JP2008522502A - 低減デューティサイクル信号を使用して周波数帯域を共有する方法 - Google Patents

低減デューティサイクル信号を使用して周波数帯域を共有する方法 Download PDF

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Abstract

データを伝送する方法が提供される。第1デバイス(121)は、第1デューティサイクルを有し、あるタイムスロット(260)内に第1ゲート制御オン部分(323)および第1ゲート制御オフ部分(326)を含む第1信号(320)を生成し、第2デバイス(125)は、第2デューティサイクルを有し、同じタイムスロット(260)内に第2ゲート制御オン部分(333)および第2ゲート制御オフ部分(336)を含む第2信号(330)を生成する。第1制御オン部分(323)は、タイムスロット(260)の第1セグメント中に生成され、第1ゲート制御オフ部分(326)は、タイムスロット(260)の第2セグメント中に生成され、一方、第2ゲート制御オン部分(333)は、第2セグメント中に生成され、第2ゲート制御オフ部分(336)は、第1セグメント中に生成される。第1および第2デューティサイクルは、個々に100%より小さく、第1デューティサイクルと第2デューティサイクルの和は100%より小さい。

Description

本発明は、一般に、超広帯域(UWB)システムについて使用されるものを含む時分割多重アクセス(TDMA)信号伝送方式に関する。特に、本発明は、個々の割り当てられたタイムスロットが、それぞれが複数のデバイスに割り当てられた、より小さな基準タイムスロットに分割される、TDMA信号伝送方式に関する。本発明の特定の態様は、複数のデバイスが、100%より低いデューティサイクルで伝送し、2つ以上のデバイスが、同じ基準タイムスロット中を伝送するが、それらの信号が、1つまたは複数の他のデバイスの信号と干渉しないように互いにインタリーブされているTDMA方式に関する。本発明の別の態様は、各デバイスからの伝送が、種々の規制当局が課す電力限界に違反しないように基準タイムスロットおよび伝送信号の特性を選択することに関する。
無線ネットワークを動作させるときに、複数のネットワークまたは複数のデバイスが、同じ周波数帯域を使用して同じチャネルを通じて動作しようとするときに問題が起こる可能性がある。あるネットワークからの伝送が、他のネットワークからの伝送に干渉しないように、ある方法でネットワークを分離するように、ある種の方式が実施されなければならない。
複数のネットワークまたはデバイスを扱う1つのオプションは、周波数分割多重アクセス(FDMA)方式を使用することである。こうした実施態様は、狭周波数帯システムで使用されることが多い。FDMA方式では、異なるネットワークまたはデバイスは、それぞれが、異なる周波数帯を割り当てられることによって分離される。その後、各ネットワークまたはデバイスは、スペクトルの割り当てられた部分を使用し始め、他のネットワークが、その割り当てられた周波数部分に干渉しないことを保証されることができる。
しかし、UWBは、本来、その信号について広い周波数帯を使用するため、これは、UWB実施態様に即座に適用可能ではない。実際に、UWBシステムの場合、伝送のためにできる限り広いスペクトルを使用することが、一般に有利である。非常に広い周波数帯を使用する必要があるため、利用可能なスペクトルを、より小さく、互いに排他的な周波数帯に分割することが実行可能でないこともある。
複数のネットワークを扱う別のオプションは、符号分割多重アクセス(CDMA)方式を使用することである。CDMA方式では、ネットワークおよびデバイスは、同じ周波数スペクトルを通じて、かつ、同時に伝送するが、それぞれからの信号は、互いに関する干渉を最小にするように特別に選択されたコードを使用してエンコードされる。
しかし、この種類の方式もまた制限を持っている。第1に、重複する所定のネットワークおよびデバイスを分離したままにするのに必要とされる所望のアイソレーション特性を有する極めて多くのコードが存在するだけであり、したがって、所与のエリアにおいて同時に動作することができるネットワークまたはデバイスの数が制限される。第2に、コード分離がどれだけ良好であっても、コードは完全ではない。他のネットワークから伝送へのある程度の漏出が常に存在する。この結果として、異なるネットワークの接近したデバイスは、接近したデバイスによって使用されるコードが、他のネットワークとの干渉を最小にするように選択されるにもかかわらず、同じネットワークの遠くのデバイスをかき消す可能性がある。これは、遠近問題と呼ぶことができる。
複数のネットワークを扱う、なお別のオプションは、時分割多重アクセス(TDMA)方式である。TDMA方式では、利用可能な伝送時間は、複数のタイムスロットに分割され、各ネットワークまたはデバイスは、タイムスロットの1つまたは複数を割り当てられる。そのため、各デバイスは、利用可能な伝送時間のある部分を、使用するのに与えられ、他の全ての時間の間、サイレントのままであるように強制される。
しかし、このTDMA方式は、各ネットワークまたはデバイスが、利用可能な全チャネル時間の間は伝送することを許可されないため、その速度を低下させる。また、重複するネットワークまたはデバイスの数が増加するにつれて、伝送速度が、相応して減少することになる。たとえば、4つの別個のネットワークにわたって均等に分割された100メガビット/秒(Mbps)容量が存在する場合、各ネットワークは、25Mbpsの伝送速度に制限されるであろう。
TDMA方式において、より多くのデータを伝送する一方法は、所与のネットワークまたはデバイスについての伝送電力を増加させることである。デジタルシステムでは、たとえば、より強力な信号を使用することは、個々のデータビットがそれぞれ、送出するのに短い時間を必要とすることを意味し、デバイスが、高いデータレートで動作することが可能になる。したがって、大幅に増加した伝送電力は、他のネットワークまたはデバイスが伝送しているときに、時間損失を補償することができる。
しかし、伝送電力を増加させるというこの解決策は、UWBシステムに対する適用に制限がある。米国において、連邦通信委員会(Federal Communications Commission)(FCC)は、UWB信号についての最大許容可能伝送電力に限界を課した。また、他の国の同様な当局が、同様な規制を課すことになると思われる、あらゆる理由が存在する。これは、次に、全ての利用可能なネットワークの組み合わせについて最大容量に関する限界を表す。
したがって、TDMA方式がUWB信号用に使用される場合、時間領域における信号の幅を最小にしながら、任意所与の信号に使用される伝送電力を最大にすることが望ましいであろう。また、FCCまたは同様な規制当局によって作られた最大信号電力規制に違反することなく、この結果を達成することが望ましいであろう。これは、各ネットワークまたはデバイスが、使用した、利用可能な伝送時間の部分を最小にしながら、データ伝送レートを最大にすることを可能にするであろう。
同じ参照数字が、別個の図を通して、等しいか、または、機能的に類似の要素を指し、また、以下の詳細な説明と共に、本明細書内に組み込まれ、その一部を形成する、添付図は、種々の実施形態をさらに示し、本発明による種々の原理および利点を説明するのに役立つ。
無線ネットワーク
図1は、本発明の開示された実施形態による、無線ネットワーク100のブロック図である。この実施形態では、ネットワーク100は、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network)(WPAN)またはピコネット(piconet)である。しかし、本発明は、たとえば、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks)(WLAN)または任意の他の適切な無線ネットワークなどの、帯域が何人かのユーザ間で共有される、他の状況に当てはまることが理解されるべきである。
ピコネットが使用されるとき、コーディネータの役目を果たす1つのデバイスを有し(すなわち、そのデバイスは、サーバとして機能する)、一方、他のデバイス(局と呼ばれることがある)は、コーディネータの時間割り当て命令に従う(すなわち、他のデバイスは、クライアントとして機能する)、アドホック的に接続されたデバイスのネットワークを指す。コーディネータは、指定されたデバイス、または、コーディネータとして機能するように選択されたデバイスのうちの1つであることができる。コーディネータと非コーディネータデバイスとの間の1つの主要な差は、コーディネータは、ネットワーク内のデバイスの全てと通信することができなければならず、一方、種々の非コーディネータデバイスは、他の非コーディネータデバイスの全てと通信できる必要はないことである。
図1に示すように、ネットワーク100は、コーディネータ110および複数のデバイス121〜125を含む。コーディネータ110は、ネットワーク100の動作を制御する働きをする。先に述べたように、コーディネータ110およびデバイス121〜125のシステムは、ピコネットと呼ばれてもよく、その場合、コーディネータ110は、ピコネットコーディネータ(PNC)と呼ばれてもよい。非コーディネータデバイス121〜125はそれぞれ、1次無線リンク130を介してコーディネータ110に接続されなければならず、ピアツーピアリンク(peer to-peer link)とも呼ばれる2次無線リンク140を介して、1つまたは複数の他の非コーディネータデバイス121〜125に接続されてもよい。
さらに、図1は、デバイス間の双方向リンクを示すが、リンクは、一方向リンクとしても示されることができる。この場合、各双方向リンク130、140は、2つの一方向リンクとして示されることができ、第1リンクは、ある方向に進み、第2リンクは、反対方向に進む。
ある実施形態では、コーディネータ110は、システムを調整するさらなる機能とネットワーク100内の全てのデバイス121〜125と通信するという要件を除いて、非コーディネータデバイス121〜125の任意のデバイスと同じ種類のデバイスであってよい。他の実施形態では、コーディネータ110は、デバイス121〜125のうちの1つのデバイスとして機能しない、指定された別個の制御ユニットであってよい。
ある実施形態では、コーディネータ110は、非コーディネータデバイス121〜125とまさに同じデバイスであるであろう。他の実施形態では、コーディネータ110は、その機能に専用の別個のデバイスであることができる。さらに、個々の非コーディネータデバイス121〜125は、コーディネータ110の機能要素を含むが、それらを使用せず、非コーディネータデバイスとして機能することができる。これは、いずれのデバイスも、潜在的なコーディネータ110であるが、所与のネットワーク内で、1つのデバイスだけが、その機能を実際に果たす場合に当てはまる。
ネットワーク100の各デバイスは、異なる無線デバイス、たとえば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯情報端末(PDA)、デジタル音楽プレーヤ、または他のパーソナル無線デバイスであってよい。
種々の非コーディネータデバイス121〜125は、コーディネータ110が、非コーディネータデバイス121〜125のそれぞれと首尾よく通信することができる程度に基づいて設定される利用可能な物理的エリア150に制限される。コーディネータ110と通信することができる、いずれの非コーディネータデバイス121〜125も(また、その逆も)、ネットワーク100の利用可能なエリア150内にある。しかし、先に述べたように、ネットワーク100内の全ての非コーディネータデバイス121〜125が、全ての他の非コーディネータデバイス121〜125と通信することは必要ではない。
時分割多重アクセス(TDMA)方式
所与のネットワーク100の利用可能な帯域は、コーディネータ110によって、一連の反復スーパーフレームに、時間的に分割されてもよい。これらのスーパーフレームは、利用可能な伝送時間が、種々のタスク間で分割される方法を規定する。データの個々のフレームは、スーパーフレームが定めるタイミングに従って、これらのスーパーフレーム内で転送される。
図2は、本発明の開示された実施形態による、スーパーフレーム、タイムスロット、および基準スロットを含むTDMA方式のブロック図である。図2に示すように、利用可能な伝送時間200は、複数の連続するスーパーフレーム210に分割される。この実施形態の個々のスーパーフレーム210はそれぞれ、ビーコン期間220、競合アクセス期間(CAP)230、および競合無し期間(CFP)240を含む。競合無し期間240は、さらに、複数の割り当てられたタイムスロット250に分割される。それぞれの割り当てられたタイムスロットは、さらに、複数の基準タイムスロット260に分割されてもよい。
ビーコン期間220は、コーディネータ110が、ネットワーク100内の非コーディネータデバイス121〜125にビーコンフレームを送出するために取り置かれる。こうしたビーコンフレームは、スーパーフレーム210内に、デバイスの動作を編成するための情報を含むであろう。それぞれの非コーディネータデバイス121〜125は、ネットワーク100に加わる前にビーコン期間220を認識する方法を知っており、ビーコン220を使用して、存在するネットワーク100を識別すると共に、ネットワーク100内の通信を調整する。
ビーコンフレームは、個々の割り当てられたタイムスロット250および基準タイムスロット260が割り当てられることになる方法に関する、ネットワーク100内のデバイス121〜125によって要求される情報を提供する。特に、ビーコンフレームは、任意の2つのデバイスが、干渉することを防止するために、デバイス110、121〜125が、どのように、また、いつ、伝送することができるかを記録する。
CAP230は、ネットワーク100にわたってコマンドまたは非同期データを送信するのに使用される。CAP230は、多くの実施形態では、かくなってもよいが、そのため、システムは、CFP240の間だけコマンドを受け渡すことになる。
CFP240は、複数のタイムスロット250を含む。これらのタイムスロット250は、それぞれ、1つまたは複数の送信デバイス110、121〜125および1つまたは複数の受信デバイス110、121〜125に、両者間の情報の伝送のために、コーディネータ110によって割り当てられる。一般に、それぞれの送信デバイスは、単一の関連する受信機を有することになるが、場合によっては、単一送信機は、同時に複数の受信機に送信することになる。
タイムスロット250は、デバイス110、121〜125間で通信を可能にするために設けられる。デバイスは、ビーコン220が定める情報に従って通信を行う。タイムスロット250のサイズは、実施形態によって変動することができるが、1つまたは複数のデータフレームを伝送するのに十分に大きくあるべきである。
先に述べたように、各タイムスロット250はまた、複数の基準タイムスロット260に分割されてもよい。基準タイムスロット260は、基準サイズ以下であるように設定される。一実施形態では、この基準サイズは、規制機関(FCCなど)が、それにわたってデバイス110、121〜125の電力を測定する長さである。しかし、代替の実施形態では、基準サイズは、任意の適した値に変更されてもよい。
基準タイムスロット260の長さが、割り当てられたタイムスロット250の長さに等しい状況では、割り当てられたタイムスロット250は、単一基準タイムスロット260のみを含むことになり、割り当てられたタイムスロット250が、単一基準タイムスロット260に等価になる。
本明細書で述べる実施形態は、WPAN(または、ピコネット)の文脈内にあるが、本発明は、たとえば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、他の適切な無線ネットワーク、あるいは、帯域が共有されなければならない任意の有線または無線伝送方式のような、帯域が何人かのユーザ間で共有される、他の状況にも当てはまることが理解されるべきである。
スーパーフレーム210は、時間的に反復する一定時間構成体である。スーパーフレーム210の固有の継続時間は、ビーコン220において定められる。実際に、ビーコン220は、一般に、スーパーフレーム210の継続時間に実際上相当する、ビーコン220が反復される頻度に関する情報を含む。ビーコン220はまた、それぞれの割り当てられたタイムスロット250およびそれぞれの基準タイムスロット260に割り当てられた送信機および受信機のアイデンティティ、基準タイムスロット260内の信号についての必要な伝送パラメータ、およびコーディネータ110のアイデンティティなどの、ネットワーク100に関する情報を含む。
ネットワーク100用のシステムクロックは、好ましくは、ビーコン220の生成および受信によって同期される。それぞれの非コーディネータデバイス121〜125は、有効ビーコン220の首尾よい受信によって、同期時点を記憶することになり、次に、この同期時点を使用して、自分自身のタイミングを調整することになる。
図2に示されないが、割り当てられたタイムスロット250間および基準タイムスロット260間に散在したガード時間が存在してもよい。ガード時間が、TDMAシステムで使用されて、2つの伝送が、クロック精度の避けられない誤差および空間位置に基づく伝播時間の差のために、時間的に重なることを防止する。
基準タイムスロット
図3は、本発明の開示される実施形態による例示的な基準スロットの信号図である。基準タイムスロットは、複数のデバイスが、単一基準タイムスロットの間に、いずれのデバイスもそれほど多くの電力を送ることなく伝送することを可能にするように形成される。
先に述べたように、FCCは、設定された測定時間Tにわたる所与のUWBデバイスについての許容可能な伝送電力、ならびに、許容可能なピーク−平均比に限界を課した。特に、UWB伝送の(2乗平均平方根の平均化を使用した)平均電力が、1ミリ秒にわたって平均された−41.3dB/MHzより小さくなければならないこと、および、ピーク−平均電力が、0dBm/50MHzピークより小さくなければならないことが要求された。これらのルールの下で換言すれば、UWBデバイスの出力電力は、1マイクロ秒ブロック(1MHzに相当する)で測定されるが、測定された電力は、1ミリ秒にわたって平均される。さらに、この平均された出力電力は、1ミリワットより41.3dB小さくなければならない。さらに、この伝送の最も大きいピーク電力は、利用可能な帯域の全体にわたって、任意の50MHz帯域窓について1ミリワットより小さくなければならない。他の国の規制当局は、同様な規制を課すことが予想される。
この最大電力制限を満たす一方法は、測定期間T(この実施形態では、基準タイムスロット長を規定するのに使用される)にわたって、100%デューティサイクルで一定UWB信号310を伝送し、一定UWB信号310の電力レベルを、関連する規制当局が定める電力規制に違反しないように設定することである。しかし、こうした伝送方式が与えられた場合、ピーク−平均電力比は、規制された限界、たとえば、単に約3:1と比較して比較的小さくなる可能性がある。換言すれば、デバイスは、許容されるほどの大きさのピーク−平均電力比で伝送しないことになる。
規制の制限を満たす別の方法は、第1ゲート制御オン部分323(すなわち、1つまたは複数のウェーブレットを含む非ゼロ部分)および第1ゲート制御オフ部分326(すなわち、ウェーブレットを全く含まないゼロ部分)を含む、低減デューティサイクル(すなわち、100%より低いデューティサイクル)で第1UWB信号320を第1デバイスに伝送させることである。デューティサイクルが減少するにつれて、同じ平均電力レベル(すなわち、規制の限界に近づくが、規制の限界を超えない電力レベル)を維持するために、第1ゲート制御オン部分323の大きさを増加することができる。第1ゲート制御オン部分323の大きさは、その後、ピーク−平均比のいずれかの限界に達するまで(対応するデューティサイクルの減少と共に)増加することができる。ピーク−平均比に限界が設定されなかった場合、利用可能なデューティサイクルに関する下限は、おそらく、ハードウェア限界、すなわち、デューティサイクルが、どれだけ低く落ちるかになり、そして、依然として、必要に応じた信号機能を有することになる。
ここで、第1UWB信号320は、100%より低いデューティサイクルを有するため、測定時間の一部に第1ゲート制御オフ部分326を含む。この第1ゲート制御オフ部分326の間、目下のデバイスは何も伝送せず、伝送チャネルを空いたままにする。これによって、2次TDMA方式が、測定時間継続期間中に使用されることが可能になり、信号が全く伝送されない、この第1ゲート制御オフ部分326が活用される。この2次TDMA方式において、1つまたは複数のデバイスは、第1ゲート制御オフ部分326の間に伝送することが許可される。
たとえば、第2デバイスは、低減デューティサイクル(すなわち、100%より低いデューティサイクル)で第2UWB信号330をも伝送することができる。この第2UWB信号330は、第2ゲート制御オン部分333および第2ゲート制御オフ部分336を有し、最大電力およびピーク−平均比に関する規制の制限も満たすであろう。そのため、第2ゲート制御オン部分333は、第1ゲート制御オフ部分326に重なるように配列されることができ、2つのUWB信号320と330との間に干渉が許容されない。
そのため、空間が存在する場合、付加的なデバイスが、付加的なUWB信号を伝送することができる。たとえば、図3の実施形態では、第3デバイスは、同様に低減デューティサイクル(すなわち、100%より低いデューティサイクル)で、第3UWB信号340を伝送する。この第3UWB信号340は、第3ゲート制御オン部分343および第3ゲート制御オフ部分346を有し、同様に、最大電力およびピーク−平均比に関する規制の制限も満たすであろう。第3ゲート制御オン部分343は、第1ゲート制御オフ部分326および第2ゲート制御オフ部分336に重なるように配列され、2つのUWB信号320と、330と、340との間に干渉が許容されない。
さらに、ガードオン部分323、333、および343は、ガード時間Tが、隣接するゲート制御オン部分の間に設けられるように配列されることができる。これらのガード時間Tは、2つの隣接するゲート制御オン部分が、クロック精度の避けられない誤差および空間位置に基づく伝播時間の差によって時間的に重なることを防止することができる。また、この実施形態では、全ての場合において、一定の値であるように示されるが、代替の実施形態では、ガード時間Tの値は、基準タイムスロット260内で変動する可能性がある。
図3に開示する実施形態では、3つのデバイスが、測定時間Tによって長さが規定された、基準タイムスロット260の間に、それぞれ、第1〜第3UWB信号320、330、および340を伝送する。第1〜第3ゲート制御オン部分323、333、および343が、測定時間Tの1/4である低減デューティサイクル時間TRDCに等しい継続時間を有すると仮定すると、それぞれのUWB信号320、330、および340は、25%デューティサイクルで伝送される。第1ゲート制御オン部分323は、第2および第3ゲート制御オフ部分336および346に重なるように配列され、第2ゲート制御オン部分333は、第1および第3ゲート制御オフ部分326および346に重なるように配列され、第3ゲート制御オン部分343は、第1および第2ゲート制御オフ部分326および336に重なるように配列される。ガード時間Tは、それぞれのゲート制御オン部分323と333と343との間に設けられる。
この結果として、第1〜第3UWB信号320、330、および340は、同時に伝送されるとき、利用可能な伝送媒体を満たす、合成され、かつ、インタリ−ブされたUWB信号350を形成する。しかし、第1〜第3ゲート制御オン部分323、333、および343は、重ならないように配列されるため、3つのデバイスは、互いに干渉することなく、同じ基準タイムスロット260の間に(すなわち、同じ測定時間Tにわたって)伝送することができる。
また、最大許容可能伝送電力を測定するために、測定時間Tが、適切な規制当局が使用する測定時間以下であるように選択される場合、第1〜第3UWB信号320、330、および340は全て、個々の全電力値を規制の閾値より低く維持する場合、電力規制に適合するであろう。
さらに、基準タイムスロット260は、利用可能なチャネルが分割される最小増分であるため、2つ以上のデバイスが、同じ基準タイムスロット260の間に伝送することを割り当てられる場合、いずれのデバイスも、他のデバイスが伝送することを妨げないため、2つ以上のデバイスは、実際上同時に伝送する。こうして、両方のデバイスは、干渉することなく、利用可能な全チャネル帯域を使用することができる。
図3は、3つのデバイスが、それぞれ、25%デューティサイクルで、測定時間T(すなわち、基準タイムスロット260)の間に伝送する実施形態を開示するが、代替の実施形態は、選択される、伝送デバイスの数および正確なデューティサイクルを変えることができる。たとえば、基準タイムスロット260は、2つのデバイスだけの間で、または、4つ以上のデバイスの間で分割されてもよい。
さらに、別個のUWB信号320、330、340が、同じデューティサイクルを有する必要はない。必要とされる全ては、各デバイスが、100%より低いデューティサイクルで伝送する(すなわち、各デバイスは、ある程度のゲート制御オフ部分を許容する)こと、および、デューティサイクルの全ての和は、100%以下である(すなわち、ゲート制御オン部分の全サイズは、重ならないように配列されることができるようなものである)ことである。また、ガード時間Tが使用される場合、ゲート制御オン部分について許容される利用可能な全デューティサイクルは、ガード時間Tを設けるために、適切な量だけ減少しなければならないことになる。
この実施形態では、基準タイムスロット260のサイズは、関連する規制当局が採用する測定時間Tで決まることが留意されるべきである。たとえば、FCCは、現在のところ、1ミリ秒の測定時間Tを設定した。しかし、FCCは、この測定時間Tを変更することができ、または、他の管轄の他の当局は、異なる値を使用することができる。それでも、基準タイムスロット260のサイズは、相応して変動する可能性があり、関連するゲート制御オン部分323、333、および343内のウェーブレットの量は、相応して多いか、または、少ない。
代替の実施形態は、規制の測定時間Tに比べて、サイズが大きい基準タイムスロット260を採用することができる。しかし、規制の全電力要件を満たすために、どのUWB伝送も電力限界に違反しないように、許容可能なデューティサイクルをさらに減少させることが必要であることになる。
さらに、図3は、種々のUWB信号310、320、330、および340のそれぞれの部分について、反復正弦波のみを示すが、これは、例を挙げるに過ぎない。異なる実施形態では、UWB信号は、異なるウェーブレット形状、異なる数のウェーブレットを含むことができ、ウェーブレットは、デジタルデータに関してエンコードされることができる。しかし、デューティサイクルの選択ならびにゲート制御オン部分およびゲート制御オフ部分の配置は、図3に関して示した手順と同じであることになる。
図4は、本発明の開示される実施形態による、基準スロットの異なる実施態様のブロック図である。図4のブロック図は、陰影ボックスによって、所与の信号の累積電力を表す。結果として、この図は、それぞれのUWB信号のゲート制御オン部分のみを示す。
図4に示すように、ゲートオン部分のサイズおよび形状は、単一基準タイムスロット内で変動する可能性がある。図4は、3つの例示的な基準タイムスロット410、420、および440を示す。
第1の例示的な基準タイムスロット410は、4つの同じ第1ゲート制御オン部分405を含み、4つの同じ第1ゲート制御オン部分405は、ある部分を任意の他の第1ゲート制御オン部分405から分離するガード時間415を、それぞれの部分が有するように、インタリーブして配列される。
第2の例示的な基準タイムスロット420は、異なる、第1〜第4のゲート制御オン部分405、425、430、および435を含む。これらのゲート制御オン部分405、425、430、および435はそれぞれ、基準タイムスロット420の長さにわたってできる限り大きい全電力を有し、一方、全電力またはピーク−平均比のいずれの規制の要件にも違反しないような、デューティサイクルおよび最大電力を有するように設計される。
ゲート制御オン部分405、425、430、および435の多様性についての1つの考えられる理由は、UWBデバイスの発展である場合がある。初期の実施態様では、UWB信号は、設定された最小デューティサイクルになるように作ることができるだけである。しかし、UWB技術が進歩するにつれて、低いデューティサイクル、高いデューティサイクルを実施することができる。基準タイムスロット260内で動作するために、個々のUWB信号が、同じである必要がないため、本発明は、これに対処するであろう。古いUWB信号は、古いUWB信号が、ゲート制御オン部分に重ならないように配列される場合、新しいUWB信号と一緒に伝送されることができる。
実際に、第3の例示的な基準タイムスロット440は、デューティサイクルが減少し、UWB信号のゲート制御オン部分425および435が、幅を減少させるにつれて、大きい数のUWB信号を、同じ基準タイムスロット260内に嵌めることができることを示す。図4に示す第3の例示的な基準タイムスロット440では、8つの別個のUWB信号からの8つの別個のゲート制御オン部分425および435が示される。こうして、8つの別個のデバイスは、同じ基準タイムスロット260の間に伝送することができる。
システム動作
基準タイムスロットの使用は、ローカルネットワークが、対処すべき隣接ネットワークまたは子ネットワークを有するときに、特に効果がある可能性がある。空間的に非常に接近しているため、隣接ネットワークまたは親/子ネットワークは、ローカルネットワークに関する利用可能なチャネルを共有しなければならない。通常の状況下では、これは、ネットワーク(ローカル、隣接、子)がそれぞれ、干渉を回避するために、利用可能なチャネル時間の何分の1かを受容しなければならないことを意味する。しかし、基準タイムスロット内でインタリーブされ、低減されたデューティサイクルのUWB伝送を使用することによって、それぞれのネットワークが、利用可能なチャネル時間の全てまたはほとんどを効率的に使用することが可能になる。
図5は、本発明の開示される実施形態による、関連する子ネットワークおよび隣接ネットワークを有するローカルネットワークのブロック図である。図5に示すように、ローカルネットワーク100aは、ローカルネットワーク100a内のデバイスの回りに形成された子ネットワーク100b、および、ローカルネットワーク100aに隣接して形成された隣接ネットワーク100cを備える。
ローカルネットワーク100aは、ローカルコーディネータ110aおよび第1〜第5ローカル非コーディネータデバイス121a〜125aを含む。図1に関して先に述べたように、ローカルコーディネータ110aは、1次ローカル無線リンク130aを介してローカル非コーディネータデバイス121a〜125aのそれぞれと通信し、一方、ローカル非コーディネータデバイス121a〜125aは、2次ローカル無線リンク140aを介して互いと通信する。
子ネットワーク100bは、子コーディネータ110bならびに第1および第2の子非コーディネータデバイス121bおよび122bを含む。この例では、子コーディネータ110bは、第3ローカルデバイス123aと同じである。図1に関して先に述べたように、子コーディネータ110bは、1次子無線リンク130bを介して子非コーディネータデバイス121bおよび122bと通信し、一方、子非コーディネータデバイス121bおよび122bは、2次子無線リンク140bを介して互いと通信する。
隣接ネットワーク100cは、隣接コーディネータ110cならびに第1および第2の隣接非コーディネータデバイス121cおよび122cを含む。図1に関して先に述べたように、隣接コーディネータ110cは、1次隣接無線リンク130cを介して隣接非コーディネータデバイス121cおよび122cと通信し、一方、隣接非コーディネータデバイス121cおよび122cは、2次隣接無線リンク140cを介して互いと通信する。さらに、隣接コーディネータ110cは、第3無線リンク560を通してローカルコーディネータ110aと通信する。
この例示的な重複するネットワークのセットは、チャネルを共有するために、基準タイムスロットにおいて、インタリーブされ、低減されたデューティサイクルのUWB信号を使用することができるいくつかの状況を示す。
チャネルを共有する一方法は、単一ネットワーク内のデバイス間で起こる。従来のTDMA方式を使用して、第1および第2のローカルデバイス121aおよび122aがデータを受け渡したいと思い、また、第4および第5のローカルデバイス124aおよび125aがデータを受け渡したいと思った場合、互いに関する干渉を回避するために、それらのデバイスは、それぞれ、異なる割り当てられたタイムスロット250内でデータを受け渡さなければならないであろう。しかし、上述した低減デューティサイクル伝送を使用して、先の例における各デバイス対は、基準タイムスロット260内で異なる位置を割り当てられることができ、2つの伝送は、同じ割り当たれたタイムスロット250の間に起こることができる。
たとえば、第1および第2のローカルデバイス121aおよび122aは、低減デューティサイクルUWB信号のゲート制御オン部分を伝送するために、基準タイムスロット260内の第1位置を割り当てられることができ、一方、第4および第5のローカルデバイス124aおよび125aは、低減デューティサイクルUWB信号のゲート制御オン部分を伝送するために、基準タイムスロット260内の第2位置を割り当てられることができる。タイムスロットが、図3の例によって示すように配列される場合、第1位置は、第1UWB信号320に相当することができ、第2位置は、第2UWB信号330に相当することができる。
同様に、チャネルが、親ネットワークと子ネットワークとの間で共有されることができる。従来のTDMA方式を使用して、第1および第2のローカルデバイス121aおよび122aがデータを受け渡したいと思い、また、第1および第2の子デバイス121bおよび122bがデータを受け渡したいと思った場合、互いに関する干渉を回避するために、それらのデバイスは、異なる割り当てられたタイムスロット250内でデータを受け渡さなければならないであろう。しかし、上述した低減デューティサイクル伝送を使用して、先の例における各デバイス対は、基準タイムスロット260内で異なる位置を割り当てられることができ、2つの伝送は、同じ割り当たれたタイムスロット250の間に起こることができる。
上記のように、第1および第2のローカルデバイス121aおよび122aは、低減デューティサイクルUWB信号のゲート制御オン部分を伝送するために、基準タイムスロット260内の第1位置を割り当てられることができ、一方、第1および第2の隣接デバイス121cおよび122cは、低減デューティサイクルUWB信号のゲート制御オン部分を伝送するために、基準タイムスロット260内の第2位置を割り当てられることができる。やはり、タイムスロットが、図3の例によって示すように配列される場合、第1位置は、第1UWB信号320に相当することができ、第2位置は、第2UWB信号330に相当することができる。
同様に、チャネルが、隣接ネットワーク間で共有されることができる。従来のTDMA方式を使用して、第1および第2のローカルデバイス121aおよび122aがデータを受け渡したいと思い、また、第1および第2の隣接デバイス121cおよび122cがデータを受け渡したいと思った場合、互いに関する干渉を回避するために、それらのデバイスは、異なる割り当てられたタイムスロット250内でデータを受け渡さなければならないであろう。しかし、上述した低減デューティサイクル伝送を使用して、先の例における各デバイス対は、基準タイムスロット260内で異なる位置を割り当てられることができ、2つの伝送は、同じ割り当たれたタイムスロット250の間に起こることができる。
上記のように、第1および第2のローカルデバイス121aおよび122aは、低減デューティサイクルUWB信号のゲート制御オン部分を伝送するために、基準タイムスロット260内の第1位置を割り当てられることができ、一方、第1および第2の隣接デバイス121cおよび122cは、低減デューティサイクルUWB信号のゲート制御オン部分を伝送するために、基準タイムスロット260内の第2位置を割り当てられることができる。やはり、タイムスロットが、図3の例によって示すように配列される場合、第1位置は、第1UWB信号320に相当することができ、第2位置は、第2UWB信号330に相当することができる。
これらの場合のいずれにおいても、チャネル時間の適切な共有を構成するのに必要とされることになる全ては、コーディネータ110a、110b、および110cの全てが、どのネットワークが、また、どのデバイスが、基準タイムスロット260内のどの位置を割り当てられたか、に関する情報を受け渡すことである。
実際に、ある実施形態では、基準タイムスロット260が、4つのインタリーブされたUWB信号を収容することができると仮定すると、4つの伝送(ローカルネットワーク100a内の2つの伝送、子ネットワーク100b内の1つの伝送、および隣接ネットワーク100c内の1つの伝送)全てを一度に起こらせることが可能であることになる。
上記例は、無線チャネルに関連するものとして示されるが、代替の実施形態は、制限されたデータチャネルが、複数のデバイスまたはネットワークの間で共有されなければならない任意の状況に適用することができる。
同様に、上記例は、UWB信号に関して使用されるものとして示されるが、この方式は、任意のTDMA方式にも当てはまる。
結論
本開示は、本発明の、真の、意図された、また公正な範囲および精神を制限するのではなく、本発明による種々の実施形態を作り、使用する方法を説明することを意図される。先の説明は、網羅的であることを意図されず、まさに開示される形態に本発明を限定することも意図されない。上記教示に鑑みて、変更または変形が可能である。実施形態(複数可)は、本発明の原理およびその実用的な応用の最良の例証を提供し、当業者が、種々の実施形態において、また、考えられる特定の使用に合った種々の変更によって利用することを可能にするように選択され、述べられた。全てのこうした変更および変形は、公正に、法的に、かつ公平に権利が与えられる範囲に従って解釈されるときに、特許についての本出願の係属中に補正することができる添付特許請求項およびその全ての等価物によって規定される本発明の範囲内にある。上述した種々の回路は、実施態様によって望まれるように、ディスクリート回路または集積回路で実施されることができる。
本発明の開示される実施形態による無線ネットワークのブロック図。 本発明の開示される実施形態による、スーパーフレーム、タイムスロット、および基準スロットを含むTDMA方式のブロック図。 本発明の開示される実施形態による、例示的な基準スロットの信号図。 本発明の開示される実施形態による、基準スロットの異なる実施態様のブロック図。 本発明の開示される実施形態による、関連する子ネットワークおよび隣接ネットワークを有するローカルネットワークのブロック図。

Claims (25)

  1. データの伝送を調整する方法であって、
    利用可能な伝送チャネルを複数の基準タイムスロットに分割する工程と、
    同複数の基準タイムスロットから選択される第1基準タイムスロット内で、第1ゲート制御オン部分および第1ゲート制御オフ部分を含む第1低減デューティサイクル信号を生成することを、第1デバイスに割り当てることであって、それによって、前記第1ゲート制御オン部分は、前記第1基準タイムスロットの第1セグメント中に生成され、前記第1ゲート制御オフ部分は、前記第1基準タイムスロットの第2セグメント中に生成される、第1デバイスに割り当てる工程と、
    前記第1基準タイムスロット内で、第2ゲート制御オン部分および第2ゲート制御オフ部分を含む第2低減デューティサイクル信号を生成することを、第2デバイスに割り当てることであって、それによって、前記第2ゲート制御オン部分は、前記第1基準タイムスロットの前記第2セグメント中に生成され、前記第2ゲート制御オフ部分は、前記第1基準タイムスロットの前記第1セグメント中に生成される、第2デバイスに割り当てる工程と、を含み、
    前記第1低減デューティサイクル信号は、100%より小さい第1デューティサイクルを有し、
    前記第2低減デューティサイクル信号は、100%より小さい第2デューティサイクルを有し、
    前記第1と第2デューティサイクルの合計は、100%以下であるデータの伝送を調整する方法。
  2. 前記第1基準タイムスロット内で、第3ゲート制御オン部分および第3ゲート制御オフ部分を含む第3低減デューティサイクル信号を生成することを、第3デバイスに割り当てることであって、それによって、前記第3ゲート制御オン部分は、前記第1基準タイムスロットの第3セグメント中に生成され、前記第3ゲート制御オフ部分は、前記第1基準タイムスロットの前記第1および第2セグメント中に生成される、第3デバイスに割り当てる工程をさらに含み、
    前記第3低減デューティサイクル信号は、100%より小さい第3デューティサイクルを有し、
    前記第1、第2、および第3デューティサイクルの合計は、100%以下である請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  3. 前記第1および第2ゲート制御オン部分は、ガードバンドによって分離される請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  4. 前記ガードバンドは、30ナノ秒〜10マイクロ秒である請求項3に記載のデータの伝送を調整する方法。
  5. 前記基準タイムスロットは、1マイクロ秒〜2ミリ秒の長さを有する請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  6. 前記第1および第2デューティサイクルは同じである請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  7. 前記第1および第2デューティサイクルは異なる請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  8. 前記第1および第2デバイスは、前記第1および第2デバイスが、同じネットワーク内にあるという関係、前記第1デバイスが親ネットワーク内にあり、前記第2デバイスが子ネットワーク内にあるという関係、および、前記第1および第2デバイスが、隣接するネットワーク内にあるという関係のうちの1つの関係を有する請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  9. 集積回路において実施される請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  10. 超広周波数帯域デバイスにおいて実施される請求項1に記載のデータの伝送を調整する方法。
  11. データの伝送を調整する方法であって、
    利用可能な伝送チャネルを複数の基準タイムスロットに分割する工程と、
    前記複数の基準タイムスロットから選択される第1基準タイムスロット内で、それぞれ、第1〜第N低減デューティサイクル信号を生成することを、第1〜第Nデバイスに割り当てる工程であって、前記第1〜第N低減デューティサイクル信号は、それぞれ、第1〜第Nゲート制御オン部分および第1〜第Nゲート制御オフ部分を含む、第1〜第Nデバイスに割り当てる工程を含み、
    前記第1〜第N低減デューティサイクル信号は、第1〜第Nデューティサイクルを有し、
    前記第1〜第Nデューティサイクルは、全て100%より小さい、
    前記第1〜第Nデューティサイクルの合計は、100%以下であり、
    前記第1〜第N低減デューティサイクル信号はそれぞれ、前記第1〜第Nゲート制御オン部分のどれもが重ならないように伝送されるように指示され、
    Nは1より大きな整数であるデータの伝送を調整する方法。
  12. Nは3〜12である請求項11に記載のデータの伝送を調整する方法。
  13. 前記第1〜第Nゲート制御オン部分は、それぞれガードバンドによって分離される請求項11に記載のデータの伝送を調整する方法。
  14. 前記ガードバンドは、30ナノ秒〜10マイクロ秒である請求項12に記載のデータの伝送を調整する方法。
  15. 前記基準タイムスロットは、1マイクロ秒〜2ミリ秒の長さを有する請求項11に記載のデータの伝送を調整する方法。
  16. 前記第1〜第Nデューティサイクルは同じ長さである請求項11に記載のデータの伝送を調整する方法
  17. 集積回路において実施される請求項11に記載のデータの伝送を調整する方法。
  18. 超広周波数帯域デバイスにおいて実施される請求項11に記載のデータの伝送を調整する方法。
  19. ローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法であって、
    リモートデバイスから制御情報を受信することであって、前記制御情報は前記ローカルデバイスに割り当てられた基準タイムスロットを示し、前記基準タイムスロットの第1セグメントは前記ローカルデバイスに割り当てられる、リモートデバイスから制御情報を受信する工程と、
    100%より小さいデューティサイクルを有し、ゲート制御オン部分およびゲート制御オフ部分を含む信号を生成する工程と、
    前記ゲート制御オン部分が、前記基準タイムスロットの前記第1セグメントで送信されるように前記信号を送信する工程と、を含み、
    前記信号はピーク−平均閾値基準を満たし、
    前記信号は平均電力基準を満たすローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法。
  20. 前記ピーク−平均閾値基準は、前記信号のピーク−平均電力が0dBm/50MHzより小さい場合に満たされる請求項19に記載のローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法。
  21. 前記平均電力基準は、前記信号の平均電力が−41.3dBm/MHzより小さい場合に満たされる請求項19に記載のローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法。
  22. 前記デューティサイクルは50%以下である請求項19に記載のローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法。
  23. 前記基準タイムスロットは、1マイクロ秒〜2ミリ秒の長さを有する請求項19に記載のローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法。
  24. 集積回路において実施される請求項19に記載のローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法。
  25. 超広周波数帯域デバイスにおいて実施される請求項19に記載のローカルデバイスにおいて信号を伝送する方法。
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