JP2008536377A - 位置情報システムにおけるsupl初期化メッセージ、並びにこれを利用したsupl処理方法及びシステム - Google Patents

位置情報システムにおけるsupl初期化メッセージ、並びにこれを利用したsupl処理方法及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、SET(SUPL Enabled Terminal)、並びにSUPL(Secure User Plane Location)処理方法及びシステムに関するものである。本発明の一実施形態によれば、前記SETは、SUPL初期化メッセージに含まれて受信されるSLP(SUPL Location Platform)モードインジケータを処理するプロセッサを含み、前記SLPモードインジケータは、前記SETがプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示す。

Description

本発明はSUPL(Secure User Plane Location)技術をベースとする位置情報システムに関し、特に、位置確認のためのSUPL手順を開始するためのSUPL初期化メッセージ、並びにこれを利用してSUPLを提供するための方法及びシステムに関する。
一般に、移動通信システムにおいては、端末の位置を計算するための関連機能部を移動通信ネットワークに備えて、周期的に又は要求に応じて端末の位置を所定のエンティティに伝達する位置サービスを提供している。
前記位置サービスに関連するネットワーク構造は、3GPP又は3GPP2などの特定ネットワークの内部構造によって異なり、従来の端末の位置を計算する方法としては、端末が属するセルのIDを伝達するセルID方式、無線信号が移動端末から各基地局に到達するのに必要な時間を測定することにより三角測量を用いて端末の位置を計算する方法、GPS(Global Positioning System)技術を用いる方法などがある。
前記位置サービスをユーザに提供するためには、移動端末と位置サーバ間で多くの信号と位置情報が伝達されなければならない。従って、近年、前記位置サービス(すなわち、移動端末の位置に基づいて提供される位置サービス)を提供するためのポジショニング技術の利用が増加している。前記技術は一般にユーザプレーンと制御プレーンを介して提供されるが、前記技術の一例として、ユーザプレーンを介して位置サービスを提供するSUPL技術がある。
前記SUPLは、移動端末の位置を計算するために必要な位置情報を伝達する効率的な方法であって、GPSアシスタンスなどの位置アシスタンス情報を伝達し、移動端末とネットワーク間でポジショニング技術関連プロトコルを伝達するために、ユーザプレーンデータベアラを使用する。
一般に、位置情報システムにおいて、前記位置サービスに関連するSUPLネットワークは、SUPLエージェント、SLP(SUPL Location Platform)、及びSET(SUPL Enabled Terminal)などを含む。前記SUPLエージェントは、実際に測定された位置情報を使用するロジカルサービスアクセスポイントであり、前記SLPは、位置情報を得るためにネットワークリソースにアクセスするネットワーク部分のSUPLサービスアクセスポイントである。前記SETは、SUPLインタフェースを使用するSUPLネットワークと通信するデバイスであり、ユーザプレーンデータベアラを介してネットワークと連動してSUPLで定義手順をサポートする。ここで、前記SETは、UMTSのUE(User Equipment)、GSMのMS(Mobile Station)、及びSET機能を有するラップトップコンピュータ又はPDA(Personal Digital Assistant)のいずれか1つでもよい。さらに、前記SETは、WLAN(Wideband LAN)を介して接続される様々なタイプの移動端末でもよい。
位置情報サービスにおいて、ユーザがもともと登録していたネットワークはホームネットワーク(Home Network)といい、ユーザがホームネットワークから移動して位置する他のエリアのネットワークは訪問ネットワーク(Visited Network)という。前記ホームネットワーク内のSLPはH−SLP(Home−SLP)といい、前記訪問ネットワーク内のSLPはV−SLP(Visited−SLP)という。
前記のような位置情報システムのネットワークでSUPL手順が開始される場合、外部クライアントにより最初に接続されるSLPをR−SLP(Requesting−SLP)といい、前記R−SLPは、論理エンティティであり、前記H−SLPと同一であることもあり、同一でないこともある。また、現在位置追跡を目標とするSETをターゲットSETという。
前記SLPはネットワークエレメントであり、一般に、実際の位置情報の計算を行うSPC(SUPL Positioning Center)と、位置情報の計算以外の追加機能を果たすSLC(SUPL Location Center)とから構成される。例えば、前記SLCはローミング及びリソース管理などの手順を実行及び/又はサポートする。
前記位置情報システムは、前記SPCが前記SETと直接通信して位置情報を計算するノンプロキシモード(Non−Proxy Mode)と、前記SPCが前記SETと直接通信することなく、前記SLCを介して前記SETと通信して位置情報を計算するプロキシモード(Proxy Mode)で実現できる。このようなプロキシモード環境では、前記SLCが前記SETと前記SPC間でプロキシとして動作する。
一般的なSUPLベースの位置情報システムにおいて、SUPL手順を行うために端末が接続するSLPアドレスは、IPv4もしくはIPv6ベースのIPアドレス又はURL(Uniform Resource Locator)であり、ローミングの場合、前記SLPアドレスは、H−SLPアドレスでもよく、V−SPC(Visited−SPC)アドレスでもよい。
例えば、ノンプロキシモードで、前記SLPアドレスを受信した端末は、前記SLPアドレスに含まれるIPアドレス又はURLを確認して前記アドレスに該当するSLPに接続した後、該当SLPとのセッションを開いてSUPL手順を行う。ここで、ホームネットワークでのSUPL手順では、端末が接続するSLPがH−SLPであるが、ローミングの場合は、訪問ネットワークにある端末がV−SLPに接続しなければならず、前記SLPがプロキシモードであるかノンプロキシモードであるかによって、前記端末が接続するSLPのアドレスが異なる。
しかし、一般的なSUPLベースの位置情報システムにおいて、ローミングの場合、前記SLPアドレス自体はそれがH−SLPアドレスであるかV−SPCアドレスであるかを区分しておらず、区分して使用することもできないため、結果として、前記SLPアドレスを受信した端末がSUPL手順を行うために接続しなければならない特定サーバを正確に決定できなくなり、後続のセットアップ及びその他の動作を効果的に実行できないという問題が発生する。すなわち、前記システムがプロキシモードであるかノンプロキシモードであるかによって、SUPL手順の実行において異なるステップが必要であるが、単にSLPアドレスを受信するだけでは、端末は前記SLPアドレスの使用容量が十分に分からない。
また、一般的なSUPLベースの位置情報システムにおいて、ノンプロキシローミングの場合、SUPL初期化メッセージを受信した端末は、(1)そのSUPL初期化メッセージに含まれるV−SLPアドレス(すなわち、V−SPCアドレス)を利用して直ちにV−SPCに接続すべきか、又は(2)前記端末がH−SLPとのセッションを開いて認証キーを受信した後、SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスを利用してV−SPCに接続すべきかを区分できない。さらに、ネットワークがその区分方法を端末に正しく通知できる方法もないという問題があった。
そこで、本発明は、プロキシモード及びノンプロキシモードによって、ローミング端末がSUPL位置サービスを行うために接続しなければならない特定サーバを正確に区分できるようにする、位置情報システムにおけるSUPL初期化メッセージ、並びにこれを利用してSUPL手順を処理するための方法及びシステムを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、ノンプロキシローミングの場合、ローミング端末がSUPL位置サービスを行うために、V−SLPと非保護チャネルを直接接続すべきか、H−SLPからトランスポート層セキュリティセッション(Transport Layer Security Session;TLSセッション)で認証キーを受信してV−SLPと保護チャネルを接続すべきかを区分することのできる方法及びシステムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、従来技術における制限や欠点を解決するために、SUPL初期化メッセージに含まれてSLPモードインジケータを提供し、前記SLPモードインジケータを使用する端末、システム、及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、SUPL初期化メッセージを受信したローミング端末が接続するSLPを区分するパラメータを前記SUPL初期化メッセージに含めて前記ローミング端末に送信するH−SLPを含むことを特徴とするSUPL処理システムを提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、端末がH−SLPからV−SLPにローミングした位置情報システムにおいて、受信したSUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認し、H−SLPとの認証動作とH−SLPとのSUPL位置確認動作を選択的に行う前記端末を含むことを特徴とするSUPL処理システムを提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、端末がH−SLPからV−SLPにローミングした位置情報システムにおいて、前記端末が接続するSLPを区分するSLPモードインジケータをSUPL初期化メッセージに含めて前記ローミング端末に送信するH−SLPと、受信した前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認し、接続するSLPを決定する前記端末とを含むことを特徴とするSUPL処理システムを提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、端末がH−SLPからV−SLPにローミングした位置情報システムにおいて、前記H−SLPは、前記端末が接続するSLPを区分するためのパラメータをSUPL初期化メッセージに含めて前記端末に送信することを特徴とするSUPL処理方法を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、端末がH−SLPからV−SLPにローミングした位置情報システムにおいて、前記端末は、前記H−SLPから受信したSUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータによって、接続するSLPを決定することを特徴とするSUPL処理方法を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、端末がH−SLPからV−SLPにローミングした位置情報システムにおいて、前記H−SLPがSLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを前記端末に送信する過程と、前記端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認し、接続するSLPを決定する過程とを含むことを特徴とするSUPL処理方法を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、端末がH−SLPから受信するメッセージにおいて、前記端末が前記H−SLPからV−SLPにローミングした場合、前記端末が接続するSLPを示すためのパラメータを含むことを特徴とするSUPL初期化メッセージを提供する。
上記の目的を達成するために、本発明は、端末がH−SLPからV−SLPにローミングした位置情報システムにおいて、前記H−SLPが第1SLPアドレス及び第2SLPアドレスをSUPL初期化メッセージに選択的に含めて前記端末に送信する過程と、前記端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれる第1及び第2SLPアドレスを確認し、接続するSLPを決定する過程とを含むことを特徴とするSUPL処理方法を提供する。
本発明の一態様において、SET(SUPL Enabled Terminal)は、SUPL初期化メッセージに含まれて受信されるSLP(SUPL Location Platform)モードインジケータを処理するプロセッサを含み、前記SLPモードインジケータは、端末がプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示す。
本発明の他の態様において、SETは、端末がSUPL初期化メッセージに応答してSUPL位置初期化メッセージを送信するSLPを決定するために、前記SUPL初期化メッセージに含まれて受信される少なくとも1つのパラメータを処理するプロセッサを含む。
本発明のさらに他の態様において、H−SLPからV−SLPへのローミングが可能なSETは、受信したSUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認し、前記SLPモードインジケータに基づいて選択的に前記H−SLPと認証動作を行うプロセッサを含む。
本発明のさらに他の態様において、SUPL処理システムは、SUPL初期化メッセージにパラメータを追加し、前記パラメータを含むSUPL初期化メッセージをターゲット端末に送信するH−SLPを含み、前記パラメータは、前記ターゲット端末が接続するSLPを区別するために使用される。
本発明のさらに他の態様において、SUPL処理システムは、SUPL初期化メッセージにターゲット端末が接続するSLPを区別するためのSLPモードインジケータを追加し、前記SLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを前記ターゲット端末に送信するH−SLPと、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認し、前記SLPモードインジケータに基づいて接続するSLPを決定する前記ターゲット端末とを含む。
本発明のさらに他の態様において、SETのための方法は、端末がSUPL初期化メッセージに含まれて受信されるSLPモードインジケータを処理する段階を含み、前記SLPモードインジケータは、前記端末がプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示す。
本発明のさらに他の態様において、SETのための方法は、受信される端末がSUPL初期化メッセージに応答してSUPL位置初期化メッセージを送信するSLPを決定するために、前記端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれて受信される少なくとも1つのパラメータを処理する段階を含む。
本発明のさらに他の態様において、H−SLPからV−SLPへのローミングが可能なSETのための方法は、端末が受信したSUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認する段階と、前記端末が前記SLPモードインジケータに基づいて選択的に前記H−SLPと認証動作を行う段階とを含む。
本発明のさらに他の態様において、H−SLPを含むSUPLシステムでSUPL要求を処理するための方法は、前記H−SLPがSUPL初期化メッセージにパラメータを追加する段階と、前記H−SLPが前記パラメータを含むSUPL初期化メッセージをターゲット端末に送信する段階とを含み、前記パラメータは、前記ターゲット端末が接続するSLPを区別するために使用される。
本発明のさらに他の態様において、H−SLP及びターゲット端末を含むSUPLシステムでSUPL要求を処理するための方法は、前記H−SLPがSUPL初期化メッセージに前記ターゲット端末が接続するSLPを区別するためのSLPモードインジケータを追加する段階と、前記H−SLPが前記SLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを送信する段階と、前記ターゲット端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認する段階と、前記ターゲット端末が前記SLPモードインジケータに基づいて接続するSLPを決定する段階とを含む。
本発明のさらに他の態様において、SETを使用してSUPL要求を処理し、少なくとも1つのコンピュータ可読の記録媒体上に実現されるコンピュータプログラムプロダクトは、前記端末によりSUPL初期化メッセージに含まれて受信されるSLPモードインジケータを処理するための、コンピュータで実行可能な命令から構成され、前記SLPモードインジケータは、前記端末がプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示す。
本発明の付加的な利点と特徴は、部分的には後述する発明の詳細な説明に記載され、部分的には本技術の分野における通常の知識を有する者であれば上記の説明により明らかになるか、本発明の実施により理解されるであろう。本発明の特徴と利点は、特に、添付の特許請求の範囲に開示されたように実現及び達成される。
本発明による位置情報システムにおけるSUPL初期化メッセージ、並びにこれを利用したSUPL処理端末、方法、及びシステムは次のような効果を有する。
例えば、SUPL手順を開始するとき、(SUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを受信した)ローミング端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認して、ノンプロキシモード又はプロキシモードによって、H−SLPに接続するかV−SLP(又は、V−SPC)に接続するかを決定できる。従って、効果的で正確なSUPL処理システム及び方法が提供される。
第2に、本発明は、(SUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを受信した)ローミング端末がSUPL位置サービスを行うためにV−SLPに直接接続すべきか、H−SLPから認証キーを受信した後にV−SLPに接続すべきかを決定できるので、効果的で正確なSUPL処理システム及び方法が提供される。
第3に、本発明は、(SUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを受信した)ローミング端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれる第1及び第2SLPアドレスパラメータを確認して、H−SLPに接続するかV−SLP(V−SPC)に接続するかを決定できるので、SUPL手順を中断なく円滑に行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態による位置情報システムにおけるSUPL初期化メッセージ、並びにこれを利用したSUPL処理端末、コンピュータソフトウェア、方法、及びシステムについて説明する。
本発明は、プロキシモード及びノンプロキシモードによって、端末がSUPL位置情報サービスを行うために接続するSLPを区別(区分)できるように、新しいフォーマットのSUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを提供する。また、本発明は、前記端末がSUPLベースの位置情報システムでH−SLPからV−SLPにローミングした場合に重点をおいている。
ノンプロキシモードで、SPCは前記端末と直接通信して位置情報を計算し、プロキシモードで、前記SPCは、前記端末と直接通信せず、SLCを介して前記端末と通信して位置情報を計算する。前記プロキシモード環境で、前記SLCは、前記端末とSPC間のプロキシとして動作する。プロキシ/ノンプロキシモードはローミング及び非ローミングの場合に存在する。
本発明によるSUPLベースの位置情報システムにおいて、H−SLPが、前記SUPL初期化メッセージに、前記ローミング端末がSUPL手順を行うために接続するSLPのアドレス値を有するSLPアドレス、及びシステム(例えば、H−SLP)がプロキシモードで動作するかノンプロキシモードで動作するかによって前記ローミング端末が接続するSLPを示すためのSLPモードインジケータを含める。次に、前記H−SLPは、前記SUPL初期化メッセージを前記ローミング端末に送信し、前記ローミング端末は、受信した前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータによって接続するSLPを決定する。
従って、本発明によるSUPL初期化メッセージは、少なくとも前記システムのプロキシモード又はノンプロキシモードによって前記端末が接続するSLPを区分するためのSLPモードインジケータを含む。前記SLPモードインジケータは、ノンプロキシモードを示すための第1値と、プロキシモードを示すための第2値とを含む。
前記SLPモードインジケータが前記第1値であり、従ってノンプロキシモードの場合、前記ローミング端末は、前記H−SLPがノンプロキシモードを使用すると判断し、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレス(例えば、V−SPCアドレス)を保存し、プロビジョン(provisioning)されたSLPアドレス(例えば、ホームネットワークからのアドレス)のH−SLPに接続して認証キーを受信し、前記保存されたSLPアドレスを使用するV−SPCに前記認証キーをベースとしてTLS又はその他のセキュリティセッションを設定した後、SUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージ(など)を送信する。
前記SLPモードインジケータが前記第2値であり、従ってプロキシモードの場合、前記ローミング端末は、前記H−SLPがプロキシモードを使用すると判断し、前記H−SLPなどのホームネットワークから前記端末にプロビジョンされたSLPアドレス値を用いてSUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを直接前記H−SLPに送信する。
本発明の他の実施形態によれば、本発明は、SUPL位置確認手順を行うためにローミング端末が接続しなければならない第1SLPアドレスと、認証キーを共有するためにローミング端末が接続しなければならない第2SLPアドレスの少なくとも一方を含むSUPL初期化メッセージを提供する。すなわち、本発明の他の実施形態によるSUPLベースの位置情報システムにおいて、前記SUPL動作モードが使用されるように指示するために、前記H−SLPは、前記第1及び第2SLPアドレスを前記SUPL初期化メッセージに含めてこれを前記端末に送信する。
本実施形態において、前記端末は、前記受信したSUPL初期化メッセージが前記第1SLPアドレス(例えば、V−SPCアドレス)を含むか、又は前記第1及び第2SLPアドレス(例えば、H−SLPアドレス)の両方を含むかによって、前記システムがノンプロキシモードの場合にどの動作が行われなければならないかを認知できる。例えば、前記第1SLPアドレスが存在する場合、前記端末は前記システムがノンプロキシモードで動作しているか否かを判断する。すると、前記第2SLPアドレスは、前記端末が認証キーを受信するために接続するSLPのSLPアドレスを識別する。その結果、前記受信したSUPL初期化メッセージが前記第1SLPアドレスを含むか(前記第2SLPアドレスは含まない)、又は前記第1及び第2SLPアドレスの両方を含むかによって、前記端末は、直ちに前記V−SLPと非保護チャネルを設定するか、又は前記H−SLPの認証を経て前記V−SLPと保護チャネルを設定するかを決定する。
すなわち、本発明による新しいフォーマットのSUPL初期化メッセージは、ノンプロキシローミングの場合、ローミング端末が、(a)直ちにV−SLPと非保護チャネルを設定してSUPL位置情報サービスを行うべきか、(b)H−SLPに接続して認証キーを受信した後、V−SLPと保護チャネルを開き、その保護チャネルでSUPL位置情報サービスを行うべきかを区分できるようにする。
図1は一般的なSUPL処理方法の一例を示す図であり、プロキシモードによるホームネットワークでのSUPL実行手順を示す。
図1に示すように、SUPLベースの位置情報システムは、大きくSUPLエージェント10と、SLP20と、ターゲットSET30とから構成され、そのそれぞれの役割は前述したとおりである。ここで、SLP20はサーバであり、ターゲットSET30はターゲット端末であると見なすことができる。以下では前記ターゲットSETを簡単にSETという。
ターゲットSET30に関する位置情報を要求するために、SUPLエージェント10がMLP(Mobile Location Protocol) SLIP(Standard Location Immediate Request)メッセージをSLP20に送信すると(S11)、SLP20は、前記SET30がローミング端末であるか否かを判断し、SET30がSUPLをサポートするか否かを判断する(S12)。ここで、前記MLP SLIPメッセージは前記SETのIDを含む。
SLP20は、SET30にSUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを送信して、SET30とSUPL手順を開始する(S13)。ここで、前記SUPL初期化メッセージは、セッションID、IPアドレス、及び用いる位置追跡方法などを含むことができる。さらに、前記SUPL初期化メッセージは、SLP20がSET30のプライバシーを確認した後にユーザに対する位置情報に関する通知が必要な場合のパラメータをも含むことができる。
前記SUPL初期化メッセージを受信したSET30が現在どのネットワークにもデータ接続が開いていない場合、SET30は、3GPP又は3GPP2などのパケットデータネットワークにデータ接続を要求し(S14)、SLP20と保護チャネル、すなわちTLSセッションを設定する(S15)。ここで、SLP20とSET30間で共有しているPSK(Pre−Shared Key)がある場合、又はGBA(Generic Bootstrapping Architecture)の使用に同意した場合、SET30はPSK−TLSを使用して前記セッションを設定する。
SET30がSLP20に前記SUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを送信して実際の位置追跡関連手順を開始した後(S16)、SET30とSLP20とは、実際の位置追跡を行うためのメッセージを連続的に交換し、SLP20又はSET30は、前記連続的なメッセージによりSET30の位置を計算する(S17)。ここで、前記SUPL位置初期化メッセージは、少なくともセッションID、LID(Local Identifier)、及びSET資格(SET Capabilities)などを含み、SET30とSLP20間で交換されるメッセージは、位置メッセージであり、それぞれセッションID、及び位置追跡に使用されるプロトコル(RRLP、RRC、又はTIA−801)などを含む。
SET30の位置が計算されると、SLP20は、SUPL手順を終了することを通知するために、SUPL終了(SUPL END)メッセージをSET30に送信し(S18)、SET30とSLP20間のTLSセッションを閉じる(S19)。また、前記SLPは、MLP SLIAメッセージにより、前記SETの位置情報結果をSUPLエージェント10に送信する(S20)。
図1において、SLP20のST2は、SLP20がSUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを送信してからSUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを受信するまでの時間であり、SET30のUT2は、SET30がSUPL位置初期化メッセージを送信してから最初のSUPL位置メッセージの交換(受信)を開始するまでの時間であり、UT3は、SET30が最後のSUPL位置メッセージを交換(送信)してからSUPL終了(SUPL END)メッセージを受信するまでの時間である。
一般的なSUPL手順においては、SETがIPアドレスを含むSUPL初期化メッセージを受信した場合、前記SETは前記IPアドレスに接続して前記IPアドレスにSUPL位置初期化メッセージを直ちに送信する。この場合、ローミングに関連して問題が発生し得る。H−SLPからV−SLPにローミングしたSETがSUPL初期化メッセージを受信したとき、前記ローミングSETは前記H−SLPがプロキシモードを使用するかノンプロキシモードを使用するかによって、前記SUPL位置初期化メッセージを送信するために接続するSLPが異なるため、前記ローミングSETは接続するSLPを決定するためにシステムのSLPモード(プロキシ又はノンプロキシ)を区分しなければならない。
また、ノンプロキシローミングの場合、SUPL初期化メッセージを受信したSETがSUPL手順を行う方法は大きく次の2つに分けられる。
第1は、SUPL初期化メッセージを受信したSETが前記メッセージに含まれるV−SPCアドレスに直ちに接続してSUPL位置情報サービスを行う方法である。ここで、前記SETと前記V−SPC間には非保護チャネルが設定される。
第2は、SUPL初期化メッセージを受信したSETが、H−SLPに接続して、前記SETとSUPL位置情報サービスを行うV−SPCとの相互認証のために使用される認証キーを受信した後、前記V−SPCに接続してSUPL位置情報サービスを行う方法である。ここで、前記SETと前記V−SPC間には保護チャネルが設定される。
このように、ノンプロキシローミングの場合も、SUPL初期化メッセージを受信したSETが次に接続するSLPを区分しなければならない。
従って、前述したように、SUPL初期化メッセージを受信したSETが次に接続するSLPを区分できるように、H−SLPは本発明により提案されたSUPL初期化メッセージを生成する。
以下、本発明によるSUPL初期化メッセージについて説明する。本発明によるSUPL初期化メッセージの第1実施形態をまず説明し、本発明によるSUPL初期化メッセージの第2実施形態は後述する。
まず、本発明の第1実施形態によるSUPL初期化メッセージは、プロキシモード及びノンプロキシモードによって前記端末(SET)が接続するSLPを区分するためのSLPモードインジケータを含む。前記SLPモードインジケータは、ノンプロキシモードを示すための第1値と、プロキシモードを示すための第2値のいずれか一方を有する。一例として、前記SLPモードインジケータは、前記第1値が「TRUE」で前記第2値は「FALSE」でもよく、反対でもよい。他の例として、前記SLPモードインジケータは、フラグを使用して実現することもでき、この場合、前記SLPモードインジケータは、前記フラグの値によってノンプロキシモードとプロキシモードのいずれか一方を示す。例えば、前記フラグの値が「1」の場合、前記SLPモードインジケータはノンプロキシモードを示し、前記フラグの値が「0」の場合、前記SLPモードインジケータはプロキシモードを示す。また、前記フラグの値は設定によって反対に適用することもでき、その他のパラメータ値を前記SLPモードインジケータを示すために使用することもできる。
さらに他の例として、ノンプロキシローミングの場合、SETがSUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスのV−SLPと直ちに非保護チャネルを設定しなければならないとき、例えば、前記SUPL初期化メッセージは、第3値を有するSLPモードインジケータを含んでもよく、SLPモードインジケータを含まなくてもよい。
図2は本発明の第1実施形態によるSUPL初期化メッセージのフォーマットの一例を示す図である。図には示していないが、前記SUPL初期化メッセージは他の公知のパラメータを含むことができる。
図2に示すように、本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージは、ポジショニング方法、通知、SLPアドレス、QoP(Quality of Positioning)パラメータなどと共に、プロキシモードであるかノンプロキシモードであるかを示すためのSLPモードインジケータ(パラメータ)を含む。ここでは、前記SLPモードインジケータがフラグである場合を例に挙げる。例えば、前記フラグ(SLPモードインジケータ)がtrueに設定されると、現在のモードはプロキシモードであり、前記フラグがfalseに設定されると、現在のモードはノンプロキシモードであり、又はその反対の場合も可能である。前記SLPアドレス及びQoPは共通のパラメータであり、前記SLPアドレスはIPv4もしくはIPv6などのIPアドレス、又はURL値に設定できる。
図3は本発明によるASN.1(Abstract Syntax Notation.1)により符号化されたSUPL初期化メッセージの一例を示す図である。前記SUPL初期化メッセージの符号化内容は、メッセージパラメータとしてフラグ(SLPモードインジケータ)を追加して、前記フラグが1であるとノンプロキシローミングを示し、前記フラグが0であるとプロキシローミングを示すことを詳細に定義する。
図4は前記SUPL初期化メッセージ内のSLPアドレスをASN.1により符号化した例を示す図であり、図5は前記SLPアドレスに含まれるIPアドレスをANS.1により符号化した例を示す図であり、図6は前記SUPL初期化メッセージ内のQoPパラメータをASN.1により符号化した例を示す図である。このような例は本発明の実施形態によりSUPL初期化メッセージでSLPモードインジケータを実現する多様な方式を示すにすぎない。
以下、本発明によるSUPL処理方法について説明する。本発明の方法は図8〜図10に示す装置及び/又はシステム、あるいはその他の適切な装置/システムで実現され、逆に、本発明の装置及び/又はシステムは本発明の方法を実現するのに使用される。
まず、ノンプロキシローミングの場合、H−SLPは、SET(ターゲット端末)が前記H−SLPに接続してSUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを検証した後、V−SPC(又は、V−SLP)に接続して前記V−SPCにSUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを送信できるように、前記SUPL初期化メッセージを生成して前記SETに送信する。すなわち、前記H−SLPは、前記SUPL初期化メッセージに、V−SPCアドレス(又は、V−SLPアドレス)、及びノンプロキシモードを示す第1値を有するSLPモードインジケータを含めて、本発明による前記SETに送信する。
それに対し、プロキシローミングの場合、H−SLPは、SETが前記H−SLPに接続して前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信できるように、SUPL初期化メッセージを生成して前記SETに送信する。すなわち、前記H−SLPは、プロキシモードを示すSLPモードインジケータを前記SUPL初期化メッセージに含めて前記SETに送信する。ここで、前記H−SLPは、H−SLPアドレスを前記SUPL初期化メッセージに含めて(SLPアドレスパラメータを利用して)前記H−SLPアドレス及びSLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを送信することもでき、又は前記H−SLPアドレスは含まずに前記SLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを送信することもできる。
図7は本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージを受信したSETのSUPL処理方法を示すフローチャートである。
SET(ターゲット端末)は、H−SLPからSUPL初期化メッセージを受信すると(S31)、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認する(S32)。前記SUPL初期化メッセージは、前記第1実施形態で定義したフォーマットのメッセージである。
前記SETは、前記SLPモードインジケータが示すノンプロキシモード又はプロキシモードによってSUPL動作の種類を区分し、前記SLPモードの指示によって接続するSLPを決定する。
前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示すと、すなわち前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示す第1値を有すると(S33)、前記SETは認証キー(PSK)を共有するための手順を行うために前記H−SLPに接続する。これにより、前記SETは、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレス(例えば、ローミングの場合のV−SLPアドレス、又は非ローミングの場合のV−SPCアドレス)を保存し、プロビジョンされたSLPアドレス(プロビジョンされたH−SLPアドレスを使用)に該当するH−SLPに接続してTLSセッションを設定する(S34)。前記SETは、そのTLSセッションで前記H−SLPに前記SUPL初期化メッセージの検証を要求する。メッセージの検証が完了すると、ノンプロキシローミングの場合、前記SETは、前記H−SLPから前記保存されたSLPアドレスのV−SPCと保護チャネル(例えば、TLSセッション)を設定するための認証キー(例えば、PSK)をさらに受信する(S36)。前記SETは、前記受信した認証キーと前記保存されたSLPアドレス(V−SPCアドレス)を利用して前記V−SPCと保護チャネルを設定し(S37)、その設定された保護チャネルでSUPL位置初期化メッセージを前記V−SPCに送信する(S38)。前記SUPL位置初期化メッセージは、前記SUPL初期化メッセージに対する応答である。
ここで、前記プロビジョンされたSLPアドレス、すなわち前記H−SLPアドレスは、プロビジョニングメッセージ/公知の技術によりH−SLP自身が前記SETに通知するか、又は前記SETの製造時に永久メモリに挿入することができる。
しかし、段階S33において、前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示さないと、すなわち前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示す第2値を有すると、前記SETは、前記H−SLPに接続してSUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを前記H−SLPに送信する(S39)。ここで、前記H−SLPはプロキシとして動作する。また、前記H−SLPアドレスは、前記SETにより前記SUPL初期化メッセージに含まれることもあり、前記SUPL初期化メッセージとは別途にプロビジョニングメッセージによりH−SLP自身が前記SETに通知するか、又は前記SETの製造時に永久メモリに挿入することもできる。段階S39はローミング及び非ローミングの両方に適用できる。
段階S32において、前記SUPL初期化メッセージが前記SLPモードインジケータを含まない場合、前記SETは、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスのV−SLPに直ちに非保護チャネルを設定し、例えば、ノンプロキシローミングであれば、前記V−SLP又はその他の適切なSLPに非保護チャネルで前記SUPL位置初期化メッセージを送信できる。
図8は本発明の実施形態によるノンプロキシローミングの場合におけるSUPL処理方法の一例を示す図であり、H−SLPから本発明のSUPL初期化メッセージを受信したSETが、前記H−SLPの許諾を受けてV−SPCと保護チャネルを設定した後、前記V−SPCとSUPL手順を行う方法を示す。前記SETは、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータの処理を行うプロセッサ40、及びその他の必要な機能を含む。プロセッサ40は、コンピュータソフトウェアを使用して実現され、前記SETの1つの構成要素に限定されず、構成要素の一群を含む。また、前記SETは、作動可能に構成される公知の構成要素を含むことができる。プロセッサ40は図8にのみ図示されているが、本発明において言及される各SET(ターゲット端末)は、必要に応じて、SETに関連して説明された過程(段階)を実行するプロセッサ手段を含む。
図8に示すように、前記H−SLPが前記SETに、前記SETが前記SLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを使用して接続するSLPに関して通知すると、前記SETは、前記受信したSUPL初期化メッセージを確認し、接続する(プロキシ又はノンプロキシ)SLPを認知した後、次の動作を決定する。
この場合、まず、前記H−SLPがターゲットSET(以下、SETという)がローミングSETであることを確認した後、SUPL手順を開始するためにSUPL開始(SUPL START)メッセージを送信する過程から説明する。
H−SLPは、SUPL開始(SUPL START)メッセージを送信し(S41)、V−SLPからSUPL応答(SUPL RESP)メッセージを受信して前記V−SLPのアドレス(例えば、V−SPCアドレス)を取得する(S42)。
前記H−SLPは、前記V−SLPとSET間で使用される認証キー(Auth_Key)、すなわち対称キー(PSK)を任意に生成し、RLP(Roaming Location Protocol) SSRP(Standard SUPL Roaming Position)メッセージにより前記V−SLPに送信する(S43)。ここで、前記認証キー(Auth_Key)は、前記V−SLPとSET間の認証結果として使用され、前記V−SLPとSET間のPSK−TLSセッションを設定するときに対称キー(PSK)として使用される。変形例として、前記段階S43は段階S46と段階S47の間に移動して行うことができる。
前記H−SLPは、前記SUPL初期化メッセージに、前記ローミングSETがSUPL手順を行うために接続するSLPのアドレス値を有するSLPアドレス、及びプロキシモード又はノンプロキシモードのいずれか一方を示すためのSLPモードインジケータを含める。ここで、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスはV−SPCアドレスであり(ノンプロキシローミングの場合であるため)、前記SLPモードインジケータはノンプロキシモードを示す。
前記H−SLPは、前記SETに前記SUPL初期化メッセージを送信して前記SETとSUPL手順を開始する(S44)。ここで、前記SUPL初期化メッセージは、少なくともセッションID、V−SPCアドレス(SLPアドレス)、SLPモードインジケータ、及び用いる位置追跡方法などを含む。さらに、前記SUPL初期化メッセージは、前記H−SLPが前記SETのプライバシーを確認した後にユーザに対する位置情報に関する通知が必要な場合、通知パラメータを含むことができる。
前記SET(例えば、プロセッサ40)は、受信した前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認して、前記システムのモード(プロキシモード又はノンプロキシモード)を決定し、プロキシモード又はノンプロキシモードによって接続するSLPを決定する。
前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示す場合、前記SETは、前記H−SLPと保護チャネルを設定して前記SUPL初期化メッセージを検証する手順を行うことを決定する。従って、前記SETは前記H−SLPとPSK−TLSセッションを設定する(S45)。その後、前記SETは、前記H−SLPから受信したSUPL初期化メッセージの完全性(integrity)の検証及び再使用するか否かを判断するために、SHA(Secure Hash Algorithm)などのハッシュアルゴリズムを用いてハッシュした値を認証要求(AUTH REQ)メッセージにより前記H−SLPに送信する(S46)。ここで、前記ハッシュアルゴリズムの代りに、他の暗号化技術を用いることができる。
前記H−SLPは、前記SUPL初期化メッセージのハッシュ値を用いて完全性及び再使用するか否かを検証し、検証が成功した場合、設定された前記PSK−TLSセッションで前記認証キー(Auth_Key)を含む認証応答(AUTH RESP)メッセージを前記SETに送信する(S47)。
従って、前記V−SLPと前記SETが両方とも前記認証キー(Auth_Key)を有するので、前記認証キー(Auth_Key)を用いて、前記保存されたSLP(例えば、V−SPC)アドレスによって、前記SETは前記V−SLPとPSK−TLSセッションを設定する(S48)。前記SETは、前記設定されたPSK−TLSセッションでSUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを前記V−SLP(例えば、V−SPC)に送信して、SUPL位置確認手順を行う(S49)。従って、本発明は、SLPモードインジケータを利用してSUPL手順を行う効果的な方法を提供する。
図9は本発明の実施形態によるノンプロキシローミングの場合におけるSUPL処理方法の他の例を示す図である。図9に示すSUPL処理方法は、図8に示すSUPL処理方法と類似するが、V−SLPがV−SLCとV−SPCとから構成され、SETがV−SPCと保護チャネルを設定する点で異なる。
図9に示すように、まず、SUPLエージェントがターゲットSET(以下、SETという)の位置を要求するために、MLP(Mobile Location Protocol ) SLIR(Standard Location Immediate Request)メッセージをR−SLP(Requesting−SLP)に送信する(S61)。
前記R−SLPは、前記MLP SLIRメッセージに含まれるクライアントIDを利用して前記SUPLエージェントを認証する。そして、前記R−SLPは、前記MLP SLIRメッセージに含まれるSETのID(msid)に基づいてルーティング情報を利用して該当H−SLPを決定する(S62)。
前記R−SLPは、RLP(Roaming Location Protocol) SRLIR(Standard Roaming Location Immediate Request)メッセージにより、該当H−SLPにポジショニング(位置確認)要求を伝達する(S63)。
該当H−SLPは、ルーティング情報を利用して前記SETがローミングSETであるか否かを確認し、SETルックアップテーブルを参照して前記SETがSUPLをサポートするか否かを検証する(S64)。
その後、前記H−SLPは、SUPLセッションのためのセッションIDを割り当て、V−SPCが位置計算を行うか否かを決定する。ここで、前記V−SLPがV−SLCとV−SPCとから構成され、前記V−SPCが位置計算を行う場合、前記H−SLPは、前記SETがSUPLポジショニング手順を開始することを前記V−SLPのV−SLCに通知するために、セッションID、SETのID(msid)、及びQoPなどを含むSUPL開始情報(SUPL START)をRLP SSRLIR(Standard SUPL Roaming Location Immediate Request)メッセージにより前記V−SLCに送信する(S65)。
前記V−SLCは、前記V−SPCと内部通信路を設定し、SUPLポジショニングセッションの流入(incoming)を前記V−SPCに通知し、前記V−SPCと内部初期化を行う(S66)。
次に、前記V−SLCは、前記V−SPCがSUPLポジショニング手順を開始する準備ができていることをRLP SSRLIA(Standard SUPL Roaming Location Immediate Answer)メッセージにより前記H−SLPに通知する(S67)。ここで、前記RLP SSRLIAメッセージはV−SPCアドレスを含む。
前記H−SLPは、前記SETにSUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを送信して前記SETとSUPL手順を開始する(S68)。ここで、前記SUPL初期化メッセージは、少なくともセッションID、V−SPCアドレス、SLPモードインジケータ、キーID、メッセージ認証コード(Message Authentication Code;MAC)、及び用いるポジショニング方法を含む。前記キーIDは、前記MACの計算のためのキーの区別のために使用され、前記MACは、前記SUPL初期化メッセージの完全性の検証のために使用される。また、前記SUPL初期化メッセージは、前記H−SLPが前記SETのプライバシーを確認した後にユーザに位置情報に関する通知を行うか否かを示す通知パラメータを含むことができる。さらに、前記SUPL初期化メッセージは、QoPパラメータを含むことができる。
前記SUPL初期化メッセージを受信した後、前記SETは、現在どのネットワークにもデータ接続が開いていない場合、パケットデータネットワーク(3GPP又は3GPP2などのネットワーク)にデータ接続を要求する(S69)。
その後、前記SETは、前記SUPL初期化メッセージを検証するために、前記SUPL初期化メッセージに含まれるキーID及びMACパラメータを利用する。例えば、前記SETは、SHAなどのハッシュアルゴリズムを用いて前記キーID、前記MAC、前記SUPL初期化メッセージをハッシュし、ハッシュ値を得る。その他の暗号化技術を用いることもできる。
さらに、前記SETは、前記H−SLPがプロキシモードを使用するか、ノンプロキシモードを使用するかを決定するために、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認する。前記SLPモードインジケータを確認した結果、ノンプロキシモードが使用される場合、前記SETは、前記H−SLPの認証を受けた後、前記V−SLPと保護チャネルを設定してSUPLポジショニング手順を行わなければならないと認知する。従って、前記SETは前記H−SLPに接続する。
前記SETは、プロビジョンされたSLPアドレスのH−SLPに保護チャネルで接続する。ここで、前記保護チャネルは、例えばPSK TLSである。前記SETは、前記SUPL初期化メッセージの認証を要求するために、前記保護チャネルでSUPL認証要求(SUPL AUTH REQ)メッセージを前記H−SLPに送信する(S70)。前記SUPL認証要求メッセージは前記ハッシュ値を含む。前記ハッシュ値はキーID2(key−id 2)及びSETノンスを含む。
前記H−SLPは、前記SUPL認証要求(SUPL AUTH REQ)メッセージを受信し、前記SUPL認証要求メッセージに含まれるキーID2及びSETノンスを利用して、前記V−SPCとSET間の相互認証のために使用されるSPC認証キー(キーID3(key−id 3))を生成する。前記SPC認証キー(キーID3)は、前記V−SPCとSET間でPSK−TLSセッションを設定するときに使用される。前記H−SLPは、前記SPC認証キーをRLP SSRP(Standard SUPL Roaming Position)メッセージにより前記V−SLCに送信する(S71)。前記V−SLCは、内部通信を介して前記V−SPCに前記SPC認証キーを伝達する。
一方、前記H−SLPは、前記SETにSUPL認証応答(SUPL AUTH RESP)メッセージを戻す(S72)。前記SUPL AUTH RESPメッセージは、セッションID及び前記SPC認証キーを含む。
前記SETとV−SPCが前記SPC認証キーを共有するので、前記SETは前記SPC認証キーを利用して前記V−SPCとPSK−TLSセッションを設定し、安全にSUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを送信する(S73)。
前記SUPL位置初期化メッセージは、少なくともセッションID、SET資格、 及びLIDを含む。前記SET資格は、サポートされる位置追跡方法(例えば、SET−assisteed A−GPS、SET−based A−GPSなど)、及びそれに適した位置追跡プロトコル(例えば、RRLP、RRC、TIA−801など)を含む。前記V−SPCは前記V−SLCに位置追跡手順が開始されたことを通知する。
前記SETとV−SPCは、実際のポジショニング追跡を行うための連続的なメッセージを交換する。前記V−SPC又はSETは、ポジショニングのための連続的なメッセージにより前記SETの位置を計算する(S74)。前記SET又はV−SPCは実際に前記位置計算を行うことができる。
前記SETの位置が計算されると、前記V−SPCは、SUPL終了(SUPL END)メッセージを前記SETに送信してSUPL手順を終了することを通知する(S75)。
前記SETは、前記V−SPCに接続されたPSK−TLSセッションを解除し、前記V−SPCは、内部通信を介して前記計算されたSETの位置情報(posresult)を送信する(S76)。
前記V−SLCは、RLP SSRPメッセージにより、前記H−SLPに前記計算されたSETの位置情報とSUPL手順が終了したことを通知する(S77)。前記H−SLPは、RLP SRLIA(Standard Roaming Location Immediate Answer)メッセージにより、前記計算されたSETの位置情報(posresult)を前記R−SLPに送信し、全ての割り当てられたリソースを解除する(S78)。前記R−SLPは、前記計算されたSETの位置情報(posresult)を前記SUPLエージェントに送信する(S79)。
図10は本発明の実施形態によるプロキシローミングの場合におけるSUPL処理方法の一例を示す図である。
図10に示すSUPL処理方法は、SUPL初期化メッセージを受信したSETがプロキシとして動作するH−SLPに接続して前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する動作を示す。
まず、段階S81〜S85の動作は図9に示す段階S61〜S65の動作と類似の方法で行われるので、説明の便宜上、以下では段階S86の動作から説明する。
V−SLPは、RLP SSRLIA(Standard SUPL Roaming Location Immediate Answer)メッセージにより、SUPLポジショニング手順を開始する準備ができていることをH−SLPに通知する(S86)。
前記H−SLPは、前記SETにSUPL初期化(SUPL INIT)メッセージを送信して前記SETとSUPL手順を開始する(S87)。ここで、前記SUPL初期化メッセージは、少なくともセッションID、SLPモードインジケータ、及び用いるポジショニング方法を含む。また、前記SUPL初期化メッセージは、キーID、メッセージ認証コード(MAC)、及びQoPを含むことができる。前記キーIDは、前記MACの計算のためのキーの区別のために使用され、前記MACは、前記SUPL初期化メッセージの完全性の検証のために使用される。さらに、前記SUPL初期化メッセージは、前記H−SLPが前記SETのプライバシーを確認した後にユーザに位置情報に関する通知を行うか否かを示す通知パラメータを含むことができる。本実施形態において、前記SUPL初期化メッセージはSLPアドレスを含まないこともある。
前記SUPL初期化メッセージを受信した後、前記SETは、現在どのネットワークにもデータ接続が開いていない場合、パケットデータネットワーク(3GPP又は3GPP2などのネットワーク)にデータ接続を要求する(S88)。前記SETは、前記SUPL初期化メッセージにキーID及びMACパラメータが含まれていると、段階S88において前記SUPL初期化メッセージを検証するためにこれらを利用できる。
その後、前記SETは、前記H−SLPがプロキシモードを使用するか、ノンプロキシモードを使用するかを決定するために、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認する。前記SLPモードインジケータを確認した結果、プロキシモードが使用される場合、前記SETは、プロキシとして動作する前記H−SLPに接続しなければならないと認知する。
これにより、前記SETは、プロビジョンされたSLPアドレスのH−SLPに保護チャネルで接続する。前記プロビジョンされたSLPアドレス(例えば、H−SLPアドレス)は、前記H−SLPによりプロビジョニングメッセージを利用して送信するか、又は前述したように、前記SETの製造時にSETメモリに挿入することができる。ここで、前記保護チャネルは、例えばPSK TLSである。前記SETは、前記SUPL初期化メッセージの応答メッセージであるSUPL位置初期化メッセージを前記保護チャネルで前記H−SLPに送信する(S89)。前記SUPL位置初期化メッセージは、少なくともセッションID、SET資格、前記SUPL初期化メッセージのハッシュ値、及びLIDを含むことができる。
前記H−SLPは、前記SUPL位置初期化メッセージに含まれる前記SUPL初期化メッセージのハッシュ値、及び前記SUPL初期化メッセージを利用して計算されたハッシュ値を確認する。その2つのハッシュ値が一致すると、前記H−SLPは、前記SUPL位置初期化メッセージが真(authenticity)であることを確認し、前記SUPL位置初期化メッセージをトンネルなどを介して前記V−SLPに送信する(S90)。
前記V−SLPは、前記SETによりサポートされる位置追跡手順(posmethod)を含む前記SUPL位置初期化メッセージに基づいて、位置追跡手順を決定する。
その後、前記SETは、前記V−SLPと実際のポジショニング追跡を行うための連続的なメッセージを交換する。前記V−SPC又はSETはそのポジショニングのための連続的なメッセージにより前記SETの位置を計算する(S91、S92)。
前記SETの位置が計算されると、前記V−SLPは、SUPL終了(SUPL END)メッセージを前記H−SLPに送信してSUPL手順を終了することを通知し(S93)、前記H−SLPは、前記SETにSUPL手順を終了することを通知し、リソースを解除する(S94)。その後の段階S95及びS96は図9に示す段階S78及びS79と類似した方法で行われる。
本発明の他の例によれば、ノンプロキシローミングの場合において、SETがV−SPC(又は、V−SLP)に直ちに非保護チャネルを設定してSUPL位置初期化メッセージを送信しなければならないとき、H−SLPは、SLPモードインジケータを含めず、V−SPCアドレス(又は、V−SLPアドレス)を含めてSUPL初期化メッセージを前記SETに送信することもできる。ここで、前記SETは、前記SUPL初期化メッセージに前記SLPモードインジケータが含まれていないことを確認し、前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスのSLP、すなわちV−SPC(又は、V−SLP)に直ちに非保護チャネルを設定して前記SUPL位置初期化メッセージを送信する。
以下、本発明の第2実施形態によるSUPL初期化メッセージについて説明する。
まず、本発明の第2実施形態によるSUPL初期化メッセージのフォーマットを説明する。
本発明の第2実施形態によるSUPL初期化メッセージは、ローミング端末がSUPLポジショニング手順を行うために接続する第1SLPアドレスと、前記ローミング端末が認証キー(対称キー)を共有するために接続する第2SLPアドレスとを含む。前記第1SLPアドレスはV−SLPアドレス(又は、V−SPCアドレス)、あるいはH−SLPアドレスでもよい。前記第2SLPアドレスはH−SLPアドレスでもよい。
図11は前記第2実施形態によるSUPL初期化メッセージのフォーマットの一例を示す図であり、第1SLPアドレスパラメータと第2SLPアドレスパラメータとを含む。
本発明によるSUPLベースの位置情報システムにおいて、H−SLPは、(前記SUPL初期化メッセージを受信した)前記ローミング端末が接続するSLPを指示するために、前記第1及び第2SLPアドレスを選択的に前記SUPL初期化メッセージに含めてこれを前記ターゲット端末(SET)に送信する。
すなわち、最初に前記H−SLPに接続して(前記SUPL初期化メッセージを受信した)前記ローミング端末を認証し、SUPLポジショニング手順を行うように、V−SLPと保護チャネルを設定するために、前記H−SLPは、前記第1及び第2SLPアドレスの両方を前記SUPL初期化メッセージに追加できる。
そして、(前記SUPL初期化メッセージを受信した)前記ローミング端末が前記V−SLP(又は、V−SPC)に直接接続して非保護チャネルでSUPLポジショニング手順を行うように指示するために、前記H−SLPは、前記第1及び第2SLPアドレスのうち前記第1SLPアドレスのみを含むように前記SUPL初期化メッセージを生成する。
前記SUPL初期化メッセージを受信したローミング端末は、前記SUPL初期化メッセージに前記第1及び第2SLPアドレスが存在するか否かによって、接続するSLPを決定する。
図12は本発明の第2実施形態によるASN.1により符号化されたSUPL初期化メッセージの一例を示す図である。図12に示すように、SPCアドレス(すなわち、第2SLPアドレス)の定義が追加され、前記第1及び第2SLPアドレスフィールドが全て存在する場合、端末は前記第2SLPアドレスに接続してH−SLPの認証を経る。
図13は本発明の第2実施形態によるSUPL初期化メッセージを受信したSET(ターゲット端末)のSUPL処理方法の一例を示すフローチャートである。
図13に示すように、端末(SET)がH−SLPからSUPL初期化メッセージを受信し、第1及び第2SLPアドレスが存在するか否かを確認する(S101)。
前記第1及び第2SLPアドレスが該当第1及び第2SLPアドレスパラメータに全て存在すると(S102)、前記端末は、前記H−SLPがノンプロキシモードを使用しており、かつ前記H−SLPの確認を経てV−SLPと保護チャネルを開いてSUPLポジショニングサービスを行わなければならないと認知する。従って、前記端末は、まず前記H−SLPに接続して前記SUPL初期化メッセージを検証して認証キーを受信した後、その認証キーに基づいて前記V−SLPと保護チャネル(例えば、TLSセッション)を設定する(S103〜S106)。これらの手順は第1実施形態の手順と類似する。そして、前記端末は、前記保護チャネルでSUPL位置初期化メッセージを送信して、前記V−SLPとSUPLポジショニング手順を行う(S107)。
それに対し、前記SUPL初期化メッセージの第1SLPアドレスパラメータに(前記第1及び第2SLPアドレスパラメータのうち)前記第1SLPアドレスのみが含まれると(前記第2SLPアドレスは含まれない)、前記端末は、前記モードがノンプロキシモードであることを決定し、前記V−SLPと非保護チャネルを設定し、前記V−SLPと直接非保護チャネルを開いて、SUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを送信する(S108、S107)。
従って、図13の過程は一般的にノンプロキシローミングの場合に適用でき、図13の過程において、第1及び第2SLPアドレスは、端末がV−SLPに直接接続すべきか、それともH−SLPがノンプロキシモードにあるとき、まずH−SLPに接続した後、H−SLPから受信した認証キーを使用してV−SLPに接続すべきかを区分するために使用される。図13の過程は、第1実施形態における現在の動作モードがプロキシモードであるかノンプロキシモードであるかを示すSLPモードインジケータに関連して使用できる。
本発明の変形例として、前記SUPL初期化メッセージの第1及び第2SLPアドレスは、SLPモードインジケータとして機能できる。例えば、前記SUPL初期化メッセージに第1及び第2SLPアドレスが存在すると、端末は前記システムがノンプロキシモードで動作すると決定し、前記システムをノンプロキシモードによって動作させる。前記SUPL初期化メッセージに第2SLPアドレスがなく、第1SLPアドレスのみ存在すると(例えば、第2SLPアドレスパラメータがゼロ又はNULLの値を有する場合)、端末は前記システムがプロキシモードで動作すると決定し、前記システムをプロキシモードによって動作させる。
本発明において、端末は一般的に移動端末であるが、これに限定されるものではない。前記端末としては、携帯電話、UMTSなどのためのUE、GSMなどのためのMS、ラップトップコンピュータ、PDA、又はWLANもしくはその他のネットワークを介して接続する様々なタイプの移動端末などがある。
本発明の方法は、既存のコンピュータプログラミング言語を用いて部分的に実現できる。このようなコンピュータプログラムは、少なくとも1つのコンピュータ又はコンピュータベースの装置に結合されるハードドライブ、RAM、ROM、PROMなどの記憶装置、メモリ、又は携帯用装置に保存できる。また、このようなコンピュータプログラムは、USB、磁気ディスク、光ディスク、磁気光ディスクなどの記憶媒体に保存することもできる。さらに、このようなコンピュータプログラムは、インターネット、エクストラネット、イントラネット、又はその他のネットワークを介して伝播されて送信先装置に到達して保存及び実現される信号の形態を有することができる。前記コンピュータプログラムは、公知のコンピュータ又はコンピュータベースの装置を使用して読み出すことができる。
以上、本発明は、図面に示す実施形態を参照して説明したが、これは例示にすぎず、本技術の分野における通常の知識を有する者であれば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であることは理解するであろう。従って、本発明の権利範囲は、添付した特許請求の範囲の技術的思想により決定されるべきである。
一般的なSUPL処理方法の一例を示す図である。 本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の実施形態によるASN.1により符号化されたSUPL初期化メッセージの一例を示す図である。 本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージのASN.1により符号化されたSLPアドレスの一例を示す図である。 本発明の実施形態によるSLPアドレスに含まれるANS.1により符号化されたIPアドレスの一例を示す図である。 本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージのASN.1により符号化されたQoPパラメータの一例を示す図である。 本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージを受信したSETのSUPL処理方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によるノンプロキシローミングの場合におけるSUPL処理方法の一例を示す図である。 本発明の実施形態によるノンプロキシローミングの場合におけるSUPL処理方法の他の例を示す図である。 本発明の実施形態によるプロキシローミングの場合におけるSUPL処理方法の一例を示す図である。 本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージのフォーマットの他の例を示す図である。 本発明の実施形態によるASN.1により符号化されたSUPL初期化メッセージの一例を示す図である。 本発明の実施形態によるSUPL初期化メッセージを受信したSETのSUPL処理方法を示すフローチャートである。

Claims (60)

  1. SUPL(Secure User Plane Location)初期化メッセージに含まれて受信されるSLP(SUPL Location Platform)モードインジケータを処理するプロセッサを含み、
    前記SLPモードインジケータは、端末がプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示すことを特徴とするSET(SUPL Enabled Terminal)。
  2. 前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示すと、前記プロセッサが前記端末に関するV−SLP(Visited−SLP)にSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載のSET。
  3. 前記V−SLPに前記SUPL位置初期化メッセージを送信する前に、前記プロセッサが前記SUPL初期化メッセージを認証するために、前記端末に関するH−SLP(Home−SLP)にSUPL認証要求メッセージを送信することを特徴とする請求項2に記載のSET。
  4. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記プロセッサが前記端末に関するH−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載のSET。
  5. 端末がSUPL初期化メッセージに応答してSUPL位置初期化メッセージを送信するSLPを決定するために、前記SUPL初期化メッセージに含まれて受信される少なくとも1つのパラメータを処理するプロセッサを含むことを特徴とするSET。
  6. 前記少なくとも1つのパラメータは、前記端末がプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示すことを特徴とする請求項5に記載のSET。
  7. 前記少なくとも1つのパラメータがノンプロキシモードを示すと、前記プロセッサが前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスを使用して前記SUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項6に記載のSET。
  8. 前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスを使用して前記SUPL位置初期化メッセージを送信する前に、前記プロセッサが前記SUPL初期化メッセージを認証するために前記端末に関するH−SLPにSUPL認証要求メッセージを送信することを特徴とする請求項7に記載のSET。
  9. 前記少なくとも1つのパラメータがプロキシモードを示すと、前記プロセッサが前記端末に関するH−SLPにより前記端末にプロビジョンされたSLPアドレスを使用してSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項6に記載のSET。
  10. 前記少なくとも1つのパラメータは、第1SLPアドレスを選択的に提供するための第1SLPアドレスパラメータと、第2SLPアドレスを選択的に提供するための第2SLPアドレスパラメータとを含むことを特徴とする請求項6に記載のSET。
  11. 前記端末は、前記第2SLPアドレスパラメータ内に前記第2SLPアドレスが存在するか否かによって、前記端末に関するH−SLPと認証過程を選択的に行うことを特徴とする請求項10に記載のSET。
  12. 前記第2SLPアドレスパラメータ内に前記第2SLPアドレスが存在すると、前記端末は、前記H−SLPと前記認証過程を行い、SUPL位置計算過程を開始するために前記第1SLPアドレスパラメータ内の第1SLPアドレスを使用してV−SLPに接続することを特徴とする請求項11に記載のSET。
  13. 前記第2SLPアドレスパラメータ内に前記第2SLPアドレスが存在しないと、前記端末は、前記認証過程を行うことなく、SUPL位置計算過程を開始するために前記第1SLPアドレスパラメータの第1SLPアドレスを使用してV−SLPに直ちに接続することを特徴とする請求項10に記載のSET。
  14. H−SLPからV−SLPへのローミングが可能なSETにおいて、
    受信したSUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認し、前記SLPモードインジケータに基づいて選択的に前記H−SLPと認証動作を行うプロセッサを含むことを特徴とするSET。
  15. 前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示すと、前記端末が前記H−SLPと前記認証動作を行うことを特徴とする請求項14に記載のSET。
  16. 前記認証動作は、前記端末とV−SLP間の安定した接続(secured connection)を設定するために、前記端末が前記H−SLPから認証キーを受信することを含むことを特徴とする請求項15に記載のSET。
  17. 前記端末は、前記認証キーに基づいて前記V−SLPと前記安定した接続を設定し、前記SUPL初期化メッセージに応答して前記安定した接続により前記V−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項16に記載のSET。
  18. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記端末は、前記認証動作を行うことなく、前記SUPL初期化メッセージに応答して前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項14に記載のSET。
  19. SUPL処理システムにおいて、
    SUPL初期化メッセージにパラメータを追加し、前記パラメータを含むSUPL初期化メッセージをターゲット端末に送信するH−SLPを含み、
    前記パラメータは、前記ターゲット端末が接続するSLPを区別するために使用されることを特徴とするSUPL処理システム。
  20. 前記H−SLPは、前記SUPL初期化メッセージにSUPLポジショニング手順を行うためのSLPアドレスをさらに追加し、前記パラメータを含むSUPL初期化メッセージ及び前記SLPアドレスを前記ターゲット端末に送信することを特徴とする請求項19に記載のSUPL処理システム。
  21. 前記SLPアドレスは、前記ターゲット端末が接続するV−SLPのV−SPC(SUPL Positioning Center)のアドレスであることを特徴とする請求項20に記載のSUPL処理システム。
  22. 前記パラメータは、前記ターゲット端末がノンプロキシモードで動作すべきかプロキシモードで動作すべきかを示すSLPモードインジケータを含むことを特徴とする請求項19に記載のSUPL処理システム。
  23. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記ターゲット端末が前記H−SLPのプロビジョンされたアドレスを利用して前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項22に記載のSUPL処理システム。
  24. 前記SLPモードインジケータが、モードタイプを示す特定値で表すパラメータであることを特徴とする請求項22に記載のSUPL処理システム。
  25. SUPL処理システムにおいて、
    SUPL初期化メッセージにターゲット端末が接続するSLPを区別するためのSLPモードインジケータを追加し、前記SLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを前記ターゲット端末に送信するH−SLPと、
    前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認し、前記SLPモードインジケータに基づいて接続するSLPを決定する前記ターゲット端末と
    を含むことを特徴とするSUPL処理システム。
  26. 前記SLPモードインジケータは、前記ターゲット端末がノンプロキシモードで動作すべきかプロキシモードで動作すべきかを示すことを特徴とする請求項25に記載のSUPL処理システム。
  27. 前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示すと、前記ターゲット端末が前記H−SLPと認証手順を行うことを特徴とする請求項26に記載のSUPL処理システム。
  28. 前記認証手順が行われた後、前記ターゲット端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスを使用してV−SLPと安定した接続を設定し、前記安定した接続により前記V−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項27に記載のSUPL処理システム。
  29. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記ターゲット端末が前記H−SLPに接続し、その接続により前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信することを特徴とする請求項26に記載のSUPL処理システム。
  30. SETのための方法において、
    端末がSUPL初期化メッセージに含まれて受信されるSLPモードインジケータを処理する段階を含み、
    前記SLPモードインジケータは、前記端末がプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示すことを特徴とするSETのための方法。
  31. 前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示すと、前記端末が前記端末に関するV−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載のSETのための方法。
  32. 前記V−SLPに前記SUPL位置初期化メッセージを送信する前に、前記端末が前記SUPL初期化メッセージを認証するために、前記端末に関するH−SLPにSUPL認証要求メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項31に記載のSETのための方法。
  33. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記端末が前記端末に関するH−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載のSETのための方法。
  34. SETのための方法において、
    端末がSUPL初期化メッセージに応答してSUPL位置初期化メッセージを送信するSLPを決定するために、前記端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれて受信される少なくとも1つのパラメータを処理する段階を含むことを特徴とするSETのための方法。
  35. 前記処理する段階において、前記少なくとも1つのパラメータは、前記端末がプロキシモードで動作すべきかノンプロキシモードで動作すべきかを示すことを特徴とする請求項34に記載のSETのための方法。
  36. 前記少なくとも1つのパラメータがノンプロキシモードを示すと、前記端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスを使用して前記SUPL位置初期化メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載のSETのための方法。
  37. 前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスを使用して前記SUPL位置初期化メッセージを送信する前に、前記端末が前記SUPL初期化メッセージを認証するために、前記端末に関するH−SLPにSUPL認証要求メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項36に記載のSETのための方法。
  38. 前記少なくとも1つのパラメータがプロキシモードを示すと、前記端末が前記端末に関するH−SLPにより前記端末にプロビジョンされたSLPアドレスを使用して前記SUPL位置初期化メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載のSETのための方法。
  39. 前記処理する段階において、前記少なくとも1つのパラメータは、第1SLPアドレスを選択的に提供するための第1SLPアドレスパラメータと、第2SLPアドレスを選択的に提供するための第2SLPアドレスパラメータとを含むことを特徴とする請求項35に記載のSETのための方法。
  40. 前記端末が、前記第2SLPアドレスパラメータ内に前記第2SLPアドレスが存在するか否かによって、前記端末に関するH−SLPと認証過程を選択的に行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項39に記載のSETのための方法。
  41. 前記第2SLPアドレスパラメータ内に前記第2SLPアドレスが存在すると、前記H−SLPとの認証過程が行われ、
    SUPL位置計算過程を開始するために、前記端末が前記第1SLPアドレスパラメータ内の第1SLPアドレスを使用してV−SLPに接続する段階をさらに含むことを特徴とする請求項40に記載のSETのための方法。
  42. 前記第2SLPアドレスパラメータ内に前記第2SLPアドレスが存在しないと、SUPL位置計算過程に開始するために、前記端末が、前記認証過程を行うことなく、前記第1SLPアドレスパラメータ内の第1SLPアドレスを使用してV−SLPに直ちに接続す段階をさらに含むことを特徴とする請求項39に記載のSETのための方法。
  43. H−SLPからV−SLPへのローミングが可能なSETのための方法において、
    端末が受信したSUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認する段階と、
    前記端末が前記SLPモードインジケータに基づいて選択的に前記H−SLPと認証動作を行う段階と
    を含むことを特徴とするSETのための方法。
  44. 前記選択的に前記H−SLPと認証動作を行う段階は、前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示すと、前記端末が前記H−SLPと前記認証動作を行う段階を含むことを特徴とする請求項43に記載のSETのための方法。
  45. 前記認証動作は、前記端末とV−SLP間の安定した接続を設定するために、前記端末が前記H−SLPから認証キーを受信することを含むことを特徴とする請求項44に記載のSETのための方法。
  46. 前記端末が前記認証キーに基づいて前記V−SLPと前記安定した接続を設定する段階と、
    前記端末が前記SUPL初期化メッセージに応答して前記安定した接続により前記V−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する段階と
    をさらに含むことを特徴とする請求項45に記載のSETのための方法。
  47. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記端末が前記認証動作を行わず、
    前記端末が前記SUPL初期化メッセージに応答して前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項43に記載のSETのための方法。
  48. H−SLPを含むSUPLシステムでSUPL要求を処理するための方法において、
    前記H−SLPがSUPL初期化メッセージにパラメータを追加する段階と、
    前記H−SLPが前記パラメータを含むSUPL初期化メッセージをターゲット端末に送信する段階とを含み、
    前記パラメータは、前記ターゲット端末が接続するSLPを区別するために使用されることを特徴とするSUPL要求処理方法。
  49. 前記H−SLPが前記SUPL初期化メッセージにSUPLポジショニング手順を行うためのSLPアドレスを追加する段階をさらに含み、
    前記送信する段階で、前記パラメータ及び前記SLPアドレスを含む前記SUPL初期化メッセージを前記ターゲット端末に送信することを特徴とする請求項48に記載のSUPL要求処理方法。
  50. 前記SLPアドレスは、前記ターゲット端末が接続するV−SLPのV−SPCのアドレスであることを特徴とする請求項49に記載のSUPL要求処理方法。
  51. 前記パラメータは、前記ターゲット端末がノンプロキシモードで動作すべきかプロキシモードで動作すべきかを示すためのSLPモードインジケータを含むことを特徴とする請求項48に記載のSUPL要求処理方法。
  52. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記ターゲット端末が前記H−SLPのプロビジョンされたアドレスを使用して前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項51に記載のSUPL要求処理方法。
  53. 前記SLPモードインジケータが、モードタイプを示す特定値で表すパラメータであることを特徴とする請求項51に記載のSUPL要求処理方法。
  54. H−SLP及びターゲット端末を含むSUPLシステムでSUPL要求を処理するための方法において、
    前記H−SLPがSUPL初期化メッセージに前記ターゲット端末が接続するSLPを区別するためのSLPモードインジケータを追加する段階と、
    前記H−SLPが前記ターゲット端末に前記SLPモードインジケータを含むSUPL初期化メッセージを送信する段階と、
    前記ターゲット端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPモードインジケータを確認する段階と、
    前記ターゲット端末が前記SLPモードインジケータに基づいて接続するSLPを決定する段階と
    を含むことを特徴とするSUPL要求処理方法。
  55. 前記SLPモードインジケータは、前記ターゲット端末がノンプロキシモードで動作すべきかプロキシモードで動作すべきかを示すことを特徴とする請求項54に記載のSUPL要求処理方法。
  56. 前記SLPモードインジケータがノンプロキシモードを示すと、前記ターゲット端末が前記H−SLPと認証手順を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項55に記載のSUPL要求処理方法。
  57. 前記認証手順が行われた後、前記ターゲット端末が前記SUPL初期化メッセージに含まれるSLPアドレスを使用してV−SLPと安定した接続を設定する段階と、
    前記ターゲット端末が前記安定した接続により前記V−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する段階と
    を含むことを特徴とする請求項56に記載のSUPL要求処理方法。
  58. 前記SLPモードインジケータがプロキシモードを示すと、前記ターゲット端末が前記H−SLPに接続する段階と、
    前記ターゲット端末が前記接続により前記H−SLPにSUPL位置初期化メッセージを送信する段階と
    をさらに含むことを特徴とする請求項55に記載のSUPL要求処理方法。
  59. SUPLエージェント、R−SLP(Requesting−SLP)、H−SLP、V−SLC(SUPL Location Center)とV−SPCとから構成されたV−SLP、及びターゲット端末を含むシステムでSUPL要求を処理するための方法において、
    前記端末の位置を要求するために、MLP(Mobile Location Protocol ) SLIR(Standard Location Immediate Request)メッセージを前記SUPLエージェントから前記R−SLPに送信する段階と、
    RLP(Roaming Location Protocol) SRLIR(Standard Roaming Location Immediate Request)メッセージを前記R−SLPから前記H−SLPに送信する段階と、
    RLP SSRLIR(Standard SUPL Roaming Location Immediate Request)メッセージにより、SUPL開始情報を前記H−SLPから前記V−SLCに送信する段階と、
    前記V−SLCと前記V−SPC間で内部通信を行う段階と、
    RLP SSRLIA(Standard SUPL Roaming Location Immediate Answer)メッセージが前記V−SPCのアドレスを含み、前記RLP SSRLIAメッセージにより、SUPL手順を開始する準備ができていることを前記H−SLPに通知する段階と、
    SUPL初期化(SUPL INIT)メッセージが、セッションID、前記V−SPCのアドレス、現在のモードがプロキシモードであるかノンプロキシモードであるかを示すSLPモードインジケータを含み、前記端末と前記SUPL手順を開始するために、前記SUPL初期化メッセージを前記H−SLPから前記端末に送信する段階と、
    前記端末がパケットデータネットワークとデータ接続を設定する段階と、
    前記SLPモードインジケータが示すモードによって前記端末と前記H−SLP間で保護チャネルを設定する段階と、
    SUPL認証要求(SUPL AUTH REQ)メッセージを前記保護チャネルで前記端末から前記H−SLPに送信する段階と、
    前記H−SLPが前記SUPL AUTH REQメッセージに応答して前記V−SPCと前記SET間の相互認証のために使用されるSPC認証キーを生成する段階と、
    RLP SSRP(Standard SUPL Roaming Position)メッセージにより、前記SPC認証キーを前記V−SLPを介して前記H−SLPから前記V−SPCに送信する段階と、
    SUPL認証応答(SUPL AUTH RESP)メッセージが前記SPC認証キーを含み、前記SUPL AUTH RESPメッセージを前記H−SLPから前記ターゲット端末に送信する段階と、
    前記端末が前記SPC認証キーを使用して前記V−SPCとのセッションを設定し、SUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを前記V−SPCに送信する段階と、
    前記端末の計算された位置情報を取得するために、前記セッションで前記端末と前記V−SPC間で連続的なメッセージ交換を行う段階と、
    前記SUPL手順を終了するために、前記V−SPCがSUPL終了メッセージを前記端末に送信する段階と、
    前記端末の計算された位置情報を内部通信を介して前記V−SPCから前記V−SLCに送信する段階と、
    前記端末の計算された位置情報を前記V−SLCから前記H−SLPに送信する段階と、
    前記端末の計算された位置情報を前記H−SLPから前記R−SLPに送信する段階と、
    前記端末の計算された位置情報を前記 R−SLPから前記SUPLエージェントに送信する段階と
    を含むことを特徴とするSUPL要求処理方法。
  60. SUPLエージェント、R−SLP、H−SLP、V−SLP、及びターゲット端末を含むシステムでSUPL要求を処理するための方法において、
    前記端末の位置を要求するために、MLP(Mobile Location Protocol ) SLIR(Standard Location Immediate Request)メッセージを前記SUPLエージェントから前記R−SLPに送信する段階と、
    RLP(Roaming Location Protocol) SRLIR(Standard Roaming Location Immediate Request)メッセージを前記R−SLPから前記H−SLPに送信する段階と、
    RLP SSRLIR(Standard SUPL Roaming Location Immediate Request)メッセージにより、SUPL開始情報を前記H−SLPから前記V−SLCに送信する段階と、
    RLP SSRLIA(Standard SUPL Roaming Location Immediate Answer)メッセージが前記V−SPCのアドレスを含み、前記RLP SSRLIAメッセージにより、SUPL手順を開始する準備ができていることを前記H−SLPに通知する段階と、
    SUPL初期化(SUPL INIT)メッセージが、セッションID、所望のポジショニング方法、及び現在のモードがプロキシモードであるかノンプロキシモードであるかを示すSLPモードインジケータを含み、前記端末と前記SUPL手順を開始するために、前記SUPL初期化メッセージを前記H−SLPから前記端末に送信する段階と、
    前記端末がパケットデータネットワークとデータ接続を設定する段階と、
    前記SLPモードインジケータが示すモードによって前記端末と前記H−SLP間で保護チャネルを設定する段階と、
    SUPL位置初期化(SUPL POS INIT)メッセージを前記保護チャネルで前記端末から前記H−SLPに送信する段階と、
    前記SUPL位置初期化メッセージを確認した後、これを前記H−SLPから前記V−SLPに送信する段階と、
    前記V−SLPが前記SUPL位置初期化メッセージにより位置追跡手順を決定する段階と、
    前記端末の位置情報を計算するために、前記H−SLPを介して前記端末と前記V−SLP間で連続的なメッセージ交換を行う段階と、
    前記端末の計算された位置情報を前記V−SLPから前記H−SLPに送信する段階と、
    前記SUPL手順の終了を通知するために、SUPL終了メッセージを前記H−SLPから前記端末に送信する段階と、
    前記端末の計算された位置情報を前記H−SLPから前記R−SLPに送信する段階と、
    前記端末の計算された位置情報を前記R−SLPから前記SUPLエージェントに送信する段階と
    を含むことを特徴とするSUPL要求処理方法。
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