JP2008540231A - 乗員安全拘束装置、シート高さ調整装置および乗員を拘束する方法 - Google Patents

乗員安全拘束装置、シート高さ調整装置および乗員を拘束する方法 Download PDF

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Abstract

乗り物内で人を拘束する拘束具であって、人が装着可能な装着型安全ベルトと、その装着型安全ベルトを人が装着した際、乗り物の本体にその装着型安全ベルトを固定する固定手段を具備する拘束具を提供する。装着型安全ベルトは、肩部ストラップと、腰部ストラップと、股部ストラップを具備し、固定手段は、乗り物用座席に固定される、あるいは固定可能な第2安全ベルトである。拘束具は、装着型安全ベルトを第2安全ベルトに固定するためのバックルまたはクリップ機構を具備する。

Description

本発明は、乗り物内の乗員の安全に関し、特に、乗り物内において人を拘束するための拘束具および乗り物内において人を拘束する方法に関する。
従来、乗り物内で子供や幼児を固定する安全ベルトなどの拘束具が存在する。
ところが、既存の安全ベルトでは、本発明のような二重目的のバックルや、子供や幼児の異なるサイズに調整可能に使用できるキットを具備していない。また、従来技術の安全ベルトには、本発明のクッション座席高さ調整装置や、本発明の拘束具である背あて部の平行ベルトやアンカーベルトも具備していない。
この発明は、人を固定するためのより便利で安全な方法、特に、乗り物内で子供や幼児を固定する方法を提供する。
請求項1に記載の発明は、乗り物内で人を拘束する拘束具であって、人が装着可能な装着型安全ベルトと、前記装着型安全ベルトを人が装着した際に前記乗り物の本体に前記装着型安全ベルトを固定する固定手段と、を具備することを特徴とする拘束具である。
請求項2に記載の発明は、前記装着型安全ベルトが、肩部ストラップと、腰部ストラップと、股部ストラップとを具備することを特徴とする、請求項1に記載の拘束具である。
請求項3に記載の発明は、前記固定手段が、乗り物の座席に固定される、又は固定可能な第2安全ベルトであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の拘束具である。
請求項4に記載の発明は、前記装着型安全ベルトを第2安全ベルトに固定可能とするバックルまたはクリップ機構を具備することを特徴とする、請求項3に記載の拘束具である。
請求項5に記載の発明は、前記装着型安全ベルトおよび前記第2安全ベルトが、それぞれバックルまたはクリップ機構の部分を具備し、前記装着型安全ベルトが1つのバックルまたは1つのクリップにより固定可能とすることを特徴とする、請求項4に記載の拘束具である。
請求項6に記載の発明は、前記第2安全ベルトが、座席後部に前記第2安全ベルトを固定するために前記乗り物の座席後部廻りに伸延するように配設された一対の取付ストラップと、人の肩部を越えて伸延するように配設される肩部ストラップと、人の腰部廻りに伸延して配設された腰部ストラップと、を具備する請求項4または請求項5に記載の拘束具である。
請求項7に記載の発明は、前記肩部ストラップおよび前記腰部ストラップが、寸法の異なった人に適合するように調整可能であることを特徴とする、請求項6に記載の拘束具である。
請求項8に記載の発明は、前記第2安全ベルトが、座席後部に対して取付ストラップの位置ずれを防止する係止手段を具備することを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の拘束具である。
請求項9に記載の発明は、前記係止手段が、取付ストラップを座席に係止するための係止ベルトからなることを特徴とする、請求項8に記載の拘束具である。
請求項10に記載の発明は、前記第2安全ベルトによる座席の変形を抑えるために、乗り物の座席を補強する少なくとも1つの補強部材を具備することを特徴とする、請求項3から9のいずれかに記載の拘束具である。
請求項11に記載の発明は、隣接状態に配置されかつ相互に折りたたみ可能な少なくとも2つの連結されたクッション性分割体からなるクッション体と、乗り物用座席にクッション体を位置決めするための位置決め手段とを具備する座席高さ調整装置からなることを特徴とする、請求項6から9のいずれかに記載の拘束具である。
請求項12に記載の発明は、前記乗り物用座席にクッション体を位置決めするための前記位置決め手段が、ベルトと、ストラップと、鉤部・目玉状連結部と、バックルのなかから選択されることを特徴とする、請求項11に記載の拘束具である。
請求項13に記載の発明は、前記位置決め手段は、前記取付ストラップと係合可能であることを特徴とする、請求項12に記載の拘束具である。
請求項14に記載の発明は、前記クッション体が4つのクッション性分割体で構成されることを特徴とする、請求項11から13のいずれかに記載の拘束具である。
請求項15に記載の発明は、乗り物内で人を拘束する方法であって、装着型安全ベルトを人に装着する工程と、前記装着型安全ベルトを乗り物の本体に固定する工程とを具備することを特徴とする方法である。
請求項16に記載の発明は、第2安全ベルトを用いて前記装着型安全ベルトを乗り物の座席に固定することを特徴とする、請求項15に記載の方法である。
請求項17に記載の発明は、バックルの一部が装着型安全ベルト部を形成し、バックルまたはクリップ機構の一部が第2安全ベルト部を形成するようなバックルおよびクリップ機構を用いて、前記装着型安全ベルトを前記第2安全ベルトに固定することを特徴とする、請求項16に記載の方法である。
請求項18に記載の発明は、乗り物用座席に使用する座席高さ調整装置であって、隣接状態に配置され相互に折りたたみ可能な少なくとも2つの連結されたクッション性分割体を有するクッション体と、乗り物用座席にこのクッション体を位置決めするための位置決め手段と、を具備することを特徴とする、座席高さ調整装置である。
請求項19に記載の発明は、乗り物用座席にクッション体を位置決めするための前記位置決め手段が、ベルトと、ストラップと、鉤部と目玉状連結部と、バックルと、のなかから選択されることを特徴とする、請求項18に記載の座席高さ調整装置である。
請求項20に記載の発明は、実質的には本明細書においていずれかの図面を参照して説明し、いずれかの図面に図示した、請求項1に記載の拘束具である。
請求項21に記載の発明は、実質的には本明細書においていずれかの図面を参照して説明し、いずれかの図面に図示した、請求項15に記載の方法である。
請求項22に記載の発明は、実質的には本明細書においていずれかの図面を参照して説明し、いずれかの図面に図示した、請求項18に記載の座席高さ調整装置である。
本発明によれば、人に装着型安全ベルトを装着させ、その装着型安全ベルトを車両の座席に第2安全ベルトによって固定することによって、人を車両に拘束する新しい方法を提供するものである。また、第2安全ベルトには、類似する既存の子供拘束用安全ベルトに比較して幾つかの利点がある。既存の安全ベルトでは、本発明のような二重目的のバックルや、子供や幼児の異なるサイズに調整可能に使用できるキットを具備していない。また、従来技術の安全ベルトには、本発明のクッション座席高さ調整装置や、本発明の拘束具である背あて部の平行ベルトやアンカーベルトも具備していない。本発明の拘束具である装着型安全ベルトは子供拘束用安全ベルトとして使用することもでき、また従来の車両用座席ベルトと併用することもできる。
本発明の第1の側面は、乗り物内で人を拘束するための拘束具を提供するものであり、同拘束具は、人が装着可能な装着型安全ベルトと、人が装着型安全ベルトを装着した際に、同装着型安全ベルトを乗り物の本体に固定するための固定手段とを具備することを特徴とする。
この装着型安全ベルトは、主として子供あるいは幼児に適したサイズのものである。
装着型安全ベルトは、装着型安全ベルトを人体に固定するためのストラップあるいはベルト、例えば肩部ストラップ、腰部ストラップおよび股部ストラップを具備する。本発明の実施例においては、装着型安全ベルトは、ストラップあるいはベルトが延出する本体部を具備する。その本体部は、概して長方形である。本装着型安全ベルトは、少なくとも部分的には、自動車用シートベルトの製造に用いられるタイプのウェビング材料で作られる。本装着型安全ベルトはさらに、1つ以上のベルトやストラップを安全ベルトに固定するための固定手段を具備する。固定手段は、1つ以上のリングあるいはループからなる。本実施例では、装着型安全ベルトは、乗り物の外で使用できるものであり、子供や幼児と連れ立って歩くときに、たとえばクリップやバックルに、犬を鎖でつなぐように1本のストラップやベルトを取り付けて子供や幼児を拘束するのに便利である。また、乳児を抱いた母親の安全ベルトに一対のリングを取り付け、幼児をつなぐこともできる。本実施例では、母親は、歩行中に乳児を抱きながら、同時に幼児を見守ることができる。
装着型安全ベルトでは、母親は授乳時に、従来の自動車用安全ベルトのストラップを装着型安全ベルトのストラップを介して通すことにより、あるいは乗り物の安全ベルトを装着型安全ベルトに仮止めするか取り付けることにより、乳児をひざの上で拘束することもできる。
装着型安全ベルトを乗り物の本体に固定する固定手段として、使用時に、装着型安全ベルトを乗り物のシートに固定する固定ストラップ又はベルトを用いることもできる。
本発明の好ましい実施例においては、乗り物の本体に装着型安全ベルトを固定する固定手段は、乗り物のシートに固定する、あるいは固定可能な第2安全ベルトを具備する。
第2安全ベルトは、乗り物のシートの背面に固定可能なストラップを具備する。
拘束具は、装着型安全ベルトを第2安全ベルトに固定可能とするバックルやクリップ機構を具備する。
例えば、第2安全ベルトは、乗り物のシートの背面に廻り込み、第2安全ベルトを同シートの背面に固定するための一対の座席装着ストラップと、人の肩を越えて伸延するように設ける肩部ストラップと、人の腰部廻りに伸延するように設ける腰部ストラップまたはベルトとを具備する。
本発明の好ましい実施例においては、装着型安全ベルトおよび第2安全ベルトはそれぞれバックルまたはクリップ機構の部分を具備し、装着型安全ベルトおよび第2安全ベルトを単一のバックルまたはクリップにより固定可能に形成してもよい。
本発明の一改良例として、装着型安全ベルトの一部を形成するバックルまたはクリップ部分は、上述した子供や幼児を固定するためのベルトや紐を取付可能な形態とすることもできる。
肩部ストラップおよび腰部ストラップは、異なった寸法の人に対応するために調整可能であってもよい。例えば、肩部ストラップおよび腰部ストラップは、座席取付ストラップにガイドを介して固定できる。そのガイドは、取外し可能である。
第2安全ベルトには、さらに、シートの背面に対して座席装着ストラップが位置ずれするのを防止するために、係止手段を有するようにしてもよい。係止手段としては、取付ストラップをシートに係止する係止ベルトを用いることもできる。係止ベルトは、具体的には、シート下面に伸延し、第2安全ベルトの使用に際し、乗り物のシートまたは床に係止される。
拘束具は、第2安全ベルトによるシートの変形を抑えるため乗り物のシートを補強する、少なくとも1つの補強部材を有するようにしてもよい。例えば、拘束具は、剛性を有する合成樹脂等からなり、かつ、少なくとも部分的にはシートの背面に装着される成形体を具備するようにしてもよい。このような成形体によって、第2安全ベルトに力がかかったとき、例えば乗り物に制動をかけたときに、シートの変形を防止することができる。拘束具には、上記した構成の代わりに、さらに、乗り物のシートの背面下部に装着可能に形成した第2の成形部材を用いることもできる。
装着型安全ベルトと第2安全ベルトの組み合わせの重要な特徴は、子供や幼児を、シートを倒した状態で、即ち、半うつ伏せ状態、またはうつ伏せ状態で拘束することができるということである。即ち、乗り物に制動をかけたとき、股部ストラップは、子供や幼児の潜り込み現象あるいは前方移動を防止することができる。
第2安全ベルトは、乗り物に簡単に装着でき、かつ乗り物の装備品としてそのまま残すことができる。
本発明の実施例において、拘束具は、さらに、シート高さ調整装置を有してもよい。シート高さ調整装置は、並設されかつ相互に折りたたみ可能な、少なくとも2つの連結クッションからなるクッション体で構成される。この装置には、乗り物のシート上にクッション体を位置決めする位置決め手段を具備してもよい。この装置は、具体的には、並設状態に連結された2つかつ4つのクッションを有し、それらを折りたたんで小児や幼児が座ることができる高さ調整可能なクッション支持材を形成したり、あるいは折りたたまずに伸延して背当て部材として用いることもできる。
乗り物用シートにクッション体を位置決めする位置決め手段は、ベルト、ストラップ、鉤部・目玉状連結具およびバックルから選択される。好ましくは、クッション体は、相互に連結された4つのクッションからなる。本発明の好ましい実施例においては、位置決め手段は、第2安全ベルトの座席装着ストラップに係合可能なバックルあるいはクリップとすることができる。
拘束具は、さらに、乗り物の座席を保護する座席カバーを具備するものであってもよい。座席カバーは、剛性部材を備えてもよい。座席カバーは、低部または背もたれカバーおよびシート背面カバーを具備するものであってもよい。
本発明の第2の側面によれば、本発明は乗り物内で人を拘束する方法であって、装着型安全ベルトを人に装着する工程と装着型安全ベルトを乗り物本体に固定する工程とを具備する方法を提供する。
本方法は、第2安全ベルトを用いて装着型安全ベルトを乗り物の座席に固定する工程を具備するものであってもよい。
本方法は、装着型安全ベルトを第2安全ベルトにバックルまたはクリップ機構を用いて固定する工程を具備してもよく、この工程では、バックルまたはクリップ機構は装着型安全ベルトの一部を形成する、又はバックルまたはクリップ機構は第2安全ベルトの一部を形成する。
本発明の他の側面によれば、乗員安全拘束装置は、座席高さ調整装置を具備しており、この装置は並設されかつ相互に折りたたみ可能な少なくとも2つの連結されたクッションを有するクッション体よりなる。この装置は、乗り物用座席にこのクッション体を位置決めするための位置決め手段を具備するようにしてもよい。この装置は、具体的には、並設されかつ一体的に連結された2つおよび4つのクッションを有し、それらを折りたたんで小児や幼児が座ることができる高さ調整可能なクッション支持材を形成し、あるいは折りたたまずに伸延して背当て部材として機能させることができる。
乗り物の座席にクッション体を位置決めするための位置決め手段は、ベルト、ストラップ、鉤部・目玉状連結部およびバックルから選択される。好ましくは、クッション体は、相互に連結された4つのクッションからなる。本発明の好ましい実施例においては、位置決め手段は、第2安全ベルトの座席装着ストラップに係合可能なバックルあるいはクリップからなる。
以下、本発明を詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
図1において、符号10は一般に本発明に係る装着型安全ベルトを示す。安全ベルト10は、人(図示せず)の背と同様な形状と寸法を有し背に取り付けられる中央本体12と、下方に操作可能に伸延し、使用時に装着者の脚の間を後方から前方に向けて通過するように形成された股部ストラップ14と、横方向に伸延して、人の腰部廻りに装着される一対の腰部ストラップ16,18と、同本体12から上方に操作可能に伸延し、人の肩部に装着される一対の肩部ストラップ20,22とを具備する。
股部ストラップ14は、バックル24として形成される緊締具を具備し、バックル24は、外部部材42と、2つの横架部材47,49とを具備する。また、腰部ストラップ16,18と肩部ストラップ20,22は、それぞれ、一対の間隔を空けた補完的な鉤部と目玉状連結部から形成される緊締具、例えば、ベルクロ(登録商標)ストリップ26,28及び30,32とを具備する。
安全ベルトの使用に際して、矢印34,36で示す経路に沿って、腰部ストラップ16,18を、横架部材47,49廻りにバックル24を通過させ、また、矢印38,40で示す経路に沿って、肩部ストラップ20,22を、横架部材47,49廻りにバックル24を通過させる。その後、ストラップ16,18,20,22の端部を、折り返すことによって、ベルクロ(登録商標)ストリップ26,28,30,32に緊締する。
2つのリング43,45を肩部ストラップ20,22に近接した本体12の上部に取り付ける。安全ベルトの使用に際して、これらのリング43,45は、幼児を、人、例えば、幼児の母に装着した保持具又は安全ベルトから吊支した状態で保持するために使用される。
図2を参照して説明すると、符号50は一般に本発明に係る装着可能な安全ベルトの第2実施例を示す。安全ベルト50は、安全ベルト10と類似しており、安全ベルト10と同様の、又は類似した部分は同じ符号で示す。本実施例では、中央本体12は存在せず、股部ストラップ14は肩部ストラップ20、22の延長部により形成されており、腰部ストラップ16、18は一本のストラップの部分であって、単に肩部ストラップ20、22より外方に伸延している。
さらに、本実施例では、肩部ストラップ20、22上および腰部ストラップ16上に摺動調整部材52が設けられている。肩部ストラップ20、22には、ストラップ20、22を構成するそれぞれウェビング素材の2つの層によって2つの開口54、56が形成されている。腰部ストラップ16、18を形成する単一の紐もしくはベルトは、開口54を通って延在している。かかる構成によって、腰部ストラップ16、18は開口54の代わりに開口56を通って動かすこともできる。
本実施例では、第1実施例のバックル24に代えて板60が用いられており、同板60には、肩部ストラップ20、22を固定するためのスロット62と、腰部ストラップ16、18を受けるためのスロット64、股部ストラップ14を受けるためのスロット66とが設けられている。さらに、板60には、金属環68が、下記にさらに詳しく述べる要領にて設けられている。金属環68は、犬用の鎖もしくは一本のウェビング材のようなストラップを受けるのに十分な大きさであることが好ましい。金属環68は、母親の膝の上に座った乳幼児をシートベルトで固定するために使用することができる。
本発明に係る本実施例の変容例として、図15に示すように、装着可能な安全ベルト50は、デニム(登録商標)のような素材を短パンツにして、幼児用の普通の衣類のようにすることも可能である。同様にして、本発明の安全ベルトを、ドレスなど他の衣類の形態とすることもできる。
次に、図3を参照して説明すると、引用符号80は、一般に本発明に係る第2の安全ベルトを示す。第2の安全ベルト80は座席装着ストラップ82、84、肩部ストラップ86、88および腰部ベルト90を具備している。ストラップ82、84は、図14に示すように車体座席の後部を通って周回するよう配置され、各ストラップはクリップ92により固定された一本のウェビング材から形成される。肩部ストラップ86、88も、摺動可能に肩部ストラップ82、84と連結され、かつ解除可能な安全ガイド94を通して延在する一本のウェビング材から形成される。腰部ベルト90も同様に、図に示すようにガイド94の下方で摺動可能に肩部ストラップ82、84と連結される解除可能な安全ガイド96を通して伸延する。ストラップ86の端部と腰部ベルト90の一端部は、2構成部材からなるバックル99(図中、部分的に点線で示す)の第1部材98に連結され、ストラップ88の一端と腰部ベルト90のもう一方の端は、2構成部材からなるバックル99の第2部98に連結される。第1部98は、開口104を設けた舌片102を具備し、舌片102は、図中点線で示すように、第2部100に嵌入され、自動車もしくは航空機シートベルトと同様の方法でベルト90の端部と従来同様の要領で共にロックされる。しかし、2構成部材からなるバックル99は、さらに以下の特徴も有する。即ち、舌片102がバックル24に設けた金属環68から突出して、第1部98、第2部100の2構成部材から成るバックル99が板60にもリンクされ、この構成によって装着型安全ベルト50を第2の安全ベルト80に固定できる。
係止ストラップ106は、図に示すように座席装着ストラップ82、84の間に延在して取り付けられ、かつストラップ106を緊張するための調整リンクを具備する標準型バックル108を具備する。ストラップ106は、ストラップ82、84が動くのを防止するために座席のフレーム(112に概略的に示す)に係止される。旧型車の座席底部のヒンジ部材にストラップ106を係合させるため、ループ状のケーブル110がストラップ106の両端部設けられている。
図4はウェビング座席装着ストラップ82、84の前面および側面を示す。図に示すように、解除可能な安全ガイド96が取付けられている部分及び係止ストラップ106の箇所では、ウェビングは矢印111で示すように二層構造になっており、さらに安全ベルト80を固定して、自動車が横転した場合にも損傷が起きないようにしている。
図5は複数の解除可能な安全ガイド94のうちの一例を示す。安全ガイド94は、扁平体から形成され、扁平体には、第1扁平溝120と、同第1扁平溝120(図中点線で示す)に直角に配置される第2扁平溝122が設けられている。図4に示すように、座席装着ストラップ82、84は安全ガイド94、96に設けられた扁平溝122を貫通して伸延する。その後、図3に示すように、肩部ストラップ86、88及び腰部ベルト90が第2扁平溝120を通して伸延する。安全ガイド94は座席装着ストラップ82、84にそって上下方向に摺動可能である。肩部ストラップ86、88及び腰部ベルト90は、各安全ガイド94、96の対角線上に配置されたスロット124を通して第2扁平溝120にそれぞれ挿入され、座席装着ストラップ82、84は、安全ガイド94、96に形成された対応するスロット126を通して第1扁平溝120にそれぞれ挿入されている。
図11及び図12を参照して説明する。図中、符号130、及び132はそれぞれ本発明に係る座席カバー、及び、背あて若しくは座席背あてカバーを示す。座席カバー130は既存の構成を有し、長尺の長方形のカバー部材133を具備する。その上端から二本の長側ウェビング134が同二本のウェビング134の端部間に横架ストラップ153が架設されるように伸延し、その下端から二本の短側ウェビング136が同二本のウェビング136の端部間に横架ストラップ151が架設されるように伸延する。ウェビング134、136を相互に固定するために、ウェビング134、136は補完的な長さを持つベルクロ(登録商標)などの鉤部・目玉状連結具を具備する。背あてカバー132は、例えば合成高分子材料若しくは合成樹脂材料からなり、図中点線140で示される内側剛性付与部材を具備する。
安全ベルトの使用に際して、図13に示すように、座席カバー130は車両の座席142を覆うように伸延しており、ストラップ134、136及びベルクロ(登録商標)連結具138によって固定されている。図13に示す実施例において、剛性付与部材は図11に示すそれとは異なる態様で配置されている。
図12を参照して説明する。背あてカバー132は長尺の概ね長方形をなすカバー部材144を具備する。同カバー部材144は座席カバー130の剛性付与部材140と同様に、図中点線で示された内側剛性付与部材146を具備する。また、カバー部材144は、合成高分子材料からなる剛性成形体148を、その上端に取り付けている。剛性成形体148は座席の背部143の上部に沿った形状を有する。座席カバー130のウェビング134と同様な二本のウェビング150が同成形体148から伸延している。ベルクロ(登録商標)ストリップ152はウェビングストリップ150の端部に設けられている。また、網状部154が、ウェビング150間に張設されている。
第2成形体155は、図13に示すように、カバー部材144の底部に設けられ、座席の背あて若しくは背あて部143の底部周辺に嵌着されるように形成されている。二本のウェビング156は、その端部に補完的なベルクロ(登録商標)ウェビングストリップ152を有し、第2成形体155から伸延している。また、網状部158は、網状部154と同様にウェビング156間に張設されている。
図13に示すように、安全ベルトの使用に際して、背あてカバー132は、ウェビング150、156のベルクロ(登録商標)ウェビング152を図中点線で概略的に示されるように固定することにより、背あて143に固定される。ここで、成形体148、155は、図示するように、背あて部143の頂部及び底部に位置する。本実施例において、図13に示すように、剛性付与部材146は、図12におけるそれとは更に異なる態様で配置されている。
図7を参照して説明すると、符号170は一般に本発明に係る座席高さ調節装置を示す。 同装置170は、ウェビング材を用いて連結された4つのクッション172、174、176、及び178からなる。頂部クッション172、及び底部クッション178は、それぞれの基部を2つの中央部クッション174、176に、ウェビング材180により接続しており、中央部クッション174、176は一本のウェビング182により一元的に接続されている。このような構成により、同装置170は、図8及び図9に示されるように、異なる態様で折り曲げることができる。
さらに、同装置170は、下部クッション178から突出し、かつその端部に横架ストリップ186を有する2つのウェビングストラップ184を備える。各横架ストリップ186は補完的なベルクロ(登録商標)ストリップ190を備えており、同ベルクロ(登録商標)ストリップ190により、各横架ストリップ186は座席装着ストラップ82、84に巻回され、固定される。また、2つのウェビングストラップ192が頂部クッション178から上方に突出しており、図10に詳細に示すように、各ウェビングストラップ192はクリップ194を具備する。また、クッション178は、安全ベルト80を使用しないときに、2構成要素からなるバックル99の締め金部98、100を収納するための収納凹部若しくはポーチ193を具備している。
クリップ194は合成高分子材からなり、従来と同様な要領で、ストラップ192と係合される長尺の開口195を有する。また、クリップ194はフラップ199を形成するU字状のスリット197を有している。
図10の側面図に示すように、クリップ194は、使用時において着脱可能な安全ガイド96の一方に係合する鉤状形成体196を備えている。また、鉤状形成体196の端部198には、図10の側面図に示すように、テーパーが設けられており、使用時には、同端部198が、ストラップ82と安全ガイド96のボディ部間に形成された間隙200と係合し、摩擦によって保持される。この係止によって、装置170の重量による安全ガイド96の下方への摺動を防止することができる。また、安全ガイド96の下端部には、使用時に安全ガイド96の底部縁部に当接する肩部201が形成されている。フラップ199を持ち上げることによって、クリップ194を安全ガイド96から離脱させることができる。
図16〜図18に、高さ調節形成体170の使用時における状態を示す。
図16は、装置170が展開された状態を示しており、大人210の背中の裏面でクッション部172、174、176、178が隣接状態に配置されている。
図17において、同装置170は、ストリップ182に沿って半分に折り畳まれ、子供212の座席位置を調整するために使用されている。
図18において、同装置170はストリップ180、182に沿って折り畳まれ、4つのクッション172、174、176、178の全てが相互に重ねられ、幼児214の座席位置を調整する。
図19において、安全ベルト50は幼児214に装着され、幼児214は大人210のひざのうえに座っている。大人210は、幼児214をひざの上で保護するために、安全ベルト50のスリット(図示しない)に通されるか、安全ベルト50のストラップ20、22の後方に係止された既存のシートベルト216を装着している。
例えば、図2に示すような肩ストラップ20、22、腰ストラップ16、18及び股部ストラップ14を備えた安全ベルト50のような装着型安全ベルトを子供や幼児に装着して使用する際、肩ストラップ20、22、腰ストラップ16、18及び股部ストラップ14はすべてバックル24に接続される。その後、子供は車両の座席に、第2安全ベルト80および第1、第2構成要素98、100から構成される2構成部材からなるバックル99に係合されるプレート60の金属ループ68によって固定される。このような構成により、安全ベルト50を装着した状態でも、安全ベルトのバックル99の係止を解除することで子供や幼児を容易に車両から離すことができる。
上記に説明した発明は、人に装着型安全ベルト10、50を装着させ、その装着型安全ベルト10、50を車両の座席に第2安全ベルト80によって固定することによって、人を車両に拘束する新しい方法を提供するものである。また、第2安全ベルト80には、類似する既存の子供拘束用安全ベルトに比較して幾つかの利点がある。既存の安全ベルトでは、本発明のような二重目的のバックルや、子供や幼児の異なるサイズに調整可能に使用できるキットを具備していない。また、従来技術の安全ベルトには、本発明のクッション座席高さ調整装置や、本発明の拘束具である背あて部の平行ベルトやアンカーベルトも具備していない。本発明の拘束具である装着型安全ベルトは子供拘束用安全ベルトとして使用することもでき、また従来の車両用座席ベルトと併用することもできる。
発明者は、本発明が人を固定するためのより便利で安全な方法、特に、乗り物内で子供や幼児を固定する方法を提供するものであると信じる。この方法の便利さと多様性に鑑み、発明者は、ここで説明した拘束具が、従来のチャイルドシートよりも容易に使用され、従って、乗員の安全、特に乗り物内の子供や幼児の安全を改善するものであると考える。
本発明は、多機能で使用に際して柔軟性があり、大人が子供と同じ座席を使用する必要がある場合でも、拘束具を乗り物から取り外す必要がない。本発明は、子供特有の必要性、すなわち、その成長によって要件が変化するという条件を考慮してなされたものである。
本発明に係る装着型安全ベルトの第1実施例を示す図である。 装着型安全ベルトの第2実施例を示す図である。 本発明に係る第2安全ベルトの実施例を示す図である。 図3の安全ベルトの1部を示す図である。 図3の安全ベルトの解除可能な安全ガイドの平面図および側面図である。 図2の装着型安全ベルトのバックルの平面図および側面図である。 座席高さ調整装置の正面図および側面図である。 2つ折り構造における図7の装置の側面図である。 2つ折り構造における図7の装置の側面図である。 図7の装置のクリップの正面図および側面図である。 座席カバーおよび座席背当てカバーの実施例を示す図である。 座席カバーおよび座席背当てカバーの実施例を示す図である。 乗り物の座席に取り付ける座席カバーおよび背当てカバーの他の実施例を示す図である。 図13の座席カバーと座席、および図3の第2安全ベルトの1部を示す図である。 装着型安全ベルトの他の実施例を示す図である。 図7の高さ調整装置の使用時の概略図である。 図7の高さ調整装置の使用時の概略図である。 図7の高さ調整装置の使用時の概略図である。 図2の装着型安全ベルトを装着した幼児とその装着型安全ベルトに連結したシートベルトを装着した大人の概略図である。
符号の説明
10 50 装着型安全ベルト
20 22 肩部ストラップ
16 18 腰部ストラップ
14 股部ストラップ
80 第2安全ベルト
24 99 バックル
92 194 クリップ

Claims (22)

  1. 乗り物内で人を拘束する拘束具であって、
    人が装着可能な装着型安全ベルトと、
    前記装着型安全ベルトを人が装着した際に前記乗り物の本体に前記装着型安全ベルトを固定する固定手段と、を具備することを特徴とする拘束具。
  2. 前記装着型安全ベルトが、肩部ストラップと、腰部ストラップと、股部ストラップとを具備することを特徴とする、請求項1に記載の拘束具。
  3. 前記固定手段が、乗り物の座席に固定される、又は固定可能な第2安全ベルトであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の拘束具。
  4. 前記装着型安全ベルトを第2安全ベルトに固定可能とするバックルまたはクリップ機構を具備することを特徴とする、請求項3に記載の拘束具。
  5. 前記装着型安全ベルトおよび前記第2安全ベルトが、それぞれバックルまたはクリップ機構の部分を具備し、前記装着型安全ベルトが1つのバックルまたは1つのクリップにより固定可能とすることを特徴とする、請求項4に記載の拘束具。
  6. 前記第2安全ベルトが、座席後部に前記第2安全ベルトを固定するために前記乗り物の座席後部廻りに伸延するように配設された一対の取付ストラップと、人の肩部を越えて伸延するように配設される肩部ストラップと、人の腰部廻りに伸延して配設された腰部ストラップと、を具備する請求項4または請求項5に記載の拘束具。
  7. 前記肩部ストラップおよび前記腰部ストラップが、寸法の異なった人に適合するように調整可能であることを特徴とする、請求項6に記載の拘束具。
  8. 前記第2安全ベルトが、座席後部に対して取付ストラップの位置ずれを防止する係止手段を具備することを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の拘束具。
  9. 前記係止手段が、取付ストラップを座席に係止するための係止ベルトからなることを特徴とする、請求項8に記載の拘束具。
  10. 前記第2安全ベルトによる座席の変形を抑えるために、乗り物の座席を補強する少なくとも1つの補強部材を具備することを特徴とする、請求項3から9のいずれかに記載の拘束具。
  11. 隣接状態に配置されかつ相互に折りたたみ可能な少なくとも2つの連結されたクッション性分割体からなるクッション体と、乗り物用座席にクッション体を位置決めするための位置決め手段とを具備する座席高さ調整装置からなることを特徴とする、請求項6から9のいずれかに記載の拘束具。
  12. 前記乗り物用座席にクッション体を位置決めするための前記位置決め手段が、ベルトと、ストラップと、鉤部・目玉状連結部と、バックルのなかから選択されることを特徴とする、請求項11に記載の拘束具。
  13. 前記位置決め手段は、前記取付ストラップと係合可能であることを特徴とする、請求項12に記載の拘束具。
  14. 前記クッション体が4つのクッション性分割体で構成されることを特徴とする、請求項11から13のいずれかに記載の拘束具。
  15. 乗り物内で人を拘束する方法であって、装着型安全ベルトを人に装着する工程と、前記装着型安全ベルトを乗り物の本体に固定する工程とを具備することを特徴とする方法。
  16. 第2安全ベルトを用いて前記装着型安全ベルトを乗り物の座席に固定することを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. バックルの一部が装着型安全ベルト部を形成し、バックルまたはクリップ機構の一部が第2安全ベルト部を形成するようなバックルおよびクリップ機構を用いて、前記装着型安全ベルトを前記第2安全ベルトに固定することを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 乗り物用座席に使用する座席高さ調整装置であって、隣接状態に配置され相互に折りたたみ可能な少なくとも2つの連結されたクッション性分割体を有するクッション体と、乗り物用座席にこのクッション体を位置決めするための位置決め手段と、を具備することを特徴とする、座席高さ調整装置。
  19. 乗り物用座席にクッション体を位置決めするための前記位置決め手段が、ベルトと、ストラップと、鉤部と目玉状連結部と、バックルと、のなかから選択されることを特徴とする、請求項18に記載の座席高さ調整装置。
  20. 実質的には本明細書においていずれかの図面を参照して説明し、いずれかの図面に図示した、請求項1に記載の拘束具。
  21. 実質的には本明細書においていずれかの図面を参照して説明し、いずれかの図面に図示した、請求項15に記載の方法。
  22. 実質的には本明細書においていずれかの図面を参照して説明し、いずれかの図面に図示した、請求項18に記載の座席高さ調整装置。
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