JP2008510877A - 原料の品質予測に関する高度な解析技術を用いた精製所の原油ユニット性能のモニタリング - Google Patents
原料の品質予測に関する高度な解析技術を用いた精製所の原油ユニット性能のモニタリング Download PDFInfo
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Abstract
【選択図】図1
Description
仮想混合が増大されないスペクトルデータを用いて計算される場合、R2は〔1〕により計算される。
適合品質FQは次のように計算される。
適合品質比率FQRは次のように計算される。
例1は仮想分析ライブラリーが、パイプスチルの健康モニタリングに使用するためにどのように生み出され、最適化されるかを実証する。計算および最適化の方法論は付録1において与えられている。
この例では、同じ等級の原油の二つの貨物が、API対最新の実験室での分析において著しい差異を示す(0.5を超える差の数字は実験室での再現性の範囲外と考えられ、それゆえ大幅である)。生産高のパターンは仮想分析により決定された。双方の場合とも仮想分析はティア1フィットであったため、統計的に実験室での蒸留と等価である。
貨物1は0.9だけ増加した。
貨物2は1.4だけ増加した。
この例においては、各々が実験室での分析に対して(統計的に大きい)0.6APIの偏差を有する、別の原油の三つの貨物が解析された。仮想分析は各サンプルに対して実施された。データから見られるように、APIが変化しても原油の内部生産高は統計的に顕著な仕方で変わってはいない。仮想分析なしでは、精製所のスタッフは実験室での分析データから予測されたものに対する何らかの実際の生産高偏差は、原油における変化に起因すると結論付けたかも知れない。仮想分析を用いることは、これが誤った仮定らしいことを示す。
これは多量のデータが極めて変わりやすい原油に関して記録された更に極端な例である。データから見られるように、この原油はAPIにおいて広範囲の変動を示し、生じる生産高の変化もまた顕著な変動を示す。VAを用いて、精製所のスタッフは原油ユニットから期待される生産高を追跡することができ、それによって性能をモニターすることができる。VAなしでは、実際の性能と予測された性能の間の差のどれ位が原油品質の変化に起因するかを決定することが困難であろう。
以下はどのように仮想分析情報がプラントにおいて運転をモニター/トラブルシューティングするために使用できるかの例である。
・或る精製所は、特定の原油を加工する間に期待された生産量における不足を経験した。仮想分析を用いて、彼らは原油が変化し、そして潤滑油の生産高が原油の結果として低くなり、プラントの運転の結果ではないことを決定することが出来た。
・別の精製所は、常圧パイプスチルからのナフサの生産高において減少を経験した。パイプスチルへの供給物は仮想分析により解析された。その結果、該供給物は実験室での分析に対して大きくは変化していないことが確認され、それは生産量減少の原因として、ユニットの性能を更に調査するように彼らを促した。
・三番目の精製所は、パイプスチルの標準から離れた軽油生産量の予期しない増加を経験した。それらの仮想分析結果を用い、そしてこれらを四番目の精製所からの仮想分析結果と共に確認し、彼らは原油が大きく変っていないことを確認した。これは、それらがプラントの運転スタッフに、増加した軽油生産量の原因はユニットの運転にあることを確信させるのを可能にし、それによって問題がより早く修正されることを可能にした。
仮想分析を用いて原油ユニットへの供給の正確な表示を発展させることは、原油運搬プロセスにおいて様々なポイントで行なわれる品質測定を利用することができる。仮想分析は下記の原油サンプルに対して実施されてもよい。
・船から精製所への最初の陸揚げの際に採取されるサンプル。
・パイプラインで送られたバッチから精製所または外部の貯蔵タンクへのサンプル。
・タンク内に貯蔵された原油の混合物または前の等級からの最後の残りを含み得る、精製所原油タンクからのサンプル。
・移送ライン上の入口から原油ユニットへのサンプル。
サンプルが原油ユニット入口移送ラインからの場合、結果として生じる仮想分析はユニットに供給される原油の実際の品質を表わすものとみなされる。仮想分析情報はその時、原油ユニットが所定の最適な運転包絡線の中で作動しているかどうかを決定するために、実際の原油ユニットの生産高と比較する目的で直接的に使われることができる。予測された運転と観察された運転の間の如何なる偏差も、運転の差異により説明可能であり、実際の原油品質に対する予測された原油品質における未知の偏差としてではない。
タンクから採取された原油サンプルよりの仮想分析は、
A)タンクが良く混合されているとみなされ、サンプルがタンクでの混合物全体を表わしている場合、および
B)全レベルのタンクでのサンプルがASTM D4057の手順に従って採取されている場合に直接用いられることができる。
方法2において考慮されるステップは、原油ユニットが単一のタンクから供給される場合にのみ有効である。二つ以上のタンクが原油ユニットに供給するために使用される場合、それらのタンクから結果として生じる原油の混合物を決定しなければならない。これは方法2における仮想分析により計算されるタンクの構成を用いた容量分析計算から行なうことができる。
特許文献1の好適な実施形態において、原油に関する分析データを予測するためにFT−IRスペクトルがAPI比重および粘度との組合せで使用される。未知の原油のFT−IRスペクトルは検査データで増大され、基準原油に関して増大されたFT−IRスペクトルの直線的な組合せとして適合する。この特許文献1の好適な実施形態は、数学的に〔1〕式で表わされる。
xuは未知の原油に関するFT−IRを含む列ベクトルであり、Xは基準原油のFT−IRスペクトルのマトリックスである。FT−IRスペクトルは、それらが体積ベースで混合されるように原油の一定体積に対して測定される。xuとXの双方は特許文献1に記載されている修正に対して直交させられていてもよい。xuは列の下方に二つの追加要素、wAPIλu(API)およびwViscλu(Visc)を加えることにより増大される。λu(api)およびλu(visc)は未知の材料に関するAPI比重検査および粘度検査の、容積測定で混合可能なバージョンであり、Λ(API)およびΛ(visc)は基準原油に関する、対応する容積測定で混合可能な検査である。wAPIおよびwViscは二つの検査に関する重み付け因子である。
c=0.098865v4−0.49915v3+0.99067v2−0.96318v+0.99988 〔3〕
で与えられる。
VBN(T)=log(log(ν(T)+c))=A+BlogT 〔4〕
ステップ2において、ステップ1からの測られたスペクトルは、ベクトル
単一の固定された温度において測定された粘度に基づく粘度混合数が使用されるべき場合、ステップ3において、最良のR2値を与えたステップ2からの、測られ、増大された分光ベクトルは、ベクトル
ステップ2においてAPI比重が得られない場合、ステップ1からの測られたスペクトルは、ベクトル
上記のステップ3において基準に関する粘度データは、未知の材料に関する粘度が測定される温度において知られるか、または計算可能でなければならない。代わりに、粘度/温度勾配Bが推定でき、そして基準原油に関する粘度データが知られている固定の温度における粘度を計算するために使用され得る。
API比重が得られない場合、νu(Tf)の計算における粘度/温度勾配を推定するために、ステップ3代案の下で上記に説明された手順が係数cstep1を用いて適用される。
API比重および粘度に加えた他の検査がオプションとして計算で使用され得る。これらの検査のためのデータの、容積測定で混合可能な形は、増大されたベクトル
API比重の容積測定で混合可能なバージョンは比重である。API比重が現在の発明への入力として用いられる場合、それは使用前に比重に変換される。粘度データもまた容積測定で混合可能な形に変換される。
異なる検査入力、または異なる基準の集合を用いた予測は異なるであろう。検査データはそれが幾つかの分析データの予測を改善する場合にのみ、解析の中に含まれる。しかしながら、異なる検査入力および/または異なる基準の集合を用いて行なわれた予測の品質を比較できることは、有用である。実験室における適用に関して、そのような比較は検査データの品質のチェックとして使用可能である。オンラインでの適用に関して、検査データを生み出すために用いられるアナライザは、一時的に故障またはメンテナンスのために利用不可能になることがあり、検査データの欠如がどのように予測の品質に影響するかを知ることが望ましい。
特定の分析予測がプロセス適用に関して妥当かどうかを決定する際に、該予測の不確実性の推定を用意することは有用である。信頼区間は、未知の材料に関する予測特性と、未知の材料が基準の解析に従った場合に得られたであろう値との間の、予期される一致を表わす。各特性に関する信頼区間は、FQRの関数として推定される。
信頼区間の一般的な形は:
f(Eref)は基準特性測定における誤差の関数である。tは選択された確率レベルおよびCI計算における自由度の数に関するt統計値である。sは一旦FQRおよび基準特性誤差依存度が取り除かれた場合の、予測残差の標準偏差である。
絶対誤差CI:
検査に関する絶対誤差CI:
現在の発明が原油分析データの予測のため原油の解析に適用されるとき、結果として生じる適合および予測の品質が妥当である限り、解析において使用される基準を、解析されている未知の原油と最も類似の原油に限定することが望ましい。様々なサイズの部分集合が未知の原油に対するそれらの類似性に基づいて試験されることができる。原油に関して、次の部分集合の定義が有用であることが見出されている。
・解析により生み出された仮想混合はより少ない構成要素を有し、分析特性データの計算を単純化および迅速化するであろう。
・多変量解析または検査測定により直接検知されない痕跡レベルの構成要素に関する分析予測は改善され得る。
・解析はエンドユーザー(精製者)がより慣れている可能性のある、原油の仮想混合に基づく。
解析において用いられる基準は、解析されているサンプル中に観察されることがある共通の混入物質を含み得る。一般に、そのような混入物質は未知の材料中に通常存在すると予想されない材料であり、それらは多変量解析測定により検出でき、識別できる。アセトンは恐らく原油サンプリング容器の汚染に起因する、幾らかの原油のFT−IRスペクトルにおいて観察された混入物質の一例である。
〔19〕における関数f(c,f,i)が1に近い(例えば、〔20〕のεの値がゼロに近い)場合、より多くの構成要素が混合物に加えられるに従ってFQは減少する傾向となり、基準のより大きな部分集合についてなされる解析は、より小さいFQ値を生じる傾向になるであろう。この場合、原油分析データの予測に対する本発明の適用に関して、図1に表わされた「第一のティア1フィット」図式は、妥当な予測品質を生み出すことが見出されている。単純化のため、FT−IRのみ、FT−IRとAPI、またはFT−IR、API、および粘度に基づく解析のみが示されている。FT−IRおよび粘度に関する解析もまた用いられたならば、別の列が図中の図式に加えられたであろう。
基準ライブラリーの性能を評価し最適化するために、交差検証法が用いられる。一つの反復法において、一つの基準がライブラリーから除去され、あたかもそれが未知であるかのように解析される。該基準は次にライブラリーに戻される。この手順は各基準が除外され、そして一度解析されるまで繰り返される。
与えられたFQRに関する解析が、検査入力または基準の部分集合選定にかかわらず同程度の分析予測を生じるために、FQC値および検査の重み付けを注意深く最適化することが必要である。この最適化は次の方法で完遂できる。
I. 最小限の性能が設定される。
II. FT−IRのみを用いて行なわれる解析に対し、解析図式中のポイント13〜17をシミュレートするために交差検証解析が行なわれる。これらのポイントに対する結果は組み合わされ、適合品質(FQ)が各々の結果に対して計算される。選択された分析特性は各適合に基づいて予測される。
III. 該結果は適合品質(FQ)を増すために選別される。
IV. 順々に、各FQ値は仮のFQCとして選択され、そして仮のFQC値が計算される。各原油に関して、いずれのポイント(13〜17)で解析が終了したであろうかについて決定が行なわれる。これらの停止ポイントに対応する結果が収集され、そして分析予測のための統計値が計算される。これらの結果はこの仮のFQCに関する反復結果と呼ばれる。
V. 最小限の性能基準に合う最大のFQ値がFQCIRとして選択される。
VI. ステップIVからの反復結果は、示されたFQCについての解析から得られたであろう結果の代表である。
FT−IRおよび検査を用いた解析に関して:
VII. 予測がFT−IRだけの解析からのものと合致すべき、分析特性の集合が選択される。
VIII. 検査データへの適合の基準が設定される。
IX. 検査の重み付けのために初期評価がなされる。
X. ポイント1〜5または7〜11をシミュレートするために、交差検証解析が行なわれる。これらのポイントに対する結果は組み合わされ、適合品質(FQ)が各々の結果に対して計算される。選択された分析特性は各適合に基づいて予測される。
XI. 該結果は適合品質(FQ)を増すために選別される。
XII. 順々に、各FQ値は仮のFQCとして選択され、そして仮のFQC値が計算される。各原油に関して、いずれのポイント(1〜5または7〜11)で解析が終了したであろうかについて決定が行なわれる。これらの停止ポイントに対応する結果が収集され、そして分析予測のための統計値が計算される。これらの結果はこの仮のFQCに関する反復結果と呼ばれる。
XIII. FT−IRおよび検査を用いてなされた分析予測に関する統計は、FT−IRのみに基づくものと比較される。それに対する予測が同等である最大のFQ値は仮のFQCIR,APIまたはFQCIR,API,viscとして選択される。
XIV. 検査データへの適合は統計的に調査され、確立された基準と比較される。統計値が確立された基準に合致する場合、仮のFQCIR,APIまたはFQCIR,API,viscの値は受け入れられる。そうでなければ、検査の重み付けは調整され、9〜13が繰り返される。
XV. ステップXIIからの反復結果は、示されたFQCおよび検査の重み付けについての解析から得られたであろう結果の代表である。
・ティア1フィットに関する分析特性の予測のための交差検証の標準誤差。t(p,n)は確率レベルpおよび自由度nに関するt統計値である。その合計はティア1フィットを生じるnのサンプルにわたって計算される。
・それに対する予測と測定された特性の間の差が該測定の再現性より小さい、ティア1フィットに関する予測の割合。
適合に含まれる検査に関し、信頼区間(CI)はFQRに関してのみ定義される。次の手順は、含まれる検査に関する信頼区間の計算に用いられる。
・検査(例えばAPI比重)に関する絶対誤差CI。
― 上記のステップXVからのn個の反復結果の各々について、適合から予測される検査と、入力(測定された)検査値
― diを
― これらの測られた結果の二乗平均平方根、
― 所望の確率レベルおよび自由度nに対するt値を計算する。
― 信頼区間はそのとき方程式〔25〕で与えられる。
・検査(例えば粘度)に関する相対誤差CI。
― 上記のステップXVからのn個の反復結果の各々について、適合から予測される検査と、入力(測定された)検査値
― riを
― これらの測られた結果の二乗平均平方根、
― 所望の確率レベルおよび自由度nに対するt値を計算する。
― 信頼区間はそのとき方程式〔26〕で与えられる。
・分析予測に関する絶対誤差
― パラメータaおよびbの推定は交差検証解析からの全ての結果(ポイント1〜5、ポイント7〜11、またはポイント13〜17)を用いてなされる。
― 交差検証解析からのm個の結果の各々について、分析特性値の予測と測定の間の差di、即ち
― aおよびbの初期推定に関して、m個の結果の各々について
― 各々の結果について、比率
― m比率の分布に関して、分布の正規性の尺度である統計値を計算する。そのような統計値はアンダーソン・ダーリング(Anderson−Darling)統計、リリーフォース(Lilliefors)統計、ジャルク・ベラ(Jarque−Bera)統計、またはコルモゴロフ・スミルノフ(Kolmogorov−Smirnov)統計を含むが、それらに限定されない。aおよびbの値は計算された正規性統計に基づく分布の正規性を最大化するために調整される。アンダーソン・ダーリング統計に関して、これは統計値を最小化するためのaおよびbの調整を含む。
― n個の反復結果の各々について、分析特性値の予測と測定の間の差di、即ち
― 上記で決定されたaおよびbの値を用いて、n個の反復結果の各々について
― 測られた差異の二乗平均平方根、
― 所望の確率レベルおよび自由度nに対するt統計値を計算する。
― 信頼区間はそのとき方程式〔23〕で与えられる。
― 基準特性測定の再現性がレベルと無関係である場合、パラメータbはゼロに設定されてもよく、パラメータaのみが調整される。
― 別の、更に複雑な表現がf(Eref)の代わりに置き換わって、上記と同じやり方で最適化され得る。例えば、公開された再現性による方法に関して、f(Eref)は公開された再現性と同じ関数形式で表わし得る。
・分析予測に関する相対誤差
― パラメータaの推定は、交差検証解析からの全ての結果(ポイント1〜5、ポイント7〜11、またはポイント13〜17)を用いてなされる。
― 交差検証解析からのm個の結果の各々について、分析特性値の予測と測定の間の相対的差異ri、即ち
― aおよびbの初期推定に関して、m個の結果の各々について
― 各々の結果について、比率
― m比率の分布に関して、分布の正規性の尺度である統計値を計算する。そのような統計値はアンダーソン・ダーリング(Anderson−Darling)統計、リリーフォース(Lilliefors)統計、ジャルク・ベラ(Jarque−Bera)統計、またはコルモゴロフ・スミルノフ(Kolmogorov−Smirnov)統計を含むが、それらに限定されない。aおよびbの値は計算された正規性統計に基づく分布の正規性を最大化するために調整される。アンダーソン・ダーリング統計に関して、これは統計値を最小化するためのaおよびbの調整を含む。
― n個の反復結果の各々について、分析特性値の予測と測定の間の相対的差異ri、即ち
― 上記で決定されたaおよびbの値を用いて、n個の反復結果の各々について
― 測られた差異の二乗平均平方根、
― 所望の確率レベルおよび自由度nに対するt統計値を計算する。
― 信頼区間はそのとき方程式〔23〕で与えられる。
― 基準特性測定の再現性がレベルと無関係である場合、パラメータbはゼロに設定されてもよく、パラメータaのみが調整される。
― 別の、更に複雑な表現がf(Eref)の代わりに置き換わって、上記と同じやり方で最適化され得る。例えば、公開された再現性による方法に関して、f(Eref)は公開された再現性と同じ関数形式で表わし得る。
Claims (9)
- 最適なパイプスチル運転を決定する方法であって、
a)原油流れを前記パイプスチルに供給し、そこで前記原油流れを沸点範囲の画分に分ける工程;
b)予測される沸点範囲の画分の生産高を決定するために、前記原油流れの仮想分析を行なう工程;
c)予測される沸点範囲の画分の生産高を、パイプスチルからの実際の沸点範囲画分の生産高と比較して、これら画分の生産高間の差を決定する工程;および
d)前記画分の生産高間の差をパイプスチルの運転と関連付ける工程
を含むことを特徴とする方法。 - 前記仮想分析は、前記原油流れのFT−IRスペクトルを用いて行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記仮想分析は、前記原油流れのFT−IRスペクトルおよびAPI比重を用いて行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 仮想分析は、原油流れのFT−IRスペクトル、API比重および粘度を用いて行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 仮想分析は、パイプスチルへの入口ラインから採取された原油のサンプルに対して行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 仮想分析は、パイプスチルへの入口ラインに供給する良く混合された原油タンクから採取された原油のサンプルに対して行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 仮想分析は、パイプスチルへの入口ラインに供給する不均質な原油タンクから採取された全レベルの原油サンプルに対して行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 仮想分析は、パイプスチルへの入口ラインに供給する二つ以上の良く混合された原油タンクから採取されたサンプルに対して行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- パイプスチル運転における偏差の源としての、原油の変動を除去する工程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
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