JP2008528191A - 埋め込み可能医療デバイス - Google Patents

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Abstract

埋め込み可能デバイスにおいて、デバイスに加えられる力を受ける可能性がある衝撃面を有する、埋め込み可能デバイスが開示され、デバイスは、密閉コンテナを備え、密閉コンテナは、少なくとも1つの機能部品が固定されているシャーシと、少なくとも1つの機能部品が配置される気密格納部を形成するように、シャーシに気密に接続された第1シェルと、少なくとも1つの入力/出力ラインが、気密格納部に侵入することを可能にするように構成された、シャーシおよび第1シェルの1つまたは両方の中に配設された少なくとも1つのフィードスルーとを含み、デバイスの衝撃面を画定し、コンテナと非気密格納部を形成するために、コンテナから離れて近くに位置するようにコンテナに接続された第2シェルを備える。
【選択図】図2A

Description

本発明は、一般に、医療デバイスに関し、より具体的には、埋め込み可能医療デバイスに関する。
本出願は、参照により本明細書に組み込まれる、2005年1月27日に出願された「Implant Housing」という名称の米国特許出願第60/646,988号の米国特許法119条(e)の下での優先権を主張する。
患者または受容者(本明細書では「受容者」)内に、一時的にまたは永続的に埋め込まれるように設計されるいくつかのタイプの医療デバイスが存在する。こうした医療デバイスは、2、3の例を挙げると、神経または他の組織を刺激すること、生物学的機能または生理的パラメータを監視すること、受容者の外側と内側との間で物質を伝達すること、あるいは器官または他の生物学的システムによって以前に実施された機能を実施することなどの、種々の治療機能の1つまたは複数を実施する。通常、こうした埋め込み可能医療デバイスは、埋め込み可能ハウジング内に配置された、いくつかの機械部品、電気部品、電気機械部品、および/または、電子部品(本明細書では「機能部品」)を含む。適用および意図される機能に応じて、埋め込み可能デバイスは、受容者の器官または骨に隣接して、または、その中で、皮膚の直下に、または、受容者内の深部に埋め込まれてもよい。
埋め込み可能デバイスが、気密格納部を維持する能力は、埋め込み式医療デバイスの成功に寄与する。気密格納部は、流体および組織が、埋め込み可能デバイスの機能部品に損傷を与えることを防止することを要求される。気密格納部は、インプラントが、受容者内で悪い影響を引き起こすことを防止することも必要とされる。たとえば、気密格納部の破損は、疼痛、感染、または、正常な生物学的プロセスおよび生理的プロセスへの干渉を生じる場合がある。さらに、たとえば、気密格納部の劣化は、埋め込み可能医療デバイスが断続的に機能することおよび/または完全に故障することをもたらす場合がある。これらの、また、他の悪い影響は、上記または他の悪い影響を回避するために、デバイスの取り外しを要求する場合があり、または、受容者が、埋め込み可能デバイスを使用することを止めるようにさせる場合がある。さらに、受容者は、物理的イベントにさらされる場合があり、それによって、埋め込み式デバイスに力が加えられることを生じ、気密格納部または気密格納部内に収容される機能部品に対する損傷を生じる。
さらに、多くの埋め込み可能デバイスは、埋め込まれるときに、デバイスが、受容者に及ぼす衝撃が制限されるように、ハウジングが比較的薄いプロファイルを有することを要求する。しかし、格納部の気密性および耐衝撃性を改善する従来の設計は、しばしば、大きなデバイスに有利である。大きなインプラント・デバイスは、受容者内部の所望のロケーションおよび向きにインプラントを保持するために、骨の陥凹部(穴部)作成についての必要性が生じる場合がある。他方、薄いプロファイル(側面、断面、輪郭)を有する従来のインプラントは、しばしば、サイズのために耐衝撃性を犠牲にする。
本発明の一態様によれば、埋め込み可能デバイスであって、デバイスに加えられる力を受ける可能性がある衝撃面を有する、埋め込み可能デバイスが開示され、デバイスは、密閉コンテナを備え、密閉コンテナは、少なくとも1つの機能部品が固定されているシャーシと、少なくとも1つの機能部品が配置される気密格納部を形成するように、シャーシに気密に接続された第1シェルと、少なくとも1つの入力/出力ラインが、気密格納部に侵入することを可能にするように構成された、シャーシおよび第1シェルの1つまたは両方の中に配設された少なくとも1つのフィードスルーとを含み、コンテナから離れて近くに位置するようにコンテナに接続されて、デバイスの衝撃面を画定(定義)し、コンテナと非気密格納部を形成する第2シェルを備える。
本発明の別の態様によれば、埋め込み可能デバイスであって、衝撃表面および衝撃表面の周縁からほぼ垂直に延びる側壁を有する上部シェルと、底部シェルであって、前記上部シェルの前記衝撃表面の部分にほぼ平行である第2表面部分を有し、また、前記第2表面部分の周縁からほぼ垂直に延び、前記上部シェルの前記側壁の1つまたは複数と結合して、前記上部シェルと前記底部シェルとの間に非気密格納部を形成する側壁を有する、底部シェルと、シャーシであって、前記非気密格納部内に配設され、前記第2シェルに固定されて、前記第2シェルと気密格納部を形成する、シャーシと、前記気密格納部内に配設された少なくとも1つの機能部品とを備える埋め込み可能デバイスが開示される。
本発明のさらなる態様によれば、聴力人工装具であって、埋め込み可能デバイスであって、デバイスに加えられる力を受ける可能性がある衝撃面を有する、埋め込み可能デバイスを備え、デバイスは、密閉コンテナであって、少なくとも1つの機能部品が固定されているシャーシと、前記少なくとも1つの機能部品が配置される気密格納部を形成するように、前記シャーシに気密に接続された第1シェルと、少なくとも1つの入力/出力ラインが、前記気密格納部に侵入することを可能にするように構成された、前記シャーシおよび前記第1シェルの1つまたは両方の中に配設された少なくとも1つのフィードスルーとを含む、前記コンテナから離れて近くに位置するように前記コンテナに接続されて、密閉コンテナと、前記デバイスの前記衝撃面を画定し、前記コンテナと非気密格納部を形成する第2シェルとを備える聴力人工装具が開示される。
本発明の実施形態は、添付図面に関連して本明細書で述べられる。
本発明の態様は、一般に、気密格納部に損傷を与える、または、その他の方法で気密格納部を劣化させる必要なしで所望の最小厚さを有することが可能な埋め込み可能デバイスを対象とする。本明細書で衝撃面と呼ばれる、デバイスのインプラントの向きおよびロケーションによりデバイスに加えられる外部力を受ける可能性が高い埋め込み可能デバイスの面は、通常、インプラント受容者の皮膚の方に面する。デバイスのインプラント面は、特に、デバイスが、皮膚の近くか、または、皮膚の直下に埋め込まれるときに、かなりの外部力を受ける場合がある。そのため、当然の結果として、デバイスの対向面は、ほぼ受容者の内側の方に面し、したがって、デバイスに加えられる外部力を直接に受ける可能性が小さい。
本明細書で開示されるいくつかの実施形態では、デバイスは、少なくとも1つの機能部品を固定されているシャーシと、機能部品(複数可)が配置される気密格納部を形成するように、シャーシに気密に接続された底部シェル(本明細書では、第1シェルまたは底部シェルとも呼ばれる)とから構成される密閉コンテナを備える。コンテナは、さらに、シャーシおよび底部シェルの両方か、その組合せのいずれかで配設された少なくとも1つの気密フィードスルーを備える。フィードスルーは、少なくとも1つの入力/出力ラインが、気密格納部に侵入することを可能にするように構成され、気密格納部の完全性を損なうようなものではない。本明細書で使用されるように、「入力/出力ライン」という用語は、埋め込み可能デバイスと、受容者、他の埋め込み可能デバイス、外部部品などとの間で、エネルギー、データ、物質、生物学的サンプルなどを伝達するのに利用される、任意のワイヤ、ケーブル、チューブなどを指す。上部シェル(本明細書では、第2シェルまたは上部シェルとも呼ばれる)は、コンテナから離れて近くに位置するように、コンテナに接続されて、インプラント・デバイスの衝撃面を画定する。上部シェルおよびコンテナは、少なくとも1つの開口を有する非気密格納部を形成し、少なくとも1つの開口を通して、もしあれば、入力/出力ラインが、埋め込み可能デバイスを、他の埋め込み式または外部システムに接続するように経路指定されてもよく、埋め込み可能デバイスは、電極、センサ、電源などを含むが、それに限定されない。
有利には、シャーシおよび底部シェルは、所望の最小厚さを達成するように、機能部品を収容するように設計されてもよく、一方、上部シェルは、所望の耐衝撃性を有するように設計されてもよい。これは、聴力人工装具の埋め込み可能部品などの、受容者の皮膚の直下で、骨に隣接して埋め込まれるインプラントにおいて特に有益である。こうしたデバイスは、中間組織の欠如および乳様突起への隣接のために最大の外部力にさらされる。本発明のインプラント・デバイスの最小厚さは、デバイスの耐衝撃性を増やしながら、埋め込み可能デバイスを収容するために、乳様突起に陥凹部が作られる程度を減らすか、または、なくす可能性がある。受容者に与えられる明らかな利益に加えて、外科医は、異なる外科手法を適用するときのより多くの柔軟性およびデバイス自体を固定するより多くのオプションを有する。
本発明の実施形態は、主に、1つのタイプの刺激医療デバイス、聴力人工装具に関連して本明細書で述べられる。聴力人工装具は、補聴器、聴性脳刺激器、およびcochlear(商標)人工装具(cochlear(商標)人工デバイス、cochlear(商標)インプラント、cochlear(商標)デバイスなどと一般に呼ばれ、本明細書では、単に「蝸牛インプラント」と呼ばれる)を含むが、それに限定されない。
蝸牛インプラントは、音響振動を神経活動に通常変換する毛細胞が、存在しない部分または欠陥のある部分をバイパスするために、聴覚神経細胞の直接電気刺激を使用する。こうしたデバイスは、一般に、音の調子の差分を通常符号化する聴覚ニューロンを、電極が差動的に活性化させるように、蝸牛の鼓室階内に挿入された電極アレイを使用する。聴性脳刺激器は、聴覚神経の両側の変性を伴う少数の受容者を処置するのに使用される。こうした受容者の場合、聴性脳刺激器は、通常、平面電極アレイ、すなわち、脳幹の近位に位置することができる2次元表面上に電極接点が配設される電極アレイを用いて、脳幹内の蝸牛神経核の刺激を提供する。
図1は、本発明の実施形態が実施されてもよい、例示的な蝸牛インプラント・システムの斜視図である。外耳101、中耳105、および内耳107の関連する部品は、次に以下で述べられる。音響圧力波または音波103は、外耳101(たとえば、耳介)によって収集され、耳管102内に、また、耳管102を通って送られる。耳管102の遠位端にわたって、音響波103に応答して振動する鼓膜104が配設される。この振動は、ひとまとめにして、小骨117と呼ばれ、つち骨113、きぬた骨109、およびあぶみ骨111を含む、中耳105の3つの骨を通して、卵円窓または前庭窓115に結合される。中耳105の骨113、109、および111は、音響波103をフィルタリングし、増幅するのに役立ち、卵円窓115の関節式の接合または振動を引き起こす。こうした振動は蝸牛内に流体運動の波を設定する。こうした流体運動は、次に、蝸牛132の内側に並ぶ小さな毛細胞(図示せず)を活性化する。毛細胞の活性化によって、適切な神経インパルスは、らせん神経節細胞(図示せず)および聴覚神経138を通って脳(図示せず)に伝達され、脳で、神経インパルスが、音として認識される。
蝸牛インプラント100は、受容者の体に、直接的または間接的に取り付けられる外部部品アセンブリ142および受容者内に一時的または永続的に埋め込まれる内部部品アセンブリ144を備える。外部アセンブリ142は、通常、音を検出する1つまたは複数の音声受信デバイス(たとえば、マイクロフォン(複数可))120、スピーチ処理ユニット116、電力源(図示せず)、および外部送信機ユニット106を備える。外部送信機ユニット106は、外部コイル108、および、好ましくは、外部コイル108に直接的または間接的に固定された磁石(図示せず)を備える。スピーチ処理ユニット116は、開示する実施形態では、受容者の耳110のそばに位置する音声受信デバイス(たとえば、マイクロフォン)120の出力を処理する。スピーチ処理ユニット116は、ケーブル(図示せず)を介して外部送信機ユニット106に提供される、本明細書では、刺激データ信号と呼ばれる、コード化された信号を生成する。スピーチ処理ユニット116は、この図では、外耳101(たとえば、耳介)の背後にピッタリ合うように構築され、配置される。代替のバージョンは、体に装着されてもよく、あるいは、スピーチ・プロセッサおよび/またはマイクロフォンを、内部部品アセンブリ144内に組み込む完全に埋め込み可能なシステムを提供することが可能であってもよい。
内部部品144は、内部受信機ユニット112、刺激器ユニット126、および電極アセンブリ118を備える。内部受信機ユニット112は、内部経皮的伝達コイル(図示せず)、および、好ましくは、内部コイルに対して固定された磁石(同様に、図示せず)を備える。内部受信機ユニット112および刺激器ユニット126は、生体適合ハウジング内に密閉される。内部コイルは、先に述べたように、外部コイル108から電力およびデータを受信する。電極アセンブリ118のケーブルまたはリード線は、刺激器ユニット126から蝸牛132に延び、電極のアレイ134で終了する。刺激器ユニット126によって生成された信号は、電極アレイ134の電極によって蝸牛132に加えられ、それにより、聴覚神経138を刺激する。
一実施形態では、外部コイル108は、無線周波数(RF)リンクを介して内部コイルに電気信号を送信する。内部コイルは、通常、少なくとも1回巻き、好ましくは、複数回巻きの電気絶縁性単一ストランドまたは複数ストランドのプラチナ・ワイヤまたは金ワイヤから構成されるワイヤ・アンテナ・コイルである。内部コイルの電気絶縁は、柔軟シリコーン成形品(図示せず)によって提供される。使用時、内部受信機ユニット112は、受容者の耳110に隣接する側頭骨の凹所内に位置してもよい。
本発明の実施形態が実施されてもよい、上記および他の例示的な人工装具聴力インプラント・システムのさらなる詳細は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第4,532,930号、第6,537,200号、第6,565,503号、第6,575,894号、および第6,697,674号に記載されるシステムを含むが、それに限定されない。たとえば、蝸牛インプラント100は、外部部品を有するものとして述べられるが、代替の実施形態では、蝸牛インプラント100は、完全に埋め込み可能な人工装具であってよい。1つの例示的な実施態様では、たとえば、マイクロフォン、スピーチ・プロセッサ、および/または、電源を含むスピーチ処理ユニット116は、1つまたは複数の埋め込み可能部品として実施されてもよい。1つの特定の実施形態では、スピーチ処理ユニット116は、スピーチ処理ユニット116用に使用される密閉ハウジング内に収容されてもよい。
一例では、電極アレイ134は、複数の独立の電極を含んでもよく、電極はそれぞれ独立に刺激されてもよい。たとえば、ある実施形態では、Cochlear’s Nucleus 24システムを採用して、電極アレイ134は、22個の独立の電極を含み、電極はそれぞれ、受容者の蝸牛132の基底膜の異なったエリア(図示せず)を刺激する。当業者が知っているように、低周波音は、基底膜をその先端において最も大幅に刺激し、一方、高周波は、基底膜の基底をより強く刺激する。そのため、蝸牛の基底の近くに配置された電極アレイ134の電極は、高周波音をシミュレートするのに使用され、一方、先端の近くの電極は、低周波音をシミュレートするのに使用される。通常、こうしたシステムでは、スピーチ処理ユニット116は、最も大きな信号を有する電極だけを刺激する。たとえば、蝸牛インプラント100は、22個の電極のそれぞれについて出力を予測し、最も大きな振幅(すなわち、最大値)を有する電極を選択してもよい。選択される最大値の数は、たとえば、種々の因子に応じて、5〜10まで変わってもよい。さらに、パルス数/秒の単位で呼ばれることが多い、刺激レートが変わってもよい。加えられる最大値のそれぞれは、本明細書では、チャネルの刺激(または刺激チャネル)と呼ばれるであろう。そのため、8個の最大値が加えられる例では、システムは、8チャネルの刺激を加えるものとして述べられるであろう。
当業者が理解するように、本発明は、限定はしないが、連続インターリーブド・サンプリング(CIS)、スペクトルPEAK抽出(SPEAK)、および高度組合せエンコーダ(ACE(商標))を含む、現在開発されているまたは後日開発される任意のスピーチ戦略(ストラテジ)と組み合わせて使用されてもよい。こうしたスピーチ戦略の例は、その全体の内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第5,271,397号に記載される。本発明はまた、現在開発されているまたは後日開発される他のスピーチ・コーディング戦略と共に使用されてもよい。本発明のいくつかの実施形態は、SPEAK、ACE(商標)、およびCISを含む、さまざまな代替のコーディング戦略を使用するCochlear LimitedのNucleus(商標)インプラント・システム上で使用されてもよい。とりわけ、これらの戦略は、信号経路内で選択された周波数チャネルの数を変えることによって、コード化された音声信号の時間分解能とスペクトル分解能との間に兼ね合いを提供する。
蝸牛インプラント100の上記の例示的な適用では、埋め込み可能デバイスは、刺激器ユニット126である。しかし、埋め込み可能デバイスは、蝸牛インプラント100または他の医療デバイスの他の機能部品および動作部品を備えてもよいことが理解されるべきである。たとえば、蝸牛インプラントの文脈で、埋め込み可能デバイスは、たとえば、スピーチ処理動作を実施する他の機能部品を含んでもよい。あるいは、適用可能な蝸牛インプラントは、気密格納部を要求する実質的に全ての機能部品が、埋め込み可能デバイス内に含まれる、完全に埋め込み可能なシステムであってよい。これを強調するために、以下の説明では、蝸牛人口装具100の刺激器ユニット126などの、医療デバイスの特定の部品ではなく、埋め込み可能デバイスが参照されるであろう。
図2Aは、本発明の実施形態によるインプラント・デバイス200の一実施形態の拡大斜視図である。図2Bは、ライン2B−2Bに沿って切り取られた図2Aに示すインプラント・デバイスの断面図である。図2Cは、図2Bに示すインプラント・デバイス、すなわち、機能部品を取り除いた気密格納部を有するインプラント・デバイスのハウジングの同じ断面図である。インプラント・デバイス200は、図2A〜2Cを参照して、次に以下で述べられる。
インプラント・デバイス200は、密閉コンテナ202を備える。密閉コンテナ202は、シャーシ204に気密に接続された底部シェル206によって形成される。図2Bおよび図2Cに示すように、コンテナ202は、機能部品212が配置される気密格納部224を画定する。述べたように、機能部品は、機械部品、電気部品、電気機械部品、および/または、電子部品を含む、生物学的システムに暴露されない少なくとも任意の部品を含む。この例示的な適用では、機能部品212は、プリント配線板208およびプリント配線板208上に搭載された電子部品228を含む。図2Aに示す実施形態では、電子部品228は、1つまたは複数の比較的大きな部品228Lおよび1つまたは複数の比較的小さな部品228Sを備えてもよい。本明細書で定義するように、比較的大きな部品228Lは、他の部品の高さより、平均して、全体が高い高さを有する部品である。図2Bを参照すると、機能部品212の高さは、インプラント・デバイス200の厚さ222に平行な軸に沿った部品の寸法である。逆に、比較的小さな部品228Sは、他の部品212の高さより全体が低い高さを有する部品である。本発明の代替の実施形態における部品228Sおよび228Lの割り当ては、以下で詳細に述べられる。さらに、シャーシ204の実施形態のさらなる態様および特徴も、以下で詳細に述べられる。
コンテナ202は、さらに、シャーシ204および/または底部シェル206内に配設された少なくとも1つの気密フィードスルー210を備える。図2A〜2Cに示す実施形態では、2つの細長い気密フィードスルー210Aおよび210Bは、シャーシ204の開口218内に配設される。こうしたフィードスルー210は、それぞれ、入力/出力ライン216が、格納部の気密性を低下させることなく、気密格納部224に侵入することを可能にするように構成される。入力/出力ライン216は、たとえば、機能部品212と、受容者、他の埋め込み可能デバイス、外部部品などとの間で、エネルギー、データ、物質、生物学的サンプルなどの伝達を容易にする、ワイヤ(銅、光ファイバなど)、ケーブル、チューブなどであってよい。
図2Bに示す実施形態では、1つのリード線216は、プリント配線板208の底部から1つの気密フィードスルー210Aを通して延び、一方、別のリード線216は、プリント配線板208の底部から他の気密フィードスルー210Bを通して延びる。図1を参照して上述した例示的な適用では、1つのこうしたリード線216は、内部経皮的伝達コイルに接続され、他のリード線216は、電極アレイ134に接続される。気密フィードスルー210は、格納部224の気密性を減ずるか、または、その他の方法で損なうことなく、任意のタイプの多くの入力/出力ラインが、格納部224内に侵入することを可能にする。
埋め込み可能デバイス200は、インプラントの向きおよびロケーションによって、デバイスに加えられる外部力を受ける可能性が高い、本明細書で衝撃面と呼ばれる面を有する。すなわち、インプラント受容者の皮膚に向かって面するインプラント・デバイスの表面は、特に、デバイスが、皮膚の近くか、または、皮膚の直下に埋め込まれると、外部力を受ける可能性がある。そのため、当然の結果として、デバイスの対向面は、ほぼ受容者の内側の方に面し、したがって、デバイスに加えられる外部力を直接に受ける可能性が小さい。
上部シェル214は、コンテナから離れて近くに位置してコンテナ202に接続され、インプラント・デバイス200の述べた衝撃面を画定する。上部シェル214およびコンテナ202は、図2Bおよび図2Cに最もよく示される非気密格納部226を形成する。格納部226は、少なくとも1つの開口230(図2A)が存在するために非気密性であり、開口230を通して、入力/出力ライン216が、先に述べたように、他の埋め込み式または外部システム、デバイスなどに接続するために経路指定される。
有利には、上部シェル214は、コンテナ202のサイズの増加を必要とすることなく、また、格納部224の気密性の減少をもたらすこともなく、所望の耐衝撃性を有するように設計されてもよい。これは、聴力人工装具100の刺激器ユニット126などの、受容者の皮膚の直下で、骨に隣接して埋め込まれるインプラントにおいて特に有益である。こうしたデバイスは、受容者の頭皮の直下の乳様突起に当たって埋め込まれるために最大の外部力にさらされる。本発明のインプラント・デバイスの最小厚さは、デバイスの耐衝撃性を増やしながら、インプラントを収容するために、乳様突起に陥凹部が作られる程度を減らすか、または、なくす可能性がある。
上部シェル214は、デバイス200の上部表面を画定する外側表面、および、外側表面からほぼ垂直に延びる側壁を備える。同様に、底部シェル206は、デバイス200の底部表面を画定する外側表面、および、外側表面からほぼ垂直に延びる側壁を備える。図2Bおよび図2Cに最もよく示されるように、上部シェル214および底部シェル206は、シャーシ204の周辺縁の対向面に嵌合する。しかし、上部および底部シェル214、206は、無数の方法で結合してもよいことが理解されるべきである。1つの代替の実施形態では、たとえば、上部および底部シェル214、206は、互いに直接に嵌合する。
図2A〜2Cに示す実施形態では、上部シェル214の外側表面は、わずかに凸状である。加えられた力は、上部シェル214によって、完全にまたは部分的に吸収されると共に、上部シェル214に沿ってシャーシ204および底部シェル206に伝達され、最終的に隣接する乳様突起(図示せず)に伝達されることになる。万一、埋め込み可能デバイス200が、内側に撓まされる大きな外部力を受けた場合、機能部品212はまた、シャーシ204によって保護される。換言すれば、外部力から機能部品212を保護する2つの材料層、上部シェル214とシャーシ204が存在する。
上部シェル214は、所望の耐衝撃性を有するように設計されてもよい。たとえば、図2Bおよび図2Cに示す実施形態では、上部シェル214は、底部シェル206の厚さより実質的に厚い厚さを有する。こうした厚さの増加は、インプラント・デバイス200のサイズの増加をもたらす必要はない。むしろ、厚さの増加は、非気密格納部226の容積の減少をもたらす場合がある。たとえば、一実施形態では、上部層214は、ほぼ0.35mm〜0.5mmの厚さを有するチタンで形成される。他の実施形態では、上部層214の厚さは、ほぼ0.40mm〜0.45mmである。同じかまたは他の実施形態では、上部層214の厚さは、底部層206の厚さのほぼ倍である。
一部の実施形態では、内部充填材料が、非気密格納部226および/または気密格納部224内に注入されるか、または、挿入されてもよい。内部充填材料は、耐衝撃性をさらに提供することによって、埋め込み可能デバイス200の構造の完全性に役立ってもよい。適した内部充填材料は、シリコン、Santoprene(商標)、または、当業者によって理解される他の衝撃減衰材料を含む。
一実施形態では、埋め込み可能デバイス200は、比較的大きな電子部品228Lおよび比較的小さな電子部品228Sを搭載するプリント基板208を収容する。比較的大きな電子部品228Lは、プリント基板208の中央の方に搭載され、一方、比較的小さな電子部品228Sは、プリント基板208の周縁上に搭載される。述べたように、比較的大きい部品および比較的小さい部品という用語は、機能部品の高さを指し、高さは、プリント基板208によって画定される平面に垂直である軸に沿う距離である。そのため、機能部品の高さは、埋め込み可能デバイス200の厚さ222に平行である。
気密コンテナ202は、気密格納部224の大きな容積が、インプラント・デバイス200の中央の方に設けられるように構成され、高さが比較的高い機能部品212について十分な空間を提供する。たとえば、聴力人工装具100の例示的な適用では、大きなエリアは、ほぼ4mm〜5mm、好ましくは、4.2mm〜4.5mmの高さを有してもよい。小さいエリアは、コンテナ202の周縁上に配置され、高さが比較的低い機能部品228Sを収容するのに十分な空間を提供する。一実施形態では、小さいエリアは、ほぼ2mm〜3mmの高さ222を有してもよい。一実施形態では、高さ222は、ほぼ2.4mm〜2.6mm、好ましくは、2.5mmである。複数の小さなエリアを有する一部の実施形態では、それぞれの小さなエリアは、実質的に対称のコンテナ202を提供するために、実質的に同じ高さを有してもよい。
本発明の一実施形態では、埋め込み可能デバイス200は、実質的に平滑な表面である外部表面を有する。すなわち、インプラント・デバイス200の表面正接に離散的な変化が存在しない。インプラント・デバイス200の全体形状の平滑さを達成する一方法は、図4に示すように、上部シェル214の形状を利用するように設計されたシリコーン材料を使用することである。上部シェル214は、強い接着力が望まれるエリアでは、厚いシリコーン層を使用してもよい。一実施形態では、シリコーン・シェルは、約0.2mm〜0.25mmの厚さを有してもよい。
図3Aおよび図3Bは、一実施形態のシャーシ204の平面斜視図および底面斜視図を示す。図3Aは、ウェブ304によって分離された2つの凹所302を示す。シャーシ204は、シャーシ204上でプリント基板208を整列させる、かつ/または、位置させるピン306を有する。フィードスルー210が、スロット内に設置される(install)ときに、プリント基板に容易に接続するように、フィードスルー・スロット218が、シャーシ204の縁310上に設けられる。プリント基板が、フィードスルー・スロット218および凹所302を覆って延在するように、プリント基板が、縁(brim)310に当たって載置されてもよい。シャーシ204は、底部シェル206(図示せず)に嵌合するために、シャーシ204の縁の周りに、窪んだ下部リム312を有する。
図3Bは、凹所302によって作られた突出部314を示すシャーシ204の平面斜視図である。コイルおよび電極ワイヤ(図示せず)が、外部供給源からフィードスルー・スロット218内に延びるように、経路指定ガイド316が位置する。経路指定ガイド316は、疲労性能に寄与する、コイル出口の幾何形状を左右する。上部シェル214は、突出部314を覆い、窪んだ上部リム318上でシャーシ204に嵌合してもよい。
本発明の上記また他の実施形態で使用されるシャーシの特徴は、いくつかの利点を提供する。
たとえば、本発明のいくつかの実施形態の1つの利点は、窪んだリム342、318が、正確なジグ作成の必要無しで、シェル214、206に嵌合するための容易な配置手段を提供することである。窪んだリム342、318はまた、レーザ溶接による、シャーシに対するシェルの嵌合中に、内部部品に損傷を与える可能性があるレーザ「シャイン・スルー(shine through)」に対するシールドを提供する。
本発明のいくつかの実施形態のフィードスルー・スロット218も、さらなる利点を提供する。フィードスルーは、シャーシ内の電子部品およびプリント基板に対して、一般に、しっかりと保持されることが当技術分野ではよく知られている。シャーシのサイズが変わる場合、フィードスルー・スロット・サイズも変わってもよい。自動化生産プロセスは、整合したシャーシが製造されるように、個々のフィードスルー・スロットをさらに測定してもよい。各フィードスルー・スロット218は、シャーシ204の柔軟性を増す、異なるフィードスルー構成を容易にしてもよい。
さらに、シャーシ204は、凹所302内で、電子部品228を位置付け保護する。図に示す実施形態では、シャーシ204は、大きな電子部品228Lを部分的に囲み、収容する凹所302Aを有する。シャーシ204は、凹所302を分離するウェブ304を有する。小さな電子部品228Sは、プリント基板208上に搭載されてもよい。凹所320Bはまた、小さな電子部品228Sを部分的に囲み、収容してもよい。さらなる小さな電子部品228Sは、プリント基板208の非シャーシ面に搭載され、底部シェル層206によって覆われる。これは、インプラント200内で必要な空間の大きさを最小にする。
上部層214は、シャーシ202を覆って延在し、曲率を生成してもよい。上部層214は、窪んだ上部リム318に沿ってシャーシ204に固着され、一方、底部層206は、窪んだ下部リム312に沿ってシャーシ204に固着されてもよい。
シャーシ204は、ほぼ1.6mmの厚さを有してもよいが、一部のエリアでは、最低0.25mmに変わってもよい。シャーシ204用の適した材料は、とりわけ、チタンまたはセラミックを含む。
インプラント・デバイス200におけるシャーシ204の使用は、製造、空間設計、および衝撃設計の利点を提供する。こうした利点は、シャーシ204内のウェブ304の存在によって達成されてもよい。ウェブ304は、凹所302A、302B、および、どの電子部品228が、存在する場合、他の部品228に関して区分化されるかを画定するのに役立つ。同様に、衝撃を受けると、ウェブ304は、プリント基板208に接触して、衝撃力のコースを、電子部品228からプリント基板208に変えてもよい。
シャーシは、凹所およびウェブの任意の数の設計を有してもよく、図3Aおよび図3Bに示す設計は一例である。たとえば、それぞれが異なる寸法を有する、3つ以上の凹所が存在してもよい。述べたように、本発明の一部の実施形態では、部品を保護し、さらなる衝撃強度を提供するために、凹所302内に内部充填材料が存在してもよい。
本発明のいくつかの実施形態のシャーシ設計は、精巧な回路および大きな電子部品を保護する。たとえば、変圧器は、プリント基板上の大きな部品のうちの1つであり、シャーシの凹所内に延びてもよい。同様に、空間を保存し、インプラントを出来る限り薄くするために、本発明の実施形態は、変圧器が、凹所内に単に置かれるのではなく、凹所を通って延在することによって、シャーシの「中に」載置されることを可能にする。空間を保存する別の方法は、変圧器が凹所内でかつプリント基板を通って延在し、底部シェルによって覆われるように、プリント基板の開口部内に変圧器を設置することである。
他の電子部品は、部品を衝撃からの保護する必要性に応じて、インプラント内に位置付けられてもよい。たとえば、集積回路(IC)は、インプラントの最も精巧なパーツの1つ、また、機能の点で最も重要なパーツの1つである。本発明の一シャーシ設計では、ICは、PCBのシャーシ面に搭載され、(試験ポイントを含む)他の部品は、他の面に搭載される。ICは、保護のために、シャーシの凹所内に置かれてもよい。衝撃による応力は、外側シェルを通って、かつ/または、内部充填材へ、シャーシおよびウェブへ、その後、ICを回避して、周囲の部品へ向けられてもよい。シャーシ内の凹所は、チップ絶縁体を収容してもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、シャーシは、いくつかの他のパーツを配置し、収容する複雑なパーツである。「複雑な」アライメント・ツールまたはジグを有することなく、または、目によってパーツ(part)を配置する必要無しで、この複雑さがシャーシに組み込まれる。複雑なシャーシを生産することは、多くの方法によって行われてもよい。こうした方法の例は、ミリング、EDM、ワイヤEDM、コイニング、および金属射出成形(MIM)を含む。これらの方法の最後の2つは、ミリングの場合と同様に各パーツ(part)ではなく、1つだけのパーツ(ダイ)内に複雑さが組み込まれるため、比較的有利である。しかし、ミリングでは、複雑なシャーシを機械加工することにより設計を変えることによって、サイズの変動に適合する柔軟性が存在する。
複雑なシャーシは、従来の方法によって達成することが難しい厳しい公差内で、事前設計されたレイアウト内に電子部品がパッケージングされることを可能にする。複雑なシャーシは、パーツの総数を減らし、また、電子部品に対する物理的保護を提供しながら、ロジスティック・コストを低減することによって、インプラントの信頼性を増加させてもよい。しかし、複雑なシャーシを有することは、製造方法に応じて、シャーシを製造するのにさらなる時間を必要とする。たとえば、機械加工は、シャーシが、MIMされるか、または、コイニングされるのに比べて、製造するのに多くの時間がかかる場合がある。1つの理由は、シャーシの複雑さが、ダイ内に組み込まれ、ダイからシャーシが、非常に短時間で生産されることができるからである。同様に、MIMされるか、または、コイニングされるシャーシは、一貫性が高くかつ信頼性が高い製造方法によって生産されることができる。機械加工は、シャーシに対して同様に使用されることができるミリングまたは選択的レーザ溶融(SLM)を含んでもよい。SLMについてのサイクル・タイムは、ミリングより速いが、MIMより遅く、MIMは、やはり、コイニングより遅い。各製造方法を実施する労働コストはまた、重要な考慮事項である場合がある。
図4は、インプラント・デバイス200の代替の実施形態の断面図である。この実施形態では、シリコーン層402は、インプラント・デバイス200の表面に固着される。シリコーンの厚さは、ねじ固定に任意選択で使用されることができる軟質エリアを提供すると共に、上部シェル214の可撓性による、皮膚を通したインプラントの縁の柔らかい感触を与える。こうしたエリアは、シリコーン・ブーツ(boot)によって固定板(図示せず)を固定するのに使用されてもよい。固定板は、上部シェル214の曲率に一致するように設計されてもよい。固定板は、ねじを受容者の骨に固定する手段を提供する。任意の量の固定板または他の取付け具およびピンが、インプラント・デバイス200を受容者に固定するのに使用されてもよいことが理解されるべきである。
本出願に引用される、文書、特許、定期刊行論文、および他の資料は全て、本明細書に参照により組み込まれる。
本発明は、添付図面を参照して、いくつかの実施形態に関連して完全に述べられたが、種々の変更および修正が、当業者にとって明らかであることが理解される。こうした変更および修正は、添付特許請求の範囲から逸脱しなければ、添付特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲内に含まれるものと理解される。
本発明の実施形態が、有利には、実施されてもよい、例示的な聴力人口装具の一実施形態の略ブロック図である。 本発明の一実施形態による、インプラント・デバイスの拡大斜視図である。 図2Aの断面ライン2B−2Bに沿って切り取られた図2Aに示すインプラント・デバイスの断面図である。 機能部品を取り除いた気密格納部を有する、図2Bに示すインプラント・デバイスの同じ断面図である。 本発明の実施形態に従って構築されたシャーシの底面斜視図である。 図3Aに示すシャーシの平面斜視図である。 図2Aの断面ライン2B−2Bに沿って切り取られた図2Aに示すインプラント・デバイスの代替の実施形態の断面図である。

Claims (30)

  1. 埋め込み可能デバイスにおいて、デバイスに加えられる力を受ける可能性がある衝撃面を有する、埋め込み可能デバイスであって、
    該デバイスは密閉コンテナを備え、該密閉コンテナは、
    少なくとも1つの機能部品が固定されているシャーシと、
    前記シャーシに気密に接続されて、前記少なくとも1つの機能部品が配置される気密格納部を形成する第1シェルと、
    少なくとも1つの入力/出力ラインが、前記気密格納部に侵入することを可能にするように構成された、前記シャーシおよび前記第1シェルの1つまたは両方の中に配設された少なくとも1つのフィードスルーとを含み、
    前記デバイスはさらに、前記コンテナから離れて近くに位置するように前記コンテナに接続されて、デバイスの前記衝撃面を画定する第2シェルを備える、埋め込み可能デバイス。
  2. 少なくとも1つの開口は、前記第2シェルの表面によって少なくとも部分的に画定され、それぞれの前記少なくとも1つの開口は、前記少なくとも1つの入力/出力ラインの1つまたは複数が、インプラント・デバイスから延びることを可能にするように構成される、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  3. 前記少なくとも1つの機能部品は、
    プリント基板であって、プリント配線板上に電子部品を搭載された、プリント配線板を備えるプリント基板を備える、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  4. 前記第2シェルおよび前記コンテナは、非気密格納部を形成する、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  5. 前記複数の機能部品は、高さが比較的高い機能部品が、前記気密格納部の中央領域内に配列され、一方、高さが比較的低い機能部品が、前記気密格納部の1つまたは複数の周辺領域内に配置されるように、前記気密格納部内に位置する、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  6. 前記第2シェルは、前記第2シェルに加えられる衝撃力が、前記第1シェルに伝達されるように、前記コンテナに接続される、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  7. 前記第2シェルは凸状である、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  8. 前記第2シェルは、連続して湾曲する外側表面を有する、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  9. 前記第1シェルは第1の厚さを有し、前記第2シェルは、前記第1シェルと異なる第2の厚さを有する、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  10. 人工聴力インプラントの部品であり、前記少なくとも1つの機能部品は、刺激器/受信機ユニットの複数の機能部品を備え、前記少なくとも1つの入力/出力ラインは、埋め込み可能デバイスと、経皮的コイルおよび電極アレイの1つまたは複数との間で電子信号を伝送するように構成された少なくとも1つのケーブルを備える、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  11. 前記シャーシは、少なくとも1つの凹所を備え、それぞれの凹所は、前記少なくとも1つの機能部品の1つまたは複数を動作可能に受け取る大きさに作られる、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  12. 前記第1シェルは、上部壁および前記上部壁の周縁から延びる側壁を有し、前記第2シェルは、上部壁および前記上部壁の周縁から延びる側壁を有し、前記第1および第2シェルの1つまたは複数の側壁は、前記シャーシならびに前記第1および第2シェルに嵌合するように構成される、請求項1に記載の埋め込み可能デバイス。
  13. 埋め込み可能デバイスであって、
    衝撃表面および前記衝撃表面の周縁からほぼ垂直に延びる側壁を有する上部シェルと、
    底部シェルであって、前記上部シェルの前記衝撃表面の部分にほぼ平行である第2表面部分を有し、また、前記第2表面部分の周縁からほぼ垂直に延び、前記上部シェルの前記側壁の1つまたは複数と結合して、前記上部シェルと前記底部シェルとの間に非気密格納部を形成する側壁を有する、底部シェルと、
    シャーシであって、前記非気密格納部内に配設され、前記底部シェルに固定されて、前記底部シェルと気密格納部を形成する、シャーシと、
    前記気密格納部内に配設された少なくとも1つの機能部品とを備える、埋め込み可能デバイス。
  14. 前記上部シェルの前記側壁および前記底部シェルの前記側壁は、前記シャーシの対向面と嵌合する、請求項13に記載の埋め込み可能デバイス。
  15. 前記少なくとも1つの機能部品は、前記シャーシに固定される、請求項13に記載の埋め込み可能デバイス。
  16. 少なくとも1つの入力/出力ラインが、前記気密格納部に侵入することを可能にするように構成された、前記底部シェルおよび前記シャーシの1つまたは両方の中に配設された少なくとも1つの気密フィードスルーをさらに備える、請求項13に記載の埋め込み可能デバイス。
  17. 前記少なくとも1つの機能部品は、高さが比較的高い機能部品が、前記気密格納部の中央領域内に配列され、一方、高さが比較的低い機能部品が、前記気密格納部の1つまたは複数の周辺領域内に配置されるように、前記気密格納部内に位置する寸法の異なる複数の機能部品を備える、請求項13に記載の埋め込み可能デバイス。
  18. 前記上部シェルの前記衝撃表面は凸状である、請求項13に記載の埋め込み可能デバイス。
  19. 前記シャーシは、前記少なくとも1つの機能部品の1つまたは複数を動作可能に受け取る大きさである少なくとも1つの凹所を備える、請求項13に記載の埋め込み可能デバイス。
  20. 聴力人工装具であって、
    埋め込み可能デバイスであって、デバイスに加えられる力を受ける可能性がある衝撃面を有する、埋め込み可能デバイスを備え、
    該デバイスは、密閉コンテナを備え、該密閉コンテナは、
    少なくとも1つの機能部品が固定されているシャーシと、
    前記少なくとも1つの機能部品が配置される気密格納部を形成するように、前記シャーシに気密に接続された第1シェルと、
    少なくとも1つの入力/出力ラインが、前記気密格納部に侵入することを可能にするように構成された、前記シャーシおよび前記第1シェルの1つまたは両方の中に配設された少なくとも1つのフィードスルーとを含み、
    前記デバイスはさらに、前記コンテナから離れて近くに位置するように前記コンテナに接続されて、前記デバイスの前記衝撃面を画定し、前記コンテナと非気密格納部を形成する第2シェルを備える、聴力人工装具。
  21. 前記埋め込み可能デバイスは、聴力人工装具の刺激器/受信機ユニットを備える、請求項20に記載の聴力人工装具。
  22. 前記埋め込み可能デバイスは、聴力人工装具のスピーチ・プロセッサを備える、請求項20に記載の聴力人工装具。
  23. 前記埋め込み可能デバイスは、聴力人工装具の実質的に全ての機能部品を備える、請求項20に記載の聴力人工装具。
  24. 少なくとも1つの開口は、前記第2シェルの表面によって少なくとも部分的に画定され、それぞれの前記少なくとも1つの開口は、前記少なくとも1つの入力/出力ラインの1つまたは複数が、前記インプラント・デバイスから延びることを可能にするように構成される、請求項20に記載の聴力人工装具。
  25. 前記少なくとも1つの機能部品は、
    プリント基板であって、プリント配線板上に電子部品を搭載された、プリント配線板を備えるプリント基板を備える、請求項20に記載の聴力人工装具。
  26. 前記少なくとも1つの機能部品は、複数の機能部品を備え、前記複数の機能部品の一部は、高さが比較的高い機能部品が、前記気密格納部の中央領域内に配列され、一方、高さが比較的低い機能部品が、前記気密格納部の1つまたは複数の周辺領域内に配置されるように、前記格納部内に位置する、請求項20に記載の聴力人工装具。
  27. 前記第2シェルは、前記第2シェルに加えられる衝撃力が、前記第1シェルに伝達されるように、前記格納部に結合される、請求項20に記載の聴力人工装具。
  28. 前記第2シェルは凸状である、請求項20に記載の聴力人工装具。
  29. 前記第2シェルは、連続して湾曲する外側表面を有する、請求項20に記載の聴力人工装具。
  30. シャーシは、前記少なくとも1つの機能部品の1つまたは複数を動作可能に受け取る大きさである少なくとも1つの凹所を備える、請求項20に記載の聴力人工装具。
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