JP2008523067A5

JP2008523067A5 -

Info

Publication number: JP2008523067A5
Application number: JP2007545547A
Authority: JP
Filing date: 2005-12-06
Publication date: 2009-02-19

Claims

被検体において癌を治療するため、及び被検体において癌ワクチンの有効性を高めるための、２種の組成物である薬剤の組み合わせであって、
ａ）該被検体において免疫システム応答を誘導することができる免疫応答誘発性の癌ワクチンを含む第１の組成物と、
ｂ）該被検体において該システム応答を高める、ワクチンの有効性を高める量のαサイモシンペプチドを含む第２の組成物とを含み、
該組成物を別々に又は同時に投与することができる、薬剤の組み合わせ。
被検体において癌を治療するため、及び被検体において癌ワクチンの有効性を高めるための、医薬組成物であって、
ａ）該被検体において免疫システム応答を誘導することができる免疫応答誘発性の癌ワクチンと、
ｂ）該被検体において該システム応答を高める、ワクチンの有効性を高める量のαサイモシンペプチドとを含む、医薬組成物。
前記被検体がヒトであり、前記癌ワクチンが樹状細胞ワクチンである、請求項１に記載の薬剤の組み合わせ。
前記癌ワクチンが約１×１０^−９ｇ〜約１×１０^−３ｇの量であり、前記αサイモシンペプチドが約０．１〜２０ｍｇの量である、請求項１に記載の薬剤の組み合わせ。
前記癌ワクチンが約１×１０^−８ｇ〜約１×１０^−４ｇの量であり、前記αサイモシンペプチドが約０．５〜１０ｍｇの量である、請求項１に記載の薬剤の組み合わせ。
前記αサイモシンペプチドがＴＡ１であり、該ＴＡ１の量が約１．６〜３．２ｍｇである、請求項４に記載の薬剤の組み合わせ。
前記癌が乳癌である、請求項１に記載の薬剤の組み合わせ。
前記癌が、原発性黒色腫、転移性悪性黒色腫、腺癌、扁平上皮細胞癌、腺扁平上皮細胞癌、胸腺腫、リンパ腫、肉腫、肺癌、肝臓癌、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、白血病、子宮癌、前立腺癌、卵巣癌、膵臓癌、結腸癌、多発性骨髄腫、神経芽細胞腫、ＮＰＣ、膀胱癌、子宮頸癌、腎臓癌、脳腫瘍、骨肉腫、子宮癌、胃癌、及び直腸癌から成る群から選択される、請求項１に記載の薬剤の組み合わせ。
前記被検体がヒトであり、前記癌ワクチンが樹状細胞ワクチンである、請求項２に記載の医薬組成物。
前記癌ワクチンが約１×１０ ^−９ｇ〜約１×１０ ^−３ｇの量であり、前記αサイモシンペプチドが約０．１〜２０ｍｇの量である、請求項２に記載の医薬組成物。
前記癌ワクチンが約１×１０ ^−８ｇ〜約１×１０ ^−４ｇの量であり、前記αサイモシンペプチドが約０．５〜１０ｍｇの量である、請求項２に記載の医薬組成物。
前記αサイモシンペプチドがＴＡ１であり、該ＴＡ１の量が約１．６〜３．２ｍｇである、請求項１１に記載の医薬組成物。
前記癌が乳癌である、請求項２に記載の医薬組成物。
前記癌が、原発性黒色腫、転移性悪性黒色腫、腺癌、扁平上皮細胞癌、腺扁平上皮細胞癌、胸腺腫、リンパ腫、肉腫、肺癌、肝臓癌、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、白血病、子宮癌、前立腺癌、卵巣癌、膵臓癌、結腸癌、多発性骨髄腫、神経芽細胞腫、ＮＰＣ、膀胱癌、子宮頸癌、腎臓癌、脳腫瘍、骨肉腫、子宮癌、胃癌、及び直腸癌から成る群から選択される、請求項２に記載の医薬組成物。