JP2008525021A - 肉生産用四つ足動物処理における殺微生物制御 - Google Patents
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Abstract
Description
Procedures(GMP)および/または最近の政府規制によってそのような汚染を軽減することは可能であるが、新鮮な生肉から細菌を完全に除去することは達成されていない。健康な動物の場合には深い所に位置する筋肉組織は無菌であることから、そのような汚染は本質的に全部が屠体表面を源とする。動物の髪、皮および蹄に存在する土、埃および肥料が1つの大きな汚染源に相当する。加うるに、ある場合には、内部の器官を取り出す処理を行っている時にそれが崩壊する結果として屠体が更に汚染されることもある。
[この後者の部分に、最終的に屠体を一晩急冷した後、切断および骨除去の処理を行うことが記述されている]。このように食肉用四つ足動物を食料の目的で処理する時に必要な段階および操作をよく知らない人は、その主題に関する広範な文献を参考にすることで多量の情報を得ることができるであろう。
2002年5月6日に開催されたPathogen Reduction DialogueでG.R.Acuff(PhD、Professor of Food Microbiology、Texas A & M University)による概略
本発明は、(I)食肉として処理される食肉用四つ足動物(本明細書では以降便利さの目的でしばしば単に「動物」と呼ぶ)および/または(II)前記動物の屠体および/または(III)前記動物の屠体に由来する生肉製品および/または加工肉製品が微生物で汚染される度合を低くする方法を提供する。
、ソーセージ、フランクフルターおよび薄切り肉が含まれる。
る。
少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを包含する成分を用いて本発明の殺微生物的に有効な水性組成物を生じさせる。前記成分を殺微生物的に有効な比率で混合するが、その比率を、いろいろな要因、例えば処理すべき動物種、動物を処理すべき時期(time of the year)、処理すべき動物を汚染している微生物の量、動物、屠体および/またはこれの一部が屠殺場または食肉包装工場で実施されるいろいろな操作中に接触する汚染の種類および度合、および処理または調製すべき目的物1種または2種以上(生きている動物、動物の屠体、生肉製品および/または加工肉製品であるかに拘わらず)の種類などに応じて変えることができる。しかしながら、一般的には、成分である水および少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインの比率を水と1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインから生じさせた殺微生物剤が結果として生じる組成物中に有効な殺微生物量で存在するような比率にする。そのような組成物を生じさせる時、1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを典型的には約400重量部以下の量で100万重量部の水と混合する[即ち、前記組成物を生じさせる時に用いる水の量を基準にして前記組成物を生じさせる時に用いる1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントイン1種または2種以上の量は約400ppm(重量/重量)以下である]。1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを使用する水100万重量部当たり約200重量部以下、より好適には約100重量部以下、更により好適には約50重量部以下の量で混合することで好適な組成物を生じさせる。本発明の殺微生物的に有効な水性組成物、特に生肉製品および/または加工肉製品に消毒または汚染物除去を受けさせる時に用いる組成物を生じさせようとする時には、1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを水100万重量部当たり典型的には少なくとも約0.5重量部の最低量で用いる。本発明の殺微生物的に有効な水性組成物、特に生きている食肉用四つ足動物および/または前記動物の屠体に消毒または汚染物除去を受けさせる時に用いる組成物を生じさせようとする時には、1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを水100万重量部当たり好適には少なくとも約10重量部、より好適には少なくとも20重量部、更により好適には少なくとも50重量部用いる。本発明に従って使用可能な濃度の範囲には下記が含まれることが前記から分かるであろう:約0.5から約400ppm、約0.5から約200ppm、約0.5から約100ppm、約0.5から約50ppm、約10から約400ppm、約10から約200ppm、約10から約100ppm、約10から約50ppm、約20から約400ppm、約20から約200ppm、約20から約100ppm、約20から約50ppm、約50から約400ppm、約50から約200ppmおよび約50から約100ppm。特に生きている食肉用四つ足動物および/または前記動物の屠体に消毒または汚染物除去を受けさせようとする場合には、1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを水100万重量部当たり約20から約100重量部の範囲の量で用いて生じさせた本発明の殺微生物的に有効な水性組成物が特に好適である。1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを水100万重量部当たり約0.5から約400重量部の範囲内で用いることで、生肉製品および/または加工肉製品に消毒または汚染物除去を受けさせる時に用いるに好適な組成物を生じさせる。1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを水100万重量部当たり約50から約200重量部の範囲内で用いることで、生肉製品および/または加工肉製品に消毒または汚染物除去を受けさせる時に用いるにより好適な組成物を生じさせる。1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを水100万重量部当たり約50から約100重量部の範囲内で用いることで、生肉製品および/または加工肉製品に消毒または汚染物除去を受けさせる時に用いるに更により好適な組成物を生じさせる。
I)本発明に従って用いる殺微生物的に有効な水性組成物を屠殺処理すべき生きている食肉用四つ足動物の外側表面にかける処理、および
II)本発明に従って用いる殺微生物的に有効な水性組成物を肉および/または肉製品として処理すべき新しく食肉処理した食肉用四つ足動物の屠体にかける処理、
である。この上で述べたように、本発明を適用することができる別の分類の処理は下記である:
III)本発明に従って用いる殺微生物的に有効な水性組成物を食肉処理した動物に由来する生肉製品および/もしくは加工肉製品に、前記生製品および/もしくは加工肉製品を調製および/もしくは処理する時に用いられる操作のいずれかを実施する前、間および/または後の適切ないずれかの段階1段階または2段階以上でかける処理。
前記から分かるであろうように、本発明に従う種類Iの処理は、動物がまだ屠殺されていない処理の初期段階の中の1つ以上の段階の実施中に動物の外側表面を接触させて、動物を処理することで生産すべき肉および/または肉製品が微生物で汚染される度合を軽減することに関する。そのような段階には、動物を屠殺する前(即ち動物がまだ生きている間)に前記動物に対して実施する予備取り扱い段階のいずれも含まれ、例えば動物を受け取りそして保持する段階、動物を気絶領域に移動させる段階、動物を気絶させる段階、そして気絶させた後であるが放血前の動物を取り扱うか或は移動させる段階などが含まれる。従って、本発明の1つの態様に従い、前記動物がまだ生きている間に実施する少なくとも1つの前記段階またはステップ中に動物の外側表面を本発明の殺微生物的に有効な1種以上の水性組成物と接触させる。
実施してもよい。別の任意選択は、本発明の殺微生物的に有効な少なくとも1種の水性組成物を動物にかける噴霧ゾーンを本発明の殺微生物的に有効な少なくとも1種の水性組成物を前記動物に浴びせ、噴霧しそして/または前記動物をそれの浴に入れる(望まれる順が如何なる順であろうとも)ことを実施する1つ以上のゾーンの後に設ける選択である。簡単に述べると、本発明の殺微生物的に有効な少なくとも1種の水性組成物を生きている動物にかける時に用いる順は如何なる順であってもよい。そして、好適には、前記動物を屠殺場または食肉包装工場に向けて移動させている時そして/または前記動物が屠殺場または食肉包装工場の周囲領域に居る時にそのようにかけることを実施する。
または動物が気絶領域に近づく時に静かになることに役立つに適した温かい温度に加熱した後か、或は逆に冷却温度にまで冷却した後にかけてよい。また、本組成物1種または2種以上の温度を適切に調整することによって、密に詰められていることでストレスのかかった動物が熱に関連した病気(例えば熱射病)にならないようにするか或は少なくともその度合を軽減することができる。
請求項を包含する本明細書のいずれかの場所で用いる如き用語「屠体」は、死んだ動物を肉に変える時に用いられる処理操作のいずれかの段階の食肉処理された食肉用四つ足動物の体を表す。従って、用語「屠体」には、(i)食肉処理された動物の体全体、(ii)動物の胴体から頭および/または足を除去した後に残る胴体、(iii)切り取られた頭および切り取られた足自身、および(iv)2つに分割した後の胴体部分が含まれる。
成物が入っている浴の中に有効な微生物および細菌防除が確保されるに充分な時間浸漬する。
り高い温度にする。従って、そのような操作で冷スプレー、シャワーまたは霧を用いることはいくつかの機能を果たすことが分かるであろう。まず最初に、冷スプレー、シャワーまたは霧を屠体にかけるとそれをそのような低温で用いたとしても優れた微生物および/または細菌防除がもたらされる。2番目として、冷スプレー、シャワーまたは霧を屠体にこれが冷却ゾーンの中に移動しているか或は他の様式で移送されている時そして/またはそれらが冷却ゾーンの中で入った直後にかけると、それは屠体の冷却(chilling)に役立つ。3番目として、冷スプレー、シャワーまたは霧を所望の低温になるように既に充分に冷却されている(chilled)屠体にかけると、その冷えている屠体の温度が実質的に高くなることはない。全てのケースで、そのスプレー、シャワーまたは霧の被覆によって、その吊るされている屠体の表面が本発明の殺微生物的に有効な水性組成物に接触することが確保されるべきである。
るノズルは固定式または連結式ノズルであってもよい。加うるに、本発明の実施で用いる噴霧、浴びせまたは霧化段階を実施している間、回転式ブラシまたは本発明の殺微生物的に有効な水性組成物と屠体の間の接触を向上させる他の方法、例えば超音波エネルギーの使用などを利用することができる。その後、その屠体を奇麗な水で濯ぐ必要があるか或は望ましい場合には濯ぎを実施してもよい。そのような濯ぎ用水は新鮮な水または再循環させた水または両方の組み合わせであってもよい。再循環させた水を用いる場合、先行する使用で残存する不純物を有効に除去しておくべきである。
本発明に従うこの種類の処理は、屠殺した動物1種または2種以上に由来する生肉製品および/または加工肉製品を少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインと水性媒体を混合して殺微生物的に有効な水性組成物を生じさせることで生じさせた水性殺微生物剤組成物と接触させることを含んで成る。この接触は、前記生肉および/もしくは肉製品の生成または調製前、中および/もしくは後の適切な1段階以上で実施すべきである。本発明の殺微生物的に有効な水性組成物を生肉および/または肉製品にかける方法はこの上に記述した方法とほぼ同じである。このように、噴霧、浸漬、入浴(
bathing)または浴びせ(showering)などの操作を用いることができる。また、小型の屠殺場または食肉包装工場では、本発明の殺微生物的に有効な水性組成物をかける目的で、手に持つスポンジまたは洗浄用布を用いることも可能である。その生肉製品および/もしくは加工肉製品またはこれらの前駆体を自動運搬装置、例えばコンベアベルト(これの上に前記製品または前駆体を担持させて運ぶ)、または移動するトラック、ベルトまたはケーブル(これを用いて前記製品または前駆体を吊るし、担持しそして運ぶ)を用いて移動させてもよい。
図1および2のブロック図を用いて、これらに限定するものでないが、それぞれウシおよびブタに適用した時の本発明を例示する。図1に示すウシ処理段階および図2に示すブタ処理段階から分かるであろうように、大型の最新技術の食肉処理場または食肉包装工場では典型的に一連の段階が用いられ得る。示す段階のいくつかは他の1つ以上の段階と組み合わせ可能でありかつ段階のいくつかは排除可能であると理解および評価されるべきである。その上、示す段階のいくつかは示した順とは異なる順でも実施可能である。それにも拘らず、図1および2は、本発明を生きている動物および食肉処理後の屠体に関して実施することを可能にする方法の少なくともいくつかを例示するものであると考えている。限られた度合ではあるが、また、本発明に従う生肉製品の処理も本図から理解され得るであろう。
前記から明らかなように、本発明の殺微生物的に有効な1種以上の水性組成物を用いて生きている食肉用四つ足動物、食肉用四つ足動物の屠体および/または食肉用四つ足動物の屠体に由来する生肉製品および/または加工肉製品に微生物および細菌が混入しないように動物食肉処理場または食肉包装工場の中の1つ以上の特定場所でそれを有効に制御する。1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを水に溶解させることで、本発明のそのような殺微生物的に有効な水性組成物を生じさせる。アルキル基の中の一方がメチル基でありそしてもう一方のアルキル基が炭素原子を1から約4個の範囲内で含有する1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが好適である。従って、そのような好適な殺生物剤には、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−エチル−5−メチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−n−プロピル−5−メチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−イソプロピル−5−メチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−n−ブチル−5−メチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−イソブチル−5−メチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−s−ブチル−5−メチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−t−ブチル−5−メチルヒダントインおよびそれらのいずれか2種以上の混合物が含まれる。そのような殺生物剤の中で、1,3−ジブロモ−5−イソブチル−5−メチルヒダントイン、1,3−ジブロモ−5−n−プロピル−5−メチルヒダントインおよび1,3−ジブロモ−5−エチル−5−メチルヒダントインがそれぞれ費用効果の観点から前記群の中の好適、より好適および更により好適な員である。本発明に従って使用可能な前記殺生物剤の混合物の中では、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを成分の中の1つとして用いるのが好適であり、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインと1,3−ジブロモ−5−エチル−5−メチルヒダントインの混合物が特に好適である。この群の殺微生物剤の中で最も好適な員は1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである。この化合物は市場で商標XtraBrom(商標)111殺微生物剤およびXtraBrom(商標)111T殺微生物剤(Albemarle Corporation)の下で入手可能である。前記1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインである殺生物剤の中の2種以上の混合物を本発明に従って用いる場合、その混合物の中の個々の殺生物剤の互いの比率は如何なる比率であってもよい。1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントイン1種または2種以上と一緒にモノ−N−ブロモ−5,5−ジアルキルヒダントイン1種または2種以上が主要ではない比率で存在する可能性があるが、そのような組成物はあまり好適ではない。
殺微生物剤溶液と適合しかつその処理された水が示す殺微生物効果を如何なる明らかな様式でも他の様式で損なわせないものであることを条件とする。「と協力させて」は、たいていは他の添加剤成分1種または2種以上を使用する水の中に個別に供給することを意味し、例えばそのような他の添加剤が普通の酸化剤で酸化され易い場合には、それを溶解していない1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントイン1種または2種以上と直接混合することは行わない。必要ならば、一般に、次亜ハロゲン酸塩(hypohalite)である漂白剤の水溶液と適合する添加剤、例えば特定のラジカル捕捉剤、キレート化剤、pH緩衝剤、界面活性剤、洗剤および重合体(例えば米国特許第6,506,718号またはこの主題に関して出版された他の文献などに詳細に記述されている)を用いることも可能である。また、1種以上の湿潤剤、ヒドロトロープ、増粘剤、消泡剤および前記判断基準を満たす同様な機能的添加剤を用いることも可能である。選択した適切な添加剤を用いる場合、それを1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントイン1種または2種以上と協力させて用いる時の各々の量は、その用いるそれがその特性を示すに充分な量であるべきである。そのような他の添加剤の製造業者による推奨がそれに関する指針として有用である。
後の動物屠体、生肉製品および/または加工肉製品に追加的消毒操作を受けさせてもよい。このように、本発明の別の態様に従い、食肉用四つ足動物の屠体および/または前記屠体に由来する生肉製品および/または前記屠体に由来する加工肉製品を処理する方法を提供し、この方法は、(a)前記屠体、前記屠体に由来する生肉製品および/または前記屠体に由来する加工肉製品を少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液と少なくとも1回接触させそして(b)その結果としてもたらされた屠体、前記屠体に由来する生肉製品および/または前記屠体に由来する加工肉製品に電離放射線、紫外線、マイクロ波、パルス光、電場、静水圧、音波処理、赤外線、オゾン処理およびオゾン洗浄から選択した少なくとも1種の汚染除去処理を受けさせることを含んで成る。段階(a)および(b)はいずれかの順および/または同時に実施可能である。
単に述べると、「全塩素」試験は、活性ハロゲンが入っている希水サンプルにDPD指示薬粉末を含んで成る粉末(即ち、N,N’−ジエンジフェニレンジアミン、KIおよび緩衝剤)を導入することを伴う。存在する活性ハロゲン種がKIと反応するとヨウ素種がもたらされ、それがDPD指示薬を赤色/ピンク色に変える。その色の強度はサンプル中に存在する「全塩素」種(即ち活性塩素)の濃度に依存する。この強度を強度読み値を「全塩素」値(mg/L Cl2で表す)に変換するように較正を受けさせておいた比色計で測定する。存在する活性ハロゲンが活性臭素の場合、そのmg/L Cl2で表す結果に2.25を掛けることで、その結果を活性臭素のmg/L Br2で表す。
1. 水に存在していて「全塩素」試験に反応する種の量を測定する目的で、水サンプルを採取してから数分以内、好適には採取した後直ちに分析すべきである。
2. 水サンプルに存在していて「全塩素」試験に反応する種の量を試験するためのHach Method 8167は、Hach Model DR 2010比色計の使用を伴う。記憶させておいた塩素測定用のプログラム値をキーボード上の「80」のキーを打つことで呼び出した後、その装置の側面に位置するダイヤルを回転させることで吸収波長を530nmに設定する。2個の同じサンプル用セルに調査下の水を10mLの印の所まで入れる。前記セルの中の一方を任意にブランクとして選択する。2番目のセルにDPD Total Chlorine Powder Pilowの内容物を加える。それを10−20秒間振とうすることで混合するが、ピンク−赤色が現れることは、DPD「全塩素」試験試薬に陽性反応を示す種が水中に存在することを示している。キーパッド上のSHIFT TIMERキーを押して3分間の反応時間を開始させる。3分後に前記装置が反応が完了したことを示すシグナルを発する。ブランクサンプル用のセルをHach Model DR 2010のサンプル室に入れた後、散乱光の影響を防止する目的でシールドを閉じる。次に、ZEROキーを押す。数秒後にディスプレーが0.00mg/L Cl2を表示する。次に、前記装置をゼロにする目的で用いたブランクサンプル用セルをHach Model DR 2010のセル室から取り出した後、DPD「全塩素」試験試薬を添加しておいた試験サンプルを代わりに入れる。次に、ブランクに関して実施したようにして光シールドを閉じた後、READキーを押す。結果(mg/L Cl2)が数秒以内にディスプレー上に表示される。これが調査下の水サンプルに入っている「全塩素」濃度である。塩素測定値が前記装置の測定範囲内になるようにする目的で試験サンプルをハロゲン要求のない水で希釈する必要があり得ることを注目すべきである。この希釈を当該サンプルの実際の塩素濃度を決定する時に考慮に入れる必要がある。
3. 遊離塩素を測定する1つの方法はHach Method 8021である。この方法では、水サンプルに存在していて「遊離塩素」試験に反応する種の量を試験する。この試験はHach Model DR 2010比色計の使用を伴う。記憶させておいた塩素測定用のプログラム値をキーボード上の「80」のキーを打つことで呼び出した後、その装置の側面に位置するダイヤルを回転させることで吸収波長を530nmに設定する。2個の同じサンプル用セルに調査下の水を10mLの印の所まで入れる。前記セルの中の一方を任意にブランクとして選択する。ブランクサンプル用のセルをHach Model DR 2010のサンプル室に入れた後、散乱光の影響を防止する目的でシールドを閉じる。次に、ZEROキーを押す。数秒後にディスプレーが0.00mg/L Cl2を表示する。次に、前記装置をゼロにする目的で用いたブランクサンプル用セルをHach Model DR 2010のセル室から取り出す。2番目のセルにDPD Free Chlorine Powder Pillowの内容物を加える。それを10−20秒間振とうすることで混合するが、ピンク−赤色が現れることは、DPD「遊離塩素」試験試薬に陽性反応を示す種が水中に存在することを示している。直ち(試薬を添加して1分以内)に、調製しておいたサンプルをセルホルダーの中に入れる。次に、ブランクに関して実施したようにして光シールドを閉じた後、READキーを押す。結果(mg/L Cl2)が数秒以内にディスプレー上に表示される。これが調査下の水サンプルに入っている「遊離塩素」濃度である。塩素測定値が前記装置の測定範囲内になるようにする目的で試験サンプルをハロゲン要求のない水で希釈する必要があり得ることを注目すべきである。この希釈を当該サンプルの塩素濃度を決定する時に考慮に入れる必要がある。
家庭用漂白剤>希漂白剤>DBDMH
また、漂白結果を基にして、DBDMHで処理した肉の外観は若干明るくなるよりもむしろ外観が暗くなるであろうと予測されていた。
うとも問題でない、と言うのは、そのような変化は特定の物質を本開示に従って要求する条件下で一緒にする結果として自然に起こる事であるからである。例として、語句「少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインで処理した水」および同様な意味の語句は、言及する少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインはこれを水性媒体、例えば水などと接触させる直前の特定の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインであることを表す。このように、その語句は、そのような化学品が水中で変化しないで存在することを示唆または意味することを意図するものでない。起こる変化はそのような物質を一緒にした結果として自然に起こる変化であり、従って、さらなる詳述は必要でない。
Claims (92)
- 肉および/または肉製品1種または2種以上として消費するための食肉用四つ足動物の処理方法であって、
I)生きている動物の外側表面を、少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液と少なくとも1回接触させるが、前記接触を、動物を屠殺処理している途中であるが、放血により死ぬ前に少なくとも1回実施するか、或は
II)放血後の前記動物の屠体を、少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液と接触させるか、或は
III)前記屠体に由来する少なくとも1種の生肉製品および/または少なくとも1種の加工肉製品を、少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液と少なくとも1回接触させるか、或は
IV)I)、II)およびIII)の中のいずれか2つまたは3つ全部を実施する、
ことを含んで成る方法。 - 少なくともI)を実施する請求項1記載の方法。
- 少なくともII)を実施する請求項1記載の方法。
- 少なくともIII)を実施する請求項1記載の方法。
- I)、II)およびIII)の中のいずれか2つまたは3つ全部を実施する請求項1記載の方法。
- 少なくともI)を実施し、そしてI)における接触を、屠殺場または食肉包装工場の周囲の外側で少なくとも1回実施する請求項1記載の方法。
- 少なくともI)を実施し、そしてI)における接触を、動物屠体を処理する屠殺場または食肉包装工場内の領域に影響を及ぼす殺微生物剤混入の度合が最低限になるように、屠殺場または食肉包装工場の外側周囲領域で少なくとも1回実施する請求項1記載の方法。
- 少なくともI)を実施し、そしてI)における接触を、放血後に動物屠体を処理する屠殺場または食肉包装工場内の前記1つ以上の領域に影響を及ぼす殺微生物剤混入の度合が最低限になるように、放血前に生きている動物の処理を実施する屠殺場または食肉包装工場の1つ以上の領域で少なくとも1回実施する請求項1記載の方法。
- I)における接触を動物が、まだ生きている間に通るか或は通されるゾーンの中で少なくとも1回実施し、そして、前記ゾーン内で実施するI)における前記接触を、前記動物の外側表面に少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液を浴びせそして/または噴霧することで実施する、請求項6−8のいずれか記載の方法。
- I)における接触を、動物の少なくとも蹄および下肢領域が殺微生物剤溶液に接触するように、前記動物を、少なくとも(i)水および(ii)1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液が入っている少なくとも1つの浴の中に通すか或はその中に通させることでもまた実施する請求項9記載の方法。
- 動物を浴びせおよび/または噴霧を実施するゾーンの中に通すか或は通させる前、間および/または後に前記動物を浴の中に通すか或は通させる請求項10記載の方法。
- 動物を浴びせおよび/または噴霧を実施するゾーンの中に通すか或は通させる間および/または後に前記動物を前記浴の中に通すか或は通させる請求項10記載の方法。
- 動物を浴びせおよび/または噴霧を実施するゾーンの中に通したか或は通させた後に前記動物を浴の中に通すか或は通させる請求項10記載の方法。
- 移動可能シャワーまたはスプレーストール内で実施する請求項9記載の方法。
- 移動可能シャワーまたはスプレーストール内で実施する請求項10記載の方法。
- 食肉用四つ足動物をウシ、ブタおよびヒツジから選択する請求項1−8のいずれか記載の方法。
- 食肉用四つ足動物をウシ、ブタおよびヒツジから選択する請求項9記載の方法。
- 少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである請求項1−8のいずれか記載の方法。
- 少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである請求項9記載の方法。
- 1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項10記載の方法。
- 1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項11記載の方法。
- 1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項12記載の方法。
- 1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項13記載の方法。
- 少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項14記載の方法。
- 1種以上の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項15記載の方法。
- 少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項16記載の方法。
- 少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインを含んで成る請求項17記載の方法。
- 食肉用四つ足動物をウシ、ブタおよびヒツジから選択する請求項3記載の方法。
- 接触を少なくとも、処理中に皮を剥ぐ動物の屠体から皮を剥ぐ前、間および/または後に実施する請求項3記載の方法。
- 接触を少なくとも、処理中に皮を剥ぐ動物の屠体から皮を剥ぐ前および/または間に実施する請求項3記載の方法。
- 接触を少なくとも、処理中に皮を剥ぐ動物の屠体から皮を剥ぐ前に実施する請求項3記載の方法。
- 接触を少なくとも、処理中に毛を取り除く動物の屠体から毛を取り除く前、間および/または後に実施する請求項3記載の方法。
- 接触を少なくとも、処理中に皮膚を取り除く動物の屠体から皮膚を取り除く前、間および/または後に実施する請求項3記載の方法。
- 接触を少なくとも、処理中に剛毛を取り除く動物の屠体から剛毛を取り除く前および/または後に実施する請求項3記載の方法。
- 接触を少なくとも、処理中に剛毛を取り除く動物の屠体から剛毛を焦がす方法以外の方法で取り除いている間に実施する請求項3記載の方法。
- 動物を去勢牛、若い雌牛、乳牛、子牛および雄牛から選択し、そして接触を少なくとも、頭および/もしくはすねを取り除く前に1回以上実施し、そして/または少なくとも頭および/もしくはすねを取り除いている間に1回以上実施し、そして/または少なくとも頭および/もしくはすねを取り除いた後に1回以上実施する請求項3記載の方法。
- 動物を去勢牛、若い雌牛、乳牛、子牛および雄牛から選択する請求項29−31のいずれか記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択する請求項34または請求項35記載の方法。
- 動物を去勢牛、若い雌牛、乳牛、子牛および雄牛から選択し、そして接触を少なくとも(i)屠体解体中および/または(ii)屠体解体後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢牛、若い雌牛、乳牛、子牛および雄牛から選択し、そして接触を少なくとも(i)最終的洗浄中および/または(ii)最終的洗浄後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢牛、若い雌牛、乳牛、子牛および雄牛から選択しそして接触を少なくとも(i)冷却中に1回以上および/または(ii)冷却後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 冷却後に接触を少なくとも(i)屠体切断および骨除去中に1回以上および/または(ii)屠体切断および骨除去後に1回以上実施する請求項41記載の方法。
- 動物を去勢牛、若い雌牛、乳牛、子牛および雄牛から選択し、そして接触を少なくとも熱骨除去中に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも屠体を熱湯消毒する前に実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも、屠体の毛を除去しそして/もしくは屠体を焦がす間に実施および/または後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも、屠体をこすりそして/もしくは磨く間に実施および/または後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも、摘出中に実施および/または摘出後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも、最終洗浄中に実施および/または最終洗浄後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも冷却中に1回以上および/または冷却後に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも屠体解体中および/または屠体解体後の次の段階として実施する請求項28記載の方法。
- 動物を去勢牛、若い雌牛、乳牛、子牛、雄牛、去勢雄豚、大人の雌豚、雌豚、去勢豚、雄豚および子豚から選択し、そして接触を少なくとも屠体の切断および骨除去中に1回以上実施する請求項28記載の方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが、アルキル基の中の一方がメチル基でありそしてもう一方のアルキル基が炭素原子を1から約4個の範囲内で含有する少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインである請求項28−36または39−51のいずれか記載の方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが、アルキル基の中の一方がメチル基でありそしてもう一方のアルキル基が炭素原子を1から約4個の範囲内で含有する少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインである請求項37記載の方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが、アルキル基の中の一方がメチル基でありそしてもう一方のアルキル基が炭素原子を1から約4個の範囲内で含有する少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインである請求項38記載の方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである請求
項52記載の方法。 - 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである請求項53記載の方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである請求項54記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項52記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項53記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項54記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項55記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項56記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項57記載の方法。
- 残存する臭素が約100ppm以下である請求項58記載の方法。
- 残存する臭素が約100ppm以下である請求項59記載の方法。
- 残存する臭素が約100ppm以下である請求項60記載の方法。
- 残存する臭素が約100ppm以下である請求項61記載の方法。
- 残存する臭素が約100ppm以下である請求項62記載の方法。
- 残存する臭素が約100ppm以下である請求項63記載の方法。
- 少なくとも1種の食肉用四つ足動物の屠体に由来する少なくとも1種の生肉製品および/または少なくとも1種の食肉用四つ足動物の屠体に由来する少なくとも1種の加工肉製品を処理する方法であって、前記少なくとも1種の生肉製品および/または前記少なくとも1種の加工肉製品を少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液と少なくとも1回接触させることを含んで成る方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる前記少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが、アルキル基の中の一方がメチル基でありそしてもう一方のアルキル基が炭素原子を1から約4個の範囲内で含有する少なくとも1種の1,3−ジ
ブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインである請求項70記載の方法。 - 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる前記少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである請求項70記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項70−72のいずれか記載の方法。
- Br2として残存する臭素が約0.5から約200ppmの範囲内である請求項73記載の方法。
- Br2として残存する臭素が約0.5から約100ppmの範囲内である請求項73記載の方法。
- Br2として残存する臭素が約0.5から約50ppmの範囲内である請求項73記載の方法。
- 少なくとも1種の生肉製品に接触を受けさせる請求項70−72のいずれか記載の方法。
- 少なくとも1種の生肉製品を接触後に水で少なくとも5分以内濯ぐ請求項77記載の方法。
- 少なくとも1種の生肉製品が、接触によって暗色になっていない、切り分けられた生牛肉である請求項78記載の方法。
- 食肉用四つ足動物の屠体が微生物で汚染される度合を軽減する方法であって、少なくとも前記屠体を、少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインと水から生じさせた殺微生物的に有効な生成溶液を含んで成る水性殺生物剤組成物と、前記屠体から皮、毛、剛毛もしくは皮膚を取り除く前、間および/または後に少なくとも1回接触させることを含んで成る方法。
- 接触を屠体から皮、毛、剛毛もしくは皮膚を取り除く直前に実施し、そして前記屠体から皮もしくは皮膚を取り除いている間および/または後に場合により追加的に実施してもよい請求項80記載の方法。
- 接触を屠体から皮、毛、剛毛もしくは皮膚を取り除いている間に実施し、そして前記屠体から皮もしくは皮膚を取り除く前および/または後に場合により追加的に実施してもよい請求項80記載の方法。
- 接触を屠体から皮、毛、剛毛もしくは皮膚を取り除いた後に実施し、そして前記屠体から皮もしくは皮膚を取り除く前および/または間に場合により追加的に実施してもよい請求項80記載の方法。
- 接触を屠体から皮、毛、剛毛または皮膚を取り除いた後のみに1回以上実施する請求項80記載の方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが、アルキル基の中の一方がメチル基でありそしてもう一方のア
ルキル基が炭素原子を1から約4個の範囲内で含有する少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインである請求項1−8のいずれか記載の方法。 - 食肉用四つ足動物の屠体および/または前記屠体に由来する生肉製品および/または前記屠体に由来する加工肉製品を処理する方法であって、
a)前記屠体、前記屠体に由来する生肉製品および/または前記屠体に由来する加工肉製品を少なくとも(i)水および(ii)少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインを一緒に混合することで生じさせた殺微生物剤溶液と少なくとも1回接触させること、並びに
b)前記屠体、前記屠体に由来する生肉製品および/または前記屠体に由来する加工肉製品に電離放射線、紫外線、マイクロ波、パルス光、電場、静水圧、音波処理、赤外線、オゾン処理およびオゾン洗浄から選択した少なくとも1種の汚染除去処理を受けさせること、
を含んで成っていてa)およびb)をいずれかの順および/または同時に実施する方法。 - 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが、アルキル基の中の一方がメチル基でありそしてもう一方のアルキル基が炭素原子を1から約4個の範囲内で含有する少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインである請求項86記載の方法。
- 殺微生物剤溶液を生じさせる時に用いる少なくとも1種の1,3−ジブロモ−5,5−ジアルキルヒダントインが1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインである請求項86記載の方法。
- 接触で用いる殺微生物剤溶液にBr2として残存する臭素が約400ppm以下である請求項86−88のいずれか記載の方法。
- Br2として残存する臭素が約0.5から約200ppmの範囲内である請求項89記載の方法。
- Br2として残存する臭素が約0.5から約100ppmの範囲内である請求項89記載の方法。
- Br2として残存する臭素が約0.5から約50ppmの範囲内である請求項89記載の方法。
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