JP2008539023A - 口腔ケア組成物、レジメン及び装置 - Google Patents

口腔ケア組成物、レジメン及び装置 Download PDF

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Abstract

1つ以上の歯表面を封止する方法を提供する。該方法は、封止剤を含有する口腔ケア組成物を口腔内において1つ以上の歯表面に塗布する工程と、該封止剤を活性化させるために口腔ケア装置を使用する工程とを含む。

Description

本発明は、1つ以上の歯の表面上にフィルム又はコーティングを形成するのに用いることが可能な、口腔ケア組成物、レジメン及び装置に関する。
口腔ヘルスケアの分野において、手動歯ブラシと歯磨剤を用いる従来のブラッシングを超える治療方法を提供するための努力が成されてきた。例えば、手動歯ブラシに勝る優れた利点をもたらすことの可能な数多くの電動歯ブラシが商品として入手可能である。さらに、子どものように特定の消費者に適合させた剛毛又はブラッシング要素を特徴とする歯ブラシが入手可能である。
さらに、多様な歯磨剤製品が販売されており、その内の多くが歯表面のホワイトニングといった特定機能のために設計されている。さらに、たくさんの他の口腔ケア製品がうがい薬、漂白ストリップ、及びフロス等の種々のコンディショニング又はトリートメント用に入手可能である。
多くの点で満足のいくものだが、口腔ヘルスケア、及び具体的には、口腔ヘルスケア製品を求める消費者によって行われる治療行為のさらなる進歩及び改良が依然として求められている。
1つ以上の歯表面を封止する方法を提供する。本発明の方法は、封止剤を含有する口腔ケア組成物を口腔内において1つ以上の歯表面に塗布する工程と、該封止剤を活性化させるのに口腔ケア装置を使用する工程とを含む。
一般に、本発明は、封止剤を含む、口腔ケア組成物、装置及びレジメンに関する。本発明で使用するのに適した口腔ケア組成物の非限定的形態として、歯磨剤、ジェル、リンス、錠剤、ストリップ、成形可能な組成物、ペイントオン製剤、発砲体製剤、フィルム、高速溶解ストリップ又はフィルム等が挙げられる。本明細書に記載されるレジメン内に使用される口腔ケア装具(単数又は複数)は、封止剤を含む口腔ケア組成物を活性化させる可能性のある発光素子又は他のエネルギー放出素子(例えば、熱放出素子)を含んでもよい。本明細書において使用するとき、成句「封止剤」は、エネルギー源に曝されると、硬組織表面上にフィルムを形成することが可能な、1つ以上のモノマー類、ポリマー類、組成物、化合物、分子、薬剤、及びそれらの組み合わせを指す意図がある。そのフィルムは、重合(縮合反応及び付加反応等)を含む、多様な機構によって形成又は活性化することができる。封止剤を光、熱、電気エネルギー、音響エネルギー、振動エネルギー、又は他のエネルギー源に曝すと、活性化を起こすことができる。フィルムは、約1分子層と約30マイクロメートルの間又は約1、5、10、15を超える及び/又は約30、25、20、15、又は10マイクロメートルの厚さを有してもよい。フィルムは、好ましくは、分解可能で、虫歯のない健康な歯上に形成される。
口腔ケア装具は、手動又は電動歯ブラシの形態で、デンタルトレイ又はマウスガードの形状で、発光棒又は口腔の硬組織にエネルギー源をあてるのに適した形態で、提供されてもよい。トレイは、典型的に、上歯列、下歯列、又はそれらの組み合わせのいずれかの複数の歯に対してトラフを有するアーチ形をした装置である。一実施形態において、トレイは、実質的に上及び下歯列の歯の全てを受容するよう寸法調整される。トレイは、使用前又は使用中のいずれかにアーチ形へと成形されてもよい。換言すれば、トレイは、使用中にアーチ形を帯びることができるよう、恒久的に変形されているか、又は可撓性であってもよい。別の実施形態において、歯ブラシ以外の他の口腔ケア装置を使用して、ブラッシングレジメンの前か後に歯に対して光をあてることができる。例えば、ヘッド部を有するハンドルを含む装具であって、該装具は、歯をブラッシングするための使用に適していても適していなくてもよい、装具を使用してもよい。本発明で使用するのに適した他の装置の幾つかの例が米国特許公報第2005/064371号及び第2005/064370号中に開示されている。
本明細書で使用するとき、成句「硬組織」は、1つ以上の歯冠表面を包含する意図があり、該表面は、上及び/又は下歯列の1つ以上の歯について、図1に実例として図示されている。歯冠表面には、歯冠の隆起(例えば、咬頭、結節、帯状束、隆起等)及び歯冠陥没(例えば、窩、発育上の溝、補足的な溝、窪み等)、ローブ、及び接触領域が含まれる。一実施形態においては、歯冠表面は、噛合せ歯冠表面であり、別の実施形態においては歯冠表面は、噛合せ中間歯冠表面を含む。
本発明は、決して歯ブラシに限定されるものではなく、むしろ多様な他の口腔ケア装置に再適用されてもよいが、本発明の多様な態様を、引例を簡便にするために電動歯ブラシに関してここに記載する。図2及び3に示されるように、電動歯ブラシは、ハンドル部12とハンドル部12に取り付けられたネック部14とを含む。ヘッド部16は、ネック部14に取り付けられる。ヘッド部及び/又はネック部は、ハンドル部と共に一体成形されてもよく、若しくは1つ又は両方がハンドル部に係脱可能に係合されてもよい。さらに、ネック部は、ハンドル部と共に一体成形されてもよく、ヘッド部は、ネック部に着脱可能に係合されてもよい。ネック部は、ハンドル部又はヘッド部のいずれかと共に一体成形されてもよいので、本明細書においては便宜上、用語「ヘッド部」は、ヘッド部単体又はヘッド部及びネック部の組み合わせを指す意図があり、用語「ハンドル部」は、ハンドル部単体又はハンドル部及びネック部の組み合わせを指す意図がある。以降に論じるように、ヘッド部は剛毛を含んでも、含まなくてもよい。典型的に、ヘッド部は、ネック部14より大きく、また、典型的に、ハンドル部12より小さい。ここで図3を参照すると、ヘッド部16はさらに、長手方向軸19によって規定され、1つ以上の可動毛ホルダ20と1つ以上の任意の静止毛ホルダ22とを含んでもよい。本実施形態において、静止毛ホルダ22は、可動毛ホルダ20の対向する側面上に配置される。本実施形態における可動毛ホルダ20は、ヘッド部16の中心に配置されるが、ヘッド部上のどこに配置されてもよい。可動毛ホルダ20は、毛ホルダ20上で支持され保持される複数の剛毛24を含む。可動毛ホルダは、ヘッド部16の長手方向軸にほぼ垂直な運動軸を中心に振動又は回転することができるが、他の運動をもたらしてもよい。静止毛ホルダ及びその上に配設された静止毛の構成も広く変化し得る。例えば、静止毛は部分的に又は全体的に、可動毛ホルダを囲んでもよく、又は可動毛ホルダと可動毛ホルダ間の隙間に配設されてもよい。本発明で使用するのに適した幾つかの毛ホルダの動き及び毛の構成の例は、US20030126699、US20030084525、US20030084524、US20030084526、及びPCT国際公開特許WO03/063723、及びPCT国際公開特許WO03/063722に記載されている。
図3に示されるように、ハンドル部12は、モータ32を収容する中空部30をさらに含み、長手方向軸34を有する。モータ32は、1つ以上のシャフト44を通じて可動毛ホルダー20に動力を供給する。該シャフトは、1つ以上の運動を可動毛ホルダに付与するため、該モータによって駆動されると、回転、振動、線形往復運動、旋回、軌道を描いて回る、又は円錐形状に運動してもよい。連動させる構成は、シャフト44とモータ32を作動可能なように相互連結させてもよいが、連動させる構成を含まない構成が提供されてもよい。本発明で使用するのに適した、代表的なシャフト及び/又は連動構成は、米国特許第6,360,395号及び第5,617,601号、及び米国特許出願2003/0134567及び2003/0163881、並びに本明細書で参照される他の特許及び特許公報に示されている。ハンドル部は、また、歯ブラシのモータ及び他の電気要素に動力を供給するため該部内に配設された、1つ以上の使い捨て又は充電式電池等の電源を有する。あるいは、電動歯ブラシは、モーターに動力を供給するために、外部電源に接続されてもよい。モータ及び/又は発光素子等の他の電気要素をアクティブにするため、ハンドル部上に、電源と電気的に連通している1つ以上のスイッチ50を配設してもよい。本明細書で使用するとき、用語「発光素子」は、光ファイバケーブル又はワイヤのように単に光を伝導又は透過するだけの素子(すなわち、光透過素子)とは対照的に、電気エネルギーを光に変換する素子を指す意図がある。歯ブラシは、所望により、ハンドル部に係脱可能に係合する、着脱可能なヘッド部及び/又はネック部を含むことが可能である。歯ブラシは、また、1つ以上のアラーム又は信号を送出する構造(例えば、スピーカ又は光源)を含み、例えば、特定処置レジメン又はプロセスが開始した、進行している、又は完了したことを示すことが可能である。例えば、可聴信号が発光素子から出力が始まったことを示してもよい。アラーム又は信号は、聴覚、視覚、又は触覚信号の形態であることが可能である。触覚信号は、歯ブラシの特定部分、例えばハンドル部又は可動毛ホルダの振動又は他の運動を包含してもよい。聴覚アラームの例として、1つ以上のブザー音、一連の音符、歌曲の一部の歌、1つ以上のトーン、1つ以上のベル音、発話された単語又は句、及びそれらの組み合わせが挙げられるが、それらに限定されない。所定の時間が経過すると別の又は異なる信号が供給されるよう、タイマーをまた装置内に組み込むことが可能である。確実に、光又は1つ以上の口腔ケア組成物に十分曝されるよう、曝す時間が限度を超えないよう、複数のステップレジメンの投与と投与の間に十分な時間差があるよう、タイマーを用いて、口腔の一領域から別の領域へ、及びこれらの組み合わせにおいてブラッシングするよう、ないしは他の方法で努力を向けるようユーザに指示してもよい。口腔内における状態、マーカ、刺激、及び薬剤を検出することができるセンサを歯ブラシヘッド部内に組み込んでもよいことがさらに考えられる。
一実施形態において、本発明の歯ブラシは、発光素子を含み、該歯ブラシは、一実施形態においては上歯列及び/又は下歯列の1つ以上の歯の噛合せ表面を含む硬組織に塗布される封止剤を含有する口腔ケア組成物と組み合わせて使用される。発光素子の出力は、封止剤を活性化するために硬組織に向けられる。発光素子の出力は、歯ブラシ上の発光素子の構成によって、又はユーザによって用いられるレジメンによって硬組織に向けることが可能である。一実施形態において、例えば、剛毛の長さに沿うのに対して実質的に光の全てが剛毛先端部から放射されるように剛毛がコーティングされる場合、光学的に光を透過することができる剛毛を使用してもよい。このことは、封止剤を活性化するのに最も望ましい、歯間スペース、窪み、及び歯冠表面の亀裂に、より効果的に光を集中させることを可能にする。本構成において、剛毛の外表面の周囲は、不透明、反射性又は実質的に反射性であってもよい一方、剛毛先端部又は末端部は透明又は半透明である。一実施形態において、外表面の少なくとも約20%、30%、40%、50%、75%、又は100%が不透明、又は実質的に不透明である。剛毛は、外表面上に不透明なコーティングを備える、又は不透明な被覆によって囲まれた透明又は半透明なコアを含むことが可能である。後者の剛毛は、共押出成形することが可能である。これらの剛毛を形成するのに適していてもよい共押出成形プロセスは、米国特許番号第6,862,771号、第5,313,909号、及び第5,770,307号に記載されている。一実施形態において、このような剛毛49は、噛合せ中間歯冠表面により効果的に接触してもよいように、図4に一例として示されるように、ヘッド部の内部に配置される。これらの剛毛は、毛ホルダ22の内部内において約2〜約12房の剛毛へと成形されてもよい。従来の剛毛51は、剛毛49に隣接して、また毛ホルダ22の外側縁部又は側面に沿って配設される房へと成形されることが可能である。
口腔ケア組成物は、従来の歯磨レジメンの前、間、又は後に口腔の硬組織に塗布されることが可能である。例えば、封止剤を含有する口腔ケア組成物は、歯をブラッシングする工程の前又は後で塗布されることが可能である。一実施形態において、封止剤を含有するリンスは、ブラッシングレジメンの後に塗布されてもよく、歯ブラシ上の発光素子からの光エネルギーは、リンスが塗布された後に上歯列及び/又は下歯列の1つ以上の歯の噛合せ表面にあてられてもよい。
あるいは、封止剤は、歯磨剤の中に添合されてもよく、封止剤は、歯のブラッシングの工程が行われるのと同時に又はブラッシングレジメンの終了後に活性化されることが可能である。例えば、ブラッシングレジメンの完了後に(典型的には約2〜3分以下)、歯ブラシは、発光素子がオンされている又はオンにされること、且つユーザが上歯列及び/又は下歯列の1つ以上の歯の噛合せ表面に沿って電動歯ブラシを動かし続けるとよいことを示す信号を供給することが可能である。電動歯ブラシによってユーザに対して追加信号が与えられて、上歯列及び下歯列の噛合せ表面に光エネルギーをあてるのを支援してもよい。例えば、4つの信号(上歯列及び下歯列の象限毎に1つの信号)が、ユーザに供給されて、各象限に光をあてる期間の開始及び終わりを信号で知らせることによって封止剤を活性化させるのに十分な塗布時間を提供するのにユーザを支援する。
別の実施形態において、複数の剛毛房を含むブラッシングヘッド部は、ブラッシングレジメンの完了後に歯ブラシから取り外されることが可能であり、第1歯ブラシヘッド部の代わりに、発光素子75を含有する第2歯ブラシヘッド部53を使用することが可能である。第2歯ブラシヘッド部は、図6に一例として示されるように、剛毛がなくてもよい。第2歯ブラシヘッド部を内蔵する歯ブラシは、次に、上歯列及び/又は下歯列の1つ以上の歯の噛合せ表面に沿ってうまく移動させることが可能である。第2歯ブラシヘッド部の発光素子は、第2歯ブラシヘッド部を歯ブラシハンドル部に取り付けた後、所望によりある時間遅延後、歯ブラシによって自動的にオンにされることが可能である、若しくは歯ブラシハンドル部上に配置されたスイッチを経由してユーザによってオン及びオフされてもよい。一実施形態において、スイッチは、モータを稼動させるのと同じスイッチであってもよい。別の実施形態において、発光素子に電力を供給するための第2スイッチが設けられることが可能である。歯ブラシヘッド部53は、発光素子からの光を歯の噛合せ表面に局限化するのに役立ち、またそれらの表面に渡って発光素子75を誘導するのに役立つ、1つ以上の直立した不透明な及び/又は反射する壁55を内蔵してもよい。壁55は、天然又は合成のゴム等のエラストマー材から作製されることが可能である。一実施形態において、壁55と壁55の間の距離は、永久歯列の第1臼歯のほぼ平均幅に等しく、又は少なくとも約4、6、8、若しくは10mm及び/又は約12、10、8、若しくは6mm未満である。壁55は、少なくとも約4、6、7、若しくは10mm及び/又は約16、14、12、10、8、若しくは6mm未満の長さを有することが可能である。発光素子75は、光出力が主として噛合せ歯冠表面に向けられるように、光の狭いビームを供給する形状で提供されてもよい。一実施形態において、発光素子の全夾角、つまり全光束(ルーメン)の90%が取り込まれる全角度は、少なくとも約5、10、15、20度及び/又は約40、30、20及び10度未満である。
一実施形態において、光エネルギーは、約4、3、2、又は1分より短い間、及び/又は約15、30、45、60、又は75秒より長い間あてられる。このプロセスの繰り返しは、封止材によって形成されるフィルムの耐久性に応じて変更することが可能である。例えば、このプロセスは、ブラッシングサイクル毎に、日に一度、日に二度、隔日に、週に一度、又は月に一度等、繰り返されることが可能である。このプロセスの間、モータへの電力は、可動毛ホルダが活性化プロセスの間は静止状態で封止剤をさらに分配しないよう、電動歯ブラシのコントローラ(例えば、プログラム可能なコントローラ若しくは集積回路又はチップ)によって自動的にオフにされてもよい。
封止剤によって形成されるフィルム又はコーティングは、咀嚼、酵素、歯磨剤の中に典型的に見られるもののような研磨剤粒子、若しくはフィルム又はコーティングの光分解又は解重合といった機械的及び化学的プロセスによる自然な腐食によって除去されてもよい。封止剤の複数の使用期間に渡って、ユーザに分かるようになるので、フィルムが幾つかの層に蓄積されるのを防ぐために新しいフィルムが形成される前にフィルムを除去するのが望ましい。そのため、次のフィルムを形成する前に既に存在するフィルムを除去する工程を含むのが望ましいと言える。例えば、十分な量の研磨剤を含有する歯磨剤を用いてブラッシングして、歯の上に封止剤から新しいフィルムを形成する前に、既に形成されたフィルムを除去するのが望ましいであろう。
本発明の組成物において有用な歯研磨剤には、種々様々な物質が含まれる。適した研磨剤には、例えば、ゲル及び沈殿物を包含するシリカ、不溶性のポリメタリン酸ナトリウム、水和アルミナ、炭酸カルシウム、オルトリン酸二カルシウム二水和物、ピロリン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、ポリメタリン酸カルシウム、及び尿素とホルムアルデヒドの粒子状縮合生成物のような樹脂性研磨剤物質が挙げられる。本発明の組成物に使用するための別の部類の研磨剤は、1962年12月25日にクーリーとグラベンシュテッター(Cooley & Grabenstetter)に与えられた米国特許第3,070,510号に記載されているように、粒子状の熱硬化性重合樹脂である。適した樹脂として、例えば、メラミン、フェノール樹脂、尿素、メラミン尿素、メラミン−ホルムアルデヒド、ユリアホルムアルデヒド、メラミン−ユリアホルムアルデヒド、架橋されたエポキシド、及び架橋されたポリエステルが挙げられる。本明細書におけるシリカ砥粒研磨物質及び他の研磨剤は、約0.1〜約50ミクロン、及び好ましくは約5〜約15ミクロンの範囲である平均粒径を有してもよい。研磨剤は、沈殿シリカ又はペイダーら(Pader et al.)の米国特許第3,538,230号(1970年3月2日発行)、及びデギュリオ(DiGiulio)の米国特許第3,862,307号(1975年1月21日発行)に記載されているシリカキセロゲル等のシリカゲルが可能である。好ましくは、W.R.グレースアンドカンパニーのダビソンケミカル部(W.R. Grace & Company, Davison Chemical Division)によって商品名「Syloid」で市販されているシリカキセロゲルである。また、J.M.ヒュ−バー社(J.M.Huber Corporation)によって「ゼオデント(Zeodent)」(登録商標)の商品名で市販されているもののような沈殿シリカ物質、特にゼオデント119(登録商標)の表記を持つシリカが好ましい。本発明の組成物に有用な種類のシリカ歯用研磨剤は、1982年7月29日に発行された、ワソン(Wason)の米国特許第4,340,583号により詳細に記載されている。本明細書に記載されいている組成物における研磨剤は、一般に、組成物中に約6%〜約70%重量のレベルで存在する。一実施形態において、歯磨剤は、組成物の約10重量%〜約50重量%の研磨剤を含有する。特に好ましい沈殿シリカは、全てプロクターアンドギャンブル社(Procter & Gamble Co.)に譲渡された、米国特許第5,603,920号(1997年2月18日発行)、同第5,589,160号(1996年12月31日発行)、同第5,658,553号(1997年8月19日発行)、同第5,651,958号(1997年7月29日発行)に開示されているシリカである。研磨剤の混合物を使用することが可能である。適しているであろう研磨剤は、第6,740,311号にも開示されている。
本発明の一実施形態において、歯磨剤は、封止剤及び本発明の既存のフィルムを除去するのに十分な研磨剤を含有する。まず、研磨剤歯磨剤を使用して、歯をブラッシングして既存のフィルムを除去した後、封止剤を活性化して歯の上に新しいフィルムを形成する。所望により、研磨剤歯磨剤を用いてブラッシングする工程の後で、封止剤を活性化する前に、歯から古いフィルムの粒子をリンスによりすすぐことが可能である。リンスは、封止剤を含有することも可能である。場合によっては、朝は封止剤を活性化させてフィルムを形成して、夜は、封止剤を活性化させずに研磨剤歯磨剤を用いてブラッシングして、朝に形成されたフィルムを除去するのが望ましいときがある。一実施形態において、フィルムの一部が除去される。別の実施形態において、フィルムの少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%及び/又は約95%、90%、80%、70%、60%、又は50%未満が除去される。好ましくは、フィルムの実質的に全て除去される。
本明細書で使用するとき、用語「光」は、可視及び不可視(例えば、紫外線及び赤外線)の両方の光のスペクトルを包含することを意図する。本発明の歯ブラシの一実施形態において、発光素子から放射される光は、約370、390、410、430、450、470、490、510、530、550、570、590、610、630、650、670、690、710nm、及び/又は約1100、1000、900、770、750、730、710、690、670、650、630、610、500、400nm未満である。別の実施形態において、放射される光は、約420、430、440、450、460、470、480、及び/又は490nmより大きい波長、及び/又は約490、480、470、460、450、440、430nm未満の波長を有することが可能である。さらに別の実施形態において、放射される光は、約420、430、440、450、460、470nm以上の波長、及び/又は約470、460、450、430nm未満の波長を有することが可能である。選択された特定範囲の波長が光の所望の色に依存し得ることは理解される。口腔ケア装具は、また、特定強度の光を放射することが可能である。強度は、カンデラ(又はルーメン/ステラジアン)で測定された光度、又はW/mで測定された束密度のいずれかであり得る。一実施形態において、本発明の照光式電動歯ブラシの束密度は、約10、20、30、35、40、45、50、55、60、70、100、200、250mW/cm及び/又は約1000、750、500、400、300、250、200、150、100、70、60、50、40、30mW/cm未満、若しくはこれらのいずれかの組み合わせである。
発光素子は、また、光放射の主な方向が毛ホルダの上面に概ね垂直で、及び/又は毛ホルダの剛毛の方向に概ね平行するように配列されることが可能である。図2及び3に、一例が示されていて、同図において発光素子75は、可動毛ホルダ20内に配設されている。発光素子75は、また、光が1つ又は複数の歯の噛合せ表面上に向けられる位置へとヘッド部がうまく移動させられると、発光素子の出力が、1つ又は複数の歯の噛合せ表面を照光することが可能であるような、ヘッド部上の他の位置に配列されることが可能である。図7に示された別の実施形態において、光は、1つ以上の歯の噛合せ表面へと向けられてもよいように、歯ブラシヘッド部の後面86に配設された発光素子75から放射されてもよい。光遮断コーティングによって選択的にペイントされたパネルを使用して、装置又は装具から光が放射される方法を調整することが可能である。前述の例は、歯ブラシのヘッド部上に配置される発光素子について説明したが、発光素子は他の場所に配置されてもよいことが考えられる。例えば、発光素子は、ネック部又はハンドル部上に配置されてもよく、また光ファイバ等の光透過構造は、ヘッド部から光放射するためヘッド部に対して光を透過させる。
本発明で多種多様な発光素子を使用してもよい。一実施形態において、発光素子は、カリフォルニア州サンノゼのルミレッズライティング社(Lumileds Lighting, LLC)製の商品名ルクセオン(Luxeon)(登録商標)として市販されているもののような、小型の消費電力の小さい、発光ダイオード(LED)である。その他の市販の照明装置には、アメリカンオプトプラスLED社(American Opto Plus LED Corporation)製のものが挙げられる。LEDは、相対的に低い直流電源の電圧、例えば一実施形態において、約0.5ボルト〜約5ボルト、別の実施形態において、約1ボルト〜3ボルト、及び別の実施形態において約1.6〜約2.4ボルトで動作できる。
他の実施形態において、光放射源は、発光ダイオード(LED)、及び端面放射型LED(EELED)、面発光LED(SELED)又は高輝度LED(HBLED)といったLEDの変種を含むソリッドステートライティング(SSL)である。LEDは、AlInGaN/AIN(285nmから放射)、SiC、AlInGaN、GaAs、AlGaAs、GaN、InGaN、AlGaN、Alln−GaN、BaN、InBaN、AlGalnP(NIR及びIRで放射)等、異なる材料を基にすることが可能である。LEDは、また、活性物質としてポリマーによって作製される有機LEDと、広いスペクトルの放射を有する有機LEDとを含む。放射線源は、LEDダイの成形のようなLED、透明な閉込め領域、フォトニクス結晶構造、又は共振器型発光ダイオード(RCLED)を備えたLEDであってもよい。
他の可能性として、スーパールミネッセントダイオード(SLD)、又は好ましくは広い放射スペクトル源を供給することが可能なLEDが挙げられる。さらに、レーザダイオード(LLD)、導波路型レーザダイオード(WGLD)、及び垂直共振型面発光レーザ(VCSEL)もまた使用することが可能である。LED用のと同じ材料を、ダイオードレーザ用に使用することが可能である。他の可能性として、レーザダイオードポンプを備えたファイバーレーザ(FL)が挙げられる。LD、LED又は電流/電圧源からの電子又は光プンプを備えた蛍光ソリッドステート光源(FLS)もまた放射線源になることが可能である。FLSは、電気ポンプを備えた有機ファイバーであることが可能である。
白熱ランプのようなランプ、蛍光ランプ、マイクロハロゲンランプ、又は他の適したランプもまた本発明で使用されてもよい。ランプは、白、赤、NIR及びIR放射のための放射線源を提供することが可能である。5〜100ミクロンの範囲の場合、量子カスケードレーザ(QCL)又は遠赤外線発光ダイオードを使用することが可能である。当業者であれば、多様な放射線源が寸法、電力要求、所望の処置レジメン、及びそれらの組み合わせに応じて、センサ応答式歯ブラシに必要な光学放射線を提供することが可能であることを理解するであろう。
発光ダイオードについては、主な又は中心となる波長は、式によって求めることが可能である。
Figure 2008539023
連続スペクトルについては上式であり、
Figure 2008539023
不連続スペクトルについては上式である。
式中、Iは照明強度、及びλは波長である。
これらの方程式はCIE127(1997)題名「LEDの測定(Measurement of LEDs)」に更に記載されており、これは国際照明委員会(International Commission of Illumination)により公開されている。これらの方程式及び方法をまた、LED以外の発光要素に適用することもできるし、又は当該技術分野において既知の他の方法及び方程式を、発光要素の主波長又は中心波長を決定するために使用することもできる。発光要素のスペクトルの特徴(例えば、ピーク波長)、光度測定の特徴(例えば、光度)、放射分析の特徴(例えば、放射強度)、及び色度測定の特徴(例えば、主波長)は、当該技術分野において既知の装置、例えばフロリダ州オーランドのオプトロニックラボラトリーズ社(Optronic Laboratories, Inc.)により製造されたOL730CV放射計/光度計を用いて測定できる。幾つかの光は主波長又は中心波長を有しない場合がある(例えば、白色光)。
先に言及したように、用語「光」は、可視及び非可視(例えば、紫外線及び赤外線)光の両方のスペクトルを包含することを意図する。このスペクトルは、約10nmの主波長又はセントロイド波長を有する光(遠紫外線)から10nmのセントロイド波長を有する光(赤外線)に及ぶか、又はこのスペクトルは、約370nm〜約770nmのセントロイド波長を有する可視光を包含してもよい。さらに、スペクトルは、約370〜約500のセントロイド波長を有する可視光を包含してもよい。これは、LEDの放射強度が最大となるピーク波長と異なってもよい。
本明細書に記載されている歯ブラシは、1つ以上の口腔ケア組成物を分配することが可能である。これらの実施形態において、歯ブラシは、それぞれが特定の口腔ケア組成物及び封止剤を含有する、1つ以上のカートリッジを含む分配システムを使用することが可能である。カートリッジ、分配システム等に関する付加的な詳細は、2003年4月25日出願の米国特許出願公報2003/0194678に示されている。封止剤を含む口腔ケア組成物を硬組織に供給するための他の手段として、ストリップ、トレイ、ペイントオン塗布具等が挙げられる。本発明の方法に使用するのに適したストリップの例として、米国特許第6,096,328号、第6,136.297号、第6,045,811号、第5,989,569号、第5,894,017号、第5,891,453号、第5,879,691号、第6,277,458号、第6,287,120号、及び第6,343,932号に開示されているストリップが挙げられるが、それらに限定されない。本発明の方法に使用するのに適したトレイの例として、米国特許第5,846,058号、第5,816,802号、及び第5,895,218号に記載されているもの、並びに米国特許第5,310,563号に記載されているような他のプリロード装置が挙げられるが、それらに限定されない。本発明は、また、口腔内に置かれると溶解する、ストリップ、フィルム、又は層の形態の口腔ケア組成物の使用を包含する。典型的に、そのようなフィルムは、すばやく溶解し、60秒未満、場合によっては30秒未満で溶解する。そのようなフィルムのさらなる非限定的な詳述が米国特許第5,948,430号、及び第6,709,671号に提供されている。ストリップ、フィルム、又は層は、目的の表面上に、例えば、1つ以上の歯の噛合せ表面上にフィルムを配置して、次にフィルムが溶解するのを可能にすることによって、使用することが可能である。(i)表面上へのフィルムの配置、(ii)フィルムの溶解、又は(iii)フィルムの溶解の完了前に、同時に、又は後で、本明細書に記載されているように、口腔ケア装具を使用することが可能である。これらの装具のうちの1つ以上と、歯ブラシハンドル部又は本体部と、それぞれが歯ブラシの本体部と係合され得る、交換可能なヘッド要素の集まりとを含む、キットを提供することが可能である。
多様な封止剤が本発明に使用されてもよく、そのうちの幾つかがPCT国際公開特許WO2004/056325の中で開示されている。封止剤は、光重合及び/又は光架橋を経てもよく、またモノマー、架橋剤、コ−モノマー、反応開始剤、促進剤、及び/又は安定剤を含んでもよい。重合の結果、ポリマー、オリゴマー、ホモポリマー、コポリマー、コ−オリゴマー、ブレンド、ネットワーク、及びそれらの組み合わせを生じることが可能である。重合は、連鎖重合、重縮合重合、重付加重合、ラジカル重合、イオン重合、アニオン重合、カチオン重合、エマルション重合、開環重合、リビング重合、配位重合又はそれらの組み合わせであってもよい。
アクリリックモノマー類は、ラジカル及びカチオン重合のために使用されてもよい。本発明で使用するのに適した幾つかのアクリリックモノマー類として、ビスフェノールAジメタクリレート、ビスフェノールAジメタクリレートのジ−N−ブチルカーバメート、ヘキサンジオールジメタクリレート、メチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ポリエチレンオキシドジメタクリレート及び誘導体、ヒドロキシエチルメタクリレート、ビスフェノールAジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、オキシプロピル化−ビスフェノールA、ビスフェノールAエトキシレートジメタクリレート、ビス−フェノール−A−ジグリシジルジメタクリレート(ビス−GMA)、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ネオペンチルジメタクリレート、2−メタクリルオイロキシエチル4−メトキシフェニルヒドロゲンホスフェート、(2,2−ビス(4−(メタクリロキシフェニル)プロパン、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートモノホスフェート、ウレタンジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレート、2−ヒドロキシメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、グリセリンジメタクリレート、及びこれらの組み合わせが挙げられる。アクリル酸及びメタクリル酸等のビニルモノマー類もまた使用に適した場合がある。
カチオン重合において、エポキシド及びビニルエーテルモノマー類は、上述のアクリリックモノマー類と共に使用に適した場合がある。オキシラン(エポキシド)として、ビスフェノールFのジエポキシド(Aralditev(登録商標)GY281)、ビスフェノールAのジエポキシド(Epon(登録商標)825)、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレート(Cyracur(登録商標)UVR−6105)が挙げられる。使用に適した他の脂環式エポキシ樹脂として、ユニオンカーバイド社(Union Carbide)製の商品名「UVR6110」及び「UVR6128」が挙げられる。また、使用に適したエポキシ−ポリオールブレンドとして、ポリ(テトラヒドロフラン)、ポリ(カプロラクトントリオール)、エチレングリコールが挙げられる。また、ポリエチレングリコール及びオキシドを使用してもよい。これらの製剤に充填剤を添加してもよい。使用される反応開始剤は、伝統的に、ジアリルイオドニウム及びトリアリルスルホニウム等のオニウム塩である。
光に曝されると光架橋を受ける、感光性モノマー類、オリゴマー、又はポリマー剤もまた使用してもよい。架橋は、ケイ皮酸及びケイ皮エステル誘導体等の、不飽和芳香族酸又はエステル単位を有する薬剤を用いて達成することが可能である。カルコン系材料もまた、光架橋可能なモノマー類、オリゴマー類、ポリマー類、及びコポリマー類又はこれらの組み合わせの調製のために使用してもよい。
反応開始剤は、モノマーを含む口腔ケア組成物中に組み入れてもよく、又はモノマーを硬組織に加えた後、連続して第2口腔ケア組成物中に加えてもよい。本明細書で使用するとき、用語「反応開始剤」は、硬組織上にフィルム又はコーティングを形成するために、モノマー、ポリマー、又は他の薬剤によって反応又は相互作用を開始する又は促すよう、光に反応する薬剤であってよい。反応開始剤は、重合反応を拡大するラジカルを形成してもよい。本発明で使用するのに適した幾つかの反応開始剤として、金属系反応開始剤、カンファーキノン/アミン反応開始剤、及び染料/共反応開始剤(coinitiators)が挙げられる。幾つかのカンファーキノン/アミン反応開始剤として、カンファーキノン(CAS#10373−78−1)等のキノン誘導体の単体、又はアミン誘導体との組み合わせが挙げられる。アミン誘導体は、N,N,3,5−テトラメチルアニリン、ポリ(エチレンイミン)、N,N,N,N−テトラエチルジエチレントリアミン、およびN,N−ジエチルエチレンジアミン、及びテトラメチルアニリンから成る群より選択されてよい。反応開始剤は、口腔ケア組成物の約0.1重量%〜約10重量%の量で含まれてもよい。充填剤は、望ましくない収縮を緩和するよう添加されてもよい。幾つかの例として、ガラス又は粘度等の無機粉末、及びヒュームドシリカ等のファイバーが挙げられる。充填剤は、口腔ケア組成物の約0.1重量%〜約90重量%の量で含まれてもよい。
口腔ケア組成物中に使用するのに適した場合がある幾つかの非限定例を以下に示す。
(実施例1)
ビス−GMA
カンファーキノン
(実施例2)
ビス−GMA
トリエチレングリコールジメタクリレート
カンファーキノン
(実施例3)
ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)
アミノ−ポリエステルテトラ−アクリレート
カンファーキノン
(実施例4)
ビス−GMA
ネオペンチルグリコールコポリマー
カンファーキノン
(実施例5)
ジグリシジルエチルビスフェノールAジメタクリレート
ヘキサンジオールジメタクリレート
カンファーキノン
ヒュームドシリカ
(実施例6)
ビスフェノールAのジエポキシド(Epon825)
4−オクチロキシ−フェニル−フェニルイオドニウムヘキサフルオロアンチモナート(0.1〜5重量%)
阻害物質/安定剤
(実施例7)
ビス−GMA
ビスフェノールFのジエポキシド
カンファーキノン(0.5重量%)
4−オクチルオキシ−フェニル−フェニルイオドニウムヘキサフルオロアンチモナート(0.1〜5重量%)
口腔ケア組成物は、封止剤に加えて、着香料、研磨剤、甘味剤、着色剤、不透明化剤、抗歯石剤、フッ化物イオン源、及び栄養素等の他の薬剤又は活性物質を含有することが可能である。本発明で使用するのに適したこれら及び他の薬剤が米国特許第6,589,512号に記載されている。
本明細書における口腔ケア組成物は、増粘剤を含んでもよい。一実施形態において、増粘剤(又は粘度変性剤)は、硬組織上における組成物の定着を増大させるのに機能することも可能である。粘度変性剤は、組成物の約0.01重量%〜約20重量%、一実施形態においては、約0.1重量%〜約10重量%、及び別の実施形態においては、約1重量%〜約3重量%、及びさらに別の実施形態においては、約0.4重量%〜約5重量%のレベルで存在してもよい。本明細書における適した粘度変性剤として、天然及び合成ポリマー類、セルロース誘導体等のゴム類(例えば、メチルセルロース、カルボキシプロピルセルロール、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等)、カルボマーポリマー類(例えば、ポリアクリル酸コポリマー又はホモポリマー及びポリアルケニルポリエステルと架橋結合したアクリル酸のコポリマー類)、カラヤガム、グアーガム、ゼラチン、アルギン、アルギン酸ナトリウム、キトサン、ポリエチレンオキシド、アクリルアミドポリマー類、ポリビニルアルコール、ポリアミン類、ポリクォータナリ(polyquarternary)合成物、エチレンオキシドポリマー類、ポリビニルピロリドン、カチオンポリアクリルアミドポリマー類及びこれらの混合物が挙げられる。一実施形態において、増粘剤は、カルボマー類、例えば、ペンタエリスリトールのアルキルエーテル若しくはスクロースのアルキルエーテルで架橋されているアクリル酸のホモポリマーの部類から選択される。カルボマー類は、B.F.グッドリッチ(Goodrich)よりカーボポル(Carbopol)シリーズとして市販されている。一実施形態において、カーボポール類は、カーボポール(Carbopol)934、940、941、956、及びこれらの混合物である。別の実施形態において、粘度調整剤は、疎水変性カルボマーである。疎水変性カルボマーは、本明細書の組成物及び/又は一体となったキャリアの歯の表面上での保持を高め、及び歯の表面に適用された後の組成物の侵食を遅らせることができる。適した疎水変性カルボマーには、アクリレート/C10〜C30アルキルアクリレートクロスポリマー、例えばすべてBFグッドリッチ(BF Goodrich)から入手可能であるカーボポール(Carbopol)1382、カーボポール(Carbopol)1342、カーボポール(Carbopol)1392、及びカーボポール(Carbopol)ETD2020が挙げられ、並びに両方共B.F.グッドリッチ(B.F.Goodrich)から入手可能であるアクリレート/C10〜C30アルキルアクリレートクロスポリマー、例えばペムレン(Pemulen)TR−1及びペムレン(Pemulen)TR−2が挙げられる。一実施形態において、疎水変性カルボマー類とカルボマー類との混合物が使用できる。別の実施形態においては、カルボキシ官能シリコーン(二塩基酸、一酸塩基)を使用して、硬組織上における封止剤の定着を増大させる。
本発明で使用することが可能な別の処置剤は、光カップリング剤である。これらの化合物は、組織表面における光散乱量を抑えることによって基礎組織内への光のアクセスの増大をもたらす。代表的な光カップリング剤として、グリセロール、グルコース、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、x−線コントラスト剤(トラゾグラフ−60(Trazograph−60)、トラゾグラフ−76(Trazo−graph−76)、ベログラン−60(Verogrann−60)、ベログラフィン−76(Verografin−76)、及びハイパック−60(Hypaque−60))、たんぱく質類(ヘモグロビン、アルブミン)、及びこれらの組み合わせが挙げられる。光カップリング剤は、エタノール及び水(例えば、エタノール、グリセロール及び水)等の添加剤と併せて使用することも可能である。
さらに別の実施形態において、リンスを使用して、電動歯ブラシからの発光前に口腔の硬組織を処置する。リンスは、封止剤、及び所望により封止剤に直接性を付与し、及び/又は硬組織に付着するのに役立つポリマーを含む。歯は、次に、口腔ケア装置のエネルギー放射に曝される。リンスされた表面は、リンスに接触している間、若しくは直後に、又はリンスからリンスされた表面が光に曝されるまでに約0秒〜約2分の時間遅延が生じた後、光に曝されてもよい。印刷された使用説明書を、本明細書において記載された工程のいずれかの組み合わせに従うようユーザに知らせるパッケージと併せて提供することが可能である。
以下の特許出願及び特許が、本明細書に記載されている歯ブラシの多様な態様についてさらなる詳述を提供する。2003年9月9日出願の米国出願シリアル番号60/501,266、2004年4月26日出願の米国出願シリアル番号10/832,168、2004年5月17日出願の米国出願シリアル番号10/847,429、2004年5月10日出願の米国出願シリアル番号10/842,302、2004年7月9日出願の米国出願シリアル番号10/887,644、2004年7月9日出願の米国出願シリアル番号10/887,667、2004年7月9日出願の米国出願シリアル番号10/888,206、2004年2月10日出願の米国公開US2004/0191729A1、2004年2月10日出願の米国公開出願第US2004/0193235A1、2004年2月10日出願の米国公開出願第US2004/0193236A1、2004年2月10日出願の米国公開出願第US2004/0199227A1、2004年2月10日出願の米国公開出願第US2004/0204745A1、2004年2月10日出願の米国公開出願第US2004/0210276A1、及び米国特許第6,648,904号。
本発明の口腔ケア装具に関するさらなる態様、詳述、及び種々の設計は、米国特許第3,624,219号、第4,066,745号、第4,834,969号、第5,057,308号、第5,057,309号、第5,057,310号、第5,082,444号、第5,095,615号、第5,096,699号、第6,214,320号、及び第6,509,007号に示されている。欧州公報EP1104669及び2005年3月9日出願の国際出願シリアル番号2005/008050に加え、同様の情報を含有しているとも考えられる公開された米国出願として、2001/0002994、2003/0082113、2003/0190292、及び2004/0014001が挙げられる。本明細書において引用された全ての文献は、関連した部分において、参照により本明細書に組み込まれ、いずれの文献の引用も、本発明に対する先行技術であることの承認として解釈されるものではない。
本明細書に記載されるいかなる方法及び/又は製品のいかなる特徴、態様、又は詳細も、本明細書で記載される1つ以上の他の方法又は製品のいかなる他の特徴、態様、又は詳細とも、全体を又は部分的に組み合わせることができることに留意することが重要である。
本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内にある全てのそのような変形及び変更を添付の特許請求の範囲で扱うことが意図される。
本発明は、添付の図面と共に以下の説明からさらに理解されるものと考えられる。
3つの水平及び垂直セクションに分割された噛合せ表面を示す略図。 本発明による電動歯ブラシの斜視図。 図2の電動歯ブラシの平面図。 図3の歯ブラシの線3−3による歯ブラシの断面を示す側面図。 光透過剛毛を内蔵した本発明の電動歯ブラシを示す平面図。 発光素子を含み、剛毛がない交換可能なヘッド部を内蔵した本発明の電動歯ブラシを示す平面図。 歯ブラシヘッド部の後面又は底面に発光素子を内蔵した本発明の電動歯ブラシの背面を示す平面図。

Claims (10)

  1. 1つ以上の歯表面を封止する方法であって、
    封止剤を含む口腔ケア組成物を口腔内で1つ以上の歯表面に塗布する工程と
    該封止剤を活性化するのにハンドル及びヘッドを有する歯ブラシを使用する工程とを含む方法。
  2. 前記ヘッドは、さらに剛毛を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ヘッドは剛毛を有していない、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ヘッドは、前記ハンドルと一体成形される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記口腔ケア組成物は、リンスである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記口腔ケア組成物は、歯磨剤である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記封止剤は、モノマーを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記封止剤は、ポリマーを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記口腔ケア組成物は、反応開始剤を更に含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記歯ブラシは、発光素子を更に含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
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