JP2008526395A - 顔面マスク用の前頭部支持体 - Google Patents

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Abstract

呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリ(FMA)。顔面マスクアセンブリ(FMA)は、支持体(120)を含むマスクフレーム(112)と、マスクフレーム(112)に取り付けられた顔面クッション(16)と、前頭部支持体(10A)とを含む。前頭部支持体(10A)は、前頭部クッションアセンブリ(50、52、54、122)と、前頭部クッションアセンブリ(50、52、54、122)に動作可能に結合された調節ノブ(150)とを含む。調節ノブ(150)は、調節ノブ(150)の回転する動きにより、マスクフレーム(112)が前頭部クッションアセンブリ(50、52、54、122)に関して短縮位置と延長位置の間を移動するように、前頭部クッションアセンブリ(50、52、54、122)とねじ係合する。

Description

本発明は、概して、着用者の気管に呼吸に適した気体を供給するために使用される顔面マスク用の前頭部支持体の分野に関する。
本出願は、2005年1月12日出願の米国特許仮出願第60/643113号、2005年7月6日出願の第60/696502号、2005年9月9日出願の第60/715173号、及び2005年11月14日出願の第60/735823号の利益を主張するものであり、各文献は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
例えば、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA:obstructive sleep apnea)など、様々な呼吸器の疾患及び睡眠呼吸障害(SDB:sleep disordered breathing)の持続的陽圧気道法(CPAP:continuous positive airway pressure)、及び/または非侵襲的陽圧換気法(NPPV:noninvasive positive pressure ventilation)など、他の換気補助療法において使用するための顔面マスクが良く知られている。例えば、特許文献1(その内容全体を参照により本明細書に明白に組み込む)を参照されたい。本発明をCPAP療法で使用するための全顔面マスクを参照して以下に詳細に説明するが、こうした参照は限定的ではなく、本発明の特に好ましい実施形態を対象とすることを理解されたい。従って、本発明の様々な特徴及び利点を、鼻マスクなど他のタイプのマスク、または他のタイプの非侵襲性換気療法において等価に包含することができる。
SDBの治療のための装置は、一般に、導管を介して患者とのインターフェース(patient interface)に陽圧で空気を供給する送風機を含む。患者とのインターフェースは、鼻用マスクアセンブリや鼻及び口用のマスクアセンブリ(すなわち、全顔面マスク)など、いくつかの形状をとることができる。患者は、NPPV療法を受けるために、典型的には睡眠中にマスクアセンブリを装着する。
マスクアセンブリは、典型的には硬質のシェルまたはフレーム及び軟質の顔面接触クッションを含む。クッションは、患者の顔面から硬質のフレームを緩衝し、患者の顔面との封止を提供する。フレーム及びクッションは、鼻または鼻及び口を受ける凹所を画定する。フレーム及びクッションは、ヘッドギアアセンブリによって患者の顔面上の適位置に保持される。ヘッドギアアセンブリは、典型的には、患者の顔面の両側に沿って通り患者の後頭部または頭頂部に至るストラップの構成を備える。
CPAP療法のために使用される現行のマスクで生じる1つの問題点は、マスクのストラップを締めると、着用者の顔面に対してマスクを圧縮することになり、従って、着用者の鼻など、一部の着用者の顔面の造作に対して過度の力を加えることである。適合性の劣るマスクは、圧力下で漏らす恐れがあり、そのため患者がヘッドギアストラップを過度に締めることを助長し、不快にし、顔面に跡がつき、場合によっては顔面が痛むことになる。
従って、従来のマスクは、マスクと前頭部の間に支持体及び安定機構を提供する前頭部支持体を備えている。前頭部支持体は、マスクを着用者の顔面領域に対して強く押しすぎることを防止し、且つマスクと着用者の頭部の間の接点を追加することでマスクの移動を最小限に抑え、それにより、不快な圧力点を低減する。更に、2005年1月12日出願の同時係属の米国特許仮出願第60/643113号(その内容全体を明白に参照により本明細書に組み込む)に記載のガセット(gusset)付きの顔面クッションを有する顔面マスクでは、ガセットの開く量及び/または閉じる量を制御するために前頭部支持体を採り入れることができ、それにより、着用者の顔面、例えば、患者の鼻の領域に加えられる力を助ける。
典型的には、マスクの前頭部支持体は、標準的なマスクが人体計測による異なる顔の造作を有する一部の患者に適切な調節をすることができるように調節可能である。調節可能な前頭部支持体を有する従来のマスクは、特許文献2、特許文献3、特許文献4、及び特許文献5(これらの発行済みの特許のそれぞれの内容全体を参照により本明細書に明白に組み込む)によって明示される。例えば、特許文献6(その内容全体を参照により本明細書に明白に組み込む)に示すように、調節性を促進するには、従来の前頭部支持体もマスクに対して移動することができ、それにより、マスクと前頭部支持体の間の相対角度を特定の着用者の顔面の造作を収容するためにそれによって変更することができる手段が提供される。
米国特許第4944210号明細書 米国特許第6119693号明細書 米国特許第6463931号明細書 米国特許第6557556号明細書 米国特許第6691708号明細書 米国特許第6532961号明細書 米国特許第6374826号明細書 Anthropometry of the Head and Face, Leslie Farkas, Raven Press NY, NY 1994
しかし、マスク用の従来の前頭部支持体の場合の問題点は、調節の範囲が比較的限られており、そのため実際には比較的多数の着用者に万能に適合しないことである。すなわち、人体計測の顔の造作が特定のユーザの頭部のものなので、従来の前頭部支持体の調節性では快適な適合を可能にするのに十分ではないことがある。従って、上述の前頭部支持体は十分に機能するが、マスク用の前頭部支持体の改良が必要である。
一実施形態では、マスクの前頭部支持体は、従来の前頭部支持体構造と比べてより広い適合の万能性を提供する。より具体的には、本発明のいくつかの実施形態によれば、従来の前頭部支持体の構造と比較すると、より有用であり有益な範囲の調節が可能であり、それにより、本発明の前頭部支持体がずっと多くの患者により万能に適合することが可能になる前頭部支持体が提供される。
本発明の特に好ましい態様によれば、マスクフレームと、マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、前頭部支持体とを備え、呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリが提供される。有利には、前頭部支持体は、マスクフレームに取り付けられアーチ形のチャネルを画成するレシーバと、レシーバの前記チャネル内で受けられ短縮位置と延長位置との間で構成可能なアーチ形の細長いバーと、そのバーの遠位端に調節可能に(例えば、枢動可能に)取り付けられた前頭部クッションアセンブリとを含む。
好ましくは、前頭部クッションアセンブリは、1対のクッション支持板を備える。
本発明の他の態様では、前頭部支持体アセンブリは、スライドバーの遠位端に調節可能に(例えば、枢動可能に)連結された中央支持体を備え、前記支持板が前記中央支持体から外側に延びる。
本発明の他の態様は、スライドバーに関してほぼV字形またはほぼT字形になるように中央支持体に連結された中央の支持板で具現化される。
クッション支持体アセンブリは、最も好ましくは、凸型または凹型の前頭部クッションを備える。具体的には、本発明の一態様によれば、クッション支持板は孔を含み、前頭部クッションアセンブリは、内面が凹型の1対のクッションと、そこから後方に突き出した取付ヘッドとを備え、その取付ヘッドは、支持板にクッションを物理的に取り付けるように支持板のそれぞれの孔内にその中を通して挿入される。
本発明の他の態様によれば、レシーバは、対向する1対の開口部を備え、スライドバーは、スライドバーの長手方向全体に互いに間隔をあけて配置された一連の孔を備え、スライドバーがその前記短縮位置と延長位置の間を摺動する際にレシーバの対向する開口部とそれぞれ位置合わせすることができる。レシーバに関してスライドバーの位置を維持するために、前記少なくとも1つの孔が前記開口部と位置合わせされるときに、前記対向する開口部及びスライドバーの前記孔のそれぞれ1つの中を通して挿入することができる位置決めピンを提供することができる。
本発明の他の態様によれば、スライドバーは、ギアラックを備え、レシーバは、前記ギアラックと噛み合うピニオンギアを有する調節ノブを備える。従って、調節ノブの回転する動きにより、スライドバーがその短縮位置と延長位置の間を移動するようになる。
スライドバーは、弾性のデテントボタンを備えることができ、レシーバは、長手方向に間隔をあけて配置された一連の位置決め孔を備える。従って、デテントボタンは、スライドバーがその短縮位置と延長位置の間を移動するときに、弾性的に位置決め孔と係合可能であってよい。
本発明の一態様では、スライドバーは、細長いスロットを備え、調節ノブは、頭部分及びその頭部分をピニオンギアに連結する円筒形の支柱を備える。従って、円筒形の支柱は、スライドバーがその短縮位置と延長位置の間で移動することを可能にするように細長いスロット内で受けられる。レシーバは、調節ノブの下面が載る円形の支持面を備えることもできる。
本発明の他の態様によれば、顔面マスクアセンブリは、スライドバーを有する前頭部クッション支持体を備え、そのスライドバーは、弾性の中央舌状部材と、その舌状部材によって運ばれる押しボタン及び固定された爪を含む。レシーバは、押しボタンがその中を通って延びる細長いスロットと、前記爪と係合可能な一連のラチェットの歯を備える。従って、爪は、スライドバーがレシーバ内でその短縮位置と延長位置の間を摺動可能に移動することが可能になるように、押しボタンを押す際に前記ラチェット歯のそれぞれ1つから離脱する。好ましくは、固定された爪は、前記押しボタンの両側に提供される。
本発明の一態様は、全体的に凹型のクッションフランジを有する前頭部クッションパッドと、クッションフランジを支持するクッションの本体部分と、後方に突き出した細長い1対の足状パッドにおいて具現化される。本発明のその態様によれば、クッションの本体部分は、開放型のチャネルを備え、一方、クッション支持板は、前記開放型チャネル内に延びる保持クリップを有し、それによりクッションパッドが前記支持板に保持される。
本発明の他の態様は、着用者に呼吸に適した気体を供給するための顔面マスクアセンブリに関する。顔面マスクアセンブリは、マスクフレーム、マスクフレームに取り付けられた顔面クッション、及び前頭部支持体を含む。前頭部支持体は、間隔をあけて配置されたアーチ形のチャネルを含む、マスクフレームに取り付けられたレシーバを含み、それらのチャネルは、細長い中央指状物及び外側ガイドレールを画成する。アーチ形の細長いスライドバーが、短縮位置と延長位置の間を移動するためのレシーバのチャネル内で摺動可能に受けられる。スライドバーは、中央指状物上で支持され、外側ガイドレールによって案内される。スライドバーの遠位端に前頭部クッションアセンブリが取り付けられる。
本発明の他の態様は、着用者に呼吸に適した気体を供給するための顔面マスクアセンブリに関する。顔面マスクアセンブリは、マスクフレーム、マスクフレームに取り付けられた顔面クッション、及び前頭部支持体を含む。前頭部支持体は、調節ノブの回転する動きにより前頭部クッションアセンブリが短縮位置と延長位置の間で移動するように、前頭部クッションアセンブリと前頭部クッションアセンブリに動作可能に結合された調節ノブとを含む。
本発明の他の態様は、着用者に呼吸に適した気体を供給するための顔面マスクアセンブリに関する。顔面マスクアセンブリは、支持体を含むマスクフレームと、マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、前頭部支持体とを含む。前頭部支持体は、前頭部クッションアセンブリと、前頭部クッションアセンブリに動作可能に結合された調節ノブとを含む。調節ノブは、調節ノブの回転する動きによりマスクフレームが前頭部クッションアセンブリに関して短縮位置と延長位置の間を移動するように、前頭部クッションアセンブリとねじ係合(threadably engaged)される。
本発明の他の態様は、着用者に呼吸に適した気体を供給するための顔面マスクアセンブリに関する。顔面マスクアセンブリは、マスクフレームと、マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、前頭部支持体とを含む。前頭部支持体は、短縮位置と延長位置の間を移動するようにマスクフレームに移動可能に取り付けられた前頭部クッション支持体と、前頭部クッション支持体に取り付けられた前頭部クッションとを含む。前頭部クッション支持体は、前頭部クッションによって提供された第2のコネクタと係合する第1のコネクタを含み、第1及び第2のコネクタはそれぞれ、第1及び第2のコネクタが使用中に縮むことを可能にする、コネクタの側壁を通る1つまたは複数のスロットを有するコネクタの側壁を含む。
本発明の他の態様は、マスクアセンブリの前頭部支持体用の前頭部クッション支持体に関する。前頭部クッション支持体は、前頭部クッションを支持するための前頭部クッション支持板と、支持板に提供されたスライダとを含む。スライダは、クイックリリースアセンブリをマスクフレームに提供する弾性のタブを含む。
本発明の他の態様は、マスクアセンブリ用の前頭部支持体に関する。前頭部支持体は、マスクフレームに提供された支持体と、短縮位置と延長位置の間を支持体に対して概して直線状に移動するように支持体に移動可能に取り付けられた前頭部クッション支持体と、調節ノブの回転する動きが前頭部クッション支持体を短縮位置と延長位置の間で移動するように前頭部クッション支持体とねじ係合された調節ノブとを含む。
本発明の他の態様は、着用者に呼吸に適した気体を供給するための顔面マスクアセンブリに関する。顔面マスクアセンブリは、マスクフレームと、マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、前頭部支持体とを含む。前頭部支持体は、マスクフレームに取り付けられアーチ形のチャネルを画成するレシーバと、短縮位置と延長位置の間を動くようにレシーバのチャネル内に摺動可能に受けられるアーチ形の細長いスライドバーと、スライドバーの遠位端に固定して連結された前頭部クッションアセンブリとを含む。
本発明を全顔面マスクに関連して説明するが、当業者は、このような説明が好ましい一実施形態を表し、従って限定的ではないことを認識していることを当然のことながら理解されたい。従って、本発明の構造上及び/または機能上の特徴は、例えば、鼻用マスクまたは鼻用プロング、ノズル、鼻孔の封止、及び/またはカニューレに有効に採り入れることもできる。
これらの及び他の態様及び利点は、本発明の好ましい例示的な実施形態の以下の詳細な説明が熟慮された後でより明らかになるであろう。
以下で添付の図面を参照するが、同様の参照番号は、様々な図を通して同様の構造上の要素を指す。
I.前頭部支持体の第1の図示の実施形態
本発明の一実施形態による前頭部支持体10を含む全顔面マスクアセンブリ(「FMA(full facial mask assembly)」)の例示的な実施形態を添付の図1−1から1−4に示す。FMAは、連結口14を備えたマスクフレーム12を含み、その連結口14には、圧力下の気体がFMAに供給されることが可能になるように、気体供給導管に連結したL字形連結器(図示せず)を結合することができる。着用者の顔面に接してFMAを緩衝するように、マスクフレーム12の後部に顔面クッション16が取り付けられている。従来のヘッドギアアセンブリ(図示せず)に接続されたストラップの取付けを可能にし、それによりFMAを使用時に着用者の頭部に固定することを可能にするように、ストラップ連結部18がマスクフレーム12から横方向に延びる。
A.スライドバー
本発明によれば、マスクフレーム12は、チャネル20−1(図1−4参照)を画成するレシーバ20を含み、そのチャネル20−1は、その中にアーチ形のスライドバー22を摺動可能に受けるように寸法決めされ構成される。スライドバー22は、一連の横断孔(それらのうちの代表的ないくつかは、参照番号22−1によって識別される)を含み、それらの横断孔は、スライドバー22の長手方向全体に互いに間隔をあけて配置される。スライドバー22は、2〜9個の横断孔22−1、好ましくは約7〜8個の横断孔22−1を含む。それらの孔22−1は、レシーバ20に関連する位置決めピン24を受けるようになされ、それによりスライドバー22のマスクフレーム12に対する各位置を設定する。
B.前頭部クッション支持板
スライドバー22の遠位端は、全体的にV字形の前頭部クッション支持板26に枢動可能に連結され、その支持板26は、着用者の前頭部領域に接して配置するための1対の前頭部クッション28を運ぶ。図1−1から1−4に示すクッション28は、中空構造であり、患者の前頭部に対して本質的に凸状に湾曲したクッション表面を呈する。それらのクッションは、支持板26によりクッション28の中空内に延びるその保持クリップ26−1(図1−3、図1−4及び図5)によって着脱可能に取り付けられ、それにより支持板26それぞれに接してクッション28の位置を保持する。
おそらく図1−4に最良に示されるように、支持板26は、枢動ピン30または(例えば、スライダ、ボールジョイントなど)他の構成によってスライドバー22の遠位端に結合され、矢印A1によって示すように、その間で動きが起きるのを可能にする。また、スライドバー22は、それ自体がアーチ形の形状であるので、矢印A2によって示される、(図1−4に全体的に実線で示された)短縮位置(retracted position)と(図1−4に全体的に破線で示された)延長位置(extended position)との間のアーチ状の摺動により、クッション支持板26をマスクフレーム12に関して様々な角度方向で配置することが可能になる。それにより、クッション支持体フレーム26が枢動すると、前頭部クッション28を着用者の前頭部に接して平らに配置することが可能になる。従って、このようにして、着用者の様々な顔のプロフィルに合うように、前頭部支持体10は、広範囲の寸法及び角度方向にわたって調節可能とすることができる。図1−4に見られるように時計回り方向の枢動の量は、スライドバー22の遠位端に形成されたストップ面27によって制限される。図1−4の例では、プレート26は、スライドバー22に関して約90°の(及び好ましくは約10°〜50°あるいはそれより大きいかまたは小さい)範囲で枢動することができる。
C.調節範囲
本発明による前頭部支持体10によって実現されるユニバーサリティ及び広範囲の調節は、添付の図2にグラフに表す。本発明の利点をよりよく理解するために、患者の顔のプロフィルに関して座標系を定義する。患者がまっすぐに座っているときには、x軸は水平、y軸は垂直であり、z軸は顔面の平面内(すなわち、図1−4から見て左方向)に入る。従来技術の前頭部支持体の場合の移動経路CRは、図2のグラフによって示される。その支持体の場合、患者によっては、前頭部用パッドが生えぎわにまたはその上方に配置された状態で終わることがある。その一方で、本発明の実施形態の前頭部支持体10は、図2に示すCRと呼ばれる円形の移動範囲によってグラフに示されるように、全体的により適切なz方向の相対移動範囲を提供する。
本発明の一実施形態によれば、z及びy方向に前頭部パッド28のためのターゲットウィンドウ(target window)TWが定義される。ターゲットウィンドウTWは、上側及び下側(y軸)境界、並びに内側及び外側(z軸)境界を有する。そのウィンドウは、非特許文献1を含むある範囲の情報源からの人体計測データに基づいて決定された。そのデータから、生えぎわの平均偏差及び標準偏差、眉間(前頭部の眉の間で鼻のすぐ上の部分の滑らかな隆起部分)並びに前頭部の位置が決められている。従って、本発明による前頭部支持体10用のターゲットウィンドウTWは、以下のように定義することができる。
(i)上側のy軸境界(Y)は、平均の生えぎわ−2*標準偏差−15mm。
(ii)下側のy軸境界(Y)は、平均の眉間(G)より15mm上。
(iii)内側のz軸境界(Z)は、前頭部の中間の位置から、クッション及びガセットの移動量(GT)の半分+2*標準偏差。
(iv)外側のz軸境界(Z)は、前頭部の中間の位置−2*標準偏差−クッション及びガセット移動量(GT)の半分。
有利には、クッション及びガセットの移動量(GT)は、約20mmから約40mmに及び、好ましくは約30mmである(ガセットは約16mm移動、クッションの膜は約15mm移動、従ってクッションとガセットの移動とあわせると約30mmである)。原点をほぼ患者のナジオン(N)上に重ねた座標系では、平均の生えぎわは約60mmと約70mmの間であり、平均の眉間は約10mmであり、中間の前頭部位置は、ターゲットウィンドウ内のz方向に約−2mmと約+2mmの間で変化する。
本発明の特に好ましい実施形態によれば、スライドバー22の遠位端との枢動連結と、レシーバ20内のスライドバー22の調節可能な配置によって提供される範囲またはアーチ状の動きとにより前頭部のパッドが想定できる、ターゲット平面(target plane)とも称されるターゲットウィンドウTWは、好ましくは図2に示す座標系(すなわち、原点が患者のナジオン領域とほぼ一致するように位置決めされた座標系)のおおよそのy、z点(±)すなわち(37,28)、(30,20)、(30,−22)及び(37,−22)によって境界をつけられた領域である。
前頭部支持体10が必要な動きを実現するためには、スライドバー22(及びレシーバ20の対応するチャネル20−1)の円弧は、半径が約35〜70mm、最も好ましくは約50〜60mmの範囲の円の母線を確立する。この例では、半径は約54mm(±2mm)である。
D.スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態
添付の図3−1から3−8は、図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の様々な図を示す。その際、図3−1から3−8に示すスライドバーサブアセンブリの実施形態は、前頭部クッション支持板50及びそれによって運ばれる前頭部クッション52の構造上の特徴において、上記に考察したスライドバーサブアセンブリの実施形態とは大部分異なる。従って、全体的にV字形の支持板26と比較すると、図3−1から3−8に示す支持板50は、スライドバー22に関してほぼ横方向に延び、従って全体的によりT字形である。
より具体的には、支持板50は、比較的幅の狭い内側端部50−1と、比較的幅の広い横方向の端部50−2とを含む。内側端部50−1は、中央の支持体54に接合され、その支持体54は、枢動ピン56によってスライドバー22に枢動可能に接合されている。従って、支持板50及びそれにより運ばれるクッション52は、枢動ピン56によって画成される旋回軸の周りをスライドバー22に関して枢動することができ、それにより、クッション52が患者の前頭部に対してある範囲の角度位置を取ることができる。おそらく図3−2及び3−4に最良に示されるように、支持板50は、患者の前頭部の外形により密接に沿うようにゆるやかに湾曲している。所望の場合には、ヘッドギアアセンブリ(図示せず)に接続したストラップを横方向の端部50−2に画定されたスロット58を通して挿入することによって、そのストラップに前頭部クッション支持体50を取り付けることができる。
クッション52は、全体的に支持板50に適合した形状である。クッション52の内側表面52−1は、全体に「凹型」の外形を有し、従って患者の前頭部のプロフィルに対して適合した形状になされる。クッション52はそれぞれ、そこから後ろ向きに突き出した取付ヘッド52−2を有し、その取付ヘッド52−2は、クッション52を支持板50に物理的に取り付けるように、支持板50に形成されたそれぞれの孔(図示せず)内にその中を通って挿入される。取付ヘッド52−2は、可撓性のアコーディオン形式のコネクタ52−3によってクッションの後部に接合され、そのコネクタ52−3は、クッション50を患者の前頭部と接触して快適に配置することができるように、クッション50のしなやかな動きを可能にするように働く。クッション52は、最も好ましくは、1部片のブリッジ52−4で互いに接合されている。
他の変形形態では、前頭部のパッドが、前頭部支持体の「T」字の上側部分にわたって延びる単一の部材の形状を採ることができる。更に他の変形形態では、前頭部支持体は、T字形である代わりに下側の場合の「l」の形状でよい。その変形形態では、スライドバーの上側部分は、ヘッドギアストラップを直接受けるようにスロット58を含むことになり、その場合、ヘッドギアストラップの折返し部分が、患者の前頭部と接触するようになり、それにより前頭部用パッドが不要になる。
E.マスクフレーム
上述のように、スライドバー22は、マスクフレーム12に連結したレシーバ20内に形成された、合致した形状のチャネル20−1内に摺動可能に受けられるように寸法設定され構成される。添付の図4−1から4−6は、上記で考察した図1−1から1−4に示すFMAに採り入れることができるマスクフレーム12の一実施形態の更なる詳細を示す。その際、マスクフレーム12はレシーバ20を含み、そのレシーバ20は、スライドバー22を受けるときには、上記で考察したように本発明による前頭部支持体10の構成部分である。レシーバ20は、マスクフレーム12の上側の範囲へ向けて取り付けられ、好ましくはそれと共に単一(1部片)に成形された構造として形成される。レシーバ20によって画成されるチャネル20−1は、それが受けるスライダ22のアーチ形の形状に対応してそれ自体がアーチ形である。
レシーバ20は、スライダの孔22−1のうち1つと位置合わせするときに、ピン24をそれを通して挿入することができる1対の対向する開口部60を含む。従って、孔22−1のうち1つを開口部60と位置合わせするときに、スライダ22を選択された孔22−1によって設定された位置に維持するように、ピン24をそれを通して挿入することができる。
マスクフレーム12をその内面に貫通する複数の通気口64を提供して(図4−5を参照)、FMAの内側の通気を可能にし、患者の吐き出した気体(例えば、二酸化炭素)の蓄積を避けることができる。
本発明による、図1−1から1−4に示す前頭部支持体10に従って採り入れることができるクッション支持板26を、添付の図5に更に詳細に示す。その際、支持板26は、上述のようにクッション28をプレート26に保持するために、1対の保持クリップ26−1を含む。プレート26は、その終端部において、所望の場合がある従来のヘッドギアアセンブリ(図示せず)に連結するストラップを受けるためのスロット26−2も画定する。1対の平行の縁部チャネル26−3が、クッション28のそれぞれの側縁部を受けるように提供される。
F.前頭部クッションの代替の形状
本発明による前頭部支持体10用の支持板26と共に採り入れることができる前頭部クッション70の代替の形状が、図6−1から6−2に示される。具体的には、前頭部クッション70は、最も好ましくは円筒形の表面の母線を画成する、全体的に凹型のクッションフランジ72を含む。クッションフランジ72は、クッションの本体部分74によって支持され、そのクッション本体部分74は、それを通る開放型チャネル76及び1対の後方に突き出した細長い足状パッド78を有する。その開放型チャネル76は、クッション70を支持板26に接して保持するように、その中に保持クリップ26−1を受けるように寸法設定され構成される。一方、その細長い足状パッド78は、チャネル26−3内に受けられるように寸法決めされ構成される。
G.スライダ部材の代替の形状
本発明の前頭部支持体10に採り入れることができるスライダ部材22A、22B及び22Cの代替の形状を、それぞれ図7−1から7−3に示す。その際、図7−1に示すスライダ部材22Aは、周囲壁面22A2の中心線に沿って延びる側壁22A1を有するように成形される。個々の開口壁面22A3は、個々の位置決め孔22−1をそれぞれ画定し、単独の孔壁面は、枢動ピン30を受けるようになされた孔22−2を画定する。図7−2に示すスライドバー22Bは、位置決め孔22−1の隣接するもの同士を連結する連結チャネル22−3を含む。連結チャネル22−3は、ピン24の縮径部分をその中に受けることを可能にするように働いて、ピン24を完全に取り出す必要なしにレシーバ20内でスライドバー22Bを動かすことができる。同様にして、スライドバー22Cは、スライドバー22がピン24上にスナップ嵌合することが可能になるように、入口チャネル22−4を含む。入口チャネル22−5は、同様に、それが枢動ピン30上にスナップ嵌合することが可能になるように孔22−2を備える。入口チャネル22−4、22−5及び連結チャネル22−3は、例えばレーザー切断などの製造方法を使用することによって形成することができ、そこで連続する通路がチャネル及び孔を形成するように切断される。
II.前頭部支持体の第2の図示の実施形態
添付の図8−1から8−5は、本発明による前頭部支持体10Aの他の実施形態を備えたFMAを示す。図9−1から9−6及び図10−1から10−5は、前頭部支持体10Aに採り入れることができるスライドバー122及びマスクフレーム112を更に詳細に示す。その際、上記で考察したものと類似の構造上の構成要素は、同様の参照番号で示した。従って、こうした類似の構造上の構成要素の詳細な考察は繰り返さない。
A.スライドバー
前頭部支持体10Aは、全体としてレシーバ120を含み、そのレシーバ120は、対応するアーチ形のスライドバー122を受けるためのアーチ形のチャネル120−1を画成する(図10−5を参照)。おそらく図9−1から9−6に最良に示されるように、スライドバー122は、その遠位端において連結部分126を含み、その連結部分126は、枢動ピン30を受けるための孔126−1を画定する(図8−3を参照)。従って、枢動ピン30は、前頭部クッション支持板50の中央支持体54をスライドバー122の遠位端に枢動可能に接合するように働き(図8−5を参照)、それにより支持板50のスライドバー122に関する枢動が可能になる。
B.調節ノブ
調節ノブ150(図11−1を参照)は、レシーバ120の遠位端において動作可能に保持される。以下に更に詳細に考察するように、短縮位置と延長位置の間でスライドバー122の位置を調節するように、調節ノブ150を時計回り及び反時計回り方向の両方に手動で回転させることが可能である。図11−1から11−3により明確に示すように、調節ノブ150は、上側頭部分152及び下側ピニオンギア154を含む。頭部分152及びピニオンギア154は、円筒形の支柱部材156によって互いに連結される。支柱部材156は、ピニオンギア154がスライドバー122のギアラック130と動作可能に噛み合うことができるように、レシーバ120の開口部157に配置される。
図9−1から9−6に示すように、スライドバー122は、中心の細長いスロット128を画定し、そのスロット128は、スライドバーの近位端付近から遠位端付近まで延びる。スロット128は、近位端の近くに、調節ノブ150のピニオンギア154がその中を通ることを可能にするように寸法設定された大径部分128−1を含み、従ってスライドバー122をレシーバ120内に組み付けることが可能になる。スロット128のほぼ全長にわたってその横を延びるギアラック130が、スライドバー122の下面に提供される。ギアラック130は、調節ノブ150のピニオンギア154と噛み合う。従って、調節ノブ150がFMAの正面から見て時計回り方向に回転するときは、スライドバー122は、その延長位置に向かって(すなわち、患者の前頭部に向かう方向に)調節可能に移動することになる。逆に、調節ノブ150がFMAの正面から見て反時計回り方向に回転するときは、スライドバー122は、その短縮位置に向かって(すなわち、患者の前頭部から離れる方向に)調節可能に移動することになる。レシーバ120は、調節ノブ150の頭部分152に接して支持する、円形の隆起した支持面153(図10−1、10−3及び10−4を参照)を含む。代替の実施形態では、反時計回りに回転することによって締まる調節ノブが提供される。
C.デテント(detent)アセンブリ
スライドバー122は、弾性アーム134の端部に保持される弾性デテントボタン132を含む。デテントボタン132は、レシーバ120の側部の縁部領域に沿って備えられた(図10−1から10−5を参照)各位置決め孔136に受けられるようになされる。調節ノブ150(図11−1)に加えられる回転する動きによって、スライドバー122がチャネル120−1内で延長位置と短縮位置の間を動くときに、デテントボタン132(図9−5)は、位置決め孔136(図10−1)と弾性的且つ連続的に係合し離脱するように動くことになる。従って、デテントボタン132は、孔136のうち1つに嵌まって、スライドバー122(図8−5)を所望の位置に拘束する助けをするようになる。しかし、調節ノブ150に加えられる回転する動きにより、デテントボタン132がアーム134によって孔136から弾性的に外れて、次の孔136がそのボタンと位置合わせされるまでスライドバー122の摺動が可能になり、それによりボタンはその中に再び嵌まる。
図10−2及び10−5に示すように、レシーバ120は、チャネル120−1内に延びるピン140を含む。そのピン140は、スライドバー122がギアラック130の端部まで完全に巻き取られるのを防ぐためのエンドストップとして働く。ピン140は、スライドバー122がチャネル120−1から完全に取り外されることを可能にするためのデテントリリースを提供するように片持ちになっている。
III.前頭部支持体の第3の図示の実施形態
添付の図12−1から12−6は、本発明による前頭部支持体10Bの他の実施形態を備えたFMAを示す。図13−1から13−7及び図14−1から14−3は、前頭部支持体10Bに採り入れることができるスライドバー322及び調節ノブ350を更に詳細に示す。その際、上記で考察したものと類似の構造上の構成要素は、同様の参照番号で示した。従って、こうした類似の構造上の構成要素の詳細な考察は繰り返さない。
A.スライドバー
前頭部支持体10Bは、全体としてレシーバ320を含み、そのレシーバ320は、対応するアーチ形のスライドバー322を受けるためのアーチ形のチャネル320−1を画成する(図12−5を参照)。おそらく図13−1から13−7に最良に示されるように、スライドバー322の遠位端は、前頭部クッション支持板351の中央支持体355(図12−1)に接合されている。その遠位端は、適切な様式で、例えば固定式に中央支持体355に接合することができる。
B.調節ノブ
調節ノブ350は、レシーバ320の遠位端において動作可能に保持される。短縮位置と延長位置の間でスライドバー322の位置を調節するように、調節ノブ350を時計回り及び反時計回り方向の両方に手動で回転させることが可能である。図14−1から14−3により明確に示すように、調節ノブ350は、上側頭部分352及び下側ピニオンギア354を含む。頭部分352及びピニオンギア354は、円筒形の支柱部材356によって互いに連結される。支柱部材356は、ピニオンギア354がスライドバー322のギアラック330と動作可能に噛み合うことができるように、レシーバ320の開口部に配置される。また、調節ノブ350は、レシーバ320とスナップ嵌合した状態で係合するようになされた支持部分353を含む。その支持部分353は、マスクフレームと調節ノブ350の間に強固な連結を提供し、それによりラック330の滑らかな動きに影響を及ぼすであろう、可能性のある遊びが低減される。
図13−1から13−7に示すように、スライドバー322は、中心の細長いスロット328を画定し、そのスロット328は、スライドバーの近位端付近から遠位端付近まで延びる。スロット328は、近位端の近くに、調節ノブ350のピニオンギア354がその中を通ることを可能にするように寸法設定された大径部分328−1を含み、従ってスライドバー322をレシーバ320内に組み付けることを可能にする。スロット328のほぼ全長にわたってその横を延びるギアラック330が、スライドバー322の下面に提供される。ギアラック330は、調節ノブ350のピニオンギア354と噛み合う。従って、調節ノブ350がFMAの正面から見て時計回り方向に回転するときは、スライドバー322は、その延長位置に向かって(すなわち、患者の前頭部に向かう方向に)調節可能に移動することになる。逆に、調節ノブ350がFMAの正面から見て反時計回り方向に回転するときは、スライドバー322は、その短縮位置に向かって(すなわち、患者の前頭部から離れる方向に)調節可能に移動することになる。しかし、調節ノブが時計回りに回転するときにスライドバーの動く方向は、ギアラックをスライドバーのもう一方の側に移すことによって短縮するように設計することができる。従って、調節ノブの回転の方向が入れ替わってよく、例えば、時計回りの動きがスライドバーを延長することも短縮することもできる。
C.ギアラック及び/またはピニオンギア上のはすば歯車の歯
この実施形態では、スライドバー322のギアラック330及び調節ノブ350のピニオンギア354の少なくとも一方は、はすば歯車の歯を含むはすば歯車、すなわち、歯車の面に対してある角度で切断した歯を有する歯車である。ギアラック330及びピニオンギア354の少なくとも一方にはすば歯車の歯を使用することにより、前頭部支持体またはマスクのいずれかから力が加えられるときにギアラック330及びピニオンギア354が動かないように、自動ロック機能が提供される。すなわち、はすば歯車の歯は、調節ノブ350がスライドバー322を簡単に動かすことができるがスライドバー322が調節ノブ350を動かすことができないように構成される。こうした構成は、使用中の前頭部支持体の不意の動きを防止する。また、歯車330、354が、自動ロック機能を提供するので、スライドバー322上のデテントボタン及びレシーバ320上の位置決め孔が不要になる。
図示の実施形態では、ギアラック330はねじれ角が40°のはすば歯車の歯を有し、ピニオンギア354は20°のねじれ角を有し、ピニオンはギアラック330に関して20°である(図12−2を参照)。ピニオンのねじれが20°でありギアラックに対してピニオンが20°であるので、ギアラックのねじれ角は40°になる。しかし、ピニオンギア354は、もう一方の方向(すなわち、反時計回り)に20°の角度をなして、患者に関する調節ノブ350の角度、従って調節の容易さを改善することができる。また、歯車330、354の歯は、他の適切な角度、例えば、10から40°にして、自動ロック機能を提供することができる。
更に、自動ロック機能を提供するための他の可能な設計オプションがある。例えば、はすば歯車の歯をギアラック330にのみ提供してもよく、ピニオンギア354の歯に角度がついた状態で、はすば歯車の歯をギアラック330に提供してもよく、ピニオンギア354の歯に角度がついた状態で、垂直な歯をギアラック330に提供してもよい。これらのオプション全てが、前頭部支持体またはマスクのいずれかから力が加えられたときに、ギアラック330及びピニオンギア354をロックする助けをするであろう。
IV.前頭部支持体の摩擦ロック
代替の実施形態では、ギアラック及びピニオンギアを、使用時にスライドバーを適位置にロックするために十分な摩擦が提供されるように設計することができる。こうした構成は、前頭部支持体またはマスクのいずれか一方から力が加えられたときにギアラック及び歯車が動くのを防ぐ。表面テクスチャー(texture)の使用、特定の材料、及び/または歯車の歯の間のクリアランスを縮小することによってこうした摩擦を実現することができる。
V.前頭部支持体の第4の図示の実施形態
添付の図15−1から15−8は、本発明による前頭部支持体10Cの他の実施形態を備えたFMAを示す。図16−1から16−7、図17−1から17−7、及び図18−1から18−5は、前頭部支持体10Cに採り入れることができるスライドバー422、マスクフレーム412、及び調節ノブ450を更に詳細に示す。その際、上記で考察したものと類似の構造上の構成要素は、同様の参照番号で示した。従って、こうした類似の構造上の構成要素の詳細な考察は繰り返さない。マスクフレーム412が、ヘッドギアアセンブリと関連するヘッドギアクリップに連結するようになされた連結構造418を含むことに留意されたい。
A.スライドバー
前頭部支持体10Cは、全体としてレシーバ420を含み、そのレシーバ420は、対応するアーチ形のスライドバー422を受けるためのアーチ形のチャネル420−1を画成する(図17−6を参照)。図示のように、レシーバ420は、前頭部支持体に対する支持を更に提供し且つひび割れまたは破損を避けるために、比較的強く幅広である。おそらく図16−1から16−7に最良に示されるように、スライドバー422の遠位端は、前頭部クッション支持板451の中央支持体455に接合されている。図示の実施形態では、前頭部支持体はヒンジを備えておらず、そのためスライドバー422が動くにつれて前頭部に対するパッドの角度が20°変化する。こうした構成は、パッドを前頭部に接して平らに維持する助けをする。しかし、他の適切な様式で、例えば、枢動ピンを介して、スライドバー422を中央支持体455に接合することができる。
B.調節ノブ
調節ノブ450は、レシーバ420の遠位端において動作可能に保持される。短縮位置と延長位置の間のスライドバー422の位置を調節するように、調節ノブ450を時計回り及び反時計回り方向の両方に手動で回転させることが可能である。図18−1から18−5により明確に示すように、調節ノブ450は、上側頭部分452及び下側ピニオンギア454を含む。頭部分452及びピニオンギア454は、円筒形の支柱部材456によって互いに連結される。支柱部材456は、ピニオンギア454がスライドバー422のギアラック430と動作可能に噛み合うことができるように、レシーバ420の開口部457の中を通って延びる。具体的には、レシーバ420は、開口部457の隣に傾斜部分431を提供する。傾斜部分431は、支柱部材456が開口部457内にスナップ嵌合した状態で係合することができるように組み付けを助ける。傾斜部分431は、簡単に取り外されることを防止するための肩部も提供する。また、レシーバは、開口部457の隣に細長い応力開放用の開口部433を含む。その開口部433は、開口部457内に調節ノブ450を収容するためにレシーバ420の対向するアームが開くことを可能にする。図示のように、上側の頭部分452は、触知できるグリップを提供するようにその外周が歯車様の構成である。
図16−1から16−7に示すように、スライドバー442のほぼ全長にわたって延びるギアラック430が、スライドバー422の上面に提供される。ギアラック430は、調節ノブ450のピニオンギア454と噛み合う。従って、調節ノブ450がFMAの正面から見て反時計回り方向に回転するときは、スライドバー422は、その延長位置に向かって(すなわち、患者の前頭部に向かう方向に)調節可能に移動することになる。逆に、調節ノブ450がFMAの正面から見て時計回り方向に回転するときは、スライドバー422は、その短縮位置に向かって(すなわち、患者の前頭部から離れる方向に)調節可能に移動することになる。図示のように、設計の頑強さを改善するために、かなり大きな歯が歯車430、454に提供される。
C.デテントアセンブリ
この実施形態では、スライドバー422が動くのに従ってクリック感のある(tactile)フィードバック(feedback)を提供するためにデテントアセンブリが提供される。図示の実施形態では、デテントアセンブリは、調節ノブ450の孔436と互いに作用する、レシーバ420上の隆起した三角形の位置マーカー432によって提供される。調節ノブ450がスライドバー422を延長または短縮するように回転するときに、隆起した三角形の位置マーカー432は、調節ノブ450上に提供された孔436と係合しそこから離脱するようになる。従って、隆起した三角形の位置マーカー432は、それぞれの孔436内に嵌まって、スライドバー422を所望の位置に保持する助けをするようになる。しかし、調節ノブ450に加えられる回転する動きは、隆起した三角形の位置マーカー432がそれぞれの孔436から弾性的に外れて、次の孔436がそれぞれの隆起した三角形の位置マーカー432と位置合わせされるまでスライドバー422の摺動が可能になり、それにより隆起した三角形の位置マーカー432はその中に再び嵌まる。このデテントアセンブリは、ユーザに、前頭部支持体の位置を調節した量を計る手段を提供する。
孔436の間隔は、歯車の歯の位置に対応するフィードバックを提供するように位置合わせしてもよく、しなくてもよい。また、デテントアセンブリを、ロック機能を提供するように構成することができる。
VI.前頭部支持体上の位置表示
一実施形態では、前頭部支持体の位置を表示するために、位置表示を調節ノブ150、350、450及び/またはスライドバー122、322、422上に提供することができる。例えば、図19−1に示すように、調節ノブ550の上に数字を提供することができ、その調節ノブ550は、前頭部支持体の位置を示すためにレシーバ520上に提供された位置表示矢印551と位置合わせする。図示のように、数字は1〜13に達する。いくつかの実施形態では、数字は、最小で1〜4、最大で1〜30の範囲に及んでよい。ただし、任意の適切な範囲及び表示を調節ノブに提供することができる。図19−2に示すように、色分けすることができ且つ/または番号をつけることができる間隔をあけて配置された表示651を、スライドバー622が使用中に延長され短縮されるときに、前頭部支持体の位置を示すためにスライドバー622上に提供することができる。ただし、任意の他の適切な表示をスライドバーに提供することができる。
VII.調節ノブキャップ
他の実施形態では、調節ノブ150、350、450は、例えば、商標の添付、使用説明、及び/または位置表示のために使用することができる面を提供するキャップを有することができる。
VIII.前頭部支持体の可変移動量
更に他の実施形態では、上述のようなギアラック及びピニオンギアをスライドバーの移動量を変化させることができるように構成することができる。すなわち、ギアラック及びピニオンギアを、移動範囲のある部分に沿ってより細かい調節を提供し、移動範囲の他の部分に沿ってより大きい調節を提供するように構成することができる。例えば、図20−1に示すように、移動範囲の端部において移動の一番端に達したという表示として、調節ノブの1回転毎に前頭部支持体の位置をより細かく調節する、例えば、より遅く移動させることができるようにギアラック730を構成することができる。代替の実施形態では、図20−2に示すように、多くの患者が前頭部支持体に合う位置でより細かく制御するために、移動範囲の中心において調節ノブの1回転毎に前頭部支持体の位置をより細かく調節することができるようにギアラック830を構成することができる。
IX.代替の設計目標
前頭部支持体10B及び10Cの実施形態では、前頭部パッドの中心の設計目標は、図21の線TLによって定義される実質上直線である。線TLの端点は、座標(40.3,−13.7)及び(40.3,16.9)である。概して、前頭部パッドの底部(パッドの高さが約28mmであると仮定する)とG(眉間)の間に約15mmのクリアランスを可能にする線TLを30mmの水平距離として描くことができる。
水平座標は、40.3mmの高さと、GからFB(平均の生えぎわの測定値における前頭部の最も前方の位置−2*標準偏差における)まで引いた線及びGからFD(平均の生えぎわの測定値における前頭部の最も後方の位置−2*標準偏差)まで引いた線との交点から両側に7.5mmずつ移動した点から計算される。それらの実施形態の目標は水平の線であるが、前頭部支持体の移動は、その構造によりアーチ形であろう。
X.前頭部支持体の第5の図示の実施形態
添付の図22−1から22−5は、本発明による前頭部支持体10Dの他の実施形態を備えたFMAを示す。図23−1から23−5及び図24−1から24−5は、前頭部支持体10Dに採り入れることができるスライドバー222及びマスクフレーム212を更に詳細に示す。その際、上記で考察したものと類似の構造上の構成要素は、同様の参照番号で示した。従って、こうした類似の構造上の構成要素の詳細な考察は必ずしも繰り返さないが、考察の明確さを確実にするためにそのいくつかを言及する場合がある。
A.スライドバー
前頭部支持体10Dは、全体としてマスクフレーム212に固定されたレシーバ220を含む。そのレシーバ220は、対応するアーチ形のスライドバー222を受けるためのアーチ形のチャネル220−1を画成する(図24−5を参照)。レシーバ220は、細長い中央スロット224も画定し、そのスロット224を通って、スライドバー222に連結した、隆起した押しボタン240が突き出している。おそらく図23−1から23−6に最良に示されるように、スライドバー222は、その遠位端において連結部分226を含み、その連結部分226は、枢動ピン30を受けるための孔246−1を画定する(図22−3を参照)。従って、枢動ピン30は、前頭部クッション支持板50の中央支持体54をスライドバー222の遠位端に枢動可能に接合するように働き、それにより支持板50のスライドバー222に関する枢動を可能にする。代替の実施形態では、中央支持体をスライドバーの遠位端に固定して連結することができる。
B.ラチェットの歯を有するレシーバ
レシーバ220は、対になった一連のラチェットの歯230を含み、それらの歯230は、レシーバ220の近位端からその遠位端まで中央スロット224(図24−2及び24−5を参照)の側部に沿ってチャネル220−1(図24−5)内に突き出している。おそらく図24−2に最良に示されるように、ラチェットの歯230は、マスクフレーム212が直立している場合には概して下方向に向いている。
C.スライドバー上の舌状部材
図23−1から23−5に示すように、1対の細長い平行のスロット242が、スライドバー222の両側近くに提供される。それらのスロット242は、弾性の中央舌状部材244を設けるように、アーチ形のスライドバー222の円周上の距離のうち、その遠位端から始まり実質上4分の1から約2分の1延びる。舌状部材244は、1対の固定された係合爪248も保持し、それらの爪は、レシーバ220の各対のラチェットの歯230と係合するように寸法決めされ構成される。
使用の際には、スライドバー222、従ってそれによって運ばれる前頭部クッション52は、押しボタン240を押すことによって所望の位置を取るように、位置調節をすることができる。それにより、押しボタン240に対する圧力は、爪248と1対のラチェットの歯230の間の係合を開放するように弾性舌状物244を下向きに曲げる。従って、爪248と歯230が切り離されている間に、スライドバー222を、所望の位置を取るように短縮位置と延長位置の間をレシーバ220のチャネル220−1に沿って摺動させることができる。そのような所望の位置に達した際には、押しボタン240を開放することができ、そのことにより、弾性舌状物244をその通常の状況に戻し、それにより爪248を他の対のラチェットの歯230と係合させる。
スライドバーをレシーバに関して固定するために、他の適切な機構を使用することができることを理解されたい。例えば、スライドバーをレシーバに関して、例えば、ねじなどの留め具や摩擦などによって固定することができる。また、ゆる目の枢軸構成またはばね装置によってスライドバーをレシーバに取り付けることができる。
XI.らせんねじ機構
図25は、本発明の一実施形態によるらせんねじ機構1020を概略的に示す。上記に考察したようなFMAの前頭部支持体にらせんねじ機構1020を採り入れることができる。
図示のように、らせんねじ機構1020は、いくつかのピン1052(またはらせんリブ)を有するノブ1050と、いくつかのらせん形状の溝1030を有するストラップ1022とを含む。ノブ1050のピン1052は、ストラップ1022上のらせん形の溝1030と係合するようになされる。ノブ1050が回転するときに、ピン1052は、ストラップ1022をノブの軸へ向かってまたはそれから離れるように押しやるまたは引く。図示の平坦な構成では、ピン1052は、ストラップ1022上を回転して戻るときに、場合によってはストラップ1022と干渉する恐れがある。しかし、ストラップ1022がピン1052の後部の軌道を捉えそこなうようにストラップ1022が湾曲している(例えば、マスクフレームの湾曲したレシーバ上に提供された)場合には、このことを問題にすべきではない。そのコンセプトの利点には、単純さ、頑丈さ、及びノブ1050の軸と厳密に位置合わせされた、引く/押す力を提供する能力があり、そのため摺動動作の妨害問題が低減される。
XII.前頭部支持体の第6の図示の実施形態
図26−1から26−4は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Eを含むFMAを示す。その前頭部支持体10Eは、スライドバー1122を受けるための、マスクフレーム1112に提供されたレシーバ1120を含む。スライドバー1122は、前頭部クッション1152を運ぶ前頭部クッション支持板1151に接合される。
レシーバ1120は、分割された通路を有し、その結果、間隔をあけて配置されたアーチ形のチャネル1120−1及び1120−2(図26−4)を含み、それらのチャネルが細長い中央フィンガー1121及び外側ガイドレール1123を画成する(図26−2及び26−4を参照)。その中央フィンガー1121は、調節ノブ1150を保持するスロット1125を含む(図26−4)。図示の実施形態では、分割通路は、マスクフレーム1112中へと成形され、(複雑なスライドコアを用いずに)単一の引き出し方向の下で成形されるように設計される。
スライドバー1122(図26−4)は、上壁1127が中央フィンガー1121の上で支持され、側壁1129が外側ガイドレール1123によって案内されるようにレシーバ1120内に供給される(図26−2、26−3、及び26−4を参照)。従って、中央フィンガー1121は、スライドバー1122が下向きの動きを阻止する。
スライドバー1122は、中央の細長いスロット1128を画定する。調節ノブ1150は、スロット1128の前頭部の端に隣接する一方の端部の空隙を介してスライドバー1122内に供給される。次いで、調節ノブ1150の支柱部材1156が、中央フィンガー1121のスロット1125内にはさまる(図26−4)。結合しているときは、調節ノブ1150上に備えられた歯車1154は、スライドバー1122の下側に配置された歯車の歯と噛み合う。従って、調節ノブ1150が回転すると、スライドバー1122が調節可能に動く。図示のように、調節ノブ1150の頭部1147は、ノブ1150をより簡単に動作させる、例えば、2、4、または6個の溝または指掛け(finger grip)1149を含む(図26−1及び26−4を参照)。
前頭部支持体10Eの利点には、製造の簡単さ及び強度がある。また、外側ガイドレール1123から中央フィンガー1121を切り離すことにより、乱用荷重(abuse load)の下で、破断する代わりに機構を曲げて別々にすることが可能になる。更に、前頭部支持体10Eは、全体的な外観が良い。
図27−1から27−6は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Fを含むFMAを示す。前頭部支持体10Fは、スライドバー1222を受けるための、マスクフレーム1212に提供されたレシーバ1220を含む。スライドバー1222は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板1251に接合される(図27−1を参照)。
レシーバ1120と同様に、レシーバ1220は、分割通路を有し、その結果、間隔をあけて配置されたアーチ形のチャネル1220−1及び1220−2を含み、それらのチャネルが細長い中央フィンガー1221及び外側ガイドレール1223を画成する(図27−2及び27−3を参照)。その中央フィンガー1221は、調節ノブ1250(図27−1を参照)を保持するスロット1225を含む。図示の実施形態では、その分割通路は、マスクフレーム1212中へと成形され、(複雑なスライドコアなしに)単一の引き出し方向の下で成形されるように設計される。
スライドバー1222は、上壁1227が中央フィンガー1221の上で支持され、側壁1229が外側ガイドレール1223によって案内されるようにレシーバ1220内に供給される。従って、中央フィンガー1221は、スライドバー1222の下向きの動きを阻止する。
スライドバー1222は、中央の細長いスロット1228を画定する(図27−4及び27−5参照)。調節ノブ1250は、スロット1228の前頭部の端に隣接する一方の端部の空隙を介してスライドバー1222内に供給される。次いで、調節ノブ1250の支柱部材が、中央フィンガー1221のスロット1225内にはさまる。結合しているときは、調節ノブ1250上に備えられた歯車1254は、スライドバー1222の下側に配置された歯車の歯1230と噛み合う(図27−6を参照)。従って、調節ノブ1250が回転すると、スライドバー1222が調節可能に動く。図示のように、調節ノブ1250の頭部1247は、ノブ1250をより簡単に動作させる、例えば、2、4、または6個の溝または指掛け1249を含む(図27−1を参照)。
また、前頭部支持体10Fは、前頭部支持体10Fを適位置に固定するために自動固定式のデテントアセンブリまたはラチェット構成を含む。具体的には、中央フィンガー1221は、スライドバー1222の下側に備えられた一連の歯またはリブ1272(図27−4を参照)と相互に作用するようになされた突起物またはデテントボタン1270を含むことができる(図27−2及び27−3を参照)。あるいは、各ガイドレール1223は、スライドバー1222の下側に備えられた一連の歯またはリブ1276(図27−1及び27−5を参照)と相互に作用するようになされた突起物またはデテントボタン1274を含むことができる(図27−2及び27−3を参照)。従って、ラチェット構成は、突起物1270/歯1272または突起物1274/歯1276のいずれかを含むことができる。調節ノブ1250がスライドバー1222を延長または短縮させるように回転するときに、突起物1270が、スライドバー1222の下側の歯1272と係合しそこから離脱するように動くことになるか、または突起物1274が、スライドバー1222の下側の歯1276と係合しそこから離脱するように動くことになる。従って、突起物1270、1274は、スライドバー1222を所望の位置に拘束する助けをするように、それぞれの歯1272、1276(図27−4及び27−5)の間に嵌まるようになる。しかし、調節ノブ1250に加えられる回転する動きにより、突起物1270、1274が弾性的にそれぞれの歯1272、1276から外れて、次の歯1272、1276がそれぞれの突起物1270、1274と位置合わせされるまで、スライドバー1222の摺動が可能になり、それにより、突起物1270、1274がその中に再び嵌まる。ガイドレール1223は、ラチェットが動く間に外側に曲がることができる。そのラチェット構成は、前頭部支持体の位置を調節した量を計る手段をユーザに提供する。歯1272、1276を、等間隔に配置してもよく、間隔が次第に変わるようにしてもよい。
前頭部支持体10Fの利点には、製造の簡単さと強度がある。また、外側ガイドレール1223から中央フィンガー1221を切り離すことにより、乱用荷重の下で、破断する代わりに機構を曲げて別々にすることが可能になる。更に、前頭部支持体10Fは、全体的な外観が良い。
XIII.前頭部支持体の第7の図示の実施形態
図28−1から28−3は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Gを含むFMAを示す。その前頭部支持体10Gは、スライドバー1322を受けるための、マスクフレーム1312に提供されたレシーバ1320を含む。スライドバー1322は、前頭部クッション1352を運ぶ前頭部クッション支持板1351に接合される。
レシーバ1320は、対応するアーチ形のスライドバー1322を受けるためのアーチ形のチャネル1320−1を画成する(図28−3を参照)。レシーバは、調節ノブ1350を保持するスロット1325も含む。図示の実施形態では、レシーバ1320は、マスクフレーム1312中へと成形され、回転コア(pivoting core)で成形され且つコアの冷却のための十分な空間を提供するように設計される。
スライドバー1322は、レシーバ1320のチャネル1320−1内に送り込まれ、調節ノブ1350は、前頭部端部に対向するスロット1325の下端部の隙間からレシーバ1320内に供給される。次いで、調節ノブ1350の支柱部材1356は、スロット1325の上端部にはさまる。調節ノブ1350は、ノブ1350が外れたときにユーザへ向かうのを防止するために、上部ではなく下部から定位置にはさまれる。また、ノブ1350は内蔵式である。
結合しているときは、調節ノブ1350に備えられた歯車1354は、スライドバー1322の上側に配置された歯車の歯と噛み合う。従って、調節ノブ1350が回転すると、スライドバー1322が調節可能に動く。図示のように、調節ノブ1350の頭部1347は、ノブ1350をより簡単に動作させる、例えば、2、4、または6個の溝または指掛け1349を含む(図28−1を参照)。
図示のように、スライドバー1322は、全体的にC字形の断面の構成をしており、スライドバー1322の側壁1329は、スライドバー1322の下向きの動きを制限する外側案内フランジ1323上に支持されている。
前頭部支持体10Gの利点には、成形が簡単なことや全体的に外観が良いことが含まれる。
XIV.前頭部支持体の第8の図示の実施形態
図29−1から29−3は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Hを含むFMAを示す。その前頭部支持体10Hは、スライドバー1422を受けるための、マスクフレーム1412に提供されたレシーバ1420を含む。スライドバー1422は、前頭部クッション1452を運ぶ前頭部クッション支持板1451に接合される。
レシーバ1420は、対応するアーチ形のスライドバー1422を受けるためのアーチ形のチャネル1420−1を画成する(図29−3を参照)。レシーバは、調節ノブ1450を保持するスロット1425も含む。
スライドバー1422は、レシーバ1420のチャネル1420−1内に送り込まれ、調節ノブ1450は、前頭部の端に隣接するスロット1425の頂部の隙間からレシーバ1420内に供給される。次いで、調節ノブ1450の支柱部材1456は、スロット1425内にはさまる。前頭部支持体10Gとは対照的に、調節ノブ1450は、レシーバ1420の下端部ではなく上端部から定位置にはさまれる。また、レシーバ1420はその底部で完全に閉じられているが、上述のレシーバ1320の底部は解放型の構造である。
結合しているときは、調節ノブ1450に備えられた歯車1454は、スライドバー1422の上側に配置された歯車の歯と噛み合う。従って、調節ノブ1450が回転すると、スライドバー1422が調節可能に動く。図示のように、調節ノブ1450の頭部1447は、ノブ1450をより簡単に動作させる、例えば、2、4、または6個の溝または指掛け1449を含む(図29−1を参照)。
図示のように、スライドバー1422は、全体的にC字形の断面の構成をしており、スライドバー1422の側壁1429は、スライドバー1422の下向きの動きを制限する外側案内フランジ1423上に支持される。
前頭部支持体10Hの利点には、成形が簡単なことや全体的に外観が良いことが含まれる。
XV.前頭部支持体の第9の図示の実施形態
図30−1から30−3は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Iを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Iは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Iは、調節ノブ1550を支持するための、マスクフレーム1512に提供された支持体1520を含む。その調節ノブ1550は、雌ねじ1554を含み、スナップ嵌合した状態で支持体1520に留められる。具体的には、支持体1520は、突起物1523をそれぞれ自由端に提供する、対向する弾性アーム部材1521を含む。調節ノブ1550は環状の溝1555を含む。調節ノブ1550が支持体1520に組み付けられるときに、弾性アーム部材1521は、突起物1523が溝1555に嵌まるまで外側に撓う(図30−2及び30−3を参照)。調節ノブ1550は、雌ねじ1554がねじ切りシャフト1522と互いに噛み合うようにねじ切りシャフト1522をその中に受ける。ねじ切りシャフト1522は、前頭部クッション1552を運ぶ前頭部クッション支持板1551に接合する。図示の実施形態では、ねじ切りシャフト1522は、両端がD字形の管状の断面を有する。シャフト1522のこうした構成は、支持体1520上に提供された平坦面1537、1539と係合する平坦面1527、1529を提供する。支持体1520の平坦面1537、1539は、使用中にシャフト1522の平坦面1527、1529を案内し、調節ノブ1550が回転するときの支持板1551の回転も防ぐ。しかし、他の断面形状、例えば、円形も可能である。
ノブ1550が回転するときに、ねじ切りシャフト1522は、前頭部クッション1552の移動を調節可能にするノブ1550から延びるかまたはその中に引っ込む。図示のように、調節ノブ1550は、ノブ1550をより簡単に動作させる溝または指掛け1549を含む(図30−1及び30−3を参照)。図示の実施形態では、前頭部支持体10Iは直線的に動く。しかし、前頭部支持体10Iは、代替の実施形態として少し湾曲したウォーム駆動装置(worm drive)を含むことができる。
前頭部支持体10Iの利点には、成形が簡単なこと、強度、直線に調節する機構、及び全体的に外観が良いことが含まれる。
XVI.前頭部支持体の第10の図示の実施形態
図31−1から31−8は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Jを含むFMAを示す。前頭部支持体10Jは、スライドバー1622を受けるための、マスクフレーム1612に提供されたレシーバ1620を含む。スライドバー1622は、前頭部クッション1652を運ぶ前頭部クッション支持板1651に接合される。
前頭部支持体10Eと同様に、レシーバ1620は分割通路を有し、その結果、間隔をあけて配置されたアーチ形のチャネル1620−1及び1620−2を含み、それらのチャネルが細長い中央フィンガー1621及び外側ガイドレール1623を画成する(図31−5及び31−6を参照)。一方、レシーバ1620は、形状がより角張っており、調節ノブ1650を保持するためのスロット1625を提供するブリッジ1680を外側ガイドレール1623の間に含む。そのブリッジ1680は、レシーバ1620の強度を改善することができる。図示の実施形態では、その分割通路は、マスクフレーム1612中へと成形され、単一の引き出し方向の下で成形されるように設計される。
スライドバー1622は、上壁1627が中央フィンガー1621の上で支持され、側壁1629が外側ガイドレール1623によって案内されるようにレシーバ1620内に供給される。従って、中央フィンガー1621は、スライドバー1622の下向きの動きを阻止する。
スライドバー1622は、中央の細長いスロット1628を画定する(図31−7及び31−8を参照)。調節ノブ1650は、スロット1628の前頭部の端に隣接する一方の端部の空隙を介してスライドバー1622に供給される。次いで、調節ノブ1650の支柱部材が、ブリッジ1680のスロット1625内にはさまる。結合しているときは、調節ノブ1650上に備えられた歯車1654は、スライドバー1622の下側に配置された歯車の歯1630と噛み合う(図31−3を参照)。従って、調節ノブ1650が回転すると、スライドバー1622が調節可能に動く。図示のように、調節ノブ1650の頭部1647は、ノブ1650をより簡単に動作させる、例えば、2、4、または6個の溝または指掛け1649を含む。
XVII.前頭部支持体の第11の図示の実施形態
図32−1から32−6は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Kを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Kは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Kは、マスクフレーム1712に提供された支持体1720を含む。その支持体1720は、雌ねじ付きの管状部分1721を含む。調節ノブ1750は、ねじ切りシャフト1754を含み、そのねじ切りシャフト1754が雌ねじ付き管状部分1721と互いに噛み合うように雌ねじ付き管状部分1721内で係合する(図32−5を参照)。調節ノブ1750は、前頭部クッション1752を運ぶ前頭部クッション支持板1751に接合された管1722とも係合する。具体的には、管1722は、管1722を雌ねじ付き管状部分1721の周り嵌めることができる下側開放部分1723を有する(図32−6を参照)。更に、管1722の端部は、調節ノブ1750の頭部1747に提供された環状の溝1745内に係合する環状フランジ1725を有する(図32−5及び32−6を参照)。
ノブ1750が回転するときに、ノブ1750及び管1722は、支持体1720の雌ねじ付き管状部分1721から延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッション1752のフレーム1712に対する調節が可能になる。従って、ノブ1750は、使用中に患者に対して移動しない。逆に、フレーム1712が前頭部支持体に対して移動する。図示のように、調節ノブ1750の頭部1747は、ノブ1750をより簡単に動作させる溝または指掛け1749を含む。
XVIII.前頭部支持体の第12の図示の実施形態
図33−1から33−6は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Lを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Lは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Lは、調節ノブ1850を支持するための、マスクフレーム1812に提供された支持体1820を含む。調節ノブ1850は、支持体1820の管状部分1821の中を通って延びるねじ切りシャフト1854を含む。ねじ切りシャフト1854は、雌ねじ付き管1822と互いに噛み合うように雌ねじ付き管1822内でも係合する。雌ねじ付き管1822は、前頭部クッション1852を運ぶ前頭部クッション支持板1851に接合される。
ノブ1850が回転するときに、雌ねじ付き管1822は、ノブ1850のねじ切りシャフト1854から延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッション1852の移動を調節可能にする。従って、ノブ1850は、フレーム1812に対して移動しないが、患者に対して移動する。一実施形態では、調節ノブ1850の頭部1847は、例えば、会社名など、1つまたは複数のマークを含むことができる。
図示のように、支持板1851は、空間を節約するために凹みの付いた中央支持体1855を含むことができる。また、ナット及びボルトタイプのアセンブリにより、簡単なクリーニング及び組み立て/分解を可能にする。一実施形態では、支持体1820は、支持体1820のクリーニングを容易にするために、(図33−6に示す支持体1820など)より密閉された構成を含むことができる。
XIX.前頭部支持体の第13の図示の実施形態
図34−1から34−5は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Mを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Mは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Mは、調節リング1950を支持するための、マスクフレーム1912に提供された支持体1920を含む。調節リング1950は、雌ねじを含み、支持体1920の管状部分1921内に延びる縮径部分を有する。調節リング1950の雌ねじがねじ切りシャフト1922と互いに噛み合うように、ねじ切りシャフト1922(図34−4)が管状部分1921及び調節リング1950の中を通って延びる。ねじ切りシャフト1922は、前頭部クッション1952を運ぶ前頭部クッション支持板1951に接合される。
調節リング1950が回転するときに、ねじ切りシャフト1922は、調節リング1950から延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッション1952の移動を調節可能にする。従って、リング1950は、フレーム1912に対して移動しない。図34−1及び34−3に示すように、ねじ切りシャフト1922は正面において出てきてもよい。
図示のように、支持板1951は、空間を節約するために凹みの付いた中央支持体1955を含むことができる。また、こうしたナット及びボルトタイプの構成により、アセンブリを小型化し、実際の及び見た目の大きさが縮小される。
XX.前頭部支持体の第14の図示の実施形態
図35は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Nを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Nは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Nは、調節ノブ2050を支持するための、マスクフレーム2012に提供された支持体2020を含む。調節ノブ2050は、支持体2020の管状部分2021中を通って延びるねじ切りシャフト2054を含む。ねじ切りシャフト2054は、雌ねじ付き管2022と互いに噛み合うように、雌ねじ付き管2022内でも係合する。雌ねじ付き管2022は、前頭部クッション2052を運ぶ前頭部クッション支持板2051に接合される。
ノブ2050が回転するときに、雌ねじ付き管2022は、ノブ2050のねじ切りシャフト2054から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッション2052の移動が調節可能になる。従って、ノブ2050は、フレーム2012に対して移動しない。
図示のように、支持板2051は、支持体2020の管状部分2021のカーブに対応するカーブの付いた中央支持体2055を含む。また、ノブ2050の頭部2047は、管状部分2021のカーブに対応するカーブを含む。こうした構成により、アセンブリをコンパクトな姿勢にすることが可能である。
一実施形態では、ノブ2050の一部分は不透明でよい。また、ノブ2050の頭部2047及びねじ切りシャフト2054は、2つの部品で構造されてもよく、永久的または半永久的に組み立てられた状態でもよい。
XXI.前頭部支持体の第15の図示の実施形態
図36−1から36−5は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Pを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Pは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Pは、調節ノブ2150を支持するための、マスクフレーム2112に提供された支持体2120を含む。調節ノブ2150は、雌ねじを含み、支持体2120の保持アーム2121上にスナップ嵌合した状態で留められた縮径部分2154を有する。調節ノブ2150は、ノブ2150の雌ねじがねじ切りシャフト2122と互いに噛み合うように、その中にねじ切りシャフト2122を受ける。ねじ切りシャフト2122は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板2151に接合される。
ノブ2150が回転するときに、ねじ切りシャフト2122は、ノブ2150から延びるかまたはその中に引っ込み、それにより、前頭部クッションの移動が調節可能になる。図示のように、回転を防ぎ、従ってねじ切りシャフト2122を適位置に固定するために、ねじ切りシャフト2122のキー溝内にプロング(prong)2180を配置することができる。また、調節ノブ2150の端部は、プロング2180の基部2147と係合する一連の歯2145を含む(図36−2及び36−4を参照)。ノブ2150が回転するときに、歯2145は、基部2147に対してラチェット動作またはクリック動作(click)し、それにより、回転中にクリック感のあるフィードバックが提供される。
ノブ2150/ねじ切りシャフト2122のサブアセンブリを、スナップ嵌合した状態で支持体2120に簡単に組み付ける/取り外すことができる。これにより、クリーニングを簡単にすることが可能になる。また、ノブ2150/ねじ切りシャフト2122のサブアセンブリをねじ山を動かすことなしに簡単に取り外すことができるので、ノブ2150/ねじ切りシャフト2122のサブアセンブリが支持体2120から取り外されるときでさえ、元の前頭部の位置を維持することができる。
XXII.前頭部支持体の第16の図示の実施形態
図37−1から37−15は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Qを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Qは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Qは、調節ノブ2250を支持するための、マスクフレーム2212に提供された支持体2220を含む。調節ノブ2250は、スナップ嵌合した状態で支持体2220に留まる。具体的には、支持体2220は、その自由端に突起物2223を備えた弾性アーム部材2221を含む。調節ノブ2250は、環状の溝2255を含む。調節ノブ2250が支持体2220に組み付けられるときに、弾性アーム部材2221は、突起物2223が溝2255にスナップ嵌合するまで外側に撓う(図37−1及び37−4から37−7を参照)。
調節ノブ2250にねじ切りシャフト2254が提供される。図示の実施形態では、ねじ切りシャフト2254及び調節ノブ2250は、2部品の構造でもよく、永久的または半永久的に組み立てられた状態でもよい。具体的には、ねじ切りシャフト2254の頭部2257は非円形の外周を含み、例えば、頭部2257が少なくとも1つの平坦な縁部を有し、それが調節ノブ2250に提供された対応する非円形の開口部2259内で係合する。これは、調節ノブ2250とねじ切りシャフト2254を機械的に結合させる。ノブ2250及びシャフト2254を接着剤で更に固定することができる。しかし、調節ノブ2250及びねじ切りシャフト2254を、1部片構造に一体に形成することができる。
ねじ切りシャフト2254は、雌ねじ付き管2222と互いに噛み合うように雌ねじ付き管2222内で係合する。雌ねじ付き管2222は、前頭部クッション2252を運ぶ前頭部クッション支持板2251に接合される。雌ねじ付き管2222は、分解されないようにスナップ嵌合した状態で支持体2220と係合する弾性アーム2290を含む。また、雌ねじ付き管2222は、管2222、従って前頭部クッション2252がフレーム2212に関してねじられるのを防止するために、支持体2220に提供された突起物2229と係合するキー溝2292を含む(例えば、図37−12から37−15を参照)。
ノブ2250が回転するときに、雌ねじ付き管2222は、ノブ2250に提供されたねじ切りシャフト2254から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッション2252の移動が調節可能になる。
図示のように、ノブ2250は、ノブ2250をより簡単に動作させる、溝または指掛け2249を含む。その指掛け2249は、比較的手の大きい患者を助けるために比較的大きい。好ましくは、ノブ2050は、内側の機構を隠すために不透明であり、使い易さを反映した単純な設計の感覚を提供する。患者にとって触知できる熱可塑性エラストマー(TPE:thermoplastic elastomer)からノブ2250を製造することができる。しかし、他の適切な材料を使用することができる。
図示の実施形態では、前頭部クッション支持板2251は、ヘッドギアストラップを取り付けるためのスロットを含む。しかし、前頭部クッション支持板2251は、ヘッドギアクリップと係合するクリップを受ける構造を含むことができる。また、管2222は支持板2251の凹みに納まり(recessed)、それにより前頭部からの最小の突出で最大の延長が可能になり、その結果、実際の及び見た目の大きさが縮小される。更に、図37−1及び37−4に最良に示されるように、前頭部支持体の位置を覚えておくことが可能になるように、管2222に印を、例えば、間隔をあけて配置された溝2280をつけることができる。更に、管2222は、雌ねじがよく見えないようにつや消しにすることができ、それにより、前頭部支持体の技術的/機械的な外観を抑え、よりユーザーフレンドリーでシンプルに見えるようになる。
一実施形態では、前頭部支持体は、約24mm±10mm移動する。その移動範囲は、例えば、マスククッションの特徴及び構造に応じて変化してよい。
ねじ切りシャフト2254及び雌ねじ付き管2222のねじ山は、好ましくは、個々の回転に対して十分に延長されるように設計される。更に、それらのねじ山は、戻り止め式になるように設計することができる。一実施形態では、ねじ山はピッチが約12mmでよい。しかし、ピッチは4〜15mmの範囲でよい。ねじ山の寸法が低い方が戻り止めにとってより良い場合があるが、前頭部支持体の所望の距離を設定するためにより多くの回転を必要とする場合があることに留意されたい。また、一実施形態では、ねじ山は左3条ねじでよい。しかし、ねじ山は右ねじでよい。患者がねじを締めるときに前頭部支持体が彼らの顔に向かって移動するので、左ねじが患者にとって直感的により正しいと感じる場合があることに留意されたい。また、ねじ山は、任意の適切な数の条数を有することができ、強度、成形性及び摩擦特性のために選択することができる。更に、一実施形態では、ねじ山はアクメねじの角度29°を有する。しかし、ねじ山の角度は10〜60°の範囲でよい。また、他のねじ山のプロフィルを使用することができる。更に、一実施形態では、ねじ山は1.3mmのねじ山の高さを有することができる。しかし、ねじ山の高さは、0.5〜2mmの範囲でもよく、強度及び成形性のために選択することもできる。
図37−12から37−15に示すように、マスクフレーム2212は、幅広い患者に対応するために、例えば、特小、小、中、及び大など、様々な寸法で提供することができる。任意の適切な数の寸法を提供することができる。
XXIII.前頭部支持体の第17の図示の実施形態
図38−1から38−18は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Rを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Rは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動させるねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Rは、調節ノブ2350を支持するための、マスクフレーム2312に提供された支持体2320を含む。調節ノブ2350は、スナップ嵌合した状態で支持体2320上に嵌まる。具体的には、支持体2320は、第1の突起物2325と、第2の突起物2323をその自由端に提供する弾性アーム部材2321とを含む。調節ノブ2350は、環状の溝2355を含む。調節ノブ2350が支持体2320に組み付けられるときに、第1及び第2の突起物2325及び2323が溝2355にスナップ嵌合するまで弾性アーム部材2321は外側に撓う(図38−1、38−4、38−5、38−9、及び38−10から38−13を参照)。図示のように、支持体2320は、比較的幅広く、ノブ2350の一部分を、例えばノブ2350の約半分を覆うかまたは包み、ノブ2250の見た目の大きさが縮小され設計の外観が改善される。
図38−5及び38−10から38−13に最良に示すように、調節ノブ2350にねじ切りシャフト2354が提供される。図示の実施形態では、ねじ切りシャフト2354及び調節ノブ2350は、一体に形成され、例えば、1部片構造で一体に成形される。しかし、調節ノブ2350及びねじ切りシャフト2354は、2つの部品の構造でもよく、例えば接着剤によって、永久的または半永久的に組み立てられてもよい。
ねじ切りシャフト2354は、雌ねじ付き管2322と互いに噛み合うように雌ねじ付き管2322内で係合する。図38−1、38−3、38−4、38−5、及び38−14から38−18に示すように、雌ねじ付き管2322は、前頭部クッション2352を運ぶ前頭部クッション支持板2351に接合される。図38−6、38−7、38−9、38−16、及び38−18に最良に示すように、管2322、従って前頭部クッション2352がフレーム2312に関してねじられるのを防止するために、雌ねじ付き管2322は、支持体2320に提供された非円形の開口部2345中を通って延びるようになされた非円形の外側プロフィルまたは外面を含む。
ノブ2350が回転するときに、雌ねじ付き管2322はノブ2350に提供されたねじ切りシャフト2354から延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッション2352の移動が調節可能になる。
図示のように、ノブ2350は、ノブ2350の実際の及び見た目の大きさを縮小する、スカラップ(scallop)または指掛け2349、例えば、4つの指掛け2349を含む。更に、指掛け2349は、ノブ2350をより簡単に動作させる。
図示の実施形態では、前頭部クッション支持板2351は、ヘッドギアストラップに接続されたヘッドギアクリップを係合させるためのクリップを受ける構造またはクリップ受け口2390を含む。ヘッドギアクリップは、特許文献7及び/または国際公開第05/068002号パンフレットに記載されているような構造でよく、両者の全体を参照により本明細書に組み込む。しかし、前頭部クッション支持板2351は、ヘッドギアストラップを係合させるための他の適切な構造、例えば、スロットを含むことができる。また、管2322は、支持板2351の凹みに納まり、それにより前頭部からの最小の突出で最大の延長が可能になり、その結果、実際の及び見た目の大きさが縮小される。
XXIV.ねじ山形状の実施形態
図39−1から39−9は、本発明の一実施形態による前頭部支持体用のねじ山の形状を示す。それらのねじ山の形状は、上述したようなFMAの前頭部支持体に実装または採り入れることができる。
図39−1から39−6は、ねじ切りシャフトまたはボルト2454を示し、図39−7から39−9は、ねじ切りシャフト2454と互いに噛み合うようになされた雌ねじ付き管2422を示す。ねじ切りシャフト2454は、上記に考察したような調節ノブに永久的または半永久的に組み付けることができ(例えば、図37−5を参照)、雌ねじ付き管2422は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板に接合してもよく、または調節ノブ及びシャフト2454を支持するための、マスクフレームに提供された支持体の一部分を形成してもよい。
図示のように、ねじ切りシャフト2454の頭部2457は、平坦な縁部2495を提供する非円形の外周を含む。非円形の頭部2457は、調節ノブに提供された対応する非円形の開口部内に係合して、調節ノブとねじ切りシャフト2454を互いに機械的に連動させることができる(例えば、図37−5を参照)。しかし、ねじ切りシャフト2454は、他の適切な様式で調節ノブと連動することができる。例えば、頭部2457は、複数の平坦な縁部を含み、例えば、六角形にすることができる。
ねじ切りシャフト2454及び雌ねじ付き管2422のねじ山は、戻り止めのために及び/または製造を容易にするために、個々の回転に対して十分に延長するように設計することができる。一実施形態では、ねじ山は約12mmのピッチPを有することができる。しかし、ピッチは4〜15mmの範囲でよい。ねじ山の寸法が低い方が戻り止めのためにはより良い場合があるが、前頭部支持体の所望の距離を設定するためにより多くの回転を必要とする場合があることに留意されたい。また、一実施形態では、ねじ山は3条ねじでよく、左ねじでも右ねじでもよい。しかし、ねじ山は、任意の適切な条数を有することができ、強度、成形性及び摩擦特性のために選択することができる。更に、一実施形態では、ねじ山は、ねじ山角度Aが90〜110°、好ましくは100°、半径Rが0.8〜1.5mm、好ましくは1.1mmである。しかし、用途によっては他の適切な角度及び半径が可能である。更に、一実施形態では、シャフト2454のねじ山は、直径D1が8〜10mm、好ましくは9mm、直径D2が10〜13mm、好ましくは11.6mmでよい。一実施形態では、管2422のねじ山は、直径D1が8〜11mm、好ましくは9.7mm、直径D2が11〜13mm、好ましくは12mmでよい。
更に、ねじ切りシャフト2454のねじ山は、3方に分かれたブロックで成形することができる、3つの平坦な縁部2497を含むことができる。しかし、ねじ山は、平坦な縁部がなくてもよく、他の適切な数の平坦な縁部を含んでもよい。
XXV.前頭部クッションの実施形態
図40−1から40−3は、本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション2580を示す。前頭部クッション2580は、上述したようなFMAの前頭部支持体に実装または採り入れることができる。更に、前頭部クッション2580は、以下に図41−1から41−3に示し説明する前頭部クッション支持体など、1つまたは複数のスロットを有する取付部材を含む前頭部クッション支持体に採り入れることができる。
前頭部クッション2580は、エラストマー材料、例えば、シリコンから形成され、1部片のブリッジ2560で互いに接合されている1対のクッション2552を含む。クッション2552の内面すなわち前頭部と接触する面は、全体的に「凹型の」外形を有し、従って患者の前頭部のプロフィルに関して適合した形状になされる。
クッション2552はそれぞれ、そこから後方に突き出した取付ヘッド2562を有し、その取付ヘッド2562は、クッション2552を支持板に物理的に取り付けるように、前頭部クッション支持体の支持板に形成されたそれぞれの孔内にその中を通って挿入される。
取付ヘッド2562は、クッション2552の後部に可撓性のコネクタ2564によって接合され、そのコネクタ2564は、クッションを患者の前頭部と接触して快適に配置することができるように、クッション2552のしなやかな動きを可能にするように働く。図示のように、コネクタ2564は、コネクタの円筒形の側壁2566を提供するために芯のないまたは中空の内部2565を有する。コネクタの側壁2564は、コネクタの壁面2564、従ってクッション2552が縮むことが可能になるようにその中を通る複数のスロット2570を有し、従って、前頭部クッション2580の範囲を拡大するために一部のユーザのために必要な場合がある更なる調節を提供する。
図示の実施形態では、スロット2570は2列に提供され、各列は間隔をあけて配置された2つのスロットを含む。各スロット2570は、細長く、全体的に長方形の形状であり、コネクタ2564の長手方向軸を概ね横切って延びる長手方向軸を有する。スロット2570はそれぞれ、幅Wが1〜5mm、好ましくは3mmであり、それにより、前頭部クッション2580が、例えば、蛇腹式に折りたたんだ状態で縮むことが可能になる。図示の実施形態では、圧縮部分Cの長さは、2〜10mm、好ましくは6mmでよい。しかし、スロットは、圧縮の範囲または様式を調節するように、他の適切な様式で、配置、構成、及び/または寸法決めすることができる。更に、スロットは、このようなクッションの構成に更なる調節または圧縮を提供するために、同様にして他のクッションの構成で提供することができる。
XXVI.前頭部クッション支持体の実施形態
図41−1から41−3は、本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体2653を示す。前頭部クッション支持体2653は、上述のような前頭部クッション2580と共に使用するようになされる。
図示のように、前頭部クッション支持体2653は、前頭部クッション支持板2651と、支持板2651に接合された、例えば、硬質ポリマー材料から形成された管またはスライダ2622とを含む。支持板2651は、スライダ2622に関して概して横方向に延び、従って全体的にT字形の支持体を画成する。
各支持板2651は、そこから後方に突き出した取付部材2662を有し、その取付部材2662は、前頭部クッション2580を物理的に支持板2651に取り付けるように、前頭部クッション2580の各取付ヘッド2562を受けるようになされている(図41−3を参照)。使用の際には、スライダ2622はマスクフレームに対して延長または短縮され、それにより、前頭部クッション2552の移動が調節可能になる。
図示のように、取付部材2662はそれぞれ、コネクタの円筒形の側壁2666を有する。側壁2666にはその中を通る複数のスロット2670があり、それにより側壁2666、従って前頭部クッション支持体2653が縮むことが可能になり、従って、更なる調節を提供するために前頭部クッション支持体2653の移動範囲が拡大される。取付部材2662は、例えば、ポリカーボネート、ポリプロピレン、またはシリコンから作ることができる。また、取付部材2662は、支持板2651及びスライダ2622と一体に1部片に形成してもよく、別個に形成しそれらに取り付けてもよい。取付部材2662は、任意の適切な可撓性の材料から製造することができ、取付部材2662のスロットまたは孔2670は、取付部材2662の圧縮を可能にする。
図示の実施形態では、スロット2670は2列に提供され、各列は間隔をあけて配置された2つのスロットを含む。各スロット2670は、細長く、全体的に長方形の形状であり、取付部材2662の長手方向軸を横切って延びる長手方向軸を有する。図示のように、スロット2670はそれぞれ、幅Wが1〜5mm、好ましくは3mmであり、それにより、前頭部クッション支持体2653が、例えば、蛇腹式(concertina)に折りたたんだ状態で縮むことが可能になる。図示の実施形態では、圧縮部分Cの長さは、2〜10mm、好ましくは6mmでよい。しかし、スロットは、圧縮の範囲または様式を調節するように、他の適切な様式で、配置、構成、及び/または寸法決めすることができる。更に、スロットは、このようなクッション支持体の構成に更なる調節または圧縮を提供するために、同様にして他のクッション支持体の構成で提供することができる。
前頭部クッション2580が前頭部クッション支持体2653に取り付けられるときに、前頭部クッション2580のスロット2570は、前頭部クッション支持体2653の対応するスロット2670と位置合わせすることができる。しかし、1つまたは複数のスロット2570は、スロット2670から偏心してよい。更に、1つまたは複数のスロット2570のスロットの配置、構成、及び/または寸法は、1つまたは複数のスロット2670のスロットの配置、構成、及び/または寸法と同様でもよく、且つ/または異なっていてもよい。
XXVII.前頭部クッション支持体の実施形態
図42−1から42−8は、本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体2753を示す。前頭部クッション支持体2753は、上述のような前頭部クッション(例えば、図32−6の前頭部クッション1752を参照)と共に使用するようになされる。
図示のように、前頭部クッション支持体2753は、前頭部クッション支持板2751と、支持板2751に接合された管またはスライダ2722とを含む。支持板2751は、スライダ2722に関して概して横方向に延び、従って全体的にT字形の支持体を画成する。
スライダ2722は、(前頭部支持体の奥行きを調節するために使用される)一体に成形された雄ねじを含む。雄ねじ付のスライダ2722は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するためにその上部及び底部が平坦である(図42−6を参照)。また、位置調節の際に間欠送りされたクリック感のあるフィードバックを提供するために、凹所スロット2785がスライダ2722の底面に提供される。更に、マスクフレームにクイックリリースアセンブリを提供するために、弾性のタブ2787がスライダ2722に提供される。
各支持板2751は、前頭部クッションを物理的に支持板2751に取り付けるように、例えば、可撓性のシリコンから形成された前頭部クッションの各取付ヘッドを受けるために、全体的に円形の取付凹所2755を有する。使用の際には、スライダ2722は、マスクフレームに関して延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッションの移動が調節可能になる。
前頭部クッション支持板2751は、ヘッドギアストラップに接続されたヘッドギアクリップを係合させるためのクリップを受ける構造またはクリップ受け口2790を含む。ヘッドギアクリップは、特許文献7及び/または国際公開第05/068002号パンフレットに記載されているような構造でよく、両者の全体を参照により本明細書に組み込む。しかし、前頭部クッション支持板2751は、ヘッドギアストラップを係合させるための他の適切な構造、例えば、スロットを含むことができる。また、管2722は、支持板2751の凹みに納まり、それにより前頭部からの最小の突出で最大の延長が可能になり、その結果、実際の及び見た目の大きさが縮小される。
図示の実施形態では、クリップ受け口2790は、プレート2751及びスライダ2722と一体に成形される。また、クリップ受け口2790は、取付凹所2755の正面に成形され、それにより、T字形前頭部クッション支持体2753の全体の幅が縮小される。
XXVIII.前頭部支持体の第18の図示の実施形態
図43−1から43−21は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Sを含むFMAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Sは、図42−1から42−8の上述の前頭部クッション支持体2753を組み込み、概して直線の進路に沿って前頭部クッション支持体2753を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Sは、調節ノブ2750を支持するための、マスクフレーム2712に提供された支持体2720を含む。調節ノブ2750は、スナップ嵌合した状態で支持体2720上に嵌まる。具体的には、支持体2720の正面は、第1の突起物2723をその自由端に提供する弾性アーム部材2721と、第2の突起物2727をその自由端に提供する弾性のクイックリリースボタン2725とを含む。調節ノブ2750は、環状の溝2755を含む。調節ノブ2750が支持体2720に組み付けられるときには、弾性アーム部材2721及びボタン2725は、第1及び第2の突起物2723及び2727が溝2755に嵌まるまで外側に撓う(図43−12から43−16を参照)。ノブ2750は、クイックリリースボタン2725を押すことによって支持体2720から素早く開放することができる。
図43−6は、マスクフレームに提供された支持体2720Bの代替の実施形態を示す。図示のように、クイックリリースの細部は、ノブ2750を保持するためにフレームと一体に成形される。具体的には、上側及び下側突起物2723B(下側突起物だけが見える)がノブ2750と係合するために提供され、ノブ2750は、支持体2720Bの側部を強く握ることによって開放することができる。
調節ノブ2750は、雌ねじを含み、ノブ2750の雌ねじがねじ切りスライダ2722と互いに噛み合うように前頭部クッション支持体2753のねじ切りスライダ2722をその中に受ける。
図43−1、43−2、43−17、43−18、及び43−20に最良に示されるように、ねじ切りスライダ2722は、スライダ2722、従って前頭部クッション支持体2753がフレーム2712に関してねじれるかまたは回転することを防止するために、支持体2720に提供された非円形の開口部2745中を通って延びるようになされた非円形の外側プロフィルまたは外面を含む(すなわち、その上部及び底部が平坦である)。また、前頭部クッション支持体2753の弾性のタブ2787は、スナップ嵌合した状態で開口部2745を係合させ、タブ2787を押すことによって支持体2720から素早く開放することができる。
ノブ2750が回転するときは、ねじ切りスライダ2722は、雌ねじ付きのノブ2750から延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッションの移動が調節可能になる。
図43−2に示すように、支持体2720の開口部2745の内側にリッジ2792が一体に成形される。そのリッジ2792は、位置調節の際に間欠送りされたクリック感のあるフィードバックを提供するために、スライダ2722の底部に提供された凹所のスロット2785と係合する(図42−1及び42−8を参照)。ノブ2750が回転するときに、リッジ2792は、スロット2785に対してラチェット動作またはクリック動作する。
図43−1から43−5は、前頭部支持体10Sの分解組立図であり、図43−7から43−11は、支持体2720と係合した前頭部クッション支持体2753の部分組立図であり、図43−12から43−16は、前頭部支持体10Sの組立図であり、図43−17から43−21は、フレーム2712の切り離した図である。
XXIX.前頭部クッション支持体の実施形態
図44−1から44−8は、本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体2853を示す。前頭部クッション支持体2853は、上述のような前頭部クッション(例えば、図32−6の前頭部クッション1752を参照)と共に使用するようになされる。
図示のように、前頭部クッション支持体2853は、前頭部クッション支持板2851と、支持板2851に接合された管またはスライダ2822とを含む。支持板2851は、スライダ2822に関して概して横方向に延び、従って全体的にT字形の支持体を画成する。
スライダ2822は、(成形性を改善するための)一体に成形された3つの突起状の雌ねじを含む。調節ノブ上に提供された、それと噛み合う雄ねじを係合させるためには、3つの突起状のねじ山の形状のみ必要とされる(以下に説明する)。しかし、他のねじ山の形状が可能である。雌ねじ付きのすなわち内側にねじ山の付いたスライダ2822は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するために、その上部及び底部に平坦な部分を有する(図44−1及び44−5を参照)。また、位置調節の際に間欠送りされた目に見えるフィードバックを提供するために、(幅及び奥行きの異なる)凹所スロット2885がスライダ2822の上部に提供される。更に、マスクフレームにクイックリリースアセンブリを提供するために、弾性のタブ2887がスライダ2822の上部及び底部に提供される。弾性タブ2887は、前頭部クッション支持体2853が最大限に延びたときにフレームから落ちるのを防ぐ。調節ノブ2850のねじ切りシャフト2854の存在が、弾性タブ2887が撓うのを防ぐ(以下の図45−1から45−19を参照)。
各支持板2851は、前頭部クッションを物理的に支持板2851に取り付けるように、例えば、可撓性のシリコンから形成された前頭部クッションの各取付ヘッドを受けるために、全体的に円形の取付凹所2855を有する。使用の際には、スライダ2822は、マスクフレームに関して延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッションの移動が調節可能になる。
前頭部クッション支持板2851は、ヘッドギアストラップと係合するための一体に成形されたスロット2858を含む。
XXX.前頭部支持体の第19の図示の実施形態
図45−1から45−19は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Tを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Tは、図44−1から44−8の上述の前頭部クッション支持体2853を組み込み、概して直線の進路に沿って前頭部クッション支持体2853を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Tは、調節ノブ2850を支持するための、マスクフレーム2812に提供された支持体2820を含む。調節ノブ2850は、スナップ嵌合した状態で支持体2820上に留まる。具体的には、調節ノブ2850は、それと一体に成形された複数の弾性アーム部材2835、例えば、6つの指状のクイックリリース機構を含む。調節ノブ2850が支持体2820に組み付けられるときに、弾性アーム部材2835は支持体2820に嵌まる(図45−15から45−19を参照)。
図示のように、調節ノブ2850にねじ切りシャフト2854が提供される。図示の実施形態では、ねじ切りシャフト2854及び調節ノブ2850は一体に成形され、例えば、1部片構造に一体に成形される。しかし、調節ノブ2850及びねじ切りシャフト2854は、2つの部品の構造でもよく、例えば接着剤によって、永久的または半永久的に組み立てられてもよい。例えば、図45−4から45−6は、成形性を改善するための2つの部分であるノブ2850及びねじ切りシャフト2854を示す。図45−6に示すように、雄ねじ付きシャフト2854は、3条ねじの設計であり、成形性を改善するための3箇所の平坦な部分(すなわち、3つの突起のある断面(trilobial cross-section))を特徴として備える。
ねじ切りシャフト2854は、雌ねじ付きのスライダ2822と互いに噛み合うように前頭部クッション支持体2853の雌ねじ付きスライダ2822内で係合する。
雌ねじ付きのスライダ2822は、スライダ2822、従って前頭部クッション支持体2853がフレーム2812に関してねじれるかまたは回転することを防止するために、支持体2820に提供された非円形の開口部2845または固定機構(図45−2を参照)中を通って延びるようになされた、非円形の(すなわち、その上部及び底部で平坦な)外側プロフィルまたは外面を含む。また、前頭部クッション支持体2853の弾性のタブ2887は、クイックリリースアセンブリを提供するために、スナップ嵌合した状態で開口部2845と係合する。
ノブ2850が回転するときに、雌ねじ付き管2822は、ノブ2850に提供されたねじ切りシャフト2854から延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッションの移動が調節可能になる。
図45−3は、マスクフレームに提供された支持体2820Bの代替の実施形態を示す。図示のように、リッジ2823Bは、調節ノブ2850のアーム部材2835を保持するように、開口部2845Bの内側に一体に成形される。また、前頭部支持体の間欠送りされたインクリメンタル調節を提供しクリック感のあるフィードバックを提供するために、リッジ2823Cが開口部2845Bの内側に一体に成形される。リッジまたはラチェット2823Cは、前頭部支持体のインクリメンタル調節を提供しクリック感のあるフィードバックを提供するために、調節ノブ2850の弾性アーム部材2835の間の溝2827に対して作用することになる。
図45−1、45−2、及び45−7から45−9は、前頭部支持体10Tの分解組立図であり、図45−10から45−14は、支持体2820と係合した前頭部クッション支持体2853の部分組立図であり、図45−15から45−19は、前頭部支持体10Tの組立図である。
XXXI.前頭部支持体の第20の図示の実施形態
図46−1から46−16は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Uを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Uは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Uは、調節ノブ2950を支持するための、マスクフレーム2912に提供された支持体2920を含む。調節ノブ2950は、支持体2920中を通って延びるねじ切りシャフト2954を含む。そのねじ切りシャフト2954は、雌ねじ付き管2922と互いに噛み合うように、雌ねじ付き管2922内で係合する。雌ねじ付き管2922は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板2951に接合される。
ノブ2950が回転するときに、雌ねじ付き管2922は、ねじ切りシャフト2954から延びるかまたは引っ込み、それにより、前頭部クッションの移動が調節可能になる。
雌ねじ付き管2922は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するために、その上部及び底部が平坦である。雌ねじ付き管2922は、管2922、従って前頭部クッションがフレーム2912に関してねじれまたは回転することを防止するために、支持体2920に提供された非円形の開口部2945または固定機構(図46−1を参照)中を通って延びるようになされる。更に、弾性のタブ2987(図46−1及び46−2を参照)が、マスクフレームにクイックリリースアセンブリを提供するために、管2922の上部及び底部に提供される。
図示の実施形態では、ノブ2950は、3条ねじの設計の雄ねじ付きシャフト2954を有し、成形性を改善するための3箇所の平坦な部分(すなわち、3つの突起のある断面)を特徴として備える(図46−6を参照)。一実施形態では、ノブ2950の頭部2947及びシャフト2954は、細工を単純にするために1部片に一体に成形される。
ノブ2950の頭部2947は、スナップ嵌合した状態で支持体2920に留まる。図46−5に示すように、ノブ2950の頭部2947は、支持体2920から取り外すために強く握ることができるようにスロットがついている。
図46−1から46−5は、前頭部支持体10Uの分解組立図であり、図46−7から46−11は、支持体2920と係合した前頭部クッション支持体の部分組立図であり、図46−12から46−16は、前頭部支持体10Uの組立図である。
XXXII.前頭部支持体の第21の図示の実施形態
図47−1から47−16は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Vを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Vは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Vは、調節ノブまたはダイヤル3050を支持するための、マスクフレーム3012に提供された支持体3020を含む。調節ダイヤル3050は、内側のねじ山(雌ねじ)を含み、フレーム形状の間にはさまれる(trapped)。調節ダイヤル3050の内側のねじ山がねじ切りシャフト3022と互いに噛み合うように、ねじ切りシャフト3022が支持体3020及び調節ダイヤル3050中を通って延びる。ねじ切りシャフト3022は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板3051に接合される。
調節ダイヤル3050が回転するときに、ねじ切りシャフト3022は、調節ダイヤル3050から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッションの移動が調節可能になる。
ねじ切りシャフト3022は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するために、その両側が平坦である。ねじ切りシャフト3022は、支持体3020に提供された突起物3089をそれぞれ受ける細長いスロット3087を含む。突起物3089は、支持体3020と一体に成形され、前頭部クッション支持体の回転を防止するために固定機構を提供する。
図示の実施形態では、ねじ切りシャフト3022は、3条ねじの設計であり、成形性を改善するための2箇所の平坦な部分を特徴として備える(図47−3を参照)。
図47−1、47−2、及び47−4から47−6は、前頭部支持体10Vの分解組立図であり、図47−7から47−11は、支持体3020と係合した調節ダイヤル3050の部分組立図であり、図47−12から47−16は、前頭部支持体10Vの組立図である。
XXXIII.前頭部支持体の第22の図示の実施形態
図48−1から48−16は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Wを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Wは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Wは、調節ノブまたはダイヤル3150を支持するための、マスクフレーム3112に提供された支持体3120を含む。調節ダイヤル3150は、内側のねじ山(雌ねじ)を含み、例えばスナップ嵌合した状態で支持体3120の正面に取り付けられる。調節ダイヤル3150の内側のねじ山がねじ切りシャフト3122と互いに噛み合うように、ねじ切りシャフト3122が調節ダイヤル3150中を通って支持体3120内に延びる。ねじ切りシャフト3122は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板3151に接合される。
調節ダイヤル3150が回転するときに、ねじ切りシャフト3122は、調節ダイヤル3150から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッションの移動が調節可能になる。
ねじ切りシャフト3122は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するために、その両側が平坦である。支持体3120の内部は、使用中に前頭部クッション支持体が回転するのを防止するために一体に成形された固定機構を含むことができる。
図示の実施形態では、ねじ切りシャフト3122は、3条ねじの設計であり、成形性を改善するための2箇所の平坦な部分を特徴として備える(図48−3を参照)。
図48−1、48−2、及び48−4から48−6は、前頭部支持体10Wの分解組立図であり、図48−7から48−11は、支持体3120と係合した調節ダイヤル3150の部分組立図であり、図48−12から48−16は、前頭部支持体10Wの組立図である。
XXXIV.前頭部支持体の第23の図示の実施形態
図49−1から49−16は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Xを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Xは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Xは、調節ノブまたはダイヤル3250を支持するための、マスクフレーム3212に提供された支持体3220を含む。調節ダイヤル3250は、内側のねじ山(雌ねじ)を含み、支持体3220の正面に取り付けられる。図示の実施形態では、支持体3220は、環状のリング3221を含み、その環状のリング3221は、ダイヤル3250と一体に成形された環状チャネル3223と係合して、ダイヤル3250を支持体3220に保持する。
調節ダイヤル3250の内側のねじ山がねじ切りシャフト3222と互いに噛み合うように、ねじ切りシャフト3222が支持体3220及び調節ダイヤル3250中を延びる。ねじ切りシャフト3222は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板3251に接合される。
調節ダイヤル3250が回転するときに、ねじ切りシャフト3222は、調節ダイヤル3250から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッションの移動が調節可能になる。
ねじ切りシャフト3222は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するために、その両側が平坦である。ねじ切りシャフト3222は、管3222、従って前頭部クッションがフレーム3212に関してねじれまたは回転することを防止するために、支持体3220に提供された非円形の開口部3245または固定機構(図49−1を参照)中を通って延びるようになされている。
図示の実施形態では、ねじ切りシャフト3222は、1条ねじの設計であり、成形性を改善するための2箇所の平坦な部分を特徴として備える(図49−3を参照)。
図49−1、49−2、及び49−4から49−6は、前頭部支持体10Xの分解組立図であり、図49−7から49−11は、支持体3220と係合した前頭部クッション支持体の部分組立図であり、図49−12から49−16は、前頭部支持体10Xの組立図である。
XXXV.前頭部支持体の第24の図示の実施形態
図50−1から50−15は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Yを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Yは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Yは、調節ノブまたはダイヤル3350を支持するための、マスクフレーム3312に提供された支持体3320を含む。調節ダイヤル3350は、内側のねじ山(雌ねじ)を含み、着脱可能なロックリング3390によって支持体3320に保持される。図示の実施形態では、ロックリング3390は、スナップ嵌合した状態で支持体3320と係合し、環状のチャネル3321を含み、そのチャネル3321は、ダイヤル3350と一体に成形された環状リング3323と係合して、ダイヤル3350を支持体3320に保持する。
調節ダイヤル3350の内側のねじ山がねじ切りシャフト3322と互いに噛み合うように、ねじ切りシャフト3322が調節ダイヤル3350中を延びる。ねじ切りシャフト3322は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板3351に接合される。
調節ダイヤル3350が回転するときに、ねじ切りシャフト3322は、調節ダイヤル3350から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッションの移動が調節可能になる。
ねじ切りシャフト3322は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するために、その両側が平坦である。ねじ切りシャフト3322は、管3322、従って前頭部クッションがフレーム3312に関してねじれまたは回転することを防止するために、ロックリング3390に提供された非円形の開口部3345または固定機構(図50−2を参照)中を通って延びるようになされている。その実施形態は、前頭部支持体10Pの第15の図示の実施形態と同様の利益を有する。すなわち、前頭部支持体10Yは、ロックリング3390が取り外される際にサブアセンブリを1部片として取り外すことができるので、前頭部支持体の位置を維持する。
図示の実施形態では、ねじ切りシャフト3322は、アセンブリ全体の見た目の長さ及び大きさを縮小するために、調節ダイヤル3350の中を通る(図50−11から50−15を参照)。
図50−1から50−5は、前頭部支持体10Yの分解組立図であり、図50−6から50−10は、調節ダイヤル3350と係合した前頭部クッション支持体の部分組立図であり、図50−11から50−15は、前頭部支持体10Yの組立図である。
XXXVI.前頭部支持体の第25の図示の実施形態
図51−1から51−24は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10Zを示す。その実施形態では、前頭部支持体10Zは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を動かすためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10Zは、調節ノブ3450を支持するための、マスクフレーム3412に提供された支持体3420を含む。調節ノブ3450は、スナップ嵌合した状態で支持体3420上に留まる。具体的には、支持体3420の正面は、弾性アーム部材3421を含み、そのアーム部材3421は、その自由端に第1の突起物3423と、第1の突起物3423に対向した第2の突起物3427とを提供する。調節ノブ3450は、環状の溝3455を含む。調節ノブ3450が支持体3420に組み付けられるときに、弾性アーム部材3421は、第1及び第2の突起物3423、3427が溝3455に嵌まるまで外側に撓う。
調節ノブ3450は、雌ねじを含み、ノブ3450の雌ねじがねじ切りインサート3490と互いに噛み合うように、前頭部クッション支持体3453に提供されたねじ切りインサート3490を受ける。具体的には、前頭部クッション支持体3453は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板3451に接合されたシャフト3422を含む。ねじ切りインサート3490は、シャフト3422に、例えば、スナップ嵌合した状態で取り付けられる。調節ノブ3450が回転するときに、ねじ切りインサート3490は、調節ノブ3450から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッションの移動が調節可能になる。
ねじ切りインサート3490は、成形性を改善し且つ(回転を防止するために)マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するために、その両側が平坦である。ねじ切りインサート3490は、インサート3490、従って前頭部クッション支持体3453がフレーム3412に対してねじれるまたは回転するのを防ぐために、支持体3420と一体に成形された非円形の開口部3445または固定機構の中を通って延びるようになされる(図51−1及び51−2を参照)。
図示の実施形態では、ねじ切りインサート3490は、1条ねじの設計であり、成形性を改善するための2箇所の平坦な部分を特徴として備える(図51−3を参照)。
図51−22に示すように、ねじ切りインサート3490は、前頭部クッション支持体3453の移動の制限を変えるために、前頭部クッション支持体3453のシャフト3422上に2通りに、すなわち、方向1または方向2に位置決めするように回転することができる。方向1は、下限の移動L1を提供し(図51−23を参照)、方向2は、上限の移動L2を提供する(図51−24を参照)。一実施形態では、方向1は、患者数のほとんどの要求に応えるように設計することができ、見た目の大きさを最小に抑えることができる。
図51−1、51−2及び51−4から51−6は、前頭部支持体10Zの分解組立図であり、図51−7から51−11は、ねじ切りインサート3490と係合した前頭部クッション支持体の部分組立図であり、図51−12から51−16は、支持体3420と係合した前頭部クッション支持体及びインサート3490の部分組立図であり、図51−17から51−21は、前頭部支持体10Zの組立図である。
XXXVII.前頭部クッション支持体の実施形態
図52−1及び52−2は、本発明の代替の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体3553A及び3553Bを示す。前頭部クッション支持体3553A及び3553Bは、上記で説明したような前頭部クッション(例えば、図32−6の前頭部クッション1752を参照)と共に使用するようになされる。
図示のように、各前頭部クッション支持体3553A及び3553Bは、前頭部クッション支持板3551と、支持板3551に接合された管またはスライダ3522を含む。支持板3551は、スライダ3522に関して概して横方向に延び、従って全体的にT字形の支持体を画成する。
前頭部クッション支持体3553Aの前頭部クッション支持板3551は、ヘッドギアストラップと係合するための、一体に成形されたスロット3558を含み、前頭部クッション支持体3553Bの前頭部クッション支持板3551は、ヘッドギアストラップに接続されたヘッドギアクリップと係合するためのクリップを受ける構造またはクリップ受け口3590を含む。
また、前頭部クッション支持体3553A及び3553Bはそれぞれ、アセンブリ上で正しい姿勢を確実にし、使用中、特に最大限に延びているときに各前頭部クッション支持体の回転を防止するために、スライダ3522上に1つまたは複数のリブ3580を含む。図示のように、前頭部クッション支持体3553Aのスライダ3522は、その底部に2つのリブ3580を含み、前頭部クッション支持体3553Bのスライダ3522は、その側部の少なくとも一方にリブ3580を含む。しかし、他のリブの配置が可能である。
XXXVIII.前頭部クッション支持体の実施形態
図53−1から53−5は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体3653を示す。前頭部クッション支持体3653は、上述のような前頭部クッション(例えば、図32−6の前頭部クッション1752を参照)と共に使用するようになされる。
図示のように、前頭部クッション支持体3653は、前頭部クッション支持板3651と、支持板3651に接合された管またはスライダ3622とを含む。支持板3651は、スライダ3622に関して概して横方向に延び、従って全体的にT字形の支持体を画成する。
前頭部クッション支持板3651は、ヘッドギアストラップと係合するための一体に成形されたスロット3658を含む。図示のように、スロット3658の底部は開放されている。こうした構成により、ヘッドギアストラップの端部において取付構造、例えば、Velcro(登録商標)タブを開放またはほどく必要なしに、スロット3658の開放端を介してヘッドギアストラップを挿入または取り外すことができる。従って、マスクを装着するたびにヘッドギアを適合するように調節する必要がない。開放スロットまたはスロットのついた穴3658は、前頭部クッション支持体3653上のクイックリリースのヘッドギアのクリップが必要なくなり、それにより、前頭部クッション支持体3653の全体の幅が最小限に抑えられる。
XXXIX.前頭部クッション支持体の実施形態
図54−1から54−5は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体3753を示す。前頭部クッション支持体3753は、上記で説明したような前頭部クッション(例えば、図32−6の前頭部クッション1752を参照)と共に使用するようになされる。
図示のように、前頭部クッション支持体3753は、前頭部クッション支持板3751と、支持板3751に接合された管またはスライダ3722を含む。支持板3751は、スライダ3722に関して概して横方向に延び、従って全体的にT字形の支持体を画成する。
前頭部クッション支持板3751は、ヘッドギアストラップと係合するための、クロスバー3759を有する一体に成形されたスロット3758を含む。図示のように、スロット3758の上部は開放している。こうした構成により、ヘッドギアストラップの端部において取付構造、例えばVelcro(登録商標)タブを開放またはほどく必要なしに、スロット3758の開放端を介してヘッドギアストラップを3759に挿入しそこから取り除くことができる。従って、マスクを装着するたびにヘッドギアを適合するように調節する必要がない。開放スロットまたはスロットのついた穴3758は、前頭部クッション支持体3753上のクイックリリースのヘッドギアのクリップが必要なくなり、それにより、前頭部クッション支持体3753の全体の幅が最小限に抑えられる。
XL.前頭部支持体の第26の図示の実施形態
図55−1及び55−2は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10AAを示す。その実施形態では、前頭部支持体10AAは、前頭部支持体を概して直線の進路に沿って移動または調節するためにラックアンドピニオン式のアクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10AAは、調節ノブまたはダイヤル3850を支持するための、マスクフレーム3812に提供された支持体3820を含む。調節ダイヤル3850は、支持体3820の上部に提供された開口部にスナップ嵌合した状態で着脱可能に配置される。調節ダイヤル3850は、歯車3854と、歯車3854の両側の調節頭部3856とを含む。こうした構成により、右手及び左手の両方の使用に対応するように支持体3820の両側から歯車3854を調節することが可能になる。
前頭部クッション支持体3853は、ダイヤル3850の歯車3854がギアラック3830と互いに噛み合うように、支持体3820中を通って延びるギアラック3830を含む。ギアラック3830は、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板3851に接合する。調節ダイヤル3850が回転するときに、ギアラック3830は、調節ダイヤル3850から延びるかまたは引っ込み、それにより前頭部クッションの移動が調節可能になる。
前頭部クッション支持体3853を所望の位置に固定することは、歯車3854とギアラック3830の間の摩擦及び/または他の機械的な手段によって実現することができる。
XLI.前頭部支持体の第27の図示の実施形態
図56−1から56−3は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10BBを示す。その実施形態では、前頭部支持体10BBは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動するためにねじ式アクチュエータを使用する。
図示のように、前頭部支持体10BBは、調節ダイヤル3950を支持するための、マスクフレーム3912に提供された支持体3920を含む。調節ダイヤル3950は、支持体3920中を通って延びるねじ切りシャフト3954を含む。ねじ切りシャフト3954は、中間のねじ切り管またはナット(screw nut)3956とねじ係合される。その中間の管3956は、内側も外側もねじ山が付いている。ねじ切りシャフト3954は、中間の管3956の雌ねじと係合する。中間の管3956の雄ねじは、前頭部クッションを運ぶ前頭部クッション支持板3951に接合された雌ねじ付き管3922と係合する。
こうした構成により、前頭部支持体の伸縮式の調節を提供する。具体的には、ねじ切り管3922及び中間の管3956は、直線の2段階のねじ機構を提供する。使用の際には、調節ダイヤル3950のねじ切りシャフト3954は、中間の管3956を押し進め、その管は完全に延長しているときに前頭部クッション支持体3953のねじ切り管3922と係合する。伸縮式の設計により、前頭部支持体機構の全体の長さ(従って見た目の大きさ)を更に縮小することができる。
2段階の伸縮式の構成を示すが、他の複数段の、例えば、2段より多い伸縮式の構成が可能である。
XLIL.前頭部支持体の第28の図示の実施形態
図57−1から57−15は、本発明の他の実施形態による前頭部支持体10CCを示す。その実施形態では、前頭部支持体10CCは、概して直線の進路に沿って前頭部支持体を移動するためにねじ式アクチュエータを使用する。
図37−1から37−15の実施形態と同様に、前頭部支持体10CCは、非円形の開口部4055、例えば、全体的に六角形の開口部を有する調節ノブ4050を含み(図57−12から57−15を参照)、そのノブ4050は、ねじ切りシャフト4054に提供された非円形の頭部4057、例えば、全体的に六角形の頭部と係合する(図57−5から57−11を参照)。これは、ノブ4050とねじ切りシャフト4054を連動させ、相対移動を防止する。調節ノブ4050は、スナップ嵌合した状態でフレーム4012の支持体4020に留まり、ねじ切りシャフト4054は、前頭部クッション支持体4053の雌ねじ付き管内で係合する。ノブ4050が回転するときに、前頭部クッション支持体4053は、フレーム4012に対して延びるかまたは引っ込む。
上記の実施形態のそれぞれにおいて、前頭部支持体は、ヘッドギアストラップと接続されたヘッドギアと係合するためのヘッドギアクリップ受け口を含んでもよく、含まなくてもよい。前頭部支持体は、ヘッドギアストラップと係合するための他の適切な構造、例えば、スロットを含むことができる。
上記に説明した前頭部支持体及び/または前頭部支持体クッションは、異なるマスクで使用することができ、従って調節機構の移動量は、マスクの構成に応じて変えることができる。
上記の実施形態それぞれにおいて、患者にFMAを適合させる一方法は、前頭部支持体を「締める」、すなわち、前頭部クッションを患者に押し当てることから始めることを含むことができ、次いで前頭部支持体を患者から外側に移動して、封止を維持しながら患者の快適さを実現する。しかし、FMAは、他の適切な様式で患者に適合させることができる。
現在最も実用的であり好ましい実施形態であると考えられるものに関連して本発明を説明してきたが、本発明は開示された実施形態に限定されず、逆に、本発明の精神及び範囲内に含まれる様々な修正形態及び等価な構成を包含するものであることが理解されよう。また、上述の様々な実施形態は、他の実施形態に関連して実装することができ、例えば、一実施形態の態様は、他の実施形態の態様と組み合わせて更に他の実施形態を実現することができる。更に、本発明は、OSAを患う患者に対する特定の用途を有するが、他の病気(例えば、鬱血性心不全、糖尿病、病的肥満、脳卒中、肥満手術など)を患う患者が上記の教示から利益を得ることができることを理解されたい。更に、上述の教示は、患者にも非患者にも同様に応用性を有する。
本発明の一実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの正面斜視図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの背面斜視図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの正面図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの図1−3の線A−Aに沿った断面左立面図であり、図示を簡単にするために顔面クッションなしで示した。 従来技術のマスク及び本発明の一態様による顔面マスクによる前頭部支持体の円形の移動範囲を重ね合わせると共に、垂直及び水平距離の格子上で原点をほぼナジオン 領域に重ねた、「標準的な」顔面のプロフィルの側面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の左側面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の上面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の正面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の底面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の右側面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の正面斜視図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の底面斜視図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる、スライドバーサブアセンブリの代替の実施形態の背面斜視図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の正面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の側面図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の正面斜視図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の側面斜視図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の背面斜視図である。 図1−1から1−4に示す本発明の顔面マスクアセンブリに採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の底面図である。 本発明による図1−1から1−4に示す前頭部支持体に従って採り入れることができる前頭部クッションサブアセンブリの平面詳細図を示す。 図5に示すクッション支持板と組み合わせて採り入れることができる代替の前頭部クッションを示す図である。 図5に示すクッション支持板と組み合わせて採り入れることができる代替の前頭部クッションを示す図である。 図5に示すクッション支持板と組み合わせて採り入れることができる代替の前頭部クッションを示す図である。 本発明による前頭部支持体に採り入れることができる代替のスライドバーの側面図である。 本発明による前頭部支持体に採り入れることができる代替のスライドバーの側面図である。 本発明による前頭部支持体に採り入れることができる代替のスライドバーの側面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの正面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの側面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの背面斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面斜視図である。 図8−1から8−4に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の正面図である。 図8−1から8−4に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面図である。 図8−1から8−4に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の右側面図である。 図8−1から8−4に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の左側面図である。 図8−1から8−4に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の底面斜視図である。 図8−1から8−4に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面斜視図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の正面図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の側面図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の上面図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の上面斜視図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の背面斜視図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの側面斜視図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの正面図である。 図9−1から9−6に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの底面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの正面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの側面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの側面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの背面斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面斜視図である。 図12−1から12−6に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面図である。 図12−1から12−6に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の正面図である。 図12−1から12−6に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の底面図である。 図12−1から12−6に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の右側面図である。 図12−1から12−6に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の底面斜視図である。 図12−1から12−6に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の底面斜視図である。 図12−1から12−6に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面斜視図である。 図13−1から13−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの側面斜視図である。 図13−1から13−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの正面図である。 図13−1から13−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの底面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの正面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの側面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの背面斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの背面斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの分解組立図である。 図15−1から15−8に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面図である。 図15−1から15−8に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の正面図である。 図15−1から15−8に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の右側面図である。 図15−1から15−8に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の左側面図である。 図15−1から15−8に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面斜視図である。 図15−1から15−8に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面斜視図である。 図15−1から15−8に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の底面斜視図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の正面図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の側面図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の上面図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の上面斜視図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の上面斜視図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の底面斜視図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の底面斜視図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの側面斜視図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの底面斜視図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの正面図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの上面図である。 図16−1から16−7に示すスライドバーサブアセンブリと共に動作可能に採り入れることができる位置調節ノブの底面図である。 調節ノブに採り入れることができる位置表示を示す図である。 スライドバーサブアセンブリに採り入れることができる位置表示を示す図である。 スライドバーサブアセンブリに可変の移動量を採り入れた図である。 スライドバーサブアセンブリに可変の移動量を採り入れた図である。 従来技術のマスク及び本発明の他の態様による顔面マスクによる前頭部支持体の円形の移動範囲を重ね合わせると共に、垂直及び水平距離の格子上で原点をほぼナジオン 領域に重ねた、「標準的な」顔面のプロフィルの側面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの正面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの側面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの背面斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの上面斜視図である。 図22−1から22−5に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の正面図である。 図22−1から22−5に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面図である。 図22−1から22−5に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の左側面図である。 図22−1から22−5に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の上面斜視図である。 図22−1から22−5に示す顔面マスクアセンブリに採り入れることができるスライドバーサブアセンブリの一実施形態の底面斜視図である。 図23−1から23−5に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の正面図である。 図23−1から23−5に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の側面図である。 図23−1から23−5に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の上面図である。 図23−1から23−5に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の上面斜視図である。 図23−1から23−5に示すスライドバーサブアセンブリと共に採り入れることができる顔面マスクフレームの一実施形態の背面斜視図である。 本発明の一実施形態によるらせんねじ機構の斜視図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリの分解組立図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 図37−1から37−11に示すマスクアセンブリ用のある寸法のフレームの図である。 図37−1から37−11に示すマスクアセンブリ用のある寸法のフレームの図である。 図37−1から37−11に示すマスクアセンブリ用のある寸法のフレームの図である。 図37−1から37−11に示すマスクアセンブリ用のある寸法のフレームの図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体のねじ形状を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッションを示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッションを示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッションを示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション 支持体を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション 支持体を示し一実施形態の例示的な寸法を示す図である。 図 41−1から41−2に示す前頭部クッション 支持体に組み付けられた図 40−1から40−3に示す前頭部クッションを示す斜視図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を有する、呼吸療法のための患者とのインターフェースを提供する全顔面マスクアセンブリを示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の一実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の代替の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の代替の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体用の前頭部クッション支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。 本発明の他の実施形態による前頭部支持体を示す図である。
符号の説明
10A 前頭部支持体
50 クッション支持板
52 前頭部クッション
52−2 取付ヘッド
54 中央支持体
112 マスクフレーム
120 レシーバ
122 スライドバー
150 調節ノブ

Claims (82)

  1. 呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリであって、
    前記顔面マスクアセンブリが、
    マスクフレームと、
    該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、
    前頭部支持体とを備え、
    該前頭部支持体が、
    (i)前記マスクフレームに取り付けられ、アーチ形のチャネルを画成するレシーバと、
    (ii)該レシーバの前記チャネル内で受けられ、短縮位置と延長位置の間で構成可能であるアーチ形の細長いバーと、
    (iii)該バーの遠位端に枢動可能に取り付けられた前頭部クッションアセンブリとを含む、顔面マスクアセンブリ。
  2. 前記バーがスライドバーであり、短縮位置と延長位置の間を移動するために前記チャネル内に摺動可能に受けられる、請求項1に記載の顔面マスクアセンブリ。
  3. 前記前頭部クッションアセンブリが1対のクッション支持板を備える、請求項1または2に記載の顔面マスクアセンブリ。
  4. 前頭部支持体アセンブリが、前記スライドバーの遠位端に枢動可能に連結された中央支持体を備え、前記支持板が、前記中央支持体から外側に延びる、請求項3に記載の顔面マスクアセンブリ。
  5. 前記クッション支持板が、前記スライドバーに関してほぼV字形になるように、前記中央支持体に連結される請求項4に記載の顔面マスクアセンブリ。
  6. 前記クッション支持板が、前記スライドバーに関してほぼT字形になるように、前記中央支持体に連結される請求項4に記載の顔面マスクアセンブリ。
  7. 前記クッション支持板が孔を備え、前記前頭部クッションアセンブリが、内面が凹型の1対のクッションと、該クッションを前記支持板に物理的に取り付けるように該支持板の前記各孔内にその中を通して挿入される、前記クッションから後方に突き出した取付ヘッドとを備える、請求項3から6のいずれか一項に記載の顔面マスクアセンブリ。
  8. クッション支持体アセンブリが、凸型または凹型の前頭部クッションを備える、請求項1に記載の顔面マスクアセンブリ。
  9. 前記レシーバが、対向する1対の開口部を備え、前記スライドバーが、該スライドバーの長手方向全体に互いに間隔をあけて配置された一連の孔を備え、該スライドバーの前記短縮位置と延長位置の間の摺動の際に、前記レシーバの前記対向する開口部とそれぞれ位置合わせすることができる、請求項1に記載の顔面マスクアセンブリ。
  10. 前記レシーバに関する前記スライドバーの位置を維持するために前記少なくとも1つの孔が前記開口部と位置合わせされるときに、前記対向する開口部及び前記スライドバーの前記孔のそれぞれ1つの中を通して挿入することができる位置決めピンを更に備える、請求項9に記載の顔面マスクアセンブリ。
  11. 前記スライドバーがギアラックを備え、前記レシーバが、該ギアラックと噛み合うピニオンギアを有する調節ノブを備え、該調節ノブの回転する動きにより、前記スライドバーがその短縮位置と延長位置の間を移動する、請求項1に記載の顔面マスクアセンブリ。
  12. 前記スライドバーが弾性のデテントボタンを備え、前記レシーバが長手方向に間隔をあけて配置された一連の位置決め孔を備え、前記スライドバーがその短縮位置と延長位置の間を移動するときに、前記デテントボタンが前記位置決め孔と弾性的に係合可能である、請求項11に記載の顔面マスクアセンブリ。
  13. 前記スライドバーが、細長いスロットを備え、前記調節ノブが、頭部分と、該頭部分を該調節ノブの前記ピニオンギアに連結する円筒形の支柱とを備え、前記円筒形の支柱が前記スライドバーの短縮位置と延長位置の間の移動を可能にするように前記細長いスロット内で受けられる、請求項11または12に記載の顔面マスクアセンブリ。
  14. 前記レシーバが、前記ノブの頭部分が載る円形の支持面を備える、請求項13に記載の顔面マスクアセンブリ。
  15. 前記ギアラック及び前記ピニオンギアの少なくとも一方がはすば歯車の歯を含むはすば歯車である、請求項11に記載の顔面マスクアセンブリ。
  16. 前記レシーバが隆起した位置マークを含み、前記調節ノブが間隔をあけて配置された一連の位置決め孔を含み、前記スライドバーがその短縮位置と延長位置の間を移動するときに、前記隆起した位置マークが前記位置決め孔と弾性的に係合可能である、請求項11に記載の顔面マスクアセンブリ。
  17. 前記ギアラック及び前記ピニオンギアが前記スライドバーの移動量が可変になるように構成される、請求項11に記載の顔面マスクアセンブリ。
  18. 前記スライドバーが、弾性の中央舌状部材と、該舌状部材によって運ばれる押しボタン及び固定された爪とを備え、前記レシーバが、前記押しボタンがその中を通って延びる細長いスロットと、前記爪と係合可能な一連のラチェットの歯を備え、前記スライドバーが前記レシーバ内でその短縮位置と延長位置の間を摺動可能に移動することが可能になるように、押しボタンを押すと前記爪が前記ラチェットの歯のそれぞれ1つから離脱する、請求項1に記載の顔面マスクアセンブリ。
  19. 前記スライドバーが前記押しボタンの少なくとも片方の側面上に前記爪を備える、請求項18に記載の顔面マスクアセンブリ。
  20. 前記中央の弾性舌状部材を画成する1対の平行な縁部スロットを備える、請求項18または19に記載の顔面マスクアセンブリ。
  21. 全体的に凹型のクッションフランジと、該クッションフランジを支持するクッション本体部分と、1対の後方に突き出した細長い足状パッドとを有する、1対のクッションパッドを備える、請求項1に記載の顔面マスクアセンブリ。
  22. 前記クッション本体部分が開放チャネルを備え、前記前頭部支持体アセンブリが、前記開放チャネル内に延びる保持クリップを有する1対のクッション支持板を備え、それにより前記クッションパッドを該支持板に対して保持する、請求項21に記載の顔面マスクアセンブリ。
  23. マスクフレームと、該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、前頭部支持体とを備え、該前頭部支持体が、所定のターゲットウィンドウ内に配置可能になるようにアーチ状に移動することができる、顔面マスクアセンブリ。
  24. 前記ターゲットウィンドウがy及びz方向に延在する平面によって画定され、患者がまっすぐに座っているときはy方向が垂直に延び、z方向が患者の顔面の平面内に延びる、請求項23に記載の顔面マスクアセンブリ。
  25. 前記ターゲットウィンドウが、平均の患者のナジオン領域からy方向に約30〜37mm、平均の患者のナジオン領域からz方向に約−22〜28mmである、請求項24に記載の顔面マスクアセンブリ。
  26. y方向の上側及び下側境界が、人体計測データに基づいて決定され、z方向の内側及び外側境界が、人体計測データ及び前記クッションのガセット部分の移動に基づいて決定される、請求項24または25に記載の顔面マスクアセンブリ。
  27. 前記前頭部支持体が、上側の頬の領域で患者の眼の下に位置するヒンジ点を有し、曲率半径が約35mm〜70mmであるアーチ形の進路に沿って移動可能である、請求項24から26のいずれか一項に記載の顔面マスクアセンブリ。
  28. 前記ヒンジ点が、平均の患者のナジオン領域からy方向に約35mm下、平均の患者のナジオン領域からz方向に約15mm内側に位置する、請求項27に記載の顔面マスクアセンブリ。
  29. マスクフレームと、該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、前頭部支持体とを備える顔面マスクアセンブリであって、
    該前頭部支持体が、所定の目標ラインの長さに沿った任意の点に配置可能であるように、アーチ状に移動することができ、
    前記目標ラインが、患者がまっすぐに座っているときに垂直方向に延びるほぼ直線の線によって画定され、
    前記目標ラインの長さが約30mmであり平均の患者のナジオン領域から約40mmである、顔面マスクアセンブリ。
  30. 呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリであって、
    前記顔面マスクアセンブリが、
    マスクフレームと、
    該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、
    前頭部支持体とを備え、
    前記前頭部支持体が、
    (i)細長い中央指状物及び外側ガイドレールを画成する間隔をあけて配置されたアーチ形のチャネルを含む、前記マスクフレームに取り付けられたレシーバと、
    (ii)短縮位置と延長位置の間の移動のために前記レシーバの前記チャネル内に摺動可能に受けられ、前記スライドバーが前記中央指状物上で支持され前記外側ガイドレールによって案内される、アーチ形の細長いスライドバーと、
    (iii)該スライドバーの遠位端に取り付けられた前頭部クッションアセンブリとを含む、顔面マスクアセンブリ。
  31. 前記スライドバーがギアラックを備え、前記レシーバが前記ギアラックと噛み合う歯車を有する調節ノブを備え、該調節ノブの回転する動きにより前記スライドバーがその短縮位置と延長位置の間を移動する、請求項30に記載の顔面マスクアセンブリ。
  32. 前記スライドバーが、細長いスロットを備え、前記調節ノブが、頭部分及び該頭部分を該調節ノブの歯車に連結する円筒形の支柱を備え、前記スライドバーがその短縮位置と延長位置の間を動くことが可能になるように、前記円筒形の支柱が前記細長いスロット内に受けられる、請求項31に記載の顔面マスクアセンブリ。
  33. 前記頭部分が、調節を容易にするために複数の溝または指掛けを含む、請求項32に記載の顔面マスクアセンブリ。
  34. 前記レシーバが、前記調節ノブを保持するためのスロットを提供する、前記外側ガイドレールの間のブリッジを含む、請求項31から33のいずれか一項に記載の顔面マスクアセンブリ。
  35. 前記スライドバーが前記短縮位置と延長位置の間を移動するときに、前記レシーバが、該スライドバーに提供された一連の歯と弾性的に係合可能であるデテントボタンを含む、請求項30から33のいずれか一項に記載の顔面マスクアセンブリ。
  36. 呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリであって、
    前記顔面マスクアセンブリが、
    マスクフレームと、
    該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、
    前頭部支持体とを備え、調節ノブの回転する動きにより前頭部クッションアセンブリが短縮位置と延長位置の間を移動するように、該前頭部支持体が、前頭部クッションアセンブリと、該前頭部クッションアセンブリに動作可能に結合された前記調節ノブとを含む、顔面マスクアセンブリ。
  37. 前記前頭部支持体が、
    前記マスクフレームに取り付けられた、アーチ形のチャネルを画成するレシーバと、
    短縮位置と延長位置の間を移動するために前記レシーバの前記チャネル内で摺動可能に受けられるアーチ形の細長いスライドバーであって、前記前頭部クッションアセンブリがその遠位端に取り付けられるスライドバーとを更に含み、
    前記調節ノブの回転する動きにより、前記スライドバーが前記短縮位置と延長位置の間を移動するように、前記調節ノブが、前記スライドバーに提供されたギアラックと噛み合う歯車を有する、請求項36に記載の顔面マスクアセンブリ。
  38. 前記レシーバが、前記調節ノブを保持するスロットを含み、該スロットが、該調節ノブをその中に受けるための、前記マスクフレームに隣接する底端部に配置された空隙を有する、請求項37に記載の顔面マスクアセンブリ。
  39. 前記レシーバが、前記調節ノブを保持するスロットを含み、該スロットが、該調節ノブをその中に受けるための、患者の前頭部に隣接する上端部に配置された空隙を有する、請求項37に記載の顔面マスクアセンブリ。
  40. 前記調節ノブが、ねじ機構によって前記前頭部クッションアセンブリに動作可能に結合される、請求項36に記載の顔面マスクアセンブリ。
  41. 前記調節ノブの回転する動きにより、ねじ切りシャフトが短縮位置と延長位置の間を移動するように、該調節ノブが、前記前頭部クッションアセンブリに取り付けられた前記ねじ切りシャフトと噛み合う雌ねじを含む、請求項40に記載の顔面マスクアセンブリ。
  42. 前記調節ノブが、前記マスクフレームに提供された支持体上に嵌まる、請求項41に記載の顔面マスクアセンブリ。
  43. 前記支持体が、移動防止のために前記ねじ切りシャフトのキー溝に配置可能であるプロングを含む、請求項42に記載の顔面マスクアセンブリ。
  44. 前記調節ノブが環状である、請求項41に記載の顔面マスクアセンブリ。
  45. 前記調節ノブの回転する動きにより、雌ねじ付き管が短縮位置と延長位置の間を移動するように、該調節ノブが、前記前頭部クッションアセンブリに取り付けられた前記雌ねじ付き管と噛み合うねじ切りシャフトを含む、請求項40に記載の顔面マスクアセンブリ。
  46. 呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリにおいて、前記顔面マスクアセンブリが、
    支持体を含むマスクフレームと、
    該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、
    前頭部支持体とを備え、前記前頭部支持体が、前頭部クッションアセンブリと、該前頭部クッションアセンブリに動作可能に結合された調節ノブとを含む顔面マスクアセンブリであって、
    前記調節ノブの回転する動きにより、前記マスクフレームが前記前頭部クッションアセンブリに関して短縮位置と延長位置の間を移動するように、前記調節ノブが該前頭部クッションアセンブリにねじ係合される、顔面マスクアセンブリ。
  47. 前記調節ノブが、前記前頭部クッションアセンブリに提供された雌ねじ付き管状部分と噛み合うねじ切りシャフトを含む、請求項46に記載の顔面マスクアセンブリ。
  48. 前記ねじ切りシャフトが、前記調節ノブと一体に1部片として形成される、請求項47に記載の顔面マスクアセンブリ。
  49. 前記ねじ切りシャフトが、前記調節ノブとは別個に形成され、該調節ノブに永久的にまたは半永久的に組み付けられる、請求項47に記載の顔面マスクアセンブリ。
  50. 呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリにおいて、該顔面マスクアセンブリが、
    マスクフレームと、
    該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、
    前頭部支持体とを備え、該前頭部支持体が、短縮位置と延長位置の間を移動するための前記マスクフレームに移動可能に取り付けられた前頭部クッション支持体と、該前頭部クッション支持体に取り付けられた前頭部クッションとを含む顔面マスクアセンブリであって、
    前記前頭部クッション支持体が、前記前頭部クッションによって提供される第2のコネクタと係合する第1のコネクタを含み、前記第1及び第2のコネクタがそれぞれ、該第1及び第2のコネクタが使用中に縮むことを可能にするコネクタの側壁を通る1つまたは複数のスロットを有する該コネクタの側壁を含む、顔面マスクアセンブリ。
  51. 前記第2のコネクタが取付ヘッドを含む、請求項50に記載の顔面マスクアセンブリ。
  52. 前記スロットが2列に提供され、各列が間隔をあけて配置された2つのスロットを含む、請求項50に記載の顔面マスクアセンブリ。
  53. スロットが、前記第1及び第2のコネクタそれぞれの長手方向軸を概ね横切って延びる長手方向軸を有する、それぞれ細長く全体的に長方形の構成である、請求項50に記載の顔面マスクアセンブリ。
  54. 各スロットの幅が約3mmである、請求項50に記載の顔面マスクアセンブリ。
  55. 前記第1のコネクタの前記1つまたは複数のスロットが、前記第2のコネクタの前記1つまたは複数のスロットと位置合わせされる、請求項50に記載の顔面マスクアセンブリ。
  56. 前頭部クッションを支持するための前頭部クッション支持板と、該支持板に提供されたスライダとを備える、マスクアセンブリの前頭部支持体用の前頭部クッション支持体であって、前記スライダがクイックリリースアセンブリをマスクフレームに提供するための弾性のタブを含む、前頭部クッション支持体。
  57. 前記スライダが、前記支持板に対して全体的に横方向に延びる、請求項56に記載の前頭部クッション支持体。
  58. 前記スライダが前頭部支持体の奥行きを調節するための雄ねじまたは雌ねじを含む、請求項57に記載の前頭部クッション支持体。
  59. 前記スライダが、前記マスクフレームに固定されたアセンブリを提供するためにその両側に比較的平坦な表面を含む、請求項57または58に記載の前頭部クッション支持体。
  60. 前記スライダが、調整位置で間欠送りされたクリック感のあるフィードバックを提供するためのくぼんだスロットを含む、請求項57から59のいずれか一項に記載の前頭部クッション支持体。
  61. 前頭部クッション支持板が、ヘッドギアストラップに接続されたヘッドギアクリップと係合するためのクリップ受け口を含む、請求項57から60のいずれか一項に記載の前頭部クッション支持体。
  62. 前記クリップ受け口が、前頭部クッションの各取付ヘッドを受ける取付凹所の正面に提供される、請求項61に記載の前頭部クッション支持体。
  63. 前記前頭部クッション支持板が、ヘッドギアストラップを係合するためのスロットを含む、請求項57から60のいずれか一項に記載の前頭部クッション支持体。
  64. 前記スロットが開放端である、請求項63に記載の前頭部クッション支持体。
  65. 前記前頭部クッション支持板及び前記スライダが、1部片に一体に成形される、請求項57から64のいずれか一項に記載の前頭部クッション支持体。
  66. 前記スライダが、マスクフレームに関して回転するのを防止するための1つまたは複数のリブを含む、請求項57から65のいずれか一項に記載の前頭部クッション支持体。
  67. マスクフレームに提供された支持体と、
    該支持体に関して短縮位置と延長位置の間を概して直線に移動するための、該支持体に移動可能に取り付けられた前頭部クッション支持体と、
    調節ノブの回転する動きにより、該前頭部クッション支持体が前記短縮位置と延長位置の間を移動するように、該前頭部クッション支持体にねじ係合された調節ノブとを備える、マスクアセンブリ用の前頭部支持体。
  68. 前記調節ノブが、前記前頭部クッション支持体に提供された雄ねじ付きシャフトと噛み合う雌ねじを含む、請求項67に記載の前頭部支持体。
  69. 前記調節ノブが、前記前頭部クッション支持体に提供された雌ねじ付きシャフトと噛み合う雄ねじ付きシャフトを含む、請求項67または68に記載の前頭部支持体。
  70. 前記雄ねじ付きシャフトが、前記調節ノブと1部片に一体に成形される、請求項69に記載の前頭部支持体。
  71. 前記雄ねじ付きシャフトが、前記調節ノブとは別個に成形され、前記調節ノブに永久的にまたは半永久的に組み付けられる、請求項69に記載の前頭部支持体。
  72. 前記調節ノブが前記支持体にスナップ嵌合した状態で取り付けられる、請求項67から71のいずれか一項に記載の前頭部支持体。
  73. 前記支持体が、前記調節ノブを開放可能に取り付けるクイックリリースボタンを含む、請求項72に記載の前頭部支持体。
  74. 前記調節ノブが、取り外すために変形することができるスロットの付いた頭部を含む、請求項72に記載の前頭部支持体。
  75. 前記前頭部クッション支持体が、クイックリリースアセンブリを前記支持体に提供するための弾性のタブを含む、請求項67から74のいずれか一項に記載の前頭部支持体。
  76. 前記支持体が、前記前頭部クッション支持体の回転を防止するために固定機構を含む、請求項67から75のいずれか一項に記載の前頭部支持体。
  77. 前記調節ノブを前記支持体上に保持するためにロックリングを更に備える、請求項68に記載の前頭部支持体。
  78. 前記雄ねじ付きシャフトが、前記前頭部クッション支持体に着脱可能に取り付けられたインサートである、請求項68に記載の前頭部支持体。
  79. 前記調節ノブが、前記前頭部クッション支持体に提供されたギアラックと噛み合う歯車を含む、請求項67に記載の前頭部支持体。
  80. 前記調節ノブが、前記歯車の両側に調節ヘッドを含む、請求項79に記載の前頭部支持体。
  81. 前記調節ノブが、前記調節ノブと前記前頭部クッション支持体の間に提供された中間のねじ切り管と伸縮式に噛み合うねじ切りシャフトを含む、請求項67に記載の前頭部支持体。
  82. 呼吸に適した気体を着用者に供給するための顔面マスクアセンブリであって、前記顔面マスクアセンブリが、
    マスクフレームと、
    該マスクフレームに取り付けられた顔面クッションと、
    前頭部支持体とを備え、前記前頭部支持体が、
    (i)前記マスクフレームに取り付けられ、アーチ形のチャネルを画成するレシーバと、
    (ii)短縮位置と延長位置の間を移動するための、前記レシーバの前記チャネル内に摺動可能に受けられるアーチ形の細長いスライドバーと、
    (iii)該スライドバーの遠位端に固定して連結される前頭部クッションアセンブリとを含む顔面マスクアセンブリ。
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