JP2008530844A - Rfidシステム、rfidシステムを有するゲート配置およびトランスポンダの検出方法 - Google Patents

Rfidシステム、rfidシステムを有するゲート配置およびトランスポンダの検出方法 Download PDF

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Abstract

読取りユニット(R1,R2)と、少なくとも2つの異なる走査領域(S1,S2)における、トランスポンダ(T1,T2)との交信用RFIDシステムであって、各走査領域(S1,S2)へ電磁信号(EA1-EA4,EB1-EB4)を放射するために、少なくとも1つの読取りユニット(R1,R2)およびこの読取りユニットと交信する少なくとも1つのアンテナ(A1-A4,B1-B4)が各走査領域(S1,S2)に割当てられ、1つの走査領域(S1)の少なくとも1つのアンテナ(A1,A3)が、他の走査領域(S2)の少なくとも1つのアンテナ(B2,B4)に対して、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有するようにアンテナ(A1-A4,B1-B4)を設計した、RFIDシステム。

Description

本発明は、読取りユニットと、少なくとも2つの異なる走査領域における、トランスポンダとの間で交信するためのRFIDシステムであって、走査領域へ電磁信号を放射するために、少なくとも1つの読取りユニット、およびこの読取りユニットと交信する少なくとも1つのアンテナが各走査領域に割当てられる、RFIDシステムに関する。
本発明はさらに、少なくとも2つのゲートを有し、各ゲートが、トランスポンダを備える物品等を通すことができる走査領域を有する、ゲート配置にも関する。
本発明はさらに、少なくとも2つの異なる走査領域におけるトランスポンダを検出する方法であって、トランスポンダと交信する少なくとも1つの読取りユニット、および読取りユニットと交信する少なくとも1つのアンテナが、走査領域に電磁信号を放射するために、各走査領域に割当てられた、トランスポンダの検出方法にも関する。
RFID(無線周波識別)アプリケーションのためのUHF ISM周波数帯(ISM=産業科学医療帯域)に対する前の欧州標準規格が、現代システムの諸要求をもはや満足しなくなるにつれ、一方で、欧州委員会の指令により、番号EN302208、タイトル“Electromagnetic compatibility and Radio spectrum Matters (ERM); 2W以下の電力レベルを有する、865MHz〜868MHz帯域において動作する無線周波識別装置” として公表され、その文書をウェブページhttp://www.etsl.orgにてインターネット上でダウンロード可能な、新しい標準規格が規定されている。この新しいUHF標準規格EN302208は、2006年半ばまでには欧州において調和されることになるであろう。以前の規定と比べ、この新しい規定の主な利点は、今日の0.5WのERPと比べ、読取りユニットのERP(実効放射電力)が2Wという、高い許容送信電力である。従って、欧州において初めて、最大2.5mの範囲でわずかな数のトランスポンダを有するシステムしか実現することができなかった以前のものと比べ、4〜6mの範囲および多数のトランスポンダを有する、UHF RFID長距離システムが実現可能となった。さらに、以前の、交信サイクル当り最大10%という通信持続時間の制限の適用がなくなった。この新しい標準規格は、今日の全帯域250kHzに対して、それぞれ200kHz帯域を有する10チャネルをも提供している。
しかしながら、この新しい規定には課題も伴う。例えば、新しい規則は、読取りユニットの許容送信電力が高いため、ISM帯域にて他のユーザーの妨害の危険性に対峙するために、“Listen Before Talk (LBT)”と呼ばれる読取りユニットの作動方法を要する。Listen Before Talkとは、変調された電磁界を送信することでトランスポンダと交信しようとする各読取りユニットが、使おうとしているチャネルが空いているか否か、すなわち、近傍の他の読取りユニットによって既に使われていないか、をまず最初にチェックしなければならないことを意味すると理解されたい。これは正確には、リッスンモード(Listen mode)にある読取りユニットは、−96dBm以上の電力の信号を受信できない、ということを意味する。この制限は非常に厳しく、準拠するのが困難であり、さらに、いわゆるリーダ(読取りユニット)が密集する環境においては、憂慮すべき制限となり得る。そのような密集リーダ環境の例は、通常の物流アプリケーションのような、少なくとも2つの配送ゲートが互いに直に隣り合う、ドックドア(Dock-Door)アプリケーションと称されるものである。この場合、トラックは直に、これら典型的には幅3mの配送ゲートを経て荷を降ろし、RFIDトランスポンダを備える物品は、それぞれの配送ゲートを通過して移動する間に、RFID読取りユニットによって走査される。これらの配送ゲートは、しばしば、たった10cmの距離で隣接して配置されており、大部分はそれぞれの読取りユニットおよび読取りユニットに接続される数個のアンテナを有し、それらアンテナは配送ゲートの側面に互いに対向して取り付けられて、走査すべきゲート領域に放射するようになっている。例えば、4つのアンテナをゲート毎に(各側面に2つ)配置する場合、2つの配送ゲートが互いに隣り合っていると、隣接する配送ゲートの2つの各アンテナもまた、互いに対向することになる。これは、図1にて確認できるように、第1の配送ゲートG1のアンテナA1およびA3と、第2の配送ゲートG2のアンテナB2およびB4とが互いに向き合うことになる。配送ゲートG2の読取りユニットR2が、ちょうどチャネル0で動作しており、アンテナB2,B4で電磁無線信号EB2,EB4を送信していると仮定すると、読取りユニットR1がリッスンモードにある場合に、この読取りユニットR1は、受信信号EB2またはEB4の電力が−96dBmを超えている場合に、これらの無線信号EB2,EB4を、アンテナA1またはA3から受信してしまうことになる。
従って、EN302208の規定仕様に従うと、読取りユニットR1は、チャネル0は占有されているとみなさなければならず、このチャネル0で動作することができなくなる。読取りユニットR2が送信している際に、理想的なフィルタリングが不可能であるために、その読取りユニットR2はその固有の周波数帯域以外の電磁信号を、側波帯でやむを得ず発生してしまうので、読取りユニットR1がさらに、前記側波帯が位置する、例えばチャネル1および2のような1つ以上のほかのチャネルも、占有されているとみなしてしまうおそれがある。従って、読取りユニットR1は、他のチャネル、例えば、チャネル3に切り換えなければならなくなる。上述の問題により、他の各読取りユニットで使用することができるチャネルの数が、少なくとも1つずつ減少する。しかしながら、倉庫の場合のように、配送ゲートが互いに直に隣接している場合は、読取りユニットが送信信号の主要部分のチャネルを意図的に占有し、側波帯で送信される信号部分を有する残りの利用可能なチャネルを反意図的に占有する場合のような、最悪の場合に、常に1つの読取りユニットしか作動できないことになる。従って、RFIDを有するそのような倉庫の有意義な稼動はもはや不可能であり、RFIDが監視している間、ただ1つのトラックしか積荷をおろすことができないことになる。
本発明の目的は、上述の欠点を回避した、前記第1段落で示したタイプのRFIDシステム、第2段落で示したタイプのゲート配置、および、第3段落で示したタイプのトランスポンダの検出方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明によるRFIDシステムは、以下に示すように特徴づけることができる。すなわち;
読取りユニットと、少なくとも2つの異なる走査領域におけるトランスポンダとの間で交信するためのRFIDシステムであって、走査領域へ電磁信号を送信するために、少なくとも1つの読取りユニット、および、この読取りユニットと交信する少なくとも1つのアンテナが各走査領域に割当てられ、1つの走査領域の少なくとも1つのアンテナが、他の走査領域の少なくとも1つのアンテナに対して、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有するようにアンテナを設計する。
本発明によるゲート配置によって上述の目的を達成するために、少なくとも2つのゲートを有し、各ゲートが、トランスポンダを備える物品等を通すことができる走査領域を有するゲート配置に、本発明によるRFIDシステムを設ける。
トランスポンダを検出するための本発明による方法によって、上述の目的を達成するために、本発明による方法は、以下に示すように特徴づけることができる。すなわち;
少なくとも2つの異なる走査領域におけるトランスポンダを検出する方法であって、トランスポンダと交信する少なくとも1つの読取りユニット、および、読取りユニットと交信する少なくとも1つのアンテナが、走査領域に電磁信号を放射するために、各走査領域に割当てられ、1つの走査領域に放射される電磁信号が、他の走査領域に放射される電磁信号に対して、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有するようにする。
本発明の特徴は、様々な走査領域の読取りユニットが、互いの周波数チャネルを妨害しないようにすることにある。これは特に、密集リーダ環境と呼ばれるRFIDアプリケーション、例えば、異なる走査領域が非常に近接して配置されるような、倉庫におけるドックドアアプリケーションに適用される。さらに、本発明による特徴を有する、いわゆる“長距離”RFIDアプリケーションと称されるものも実施することができ、そのアプリケーションでは、読取りユニットによって監視すべき走査領域を、直径数メートルにすることができる。本発明によれば、使用する周波数帯域が、他の走査領域、および/または、側波帯における電磁信号の送信信号部分におけるクロストークのために、他の読取りユニットによって妨害されることなく、特に、EN302208標準規格の厳しい規定を順守することができる。しかしながら、本発明は、EN302208標準規格によって特定される865MHz〜868MHzのUHF周波数範囲内での使用方法に限られるものではなく、例えば、米国およびオーストラリアにおいてISMアプリケーションに使用可能な、902MHz〜928MHzのUHF周波数範囲、または、約2.4GHzのマイクロ波範囲におけるアプリケーションに対しても、適用できることは明らかである。本発明の別の利点は、帯域外放射のフィルタリングは、もはやこれまでほどには強力にする必要がないため、読取りユニットをよりコスト効率よく構成することができることにある。本発明のアプリケーションは多種多様である。特に、倉庫、デパート、および企業への商品の配送のような商品の流通の制御に適しており、例えば、トランスポンダを有するパレット、コンテナ、および他の商品の識別、または、動物の識別に適している。
請求項2または8の手段により、密集リーダ環境における、近接する走査領域の読取りユニットの相互の妨害を、確実に防ぐことができる、という利点が得られる。互いの最小距離により、近接する走査領域は、各走査領域への電磁信号または信号部分それぞれの不所望な送信による相互の妨害に対して、最も問題がある。本発明によれば、これからは、読取りユニットの送信電力を、低いレベルに保たざるを得ない、あるいは、読取りユニットでの帯域外放射をフィルタリングするために、非常にコスト高でかつ非常に高価な手段を取らざるを得ない、という事なく、そのような密集リーダ環境を維持することができる。
密集リーダ環境で用いるアンテナは、一般に、放射電磁信号に対して指向性を有する。そして、アンテナは、電磁信号の主要な放射が、監視すべき走査領域を向くように方向づけ、また、走査領域ごとにそのようなアンテナ配置およびアンテナの個数を決めて、全走査領域が電磁信号によってカバーされるようにする。ドックドアアプリケーションには、例えば、隣同士に多数のゲートがあり、アンテナが、典型的には、各ゲートの走査領域に対して横方向に向いている。しかしながら、このことは必然的に、或るゲートの一側面上のアンテナによって放射される電磁信号が、隣接するゲート(および別のゲート)の対向する側面上に取り付けられたアンテナに向かって放射する、という事になる。請求項3または9の手段によれば、そのような配置を用いても、チャネルブロッキングにつながり得る、異なる走査領域の読取りユニットの相互干渉が回避される、という利点が得られる。さらに、この相互の妨害は、偏波回転方向が異なる2つの電磁信号だけを用いて防ぐことができる。
請求項4または10の手段によれば、偏波および偏波回転方向の組合せの対応する選択によって、異なる走査領域の読取りユニットの相互の妨害を防ぐことができる。楕円偏波を有するアンテナだけを用いるか、あるいは、楕円偏波を有するアンテナと同様に円偏波を有するアンテナを用いる場合には、楕円偏波の楕円の主軸と副軸との軸比を高くすべきである。さらに、相互の妨害をより良好に抑制するために、回転方向も異なるように選択することができる。請求項5の手段によれば、アンテナが良好な指向性および高い放射効率を有するという利点が得られ、放射される電磁信号の所望の偏波を簡単に調整可能で、さらに、アンテナを、コスト効率の良い方法で製造することができる。さらに、そのようなアンテナを、防水仕様で、異なる設置条件に簡単に適合させることができ、小型でロバストに、かつ目立たないように実装することができる。
本発明の、これらおよび他の態様を、これ以降に述べる実施例を参照して、明らかにかつ明瞭にしていく。
本発明を、以下の単一の図面において示す実施例に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されるものではないと考えられたい。
図1を参照して、本発明によるRFIDシステムを有するゲート配置の一実施例につき説明する。このゲート配置は、2つのゲートG1およびG2を具えており、各ゲートG1,G2の通路領域は、そこにトランスポンダT1,T2を備える物品等を通すことができる、走査領域S1,S2として設計されている。ゲート配置のゲートの個数、ゲートあたりのアンテナの個数およびゲートにおけるトランスポンダの個数は、何等限定されるものではなく、4つのアンテナおよび1つのトランスポンダをそれぞれ有する2つのゲートG1,G2だけを示しているのは、単に本実施例を明瞭にするためである。RFIDシステムは、各走査領域S1,S2に割当てられ、これは、走査領域S1に対する1つの読取りユニットR1を具え、読取りユニットR1は、4つのアンテナA1,A2,A3,およびA4に接続されている。アンテナA1およびA3は、ゲートG1の左側に配置され、走査領域S1において、右側を向いている。アンテナA2およびA4は、ゲートG1の右側に配置され、走査領域S1において左側を向いている。同様に、4つのアンテナB1,B2,B3,およびB4に接続された1つの読取りユニットR2が、ゲートG2の走査領域S2に割当てられている。アンテナB1およびB3は、ゲートG2の左側に配置され、走査領域S2において右側を向いている。アンテナB2およびB4は、ゲートG2の右側に配置され、走査領域S2において左側を向いている。読取りユニットR1は、走査領域S1へ、アンテナA1〜A4から多重化した方法で電磁信号を放射するもので、すなわち、アンテナA1から電磁信号EA1を、アンテナA2から電磁信号EA2を、アンテナA3から電磁信号EA3を、さらに、アンテナA4から電磁信号EA4を放射する。読取りユニットR2は、走査領域S2へ、アンテナB1〜B4から電磁信号を放射するもので、すなわち、アンテナB1から電磁信号EB1を、アンテナB2から電磁信号EB2を、アンテナB3から電磁信号EB3を、さらに、アンテナB4から電磁信号EB4を放射する。電磁信号EA1〜EA2,EB1〜EB2は、例えば、865MHzのUHF周波数領域の範囲の200kHzの周波数帯域のような、選択された周波数帯域における、被変調搬送波信号とするのが好適である。200kHzの各周波数帯には、例えば、チャネル0〜チャネル10のようなチャネル番号が割り当てられる。電磁信号EA1〜EA2,EB1〜EB4が放射されているそれぞれの走査領域S1,S2にトランスポンダT1,T2が位置している場合に、トランスポンダT1,T2は、受信信号の変調によって応答する。これは、読取りユニットR1,R2において既知の適切な評価方法によって検出され、一方で、送信されたデータは、トランスポンダT1,T2によって変調された信号を復調して再構成することができるため、各トランスポンダT1,T2を識別することができ、さらに必要に応じ、読取りユニットR1,R2とトランスポンダT1,T2との間で別の交信およびデータ交換を行うことができる。
図1に示すように、アンテナA1およびA3から走査領域S1へ放射される電磁信号EA1およびEA3は、弱められて放射されるが、それでもなお、走査領域S1に隣接するゲートG2の走査領域S2へも放射され、特にここでは、アンテナA1,A3に対向しているアンテナB2,B4へも放射される。反対に、アンテナB2,B4から放射される電磁信号EB2,EB4も、近接するゲートG1のアンテナA1,A3によって受信される。ここで、ゲートG2の読取りユニットR2が、アンテナB2またはB4から電磁無線信号EB2またはEB4を送信することによって、チャネル0で動作している場合に、読取りユニットR1は、それ自体がまさにチャネル0で動作するかのようになって、まず最初に、このチャネル0で、読取りユニットR1が許容最小強度以上の信号を受信するか否かを、それぞれ“リッスン”すなわちチェックするリッスンモードの状態になり、正確にアンテナA1,A3の方向を向いた無線信号EB2,EB4が、アンテナA1,A3によって所定の最小強度以上の電力で受信されるため、読取りユニットR1は、チャネル0を占有するものとみなしてしまう。
ここで、本発明は、アンテナEA1〜EA4,EB1〜EB4の偏波および/または偏波回転方向を適切に選択することによって、互いに近接して位置するゲートG1,G2の読取りユニットR1,R2が、相互にチャネルを阻止するのを防ぐことが可能であることを明示する。この場合、走査領域の少なくとも1つのアンテナが、他の走査領域の少なくとも1つのアンテナに対して、異なる偏波および/または偏波回転方向を有するように、それぞれのアンテナを設計する。本実施例においては、意図的に、ゲートG1のアンテナA1,A3が、ゲートG2のアンテナB2,B4に対して異なる偏波および/または偏波回転方向を有するような構成を選択する。しかしながら、アンテナA1またはA3のうちの1つだけが、アンテナB2またはB4とは別の偏波および/または偏波回転方向を有するだけでも十分である。この場合、リッスンモードにおける読取りユニットR1の動作は、例えば、ある特定のチャネルでアンテナA1が奇妙な信号を受信しても、このチャネルは直ぐに占有チャネルとはみなされず、先ずは、他の偏波を有するアンテナA3で、受信した奇妙な信号の強度が、所定の許容最大強度以下であるか否かを、さらに、このチャネルをアンテナA3で用いることができるか否か判定するために、他のアンテナA3が受信モードに切り換えられるようになる。
ゲートG1のアンテナA2,A4と、ゲートG2のアンテナB1,B3との相互干渉は、これらのアンテナが互いに反対向きで、従ってクロストーク信号の強度がそれ相応に小さくなるため、本実施例においてはあまり気にかける必要はない。従って、アンテナA2,A4,B1,B3から放射される電磁信号EA2,EA4,EB1,EB3は、同じ偏波を有することができる。しかしながら、ゲートG1,G2の左側および右側に別のゲートを配置することもでき、その別のゲートには、前記信号EA2,EA4,EB1,EB3が到達するため、図示しないゲートのアンテナの偏波および/または偏波回転方向に対する、これらの信号の偏波および/または偏波回転方向も考慮すべきであることを配慮しなければならない。互いに隣接する多数のゲートのアンテナの有利な配置は、第1の方向、例えば右方向に放射するすべてのアンテナA1,A3,B1,B3は、第1の偏波回転方向を有し、かつ、反対の第2の方向、すなわち左側に放射するすべてのアンテナA2,A4,B2,B4は、第1の偏波回転方向とは異なる第2の偏波回転方向を有するような配置である。
一般に電磁波は、常に互いに垂直な電界および磁界ベクトルによって構成されることを必要とする。原理上、電磁波は横波として、電界および磁界ベクトルの両方に対して垂直な方向に広がろうとする。電磁波は、周波数、波長、振幅、位相、およびさらに、その偏波によって特徴付けられる。電磁界の電界および磁界ベクトルが、空間の任意の点で一定の方向を有している場合は、その波は直線偏波とみなされ、ベクトル方向が偏波方向を表す。言い換えれば、線形偏波を有する電磁界の電界および磁界ベクトルは、空間におけるそれぞれの確定的な平面において揺れ動く。一般に電磁波は、直線偏波の混ざり合ったものから成る。円偏波を有する電磁波は、電界および磁界ベクトルが、各振動周期において伝搬方向に1回回転する。電磁界ベクトルの回転方向に依存して、反時計回りまたは時計回りに回転する円偏波がある。この場合、電磁界ベクトルの値は一定のままである。円偏波の電磁波は、楕円偏波の電磁波の特別なケースであり、電界および磁界ベクトルが、各振動周期において伝搬方向に1回振動し、電磁界ベクトルの回転方向は、反時計または時計回りとなり得る。従って、電磁界ベクトルの値は、絶対にゼロになることはなく、周期的に変化する。さらに、楕円偏波の主要な特徴は、楕円の主軸と副軸との軸比にある。
第1の方向において環状に回転するアンテナA1,A3,B1,B3に対して、好適な実施例では、例えば反時計回りの偏波アンテナを用い、反対方向において環状に回転するアンテナA2,A4,B2,B4に対しては、例えば時計回りの偏波アンテナを用いる。このことにより、様々なゲートG1,G2の互いに向き合ったアンテナA1,A3,B2,B4間のエネルギーの移動が最小(理想的にはゼロ)になる。通常、トランスポンダT1,T2のアンテナは線形偏波であるため、読取りユニットR1,R2のアンテナが円偏波の場合に、3dBの偏波損失が実際上生じることになるが、それは、読取りユニットR1,R2の送信電力を許容限度値の範囲内で増加させることによって、キャンセルすることができる。さらに、円偏波アンテナを用いることで、トランスポンダT1,T2を、任意の回転位置において、かつ、偏波位置の向きを、他になんの影響も及ぼすことなく変えることができる実環境の反射内に、設置することができる、という利点が提供される。
本発明の他の変形例では、様々なゲートの互いに向き合ったアンテナA1,A3,B2,B4を、楕円偏波として設計する。この構成においては、任意の位置におけるアンテナA1,A3,B2,B4の受信電力は事実上ゼロにはならないが、実際には、他のゲートの信号の受信電力を10〜30dbだけ弱めるだけで済むから、楕円偏波アンテナを用いる方法でも十分に達成することができる。一方、楕円偏波アンテナを、ある角度において同一の楕円軸比に合わせた場合でも、円偏波アンテナを用いるのと同様の効果が得られることになる。
異なる偏波または偏波回転方向を有する、本発明によるアンテナの配置は、任意数のゲートに適用することができる。
“走査領域”、“走査”、および“走査された”、という用語の代わりに、“スキャニングフィールド”または“交信領域”、若しくは、“スキャン”または“交信”、並びに“スキャンされた”または“交信した”という用語も可能で既知であり、さらに、本技術分野において慣例的であることも留意されたい。
上述した実施態様は本発明を制限するものではなく、当業者は、添付の請求の範囲から逸脱することなく、多くの代わりの実施態様を設計することができることに留意されたい。「具え」という言葉は、請求の範囲に挙げられたもの以外の要素またはステップの存在を排除するものではない。要素の前の「1つの」または「単一の」は、そのような要素が多数存在することを排除するものではない。本発明は、複数の別個の要素を具えるハードウェア、および/または、適切にプログラムされたプロセッサによって実現してもよい。複数の手段を列挙している装置クレームにおいて、それらの手段の幾つかを、同一のハードウェアによって実現してもよい。ある手法を、互いに異なる独立項において引用しているという単なる事実は、それらの手法を組み合わせて使用することが有利ではない、ということを示すものではない。
本発明によるRFIDシステムを有する、本発明によるゲート配置の概略的なブロック図である。

Claims (10)

  1. 読取りユニットと、少なくとも2つの異なる走査領域における、トランスポンダとの間で交信するためのRFIDシステムであって、走査領域へ電磁信号を放射するために、少なくとも1つの読取りユニットおよび当該読取りユニットと交信する少なくとも1つのアンテナが各走査領域に割当てられ、1つの走査領域の少なくとも1つのアンテナが、他の走査領域の少なくとも1つのアンテナに対して、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有するようにアンテナを構成した、RFIDシステム。
  2. 1つの走査領域の少なくとも1つのアンテナが、前記1つの走査領域に近接する1つまたは数個の走査領域の少なくとも1つのアンテナに対して、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有する、請求項1に記載のRFIDシステム。
  3. 主放射方向が互いに向き合っている、異なる走査領域のアンテナが、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有する、請求項1に記載のRFIDシステム。
  4. 前記アンテナの前記異なる偏波および/または偏波回転方向が、異なる回転方向の円偏波、異なる偏波回転方向を随意有する楕円主軸の異なる位置における楕円偏波、異なる偏波回転方向を随意有する、円偏波および楕円偏波から選択される、請求項1に記載のRFIDシステム。
  5. 前記アンテナをパッチアンテナとして構成した、請求項1に記載のRFIDシステム。
  6. 少なくとも2つのゲートを具えるゲート配置であって、各ゲートが、トランスポンダを備える物品等を通すことができる走査領域を有し、当該ゲート配置が、請求項1〜5のいずれか一項に記載のRFIDシステムを有する、ゲート配置。
  7. 少なくとも2つの異なる走査領域におけるトランスポンダを検出する方法であって、前記トランスポンダと交信する少なくとも1つの読取りユニット、および、当該読取りユニットと交信する少なくとも1つのアンテナが、前記走査領域へ電磁信号を放射するために、各走査領域に割当てられ、1つの走査領域に放射される電磁信号が、他の走査領域に放射される電磁信号に対して、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有する、トランスポンダの検出方法。
  8. 1つの走査領域に放射される電磁信号が、前記走査領域に近接する1つまたは数個の走査領域に放射される電磁信号に対して、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有する、請求項7に記載の方法。
  9. 主放射方向が互いに向き合っている異なる走査領域のアンテナから放射される電磁信号が、異なる偏波および/または異なる偏波回転方向を有する、請求項7に記載の方法。
  10. 放射される電磁信号それぞれの異なる偏波および/または偏波回転方向が、異なる回転方向の円偏波、異なる偏波回転方向を随意有する楕円主軸の異なる位置における楕円偏波、異なる偏波回転方向を随意有する、円偏波および楕円偏波から選択される、請求項7に記載の方法。
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