JP2008503152A - アンテナダイバシティ装置とその方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は区画化されたセルを持つ周波数分割移動セルラーシステム内のアンテナダイバシティ装置と無線基地局(RBS)に関する。少なくとも2つの分岐(A、B)を備えることによって空間ダイバシティまたは偏波ダイバシティが提供される。本発明によれば、オペレータ周波数バンドが送信用と受信用の複数のバンド(TXバンドとRXバンド)に分割される。それぞれの塔頂増幅器(26、27)では全てのセクタ(S1、S2、S3)は分岐ごとにまとめて結合される。1つのTMAに属するTXバンド内のTX信号は合波され、セクタ(S1−S3)上で同時に送信される。1つのセクタの1つの分岐での受信RF信号は他の分岐の対応するセクタ上での受信RF信号と結合される。そのように結合されたRX信号は、基地局の送受信器(TRX)から同一のTMAへと反対方向に供給されるTX信号とともに、単一のフィーダ上を無線基地局へ供給される。セクタは2つ以上のTX周波数が割り当てられてもよい。各TXバンド内の周波数ホッピングが選択的に供給される(シンセサイザホッピング)。2つ以上のTX周波数が1つのセクタに割り当てられると、シンセサイザホッピングはA分岐のセクタに割り当てられたTXバンド間で、及びB分岐の対応するセクタに割り当てられたTXバンドとの間での周波数ホッピングと組み合わされてもよい。
【選択図】 図6

Description

本発明は一般的には電気通信分野に関するものであり、特に、アンテナダイバシティ装置に関するものである。
フェージングの影響を低減するためにダイバシティ受信技術を用いることが一般に知られている。空間ダイバシティ技術と偏波ダイバシティ技術が知られている。
図1は、空間ダイバシティを提供するための典型的なアンテナ装置であり、三角形の断面を持つ塔1を備えている。塔の各辺上であってその頂点には距離を隔てた2つのアンテナ2が搭載されている。これらのうちの1つにおける受信信号は分岐Aに沿って不図示の第1の受信器に供給され、これらのうちのもう一方における受信信号は分岐Bに沿って不図示の第2の受信器に供給される。分岐Aにて受信した無線信号は分岐Bで受信したものと比較され、最も強いものが選ばれるか、または複数の分岐にて受信した信号はベースバンドにて結合される。典型的な移動無線システムでは、2つのアンテナは空間的に、少なくとも10波長メートル程度、隔てられている。
図1では、アンテナ装置は塔の各辺に2つのアンテナ2を備えることによってセルラー移動無線システムにおける区画化されたセルを提供している。区画は破線によって示され、S1、S2、S3の符号が付されている。
図2には偏波ダイバシティを提供するための典型的なアンテナ装置が示されている。塔の先頭、支柱2、または他の同様の支持体に3つのアンテナ4が120°の角度で傾けて搭載されており、破線で示すように3つのセクタS1〜S3を提供している。各アンテナ4の前面図を図3に示す。同図に示すように、各アンテナは垂直方向に隔たった3つの直交偏波面を持ったアンテナ素子を備えている。各アンテナ素子は2つの交差した素子6と7を備えている。アンテナの素子6は概略的に示したケーブル8で相互接続されている。同様に、素子7はケーブル9で相互接続されている。相互接続されている素子6は合わさってRF信号に対して分岐Aを形成している。相互接続されている素子7はRF信号に対して分岐Bを形成している。無線源、例えば移動ユニットが送信している場合には、そのRF信号は分岐Aおよび分岐Bで同時に受信される。後述する無線基地局においては、受信したRF信号はベースバンドで結合される。ダイバシティ利得は多重経路信号の高い割合を持つ環境において得られる。受信アンテナは水平方向に隔たっている必要はないため、同じレードームの下に搭載することができる。偏波アンテナダイバシティ装置は空間ダイバシティアンテナ装置に比べて必要スペースが少なくてすむ。
以下では3つのセクタと2つの分岐AおよびBをもつアンテナ装置について記述されるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明のアイディアは2つ以上のセクタと2つ以上の分岐を用いたアンテナ装置にも適用できる。
典型的なRBSサイトを図4に示す。RBSサイトは、無線基地局(RBS)10と、RBSとそれぞれにダイバシティアンテナ13を持っている6個の塔搭載ユニット(TMA)12との間を伸びている6個のフィーダ11と、を備えている。
TMAは時にはマストヘッド増幅器と呼ばれる。これらユニットは塔に搭載される必要はなく、支柱やビルの壁、ビルの屋根などに搭載されてもよい。同じことがダイバシティアンテナにもいえる。本発明はそれゆえに塔に搭載される増幅器に限定されるものではない。塔頂増幅器はこの種のデバイスがこの名称で当業者に知られているだけのことである。
アンテナ装置は図1および2に示したものと同様であり、3セクタS1〜S3を備えている。各セクタではダイバシティを提供する2つの分岐AおよびBがある。アンテナ装置はS1〜S3とAおよびBで示した括弧で示されている。セクタS2、分岐Aのアンテナ13はたとえば図1の×印がついたアンテナ2あるいは図2のセクタS2におけるアンテナ4の分岐Aに対応している。
図4においてTMAは全て同一であるため、以下の記述は、セクタS1の分岐AにあるTMA12についてのみ行うものとする。アンテナ13は送信部(TX)15と受信部(RX)16を備えた送受分離フィルタ14とに接続している。RF増幅器17は受信してフィルタを通ったRX信号を増幅し、それを送信部(TX)19および受信部(RX)20を備えた他の送受分離フィルタ18に供給する。送受分離フィルタの機能は、TX信号とRX信号とを分離して、分離したRX信号を増幅してからフィーダ11に印加することである。セクタS1の中の分岐AおよびBの2つのダイバシティアンテナ13で受信した信号は、それぞれのTMAで処理される。
無線基地局10は6個の送受分離フィルタ22を備え、その各々がそれぞれ低雑音増幅器(LNA)23に、アンテナ/TMAごとに1つずつ接続されている。無線基地局の心臓部は送受信器ユニット24、25(TRX1、TRX2)であり、そこではRX信号が増幅され、復調され、ダイバシティ処理され、最終目的地へ送られる。TRX1とTRX2のそれぞれはまたTX信号を提供し、それらはそれぞれのフィーダ11を経てそれぞれ分岐A内のTMAと分岐B内のTMAへと送られる。それぞれのアンテナ13はTX信号をダウンリンクへ送信し、アップリンク内のRX信号を受信する。
RX信号はアンテナ13、送受分離フィルタ14のRX部16、RF増幅器17、送受分離フィルタ18のRX部20、フィーダ11、送受分離フィルタ22、LNA23から伸びてTRXへ至るRX鎖21Rに沿って進み、TX信号はTRX、送受分離フィルタ22、フィーダ11、送受分離フィルタ19および15からアンテナ13へ至るTX鎖21Tに沿って進む。
送受信器が持つ容量と無線基地局が設計目標とするトラフィック容量に依存して、TRXが1つのみの場合もあれば、図示した6個以上の多数の送受信器がある場合もある。
図1に示した配置は6個のフィーダと3個のセクタを持つ2方向ダイバシティと呼ばれる。
既知のRBSの持つ主たる欠点は各TMAが個別のフィーダを必要とすることである。空間または偏波ダイバシティを持つ3セクタサイトに対しては6本のフィーダが必要である。フィーダは高価であり、サイトの価格に大きく寄与する。フィーダはまた比較的重く、マストまたは塔に個別に固定しなければならない。特にRBSとTMAの距離が長いと各フィーダは塔にとって重荷となる。各フィーダはまた塔に手で固定しなければならず、特に固定すべきフィーダが沢山あるときには、時間のかかる仕事になる。
欧州特許EP−A1−1100212は送信器と受信器装置に関連するものであり、同文献によれば、4つの異なる周波数で4つの送信器によって送信される信号がハイブリッド結合器とブロードバンド結合器で結合される。4つの異なる信号周波数は共通のフィーダ上の合波器の第1の端子に供給され、4つの送信器に共通の単一アンテナ上で送信される。アンテナはまた異なるRX周波数バンドの無線信号を受信する。合波器は第2の端子上にRX信号を供給し、そこからRX信号は第2のフィーダ上の受信器に供給される。従って、合波器と送信器・受信器配置の間には2本のフィーダがある。TX周波数は一般にはRX周波数領域とはオーバーラップしないTX周波数領域にある。
本発明の目的は、基地局と、セルラー移動電話系における区画されたセルを提供するダイバシティアンテナ装置との間のフィーダの数を減らすことにある。
上記課題は請求項1および18に示された方法と手段とにより解決される。
本発明によればオペレータの周波数バンドは送受信のために複数のサブバンドに分割される(TXバンド及びRXバンド)。各セクタには少なくとも1つのTXバンドと1つのRXバンドが割り当てられる。ダイバシティを用いるときは、割り当てられたTXバンドは更に1つ以上のTXサブバンドに分割できる。セクタは各塔頂増幅器(TMA)内で分岐ごとに結合される。1つのTMAに属するTXバンド内のTX信号は合波され、このTMAのセクタ上へ同時送信される。1つのセクタの1つの分岐上での受信RF信号は同じ分岐の他のセクタ上での受信RF信号と結合される。そのような結合RX信号は単一フィーダ上を無線基地局へと供給され、これと一緒にTX信号は基地局の送受信器(TRX)から同じTMAへと反対方向に供給される。
1つのセクタには2つ以上のTX周波数が割り当てられていてもよい。
割り当てられた各TXバンド内の周波数ホッピングがオプションとして供給されることもある(シンセサイザホッピング)。シンセサイザホッピングはオプションとして、1つの分岐内の1つのセクタに割り当てられたTXバンドの間で、およびこれらのTXバンドと他の分岐内の対応するセクタに割り当てられたTXバンドの間でのベース・バンド・ホッピングとともに供給されてもよい。
図5に示すように、連邦政府当局が移動無線システムのオペレータに割り当てた周波数バンドは、移動無線システムにおけるTXおよびRX周波数バンドとして用いるために、複数のサブバンドB1〜B6に分割される。
例えばオペレータに12MHzの周波数バンドが割り当てられたとする。この場合、B1〜B6のそれぞれは、2MHz幅である。2MHzの中で200KHz幅のGSMキャリアが10個存在することになる。
第1のTXバンドでは分岐AとBが図5の左図に示すように交互に割り当てられ、その後AとBの分岐の対がセクタ間に配分される。B1とB2内のAとBの分岐は、図1あるいは図2および3に示したアンテナ装置におけるセクタS1に割り当てられ、B3およびB4内のAとBの分岐はS2に割り当てられ、B5とB6内のAとBの分岐はセクタS3に割り当てられる。TXバンドのこの分岐とセクタの割り当てプロセスは図5の右図の上部に示したTXバンド分布になる。TX1はセクタS1の分岐Aに割り当てられ、TX2は同じセクタS1の分岐Bに割り当てられ、TX3はセクタS2内の分岐Aに割り当てられ、TX4はセクタS2の分岐Bに割り当てられる。TX1バンドはB1サブバンド内にあり、T2はサブバンドB2内にあるものと理解すべきである。
各セクタでは送信はこのように2つの異なるTXバンドで行われる。後述する合分波技術を用いることで、このうちの1つは分岐Aで送信され、他のTXバンドは分岐Bで送信される。
次にRX周波数が分岐とセクタに割り当てられる。移動無線システムにおいては良く知られているように、一般にはTXバンドがRXバンドと関連している。図5はTXバンドTX1〜TX6に関連するRXバンドRX1〜RX6を示している。例えば、セクタS1分岐Aにおいては、送信はTX1バンドで行われるが、無線信号はRX1バンドで受信する。他のTXバンドTX2〜TX6とそれに関連するRXバンドRX2〜RX6についても同様である。
1つのセクタでダイバシティを可能とするためには、セクタの複数の分岐はすべて同じ信号を受信しなければならない。それ故、セクタS1の分岐Aはまた他の分岐BのRX2バンド上の信号の受信が必要になる。S1内の分岐Aは、それ故に、バンドRX1+RX2上の信号を受信しなければならない。送信がTXバンドTX2上で行われるセクタS1の分岐Bについても同じことがいえる。その関連するRXバンドRX2上での信号の受信に加えて、分岐BはA分岐上の信号を受信しなければならない。それ故に、B分岐はRX1+RX2上での受信が必要になる。これは図5の右図の下部に示されていて、そこでは個別RXバンドは破線で示されていて、結合RX1+RX2バンドは実線で示されている。同じ理由付けをセクタS2に適用して、そのAおよびB分岐は結合RXバンドRX5+RX6内に落ちる無線信号を受信しなければならない。
図6は本発明による無線基地局サイトの第1の実施形態を示す図である。同図では、上述した割り当て手続が実行されている。S1〜S3、TX1〜TX6、RX1〜6、およびA、Bのような、ここで用いている凡例は図5において指したものと同じ対象物を指すものとする。図6において、例えば、S3Aの記号はセクタS3の分岐Aを意味する。サイトは2つのTMA26、27、2つのフィーダ11、2つのフィルタユニット28、29およびRBS10を備えている。このサイトは2フィーダ3セクタサイトと記述する。TMA26はアンテナ装置のA分岐を備え、TMA27はB分岐を備える。TMA26は単一のフィーダ11に接続され、そのフィーダは次にフィルタユニット28に接続されている。TMA27は単一のフィーダ11に接続されており、そのフィーダは、ここではRBS10の中または外側にあるフィルタユニット29に接続されている。フィルタユニット28は図示のように配列された3つの帯域通過型フィルタTX1、TX3、TX5およびフルバンドRXフィルタを備えている。フィルタユニット29は図示のように配列された3つの帯域通過型フィルタTX2、TX4、TX6およびフルバンドRXフィルタを備えている。RBS内の不図示の送受信器(TRX)には送信器が送信できるそれぞれのTXバンドが割り当てられている。
図6のTMA26は図4における括弧S1とA;S2とA;S3とAの下のTMA12とが単一ユニットに結合されたものであるとして考えることができる。その場合、それぞれのセクタと分岐が図5の右部に示されているTXバンドおよびRXバンドに割り当てられたと仮定する。全てのセクタのA分岐を取り出して、それを単一のTMA26に結合することは、TMAに対して1つのフィーダだけを用いればよいという新しい特徴である。同様に全てのセクタのB分岐は結合されており、ただ1つのフィーダを持つ単一のTMA27となる。
特にTMA26はアンテナ装置のセクタS1、分岐Aに繋がる送信器バンドのための帯域通過型フィルタTX1と、RXフィルタからなる送受分離フィルタとを備えている。RXフィルタは、少なくともオペレータバンドを通過させる一方、RF増幅器の入力端に結合していて、その出力端は図5に示した結合周波数バンドRX1+RX2を透過させるRXフィルタに結合している。RX1+RX2フィルタは結合器30の入力端の1つに結合している。結合器は約3dBの減衰を持つハイブリッド型の結合器である。結合器の出力はフィーダ11に接続しているレール31に結合している。同様に、セクタS2分岐AはフィルタTX3およびRXを持つ送受分離フィルタ、RF増幅器、および結合フィルタRX3+RX4を備えている。RX3+RX4フィルタは結合器に結合している。同様に、セクタS3分岐AはフィルタTX5とRXを持つ送受分離フィルタ、RF増幅器、および結合フィルタRX5+RX6を備えている。RX5+RX6フィルタは結合器に接続している。結合器ではA分岐で受信し、フィルタされた信号が結合され、結合された信号はレール31に印加され、そこからフィーダ11に入る。
フィルタユニット28は図4の送受分離フィルタ22と同様な送受分離フィルタTX1およびRXを備える。RXフィルタは少なくともRX1、RX2、・・・・・RX6の周波数を通し、結合受信信号をRBS10の中の送受信器へと導き、そこで受信信号はTMA27で受信した、同様の結合受信信号との比較によるダイバシティ処理を受ける。
フィルタユニット28は、RBSの中の各TRXに接続しているTXフィルタTX3およびTX5を更に備えている。フィルタTX1、TX3およびTX5はすべてレール32に接続しており、そのレールはフィーダ11に接続している。フィルタ28内のTX1、TX3およびTX5を通過した個別のTX信号は同時にフィーダ11によってTMA26に供給され、そこでレール31に入り、分割されてTXフィルタTX1、TX3およびTX5に送られる。そこでフィルタされたTX1バンド内の送信器信号はS1の分岐Aにて送信され、TX3バンド内の送信器信号はS2の分岐Aにて送信され、TX5バンド内の送信器信号はS3の分岐Aにて送信される。レール31は2つの機能を持っている。それはTX信号に対する分割器として働く機能と、RX信号に対しては結合器として働く機能である。レール32も2つの機能を持っていて、TX信号に対する結合器として働く機能と、RX信号に対して分割器として働く機能である。
フィルタユニット29は、図示のように別のTXおよびRXバンドに対して設計されているが、フィルタユニット28と同じ構造を持っている。
本実施形態の主たる利点は、必要になるのが、たった2つのフィーダだけでよいことであり、これは図4に示した従前の技術による6フィーダと大きく異なる点である。
送信器周波数は周波数バンド内で周波数ホッピングを受けることが出来るということに注意すべきである。例えばバンドTX1に落ちるTX信号はTX1フィルタを通過する周波数バンド内でホップすることが出来る。これを達成する手段は後述するものとする。
図5と図6の実施形態に関する更なる利点は次のようなものである。RBS内の送信器は、セクタを相互に絶縁しなければならないという制約を受ける。この制約に応じるためには、同じ結合器/分割器内におけるTXバンド間にガードバンドが必要となってくる。TXバンドに対してはフィルタユニット28あるいは29は結合器として働き、TMA26あるいは27は分割器として働く。バンドとセクタの割り当てプロセスにより、分岐A内のセクタS1、S2およびS3はTX2、TX4およびTX6によって供給されるガードバンドだけ隔たっている。図5の右図の上部を参照されたい。対応して、TX1、TX3、およびTX5はB分岐内のセクタのTXバンド(TX2、TX4、およびTX6)間のガードバンドとして働く。
A分岐内のRX1、RX3、およびRX5フィルタは、それぞれ雑音が他のRXフィルタへリークする(チャンネル間雑音)のを防ぐようにしなければならない。これを実現すると雑音付加は生じない。
本実施形態の第3の利点はコネクタの数が少なくてよいということである。これによりTMAの費用を低減させることができる。
図7は図5と同様の表示である。図7ではオペレータバンドが12のサブバンドB1〜B12に分割されている。RBSの中の4つの送受信器(TRX)には1つのセクタである1つのサブ周波数バンドBが割り当てられている。サブバンドB1〜B4はセクタS1に割り当てられ、サブバンドB5〜B8はセクタS2に割り当てられ、B9〜B12はセクタS3に割り当てられている。
図7に関連して記述したのと同様の分岐およびセクタの割り当てプロセスに従って、各分岐と各セクタは2つのTXバンドが割り当てられる。この割り当てプロセスの結果として、セクタS1の分岐AはTXバンドであるTX1とTX3内にTX周波数が割り当てられ、S2の分岐AにはTX5とTX7が割り当てられ、S3の分岐AにはTX9とTX11が割り当てられる。アップリンクにダイバシティを提供するために、1つのセクタ、例えば、S1の分岐Aにおける受信信号は同じセクタの分岐Bにおける受信信号と同じでなければならない。図5と関連して与えられたのと同じ理由により、「自身」のRX周波数RX1とRX3(これはTX周波数TX1とTX3に関連するRX周波数である。)に加えて、分岐Aは同じセクタS1の分岐BのRX周波数を受信しなければならない。この後者のRX周波数はRX2とRX4である。それゆえに、分岐AはバンドRX1+RX2+RX3+RX4内の信号を受信しなければならない。同様にセクタS1の分岐BはバンドRX1+RX2+RX3+RX4内の信号を受信しなければならない。この結合RXバンドは図7の右下部に実線で示してある。破線は移動無線システムにて対応する個別のTX周波数と関連する個別のRXバンドを示している。割り当てプロセスの結果を図8〜図11に示す。
図8は3セクタS1〜S3を持つロジックアンテナ33の分岐Aを示す図である。図10は3セクタS1〜S3を持つ同様のロジックアンテナ34の分岐Bを示す図である。図7の割り当てプロセスの結果として、ロジックアンテナのそれぞれのセクタに割り当てられたTXバンドとRXバンドがそれぞれのセクタ内に表示されている。図9は図8に関連する図であり、図表型式で分岐A内の各セクタに割り当てられたTX周波数およびRX周波数を示す図である。図11は図10と関連して、図表型式で分岐B内の各セクタに割り当てられたTX周波数およびRX周波数を示す図である。分岐B内のTX周波数(すなわちTX2、TX4、TX6、・・・・TX12)は分岐AのTX周波数の間のガードバンドとして働き、その逆の関係も成立している。それゆえに分離条件もこの割り当てプロセスにより達成されている。
図12には本発明の第2の実施形態が示されている。本実施形態は図7〜図11に記述した割り当てプロセスに関連しており、そこでは1つの分岐のセクタには2つのTX周波数バンドが割り当てられている。第2の実施形態によれば、すべての分岐とセクタにおいて2つのTXバンドのうちの1つはRBS1という符号がつけられた第1のRBSに割り当てられ、2つのうちのもう1つはRBS2という符号の第2のRBSに割り当てられている。このように2つの基地局は同じアンテナ装置を共有する。これはどちらも周波数分割システムを利用する2つの異なる無線移動システムが同じ地理的領域において用いられる場合において有利である。例えばRBS1がGSMシステムを供給し、RBS2がDAMPSあるいはTDMAシステムを提供するということが出来る。本実施形態の主たる利点は、必要とされるのが、たった2つのフィーダだけであることである。これは図4に示した従来技術の場合と大きく異なる点であり、従来技術では2つの無線基地局に適用されると12個のフィーダが必要となっていた。
第2の実施形態は2つのTMA35と36を備えている。TMA35は図6のTMA26と同じ一般的な構成を持っていて、レール31に接続する複数の合分波TXフィルタと、それぞれのRF増幅器と狭帯域の結合RXフィルタを経由して結合器に接続している複数のフルバンドRXフィルタを備えている。図6との差異は各セクタが追加のRBSステーションのために追加のTXフィルタを持っていることと、各セクタにおいて結合RXフィルタが追加のRBSステーションのRX信号を通すようになっていることである。分岐Aのセクタの各フィルタは図8に示されていて、分岐AではそれらはTMA35に示されているように接続されている。分岐Bのセクタのそれぞれのフィルタは図10に示されていて、TMA36に示されているように同様に接続されている(TMA36は縮小して示されているため、参照番号は表示していない)。各TMAにおいてTX信号は分離される。
TMA35内の2つの分離フィルタTX1とTX3はTX1、TX2、TX3を通過させる単一のTXフィルタで置き換えることも出来る。これはコスト削減に役立つ。
セクタS1を参照する。次のセクタのフィルタTX5、TX7に対するガードバンドが必要であり、そのためのガードバンドはTX4バンドで供給されている。同様にTX8バンドはS2のバンドTX5、TX7と次のセクタ(S3)のフィルタTX9、TX11との間のガードバンドとして働く。
TMA35からの結合RX信号は単一のフィーダ11を経由してフィルタユニット37に供給される。TMA36からの結合RX信号は他の単一のフィーダ11を経由してフィルタユニット38に供給される。RBS1に属するAとBの分岐は両フィルタユニット37、38内のTXフィルタを用いる。RBS2に属する分岐Aはフィルタユニット37にあるフィルタを用い、一方、RBS2に属する分岐Bはフィルタユニット38内のフィルタを用いる。
TMA35からの結合RX信号はフィルタユニット37内の送受分離フィルタTX1〜RXのRXフィルタ39に供給され、そこからRBS1内のTRX群に供給され、そこでAおよびB分岐のRX信号が処理される。RXフィルタは少なくともRX1、RX2、・・・・RX12周波数を通過させる必要がある。TMA36からの結合信号はフィルタユニット38内の送受分離フィルタTX2〜RXのRXフィルタ40に供給され、そこからRBS1内のTRX群に供給され、そこでAおよびB分岐のRX信号が処理される。RXフィルタは少なくともRX1、RX2、・・・・RX12周波数を通過させる必要がある。RXフィルタ39を通ったRX信号の一部分がRBS2内のTRX群に移転され、そこでは矢印41によって直接結合を経由したA分岐内のRX信号を処理する。そのようにする理由は、フルバンドRXフィルタ43をRXフィルタ39およびTXフィルタTX3、TX7、TX11、TX1、TX5、およびTX9が接続しているレール44に接続することが出来ないからである。同じ周波数バンドのRXフィルタは1つだけレールに接続することが出来る。仮に同じ周波数バンドのRXフィルタを複数接続すると信号損失となる。同じ理由でRXフィルタ40を通過したRX信号の一部分がRBS2内のTRX群に移転され、そこで分岐B信号が処理される。これは矢印42によって示されている。RXフィルタ40がレール45に接続され、その受信信号はRBS1からRBS2へ矢印42で示した直接結合を経由して移転される。
図12に示した実施形態ではシンセサイザホッピングがそれぞれのTXバンドTX1〜TX12内で実行されてもよい。
本発明の第3の実施形態は図13に示す通りであり、そこでの周波数割り当ては図7〜11に示したものと同一である。第3の実施形態では2つのTMA35、36、2つのフィーダ11、2つのフィルタユニット46、47、分割器48、および1つのRBSを備える。TMAは第2の実施形態と同じである。第3の実施形態は現存の無線基地局の送受信器の多くが有する特徴を利用している。ここで言う特徴は送受信器(TRX)のハイブリッド結合対に関するものである。2つのTRXがハイブリッド結合器のそれぞれの入力に結合している。ハイブリッド結合器の出力はフィルタユニットに接続しており、そこから2つのTRXの両方からのTX信号がフィーダに供給される。ハイブリッド結合器を通過するTX信号は3dB減衰する。もしTRXの結合が図13の46、47のようなフィルタの組によって構成される場合はハイブリッド結合器損失がないため、出力パワーは3dB高くなる。第3の実施形態は、6対のハイブリッド結合器が備わっている既存の無線基地局と、ハイブリッド結合器が除外され、または乗り越えられているフィルタユニットとを備えた、すなわち12個の独立したTRXを備えた無線基地局として記述される。
これらTRX群は図7と関連して記したように、それぞれTXバンドTX1〜TX12が割り当てられており、個別のTRX群からのTX信号は図示したようなフィルタユニット46、47内のそれぞれのTXフィルタを通過する。フィルタユニット46は分岐Aに属し、フィルタユニット47は分岐Bに属する。フィルタユニット46からのTX信号は左方のフィーダ11を経由してTMA35に供給されており、そこでそれらは分割され、後に送信される。同様に、フィルタユニット47からのTX信号は右方のフィーダ11を経由してTMA36に供給され、そこで分割され、後に送信される。
TMA35からフィーダ11を経由してRBSへと供給される結合されたRX信号は、フィルタユニット46内のRXフィルタ39を通過して分割器48内で分割される。その結果の分割RX信号は、12個のTRX群TRX1−TRX12の各1つに供給される。同様に、TMA36からの結合RX信号は、フィルタユニット47へと供給され、そこから分割器48へ供給され、そこで分割される。その結果の分割信号は12個のTRX群TRX1〜TRX12の各1つに供給される。このようにして各送受信器はAおよびB分岐からのRX信号を受信してダイバシティ処理を行うことが出来る。
第3の実施形態において、シンセサイザホッピングは、それぞれ割り当てられたTXバンドの中であって、各セクタのTXバンド間で起こしてもよい。後者の周波数ホッピングはベース・バンド・ホッピングと呼ばれる。セクタS1内のベース・バンド・ホッピングを、TX1とTX3の間で起こすことが出来ることは明らかである。また、同じセクタS1の他の分岐B内で起こすことも出来る。これは、このセクタ内の移動器は分岐Aからも分岐Bからも到達可能であるからである。特にセクタS1内のベース・バンド・ホッピングはTX1、TX3、TX2およびTX4の間で起こってもよい。セクタS2ではベース・バンド・ホッピングはTX5、TX7、TX6、およびTX8の間で起こってもよい。セクタS3では、TX9、TX11、TX10、およびTX12の間で起こってもよい。
シンセサイザホッピングとベース・バンド・ホッピングをセクタS1内で実現する手段は図14の概略的ブロック図にて示される。各ベースバンドに対するシンセサイザホッパーは49に、ベースバンドホッパは50に示されている。シンセサイザホッピングとベース・バンド・ホッピングはバンド内とバンド間で同時に、好適にはランダムに起こる。セクタS2に対しては同様のホッパデバイス49がバンドTX5〜TX8のそれぞれの内部でホッピングを提供し、同様のベースバンドホッパがバンドTX5〜TX8間でホッピングを提供する。セクタS3に対しては同様のホッパデバイス49がバンドTX9〜TX12のそれぞれの内部でホッピングを提供し、同様のベースバンドホッパがバンドTX9〜TX12間でホッピングを提供する。デバイス49と50はRBSの内部に全て配置されている。
周波数ホッピングの主たる利点は雑音を含んだチャンネルの影響を低減することである。チャンネルに短時間、送信することによって単一の、雑音のあるチャンネルの影響が軽減される。GSMシステムでは、様々な200KHzチャンネル間でのホッピングによって、シンセサイザホッピングが送受信器内で起こる。一方、送受信器間でのホッピングによってベース・バンド・ホッピングが起こってもよい。
このように、今日の無線基地局にて存在するハードウェアを用いてシンセサイザホッピングとベース・バンド・ホッピングを提供することが可能である。本願出願人が知る限りにおいて、これは新しい特徴である。当該特徴により、ホッピングをより多くの周波数間で起こすことが出来るので、アンテナ装置をより使いやすいものにすることができる。
本発明の1つの変形例として、TMA26、27内の、およびTMA35、36内の結合器30は除去できる。各セクタ内のフルバンドRXフィルタのそれぞれからのRX信号は直接レール31に供給される。
結合器が用いられる理由を図6を参照して説明する。もし結合器を用いないこととすると、RX1、2フィルタの出力端でRX信号は、RX3、4フィルタへレール31を通してリークする。結合器はRX信号を3dB減衰させるハイブリッドまたは絶縁体として働く。しかしながら、結合器の前に接続されるLNAを用いると、用いなければ生じるであろう深刻なRX信号の減衰を軽減させることができる。
図15に本願出願人の同時係属の出願PCT/SE04/00359(本明細書に引用して取り込まれている)によるアンテナ・ダイバシティ・システムが示されている。TMA51は2つのダイバシティアンテナ13Aと13Bを備えている。アンテナ13Aは分岐Aに供給し、アンテナ13Bは分岐Bに供給する。TX鎖ではTXフィルタとRXフィルタを備えた送受分離フィルタ52が用いられている。分岐AおよびBのRX鎖ではRXフィルタRX1がそれぞれのアンテナに結合されている。分岐BではRX1フィルタはRF増幅器に接続され、その出力はミキサ54に接続されている。分岐AではRX1フィルタはLNAを経由して結合器に接続している。分岐Bのアンテナ13BからのRX信号は周波数変換されてRX1フィルタの通過周波数範囲外に落ちるような周波数になる。結合器では分岐AのRX信号は分岐Bの周波数変換RX信号と結合されて、TXフィルタとRX2フィルタをもつ送受分離フィルタ53に印加される。フィーダ11は送受分離フィルタ53に接続されている。周波数変換されているために分岐AとB上のダイバシティRX信号を単一のフィーダに通すことが出来る。
図16にオペレータに割り当てられた全周波数範囲を括弧55で示す。全RXバンドはフィルタRX2を通過できる範囲である。利用者チャンネルによって占められた周波数バンドは55で示され、周波数変換RX信号が占める周波数バンドは括弧56で示されている。
上述の実施形態では分岐(AまたはB)のセクタS1〜S3に割り当てられたTX周波数領域は重複していない。図17ではそれらは重複している。分岐A内のセクタS1はTX周波数バンド57が割り当てられ、同じ分岐AのセクタS2には同じ幅の周波数領域57が割り当てられ、同じことが分岐AのセクタS3にも当てはまる。分岐B内のセクタS1には他の周波数バンド58が割り当てられ、それは分岐Aの同じセクタ内の周波数バンド57とオーバーラップしている。そうすることによって分岐AとBの間のアンテナホッピングを供給することが可能となる。アンテナホッピングとは或る固定周波数の信号を分岐AとBでかわるがわる送信することである。これは一種のTXダイバシティを提供することになる。たとえば、GSMシステムでは放送制御チャンネル(BCCH)がアンテナホッピングを受けることになる。アンテナホッピングは固定周波数信号をRBS内の異なるTRX上で送信することによって実現される。
オーバーラッピングしている周波数バンド57、58を用いることで、同じ分岐のセクタ間のガードバンドの幅を上述の第1、第2、および第3の実施形態に比べて低減できる。図17でセクタS1とセクタS2におけるTXバンド57の間のガードバンドは2つの小さな逆向きの矢印で示されている。
RX1+RX2、RX3+RX4およびRX5+RX6のようなRXフィルタはそれほど急峻ではないので、フィルタ間でRXオーバーラッピングが生じるような、図17の円59で印された周波数領域が存在する。周波数スペクトルのこのような領域は、他のセクタから雑音が加わるため劣化要因である。この問題の解決策を提供するために、図15、16と関連する周波数変換技術が、図18にて示したように、ミキサ60がAおよびB分岐内のセクタS2に属するRX鎖の中に挿入する方式で、セクタS2のRXバンドに対して用いられる。アンテナで受信したRX信号は参照周波数f1とミキシングされ、ミキサ出力における周波数変換RX信号は、RX3’+RX4’周波数フィルタに印加される。参照周波数f1は、結果として生じる周波数変換RX信号がRX1+RX2およびRX5+RX6バンドの外で、図16に示すようにこれら周波数の上、或いは下に落ちるように選択される。このような方法でRX3+RX4バンドを周波数移動することによって領域59におけるフィルタ包絡線のオーバーラップがなくなり、その結果、当該領域が敏感な劣化要因ではなくなる。
図6に記述した実施形態において、TMA26と27におけるフルバンドRXフィルタは適当な動作周波数の帯域通過型フィルタで置き換えてもよい。例えば、S1A内のRXフィルタは帯域通過型フィルタRX1+RX2で置き換えてもよいし、S2A内のRXフィルタは帯域通過型フィルタRX3+RX4で置き換えてもよく、S3A内のRXフィルタは帯域通過型フィルタRX5+RX6で置き換えてもよい。同じことが図18に示した実施形態にも当てはまる。
同様に、図12と13におけるTMA35と36内のフルバンドRXフィルタは適当な動作周波数を持つ帯域通過型フィルタと置き換えてもよい。例えば、S1A内のRXフィルタは帯域通過型フィルタRX1+RX2+RX3+RX4で置き換えてもよいし、S2A内のRXフィルタは帯域通過型フィルタRX5+RX6+RX7+RX8で置き換えてもよく、S3A内のRXフィルタは帯域通過型フィルタRX9+RX10+RX11+RX12で置き換えてもよい。
図19はCDMA(符号分割多重接続)またはWCDMA(ワイドバンド符号分割多重接続)無線基地局と共有するTDMA(時分割多重接続)またはFDMA(周波数分割多重接続)の無線基地局のための3フィーダ3セクタサイトを開示している。配置は本発明の技術と本願出願人の同時係属の出願PCT/SE04/00359との組み合わせである。TDMA/FDMAシステムとCDMA/WCDMAシステムが異なる周波数バンド、例えば900MHzと2100MHz帯上にある場合、周波数は図21に示すように分布する。
図20に見られるように、TDMA、FDMA、CDMAあるいはWCDMAに関連なく、全てのRXバンドは同一のサブバンド内に落ち、全てのTXバンドは他の同じサブバンドに落ちる。従って別のオペレータに割り当てられたバンドとは隔離している。
図21の場合には、TDMAまたはFDMAに属するTXとRXは両方とも1人のオペレータに割り当てられた周波数バンドの全体、ここでは900MHzバンドの中に落ちることとなる。CDMAあるいはWCDMAの属するTXおよびRXバンドはオペレータに割り当てられた他の周波数バンドの全体、ここで2100MHzバンドの中に落ちることとなる。
図19を参照すると、同図に示された実施形態は図20と21に示された2つの場合をカバーしている。TX1、TX3およびTX5バンドはTDMA/FDMAに属し、セクタS1分岐A(S1A)、S2A、およびS3A上で送信される。CDMA/WCDMAの送信は2つの分岐AおよびBで行われる。移動ユニットからのCDMA/WCDMAの送受信は全てのセクタでオペレータに割り当てられたRXとTXバンドの同じ周波数領域を利用する。それ故に、図5に示したTDMA/FDMAシステムで用いたのと同様の周波数分割は用いられない。CDMA/WCDMAシステムでは2つの分岐のうちの分岐Bが周波数変換され、その結果のRXW’信号が図19の左端のTMAから単一のフィーダを経てCDMA/WCDMARBSへ供給される。図20(ここではWはCDMA/WCDMAを表す。)には周波数変換されたRXW信号は周波数図表の中央部に示されている。オペレータは通常は利用可能バンドの一部分だけを持っている。RBSが標準として割り当てられたフルバンドにて受信することが出来るので、1つのRXバンドを周波数変換技術を用いてフルバンドの中の他の、未使用の部分へ動かすことができる。TMAへ入力される、またはTMAから出力される全ての信号は周波数が異なるのでそれらは同じフィーダ上に供給することが出来る。
図22にはTDMAまたはFDMAシステム用の1フィーダ3セクタサイトが示されている。配置は本発明の開示するところと本願出願人の同時係属の出願PCT/SE04/00359が開示するところとの組み合わせである。バンド分割と分岐およびセクタ配置は図5に示したものと同様であるが、全ての送信は1つの分岐、分岐Aだけで行われる。TX1はTX2と統合され、TX3はTX4と、そしてTX5はTX6と統合される。このことは分岐AのTX1は分岐BのTX2と同一のアンテナ上で送信されることを意味し、またTX1はTX2と同じセクタに送信されることを意味し、それぞれの送信が同じエリアをカバーすることを意味している。B分岐で受信したRX信号はそれぞれの参照周波数とミキシングされる。その目的はその結果生じる周波数変換RX信号RX7〜RX12をオペレータバンドの他の部分に移すためである。RBSでは周波数移動したRX信号を元の周波数に変換して、ダイバシティ処理のために供給する。本実施形態の主たる利点は、必要になるフィーダが1本のみであるということである。
2セクタをもつ無線基地局(RBS)サイトも同様である。3より多いセクタのアンテナ装置をもつRBSサイトもまた同様である。本発明は例示された3セクタアンテナ装置に制限するものではない。
2つより多い分岐を利用したダイバシティも同様である。本発明は2アンテナダイバシティ装置に限定するものではない。
オペレータに割り当てられたバンドBを適切な数に分割することによってダイバシティ分岐の数を3またはそれ以上に増加させてもよい。図5を参照されたい。例えば、3分岐A、B、Cを用いる場合、各セクタは3つのサブバンドを備え、それが3個のセクタとなる。まとめると、オペレータバンドは3×3=9サブバンドB1〜B9に分割される。場合によってはアンテナ装置はたった2つのセクタを備えることもある。図5を参照されたい。この場合、各セクタは2つのサブバンドを備える。オペレータに割り当てられたバンドはたった2×2=4個のサブバンドB1〜B4に分割される。場合によってはアンテナ装置は4以上のセクタを備えることもある。図5を参照されたい。例えばアンテナ装置が4セクタを備え、2分岐AとBがある場合には、オペレータバンドは4×2=8サブバンドB1〜B8に分割されることとなる。
空間ダイバシティを考慮したアンテナ装置を備えた塔の頂上平面図である。 偏波ダイバシティを考慮したアンテナ装置を備えた塔の頂上平面図である。 図2に示したアンテナの概略的な前面図である。 従来技術による無線基地局サイトのブロック図である。 オペレータに割り当てられたTXバンドおよびRXバンドを示すとともに、これらのバンドを図1または図2に示した形のアンテナ装置の別々のセクタおよび分岐に割り当てるプロセスであって、図6に示す種類の無線基地局サイトに用いられるプロセスを示す図である。 本発明の第1の実施形態かかる無線基地局サイトのブロック図である。 本発明の第2および第3の実施形態にかかる無線基地局で用いるための周波数図表と変形された割り当てプロセスを示す図である。 無線基地局サイトの第2の実施形態と関連して適用された割り当てプロセスの結果としてTX周波数バンドおよびRX周波数バンドをそれぞれ有するセクタを、3つ備えるダイバシティアンテナの組の分岐Aを示す図である。 図8の分岐AにおけるTX周波数バンドおよびRX周波数バンドを示す図である。 、無線基地局サイトの第2の実施形態と関連して適用された割り当てプロセスの結果としてTX周波数バンドおよびRX周波数バンドをそれぞれ有するセクタを備え、図8と関連したアンテナの組の分岐Bを示す図である。 図10の分岐BにおけるTX周波数バンドおよびRX周波数バンドを示す図である。 本発明にかかる2つの無線基地局を持つ無線基地局サイトの第2の実施形態のブロック図である。 本発明による無線基地局サイトの第3の実施形態のブロック図である。 本発明による無線基地局サイトのどの実施形態にも関連して用いられる周波数シンセサイザホッピングとベース・バンド・ホッピングのためのデバイスのブロック図である。 1つの分岐内のRX信号が周波数変換されて他の分岐上で受信したRX信号と一緒に単一のフィーダ上を無線基地局へ供給される実施形態のブロック図である。 図15の関連を示す周波数図表である。 重複周波数バンドを用いることを示す周波数図表である。 図17による重複周波数バンドを用いて設計された2フィーダ3セクタサイトのブロック図である。 CDMAまたはWCDMAの無線基地局と共有するTDMAまたはFDMAの無線基地局のための3フィーダ3セクタサイトのブロック図である。 間隙を挟んだ2つのオペレータバンドに分割された単一の周波数バンドを示す周波数図表である。 2つのオペレータバンドに分割された2つの異なる周波数バンドを示す周波数図表である。 1フィーダ3セクタサイトのブロック図である。

Claims (18)

  1. 区画されたセルを持った周波数分割移動セルラーシステムの基地局サイトにおいて、無線基地局(1)とダイバシティ・アンテナ・システムの間にあるフィーダの数を低減する方法であって、
    前記ダイバシティ・アンテナ・システムがそれぞれのセルセクタ(S1−S3)において送受信するためのアンテナの組を備え、かつ該アンテナの組のそれぞれが、前記ダイバシティを提供するために少なくとも2つの分岐(A、B)を備えており、更に、前記セルラーシステムのオペレータには所定のオペレータ周波数バンドが割り当てられ、かつ該バンドはそれぞれ送信用および受信用の複数のバンド(TXバンドおよびRXバンド)に分割されており、
    前記方法は、前記各セルセクタ(S1−S3)に1つのRXバンドとTXバンドを割り当てる工程を備えており、該工程では、
    更に、2つ(A、B)またはそれ以上のダイバシティを提供するために割り当てられた前記TXバンドを1つ以上のサブバンド(B1−B6)に分割でき、
    1つの分岐の各セクタでは、信号が、該セクタに割り当てられたTXバンド内で送信されるように、1つの分岐のセクタ群に割り当てられたTXバンド(A:TX1、TX3、TX5、B:TX2、TX4、TX6)を分岐ごとにまとめて合波し、
    セクタ(S1)自身が割り当てされたRXバンド(RX1−2)内で受信した信号と、同一分岐(A)の他のセクタ(S2、S3)内にて受信した信号(RX3−4、RX5−6)とをセクタごとにまとめて結合し、
    単一のフィーダ上で、1つの分岐の全てのセクタにある前記合波したTX信号を送信し、前記結合したRX信号を受信することを特徴とする方法。
  2. 前記TXバンドとRXバンドとして、前記各分岐(A、B)内の各セクタ(S1−S3)に1つ以上の更なるTXバンドと1つ以上の更なるRXバンドが割り当てられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ以上の更なるTXバンドとRXバンドはそれぞれの個別の無線基地局と関連していることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記1つ以上の更なるTXバンドとRXバンドは単一の無線基地局と関連していることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記1つの分岐のセクタ群に割り当てられたTXバンドが他の分岐の対応するセクタに割り当てられたTXバンドによって周波数的に隔離され、該他の分岐の対応するセクタに割り当てられたTXバンドが、前記1つの分岐のセクタ群に割り当てられたTXバンドでのガードバンドとして働くとともに、その逆の関係も成立することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記アンテナシステムの所定のセクタに存在する移動局の呼が、該セクタに割り当てられたTX周波数バンド間のベースバンド周波数ホッピングを受けると同時に、TX周波数バンド内でシンセサイザ周波数ホッピングを受けることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 合波されたTX信号のそれぞれが個別のTXフィルタ内でフィルタされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. セクタごとにをまとめて結合される1つの分岐のRX信号は、アンテナ装置のサイトにおいて、個別の帯域通過型フィルタ内でフィルタされ、該個別のセクタの帯域通過型フィルタは、該セクタに割り当てられたRX周波数バンドを通すだけでなく、同じセクタの他の分岐に割り当てられたRX周波数バンドも通す特性を持つことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 区画されたセルを持った周波数分割移動セルラーシステムの無線基地局におけるアンテナダイバシティ装置であって、
    該ダイバシティアンテナ装置はそれぞれのセルセクタ(S1、S2、S3)において送受信するためのアンテナの組を備え、該アンテナの組のそれぞれはダイバシティを提供するために少なくとも2つの分岐(A、B)を備え、
    前記セルラーシステムのオペレータには所定のオペレータ周波数バンドが割り当てられ、該バンドは更にそれぞれ送信用および受信用の複数のバンド(TXバンドおよびRXバンド)に分割され、各セクタには1つのRXバンドと1つのTXバンドが割り当てられており、
    各分岐(A、B)内にTXおよびRXフィルタと、低雑音増幅器とを備える前記アンテナダイバシティ装置は、各分岐(A、B)に塔頂増幅器(26、27)を備え、
    前記個別の分岐(AまたはB)に備えられている塔頂増幅器は、セクタ群(S1、S2、S3)のそれぞれ1つにTX−およびRX−フィルタを備え、
    分岐(AまたはB)の塔頂増幅器は、
    前記分岐(A)のセクタ群に割り当てられた各TXバンドを分割するための分割器(31、TX1、TX3、TX5)と、
    1つのセクタ(S1)自身に割り当てられたRXバンド(RX1−2)における受信信号と、同じ分岐(A)の他のセクタ(S2、S3)における受信信号(RX3−4、RX5−6)とを結合するための結合器(30または31)と、
    前記塔頂増幅器が属する分岐のすべてのTXおよびRX信号を送信するための各塔頂増幅器に接続された単一のフィーダ(11)と
    を備えることを特徴とするアンテナダイバシティ装置。
  10. 前記1つのTXバンドと1つのRXバンドに加えて、各分岐の各セクタには1つ以上の更なるTXバンドと1つ以上の更なるRXバンドが割り当てられており、所定の分岐の各セクタは、1つ以上の更なるTXフィルタと、前記1つ以上の更なるRXバンドを通過させる(セクタの)RX帯域通過型フィルタと、を備えることを特徴とする請求項9に記載のアンテナダイバシティ装置。
  11. 前記1つのTXフィルタと前記1つ以上の更なるTXフィルタは、色々なTXフィルタに関連する各周波数を通過させる1つの単一TXフィルタに統合されることを特徴とする請求項10に記載のアンテナダイバシティ装置。
  12. 前記1つ以上の更なるTXフィルタと前記1つ以上の更なるRXフィルタユニットはそれぞれ個別の無線基地局に関連するものであることを特徴とする請求項9に記載のアンテナダイバシティ装置。
  13. 1つの分岐のセクタ群に関連するTXフィルタは、他の分岐の対応するセクタに関連するTXフィルタのTXバンドによって周波数的に隔離されており、該他の分岐の対応するセクタに関連するTXフィルタのTXバンドは、前記1つの分岐のセクタ群に関するTXフィルタのTX周波数間のガードバンドとして作用することを特徴とする請求項9に記載のアンテナダイバシティ装置。
  14. 前記結合器と合波器はフィーダに接続したレール(31)の形をした集積ユニットであることを特徴とする請求項9に記載のアンテナダイバシティ装置。
  15. 前記塔頂増幅器のセクタ群の全てにおいて受信したRX信号は、それぞれのRF増幅器とRXフィルタを経由して、別ユニット(30)の前記結合器に供給され、該結合器はレール(31)に接続され、該レールは塔頂増幅器の単一フィーダ(11)に接続されていることを特徴とする請求項9に記載のアンテナダイバシティ装置。
  16. 区画されたセルを持った周波数分割移動セルラーシステムの無線基地局サイトにおける無線基地局であって、
    前記無線基地局はダイバシティ・アンテナ・システムで利用可能であり、該ダイバシティ・アンテナ・システムはそれぞれのセルセクタ(S1、S2、S3)において送受信するためのアンテナの組を備え、該アンテナの組のそれぞれはダイバシティを提供するために少なくとも2つの分岐(A、B)を備えており、
    前記セルラーシステムのオペレータには所定のオペレータ周波数バンドが割り当てられ、該バンドが更にそれぞれ送信用および受信用の複数のバンド(TXバンドおよびRXバンド)に分割され、フィーダが前記ダイバシティ・アンテナ・システムと無線基地局との間に伸びており、各セクタには1つのTXバンドと1つのRXバンドが割り当てられており、
    各分岐(A、B)に備えられている塔頂増幅器(26、27)であって、個別の分岐(AまたはB)に備えられている塔頂増幅器は、セクタ群(S1、S2、S3)のそれぞれ1つにTX−およびRX−フィルタを備え、
    分岐(AまたはB)の塔頂増幅器は、
    前記分岐(A)のセクタ群に割り当てられた各TXバンドを分割するための分割器(31、TX1、TX3、TX5)と、
    1つのセクタ(S1)自身に割り当てられたRXバンド(RX1−2)における受信信号と同じ分岐(A)の他のセクタ(S2、S3)における受信信号(RX3−4、RX5−6)とを結合するための結合器(30または31)と、
    塔頂増幅器が属する分岐のすべてのTXおよびRX信号を送信するための各塔頂増幅器に接続された単一のフィーダ(11)と、を備え、
    無線基地局(RBS)フィルタユニット(28、29)は、それぞれのフィーダ(11)と無線基地局に備わっている送受信器(TRX)とに接続されており、
    分岐(A)のRBSフィルタユニットは少なくともオペレータ周波数バンドを通すバンドパスRXフィルタと個別のTXフィルタとを備え、
    各TXフィルタはRBSフィルタユニットが属している分岐のそれぞれのセクタと関連していることを特徴とする無線基地局。
  17. 各セクタには1つ以上の更なるTXバンドと1つ以上の更なるRXバンドが割り当てられており、更なるTXバンドとRXバンドの各々は無線基地局に関連しており、各RBSフィルタユニットは更なるTXバンドのそれぞれに対するTXフィルタを更に備えている無線基地局に接続されており、更なるRXバンドのそれぞれは少なくともオペレータ周波数バンドを通すそれぞれの更なるバンドパスRXフィルタと関連しており、分岐のRBSフィルタユニットが接続しているフィーダ内のRX信号は、まずバンドパスRXフィルタを通り、そこから送受分離TX/RXフィルタ、増幅器、および結合器を通り、そこから更なるバンドパスRXフィルタに接続され、その出力は更なる無線基地局に繋がっていることを特徴とする請求項13に記載の無線基地局。
  18. 割り当てられたTXバンドのそれぞれの中でシンセサイザ周波数ホッピングを提供する手段(49)と各セクタに割り当てられたTX周波数間でベースバンド周波数ホッピングを提供する手段(50)とを備えることを特徴とする請求項13に記載の無線基地局。
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