JP2008537375A - 無線データ交換 - Google Patents

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Abstract

情報を交換し、管理するシステムは、自動的に、コール発信者のコンタクト先情報を、ユーザの電話帳に、自動的に挿入し、交換し、更新するように構成されているモバイルデバイスを含む。電話帳は、モバイルデバイスまたはリモートサーバ上では、UICCカード、SIM、USIM、メガSIM、任意の他のスマートカード、または集積チップのいずれかの上に駐在し得る。自動挿入および/または自動交換のメカニズムは、モバイルデバイスまたは他のデバイス上で、2人の人の間で、コールがなされるとき、トリガする。

Description

(発明の背景)
電話帳は、モバイル通信において、重要な役割を果たす。電話帳は、電話コール、テキストメッセージ、ファックス、インスタントメッセージ、および電子メールのためのコンタクト先の情報源である。モバイル電話市場における課題は、電話帳に格納されたコンタクト先情報を挿入し、更新し、維持することである。現在のところ、人々は、自分のモバイル電話に、電話番号を手入力しなくてはならない。これには、時間がかかり、電話上の小さなボタンおよび画面で行うのは、困難なことも多く、データの手入力による間違いを起こしやすい。その結果として、しばしば、多くの個人は、自分のモバイル電話帳に、コンタクト先情報を入力しない。
さらに、これらの問題は、たとえ、今日の電話帳が、複数の番号をサポートし得るにしても、ユーザが、コンタクト先と関連付けられた代替の電話番号(例えば、勤務先番号、自宅番号、およびファックス)を追加することを制限する。ますます洗練された電話(例えば、スマート電話、IP電話、およびインターネット可能な電話)が成長するとともに、また、コンタクト先の電子メールアドレスおよびインスタントメッセージ(IM)アドレスを格納する必要もある。しかしながら、電子メールアドレスおよびIMアドレスは、電話番号を入力するより、さらに大きな問題ですらあり得る。
今日のユーザにとっての別の課題は、コンタクト先の情報を他人への配送を制御する能力がないことである。例えば、人々は、モバイルの電話番号または勤務先の電話番号を他人に提供し得るが、自分の自宅の電話番号を提供することを欲しない。したがって、ユーザは、デバイスの電話帳の能力を使用して、メリットを受けるにあたって、多くの問題に直面し続けている。
(発明の概要)
本発明の実施形態は、コール発信者のコンタクト先情報をユーザの電話帳の中に、自動的に挿入、交換および更新するためのシステム、方法、およびデバイス強化を提供する。電話帳は、例えば、UICCカード(加入者インタフェースモジュール(「SIM」)、USIM、メガSIM、任意の他のスマートカードまたは集積チップ)上、モバイルデバイス上、あるいはリモートサーバ上のいずれかに駐在し得る。この自動挿入および/または自動交換のメカニズムは、モバイル電話または他のデバイス上では、2人の人の間で、コールがなされたときに、トリガされる。コールが完了すると、コール発信者は、自分がコール受信者に更新情報を送信したいかどうかを尋ねられる。送信したい場合は、その情報は、送信者またはコール発信者によって提供された許可設定に基づいて、自動的に受信者に送信される。受信者は、自分のデバイスで、新たな情報を受信することのオプションを有する。したがって、本発明の実施形態は、加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの少なくとも一つを有する第一のユーザデバイスと、無線ネットワークを介して、該第一のユーザデバイスとインタフェースするように構成された第二のユーザデバイスと、該第一のユーザデバイスと該第二のユーザデバイスとの間での通信時に、該第一のユーザデバイスが、第二のユーザと関連付けられた情報を、該無線ネットワークを介して、検索することが可能になるように構成されている、アプリケーションモジュールとを備える。
本発明のインプリメンテーションは、以下の特徴のうちの1つ以上を含み得る。本発明のシステムおよび方法は、コンタクト先情報を電話またはパーソナルデバイスに送信することをトリガするコールで、2つのモバイル電話の間でのAutoInsert/AutoExchangeを含み得る。AutoInsert/AutoExchangeは、モバイルネットワークスイッチをトリガする電話コールとともに、2つのモバイル電話の間で発生して、モバイル電話へのメッセージを準備して、配信し得る。これらのメッセージは、2つ以上のモバイル電話帳の間でのコンタクト先情報の交換を処理する。さらに、AutoInsert/AutoExchangeは、既存のOnePINTM技術を利用する2つのモバイル電話の間で、発生し得る。この技術は、米国特許第6,374,259号および同第6,654,768号の下でカバーされている手順を利用する。
一般的に、一局面において、本発明は、情報管理システムを含み、該システムは、アドレス帳を有する第一のユーザデバイスと、アドレス帳を有し、無線ネットワークを介し、該第一のユーザデバイスとインタフェースするように構成された第二のユーザデバイスと、該第一のユーザデバイスと該第二のユーザデバイスとの間での通信時に、該第一のユーザデバイスが、第一のユーザと関連付けられた情報を、該無線ネットワークを介して、該第二のユーザデバイスのアドレス帳に送信することが可能になるように構成されている、アプリケーションモジュールとを備える。
本発明のインプリメンテーションは、以下の特徴のうちの1つ以上を含み得る。上記アプリケーションモジュールは、上記第一のユーザデバイスまたは上記第二のユーザデバイスのうちの少なくとも一つの中の通信イベントを検出するように構成され得る。上記第一のユーザデバイスは、上記第一のユーザと関連付けられた情報を、上記アプリケーションモジュールによる上記通信イベントの検出と関連して上記第二のユーザデバイスに、送信するように構成され得る。上記第一のユーザデバイスは、上記第一のユーザを促して、該第一のユーザと関連付けられた情報を、上記アプリケーションモジュールによる上記通信イベントの検出と関連して上記第二のユーザデバイスに、送信するように構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、上記第二のユーザデバイスのアドレス帳の中に、上記第一のユーザと関連付けられた上記情報を挿入するように構成されて得る。上記アプリケーションモジュールは、上記第二のユーザを促して、上記第二のユーザデバイスのアドレス帳に、上記第一のユーザと関連する上記情報を挿入するように、構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、上記第一のユーザを促して、上記第一のユーザデバイスにおける第一のユーザ情報を更新するように構成され得る。
本発明のさらなるインプリメンテーションは、以下の特徴のうちの1つ以上を含み得る。上記記第一のユーザデバイスは、更新情報メッセージを、前記第二のユーザデバイスに送信して、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳の中の前記第一のユーザに関連付けられた情報を更新するように構成され得る。前記アプリケーションモジュールは、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳の中に、更新情報メッセージを挿入するように構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、前記第二のユーザを促して、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳の中に、更新情報メッセージを挿入するように構成され得る。前記第一のデバイスは、加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つを備えるスマートデバイスを含み得、該スマートデバイスは、前記第一のユーザのアドレス帳を含むように構成されている。前記第二のデバイスは、加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つを備えるスマートデバイスを含み、該スマートデバイスは、前記第二のユーザのアドレス帳を含むように構成されている。前記第一のユーザデバイスは、前記第一のユーザに関連する情報を、前記第二のユーザデバイスの前記スマートデバイスに送信するように構成され得る。前記アプリケーションモジュールは、前記通信のコール識別子を検出し、コール番号が、モバイルデバイスコール識別子であるかどうかを決定するように構成され得る。前記アプリケーションモジュールは、前記通信イベントの後、前記第一のユーザデバイスの中に格納された第二のユーザ識別子に対するフォーマットを検出し、該第二のユーザコンタクト先識別子が、正しいダイヤリングフォーマットでないとき、該第二のユーザコンタクト先識別子をフォーマットするように、さらに構成され得る。前記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザデバイスと前記第二のユーザデバイスとの間の前記通信の頻度を決定するように構成され得る。前記第一のユーザデバイスと前記第二の通信デバイスとの間の前記通信の前記頻度が、閾値を超えるとき、前記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザを促して、更新情報メッセージを、前記第二のユーザに送信するように構成され得る。前記第一のユーザデバイスが、前記無線ネットワークを介して、前記第一のユーザ情報を送信する前に、前記アプリケーションモジュールは、ローミング制限を前記第一のユーザデバイスに適用するかどうかを決定するように構成され得る。
一般的に、別の局面において、本発明は、無線デバイス内における統合のためのアプリケーションモジュールを提供する。該アプリケーションモジュールは、第一の無線デバイスと第二の無線デバイスとの間で、無線ネットワークを介して発生する通信イベントを検出し、該第二の無線デバイスに対するコール発信者IDを受信し、該第一の無線デバイスの第一のユーザに関連する第一のユーザ情報を検索し、該第一のユーザ情報を、該無線ネットワークを介して、該第二の無線デバイスに対する該コール発信者IDによって識別される該第二の無線デバイスに送信するように構成されている。
本発明のインプリメンテーションは、以下の1つ以上の特徴を含み得る。上記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザに、前記第一のユーザ情報の入力と、該第一のユーザ情報の更新とを促すように構成され得る。上記アプリケーションモジュール、前記第一のユーザ情報が更新されたとき、前記第二の無線デバイスに、更新メッセージを送信するように構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、上記第二のユーザを促して、上記第一のユーザ情報を前記第二の無線デバイスに挿入するように構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、上記第一のユーザ情報を、前記第二の無線デバイスの中に挿入するように構成され得る。上記第一のユーザに関する前記情報は、前記第二のユーザデバイスの中に含まれる加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つのアドレス帳の中に挿入され得る。上記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザ情報を前記第二の無線デバイスに送信して、該第一のユーザ情報を該第二の無線デバイスに格納するように構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、SMSメッセージまたはMMSメッセージを備えるメッセージ内の前記第一のユーザ情報を、前記第二の無線デバイスに送信し、該第一のユーザ情報を該第二の無線デバイスに格納するように構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、前記第二の無線デバイスから第二のユーザ情報を受信し、前記第一の無線デバイスの前記第一のユーザを促して、該第一の無線デバイスでの格納のために、前記第二のユーザ情報を受け入れるように構成され得る。上記アプリケーションモジュールは、サーバ上に駐在するように、さらに構成され得、該サーバは、前記無線ネットワークを介して、前記第一のユーザデバイスおよび前記第二のユーザデバイスと相互作用する。
一般的に、別の局面において、本発明は、無線デバイスから自動的に、該無線デバイスの第一のユーザに関連する情報を送受信する方法を提供する。該方法は、第一の無線デバイスと第二の無線デバイスとの間に発生する通信イベントを検出することと、該第二の無線デバイスに対するコール発信者IDを受信することと、許可をリクエストして、第一のユーザ情報は、該第二の無線デバイスに送信することを許容されているかどうかを決定することと、該第一のユーザ情報が、送信を許容されているとき、該第一のユーザ情報を、無線ネットワークを介して、該第二の無線デバイスに送信することとを含む。
本発明のインプリメンテーションは、以下の特徴の1つ以上を含み得る。上記方法は、前記第一のユーザ情報を、前記第二の無線デバイスに挿入して、該第二の無線デバイスに格納することを含み得る。上記方法は、該第二の無線デバイスを促して、前記第二の無線デバイスでの格納のために、前記第一のユーザ情報を受け入れることをさらに含み得る。上記方法は、前記第一の無線デバイスにおける前記第一のユーザ情報を更新することと、前記第二の無線デバイスに、該更新された第一のユーザ情報を送信することとを含み得る。上記方法は、前記第一の無線デバイスで、前記第二の無線デバイスから、第二のユーザ情報を受信することを含み得る。上記方法は、前記第一の無線デバイスの前記第一のユーザを促して、前記第一の無線デバイスでの格納のために、前記第二のユーザ情報を受け入れることを含み得る。
一般的に、別の局面は、本発明は、ネットワークを介して動作する情報管理システムを提供する。該システムは、第一のアプリケーションモジュールを有する第一のユーザデバイスであって、該第一のデバイスは、ネットワークを介して通信するように構成されている、第一のユーザデバイスと、第二のアプリケーションモジュールを有する第二のユーザデバイスであって、該第二のユーザデバイスは、該ネットワークを介して、該第一のユーザデバイスと通信するように構成されている、第二のユーザデバイスと、サーバアプリケーションモジュールを有するサーバであって、該サーバは、該ネットワークを介して動作し、該第一のユーザデバイスおよび該第二のユーザデバイスと通信する、サーバとを備える。該サーバアプリケーションモジュールは、該第一のユーザデバイスと該第二のユーザデバイスとの間での通信時に、該第一のユーザデバイスが、第一のユーザと関連付けられた情報を、該ネットワークを介して、該第二のユーザデバイスに送信することを可能にするように構成される。
本発明の特徴は、以下の利点の1つ以上を有する。プロセスは、ストレージ問題および処理パワー問題を緩和し得る。本発明のシステムおよび処理は、モバイルオペレータネットワークの統合問題において、補助し得る。ネットワーク上のユーザ間の情報の交換は、自動化され得る。モバイルデバイス上に格納された情報の更新は、選択によって、自動的に達成され得るか、あるいは手入力で達成され得る。他の能力は、以下の図面と記述から明らかになる。
(発明の詳細な説明)
本発明の実施形態は、一般的に、モバイルネットワークを介して使用されるモバイル電話の中に、コンタクト先の情報を挿入、交換、更新、および格納するための方法および装置に、向けられる。本発明の実施形態は、コンタクト先の情報以外の情報を、あるいはコンタクト先の情報に加えての情報を、挿入、交換、更新、あるいは格納するために使用され得る。本発明のさらなる実施形態は、モバイル電話以外のデバイスのためにも、モバイルネットワーク以外のネットワークを介して、使用され得る。本発明のインプリメンテーションは、SIMを用いるものとして、記載される。SIMカードは、例えば、SIM、(U)SIM、メガSIM、スマートカード、および他のアプリケーションを含むが、これらに限定されないことは、理解されるべきである。
図1を参照すると、モバイルコンタクト先管理情報システム1000は、第一のユーザ電話1010、第二のユーザ電話1012、およびモバイルオペレータのネットワーク1016上のモバイルオペレータ無線(OTA)通信プラットホーム1014を含む。コンタクト先管理情報システム1000は、例えば、UMTSモバイルオペレータネットワークである。システム1000は、WCDMA(GSM)、CDMA、CDMA2000などあるいは次世代電話システムのような他のタイプのモバイルネットワークでもあり得る。
図2を参照すると、モバイルコンタクト先管理情報システム2000は、第一のユーザ電話2010、第二のユーザ電話2050、リモートコンピュータ2003、リモートデータベースサーバ2005、およびOTA通信プラットホーム2001を含む。リモートコンピュータ2003およびリモートデータベース2005は、例えば、モバイルオペレータネットワークの一部であり得る。リモートコンピュータ2003は、リモートデータベース2005に結合される。第一のユーザ電話2010および第二のユーザ電話2050は、OTAプラットホーム2001に接続される。OTAプラットホーム2001は、第一のユーザ電話2010および第二のユーザ電話2050を、モバイルネットワークを介して、リモートコンピュータ2003およびリモートデータベースサーバ2005に接続する。
第一のユーザ電話2010は、UICCカード2030および電話オペレーティングシステム2011を含む。UICCカード2030は、(U)SIMアプリケーションモジュール2090、Java(登録商標)card2031およびSIMツールキット(STK)フレームワーク2032、および第一のユーザのUICCカード電話帳2033を含む。UICCカード2030はまた、第一のユーザの自己プロファイルデータファイル2035、第一のユーザの最後にダイヤルされた番号(LND)データファイル2037、第一のユーザのLNDパターンデータファイル2038、第一のユーザの動作モードデータファイル2034、および第一のユーザ構成ファイル2039も格納する。ファイル2034、2035、2036、2037、2038および2039は、OTA更新を介して、ローカルに、あるいはリモートに変更され得る。電話オペレーティングシステム2011は、ディスプレイ制御モジュール2017、電話帳モジュール2015、電話イベント管理通信モジュール2014、およびSMSモジュール2016を含む。電話オペレーティングシステムは、他のモジュールも含み得る。
第二のユーザ電話2050は、UICCカード2080、およびオペレーティングシステム2051を含む。第二のユーザUICCカード2080は、(U)SIMアプリケーションモジュール2091、Java(登録商標)card2081、SIMツールキット(STK)フレームワーク2082、および第二のユーザUICCカード電話帳2083を含む。SIMファイルシステムは、第二のユーザの自己プロファイルデータファイル2085、第二のユーザの最後にダイヤルされた番号(LND)データファイル2087、第二のユーザのLNDパターンデータファイル2088、第二のユーザ動作モードデータファイル2084、および第二のユーザの構成ファイル2089を格納する。ファイル2084、2085、2086、2087、2088、2089は、OTA更新を介して、ローカルに、あるいはリモートに変更され得る。第二のユーザ電話のオペレーティングシステム2051は、ディスプレイ制御モジュール2057、電話帳モジュール2055、電話イベント管理通信モジュール2054、およびSMSモジュール2056を含む。電話オペレーティングシステムは、他のモジュールも含み得る。
UICCカード2030および2080は、ユーザ電話2010およびユーザ電話2050のそれぞれに対して、それぞれの電話および電話オペレーティングシステムソフトウェアの中に組み込まれる。UICCカード2030およびUICCカード2080は、第一のユーザ電話2010および第二のユーザ電話2050が、モバイルネットワーク、OTAプラットホーム2001、および電話オペレータネットワークを介して、リモートサーバ2003およびリモートデータベース2005にアクセスすることを可能にする。(U)SIMアプリケーションモジュール2090および2091は、各電話のオペレーティングシステム上にインストールされ、各電話のファームウェアの中に、プログラミングされ得る。この場合、例えば、(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、UICCカードアプリケーションよりも、むしろ、電話依存ソフトウェアアプリケーションになる。
第一のユーザ電話2010および第二のユーザ電話2050の(U)SIMアプリケーションモジュール2090、2091、およびUICCカード電話帳2033、2083は、その双方が、単一のソフトウェアプログラムとして、展開されるように、結合され得る。UICCカード2030および2080は、異なるタイプの情報格納媒体および実行媒体でもあり得、例えば、通信チップ、あるいはUICCまたはスマートカードのバリエーションであり得る。UICCカード2030および2080は、電話の別の集積スマートカードまたはチップであり得る。UICC電話帳2033、2083は、コンタクト先エントリおよび他の個人化された項目を管理するために、別のタイプのファイルまたはソフトウェアプログラムと置換され得る。
(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、UICCカード2030上に保存され得る。モジュール2090は、電話コール関連イベントを聞き、他の電話にリクエストを送信し、コール発信者情報を受信し、コンタクト先情報をUICC電話帳2033または電話自身に挿入する。追加の特徴は、ソフトウェア起動、個人情報更新、デフォルトアクセスレベル設定、電話帳バックアップ、および修復(restore)を含み得る。アプリケーションモジュール2090は、2Gおよび3G仕様と、特に、3GPP TS 31.111 (リリース6)、「USIM Application Toolkit(USAT)」、3GPP TS 31.102(リリース6)「Characteristics of the USIM application」、ETSI TS 102.241(リリース6)「UICC API for Java(登録商標)Card」との互換性を有する。モバイルネットワークは、任意の将来のモバイル、固定ライン、またはネットワークの任意の他の組み合わせであり得る。アプリケーションモジュール2090は、例えば、ADN、ANR、EMAIL、SNEなどの電話帳ファイルタイプをさらにサポートし得る。モジュール2090はまた、基本的な電話帳構造、PBRタイプ「A8」(「A9」または「AA」タイプ拡張電話帳は、オプションである)をサポートし得る。アプリケーションモジュール2090は、GPRS、SMS、MMS、またはTCP/IPを介して、直接通信し得る。UICCカード要求は、例えば、 Java(登録商標)Card 2.1.1/2.2.1である。基本的な機能性は、UICCカード上に、約18Kのストレージを要求する。他のカード要求およびストレージ能力も、可能であり、想定される。さらに、第一のユーザ電話2010に対して、機能性が議論されたが、同様の機能性は、第二のユーザ電話上で利用可能であり、インストールされる。
また、図3も参照すると、アプリケーションモジュール2090は、SIMツールキット(STK)フレームワーク2032上に構築され、STKフレームワーク2032は、イベント通信モジュール2014を介して、第一のユーザ電話2010に通信する。STKフレームワーク2032は、第一のユーザ電話2010の以下のイベントに、すなわち、コール制御イベント3010、コール接続解除イベント3020、コール接続イベント3030、メニュ選択イベント3040、SMS PPデータダウンロードイベント3050、および端末プロファイルダウンロードイベント3060に、登録する。SIMツールキット(STK)フレームワーク2032は、第一のユーザ電話2010に、プロアクティブなコマンドを送信する。例えば、フレームワーク2032は、ローカル情報3070、項目選択3080、テキスト表示3090、SMS送信3100、リフレッシュ3110、より多くの時間(more time)3120、および入力取得3130を提供するコマンドを送信する。イベントリスト設定3150およびメニュ設定3160は、STKフレームワーク2032を介して発行されるプロアクティブなコマンドである。プロアクティブハンドラ3170は、データコンテナとして、例えば、データの格納のために、使用される。
また、図4も参照すると、モバイル電話2010およびUICCカード2030を介して、(U)SIMアプリケーションモジュール2090を起動する方法が、ここで、記載される。(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、例えば、モバイルオペレータによって、あるいはUICC製造業者によって、ユーザ1UICCカード2030の中に挿入され得る。UICCカードは、UICC製造業者によって、UICCカード2030に、カードのRAMに事前にインストールされた(U)SIMアプリケーションモジュール2090付きで購入され得る。第一のユーザが、UICCカード2030をモバイル電話2010に挿入すると、(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、自動的に、オンになり、アプリケーションモジュール2090は、「ディスエーブル」状態に設定されるかどうかを決定する(ステージ5010)。アプレットが、「ディスエーブル」に設定されない場合、ステージ5020で、アプリケーションモジュール2090は、端末プロファイルダウンロードイベント3060に基づいて、そのモジュール自身を構成する(図5Bおよび関連する記述を参照)。
また、図5Aも参照すると、アプリケーションモジュール2090は、端末プロファイルダウンロードイベント5010をハンドリングする。端末プロファイルダウンロードイベント5010は、電話がサポートするイベントを列挙する。SIMツールキットイベント/コマンドの一部が、ハンドセットによってサポートされない場合、(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、ステージ5130で、この電話の欠点を補償するために、異なるように動作する。最小のハンドセット要求が、満たされないとき、(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、自身を不活性にし、SIMツールキットメニュから自身を除去する(ステージ5180)。ステージ5140で、アプリケーションモジュール2090が、動作モードである場合、アプリケーションは、自己プロファイルデータファイル2035をダウンロードする。ステージ5160で、(U)SIMアプリケーションモジュール2090の動作前に、第一のユーザが、アプリケーションの設定を起動し、他者とコンタクト先情報を送受信することを可能にする(ステージ5160)。(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、ユーザ1が設定プロセスを介して、アプリケーションを活性化することをリクエストする(ステージ5170)(図5Cおよび設定プロセスに関する付随説明を参照)。プロファイルプロセス設定が終了すると、あるいは中断すると、もしくは一時的にブレークすると(ステージ5170)、活動(activity)は終了する(ステージ5190)。
また、図5Bも参照すると、アプリケーションモジュール2090は、電話2010、2050の能力に従って、構成される。ステージ5210で、アプリケーションモジュール2090は、「アイドル」ステータスに設定する。ステージ5255で、アプリケーションモジュール2090は、電話2010からTAC(IMEI番号の一部)を収集する。ステージ5230で、アプリケーションモジュール2090は、動作モードファイル2034から、ハンドセットモードを集める。ステージ5235で、アプリケーションモジュール2090は、ユーザ1構成ファイル2039を読む。ステージ5240で、USC2がUICCカード2030内でサポートされる場合、デフォルト言語が、設定される。ステージ5245で、短縮ダイヤル番号(ADN)ファイル(SIM電話帳2033)が、テストされる。ステージ5260、5265、5270で、(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、アプリケーションの動作レベルを登録する。アプリケーションモジュール2090は、SR(送信および受信)またはRS(受信後、送信)の2つの異なるモードで動作し得る。本発明の実施形態は、完全な特徴を有するSRモードのサブセットを記載する。RSモードは、完全な機能的なSRモードのサブセットである。アプレットは、ステージ5290に到着し、アプリケーション構成は、電話2010の端末プロファイルに基づいて、完了される。
また、図5Cも参照すると、ユーザは、UICCカード2030上の自己プロファイルファイル2035を設定する。活性化は、販売時点で行われ得るか、あるいはリモート構成プロセスを介するモバイルオペレータによって、OTAネットワーク2001でリモートに行われ得る。(U)SIMアプリケーションモジュール2090が、事前にインストールされている場合、電話をオンにすること、あるいは第一の着信または発信コールの後に、コールを終えることもまた、(U)SIMアプリケーションモジュール2090を活性化し得る。
図5Cに、ユーザによる手動動作を介して、アプレット活性化プロセスが、記載される。(U)SIMアプリケーションモジュール2090が、実行されるとき、ユーザ1は、ステージ5310で、プロンプトされ、STKテキスト表示プロアクティブコマンド3090を用いる以下の対話ボックス、例えば、「あなたのプロファイルを一度設定して、電話コールの後、友人とそのプロファイルを交換しなさい」で、コンタクト先情報を入力することによって、アプレットを起動する。ステージ5320で、ユーザ1は、各コンタクト先データを、連続的に入力するように求められる。コンタクト先情報の標準フィールドは、モバイル電話番号、勤務先電話番号、および自宅電話番号に対するフィールドを含む。電子メールおよびインスタントメッセンジャのアドレスのような他のデータのフィールドは、初期設定プロセスの後に、入力され得る。ユーザ1は、コンタクト先に対する名前と、そのコンタクト先に対するモバイル番号とを入力するように求められる。ユーザ1は、勤務先番号と自宅番号とを入力するように求められる。番号が、フォーマットされると、ユーザ1は、ステージ5320で、次の入力のために、再度導かれる。コンタクト先データは、ユーザ1自己プロファイル2035内の入力取得プロアクティブコマンド3140を用いて、STKによって、格納される。
また、図5Dも参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、入力されたコンタクト先電話番号が、正しい国際フォーマットであるかどうかをチェックする。ユーザ1が、電話番号(モバイル、勤務先、自宅)を入力するように求められる度ごとに、(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、入力された番号が、国際番号フォーマット(例えば、+15088368810)に合致するかどうかを自動的に検証する(ステージ5410)。フォーマット形式が正しい場合、プロセスは、ステージ5490で終了する。フォーマット形式が正しくない場合、アプリケーションモジュール2090は、国際ダイレクトダイヤリング(IDD)および国内ダイレクトダイヤリング(NDD)コードをこれらの番号に付け加える。確認は、テキスト表示プロアクティブコマンド3090を用いて、ユーザに表示される。一度、確認が表示されると、そのプロセスは、ステージ5490で終了する。ユーザによって入力された番号が、国際フォーマットにフィットするようにチェックされると、ユーザ1自己プロファイルデータファイル2035内に格納される。
図2、図3、図4、および図5A〜図5Dのプロセスは、ユーザ1による使用に従って記載されているが、ユーザ2UICCカード2091も、電話2050の構成に対して、同様、あるいは実質的に同様のプロセスを実行する。ユーザ2コンタクト先情報は、第二のユーザの自己プロファイルデータファイル2085に格納され、アプレット構成は、第二のアプリケーションモジュール構成ファイル2089の中に格納される。
論証目的のために、コンタクト先情報の標準フィールドは、名前、勤務先番号、および自宅番号である。他のデータのフィールド、例えば、「電子メール」または「インスタントメッセンジャ」などは、初期設定プロセスの後に、入力され得る。コンタクト先データフィールドは、標準フィールドに限定され得るが、他のフィールドも含み得る。ユーザは、UICCカード内のSIMツールキット2032および2082メニュを介して、アプリケーションモジュール2090にアクセスすることによって、いつでも、これらの指定を変更するオプションを有する。アプリケーションモジュールは、ユーザ1に対する自己プロファイルデータファイル2035と、ユーザ2に対する自己プロファイルデータファイル2085とを更新する(図8および付随説明の手動アプレットナビゲーション参照)。
また、図6Aも参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、通信し、情報をパッケージングし、そして、ユーザ1コンタクト先情報をユーザ2に送信する。コンタクト先情報管理システム2000は、モバイルネットワークを介して使用され得る。ユーザ1は、ユーザ1電話2010を用いて、モバイルオペレータを介して、ユーザ2電話2050に、コールする。ユーザ1UICCカード2030の(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、「コール制御イベント」が、電話2010内でトリガされるとき、起動される。
また、図6Bも参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ユーザ2動作モードデータファイル2084をチェックして、アプリケーションモジュール2090が、「アクティブ」モードであるかどうかを調べる(ステージ6100)。アプレットモジュール2090が、「アイドル」状態である場合、モジュールは、何も行わず、「アイドル」状態のまま留まる。アプレットが、「アクティブ」状態である場合、モジュール2090は、ユーザ2電話2050の電話番号を、コール制御イベント3010から検索する。(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、番号のタイプを検出する(ステージ6120)。その番号が、列挙された国内モバイル番号である場合、その番号は、アプレット状態を「コール制御発生」として、設定する(ステージ6140)。ダイヤルされた番号が、「非モバイル」番号である場合、アプリケーションモジュール2090は、その状態を「アイドル」として設定する(ステージ6150)。ユーザ2の電話番号を成功裏に検索した後、アプレットは、このプロセスを完了する(ステージ6190)。図6に示されるように、コール接続イベント3030は、アプリケーションモジュール2090をトリガする。
図6Cを参照すると、コール接続イベント3030が、トリガした後、アプリケーションモジュール2090は、ステージ6210で、アプレット状態が、「コール制御発生」状態であるかどうかをチェックする。アプレット状態が、異なる場合、アプレットは、ステージ6290で、自身を終了する。アプレットが、正しい状態にある場合、アプリケーションモジュール2090は、ステージ6220で、これが発信(outgoing)コールであるかどうかをチェックする。これが、発信コールでない場合、アプレット状態は、失敗し、アプレットは、ステージ6290で、自身を終える。これが、発信コールである場合、ステージ6230で、モジュール2090は、「コール制御発生」状態に留まり、その機能を続ける。
ユーザ1が、電話2010を停止するとき、コール接続解除イベント3020は、ユーザ1アプリケーションモジュール2090をトリガする。図6Dに記載されるように、ステージ6410で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、アプレット状態が、依然「コール制御発生」状態であるかどうかをチェックする。アプリケーション状態が、異なる場合、アプリケーションモジュールは、ステージ6490にジャンプし、何も変化がなされない。アプリケーション状態が同じ場合、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、図6Eで詳細に記載される「送信」機能を実行する。
また、図6Eも参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ユーザ1コンタクト先情報を送信する。ステージ6410で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ユーザ1自己プロファイルデータファイル2035が、完全で有効であるかどうかをチェックする。完全で有効でない場合、アプリケーションは、ステージ6490に進む。ユーザ1自己プロファイルデータファイル2035が、完全で有効である場合、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ローミング検出を実行する(図6Gおよび付随説明を参照)。ステージ6430で、ローミング制約が適用される場合、アプリケーションは、ステージ6490に進む。ローミング制約がない場合、ステージ6440で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ユーザ1LNDカウンタデータファイル2037にアクセスし、最後にダイヤルされた番号(LND)閾値が到達されているかどうかをチェックする。ステージ6440で、LNDカウンタ閾値が到達されていなかった場合、アプリケーションは、ステージ6490に進む。LNDカウンタ閾値が到達されている場合、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、表示制御モジュール2017への質問「自分のプロファイルを送信」をトリガする。ユーザ1は、4つのオプション「パーソナル」、「ビジネス」、「双方」、「送信しない」、および「設定」を有する。ユーザ1は、「送信しない」のオプションを選択する場合、アプリケーションモジュール2090は、任意の他の質問をプロンプトしない。ユーザ1が、「設定」を選択する場合、ユーザ1は、自己プロファイルの変更を行うか、あるいは送信および追加の特徴をディスエーブル/エネーブルに設定スクリーンをするように、導かれる。ユーザ1が、ステージ6460で、他のオプション(「パーソナル」、「ビジネス」、「双方」)のうちの1つを選択する場合、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ステージ6470で、ダイヤルされた電話番号に対するLNDカウンタ値をインクリメントし、ユーザ1LNDカウントデータファイル2037内に、新たな値を保存する。ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、「自己プロファイルのSMSを送信」を生成する(図6Fおよび付随説明参照)。アプリケーションモジュール2090がSMSを用いて、コンタクト先情報を交換することを、ユーザ1に認識させるために、最初に、ユーザ1が、自分のコンタクト先情報を選択して、送信するとき、ユーザ1は、「あなたは、SMSを送信しようとしていますが、あなたは本当に続けたいと思いますか?」というメッセージによって通知される。この通知が、一度なされ、ユーザ1が、第一回目に、この通知がなされたときに、SMSを送信することを許容するか、拒否するかのいずれかである場合、このメッセージは、引き続く送信に対して、表示されない。ステージ6490で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、その当初のリスニング状態に戻る。
図6Fを参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、SMS内におけるユーザ1コンタクト先情報を送信する。ステージ6510で、ユーザ1は、「パーソナル」のオプションを選択する場合、確認メッセージは、テキスト表示プロアクティブコマンド3090「自己プロファイル SMSを送信中・・・」を介して、ユーザ1表示モジュール2017上に表示され、ステップ6530で、SMSメッセージは、自己プロファイル内に特定される名、姓、モバイル、および自宅のデータフィールドを含んで、送信される。ユーザ1は、「ビジネス」のオプションを選択すると、確認メッセージは、「自己プロファイル SMSを送信中・・・」と表示され、SMSメッセージは、送信され、そのSMSメッセージは、自己プロファイル内で特定される名、姓、モバイル、および勤務先のデータフィールドを含む。ユーザ1が、「双方」のオプションを選択すると、確認メッセージは、「自己プロファイル SMSを送信中・・・」と表示され、SMSメッセージは、送信され、このSMSメッセージは、自己プロファイルデータファイル2035内で特定される名、姓、モバイル、自宅、勤務先のデータフィールドを含む。
また、図6Gも参照すると、ローミング検出オプション6420が、説明される。ユーザ1アプリケーションモジュール2090が、ステージ6410および6610で、ローミング検出を活性化すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ステージ6610で、STKからのローカル情報提供プロアクティブコマンド3370を用いて、電話2010から、モバイル国コード(MMC)を得る。ステージ6620で、現在のモバイル国コード(MMC)が、ユーザ1のモバイル国コードを合致する場合、ローミング制約は、適用されない。ステージ6620で、現在のモバイル国コード(MMC)が、ユーザ1のモバイル国コードが合致しない場合、ステージ6630で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ダイヤルされた番号を国際国コードを用いて、チェックする。それが、国際国コードでダイヤルされた場合、ローミング制約は、適用されない。国際国コードが、ステージ6630で、ダイヤルされない場合、ローミング制約が適用され、アプリケーションは、図6Eのステージ6440に進む。
また、図6Hも参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、各ユーザに対するLNDカウンタ値をチェックする。LNDカウンタ値のチェックの特徴は、静的イベントカウンタへの強化である。ユーザ1が、プロンプトされて、更新を他のユーザに送信する回数が、減少される。値チェックのプロセス6440は、各番号がコールされる頻度(すなわち、幾つかの番号は、1日に10回コールされ、他の番号は、1カ月に10回コールされる)に基づく。これは、ユーザ1が、固定されたコールの回数ではなく、適切な回数のコールの後に、自分のコンタクト先情報を再送信することを求められるようにするためである。ステージ6710で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、LNDカウンタデータファイル2037から、新たにダイヤルされた番号を位置付ける。ダイヤルされた番号が、リストにない場合、その番号は、リストに追加される。ステージ6720で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ユーザ1LNDカウンタファイル2037から、番号に対するカウンタ値を抽出する。ステージ6730で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ユーザ1構成データファイル2039からのカウンタ閾値を得る。
また、図6Iも参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、カウンタ閾値を得る。この「最後にダイヤルされた番号」のリストは、ユーザ1LNDパターンデータファイル2038の中に格納される。送信更新問題のための閾値は、所与の番号が「最後にダイヤルされた番号」のリストに表示される回数に基づく。ステージ6810で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、コール頻度パターンオプションが、ユーザ1構成データファイル2039にアクセスすることによって、エネーブルにされるかどうかをチェックする。コール頻度パターンオプションが、エネーブルにされていない場合、モジュール2090は、ユーザ1構成データファイル2039から標準閾値を取得する。コール頻度パターンオプションが、エネーブルにされていない場合、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、LNDパターンデータファイル2038における発生回数に基づいて、閾値を動的に計算する。
図7Aを参照すると、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、通信し、ユーザ1コンタクト先情報を受信し、その情報をユーザ2SIM電話帳2083の中に挿入する。コンタクト先交換は、ユーザ1とユーザ2との間で、ネットワークを介して発生する。ユーザ2アプリケーションモジュール2091が、通信し、パッケージし、ユーザ2コンタクト先情報をユーザ1に送信する。コール完了時点で、ユーザ1は、自分のコンタクト先情報を選択する。ユーザ2は、好ましくは、ユーザ1がユーザ2にユーザ1コンタクト先情報を送信する前に、ユーザ2アプリケーションモジュール2091の活性化を完了する。図2において、ユーザ1SMSメッセージは、モバイルオペレータ無線(OTA)プラットホーム2001およびモバイルオペレータSMS−Cセンタ2040を介して、移動する。ユーザ2電話2050は、ユーザ1コンタクト先情報を含むSMSメッセージを受信する。SMS PPデータダウンロードイベント3050は、ユーザ2アプリケーションモジュール2091をトリガし、アプリケーションモジュール2091は、SMS受信を示す。
図7Bにおいて、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、PID/DCS値に基づいて、SMSメッセージプロセッサを選択する(ステージ7105)。ステージ7110で、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、SMSメッセージからユーザ1コンタクト先データを抽出する。ステージ7115で、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、SMSメッセージがモバイルオペレータ報告リクエストを含むかどうかのチェックを適用する。SMSメッセージがモバイルオペレータ報告リクエストである場合、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、モバイルオペレータ報告リクエストを処理する(ステージ7120)。SMSメッセージがモバイルオペレータ報告リクエストでない場合、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、テキスト表示プロアクティブコマンド3090を介して、ステージ7125で、ユーザ2電話2050上のユーザ2電話ディスプレイ2057内のアプリケーションメニュをトリガする(図8Cおよび図8D、ならびに以下の関連説明参照)。ユーザ2は、「SMSメッセージ受信」(ハンドセットに依存する特定のメッセージ)をプロンプトされる。ステージ7125で、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、ユーザ1がユーザ2(U)SIM電話帳2083に既に格納されているどうかに依存して、以下の2つのメッセージ、すなわち、(SIM電話帳に)「ユーザ1を追加するか?」、あるいは「ユーザ1を更新するか?」のうちの1つを表示する。ステージ7135で、ユーザ2が、「追加」または「更新」を選択すると、ユーザ1コンタクト先エントリが、ユーザ2(U)SIM電話帳2083に格納または更新される。新たな記録が、成功裏に生成または更新される場合、ユーザ2アプリケーションモジュール2090は、「ユーザ1がSIM電話帳に追加された」あるいは「ユーザ1コンタクト先データが更新された」というメッセージを表示する。
ユーザ2アプリケーションモジュール2091が、ステージ7140で、ユーザ2(U)SIM電話帳2083内に新たなエントリを生成し得ない場合、ユーザ2(U)SIM電話帳2083は、「SIM電話帳は満杯である」というメッセージをステージ7150で、テキスト表示プロアクティブコマンド3090を介して表示する。ステージ7135で、ユーザ2が、「追加しない」または「更新しない」を選択する場合、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、ステージ7150に進む。ステージ7150で、ユーザ2が、プロンプトされ、自分のコンタクト先情報をユーザ1に返信する。このアクションは、ユーザ1に対して、図6Eで上述されたプロファイル送信プロセスと、実質的に同じである。自己プロファイルデータファイル2085に格納されているユーザ2コンタクト先情報は、ユーザ1に送信される。
「プロファイル送信」プロセスが完了すると、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、以下のメッセージ「SIMをリフレッシュする準備中・・・」を表示制御モジュール2057に送信する。この時点で、ステージ7155で、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、ユーザ2U(SIM)カード2080からSMSメッセージを削除する。ステージ7160で、ユーザ2電話2050は、SIMリフレッシュプロアクティブコマンド3120を介して、SIMリフレッシュ機能を実行するように求められ、ハンドセットに特有のメッセージ(例えば、SIMリフレッシュ中)が、画面上に表示され得る。SIMリフレッシュ動作にエラーがある場合、ステージ7165で、「電話を再起動して、SIM電話帳をリフレッシュせよ」というメッセージが、ユーザ2電話ディスプレイ2057上に表示される。ステージ7175で、ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、ユーザ2電話2050が、テキスト表示プロアクティブコマンド3090を介して、「SIM電話帳準備完了」を表示するように求める。
図8Aを参照すると、手動アプリケーションナビゲーションが、ユーザ1およびユーザ2に利用可能である。ユーザ1が、ユーザ1電話2010内のユーザ1アプリケーションモジュール2090を動作することを選択するとき、メニュ選択イベント3040は、ユーザ1アプリケーションモジュール2090を活性化することをトリガする。
また、図8Bも参照すると、設定メニュ選択プロセス8010が、図示される。メニュ選択イベント3040がトリガされるとき、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、設定メニュを示す(ステージ8100)(図8Cおよび関連説明参照)。ステージ8110で、ユーザ1が、メニュ項目のうちの1つを選択すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、関連するアクションをトリガする。
また、図8Cも参照すると、設定は、ユーザ1がユーザ1アプリケーションモジュール2090のデフォルトを変更するメニュである。設定メニュは、以下の利用フローの間に、すなわちコール後の自己プロファイル送信、コール後の自己プロファイル更新、電話帳へのコール発信者追加、電話帳のコール発信者更新、新たなユーザへの手動送信、あるいはSIMアプリケーションへの手動ナビゲーションの間に、ユーザ1によってアクセスされ得る。ステージ8110で、ユーザ1は、設定メニュ内で、以下の選択肢、すなわち、「オプションのオフ」、「自己プロファイル編集」、「手動送信」、「言語」、および「アバウト(About)」を有する。ユーザ1が、ステージ8220で、選択をするとき、アプリケーションは、関連するアクションをトリガし、完了したとき、アプリケーションは、設定メニュに戻る。オプションのオフというメニュは、特徴の送信および追加をディスエーブルまたはエネーブルにする能力を提供する。特徴の送信をディスエーブルにすることは、ユーザ1が、「自己プロファイルを送信するか?」の特徴をオン/オフすることを可能にする。この特徴が、ディスエーブルにされる場合、ユーザ1は、電話コールの後に、(ユーザ1自己プロファイルデータファイル2035に格納されている)自分のコンタクト先情報を送信するように、求められない。特徴の送信に対するデフォルト値は、「エネーブル」にされる。追加の特徴をディスエーブルにすることは、ユーザ1が、「[コール発信者]をSIM電話帳に追加するか?」というメッセージおよび特徴をオン/オフすることを可能にする。この特徴が、ディスエーブルにされる場合、ユーザ1は、アプリケーションモジュール2090のSMSが受信される場合に、コール発信者をSIM電話帳2033に追加することを尋ねられない。特徴の追加に対するデフォルト値は、「エネーブル」にされる。
図8Dを参照すると、ユーザ1アプリケーションモジュール2090のメニュページは、アクティブに設定され、ユーザ1は、オプションとともに提供される。ステージ8310で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、利用可能なオプションを表示する。アプリケーションが、他の電話2010のアクティビティを妨害しないことを確実にするために、モジュールは、ステージ8320で、端末を用いて、端末応答を獲得することによって、チェックする。ステージ8330で、端末が通話中でない場合、モジュール2090は、ステージ8310に戻り、電話2010の表示モジュール2017上のメニュ項目を示し続ける。ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、時間プロアクティブコマンド3130を発行し得、アプリケーションメニュを表示し続ける。ステージ8330で、端末が通話中でない場合、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、メニュから選択されたオプションに戻る。
図8Eを参照すると、設定メニュ内の手動送信オプションが、利用可能である。ユーザ1が、手動送信オプションを選択する場合、ステージ8410で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、ユーザ1自己プロファイルデータファイル2035が準備完了であるかどうかをチェックする。ステージ8420で、ユーザ1自己プロファイルデータファイル2035が準備完了である場合、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、入力取得プロアクティブコマンド3140をトリガすることによって、ユーザ2の宛先電話番号を入力するように求める。ユーザ2の電話番号が、入力される。ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、図6Eに記載されるように、送信プロセスを実行する。
図8Fを参照すると、設定メニュ内の自己プロファイル編集オプションが、記載される。ユーザ1が、自己プロファイル編集オプションを選択する場合、ステージ8510で、ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、自己プロファイル編集メニュを表示する。自己プロファイルメニュは、サブメニュ内に、ユーザ1コンタクト先情報を含む。データは、自己プロファイルデータファイル2035に格納されており、他のユーザに送信される情報である。デフォルト利用可能なオプションは、名、姓、モバイル番号、自宅番号、および勤務先番号である。データのフィールドおよびオプションは、これらの番号にのみに限定されることなく、アプリケーションモジュール2090のコードを拡張することによって、拡張され得る。
「言語」機能は、ユーザ1がユーザ1アプリケーションモジュール2090の言語を変更することを可能にする。言語オプションの数およびタイプは、例えば、モバイルオペレータによって決定される。デフォルト言語は、インプリメンテーションの間に、オペレータによって設定され得るか、ユーザ1アプリケーションモジュール2090の中にコード化され得るか、あるいはユーザ1構成ファイル2039のOTA更新を介して変更され得る。
「アバウト」機能は、ユーザ1アプリケーションモジュール2090の簡単な説明およびユーザ1に対するバージョン情報を提供する。アバウト機能はまた、動作モード、つまり、どのモードで、ハンドセットがユーザ1アプリケーションモジュール2090を動作させることを可能するかを決定するために使用されるメトリックも表示する。
図2〜図8を参照すると、「更新を送信する」機能は、ユーザ1アプリケーションモジュール2090が、ユーザ2電話帳(および他のユーザの電話帳)内のユーザ1コンタクト先情報を自動的に更新することを可能にする。更新を送信するアクションは、例えば、発信コールによって、あるいは着信するユーザ1アプリケーションモジュール2090のSMS通信によって、トリガされ得る。ユーザ1アプリケーションモジュール2090は、例えば、図6Eの送信プロセスを実行する。「更新」に対して使用されるシステムおよび方法は、「送信」プロセスと実質的に同じである。「更新を送信するか?」というクエリの頻度は、ユーザ1LNDカウンタデータファイル2037によって、制御される。各LNDカウンタデータファイルは、電話コール宛先番号またはSMS発信電話番号に結び付けられる。頻繁にコールを発信する人に対して、リクエストを繰り返して送信することを避けるために、ユーザ1LNDカウンタデータファイル2037は、各ユニークな宛先アドレスに対する発信コールの番号を追跡する。送信クエリは、ユーザ1LNDカウンタデータが、所与の宛先アドレスに対して、ベース閾値に達した後に、尋ねられる。ユーザ1は、自己プロファイルデータファイル2035の中の情報を変更し得えると、カウンタのリセットプロセスが、トリガされる。パーソナル情報(名前、モバイル番号または自宅番号)への変更は、以前にパーソナル情報を受信したことのある全てのコンタクト先に対するLNDカウンタをリセットする。ビジネス情報(名前、モバイル番号または勤務先番号)への変更は、以前にビジネス情報を受信したことのある全てのコンタクト先に対するLNDカウンタをリセットする。パーソナル情報およびビジネス情報の双方への変更は、全てのカウンタをリセットする。所与のコンタクト先に対するカウンタが、一度リセットされると、このコンタクト先への次回のコールは、コンタクト先情報交換をトリガさせる。
「更新を受信する」機能は、ユーザ2アプリケーションモジュール2091が、SMSメッセージを受信することを可能にするように構成され、このSMSメッセージは、更新された情報を有するコール発信者のコンタクト先情報を含む。ユーザ2アプリケーションモジュール2091は、活性化し、ユーザ2に「ユーザ1を更新するか?」と、尋ねる。ユーザ2は、図7A〜図7Bに記載された「受信」プロセスに従って、3つのオプション、すなわち、「はい」、「いいえ」、「設定」を有する。ユーザ2が、「はい」を選択する場合、ユーザ2UICC電話帳2083内のユーザ2コンタクト先データエントリは、更新され、「ユーザ2が、SIM電話帳内で更新された」といったようなメッセージが表示される。ユーザ2が、「いいえ」を選択する場合、ユーザ2UICC電話帳2083は、変更されない。
図9を参照すると、モバイルコンタクト先情報管理システム9000は、UMTSネットワークのようなネットワーク内に、コンポーネントと、幾つかのデバイスへのこれらのコンポーネントの接続性とを含む。モバイルコンタクト先情報管理システム9000は、第一のユーザ電話9010、第二のユーザ電話9050、リモートコンピュータ9003、リモートデータベースサーバ9005、スイッチ9007、スイッチ通信アプリケーション9004、およびモバイルオペレータ無線(OTA)プラットホーム9001、ならびに他のサーバおよびデータベースサーバを含む。
モバイルオペレータリモートコンピュータ9003、リモートデータベース9005、およびスイッチ9007は、互いに結合される。第一のユーザ電話9010および第二のユーザ電話9050は、モバイルオペレータOTAプラットホーム9001を介して、通信するように構成される。OTAプラットホームは、第一のユーザ電話9010および第二のユーザ電話9050を、モバイルネットワークを介して、リモートコンピュータ9003およびリモートデータベースサーバ9005に接続する。図9において、第一のユーザ電話9010は、UICCカード9030を含み、第二のユーザ電話9050は、UICCカード9080を含む。このUICCカード9080は、第一のユーザ電話9010および第二のユーザ電話9050が、モバイルネットワーク、OTAプラットホーム9001、および電話オペレータネットワークを介して、リモートサーバ9003およびリモートデータベース9005にアクセスすることを可能にする。UICCカード9030、9080は、電話および電話オペレーティングシステムソフトウェアの中に組み込まれ得る。
第一のユーザのUICCカード9030は、(U)SIMアプリケーションモジュール9090、Java(登録商標)card9031、SIMツールキット(STK)フレームワーク9032、および第一のユーザUICCカード電話帳9033を含む。さらに、SIMファイルシステムの中に、以下のファイル、すなわち、第一のユーザの自己プロファイルデータファイル9035、第一のユーザの最後にダイヤルされた番号(LND)データファイル9037、第一のユーザのLNDパターンデータファイル9038、第一のユーザ動作モードデータファイル9034、および第一のユーザの構成ファイル9039が格納される。これらのファイルは、OTA更新を介して、ローカルに、あるいはリモートに変更され得る。第一のユーザ電話9010は、電話オペレーティングシステム9011をさらに含む。第一のユーザ電話の電話オペレーティングシステム9011は、ディスプレイ制御モジュール9017、電話帳モジュール9015、電話イベント管理通信モジュール9014、およびSMSモジュール9016を含む。他のモジュールもまた、含まれ得る。
第二のユーザのUICCカード9080は、(U)SIMアプリケーションモジュール9090、Java(登録商標)card9081、SIMツールキット(STK)フレームワーク9082、および第二のユーザUICCカード電話帳9083を含む。SIMファイルシステムの中に、以下のファイル、すなわち、第二のユーザの自己プロファイルデータファイル9085、第二のユーザの最後にダイヤルされた番号(LND)データファイル9087、第二のユーザのLNDパターンデータファイル9088、第二のユーザ動作モードデータファイル9084、および第二のユーザの構成ファイル9089が格納される。これらのファイルは、OTA更新を介して、ローカルに、あるいはリモートに変更され得る。第二のユーザ電話9050は、電話オペレーティングシステム9051をさらに含む。第二のユーザ電話の電話オペレーティングシステム9051は、ディスプレイ制御モジュール9057、電話帳モジュール9055、電話イベント管理通信モジュール9054、およびSMSモジュール9056を含む。他のモジュールも含まれ得る。
ユーザ1は、第一の電話9010を用いて、モバイルオペレータを介して、第二のユーザ電話9050にコールを行う(ステージ9090および9060)。スイッチ9007は、コール発信者の電話番号に関して、リモートコンピュータ9003内のスイッチ通信アプリケーション9004に通知する。スイッチ通信アプリケーション9004は、2つのSMSメッセージを生成する。第一のSMSメッセージは、ユーザ1電話9010に送信され、第二のメッセージは、ユーザ2電話9050に送信される。あらゆる場合において、第一のUICCカード9030内の(U)SIMアプリケーションモジュールモジュール9090および第二のUICCカード9080内の(U)SIMアプリケーションモジュールモジュール9090は、SMSメッセージによって、トリガされる。イベントをトリガするアプレットは、ユーザ1電話9010およびユーザ2電話9050内で置換される。各コールの終わりに、ユーザ1およびユーザ2に対する(U)SIMアプリケーションモジュール9090が、活性化されて、各ユーザをクエリし、コンタクト先情報を送信する。
代替として、ユーザ1自己プロファイルデータファイル9035、ユーザ1の最後にダイヤルされた番号(LND)データファイル9037、ユーザ1LNDパターンデータファイル9038、ユーザ1ユーザ動作モードデータファイル9034、およびユーザ1構成ファイル9039は、モバイルネットワークを介して、リモートコンピュータ9003内のウェブインタフェースと、リモートデータベースサーバ9005内のロジックと置換され得る。引き続き、図9を参照すると、ユーザ1は、ステージ9090および9060に示されるように、モバイル電話9010を用いて、モバイルオペレータを介して、ユーザ2電話9050にコールを行う。スイッチ9007は、ユーザ1の電話番号に関して、リモートコンピュータ9003内のスイッチ通信アプリケーション9004に通知する。スイッチ通信アプリケーション9004は、2つのSMSメッセージを生成する。第一のSMSメッセージは、ユーザ1電話9010に送信され、第二のメッセージは、ユーザ2電話9050に送信される。第一のUICCカード9030内の(U)SIMアプリケーションモジュールモジュール9090および第二のUICCカード9080内の(U)SIMアプリケーションモジュールモジュール9090は、SMSメッセージによって、トリガされる。この方法論の使用は、ユーザ1電話9010およびユーザ2電話9050内で、イベントをトリガするアプレットを置換するのみならず、リモートコンピュータ9003、およびリモートデータベースサーバ9005へのロケーションプロセスロジックを置換する。ユーザ1およびユーザ2に関連付けられた情報、例えば、自己プロファイルデータ、最後にダイヤルされた番号データ、LNDデータパターン、ユーザ動作モード、およびアドレス帳内のコンタクト先のリストは、リモートデータベースサーバ9005内に格納される。各コールの終わりに、ユーザ1およびユーザ2に対する(U)SIMアプリケーションモジュール9090、9091は、活性化されて、各ユーザに、コンタクト先情報を送信するように求める。
図10を参照すると、モバイルコンタクト先情報管理システム3000は、本発明のコンポーネントと、UMTSネットワークおよび固定ライン(陸上ライン)ネットワークのようなネットワーク間における幾つかのデバイスへのこれらのコンポーネントの接続性とを含む。モバイルコンタクト先情報管理システム3000は、第一のユーザ電話3010、第二のユーザ固定ライン電話3050、第二のユーザコンピュータ3080、リモートコンピュータ3003、リモートデータベースサーバ3005、スイッチ3007、スイッチ通信アプリケーション3004、およびモバイルオペレータ無線(OTA)プラットホーム3001、固定ラインネットワーク3060、ならびに他のサーバおよびデータベースサーバを含む。
モバイルオペレータリモートコンピュータ3003、リモートデータベース3005、およびスイッチ3007は、互いに結合される。第一のユーザ固定ライン電話3050は、モバイルオペレータOTAプラットホーム3001に接続される。第二のユーザ固定ライン電話3050は、固定ラインネットワーク3060に接続される。第二のユーザコンピュータ3080は、インターネットまたは他のネットワークを介して、リモートコンピュータ3003およびリモートデータベースサーバ3005に接続される。OTAプラットホームは、第一のユーザ電話3010を、モバイルネットワークを介して、リモートコンピュータ3003およびリモートデータベースサーバ3005に接続する。第一のユーザ電話3010は、UICCカード3030を含み、このUICCカード3030は、第一のユーザ電話3010が、モバイルネットワーク、OTAプラットホーム3001、および電話オペレータネットワークを介して、リモートサーバ3003およびリモートデータベース3005にアクセスすることを可能にする。UICCカード3080は、電話および電話オペレーティングシステムソフトウェアの中に組み込まれ得る。
UICCカード3030は、(U)SIMアプリケーションモジュール3090、Java(登録商標)card3031、およびSIMツールキット(STK)フレームワーク3032、第一のユーザのUICCカード電話帳3033を含む。さらに、SIMファイルシステムの中に、以下のファイル、すなわち、第一のユーザの自己プロファイルデータファイル3035、第一のユーザの最後にダイヤルされた番号(LND)データファイル3037、第一のユーザのLNDパターンデータファイル3038、第一のユーザの動作モードデータファイル3034、および第一のユーザ構成ファイル3039も格納される。これらのファイルは、OTA更新を介して、ローカルに、あるいはリモートに変更され得る。第一のユーザ電話3010は、電話オペレーティングシステム3011をさらに含む。第一の電話オペレーティングシステム3011は、ディスプレイ制御モジュール3017、電話帳モジュール3015、電話イベント管理通信モジュール3014、およびSMSモジュール3016、ならびに他のモジュールを含む。第二のユーザ固定ライン電話3050は、標準固定ライン電話、またはVOIP電話、あるいは次世代デジタル電話であり得る。
第二のユーザのコンタクト先情報は、リモートデータベースサーバ3005に結合されたリモートコンピュータ3003内に格納される。第二のユーザは、インターネットを介して、例えば、リモートデータベースサーバ3005内に格納されているコンタクト先情報を変更するために、リモートコンピュータへのアクセス権を有し得る。
図10に従うと、ユーザ1は、モバイル電話3010を用いて、ステージ3065に示されるように、モバイルオペレータを介して、また、ステージ3060に示されるように、固定ラインネットワークを介して、第二のユーザ電話3050にコールを行う。スイッチ3007は、ユーザ1の電話番号に関して、リモートコンピュータ3003内のスイッチ通信アプリケーション3004に通知する。スイッチ通信アプリケーション3004は、リモートデータベースサーバ3005に結合されたリモートコンピュータ3003に通知する。リモートコンピュータ3003は、ユーザ2コンタクト先データをリモートデータベースサーバ3005から検索し、次いで、ユーザ2コンタクト先データをパッケージし、その情報をSMSメッセージの中に挿入する。SMSメッセージは、ユーザ1電話3010に送信される。この場合において、第一のユーザのUICCカード3030内の(U)SIMアプリケーションモジュール3090は、「受信」モードで、SMSメッセージによって、トリガする。実質的に同じアプリケーションモジュール3090を用いて、ユーザ1は、ユーザ2コンタクト先データを、ユーザ1UICCカード電話帳3033の中に挿入する。リモートデータベースサーバ3005に結合されたリモートコンピュータ3003は、ユーザ2リモートデータベース3003のアカウント内のコールリスト内に、ユーザ1電話番号を格納する。ユーザ2は、リモートデータベースサーバ3005に結合されたリモートコンピュータ3003内の自分の情報を変更する。リモートコンピュータ3003は、ユーザ2の更新されたコンタクト先データをリモートデータベース3005から検索し、新たなユーザ2コンタクト先データをパッケージし、その情報をSMSメッセージの中に挿入する。SMSメッセージは、ユーザ1電話3010に送信される。この場合において、第一のユーザのUICCカード3030内の(U)SIMアプリケーションモジュール3090は、「受信」モードで、SMSメッセージによって、トリガされる。全く同じアプリケーションモジュール3090および方法論を用いて、ユーザ1は、ユーザ2の更新されたコンタクト先データを、ユーザ1UICCカード電話帳3033の中に挿入することが可能になる。
コンタクト先管理システム2000、3000、9000に対する報告システムが、含まれ得る。(U)SIMアプリケーションモジュール2090は、利用報告を準備し、リモートコンピュータ2003およびリモートデータベース2005に送信する。(U)SIMアプリケーション2090は、利用データを収集し、リモートコンピュータ2003およびリモートサーバ2005に、情報を定期的に送信する。収集される情報は、着信コールの総数、電話帳内のコンタクト先の総数、ある期間内におけるパーソナルコンタクト先情報更新の総数を含むが、これらに限定されない。リモートデータベース2005内で収集された情報は、利用統計および特性を解析するために、使用され得る。
本発明の実施形態は、ネットワークを介して、第一のモバイルユーザから第二のモバイルユーザへのデータの無線による交換を記載する。本明細書に記載された方法およびシステムを用いて、データは、Bluetooth(登録商標)技術、赤外線、あるいは一つのデバイスから他のデバイスへの通信を可能にする他の無線技術を介して、データは移動され得る。
上述された本発明の実施形態の方法およびシステムは、ユーザがビジネスおよびパーソナルのコンタクト先情報を他のユーザに、モバイルネットワークを介して交換することを可能にする。他の実施形態において、企業は、本発明のコンタクト先情報システムを用いて、顧客、ベンダ、および他者との間でのデータ交換を提供し得る。他の実施形態において、モバイルオペレータは、本発明を用いて、顧客、ベンダ、小売商、または他者との間のモバイルにおけるイエローページまたはホワイトページの登録簿を提供し得る。さらに、本発明の実施形態は、コンタクト先情報の交換を記載する。他の情報も、ユーザ、顧客、ベンダ、または他者の間で、交換され得る。例えば、写真、リングトーン、他のオーディオまたはビジュアル情報、音楽ファイル、および他の情報のような情報も、本明細書に記載された装置およびシステムを介して、交換され得る。
本発明の少なくとも1つの例示的な実施形態が、以上のように記載されてきたが、様々な変更、改変、および改善は、当業者に、容易に想到される。このような変更、改変、および改善は、本発明の範囲および精神の中にあるものと、意図される。したがって、以上の記載は、例示であるに過ぎず、限定するものとして、意図されない。
図1は、本発明の一つの実施形態に従う通信システムの概略図である。 図2は、本発明の一つの実施形態に従う通信システムの概略図である。 図3は、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのデータフロー図である。 図4は、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのデータフロー図である。 図5Aは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図5Bは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図5Cは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図5Dは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Aは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Bは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Cは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Dは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Eは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Fは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Gは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Hは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図6Iは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図7Aは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図7Bは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図8Aは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図8Bは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図8Cは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図8Dは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図8Eは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図8Fは、本発明の一つの実施形態に従う通信システムのサブシステムのデータフロー図である。 図9は、本発明の一つの実施形態に従う通信システムの概略図である。 図10は、本発明の一つの実施形態に従う通信システムの概略図である。

Claims (50)

  1. アドレス帳を有する第一のユーザデバイスと、
    アドレス帳を有する第二のユーザデバイスであって、無線ネットワークを介して、該第一のユーザデバイスとインタフェースするように構成された第二のユーザデバイスと、
    該第一のユーザデバイスと該第二のユーザデバイスとの間での通信時に、該第一のユーザデバイスが、第一のユーザと関連付けられた情報を、該無線ネットワークを介して、該第二のユーザデバイスのアドレス帳に送信することを可能にするように構成された、アプリケーションモジュールと
    を備える、情報管理システム。
  2. 前記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザデバイスまたは前記第二のユーザデバイスのうちの少なくとも一つにおける通信イベントを検出するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記第一のユーザデバイスは、前記第一のユーザと関連付けられた情報を、前記アプリケーションモジュールによる前記通信イベントの検出に関連して前記第二のユーザデバイスに、送信するように構成されている、請求項2に記載の情報管理システム。
  4. 前記第一のユーザデバイスは、前記第一のユーザを促して、該第一のユーザと関連付けられた情報を、前記アプリケーションモジュールによる前記通信イベントの検出に関連して前記第二のユーザデバイスに送信するように構成されている、請求項2に記載の情報管理システム。
  5. 前記アプリケーションモジュールは、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳に、前記第一のユーザと関連する前記情報を挿入するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  6. 前記アプリケーションモジュールは、前記第二のユーザを促して、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳に、前記第一のユーザと関連付けられた前記情報を挿入するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  7. 前記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザを促して、前記第一のユーザデバイスにおける第一のユーザ情報を更新するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  8. 前記第一のユーザデバイスは、更新情報メッセージを、前記第二のユーザデバイスに送信して、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳における前記第一のユーザに関連付けられた情報を更新するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  9. 前記アプリケーションモジュールは、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳の中に、更新情報メッセージを挿入するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  10. 前記アプリケーションモジュールは、前記第二のユーザを促して、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳に、更新情報メッセージを挿入するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  11. 前記第一のデバイスは、加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つを備えるスマートデバイスを含み、該スマートデバイスは、第一のユーザのアドレス帳を含むように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  12. 前記第二のデバイスは、加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つを備えるスマートデバイスを含み、該スマートデバイスは、第二のユーザのアドレス帳を含むように構成されている、請求項11に記載の情報管理システム。
  13. 前記第一のユーザデバイスは、前記第一のユーザに関係する情報を、前記第二のユーザデバイスの前記スマートデバイスに送信するように構成されている、請求項12に記載の情報管理システム。
  14. 前記アプリケーションモジュールは、前記通信のコール識別子を検出して、コール番号がモバイルデバイスコール識別子であるかどうかを決定するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  15. 前記アプリケーションモジュールは、
    前記通信イベントの後、前記第一のユーザデバイスの中に格納された第二のユーザ識別子に対するフォーマットを検出し、
    該第二のユーザコンタクト先識別子が、正しいダイヤリングフォーマットでないとき、該第二のユーザコンタクト先識別子をフォーマットする
    ように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  16. 前記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザデバイスと前記第二のユーザデバイスとの間の前記通信の頻度を決定するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  17. 前記第一のユーザデバイスと前記第二の通信デバイスとの間の前記通信の前記頻度が、閾値を超えるとき、前記アプリケーションモジュールは、前記第一のユーザを促して、更新情報メッセージを前記第二のユーザに送信するように構成されている、請求項16に記載の情報管理システム。
  18. 前記第一のユーザデバイスが、前記無線ネットワークを介して、前記第一のユーザ情報を送信する前に、前記アプリケーションモジュールは、ローミング制限を前記第一のユーザデバイスに適用するかどうかを決定するように構成されている、請求項1に記載の情報管理システム。
  19. 無線デバイス内における統合のためのアプリケーションモジュールであって、該アプリケーションモジュールは、
    第一の無線デバイスと第二の無線デバイスとの間で、無線ネットワークを介して発生する通信イベントを検出し、
    該第二の無線デバイスに対するコール発信者IDを受信し、
    該第一の無線デバイスの第一のユーザに関係する第一のユーザ情報を検索し、
    該第一のユーザ情報を、該無線ネットワークを介して、該第二の無線デバイスのための該コール発信者IDによって識別される該第二の無線デバイスに送信する
    ように構成されている、アプリケーションモジュール。
  20. 前記第一のユーザに、前記第一のユーザ情報の入力と、該第一のユーザ情報の更新とを促すように、さらに構成されている、請求項19に記載のアプリケーションモジュール。
  21. 前記第一のユーザ情報が更新されたとき、前記第二の無線デバイスに、更新メッセージを送信するように、さらに構成されている、請求項20に記載のアプリケーションモジュール。
  22. 前記第二のユーザを促して、前記第一のユーザ情報を前記第二の無線デバイスに挿入するように、さらに構成されている、請求項19に記載のアプリケーションモジュール。
  23. 前記第一のユーザ情報を、前記第二の無線デバイスに挿入するように、さらに構成されている、請求項19に記載のアプリケーションモジュール。
  24. 前記第一のユーザに関連する前記情報は、前記第二のユーザデバイスの中に含まれる加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つのアドレス帳の中に挿入される、請求項23に記載のアプリケーションモジュール
  25. 前記第一のユーザ情報を前記第二の無線デバイスに送信して、該第一のユーザ情報を該第二の無線デバイスに格納するように、さらに構成されている、請求項19に記載のアプリケーションモジュール。
  26. SMSメッセージまたはMMSメッセージを備えるメッセージ内の前記第一のユーザ情報を、該第二の無線デバイスに送信して、該第一のユーザ情報を該第二の無線デバイスに格納するように、さらに構成されている、請求項25に記載のアプリケーションモジュール。
  27. 前記第二の無線デバイスから第二のユーザ情報を受信し、
    前記第一の無線デバイスの前記第一のユーザを促して、該第一の無線デバイスの中に格納するために、前記第二のユーザ情報を受け入れるように、さらに構成されている、請求項19に記載のアプリケーションモジュール。
  28. サーバ上に駐在するように、さらに構成され、該サーバは、前記無線ネットワークを介して、前記第一のユーザデバイスおよび前記第二のユーザデバイスと相互作用するように構成されている、請求項19に記載のアプリケーションモジュール。
  29. 無線デバイスから該無線デバイスの第一のユーザに関する情報を、自動的に送受信する方法であって、該方法は、
    第一の無線デバイスと第二の無線デバイスとの間に発生する通信イベントを検出することと、
    該第二の無線デバイスに対するコール発信者IDを受信することと、
    許可をリクエストして、第一のユーザ情報が、該第二の無線デバイスに送信することを許容されているかどうかを決定することと、
    該第一のユーザ情報が送信を許容されているとき、該第一のユーザ情報を、無線ネットワークを介して該第二の無線デバイスに送信することと
    を包含する、方法。
  30. 前記第一のユーザ情報を、前記第二の無線デバイスでの格納するために、該第二の無線デバイスに挿入することをさらに包含する、請求項29に記載の方法。
  31. 前記第二の無線デバイスを促して、該第二の無線デバイスでの格納のために、前記第一のユーザ情報を受け入れることをさらに包含する、請求項29に記載の方法。
  32. 前記第一の無線デバイスにおける前記第一のユーザ情報を更新することと、前記第二の無線デバイスに、該更新された第一のユーザ情報を送信することとをさらに包含する、請求項29に記載の方法。
  33. 前記第一の無線デバイスで、前記第二の無線デバイスから、第二のユーザ情報を受信することをさらに包含する、請求項29に記載の方法。
  34. 前記第一の無線デバイスの前記第一のユーザを促して、該第一の無線デバイスでの格納のために、前記第二のユーザ情報を受け入れることをさらに包含する、請求項29に記載の方法。
  35. ネットワークを介しての動作のための情報管理システムであって、該システムは、
    第一のアプリケーションモジュールを有する第一のユーザデバイスであって、該第一のデバイスは、ネットワークを介して通信するように構成されている、第一のユーザデバイスと、
    第二のアプリケーションモジュールを有する第二のユーザデバイスであって、該第二のユーザデバイスは、該ネットワークを介して、該第一のユーザデバイスと通信するように構成されている、第二のユーザデバイスと、
    サーバアプリケーションモジュールを有するサーバであって、該サーバは、該ネットワークを介して、かつ、該第一のユーザデバイスおよび該第二のユーザデバイスと通信して、動作する、サーバと
    を備える、ネットワークを介して動作する情報管理システムであって、
    該サーバアプリケーションモジュールは、該第一のユーザデバイスと該第二のユーザデバイスとの間での通信時に、該第一のユーザデバイスが、第一のユーザと関連付けられた情報を、該ネットワークを介して、該第二のユーザデバイスに送信することを可能にするように構成されている、情報管理システム。
  36. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第一のユーザデバイスと前記第二のユーザデバイスとの間の通信イベントを検出するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  37. 前記リモートサーバアプリケーションモジュールは、前記第一のユーザと関連付けられた情報を、該サーバアプリケーションモジュールによる前記通信イベントの検出と関連して前記第二のユーザデバイスに送信するように構成される、請求項36に記載の情報管理システム。
  38. 前記第一のユーザアプリケーションモジュールは、前記第一のユーザと関連付けられた情報を、前記サーバアプリケーションモジュールによる前記通信イベントの検出と関連する前記第二のユーザデバイスに、送信するように構成されている、請求項36に記載の情報管理システム。
  39. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第一のユーザを促して、該第一のユーザと関連付けられた情報を、前記第二のユーザデバイスに送信するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  40. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第二のユーザを促して、前記第二のユーザデバイスのアドレス帳の中に、前記第一のユーザと関連する前記情報を挿入するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  41. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第一のアプリケーションモジュールおよび前記第二のアプリケーションモジュールと通信して、第一のユーザと関連付けられた情報を交換するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  42. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第二のユーザを促して、前記第一のユーザと関連付けられた情報を、第二のユーザデバイスのアドレス帳の中に挿入するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  43. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第一のユーザを促して、前記第一のユーザデバイスにおける第一のユーザ情報を更新するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  44. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第二のユーザデバイスに、更新情報メッセージを送信して、前記第二のアプリケーションモジュールの中の前記第一のユーザと関連する前記情報を更新するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  45. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第二のユーザを促して、前記第二のアプリケーションモジュールの中に、更新情報メッセージを挿入するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  46. 前記第一のデバイスは、加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つを備えるスマートデバイスを含み、前記第一のアプリケーションモジュールは、該スマートデバイス上に駐在している、請求項35に記載の情報管理システム。
  47. 前記第二のデバイスは、加入者識別モジュール、UMTS加入者識別モジュール、スマートカード、または埋込みチップのうちの1つを備えるスマートデバイスを含み、前記第二のアプリケーションモジュールは、該スマートデバイス上に駐在している、請求項35に記載の情報管理システム。
  48. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記通信のコール識別子を検出して、前記コーリング番号が、モバイルデバイスコール識別子であるかどうかを決定するように構成されている、請求項35に記載の情報管理システム。
  49. 前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第一のユーザデバイスと前記第二のユーザデバイスとの間での前記通信の頻度を決定するように構成される、請求項35に記載の情報管理システム。
  50. 前記第一のユーザデバイスと前記第二のユーザデバイスとの前記通信の前記頻度が、閾値を超えるとき、前記サーバアプリケーションモジュールは、前記第一のユーザを促して、前記第二のユーザに、更新情報メッセージを送信するように構成されている、請求項49に記載の情報管理システム。
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