JP2008516520A - いくつかの中間ネットワークを介して、ホームサービスネットワークからローミングネットワークへaaaメッセージをルーティングする方法、装置及びシステム - Google Patents

いくつかの中間ネットワークを介して、ホームサービスネットワークからローミングネットワークへaaaメッセージをルーティングする方法、装置及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2008516520A
JP2008516520A JP2007535629A JP2007535629A JP2008516520A JP 2008516520 A JP2008516520 A JP 2008516520A JP 2007535629 A JP2007535629 A JP 2007535629A JP 2007535629 A JP2007535629 A JP 2007535629A JP 2008516520 A JP2008516520 A JP 2008516520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aaa
network
list
home
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007535629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4587332B2 (ja
Inventor
ルーン,ヨハン
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2008516520A publication Critical patent/JP2008516520A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4587332B2 publication Critical patent/JP4587332B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • H04L63/0892Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities by using authentication-authorization-accounting [AAA] servers or protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M15/00Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/06Authentication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/24Accounting or billing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

ローミング移動端末によってアクセスされるローカルアクセスネットワークと、ホームサービスネットワーク間での、認証、認可あるいはアカウンティング関連(AAA)メッセージの拡張されたルーティングが記載される。移動端末とホームサービスネットワーク間のAAAメッセージのルーティング時に使用するための1つ以上の中間サービスネットワークのリストが生成され、あるいは取得されて、記憶される。このリストは、ローカルアクセスネットワークから発信されたものであるか、ホームネットワークで発信されたものであるかを、AAAメッセージのルーティング時に使用される。

Description

関連出願の相互参照
本願は、「ローミング移動端末用の中間ネットワークのホームネットワーク支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,782号、「ローミング移動端末用の中間ネットワークの端末支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,780号、「中間ネットワークプリファレンスを含むローカルアクセスネットワークから発信されるAAAルーティングの拡張」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,783号に関連するものである。これらの出願の開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
本発明の分野
本発明は、アクセスネットワークを介する接続を確立するための方法及び装置に関するものである。このアクセスネットワークには、例えば、少なくとも1つの移動端末及び少なくとも1つのサービスアクセスあるいはバックボーンネットワークと通信する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)がある。この少なくとも1つのサービスアクセスあるいはバックボーンネットワークは、サービスを取得するための、ユーザあるいは移動端末認証及び認可の少なくとも一方を含んでいる。これに関しては、本発明は、一般的には、WLANのようなローカル無線アクセスネットワーク(例えば、IEEE802.11に基づく)とUMTSのような公衆地上移動体ネットワーク(PLMN)とを相互作用させることに関するものであり、特に、このようなネットワークに対する、ローミング、認証、認可及びアカウンティング(AAA)コンフィグレーションの少なくとも1つに関するものである。但し、本発明は、無線アクセスネットワークとPLMN以外のタイプに適用することができる。
背景及び要約
無線通信は、著しく成長していて、かつ大規模な範囲で音声及びデータ通信の両方を可能にしている。事実、WLANアクセスネットワークは、現在、空港、ホテル、ショッピングモール及びコーヒーショップのような多くの公共の場に展開されている。WLANマーケットは、現在、急速に拡張していて、また、移動体オペレータに対する補助的なサービスとして提供されている。PLMNコアネットワークオペレータ、例えば、GPRSおよびUMTSネットワークオペレータは、従来より、ワイドエリアGPRSあるいはUMTSネットワークを介して移動体パケットデータサービスへのアクセスを提供している。より最近では、これらの移動体オペレータは、高容量のWLANアクセスネットワークを介して直接的な移動体パケットデータサービスも提供している。理想的には、移動体オペレータは、PLMNとWLAN間で切れ目ないパケットデータサービスを提供することができる。
移動体オペレータの補助的なWLANサービスに対しては、いくつかの重要な要件が存在する。第1に、WLANは、標準として確立されている、GPRSやUMTSのようなPLMNと相互作用しなければならない。GPRS及びUMTSの少なくとも一方は、PLMNの例として使用される。具体的には、GPRS/UMTSネットワークのセキュリティを低下させることなく、既存のGPRS/UMTS認証メカニズムをWLANアクセスに対し再使用することを可能にしなければならない。第2に、ワイドエリアセルラー無線アクセスネットワークとWLANアクセスネットワーク間で、ローミングが許容され、かつ特定されなければならない。重要なことは、異なる移動体オペレータのWLAN間のローミングがサポートされなければならない。WLANアクセスネットワークは、1つ以上のサービスネットワークとの直接的なあるいは間接的な関係を持っていても良い。
図1は、移動端末(MT)10がローカルアクセスネットワーク12を介するアクセスをリクエストするアクセスコンフィグレーションを示している。ローカルアクセスネットワーク12は、典型的には、自身のローカルアクセス通信エリアに存在する、移動端末10のようなWLANクライアントに対する「ホットスポット」無線接続性を提供する。ローカルアクセスネットワーク12は、ホームサービスネットワーク14に接続されていて、これは、最高の通信サービスを提供し、かつ移動端末10との直接的な関係を維持する。ローカルアクセスネットワーク12は、1つ以上のアクセスポイント16(例えば、無線基地局)を含み、これは、無線通信あるいは無線インタフェースを介する通信サービスへのアクセスを提供する。アクセスルータ18は、インターネット/イントラネット13へのデータゲートウェイであり、また、ホームサービスネットワーク14へのデータゲートウェイでもあり、これは、移動端末10とホームサービスネットワーク14間でデータをルーティングする(但し、アクセスルータ18とホームサービスネットワーク14間のデータ経路は示していない)。認証、認可及びアカウンティング(AAA)サーバ20は、サービスへのアクセスが許可される前に、移動端末10の認証及び認可の少なくとも一方の実行時に関与する。これに関して、AAAは、認証、認可あるいはアカウンティング、更には、同様の動作の1つ以上を意味する一般的な用語として使用する。AAAサーバ20は、アクセスが一旦許可されると、アカウンティング機能にも関与する。ホームAAAサーバ24は、ホーム加入者サーバ(HSS22)に接続されていて、これは、ホーム加入者サーバデータベース(不図示)にアクセスする。ホームAAAサーバ24は、認証及び認可処理を使用して、移動端末を認証及び認可し、これらの処理は、通常、周知のRADIUSあるいはDiameterプロトコルを使用して実行される。RADIUSあるいはDiameterメッセージにおける情報フィールドは、本明細書では、「属性」あるいは「AVP」として参照する。ここで、AVPは、「属性値ペア(Attribute Value Pair)」を表している。
図2は、ローカルアクセスネットワークが、どのようにしてホームサービスネットワークと間接的な関係(即ち、中間サービスネットワークを介して)を持つことができるかを示している。ローカルアクセスネットワークは、中間サービスネットワーク30、34及び38との関係を持っている。それぞれの中間サービスネットワークは、自身にAAAサーバ32、36及び40を有している。ここで、2つの中間サービスネットワーク30及び34だけが、ホームサービスネットワーク14とのローミング協定を持っている。図示されてはいないが、ローカルアクセスネットワークと中間サービスネットワーク30、34及び38間のネットワーク(あるいは複数のネットワークですら)は、「ローミングコンソーシアム」の形式で存在していても良い。
UMTS/WLAN加入者がWLANアクセスネットワークにアクセスする場合、加入者の端末は、加入者のネットワークアクセス識別子(NAI)をネットワークへ送信する。NAIは、1999年1月のRFC2486の「ネットワークアクセス識別子」に記載される「name@operator−realm」フォーマットを有する識別子である。NAIは、拡張認証プロトコル(EAP)オーバLAN(EAPOL:Extensible Authentication Protocol (EAP) over LAN)を使用して送信される。NAIの転送は、EAP認証及びキーアグリーメント(AKA:Authentication and Key Agreement)処理、あるいはEAP加入者アイデンティティモジュール(SIM)処理のどちらかをもたらす。前者の処理は、インターネット草稿である、ジェイ.アルッコ等による「EAP AKA認証」のdraft−arkko−pppext−eap−aka−10.txtに記載されている。後者の処理は、インターネット草稿である、エイチ.ハベリネン等による「EAP SIM 認証」のdraft−haverinen−pppext−eap−sim−11.txtに記載されている。WLAN AP16あるいはアクセスルータ18(ほとんどはAP)に配置されているAAAクライアントは、AAAプロトコルを介してNAIをAAAサーバへ転送する(例えば、RADIUSは、RFC2865のシー.リグネイ等による「リモート認証ダイヤルインユーザサービス(RADIUS)」に記載されている。あるいはDiameterは、RFC3588のパット アール.カルホウン等による「Diameterベースプロトコル」、インターネット草稿であるパット アール.カルホウン等による「Diameterネットワークアクセスサーバアプリケーション」のdraft−ietf−AAA−diameter−nasreq−12.txt、及びエド ピー.エロネンによる「Diameter拡張認証プロトコル(EAP)アプリケーション」のdraft−ietf−AAA−eap−02.txtに記載されている)。これは、通常は、デフォルトAAAサーバであり、これは、UMTS/WLANオペレータのAAAサーバ、あるいはWLANネットワークオペレータ(これらのオペレータが1つでなく、かつ同一でない場合)のAAAサーバのどちらかであっても良い。後者の場合、WLANネットワークのAAAサーバは、RADIUSあるいはDiamterを介して、NAIを加入者のホームUMTS/WLANネットワークのAAAサーバへ転送する。ホームAAAサーバは、受信したメッセージを処理して、移動端末に対する認証処理を実行する。次以降のAAAメッセージ(例えば、セッション中のアカウンティングに対する)は、おそらくは、WLANネットワークのAAAサーバを介して、AAAクライアントとホームAAAサーバ間の同一経路を通過する。
UMTS/WLAN加入者が、その加入者のホームネットワークとの関係を持っていないWLANネットワークにローミングする場合、訪問先WLANネットワークが、加入者のホームUMTSネットワークとのローミング協定を有しているUMTSネットワークとの関係を有している場合にのみ、その加入者はアクセスが許可される。この関係は、AAAブローカあるいはプロキシを介する直接的な関係あるいは間接的な関係であっても良い。
訪問先WLANアクセスネットワーク(即ち、加入者のホームUMTSネットワークとのローミング協定を持っているUMTSネットワーク)と加入者のホームネットワーク間のAAA通信が訪問先UMTSネットワークを経由しなければならない例が、図2で示される。より詳しくは、AAAクライアントから訪問先WLANネットワークのAAAサーバへ送信されるAAAメッセージは、中間の訪問先UMTSネットワーク(30あるいは34)のAAAサーバを介して、加入者のホームUMTSネットワーク14のホームAAAサーバ23へ転送される。
この協定の問題は、訪問先WLANネットワーク12のAAAサーバ20が、複数のUMTSネットワークとの関係を持っている可能性があることである。つまり、WLAN AAAサーバ20は、自身に関係するUMTSネットワークのどれが、ローミング加入者のホームUMTSネットワーク14とのローミング協定を持っているかがわからない。訪問先ネットワーク12のAAAサーバ20がこれについての知識を持っているとしても、加入者のホームUMTSネットワーク14は、訪問先WLANネットワーク12に関係する2つ以上のUMTSネットワークとのローミング協定を持つことができるからである。中間の訪問先UMTSネットワークの選択は、不可能あるいは訪問先WLANネットワーク12のAAAサーバ20に対して任意のものとなるので、ホームサービスネットワーク14と加入者の少なくとも一方は、この選択を行えるようにするべきであり、そうすることで、最も適切な中間訪問先サービスネットワークが選択される。例えば、図2では、中間サービスネットワーク1は、中間の訪問先ネットワークとして選択されても良いが、中間サービスネットワーク2は、より良い選択がなされるものとなる、あるいは単に加入者が希望する中間サービスネットワークとなる可能性がある。任意のイベントにおいて、中間サービスネットワーク3は選択されることはない。これは、ホームサービスネットワーク14は、そのネットワークとのローミング協定を有していないからである。
この問題に取り組む方法はいくつか存在している。可能な2つの方法では、WLANネットワークは、WLANネットワークに関係するサービスネットワークについての情報を移動端末へ提供する。次に、移動端末は、その中間の訪問先サービスネットワークとして、関係するサービルネットワークの1つを選択し、「拡張NAI」あるいは「修正された(decorated)NAI」に組み込まれる情報を介して、選択されたネットワークを指示する。修正されたNAIのフォーマットは、例えば、home−realm/name@intermidiary−visited−network−realm、あるいはhome−realm!name@intermediary−visited−network−realmとすることができる。中間の訪問先サービスネットワークのAAAサーバは、修正されたNAIを解釈して、intermidiary−visited−network−realm部分を削除し、home−realm部分を、@の文字以降の通常の位置に移動して、スラッシュ文字あるいはエクスクラメーションマークを削除する(つまり、修正されたNAIを通常のNAIへ変更する)、その後、そのAAAメッセージ(修正されたNAIが含まれていた)を加入者ホームネットワークのAAAサーバへ転送する。選択的には、訪問先WLANネットワークのAAAサーバは、AAAメッセージを中間の訪問先サービスネットワークのAAAサーバへ送信する前に、この動作を実行することができる。
この2つの方法の違いは、関係するネットワークについての情報がどのようにして端末かつある範囲で搬送され、修正されたNAIがどのようにして訪問先WLANネットワークのAAAサーバへ送信されるかである。第1の方法では、「WLAN AP」によって通常にブロードキャストされるあるいは「広告される」サービスセット識別子(SSID)は、関係するUMTSネットワーク(群)についての情報を含むように修正することができる。次に、移動端末は、WLANアクセスネットワークにアクセスするかしないかを選択することができ、WLANアクセスネットワークにアクセスすることを選択する場合、移動端末は、認証処理中に、(WLANネットワークからのEAP−アイデンティティリクエストメッセージに応答する)EAP−アイデンティティ応答メッセージに、修正されたNAIのネットワーク選択情報を供給することができる。
ここで、SSIDのサイズは制限されているので、(30オクテットデータ以下)、この方法は、実現対象の仮想APの概念に依存することになる。仮想APの概念を用いると、単一の物理的なAPは複数の仮想APを実現することができるので、いくつかのWLANホットスポットプロバイダは、同一のインフラストラクチャを共有することができる。ネットワーク広告の状況では、各関係するUMTSネットワークは、自身の所有する仮想APによって表現されることになる。各仮想APは、対応するUMTSネットワークを識別する固有のSSIDを広告する自身の所有するビーコンフレームを送信することになる。
第2の方法では、関係するUMTSネットワークについての情報は、WLANネットワークから端末へのEAP−アイデンティティリクエストメッセージに含めることができる(EAPアイデンティティリクエストメッセージのフォーマットは、RFC2284のエル.ブルンク等による「PPP拡張可能認証プロトコル(EAP)」に記載されている)。具体的には、中間ネットワーク情報は、EAP−アイデンティティリクエストメッセージ内のタイプデータフィールドのNULL文字の後に含めることができる。EPA−アイデンティティリクエストメッセージは、WLAN AP(初期EAP−アイデンティティリクエストメッセージである場合)、あるいは訪問先WLANネットワークのAAAサーバ(次のEAP−アイデンティティリクエストメッセージである場合)から発信することができる。前者の場合、APがアクセスルータでなくEAP認証器であることが提供される初期EAP−アイデンティティリクエストメッセージに含められる。後者の場合、訪問先WLANネットワークンのAAAサーバは、初期EPA−アイデンティティリクエストメッセージに応じてユーザ/端末から受信されるNAIが、AAAリクエストをユーザのホームAAAサーバへ転送することが十分でない場合にのみ、第2のEAP−アイデンティティリクエストメッセージで、関係するUMTSネットワークについての情報を端末へ送信する。移動端末は、訪問先WLANネットワークのAAAサーバへ明示的なリクエストを行い、第1EAPアイデンティティ応答メッセージのNAIの名前位置に専用リクエストストリング(例えば、「Network−Info−Requested(ネットワーク情報要求)」)を有するNAIを提供することによって、第2のEAP−アイデンティティリクエストメッセージでネットワーク情報を送信する。
これらの方法は、中間の訪問先サービスの選択が、端末で利用可能な条件及びユーザから手動で入力される条件の少なくとも一方に基づいているという、端末ベースのネットワーク選択方法である。この目的(手動ユーザ入力に加えて)のために使用することができる利用可能なデータは、例えば、以下のUSIMファイルを含んでいる。これには、アクセス技術によるユーザ制御PLMNセレクタ(USIMファイル:EPPLMNwAcT)、アクセス技術によるオペレータ制御PLMNセレクタ(USIMファイル:EPOPLMNwAcT)、禁止PLMN(USIMファイル:EPFPLMN)がある(3GPP TS 31.102 v6.2.0、「第3世代パートナシッププロジェクト、グループ端末の技術仕様書、USIMアプリケーションの特徴(リリース6)を参照」)。ここで、ユーザ制御PLMNセレクタは、ユーザ定義PLMNプライオリティリストである。オペレータ制御PLMNセレクタは、オペレータ定義PLMNプライオリティリストである。禁止PLMNは、ローミングが許可されていない禁止PLMNのリストである。
先に説明されるように、第1の方法に付随する問題は、仮想AP概念を使用するために必要とするSSIDフィールドの空間に制限があることである。この目的のために仮想AP概念を使用することは、いくつかの理由のために問題がある。これは、各仮想APが自身の所有するビーコンフレームを送信するということは、(ビーコンによって消費されるリソースによる)シグナリングオーバヘッドを増大させ、かつ実質的なスケーリングの問題を有している。いくつかの仮想APですら、AP総容量の10%オーダーの容量を消費するビーコンを生成してしまう。多くのUMTSネットワーク、例えば、ローミングコンソーシアムを介してWLANネットワークに関係するUMTSネットワークが広告されている場合、このビーコンは、AP容量のすべてを消費することになる。加えて、多くの配置されるAPは仮想AP概念を実現せず、また、将来のAPにおける自身の存在も依然として不明である。つまり、多くの設置されているAPはアップグレードされなければならない。別の問題は、多くの配置されているWLANアクセスネットワークは、自身のSSIDを変更するための位置に存在しない可能性があるという問題がある。
第2の方法にも問題がある。これは、ネットワーク情報が第1のEAPアイデンティティリクエストメッセージで送信されることが変更される場合には、APの行動は変更されなければならないことである(これは、特に、考慮する配置APの数が好ましいものではない)。別の変更では、端末と訪問先WLANネットワークのAAAサーバ間のラウンドトリップ遅延が、全体アクセス遅延に追加されることである。加えて、いくつかのEAP実装は、様々なオプションを搬送するために、EAPアイデンティティリクエストのType−DataフィールドのNULL文字以上の空間を既に使用しているので、中間UMTSネットワーク情報転送と、データ空間の既存で使用している部分との間での干渉についての潜在的なリスクが存在することになる。
これらの方法の全てに付随する一般的な問題は、これの方法が、全ての潜在的な中間UMTSネットワークについての知識を持つことを可能にすることがWLANネットワークに必要であるということである。このことは、そのような場合、あるいはそのような可能性がある場合、例えば、WLANネットワークと1つ以上の潜在的な中間UMTSネットワーク間のローミングコンソーシアムが存在する場合にさて、常に生じるとは限らない。つまり、WLANネットワークによって広告されるネットワーク情報に依存するスキームは、いくつかの状況では失敗する可能性がある。これらの方法に付随する更なる問題は、それらの方法が、例えば、ウェブベースのログイン処理を使用するWLANアクセスネットワークは除外する、WLANアクセスネットワークでサポートされるEAPOLを必要とすることである。
これらの問題は、より大規模のAAAメッセージルーティング環境にも影響を与える。図3は、移動端末(MT)とWLANを含むネットワーク例を示していて、このWLANは、2つのローミングコンソーシアム(RC)RC1とRC3と、2つのUMTSネットワークUMTS4及びUMTS5への経路(ルート)を知っている。ローミングコンソーシアム(RC)では、複数のネットワークが、共通のローミング協定に加入している。WLANネットワークがローミングコンソーシアムRC1のメンバーである場合、WLANネットワークは、RC2とUMTS1−3及び8−9を含む他のメンバーを認識することができないという可能性がある。そうでなければ、自身のルーティング体系(realm)に基づくAAAルーティングは適切に動作することはない。これは、どのRCへAAAリクエストを送信するかがわからないからである。また、通常の画像を提供するために、図3のネットワーク例のWLANは、RC1とRC3のメンバーであると想定する。
WLANネットワークは、どのネットワークがRC1、RC3、UMTS3あるいはUMTS5を越えるかがわからないので、例えば、複数のビーコンを用いる仮想AP概念を使用するSSIDを介してこれらのネットワークに報知することによって、あるいはEAPベースの広告を行うことによって、これらのネットワークRC1、RC3、UMTS3及びUMTS5だけに広告されることが合理的である。但し、この広告は、ローミング協定あるいは関係を有しているWLANを伴う全ての潜在的な中間3GPPネットワークを含んでいない。その結果、この広告は、広告されるネットワーク以外の中間RCあるいは中間UMTS、この例では、RC2とUMTS1−3及び8ー9の選択は許可しない。
例えば、ユーザが、ユーザの移動端末を介してWLANアクセスネットワークへアクセスする場合、WLAN AAAサーバは、AAAインフラストラクチャを介してどのUMTSネットワークに到達できるかを知ることができない可能性がある。それゆえ、中間UMTSネットワーク(あるいはホームUMTSネットワーク)だけを選択し指示することは、ユーザに対して最適なルーティング方法とならない可能性がある。WLANネットワークが認識できず、それゆえ、中間UMTSネットワーク(あるいはホームUMTSネットワーク)としてユーザが使用することができることをUMTSネットワークへ広告しない場合、ユーザあるいはユーザの移動端末は、アクセスをランダムにあるいは繰り返して、中間UMTSネットワークを選択しなければならない。前者の場合は、両方のオプションを満足せずに、最終的にはアクセスが拒否される可能性がある。
実際には、WLANネットワークが、次善のルートかつ不必要なアクセス拒否を含む実行可能な中間UMTSネットワークを知ることがないという、いくつかの希望しない結果が発生する可能性がある。ホームネットワークに対し複数のAAA経路が存在する場合、AAAリクエストは、より望まないものを介して転送される可能性がある。1つには、AAAリクエストは、ホームUMTSネットワークがRCを介して到達可能ではあるが、中間UMTSネットワークを介して転送される可能性がある。当然のことのように、RCを介するAAAルートは、中間UMTSネットワークを介するAAAルートとなることが好ましい。これは、UMTS−WLAN相互作用アーキテクチャが、WLANトラフィックが訪問先の中間UMTSネットワーク(3GPP−WLAN相互作用仕様書のシナリオ3に従う)を介して転送されることが必要であるからである。つまり、中間UMTSネットワークは、通常、トラフィック課金の一部を維持することになることを意味する。例えば、UMTS3がホームネットワークである場合、AAAリクエストは、RC1を介する代わりに、UMTS4を介して転送される可能がある。2つには、より多くの好ましい潜在的な中間UMTSがRCを介して到達可能ではあるとしても、AAAリクエストは、ある中間UMTSを介して転送される可能性があることである。例えば、UMTS8がホームUMTSである場合、UMTS3がより好ましい中間UMTSネットワークであるとしても、AAAリクエストは、UMTS5を介してルーティングされる可能性がある。3つには、潜在的な中間UMTSがRCを介して到達可能であるとしても、ホームネットワークあるいは潜在的な中間UMTSのいずれかへのルートを検出することができないので、AAAアクセスが拒否される可能性があることである。例えば、ホームネットワークがUMTS9である場合、UMTS2が中間UMTSとして動作できるとしても、AAAルートは検出されないであろう(かつ、アクセスは拒否されるであろう)。
中間ネットワークプリファレンスを介在するAAAルーティングに付随する別の問題は、サーバ開始メッセージ、即ち、ホームAAAサーバによって開始され、移動端末によってアクセスされるAAAクライアント向けに送信されるAAAリクエストに関するものである。ほとんどの場合、ホームAAAサーバからのメッセージ(「ダウンリンク方向」)は、AAAクライアント(「アップリンク方向」)から発信されるAAAメッセージに応答して送信される。これらの場合、中間AAAサーバとホームAAAサーバのトランザクション情報(リクエスト−応答メッセージの交換を含むトランザクション)は、AAAクライアント開始リクエストとして、同一のAAAルートあるいは経路(ダウンリンク方向)を応答メッセージが通過することを保証する。しかしながら、ホームネットワーク開始AAAリクエストの場合、AAAクライアントへのダウンリンク方向の所望の経路に沿って、AAAメッセージを案内するためのトランザクション情報は提示されない。
ホームAAAサーバは、AAAセッション情報(セッションは、移動端末によるアクセスリクエストで開始、移動端末をネットワークから切断するあるいは明示的に通信を無効にする場合、あるいはAAAサーバがセッションを終了する場合に終了する(例えば、加入者は、自身のプリペイドアカウントの残高切れによるものがある))としてターゲットAAAクライアントのFQDNを記憶し、かつそれをサーバ開始AAAリクエストをルーティングするために使用することができるが、このFQDNは、中間ネットワークについての情報を提供しない。つまり、ホームネットワークサーバ開始AAAリクエストが所望の中間ネットワーク(利用可能ものがあると想定する)を通過するということを保証する方法がない。その代わりに、サーバ開始リクエストは、通常のルーティング体系に基づくルーティング体系に従って、即ち、ターゲットAAAクライアントのルーティング体系及びFQDNの少なくとも一方に基づいてルーティングされることになり、これは、選択された中間ネットワーク(群)を通過しない別のルートあるいは経路が使用される、あるいは経路が全く検出されないという結果を招く可能性がある。
AAAリクエストの、ルーティング体系に基づくルーティングを容易にし、かつホームネットワークへのルートを常に検出し、既存のものを提供できることを可能にするために、本発明に従えば、好ましくは、優先順位で記憶されている、潜在的な中間ネットワークのリストがAAAリクエストに含められる。最初のAAAサーバであるWLAN AAAサーバがそのリスト内の任意のネットワークの知識を持っていないとしても、ルートに従うAAAプロキシ(あるいはリレーエージェント)は、このリストを使用して、リスト内から到達可能な中間ネットワークを検出することができる。つまり、ネットワークのリストは、複雑なネットワーク状況をも処理するために十分に柔軟な「拡張ルーズ(extra loose)AAAソースルーティング」形式を可能にする。ここで、「拡張ルーズ(extra loose)AAAソースルーティング」という用語は、指示される中間ネットワークが単なる潜在的で選択可能な中間ネットワークであり、指示される中間ネットワークが通過するために必須ではないという、タイプのソースルーティングを指示することを意味するものである。優先度付けされている潜在的な中間ネットワークのリストは、様々な用法で、最初のAAAサーバであるWLAN AAAサーバで利用可能とすることができる。このような方法の2つが、「ローミング移動端末用の中間ネットワークのホームネットワーク支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,782、「ローミング移動端末用の中間ネットワークの端末支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,780に記載されている。前者の出願では、WLAN AAAサーバは、その一部がホームUMTSネットワークオペレータによる制御にある、中央AAAサーバからリストを取得する。後者の出願では、WLAN AAAサーバは、移動端末からリストを受信する。
サーバ開始AAAリクエストが、クライアント開始AAAリクエストとして、同一の選択された必須の中間ネットワーク(群)を通過することを保証するために、通過する必須の中間ネットワークそれぞれのルーティング体系(完全に記述したドメイン名(FQDN:Fully-qualified domain name)の形式)と、対応する通過する中間AAAサーバのホストアイデンティティ(FQDNの形式)が、クライアント開始AAAリクエストに記録され、かつホームAAAサーバに記憶される。続いて、ホームAAAサーバは、記憶された情報をサーバ開始AAAリクエストに含めて、そのリクエストを、ルーティング体系に基づく(時には、ホストアイデンティティに基づく)ルーズソースルーティングメカニズムを使用する必須の中間ネットワーク(群)を介してルーティングする。この場合、サーバ開始AAAリクエストが、ターゲットAAAクライアントに対して自身の方法で指示された中間ネットワーク(群)を通過しなければならないが、1つ以上の指示されていない中間ネットワーク(群)(これに加えて、指示されているもの(群))を通過しても良いという意味では、ソースルーティングメカニズムは「ルーズ」であって、「拡張ルーズ」ではない。
本発明は、訪問先ネットワークと、中間サービスネットワークプリファレンスを介在するホームサービスネットワーク間の、認証、認可あるいはアカウンティング関連(AAA)メッセージ(ローミング移動端末に関連する)の拡張ルーティングを使用して、これらの問題を解決する。本明細書で使用される「移動端末」という用語は、説明を簡単にするために、移動端末機器、移動端末のユーザあるいは加入者、SIMカードのようなパーソナルエンティティのアイデンティティ、それに加えて、移動端末に現在関連付けられている加入を含むものとする。そして、例えば、移動端末の認可あるいは認証は、ユーザアイデンティティの認可あるいは認証、及び移動端末の認可あるいは認証を含んでいる。「サービスネットワーク」という用語は、加入者へサービスを提供することができる、あるいは認証、認可及びアカウンティングにおけるシグナリングに関係付けることによって加入者へのサービスの提供を容易にすることができる任意のタイプのエンティティを含むものとし、これには、例えば、自身の加入者にサービスを提供するネットワーク、中間ネットワーク、あるいは、例えば、AAAサーバの形式でのローミングコンソーシアムがある。
移動端末とホームサービスネットワーク間でのAAAメッセージのルーティングにおいて使用可能にするために好ましい1つ以上の中間サービスネットワークのリストが記憶される。このリストは、AAAメッセージに含められ、また、1つ以上の中間サービスネットワークを使用するために使用される。選択された中間サービスネットワークは、AAAリクエストメッセージをホームサービスネットワークへ搬送する。中間サービスネットワークは、優先度によってリストに挙げられるのが好ましく、そうすることで、リスト上の最高優先度の中間サービスネットワークが最初に選択されるようにすることができる。各中間サービスネットワークは、中間サービスネットワークのAAAサーバのドメイン名あるいは完全に記述されたドメイン名(FQDN)を使用することで、リスト上で識別することできる。このリストは、例えば、1つ以上のAAA属性として、AAAメッセージに含めることができる。あるいは、AAAメッセージに含められる移動端末に関連付けられているネットワークアクセス識別子(NAI)に含められる。
AAAメッセージがローカルアクセスネットワーク(即ち、AAAクライアント)−発信AAAメッセージである場合、移動端末によって現在アクセスされているローカルアクセスネットワークは、ホームサービスネットワークに向かう第1方向でAAAメッセージをルーティングするためのリストを記憶する。ローカルアクセスネットワークがAAAメッセージに対するホームサービスネットワークへのルートを知っている場合、ローカルアクセスネットワークは、そのAAAメッセージをホームサービスネットワークに向けてルーティングする。そうでない場合、ローカルアクセスネットワークは、そのリストをAAAメッセージに含めて、そのAAAメッセージを、リスト上の中間サービスネットワークの1つへ送信する、あるいはデフォルト中間ネットワークへ送信する。
リストを伴うAAAメッセージを受信する各中間サービスネットワークは、AAAメッセージに対するホームサービスネットワークへのルートが分かっているかを判定する。ルートが分かっている場合、中間サービスネットワークは、AAAメッセージをホームサービスネットワークへ向けてルーティングする。ルートが分かっていない場合、中間サービスネットワークは、そのAAAメッセージを、リスト上の中間サービスネットワークの1つへ送信する、あるいはデフォルト中間ネットワークへ送信する。
AAAメッセージがホームサービスネットワーク発信AAAメッセージである場合、ホームサービスネットワークは、ローカルアクセスネットワークに向かう第2方向でAAAメッセージを転送するための中間サービスネットワークリストを記憶する。このリストを生成するために、AAAクライアントが、選択された1つ以上の中間サービスネットワークを介してルーティングされるAAAリクエストメッセージを発信する場合、各選択された中間サービスネットワークは、関係識別子をAAAリクエストメッセージに追加する。ホームサービスネットワークがAAAリクエストメッセージを受信する場合、ホームサービスネットワークは、選択された1つ以上の中間サービスネットワークによって含められる関係識別子(群)を使用してリストを生成する。その後、ホームネットワークがAAAメッセージをローカルアクセスネットワークへ発信したい場合、ホームサービスネットワークは、その生成されたリストに含まれる中間サービスネットワークのそれぞれを使用して、ローカルアクセスネットワークに向けてホームサービスネットワーク発信AAAメッセージをルーティングするために、その生成されたリストを使用する。
ホームサービスネットワーク発信AAAメッセージを受信する、リスト上の各中間サービスネットワークは、そのホームサービスネットワーク発信AAAメッセージを、リスト上の次の中間サービスネットワークへルーティングし、リスト上にそれ以上の中間サービスネットワークが存在しない場合には、移動端末に現在サービスを提供しているローカルアクセスネットワークに直接ルーティングする。リスト上の各中間サービスネットワークは、ローカルアクセスネットワークへ直接、ホームサービスネットワーク発信AAAメッセージをルーティングする前に、あるいはリスト上の次の中間サービスネットワークへホームサービスネットワーク発信AAAメッセージをルーティングする前に、リストから自身の関係識別子を削除する。1つの実装例では、関係識別子は、中間ネットワークのドメイン名及び中間ネットワークのAAAサーバのドメイン名の両方あるいは一方を含んでいても良い。
詳細説明
以下の説明は、特定の実施形態、処理、技術等のような特定の詳細を説明するものであり、また、この説明は例示の目的であり、限定するものではない。他の実施形態が特定の詳細とは別に採用されても良いことは、当業者であれば理解するであろう。例えば、以下の説明は、WLAN/UMTSに限定されない例を使用することで容易になり、本発明は、任意のローカルアクセス/PLMNサービスネットワークで採用することができる。いくつかの例では、不必要な詳細で説明を不明瞭にしないために、周知の方法、インタフェース、回路及びシグナリングの詳細説明は省略する。また、個々のブロックは図で示されている。当業者は、これらのブロックの機能が、個々のハードウェア回路、適切なプログラム化デジタルマイクロプロセッサあるいは汎用コンピュータと協調動作するソフトウェアプログラム及びデータ、特定用途集積回路(ASIC)、及び1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)の少なくとも1つを使用して実現することができる。
図4は、移動端末によってアクセスされるローカルアクセスネットワークと、移動端末のホームネットワーク間のAAAメッセージのルーティングを向上させるための処理例のフローチャートの概要である。まず、所望のあるいは好適な潜在的な中間PLMNネットワーク及びAAAサーバの少なくとも一方のリストが生成される(ステップS1)。このAAAサーバは、AAAメッセージをルーティング時に使用するために選択されても良い。あるいは、このAAAサーバは、移動端末によってアクセスされるローカルアクセスネットワークと、その移動端末のホームPLMN間でAAAメッセージをルーティングする場合に通過することが必須となるものである。このリストは、ローカルアクセスネットワーク及びホームPLMNの少なくとも一方に提供されるあるいは記憶される(ステップS2)。次に、このリストは、ローカルアクセスネットワークと、移動端末のホームPLMN間のAAAメッセージに含められる。このようにして、このリストは、AAAメッセージに対するルートで、選択可能なあるいは必須の中間PLMNネットワークあるいはAAAサーバを識別するために、AAAサーバで使用することができる(ステップS3)。移動端末からホームPLMNへの「アップリンク」を含むルーティング方向及びホームPLMNから移動端末への「ダウンリンク」を含むルーティング方向の一方あるいは両方において、これらの汎用処理は、様々な方法で実現することができる。
図5は、これに制限されないシステム10の例を示していて、ここでは、2つに制限されない用途の例が記載されている。移動端末(MT)14は、ローカルアクセスネットワーク12と無線通信を行い、その1つに制限されない例としてはWLANがある。ローカルアクセスネットワーク12は、AAAサーバ20とアクセスルータ18に接続されている1つ以上のアクセスポイント16を含んでいる。このアクセスルータ18は、雲形状22とともに示されているインターネット及びイントラネットの少なくとも一方に接続されている。1つの用途の例では、AAAサーバ20は、移動端末14に対して、中間の訪問先サービスネットワーク選択リスト24へのアクセスを有していても良い。このリストはローカルアクセスネットワークによって生成されても良く、あるいは移動端末(例えば、「ローミング移動端末用の中間ネットワークの端末支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,780号で説明される)、ホームPLMN(例えば、「ローミング移動端末用の中間ネットワークのホームネットワーク支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,782号)のようないくつかの他のエンティティによって提供されても良いし、更には、ユーザによる手動で入力されても良い。任意のイベントにおいて、このリストが記憶されることで、このリストは、AAAサーバ20によってアクセス可能となり、好ましくは、必要に応じてあるいは要望に応じて更新することができる。
WLAN12は、AAAサーバ38を有するローミングコンソーシアム1(RC1)と、AAAサーバ32を所有するローミングコンソーシアム3(RC3)と接続されている。WLAN12は、また、AAAサーバ34を有するPLMN4と、AAAサーバ36を有するPLMN4と接続されている。ローミングコンソーシアム3は、AAAサーバ30を含むPLMN6と接続されている。ローミングコンソーシアム1は、AAAサーバ44を含むローミングコンソーシアム2(RC2)と、AAAサーバ57を含むPLMN2と、及びAAAサーバ42を含むPLMN3と接続されている。PLMN2は、AAAサーバ58を含むPLMN9と接続されている。PLMN3は、AAAサーバ34を有するPLMN4と、AAAサーバ40を有するPLMN8とも接続されている。AAAサーバ40を含むPLMN8は、PLMN3とPLMN5との両方に接続されている。RC2は、AAAサーバ46を含むPLMN1と接続されている。PLMN1は、移動端末14に対するホームPLMN7と接続されている。
ホームPLMN7は、ホーム加入者サーバ(HSS)51に接続されているAAAサーバ48を含んでいる。別の用途の例では、AAAサーバリスト50は、AAAサーバ48によってアクセス可能であり、かつ、これは、ホームPLMN7によって開始されるAAAメッセージのルーティングのために使用することができる必須の中間の訪問先サービスネットワーク(群)をリストに挙げている。このリストは、ローカルアクセスネットワークからホームネットワークへの自身の経路において、中間AAAサーバを通過するAAAメッセージによって収集されるデータから生成することができる。更に図示されるように、AAAサーバ52を備えるPLMN52は、AAAサーバ54を備えるRC4とAAAサーバ56を備えるPLMN11と接続されている。ローカルアクセスネットワーク12から、PLMN10、PLMN11あるいはRC4へのいずれへにも利用可能可能なルーティング経路は存在しない。
第1の、制限するものではない、用途の例は、ローカルアクセスネットワーク(移動端末によってアクセスされるあるいは移動端末にサービスが提供される)からホームPLMNへのアップリンク方向へルーティングされなければならないAAAタイプメッセージに関するものである。WLMN12は、SSIDに基づく方法あるいはEAPに基づく方法(上述のような)のいずれか一方を使用して、ネットワーク情報を広告してもしなくても良い。広告されるネットワーク情報は、直接接続されるネットワーク及びRCだけを含んでいる必要がある。図5では、広告されるネットワーク情報は、PLMN4、PLMN5、RC1及びRC3を含んでいる。WLANがネットワーク情報を広告し、広告されるネットワークの1つがMT/ユーザのホームネットワークである場合、あるいは広告されるRCが、MT/ユーザがホームネットワークのメンバーであることを知っているものである場合、通常のNAI(即ち、name@home−realm)は、ホームPLMNへのルート(中間PLMNを介在しない)を検出するために必要となるもののすべてとなる。
広告されるネットワークは、ホームPLMN、あるいはホームPLMNがメンバーであるRCを含んでいないが、移動端末が中間PLMNとして使用することができるPLMNが存在するので、移動端末は、例えば、format home−realm@intermediary−network−realmあるいはhome realm!name@intermediary−network−realm等のNAIを修正したものを構築して、特定の中間PLMNを介するホームネットワークへのルートを検出することができる。移動端末は、中間PLMNリストを含むNAIを供給することもできる。また、ホームネットワーク制御方法の場合、通常のNAIを供給することができる。あるいは、PLMN選択リストをWLAN AAAサーバへ搬送するためのいくつかの他の方法が使用されても良い。ここで、中間PLMNリストは、「ローミング移動端末用の中間ネットワークの端末支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,780に記載されている。また、ホームネットワーク制御方法は、「ローミング移動端末用の中間ネットワークのホームネットワーク支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,782に記載されている。修正されたNAIルーティングが使用され、かつWLAN AAAサーバ20がその修正されたNAIをMT/ユーザから受信する場合、WLAN AAAサーバは、その修正されたNAIを使用して、AAAリクエストをその修正されたNAIによって委任されている中間ネットワークを介してホームネットワークへルーティングすることができる。
WLAN AAAサーバ20は、好ましくは、優先度/プリファレンスの順序で順序付けされている取り得る中間PLMNのリストを受信する、あるいは、取り得る中間PLMNのリストへのアクセスを有する。WLAN AAAサーバ20が移動端末のホームPLMNへのルートを有している場合、アクセスリクエスト、例えば、AAAリクエストは、通常のNAIを使用してホームPLMNへルーティングすることができる。WLAN AAAサーバ20が移動端末のホームPLMNへのルートを有していないが、取り得る中間PLMNのリスト内のPLMNの1つとの直接関係を有している場合、これは、最高優先度を有するリスト内の直接に関係するPLMNを、中間PLMNとして選択し、その選択した中間PLMNへAAAリクエストを送信する。この場合、WLAN AAAサーバ20は、オプションとして、取り得る中間PLMNのリストをAAAリクエストに含めることができる(以下で説明する方法で)。修正されたNAIのルーティングがサポートされていて、かつWLAN AAAサーバ20が移動端末から修正されたNAIを受信する場合、WLAN AAAサーバ20は、修正されたNAIを使用して、修正されたNAIで示される委任された中間ネットワークを介してホームPLMNへAAAリクエストをルーティングすることができる。この場合、修正されたNAIのルーティングは、WLAN AAAサーバ20が指示された中間ネットワークへのルートを有しない場合には失敗する可能性があるが、デフォルトのルートに従ってAAAリクエストを送信することができる。修正されたNAIのルーティングがサポートされていて、かつWLAN AAAサーバが中間PLMN選択リストの1つ以上のネットワークへのルートを有している場合、それは、中間ネットワークルーティング体系として、AAAサーバ20が有するルートである、リスト上の最高優先度のPLMNのルーティング体系を含む修正されたNAIを構築することができる。次に、WLAN AAAサーバ20は、構築された修正されたNAIが含められているAAAリクエストを、そのルートに沿って、選択された中間PLMNに向けて送信することになる。但し、WLAN AAAサーバ20は、リスト内の1つ以上のネットワークへのルートと有していて、かつ修正されたNAIが移動端末から受信されるとしても、以下で説明するより一般的な方法を使用することもできる。
WLAN AAAサーバと他の中間AAAサーバは、ホームネットワークへのルートが分からず、かつリスト内に直接関係するネットワークが存在しない場合に、中間PLMN AAAサーバ選択リストを使用してAAAメッセージのルーティングを支援することができる。WLAN AAAサーバ20は、AAAリクエストに含まれる、例えば、「優先(preferred)中間ネットワーク」と呼ばれる、AAA属性をネットワークリストに配置する。RAIDUSでは、属性は、255オクテット未満にすることができ、いくつかの優先中間ネットワーク属性は、完全なリストに適応させるために使用しなければならないようにすることができる。また、Diameterでは、単一の属性で十分となるようにするべきである。選択的には、Diameter及びRADIUSの両方において、リスト上のネットワークの相対的な優先度/プリファレンスを識別するメッセージに属性が現れる順序で、単一の属性を、リスト内の各ネットワークに対して使用することができる。優先中間ネットワーク属性は新規の属性である。そのため、これは、DiameterあるいはRADIUS、あるいはその両方への拡張を示すものである。当業者は、本実施形態がDiameterあるいはRADIUSに限定されず、任意の適切なAAAプロトコルが採用されても良いことを理解するであろう。
AAAリクエストがAAAサーバに向けてのルートに沿って送信される場合に、WLAN AAAサーバ20がリスト24内のAAAサーバの1つへのルートを有している限り、AAAリクエストは、AAAサーバ20で予め構成されているデフォルトルートへ送信される。本例では、AAAメッセージに対するデフォルトルートはRC1である。次の中間AAAサーバは、ホームネットワークへのルートを探索し、ルートが検出される場合には、そのルートに沿ってAAAリクエストを送信する。ホームネットワークに向けての既知のルートに沿ってAAAメッセージを送信する前に、中間AAAサーバは、AAAメッセージから優先中間ネットワーク属性(群)を削除することを選択しても良い。
ホームネットワークへのルートが検出されない場合、中間AAAサーバは、リスト24の先頭から優先中間ネットワーク属性(群)(例えば、最初にリストに挙げられている最高優先度のものが好ましい)をチェックし、直接関係あるいは少なくとも既知のルートを有する、リスト24上のPLMNあるいはRC AAAサーバを検出できるかを確認する。検出される場合、AAAリクエストは、そのネットワーク/AAAサーバに向けてルーティングされる。選択されたネットワークAAAサーバが中間AAAサーバと直接関係している場合、中間AAAサーバは、AAAメッセージを送信する前に、AAAメッセージから優先中間ネットワーク属性(群)を削除することを選択することができる。選択された中間ネットワーク/AAAサーバがAAAプロキシに直接関係しておらず、かつ修正されたNAIのルーティングがサポートされている場合、中間AAAサーバは、選択された中間AAAサーバを含む修正されたNAIを構築し、通常のNAIを修正されたNAIに置換し、そして、AAAメッセージから優先中間ネットワーク属性(群)を削除することができる。
一方、選択された中間AAAサーバが任意のネットワークへのルートを有していない場合(ホームネットワークでもリスト内のネットワークのいずれのでもない)、デフォルトルートが使用され、そして、上述の処理が、デフォルトルートにおける次のAAAサーバで繰り返される。最終的には、AAAリクエストがホームPLMN AAAサーバへ到達する、あるいは「ルーティング不可能」指示が返信され得る(例えば、DIAMETER_UNABLE_TO_DELIVERに設定されているリザルトコードAVPを有するDiameter回答メッセージ)。
図5では、ホームネットワークはPLMN7である。従って、WLAN AAAサーバ20は、移動端末に関係するAAAリクエストを、RC1であるデフォルトルートへルーティングする。RC1におけるAAAサーバ39は、そのAAAリクエストを、RC1のデフォルトルートであるRC2のAAAサーバ44へルーティングする。PLMN1がリスト24に含まれていると想定すると(PLMN1がPLMN7に接続されているので、そう想定されるべきである)、AAAサーバ44は、AAAリクエストをPLMN1のAAAサーバ46へルーティングする。次に、AAAリクエストは、ホームネットワークPLMN7のAAAサーバ48へルーティングされる。一方、PLMN10がホームネットワークであった場合、次に、AAAリクエストは、RC1を介して、終端に到達することになるRC2へルーティングされることになる。これは、PLMN10へのルートが存在しない、あるいは、リスト24(この例では、PLMN11とRC4を含んでいる)内に任意のネットワークが存在しないからである。WLAN AAAサーバ20がRC1からルーティング不可能指示を受信する場合、AAAメッセージをRC3へ送信することによって2回目の試行を行っても良い。
本方法は、新規の属性をサポートするために、ルート内の中間AAAサーバが変更されることを必要とする場合がある。新規の属性を理解しない中間AAAサーバの必要な動作は、新規の属性を無視し、かつ(NAIで指示される)ホームネットワークに向けてのリクエストの転送を試行することである。Diameter、例えば、Diameterリレーあるいはプロキシーエージェントを使用して、中間AAAサーバで、この必要な動作を達成するための方法は、属性が必須でないことを示すAVPヘッダ内の「M」ビットをクリアすることである。RADIUSでは、この必要な動作は、属性ベンダー仕様(例えば、3GPP仕様)を作成することによって達成することができる。Diameter及びRADIUSの両方において、この必要な動作を達成するための別の方法は、ネットワーク/AAAサーバリストを1つ以上のAAA属性に配置する代わりに、NAIに含ませることである。この別の方法を用いると、そのリストを理解する中間AAAサーバは、それを使用することになる。これに対して、そのリストを理解しない中間AAAサーバは、「ホームルーティング体系」を最後に有するロングNAIを単に参照して、それに従ってリクエストをルーティングすることになる。但し、サイズに制限があるRADIUS属性(かつ、あるRADIUS実装において、許容サイズがより制限されているNAI)は、AAAプロトコルがRADIUSである場合、この別の方法を有用性の低いものとする可能性がある。この別のスキームの利点は、WLAN AAAサーバ20がそのスキームをサポートしていない場合でさえも使用することができ、また、デフォルトルートに沿っていつくかの他のAAAサーバが動作することを提供することができ、更に、移動端末によって、リスト24をNAIに含めることを提供することができることである。そして、移動端末は、NAI、例えば、「ローミング移動端末用の中間ネットワークの端末支援選択」という名称の同一出願人による米国出願番号10/960,780号に記載される単一のEAP−アイデンティティ応答に、リスト24を含めることになる。ネットワークリストスキームをサポートしないWLAN AAAサーバは、ホームネットワークへのルートを有している場合には、ホームネットワークへAAAメッセージをルーティングし、そうでなければ、デフォルトルートに沿ってAAAメッセージをルーティングすることになる(デフォルトルートを有している場合)。AAAメッセージは、通常のルーティング体系に基づくルーティングメカニズムだけを使用するデフォルトルートに沿ってルーティングすることができるが、このスキームをサポートし、かつネットワークリストを理解する中間AAAサーバがそのメッセージを受信する場合は、可能であれば、そのスキームを使用することになる。
WLAN AAAサーバ20がRCの他のメンバーを知っていて、かつそれらのメンバーの少なくとも1つがリスト24に含まれているが、WLAN AAAサーバ20がホームネットワークを認識しない場合は、たとえRC AAAサーバが優先中間ネットワーク属性をサポートしないとしても、WLAN AAAサーバ20は、修正されたNAI(修正されたNAIのルーティングがサポートされていることが提供される)を構築して、AAAリクエストが選択された中間PLMNネットワークへ転送されることを保証することができる。例えば、PLMN9がホームネットワークであり、かつPLMN2がネットワークリストに含まれている場合、WLAN AAAサーバ20(RLMN2がRC1のメンバーであることを知っている)は、例えば、format PLMN9/name@PLMN2あるいはPLMN9!name@PLMN2の、修正されたNAIを構築して、AAAリクエストをRC1へ送信することができる。
ルーティングループ防止メカニズムは、取り得る中間ネットワークのリストがAAAルーティングを支援するために使用される場合に使用することもできる。AAAメッセージ内の取り得る中間ネットワーク内のリストに、自身の所有するルーティング体系を検出する中間AAAサーバは、メッセージを転送する前に、そのリストから自身のルーティング体系を削除する。この削除は、AAAメッセージが既に通過しているAAAサーバのルーティング体系を、次の中間AAAサーバがリストから選択することを回避する。但し、Diameterの場合のように、AAAプロトコルがビルトインルーティングループ防止メカニズムを既に有している場合、このルーティングループ防止メカニズムは必要ではない。
上述の拡張AAAルーティングは、別の修正されたNAIのルーティングは必要でない。これに対して、修正されたNAIのルーティング(かつネットワーク情報広告)を補完することができる。移動端末は、WLANネットワーク(AP)選択に対して、広告されたネットワーク情報を使用することができ、また、中間PLMNネットワークの選択に対しては、広告されたネットワーク情報を使用しても使用しなくても良い。修正されたNAIのルーティングは、上述の中間ネットワークリストによって拡張されるAAAルーティングと同時に/並行して使用することができる。修正されたNAIはネットワークリストを含むことができ、また、ネットワークリストからの情報は、修正されたNAIを構築するために使用することができる。
ここで、ローカルアクセスネットワーク発信AAAメッセージにおけるフローチャートを、図6に示す。まず、WLAN AAAサーバは、優先的な取り得る中間ネットワークあるいは中間ネットワークAAAサーバのリストを記憶する(ステップS1)。移動端末がアクセスリクエストメッセージを用いてWLANへアクセスする場合(これは、認証処理、例えば、EAP処理の一部であっても良い)、WLAN AAAサーバは、それがアクセスリクエストをホームPLMN AAAサーバへ直接ルーティングすることができる、あるいは直接関係を有するWLAN AAAサーバを有するリスト内の取り得る中間ネットワークの1つを介してルーティングすることができるか判定する。WLAN AAAサーバが、そのアクセスリクエストを直接ホームPLMNサーバへルーティングできる場合、それを実行する。一方、WLAN AAAサーバがリスト内の取り得る中間ネットワークの1つ以上との直接関係を有している場合、それは、直接関係する取り得る中間ネットワークの内、最高優先度を有するものを選択し、アクセスリクエストをその中間ネットワークへ送信する。ホームPLMNへのルートが分からず、かつ中間ネットワークリスト内に、WLAN AAAサーバと直接関係するネットワークがない場合、WLAN AAAサーバは、中間ネットワークリストをAAAリクエストメッセージに含める(ステップS3)。WLAN AAAサーバがリスト上の中間ネットワークの1つへのルートを知っている場合、これは、AAAリクエストをそのリスト上の中間ネットワークAAAサーバに向かうルートに沿って送信する。そうでない場合、WLANサーバは、予め構成されているデフェルトルートに沿ってAAAリクエストをデフォルト中間AAAサーバへ送信する(ステップS4)。ルートを検出することができる場合、次の中間AAAサーバは、AAAメッセージのホームPLMNへの送信を試行する。ルートを検出することができない場合、中間AAAサーバは、リストから中間ネットワークの1つとして、例えば、中間AAAサーバが有するルートに対し、最高優先度を有する中間ネットワークを選択し、そのルートに沿ってAAAメッセージを選択された中間ネットワークへ送信する。この中間AAAサーバがリスト上のネットワークへのルートを検出できない場合、AAAメッセージはデフォルトルートに沿って送信される(ステップS5)。ステップS5は、AAAメッセージのホームネットワークへの配信が成功するまで、あるいはメッセージがルーティング不可能と判定されるまで、各中間AAAサーバで繰り返される(ステップS6)。
中間ネットワークプリファレンスを用いる、ルーティング体系に基づくAAAルーティングを向上させるための、上述の用途の例は、アクセスネットワークからホームネットワーク(及びホームAAAサーバ)へのアップリンク方向で送信されるAAAリクエストに向けたものである。AAAリクエストは、特定の中間ネットワーク(あるいは特定の中間ネットワーク群)を介してルーティングされ、また、中間AAAサーバ(プロキシ、Diameterリレーエージェント等)に記憶されているトランザクション状態(即ち、AAAメッセージ経路あるいはルート)は、ホームAAAサーバ48からのAAA回答メッセージが逆の経路を辿ることを保証する。換言すれば、任意のAAA回答メッセージは、AAA回答メッセージで起動されるAAAリクエストメッセージとして、同一の中間ネットワーク(群)を通過することになる(但し、逆順かつ逆方向で)。第2の、制限するものではない、用途の例は、AAAサーバ開始AAAリクエスト(即ち、ホームAAAサーバあるいは中間AAAサーバから送信される未承諾AAAリクエスト)が1つ以上の選択された中間ネットワーク(群)を介する経路を通過することを保証するために使用することができる。修正されたNAIのルーティングスキームに対しても同じである。通常は、このようなサーバ開始AAAリクエストは、通常のルーティング体系に基づくルーティング原理に従ってルーティングされることになる(ターゲットAAAクライアントのルーティング体系及びFQDNの少なくとも一方に基づく)、これは、選択されたあるいは必要な中間ネットワーク(群)を通過しない別の経路が使用される、あるいは経路が全く検出されないという結果となる可能性がある。
ホームサーバ開始AAAリクエストを、ローカルアクセスネットワークからのAAAリクエストとして同一の選択された中間ネットワーク(群)を通過させるために、AAAルート、即ち、中間ネットワーク(群)を定義する情報がホームAAAサーバに搬送されて記憶されなければならない、あるいは中間AAAサーバあるいはそれらの両方に搬送されて記憶されなければならない。1つのソリューションは、すべての中間AAAサーバにこの種の情報を記憶することである。但し、このことは、トランザクション状態状態、例えば、セッション状態情報よりもより長い存続期間で状態情報を記憶することを意味する。この状況では、トランザクションは、各方向(アップリンク及びダウンリンク)における、AAAメッセージ、即ち、AAAリクエストメッセージとAAA回答メッセージとの単独の交換である。これは、いくつかの状況では、例えば、通常、トランザクション状態情報だけを記憶する、Diameterリレーエージェントに対しては、好ましくない可能性がある。別のより好適なソリューションは、AAAルート情報をホームAAAサーバへ搬送し、かつそれをセッション状態情報としてそこに記憶することである。セッション状態情報は、移動端末がセッションを切断するあるいは終了する場合に終了する、あるいはホームAAAサーバがセッションを終了する場合に終了するセッションであって、かつアップリンクとダウンリンク交換を含むことができるセッションの期間に対して有効である。
この後者のソリューションを実現するための1つの方法は、各選択された中間ネットワークについての必要な情報を2つのAAA属性、例えば、いわゆる「Traversed−Mandatory−Intermediary−Realm(通過必須中間ルーティング体系)」と「Traversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm(通過ホストの必須中間ルーティング体系)」に挿入することであり、こうして、最初のAAAリクエストがローカルアクセスネットワークからホームAAAサーバへ送信される。AAA属性を使用する方法による、AAAサーバ開始メッセージに対する拡張AAAルーティングメカニズムは、単一の明示的に選択された中間サービスネットワークだけが存在する場合に対してまず説明されるものであり、また、このメカニズムは、複数の明示的に選択された中間サービスネットワークが存在する可能性がある一般的な場合にも一般化されている。AAAリクエストが明示的に選択された中間サービスネットワークを通過する場合、中間ネットワークのAAAサーバは、自身のルーティング体系(FQDNの形式)をTraversed−Mandatory−Intermediary−Realm属性に挿入し、かつ自身の主有するホストアイデンティティ(FQDNの形式)をTraversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm属性に挿入し、これらの両方の属性をAAAリクエストメッセージに追加する。
ここで、「明示的に選択された」の表現は、AAA通信である役割を有することになり、かつセッション状態を記憶することができ、また、その結果、サーバ開始AAAメッセージに含まれる情報(純粋なAAAルーティング関連情報以外の)を使用する(かつ更に必要とする)可能性がある中間サービスネットワークの選択を意味するものである。ここで、この役割は、例えば、訪問先UMTSネットワークの役割、あるいはそれ以外のいくつかの役割として、ポリシーが適用されるあるいはアカウンティングデータが監視される等を意味する役割がある。中間サービスネットワークのAAAサーバは、サーバ開始AAAメッセージを通過させる必要があるかを自身で判定することができる。明示的に選択された中間サービスネットワーク(群)は、ローカルアクセスネットワークとホームサービスネットワーク間のすべての中間サービスネットワークのすべてあるいはサブセットであっても良い。例えば、明示的に選択された中間サービスネットワークは、取り得る中間ネットワーク(上述のような)のリストから選択されても良いし、あるいは修正されたNAIで指示されても良い。この用途の例の目的は、サーバ開始AAAメッセージが明示的に選択された中間サービスネットワーク(群)を通過することを保証することである(但し、AAAクライアント開始AAAメッセージでに対する逆順序及び逆方向)。つまり、明示的に選択されたサービスネットワーク(群)は、アップリンク方向でAAAクライアント開始AAAメッセージをルーティングする場合に選択可能とすることができ、一旦、選択されると、明示的に選択された中間サービスネットワーク(群)は、ダウンリンク方向で次のサーバ開始AAAメッセージに対して必須になる。その結果、明示的に選択された中間サービスネットワーク(群)は、この用途の例の状況では、サーバ開始AAAメッセージに対して必須の中間サービスネットワーク(群)として見なされる。
ホームAAAサーバがAAAリクエストを受信する場合、これは、Traversed−Mandatory−Intermediary−Realm属性とTraversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm属性の内容を記憶する。その後、ダウンリンクにサーバ開始AAAリクエストを送信する場合、ホームAAAサーバは、ルーティング体系に基づく(時には、ホストアイデンティティに基づく)ルーズソースルーティングに対して記憶された情報を使用することができる。つまり、必須の中間ネットワークについてのルーティング情報をサーバ開始AAAリクエストメッセージに含めることで、そのリクエストが必須の中間ネットワークを介してルーティングされることを保証する。いくつかのサーバ開始AAAメッセージに対しては、選択された中間ネットワークのルーティング体系を提供するAAAサーバのグループ以外のどの中間AAAサーバをメッセージが通過することは問題とならない場合がある。この場合、ホームAAAサーバは、サーバ開始AAAメッセージに、必要な中間ネットワークのルーティング体系(FQDNの形式)、例えば、いわゆる「Intermediary−Realm(中間ルーティング体系)」と呼ばれる属性を含める。
他のサーバ開始AAAメッセージに対しては、最初のクライアント開始AAAリクエストが通過した同一の中間AAAサーバ(選択された中間ネットワークの同一ルーティング体系を提供するAAAサーバの取り得るグループ以外)に、サーバ開始メッセージも通過することが重要となる場合がある。このようなメッセージの例には、Diameter中止セッションリクエスト(Diameter Abort-Session-Request)メッセージがある。このようなメッセージでは、ホームAAAサーバは、必須の中間ネットワークのルーティング体系に加えて、通過する特定の中間AAAサーバのホストアイデンティティ(FQDNの形式)を、例えば、「Intermediary−Host(中間ホスト)」と呼ばれる属性に含める。ホームAAAサーバと、取り得る中間AAAサーバ、例えば、プロキシ及びリレーエージェントの少なくとも一方は、Intermediary−Realm属性に基づいて、あるいは、存在する場合には、Intermediary−Host属性に基づいて、サーバ開始AAAリクエストを選択された中間ネットワークに向けてルーティングする。中間AAAサーバがサーバ開始AAAリクエストを受信する場合、そのリクエストを転送する前に、中間AAAサーバは、Intermediary−Realm属性を削除し、かつ存在する場合には、Intermediary−Host属性を削除する。次に、Intermediary−Realm属性とIntermediary−Host属性がない状態で、サーバ開始AAAリクエストが、通常のルーティング体系に基づくルーティング原理を使用して、即ち、ターゲットAAAクライアントのルーティング体系及びFQDNの少なくとも一方に基づいて、ローカルアクセスネットワークへルーティングされる。
サーバ開始AAAリクエストを、1つの中間ネットワークを通過させることを制御するこの方法は、複数の予め選択された(必須の)中間ネットワークにも適用する。最初のAAAリクエストがローカルアクセスネットワークからホームAAAサーバへのアップリンクでルーティングされる場合、各明示的に選択された中間ネットワークのAAAサーバは、Traversed−Mandatory−Intermediary−Realm属性(FQDNの形式で自身が提供するルーティング体系を含む)とTraversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm属性(FQDNの形式で自身の所有するホストアイデンティティを含む)とをAAAリクエストに追加する。各Traversed−Mandatory−Intermediary−Realm属性はそれぞれ、AAAメッセージ内でそれらの属性が現れる相対的な順序が、必須の中間ネットワークをAAAリクエストが通過した順序を特定するような方法で追加される。各Traversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm属性も同一の順序で追加される。そうすることで、対応する中間AAAサーバを通過した順序を識別することができる。また、この順序付けされた属性を追加する方法は、各Traversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm属性と、それに対応するTraversed−Mandatory−Intermediary−Realm属性とのマッチングを行うことを可能とする。
もちろん、選択された中間ネットワークについての情報を記憶するための、他の属性構成(及び属性名)を使用することもでき、上述のこれらの例は、単なる例示である。Diameterでは、各中間AAAサーバ(選択された中間ネットワークのルーティング体系を提供する)のルーティング体系とホストアイデンティティは、例えば、グループ化されているAVPに含められる(即ち、各必須の中間ネットワークに対して1つのグループ化されているAVPが得られる)。別の制限することのない例には、選択された中間ルーティング体系すべてに対するグループ化されているAVPと、対応する中間ホストアイデンティティのすべてに対する別のグループ化されているAVPとを有することである。更なる制限することのない例には、すべてのルーティング体系とすべてのホストアイデンティティとを1つのグループ化されているAVPに含めることである。メッセージを受信するAAAサーバが、含められているルーティング体系とホストアイデンティティ間の相対順序を識別でき、かつ、各ホストアイデンティティとその対応するルーティング体系とをマッチングすることができる限り、このAVP構造の種類は本質的なものではない。
ホームAAAサーバは、Traversed−Mandatory−Intermediary−Realm属性とTraversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm属性のすべての内容を記憶する。サーバ開始AAAリクエストを次に送信する場合、ホームAAAサーバは、既に受信している各Traversed−Mandatory−Intermediary−Realm属性に対して1つのIntermediary−Realm属性を含めて、必要であれば、既に受信している各Traversed−Host−Of−Mandatory−Intermediary−Realm属性に対して1つのIntermediary−Host属性を含める。Intermediary−Realm属性と、存在する場合には、Intermediary−Host属性は、それらの相対順序が、選択されたネットワークを通過すべき順序を特定するような方法で、サーバ開始AAAメッセージに含められる。各通過する必須の中間ネットワークのAAAサーバは、サーバ開始AAAリクエストを転送する前に、自身が所有するルーティング体系を含むIntermediary−Realm属性を削除し、存在する場合には、自身が所有するホストアイデンティティを含むIntermediary−Host属性を削除する。Intermediary−Realm属性とIntermediary−Host属性のすべてが削除される場合、サーバ開始AAAリクエストは、通常のルーティング体系に基づくルーティング原理を使用して、即ち、ターゲットAAAクライアントのルーティング体系及びFQDNの少なくとも一方に基づいて、ローカルアクセスネットワークへルーティングされる。
もちろん、サーバ開始AAAメッセージの必須の中間ネットワークについての情報を記憶するための、他の属性構成(及び属性名)を使用することもでき、上述のこれらの例は、単なる例示である。例えば、Diameterでは、グループ化されているAVPの様々な形式のものを、その情報を搬送するために使用することができる。各中間AAAサーバ(選択された中間ネットワークのルーティング体系を提供する)のルーティング体系及びホストアイデンティティは、例えば、グループ化されているAVPに含めることができる(即ち、各必須の中間ネットワークに対して1つのグループ化されているAVPが得られる)。別の制限することのない例には、すべてのルーティング体系とすべてのホストアイデンティティとを1つのグループ化されているAVPに含めることである。グループ化されているAVPでは、ホストアイデンティティが省略されていること(即ち、マッチングするホストアイデンティティを有さないルーティング体系が存在する場合)が、例えば、ホストアイデンティティに対する専用値あるいはゼロレングスサブAVPによって示されても良い。
サーバ開始AAAリクエストを、1つの以上の必須の中間ネットワーク(群)を通過させるための方法は、アップリンクAAAルーティングスキームとは独立していることに注意すべきである。上述のアップリンクAAAルーティングスキーム、あるいは修正されたNAIのルーティング、あるいは1つ以上の中間ネットワーク(群)を選択し、かつAAAクライアント開始トラフィックを、その選択された中間ネットワーク(群)を通過させるための他のスキームとともに、この方法は使用することができる。
第2の用途の例を実現する時に有用なステップ例を示す、ホームネットワーク開始AAAメッセージにおけるフローチャートを、図7に示す。ローカルアクセスネットワークが、1つ以上の明示的に選択されたあるいは優先された中間ネットワークを介してルーティングされるAAAリクエストを発信する場合、選択された中間ネットワークの各AAAサーバは、AAAリクエストメッセージに、自身のルーティング体系及び自身のホストアイデンティティの少なくとも一方を追加する(ステップS1)。AAAメッセージがホームネットワークで受信される場合、中間ネットワークリストが、AAAメッセージに追加されるルーティング体系及びホストアイデンティティを使用して生成され、かつそのリストが記憶される(ステップS2)。ホームネットワーク開始AAAメッセージに対しては、ホームAAAサーバはそのリストを使用して、ルーティング体系に基づくルーズソースルーティングと、ホストアイデンティティに基づくルーズソースルーティングの少なくとも一方を編成する。このリストは、そのリスト上の中間ネットワーク(群)を介してAAAメッセージをルーティングするためのAAAメッセージに含められる(ステップS3)。リスト上の中間AAAサーバがそのAAAメッセージを受信する場合、それは、自身のルーティング体系属性をリストから削除し、また、存在する場合には、リストから自身のホストアイデンティティ属性を削除する。その後、リスト上の別の中間AAAサーバに向けて、あるいは移動端末へ現在サービスを提供しているローカルアクセスネットワークへAAAリクエストを転送する(ステップS4)。
本発明には多くの利点がある。それらの内のいくつかをここで説明する。おそらくは、中間ネットワークを介するホームネットワークへのルートを、WLANネットワークによって広告されるネットワーク情報が全くないあるいは不完全である場合でさえも、常に検出することができる(1つは存在する場合)。ネットワークアクセスが不必要に拒否されない。WLANネットワークに直接関係しない、例えば、RCから「秘匿」されているPLMNネットワークを、1つあるいはいくつかのRCを介する中間PLMNネットワークとして使用することができる。WLANネットワークは、ネットワーク情報を広告する必要がない(但し、広告することも有効である場合もある)。アクセスネットワークからホームネットワークへ送信されるAAAリクエストとして、サーバ開始AAAリクエストを、同一の選択された中間ネットワークを通過させることができる。
本発明は、例示の実施形態とともに説明されているものであり、本発明が、任意の特定の実施形態に制限されるものではないことが理解されるべきである。これに対して、本発明は、請求項の範囲に含まれる様々な変更及び透過の構成を含むことが意図されている。
図1はホームサービスネットワークによって提供されるパケットデータサービスがローカルアクセスネットワークを介してアクセスすることができるシステムを示す図である。 ローカルアクセスネットワークと中間サービスネットワークを介するホームサービスネットワークへの間接アクセスを示す図である。 移動端末によって現在アクセスされているアクセスネットワークと、移動端末のホームサービスネットワーク間でのAAAメッセージのルーティングに伴う潜在的な問題を説明するために使用されるより拡張的な図である。 優先された中間ネットワークを介在する、拡張されたAAAルーティングに対する処理例を示すフローチャート図である。 移動端末によって現在アクセスされているアクセスネットワークと、移動端末のホームPLMN間のAAAメッセージのルーティングを向上させるために、許容可能なあるいは優先される潜在的な中間ネットワーク及びサーバの少なくとも一方をどのように使用できるかを示す図である。 AAAクライアント指向AAAメッセージに対して、1つ以上の優先中間ネットワークの選択を介在する、拡張されたAAAルーティングに対する処理例を示すフローチャートである。 ホームネットワーク開始AAAメッセージに対する、拡張されたAAAルーティングに対する処理例を示すフローチャートである。

Claims (23)

  1. ホームサービスネットワーク(14)から、ローミング移動端末(10)によってアクセスされるあるいはサービスを提供するローカルアクセスネットワーク(12)へ、前記ローミング移動端末(10)に関連する、認証、認可あるいはアカウンティング(AAA)メッセージのルーティングを向上させる方法であって、
    前記ホームサービスネットワークにおいて、前記AAAメッセージを前記ホームサービスネットワーク(14)から前記移動端末(10)に関係するローカルアクセスネットワーク(12)へのルーティング時に使用するための、1つ以上の中間サービスネットワーク(30、34、38)のリストを記憶する工程と、
    前記ホームサービスネットワーク(14)が、前記リストを前記AAAメッセージに含める工程と、
    前記AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワーク(12)へ搬送するために、前記リスト上の前記1つ以上の中間サービスネットワーク(30、34、38)を使用する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記中間サービスネットワークのそれぞれは、前記中間サービスネットワークのAAAサーバのドメイン名あるいは完全に記述されたドメイン名を使用して、前記リスト内で識別される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記AAAメッセージは、第1AAAメッセージであり、
    前記1つ以上の選択された中間サービスネットワークそれぞれ、あるいは前記選択された中間サービスネットワークのサブセットのそれぞれは、関係する識別子を前記AAAメッセージに追加していて、
    前記ホームサービスネットワークが、1つ以上の選択された中間サービスネットワークを介して前記ローカルアクセスネットワークから前記ホームサービスネットワークへルーティングされる第2AAAメッセージを受信する場合、前記ホームサービスネットワークは、前記第2AAAメッセージを受信し、かつ前記1つ以上の選択された中間サービスネットワークによって含められる前記関係する識別子を使用して前記リストを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記生成されたリストに含まれる前記1つ以上の中間サービスネットワークを使用して、前記第1AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワークへルーティングするために、前記生成されたリストを使用する工程と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記リスト上の中間サービスネットワークのそれぞれは、前記第1AAAメッセージを受信し、該第1AAAメッセージを直接前記ローカルアクセスネットワークへルーティングする、あるいは該第1AAAメッセージを前記リスト上の別の中間サービスネットワークへルーティングする
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記リスト上の中間サービスネットワークのそれぞれは、前記リストから自身に関係する識別子を削除し、その後、前記第1AAAメッセージを直接前記ローカルアクセスネットワークへルーティングする、あるいは該第1AAAメッセージを前記リスト上の別の中間サービスネットワークへルーティングする
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記関係する識別子は、前記中間サービスネットワークのドメイン名及び完全に記述されたドメイン名の一方あるいは両方、あるいは前記中間サービスネットワークのAAAサーバのドメイン名及び完全に記述されたドメイン名の一方あるいは両方である
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. 前記ホームサービスネットワークに、1つ以上の中間サービスネットワークと、前記第1AAAメッセージを前記ホームサービスネットワークから前記移動端末に関係する前記ローカルアクセスネットワークへルーティングするための前記リスト上の中間サービスネットワークそれぞれに対応するAAAサーバとのリストを記憶する工程と、
    前記第1AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワークへ搬送するために、前記リスト上の前記1つ以上の中間サービスネットワークと、前記1つ以上の対応するAAAサーバとを使用する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記ホームサービスネットワークは、前記第2AAAメッセージを受信することなく、前記第1AAAメッセージの送信を開始する
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  10. 前記リスト上の前記中間サービスネットワークの1つ以上は、前記第1AAAメッセージを前記ホームサービスネットワークから前記ローカルアクセスネットワークへのルーティング時に使用するために必須である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. ホームサービスネットワーク(14)から、ローミング移動端末(10)によってアクセスされるあるいはサービスを提供するローカルアクセスネットワーク(12)へ、前記ローミング移動端末(10)に関連する、認証、認可あるいはアカウンティング(AAA)メッセージのルーティングを強化向上させるための、ホームサービスネットワーク(14)における装置であって、
    前記AAAメッセージを前記ホームサービスネットワーク(14)から前記移動端末(10)に関係するローカルアクセスネットワーク(12)へルーティングするための、1つ以上の中間サービスネットワーク(30、34、38)のリストを記憶するホームサービスネットワークメモリと、
    データ処理回路とを備え、
    前記データ処理回路は、
    前記リストを前記AAAメッセージに含め、
    前記リスト上の前記1つ以上の中間サービスネットワーク(30、34、38)を使用して、前記AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワーク(12)へ方向づける
    タスクを実行する
    ことを特徴とする装置。
  12. 前記中間サービスネットワークのそれぞれは、前記中間サービスネットワークのAAAサーバのドメイン名あるいは完全に記述されたドメイン名を使用して、前記リスト内で識別される
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記AAAメッセージは、第1AAAメッセージであり、
    前記データ処理回路は、第2AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワークから受信し、前記リストを生成し、前記第2AAAメッセージを前記ホームサービスネットワークへ搬送するために使用される1つ以上の中間サービスネットワークによって、該第2AAAメッセージに関係し、かつ含められている1つ以上の識別子を使用するように構成されている
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 前記データ処理回路は、前記生成されたリストに含まれる前記1つ以上の中間サービスネットワークを使用して、前記第1AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワークへルーティングするように構成されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記関係する識別子は、前記中間サービスネットワークのドメイン名及び完全に記述されたドメイン名の一方あるいは両方、あるいは前記中間サービスネットワークのAAAサーバのドメイン名及び完全に記述されたドメイン名の一方あるいは両方を含んでいる
    ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記ホームサービスネットワークメモリは、1つ以上の中間サービスネットワークと、前記AAAメッセージを前記ホームサービスネットワークから前記ローカルアクセスネットワークへルーティングするための前記1つ以上の中間サービスネットワークそれぞれに対応するAAAサーバとのリストを記憶するように構成されていて、
    前記ホームサービスネットワークは、前記リスト上の中間サービスネットワークと対応するAAAサーバを介して、前記AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワークへ搬送するように構成されている
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  17. 前記リスト上の前記中間サービスネットワークの1つ以上は、前記AAAメッセージを前記ホームサービスネットワークから前記ローカルアクセスネットワークへのルーティング時に使用するために必須である
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  18. ローミング移動端末(10)と、
    前記移動端末(10)へ現在サービスを提供しているローカルアクセスネットワーク(12)と、
    1つ以上の中間サービスネットワーク(30、34、38)と、
    認証、認可あるいはアカウンティング関連(AAA)メッセージを、ホームサービスネットワーク(14)から前記ローカルアクセスネットワーク(12)へのルーティングを向上させるためのホームサービスネットワーク(14)とを備えるシステムであって、
    前記ホームサービスネットワーク(14)は、
    前記AAAメッセージを前記ホームサービスネットワーク(14)から前記ローカルアクセスネットワーク(12)へのルーティング時に使用するための、1つ以上の中間サービスネットワーク(30、34、38)のリストを前記ホームサービスネットワーク(14)に記憶する手段と、
    前記リストを前記AAAメッセージに含める手段と、
    前記AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワーク(12)へ搬送するために、前記リスト上の前記1つ以上の中間サービスネットワーク(30、34、38)を使用する手段と
    を備えることを特徴とするシステム。
  19. 前記中間サービスネットワークのそれぞれは、前記中間サービスネットワークのAAAサーバのドメイン名あるいは完全に記述されたドメイン名を使用して、前記リスト内で識別される
    ことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記AAAメッセージは、第1AAAメッセージであり、
    前記ローカルアクセスネットワークが、選択された1つ以上の優先中間サービスネットワークを介して前記ホームサービスネットワークへルーティングされる第2AAAメッセージを発信する場合、選択された中間サービスネットワークそれぞれは、前記第2AAAメッセージに関係する識別子を追加する手段を含んでいる
    ことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  21. 前記ホームサービスネットワークは、前記選択された1つ以上の中間サービスネットワークによって含められる前記関係する識別子を使用して、前記第2AAAメッセージから前記リストを生成する手段を含んでいる
    ことを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  22. 前記記憶する手段は、1つ以上の中間サービスネットワークと、前記AAAメッセージの前記ローカルアクセスネットワークへのルーティング時に使用するための前記1つ以上の中間サービスネットワークそれぞれに対応するAAAサーバとのリストを記憶するように構成され、
    前記使用する手段は、前記AAAメッセージを前記ローカルアクセスネットワークに搬送するために、前記リスト上の前記1つ以上の中間サービスネットワークと、前記1つ以上の対応するAAAサーバを使用するように構成されている
    ことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  23. 前記リスト上の前記中間サービスネットワークの1つ以上は、前記AAAメッセージの前記ホームサービスネットワークから前記ローカルアクセスネットワークへのルーティング時に使用するために必須である
    ことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
JP2007535629A 2004-10-08 2005-09-16 いくつかの中間ネットワークを介して、ホームサービスネットワークからローミングネットワークへaaaメッセージをルーティングする方法、装置及びシステム Expired - Fee Related JP4587332B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/960,781 US7298725B2 (en) 2004-10-08 2004-10-08 Enhancement of AAA routing initiated from a home service network involving intermediary network preferences
PCT/SE2005/001347 WO2006038846A1 (en) 2004-10-08 2005-09-16 Method, apparatus and system for routing aaa-messages from a home service network over a number of intermediary networks to a roaming network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008516520A true JP2008516520A (ja) 2008-05-15
JP4587332B2 JP4587332B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=35457271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007535629A Expired - Fee Related JP4587332B2 (ja) 2004-10-08 2005-09-16 いくつかの中間ネットワークを介して、ホームサービスネットワークからローミングネットワークへaaaメッセージをルーティングする方法、装置及びシステム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7298725B2 (ja)
EP (1) EP1797681A1 (ja)
JP (1) JP4587332B2 (ja)
CN (1) CN101040493B (ja)
BR (1) BRPI0516267A (ja)
WO (1) WO2006038846A1 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100651716B1 (ko) * 2004-10-11 2006-12-01 한국전자통신연구원 Diameter 기반 프로토콜에서 모바일 네트워크의부트스트랩핑 방법 및 그 시스템
US7733822B2 (en) * 2004-11-30 2010-06-08 Sanjay M. Gidwani Distributed disparate wireless switching network
US7875149B2 (en) * 2005-06-08 2011-01-25 Ppg Industries Ohio, Inc. Aircraft adhesive
CN1327663C (zh) * 2005-08-12 2007-07-18 华为技术有限公司 用户接入无线通信网络的方法和无线网络接入控制装置
US8768297B2 (en) * 2006-04-12 2014-07-01 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Differentiated network indication
DE102006022369A1 (de) * 2006-05-12 2007-11-15 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Umleiten von Nachrichten eines mobilen Endgerätes
US7881699B2 (en) * 2006-09-26 2011-02-01 Bridgewater Systems Corp Systems and methods for subscriber profile management
US20080151851A1 (en) * 2006-12-08 2008-06-26 Nokia Corporation Method and apparatus for providing network selection
US7933596B2 (en) * 2007-08-31 2011-04-26 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Providing and charging for data services in roaming network environments
US7986707B2 (en) * 2008-02-11 2011-07-26 International Business Machines Corporation Method and system for rules based workflow of media services
EP3264686B1 (en) 2009-10-16 2018-12-12 Tekelec, Inc. Methods, systems, and computer readable media for providing diameter signaling router with integrated monitoring and/or firewall functionality
US8750126B2 (en) 2009-10-16 2014-06-10 Tekelec, Inc. Methods, systems, and computer readable media for multi-interface monitoring and correlation of diameter signaling information
US8478828B2 (en) 2010-02-12 2013-07-02 Tekelec, Inc. Methods, systems, and computer readable media for inter-diameter-message processor routing
CN102986169B (zh) 2010-02-12 2015-09-30 泰克莱克股份有限公司 用于在diameter节点处提供对等路由的方法、系统
CN101959167B (zh) * 2010-09-28 2013-05-29 中国科学院研究生院 一种无线Mesh网络的计费方法
JP5885757B2 (ja) 2011-01-21 2016-03-15 テケレック・インコーポレイテッドTekelec, Inc. 分散型メッセージプロセッサアーキテクチャを有するDiameter信号伝達ルータ(DSR)内のDiameterメッセージをスクリーニングするための方法、システム、およびコンピュータ読取り可能媒体
US8547908B2 (en) 2011-03-03 2013-10-01 Tekelec, Inc. Methods, systems, and computer readable media for enriching a diameter signaling message
CN102685805B (zh) * 2012-04-18 2016-03-30 中兴通讯股份有限公司 一种选择aaa服务器的方法、网关及hplmn
EP2663125B1 (en) * 2012-05-08 2019-02-13 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Mobile terminal, network node server, method and computer program
US9912488B2 (en) * 2012-05-15 2018-03-06 At&T Intellectual Property I, L.P. System and apparatus for providing subscriber management to support communications
US9860323B2 (en) 2012-05-15 2018-01-02 At&T Intellectual Property I, L.P. System and apparatus for providing policy control and charging to support communications
US9148308B2 (en) 2012-05-15 2015-09-29 At&T Intellectual Property I, Lp Apparatus for reducing network traffic in a communication system
US9264242B2 (en) 2012-05-15 2016-02-16 At&T Intellectual Property I, Lp System and apparatus for providing communications
US9584371B2 (en) 2012-07-24 2017-02-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method for assigning multi-instance services in a provider network
US9608901B2 (en) 2012-07-24 2017-03-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method for enabling services chaining in a provider network
US9432268B2 (en) * 2013-01-28 2016-08-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for placing services in a network
US9319324B2 (en) 2013-12-06 2016-04-19 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and system of service placement for service chaining
US9729454B2 (en) 2015-01-21 2017-08-08 Oracle International Corporation Methods, systems, and computer readable media for balancing diameter message traffic received over long-lived diameter connections
US10027760B2 (en) 2015-05-22 2018-07-17 Oracle International Corporation Methods, systems, and computer readable media for short and long term policy and charging rules function (PCRF) load balancing
US10117127B2 (en) 2015-07-08 2018-10-30 Oracle International Corporation Methods, systems, and computer readable media for communicating radio access network congestion status information for large numbers of users
US10027577B2 (en) 2015-07-29 2018-07-17 Oracle International Corporation Methods, systems, and computer readable media for peer aware load distribution
US10237418B2 (en) 2017-04-21 2019-03-19 Oracle International Corporation Methods, systems, and computer readable media for charging based on radio congestion in mobile networks
US10999202B2 (en) 2018-11-30 2021-05-04 Oracle International Corporation Methods, systems, and computer readable media for distributing Sigtran connections among signal transfer point (STP) message processors
US11576072B2 (en) 2020-09-21 2023-02-07 Oracle International Corporation Methods, systems, and computer-readable media for distributing S1 connections to mobility management entities (MMEs) and N2 connections to access and mobility management functions (AMFs)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5570084A (en) * 1994-06-28 1996-10-29 Metricom, Inc. Method of loose source routing over disparate network types in a packet communication network
JP2001217870A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Fujitsu Ltd データ転送方法及びその装置
JP2002511223A (ja) * 1998-04-17 2002-04-09 スイスコム モービル アーゲー ローミング方法およびその方法に属する装置
JP2002218522A (ja) * 2000-12-29 2002-08-02 Samsung Electronics Co Ltd 移動局の情報サービス方法
JP2003533094A (ja) * 2000-05-02 2003-11-05 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 訪問先ネットワークとホームネットワーク間の公衆ipネットワークを介した特定アクセス、独立アクセスおよび特定アプリケーション情報の結合伝送方法およびシステム
EP1376973A1 (en) * 2002-06-19 2004-01-02 Motorola, Inc. Method and apparatus for route optimisation in nested mobile networks
JP2004529533A (ja) * 2001-02-16 2004-09-24 ヒューレット・パッカード・カンパニー 経路ダイバーシティを利用するパケット通信のための方法およびシステム

Family Cites Families (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7113780B2 (en) * 1992-03-06 2006-09-26 Aircell, Inc. System for integrating an airborne wireless cellular network with terrestrial wireless cellular networks and the public switched telephone network
AU713476B2 (en) * 1994-11-30 1999-12-02 British Telecommunications Public Limited Company Routing in a communication network
US20040264402A9 (en) * 1995-06-01 2004-12-30 Padcom. Inc. Port routing functionality
US5862480A (en) 1995-12-26 1999-01-19 Motorola, Inc. Method and apparatus for managing service accessibility between differing radio telecommunication networks
US5860480A (en) * 1997-04-08 1999-01-19 Caterpillar Inc. Method and apparatus for determining pitch and ground speed of an earth moving machines
US6434134B1 (en) * 1998-12-11 2002-08-13 Lucent Technologies, Inc. Dynamic address assignment for wireless devices accessing packet-based wired networks
US6760444B1 (en) * 1999-01-08 2004-07-06 Cisco Technology, Inc. Mobile IP authentication
US6636498B1 (en) * 1999-01-08 2003-10-21 Cisco Technology, Inc. Mobile IP mobile router
US6578085B1 (en) * 1999-01-27 2003-06-10 Nortel Networks Limited System and method for route optimization in a wireless internet protocol network
US6922404B1 (en) * 1999-10-14 2005-07-26 Nortel Networks Limited Mobile IP extensions rationalization (MIER)
US6895434B1 (en) * 2000-01-03 2005-05-17 Cisco Technology, Inc. Sharing of NAS information between PoPs
JP4294829B2 (ja) * 2000-04-26 2009-07-15 ウォーターフロント・テクノロジーズ エルエルシー モバイルネットワークシステム
US6725036B1 (en) * 2000-05-30 2004-04-20 Nokia Telecommunications Ojy System and method of controlling application level access of a subscriber to a network
JP4201466B2 (ja) * 2000-07-26 2008-12-24 富士通株式会社 モバイルipネットワークにおけるvpnシステム及びvpnの設定方法
US7548978B2 (en) * 2000-10-03 2009-06-16 At&T Mobility Ii Llc Network access using network identification
US6708031B2 (en) * 2000-12-05 2004-03-16 Nokia Corporation Session or handoff methods in wireless networks
US6879584B2 (en) * 2001-01-31 2005-04-12 Motorola, Inc. Communication services through multiple service providers
EP1360855B1 (en) * 2001-02-06 2007-11-21 Nokia Corporation Access system for a cellular network
SE0102136D0 (sv) * 2001-06-15 2001-06-15 Ericsson Telefon Ab L M A system for mobile radio communication and a method relating to service provision in mobile radio communication networks
US6603968B2 (en) * 2001-06-22 2003-08-05 Level Z, L.L.C. Roaming in wireless networks with dynamic modification of subscriber identification
US20040228347A1 (en) * 2001-08-09 2004-11-18 Tuija Hurtta Enabling active pdp contexts in additional plmns according to home operator information and/or subnetwork information
FI114276B (fi) 2002-01-11 2004-09-15 Nokia Corp Verkkovierailun järjestäminen
US7631084B2 (en) 2001-11-02 2009-12-08 Juniper Networks, Inc. Method and system for providing secure access to private networks with client redirection
FI113515B (fi) * 2002-01-18 2004-04-30 Nokia Corp Osoitteistus langattomissa lähiverkoissa
WO2003067439A1 (en) * 2002-02-04 2003-08-14 Flarion Technologies, Inc. A method for extending mobile ip and aaa to enable integrated support for local access and roaming access connectivity
US7080151B1 (en) * 2002-04-01 2006-07-18 Utstarcom, Inc. Method and system for mobile IP home agent redundancy by using home agent control nodes for managing multiple home agents
US20040005892A1 (en) * 2002-04-18 2004-01-08 Arnaldo Mayer System and method for managing parameter exchange between telecommunications operators
WO2003100647A1 (en) * 2002-05-21 2003-12-04 Russell Jesse E An advanced multi-network client device for wideband multimedia access to private and public wireless networks
FI20021179A0 (fi) * 2002-06-18 2002-06-18 Nokia Corp Menetelmät vierailijanumeron allokoimiseksi ja vierailijarekisterin muodostamiseksi matkaviestinverkossa sekä matkaviestinverkko
TWI235578B (en) * 2002-06-19 2005-07-01 Ind Tech Res Inst Method and system for roaming among different wireless networks
US6904055B2 (en) * 2002-06-24 2005-06-07 Nokia Corporation Ad hoc networking of terminals aided by a cellular network
JP4056849B2 (ja) * 2002-08-09 2008-03-05 富士通株式会社 仮想閉域網システム
NZ538119A (en) 2002-08-16 2006-09-29 Togewa Holding Ag Method and system for GSM authentication during WLAN roaming
US7835317B2 (en) * 2002-10-08 2010-11-16 Nokia Corporation Network selection in a WLAN
US7882346B2 (en) * 2002-10-15 2011-02-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for providing authentication, authorization and accounting to roaming nodes
AU2003275872B2 (en) * 2002-10-30 2008-06-12 Blackberry Limited Methods and device for preferably selecting a communication network which makes data service available
KR100464319B1 (ko) * 2002-11-06 2004-12-31 삼성전자주식회사 차세대 이동통신시스템용 네트워크 구조 및 이를 이용한데이타 통신방법
US7475241B2 (en) * 2002-11-22 2009-01-06 Cisco Technology, Inc. Methods and apparatus for dynamic session key generation and rekeying in mobile IP
US8498391B2 (en) * 2002-12-02 2013-07-30 Apple Inc. Methods, systems and program products for supporting prepaid service within a communication network
BRPI0317804B1 (pt) 2003-01-10 2016-06-28 Ericsson Telefon Ab L M sistema de telecomunicações, e, método para prover serviços de conexão única através de um número de provedor de serviço
DE50308295D1 (de) * 2003-02-28 2007-11-08 Siemens Ag Verfahren zur übertragung von daten in einem wlan-netz
ATE380444T1 (de) * 2003-03-24 2007-12-15 Star Home Gmbh Vorzugsnetzauswahl
US20050276229A1 (en) * 2003-03-31 2005-12-15 Mohammad Torabi Service discovery method in a network
TWI261443B (en) 2003-05-01 2006-09-01 Interdigital Tech Corp Method and apparatus for delivery of data-based/voice services over piconets and wireless LANs (WLANs) coupled to 3GPP devices including protocol architecture and information elements relating to short message service (SMS) over WLANs
US20060185013A1 (en) * 2003-06-18 2006-08-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method, system and apparatus to support hierarchical mobile ip services
US7167705B2 (en) * 2003-06-27 2007-01-23 Oracle International Corporation Roaming across different access mechanisms and network technologies
AU2003304261A1 (en) * 2003-06-30 2005-01-13 Telecom Italia S.P.A. A method for network selection in communication networks, related network and computer program product therefor
CN1283072C (zh) * 2003-07-03 2006-11-01 华为技术有限公司 无线局域网中用户终端网络选择信息的处理方法
CN1277380C (zh) * 2003-08-07 2006-09-27 华为技术有限公司 无线局域网中用户终端确定网络选择信息的交互方法
CN1279722C (zh) * 2003-08-14 2006-10-11 华为技术有限公司 无线局域网中用户终端快速接入其归属网络的方法
US7305251B2 (en) * 2003-10-07 2007-12-04 Motorola Inc. Method for selecting a core network
US20050079869A1 (en) * 2003-10-13 2005-04-14 Nortel Networks Limited Mobile node authentication
US7164912B2 (en) * 2004-01-07 2007-01-16 Research In Motion Limited Apparatus, and associated method, for facilitating selection by a mobile node of a network through which to communicate using a hierarchical selection process
US7610014B2 (en) * 2004-01-07 2009-10-27 Research In Motion Limited System and method for selecting a cellular network on a wireless local area network
GB0400694D0 (en) * 2004-01-13 2004-02-18 Nokia Corp A method of connection
CN1330214C (zh) * 2004-02-02 2007-08-01 华为技术有限公司 无线局域网用户终端重新选择运营网络的交互方法
GB0402893D0 (en) * 2004-02-10 2004-03-17 Nokia Corp A method of probing a node
US20050193150A1 (en) * 2004-02-27 2005-09-01 Research In Motion, Ltd. Apparatus, and associated method, for facilitating network selection by a mobile node pursuant to a packet data communication service
US20050272466A1 (en) * 2004-05-03 2005-12-08 Nokia Corporation Selection of wireless local area network (WLAN) with a split WLAN user equipment
US7170982B2 (en) * 2004-08-26 2007-01-30 Lucent Technologies Inc. Call authorization and billing message routing capability
GB2422515B (en) * 2005-01-21 2009-05-27 King S College London A method of discovering multi-mode mobile terminals

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5570084A (en) * 1994-06-28 1996-10-29 Metricom, Inc. Method of loose source routing over disparate network types in a packet communication network
JP2002511223A (ja) * 1998-04-17 2002-04-09 スイスコム モービル アーゲー ローミング方法およびその方法に属する装置
JP2001217870A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Fujitsu Ltd データ転送方法及びその装置
JP2003533094A (ja) * 2000-05-02 2003-11-05 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 訪問先ネットワークとホームネットワーク間の公衆ipネットワークを介した特定アクセス、独立アクセスおよび特定アプリケーション情報の結合伝送方法およびシステム
JP2002218522A (ja) * 2000-12-29 2002-08-02 Samsung Electronics Co Ltd 移動局の情報サービス方法
JP2004529533A (ja) * 2001-02-16 2004-09-24 ヒューレット・パッカード・カンパニー 経路ダイバーシティを利用するパケット通信のための方法およびシステム
EP1376973A1 (en) * 2002-06-19 2004-01-02 Motorola, Inc. Method and apparatus for route optimisation in nested mobile networks

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200300155007, 大迫陽二 他, "Mobile IP適用時の接続形態に応じた認証方法の検討", 信学技報 Vol.101 No.290, 20010906, p.37〜42 *

Also Published As

Publication number Publication date
US20060077925A1 (en) 2006-04-13
US7298725B2 (en) 2007-11-20
CN101040493B (zh) 2011-07-13
CN101040493A (zh) 2007-09-19
EP1797681A1 (en) 2007-06-20
BRPI0516267A (pt) 2008-08-26
JP4587332B2 (ja) 2010-11-24
WO2006038846A1 (en) 2006-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4587332B2 (ja) いくつかの中間ネットワークを介して、ホームサービスネットワークからローミングネットワークへaaaメッセージをルーティングする方法、装置及びシステム
US7590732B2 (en) Enhancement of AAA routing originated from a local access network involving intermediary network preferences
US7292592B2 (en) Home network-assisted selection of intermediary network for a roaming mobile terminal
EP1797678B1 (en) Method, apparatus and system for routing aaa-messages from a home service network over a number of intermediary networks to a roaming network
US8769626B2 (en) Web authentication support for proxy mobile IP
Salkintzis Interworking techniques and architectures for WLAN/3G integration toward 4G mobile data networks
US7706788B2 (en) Method for network selection in communication networks, related network and computer program product therefor
US8510455B2 (en) Method and apparatus for IP mobility management selection
US8462696B2 (en) Method, radio system, mobile terminal and base station for providing local breakout service
RU2367117C2 (ru) Передача контекста в сети связи, содержащей несколько разнородных сетей доступа
US7733824B2 (en) Fixed access point for a terminal device
JP2020506588A (ja) 信頼できないネットワークを用いたインタワーキング機能
WO2012130085A1 (zh) 与网管系统建立连接的方法、设备及通信系统
JP2007513536A (ja) ワイヤレスローカルエリアネットワークで選択されたサービスを決定及びアクセスするための方法
WO2011015001A1 (zh) 通过无线局域网接入网络实现接入的方法及系统
US20140013401A1 (en) Mobility protocol selection by an authorization system
WO2013131487A1 (zh) 融合的核心网及其接入方法
WO2013174222A1 (zh) 网关选择方法、服务器、用户设备、网关及分组数据系统
US12089044B2 (en) Content service accessibility for unauthenticated users

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100806

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4587332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees