JP2008519496A - ワイヤレス通信装置のアンテナの実現のための装置および方法 - Google Patents

ワイヤレス通信装置のアンテナの実現のための装置および方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 ワイヤレス通信装置は、絶縁媒体(603)によって分離された2つの導電性素子(601/602)を有するように構成される。一方の導電性素子(602)は接地面であり、他方はマイクロストリップライン(601)である。接地面(602)には、端部に近接する曲げ(644)が形成される。マイクロストリップラインおよび接地面は、マイクロストリップラインの長さに沿って変化する特性インピーダンスを示す。接地面(602)からのマイクロストリップライン(601)の分離距離は、マイクロストリップラインの共振周波数を減少するように変化される。
【選択図】 図6g

Description

本出願は、ワイヤレス通信装置のアンテナの実現のための装置および方法の名称で2004年10月29日に提出された米国仮出願番号60/623,655号、およびワイヤレス通信装置のアンテナの実現のための装置および方法の名称の米国出願番号11/254,432号の利益を主張するものであり、これらの出願は、引用することによって全体が含まれるものである。
関連出願に対するクロスリファレンス
本出願は、一般に譲渡された特許出願に関し、これらは、引用することによってここに含まれる。
特許または出願番号 提出日 発行日 弁護士ドケットNo.
10/770,540 2004年2月2日 SMU-001
6,839,028 2002年8月9日 2005年1月4日 <xxx>
本発明は、ワイヤレス通信装置およびそれに類するものに使用することができるコンパクトサイズのマイクロストリップアンテナを提供する装置および方法に関する。
セルラー(cellular)電話、通行料金−ナンバープレートリーダー(Toll-tag reader)、識別カードリーダー、在庫のアイテムをスキャンする装置のようなコンパクトまたはポータブルなRF通信装置の広範の使用は、高効率でありかつコンパクトなサイズであるアンテナの使用に強い関心をもたらすことになった。モバイルセルラー電話装置の初期の実現は、ランチボックスサイズすなわち大きなものであり、自動車の交流電源やバッテリーによって提供されるような実質的な電力源を概して必要とする電力レベルであった。しかしながら、セルラー技術は、サイズおよび電力要求の縮小と並行して進化し、セルラー電話機および他のポータブル通信装置は、人の手のひらに容易に収まるのに十分なくらい小さくなり、小さな内部の充電可能なバッテリーから実用上の期間動作することが可能である。同様に、在庫のタグ付けされたアイテムを認識するスキャナは、非常にコンパクトでありかつポータブルになってきた。
ラジオおよび関連した遠距離通信技術の長年の開発で、多くのアンテナの構成が開発されてきた。アンテナは、回路の導体に流れるRF(ラジオ周波数)エネルギーを空間を自由に伝播することができる放射された形に変換するように構成された回路素子である。アンテナは、同一の物理的な形状が実質的に同様の特徴の放射を送信するだけでなくこれを受信するという相互性質を表す。
基本的なアンテナの構成は、ダイポールであり、これは導電性ラインであり、双方の端部で絶縁され、必ずしもその中心ではなくその近辺でRF電力源に結合される。モノポールアンテナは、ダイポールアンテナの変形であり、なくなったダイポールの半分を機能的に置き換える同じ電磁界を提供するように構成された導電面に近接したダイポールの半分からなる。ダイポールに代わるものは、導電性のワイヤのループであり、またワイヤ端部に結合されたRF電力源から給電される。
これらのアンテナの構成の更なる変形は、指向性のある反射型の導電性素子の追加を含み、この素子は、アンテナ、放射されたビームをフォーカスするための放物線状の導電性面、導波管ターミネーション形状、マイクロストリップラインおよびこれらの手法の組合せからの放射信号に指向性を与える。
デザインの観点から、アンテナには、通信装置で使用する実用的な回路素子であるための幾つかの特性を示すことが要求される。1つの特性は、合理的な“ゲイン(利得)”を示すことであり、これは、放射の指向性および効率(efficiency)に関係する。指向性は、送信および受信する特性の方向性の変化に属するものである。相対的に無指向性の送信およぶ受信の特性は、ポータブル通信装置において望まれることがあり、このことは、通信中にユーザが装置を特定の方向に指向を維持させる必要をなくす。小さな大ポールおよびループアンテナは、本質的に無指向性の送信および受信する特性を実質的に表す。
効率は、アンテナに供給された全電力と比較して放射された電力の一部分に属するものであり、その一部は、導電性素子の抵抗と誘電性媒体における損失である。高い効率の必要性は、より小さなバッテリーおよびより小さな電力処理回路素子の使用に関係され、これにより発生されなければならないRF電力量が削減され得る。バッテリーは、かなりのコストおよびサイズをセルラー電話機の設計に寄与させるため、効率は重要である。
関心のある他の特性は、アンテナの入力インピーダンスである。これは、電流に対する電圧の比に属し、アンテナの端子に与えられるあらゆる位相差を含み、アンテナへの効果的な電力の結合のために含まれるであろう追加の回路部品の必要の可能性に影響を与える。アンテナの帯域幅は、周波数の範囲上の性質の変化に帰属し、意図された使用に割り当て可能な特定の周波数帯域でのアンテナの有用性を示す。アンテナの帯域幅は、ポータブル通信装置において使用が意図されたアンテナの重要な特性であり、なぜなら、割り当てられた周波数帯域は、通常の送信周波数の6%−8%またはそれ以上の帯域をもつことがしばしばあり得るためである。アンテナの帯域幅は、波長よりも相対的に小さなアンテナにおいて特に重要であり、なぜなら、概してそのような相対的に小さなアンテナは効率が低くなるためである。
セルラー電話機のサイズが小さくなるにつれ、アンテナのサイズもまた小さくなってきている。初期のセルラー電話機は、約1/4波長の長さのモノポールアンテナを利用し、使用しないときに通信装置のボディ内に収容することができるものもあった。セルラー通信用の現在の周波数帯域は約1および2GHzであるため、伸張されたモノポールアンテナの対応する長さは、それぞれ約3.2または1.6インチである。これは、いくつかの初期のポータブル電話機にとって実用的な配列であったが、市場の継続的な圧力は、もっと小さなサイズのアンテナをもつ製品に対する長所を提供することである。
マイクロストリップアンテナは、導電性の面上に提供された絶縁基板上の導電性ストリップから構成され、これは、モノポールアンテナのような電話機の端部から突出する機械的な構造を持たないため、アンテナのサイズを減少する上で重要なステップである。マイクロストリップアンテナは、良好な送信および受信の特性を妥協することなく、体積をほとんど要求しない電話機の面上に効率的に層構造され得る。それにもかかわらず、導電層の長さは、入力インピーダンス、アンテナゲイン、帯域幅、あるいは設計に要求される他のパラメータによって測定される合理的なアンテナの性能を達成するため、1/4波長のオーダーであることが要求され続けている。マイクロストリップの長さは、セルラー電話機が減少され続けるため、限界にきている。一般に、大部分のアンテナは、サイズが送信または受信信号の1/4波長よりも実質的に小さいとき、性能において妥協を示している。
モノポールやマイクロストリップのアンテナを含む電話機は、米国特許第6,633,262号(ショウジ等)、6,628,241号(フクシマ等)、6,281,847号(リー)に開示され、これらは引用することでここに含まれる。
セルラー電話機の広汎な利用で、新しい特性、特定吸収率(specific absorption rate(SAR))が非常に重要なパラメータになってきている。SARは、セルラー電話機の送信動作中に頭の隣接する組織において吸収される電力に属するものである。SARは、セルラー通信に使用される周波数での生物学的な原点の組織内へのRF放射の連続的な深い浸透の結果として、頭部の組織の長期間の露出についての認知されたリスクを表すものである。従って、SARはできるだけ減少されることが望ましい。SARは、既に日本や韓国などの国々において販売されるセルラー装置に課された特性または指標であり、SARはまた、米国内で販売される装置に課されるようになるかもしれない。コンパクトでありかつポータブルな送信機の一般的な使用が広汎になるにつれ、個人に吸収される放射は、より大きな関心と心配の問題になるであろう。
SARを制限するために採り得る設計の指示または問題は、送信電力の削減であり、これは、電話機や他の送信装置の有用な範囲を制限するため好ましくない。RFエネルギーへの人体の露出を減少させるように人の頭や他の部分から遠くにアンテナを位置することは、セルラー電話機や他のポータブルまたはコンパクト製品にとっての市場の問題を提起する。アンテナ効率を増加することは、より少ない電力で電話機や他の通信装置を動作させるが、これは、やがて小さなアンテナへの設計変更となり、アンテナの構成およびその隣接する構造をおそらく変更し、アンテナの放射パターンおよびアンテナのゲイン、サイズ、あるいは入力インピーダンスなどのアンテナの属性に悪影響を与えることなくユーザの東部や他の人体部分に近傍するニアフィールド(近距離)放射の強度を減少させる。
マイクロストリップアンテナを特にセルラー電話機のアンテナの使用に適合させるための広範囲な研究が成されてきた。これは、主に導電性の接地面が接地面の背面のニアフィールドエリアの電磁放射を部分的にシールドし得ることであり、それは、ユーザの頭部が位置されやすいところである。接地面のサイズが減少されるにつれ、接地面の第2の面でのニアフィールドの減少の効果がそれに相応して減少される。マイクロストリップアンテナのサイズ減少の一般的な技術は、PIFA(プレーナーインバーテッドF−アンテナ)のように放射するパッチと接地面を接続する薄い垂直方向の導体を使用することである。しかしながら、上記したように、アンテナのサイズは、アンテナの性能を妥協することなくしてあるレベルを超えて減少されてきていない。多くの実用上のアプリケーションにおいて、セルラー電話機にあるように、このような制限されたサイズの減少は十分ではない。
従って、従来の技術には、ポータブルまたはコンパクトな通信装置で使うことができ、1/4波長よりかなり小さいサイズで構成することができ、より長いアンテナの電気的特性、入力インピーダンス、ゲインおよび効率を維持するアンテナを構成する新しい方法および装置の必要性がある。このようなアンテナは、帯域幅の6%−8%またはそれ以上に範囲を広げる周波数範囲で動作可能である。さらに、新しいアンテナの構成は、装置の意図された動作中に露出されやすい頭部の隣接する組織や近傍の取り囲む表面において電磁エネルギーの吸収について減少されたSARを示す。
発明の概要
本発明の1つもしくはそれ以上の態様において、ワイヤレス通信装置は、絶縁媒体によって分離された少なくとも2つの導電性素子を有するアンテナを含むことができる。アンテナは、マイクロストリップラインとして構成され、マイクロストリップの長さに沿って変化し得る特性インピーダンスを有する導電性ストリップである。導電性素子の分離距離(separation distance)は、マイクロストリップラインの特性インピーダンスの対応する変化を生成するようにマイクロストリップラインに沿う少なくとも1つの位置で変化される。導電性素子の分離距離の変化は、急激であってもよいし、あるいは急激でなくてもよく、アンテナの電気的な共振周波数を生成し、これは、導電性素子の分離距離が均一に構成された同一の長さのアンテナの共振周波数よりも低い。
ある実施例において、前記導電性素子の1つは、好ましくは、接地面(グランドプレーン)として構成され、他方の前記導電性素子は、絶縁媒体によって接地面から分離されたマイクロストリップラインとして構成される。
ある実施例において、導電性素子の分離距離の変化は、急になるように構成され、マイクロストリップラインの局所的な特性インピーダンスの急な変化を生成する。さらなる実施例において、導電性ストリップは、ある点を除いて接地面から絶縁される。好ましくは、導電性ストリップは、一方の端部で接地面に短絡され、導電性ストリップの他方の端部がオープンにされる。
ある実施例において、接地面には、エッジに近接する曲げが形成される。好ましくは、曲げは、角張った曲げ(angular bend)である。更なる実施例において、接地面の曲げは、実質的に直角である。更なる実施例において、接地面は、直角よりも大きいまたは小さい角度で曲げられる。更なる実施例において、曲げは実質的にまっすぐなラインに沿って形成される。更なる実施例において、ギャップは、他方の導電性素子の端部と接地面の曲げの間に形成される。
ある実施例において、導電性素子の分離距離に少なくとも1つの変化を有するマイクロストリップラインとして構成されたアンテナの長さは、均一な導電性素子の分離距離を有するアンテナよりも短い。高効率で放射するアンテナは、一般に、一方の端部がオープンであり他方の端部が接地基準にショートされた、送信または受信される信号の1/4波長、両端がオープンの1/2波長におおよそ対応する長さを有するように構成される。アンテナは、1/4波長または1/2波長と比較して短い長さで形成することができるが、通常、端子に供給された全ての電力に対する放射された電力の比によって測定されるアンテナの効率は、1/4波長よりも実質的に短いアンテナの長さでは急激に減少する。短いアンテナのアンテナ性能のこのような急激な低下は、ここに開示された発明によって回避することができる。
更なる実施例において、アンテナは、絶縁媒体によって分離された少なくとも2つの導電性素子を有するマイクロストリップラインとして構成され、一方の導電性素子は、第1の面、第2の面および少なくとも1つのエッジを有する接地面として構成され、他方の導電性素子は、上記第1の面上の第1のマイクロストリップラインとして構成される。ある実施例において、接地面は、エッジに近接する曲げを含む。好ましくは、曲げは、角張った曲げである。好ましくは、アンテナは、第1および第2の端部を有する第3の導電性素子を含み、第2の面上の第2のマイクロストリップラインとして構成され、約1/4波長の奇数倍である実効的な電気的長さを有する。好ましくは、第3の導電性素子は、約1/4波長である実効的な電気的長さを有する。ある実施例において、第3の導電性素子は、接地面の曲げ部に近接して横たわる部分を有する曲げを含むことができる。好ましくは、第3の導電性素子の曲げは、角張った曲げである。複数の波長のアンテナは、放射することができるが、それらの大きなサイズおよび低い効率のため、あるアプリケーションにおいてあまり有用ではない。第2のマイクロストリップラインを形成するストリップの一方の端部は、好ましくはオープンであり(開いており)、接地面のエッジに近接して横たわるように構成され、第2のマイクロストリップラインの他方の端部は、接地面に短絡される。第3の導電性素子は、接地面の第2の側上の第2のマイクロストリップラインとして構成され、第2のマイクロストリップラインの長さに沿って変化する特性インピーダンスを有する。従って、1/4波長伝送ラインのおおよそのインピーダンス反転特性を認識することで、第2のマイクロストリップラインは、接地面の第1の側の電流が接地面のエッジで接地面の第2の面に流れるのを抑制するように動作する長さを有するように構成され得る。
更なる実施例において、第2のマイクロストリップラインは、前記分離距離に少なくとも1つの変化で接地面の第2の側から分離される。マイクロストリップラインに沿う少なくとも1つの位置での分離距離の変化は、急激であることができ、かつ第2のマイクロストリップラインに、接地面からの均一な分離距離を有するマイクロストリップラインよりも低い共振周波数を引き起こす。従って、前記第2のマイクロストリップラインの長さは、曲げ部分を持つことができるが、接地面からの均一な分離よりを有するマイクロストリップラインよりも実質的に短くなり得る。好ましくは、曲げられた部分は、エッジに近接する。好ましくは、効果的なアンテナの動作として、接地面から第2のマイクロストリップラインの前記分離距離に少なくとも2つの変化が望ましい。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、接地面から前記第2のマイクロストリップラインの前記分離距離の変化は、急激である。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、第2のマイクロストリップラインは、曲げられた端部を有するように構成され、接地面は、曲げられたエッジを持つように構成される。第2のマイクロストリップラインの曲げられた端部は、好ましくは、オープンであり(開いており)、接地面の曲げられたエッジに近接して横たわるように構成される。更なる実施例において、接地面は、曲げられたエッジに沿って曲げられた部分を含むことができる。第2のマイクロストリップラインは、曲げが曲げられたエッジに沿って形成されたところに曲げられた部分を含むことができる。好ましくは、曲げは、角張った曲げである。第2のマイクロストリップラインの他の端部は、接地面にショートされる。従って、第2のマイクロストリップラインは、接地面の第1の側の電流が接地面の曲げられたエッジ上で接地面の第2の側に流れるのを抑制するべく動作されるように構成され得る。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、減衰磁気媒体(lossy magnetic medium)は、接地面の第2の側の一部または全て、および第2のマイクロストリップラインの一部または全てに取り付けることができる。減衰磁気媒体は、エッジ上の接地面の第1の側から接地面の第2の側に流れるRF電流の結果である放射されたニアフィールドを吸収するメカニズムを提供することができ、これによりSARを減少する。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、マイクロストリップアンテナは、接地面のエッジ付近の導電性表面を延在し、かつエッジから絶縁された状態にすることによって、接地面の2つの側に位置するように構成される。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、方法は、少なくとも2つの導電性素子を有するワイヤレス通信装置のためのアンテナを形成し、絶縁媒体によって導電性素子を分離し、これにより長さに沿って変化し得る特性インピーダンスを有するマイクロストリップラインを提供することを含む。導電性素子の分離距離は、マイクロストリップ伝送ラインの沿う少なくとも1つの位置で急激にあるいは徐々に変化することができ、マイクロストリップラインの特性インピーダンスに対応する変化を生成する。この導体間隔の変化は、アンテナの電気的な共振周波数を生成し、これは、接地面から均一な導電性素子の分離距離で構成された同一の長さのアンテナの共振周波数よりも低い。好ましくは、効果的なアンテナの動作のため、分離距離に少なくとも2つの変化が望ましい。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、方法は、少なくとも2つの導電性素子を有するワイヤレス通信装置のためのアンテナを形成し、絶縁媒体によって導電性素子を分離し、これにより長さに沿って変化し得る特性インピーダンスを有するマイクロストリップラインを提供し、エッジに近接する曲げを有する接地面を導電性素子として形成することを含む。好ましくは、方法は、角張った曲げとして曲げを形成することを含む。更なる実施例において、方法は、接地面に実質的に直角である曲げを形成することを含む。更なる実施例において、方法は、直角よりも大きいまたは小さい角度で接地面に曲げを形成することを含む。更なる実施例において、方法は、実質的に真っ直ぐなラインに沿って曲げを形成することを含む。更なる実施例において、方法は、他の導電性素子の端部と接地面の曲げとの間にギャップを形成することを含む。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、方法は、絶縁媒体によって分離された少なくとも2つの導電性素子を有するアンテナを形成し、第1および第2の側と少なくとも1つのエッジを有する接地面としての1つの導電性素子を形成し、第1の側上に第1のマイクロストリップとして他の導電性素子を形成し、他の導電性素子との間には絶縁基板があることを含む。方法は、好ましくは、1/4波長の奇数倍である実効的な長さを有する第2の側上に第2のマイクロストリップラインとして第1および第2の端部を有する第3の導電性素子を形成することを含む。方法は、好ましくは、1/4波長である実効的な長さを有する第3の導電性素子を形成することを含む。第2のマイクロストリップラインの第1の端部は好ましくはオープンであり、接地面のエッジに近接し、第2のマイクロストリップラインの第2の端部は、接地面に短絡され、接地面の第1の側の電流が接地面のエッジ上の接地面の第2の側に流れることを妨害させる。ある実施例では、方法は、接地面のエッジに近接して曲げを形成することを含む。更なる実施例において、方法は、エッジに近接して第3の導電性素子に曲げを形成することを含む。好ましくは、方法は、角張った曲げとして第3の導電性素子に曲げを形成することを含む。更なる実施例において、方法は、実質的に直角でエッジに近接して第3の導電性素子に曲げを形成することを含む。更なる実施例において、方法は、直角よりも実質的に大きいまたは小さい角度でエッジに近接して第3の導電性素子に曲げを形成することを含む。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、方法は、第2のマイクロストリップラインの導電性素子の分離距離を形成するものであり、均一な導電性素子の分離距離を有するマイクロストリップ伝送ラインよりも短い長さを有するように構成するため、第2のマイクロストリップ伝送ラインに沿う少なくとも1つの位置で急激なあるいは緩やかな分離距離の変化を有する。好ましくは、効率よいアンテナの動作のため、分離距離に少なくとも2つの変化が望ましい。
本発明の1つもしくはそれ以上の態様によれば、方法は、接地面の第2の側の一部または全体と第2のマイクロストリップラインの一部または全体に減衰性の磁気媒体を与え、エッジ上の接地面の第1の側から接地面の第2の側に流れるRF電流の結果である放射された近距離フィールドを吸収するメカニズムを提供するようにし、これによりSARを減少させる。
好ましい実施例の使用および作成が以下に詳細に説明される。しかしながら、本発明は、広範な変形に具現化され得る多くの適用可能な発明の概念を提供することに留意されるべきである。ここに説明される具体的な実施例は、本発明を使用し作成するための具体的な方法の単なる例示であり、本発明の範囲を制限するものではない。
図面の参照において、同種の記号標記は同種の素子を示し、また同じ最後の2つの数字で終わる番号も同様である。最初に図1を参照すると、従来のモノポールアンテナ100が例示されている。モノポールアンテナ100は、接地面(ground plane)102上に延びる導電性ワイヤ101を含む。モノポールアンテナは、接地面102の開口125を介してRF電力源(図示しない)により給電点120から給電される。モノポールアンテナ100は、接地面102上に距離Lだけ延び、典型的に送信または受信する周波数の1/4波長である。接地面102は、おおよそ波長の1/2またはそれ以上のオーダーの幅Wを有する。
導電性ワイヤ101のRF電流173は、接地面102の上面(トップサイド)に電荷の流れを生じさせ、導電性ワイヤ101の電流の接地面102上に部分的にミラーのイメージを生じさせる。ミラーのようにされた電流は、長さ2Lのダイポールアンテナの効果を生成する。接地面の幅Wは、放射される信号の波長よりずっと大きいことが理想的だが、実用上の幅Wは、波長と同等またはそれよりも短い。
導電性ワイヤ101のRF電流173によって接地面102の上面側に引き起こされた電流174は、接地面102のエッジで導電性に不連続または切れ目に遭遇する。その結果は、接地面102のエッジ上を流れる電流175と、接地面102の背面を流れる電流176とを引き起こす。
通常、接地面102は、接地面102の背面に直面する領域に、導電性ワイヤ101によって引き起こされた電磁場(electromagnetic field)をシールドする効果を提供することが期待される。しかしながら、その制限された幅Wと交差する方向の制限された寸法の結果として、上記したように接地面102の背面に誘発された電流は、接地面102の背面に直面する領域への近距離の放射源として働く。
もし、このようなアンテナの構成が人の頭部に近接して置かれたならば、実質的な電磁ニアフィールドがRF電流176のような背面の電流によって頭部に結合されるであろう。従って、この従来のアンテナの欠点は、接地面102上に延在する導電性の放射するワイヤに要求される実質的な長さと、アンテナシステムの背面または裏面に形成される実質的な電磁ニアフィールドとを含んでいる。
次に、図2は、共に係属中の特許出願第10/214、746号、2002年8月9日に提出されたマイクロストリップアンテナ200を例示し、これは参照によってここに含まれる。マイクロストリップアンテナ200は、絶縁基板203によって接地面202から分離された導電性の放射するストリップ201を含む。導電性の放射するストリップ201は、給電点220でRF電力源(図示しない)によって給電され、給電点220は、好ましくは、要求されるアンテナのインピーダンスを得るため放射するストリップ201に対して中心からずれて(オフセンター)で結合され、さらに、通常は、図1に例示された構成と同様の手法で接地面202の開口225を介して接地面202の背面のRF電力源に結合され得る。導電性の放射するストリップ201の中心は、図2において破線のラベルcl(中心線)で示されている。接地面202の背面の給電点220との結合は、接地面にグランドされたフランジを有する同軸コネクタ(図示しない)で成すことができる。
導電性の放射するストリップ201の長さLは、通常、放射される信号の1/2波長程度かそれよりも幾分小さい。しかしながら、導電性の放射するストリップ201の幅の不連続は、図には等しくない幅W1とW2によって例示されているが、放射するストリップを形成するストリップラインの特性インピーダンスにおいて対応する不連続を提供し、1/2波長よりも実質的に小さい長さLを有するが、1/2波長に非常に近い長さを有するアンテナの特性を有するアンテナを生成する。
放射するストリップ201のより短い長さに適応するようにストリップラインの特性インピーダンスの実質的な不連続を形成するため、幅W1と幅W2の実質的な差が利用される。下層にある接地面202からの分離よりもかなり大きな幅を有するストリップラインは、その幅に対する接地面202からの分離距離の比におおよそ比例する特性インピーダンスを示す。ストリップライン幅の実質的な不連続は、従って、特性インピーダンスの実質的な不連続を生成する。これらの不連続は、図2に例示されたエッジ233、および234のような放射するストリップ201の長いエッジになる。導電性の放射するストリップ201の開いているエッジ231および232の等価な磁気電流は、概してエッジ233および234と反対方向に電流を導き、これは、伝送損失がおおよそ等しい状態にある間、放射されるフィールドへの寄与をほとんど生じさせない。フィールドキャンセル効果は、アンテナの構成の効率を減少させ、アンテナ性能を妥協することなく放射される信号の1/2波長と比較して短い長さを持つアンテナを作る機会を制限することになる。
図3aを参照すると、ここに例示するものは、本発明の原理に従い構成された、導電性の放射するストリップ301の接地面からの分離距離の不連続を有するマイクロストリップアンテナ300aのエッジから見た図(エッジビュー)である。マイクロストリップアンテナ300aは、マイクロストリップラインの形状で導電性の放射するストリップを含み、これは、約1/2波長の実効的な電気的長さを有し、接地面302から急激に変化した分離距離を有する。導電性の放射するストリップ301は、導電性の接地面302から絶縁基板303によって分離され、絶縁基板303には、導電性の放射するストリップ301に適応するようにくぼみ(例えば、溝)が設けられた、変化する厚さを有している。異なるまたは同様の絶縁材料が絶縁基板303およびアンテナ(または、後述するようないずれかのアンテナ)を有する伝送ラインの誘電材料に用いることができることが理解されよう。導電性ストリップ301は、接地面302の開口325および絶縁基板303を介して、放射するマイクロストリップ301への給電点320の導体によってRF電力源(図示しない)から給電される。上記図2にで述べたように、給電点320は、好ましくはインピーダンス整合のために中心からずれて結合される。接地面302に結合されたフランジを有する同軸コネクタ329は、給電点320への低損失結合を提供するために用いることができる。アンテナ300aは、同軸コネクタ329を有する放射する素子301と結合された同軸伝送ラインを含むけれども、他の伝送ラインのタイプもまたこのような“ツインリード(twin lead:並行な導体ライン)のアンテナ(または後述するアンテナ)に、適切な相互接続構成を用いて利用することができることが理解されよう。
接地面上での放射するストリップの不連続な分離距離の例として、0.008インチおよび0.25インチの分離が図3aに示されている。アプリケーションの要求の観点から好ましいより小さな分離距離はできるだけ薄いことであり、好ましいより大きな分離距離は、波長の約0.5%ないし約5%である。もし、より大きな分離距離がより厚くなされるならば、アンテナの帯域幅はより広くなり、アンテナ効率は良くなる。実質的な比を持つ接地面302からの分離距離の変化は、導電ストリップ301と接地面302によって形成されたストリップラインのインピーダンスの大雑把な比例した変化を提供する。ここで説明されたアンテナは、放射する素子の急激および/または緩やかな変化を含むことができ、放射フィールドや他の動作特性を変更するためデザインに含めることができる他の導電性素子を含むことができる。
上述したように、ストリップラインの特性インピーダンスは、接地面からのストリップラインの分離距離に比例して変化する。従って、特性インピーダンスの実質的な変化は、放射するフィールドを反対にしかつキャンセルを有する長い導電通路を取り入れることなく、かつかなりの電力損失を被ることなく達成することができる。結果は、アンテナ性能の妥協がなく、接地面から均一な分離距離で構成されたマイクロストリップアンテナの長さよりも実質的に短くすることができる全体の長さLを有するマイクロストリップアンテナとなる。接地面からの分離距離に2つまたはそれ以上の変化を含むことで、長さLは、分離距離の変化なしに構成されたマイクロストリップアンテナの1/4波長の長さよりも実際上小さくなり得る。
図3bを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップ300bのエッジから見た図であり、これは、約1/4波長の実効的な電気的長さを有し、接地面302から導電性の放射するストリップの不連続な分離距離を有する。図3aのエレメントと同様の図3bのアンテナ300bのエレメントの説明は省略する。図3aに例示された導電性の放射するストリップ301は、約1/2波長の実効的な電気的長さを有し、両端部が開いた状態で示されている。図3bに例示される導電性の放射するストリップ301は、約1/4波長の実効的な電気的長さを有し、1つの端部が開いており、1つの端部が短絡ストリップ311で接地面302にショートされている。
この2つのステップのため、1/4波長の電気的長さと同等であり、約0.75cm、1.0cm、および0.75cm(全体のマイクロストリップ長さが2.5cm)のマイクロストリップ部分を持つ図3bに示されるマイクロストリップデザインは、誘電材料が約1.0の誘電率を持つとき、約700MHzの電気的な共振周波数となる。この周波数で分離距離に変化をもたないマイクロストリップラインアンテナ300bの共振(1/4波長)長さは、約10.5cmである。このアンテナの好ましい指向のゲインは、約0−2dBi、すなわり、基準等方性ラジエーター(reference isotropic radiator)よりも0−2dB大きいと測定された。
図3cを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ300cのエッジから見た図であり、これは、接地面302から導電性の放射するストリップ301の不連続な分離距離を有する。図3c(および後述する図3dの)実施例は、図3aおよび図3bに比べて、サイズの費用はあるけれども、より高い効率もつという長所がある。この実施例は、例えば、大きなアイテムをトラックするのに使用されるRFタグにようなサイズがさほど重要とならないアプリケーションにおいて有用である。
図3aの素子と同様の図3cのアンテナの素子の説明は省略する。ここに例示の導電性の放射するストリップ301は、約1/2波長の実効的な電気的長さを有し、358および359で接地面からの分離距離に2つの変化を有することが示されている。本例において、給電点320は、接地面から小さな分離距離にあり、導電性の放射するストリップ301の端部は、大きな分離距離にある。給電点320の位置は、好ましくは、RF電力源と整合するように必要な給電点のインピーダンスを提供するように放射するストリップ301の中心からオフセットされている。接地面302に結合されたフランジを有する同軸コネクタ329は、給電点320に対する低損失結合を提供するために用いることができる。
マイクロストリップライン301および接地面302は、好ましくは、銅、アルミニウム、銀、または他の適切に良好な導電性の性質を有する材料や合金から構成され、導電性材料の厚さは、典型的に1milのオーダーである。絶縁基板303は、好ましくは機械的に適切な誘電体から構成されるが、好ましくは、カリフォルニア ノーウォーク プミスストリート13503、リッチモンドエアクラフトプロダクツから入手可能な、例えばロハセル(Rohacell)51HFのような発泡体のような約1.0の低い誘電率を有する。高い誘電率を有する誘電体材料の使用は、よりアンテナのサイズを減少させるが、より低い効率をもつアンテナとなる。導電性材料と絶縁材量の多層構造を形成するためのアディティブおよびサブトラクティブリソグラフプロセスを含む一般的な製造技術は、従来より広く知られており、ここでは説明を省略する。
図3dを参照すると、ここに例示のものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ300dのエッジから見た図であり、これは、接地面302上に分離距離の変化を有する。図3dに例示される導電性の放射するストリップ301は、約1/4波長の実効的な電気的長さを有し、1つの端部が開いており、1つの端部が短絡ストリップ311で接地面302にショートされている。図3aおよび図3bの素子と同様の図3dのアンテナの残りの素子は説明を省略する。
図4aを参照すると、例示されているものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ400aのエッジから見た図であり、これは、接地面402上に458および459のような分離距離の変化を有する。図3aに例示されるマイクロストリップアンテナと異なり、図4aに例示されるアンテナは、平坦な表面401を有し、これは、最終的な製品を作成する上での利点になり得る。この場合、組立の利便性のために有用な適切な材料が、空洞(キャビティ)を充填するために用いることができる。さらに、458および459の分離距離の変化の位置の間にある導電性素子の内側部分は、くぼんだままにされ、非導電性の材料で充填されることができる。図3aに示された類似の素子に対応する図4aに例示された他の素子は、説明を省略する。図4aに例示されたアンテナの電気的な性質は、図3aに例示されたアンテナの特性と実質的に同様である。この充填の変形は、ここに開示された実施例の他のものにも成すことができる。
図4bを参照すると、例示されているものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ400bのエッジから見た図であり、これは、接地面402上に458および459の分離距離の変化と、平坦な表面401を有する。図4aに例示したアンテナと同様に、分離距離の変化458、459の位置の間の導電性素子の内側部分は、窪んだままにされても良いし、非導電性の材料で充填されてもよい。マイクロストリップアンテナ400bの実効的な電気的長さは、約1/4波長である。短絡ストリップ411は、マイクロストリップアンテナ400bの右側の端部を接地面402に短絡している。図4aに示された同様の素子に対応する図4bに例示された他の素子の説明は省略する。
図4cを参照すると、例示されているものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ400cのエッジから見た図であり、これは、プラスチックや他の誘電材料のような電磁気的に透過な封止体(エンクロージャー)437で構成され、アンテナの導電性素子が内側または外側の面に配置されている。好ましくは、封止体は、水蒸気や他の汚染物の進入を防ぐために気密封止される。このコンテナは、テフロン(登録商標)や他の適切な絶縁体のような固体の誘電体材料を含むことができ、あるいは、誘電体発泡体、乾燥した窒素のようなガス、あるいは真空を含むようにしてもよい。図4aに示された同様の素子に対応する図4cに例示された他の素子の説明は省略する。ここに例示された他のアンテナのいずれも電磁気的に透過な封止体で構成することができる。
図5aを参照すると、例示されているものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ500aのエッジから見た図であり、これは、接地面上に分離距離の変化を有し、マイクロストリップアンテナは、接地面502の裏面側にマイクロストリップラインとして形成された第2の導電性ストリップ510を含み、ストリップ510の左側の端部511が接地面502にショートされ、右側の端部512が電気的にオープンであり接地面502のエッジ523に近接している。第2の導電性ストリップ510の長さLは、好ましくは、伝送される信号の約1/4波長に構成されるが、約1/4波長の奇数倍を用いることができる。
第2の導電性ストリップ510は、1/4波長のトランスとして動作し、オープンの端部に非常に大きなインピーダンスを提供する。従って、有限の電圧がオープンの端部に印加されたとき、流れる電流は非常に小さい。
右側のエッジ523の周りに導かれる電流は、通常、伝送される信号の周波数でオープン回路に遭遇し、接地面502の表側522に反射して戻される。これらの電流は、アッセンブリの裏面に有益に出現せず、これにより、人体の頭部にさもなくば結合し得る近距離の電磁気放射に寄与しない。同様に、第3の導電性ストリップが接地面の他のエッジに位置することでき、通常、他のエッジに向けて流れる電流を反射する。第2または第3の導電性ストリップの電流の反射の動作は、導電性の放射するストリップ501の不連続な分離距離の性質に依存せず、従って、接地面からの分離距離の変化なしに構成された通常のマイクロストリップアンテナに用いることができる。しかしながら、分離距離に変化を有しない導電性ストリップの長さは、その変化を有するものよりも実質的に長くなる。
図5bを参照すると、例示されるものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ500bのエッジから見た図であり、これは、接地面上に分離距離の変化を有し、放射するストリップ501の右側の端部を接地面502に短絡する短絡ストリップ511を有している。マイクロストリップアンテナ500bは、約1/4波長の実効的な電気的長さを有し、接地面502の裏面側にマイクロストリップラインとして構成された第2の導電性ストリップ510を含み、一方の端部511aが接地面にショートされ、他方の端部が電気的にオープンであり接地面のエッジ523に近接している。さらに、第3の導電性ストリップ510aが接地面502の裏面側にマイクロストリップラインとして構成され、一方の端部が第2の導電性ストリップ510の短絡された端部の近傍に結合され、他方の端部512aは電気的にオープンである。2つの導電性ストリップ510、510aは、接地面502の裏面側上にRF電流の流れを妨害するように動作する。
図6aを参照すると、例示されるものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600aのエッジから見た図であり、これは、接地面からの分離距離に変化を有し、マイクロストリップアンテナ600aは、第2および第3の導電性ストリップ610、610aを含み、各々は、接地面602の第2の側に約1/4波長の実効的な電気長さを有し、一方の端部、例えば611は、接地面にショートされ、他方の端部、例えば612は、電気的にオープンであり、接地面602のエッジ、例えば623に近接している(図5aの参照で述べたように)。第2および第3の導電性ストリップ610、610aは、絶縁基板、例えば603aによって接地面602から分離されている。
第2の導電性ストリップ610は、接地面602の第2の面から分離距離に変化をもつように構成される。このストリップラインのインピーダンスの変化は、物理的な長さよりも実質的に長い実効的な電気的長さを生成する。従って、第2の導電性ストリップ610は、接地面602から均一な分離距離を有する導電性ストリップよりも実質的に短い長さLを有する1/4波長伝送ラインとして構成され得、これにより、接地面602の右側のエッジ623付近に導かれたRF電流を通常反射して接地面の第1の面上に戻すオープン回路が作られる。
第2の導電性ストリップ610のRF電流反射特性は、導電性の放射するストリップ601の不連続な分離特性に依存せず、従って、分離距離に変化を有しない通常のマイクロストリップアンテナに使用することができる。さらに、接地面602の第2の側から分離距離に変化を有する第3の導電性ストリップは、接地面602の他のエッジに位置することができ、当該他のエッジに向かって普通に流れる電流を反射する。
図6aはまた、接地面602の第2の側上に適合された減衰磁気層(lossy magnetic layer)605を例示している。減衰磁気層は、接地面602の第2の側の一部または全てを覆うことができ、導電性ストリップ601の一部または全ては、電流を接地面の第1の側に反射するように動作する。減衰磁気層605は、接地面602の裏面側に誘発され得るニアフィールド(近距離場)の放射を吸収するためのメカニズムをファーフィールド(遠距離場)の名目上の影響にのみ提供する。従って、SARは、アンテナの主な放射特性に実質的に影響を与えることなくさらに減少され得る。セルラー通信に用いられる周波数で好ましく例示される吸収力のある特性をもつ材料は、減衰フェライト材料である。減衰磁気材料の望ましい性質は、吸収力のあるニアフィールド(近距離場)での損失メカニズムを提供するように伝送周波数での透磁率(permeability)の大きな虚の成分と、低い電気的な導電性である。図6aの実施例についての模範を例示したが、減衰磁気層605は、ここに説明された実施例に利用可能であることが理解されよう。
図6bは、本発明の原理に従い構成された、マイクロストリップアンテナ600bのエッジから見た図であり、アンテナ600bは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の不連続な分離距離を有する。マイクロストリップアンテナ600bは、約1/4波長の実効的な電気的長さを有し、接地面602からの分離距離658および659に2つの急激な変化を有するマイクロストリップライン形状の導電性の放射するストリップ601を含む。導電性の放射するストリップ601は、絶縁基板603によって導電性の接地面602から分離され、絶縁基板603は、導電性の放射するストリップ601の分離距離の変化に適応するように窪み(例えば、溝)によって提供されるような変化する厚さを有する。導電性ストリップ601は、好ましくは接地面602に結合されたフランジを有する同軸コネクタ629を用い、接地面602の開口625を介して導体によって給電点620でRF電力源(図示しない)から給電される。接地面602からの分離距離の変化は、マイクロストリップアンテナ600bが接地面からの均一な分離距離で構成されたマイクロストリップアンテナの長さよりも実質的に短くすることができる全体の長さLで構成することができ、アンテナの性能を妥協することなく改善し得る。接地面602からの分離距離の2つの変化658および659を含むことで、長さLは、分離距離に変化を有せず構成されたマイクロストリップアンテナの1/4波長よりも実用的に小さくされ得る。
マイクロストリップアンテナ600bは、第2および第3の導電性ストリップ610および610aを接地面602の第2の側に含み、これらは、導電性接地面602から絶縁基板603aによって分離され、導電性ストリップ610の一方の端部は短絡611aで接地面602に短絡され、各々の他の端部(612と612a)は図5bで述べたように電気的にオープンである。第2および第3の導電性ストリップ610および610aは、好ましくは、1/4波長の伝送ラインで構成される。第2および第3の導電性ストリップ610、610aの電流−反射動作は、導電性の放射するストリップ601の不連続な分離性質に依存せず、分離距離に変化のない普通のマイクロストリップアンテナに用いることができる。第2および第3の導電性ストリップ610、610aは、RF電流が接地面602の裏面に流れるのを妨害し、これにより、接地面の第2の側(裏面)、すなわち、マイクロストリップアンテナの対向する側の近距離場の放射を実質的に減少する。マイクロストリップアンテナ600bは、好ましくは減衰磁気材料605を含み、接地面602の裏面側の近距離場の放射されたエネルギーをより吸収する。
図6cを参照すると、例示されているものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600cの3次元図であり、これは、接地面からの分離距離に変化を有している。マイクロストリップアンテナ600cは、1/2波長の実効的な電気的長さを有し、接地面602の第2の側に第2の導電性ストリップ610を有し、左側の端部611は接地面602にショートされ、右側の端部612は図5aで述べたように電気的にオープンであり接地面602のエッジ623に近接している。さらに、第3の導電性ストリップ610aが接地面602の第2の側に含まれており、右側の端部611aが接地面602にショートされ、左側の端部612aが電気的にオープンである。2つの導電性ストリップ612、612aは、好ましくは、上記に例示したアンテナについて述べたように、接地面から分離距離の変化、例えば658、659を含む。給電点620は、放射するストリップ601の中心からオフセットされ、RF電力源のインピーダンスと整合する必要な給電点インピーダンスを提供する。放射するストリップ601の中心は、破線C1で示されている。接地面602に結合されたフランジを有する同軸コネクタ(図示しない)は、接地面602の開口625を介して給電点620への低損失結合を提供するように用いられても良い。
図6dを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600dのエッジから見た図であり、これは、接地面602からの分離距離に変化を有する。放射する導電性ストリップ601は、1/2波長の実効的な電気的長さを有し、接地面602のエッジを越えて延在し、接地面602の裏面側まで続く。この方法では、接地面602のサイズを減少するだけでなく長さLもさらに減少され得る。放射するストリップ601は、好ましくは、中心からずれた給電点620から給電され、必要な給電点インピーダンス整合を提供する。給電点620は、好ましくは、例示された同軸コネクタや、あるいは前述したストリップライン給電のような給電方法を用いてRF電力源に結合される。図6dに例示の構成において、同軸ケーブルのシールドは、放射するストリップ601に結合され、同軸ケーブルの中心の導体は接地面602に結合される。
図6eを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600eのエッジから見た図であり、これは、1/4波長の等価な電気的長さを有し、接地面からの分離距離に変化を有している。放射する導電性ストリップ601は、1/4波長の実効的な電気的長さを有し、接地面602のエッジを越えて延在し、図6dで述べた方法のように、接地面602の裏面側まで続いている。この方法では、この1/4波長アンテナの長さLは、より減少され得る。接地面602の裏面上の絶縁基板603aの厚さは、帯域幅および効率を改善するため、接地面602の表面側の絶縁基板603の厚さよりも大きく示され、このことは、ここに詳述された他のアンテナの構成に用いることができる。さらに、先の図6dで例示されたように、同軸ケーブルのシールドは放射するストリップ601に結合され、同軸ケーブルの中心の導体は接地面602に結合される。
図6fを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成された接地面602の第2の側(裏面側)の導電性ストリップの3次元図およびエッジから見た図である。導電性ストリップ610は、接地面602の外周エッジに近接する曲げられた外側の端部612を持ち、絶縁媒体603によって接地面602から分離されるように構成される。導電性ストリップ610はさらに接地面602からの分離距離に変化をもつように構成される。導電性ストリップ610の中心点611は、導電ピンによって接地面602にショートされている。導電性ストリップ610は、従って、1/4波長円筒状伝送ラインとして構成される。1つの端部がショートされ1つの端部がオープンである1/4波長伝送レインの電流妨害効果は、例えば図5aおよび図6aの参照で上述したとおりである。これは、アンテナによって対向する側に誘発されるように、接地面602の裏面側の曲げられた外側の端部を流れ得るRF電流の高インピーダンスを生成する。この方法で、セルラー電話機を使用するとき人体の頭部に露出されやすい近距離場の厄介な放射が実質的に減少され得る。もし、導電性ストリップ610が中心からずれて給電されるならば、ダイポールと類似の放射パターンを得るためにTM11モードが励磁され得る。
次に、図6gを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600gのエッジから見た図であり、これは、折り曲げられた接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有する。接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に複数の変化を有するマイクロストリップアンテナは、本発明のさらなる態様に従う。図6gないし図6pのアンテナに例示された寸法は、同様であり、約860MHzの周波数を送信し受信するように動作する。図の平面からのアンテナの寸法は、約0.4インチである。導電性の放射するストリップ601は、絶縁基板603によって接地面602から分離されている。放射するフィールドは、導電性の放射するストリップ601のエッジ648上の領域に効果的に生成される。絶縁基板603を形成する誘電体材料は、例示のアンテナの860MHzで約1.0の誘電率を有する。導電性の放射するストリップ601と折り曲げられた接地面602との間に小さな分離距離を形成するため、誘電率が約3.38を有するロジャー(Rogers)RO4003の材料の薄い誘電体層669が絶縁基板603の下に形成され得る。約0.008インチの分離距離が図に例示されているが、もっと薄い層がもっと小さな寸法のアンテナに形成することができる。RO4003材料または同様のタイプの材料は、好ましくは、絶縁基板603を形成するために用いることができる発泡体材料に生じ得る組立の問題を減少するために用いられる。薄い誘電体層の同様の適用は、本発明の他の図に例示されたアンテナの構成に用いることができる。RF電力源(図示しない)は、同軸ライン642およびSMAコネクタ(例えば、サブミニチュアバージョンAコネクタ)のような同軸コネクタ629を介してアンテナに結合される。導電性の放射するストリップ601の給電点620の位置は、要求されるアンテナインピーダンスを得るように選択される。図に示される寸法において、アンテナインピーダンスは、約50Ωである。選択的に、受信される信号がアンテナによって同軸ライン642に生成される。接地面602は、エッジに近接する曲げ644を持つように形成され、接地面602の当初の面から曲がる折り曲げ部641を生成する。図6gに例示された導電性の放射するストリップ601は、約1/4波長の実効的な電気的長さを有し、一方の端部648がオープンであり、他方が短絡ストリップ611で接地面602にショートされている。図6gに例示された方法および後述する図6hないし6pで述べられる方法で構成される接地面に曲げを有するアンテナは、サイズがコンパクトなだけでなく、実質的な帯域幅を示す。6%−8%またはそれ以上の広さの帯域幅が実現可能であり、これは、送信するまたは受信する周波数が通常の使用中に容易に変更され得るポータブル通信装置にとって非常に大きな効果である。好ましい指向におけるアンテナのゲイン(利得)は、約0−2dBiであり、基準の等方性の放射器よりも0−2dB大きい。
図6hを参照すると、例示されたものは、マイクロストリップアンテナ600hのエッジから見た図であり、これは、折り曲げられた接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有する。折り曲げられた接地面602は、本発明の原理に従い構成された折り曲げられた接地面602にエッジに近接する曲げ644を有し、接地面602に第2の曲げ664を含み、導電性の放射するストリップ601のセグメント上に接地面セグメント663を形成する。
図6iを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600iのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有する。マイクロストリップアンテナ600iは、接地面602の裏面側にマイクロストリップラインとして形成された第2の導電性ストリップ610を含み、その左側の端部611aが接地面602にショートされ、その右側の端部612が電気的にオープンである。第2の導電性ストリップは、図に急減な変化が例示された、接地面602からの分離距離に2つの変化を有する。第2の導電性ストリップ610の等価な電気的長さは、好ましくは、転送または受信されるべき信号の約1/4波長となるように構成されるが、約1/4波長の奇数倍であってもよい。第2の導電性ストリップは、1/4波長のトランスとして動作し、オープンとなっている端部に非常に大きなインピーダンスを提供する。従って、有限の電圧がオープンとなっている端部に印加されたとき、オープンとなっている端部に流れる電流は非常に小さい。右上のエッジ623付近に導かれる通常の電流は、送信されるべき信号の周波数で開いている回路に遭遇し、上記したように、接地面602の表面622に反射して戻される。
図6gに例示された素子と同様の図6hまたは図6iないし以下の図6pの素子の説明は省略する。
図6jを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600jのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に1つの変化を有し、接地面602の裏面側に1/4波長の等価な電気的長さを有しかつ接地面602から分離距離に1つの変化を有する第2の導電性ストリップ610を含む。接地面602の裏面側にマイクロストリップラインとして形成された第2の導電性ストリップ610は、接地面602にショートされた左側の端部611aと電気的にオープンな右側の端部612を有する。第2の導電性ストリップ610は、上記したように、電流を接地面602の表面に反射して戻すように動作する。
図6kを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600kのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有する。接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に複数の変化を有するマイクロストリップアンテナは、本発明の更なる態様に従う。接地面602は、エッジに隣接する曲げ644を有するように形成され、接地面602の当初の面から延びる曲げ部分641を生成する。図6kに例示された曲げ644は、効率的な、広い帯域幅のアンテナを生成するために実効的であり得る90の曲げを超えている。選択的に、曲げ644は、直角よりも小さい角度で形成され得る。
図6lを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600lのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有し、接地面602の裏面側に1/4波長の等価な電気的長さを有する第2の導電性ストリップ610を含む。第2の導電性ストリップ610は、エッジ近傍に曲げ649を有して形成され、第2の導電性ストリップ610の当初の面から延在する曲げ部647を生成する。図6lに例示された曲げ649は、直角の曲げを超えており、接地面602の曲げ644と関連して、効率的な、広い帯域幅のアンテナを生成するために実効的であり得る。選択的に、曲げ649は、直角よりも小さい角度で形成され得る。
図6mを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600mのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有し、接地面602の裏面側に1/4波長の等価な電気的長さを有し、かつ接地面602からの分離距離にたった1つの変化を有する第2の導電性ストリップ610を含む。2つの接地面602と第2の導電性ストリップ610は、直角を超える曲げ644、649を有するように例示される。選択的に、曲げ649は、直角よりも小さい角度で形成され得る。図6mに例示された曲げは、効率的な、広い帯域幅のアンテナを生成するための実効的であり得る。
図6nを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600nのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有し、導電性ストリップ601の傾斜した部分645を含む。傾斜した導電性の放射するストリップの内側の部分643は、中空でありまたは充填することができる。充填材料は、導電性であってもよいし、非導電性であってもよい。約0.080インチであることができるギャップが、傾斜された導電性の放射するストリップの右側のエッジ646と接地面602の曲げ644との間に形成され、傾斜された導電性の放射するストリップ上に放射するフィールドを生成することを促進する。接地面602は、エッジ近傍に曲げ644を有して形成され、接地面602の当初の面から延びる曲げ部分641を生成する。図6nに例示された曲げは、効率的な、広い帯域幅のアンテナを生成するため実効的であり得る直角の曲げである。
図6oを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600oのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有し、上記図6nに関連して述べたように導電性の放射するストリップ601の傾斜した部分645を含み、さらに、接地面602の裏面側に1/4波長の等価な電気的長さを有しかつ接地面602からの分離距離に変化を含む第2の導電性ストリップ610を含む。第2の導電性ストリップ610は、エッジに近接する曲げ649を持つように形成され、第2の導電性ストリップ610の当初の面から横たわる曲げ部分647を生成する。図6lに例示された曲げ649は、実質的に直角の曲げまたはそれを超える曲げであり、接地面602の曲げに関連して、効率的な、広い帯域幅のアンテナを生成するために実効的であり得る。
図6pを参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたマイクロストリップアンテナ600pのエッジから見た図であり、これは、接地面602から導電性の放射するストリップ601の分離距離に変化を有し、上記図6nに関連して述べたように導電性の放射するストリップ601の傾斜した部分645を含み、さらに、接地面602の裏面側に1/4波長の等価な電気的長さを有するが、接地面602からの分離距離に単一の変化を含む第2の導電性ストリップ610を含む。接地面602および第2の導電性ストリップ610は、図6pに示すように、実質的に直角であるエッジ近傍の曲げを含んで形成されることができ、もともとの面から横たわる曲げ部分641、647を生成する。選択的に、曲げは、直角よりも大きくまたは小さく形成されても良い。図6kに例示された曲げは、効率的な、広い帯域幅のアンテナを生成するために実効的であり得る。曲げは、放射するエッジのインピーダンスが遷移の終りで自由空間のインピーダンスに変換されるよう成される。
種々の実施例のアンテナは、数多くのアプリケーションに使用され得る。ある例は、料金収集、在庫トラッキング等のRFタグである。他の例は、セルラー電話機であり、これは、特に、実施例の種々の減少されたSARの効果を有することができる。セルラー電話機の例は、以下の図7および図8に示される。
図7を参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたセルラー電話機セット700のブロック図を表している。セルラー電話機700は、
複数の当事者、複数の周波数、複数のベース基地、モバイル環境において、信頼性のあるマンツーマンの2重の通信に対応することが必要な複雑な信号を送信しかつ受信するように構成されたデバイスである。図7に示されたブロックは、独自の方法でアレンジされていないが、実行されるために必要な必須の機能を表している。
しかしながら、アンテナ701は、送信および受信通路の双方のインラインであるだけでなく、低SARを有する小さなサイズで実行し得る能力が人体への可能性のあるわずかな影響または悪影響について心配をすることなく長期間および継続的な広範囲のセルラー電話機の使用に必須であるという、セルラー電話機セット700のデザインにおいて基本的な機能である。従って、セルラー電話機の小型化および接地面の裏面側の近距離フィールドの放射パターンの縮減は、デザインの切り離せない部分となっている。
図7の残りの部分は、セット700の状態に基づき選択的にアンテナ701を送信または受信経路に結合する送信/受信スイッチ781である。受信経路は、レシーバブロック782とデモジュレータブロック783を含み、増幅、フィルタリング、周波数シフト、および入力された信号からオーディオやその他の情報を抽出するために必要な検出機能を含む。さらに、信号処理は、信号がラウドスピーカ785aに結合される前に信号処理ブロック784によって必要な処理を実行される。
送信経路は、モジュレータ788、発振器789b、および送信電力増幅789aを含む。オーディオ信号は、信号処理ブロック784に結合されたマイクロフォン785bによって発生される。送信および受信経路の双方は、ブロック784によって示されるような信号処理ブロックによって制御され、自動的な二重の動作を提供する。
すべての機能の動作のための電力は、電力変換器787bに結合されたバッテリー787aによって提供され、変換器787bは、概して、回路の種々の機能ブロックに対して例えばV1およびV2のような複数の出力電圧を供給する。
セルラー電話機の実用的な実施は、シリコンのような実質的な集積回路を必要とし、そのような回路は、回路機能の中で複雑な処理や相互接続のための多数の機会を提供することが理解されよう。図7に示す構成は、一般的な信号の流れを例示することのみを意図したものであり、具体的な製品のデザインを表したものではない。
図8を参照すると、例示されたものは、本発明の原理に従い構成されたセルラー電話機セット800の略図である。セルラー電話機セット800は、ラウドスピーカ891、マイクロフォン894、キーパッド893、ディスプレイ892およびバッテリー887aを含む。制御および他の素子、例えば電力および機能ボタンは、簡潔のため図から省略している。
セルラー電話機セット800は、セット800の裏面側にマイクロストリップアンテナ800aを含み、本発明の原理に従い構成されたアンテナ接地面(図示しない)の裏面上に導電性ストリップ810を有する。マクロストリップアンテナ800aは、800bとして拡大して示されている。導電性ストリップ810は、図に示すように、アンテナ接地面の外側のエッジに近接するように意図された外側の端部を有する円形状の構成である。導電性ストリップ810は、人体の頭部に直面するアンテナ接地面の側のRF電流の流れを妨害するよう動作するように構成され得、これによりSARを減少させる。従って、セルラー電話機セットの集積されたデザインは、コンパクトであり、効率的であり、人体の健康について吸収される放射や可能性のある重要性を心配することなく長い期間を動作可能である。
本発明が特定の実施例を参照して詳細に説明されたが、当業者であれば、発明の最も広い形態の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更、置換、および変形が発明の実施例の代替のみならず成し得ることが理解されよう。
本発明とそれらの効果のより完全な理解のため、添付する図面に関連する以下の記載を参照する。
図1は従来のモノポールアンテナの例示である。 幅の不連続を有するマイクロストリップアンテナを例示する。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様による接地面の第2の側での電流を減少するように構成された第2の導電性ストリップを有するマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様による接地面の第2の側での電流を減少するように構成された第2の導電性ストリップを有するマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様による接地面の第2の側での電流を減少するように構成された第2および第3の導電性ストリップを有するマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様による電流を減少するように構成された接地面の第2の側上の第2の導電性ストリップを有するマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様による電流を減少するように構成された接地面の第2の側上の第2および第3の導電性ストリップを有するマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様による接地面の第2の側上で電流を減少するように構成された円形の導電性ストリップの3次元図および端面(エッジ)図である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるエッジ近傍の接地面における屈曲を含むマイクロストリップアンテナの例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、導電性放電ストリップのセグメント上の接地面セグメントを形成するため接地面に第2の屈曲により従われたエッジ近傍の接地面における屈曲を含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の接地面における屈曲、および接地面から分離距離に変化を有しエッジ近傍の屈曲を含む第3の導電性エレメントを含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の屈曲を有する接地面および接地面から分離距離に1つの変化を有しエッジ近傍の屈曲を含む第3の導電性エレメントを含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の接地面において直角よりも大きな角度を有する屈曲を含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の接地面において直角よりも大きな角度を有する屈曲と、接地面から分離距離に変化を有しエッジ近傍の類似の屈曲を含む第3の導電性エレメントを含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の直角よりも大きな角度を有する屈曲有する接地面と、接地面から分離距離に1つの変化を有しエッジ近傍の類似の屈曲を含む第3の導電性エレメントを含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の接地面の屈曲と、凹みまたは充填された部分と傾斜する面を有する導電性エレメントを含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の屈曲を有する導電性の接地面と、凹みまたは充填された部分と傾斜する面を有する導電性エレメントと、接地面から分離距離に変化を有しエッジ近傍の屈曲を含む第3の導電性エレメントを含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるマイクロストリップアンテナの例示であり、エッジ近傍の屈曲を有する導電性の接地面と、凹みまたは充填された部分と傾斜する面を有する導電性エレメントと、接地面から分離距離に1つの変化を有しエッジ近傍の屈曲を含む第3の導電性エレメントを含む。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様によるセルラー電話機のブロック図の例示である。 本発明の1つもしくはそれ以上の態様による、接地面の第2の側上の電流を減少するように構成された円形の導電性ストリップを含むセルラー電話機セットの略図の例示である。

Claims (30)

  1. 絶縁基板と、
    絶縁基板の第1の面上に配置された2つの端部を有する導電性ストリップであって、導電性ストリップは、その長さに沿って変更し得る特性インピーダンスを有し、導電性ストリップは、分離距離によって接地面から分離され、分離距離は、導電性ストリップに沿った少なくとも1つの位置で変化される、前記導電性ストリップと、
    絶縁基板の第2の面上に配置された接地面であって、第2の面は、第1の面と対向し、接地面がエッジに近接する曲げを有して形成される、前記接地面と
    を有するアンテナ。
  2. 導電性ストリップは、ある地点をのぞき接地面から絶縁されている、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 接地面の曲げは、角張った曲げである、請求項1に記載のアンテナ。
  4. 接地面の曲げは、実質的に直角である、請求項1に記載のアンテナ。
  5. 第2の曲げが接地面に形成され、導電性ストリップ上に横たわる接地面のセグメントを形成する、請求項1に記載のアンテナ。
  6. 導電性ストリップには、端部に近接する傾斜した部分が形成されている、請求項1に記載のアンテナ。
  7. 傾斜した部分は、中空である、請求項6に記載のアンテナ。
  8. 導電性素子の前記分離距離は、導電性パッチの長さに沿って急激に変化される、請求項1に記載のアンテナ。
  9. アンテナはさらに、マイクロストリップラインの短絡された端部に近接する給電点を含む、請求項1に記載のアンテナ。
  10. アンテナはさらに、前記接地面の少なくとも一部に配置された減衰磁気材料を含む、請求項1に記載のアンテナ。
  11. 導電性ストリップと対向する前記接地面の側に配置されかつ一部を除いて前記接地面から絶縁された別の導電性素子を含む、請求項1に記載のアンテナ。
  12. 別の導電性素子は、前記接地面のエッジに近接する端部を有し、曲げが前記エッジに近接して前記別の導電性素子に形成される、請求項11に記載のアンテナ。
  13. 前記別の導電性素子に形成された曲げは、角張った曲げである、請求項11に記載のアンテナ。
  14. アンテナはさらに、別の導電性素子と前記接地面との間に配置された種々の厚さを有する絶縁材料を含む、請求項11に記載のアンテナ。
  15. 別の導電性素子と前記接地面との間に配置された絶縁材料の厚さは、少なくとも1つの位置で急激に変化する、請求項11に記載のアンテナ。
  16. 基板は、実質的に1に等しい相対的な誘電率を有する材料から形成される、請求項1に記載のアンテナ。
  17. アンテナの製造方法であって、
    絶縁基板を形成し、
    基板の第1の面上に導電性ストリップを形成し、導電性ストリップは、その長さに沿って変化し得る特性インピーダンスを有し、導電性ストリップは、接地面から分離距離だけ分離され、分離距離は、導電性ストリップの沿って少なくとも1つの位置で変化されており、
    基板の第2の面上に接地面を形成し、第2の面は第1の面に対向し、曲げがエッジに近接して接地面に形成される、
    製造方法。
  18. 曲げは角張った曲げである、請求項17に記載の方法。
  19. 導電性素子の分離距離は、導電性ストリップの長さに沿って急激に変化される、請求項17に記載の方法。
  20. 別の導電性素子が導電性ストリップと対向する接地面の側に配置されかつ接地面から一部を除いて絶縁される、請求項17に記載の方法。
  21. 別の導電性素子は、前記接地面のエッジに近接する端部を有する、請求項17に記載の方法。
  22. 接地面の曲げは実質的に直角である、請求項17に記載の方法。
  23. 製造方法は、接地面に第2の曲げを形成し、導電性ストリップ上に横たわる接地面のセグメントを形成する、請求項17に記載の方法。
  24. 導電性ストリップは、端部に近接する傾斜された部分を持つように形成される、請求項17に記載の方法。
  25. RF通信装置であって、
    送信装置と、
    受信装置と、
    送信装置および受信装置に結合されたアンテナであって、アンテナは、絶縁基板、絶縁基板の第1の面上に配置された導電性ストリップ、および絶縁基板の第2の面上に配置された接地面を含み、第2の面は第1の面に対向し、導電性ストリップが接地面から分離距離だけ分離され、分離距離は、導電性ストリップに沿った少なくとも1つの位置で変化され、接地面にはエッジに近接する曲げが形成される、RF通信装置。
  26. 導電性素子の前記分離距離は、導電性経路の長さに沿って急激に変化される、請求項25に記載の装置。
  27. 接地面のある側に配置された、別の導電性素子を有する、請求項25に記載の装置。
  28. 別の導電性素子は、前記接地面のエッジに近接する端部を有する、請求項25に記載の装置。
  29. RF通信装置は、セルラー電話機を含む、請求項25に記載の装置。
  30. RF通信装置は、RF識別タグを含む、請求項25に記載の装置。
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