JP2008538818A5

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Info

Publication number: JP2008538818A5
Application number: JP2008508412A
Authority: JP
Filing date: 2006-04-20
Publication date: 2009-07-02
Anticipated expiration: 2026-04-20

Claims

方向探知機で用いられる較正データを提供する方法であって、前記方法は、
（ａ)相互に所定距離離れた較正送信機に対して、較正受信機を相対的に動かすステップと、
（ｂ）所定の周波数一覧から少なくとも１つの周波数を送信するために用いられる通信周波数信号の少なくとも１つのドウェル時間範囲の所定値を設定するステップと、
（ｃ）前記周波数を送信するために、前記少なくとも１つのドウェル時間範囲内にホップ持続期間を設けるステップと、
（ｄ）前記周波数に対応する前記通信周波数信号を生成するステップと、
（ｅ）前記較正送信機により前記通信周波数信号を前記較正受信機に向けて前記ホップ持続期間の間だけ送信するステップと、
（ｆ）同期源のクロック信号により、前記較正送信機と前記較正受信機との間で前記少なくとも１つのドウェル時間範囲にわたって時間同期を行うステップと、
（ｇ）前記較正受信機により前記所定の周波数一覧を走査するステップと、
（ｈ）前記少なくとも１つのドウェル時間範囲内の前記ホップ持続期間の間に送信された前記周波数信号を、前記較正受信機で傍受するステップと、
（ｉ）前記少なくとも１つのドウェル時間範囲内において前記ホップ持続期間外に前記受信機が受信したその他の周波数信号すべてを除去するステップとを含む方法。
前記少なくとも１つのドウェル時間範囲の前記値が、信号対雑音比の大きさが前記較正受信機で必要とされる大きさの範囲内となるように短く選択される請求項１に記載の方法。
前記ホップ持続期間が、前記ドウェル時間範囲の中央に位置する請求項１または２に記載の方法。
前記ドウェル時間範囲内の前記ホップ持続期間を設ける前記工程が、
前記ドウェル時間範囲内の前記ホップ持続期間の所定位置を特定するステップと、
前記ホップ持続期間を前記所定位置にするために必要とされる時間遅延を算出するステップとを含む請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法。
前記時間遅延の値が、式ｔ_D＝（ｔ_DW−ｔ_h）／２−Ｓ／ｃに従い算出され、ここでは、ｔ_Dが前記時間遅延、ｔ_DWが前記ドウェル時間範囲、ｔ_hが前記ホップ持続期間、Ｓが前記較正送信機と前記較正受信機との間の距離、そしてｃが光速である請求項４に記載の方法。
ステップ（ｈ）で傍受された前記周波数信号に基づき、信号記述子を作成するステップをさらに含む請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
前記少なくとも１つのドウェル時間範囲内において前記ホップ持続期間とは異なる位置で受信したその他の周波数信号すべてを除去するステップをさらに含む請求項１〜６のいずれか１項に記載の方法。
方向探知機で用いられる較正データを提供するための較正システム(３０)であって、送信アンテナ（３１１）と、所定の周波数一覧に対応する通信周波数信号を送信可能な周波数信号生成器（３１２）とを備えた較正送信機（３１）、および前記較正送信機から無線周波数送波を受信するための受信アンテナ列（３２３）を備えた遠隔較正受信機（３２）を利用し、
(i)送信機クロック信号および受信機クロック信号をそれぞれ与えるよう構成されている送信機同期モジュール（３１３）および受信機同期モジュール（３２２）と、
(ii)前記送信機同期モジュール（３１３）および前記周波数信号生成器（３１２）に接続され、前記送信機同期クロック信号を受信し、前記通信周波数信号のドウェル時間範囲内に位置するホップ持続期間の間、前記所定の周波数一覧から周波数信号を順番に生成する前記周波数信号生成器（３１２）の操作を作動させるために必要とされる制御信号を生成するよう構成されている制御ユニット（３１４）と、
(iii)前記受信アンテナ列（３２３）と関連付けられ、前記受信機同期モジュール（３２２）に接続される機上方向探知センサ（３２１）であって、前記所定の周波数一覧を走査し、前記ドウェル時間範囲内に位置する前記ホップ持続期間の間に送信された周波数信号を傍受し、前記ドウェル時間範囲内において前記ホップ持続期間外で受信したその他の周波数信号すべてを除去するよう構成されている機上方向探知センサと、
(iv)前記送信機同期モジュール（３１３）および前記受信機同期モジュール（３２２）に接続され、前記送信同期モジュール（３１３）および前記受信機同期モジュール（３２２）が与えるクロック信号を同期するよう構成されているクロック同期源（３３）とを有する較正システム。
前記同期源（３３）がＧＰＳまたは自動時計である請求項８に記載の較正システム。
前記方向探知センサ（３２１）が、ＣＯＭＩＮＴシステム、ＥＬＩＮＴシステム、および干渉計技術を利用したレーダ方向探知システムから選択される請求項８または９に記載の較正システム。