形部が前記第二の密閉部材の前記密閉外形部と解放可能に係合するように構成されている再閉可能なジッパーであって、
前記第一の密閉部材上の前記第二のシーリング材は、前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材の前記第一の端部及び前記第二の端部では前記第二の密閉部材上の前記第二のシーリング材とシールされており、前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材の前記第一の端部と前記第二の端部との間では前記第二の密閉部材上の前記第二のシーリング材とシールされていない
ことを特徴とする再閉可能なジッパー。 - 前記第一のシーリング材及び前記第二のシーリング材の少なくとも一方は、メタロセン、エチレン酢酸ビニル(EVA)、サーリン(登録商標)及びニュクレル(登録商標)からなる群から選択されている
ことを特徴とする請求項1に記載の再閉可能なジッパー。 - 前記第一のシーリング材は、前記第二のシーリング材と同一である
ことを特徴とする請求項2に記載の再閉可能なジッパー。 - 前記第一のシーリング材及び前記第二のシーリング材の少なくとも一方は、約71℃(160°F)から約74℃(165°F)の融点を有する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の再閉可能なジッパー。 - 前記第一のシーリング材は、前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材のそれぞれの前記第一の縁部に隣接している
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の再閉可能なジッパー。 - 前記第一のシーリング材は、前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材のそれぞれの前記外面の全体を覆う
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の再閉可能なジッパー。 - 前記第二のシーリング材は、前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材のそれぞれの前記第二の縁部と前記密閉外形部との間で前記内面の全体を覆う
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の再閉可能なジッパー。 - 前記第一のシーリング材によって前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材のそれぞれの前記外面に取り付けられている高分子フィルムをさらに有する
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の再閉可能なジッパー。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の再閉可能なジッパーを製造する方法であって、
高分子樹脂を押し出し加工することによって、内面及び外面を有し、前記内面から延びる密閉外形部を有する密閉部材を形成するステップと、
前記密閉部材の融点よりも低い融点を有する第一のシーリング材を前記密閉部材に貼り付けるステップと、
前記密閉部材の融点よりも低い融点を有する第二のシーリング材を前記内面上の前記密閉部材の縁部と前記密閉外形部との間に貼り付けるステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記第一のシーリング材を貼り付けるステップは、前記密閉外形部を有する前記第一のシーリング材を共押し出し加工するステップを含む
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 前記第二のシーリング材を貼り付けるステップは、前記密閉外形部を有する前記第二のシーリング材を共押し出し加工するステップを含む
ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の方法。 - 第一の側縁部及び第二の側縁部を有する再閉可能なバッグであって、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のジッパーと、
前記第一のシーリング材によって前記第一の密閉部材及び前記第二の密閉部材のそれぞれの前記外面に取り付けられた高分子フィルムと、
を備え、
前記第一のシーリング材は、前記高分子フィルムの融点よりも低い融点を有する
ことを特徴とする再閉可能なバッグ。 - 第一の側縁部及び第二の側縁部を有する再閉可能なバッグを製造する方法であって、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のジッパーを提供するステップと、
第一のパネルを前記第一の密閉部材の前記外面に取り付け、第二のパネルを前記第二の密閉部材の前記外面に取り付けるステップと、
前記第一のパネル及び前記第二のパネルの前記第一の側縁部及び前記第二の側縁部を加熱することによって、前記第一の密閉部材上の前記第二のシーリング材を前記第二の密閉部材上の前記第二のシーリング材に対して、前記第一の側縁部と前記第二の側縁部との間では結合せずに前記第一の側縁部及び前記第二の側縁部で結合するステップと、
を含むことを特徴とする再閉可能なバッグを製造する方法。 - シーリング材によって前記第一のパネルを前記第一の密閉部材の前記外面に取り付け、前記シーリング材によって前記第二のパネルを前記第二の密閉部材の前記外面に取り付けるステップ
を含むことを特徴とする請求項13に記載の再閉可能なバッグを製造する方法。
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