JP2008511908A - 製品供給装置による収入細目生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】供給装置と連動して収入細目を生成する方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、一実施形態では、或る数量の自動販売できる商品を保管している容器を設けることと、そのような容器を受入れるようになった供給装置の中に容器を配置することを含んでいる。この方法は、容器を供給装置の中に配置する料金を課金することを含んでいる。商品は供給装置から供給される。この方法はまた、供給装置の中に容器を配置するのに課金される料金に加えて、または、そのような料金の代わりに、容器の料金を課金することを含んでいる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の方法は、一実施形態では、或る数量の自動販売できる商品を保管している容器を設けることと、そのような容器を受入れるようになった供給装置の中に容器を配置することを含んでいる。この方法は、容器を供給装置の中に配置する料金を課金することを含んでいる。商品は供給装置から供給される。この方法はまた、供給装置の中に容器を配置するのに課金される料金に加えて、または、そのような料金の代わりに、容器の料金を課金することを含んでいる。
【選択図】図2
Description
自動購買機は、ますます多様化してきている。顧客は、銀行取引のための現金自動預け払い機(ATM)の利便性と迅速性を信頼するようになっている。同様に重要なことは、顧客が電子資金決済の安全性を信頼するようになってきていることである。この迅速性、利便性、および信用が自動購買機で提供され始めている。当然のことながら、ガソリンスタンド、食料品店、ファーストフード・レストラン、映画館、空港、およびその他の小売店も、事業を行う上での標準様式として自動購買機を取り入れている。その利点を考えると、人々がこれらの自動購買機に慣れてきているため、自動購買機は、引き続き急増する傾向にある。
自動購買機には本来多数の利点がある。まず、自動化された機器は便利で、待ち時間を軽減する。例えば、自動燃料ポンプによって、顧客は、自動車周りを離れることなく、自動車に燃料を充填し、決済を済ませることができる。次に、自動化された機器は、他の支払い方法を提供することができる。例えば、多くの食料品店の精算機にはカード・リーダーがあり、このカード・リーダーによって、顧客は、銀行口座から、またはクレジットを利用して食料品の支払いを行うことができる。また、自動化された機器は労働力を削減する。例えば、銀行では、ATMにより、人間による窓口を削減することができる。さらに、自動化された機器は、スループットを増大させる。例えば、自動燃料ポンプにより、車をポンプ脇に停めておく無為な時間を短縮する。
自動購買機業界に新規投入されたのは、セルフ・スキャン清算機である。このセルフ・スキャン清算機は、様々な食料品店およびスーパーマーケットで提供されている。セルフ・スキャン清算機によって、買い物客は、店員の手助けをほとんど受けずに、あるいは全く受けずに、買い物袋をスキャンして商品の支払いを済ませることができる。顧客は、いつもどおりのやり方で食料品店に入って、購入する商品を選択する。顧客は、レジ係による標準的な清算機に接近する代わりに、自動セルフ・スキャン清算機の列に接近する。ここでは、一人のレジ係りが機械の列の稼働状況を監督している。顧客は、自分で商品をスキャンして、小切手、クレジットカード、デビットカード、または現金を機械に投入して商品の支払いをする。
自動購買機に関する問題の一つは、販売場所での購入に不都合な影響をもたらす可能性があることである。例えば、顧客は、自動燃料ポンプの前に、ガソリンスタンドと関係のあるコンビニエンス・ストアまたは店舗に入らねばならなかった。顧客にとっては不便であるが、支払い時に店舗(かつて店頭であった場所)に立ち寄ることによって、ガム、キャンディ、ソフト・ドリンク等の菓子類、さらには雑誌または新聞等の非消耗品を購入したい衝動を引き起こす。自動燃料ポンプは、店頭(point of purchase)をガソリンスタンドに変え、そこでは店頭製品(point of purchase products)は陳列も宣伝もされない。
食料品店およびスーパーマーケットでは、セルフ・スキャン清算機は、また、2,3の理由によって、店頭販売を縮小するために置かれている。まず、顧客は、製品をスキャンするのに夢中になり、店頭製品を詳細に調べたり選択したりする十分な時間がなくなる。さらに、第一の利点としては、セルフ・スキャン清算機は、食料品店やスーパーマーケットのフロアスペースを削減することができる。例えば、4台のセルフ・スキャン清算機は、4台の標準的な清算機と比べると、その75%のスペースですむ。標準的な清算機に関連して通常必要とされて、店頭の製品を陳列するラックスペースも、同様に削減される。セルフ・スキャン清算機は、食料品店およびスーパーマーケットの清算機の列の高さ、幅およびラックの数を削減するために置かれる。ラックスペースが減少すると、必然的に、店頭製品の露出が少なくなる。
店頭製品の販売員は、一般的に、自動購買機のますますの急増を十分に利用する必要がある。様々な小売エリア内にある店頭は、清算機カウンターからますます離れて、自動購買機の方に移動しているので、新しい店頭に店頭製品を陳列および補給する装置や方法を提供する必要がある。
特に、食料品店やスーパーマーケットのセルフ・スキャン清算機と組み合わせて店頭製品を陳列、提供する装置や方法を提供する必要がある。
本発明は、店頭製品の販売を向上させる装置および方法を提供する。例えば、店頭製品が自動的に供給されるような装置を提供する。さらに、店頭製品の購入を自動化する装置および器具を提供する。
この目的のために、本発明の一実施形態においては、顧客が他の小売品を集めて店頭に運び購入するときに、店頭製品が供給されるようになっている。店頭製品は、店頭において、顧客に対して即座に供給かつ提供される。供給された製品の価格はその他の小売品の価格に加算される。顧客は、供給された製品と他の小売品の両方の支払いを一回で行う。
一実施形態において、顧客がレジ係りの手を借りずに、製品を購入できる装置を提供する。この装置は内部を画定する本体を有する。この装置はコントローラを有する。このコントローラはスキャン装置と接続され、通信する。このスキャン装置により、顧客は、顧客が装置まで運んだ購入可能な商品をスキャンし、それらの商品の価格を集積することができる。本体は、供給可能な製品を保持し、製品に対する顧客の要求に応じて、本体から製品を供給するディスペンサー(供給装置)を含む。コントローラは、商品の価格に製品の価格を加算する。
一実施形態において、本体はコントローラを収容している。
一実施形態において、コントローラは本体に電気接続されている。
一実施形態において、スキャン装置はコントローラに電気接続されている。
一実施形態において、スキャン装置はコントローラに光学接続されている。
一実施形態において、スキャン装置はコントローラの一部を構成する。
一実施形態において、購買機は顧客が製品を購入するよう刺激する表示を含む。
一実施形態において、購買機は、複数の異なる製品を含み、コントローラは選択された製品をディスペンサーに伝える。異なる製品とは、例えば、菓子製品、定期刊行物、タバコ用ライター、電池、キーチェーン、筆記用具、フィルム、化粧品類、または玩具でよい。
一実施形態において、自動購買機とともに作動する独立型の店頭装置を提供する。この自動購買機は、顧客が購入可能な商品をスキャンして商品の価格を集積できるコントローラを有する。店頭装置は、製品を収容する本体を含む。店頭装置は、自動購買機に接続するための部材を含む。店頭装置は、また、顧客の要求に応じて収納部から製品を供給するディスペンサーを含む。製品の価格は商品の価格に加算される。
一実施形態において、自動購買機とともに作動する店頭装置が提供される。この店頭装置は、製品を収容する本体を含む。この店頭装置は、本体に接続されたコントローラを含む。この店頭装置は、また、コントローラからの信号に応じて、本体から製品を供給するディスペンサーを含む。顧客が信号を送る。その後、製品の価格は、顧客が購入する商品の価格に加算される。
一実施形態において、自動購買機とともに作動する店頭装置が提供される。この自動購買機によって、小売業者は購入可能な商品を入力して、その購入可能な商品の価格を集積することができる。店頭装置は、コントローラからの信号に応じて、在庫から製品を供給するディスペンサーを含む。小売業者が信号を送る。製品の価格は、購入可能な商品の価格に自動的に加算される。
一実施形態において、自動購買機はスキャナである。
一実施形態において、自動購買機はレジである。
一実施形態において、店頭装置は、購入可能な商品を小売業者が入力できる装置と接続されている。店頭装置は、製品の在庫を収容する本体を含む。コントローラは本体内に保持される。本体は、また、コントローラからの信号に応じて、在庫から製品を供給するディスペンサーを含む。小売業者が信号を送る。製品の価格は、購入可能な商品の価格に加算される。
一実施形態において、クレジット/デビットカード照合装置を作動する店頭装置が提供される。このクレジット/デビットカード照合装置は、顧客が購入した商品の価格を認証する。店頭装置は、クレジット/デビットカード照合装置と通信するコントローラを含む。このコントローラは、コントローラに送られた信号に応じて消耗品を供給するディスペンサーに接続される。顧客は、クレジット/デビットカード照合装置を介して信号を送る。消耗品の価格は、顧客が購入した商品の価格に加算される。
一実施形態において、クレジット/デビットカード照合装置は小売清算機の列に配置される。
一実施形態において、店頭装置が提供される。この店頭装置は、製品の在庫を収容する本体を含む。本体は、独立した自動購買機に物理的に接続されている。自動購買機は、顧客が物理的に自動購買機まで運んだ購入商品を自動購入できるようにする。この店頭装置は、本体に接続された通貨受渡し機を含む。本体は、顧客が予め決められた金額を通貨受渡し機に投入すると、在庫から製品を供給するディスペンサーを収容している。
一実施形態において、自動購買装置は小売店に配置される。この自動購買装置は、小売清算機、レストランのレジ、または電子チケット発行所でよい。
一実施形態において、通貨受渡し機は、現金受渡し機、硬貨受渡し機、またはクレジット/デビットカード受渡し機から選択される。
一実施形態において、消耗品および非消耗品を供給する装置が提供される。この装置は本体を含む。この本体は、消耗品の在庫を収容する。この本体は、また、非消耗品の在庫も収容する。この装置は、消耗品を供給するディスペンサーを含む。この装置は、消耗品および非消耗品の購入額を総計する機器も含む。この装置は、また、顧客が消耗品および非消耗品の支払いを1回で行えるようにする支払機を含む。
一実施形態において、非消耗品は、映画のチケット、航空券、定期刊行物、ビデオテープ、CD、DVDおよび新聞であってもよい。
一実施形態において、自動清算機の操作方法が提供されている。この方法では、顧客は購入可能な商品を自動清算機まで運ぶことができる。顧客は、購入可能な商品をスキャンして、スキャンされた表示上の商品の価格を累算する。顧客は、自動清算機に併設された供給装置から製品を購入することができる。この方法は、供給装置から製品を供給すること、および製品の価格をスキャンされた商品の表示上の総額に加算することを含む。
一実施形態において、清算機台の操作方法が提供される。この方法において、顧客は購入可能な商品を店員まで運ぶことができる。店員は、この購入可能な商品をスキャンし、スキャンされた商品の価格を累算することができる。顧客は、供給装置から製品を個別に購入することができる。この方法は、供給装置から製品を供給すること、および供給された製品の価格をスキャンされた商品の価格に自動的に加算することを含む。
一実施形態において、購入品を入力する装置を操作する方法が提供されている。この方法は、購入可能な商品をレジに入力し、入力された商品の価格を累算するために店員を雇用することを含む。顧客は、供給装置から製品を購入することができる。製品は、供給装置から供給され、製品の価格は、入力された商品の価格に加算される。
一実施形態において、レジ係りの手を借りずに店頭製品を提供する方法が提供されている。この方法において、製品は店頭で提供される。顧客が購入した他の商品の価格は累算される。顧客は、製品が店頭で入手可能であるとの情報を得る。顧客が製品を購入することを承認すると、店頭で製品が供給される。追加された製品の価格は、その他の購入済み商品の価格に加算される。
一実施形態において、この方法は、この製品および他の購入済み商品を取引する場合に、支払いを1回で済ませることを含む。
一実施形態において、製品が入手可能であることを顧客に知らせることは、製品の広告を表示することを含む。
一実施形態において、製品が入手可能であることを顧客に知らせることは、顧客に対して、同時に他の商品の購入を刺激することを含む。
一実施形態において、この方法は、小売業者が、顧客が製品の購入を承認したことを入力できるようにすることを含む。
一実施形態において、この方法は、顧客が、製品の購入を承認したことを入力できるようにすることを含む。
一実施形態において、店頭で異なる製品を提供する方法が提供される。この方法では、複数の異なる製品が店頭に置かれる。顧客が購入した他の消耗品の価格は累算される。顧客は、店頭で製品が入手可能であることを自動的に通知される。この方法は、顧客が製品のうちの少なくとも1つを購入することを承認したことを自動的に受け付けることを含む。この方法は、店頭で、顧客に対して少なくとも1つの製品を自動的に供給すること、および少なくとも1つの製品の価格を加えることにより自動的に累算価格を増額することを含む。
一実施形態において、製品が入手可能であることを顧客に通知することは、異なる製品を切り替えて見せる動的表示を表示することを含む。
一実施形態において、消耗品および非消耗品を提供する方法が提供されている。この方法において、消耗品および非消耗品は単一装置に貯蔵されている。顧客は、レジ係りの手を借りずに、この単一装置から消耗品を購入することができる。顧客は、レジ係りの手を借りずに、この単一装置から非消耗品を購入することができる。顧客は、現金を必要とせずに、消耗品および非消耗品の支払いをすることができる。
一実施形態において、顧客は、消耗品および非消耗品の支払いを1回で行うことができる。
一実施形態において、小売購買機の資金供給方法が提供されている。この方法において、小売購買機とともに作動される店頭装置が提供される。店頭装置から製品が供給できるようにする代わりに、製品の提供者から報酬が支払われる。
一実施形態において、小売購買機は、セルフ・スキャン購買機、燃料供給ガソリンポンプ、デビット/クレジットカード・リーダーまたはレジでよい。
一実施形態において、提供者は、製品の製造業者または製品の流通業者でよい。
一実施形態において、商品の購入方法が提供されている。この方法において、複数の商品が清算機台に運ばれる。複数の商品の購入代金を設定するために、商品の価格を確認する装置が使用される。顧客は、店頭製品を購入するよう刺激される。ディスペンサーは店頭製品を供給する。店頭製品の価格は、人間の店員の手を借りずに、購入代金に自動的に加算される。
一実施形態において、店頭製品の価格は、複数の商品の価格が全て総計される前に、購入代金に加算される。
一実施形態において、価格を確認する装置は光学スキャナである。
一実施形態において、店頭製品は価格を確認する装置を構成する装置から供給される。
一実施形態において、店頭製品を提供するためのシステムが提供される。このシステムは、商品の価格を確認する装置と商品の購入代金を設定することを含む。このシステムは、顧客が店頭製品を購入するよう刺激する手段を有する。このシステムは、また、顧客の要求に応じて、店頭製品を供給するための装置およびディスペンサーを含む。この装置は、また、店頭製品の価格を購入代金に加算する。
一実施形態において、刺激手段は広告である。
一実施形態において、確認装置はスキャナである。
一実施形態において、刺激手段はクレジット/デビットカード装置である。
一実施形態において、このシステムは購入代金の総額の支払いを受ける装置を含む。購入代金の総額は、店頭製品の価格および商品の購入代金を含む。
一実施形態において、刺激手段は装置およびディスペンサーの一部である。
一実施形態において、商品の購入代金は、確認装置が全ての商品を確認したときに発生する購入代金の総額である。
一実施形態では、収入細目を生成する方法が提供される。例えば、或る量の自動販売できる商品を保管している容器を設けることと、この容器を中に受入れることができるようにした供給装置の中に配置することを含んでいる。かかる方法は、容器を供給装置の中に配置する料金を課金することを含んでいる。商品は供給装置から供給される。この方法はまた、容器を供給装置の中に配置するのに課金される料金に加えて、または、その料金の代わりに、容器の料金を課金することを含んでいる。
また別な実施形態では、第三者によって供給された複数の商品を保管している容器を設けることと、容器を受入れるようにした供給装置の中に容器を配置することと、容器を供給装置の中に配置する料金を第三者に課金することと、商品を供給装置から供給することを含んでいる、収入細目を生成する方法が提供される。課金は供給装置を管理する人員によって実施される。
また別な実施形態では、或る関係者により供給された或る量の店頭製品を保管している容器を受入れるようにした供給装置を設けることと、その関係者に容器の料金を課金することと、供給装置の中に容器を配置することと、供給装置から商品を供給することを含んでいる、収入細目を生成する方法が提供される。
更に別な実施形態では、小売店に店頭装置を配置することと、店頭装置内に商品を配置する料金を或る関係者に支払い請求することと、店頭装置から商品を供給することと、供給装置から供給された商品を販売した結果として小売店の所有者や関係者が金銭を受取ることができるようにすることを含んでいる、店頭装置から得られた収入細目を生成する方法が提供される。
また更に、小売店に店頭装置を配置するにあたり、装置の実際の代価よりも低い料金で配置することと、装置から供給される商品を供給する第三者に装置の配置資金源となる料金の支払いを請求することを含み、料金は装置内に配置される商品の数に基づいていることを特徴とする、料金店頭装置から得られる一連の収入細目を生成する方法が提供される。
一実施形態では、店頭装置を配置する料金は0ドルである。
一実施形態では、店頭装置に配置されている商品の数は装置内で使用されている多数の容器を測定することにより算定される。
一実施形態では、小売店は食料品店やクイック・サービス・レストランなどを含むグループから選択される。
また更に、本発明は、小売店を設けることと、小売店で菓子類商品を販売することを含み、菓子類商品は小売店の所有者とは異なる関係者によって供給され、小売店に店頭装置を設けることと、店頭装置から菓子類商品を供給することにより菓子類商品の全部ではなく一部を販売することと、店頭装置から供給される菓子類商品の料金を小売店の所有者とは異なる関係者から徴収することと、小売店で販売されてはいるが店頭装置では販売されていない菓子類商品の料金は徴収しないことを更に含んでいる。
一実施形態では、店頭装置は菓子類商品を保管する容器を受入れる。
一実施形態では、菓子類商品は個別の単位で販売されている。
一実施形態では、店頭装置の供給者が料金を受取る。
一実施形態では、料金は店頭装置が受入れている容器に基づいている。
一実施形態では、料金は店頭装置から供給される商品の数を計数することによって算定される。
一実施形態では、小売店の所有者は店頭装置を所有しない。
一実施形態では、小売商品を自動販売する装置が提供される。かかる装置は、店頭販売場所の付近に配置された買物客用の端末を備えている。
買物客用の湛増は、購入することができる商品と店頭製品を選択することができるようにする入力装置を備えている。小売商品処理装置は買物客用の端末と電気通信可能であり、購入することの出来る商品と店頭製品の買物客による選択を処理する。自動販売用の端末が店頭販売場所の付近に配置され、買物客用の端末および小売商品処理装置と電気通信可能である。買物客が店頭製品を選択すると、自動販売用の端末は店頭製品を取って保管場所から自動販売場所へ供給する。
一実施形態では、自動販売用の端末は更に、買物客に釣り銭として少なくとも1個の硬貨を取って供給するように構成されている。
一実施形態では、小売商品供給装置が提供される。かかる装置は、装置の内部に保管されている店頭製品を収容して排出する貯蔵所を備えている。自動販売場所は、買物客がレジ脇のところまで持ってきた購入することのできる商品の店頭販売場所の付近に配置される。自動販売場所は店頭製品を搬送する台面を備えている。小売商品供給装置は、購入することのできる商品と店頭製品の購入者による選択を入力する買物客選択入力装置を備えている。かかる入力装置は店頭販売場所の付近に配置される。小売商品自動販売装置は、入力装置および貯蔵所と電気通信可能な小売商品処理装置を備えている。自動販売装置も備わっており、この自動販売装置は、貯蔵所から排出された店頭製品を店頭販売場所の付近の自動販売場所へと搬送するように構成されている。
つまり、本発明の利点は、店頭製品を提供することである。
本発明の他の利点は、顧客が回収して店頭に運ぶ小売品と合わせて、店頭製品を提供することである。
本発明の他の利点は、小売品と合わせて店頭製品を提供し、かつ両方の価格を累算することである。
さらに、本発明の利点は、顧客が回収した店頭製品と小売品の支払いを1回で済ませることができるようにしたことである。
さらに、本発明の利点は、顧客が店頭製品を購入するよう刺激する店頭装置を提供することである。
さらに、本発明の利点は、顧客が店頭へ運んだ商品に基づいて、ある種の製品を購入するよう顧客を刺激し、その製品を供給するようなスマート・プロンプト能力を有する店頭装置を提供することである。
さらに、本発明の利点は、顧客のプロフィールに基づいて、ある種の製品を購入するよう顧客を刺激し、その製品を供給するようなスマート・プロンプト能力を有する店頭装置を提供することである。
本発明の更なる利点は、店頭製品の供給人が店頭製品を広告できる装置を提供することである。
同様に、本発明の利点は、それぞれの供給人が、店頭製品に関して、異なる比率で広告スペースおよび/または時間を購入できる装置を提供することである。
本発明の利点は、やはり、それぞれの供給人が遠隔地からリアルタイムで広告を変更できる装置を提供することである。
他の利点は、ほとんどスペースを取らずに、店頭に運ばれた商品の価格を入力する装置に接続される店頭装置を提供することである。
さらに、他の利点は、物理的に現存する小売清算機の一部を構成し、小売業者が容易に供給可能で、顧客が容易に使用可能な店頭装置を提供することである。
さらに、他の利点は、店頭に運ばれた商品の価格を自動的に検知する装置と接続されても、その装置の一体性に影響しないようなモジュラー形式の店頭装置を提供することである。
さらに、本発明の利点は、小売清算機に接続されても、その清算機の処理フローに悪影響を及ぼさないモジュラー形式の店頭装置を提供することである。
さらに、本発明の他の利点は、他の商品を含む買い物袋または簡易トレイの中に製品を供給するモジュラー形式の店頭装置を提供し、小売業者または顧客が容易に製品を入手できるようにすることである。
本発明の利点は、セルフ・スキャン式の清算機台に接続可能な店頭装置を提供することである。
本発明の他の利点は、小売現場で操作可能な店頭装置を提供することである。
本発明の更なる利点は、小売商品レジに接続可能な店頭装置を提供することである。
本発明の他の利点は、クレジット/デビットカード・リーダーに接続可能な店頭装置を提供することである。
さらに、本発明の更なる利点は、消耗品および非消耗品を提供する単一装置を提供することである。
本発明の他の利点は、店頭製品とその店頭製品用のディスペンサーからなるセルフ・スキャン式の清算機を提供することである。
さらに、本発明の他の利点は、装置から供給された複数の製品を在庫管理する店頭装置を提供することである。
さらに、本発明の利点は、装置が提供する製品の複数の納入業者に、リアルタイムでデータを送信する店頭装置を提供することである。
さらに、本発明の利点は、店頭装置を自動両替可能な供給装置と組み合わせることである。
本発明の更なる利点は、自動購買機に資金を供給する方法を提供する。
更にまた、本発明の利点は、必要に応じて収入と支出の差額を変化させないレベニューニュートラル式に小売店に店頭装置を配置することができるようにすることである。
本発明の別な利点は、店頭装置を使用することにより収入細目を生成する方法を提供することである。
更に、本発明の利点は、店頭装置により販売される商品の追跡調査を行うことができるようにすることである。
一実施形態では、店頭装置により販売される商品は小売活動の別な場所でも販売される。
更に、本発明の利点は、店頭装置により販売される商品の追跡調査を行うことができるようにすることである。
一実施形態では、店頭装置により販売される商品は小売活動の別な場所でも販売される。
本発明の上記以外の特徴や利点を説明するが、かかる特徴や利点は後段の「発明の詳細な説明」と図面から明らかとなる。
セルフ・スキャン清算機はスーパーマーケットや食料品店に急増し始めている。今日のセルフ・スキャン清算機は、(i)顧客が製品をスキャンするのに夢中になるので、店頭製品を詳細に調べたり選択したりする時間が十分にとれない、(ii)標準的な店頭ラックの設置可能フロアスペースが削減される、さらには、(iii)近年普及しているセルフ・スキャン清算機は、構造上、標準ラックを低背にする必要がある等の理由で、店頭販売を縮小するために設置される。
近年のセルフ・スキャン清算機を用いて、顧客は自ら進んで店頭に運ぶ商品の価格を累算する。即ち、レジ係りが顧客の商品の価格を入力している間、列に並んで店頭製品であふれたラックを見つめている代わりに、顧客は、セルフ・スキャン清算機の前で、ショッピング・カートまたは他の貯蔵スペースから商品を取り出して、各々の商品を別々にスキャンし、商品とその値段が正しく累算されていることを確認するためにビデオ・モニタをチェックし、スキャンした商品を買い物袋に詰めて、その商品の代金を支払う。要するに、顧客が現在陳列されている店頭製品を目にする時間は大幅に短くなり、同様に重要なことには、顧客がそのことを覚えていないかもしれないということである。
近年のセルフ・スキャン清算機周りで店頭製品に割くことができるスペースについては2つの問題点がある。まず、割くことができるスペースが少なくなってきていること。さらには、割くことができるスペースが、特に顧客の注意を引くような場所に位置していないこと。即ち、ラックを現行のスキャナ、現行のモニタ、現行の支払機および現行の袋詰めエリアの片側に置くか、さもなければ、それらから離れた位置、即ち、顧客の注意の向かない位置に置かねばならない。
ラックスペースの削減は、店頭製品の納入業者間で手ごわい競争が起きるであろうことを意味している。セルフ・スキャン清算機を使用する小売業者にとっては、与えられたラックスペースに置く製品を注意深く選択することが、いまや、もっとも重要なことでさえある。小売業者は、売れ残った商品の在庫やそこそこの売れ行きの商品の在庫すら抱える余裕がないので、売れ行きのよい商品や高利潤商品が大きなスペースを得がちである。
製品納入業者および小売業者は、両者とも、店頭製品の売り上げ減少をこうむることになるであろう。ブランドによる評価は崩れ始め、小売業者は付加的な売り上げを失うことになる。よって、小売業者は、近年、セルフ・スキャン清算機による効果を得るか、あるいは店頭販売を維持するかのいずれかに決めることを強いられている。
クイック・サービス・レストラン(「QSRs」)は、似てはいるが、ちょっと異なる挑戦をしている。QSRもまた店頭製品のためのフロアスペースが制限されている。QSRのカウンター・スペースは、制限されているが、ファーストフードを取引するために自由なアクセスを必要とする。カウンター前のフロアスペースは、食品を作り上げたり、顧客が食品を選んだりするための列を作れるよう空けておく必用がある。ファーストフード・フロアの中央に標準の店頭製品ラックを配置することや、顧客が店頭製品をカウンターまで運ぶよう求めたりすることと、カウンター越しにファーストフードを取引することとは上手く調和しない。
多くのQSRもまた、熟練した一流の労働力の不足を経験している。QSRは、労働移動率が高く、訓練費用もかかる傾向にある。製品収縮もまたQSRにとって問題である。このため、QSRは、限られたスペースおよび労働者の問題を解決し、作業効率を上げ、製品収縮を軽減するために多数の技術を調査している。既知の解決策の一つは、従来のレジを廃止したキオスクの販売場所である。他の解決策は、「スピードパス(speedpass)」支払いシステムによって、「ワンド(wand)」を顧客に提供することである。ワンドは無線(RF)に作用して、ファーストフードの取引情報をクレジット/デビットカード口座に送信する。スピードパス・システムは小型に設計されており、カウンター・スペースをほとんど必要としないし、フロアスペースはまったく必要としない。また、従来の「QSR」取引よりも素早く操作でき、効率よく取引できる。
QSRが店頭製品の納入業者に提案している試みは、従来の、例えばレジ、装置および何か代わりの初期のファーストフード製品購買システムとともに作動する解決策を提供することである。いずれにしても、店頭システムは、(i)顧客やファーストフード店の従業員にとって使い勝手がよく、(ii)労働力にかかる経費を増大させない、あるいは極端に増大させない、(iii)カウンター・スペースをほとんど必要としない、さらに、フロアスペースをほとんど必要としない、または全く必要としない、(iv)製品収縮を軽減する、(v)初期のあらゆるファーストフード商品購買システムと統合される、(vi)店頭の在庫データをシステムに提供することによって在庫管理に役立つのが好ましい。
次に、図面、特に図1を参照すると、本発明の実施形態が図示されている。図示されたように、セルフ・スキャン購買機10が設けられている。標準的なセルフ・スキャン清算機は、例えば、NCR Corp.およびOptimal Robotics Corp.のものが既知で、これらの会社から入手可能である。セルフ・スキャン清算機10は、コントローラ12を含む。コントローラ12は、プロセッサ14、メモリ・デバイス16および電源18を含む。プロセッサ14は、ある実施形態では、ペンティアム(TM)・プロセッサ等のウインドウズNT(TM)・ソフトウエアを実行するものである。メモリ・デバイス16は、人が操作することによりコントローラ12に接続される周辺機器と相互接続するプログラムを実行する。
コントローラ12は、モジュールとしての入出力(「I/O」)カード20を含み、これに複数のワイヤ22(例えば、リボンケーブルの形状で、または他のワイヤを束ねる技術で)接続される。ワイヤ22は、複数の周辺機器に延びている。周辺機器は、典型的には、クレジット/デビットカード・リーダー24、キャッシュ・ディスペンサー26、スキャン装置28、およびタッチスクリーンと相互接続されたディスプレイ装置(「タッチスクリーン・ディスプレイ30」)を含む。さらに、RS−232ケーブルまたはRS−485ケーブルが、独自の処理能力を有する場合には、コントローラ12からこれ等の装置へ延びていてもよい。一実施形態におけるスキャン装置28は、コントローラ12に光学接続されるよう構成されていてもよい。このコントローラ12は、また、ビデオグラフィック・カードまたはモジュール(図示せず)を含み、さらに音源カードも含んでいてもよい。
クレジット/デビットカード・リーダー24によって、顧客はクレジットカードかデビットカードによる支払いを選択することができる。カード・リーダー24は、挿入口32、カードリーダー・ディスプレイ34および複数の数字入力ボタン36を含む。カードを挿入口32に挿入してもリーダー24がカード番号を読み取れない場合には、顧客は数字入力ボタン36を使用してカード番号をキー入力することができる。
タッチスクリーン・ディスプレイ30または数字入力ボタン36のどちらかは、顧客が金額を入力できるように構成されていてもよい。これによって、セルフ・スキャン清算機10がキャッシュ・ディスペンサー26から金額を分取する。キャッシュ・ディスペンサー26は、取引のために現金を供給または受領する複数の取り出し口38を含む。
スキャン装置、即ちスキャナ28は、透明カバー40およびそのカバー40の後ろ側にはスーパーマーケットやコンビニまたはその他の小売店で見られる購入可能な商品42の大半に取り付けられたバーコードを読み取る電子機器を有する。顧客がカバー40を通った商品をスキャンすると、タッチスクリーン・ディスプレイ30は、商品を表示または確認し、その価格を表示する。一実施形態においては、自動音声で、顧客に商品42を買い物袋44へ入れるよう指示する。顧客が複数の商品をスキャンした後に、タッチスクリーン・ディスプレイ30は、商品、それらの価格およびそれらの総額のスクロール・リスト、即ち、仮想リストを表示する。
一実施形態では、セルフ・スキャン清算機10は、ビデオ・カメラ(図示せず)を採用して、製品および他のバーコードがついていない商品42を識別する。顧客は、購入可能な商品42を全てスキャンして買い物袋に入れ、クレジット/デビットカード・リーダー24を用いてカードの支払い方法を選択する。購買機10は、また、顧客がビルアクセプター(図示せず)を介して現金、小切手および/またはフードスタンプで支払うこともできる。セルフ・スキャン清算機10は、キャッシュ・ディスペンサー26から現金で釣銭を供給し、コイン・ディスペンサー(図示せず)から硬貨で釣銭を供給する。セルフ・スキャン清算機10は、タッチスクリーン・ディスプレイ30上に現れる商品42のリストを示したレシートをプリントする。キャッシュ・ディスペンサー26は、レシートを発行するように構成されてもよいし、あるいはその代わりに、レシート印刷機(図示せず)からレシートを発行する個別の取り出し口(図示せず)が設けられていてもよい。
本発明の例示のセルフ・スキャン式清算機10は店頭装置50を備えており、かかる店頭装置は商品在庫52とディスペンサー54を備えているのが好ましい。本明細書で使われているように、「店頭(point of purchase)」という語は、買物客が商品の支払いを行う場所、または、店舗またはそれ以外の小売環境から支払いを行う出口付近の場所のことを言う。セルフ・スキャン式清算機10のフロントパネルの区分55は切取り図化されており、一実施例として、自動清算機10が店頭装置50を格納していることを例示している。それ以外の実施例では、後段で説明するが、独立型の店頭装置がセルフ・スキャン式清算機10の外側に搭載されている。
図示された実施形態において、製品52の在庫は、4種類の製品AないしDからの選択を提供する。この在庫は、単一製品52を含めて、明らかに、異なる店頭製品52を複数含んでいてもよい。店頭製品52は、一律に販売することが可能であり、あるいは、清算機の列、レジ、店頭キオスク、スピードパス・ステーション、タッチスクリーン入力機、映画チケットや航空チケットの自動券売機を含む他のタイプの販売装置のところで、またはそれらの近くで販売されているフロント・エンド製品との組み合わせで販売することも可能である。店頭製品としては、ガムやキャンディ等の菓子製品、雑誌類、かみそりや小さなポケット・ティッシュ等の生活雑貨類、電池、タバコ用ライター、キーチェーン、筆記用具、フィルム、使い捨てカメラ、ビデオテープ、デジタルビデオ・ディスク(DVDs)、小さな玩具等がある。
本発明は、この種の製品の納入業者が直面する多くの問題を解決する。まず、小売店では、製品は、典型的には、決められた棚割り(planagram)に従って陳列される。棚割りは注意深く構成され、審美的に好感を抱くように、整然と製品を陳列するよう意図されている。店頭製品に関しては、顧客は他の商品を購入するまでに心を迷わせるので、なおさら棚割りは重要な役割を果たす。その結果、棚割において納入業者の製品に割り当てる場所が現在のところまったくないか、あるいは今後もないであろう場合、ある製品納入業者はフロント・エンド市場から一時的あるいは永久的に締め出されるかもしれない。本発明の店頭製品52は装置から供給され、好ましい一実施形態においては、動的表示によって広告されるので、棚割の必要がない。よって、本発明は、今まで以上に融通の効くフロント・エンド市場を提供する。
次に、小規模納入業者は「割込み」の犠牲となる可能性があり、その一方で、大規模納入業者は限られた店頭スペースを効果的に使用することができる。小規模納入業者は、棚割を充足させる必要なしに、スペースや割込み場所を断続的に購入することができる。以下に詳細に記載するように、納入業者は、中程度の広告用の割込み場所を購入することもできる。小売店は、売れ行きのよい製品の納入業者が複数の割り込み場所を低価格で購入するシステムを構築することができる。そのため、動きの早い製品を納入する小規模納入業者は、競合するフロント・エンド市場に食い込む。
食料品店やスーパーマーケット等の小売店は、本発明のスループットを効果的にするために大規模納入業者とも協力することができる。例えば、特に大規模な納入業者は、購入可能なフロント・エンド割込み場所、即ちスペースを長期間取得あるいは貸借し続けるよう割増金30%を支払うこともできる。納入業者は、この30%の利益とスループットを最大限に活用することを強いられ、また欲する。その結果、小売店は、納入業者にその30%を管理させて、売れ行きが早く利益が上がる店頭製品52を割り込ませることによって残りの70%の利益とスループットを最大限に利用するよう専念する。そのパーセンテージは、明らかに、この例と異なるかもしれないし、小売店は複数の所有者、または大手の賃借人を得るかもしれない。
顧客が複数の店頭製品52の購入を欲している場合、セルフ・スキャン清算機10は、自動清算機10のパネルで画定された開口部56から複数の製品52を供給する。この開口部56は、製品供給トレイの上あるいは近くに並べて配されてもよい(図9)。一実施形態における開口部56およびトレイは、コイン両替機の開口およびトレイとしての役割も果たす(図9)。製品52を貯蔵ポイントから開口部56またはトレイに送るために、セルフ・スキャン清算機10は、複数の傾斜路、即ち斜面58を提供する。この傾斜路、即ち斜面58は、本明細書中では清算機10の内部に完全に収容されているが、傾斜路、即ち斜面58の一部あるいは全部がセルフ・スキャン清算機10の外側に配置されていてもよい。この傾斜路、即ち斜面58は、またローラ間をベルト張架した複数の搬送部を含んでいてもよい(図9)。
図1において、開口部56は、複数の製品52を、店頭に運ばれた商品42の買い物袋44の一つに直接供給する。他の実施形態においては、製品52は、セルフ・スキャン清算機10の露出した表面のいずれの地点からでも供給できる。例えば、食料品店またはスーパーマーケットは、この開口部56(および、できればトレイ)をビルアクセプターまたはキャッシュ・ディスペンサー26の近く、クレジット/デビットカード・リーダー24の近く、タッチスクリーン・ディスプレイ30の近く、またはスキャナ28の近く等に配してもよい。ディスペンサーを支払機、即ちビルアクセプターまたはクレジット/デビットカード・リーダー24の近くに配することで、顧客は、商品42や製品52の支払いをするときに、供給された製品52を回収することができる。ディスペンサーをタッチスクリーン・ディスプレイ30の近くに配することによって、顧客は、供給された製品52の購入を選択した後でこの製品52を直接回収することができる。ディスペンサーをスキャナ28の近くに配することによって、顧客は、店頭に運ばれた他の商品42を処理しながら供給された製品52を回収することができる。
図示されたように、開口部56の上または近くで、セルフ・スキャン清算機10は、別の製品52(本明細書では、図中の切り取り部55に図示されている)に関する広告または情報を提供する。広告では、顧客にタッチスクリーン・ディスプレイ30を使用することによって、製品AないしDを自動的に複数購入できることを知らせている。広告では、また、自動清算機10が製品をどこで供給するか(例えば、開口部56から)を顧客に指摘する。
セクション55の専用広告は、別の店頭の製品52を宣伝する一実施形態を図示する。他の実施形態においては、セクション55の広告は消去可能か、または変更可能であり、店員または製品流通業者が他の製品を店頭装置50に導入し、その導入した他の製品を広告できるようにしている。他の実施形態においては、タッチスクリーン・ディスプレイ30、またはコントローラ12と通信状態にある別の動的ビデオディスプレイは、製品AないしDを宣伝し、複数の店頭製品52を削除または追加するよう構成可能である。さらなる実施形態においては、特に在庫が多い別の製品52を含む場合には、動的ディスプレイは、この別の製品をスクロールし、1度に全部とはいかないが1つ以上の製品を表示するよう構成されてもよい。静的または動的広告ディスプレイは、セルフ・スキャン清算機10の頂部または自動清算機10の前などの店頭に、または店頭近くに(即ち、ディスプレイは、顧客が食料品店のアイル(isle)から清算機10に近づくときに、顧客と相対するように)取り付けられてもよい。
タッチスクリーン・ディスプレイ30は、図示されるように、メッセージ60、複数のシミュレート・ボタン62(製品AないしDの各個ごとに)、および購入された商品42と供給された製品52の一覧64を現在のところ供給する。メッセージ60は、顧客に現在の総計を知らせ、顧客は取引中に、いつでも、ボタン62のうちの一つを選択して製品AないしDのうちの一つを購入することができることを知らせる。図示された実施形態においては、タッチスクリーン・ディスプレイ30は、各店頭製品AないしD専用のボタン62を提供する。他の実施形態においては、タッチスクリーンはトグルボタンまたは「次へ」ボタン(図示せず)を提供するよう構成され、ディスプレイ30は、顧客が「次へ」ボタンを押す度に新しい店頭製品52を呼び出して表示する。この実施形態では、タッチスクリーン・ディスプレイは、また、選択ボタンまたは「購入」ボタンを提供し、顧客が表示された店頭製品52を1つあるいはそれ以上続けて購入できるようにする。
ディプレイ30の一覧64は、顧客がスーパーマーケットやコンビニの店内のどこかで選択し、セルフ・スキャン清算機10まで運んだ多数の商品42をこの顧客が購入したことを示す。一覧64は、顧客がシリアル、スープ、セロリ、ケーキミックス、および小麦粉を選択し、運び、セルフ・スキャンしたことを示す。一覧64は、また、顧客が店頭で購入したこと、例えば、製品AないしDのうちの一つであるガムを購入したことを示す。メッセージ60が示す現在の顧客の総計である12ドルは、店頭製品52の価格である50セントを含む。好ましい一実施形態において、本発明は店頭に運ばれた商品42の価格とその後に購入された製品52の価格とを合計する。このように、顧客は現金で支払いをして一旦つり銭を受け取るか、小切手を一枚記入するか、またはクレジットまたはデビットカードを一度機械に通す。そのため、セルフ・スキャン清算機10はレシートを一枚だけ支給するし、顧客はレシートを一枚だけ受け取る。
この図示された実施形態において、顧客は、顧客が望めば何度でも同じボタン62を選択して同じ製品52を購入することができる。顧客は、異なるボタン62を選択して、顧客が望む分だけ異なる製品52(異なるタイプの製品52)を購入することができる。顧客がボタン62を押す度に、ディスペンサー54は、製品52を一個供給する。他の実施形態においては、タッチスクリーン・ディスプレイ30は、シミュレートされたテンキーを提供し、顧客が数量を入力するよう刺激する。顧客が1つ以上を入力した場合、ディスペンサー54は、一度に複数の製品52を供給する。本明細書中で説明された、上記のようなボタン62、「次へ」ボタン、「購入」ボタンおよびシミュレートされたテンキー等のシミュレートされた入力装置はいずれも、本分野の技術で周知のように、自動清算機10のパネルに取り付けられ、モジュールとしてのI/Oカード20への独立した入力装置として配線で接続された電気機械入力装置として提供されてもよい。
次に図2を参照すると、本発明の第二の実施形態は、自動購買機70とは別体の本体66内に収容される独立型店頭装置50を提供する。本発明の目的を達成するためには、自動購買機70は、商品の価格を累算するか商品に対する支払いを受ける装置であればどのようなものでもよい。一実施形態において、自動購買機70は、図1に記載されたセルフ・スキャン清算機10である。他の実施形態における自動購買機70は、店員によって操作される標準型の清算機でよい。即ち、自動購買機70は、食料品店、ファーストフード店、コンビニ、ドラッグ・ストア、ハードウエア・ストア、洋品店、スーパーストア等のタイプの小売店向けの従業員操作型購買列で使用可能である。この場合、従業員が商品をスキャンするか、あるいは店員がスキャナ40を使用して商品をスキャンするか、レジ72、店頭のキオスクまたはタッチスクリーン入力装置に選択を入力する。自動購買機70は、クレジット/デビットカード・リーダーおよびビル・アクセプターも含む。自動購買機70は、スピードパスのような、店員を通さずに1または複数の価格を自動的にクレジットまたはデビット口座に送る何らかのタイプの装置をさらに含む。
独立型店頭装置50は、自動購買機70に、またはその近くに取り付けられるのが好ましいので、この店頭装置50は店頭に配される。自動購買機70は、プロセッサ14、メモリ・デバイス16、電源18およびモジュールとしてのI/Oカード20を有するコントローラ12を含む。自動購買機70は、店頭装置50が別体であることを除いて、図1に関連して述べられているようなその他の構成および装置も含んでよい。
コントローラ12は、ワイヤ22を介してスキャナ28と電気通信し、および/またはその代わりに、スキャナ28と光学接続、またはRS−232ケーブルまたはRS−485ケーブルによって接続されている。コントローラ12は、あるいは、無線高周波(「RF」)信号、マイクロ波信号、インターネットまたはその他の適当な通信リンクを介してスキャナ28と通信する。自動購買機70がセルフ・スキャン清算機10(図1)である場合、顧客は食料品店のアイルの一つから商品42を回収し、その商品をスキャナ28へ運び、その商品を透明カバー40を通過させてスキャンする。自動購買機70が店員制御型清算機の場合、顧客は商品42を食料品店のアイルの一つから回収し、その商品をスキャナ28まで運び、そこで、店員がその商品を透明カバー40に通すことによってスキャンする。いずれの場合も、ある実施形態におけるスキャナ28は、図示されるような独立型スキャナ28であり、他の実施形態において、スキャナ40は顧客も店員も保持できる手持ち型スキャナであるため、手持ち型スキャナの小さい透明カバー40が購入可能な商品42のバーコードを横断する。
コントローラ12は、ワイヤ22および/またはRS−232接続またはRS−485接続によってレジ72と電気通信する。コントローラ12は、あるいは、RF信号、マイクロ波信号、インターネットまたはその他の適当な通信リンクを介してレジ72と通信する。一実施形態におけるコントローラ12は、スキャナ28とだけ接続され、他の実施形態においては、レジ72とだけ接続され、更なる実施形態においては、スキャナ28とレジ72の両方に接続される。
コントローラ12がレジ72に接続される場合、店員はレジ72を手作業で操作する。食料品店、コンビニ、ドラッグ・ストア、ハードウエア・ストア、洋品店、スーパーストア等のある小売り作業では、顧客は、箱詰めの食料品等の商品42を店舗のアイルの一つから回収して、その商品を、その商品またはその商品の価格をレジ72に入力する店員まで運ぶ。ファーストフード・レストランや予約購入窓口等の他の小売り作業では、顧客は、店員に近づきハンバーガーやフレンチフライ等の購入可能な商品42を注文し、店員はその商品またはその商品の価格をレジ72に入力する。
コントローラ12は、また、タッチスクリーン・ディスプレイ30aまたは30bの一方と通信する。本明細書では、ディスプレイ30aおよび30bは、自動購買機70の外側に取り付けられているように図示されている。2つのタッチスクリーン・ディスプレイが図示されているが、上述のように必要なのは1つだけである。ディスプレイ30aは、顧客が商品42スキャンするときに、即ち、セルフ・スキャン清算機の位置に適合されている(図1)。本明細書において、ディスプレイ30aは、顧客が全ての購入可能な商品42をスキャンした後で、製品AないしD等の店頭製品52の一つを購入希望しているか否か、顧客を刺激するのに適したメッセージ74aを提供する。ディスプレイ30aはシミュレートされたボタン62も提供する。図1において、タッチスクリーン・ディスプレイ30によって、顧客はセルフ・スキャン作業のどの工程においても1つあるいはそれ以上のボタン62を選択することができる。タッチスクリーン・ディスプレイは、顧客が製品52を選択するよう刺激し、スキャン・シーケンスの前、その間または、本明細書中では、その後に即座に供給するよう構成されていてもよい。
ディスプレイ30aは顧客が供給可能な製品52を購入するよう刺激するのに適したあらゆるメッセージを有してもよい。例えば、ディスプレイ30aは、現在の総額に、供給された製品52の価格を加えたものを表示するよう構成することも可能である。例えば、ディスプレイ30aは、「総計は12ドルになりました。ガム一箱を税混み40セントで追加することができます。下のボタンを1回押すと供給されます。」と表示するかもしれない。ディスプレイ30aは、新しい総計を表示することもできる。例えば、「総計は12ドルになりました。ガム一箱を追加すると、総計は税込みで12ドル40セントとなります。下のボタンを1回押すと供給されます。」という具合である。本明細書中に記載された全てのメッセージまたはプロンプトは、映像、音声またはオーディオ・ビジュアルとすることができる。
本明細書中に記載された全ての実施形態において、コントローラ12のメモリ16は、プロンプトを「スマート・プロンプト」とすることができるコンピュータプログラムを格納するよう構成されていてもよい。即ち、ソフトウエアは、(i)顧客が選択して店頭へ運んだ1つまたは複数の商品42に基づいてプロンプトを選択し、(ii)顧客の食料品店カードまたはコントローラが収集したデータから得られた顧客のプロフィールに基づいてプロンプトを選択し、または(iii)(i)と(ii)を組み合わせたアルゴリズムに基づいてプロンプトを選択するよう構成されている。コントローラ12のプロセッサ14は、メモリ16に格納されたコンピュータプログラムによって作動し、ディスプレイ30aまたは30b上にスマート・プロンプトを表示する。
スマート・プロンプトが、顧客が選択して店頭に運んだ商品42に基づいている場合、一実施形態に使用されるプログラムは商品42から供給されるパターンまたは信号を検索する。例えば、顧客が、無糖、無脂肪、低脂肪、砂糖代替品含有等の複数の商品42を集めて店頭へ運んだ場合、スマート・プロンプトは、シュガーフリーガム等の無糖商品を含んでもよい。他の例においては、多数のデザート類の商品が店頭に運ばれた場合には、スマート・プロンプトは、キャンディー・バー等のキャンディを含んでもよい。顧客が店内のラックから雑誌を引き抜いた場合は、スマート・プロンプトは他の定期刊行物を含んでもよい。この分野における当業者であれば、確実に、ソフトウエアが多数の異なるタイプの検出を行うように構成することができる。
食料品店またはスーパーマーケットの顧客カードによって、店は特定の顧客の購買慣習を含むデータを蓄積することができる。ソフトウエアはこの情報を使用して、スマート・プロンプトを表示するように構成されてもよい。例えば、顧客カードが、顧客が過去に多数の無糖または無脂肪商品を購入していることを示した場合、たとえ顧客が今そのような商品を店頭に運んできていない場合であっても、スマート・プロンプトは無糖商品を含んでよい。
他の実施形態においては、別々の装置の複数のコントローラ12が、食料品店またはスーパーマーケット内に保持されたサーバー・コンピュータとローカル・エリア・ネットワーク(「LAN」)でリンクできる。このサーバー・コンピュータは、顧客がクレジットカードまたはデビットカードで支払いをする度に蓄積される購買慣習情報を格納している。顧客番号はクレジットカードまたはデビットカード番号に内部的に与えられ、それによって、その顧客番号に基づいて情報が蓄積される。顧客が店舗内で標準的な清算機またはセルフ・スキャン清算機のいずれを使用するかにかかわらず、サーバー・コンピュータはクレジット/デビット番号を認識して、顧客番号を呼び出し、その顧客番号に基づいて購買慣習情報を更新する。さらに、顧客が標準的な清算機またはセルフ・スキャン清算機のいずれを使用するかに関係なく、ソフトウエアは、顧客番号に基づいて、サーバー・コンピュータが蓄積した情報にアクセスして、スマート・プロンプトを提供することができる。使用者が過去に店頭で特定の製品52を購入している場合、例えば、スマート・メッセージは以前に購入した製品52を含むかもしれない。
他の実施形態において、顧客カードまたはサーバー・コンピュータは、顧客のポイントが所定の閾値に達すると、「顧客ポイント」を累算し、1つまたはそれ以上の店頭製品52を自動的に供給するよう構成されている。ポイントは、顧客が店頭に運んだ商品42に対して、または販売製品52の購入ポイントに対して、あるいはその両方に対して発行されてよい。クイック・サービス・レストラン(「QSR」)では、ポイントは購入されたファーストフード商品に対して累算される。ポイントは、(i)1つまたは複数の無料製品を報酬とする、(ii)コンテストの参加につながる、かつ(iii)店の商品用のクーポン、店頭製品またはコンテストの参加を報酬とすることができる。ディスプレイ30は、顧客に対して、例えば、「おめでとうございます。ガム一箱が無料で提供されます。」等の情報を視覚的および/または聴覚的に知らせるよう構成されてもよい。
ディスプレイ30bは、店員がスキャナ28を使用して商品42をスキャンするか、またはレジ72を使用して商品を入力する場合に適合される。本明細書において、ディスプレイ30bは、店員が購入可能な商品42を全てスキャンするか入力するかした後、店員が店頭製品52である製品AないしDの一つを購入したいか否かを尋ねるよう刺激する適当なメッセージ74bを提供する。あるいは、店員は、顧客が選択した商品をスキャンまたは入力する前あるいはその間に顧客を刺激することもできる。ディスプレイ30bは、また、提供可能な製品52の価格を知らせるか、または供給可能な製品52の価格を含んだ場合の新たな総額を知らせるよう店員を刺激するよう構成されてもよい。さらに、店員を刺激するディスプレイ30bは、購入された製品または使用者のプロフィールに基づいて構成されるスマート・プロンプトを含んでもよい。
ディスプレイ30bは、また、顧客が店頭製品52を即座に供給して欲しいと望む場合に、店員が押すボタン62を提供する。顧客制御型実施形態または店員制御型実施形態のいずれの場合にも、静的または動的ディスプレイの形態をとる適当な広告が店頭製品の取得可能性を顧客に知らせる。
図2において、店頭装置50には制御能力はない。即ち、店頭装置は、単独ではデータ処理能力がない装置であるため、ディスペンサー54に製品52を供給するようコマンドを送るにも完全にコントローラ12に頼っている。このディスペンサー54は、ガムまたはキャンディ等の菓子類、雑誌、本または新聞等の定期刊行物、かみそりまたは小さなポケット・ティッシュ等の生活雑貨、電池、タバコ用ライター、キーチェーン、筆記用具または小さな玩具を供給するのに適したタイプのディスペンサーであればよい。
図示された実施形態においては、ディスペンサー54は、製品AないしDの各々に対して独立型ソレノイド72を含む。一実施形態におけるソレノイド72は、プッシュ型のソレノイドであり、各々のソレノイドは、熱線76と中性線78を有する。同様に、コントローラのモジュールとしてのI/Oカード20から延びるワイヤ22は、熱線22aおよび中性線22bを含む。ソレノイド72の熱線76および中性線78は、ターミナル・ストリップ80に接続され、中性線も一緒に「接続(jumpered)」されている。モジュールとしてのI/Oカード20から延びる中性線22bはストリップ80に接続された中性端子の一つに接続されている。モジュールとしてのI/Oカード20から延びる熱線22aは、それぞれ、ストリップ80の熱線端子の一つに接続されている。
このような配線においては、顧客がスクリーン30a上のボタン62を押すか、または店員がスクリーン30b上のボタンを押した場合に、モジュールとしてのI/Oカード20に入力信号が送られる。メモリ・デバイス16に格納されたデバイス・ソフトウエアは、その入力を確認して、指定された出力スイッチを閉じる。これによって、ソレノイド電圧(例えば120VACまたは24VDC)に定格された電源18が対応する熱線22aと中性線22bの間に通電する。通電された熱線22aと中性線22bは、対応するソレノイド72の熱線76と中性線78の間に通電する。
ソレノイド72の一つに通電することで、電気・機械エネルギー変換を発生させ、例えば、レバーを第一の位置から第二の位置に移動させるというような、機械的な動きを起こす。この点では、店頭製品52を1つまたはそれ以上供給するために、あらゆる適当な機械的連携が採用される。図示を容易にするために、ディスペンサーは、1つまたは複数の製品AないしDが引力によって、傾斜路、即ち斜面58に向けて落下するのに十分な程度に開き、製品52がその開口部56を通って供給される、ヒンジ式または摺動式のドア82を有するように図示されている。当然のことながら、当業者であれば、ソレノイド72の効果的な使用法またはそれらを全て組み合わせることを回避できるような、他の機械的連携を考案することができるし、既に考案している。しかしながら、重要なことは、どの器具も、特定のボタン62を始動させることで、製品A,B,CまたはDのうちの1つを特定の分量だけ供給するという独特の結果を有することである。
図2の独立型店頭装置50は制御能力がないので、コントローラ12が全ての価格計算を行っていることが理解されねばならない。即ち、コントローラ12は、フードボックス、ファーストフード商品等の購入可能な商品42およびガム等の店頭製品52の価格を保持していて、それを呼び出す。顧客制御型タッチスクリーン・ディスプレイ30aまたは店員制御型タッチスクリーン・ディスプレイ30bは、スキャンされた、または入力された商品42および供給された製品52の一覧を示す。
次に図3を参照すると、他の独立型店頭装置90の実施形態が図示されている。店頭装置90は、初歩的なレベルの制御能力を有している。即ち、店頭装置90は、処理能力またはコンピュータプログラムを格納する能力を持たないが、店頭装置90は電気的切替能力は有している。店頭装置90は、電源18および複数のリレー92を含む。リレーは周知の電気的切替え装置であり、入口側に1つのコイルを含み、出口側に通常は開いた、または通常は閉じた状態の1つまたは複数のコンタクトを含む。各リレー92の出力側はソレノイド72と電気接続され、各リレーの入力側は、一般的には「論理梯子図」と称される電気的フローチャートによる電気機械押しボタン94に電気接続されている。
リレー92を含む店頭装置90は、顧客または店員が、店頭装置90で決定を入力して店頭製品52を供給することができる能力を有している。電源18は、リレー94を介してソレノイド72に、および、例えば、押しボタン94が点灯している場合には、できれば押しボタン94に電源を供給する。ターミナル・ストリップ80は、ワイヤリングを容易にする。顧客または店員が押しボタン94の一つを押した場合、リレー92に対応するコイルが励起こされ、リレー92内のコンタクトが閉じ、対応するソレノイド72が励起こされる。ソレノイドのレバーが移動して、適当な機械接続によってヒンジ式または摺動式のドア82の一方を開き、その結果、店頭製品AないしDの一つが指定された量だけ傾斜路、即ち斜面58に落下し、開口部56を通って供給される。当業者であれば、顧客または店員が店頭装置90から製品52をそれぞれ供給できるようにするために必用なソレノイド72の数およびリレー92の数は適切な数に設定できることが理解されるべきである。
独立型店頭装置90は電気的切替能力を有しているが処理能力は持たないので、別体の外部コントローラ12が全ての価格計算を行わねばならないことが理解されるべきである。一実施形態において、別体の自動購買機70内に保持されたコントローラ12は、フードボックスまたはファーストフード商品、および製品AないしD等の店頭製品52等の購入可能な商品42の価格を保持しており、それらを呼び出す。店頭装置90は、顧客または店員が製品を供給するたびに、ワイヤ22を介してモジュールとしてのI/Oカード20へ信号を送る。製品AないしDがそれぞれ異なる価格の場合、店頭装置90は、多数の信号のうちの一つを、特定の価格に対応するモジュールとしてのI/Oカード20に送信する能力がある。
独立型店頭装置90は、自動購買機70に、またはその近くに取り付けられ、店頭にあるのが好ましい。この自動購買機70は、図2と関連して上述したようなセルフ・スキャン清算機または標準型清算機でよい。図示することを目的として、顧客制御型タッチスクリーン・ディスプレイ30aのみが示されているが、店員制御型タッチスクリーン・ディスプレイ30bが、ワイヤ22および/またはRS−232リンクまたはRS−485リンクを介して、代わりにコントローラに接続されていてもよい。ディスプレイ30aまたは30bは、RF信号、マイクロ波信号、インターネットまたはその他の適当な通信リンクを介してコントローラと選択的に通信してもよい。ディスプレイ30aまたは30bは、いずれも、スキャンまたは入力された商品42および供給された製品52の一覧を示す。
プロセッサ14、メモリ16、電源18およびモジュラーとしてのI/Oカード20を有するコントローラ12は、RS−232、RS−485、RF信号、マイクロ波信号、インターネットまたはその他の適当な通信リンクを介して、電気的、光学的に独立型または手持ち型のスキャナ28および/またはレジ72に接続されている。独立型または手持ち型のスキャナ28は透明カバー40を含み、顧客または店員がこのカバーを横断して購入可能な商品42を通過させる。店員はレジ72を作動させるのが好ましい。
次に図4を参照すると、独立型店頭装置100の更なる実施形態が図示されている。店頭装置100は、完全制御能力を有する。即ち、店頭装置100は、電気切替を行うことができ、処理能力とコンピュータプログラムを格納する能力を有する。店頭装置100は、プロセッサ14、メモリ・デバイス16、電源18およびモジュラーとしてのI/Oカード20を有するコントローラ12を含む。コントローラ12によって、店頭装置100は、供給可能な製品AないしD用にシミュレートされたボタン62を備えるタッチスクリーン・ディスプレイ30を有する。顧客または店員のいずれかがスクリーン30上のボタン62を押すと、その結果、入力信号がモジュールとしてのI/Oカード20に送信される。メモリ・デバイス16に格納されたデバイス・ソフトウエアは、その入力を確認して、I/O部の特定の出力スイッチを閉じるコマンドを送る。そうすることで、電源18は適切なソレノイド72を励起する。選択された製品52は、傾斜路、即ち斜面58に落下し、開口部56を通って供給される。
ディスプレイ30は、1つまたは複数の供給可能な製品52および1つまたは複数の製品52の納入業者のために動的広告をディスプレイすることができる。動的ディスプレイは、ビデオ、ストリーミング・ビデオおよびアニメーション、ならびにあらゆるタイプの聴覚表示、視覚表示またはオーディオ・ビジュアル表示を含む。ディスプレイ30は、複数の製品52を一度に広告でき、複数の納入業者からの複数の異なる広告を順番に表示する一本のビデオを作動させることができる。
典型的な店頭環境においては、小規模な納入業者は店頭製品の広告をまかなう手段を持たないかもしれない。例えば、厚紙製のディスプレイまたは複数の場所に据える物理的な模型は、一般的には高価である。本発明は、納入業者の規模に関係なく、全ての納入業者が少なくとも何らかの広告をまかなうことができる手段を提供する。各納入業者は、ディスプレイ30が供給する総広告時間の一部に対して支払いをすることができる。ディスプレイ30が一度に1つ以上の製品52を広告することができれば、納入業者は、スクリーンの使用割合および「フル・スクリーン広告」または「ハーフ・スクリーン広告」、あるいは、あらゆる適切な割合で広告に対して支払いをすることもできる。納入業者は、例えば、総広告時間の15%分だけハーフ・スクリーン広告を出して、さらに総広告時間の15%分だけフル・スクリーン広告を出すこともできる。
コントローラ12は、一般的に、広域ネットワーク、即ちWANと称されるリンク・システムによって、複数の製品52の納入業者が保持する複数のサーバー・コンピュータに接続されるように構成されていてもよい。WANは、電話線、T−1接続またはT−3接続、賃貸電話線、RF信号、マイクロ波またはインターネットによって、複数の製品納入業者をつなぐ。WANは、リアルタイムで広告を更新したり変更したりする能力を、納入業者に提供する。ある納入業者はある広告を午前中に掲載し、他の広告を午後に掲載したいと考えるかもしれない。ある納入業者は、在庫に基づいて広告を変更、あるいは、スーパーマーケットまたは食料品店がセールまたは割引の対象にしている製品についての広告を効率的に行いたいと考えるかもしれない。
納入業者はコントローラ12のメモリ16に多数の広告を格納できる。コントローラ12は、広告を表示するのに適当な音やグラフィックカードを含む。店頭装置は、また、コントローラのプロセッサ14と通信してプログラムされた音を再生するスピーカーを含む。遠隔地の納入業者は、どの広告を表示するかを選択して、WANを通じて信号を送る。それによって、コントローラ12は、所望の広告を呼び出して表示する。または、当業者に既知のとおり、納入業者は、納入業者のロケーションまたはインターネットに保持されているファイルに広告を格納することができる。納入業者は、特定の広告を掲載したいと考えた場合、遠隔サーバーまたはインターネットから一つまたは複数のファイルをコントローラ12にダウンロードし、このコントローラが望みどおりの広告を表示する。
WANのリンクによってもまた、製品52の納入業者は在庫管理ができる。即ち、WANは、リアルタイムで、または一定期間、例えば、数時間、数日、または数週間の間、製品52の動きをモニタする能力を納入業者に供給する。納入業者は、1日のうちの特定の時間に、またはその週のうちの特定の日に、あるいは、その年の特定の時期に、どの製品が動くかを特定することができる。これは、納入業者にとっては、販売する製品52を供給したり、また、目標として焦点を絞った広告を提供するのに助けになる。コントローラ12は、店頭の製品供給があるレベルまで落ちたときに、納入業者または納入業者の流通者に対して自動的に信号を送ったり電話をかけたりするよう構成することもできる。納入業者または流通業者は、これによって、いつ店頭装置を補充すればよいかを自動的に知ることができる。
WAN、インターネット等によって提供されるリアルタイムの在庫状況や、急いでまたはリアルタイムに広告を変更する能力を使用して、納入業者は、強く売り込むべき特定の製品の広告を調整することができる。納入業者は、特に売れ行きがよく、スループットが最大限となる時間に製品52を宣伝することができる。あるいは、納入業者は、特に売れ行きがよくなかった時間に製品52を宣伝することによって市場を作り上げようとすることもできる。同様に、納入業者が、特定の製品52に関して非常にたくさんの在庫があることを特定すると、納入業者はその製品を宣伝、および/またはその製品をサービス品として掲載することができる。店頭装置によって、顧客が購入ポイントを獲得した場合には、ソフトウエアは、顧客が、例えば無料のガム1パックを獲得したとき、供給豊富な製品52のうちの一つを供給するように構成することができる。
当然ながら、納入業者は、常に手作業で広告を入力するよう期待されてはいない。納入業者のサーバー・コンピュータまたはコントローラ12のメモリ16のいずれかが、継続的に繰り返される1件または複数の広告を含むシーケンスを格納している。納入業者は、そのシーケンスを定期的に更新して、1つまたは複数の製品52の広告を加え、削除し、または割合を変更する。納入業者のシーケンスは、他の納入業者により提供されたシーケンスと纏められる。納入業者のサーバーまたはコントローラ12のメモリ16のいずれかが、特定の広告、または在庫レベルに基づくシーケンスを自動的に掲載するソフトウエアも格納する。例えば、コントローラ12が、製品B、製品Cおよび製品Dが製品Aよりも売れたことを検知すると、一実施形態におけるソフトウエアは、供給レベルが均等になるように製品Aを宣伝するようプログラムされている。
独立型店頭装置100は、クレジット/デビットカード・リーダー24および/またはセルフ・スキャン清算機または標準清算機等の自動購買機70(図示せず)と直接通信する能力を有する。タッチスクリーン・ディスプレイ30によって、スキャン・シーケンスまたはレジ・シーケンスの前、その間またはその後のどの時点でも製品を供給することができる。
本明細書で使用されるように、「クレジット/デビットカード」という用語は、明らかにクレジットカードおよびデビットカードを意味している。この用語は、また、顧客が、現金、硬貨または小切手等のハードカレンシーを用いずに製品の支払いをすることができるタイプの証明書も意味する。よって、クレジット/デビットカードもまた、あらゆる種類のカード、または、学生証、小売店カード等の特定の団体専用のスマートカードを含む。クレジット/デビットカードは、また、顧客が現金のやり取りをしないでサービスおよび/または品物を購入することができるテレフォンカード、ホテルカード、カジノカードまたはその他の種類のサービスカードも含む。
または、顧客または店員が購入可能な商品を全てスキャンした後に、あるいは、店員が各商品をレジに入力した後に、クレジット/デビットカード・リーダー24が、カードリーダー・ディスプレイ34を介して、顧客が供給可能な製品52を購入するよう刺激する。ある実施形態においては、カードリーダー・ディスプレイ34は、真空蛍光表示管(「VFD」)である。ある好ましい実施形態において、顧客は、電子資金決済が行われる前、即ち、銀行またはクレジットカード会社が総額を認可する前であればいつでも供給可能な製品52を選択することができる。このようにして、顧客は一括で支払いをすることができる。
クレジット/デビットカード・リーダー24は、一つの挿入口32と複数の数字入力ボタン36を含む。カードを挿入口32へ挿入した後に、カード・リーダー24がカード番号を読み取れない場合、顧客は数字入力ボタン36を使用してカード番号をキー入力することができる。数字入力ボタン36は、どの製品(例えば、製品番号1から製品番号9)を供給するか、あるいは製品52をどのぐらいの量供給するかを特定するのにも使用される。カード・リーダー24は、また、別体の製品ボタン102を複数個含むように構成されてもよい。VFD24は、顧客が数字入力ボタン36または専用の製品ボタン102を使用して製品を入力するように誘導する。ある実施形態において、カード・リーダー24は、ワイヤ22および/またはRS−232ケーブルまたはRS−485ケーブル104を介して、独立型店頭装置100のコントローラ12と通信する。カード・リーダー24は、あるいは、RF信号、マイクロ波信号、インターネットを介して、またはその他の適当な通信リンクを介して、コントローラ12と通信する。他の実施形態においては、VFD24は、顧客が独立型店頭装置100のタッチスクリーン・ディスプレイ30を使用して、一つまたは複数の製品52を選択するよう誘導する。
独立型店頭装置100は、自動購買機(スキャナまたはレジ)に、またはその近くに取り付けられ、店頭に配されるのが好ましい。店頭装置100は、顧客が、顧客のクレジット/デビットカード口座から転送された資金を使用して、トランザクションから現金を引き取ることができるように構成されてもよい。
上述のように、ある実施形態において、自動購入装置70は、図1に図示されたようなセルフ・スキャン清算機10である。店頭装置50、90または100について上述された実施形態は、いずれも、セルフ・スキャン清算機10に接続されるように構成されてよい。店頭装置50、90または100は、セルフ・スキャン清算機10の頂部、前部、後部または側部を含めて、セルフ・スキャン清算機10のいずれの露出面に取り付けられてもよい。購買機は、製品を比較的高所または比較的低所、および/または新しい位置に水平に供給するよう構成されていてもよい。
スーパーマーケットおよび食料品店は、横に並ぶ一列のセルフ・スキャン清算機10を据付けてもよい。そのような場合、2機のセルフ・スキャン清算機10の間に1機の店頭装置50、90または100を据付けて、この清算機に製品を供給するのが望ましいかもしれない。本明細書では、店頭装置50、90または100は、セルフ・スキャン清算機10と他の清算機とが対向する側面に取り付けられてもよい。あるいは、店頭装置50、90または100は、隣り合うセルフ・スキャン清算機10からは離れて、かつそれらの間に取り付けられてもよい。
スーパーマーケットおよび食料品店は、一人の小売り店員が見渡せるように、セルフ・スキャン清算機10を互いに向き合い、平行する列状に据付けてもよい。そのような場合、2列になったセルフ・スキャン清算機10の間に1つ以上の店頭装置50、90または100を据付けて、2列になった複数の清算機に製品を供給するのが望ましい。そのような場合、店頭装置50、90または100は、独立型ユニットとして取り付けられ、いずれのセルフ・スキャン清算機10からも独立している。しかしながら、店頭装置は、店頭の複数列のセルフ・スキャン清算機10の間に配される。
次に図5を参照して、店頭装置(50、90または100、便宜的に店頭装置50のみが図示されている)に関する実施形態で従前に記載されたものは、いずれも、スキャナ28、レジ72に直接接続されるよう構成されているか、またはスキャナ28およびレジ72に同時に接続されるように構成されていてもよい。または、従前に記載された店頭装置50、90または100は、いずれも、非消耗品112を供給する供給装置110に接続され、またはその供給装置内に一体に構成されてもよい。
スキャナ28、レジ72および供給装置110は、それぞれ、プロセッサ14、メモリ・デバイス16、電源18およびモジュールとしてのI/Oカード20を有するコントローラ12を含む。これら各装置のコントローラ12は、ワイヤ22を介して、消耗品52を供給する店頭装置(50、90または100)に光学接続されるか、または電気接続される。
スキャナ28を構成するコントローラ12は、ワイヤ22および/またはRS−232ケーブルまたはRS−485ケーブル104を介して、クレジット/デビットカード・リーダー24またはビルアクセプター(図示せず)に接続されるよう構成されてもよい。本明細書中で使用されるように、用語「スキャナ」は、バーコード化された情報を読み取る従来のスキャナを意味する。「スキャナ」は、また、小売り商品42から提供されるあらゆるタイプの識別情報を読み取る、または受信する何らかの装置を含む。本明細書中で使用される「スキャナ」は、ファーストフード商品またはその他の小売商品からの識別情報を受信するスピードパスまたはワンドを含む。「スキャナ」は、また、商品から送信されたあらゆるタイプの信号を読み取り、または受信する装置を含む。
スキャナ28を構成するコントローラ12は、あるいは、RF信号、マイクロ波信号、インターネットまたはその他の適当な通信リンクを介して、カード・リーダー24またはビルアクセプターと通信するよう構成されてもよい。顧客または店員がスキャナ28の透明カバー40を通過させて購入可能な商品42をスキャンするとき、スキャナ28のコントローラ12は、それらの商品42の価格を累算する。顧客が、クレジット/デビットカード・リーダー24上のボタン36または102によって供給可能な製品52を選択する場合、スキャナ28のコントローラ12は、その入力を確認し、店頭装置50、90または100へ信号を送り、製品52を供給し、その供給された製品52の価格を追加して累算する。顧客または店員が、店頭装置90および100上に配置された入力装置によって、供給可能な製品52を選択する場合、スキャナ28のコントローラ12は、その入力を確認し、供給された製品52の価格を追加して累算する。
店員が購入可能な商品42をレジ72に入力すると、レジ72のコントローラ12はその商品42の価格を累算する。レジは、製品52を供給するのに専用のボタン106を有するように構成されていてもよい。店員が、レジ72上のボタン106によって、供給可能な製品52を選択した場合、レジ72のコントローラ12は、その入力を認識し、店頭装置50、90または100に信号を送り、製品52を供給させ、その供給された製品52の価格を加えて累算する。顧客または店員が、店頭装置90および100上に配された入力装置によって、供給可能な製品52を選択した場合、レジ72のコントローラ12は、その入力を認識し、供給された製品52の価格を加えて累算する。
非消耗品112を供給する供給装置110は、当業者に既知である。一般的に、供給装置110を構成するコントローラ12は、ディスペンサー(図示せず)を制御して、映画のチケットまたは航空券等の非消耗品112を供給させる。非消耗品は、チケット、生活雑貨、および雑誌、新聞および本を含む定期刊行物等の食べられない商品を含む。供給装置110のコントローラ12は、ワイヤ22および/またはRS−232ケーブルまたはRS−485ケーブル104を介して、クレジット/デビットカード・リーダー24またはビルアクセプター(図示せず)に接続されるよう構成されてもよい。タッチスクリーン・ディスプレイ30は、ワイヤ22および/またはケーブル104を介して、コントローラ12と電気通信する。または、RF信号、マイクロ波信号、インターネットまたはその他の適当な通信リンクが使用されてもよい。ディスプレイ30は、顧客が店頭装置50、90または100から、一つまたは複数の非消耗品112および一つまたは複数の消耗品52を選択できるよう構成されたシミュレートされたボタン62を有する。
顧客が、タッチスクリーン・ディスプレイ30上のボタン62によって非消耗品112を選択すると、供給装置110のコントローラ12は、その入力を認識し、非消耗品ディスペンサーに信号を送り、非消耗品112を供給し、供給された商品112の価格を加えて累算する。顧客が、タッチスクリーン・ディスプレイ30上のボタン62によって消耗品52を選択すると、供給装置110のコントローラ12は、その入力を認識し、ワイヤ22および/またはケーブル104を介して店頭装置50、90または100に信号を送り、消耗品52を供給し、供給された製品52の価格を加えて累算する。それによって、顧客は、例えば、映画のチケットおよび菓子商品を購入し、現金またはクレジットで一括してその支払いをする。
次に図6および図7を参照すると、店頭装置50、90または100に関する前述の実施形態は、いずれも、クイック・サービス・レストラン(「QSR」)にも適合できる。QSRは、限られたスペースや労働力の問題を緩和し、稼動効率を挙げ、製品収縮を軽減する技術を継続的に模索している。一般的に、QSRは、レジ係りの前に空いたフロアスペースを必用とし、このスペースに、顧客が並び頭上のメニューを読み、レジ係りに近づいたところで食品を注文する。よって、QSRは、一方では店頭製品の専属市場を提供するが、標準的な食料品店のラックを配置する便利な場所は提供しない。
ドライブ・スルー・スタンドもまたキャプティブ・フロント・エンド市場を提供する。しかしながら、店外にあるドライブ・スルー・スタンドは、製品用のラックとして適当な位置を提供していない。店内およびドライブ・スルー・スタンドの両方における製品収縮の問題は、フロント・エンド製品の導入に重大な障壁をもたらす。QSRのレジ係りは、準備された食品を配達し、同時に代金を受け取り、代金と交換しなければならないので、既成の商品が清算されていることを確認する時間的な余裕がない。しかしながら、店頭装置50、90または100は、いずれも、QSR環境で操作可能であることは理解すべきである。
図6は、レジ台にあるQSRの内側に設置された店頭装置50、90または100を図示している。レジ係り114は、QSRカウンター116の後ろ側に立つ。顧客118は、QSRが準備している多数のファーストフード商品42を掲載してある頭上のディスプレイ122を見て店頭へ運ぶ。ディスプレイ122は、また、顧客118が購入可能で、店頭で即座に供給されるであろう多数の製品52を提示する。
ディスペンサー54(図示せず)を含む店頭装置50、90または100は、レジの後面に面一に取り付けられ、タッチスクリーン・ディスプレイ30を含む。レジ/店頭装置50、90または100は、プロセッサとプログラムを格納するメモリを有するコントローラを含む。一実施形態において、レジ係り114が顧客118の注文を入力し始めると直ぐに、プログラムとプロセッサは協同してメッセージ124を表示し、シミュレートされた入力ボタン62を作動させる。レジ係り114が顧客118からの支払いを入力すると、プログラムとプロセッサは協同してメッセージ124を中断し、シミュレートされた入力ボタン62を作動させないようにする。この間であればいつでも、顧客118は入力ボタン62の一つを選択することができるので、製品52が開口部56を通ってトレイ142(硬貨用つり銭トレイとしても利用可能、図9を参照のこと)に供給され、製品52の価格は、ファーストフード商品42の価格に自動的に累算される。
上記の処理は、レジ係り114には実際には見えない。QSR雇用者または製品納入業者は、開業時間外に製品52を補充することができる。他の実施形態においては、店頭装置50、90または100は、顧客118にもっと製品52を購入するように尋ねるようにレジ係り114を刺激する。第二のディスペンサー126は、カウンター116の内側に据付けられ、定期刊行物またはその他の消耗品または非消耗品52を供給する。第二のディスペンサー126は、上述のようなコンピュータプログラムによって作動できる。このとき、顧客118は、商品42を注文している間にボタン62を押して雑誌または新聞を購入する。あるいは、顧客118がレジ係り114に定期刊行物を注文すると、レジ係り114はレジ上のボタンを押す。すると、ディスペンサー126のドアが開いて、顧客118は、選択された製品52を取り上げ、その製品の価格は、ファーストフード商品42の価格に自動的に加えられる。各実施形態では、フロアスペースを必要とせず、レジ係り114がわずかに努力を求められるだけである。
図7は、QSRのドライブ・アップ・ウインドウの外側に取り付けられた店頭装置50、90または100を図示する。QSRは、標準的には、図6に記載の頭上ディスプレイ122等のディスプレイを、ドライブ・スルーの注文ステーション(図示せず)に採用している。このディスプレイは、店頭製品52を、図6のディスプレイ122の要領で表示することができる。図示された実施形態において、ドライブ・アップの顧客118が交換所で車を停めると、シミュレートされた入力ボタン62を有するタッチスクリーン・ディスプレイ30がある。顧客118がファーストフードを待つ間、メッセージ128が、例えばガムを1パック買わせるように顧客118を刺激する。また、代わりに、レジ係り(図示せず)が製品52を購入するように顧客118を刺激することもできる。顧客がボタン62を選択した場合、製品52は、開口部56を通ってトレイ142(ある実施形態においては、図9を参照して述べられたように両替機を備える)に供給され、製品52の価格はファーストフード商品42の価格に自動的に累算される。顧客からお金を受け取る前にボタン52を自動的に使用できなくする等、製品収縮に対処するための適当な予防措置が採用されるかもしれない。または、供給ボタン62は、レジ係りの持ち場の内側に配されることができる。その場合、顧客118は、自分に代わって製品52を供給するようにレジ係りに要求する。
次に図8を参照すると、支払い方法を構成要素として含む独立型店頭装置120が他の実施形態として図示されている。店頭装置120は、自動購買機70(スキャナまたはレジ)に、あるいはその近くに取り付けられ、店頭に配されている。店頭装置120は、複数の取り付けブラケットまたは複数の部材を含み、これらが店頭装置120を自動購買機70に取り付けるのを容易にしている。
店頭装置120は、プロセッサ14、メモリ・デバイス16、電源18およびモジュールとしてのI/Oカード20を有するコントローラ12を含む。顧客は、タッチスクリーン・ディスプレイ30上のシミュレートされた入力ボタン62を押して、一つまたは複数の製品AないしDを選択する。このとき、入力ボタン62は、モジュールとしてのI/Oカードに接続されている。店頭装置120は、開口部56を通って、傾斜路、即ち斜面58上に製品52を供給する。コントローラ12はタッチスクリーン・ディスプレイ30およびクレジット/デビットカード挿入口32のいずれか、および現金/硬貨受領口(図示せず)と通信する。他の購入可能な商品がスキャンされるか、またはレジに入力される前、その間、またはその後に、顧客は一つまたは複数のボタンを選択して、一つまたは複数の製品52を購入することができる。プレイヤー(player)は、一つまたは複数の供給された製品52の支払いを、クレジットカード、デビットカードまたは現金で行う。購入は、他の購入可能な商品の処理のため店頭で行われる。
次に図9を参照すると、独立型店頭装置130の他の実施形態が図示されている。店頭装置130は、製品52を供給し、硬貨でつり銭も供給する。店頭装置130は、上述の自動購買機のいずれかと電気接続される。店頭装置130は、供給可能な製品52を保持するために複数のスロット開口部132を含む。プロセッサ、メモリ、電源およびI/O能力を有するコントローラ12は、プッシュ型ソレノイド72等のソレノイドを一つまたは複数制御する。ソレノイド72が通電されると、製品52がスロット134を通って供給される。図示された実施形態は、複数のスロット134を含むが、本明細書においては、製品52ごとに別のスロット134を含む。
店頭装置130は、駆動ローラ138と従動ローラ140の間で架橋されたコンベヤ・ベルト136を含む。メモリは、プロセッサとともに作動するプログラムを格納しているので、顧客または店員が入力すると製品52の一つを供給し、プログラムとプロセッサによって、製品52が対応するスロット134を通って供給される。同時に、プログラムとコントローラ12のプロセッサによって、駆動モータ(図示せず)が回転し、ベルト136が動く。製品52は、コンベヤ・ベルト136上に落下し、このコンベヤ・ベルトがその製品をトレイ142に搬送する。
ベルトおよびローラは、供給された製品52を搬送する唯一の手段として当業者に知られている。例えば、モータは、親ねじに接続され、モータが回転すると製品運搬スライドが移動する。素早く移動させるために、空気圧系統を採用することもができる。また、その代わりに、傾斜路、即ち斜面を直角に配することができ、それによって、引力で製品52をトレイ142内に落下させる。いずれの実施形態においても、トレイ142は、一つまたは複数の他の購入可能な商品のために店頭に配置されている。
店頭装置130は、また、お釣りを供給する複数のコイン・ホルダ144も含む。プログラムとプロセッサによって、複数のソレノイド72が適当な量のペニー貨、ニッケル貨、白銅貨および25セント銀貨を、一つまたは複数のコイン・ホルダから供給できるように制御する。そのため、店頭装置130は、スキャンされた商品またはレジに入力された商品の取引を含む取引のために、一つまたはそれ以上の製品52および硬貨のお釣りを顧客に供給するように構成される。その結果、店頭装置は、この店頭装置130を揺すって硬貨や製品52を適切に供給するのを助けるようなコントローラ12と通信状態にある攪拌機(図示せず)を含むよう構成されていてもよい。
本明細書において提供されるいずれの実施形態においても、一人あるいは複数の店頭製品販売者が複数の店頭製品52を流通させることができる。即ち、販売者は、セルフ・スキャン清算機を介して、または独立型店頭装置の一機を介して、あるいは消耗品および非消耗品組み合わせ型供給装置を介して、店頭製品を店内に並べ、表示し、販売する。
小売店が一機またはそれ以上の店頭装置を購入すると、これ等の店頭装置の製造業者は利益を得る。店頭製品の販売者(製造業者および/または流通業者)は、こられの店頭装置によって自らの製品を表示、流通させることができ、さらに、ブランド認識力を増大させることができるので、これ等の店頭装置の販売によって利益を得る。小売店は、利便性とスピードを提供し、労働コストを削減し、店頭での販売を売り込むことによって増大したスループットにより、これらの店頭装置による販売から利益を得る。しかしながら、店頭装置は高価である。
本発明は、小売店のために、即ち装置の資金のために、これ等の店頭装置をより経済的に製造する方法を含む。ある実施形態において、店頭製品の販売者は、小売業者に対して、販売者の製品を貯蔵する権利と引き換えに、一括して総額を支払うか、または、その代わりに、複数の継続するロイヤリティを支払う。このようにして、小売業者は、店頭装置に対する自己負担の何がしかを回収する。他の実施形態においては、店頭製品の販売者は、装置の製造業者に対して、継続的にロイヤリティを支払うか、あるいは、たいていは一括して総額を支払う。このようにして、製造業者は、店頭装置を低価格で販売することができる(または、製品販売者は通常の価格の一部を支払う)ので、小売業者は、先行投資の支払いを小さくすることができる。本明細書において、小売店は、先行投資を小さく抑えるが、製品販売者は、在庫スペースの少なくとも一部を賃貸契約するよりはむしろ所有する傾向にある。
本発明のまた別な実施形態では、収入細目を生成する方法が提供される。この方法は供給装置で買える商品を保管する容器を提供することと、この容器を受入れるような構成の供給装置の中に容器を配置することを含んでいる。一実施形態では、この方法は自動販売装置に容器を配置する料金を課金することを含んでいる。商品は後で供給装置から供給される。供給装置は前述のような供給装置ならどれでもよい。同様に、商品の供給は前述のように買物客の選択に応答して行われる。
一実施形態では、移動販売機を担当する構成員が、供給装置の利用者に対して、供給装置の中に容器を配置する料金を課金し、依頼し、或いは、割り当てる。供給装置を担当する構成員とは、供給装置を所有する個人(グループ)または営利団体であるか、または、供給装置を維持し、かつ/または、稼動させることについて報告責任を負うことのできる個人(グループ)または営利団体のことである。供給装置を担当する構成員の具体例を無制限に挙げると、製造業者、ライセンス保持者、ライセンス譲渡者、供給装置を購入したり賃貸している小売店経営者または店舗所有者のような供給装置の購入者である。利用者とは、供給装置で販売できる商品を持っている個人(グループ)または営利団体のことである。利用者の具体例を無制限に挙げると、商品製造業者、商品供給者、商品配給者、または、商品小売業者/販売業者である。供給装置を担当する構成員と利用者は同じ実体であってもよいものと理解するべきである。飴類製造業者などは、供給装置製造業者から供給装置を購入し、供給装置を小売店や食料品店などに配置する。飴類の製造業者は、飴類の自動販売を目的として自らが製造した飴類を保管している容器を供給装置内に配置する。
商品とは、当業者には広く周知であるような供給装置から供給される商品のことである。一実施形態では、供給装置から供給される商品とは、レジカウンターライン、現金清算レジ、店頭販売キオスク、スピードパス端末、タッチスクリーン入力装置、それ以外の自動販売装置またはその付近で配給されるのが通例である顧客対面式の商品である。供給装置から供給される商品の具体例として無制限に挙げると、チューインガムや飴類などの菓子類商品、雑誌、香油や軟膏や剃刀や携帯ティッシュ包みなどのような洗面具、電池、タバコライター、キーホルダー、筆記具、フィルム、使い捨てカメラ、ビデオテープ、デジタルビデオ・ディスク(DVD)、小型玩具などがある。通例、容器は1種類の供給装置から供給される商品を或る数量分だけ保管する。
供給装置は容器を受入れ、留置き、支持し、維持するような形状である、或いは、そのように構成されている。容器は使い捨てまたは再利用が可能であり、入れる目的で供給装置から容易に取り出すことができる。供給装置はまた、容器が、何時、空になって追加分の商品と取替える必要があるか、或いは、追加分の商品で再入れる必要があるかを示す発信機構または目印を含んでいてもよい。一実施形態では、この方法は或る数量の供給装置で販売できる商品で容器を入れることを含んでいる。責任のある構成員または利用者のいずれかが、或る数量の供給装置で販売できる商品で容器を入れる。また別な実施形態では、供給装置に対して責任がある構成員は利用者に容器に商品を入れる料金または、容器に商品を再入れる料金を課金することができる。
一実施形態では、料金は、供給装置から販売される所定数量の商品に基づいている。例えば、1個または2個の容器の内容物を購入するのに全額を支払う利用者とは対照的に、移動販売機によって10個以上の容器といったような多数の容器を回したいと望む利用者にはその料金に割引が適用されるようにしてもよい。
一実施形態では、この方法は、供給装置から既に販売された商品の数量を判定し、供給装置から供給された商品の実際の数量に基づいて料金計算することを更に含んでいる。このような構成により、利用者に対して課金される料金を自動販売された商品によって発生する売上と一致させることができる。
供給装置によって供給された商品の数量を判定する方法は多数ある。一実施形態では、所定期間が識別される。この期間は、1日から、1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、それより長期までのどの範囲に亘っていてもよい。次に、この期間中に供給装置に配置されていた装荷容器および/または再装荷容器の数が計数され、追跡調査され、計算書にされる。責任のある構成員または利用者のいずれでも、所定期間中に供給装置から供給された実際の商品の数を監視して計数することができる。これに代わる例として、増分器または計数器が供給装置に作動可能に接続されて、商品が供給装置から供給されると、その数を計数することができる。計数器は、当該技術で周知のような供給装置から商品が供給されるたびごとに増分され、または、値を上げることができる。
また別な実施形態では、供給装置から供給された商品の実際の数量の売上割当は所定の期間に亘って設定される。この割当は、所定の期間中に取替えられた容器または再装荷された容器の数と定義される。これに代わる例として、割当は、所定期間のうちに供給装置から供給された商品の実際の数という表現で定義される。供給装置から実際に供給された商品の量が割当を満たした、または、割当を超過した場合は、料金に割引が適用される。これに代わる例として、割当に満たなかった場合は、料金に割増料金または罰金が適用される。
収入細目生成方法のまた別な実施形態では、供給装置は複数の容器を受入れるように構成され、供給装置の中に複数の容器を配置するのについて一個ごとに料金が課金される。複数の容器は各々が供給装置で販売できる、異なる商品を保管することができる。例えば、供給装置は、供給装置で販売できる3種類の互いに異なる商品を保管して、個々に供給するように構成されていてもよい。1個目の容器は或る数量のチューインガムを保管し、2個目の容器は或る数量の雑誌を保管し、3個目の容器は或る数量のリップクリームを保管するようにしてもよい。この方法は、所定の期間中に供給装置から実際に供給された個々の商品の数量を判定することを更に含んでいる。一実施形態では、所定の期間中に再装荷された容器および/または取り替えられた容器の数が計数される。次いで、供給装置から供給された個々の商品の数量が比較される。所定期間中に供給装置から供給された商品数量が最大であった商品(例えば、取替え/再装荷が行われた容器でその個数が最大であったものに付随する商品)の料金は割引または減額される。これに代わる例として、所定期間に供給装置から供給された商品数量が最小であった商品(例えば、取替え/再装荷が行われたカートリッジでその個数が最小であったものに付随する商品)の料金は割増しされる。更に、所定の期間のうちに供給装置から供給された商品数量が最小であった商品は、供給装置で販売できる、それとは異なる商品を保管している容器と置換することができる。
この競争に基づく料金構造が有利なのは、供給装置で商品を販売する多くの潜在的利用者に対して発奮材料となるからである。供給装置の利用料金を減額してもらえる機会があるのならば、定評のある商品を大量に抱える利用者は供給装置の利用に魅力を感じる。更に、この競争に基づく料金構造は、新規商品または知られていない商品を持つ利用者を惹き付けて、各々の商品を供給装置で販売するように仕向けることができる。新規商品を抱える利用者は、自らの商品が世間の目に触れることができるようにするのと交換に高い利用料を支払うリスクを喜んで負うだろうし、特に、競争の激しい店頭小売部門ではそれが言える。この点で、供給装置とこの柔軟な料金構造は、店頭小売部門に新規商品の販路を開くことができるようにする地歩として利用することができる。新規商品を抱える利用者は、自らの商品が同様に供給装置で供給されている既に定評のある競合者の商品と直接対決する機会を得るのと交換に、供給装置の割増利用料金を非常に喜んで支払うだろう。
本発明のまた別な実施形態では、収入細目生成方法は、供給装置で販売できる或る数量の商品を保管する容器を受入れるように構成された供給装置を提供し、容器を利用するための料金を課金することを含んでいる。容器は、製品を自動供給することになる供給装置の中に配置される。この方法は容器を、供給装置で販売できる或る数量の商品で入れることを含んでいる。責任のある構成員または利用者のいずれもが、容器に入れることができる。一実施形態では、責任ある構成員が供給装置で販売できる商品を容器に装荷し、この装荷の代価として料金を課金する。
一実施形態では、容器は再利用可能であり、また、この方法は容器を使用者に賃貸または販売することを更に含んでいる。責任ある実体によって支払い請求され、かつ、容器の利用者によって支払われる料金は、その支払いによって利用者が供給装置に接近できるようにする。従って、容器の賃貸および/または販売を正規化することにより、責任ある実体が供給装置の利用を正規化する。次に、利用者は容器を利用して再入れるにあたり、供給装置で販売できる商品ならどのような種類のものでも望みどおりの商品で実行することができる。また別な実施形態では、容器の賃貸料金または購入料金を支払うことで、利用者は供給装置に無制限に接近して利用する資格を得る。
また別な実施形態では、供給装置は規定サイズおよび/または規定寸法の容器を受入れるようにされ、容器は責任ある実体による賃貸または販売によってのみ入手することができる。容器は、供給装置で販売できる複数の互いに異なる種類の製品を収容するように、幾つかの規定サイズになっているものと理解するべきである。規定サイズの容器しか受容できないように供給装置を誂えることで、偽装容器が使われるのを防ぎ、供給装置の不正使用かつ/または料金未払いの利用を素子することができる。これに代わる例として、規格化されていない容器を使えるようにしてもよいが、この場合、その容器が責任ある構成員に由来するものであることを識別する目印が容器に付される。次に、供給装置は、目印を看破したうえで、その目印が責任ある構成員によって容器の使用が適性に認証されていることを示していた場合にのみ作動するように構成されていてもよい。
供給装置は前述のように複数の容器を受入れるように構成されていてもよいものと、当業者なら認識するだろう。前述の割当と競争に基づく料金評価設定の取決めが、容器を利用するための料金に適用される。また別な実施形態では、料金は容器の寸法、容器内に保管される商品の数、供給装置で販売できる商品の個別価格または小売価格、それらの組み合わせなどから選択されるファクターに基づいている。或る数量の雑誌を保管する容器は、通例は、例えば或る量のチューインガムを保管する容器に必要となるスペースと較べて、供給装置内でより多くのスペースを必要とする。従って、容器に課金される料金は、供給装置内で商品の容器を支持または維持するのに必要となるスペースの量と相関関係を持たせることができる。同様に、課金される料金は、例えば、上記以外の商品特性(例えば、重量、貯蔵寿命、価格など)に関係づけられてもよい。
また別な実施形態では、収入細目生成方法は、供給装置で販売できる或る量の商品を保管している容器を受入れるように構成されている供給装置を設けることを含んでいる。料金は容器に対して課金される。料金は、供給装置の中に容器を配置することに対しても課金される。従って、料金は、容器の利用に対して支払い請求されるうえに、供給装置の利用についても支払い請求される。商品は後で供給装置から供給される。
好ましい実施形態では、店頭装置の配置は、店頭装置が配置される小売施設の所有者にとって、収入と支出の差額を変化させないレベニューニュートラル式に行われる。レベニューニュートラルとは、小売店オーナーが装置の代価を支払う必要がないことを意味する。この点で、店頭装置は、その装置から自動供給される製品の供給者によって資金供給される。勿論、所望されるならば、店頭装置は、全額または代金の一部が、小売施設の所有者によって支払われてもかまわない。
本明細書中に記載された好ましい実施形態に様々な変更や改良を加えることは当業者にとって自明であることを理解すべきである。本発明の主旨および範囲を逸脱することなく、また、意図された利益を損なうことなく、そのような変更および改良は行うことができる。よって、そのような変更および改良は添付の請求項の範囲内にあるものと解釈する。
Claims (39)
- 収入細目を生成する方法であって、
第三者によって供給された複数の商品を保管している容器を設ける工程と、
該容器を受入れるように構成された供給装置の中に、前記容器を配置する工程と、
前記容器を前記供給装置の中に配置する料金を第三者に課金する工程と、
前記商品を供給装置から供給する工程とを含んでいる、
ことを特徴とする方法。 - 前記課金する工程は、前記供給装置を担当する構成員によって実施される、
請求項1に記載の方法。 - 前記供給装置を担当する構成員と供給装置の利用者を含むグループから選択される人員から追加料金を徴収する工程を更に含んでいる、
請求項1に記載の方法。 - 所定の期間中に供給装置から供給された商品の数量を判定する工程と、
前記供給装置から供給された商品の数量に基づいて前記料金を算定する工程とを更に含んでいる、
請求項1に記載の方法。 - 前記供給装置から供給される商品の所定数量に基づいて前記料金を算定する工程を更に含んでいる、
請求項4に記載の方法。 - 前記供給装置は複数の容器を受入れるように構成され、
前記方法は複数の容器を供給装置の中に配置する工程を更に含んでいる、
請求項1に記載の方法。 - 前記複数の容器は各々が異なる種類の商品を保管している、
請求項6に記載の方法。 - 所定の期間中に供給装置から供給された商品の数量を個々の商品ごとに判定する工程を更に含んでいる、
請求項7に記載の方法。 - 前記所定の期間中に供給装置から供給された商品数量が最小であった商品について前記料金を割増する工程を更に含んでいる、
請求項6に記載の方法。 - 前記所定の期間中に供給装置から供給された商品数量が最大であった商品について前記料金を減額する工程を更に含んでいる、
請求項6に記載の方法。 - 供給装置から供給された商品数量が最小であった商品を保管している容器を、それとは異なる商品で供給装置から販売できるものを保管している容器と取り替える工程を更に含んでいる、
請求項6に記載の方法。 - 前記商品は菓子類商品であることを特徴とする、
請求項1に記載の方法。 - 或る関係者により供給された或る量の店頭製品を保管している容器を受入れるように構成された供給装置を設ける工程と、
該関係者に容器の料金を課金する工程と、
供給装置の中に容器を配置する工程と、
供給装置から商品を供給する工程を含んでいる、
ことを特徴とする収入細目を生成する方法。 - 前記容器に店頭製品を入れる工程を更に含んでいる、
請求項13に記載の方法。 - 前記入れる工程は、前記供給装置を担当する構成員と供給装置の利用者を含んでいるグループから選択された人員により実施される、
請求項13に記載の方法。 - 前記容器を入れることに対する料金を課金する工程を更に含んでいる、
請求項13に記載の方法。 - 前記容器の利用者に容器の賃貸する工程を更に含んでいる、
請求項13に記載の方法。 - 前記容器の利用者に容器を販売する工程を更に含んでいる、
請求項13に記載の方法。 - 前記容器の寸法、容器内にある商品の数、店頭製品の価格、それらの組合せなどを含んでいるグループから選択されるファクターに基づいて前記料金を算定する工程を更に含んでいる、
請求項13に記載の方法。 - 前記供給装置は複数の容器を受入れるように構成され、
前記方法は複数の容器の各々について個別に料金を課金する工程を更に含んでいる、
請求項13に記載の方法。 - 或る数量の店頭製品を保管している容器を受入れるように構成された店頭装置を設ける工程と、
或る関係者に対して容器の代価として料金を課金する工程と、
容器を供給装置の中に配置することの代価として追加料金を課金する工程と、
供給装置から店頭商品を供給する工程とを含んでいる、
ことを特徴とする収入細目を生成する方法。 - 小売現場に店頭装置を配置する工程と、
或る関係者に対して店頭装置の中に商品を配置する代価として料金を課金する工程と、
店頭装置から商品を自動供給する工程と、
供給された商品の販売結果として、小売現場の所有者と該関係者が金銭を受取ることができるようにする工程とを含んでいる、
店頭装置からの収入細目を生成する方法。 - 供給装置から供給される商品を買物客に販売する前に、前記関係者は金銭を受取ることを特徴とする、
請求項22に記載の方法。 - 前記商品は容器の中に入れた状態で前記店頭装置の中に配置され、前記関係者は店頭装置の所有者に料金を支払う、
請求項22に記載の方法。 - 前記店頭装置の前記所有者は、前記小売現場の前記所有者、店頭装置の製造業者、店頭装置の配給業者、店頭装置のライセンス譲受者などを含むグループから選択される、
請求項24に記載の方法。 - 少なくとも2名の異なる関係者によって供給される前記店頭装置から自動供給されるのは、少なくとも2種類の異なる商品である、
請求項22に記載の方法。 - 店頭装置から一連の収入細目を生成する方法であって、
店頭装置の実際の価格よりも低い料金で小売現場に店頭装置を配置する工程と、
店頭装置から自動供給される商品を提供する第三者に支払い請求を行い、配置資金を供給する工程とを含んでおり、
前記料金は店頭装置の中に配置される商品の個数に基づいている、
ことを特徴とする方法。 - 前記店頭装置を配置する代価である前記料金は0(ゼロ)ドルであることを特徴とする、
請求項27に記載の方法。 - 前記店頭装置の中に配置されている商品の個数は装置内で使用されている多数の容器を測定することにより算定される、
請求項27に記載の方法。 - 前記小売現場は食料品店やクイック・サービス・レストランなどを含むグループから選択される、
請求項27に記載の方法。 - 収入細目を生成する方法であって、
小売現場を設ける工程と、
小売現場で菓子類商品を販売する工程を含み、
前記菓子類商品は小売現場の所有者とは異なる関係者によって供給され、該方法は、
小売現場に店頭装置を設ける工程と、
店頭装置から菓子類商品を自動供給することにより菓子類商品の全部ではなく一部を販売する工程と、
店頭装置から自動供給される菓子類商品の料金を小売店の所有者とは異なる該関係者から徴収する工程と、
小売現場で販売されてはいるが店頭装置では自動供給されていない菓子類商品の料金は徴収しないこと、を更に含んでいる、
ことを特徴とする方法。 - 前記店頭装置は菓子類商品を保管する容器を受入れる、
請求項31に記載の方法。 - 前記菓子類商品は個別の単位で販売されている、
請求項31に記載の方法。 - 前記店頭装置の供給者が前記料金を受取る、
請求項31に記載の方法。 - 前記料金は前記店頭装置が受入れている容器に基づいている、
請求項32に記載の方法。 - 前記料金は前記店頭装置から自動供給される商品の個数を計数することによって算定される、
請求項31に記載の方法。 - 前記小売現場の前記所有者は前記店頭装置を所有しない、
請求項31に記載の方法。 - 前記小売現場の前記所有者は前記料金を受け取らない、
請求項31に記載の方法。 - 店頭商品を小売で歳入中立コストで小売の所有者に提供する方法であって、
店頭装置から供給される製品の供給者に、前記販売装置内に配置された製品容器の数に応じた料金を課金する工程を備えている、
ことを特徴とする方法。
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