JP2008522479A - 番組へのユーザー関心度を推定する装置および方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、再生中の番組へのユーザーの関心度を推定する以下のステップを有する方法を提供する:それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングし;ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別し;再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得する。
Description
本発明は、情報推薦システムに、特に番組へのユーザーの関心度を推定する方法および装置に関する。
現代の通信技術の発達により、人々は大量の情報をいつでも入手できる。しかし、情報量の急増は時として人々を当惑もさせる。よって、人々が本当に関心のあるコンテンツを迅速に見つける助けとなりうるツール、すなわちパーソナル化された情報推薦システムをみつける切迫した必要がある。
ユーザーの絶えず変化する関心を満たすため、情報推薦システムにおけるユーザープロファイルは絶えざる変更される必要がある。したがって、解決されるべき問題は、推薦システムにおけるユーザープロファイルをユーザーの関心(好み度)に従って動的に修正して、ユーザーが本当に関心のあるコンテンツを該ユーザーに推薦するにはどうすればよいかである。
現在のところ、ユーザープロファイルにおける特定の番組のコンテンツ特徴についてのユーザーの好み度および重みを修正する基礎としては、通例、特定の番組を見ているときのユーザーの振る舞いである。ユーザーの振る舞いとは、ユーザーがその特定の番組を見る時間の長さ、ユーザーが諸コンテンツ特徴を含む番組を視聴した時間および削除した時間を含む。
コンテンツ特徴とは、番組における、番組に含まれる俳優の名前(たとえば、ファン・ピンピン、グ・ヨウなど)、ジャンル(物語、ロマンス、スリラーなど)、監督(たとえば、チャン・イーモウ、フォン・シャオガンなど)などを指しうる。コンテンツ特徴は、放送、テレビまたはインターネットなどのような情報源に由来しうる。最も代表的なのは、コンテンツ特徴が、番組と一緒にデジタルテレビ電子番組ガイド(EPG)によってユーザーに送られるというものである。
ユーザーの視聴行動に従ってユーザープロファイルを修正するとき、通例はまず、ユーザーが何らかの特定の番組を見る時間の長さが取得され、所定の閾値を減算される。次いで、その差と、その番組を再生するための所定の時間の長さとの比に基づいて、ユーザープロファイルを修正するためのユーザーのその番組への関心度が取得される。
ユーザーの関心度は(WDi−θ)/RDi×10によって表現できる。ここで、WDiはユーザーがある特定の番組を見る時間の長さを表し、θは番組プロバイダーによってあらかじめ設定されうる所定の閾値であり、RDiはその特定の番組を再生するための所定の総時間長さを表す。
しかしながら、関心度を取得するそのような方法は、ユーザーの関心度の変化を非常に精確に反映するには単純すぎる。ユーザーが特定の番組を見るには他に多くの状況が存在するからである。たとえば、気に入るかどうかを見るために番組を試している、チャンネル切り換え時にその番組を通過する、その番組を見ながら絶えず他の番組に切り換えている、他の番組を見ているときにその番組に切り換える、一時的にその番組を見るのを止める、などである。これらの状況下では、ユーザーがその番組コンテンツを見た時間の長さによってユーザーがその番組およびその対応するコンテンツ特徴を好きかどうかを判別することのみによっては、ユーザーの関心度を非常に精確に取得することは困難である。これらの他の状況すべては、以下のテキストでは中断(interruption)と称される。
たとえば、ある特定の番組が、それ自身はとても短いが、ユーザーは始めから番組コンテンツの大半を試してはじめてその特定の番組が全然気に入らないことを見出したとする。この場合、ユーザーがその番組の大半を見たことのみに基づいてユーザーがこの番組およびその対応するコンテンツ特徴を好きだと判別されたとすると、ユーザーの本当の関心を反映することはとてもできない。その番組が短すぎて、試すにはその番組の大半を見るしかなかったというだけなのである。
さらに、ユーザーがその番組の半分過ぎからのみその番組を見始める場合、ユーザーがその番組の半分未満しか見なかったからといってユーザーがその番組および対応するコンテンツ特徴を好きでないと判別することによっては、やはりユーザーの本当の関心を反映することにはならない。ユーザーは、別の番組が終わるまで見たあとになってはじめてこの再生されている特定の番組が非常に興味深いことを見出し、この特定の番組を半分過ぎから最後まで見たということも十分可能なのである。
さらに、他の番組への切り換えまたは一時的な視聴停止といった絶えざる中断は、ユーザーがその番組をあまり好きでないという理由によって引き起こされていることもありうる。そのような環境下では、たとえユーザーがその番組を好きでなくても、絶えざるチャンネル切り換えや一時停止の間に累積的にその番組の非常に大きな部分を見るということもありうる。その場合、ユーザーの関心度が、その番組のコンテンツの大きな部分に対応する見た時間の長さに基づいて取得されるとしたら、ユーザーの関心を精確に反映することはとてもできない。
まとめると、ユーザーが特定の番組を見る時間の長さとその番組を再生するための所定の総時間長さとに基づいて番組へのユーザーの関心度を推定し、しかるべくユーザープロファイルを修正する現行の方法は、それほど完璧ではなく、ユーザーの関心の本当の変化をあまり精確に反映することはできない。
したがって、本発明は、番組へのユーザーの関心度をより精確に推定し、それによりユーザープロファイルを動的に更新するための方法および装置を提供する。
本発明の目的の一つは、ユーザーの関心度をより精確に取得するよう、番組へのユーザーの関心度を推定するための方法および装置ならびに前記関心度によってユーザープロファイルを更新するための方法および装置を提供することである。
本発明に基づく、再生中の番組へのユーザーの関心度を推定する方法は、以下のステップを有する:それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングし;ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別し;再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得する。
本発明の一つの実施形態は、前記ユーザーの振る舞いが、ユーザーによるその番組の再生の中断の時間を含むというものである。その番組へのユーザーの関心度を取得するときに、中断時間の影響が考慮に入れられる。
本発明の番組へのユーザーの関心度を推定する方法では、ある番組の異なるセグメントは異なる時間重みに対応しうる。したがって、ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さは、前記少なくとも二つのセグメントがそれぞれ対応する前記異なる時間重みに従って調整される。従来技術のように、再生されたセグメントの長さが同じである限り、ユーザーがその番組の再生されたセグメントのどれを見たかにおかまいなく、その番組の各コンテンツ特徴についてのユーザーの好み度が同じと考えられることは回避される。それにより、ユーザーの関心度の推定における不正確さが低下する。
本発明に基づくユーザープロファイルを更新する方法は、以下のステップを有する:それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む再生番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングし;該振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別し;再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得し;該関心度に従ってユーザープロファイルを修正する。
本発明に基づく、再生番組へのユーザーの関心度を推定する装置は、対話手段と、判別手段と、取得手段とを有する。対話手段は、それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングするために使われる。判別手段は、前記振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別するために使われる。取得手段は、再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得するために使用される。
本発明に基づく、ユーザープロファイルを更新する装置は、対話手段と、判別手段と、取得手段と、修正手段とを有する。対話手段は、それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングするために使われる。判別手段は、前記振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別するために使われる。取得手段は、再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得するために使用される。修正手段は、前記関心度に従ってユーザープロファイルを修正するために使われる。
本発明のその他の目的および成果ならびにより完全な理解は、以下の記述および請求項を付属の図面と併せて参照することによって明らかとなり、認識されるであろう。
本発明について、図面を参照しつつ、実施形態によって詳細に説明する。
図面を通じて、同じ参照符号は同様または同じ特徴または機能を表す。
図1は、本発明のある実施形態に基づく情報推薦システムの構成の概略図である。
システム100は対話手段103、判別手段104、取得手段105および修正手段106を含んでいる。
対話手段103は、特定の番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングするために使用される。該番組は、それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含んでいる。
ユーザーの振る舞いは、番組の再生が中断される各時の位置、中断の時間、対応する開始位置から中断位置までの見るために再生されたセグメントの長さなどを含む。視聴開始位置は番組の0分位置であることもでき、中断位置はその番組の再生の終端位置であることもできる。
時間重みとは、ユーザーが見た再生されたセグメントの長さを調整し、再生されたセグメントの長さを短縮、増大もしくは維持するための係数を指す。時間重みは、番組中でのそのセグメントの再生の位置およびユーザーがその番組を見ている間の中断回数(the times of interruptions)に基づいて決定されうる。あるいは、時間重みは、ユーザーによってあらかじめ設定された時間重み曲線によって、または番組プロバイダーによってあらかじめ設定されてユーザーに送信される時間重み曲線によって決定されることもできる。
番組は、それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含んでいる。換言すれば、番組中で少なくとも二つのセグメントの時間重みが異なっている。再生されたセグメントとは、ユーザーが見たセグメントである。たとえば、番組を再生するための総時間長さが120分にあらかじめ設定されている、すなわちその番組の総長さが120分である場合に、前半60分の時間重みが0.5で、後半60分の時間重みが1.5である。
判別手段104は、再生されたセグメントの長さおよびユーザーの振る舞いに対応する時間重みを判別するために使われる。判別手段104は位置判別手段1042およびセグメント取得手段1044を有する。
位置判別手段1042は、ユーザーが前述した特定の番組を見るときの中断位置に基づいて対応する再生されたセグメントの位置を判別するために使われる。
セグメント取得手段1044は、再生されたセグメントの前記位置に基づいて再生されたセグメントの長さおよび時間重みを取得するために使われる。
上記の再生されたセグメントの長さは通例、上記の特定の番組をユーザーが見る時間の長さを指し、ユーザーの振る舞いによって判別できる。
時間重みは、再生されたセグメントの時間重み、すなわち再生されたセグメントに関する特定の時間重みであり、再生されたセグメントの位置と、ユーザーによってまたは番組プロバイダーによってあらかじめ設定された対応する時間重み曲線とから取得できる。あるいは、ファジー論理参照規則(fuzzy logic reference rule)によって取得することもできる。ファジー論理参照規則のプロセスは、ユーザーの振る舞いにおける中断回数(the interruption times)および位置を入力変数として使用し、再生されたセグメントの対応する時間重みを出力変数として使用し、それにより再生されたセグメントの時間重みを取得することができる。
取得手段は、長さ取得手段1056と、重み付け手段1054と、比較手段1052とを有する。
中断時間(the times of interruption)を考えない間は、取得手段105は、再生されたセグメントの長さおよび時間重みに基づいて特定の番組へのユーザーの関心度を取得するために使用されることができる。
長さ取得手段1056は、特定の番組を再生するための所定の総時間長さ、すなわち番組の総長さを取得するために使われる。重み付け手段1054は、再生されたセグメントの長さおよび時間重みを処理して、再生されたセグメントの重み付けされた長さを取得するために使われる。通例、再生されたセグメントの重み付けされた長さは、再生されたセグメントの長さと対応する時間重みをかけ算することによって得られる。比較手段1052は、番組再生の所定の総時間長さと再生されたセグメントの重み付けされた長さとを比較してユーザーのその番組への関心度を取得するために使われる。
関心度は(WDi−θ)/RDi×10によって表現できる。ここで、iは番組に含まれるコンテンツ特徴を示し、WDiは再生されたセグメントの長さと時間重みをかけ算することによって得られる再生されたセグメントの重み付けされた長さに等しい。RDiはその番組を再生するための所定の総時間長さを示し、θはユーザーによってあらかじめ設定される、または番組プロバイダーによってあらかじめ設定されてその後ユーザーに送信されうる所定の閾値である。
ここで、θの値の大きさは通例、番組を再生するための所定の総時間長さによって決定され、一般に、番組を再生するための所定の時間長さの半分を超えない。たとえば、番組を再生するための所定の総時間長さが120分である場合、θは20分と設定されうる。
中断時間を考えると、取得手段105は、再生されたセグメントの長さおよび時間重みならびに再生中断時間に従って、その番組へのユーザーの関心度を取得することもできる。すなわち、上記の重み付け手段1054は、中断時間によってもたらされる影響を再生されたセグメントの重み付けされた長さから減算するためにも使用されうる。
修正手段106は、前記関心度に従ってユーザープロファイルを修正するために使われる。
システム100はさらに、番組情報受領手段101、推薦手段102およびユーザープロファイル管理手段107を有する。
番組情報受領手段101は、番組に対応する番組情報およびデジタルテレビ電子番組ガイド(EPG)を受領するためなどに使われる。
推薦手段102は、推薦情報リストの形でユーザーに番組の情報を推薦するために、ユーザーが好みうる番組を選び出すために使われる。
ユーザープロファイル管理手段107は、ユーザープロファイルを管理するために使われる。ユーザープロファイルは通例、少なくとも一つのコンテンツ特徴に対するユーザーの好み度および重みを含む。
ユーザーによってまたは番組プロバイダーによってあらかじめ設定される時間重みは、番組再生時間の変化に伴って変動する時間重みの曲線でありうる。これについて以下では図2および図3の二つの異なる実施形態によって説明する。
図2は、本発明のある実施形態に基づく、番組再生時間に対する時間重みの変動を示すグラフである。この図は、映画Aの時間重みの変動を、再生時間に対して示している。ここで、映画Aは俳優Fを含む。図において、再生時間に対する時間重みの変動の曲線は、離散的な曲線である。
この図の座標でX軸(RD)は、映画Aを再生している時間を示し、映画Aを再生するための所定の総時間長さは120分である。すなわち総時間長さは120分である。Y軸は時間重みを表す。
この図は、映画Aが4つのセグメントに分割され、各セグメントが異なる時間重みを有することを示している。セグメント0aの時間重みは0.2であり、セグメント長は30−0=30分である。セグメントabの時間重みは0.6であり、セグメント長は60−30=30分である。セグメントbcの時間重みは1.2であり、セグメント長は90−60=30分である。セグメントcdの時間重みは2であり、セグメント長は120−90=30分である。
各セグメントの時間重みと対応するセグメント長をかけ算することにより、対応する重み付けされた時間長さが取得される。たとえば、セグメント0aの重み付けされた時間長さは0.2×30=6分である。セグメントabの重み付けされた時間長さは0.6×30=18分である。セグメントbcの重み付けされた時間長さは1.2×30=36分である。セグメントcdの重み付けされた時間長さは2×30=60分である。
上記セグメントの重み付けされた時間長さの和は6+18+36+60=120分で、これは再生映画Aを再生するための所定の総時間に等しい。つまり、一般に、番組の全セグメントの重み付けされた時間長さの合計は、その番組を再生するための所定の総時間長さに等しいということである。
ユーザーが映画Aのセグメントabおよびcdしか見ない場合、すなわちユーザーがセグメントabの再生とセグメントcdの再生しか見ない場合、映画Aのうち再生されたセグメントの重み付けされた長さは18+60=78分となる。
aおよびcは、映画Aのうち再生された二つのセグメントをユーザーが見る二つの開始位置で、それぞれ30分および90分の位置にある。bおよびdは、再生された二つのセグメントの中断位置で、それぞれ60分および120分の位置にある。ここで、bは第一の中断の位置、dは第二の中断の位置である。
再生されたセグメントの長さおよび対応する時間重みは、対応する視聴開始位置および中断位置によって決定できることが見て取れる。番組の0分の位置も視聴開始位置になりうるし、番組の終端である120分の位置も中断位置になりうる。
もちろん、上のようなセグメント分割は単に一例であり、実際にはユーザーが見るセグメント、すなわち再生されたセグメント(the segment played)は番組のどの時点から始まってもよく、番組のある別ののちの時点で終わってもよい。たとえば、ユーザーは映画Aをセグメントabの中間点から見始め、セグメントcdの中間点で中断する。その場合、セグメントabの中間点からセグメントcdの中間点までのセグメントが、映画Aにおいてユーザーが見る、再生されたセグメントとなる。
再生されたセグメントの重み付けされた長さを取得したのち、ユーザーの映画Aへの関心度が、再生されたセグメントの重み付けされた長さの和を通じて取得できる。
図3は、本発明のもう一つの実施形態に基づく、時間重みの、番組再生時間に対する変動を示すグラフである。この図は、映画Bの時間重みの変動を、再生時間に対して示している。ここで、映画Bは俳優Tを含む。図において、再生時間に対する時間重みの変動の曲線は、連続曲線である。
この図の座標でX軸(RD)は、映画Bを再生している時間を示し、映画Bを再生するための所定の総時間長さは120分である。すなわち総時間長さは120分である。Y軸は時間重みを表す。この図は、番組再生時間の進行とともに、対応する時間重みが絶えず変化しており、時間重みと再生時間はY=X/60という比例関係にあることを示している。
この図は、映画Bが5つのセグメントに分割されていることを示している。セグメント0C、セグメントCD、セグメントDG、セグメントGHおよびセグメントHKであり、そのそれぞれは異なる時間重みを有している。ここで、
セグメント0Cに関しては:
セグメント長は12分;
セグメントの重み付けされた長さは12×0.2×0.5=1.2分;
時間重みは1.2/12=0.1;
セグメントCDに関しては:
セグメント長は24−12=12分;
セグメントの重み付けされた長さは(0.2+0.4)×12/2=3.6分;
時間重みは3.6/12=0.3;
セグメントDGに関しては:
セグメント長は60−24=36分;
セグメントの重み付けされた長さは(0.4+1)×36/2=25.2分;
時間重みは25.2/36=0.7;
セグメントGHに関しては:
セグメント長は102−60=42分;
セグメントの重み付けされた長さは(1+1.7)×42/2=56.7分;
時間重みは56.7/42=1.35;
セグメントHKに関しては:
セグメント長は120−102=18分;
セグメントの重み付けされた長さは(1.7+2)×18/2=33.3分;
時間重みは33.3/18=1.85。
セグメント0Cに関しては:
セグメント長は12分;
セグメントの重み付けされた長さは12×0.2×0.5=1.2分;
時間重みは1.2/12=0.1;
セグメントCDに関しては:
セグメント長は24−12=12分;
セグメントの重み付けされた長さは(0.2+0.4)×12/2=3.6分;
時間重みは3.6/12=0.3;
セグメントDGに関しては:
セグメント長は60−24=36分;
セグメントの重み付けされた長さは(0.4+1)×36/2=25.2分;
時間重みは25.2/36=0.7;
セグメントGHに関しては:
セグメント長は102−60=42分;
セグメントの重み付けされた長さは(1+1.7)×42/2=56.7分;
時間重みは56.7/42=1.35;
セグメントHKに関しては:
セグメント長は120−102=18分;
セグメントの重み付けされた長さは(1.7+2)×18/2=33.3分;
時間重みは33.3/18=1.85。
もちろん、上のようなセグメント分割は単に一例であり、実際にはユーザーが見るセグメント、すなわち再生されたセグメント(the segment played)は番組のどの時点から始まってもよく、番組のある別ののちの時点で終わってもよい。たとえば、ユーザーは映画BをセグメントCDの中間点から見始め、セグメントGHの中間点までのところで中断する。その場合、セグメントCDの中間点からセグメントGHの中間点までのセグメントが、映画Bにおいてユーザーが見る、再生されたセグメントとなる。
上記から、各セグメントとその対応するグラフによって形成される面積がそのセグメントの重み付けされたセグメント長であることが見て取れる。そこで、面積をセグメント長で割れば、対応する時間重みが得られる。これはそのセグメントの平均時間重みである。
上記のセグメントの重み付けされたセグメント長の和は1.2+3.6+25.2+56.7+33.3=120分で、これは再生映画Bの再生のための所定の総時間長さ、すなわち映画Bの総時間に等しい。つまり、一般に、番組の全セグメントの重み付けされた時間長さの合計は、その番組を再生するための所定の総時間長さに等しいということである。
ユーザーが映画BのセグメントCDおよびHKしか見ない場合、すなわちユーザーはセグメントCDの再生とセグメントHKの再生しか見ない場合、映画BのうちユーザーBが見た再生されたセグメントの重み付けされた長さは3.6+33.3=36.9分となる。
CおよびHは、映画Bのうち再生された二つのセグメントをユーザーが見る開始位置で、それぞれ12分および102分の位置にある。DおよびKは、再生された二つのセグメントの中断位置で、それぞれ24分および120分の位置にある。ここで、Dは第一の中断の位置、Kは第二の中断の位置である。
上記の再生されたセグメントの長さおよび対応する時間重みは、対応する視聴開始位置および中断位置によって決定できる。番組の0分の位置も視聴開始位置になりうるし、番組の終端である120分の位置も中断位置になりうる。
再生されたセグメントの重み付けされた長さを得たのち、再生されたセグメントの重み付けされた長さの和を使って、映画Bへのユーザーの関心度を取得することができる。
もちろん、少なくとも二つのセグメントの時間重みが異なる限り、所定の番組再生時間に対する時間重みの変動の曲線は他のさまざまな形であってもよく、再生されたセグメントの対応する重み付けされた長さは、再生されたセグメントが対応する時間重み曲線とX軸との内部に囲まれる領域によって形成される面積から得ることができる。しかしながら、番組の各セグメントが対応する時間重み曲線とX軸との内部に囲まれた領域によって形成される面積の和は、その番組の再生のための所定の総時間長さに等しい。
図4は、本発明のある実施形態に基づく、再生番組へのユーザーの関心度を推定し、ユーザープロファイルを修正することのフローチャートである。
第一に、ユーザープロファイルが設定される(ステップS410)。ユーザープロファイルは少なくとも一つのコンテンツ特徴についてのユーザーの好み度および重みを含んでいる。もちろん、ユーザープロファイルがすでに利用可能となっていれば、このステップは省略できる。
コンテンツ特徴とは、番組において、番組に含まれる俳優の名前(たとえば、ファン・ピンピン、グ・ヨウ)、番組種別(文芸映画、ロマンス映画、ホラー映画など)、監督(チャン・イーモウ、フォン・シャオガンなど)などを指す。コンテンツ特徴は、放送、テレビまたはインターネットなどのような情報源に由来しうる。最も代表的なものは、コンテンツ特徴が、番組と一緒にデジタルテレビ電子番組ガイド(EPG)によってユーザーに送られるというものである。
ユーザープロファイル中のコンテンツ特徴は単一のもの、たとえばある特定の俳優だけでもよい。もちろん、ユーザープロファイルには複数のコンテンツ特徴があってもよい。そうすれば対応する推薦結果はより正確になる。
好み度は、各コンテンツ特徴に対するユーザーの感じ方を指し、ユーザーによって、あるいはプロバイダーによってあらかじめ決定されている値の範囲、たとえば[−50,+50]であることができる。
重みは、ユーザーが番組を選択しているときの、俳優、監督、番組種別などの種々の型のコンテンツ特徴の影響を指す。あるいは、通例、ユーザーが自分が好む番組を選択する、すなわち、俳優または番組種別または監督などによって自分が好む番組を選択する基準でありうる。ここで、あらゆる俳優についての重みは同じであってもよい。あらゆる番組種別およびあらゆる監督の重みについても同じことが言える。重みも、プロバイダーによってあらかじめ設定されている範囲、たとえば[0,100] の値であることができる。
上記のユーザープロファイルは、ユーザー自身によって入力され、初期化されることができるが、方法はそれだけではない。ユーザープロファイルは他の方法を通じて得ることもできるのである。たとえば、製造業者(manufacturer)が推薦システムについてユーザープロファイルを、ユーザーの基本情報(性別、年齢など)に従って初期化する。
上記のユーザープロファイルには一連のコンテンツ特徴が含まれ、そのそれぞれが三項配列(コンテンツ特徴ターム[term]、好み度[Like Degree]、重み[Weight])を含む。したがって、ユーザープロファイル(UP)は、三項配列のベクトル(t,ld,w)として表現できる。よって、ユーザープロファイルにm個の異なるコンテンツ特徴項があるとすれば、次のベクトル配列によって表現できる:
UP=((t1,ld1,w1),(t2,ld2,w2),…,(ti,ldi,wi),…,(tm,ldm,wm)) (1)
ここで、tiはコンテンツ特徴、iはコンテンツ特徴tiの通し番号、ldiはコンテンツ特徴tiについての好み度、wiはコンテンツ特徴tiについての重みである。
UP=((t1,ld1,w1),(t2,ld2,w2),…,(ti,ldi,wi),…,(tm,ldm,wm)) (1)
ここで、tiはコンテンツ特徴、iはコンテンツ特徴tiの通し番号、ldiはコンテンツ特徴tiについての好み度、wiはコンテンツ特徴tiについての重みである。
次のように初期化されたユーザープロファイルがあるとする:
番組種別:重み=90
映画 好み度=50
ドラマ 好み度=30
ニュース 好み度=−20(負の数値は嫌いな度合いを示す)
したがって、番組種別における上記コンテンツ特徴へのユーザーの関心度の三項配列は(映画,50,90)である。
番組種別:重み=90
映画 好み度=50
ドラマ 好み度=30
ニュース 好み度=−20(負の数値は嫌いな度合いを示す)
したがって、番組種別における上記コンテンツ特徴へのユーザーの関心度の三項配列は(映画,50,90)である。
俳優:重み=80
F 好み度=10
S 好み度=45
T 好み度=−12.5
したがって、すべての俳優のうちでの俳優Fへのユーザーの関心度の三項配列は(F,10,80)である。
F 好み度=10
S 好み度=45
T 好み度=−12.5
したがって、すべての俳優のうちでの俳優Fへのユーザーの関心度の三項配列は(F,10,80)である。
……
第二に、再生している番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングする(ステップS420)。番組は、それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含んでいる。
第二に、再生している番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングする(ステップS420)。番組は、それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含んでいる。
ユーザーの振る舞いは、番組の再生が中断される各時の位置、中断の時間(the times of interruptions)、対応する開始位置から中断位置までの見るために再生されたセグメントの長さなどを含む。視聴開始位置は番組の0分位置であることもでき、中断位置はその番組の再生の終端位置であることもできる。中断時間(The times of interruption)は、ユーザーが特定の番組を見ているときの他の番組への切り換え、一時停止および視聴ストップによって引き起こされる。
番組は、それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含んでいる。換言すれば、番組中で時間重みが異なる少なくとも二つのセグメントがある。上記の再生されたセグメントとは、ユーザーが見たセグメントである。
たとえば、先述した映画Aは4つのセグメントを含んでおり、そのそれぞれが異なる時間重みを有する。ここで、再生のためのセグメントabの時間重みは0.6、再生のためのセグメントcdの時間重みは2である。
その後、ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みが決定される(ステップS430)。
再生されたセグメントの位置は通例、ユーザーの振る舞いにおける中断位置および視聴開始位置によって決定され、再生されたセグメントの長さが対応する時間重みとともに決定される。
たとえば、映画Aにおける再生されたセグメントabおよび再生されたセグメントcdの視聴開始位置はそれぞれ、30分であるa位置、90分であるc位置であり、中断位置はそれぞれ60分であるb位置、120分であるd位置である。ここで、bは第一の中断位置であり、dは第二の中断位置である。
再生されたセグメントabの時間重みは0.6であり、再生されたセグメントの長さは60−30=30分である。再生されたセグメントの時間重みが2であれば、再生されたセグメントの長さは120−90=30分である。
もちろん、時間重みは中断回数(the times of interruption)および中断位置によってファジー論理参照規則を通じて決定されることもできる。
その後、再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度が取得される(ステップS440)。
前記関心度は、(WDi−θ)/RDi×10の公式に従って取得できる。したがって、第一ステップにおいて、番組を再生するための所定の総時間長さ、すなわち番組の総長さRDiを得る必要がある。第二ステップでは、再生されたセグメントの重み付けされた長さWDiが上記の再生されたセグメントの長さおよび対応する時間重みを通じて得られる。第三ステップでは、上記二つの値と所定の閾値θが上記の式に与えられ、関心度が得られる。
たとえば、映画Aを再生するための所定の総時間長さは120分で、これは映画Aの総長さがRDi=120分ということになる。
ここで、再生されたセグメントabおよび再生されたセグメントcdについての再生されたセグメントの重み付けされた長さが、再生されたセグメントの長さと対応する時間重みをかけ算することによって得られる。すなわち、再生されたセグメントabについての再生されたセグメントの重み付けされた長さは0.6×30=18分であり、再生されたセグメントcdについての再生されたセグメントの重み付けされた長さは2×30=60分である。よって、映画Aにおいてユーザーが見る再生されたセグメントの重み付けされた長さの和はWDi=18+60=78分となる。
所定の閾値θが20分であれば、再生のためのセグメントabおよび再生のためのセグメントcdのデータを公式(WDi−θ)/RDi×10に代入すると、映画Aへのユーザーの関心度が得られる。
(WDi−θ)/RDi×10=(78−20)/120×10=4.83
ユーザーが番組を絶えず中断するのは、通例、その番組を好まないからでしかあり得ないので、中断時間(the times of interruption)および中断位置などといった中断情報を考慮するときには、再生されたセグメントの重み付けされた長さは適切な値を引かれることができる。すなわち、ユーザーの番組への関心度は、再生されたセグメントの長さ、時間重みおよび中断時間または中断位置に従って得られるのである。この場合、再生されたセグメントの重み付けされた長さを中断時間に従ってさらに処理したのち、再生されたセグメントの重み付けされた長さを処理したものを使って、その番組へのユーザーの関心度が得られる。
ユーザーが番組を絶えず中断するのは、通例、その番組を好まないからでしかあり得ないので、中断時間(the times of interruption)および中断位置などといった中断情報を考慮するときには、再生されたセグメントの重み付けされた長さは適切な値を引かれることができる。すなわち、ユーザーの番組への関心度は、再生されたセグメントの長さ、時間重みおよび中断時間または中断位置に従って得られるのである。この場合、再生されたセグメントの重み付けされた長さを中断時間に従ってさらに処理したのち、再生されたセグメントの重み付けされた長さを処理したものを使って、その番組へのユーザーの関心度が得られる。
再生されたセグメントの重み付けされた長さWDiから引かれるのは、通例、対応する中断の時間長さおよび中断係数Nの積である。ここで、中断係数は0.05だが、実際には中断係数はプロバイダーによってあらかじめ設定されることもでき、その値の範囲は[0.0001,0.1]のような一般に非常に小さい正の小数である。
映画Aにおける二つの再生されたセグメントの例を続けると、対応する中断の時間長さは、セグメントbcの長さであり、これはそれぞれ30分および0分である(d位置は映画Aの終端なので)。よって、再生されたセグメントの重み付けされた長さはWDi=78−(30×0.05)=76.5分となる。
したがって、中断によって引き起こされた影響を引いたのち、映画Aへのユーザーの関心度は次のようになる:
(WDi−θ)/RDi×10=(76.5−20)/120×10=4.7083
さらに、再生されたセグメントの重み付けされた長さの和の最終的に得られた値が所定の閾値θ未満であれば、関心度は0に設定される。最後の中断における時間値が所定の閾値θ未満であれば、やはり関心度は0に設定される。
(WDi−θ)/RDi×10=(76.5−20)/120×10=4.7083
さらに、再生されたセグメントの重み付けされた長さの和の最終的に得られた値が所定の閾値θ未満であれば、関心度は0に設定される。最後の中断における時間値が所定の閾値θ未満であれば、やはり関心度は0に設定される。
最後に、関心度に従って、ユーザープロファイルが修正される(ステップS450)。ユーザープロファイルの修正は、主として、ユーザープロファイル中の、番組に対応するコンテンツ特徴についての好み度および重みの値の修正に関わる。修正は、通例、次の式によって実行される:
Weight′ti=Weightti+αt×(WDi−θ)/RDi (2)
Like_degree′i=Like_degreei+βi×(WDi−θ)/RDi (3)
ここで、t(ターム[Term])はコンテンツ特徴を表し、iはコンテンツ特徴、つまりコンテンツ特徴iの通し番号を表し、Weighttiはコンテンツ特徴iの初期重みを表し、Like_degreeiは、コンテンツ特徴iへのユーザーの初期好み度を表す。Weightti′はコンテンツ特徴iの変更された重みを表し、Like_degree′iはユーザーの変更された好み度を表す。WDiはコンテンツ特徴iを含む番組をユーザーが視聴する現実の時間長さであり、RDiはその番組を再生するための所定の総時間長さである。θは所定の閾値である。
Weight′ti=Weightti+αt×(WDi−θ)/RDi (2)
Like_degree′i=Like_degreei+βi×(WDi−θ)/RDi (3)
ここで、t(ターム[Term])はコンテンツ特徴を表し、iはコンテンツ特徴、つまりコンテンツ特徴iの通し番号を表し、Weighttiはコンテンツ特徴iの初期重みを表し、Like_degreeiは、コンテンツ特徴iへのユーザーの初期好み度を表す。Weightti′はコンテンツ特徴iの変更された重みを表し、Like_degree′iはユーザーの変更された好み度を表す。WDiはコンテンツ特徴iを含む番組をユーザーが視聴する現実の時間長さであり、RDiはその番組を再生するための所定の総時間長さである。θは所定の閾値である。
αtとβiは重み調整係数および好み度調整係数である。これらは定数値でもよく、たとえばαtの値は[0.1,1.0]であることができ、βiも[0.1,1.0]であることができる。この二つの係数はそれぞれ、コンテンツ特徴iの型の重みにおける関心度(WDi−θ)/RDiおよびコンテンツ特徴iについての好み度におけるユーザーの関心度(WDi−θ)/RDiを調整するために使われる。αtおよびβiは通例、重みおよび好み度の変化を遅らせるために使われ、ユーザーによって、またはプロバイダーによって設定されうる。ユーザーの好みの重みは比較的安定なので、αt≦βiであり、同じ型についてのαtは通例同じである。
あるユーザープロファイルについて、Weightの範囲が[0,100]で、好み度の範囲が[−50,50]であるとすると、
Weight′i>1の場合には、Weight′i=100とする
Weight′i<0の場合には、Weight′i=0とする
Like_degree′i>50の場合には、Like_degree′i=50とする
Like_degree′i<−50の場合には、Like_degree′i=−50とする。
Weight′i>1の場合には、Weight′i=100とする
Weight′i<0の場合には、Weight′i=0とする
Like_degree′i>50の場合には、Like_degree′i=50とする
Like_degree′i<−50の場合には、Like_degree′i=−50とする。
たとえば、映画Aにおける俳優Fの重みおよびこの俳優の好み度は、上式によって得られる。ユーザープロファイルにおいて、俳優Fについてのユーザーの好み度が10で、俳優に対するユーザーの重みが80の場合、αtは0.1でβiは0.5とし、先述した中断時間および中断位置などといった中断情報が考慮されないとすると、変更された好み度および重みは次のようになる:
Weight′ti=Weightti+αt×(WDi−θ)/RDi×10=80+0.1×4.83=80.483
Like_degree′i=Like_degreei+βi×(WDi−θ)/RDi×10=10+0.5×4.83=12.415
ユーザーの番組への関心度を推定するための本実施形態における方法および装置は、ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さを、少なくとも二つのセグメントが対応する異なる時間重みに従って調整する。よって、従来技術のように、再生されたセグメントの長さが同じである限り、ユーザーが再生されたセグメントのどれを見たかにおかまいなく、番組中の各コンテンツ特徴についてのユーザーの好み度が同じと考えられるという状況は回避される。それにより、ユーザーの関心度の推定における不正確さが低下する。
Weight′ti=Weightti+αt×(WDi−θ)/RDi×10=80+0.1×4.83=80.483
Like_degree′i=Like_degreei+βi×(WDi−θ)/RDi×10=10+0.5×4.83=12.415
ユーザーの番組への関心度を推定するための本実施形態における方法および装置は、ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さを、少なくとも二つのセグメントが対応する異なる時間重みに従って調整する。よって、従来技術のように、再生されたセグメントの長さが同じである限り、ユーザーが再生されたセグメントのどれを見たかにおかまいなく、番組中の各コンテンツ特徴についてのユーザーの好み度が同じと考えられるという状況は回避される。それにより、ユーザーの関心度の推定における不正確さが低下する。
一方、本実施形態は、ユーザーが番組をあまり好きでないという理由によって引き起こされている可能性があるユーザーによる中断の場合も考慮に入れる。したがって、本実施形態は、再生されたセグメントの長さを調整する際に多数回の中断の状況を考慮に入れ、それによりその番組へのユーザーの関心度をより精確に取得する。
図5は、本発明のある実施形態に基づく、ファジー論理による時間重み取得のフローチャートである。この実施形態では、時間重みは、主として、多数回中断という中断情報に関して、ユーザーが見た再生されたセグメントの位置および中断回数(the times of interruptions)のユーザーの好みへの影響と組み合わせて、取得される。この実施形態では、中断回数と中断位置が入力変数として使用され、再生されたセグメントそれぞれの時間重みがファジー論理参照規則を通じて得られる。
第一ステップでは、中断回数および中断位置が取得される(S510)。中断回数がN−1とすると、ユーザーはN個のセグメントを見たことになる。i番目の再生されたセグメント(t1,t2)の開始視聴時間がt1で、中断位置がt2とすると、対応する中断回数はiである。
第二ステップでは、複数入力と単一出力との間の可変な関係を確立するために、時間iおよび中断位置t2が入力変数として使われ、i番目の再生されたセグメントに対するユーザーの時間重みが出力変数として使われる(ステップS520)。中断回数e1=i;e2=t2;αi=i番目の再生されたセグメントの時間重みとする。
第三ステップでは、ファジー入力変数e1およびe2のファジーグラフが得られる(ステップS530)。このステップは、利用可能なファジー論理参照規則によって実現できる。そのファジー論理グラフは図6および図7に示されている。図6は入力変数e1のファジー集合グラフであり、図7は入力変数e2のファジー集合グラフである。ここで、μはe1およびe2のメンバーシップの度合いを表している。
第四ステップでは、ファジー論理参照規則を作る二つの入力変数のファジーグラフを使って、出力変数のファジーグラフおよびそのファジー値を得る(ステップS540)。すなわち、ファジー論理参照規則、すなわち時間重みαiのファジーグラフを通じて出力変数およびそのファジー値を得るのである。図8は、出力変数αiのファジーグラフであり、ここで出力変数の従属の度合い(grade of subordination)は、ファジー論理参照規則を通じて、図6および図7におけるe1およびe2の従属の度合いに基づいて得られる。
ファジー論理参照規則は、e1が大きければαiは小さく、e2が大きければαiは大きいという原則のもとに実行される。それにより、再生されたセグメントiに対するユーザーの時間重みαiのファジー値の大きさが決定される。したがって、指定されるファジー論理参照規則の原理は次のように得られる:
I. e1が「大」かつe2が「大」ならば、αiは「小」;
II. e1が「大」かつe2が「中」ならば、αiは「より小」;
III. e1が「大」かつe2が「小」ならば、αiは「最小」;
IV. e1が「中」かつe2が「大」ならば、αiは「中」;
V. e1が「中」かつe2も「中」ならば、αiは「小」;
VI. e1が「中」かつe2が「小」ならば、αiは「より小」;
VII. e1が「小」かつe2が「大」ならば、αiは「大」;
VIII. e1が「小」かつe2が「中」ならば、αiは「中」;
IX. e1が「小」かつe2が「小」ならば、αiは「小」。
I. e1が「大」かつe2が「大」ならば、αiは「小」;
II. e1が「大」かつe2が「中」ならば、αiは「より小」;
III. e1が「大」かつe2が「小」ならば、αiは「最小」;
IV. e1が「中」かつe2が「大」ならば、αiは「中」;
V. e1が「中」かつe2も「中」ならば、αiは「小」;
VI. e1が「中」かつe2が「小」ならば、αiは「より小」;
VII. e1が「小」かつe2が「大」ならば、αiは「大」;
VIII. e1が「小」かつe2が「中」ならば、αiは「中」;
IX. e1が「小」かつe2が「小」ならば、αiは「小」。
第五ステップでは、得られたファジー値が明確化されて、クリスプ値が得られる。これが再生されたセグメントiの時間重みαiである(ステップS550)。
最終結果を容易に理解されるようにするためには、ファジー論理参照規則の結果は明確化された値に変換されなければならない。最も一般的なぼやけ解除アルゴリズムは、面積重心法(area gravity center method)および最大平均値法(maximum average value method)である。前者はなめらかな制御に好適で、あらゆるアクティブ化された出力の規則を合成して結果にするもので、プロセス制御のために一般的な方法である。
本実施形態は面積重心ぼやけ解除アルゴリズムを採用する。これは式(4)によって示される:
上記の公式によって、αiの確定値が得られる。その具体的なプロセスについては、中国特許出願第200310123354.7号(出願人:コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス・エヌ・ヴィ、発明者:シ・シャオウェイ[Shi Xiaowei]、出願日:2003年12月15日)が参照されうる。
次いで、再生されたセグメントの得られた時間重みを通じて、再生されたセグメントについての、再生されたセグメントの重み付けされた長さが得られる。それによりユーザーの関心度がさらに取得できる。
本発明を個別的な実施形態とともに記載してきたが、以上の記載に照らせば、当業者には多くの代替、修正および変形が明白であることは明らかであろう。したがって、そのようなすべての代替、修正および変形は、付属の請求項の精神および範囲にはいることが意図されている。
101 番組受領手段
102 推薦手段
103 対話手段
104 判別手段
1042 セグメント取得手段
1044 位置判別手段
105 取得手段
1052 比較手段
1054 重み付け手段
1056 長さ取得手段
106 修正手段
107 ユーザープロファイル管理手段
S410 ユーザープロファイルを確立
S420 再生している番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリング。番組は少なくとも二つのセグメントを含み、各セグメントは異なる時間重みに対応する
S430 ユーザーの振る舞いおよび時間重みに対応して再生されたセグメントの長さを判別
S440 再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従って、ユーザーのその番組への関心度を取得
S450 関心度に従ってユーザープロファイルを修正
S510 中断回数および中断位置を取得
S520 複数入力と単一出力との間のファジー論理関係を確立するために、中断回数および中断位置を入力変数として使い、対応する再生されたセグメントの時間重みを出力変数として使う
S530 ファジー出力変数e1およびe2のファジーグラフを取得
S540 二つの入力変数のファジーグラフを使ってファジー論理参照規則を実行し、出力変数のファジーグラフおよびファジー値を得る
S550 得られたファジー値を明確化してクリスプ値に。それが再生されたセグメントの時間重みになる。
102 推薦手段
103 対話手段
104 判別手段
1042 セグメント取得手段
1044 位置判別手段
105 取得手段
1052 比較手段
1054 重み付け手段
1056 長さ取得手段
106 修正手段
107 ユーザープロファイル管理手段
S410 ユーザープロファイルを確立
S420 再生している番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリング。番組は少なくとも二つのセグメントを含み、各セグメントは異なる時間重みに対応する
S430 ユーザーの振る舞いおよび時間重みに対応して再生されたセグメントの長さを判別
S440 再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従って、ユーザーのその番組への関心度を取得
S450 関心度に従ってユーザープロファイルを修正
S510 中断回数および中断位置を取得
S520 複数入力と単一出力との間のファジー論理関係を確立するために、中断回数および中断位置を入力変数として使い、対応する再生されたセグメントの時間重みを出力変数として使う
S530 ファジー出力変数e1およびe2のファジーグラフを取得
S540 二つの入力変数のファジーグラフを使ってファジー論理参照規則を実行し、出力変数のファジーグラフおよびファジー値を得る
S550 得られたファジー値を明確化してクリスプ値に。それが再生されたセグメントの時間重みになる。
Claims (14)
- 再生する番組へのユーザーの関心度を推定する方法であって:
a.それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングする段階と;
b.前記振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別する段階と;
c.再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得する段階、
とを有する方法。 - 前記時間重みがユーザーによって設定される、請求項1記載の方法。
- 前記時間重みが番組プロバイダーによって設定される、請求項1記載の方法。
- 前記ユーザーの振る舞いがユーザーが各時に番組の再生を中断する中断位置を含んでおり、前記段階(c)が:
前記中断位置に従って、再生されたセグメントの位置を判別する段階と;
前記再生されたセグメントの位置に従って、再生されたセグメントの長さおよび時間重みを取得する段階、
とを有する請求項1記載の方法。 - 前記ユーザーの振る舞いが、番組再生におけるユーザーの中断の時間を含んでおり、前記段階(c)が番組へのユーザーの関心度を、再生されたセグメントの長さおよび時間重みのほかに再生における中断の時間に従って取得する段階を含む、請求項1記載の方法。
- 前記段階(c)が:
(i)番組の総長さを得る段階と;
(ii)再生されたセグメントの長さと時間重みとを処理して再生されたセグメントの重み付けされた長さを得る段階と;
(iii)前記総長さを、再生されたセグメントの前記重み付けされた長さと比較して、番組へのユーザーの関心度を取得する段階、
とを含む、請求項1記載の方法。 - 前記ユーザーの振る舞いが、番組再生におけるユーザーの中断の回数および中断位置を含んでおり、前記段階(b)が、再生されたセグメントに対応する中断回数および中断位置を入力変数として使って、ファジー論理参照規則の方法を通じて、再生されたセグメントに対応する時間重みを得る段階を含む、請求項1記載の方法。
- 少なくとも一つのセグメントの時間重みが関心度を低下させる特定の値である、請求項1記載の方法。
- ユーザープロファイルを更新する方法であって:
それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む再生番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングする段階と;
該振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別する段階と;
再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得する段階と;
該関心度に従ってユーザープロファイルを修正する段階、
とを有する方法。 - 再生する番組へのユーザーの関心度を推定する装置であって:
それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングする対話手段と;
前記ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別する判別手段と;
再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得する取得手段、
とを有する装置。 - 前記ユーザーの振る舞いが、ユーザーが各時に番組を中断する中断位置を含んでおり、前記判別手段が:
中断位置に基づいて、再生されたセグメントの位置を判別する位置判別手段と;
前記再生されたセグメントの位置に基づいて、再生されたセグメントの長さおよび時間重みを取得するセグメント取得手段、
とを有する請求項10記載の装置。 - 前記ユーザーの振る舞いが、番組再生におけるユーザーの中断の時間を含んでおり、前記取得手段がさらに、番組へのユーザーの関心度を、再生されたセグメントの長さおよび時間重みのほかに再生における中断の時間に従って取得するために使われる、請求項10記載の装置。
- 前記取得手段がさらに:
番組の総長さを取得する長さ取得手段と;
再生されたセグメントの長さと時間重みとを処理して再生されたセグメントの重み付けされた長さを得る重み付け手段と;
前記総長さと、再生されたセグメントの前記重み付けされた長さとを比較して、番組へのユーザーの関心度を取得する比較手段、
とを有する、請求項10記載の装置。 - ユーザープロファイルを更新する装置であって:
それぞれ異なる時間重みに対応する少なくとも二つのセグメントを含む再生番組に対するユーザーの振る舞いをモニタリングする対話手段と;
前記ユーザーの振る舞いに対応する再生されたセグメントの長さおよび時間重みを判別する判別手段と;
再生されたセグメントの長さおよび時間重みに従ってその番組へのユーザーの関心度を取得する取得手段と;
前記関心度に従ってユーザープロファイルを修正する修正手段、
とを有する装置。
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